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技術 フック付き作業具リンク、建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法

出願人 株式会社小松製作所
発明者 小林秀彦松田直綱四塚大統
出願日 2017年10月23日 (3年3ヶ月経過) 出願番号 2017-204301
公開日 2019年5月23日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 2019-077519
状態 未査定
技術分野 クレーンの荷物係合要素 ショベル系(制御を除く)
主要キーワード アイフック 移動規制位置 アームピン リンクブッシュ 拘束具 固定フック 半径方向外周側 円環形
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

フックの操作が容易で、かつフックの操作時に作業者の手が汚れにくいフック付き作業具リンク建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法を提供する。

解決手段

フック2は、固定位置と固定解除位置との間で移動可能にリンク部材1に支持される。ピン3は、固定位置にあるフック2の部2a内に挿通されたロック位置と鉤部2a内から抜け出しロック解除位置との間で移動可能である。突出部材4は、ピン3がロック位置にあるときにピン3を中心として移動可能位置と移動規制位置との間で回転可能である。補助部材6は、突出部材4が移動可能位置にあるときにはピン3のロック位置とロック解除位置との間の移動を可能とし、かつ突出部材4が移動規制位置にあるときにピン3がロック解除位置へ移動することを規制する。突出部材4および補助部材6の双方は、第1プレート1aに対して、固定位置にあるフック2とは反対側に位置している。

概要

背景

従来から油圧ショベルアーム先端部にフックを設け、油圧ショベルの作業機クレーンとして使用する機種がある。しかし掘削作業時にフックがふらつくと、掘削作業がフックにより阻害されるうえ、フックが作業機を傷付けることになる。そこでフックをアームに固定することが求められる。

フックをアームに固定する構成は、たとえば韓国公開特許第10−2005−0111861号公報(特許文献1)に開示されている。上記特許文献1では、フックのロック状態ロック解除状態とを切換え固定フック軸と、固定フック軸を移動操作するための固定フックレバーとが設けられている。固定フック軸および固定フックレバーは、リンク部材の1対のプレートの間に配置されている。

概要

フックの操作が容易で、かつフックの操作時に作業者の手が汚れにくいフック付き作業具リンク建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法を提供する。フック2は、固定位置と固定解除位置との間で移動可能にリンク部材1に支持される。ピン3は、固定位置にあるフック2の部2a内に挿通されたロック位置と鉤部2a内から抜け出しロック解除位置との間で移動可能である。突出部材4は、ピン3がロック位置にあるときにピン3を中心として移動可能位置と移動規制位置との間で回転可能である。補助部材6は、突出部材4が移動可能位置にあるときにはピン3のロック位置とロック解除位置との間の移動を可能とし、かつ突出部材4が移動規制位置にあるときにピン3がロック解除位置へ移動することを規制する。突出部材4および補助部材6の双方は、第1プレート1aに対して、固定位置にあるフック2とは反対側に位置している。

目的

本発明は、フックの操作が容易で、かつフックの操作時に作業者の手が汚れにくいフック付き作業具リンク、建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1プレートを含むリンク部材と、部を有し、かつ固定位置と固定解除位置との間で移動可能に前記リンク部材に支持されたフックと、長手方向に延在した形状を有し、かつ前記リンク部材に対して前記長手方向に移動することにより前記固定位置にある前記フックの前記鉤部内に挿通されたロック位置と前記鉤部内から抜け出しロック解除位置との間で移動可能なピンと、前記長手方向に交差する交差方向に前記ピンから突き出し、かつ前記ピンが前記ロック位置にあるときに前記ピンを中心として移動可能位置と移動規制位置との間で回転可能な突出部材と、前記リンク部材に取り付けられ、前記突出部材が前記移動可能位置にあるときには前記ピンの前記ロック位置と前記ロック解除位置との間の移動を可能とし、かつ前記突出部材が前記移動規制位置にあるときに前記ピンが前記ロック解除位置へ移動することを規制する補助部材とを備え、前記突出部材および前記補助部材の双方は、前記第1プレートに対して、前記固定位置にある前記フックとは反対側に位置している、フック付き作業具リンク

請求項2

前記リンク部材が前記第1プレートに対向する第2プレートを含み、前記第1プレートは第1貫通孔を有し、前記第2プレートは第2貫通孔を有し、前記ピンは前記ロック位置にあるときに前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との双方の内部に挿入され、前記ピンは、前記ロック解除位置にあるときに前記第1貫通孔内に挿入され、前記第2貫通孔から抜け出るように構成されている、請求項1に記載のフック付き作業具リンク。

請求項3

前記突出部材は、前記長手方向に直交する面内において前記第1貫通孔の開口寸法よりも大きい寸法を有する、請求項2に記載のフック付き作業具リンク。

請求項4

前記ピンは、前記第1プレートに対して前記第2プレート側に位置する拡径部を有し、前記拡径部は、前記長手方向に直交する面内において前記第1貫通孔の開口寸法よりも大きい寸法を有する、請求項2に記載のフック付き作業具リンク。

請求項5

前記補助部材は、前記第1プレートから前記第2プレート側とは反対側へ延び、かつ前記移動規制位置にある前記突出部材の前記第1プレート側とは反対側に位置する壁部を有する、請求項2に記載のフック付き作業具リンク。

請求項6

前記突出部材が前記移動規制位置にあるときに前記補助部材に対する前記突出部材の回転を拘束する拘束具をさらに備えた、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のフック付き作業具リンク。

請求項7

前記拘束具は、前記突出部材に取り付けられており、前記補助部材は、前記拘束具を引っ掛けることができるように構成されている、請求項6に記載のフック付き作業具リンク。

請求項8

請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の前記フック付き作業具リンクと、アタッチメントと、アームとを備え、前記リンク部材は、前記アタッチメントと前記アームとを接続するリンク機構に含まれる、建設機械

請求項9

請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の前記フック付き作業具リンクのフック固定方法であって、前記フックを前記固定解除位置から前記固定位置へ移動させる工程と、前記ピンが前記フックの前記鉤部内から抜け出した前記ロック解除位置から前記長手方向に移動されることにより、前記固定位置にある前記フックの前記鉤部内に前記ピンが挿通された前記ロック位置となるように前記ピンを移動させる工程と、前記ピンが前記ロック位置にある状態で、前記移動可能位置から前記移動規制位置へ移動するように前記突出部材を、前記ピンを中心に回転させる工程とを備えた、フック固定方法。

技術分野

0001

本発明は、フック付き作業具リンク建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法に関するものである。

背景技術

0002

従来から油圧ショベルアーム先端部にフックを設け、油圧ショベルの作業機クレーンとして使用する機種がある。しかし掘削作業時にフックがふらつくと、掘削作業がフックにより阻害されるうえ、フックが作業機を傷付けることになる。そこでフックをアームに固定することが求められる。

0003

フックをアームに固定する構成は、たとえば韓国公開特許第10−2005−0111861号公報(特許文献1)に開示されている。上記特許文献1では、フックのロック状態ロック解除状態とを切換え固定フック軸と、固定フック軸を移動操作するための固定フックレバーとが設けられている。固定フック軸および固定フックレバーは、リンク部材の1対のプレートの間に配置されている。

先行技術

0004

韓国公開特許第10−2005−0111861号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記フックは、油圧ショベルのアーム先端部に設けられている。この部分はバケットの近傍である。このためバケットによる掘削などの作業時には、フックを格納するためのリンク部材の1対のプレート間などが溜まりやすい。

0006

上記特許文献1では、上記のとおり固定フック軸および固定フックレバーがリンク部材の1対のプレートの間に配置されている。このため1対のプレート間に泥などが溜まった場合、固定フックレバーを操作することが難しく、また操作する作業者の手が汚れやすい。

0007

また作業者は、1対のプレートの間の狭いスペース内で固定フックレバーを操作する必要があり、この点からも固定フックレバーを操作することが難しい。

0008

本発明は、フックの操作が容易で、かつフックの操作時に作業者の手が汚れにくいフック付き作業具リンク、建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本開示におけるフック付き作業具リンクは、リンク部材と、フックと、ピンと、突出部材と、補助部材とを備えている。リンク部材は、第1プレートを含んでいる。フックは、部を有し、かつ固定位置と固定解除位置との間で移動可能にリンク部材に支持されている。ピンは、長手方向に延在した形状を有し、かつリンク部材に対して長手方向に移動することにより固定位置にあるフックの鉤部内に挿通されたロック位置と鉤部内から抜け出しロック解除位置との間で移動可能である。突出部材は、長手方向に交差する交差方向にピンから突き出し、かつピンがロック位置にあるときにピンを中心として移動可能位置と移動規制位置との間で回転可能である。補助部材は、リンク部材に取り付けられ、突出部材が移動可能位置にあるときにはピンのロック位置とロック解除位置との間の移動を可能とし、かつ突出部材が移動規制位置にあるときにピンがロック解除位置へ移動することを規制する。突出部材および補助部材の双方は、第1プレートに対して、固定位置にあるフックとは反対側に位置している。

0010

本開示における建設機械は、上記のフック付き作業具リンクと、アタッチメントと、アームとを備えている。リンク部材は、アタッチメントとアームリンクとを接続するリンク機構に含まれている。

0011

本開示におけるフック固定方法は、上記のフック付き作業具リンクのフック固定方法であって、以下の工程を備えている。

0012

フックが固定解除位置から固定位置へ移動される。ピンがフックの鉤部内から抜け出したロック解除位置から長手方向に移動されることにより、固定位置にあるフックの鉤部内にピンが挿通されたロック位置となるようにピンが移動される。ピンがロック位置にある状態で、移動可能位置から移動規制位置へ移動するように突出部材がピンを中心に回転される。

発明の効果

0013

本開示によれば、上記によりフックの操作が容易で、かつフックの操作時に作業者の手が汚れにくいフック付き作業具リンク、建設機械およびフック付き作業具リンクのフック固定方法を実現することができる。

図面の簡単な説明

0014

一実施の形態における油圧ショベルの構成を示す斜視図である。
図1の油圧ショベルに用いられるフック付き作業具リンクの構成を示す分解斜視図である。
図1の油圧ショベルに用いられるフック付き作業具リンクの構成であって、フックが固定された状態を示す組立斜視図である。
図3のIV−IV線に沿う概略断面図である。
図2および図3に示されるフック付き作業具リンクのフック固定部材周辺を示す斜視図である。
図1の油圧ショベルに用いられるフック付き作業具リンクの構成であって、フックが固定解除位置にある状態を示す組立斜視図である。
図6に示す固定解除位置から図3に示す固定位置へフックを操作して固定する方法の第1工程を示す斜視図である。
図6に示す固定解除位置から図3に示す固定位置へフックを操作して固定する方法の第2工程を示す斜視図である。
図6に示す固定解除位置から図3に示す固定位置へフックを操作して固定する方法の第3工程を示す斜視図である。
図6に示す固定解除位置から図3に示す固定位置へフックを操作して固定する方法の第4工程を示す斜視図である。
拘束具の構成を概略的に示す図である。

実施例

0015

まず、本開示の一実施の形態における建設機械の構成について説明する。以下、本開示の思想を適用可能な建設機械の一例として油圧ショベルについて図1を用いて説明する。

0016

図1は、一実施の形態に係る油圧ショベルの構成を示す斜視図である。なお本開示は油圧ショベル以外にブルドーザホイールローダなどの建設機械にも適用可能である。以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」とは、運転室22a内の運転席22bに着座したオペレータを基準とした方向である。

0017

図1に示されるように、本実施の形態に係る油圧ショベル20は、走行体21と、旋回体22と、作業機23とを主に有している。走行体21と旋回体22とにより、油圧ショベル20の車両本体が構成されている。

0018

走行体21は、左右一対履帯21aを有している。左右一対の履帯21aが回転駆動することにより、油圧ショベル20が自走可能に構成されている。

0019

旋回体22は、走行体21に対して旋回自在に設置されている。旋回体22は、運転室22aと、カウンタウェイト22cとを主に有している。運転室22aは、旋回体22のたとえば前方左側(車両前側)に配置されている。運転室22aの内部には、オペレータが着座するための運転席22bが配置されている。

0020

カウンタウェイト22cは、旋回体22の後方側(車両後側)に配置されている。エンジンフードは、エンジンルームの少なくとも上方を覆うように配置されている。エンジンルーム内には、エンジンユニットエンジン排気処理ユニットなど)が収納されている。カウンタウェイト22cは、採掘時などにおいて車両本体のバランスをとるために、エンジンルームの後方に配置されている。

0021

作業機23は、土砂の掘削などの作業を行うためのものである。作業機23は、旋回体22の前方側に取り付けられている。作業機23は、たとえばブーム23a、アーム23b、バケット23c、油圧シリンダ23d、23e、23fなどを有している。ブーム23a、アーム23bおよびバケット23cの各々が油圧シリンダ23d、23e、23fによって駆動されることにより、作業機23は駆動可能である。

0022

ブーム23aの基端部は、ブームピン(図示せず)を介して、旋回体22に連結されている。ブーム23aは、ブームピンを中心に回転可能に設けられている。アーム23bの基端部は、アームピン23gを介して、ブーム23aの先端部に連結されている。アーム23bは、アームピン23gを中心に回転可能に設けられている。バケット23cは、バケットピン23hを介して、アーム23bの先端部に連結されている。バケット23cは、バケットピン23hを中心に回転可能に設けられている。

0023

アーム23bとバケット23cとを接続する機構は、リンク機構を構成している。このリンク機構は、アーム23bと、バケット23cと、リンク部材1と、バケットリンク24とを主に有している。

0024

上記のようにアーム23bとバケット23cとは、バケットピン23hにより互いに回転可能に接続されている。バケット23cとリンク部材1とはバケットピン27により連結されている。バケット23cとリンク部材1とはバケットピン27を中心に互いに回転可能に設けられている。

0025

リンク部材1とバケットリンク24とはリンクピン26により連結されている。リンク部材1とバケットリンク24とはリンクピン26を中心に互いに回転可能に設けられている。バケットリンク24とアーム23bとはアームピン25により連結されている。バケットリンク24とアーム23bとはアームピン25を中心に互いに回転可能に設けられている。

0026

リンク部材1には、フック2が取り付けられている。リンク部材1、フック2などからフック付き作業具リンク10が構成されている。フック2は、バケットピン27を中心にリンク部材1およびバケット23cに対して回転可能に設けられている。フック2には、ワイヤロープなどを引っ掛け重量物LOを吊り上げることができる。これにより油圧ショベル20は、いわゆるクレーンとしての作業を行なうことができる。

0027

次に、上記の油圧ショベル20に用いられるフック付き作業具リンクを構成する各部の構成について図2を用いて説明する。

0028

図2は、図1の油圧ショベルに用いられるフック付き作業具リンク10の構成を示す分解斜視図である。

0029

図2に示されるように、本実施の形態のフック付き作業具リンク10は、リンク部材1と、フック2と、ピン3と、突出部材4と、止め輪5(拘束具)と、補助部材6と、第1突起部7と、位置決め部8と、第2突起部9とを主に有している。

0030

リンク部材1は、第1プレート1aと、第2プレート1bと、連結部1eと、バケット側ボス1f、1gと、シリンダ側ボス1h、1iとを主に有している。第1プレート1aと第2プレート1bとは、互いに間隔をもって配設されている。第1プレート1aと第2プレート1bとは、たとえば互いに平行に延在している。第1プレート1aと第2プレート1bとは、連結部1eにより互いに連結されている。

0031

第1プレート1aと第2プレート1bとの各々は、平板形状を有している。第1プレート1aを貫通するように第1貫通孔1cが設けられている。第2プレート1bを貫通するように第2貫通孔1dが設けられている。第1貫通孔1cの開口径D2は、第2貫通孔1dの開口径D1よりも小さい。第1貫通孔1cと第2貫通孔1dとは、互いに同心となるように配置されている。

0032

第1プレート1aの一方端部(バケット23cとの接続部)にはバケット側ボス1fが取り付けられている。バケット側ボス1fには、貫通孔1faが設けられている。第2プレート1bの一方端部(バケット23cとの接続部)にはバケット側ボス1gが取り付けられている。バケット側ボス1gには、貫通孔1gaが設けられている。バケット側ボス1fの貫通孔1faとバケット側ボス1gの貫通孔1gaとは、互いに同心となるように配置されている。貫通孔1faと貫通孔1gaとには、バケット23cを接続するためにバケットピン27(図1)が挿通可能である。

0033

第1プレート1aの他方端部(バケットシリンダ23fとの接続部)にはシリンダ側ボス1hが取り付けられている。シリンダ側ボス1hには、貫通孔1haが設けられている。第2プレート1bの他方端部(バケットシリンダ23fとの接続部)にはシリンダ側ボス1iが取り付けられている。シリンダ側ボス1iには、貫通孔1iaが設けられている。シリンダ側ボス1hの貫通孔1haとシリンダ側ボス1iの貫通孔1iaとは、互いに同心となるように配置されている。貫通孔1haと貫通孔1iaとには、バケットシリンダ23fを接続するためにリンクピン26(図1)が挿通可能である。

0034

フック2は、鉤部2aと、継手部2bと、フック支持部2cとを有している。フック支持部2cは貫通孔2caを有している。この貫通孔2caは、バケット側ボス1fの貫通孔1faおよびバケット側ボス1gの貫通孔1gaと同心に配置された状態で、リンクブッシュ27aを挿通されている。これによりフック支持部2cは、リンク部材1に取り付けられている。フック支持部2cは、リンクブッシュ27aの軸回りに回転可能である。これによりフック2はリンク部材1に対して回転可能である。

0035

フック支持部2cには支持軸2dにより継手部2bが取り付けられている。継手部2bは、支持軸2dを中心としてフック支持部2cに対して回転可能である。継手部2bの先端には、鉤部2aが取り付けられている。

0036

鉤部2aは、たとえばラッチ付きのアイフックよりなっている。鉤部2aは、アイフック部材2aaと、ラッチ部材2abとを有している。アイフック部材2aaは、先端が鉤状に湾曲した形状を有している。ラッチ部材2abは、アイフック部材2aaに取り付けられている。ラッチ部材2abは、アイフック部材2aaの口の開いた部分を開閉可能である。

0037

ピン3は長手方向LD(軸方向)に延在した形状を有している。ピン3は、小径部3aと、大径部3b(拡径部)と、雄ねじ部3cとを有している。小径部3a、大径部3bおよび雄ねじ部3cは互いに長手方向LDに沿って並んでいる。小径部3aは長手方向LDの一方端と他方端とを有している。小径部3aの一方端は大径部3bに接続されている。小径部3aの他方端は雄ねじ部3cに接続されている。

0038

小径部3aと大径部3bと雄ねじ部3cとは一体的に構成されている。小径部3aと大径部3bと雄ねじ部3cとは、同心となるように互いに接続されている。大径部3bの外径D5は小径部3aの外径D4よりも大きい寸法を有する。大径部3bの外径D5は第1貫通孔1cの開口径D2よりも大きく、かつ第2貫通孔1dの開口径D1よりも小さい寸法を有する。

0039

雄ねじ部3cの外径D6は小径部3aの外径D4よりも小さい寸法を有する。雄ねじ部3cの外径D6および小径部3aの外径D4の各々は、第1貫通孔1cの開口径D2および第2貫通孔1dの開口径D1よりも小さい寸法を有する。

0040

なお上記外径D4、D5、D6の各々は、上記長手方向LDに直交する面内における寸法である。

0041

突出部材4は、円環部4aと、レバー部4bとを有している。円環部4aには貫通孔4aaが設けられている。突出部材4の貫通孔4aaは、ピン3の雄ねじ部3cが挿入可能に構成されている。円環部4aにはレバー部4bが接続されている。レバー部4bは、円環部4aの半径方向外周側に延びている。円環部4aとレバー部4bとは一体的に構成されている。レバー部4bの先端には止め輪5が回転可能に取り付けられている。突出部材4の円環部4aの外径D3(上記長手方向LDに直交する面内における寸法)は、ピン3の小径部3aの外径D4より大きく、第1貫通孔1cの開口径D2よりも大きい。円環部4aの内径D7は、ピン3の小径部3aの外径D4よりも小さく、かつ雄ねじ部3cの外径D6よりも大きい。

0042

ピン3の雄ねじ部3cには、ワッシャ3dおよび固定部材3eが取り付け可能である。ワッシャ3dは、円環形状を有し、円環形状の中央の貫通孔の直径は、雄ねじ部3cの外径D6よりも大きく、かつ突出部材4の円環部4aの外径D3よりも小さい。固定部材3eはたとえば2つのナットである。2つのナット3eの各々は、ピン3の雄ねじ部3cに螺合可能である。

0043

補助部材6は、リンク部材1の第1プレート1aに取り付けられている。補助部材6は、第1部分6aと、第2部分6bとを有している。第1部分6aは、第1プレート1aの表面から第2プレート1bとは反対側に突き出している。第2部分6bは、突き出した第1部分6aの先端から第1プレート1aの表面に沿って延びている。第1部分6aと第2部分6bとはたとえば互いに直交するように接続されている。これにより補助部材6は、略L字の形状を有している。第1プレート1aの表面と第2部分6bとの間には、突出部材4のレバー部4bを収納可能な隙間が設けられている。補助部材6は、止め輪5を引っ掛けることができるように構成されている。

0044

第1突起部7は、リンク部材1の第2プレート1bに取り付けられている。第1突起部7は、第2プレート1bの第1プレート1aと対向する面に接続されており、第1プレート1a側に向かって延びている。第1突起部7は、先端に傾斜部7aを有している。

0045

位置決め部8は、リンク部材1の第2プレート1bに取り付けられている。位置決め部8は、第2プレート1bの第1プレート1aと対向する面に接続されており、第1プレート1a側に向かって延びている。位置決め部8の第2貫通孔1d側の面には、凹部8aが設けられている。凹部8aは、フック2が固定位置にあるときに、フック2の鉤部2aを保持するための部分である。位置決め部8は、第1プレート1aと第2プレート1bとの間に位置している。

0046

第2突起部9は、リンク部材1の第1プレート1aに取り付けられている。第2突起部9は、第1プレート1aの第2プレート1bと対向する面に接続されており、第2プレート1b側に向かって延びている。第2突起部9は、先端に傾斜部9aを有している。

0047

第1プレート1a、第2プレート1b、連結部1e、バケット側ボス1f、1gおよびシリンダ側ボス1h、1iは、一体的に構成されており、リンク部材1を構成している。リンク部材1、補助部材6、第1突起部7、位置決め部8および第2突起部9は一体的に構成されている。

0048

次に、上記フック付き作業具リンク10の組み立てについて図2および図3を用いて説明する。

0049

図3は、図1の油圧ショベルに用いられるフック付き作業具リンクの構成を示す組立斜視図である。図2および図3に示されるように、フック2の貫通孔2caは、バケット側ボス1fの貫通孔1faおよびバケット側ボス1gの貫通孔1gaと同心に配置される。この状態で、フック2の貫通孔2ca、バケット側ボス1fの貫通孔1faおよびバケット側ボス1gの貫通孔1gaに、リンクブッシュ27aが挿通される。これによりフック支持部2cは、リンク部材1に取り付けられる。フック支持部2cは、バケットピン27を中心にリンク部材1に対して回転可能である。

0050

ピン3が第2プレート1bの第2貫通孔1dに挿通される。その後、ピン3が第1プレート1aの第1貫通孔1cに挿通される。その後、第1プレート1aに対して第2プレート1b側とは反対側に突き出したピン3の雄ねじ部3cが、突出部材4の円環部4aの貫通孔4aaおよびワッシャ3dの貫通孔にこの順で嵌められる。この際、円環部4aの内径D7がピン3の小径部3aの外径D4よりも小さいため、突出部材4がピン3の小径部3aまで移動することはない。この後、固定部材3e(たとえば2つのナット)が雄ねじ部3cに螺合される。これにより突出部材4およびワッシャ3dがピン3から抜け落ちることが防止される。

0051

以上によりフック付き作業具リンク10は組み立てられる。
次に、上記フック付き作業具リンク10の組み立て後の構成であって、フック2がリンク部材1に固定された状態について図3図5を用いて説明する。

0052

図4は、図3のIV−IV線に沿う概略断面図である。図5は、図2および図3に示されるフック付き作業具リンクのフック固定部材周辺を示す斜視図である。

0053

図3に示されるように、フック2がリンク部材1に固定された状態において、フック2はリンク部材1に対して固定位置に位置している。フック2の固定位置とは、図5に示されるように、フック2が位置決め部8の凹部8a上に載置された状態である。またフック2の固定位置とは、鉤部2aのアイフック部材2aaとラッチ部材2abとにより構成される孔が第1プレート1aの第1貫通孔1cおよび第2プレート1bの第2貫通孔1dと同心となる位置である。また、この固定位置において、鉤部2aの全体は第1プレート1aと第2プレート1bとに挟まれる領域の中に位置している。

0054

なおフック2のリンク部材1に対する固定が解除された場合、フック2はリンク部材1に対して回転可能である。この回転により、フック2は、上記の固定位置から図6に示される固定解除位置へ移動することができる。

0055

図4に示されるように、フック2がリンク部材1に固定された状態において、ピン3はロック位置に位置している。ピン3のロック位置とは、固定位置にあるフック2の鉤部2a内にピン3が挿通された状態である。より具体的には、ピン3のロック位置とは、ピン3が鉤部2aの上記孔と第1プレート1aの第1貫通孔1cと第2プレート1bの第2貫通孔1dとの全てに挿通された状態である。この状態においては、フック2の回動はピン3により制限されている。

0056

図3および図5に示されるように、フック2がリンク部材1に固定された状態において、突出部材4は移動規制位置に位置している。突出部材4の移動規制位置とは、突出部材4のレバー部4bが、第1プレート1aの表面と補助部材6の第2部分6bとの間の隙間に収納された状態である。より具体的には、突出部材4の移動規制位置とは、第1プレート1aの表面と、レバー部4bに対して第1プレート1a側とは反対側に位置する補助部材6の壁部6ba(図5)とによりレバー部4bの長手方向LD(図2)の移動が規制された状態である。

0057

これにより突出部材4が移動規制位置にあるときには、突出部材4およびピン3を第1プレート1aに対して第2プレート1b側とは反対側へスライド移動させることができない。このため突出部材4が移動規制位置にあるときには、補助部材6によりピン3が後述するロック解除位置へ移動することは規制されている。

0058

また突出部材4が移動規制位置にあるときには、長手方向LDを中心としたレバー部4bの回転方向の一方には補助部材6の第1部分6aが位置している。この第1部分6aは、突出部材4がこれ以上回転しないように突出部材4の回転を規制している。

0059

なお突出部材4が移動規制位置にあるときには、突出部材4のレバー部4bは補助部材6の第1部分6aおよび第2部分6bの各々に当接していてもよく、また当接していなくてもよい。

0060

また図5に示されるように、フック2がリンク部材1に固定された状態において、フック2の鉤部2aは、第1突起部7の傾斜部7aおよび第2突起部9の傾斜部9aの各々に当接していてもよく、また当接していなくてもよい。第1突起部7および第2突起部9の各々は、上記固定状態にあるフック2が作業時などにふらつくのを防止するフック固定部材として機能する。

0061

フック2がリンク部材1に固定された状態においては、突出部材4に取り付けられた止め輪5が補助部材6に引っ掛けられている。これにより突出部材4がピン3を中心に回転することが拘束されている。

0062

フック2がリンク部材1に固定された状態においては、フック2は第1プレート1aと第2プレート1bとの間に格納されており、ピン3によりその位置を固定されている。このため、フック2はリンク部材1に対して回転することは防止されており、掘削などの作業時に作業の邪魔になることはない。

0063

本実施の形態において、突出部材4および補助部材6の双方は、第1プレート1aに対して、上記固定位置にあるフック2とは反対側に位置している。突出部材4および補助部材6の双方は、第1プレート1aと第2プレート1bとに挟まれる領域内に配置されていない。

0064

次に、上記フック付き作業具リンク10の組み立て後の構成であって、フック2がリンク部材1に対して固定を解除された状態について図6を用いて説明する。

0065

図6に示されるように、フック2がリンク部材1に対して固定を解除された状態において、フック2は、固定解除位置に位置している。フック2の固定解除位置は、フック2が図3に示す固定位置からリンク部材1に対して回転した状態である。この固定解除位置において、鉤部2aのアイフック部材2aaとラッチ部材2abとにより構成される孔は、第1プレート1aの第1貫通孔1cおよび第2プレート1bの第2貫通孔1dと同心となってはいない。また、この固定解除位置において、フック2の鉤部2aは、第1プレート1aと第2プレート1bとに挟まれる領域の外に出ている。

0066

この状態において、ピン3はロック位置と同等の状態にある。具体的には、ピン3は、第1プレート1aの第1貫通孔1cと第2プレート1bの第2貫通孔1dとの双方に挿通されている。また突出部材4は移動規制位置に位置している。具体的には、突出部材4のレバー部4bは、第1プレート1aの表面と補助部材6の第2部分6bとの間の隙間に収納されている。また止め輪5は、補助部材6に引っ掛けられている。

0067

次に、図6に示す固定解除位置から図3に示す固定位置へフック2を操作してリンク部材1に固定する方法について図3図11を用いて説明する。

0068

図6に示されるように、この状態においては、フック2は上記のとおり固定解除位置に位置している。この状態から、止め輪5が突出部材4のレバー部4bに対して矢印A1の方向へ回転される。これにより止め輪5と補助部材6との係合状態(引っ掛けられた状態)が解除される。

0069

この後、突出部材4がピン3の長手方向LDを中心として矢印A2方向へ回転される。これにより突出部材4のレバー部4bが、第1プレート1aの表面と補助部材6の第2部分6bとの間の隙間から抜け出す。これにより突出部材4は、移動規制位置から移動可能位置へ移行する。

0070

この後、ピン3が長手方向LDに沿って矢印A3方向(第2プレート1bから離れる方向)へスライド移動される。

0071

図7に示されるように、上記ピン3のスライド移動により、ピン3が、第2プレート1bの第2貫通孔1dから抜け出す。これによりピン3は、ロック位置からロック解除位置へ移行する。この際、ピン3の大径部3bの外径D5(図2)は、第1貫通孔1cの開口径D2よりも大きいため、大径部3bは第1貫通孔1cを通過できない。よってピン3が第1プレート1aから抜け落ちることはない。この後、フック2が固定解除位置からリンクブッシュ27aの回りに矢印A4方向へ回転される。

0072

図8に示されるように、上記フック2の回転により、フック2の鉤部2aは第1プレート1aと第2プレート1bとに挟まれる領域に位置する。この際、フック2は、位置決め部8の凹部8aに当接する位置(固定位置)まで回転される。この後、ピン3がピン3の長手方向LDに沿って矢印A5方向へスライド移動される。

0073

図9に示されるように、上記ピン3のスライド移動により、ピン3が、鉤部2aの孔と第1プレート1aの第1貫通孔1cと第2プレート1bの第2貫通孔1dとの全てに挿通された状態となる。これによりピン3は、ロック解除位置からロック位置へ移行し、フック2の回動はピン3により制限される。

0074

上記ピン3のスライド移動により、突出部材4もピン3とともに第1プレート1a側にスライド移動する。この後、突出部材4が矢印A6方向に回転される。

0075

図10に示されるように、上記の突出部材4の回転により、突出部材4のレバー部4bが、第1プレート1aの表面と補助部材6の第2部分6bとの間の隙間に収納される。これにより突出部材4は、移動可能位置から移動規制位置へ移動し、ピン3の長手方向LDに沿うスライド移動が制限される。この後、止め輪5が矢印A7方向に回転される。

0076

図3に示されるように、上記の止め輪5の回転により、止め輪5が補助部材6に引っ掛けられる。これにより突出部材4が移動規制位置から移動可能位置へ回転することが止め輪5と補助部材6との係合により妨げられる。

0077

以上によりフック2はリンク部材1に固定される。
リンク部材1によるフック2の固定を解除する方法は、上記と逆の動作により可能である。まず図3の状態から止め輪5が回転されることにより、図10に示されるように、止め輪5が補助部材6から外される。この後、突出部材4がピン3の長手方向LDを中心にして移動規制位置(図10)から移動可能位置(図9)へ回転される。これにより図9に示されるように、突出部材4の第1プレート1aとは反対側には補助部材6が位置しなくなる。

0078

この後、ピン3が長手方向LDへロック位置(図9)からロック解除位置(図8)へスライド移動される。これにより図8に示されるように、ピン3が第2プレート1bの第2貫通孔1dから抜け出し、さらにフック2の鉤部2a内から抜け出す。

0079

この後、フック2がバケットピン27を中心にして固定位置(図8)から固定解除位置(図7)へ回転される。これにより図7に示されるように、フック2は第1プレート1aと第2プレート1bとの間の領域から出る。この後、必要に応じてピン3がスライドされ、かつ突出部材4が回転されることにより、図6に示す状態となる。以上により図1に示されるように、重量物LOを鉤部2aに引っ掛けることが可能となる。

0080

なお図11に示されるように、止め輪5の両端部5a、5bは、突出部材4に支持されている。止め輪5の一方端部5aが支持される位置AX1と、他方端部5bが支持される位置AX2とは、突出部材4の先端面に直交する方向から見たときにずれている。

0081

これにより図3および図6に示されるように止め輪5が補助部材6に引っ掛けられる際に、止め輪5が変形する。このため、止め輪5が補助部材6に引っ掛けられた状態では、止め輪5の変形に必要な力を止め輪5に加えない限り止め輪5は補助部材6から外れない。

0082

次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
図3において第1プレート1aに対してフック2が配置される側の領域(第1プレート1aと第2プレート1bとに挟まれる領域)は、作業時に泥が溜まりやすい。このため第1プレート1aに対してフック2が配置される側の領域に、突出部材4および補助部材6が配置されていると、泥により突出部材4の操作が難しくなるとともに、作業者の手が泥などにより汚れやすくなる。

0083

これに対して本実施の形態によれば、図3に示されるように、突出部材4および補助部材6の双方は、第1プレート1aに対して、上記固定位置にあるフック2とは反対側に位置している。このため、突出部材4および補助部材6に泥が付きにくくなるため、突出部材4の操作が容易になり、それに伴ってフック2の操作も容易となる。また突出部材4および補助部材6に泥が付きにくくなるため、突出部材4を操作する作業者の手が汚れにくくなる。

0084

また突出部材4および補助部材6の双方は、第1プレート1aと第2プレート1bとに挟まれる領域に位置していない。このため第1プレート1aと第2プレート1bとの間の狭いスペース内で固定部材4を操作する必要がなく、この点からも固定部材4の操作が容易となる。

0085

また本実施の形態によれば、図3に示されるように、突出部材4が移動規制位置にある状態では、ピン3がロック解除位置へ移動することが補助部材6により規制されている。これによりピン3はロック位置に維持され、リンク部材1に対するフック2の固定は維持される。

0086

また突出部材4が移動規制位置から移動可能位置に回転することにより、ピン3はロック解除位置へ移動することが可能となる。ピン3がロック解除位置に移動すると、ピン3は、鉤部2aのアイフック部材2aaとラッチ部材2abとにより構成される孔から抜け出すことができる。これによりフック2の固定は解除され、フック2をリンク部材1に対して回転させることができる。

0087

このように本実施の形態によれば、フック付き作業具リンク10から何らの部品も取り外すことなく、フック2の固定と固定解除とが可能である。このためフック付き作業具リンク10から取り外した部品を紛失することはない。

0088

また本実施の形態では、ばねなどの付勢手段を用いることなく上記の動作が可能である。このため本実施の形態のフック付き作業具リンク10の構造は簡単である。また本実施の形態のフック付き作業具リンク10では、付勢手段の付勢力が弱まることにより、建設機械20の振動などで意図せずにフック2の固定が解除されることも防止される。よって建設機械20が振動しても、フック2の固定状態を確実に維持することができる。

0089

本実施の形態では、図3および図5に示されるように、突出部材4と補助部材6とが移動規制位置にあるときに補助部材6に対する突出部材4の回動を止め輪5(拘束具)が拘束する。これにより、突出部材4が補助部材6に対して回転することによって移動可能位置に移動することがより確実に防止される。よって、建設機械20が振動しても、フック2の固定状態をより確実に維持することができる。

0090

本実施の形態では、図3および図5に示されるように、止め輪5(拘束具)は、突出部材4に取り付けられており、補助部材6は、止め輪5を引っ掛けることができるように構成されている。このように止め輪5を補助部材6に引っ掛けることにより、補助部材6に対する突出部材4の回動を止め輪5により拘束することができる。

0091

本実施の形態においては、図4に示されるように、ピン3は、ロック位置にあるときには第1貫通孔1cと第2貫通孔1dとの双方の内部に挿入されている。これによりピン3は、ロック位置にあるときには第1プレート1aおよび第2プレート1bとの双方に固定される。このため、ピン3が鉤部2a内に挿通されることにより、フック2はリンク部材1に対して回転することができない。よってフック2はリンク部材1に対して固定される。

0092

また図7に示されるように、ピン3は、ロック解除位置にあるときには第1貫通孔1c内に挿入され、第2貫通孔1dから抜け出る。これによりピン3は鉤部2aの孔内からも抜け出ることができる、よって、ピン3がロック解除位置になることでフック2はリンク部材1に対して回転することができ、フック2に重量物LOを引っ掛けて作業機23をクレーンとして用いることができる。

0093

本実施の形態においては、図2に示されるように、ピン3の大径部3bは、第1プレート1aと第2プレート1bとの間に位置し、かつ第1貫通孔1cの開口径D2よりも大きい外形(寸法)D5を有している。これにより大径部3bは第1貫通孔1cを通過することはできない。よってピン3が第1貫通孔1cから抜け落ちることは防止される。

0094

また突出部材4の円環部4aの外径D3は、第1貫通孔1cの開口径D2よりも大きい。このため円環部4aは、第1貫通孔1cを通過することはできない。よってピン3が第2貫通孔1dから抜け落ちることは防止される。

0095

本実施の形態においては、図2に示されるように、補助部材6は、第1プレート1aから第2プレート1b側とは反対側に延び、かつ移動規制位置にある突出部材4のレバー部4bの第1プレート1a側とは反対側に位置する壁部6ba(図5)を有している。これにより移動規制位置にある突出部材4がピン3の長手方向LDに移動することが制限されるため、ピン3がロック解除状態となることが阻止されている。

0096

本実施の形態においては、図1に示されるように、リンク部材1は、バケット23c(アタッチメント)とアーム23bとを接続するリンク機構に含まれている。これにより、バケットリンク機構にフック2を取り付け、かつフック2によりバケットリンク機構に傷がつくこと、および作業の邪魔になることが防止される。

0097

なお上記においてはフック付き作業具リンク10がアーム23bとバケット23cとを接続するリンク機構に含まれるリンク部材として説明したが、バケット23c以外のアタッチメントをアーム23bに接続するリンク機構に含まれるリンク部材であってもよい。

0098

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0099

1リンク部材、1a 第1プレート、1b 第2プレート、1c 第1貫通孔、1d 第2貫通孔、1e 連結部、1f,1gバケット側ボス、1fa,1ga,1ha,1ia,2ca,4aa 貫通孔、1h,1iシリンダ側ボス、2フック、2a鉤部、2aaアイフック部材、2abラッチ部材、2b継手部、2c フック支持部、2d支持軸、3ピン、3a小径部、3b 大径部、3c雄ねじ部、3dワッシャ、3e固定部材(ナット)、4突出部材、4a 円環部、4bレバー部、5止め輪、5a 一方端部、5b他方端部、6補助部材、6a 第1部分、6b 第2部分、6ba 壁部、7 第1突起部、7a,9a 傾斜部、8位置決め部、8a 凹部、9 第2突起部、10 フック付き作業具リンク、20油圧ショベル、21走行体、21a履帯、22旋回体、22a運転室、22b運転席、22cカウンタウェイト、23作業機、23aブーム、23bアーム、23c バケット、23d油圧シリンダ、23fバケットシリンダ、23g,25アームピン、23h,27バケットピン、24バケットリンク、26リンクピン、27aリンクブッシュ、LO重量物。

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