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技術 包装容器

出願人 株式会社トービ
発明者 小村真也梅中英之
出願日 2017年10月25日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2017-206562
公開日 2019年5月23日 (4ヶ月経過) 公開番号 2019-077478
状態 未査定
技術分野 紙製の円筒・円錐容器 紙器 包装体
主要キーワード 正面視円形状 フラップ形状 糊しろ 立体形 中間平面 正面視形状 折り返し線 被把持物
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月23日)のものです。
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図面 (20)

課題

被包装物を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物が脱落しにくく、保持された被包装物が回転せず、球状または保持体の厚みよりも太い形態の被包装物を包装することができる包装容器を提供する。

解決手段

包装容器10は、保持体20を備える。被包装物Mは、輪郭部OLと輪郭中心点OLCとを有する。輪郭部は、被把持部GRを含む。保持体は、窓部30が形成されている。窓部は、被包装物の輪郭部と略同一形状の枠32と窓部中心点30cとを有し、複数のフラップ片36が、枠または枠近傍に設けられ、フラップ片の第1折線36f1と窓部中心点30cとの間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さに比べて、等しいか長く、第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化した際の、当該フラップ片の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さは、被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さに比べて、短い。

概要

背景

特許文献1には、従来の包装容器の一例が記載されている。この包装容器は、底部18側に連設された第1の被包装物保持板50と第2の被包装物保持板70とが、第1の折り返し線24と第2の折り返し線26とを介して胴板12、14側の内面側に折り返され、包装容器(保持体)の内部で被包装物Gを下側から支持する。また、被包装物の包装方法は、包装容器の下側に位置する第1の被包装物保持板50と第2の被包装物保持板70との間から第1の胴板12と第2の胴板14との間の収容部内に挿入して収容する方法である。

概要

被包装物を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物が脱落しにくく、保持された被包装物が回転せず、球状または保持体の厚みよりも太い形態の被包装物を包装することができる包装容器を提供する。包装容器10は、保持体20を備える。被包装物Mは、輪郭部OLと輪郭中心点OLCとを有する。輪郭部は、被把持部GRを含む。保持体は、窓部30が形成されている。窓部は、被包装物の輪郭部と略同一形状の枠32と窓部中心点30cとを有し、複数のフラップ片36が、枠または枠近傍に設けられ、フラップ片の第1折線36f1と窓部中心点30cとの間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さに比べて、等しいか長く、第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化した際の、当該フラップ片の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さは、被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さに比べて、短い。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被包装物を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物が脱落しにくく、保持された被包装物が回転せず、球状または保持体の厚みよりも太い形態の被包装物を包装することができる包装容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

被包装物包装するための包装容器であって、可撓性を有し被包装物を把持ないし支持する保持体を備え、被包装物は、被包装状態における正面視の形状の輪郭線を形成する輪郭部と、輪郭線の中心点となる輪郭中心点と、を有し、輪郭部は、保持体の一部に把持される部分である被把持部を含み、保持体は、被包装物を保持体の内側に導入するための窓部が形成されており、窓部は、被包装物の輪郭部と略同一形状の枠と、枠の中心点となる窓部中心点と、を有し、被包装物の被把持部を把持する複数のフラップ片が、窓部の枠または枠近傍に位置する保持体の複数の部位に設けられ、複数のフラップ片はそれぞれ、保持体の内側に向かって折れ曲がることを可能とするための平行な第1折線および第2折線と、第1折線を介して窓部の枠または枠近傍の保持体の部位に接続し第1折線と第2折線との間に位置するフラップ片支持部と、フラップ片支持部に第2折線を介して接続し第2折線から窓部中心点側に向いて延びるフラップ片本体部と、を有し、それぞれのフラップ片の第1折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、等しいか長く、それぞれのフラップ片の第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化した際の、当該フラップ片の第2折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、短いことを特徴とする、包装容器。

請求項2

熱収縮により被包装物を包むシュリンクフィルムを更に備え、シュリンクフィルムは、いずれか1つのフラップ片のフラップ片本体部に接着され、シュリンクフィルムに包まれた被包装物は、保持体の内側で、複数のフラップ片によって支持ないし把持されることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。

請求項3

保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、窓部は、窓部の枠から枠外側の保持体の部位にまで切り欠かれて形成された、複数のフラップ片と同数矩形状の切欠部を有し、フラップ片支持部は、窓部中心点に向かってフラップ片が展開するように、窓部中心点から見て切欠部の外側に位置する保持体の部位に第1折線を介して接続されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装容器。

請求項4

保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、窓部の枠は、複数の直線部分を有し、複数のフラップ片のフラップ片支持部はそれぞれ、複数の直線部分のそれぞれに第1折線を介して接続されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装容器。

請求項5

保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、1枚の台紙体を折ることにより形成されており、台紙体は、保持体に形成された際に前部を構成する前部構成部と、保持体に形成された際に背部を構成し前部構成部と折り曲げ可能に接続して並列する背部構成部と、前部構成部または背部構成部と折り曲げ可能に接続して並列する糊しろ片と、糊しろ片と折り曲げ可能に第1折線を介して接続して並列する1つ以上のフラップ片と、を有し、保持体は、台紙体を折って、糊しろ片を前部構成部又は背部構成部に接着して、形成され、1つ以上のフラップ片は、第1折線が窓部の枠または枠近傍に配置されて、窓部の枠または枠近傍から窓部中心点に向かって展開することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装容器。

請求項6

保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、1枚の台紙体を折ることにより形成され、台紙体は、保持体の窓部となる開口部が形成され、複数のフラップ片は、台紙体を切削して開口部を形成する際に、開口部の内側に同時に形成されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装容器。

請求項7

保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、保持体の天部近傍に、前部又は背部に接続して保持体の天部の開口を塞ぐ蓋部を有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の包装容器。

技術分野

0001

本発明は、商品等の被包装物包装するための包装容器に関し、特に、販売または展示に適した態様で被包装物を包装するための包装容器に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、従来の包装容器の一例が記載されている。この包装容器は、底部18側に連設された第1の被包装物保持板50と第2の被包装物保持板70とが、第1の折り返し線24と第2の折り返し線26とを介して胴板12、14側の内面側に折り返され、包装容器(保持体)の内部で被包装物Gを下側から支持する。また、被包装物の包装方法は、包装容器の下側に位置する第1の被包装物保持板50と第2の被包装物保持板70との間から第1の胴板12と第2の胴板14との間の収容部内に挿入して収容する方法である。

先行技術

0003

特開2015−85957号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載の包装容器は、被包装物が包装容器(保持体)の内部で下部に位置する第1の被包装物保持板50と第2の被包装物保持板70とにより支持されており、被包装物の底部が支持されているので、被包装物が鉛直方向を軸として回転する可能性があることにより、被包装物たる商品の販売展示効果が損なわれる可能性があるという問題があった。

0005

また、特許文献1に記載の包装容器は、その包装方法および構造から、下部から被包装物を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物が脱落しにくいという効果を有しているものの、被包装物が保持体の厚みよりも細い筒状の物を対象することとなるため、底部の面積微小である球状物または保持体の厚みよりも太い形態の物は包装できないという問題があった。

0006

そこで本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被包装物を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物が脱落しにくく、保持された被包装物が回転せず、球状または保持体の厚みよりも太い形態の被包装物を包装することができる包装容器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

この発明に係る包装容器は、被包装物を包装するための包装容器であって、可撓性を有し被包装物を把持ないし支持する保持体を備え、被包装物は、被包装状態における正面視の形状の輪郭線を形成する輪郭部と、輪郭線の中心点となる輪郭中心点と、を有し、輪郭部は、保持体の一部に把持される部分である被把持部を含み、保持体は、被包装物を保持体の内側に導入するための窓部が形成されており、窓部は、被包装物の輪郭部と略同一形状の枠と、枠の中心点となる窓部中心点と、を有し、被包装物の被把持部を把持する複数のフラップ片が、窓部の枠または枠近傍に位置する保持体の複数の部位に設けられ、複数のフラップ片はそれぞれ、保持体の内側に向かって折れ曲がることを可能とするための平行な第1折線および第2折線と、第1折線を介して窓部の枠または枠近傍の保持体の部位に接続し第1折線と第2折線との間に位置するフラップ片支持部と、フラップ片支持部に第2折線を介して接続し第2折線から窓部中心点側に向いて延びるフラップ片本体部と、を有し、それぞれのフラップ片の第1折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、等しいか長く、それぞれのフラップ片の第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化した際の、当該フラップ片の第2折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、短いことを特徴とする、包装容器である。

0008

この発明に係る包装容器によれば、可撓性を有し被包装物を把持ないし支持する保持体を備え、被包装物は、被包装状態における正面視の形状の輪郭線を形成する輪郭部と、輪郭線の中心点となる輪郭中心点と、を有し、輪郭部は、保持体の一部に把持される部分である被把持部を含み、保持体は、被包装物を保持体の内側に導入するための窓部が形成されているので、被包装物は、窓部を通って保持体の内側に導入されて、保持体の一部に把持されることとなる。そして、窓部は、被包装物の輪郭部と略同一形状の枠と、枠の中心点となる窓部中心点と、を有し、被包装物の被把持部を把持する複数のフラップ片が、窓部の枠または枠近傍に位置する保持体の複数の部位に設けられているので、被包装物は、窓部の枠を通って保持体の内側に導入される際、窓部の枠または枠近傍に位置する保持体の複数の部位に設けられたフラップ片に当接することとなる。そして、複数のフラップ片はそれぞれ、保持体の内側に向かって折れ曲がることを可能とするための平行な第1折線および第2折線と、第1折線を介して窓部の枠または枠近傍の保持体の部位に接続し第1折線と第2折線との間に位置するフラップ片支持部と、フラップ片支持部に第2折線を介して接続し第2折線から窓部中心点側に向いて延びるフラップ片本体部と、を有するので、被包装物が、保持体の内側への進入につれて、窓部中心点側に位置するフラップ片本体部に当接することにより、複数のフラップ片は、初めに第1折線を折り目としながら保持体の内側に向かって折れ曲がる。さらに、第1折線の折れ角が90度程度に到達すると、可撓性の限界から第1折線にかかる回転モーメントに対する抵抗力が増大するので、複数のフラップ片は、第2折線を折り目としながら、さらに保持体の内側に向かって折れ曲がる。ここで、それぞれのフラップ片の第1折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、等しいか長く、それぞれのフラップ片の第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化した際の、当該フラップ片の第2折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、短いが、被包装物の輪郭中心点が窓部の窓部中心点近傍から保持体の内側に存在する状態において、第1折線の折れ角が90度程度にまで増加していることから、それぞれのフラップ片の第2折線と窓部中心点との間の長さは、第1折線と窓部中心点との間の長さと略同一となる。すなわち、それぞれのフラップ片の第2折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、等しいか長くなる。これにより、被包装物は、それぞれのフラップ片すなわち窓部に阻害されることなく容易に保持体の内側に導入されることができる。

0009

また、この発明に係る包装容器によれば、可撓性を有する保持体の一部である複数のフラップ片が窓部の枠または枠近傍に位置する保持体の複数の部位に設けられているので、窓部の枠または枠近傍から折れ曲がるとともに弾性力により戻ろうとする複数のフラップ片のうちのフラップ片本体部が被包装物の被把持部に輪郭中心点に向かって当接して、保持体の内側に導入された被包装物は、複数のフラップ片に把持された状態となる。すなわち、被包装物は、複数点で把持されている状態であるので、保持された被包装物が回転することがない。

0010

さらに、この発明に係る包装容器によれば、保持体の内側に導入され把持された被包装物は、窓部を通って保持体の外側に脱出しようとする場合、被把持部に当接する複数のフラップ片のフラップ片本体部とともに、輪郭中心点が窓部中心点に近づいていく。この際、保持体の内側に折れ曲がっていたそれぞれのフラップ片の第1折線および第2折線のうち、輪郭中心点から離れている第1折線の折れ角が減少する方向へのモーメントが、輪郭中心点に近い第2折線の折れ角が減少する方向へのモーメントよりも大きいため、第1折線の折れ角が減少する。すなわち、第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化する。このため、輪郭中心点が窓部中心点に接近するにつれて第2折線が窓部中心点に接近し、それぞれのフラップ片の第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化した際の、当該フラップ片の第2折線と窓部中心点との間の長さは、当該フラップ片に把持される被把持部と輪郭中心点との間の長さに比べて、短いので、フラップ片支持部および第2折線に被包装物の外面が接触する。したがって、被包装物は、フラップ片支持部および第2折線に阻害されて、窓部を通って保持体の外側に脱落することが防止される。
言い換えれば、被包装物が保持体の内側から窓部を通って保持体の外側に出ようとする際には、第1折線を挟むフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化し、フラップ片支持部が窓部中心点に向かって起立することによって、窓部の開口を狭め、被包装物の保持体からの脱落を防止する。

0011

加えて、この発明に係る包装容器によれば、底部の面積が微小である球状物または保持体の厚みよりも太い形態の物であっても、輪郭中心点を窓部中心点よりも保持体の内側に配置して、かつ、複数のフラップ片で被把持部を把持することにより、包装することができる。

0012

この発明に係る包装容器は、熱収縮により被包装物を包むシュリンクフィルムを更に備え、シュリンクフィルムは、いずれか1つのフラップ片のフラップ片本体部に接着され、シュリンクフィルムに包まれた被包装物は、保持体の内側で、複数のフラップ片によって支持ないし把持されることを特徴としてもよい。

0013

この発明に係る包装容器によれば、保持体に設けられたいずれか1つのフラップ片のフラップ片本体部に接着されたシュリンクフィルムによって、当該シュリンクフィルムに包まれた被包装物は包装容器が備える保持体に支持された状態となり、さらに、他のフラップ片に把持されるので、保持体の内側で確実に保持される。また、被包装物がシュリンクフィルムに包まれることにより、埃等で汚損されることがない。

0014

この発明に係る包装容器は、保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、窓部は、窓部の枠から枠外側の保持体の部位にまで切り欠かれて形成された、複数のフラップ片と同数矩形状の切欠部を有し、フラップ片支持部は、窓部中心点に向かってフラップ片が展開するように、窓部中心点から見て切欠部の外側に位置する保持体の部位に第1折線を介して接続されることを特徴としてもよい。

0015

この発明に係る包装容器によれば、被包装物の輪郭部と略同一形状の枠を有する窓部において、その枠の形状に依存することなく、切欠部の長さに応じて、第1折線を十分な長さを持って形成することができる。
したがって、可撓性を有する部材で形成されているフラップ片の折り曲げによって生じる弾性力が第1折線および第2折線の長さに依存することから、窓部の枠に十分な長さの直線部分がなくとも、すなわち、直線部分が十分な長さを有するものではない輪郭部を有する被包装物は、十分な長さを持って第1折線を形成され十分な弾性力を有する複数のフラップ片によって把持されることができる。

0016

この発明に係る包装容器は、保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、窓部の枠は、複数の直線部分を有し、複数のフラップ片のフラップ片支持部はそれぞれ、複数の直線部分のそれぞれに第1折線を介して接続されることを特徴としてもよい。

0017

この発明に係る包装容器によれば、被包装物の複数の直線部分からなる輪郭部と略同一形状の枠を有する窓部において、その窓部の枠に、十分な長さの第1折線を介して複数のフラップ片が接続されることとなる。
したがって、複数のフラップ片は、十分な把持力を有しながら被包装物に当接されて保持体の内側に折れ曲がることにより、被包装物に隠れて外側から見えない状態で被包装物を把持することとなる。すなわち、被包装物のみが窓部から見える状態となり、被包装物の包装容器による販売展示効果をより向上することができる。

0018

この発明に係る包装容器は、保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、1枚の台紙体を折ることにより形成されており、台紙体は、保持体に形成された際に前部を構成する前部構成部と、保持体に形成された際に背部を構成し前部構成部と折り曲げ可能に接続して並列する背部構成部と、前部構成部または背部構成部と折り曲げ可能に接続して並列する糊しろ片と、糊しろ片と折り曲げ可能に第1折線を介して接続して並列する1つ以上のフラップ片と、を有し、保持体は、台紙体を折って、糊しろ片を前部構成部又は背部構成部に接着して、形成され、1つ以上のフラップ片は、第1折線が窓部の枠または枠近傍に配置されて、窓部の枠または枠近傍から窓部中心点に向かって展開することを特徴としてもよい。

0019

この発明に係る包装容器によれば、保持体は、台紙体を折って、糊しろ片を前部構成部又は背部構成部に接着して、形成され、1つ以上のフラップ片は、第1折線が窓部の枠または枠近傍に配置されて、窓部の枠または枠近傍から窓部中心点に向かって展開するので、窓部の枠の面積よりも大きな合計面積となる1つ以上のフラップ片であっても、糊しろ片に接続して並列することによって、窓部となるべき台紙体の開口部以外の部位に形成されることができる。
したがって、窓部の枠の形状が十分な面積を有しない場合又は枠が細長い形状である場合であっても、保持体の内側で複数のフラップ片で被包装物を確実に把持することができる。

0020

この発明に係る包装容器は、保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、1枚の台紙体を折ることにより形成され、台紙体は、保持体の窓部となる開口部が形成され、複数のフラップ片は、台紙体を切削して開口部を形成する際に、開口部の内側に同時に形成されることを特徴としてもよい。

0021

この発明に係る包装容器によれば、保持体は、1枚の台紙体を折ることにより形成され、台紙体は、保持体の窓部となる開口部が形成され、複数のフラップ片は、台紙体を切削して開口部を形成する際に、開口部の内側に同時に形成されるので、1枚のブランクシートから台紙体を切削して形成する際に、そのブランクシートの面積を減少することができ、材料費の節約をすることができる。

0022

この発明に係る包装容器は、保持体は、略板状の前部と、前部に対応する形状を有する略板状の背部とを含み、前部と背部とが、対向するように配設され、前部又は背部に、窓部が形成され、保持体の天部近傍に、前部又は背部に接続して保持体の天部の開口を塞ぐ蓋部を有することを特徴としてもよい。

0023

この発明に係る包装容器によれば、保持体は、保持体の天部近傍に、前部又は背部に接続して保持体の天部の開口を塞ぐ蓋部を有するので、被包装物が、保持体の天部の開口から進入してきた埃等で汚損されることがない。

発明の効果

0024

本発明によれば、被包装物を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物が脱落しにくく、保持された被包装物が回転せず、球状または保持体の厚みよりも太い形態の被包装物を包装することができる。

図面の簡単な説明

0025

本発明の第1の実施の形態に係る包装容器の斜視図である。
本発明の第1の実施の形態に係る包装容器が被包装物を包装している状態の斜視図である。
本発明の第1の実施の形態に係る包装容器において方向を定義する斜視図である。
本発明の第1の実施の形態に係る被包装物の斜視図である。
図1のV−V断面図であり、被包装物が保持体に導入される初めの過程を示す断面図である。
図5の次の過程であり、被包装物が保持体に導入される過程を示す断面図である。
図6の次の過程であり、被包装物が保持体に導入された状態を示す断面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る被包装物が保持体の内側で保持されている状態から脱出しようとする状態を示す断面図である。
図1のV−V断面図において、本発明の第1の実施の形態に係るフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化している状態での、保持体の第1折線又は第2折線と窓部中心点との間の長さと、被包装物の被把持部と輪郭中心点との間の長さと、の関係を示す断面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の表面を示す平面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の裏面を示す平面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。
図12の次の工程であり、台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。
図13の次の状態を示す図であり、台紙体が保持体に形成される前に形成される中間平面体を示す斜視図である。
本発明の第1の実施の形態に係る中間平面体を示す正面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る中間平面体にシュリンクフィルムが接着された状態を示す正面図である。
本発明の第2の実施の形態に係る包装容器が被包装物を包装している状態の図であり、(A)は平面図であり、(B)は正面図である。
本発明の第2の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の表面を示す平面図である。
本発明の第2の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の裏面を示す平面図である。
本発明の第2の実施の形態に係る台紙体が保持体に形成される前に形成される中間平面体およびシュリンクフィルムを示す斜視図である。
本発明の第3の実施の形態に係る包装容器が被包装物を包装している状態の斜視図である。
本発明の第3の実施の形態に係る包装容器の横断面図である。
本発明の第3の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の表面を示す平面図である。
本発明の第3の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の裏面を示す平面図である。
本発明の第3の実施の形態に係る台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。
図25の次の工程であり、台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。
図26の次の状態を示す図であり、本発明の第3の実施の形態に係る台紙体が保持体に形成される前に形成される中間平面体およびシュリンクフィルムを示す斜視図である。

実施例

0026

<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態に係る包装容器10について、図を参照して詳細に説明する。

0027

図1は、本発明の第1の実施の形態に係る包装容器の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る包装容器が被包装物を包装している状態の斜視図である。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る包装容器において方向を定義する斜視図である。図4は、本発明の第1の実施の形態に係る被包装物の斜視図である。図9は、図1のV−V断面図において、本発明の第1の実施の形態に係るフラップ片支持部と保持体の部位とが平面化している状態での、保持体の第1折線又は第2折線と窓部中心点との間の長さと、被包装物の被把持部と輪郭中心点との間の長さと、の関係を示す断面図である。なお、図1ないし図9においては、シュリンクフィルムを省略して図示している。

0028

ここで、本明細書において、包装容器に関係する方向を、図3に従って定義する。すなわち、保持体が起立した状態であって、フラップ片が設けられる窓部を正面にした状態において、前後左右上下を定義する。また、前後方向を厚さ方向と、左右方向を幅方向と、上下方向を高さ方向と、する。また、枠の内側および外側、並びに、保持体の内側および外側を、図3のように定義する。
さらに、本明細書において、「保持」とは、把持ないし支持を包括する用語として定義する。「平面化」とは、折れ曲がる2つの平面が形成する外角すなわち2つの平面の折れ角が減少することを意味するものであり、折れ角が0になること、すなわち、完全に1つの平面となることだけを意味するものではない。

0029

包装容器10は、主に、商品である被包装物Mの販売店店頭又は店内での販売展示効果を向上させるために用いられる、被包装物Mを包装するための包装容器である。包装容器10は、可撓性を有し被包装物Mを把持ないし支持する保持体20と、熱収縮により被包装物Mを包むシュリンクフィルム70と、を備える。

0030

被包装物Mは、包装容器10に包装される有体物であり、主に、店頭又は店内に掲出又は陳列等されて、販売のために展示される商品である。被包装物Mは、任意の形状・大きさを有していてもよいが、例えば、半径30mmの球状物である。また、被包装物Mは、保持体20に把持ないし支持されうる程度の剛性(硬さ)のある物である。被包装物Mは、包装容器10に包装された状態における正面視の形状の輪郭線を形成する輪郭部OLと、輪郭線の中心点となる輪郭中心点OLCと、を有する。輪郭部OLは、保持体20の一部に把持される部分である被把持部GRを含む。すなわち、輪郭部OLは、正面視において円形状であり、平面視において帯状である。被把持部GRは、微小面積を有する方形である。被把持部GRは、輪郭部OL上に複数箇所、例えば2箇所存在する。輪郭中心点OLCは、輪郭部OLの正面視円形状の中心となる点である。輪郭部OLの正面視円形状の半径は、例えば、30mmである。

0031

(保持体20)
保持体20は、包装容器10の構造体であるとともに、被包装物Mをその形状に適応しながら、被包装物Mを保持体の一部によって把持ないし支持する。保持体20は、略板状の前部22と、前部22に対応する形状を有する略板状の背部24と、を含み、前部22と背部24とが、対向するように配設されて、構成される。保持体20は、前部22に、被包装物Mを保持体20の内側に導入するための窓部30が形成されている。保持体20は、後述するように1枚の台紙体50を折ることにより形成されている。

0032

保持体20は、後述する台紙体50により形成されていることから、支持ないし把持する被包装物Mを傷つけることなく包装することを可能とする。さらに、保持体20は、台紙体50を構成する厚紙等のシート状部材の可撓性と後述する複数のフラップ片36とにより、被包装物Mが窓部30から導入されやすく、かつ、保持体20の内側で把持された被包装物Mが窓部30を通って保持体20の外側に脱出しようとしても、被包装物Mが保持体20すなわち包装容器10から脱落することを防止することができる。

0033

保持体20は、略板状の前部22と、前部22に対応する形状を有する略板状の背部24と、が、その幅方向である左端縁と右端縁とを接続して形成されており、全体として、平面視において、幅方向の両端縁支点として厚さ方向に互いに反対側へと湾曲する形状である。すなわち、保持体20は、厚み方向に若干潰れた筒形状に形成されている。保持体20の外形状は、高さが被包装物Mの高さよりも高く、幅が被包装物Mの幅よりも広い。

0034

前部22は、略板状であり、平面視において前向きに凸の状に湾曲し、正面視においてその外形が天部において下方に若干凹んだ略方形状ないし略矩形状に形成されている。前部22の外形状は、例えば、最大高さが108mmであり、最小高さが90mmであり、幅が94mmであり、厚みが18mmである。さらに、前部22は、その中央付近に、窓部30が形成されている。

0035

背部24は、前部22に対応する形状を有する略板状であり、平面視において後向きに凸の弓状に湾曲し、正面視においてその外形が天部において下方に若干凹んだ略方形状ないし略矩形状に形成されている。背部24の外形状は、前部22と、保持体20の厚み方向(前後方向)の中心線に対して対称な形状である。さらに、背部24は、その中央付近に、背部窓部40が形成されている。背部窓部40は、被包装物Mが包装容器10の背面側から視認できるようにするための開口であり、被包装物Mの輪郭部OLの形状に対応する形状であるものの、それよりも若干小形の形状である。

0036

背部24の上方に、背部上片部24pが一体的に接続している。背部上片部24pは、包装容器10の正面視における視認面積を拡大して、印刷による包装容器10の販売展示効果を向上するものである。背部上片部24pは、幅、厚みが背部24と同じ長さであり、高さが、背部の高さの3分の1から4分の1程度である。背部上片部24pは、背部24と同様に、後向きに凸の弓状に湾曲する形状である。また、背部上片部24pは、包装容器10が、陳列棚の上方に客側に向かって突出しているフック(図示しない)が挿通されて、販売展示のために掲出されるためのフック用開口部58が形成されている。フック用開口部58は、背部上片部の、幅方向の中央、高さ方向の上端近傍、に形成されている。

0037

(窓部30)
窓部30は、前部22の中央付近に形成された、包装容器10すなわち保持体20の内側に被包装物Mを導入するための開口である。窓部30は、被包装物Mの輪郭部OLと略同一形状の枠32と、枠32の中心点となる窓部中心点30cと、を有する。すなわち、枠32は、被包装物Mの輪郭部OLの正面視形状である円形状と略同一形状である略円形状である。窓部中心点30cは、枠32の略円形状の中心となる点である。窓部30は、被包装物Mの被把持部GRを把持する複数のフラップ片36が、窓部30の枠32または枠32近傍に位置する保持体20の複数の部位に設けられている。

0038

枠32は、被包装物Mの輪郭部OLの円形状に対応して形成されているが、具体的には、例えば半径31mmの円形状である。すなわち、枠32は、保持体20の可撓性と被包装物Mの剛性とに応じて、輪郭部OLの正面視形状よりも若干小さい形状又は若干大きい形状であってもよいが、輪郭部OLの正面視形状と略等しい形状である。窓部30は、窓部30の枠32から枠32外側の保持体20の部位にまで切り欠かれて形成された、複数のフラップ片36と同数の矩形状の切欠部34が形成されている。

0039

窓部中心点30cは、枠32の中心点である。窓部中心点30cは、枠32が略円形状であるので、その円の中心と一致する。

0040

切欠部34は、後述するフラップ片36の第1折線36f1が枠32の外側に位置するように枠32から切りかかれて形成される部分である。切欠部34は、矩形状であり、その長手一辺が枠32の輪郭に沿うようにして、窓部30の枠32から枠32外側の保持体20の部位にまで切り欠かれて形成されている。切欠部34は、後述するように、フラップ片支持部36sの外形状と同一形状であってもよい。切欠部34は、窓部30の枠32の輪郭に沿うようにして、複数形成されている。切欠部34の個数は、フラップ片36の個数と同数である。

0041

(フラップ片36)
複数のフラップ片36は、被包装物Mが有する複数の被把持部GRのそれぞれを、複数方向から輪郭中心点OLCに向かって当接して、その摩擦力と相まって、把持するためのフラップ形状の片である。複数のフラップ片36はそれぞれ、保持体20の内側に向かって折れ曲がることを可能とするための平行な第1折線36f1および第2折線36f2と、第1折線36f1を介して窓部30の枠32または枠32近傍の保持体20の部位に接続し第1折線36f1と第2折線36f2との間に位置するフラップ片支持部36sと、フラップ片支持部36sに第2折線36f2を介して接続し第2折線36f2から窓部中心点30c側に向いて延びるフラップ片本体部36bと、を有する。複数のフラップ片36は、被把持物Mを把持する把持手段を構成する。

0042

フラップ片支持部36sは、矩形状であり、その長手方向の一辺が第1折線36f1を構成し、第1折線36f1の反対側の一辺が第2折線36f2を構成する。フラップ片支持部36sは、窓部30の枠32又は枠32近傍に位置する保持体20の部位(後述する台紙体50を構成するシート状部材)に第1折線36f1を介して一体的に接続する。フラップ片支持部36sと保持体20の部位とが、同じ可撓性を有するシート状部材、例えば、厚紙により形成されていることから、フラップ片支持部36sは、第1折線36f1によって折れ曲がることができるものの、弾性力によって折れ角を減少する方向に、すなわち、第1折線36f1を挟むフラップ片支持部36sと保持体20の部位とが平面化する方向に、戻ろうとする。

0043

フラップ片本体部36bは、要部分を直線的に切り欠いた略扇形状に形成されており、その切り欠いた直線部分が第2折線を構成する。フラップ片本体部36bは、フラップ片支持部36sに第2折線36f2を介して一体的に接続する。フラップ片本体部36bとフラップ片支持部36sとが、同じ可撓性を有するシート状部材、例えば、厚紙により形成されていることから、フラップ片本体部36bは、第2折線36f2によって折れ曲がることができるものの、弾性力によって折れ角を減少する方向に、すなわち、第2折線36f2を挟むフラップ片本体部36bとフラップ片支持部36sとが平面化する方向に、戻ろうとする。フラップ片本体部36bの展開する方向の両側(上側および下側)の曲線は、枠32の輪郭に沿うように形成され配置される。フラップ片本体部36bの展開する方向(窓部中心点30c方向)への長さは、略円形状の枠32の半径よりも小さい。フラップ片本体部36bが、展開する方向の両側が枠32の輪郭に沿う位置に配置されることにより、フラップ片36は、窓部30の枠32に、正面視において収まることができる。
フラップ片本体部36bは、後述するシュリンクフィルム70が接着されるためのシュリンクフィルム固着部36bnが形成されている。シュリンクフィルム固着部36bnは、フラップ片本体部36bの正面視における輪郭のやや内側に、フラップ片本体部36bの形状と略同一形状に形成される。

0044

第1折線36f1と第2折線f2とは、フラップ片36が保持体20の内側に向かって折れ曲がることを可能とするための平行な折線である。すなわち、フラップ片支持部36sは、第1折線36f1によって、接続する保持体20の部位から見て保持体の内側に折れ曲がることができる。フラップ片本体部36bは、第2折線36f2によって、接続するフラップ片支持部36sから見て保持体の内側に折れ曲がることができる。

0045

複数のフラップ片36はそれぞれ、複数の切欠部34のそれぞれにおいて、窓部中心点30cに向かってフラップ片36が展開するように、フラップ片支持部36sが、窓部中心点30cから見て切欠部34の外側に位置する保持体20の部位に第1折線36f1を介して接続されて、構成されている。これにより、フラップ片支持部36sは、切欠部34に収まることができる。第2折線36f2は、直線であり、切欠部34の窓部中心点30c側(内側)に位置することとなるが、切欠部34の両側(上側および下側)が枠32に連続しているので、被包装物Mの輪郭部OLと略同一形状すなわち略円形状の枠32の輪郭よりも窓部中心点30c側(枠の内側)に位置することとなる。

0046

第1折線36f1が切欠部34の外側に位置することから、図9に示すように、それぞれのフラップ片36の第1折線36f1と窓部中心点30cとの間の長さ(L1)は、当該フラップ片36に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、等しいか長い。すなわち、L1≧LGRである。
さらに、第2折線36f2が枠32の輪郭よりも窓部中心点30c側(枠の内側)に位置するので、図9に示すように、それぞれのフラップ片36の第1折線36f1を挟むフラップ片支持部36sと保持体20の部位とが平面化した際の、当該フラップ片36の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さ(L2)は、当該フラップ片36に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、短い。すなわち、LGR>L2である。

0047

(蓋部26)
保持体20は、保持体20の天部近傍に、前部22又は背部24に接続して保持体20の天部の開口を塞ぐ蓋部26を有する。蓋部26は、保持体20の天部を形成する前部22と背部24とに一体的に接続し、前部22と背部24との間に位置する上向きの開口を塞ぐ。蓋部26は、後述する台紙体第4折線50f4aを介して前部22と接続し、台紙体第4折線50f4bを介して背部24と接続する。

0048

(シュリンクフィルム70)
シュリンクフィルム70は、熱を加えられることで収縮し、被包装物Mの表面に密着することで、被包装物Mを全体的に包むためのフィルム部材である。シュリンクフィルム70は、上側と下側とを開口した筒状に形成されている。シュリンクフィルム70は、材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS、OPS)、ポリ塩化ビニルPVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン系(PE/PP)などの熱可塑性樹脂が用いられる。シュリンクフィルム70は、いずれか1つのフラップ片36のフラップ片本体部36bに接着される。詳細には、フラップ片本体部36bの正面視における輪郭のやや内側に形成されたシュリンクフィルム固着部36bnに、平面状に潰れたシュリンクフィルム70が貼り付けられる。平面状に潰れたシュリンクフィルム70の左右の中心線が、シュリンクフィルム固着部36bn上に位置するように貼り付けられる。熱収縮する前のシュリンクフィルム70は、高さが枠32の直径と同一か若干小さく、平面視における筒状の円周は被包装物Mの被包装状態における幅および厚み方向の外周長さと同一か若干大きい。

0049

(包装容器10に被包装物Mを導入する過程)
次に、包装容器10に被包装物Mを導入する過程を説明する。
図5は、図1のV−V断面図であり、被包装物が保持体に導入される初めの過程を示す断面図である。図6は、図5の次の過程であり、被包装物が保持体に導入される過程を示す断面図である。図7は、図6の次の過程であり、被包装物が保持体に導入された状態を示す断面図である。

0050

包装される前の被包装物Mを、保持体20に接着された熱収縮していない筒状のシュリンクフィルム70に上側または下側から装填する。(第1の過程)

0051

被包装物Mが装填されたシュリンクフィルム70を熱収縮する。これにより、被包装物Mが、シュリンクフィルム70に包まれ、いずれか1つのフラップ片36に接着されたシュリンクフィルム70を介して、当該フラップ片36に連結した状態、すなわち保持体20に連結した状態となる。(第2の過程)

0052

図5ないし図6に示すように、シュリンクフィルム70に包まれた被包装物Mを、保持体20が備える窓部30に通す。詳細には、被包装物Mが、窓部30に設けられた複数のフラップ片36のフラップ片本体部36bに当接し、フラップ片36の第1折線36f1の折れ角を増加させながら、すなわち、フラップ片支持部36sが第1折線36f1を介して接続する保持体20の部位から折れながら、被包装物Mおよびフラップ片36が保持体20の内側に向かって進入する。(第3の過程)

0053

図7に示すように、被包装物Mの輪郭中心点OLCが窓部中心点30cを通過し、フラップ片36の第1折線36f1の折れ角が所定の角度例えば90度に到達した後、続いて第2折線36f2の折れ角を増加させながら、すなわち、フラップ片本体部36bが第2折線36f2を介して接続するフラップ片支持部36sから折れながら、被包装物Mおよびフラップ片36がさらに保持体20の内側に向かって進入し、被包装物Mが背部窓部40の輪郭に当接して、前部22の窓部30と背部24の背部窓部40とから保持体20の外側に見えるように露出した状態で、被包装物Mの導入が終了する。(第4の過程)

0054

(包装容器10が被包装物Mを把持ないし支持する作用)
次に、包装容器10が被包装物Mを把持ないし支持する作用を説明する。
図7に示すように、被包装物Mは、上記の第4の過程によって、保持体20の内側に導入された状態となるが、この時、複数のフラップ片36のフラップ片本体部36bが被包装物Mの被把持部GRに、輪郭中心点OLCに向かって当接した状態となっている。
詳細には、可撓性を有する保持体20の一部である複数のフラップ片36が窓部30の枠32または枠32近傍に位置する保持体20の複数の部位に設けられているので、複数のフラップ片36が窓部30の枠32または枠近32傍から折れ曲がるとともに弾性力により戻ろうとし、複数のフラップ片36のうちのフラップ片本体部36bが被包装物Mの被把持部GRに輪郭中心点OLCに向かって当接する。

0055

(包装容器10の効果)
したがって、包装容器10によれば、保持体20の内側に導入された被包装物Mは、複数点で、すなわち複数方向からフラップ片36に把持された状態となり、厚紙等の素材で形成されているフラップ片36の摩擦力とも相まって、保持体20の内側で保持された状態となる。そして、保持体20に複数方向から保持された被包装物Mは、回転することがない。
さらに、包装容器10によれば、被包装物Mは、シュリンクフィルム70に包まれ、そのシュリンクフィルム70がいずれか1つのフラップ片36のフラップ片本体部36bに接着されているので、シュリンクフィルム70と当該フラップ片36とを介して、保持体20に連結されて支持される。
加えて、包装容器10によれば、保持体20の内側に導入された被包装物Mは、前部22の窓部30と背部24の背部窓部40とから保持体20の外側に見えるように露出した状態で保持体20に保持されているので、販売店の店頭又は店内での販売展示効果が高い状態で包装されることができる。

0056

続いて、包装容器10に被包装物Mを導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物Mが脱落しにくい作用効果を説明する。
被包装物Mは、上記の第3の過程のとおり、保持体20の内側への進入につれて、窓部中心点30c側に位置するフラップ片本体部36bに当接し、複数のフラップ片36は、初めに第1折線36f1を折り目としながら保持体20の内側に向かって折れ曲がる。そして、第1折線36f1の折れ角が90度程度に到達すると、可撓性の限界から第1折線36f1にかかる回転モーメントに対する抵抗力が増大するので、複数のフラップ片36は、第2折線36f2を折り目として、さらに保持体20の内側に向かって折れ曲がる。ここで、それぞれのフラップ片36の第1折線36f1と窓部中心点30cとの間の長さ(L1)は、当該フラップ片36に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、等しいか長く、それぞれのフラップ片36の第1折線36f1を挟むフラップ片支持部36sと保持体20の部位とが平面化した際の、当該フラップ片36の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さ(L2)は、当該フラップ片36に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、短いが、被包装物Mの輪郭中心点OLCが窓部30の窓部中心点30c近傍から保持体20の内側に存在する状態において、第1折線36f1の折れ角が90度程度にまで増加していることから、それぞれのフラップ片36の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さは、第1折線36f1と窓部中心点30cとの間の長さと略同一となる。すなわち、被包装物Mの保持体20への導入時における、それぞれのフラップ片36の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さは、当該フラップ片36に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、等しいか長くなる。これにより、被包装物Mは、それぞれのフラップ片36すなわち窓部30に阻害されることなく容易に保持体20の内側に導入されることができる。

0057

さらに、包装容器10によれば、保持体20の内側に導入され把持された被包装物Mは、窓部30を通って保持体20の外側に脱出しようとする場合、被把持部GRに当接する複数のフラップ片36のフラップ片本体部36bとともに、輪郭中心点OLCが窓部中心点30cに近づいていく。この際、保持体20の内側に折れ曲がっていたそれぞれのフラップ片36の第1折線36f1および第2折線36f2のうち、輪郭中心点OLCから離れている第1折線36f1の折れ角が減少する方向へのモーメントが、輪郭中心点OLCに近い第2折線36f2の折れ角が減少する方向へのモーメントよりも大きいため、第1折線36f1の折れ角が減少する。すなわち、第1折線36f1を挟むフラップ片支持部36sと保持体20の部位とが平面化する。このため、輪郭中心点OLCが窓部中心点30cに接近するにつれて第2折線36f2が窓部中心点30cに接近し、それぞれのフラップ片36の第1折線36f1を挟むフラップ片支持部36sと保持体20の部位とが平面化した際の、当該フラップ片36の第2折線36f2と窓部中心点30cとの間の長さ(L2)は、当該フラップ片36に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、短いので、フラップ片支持部36sおよび第2折線36f2に被包装物Mの外面が接触する。したがって、被包装物Mは、フラップ片支持部36sおよび第2折線36f2に阻害されて、窓部30を通って保持体20の外側に脱落することが防止される。
言い換えれば、被包装物Mが保持体20の内側から窓部30を通って保持体20の外側に出ようとする際には、第1折線36f1を挟むフラップ片支持部36sと保持体20の部位とが平面化し、フラップ片支持部36sが窓部中心点30cに向かって起立することによって、窓部30の開口を狭め、被包装物Mの保持体20からの脱落を防止する。このときの、開口が狭まる長さをL0とすると、L0は、L1とL2との差に、略等しい。

0058

加えて、包装容器10によれば、底部の面積が微小である球状物または保持体の厚みよりも太い形態の物であっても、輪郭中心点OLCを窓部中心点30cよりも保持体20の内側に配置して、かつ、複数のフラップ片36で被把持部GRを把持することにより、包装することができる。

0059

(台紙体50と包装容器10の組み立て)
図10は、本発明の第1の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の表面を示す平面図である。図11は、本発明の第1の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の裏面を示す平面図である。
包装容器10が備える保持体20は、1枚の台紙体50を折ることにより形成されている。

0060

図10および図11に示すように、台紙体50は、厚紙等の可撓性を有するシート状部材からなる1枚のブランクシート(図示しない)から切削されて形成される。台紙体50は、保持体20に形成された際に前部22を構成する前部構成部52と、保持体20に形成された際に背部24を構成し前部構成部52と折り曲げ可能に接続して並列する背部構成部54と、背部構成部54と折り曲げ可能に接続して並列する糊しろ片56と、を有する。

0061

前部構成部52は、台紙体50が折られることにより、保持体20の前部22となるべき台紙体50の部分である。前部構成部52は、略矩形状であるが、上部に台紙体第1折線50f1が幅方向に形成されており、さらに台紙体第1折線50f1を上下から挟んで互いに反対側へと湾曲する台紙体第4折線50f4a、50f4bが形成されている。台紙体第4折線50f4a、50f4bは、台紙体50が折られて保持体20に形成された際に、前部構成部52から蓋部26を形成するための折線である。前部構成部52は、台紙体第4折線50f4bから上方に向かって延びる前部構成部糊しろ片53が形成されている。前部構成部糊しろ片53の輪郭のやや内側であって、左端近傍および右端近傍に第1固着部52nが形成されている。
さらに、前部構成部52は、台紙体50が折られて保持体20に形成された際に、保持体20の窓部30となる開口部30が形成されている。開口部30は、その内側に収まるように形成された複数のフラップ片36と枠32から枠32の外側に向かって切り欠かれて形成された矩形状の切欠部34とを有する。台紙体50の開口部30、複数のフラップ片36および切欠部34は、台紙体50の外形が1枚のブランクシートから切削される際に、同時に切削されて形成される。

0062

背部構成部54は、台紙体50が折られることにより、保持体20の背部24および背部上片部24pとなるべき台紙体50の部分である。背部構成部54は、矩形状である。背部構成部54は、前部構成部52の開口部30と対応する位置に、背部開口部40が形成されている。背部開口部40は、台紙体50が折られて保持体20に形成された際に、保持体20の背部窓部40となる。また、背部構成部54は、背部上片部の、幅方向の中央、高さ方向の上端近傍、にフック用開口部58が形成されている。背部開口部40およびフック用開口部58は、前部開口部30と同様に、台紙体50の外形が1枚のブランクシートから切削される際に、同時に切削されて形成される。背部構成部54と前部構成部52との接続する端縁は、台紙体第3折線50f3となっている。

0063

糊しろ片56は、背部構成部54の高さ方向に延びる右端縁に一体的に接続する、台紙体50を折って保持体20を形成する際の糊しろ(固着部)を設けるための糊しろ片である。糊しろ片56は、左端縁を背部構成部54の右端縁の4分の3程度の長さとし、右端縁を背部構成部54の右端縁の5分の3程度の長さとする、台形状である。糊しろ片56と背部構成部54との接続する端縁は、台紙体第2折線50f2となっている。糊しろ片56の輪郭のやや内側に、長手方向を同じくして、第2固着部56nが形成される。

0064

図1および図12ないし図16を用いて、台紙体50を折って保持体20を形成する工程を説明する。
図12は、本発明の第1の実施の形態に係る台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。図13は、図12の次の工程であり、台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。図14は、図13の次の状態であり、台紙体が保持体に形成される前に形成される中間平面体を示す斜視図である。図15は、本発明の第1の実施の形態に係る中間平面体を示す正面図である。図16は、本発明の第1の実施の形態に係る中間平面体にシュリンクフィルムが接着された状態を示す正面図である。

0065

図12に示すように、1枚のブランクシートから切削されて形成された台紙体50は、台紙体第1折線50f1と台紙体第2折線50f2とで裏面側に折り返される。(第1の工程)
このとき、第1固着部52nを上側にして、前部構成部糊しろ片53が前部構成部52の裏面に載置される。同様に、第2固着部56nを上側にして、糊しろ片56が背部構成部54の裏面に載置される。

0066

図13に示すように、台紙体50は、前部構成部52の裏面が背部構成部54の裏面に重ね合うようにして、台紙体第2折線50f3で折り返される。(第2の工程)
このとき、第1固着部52nは、背部構成部54の上方であって、背部開口部40とフック用開口部58との間に、背部構成部54の裏面に接着する。第2固着部56nは、前部構成部52の表面から見て左端縁近傍であって前部構成部52の裏面に接着する。
これにより、図14および図15に示すように、台紙体50は、保持体20の製造工程において、前部構成部52と背部構成部54とが接着して、それぞれの右端縁と左端縁とで一体化し、中間過程の製品である中間平面体60となる。

0067

図16に示すように、中間平面体60(台紙体50)は、いずれか1つのフラップ片36に設けられたシュリンクフィルム固着部36bnに、シュリンクフィルム70が接着される。(第3の工程)

0068

最後に、図1に示すように、中間平面体60(台紙体50)を、台紙体第4折線50f4a、50f4bで下方に向けて折り返し、同時に、台紙体第1折線50f1の折れ角を解消して(平面化して)、立体形状である保持体20を形成する。(第4の工程)
このとき、台紙体50の前部構成部52は、保持体20の前部22となり、台紙体50の背部構成部54は、保持体20の背部24となる。また、前部構成部52の台紙体第4折線50f4aより上側部分と、台紙体第4折線50f4bより下側部分と、は、保持体20の蓋部26となる。

0069

<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る包装容器100について、図を参照して詳細に説明する。なお、第2の実施の形態の説明において、第1の実施の形態と重複する説明については、簡潔に説明する。
図17は、本発明の第2の実施の形態に係る包装容器が被包装物を包装している状態の図であり、(A)は平面図であり、(B)は正面図である。なお、図17においては、シュリンクフィルム700を省略して図示している。また、図17は、被包装物M0が保持体200の内側で保持されている状態から脱出しようとする状態を示す図である。

0070

包装容器100は、包装容器10と同様に、被包装物M0を包装するための包装容器である。包装容器100は、可撓性を有し被包装物M0を把持ないし支持する保持体200と、熱収縮により被包装物Mを包むシュリンクフィルム700と、を備える。

0071

被包装物M0は、包装容器100に包装される、主に商品である。被包装部物M0は、例えば、化粧品クリーム充填された広口の瓶いわゆるジャー形の容器である。被包装部物M0の形状は、例えば、正面視において角が丸い略方形状であり、平面視において円形状であり、高さ60mm、幅(直径)58mm、厚み58mmである。被包装物M0は、輪郭部OLと、輪郭中心点OLCと、を有する。輪郭部OLは、保持体200の一部に把持される部分である被把持部GRを含む。すなわち、輪郭部OLは、正面視において略方形状であり、平面視において帯状である。輪郭中心点OLCは、輪郭部OLの正面視略方形状の中心となる点であり、対角線交点である。

0072

(保持体200)
保持体200は、包装容器100の構造体であるとともに、被包装物M1をその形状に適応しながら、被包装物M0を保持体の一部によって把持ないし支持する。保持体200は、略板状の前部220と、前部220に対応する形状を有する略板状の背部240と、を含み、前部220と背部240とが、対向するように配設されて、構成される。保持体200は、前部220に、被包装物M0を保持体200の内側に導入するための窓部300が形成されている。保持体200は、後述するように1枚の台紙体500を折ることにより形成されている。

0073

保持体200は、台紙体500を構成する厚紙等のシート状部材の可撓性と後述する複数のフラップ片360とにより、被包装物M0が窓部300から導入されやすく、かつ、保持体200の内側で把持された被包装物M0が窓部300を通って保持体200の外側に脱出しようとしても、被包装物M0が保持体200すなわち包装容器100から脱落することを防止することができる。

0074

前部220は、略板状であり、平面視において前向きに凸の弓状に湾曲し、正面視において方形状に形成されている。前部220の外形状は、例えば、高さが100mmであり、幅が92mmであり、厚みが21mmである。さらに、前部220は、その中央付近に、窓部300が形成されている。前部220の幅方向の中心であって、窓部300と上端縁との間に、フック用開口部580aが形成されている。

0075

背部240は、前部220に対応する形状を有する略板状である。さらに、背部240は、その中央付近に、被包装物M0の輪郭部OLの形状に対応する形状であるもののそれよりも若干小形の形状である背部窓部400が形成されている。背部240の幅方向の中心であって、背部窓部400と上端縁との間に、かつ、前部220のフック用開口部580aと対応する位置に、フック用開口部580bが形成されている。

0076

(窓部300)
窓部300は、前部220の中央付近に形成された、包装容器100すなわち保持体200の内側に被包装物M0を導入するための開口である。窓部300は、被包装物M0の輪郭部OLと略同一形状の枠320と、枠320の中心点となる窓部中心点300cと、を有する。すなわち、枠320は、被包装物M0の輪郭部OLの正面視形状である略方形状と略同一形状である略方形状である。窓部中心点300cは、枠320の略方形状の中心となる点であり、対角線の交点である。すなわち、窓部中心点300cは、枠320の幅方向の中心にある。窓部300は、被包装物M0の被把持部GRを把持する複数のフラップ片360が、窓部300の枠320に位置する保持体200の複数の部位に設けられている。

0077

枠320は、被包装物M0の輪郭部OLの略方形状に対応して形成されているが、幅は、被包装物M0の幅よりも若干長く、例えば、60mmである。枠320は、対向する2つの直線部分320Iを有する。2つの直線部分320Iは、枠320の左端縁と右端縁とをそれぞれ構成する。

0078

(フラップ片360)
複数のフラップ片360はそれぞれ、保持体200の内側に向かって折れ曲がることを可能とするための平行な第1折線360f1および第2折線360f2と、第1折線360f1を介して窓部300の枠320の保持体200の部位に接続し第1折線360f1と第2折線360f2との間に位置するフラップ片支持部360sと、フラップ片支持部360sに第2折線360f2を介して接続し第2折線360f2から窓部中心点300c側に向いて延びるフラップ片本体部360bと、を有する。

0079

フラップ片支持部360sは、高さ方向に伸びる第1折線および第2折線を上底および下底とし脚が外向きに丸く湾曲する略台形状である。フラップ片支持部360sは、窓部300の枠320の直線部分320Iに位置する保持体200の部位に第1折線360f1を介して一体的に接続する。したがって、複数のフラップ片360は、窓部300の枠320の直線部分320Iが2つであることから、2つのフラップ片360である。
フラップ片支持部360sの展開する方向の両側(上側および下側)の曲線は、枠320の輪郭に沿うように形成され配置される。フラップ片支持部360sの窓部中心点300c側の端縁すなわち第2折線360f2と、窓部中心点300cと、の間の長さが、被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さに比べて、短いように、フラップ片支持部360sは、その展開する方向の長さを有する。フラップ片支持部360sの長さは、例えば、3mmである。

0080

フラップ片本体部360bは、第1の実施の形態におけるフラップ片36bよりも台形状に近い形状であり、第2折線およびその対向する対辺(フラップ片360の先端縁)とを上底および下底とし脚が外向きに丸く湾曲する略台形状である。フラップ片本体部360bは、フラップ片支持部360sに第2折線360f2を介して一体的に接続する。
これにより、複数のフラップ片360は、枠320の左端縁と右端縁とからそれぞれ、窓部中心点300cに向かって展開している状態となる。
そして、フラップ片本体部360bの展開する方向の両側(上側および下側)の曲線は、枠320の輪郭に沿うように形成され配置される。フラップ片本体部360bの展開する方向(窓部中心点300c方向)への長さは、略方形状の枠320の幅の2分の1よりも小さい。フラップ片本体部360bの長さは、例えば、20mmである。フラップ片支持部360sおよびフラップ片本体部360bが、展開する方向の両側が枠320の輪郭に沿う位置に配置されることにより、フラップ片360は、窓部300の枠320に、正面視において収まることができる。
フラップ片本体部360bは、フラップ片本体部360bの正面視における輪郭のやや内側に、フラップ片本体部360bの形状と略同一形状のシュリンクフィルム固着部360bnが形成される。

0081

第1折線360f1は、被包装物M0の幅(2×LGR)よりも長い幅をもつ窓部300の枠320の直線部分320Iに位置していることから、それぞれのフラップ片360の第1折線360f1と窓部中心点300cとの間の長さ(L1)は、当該フラップ片360に把持される被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、等しいか長い。すなわち、L1≧LGRである。
さらに、第2折線360f2と窓部中心点300cとの間の長さ(L2)が、被把持部GRと輪郭中心点OLCとの間の長さ(LGR)に比べて、短いように、フラップ片支持部360sは、その展開する方向の長さを有する。すなわち、LGR>L2である。

0082

(蓋部260)
保持体200は、保持体200の天部近傍であって、背部窓部400の上端縁に位置する保持体200の部位である背部240に接続して保持体200の天部の開口を塞ぐ蓋部260を有する。詳細には、蓋部260は、例えば、円形状であり、その半径は21mmである。蓋部260は、背部窓部400の上端縁と蓋部折線260fを介して一体的に接続する。蓋部260は、その外周縁として背部24よりも若干後ろ側に位置する蓋部周縁260cを有する。

0083

(シュリンクフィルム700)
シュリンクフィルム700は、いずれか1つのフラップ片360のフラップ片本体部360bのシュリンクフィルム固着部360bnに接着される。熱収縮する前のシュリンクフィルム700は、高さが枠320の高さよりも若干大きく、平面視における筒状の円周は被包装物M0の被包装状態における幅および厚み方向の外周長さと同一か若干大きい。

0084

次に、第2の実施の形態に係る包装容器100に被包装物M0を導入する過程は、第1の実施の形態に係る包装容器10に被包装物Mを導入する過程と同じであり、第1の過程ないし第4の過程である。
さらに、第2の実施の形態に係る包装容器100が被包装物M0を把持ないし支持する作用は、第1の実施の形態に係る包装容器10が被包装物Mを把持ないし支持する作用と同じである。すなわち、被包装物M0は、上記の第4の過程により、複数のフラップ片360に把持された状態となる。さらに、被包装物M0は、いずれか1つのフラップ片360に接着され保持体に連結されたシュリンクフィルム700によって、保持体200に支持された状態となる。

0085

(包装容器100の効果)
したがって、包装容器100によれば、保持体200の内側に導入された被包装物M0は、複数点で、すなわち複数方向からフラップ片360に把持された状態となり、厚紙等の素材で形成されているフラップ片360の摩擦力とも相まって、保持体200の内側で保持された状態となる。そして、保持体200に複数方向から保持された被包装物M0は、回転することがない。
さらに、包装容器100によれば、被包装物M0は、シュリンクフィルム700に包まれ、そのシュリンクフィルム700がいずれか1つのフラップ片360のフラップ片本体部360bに接着されているので、シュリンクフィルム700と当該フラップ片360とを介して、保持体200に連結されて支持される。
加えて、包装容器100によれば、保持体200の内側に導入された被包装物M0は、前部220の窓部300と背部240の背部窓部400とから保持体200の外側に見えるように露出した状態で保持体200に保持されているので、販売店の店頭又は店内での販売展示効果が高い状態で包装されることができる。
加えて、包装容器100によれば、蓋部260が背部窓部400の上端縁と蓋部折線260fを介して一体的に接続するので、被包装物M0は、保持体200の天部の開口から進入してきた埃等で汚損されることがない。

0086

続いて、第2の実施の形態に係る包装容器100に被包装物M0を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物M0が脱落しにくい作用効果は、第1の実施の形態に係る包装容器10に被包装物Mを導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物Mが脱落しにくい作用効果と同じである。

0087

(台紙体500と包装容器100の組み立て)
図18および図19に示すように、台紙体500は、厚紙等の可撓性を有するシート状部材からなる1枚のブランクシート(図示しない)から切削されて形成される。台紙体500は、保持体200に形成された際に前部220を構成する前部構成部520と、保持体200に形成された際に背部240を構成し前部構成部520と折り曲げ可能に接続して並列する背部構成部540と、背部構成部540と折り曲げ可能に接続して並列する糊しろ片560と、を有する。

0088

前部構成部520は、方形状である。前部構成部520は、台紙体500が折られて保持体200に形成された際に、保持体200の窓部300となる開口部300が形成されている。開口部300は、複数のフラップ片360を有する。また、前部構成部520は、上端縁近傍であって、上端縁と開口部300との間にフック用開口部580aが形成されている。台紙体500の開口部300、複数のフラップ片360およびフック用開口部580aは、台紙体500の外形が1枚のブランクシートから切削される際に、同時に切削されて形成される。

0089

背部構成部540は、前部構成部520の外形状と同一の方形状である。背部構成部540は、前部構成部520の開口部300と対応する位置に、背部開口部400が形成されている。背部開口部400は、台紙体500が折られて保持体200に形成された際に、保持体200の背部窓部400となる。さらに、前部構成部520の背部開口部400の上端縁に、蓋部折線260fを介して蓋部260が、背部開口部400の内側に収まるように形成されている。また、背部構成部540は、上端縁近傍であって、上端縁と背部開口部400との間にフック用開口部580bが形成されている。背部開口部400、フック用開口部580bおよび蓋部260は、台紙体500の外形が1枚のブランクシートから切削される際に、同時に切削されて形成される。背部構成部540と前部構成部520との接続する端縁は、台紙体第2折線50f2となっている。

0090

糊しろ片560は、背部構成部540の高さ方向に延びる右端縁に一体的に接続している。糊しろ片560は、背部構成部540の右端縁を下底とし脚が外向きに丸く形成された略台形状である。糊しろ片560と背部構成部540との接続する端縁は、台紙体第1折線500f1となっている。糊しろ片560の輪郭のやや内側に、長手方向を同じくして、固着部560nが形成される。

0091

図18図19および図20を用いて、台紙体50を折って保持体20を形成する工程を説明する。
図18は、本発明の第2の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の表面を示す平面図である。図19は、本発明の第2の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の裏面を示す平面図である。図20は、本発明の第2の実施の形態に係る台紙体が保持体に形成される前に形成される中間平面体およびシュリンクフィルムを示す斜視図である。

0092

1枚のブランクシートから切削されて形成された図18および図19の台紙体500は、台紙体第1折線50f1で裏面側に折り返される。(第1の工程)
このとき、固着部560nを上側にして、糊しろ片560が背部構成部540の裏面に載置される。

0093

糊しろ片560が背部構成部540の裏面に載置された台紙体500は、前部構成部520の裏面が背部構成部540の裏面に重ね合うようにして、台紙体第2折線50f2で折り返される。(第2の工程)
このとき、固着部56nは、前部構成部52の表面から見て左端縁近傍であって前部構成部52の裏面に接着する。
これにより、図20に示すように、台紙体500は、保持体200の製造工程において、前部構成部520と背部構成部540とが接着して、それぞれの右端縁と左端縁とで一体化し、中間過程の製品である中間平面体60となる。

0094

図20に示すように、中間平面体60(台紙体50)は、いずれか1つのフラップ片36に設けられたシュリンクフィルム固着部36bnに、シュリンクフィルム70が接着される。(第3の工程)

0095

最後に、図17に示すように、中間平面体60(台紙体50)を、両側端縁を中間平面体60の内側向きに(右端縁を左向きに且つ左端縁を右向きに)押し込み、同時に、蓋部260の蓋部折線260fを折り返して蓋部260を水平にして、立体形状である保持体200を形成する。(第4の工程)
このとき、台紙体500の前部構成部520は、保持体200の前部220となり、台紙体500の背部構成部540は、保持体200の背部240となる。また、台紙体500の背部開口部400の中に収まるように形成されていた蓋部260は、保持体200の蓋部260となる。

0096

<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係る包装容器101について、図を参照して詳細に説明する。なお、第3の実施の形態の説明において、第1の実施の形態または第2の実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。
図21は、本発明の第3の実施の形態に係る包装容器が被包装物を包装している状態の斜視図である。図22は、本発明の第3の実施の形態に係る包装容器の横断面図である。図23は、本発明の第3の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の表面を示す平面図である。図24は、本発明の第3の実施の形態に係る保持体に形成される前の台紙体の裏面を示す平面図である。図25は、本発明の第3の実施の形態に係る台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。図26は、図25の次の工程であり、台紙体を折って保持体を形成する工程を示す斜視図である。図27は、図26の次の状態を示す図であり、本発明の第3の実施の形態に係る台紙体が保持体に形成される前に形成される中間平面体およびシュリンクフィルムを示す斜視図である。なお、図27においては、シュリンクフィルム700を省略して図示している。

0097

(包装容器101の構造)
図21および図22に示すとおり、複数のフラップ片361は、窓部301の枠321または枠321近傍の保持体201の部位に第1折線361f1を介して接続している。
詳細には、右側のフラップ片361は、窓部301の枠321の直線部分321Iに接続する。一方、左側のフラップ片361は、窓部301の枠321の直線部分321Iよりも若干左後部側にある保持体201の部位に接続する。後述するように、保持体201の前部221の左側の部位は、台紙体501の前部構成部521と糊しろ片561とにより構成されており、糊しろ片561の端縁に相当する位置に、左側のフラップ片361が接続している。また、フラップ片361の窓部中心点301cに展開する方向への長さは、窓部301の枠321の幅の長さの2分の1よりも大きく、例えば4分の3の長さである。したがって、包装容器101が被包装物M1を包装していない状態において、左側のフラップ片361と右側のフラップ片361とは、正面視において窓部中心点301c近傍で重なり合っている状態となる。

0098

(包装容器101に被包装物M1を導入する過程)
第3の過程において、シュリンクフィルム701に装填され熱収縮されて包まれた被包装物M1は、そのシュリンクフィルム701が接着されている右側のフラップ片361とともに、保持体221の内側に進入する。
そして、右側のフラップ片361のフラップ片本体部361bの背面に、左側のフラップ片361のフラップ片本体部361bの前面が押圧されて、左側のフラップ片361は、保持体201の内側に進入する。

0099

第3の実施の形態に係る包装容器101が被包装物M1を把持ないし支持する作用は、第1の実施の形態に係る包装容器10が被包装物Mを把持ないし支持する作用と同じである。
第3の実施の形態に係る包装容器101の効果は、第1の実施の形態に係る包装容器10の効果と同じである。
第3の実施の形態に係る包装容器101に被包装物M1を導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物M1が脱落しにくい作用効果は、第1の実施の形態に係る包装容器10に被包装物Mを導入しやすく且つ導入されて保持された被包装物Mが脱落しにくい作用効果と同じである。

0100

(台紙体501と包装容器101の組み立て)
図23および図24に示すように、台紙体501は、保持体201に形成された際に前部221を構成する前部構成部521と、保持体201に形成された際に背部241を構成し前部構成部521と折り曲げ可能に接続して並列する背部構成部541と、背部構成部541と折り曲げ可能に接続して並列する糊しろ片561と、糊しろ片561と折り曲げ可能に第1折線361f1を介して接続して並列する1つ以上のフラップ片361と、を有する。

0101

2つのフラップ片361のうちの1つは、開口部301の枠321の正面視右側の直線部分321Iに第1折線361f1を介して接続し、他の1つは、糊しろ片561の正面視右側端縁に第1折線361f1を介して接続する。
これにより、開口部301の幅がフラップ片361の幅に比して十分に広くない場合においても、台紙体501に複数のフラップ片361を設けることができる。

0102

図25図26および図27を用いて、台紙体501を折って保持体201を形成する工程を説明する。

0103

図25に示すように、1枚のブランクシートから切削されて形成された台紙体501は、台紙体第1折線501f1と台紙体第2折線501f2とで裏面側に折り返される。(第1の工程)
このとき、第1固着部521nを上側にして、前部構成部糊しろ片531が前部構成部521の裏面に載置される。同様に、第2固着部561nを上側にして、糊しろ片561が背部構成部541の裏面に載置される。さらに、糊しろ片561に接続するフラップ片361は、背部開口部401に覆い被さるようにして、背部構成部541の裏面に載置される。

0104

図26に示すように、台紙体501は、前部構成部521の裏面が背部構成部541の裏面に重ね合うようにして、台紙体第2折線501f3で折り返される。(第2の工程)
このとき、第1固着部521nは、背部構成部541の上方であって、背部開口部401とフック用開口部581との間に、背部構成部541の裏面に接着する。第2固着部561nは、前部構成部521の表面から見て左端縁近傍であって前部構成部521の裏面に接着する。
これにより、図27に示すように、台紙体501は、保持体201の製造工程において、前部構成部521と背部構成部541とが接着して、それぞれの右端縁と左端縁とで一体化し、中間過程の製品である中間平面体601となる。
また、糊しろ片561に接続するフラップ片361は、第2の工程によって、前部構成部521の開口部301の枠321近傍に第1折線361f1が配置される。

0105

第3の工程および第4の工程は、第1の実施の形態に係る包装容器10の組み立ての工程と同じである。
第4の工程によって、図21および図22に示すように、台紙体501(中間平面体601)は、保持体201となる。
そして、第4の工程によって、糊しろ片561に接続するフラップ片361は、前部221の左側において窓部301の枠321近傍の若干左後部側に位置することとなる糊しろ片561から窓部中心点301cに向かって展開することとなる。

0106

以上のように、本発明の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。

0107

例えば、窓部30は、背部24に形成されていてもよい。
また、例えば、窓部中心点30Cは、枠32の形状が円形状であればその中心であるが、枠32の形状が方形状であればその対角線の交点であってもよく、また、枠32の形状が任意の形状である場合には、その形状を等重の平面とした場合の重心の点又はその近傍の点であってもよい。
また、例えば、保持体20は、底部側に向かうにつれて、厚みが増すように形成されていてもよい。これにより、フラップ片36特にフラップ片本体部36bの展開する方向への長さをより長くしても、第1折線36f1および第2折線36f2の折れ曲がり時において、前部22又は背部24への接触を防止することができる。
また、例えば、糊しろ片56は、前部構成部52と折り曲げ可能に接続して並列するように、台紙体50に設けられていてもよい。
また、例えば、台紙体50すなわち保持体20を構成する部材は、厚紙に限定されず、可撓性を有するシート状部材であればよく、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS、OPS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン系(PE/PP)などの熱可塑性樹脂であってもよい。熱可塑性樹脂である場合、シュリンクフィルム70の熱収縮温度よりも高い温度で熱性形する部材であることが好ましい。
また、例えば、台紙体50のブランクシートからの切削方法としては、トムソン加工であってもよく、第1折線36f1、第2折線36f2、台紙体第1折線50f1、台紙体第2折線50f2、台紙体第3折線50f3または台紙体第4折線50f4は、トムソン加工時の押圧によって形成されてもよい。
また、例えば、台紙体50すなわち保持体20を構成する部材が熱可塑性樹脂である場合に、第1折線36f1、第2折線36f2、台紙体第1折線50f1、台紙体第2折線50f2、台紙体第3折線50f3または台紙体第4折線50f4は、薄肉ハーフカットまたは凹条に形成されて構成されてもよい。

0108

10、100、101包装容器
20、200、201保持体
22、220、221 前部
24、240、241背部
24p、241p 背部上片部
26、260、261 蓋部
30、300、301 窓部(開口部)
30c、300c、301c 窓部中心点
32、320、321 枠
34切欠部
36、360、361フラップ片
36f1、360f1、361f1 第1折線
36f2、360f2、361f2 第2折線
36s、360s、361s フラップ片支持部
36b、360b、361b フラップ片本体部
36bn、360bn、361bnシュリンクフィルム固着部
40、400、401 背部窓部(背部開口部)
50、500、501台紙体
50f1、500f1、501f1 台紙体第1折線
50f2、500f2、501f2 台紙体第2折線
50f3、501f3 台紙体第3折線
50f4a、50f4b、501f4a、501f4b 台紙体第4折線
52、520、521 前部構成部
52n、521n 第1固着部
53、531 前部構成部糊しろ片
54、540、541 背部構成部
56、560、561 糊しろ片
56n、561n 第2固着部
560n 固着部
58、580a、580b、581フック用開口部
60、600、601中間平面体
70、700、701 シュリンクフィルム
M、M0、M1被包装物
OL輪郭部
OLC輪郭中心点
GR 被把持部

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