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技術 部品搬送台車

出願人 カルソニックカンセイ株式会社
発明者 横地弘明神原久雄吉田勝利磯一宏
出願日 2017年10月26日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2017-207283
公開日 2019年5月23日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-077388
状態 未査定
技術分野 ハンドカート 自動車の製造ライン・無限軌道車両・トレーラ
主要キーワード ロック操作機構 縦向き状態 手押ハンドル 幅中心線 無人走行台車 回動規制部材 横向き状態 起立保持
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月23日)のものです。
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図面 (11)

課題

主に、牽引フック牽引以外の機能を持たせることができるようにする。

解決手段

左右一対車輪(自由輪3)を有する第一の操舵フレーム4と、左右一対の車輪(固定輪5)を有する第二の操舵フレーム6とを、台車本体2の下部に、進行方向xの前後に離して配置すると共に、それぞれ水平回動自在に支持し、第一の操舵フレーム4および第二の操舵フレーム6を互いに逆方向に回動するように操舵リンク7で連結して四輪操舵可能とした部品搬送台車1に関する。 台車本体2を牽引するための牽引フック15を起倒可能および上下動可能に設ける。 牽引フック15を、縦向きに起こした時に手押状態となって四輪操舵を規制し、横向きに倒した時に牽引状態となって四輪操舵が可能となるように切替える操舵切替レバー16にする。

概要

背景

工場内で部品を搬送するために部品搬送台車を用いている(例えば、特許文献1)。特許文献1の部品搬送台車は、牽引するための牽引フックを備えている。

概要

主に、牽引フックに牽引以外の機能を持たせることができるようにする。左右一対車輪(自由輪3)を有する第一の操舵フレーム4と、左右一対の車輪(固定輪5)を有する第二の操舵フレーム6とを、台車本体2の下部に、進行方向xの前後に離して配置すると共に、それぞれ水平回動自在に支持し、第一の操舵フレーム4および第二の操舵フレーム6を互いに逆方向に回動するように操舵リンク7で連結して四輪操舵可能とした部品搬送台車1に関する。 台車本体2を牽引するための牽引フック15を起倒可能および上下動可能に設ける。 牽引フック15を、縦向きに起こした時に手押状態となって四輪操舵を規制し、横向きに倒した時に牽引状態となって四輪操舵が可能となるように切替える操舵切替レバー16にする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

左右一対車輪を有する第一の操舵フレームと、左右一対の車輪を有する第二の操舵フレームとを、台車本体の下部に、進行方向の前後に離して配置すると共に、それぞれ水平回動自在に支持し、前記第一の操舵フレームおよび第二の操舵フレームを互いに逆方向に回動するように操舵リンクで連結して四輪操舵可能とした部品搬送台車において、前記台車本体を牽引するための牽引フックを起倒可能および上下動可能に設け、該牽引フックを、縦向きに起こした時に手押状態となって四輪操舵を規制し、横向きに倒した時に牽引状態となって四輪操舵が可能となるように切替える操舵切替レバーにしたことを特徴とする部品搬送台車。

請求項2

請求項1に記載の部品搬送台車であって、前記操舵切替レバーを、縦向き状態保持可能な起立保持部を備えたことを特徴とする部品搬送台車。

請求項3

請求項2に記載の部品搬送台車であって、前記起立保持部を、前記台車本体に対する前記第一の操舵フレームの水平回動を規制可能なものとしたことを特徴とする部品搬送台車。

請求項4

請求項2または請求項3に記載の部品搬送台車であって、前記操舵切替レバーを前記第一の操舵フレームに対して上下方向へ延びる長孔を中心として上下回動および上下動可能に軸支し、前記起立保持部を、前記台車本体に設けた上下方向へ延びる係止孔、および、前記操舵切替レバーに設けた、前記係止孔へ上方から係止可能な係止部としたことを特徴とする部品搬送台車。

請求項5

請求項4に記載の部品搬送台車であって、前記係止孔の上縁部に、該係止孔に対する前記係止部の挿入係止を案内する挿入ガイドを設けたことを特徴とする部品搬送台車。

請求項6

請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の部品搬送台車であって、前記台車本体に、前記操舵切替レバーを横向き状態で保持可能な、下がり過ぎ防止部を設けたことを特徴とする部品搬送台車。

技術分野

0001

この発明は、部品搬送台車に関するものである。

背景技術

0002

工場内で部品を搬送するために部品搬送台車を用いている(例えば、特許文献1)。特許文献1の部品搬送台車は、牽引するための牽引フックを備えている。

先行技術

0003

実開平1−80570号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記特許文献1に記載された部品搬送台車では、牽引フックは、牽引するためにしか使用していなかった。

0005

そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するために、本発明は、
左右一対車輪を有する第一の操舵フレームと、左右一対の車輪を有する第二の操舵フレームとを、
台車本体の下部に、進行方向の前後に離して配置すると共に、それぞれ水平回動自在に支持し、
前記第一の操舵フレームおよび第二の操舵フレームを互いに逆方向に回動するように操舵リンクで連結して四輪操舵可能とした部品搬送台車において、
前記台車本体を牽引するための牽引フックを起倒可能および上下動可能に設け、
該牽引フックを、縦向きに起こした時に手押状態となって四輪操舵を規制し、横向きに倒した時に牽引状態となって四輪操舵が可能となるように切替える操舵切替レバーにしたことを特徴とする。
これにより、牽引フックは操舵切替レバーとして使用できるようになる。

発明の効果

0007

本発明によれば、上記構成によって、牽引フックに牽引以外の機能を持たせることができる。

図面の簡単な説明

0008

本実施の形態にかかる部品搬送台車の全体斜視図である。
図1の部品搬送台車を、牽引フックを横向きの牽引状態にして別の方向から見た全体斜視図である。
図2の部品搬送台車を四輪操舵している状態を示す全体斜視図である。
図1の全体平面図である。
図3の全体平面図である。
図1の牽引フックの基部周辺部分拡大図である。
牽引フックを横向きの牽引状態にした状態を示す部分拡大斜視図である。
図7を別の方向から見た部分拡大斜視図である。
牽引フックを横向きの牽引状態にした部品搬送台車の部分拡大平面図である。
牽引フックを起倒および上下動する状態を示す部品搬送台車の部分拡大側面図である。

0009

以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1図10は、この実施の形態を説明するためのものである。

0010

<構成>以下、この実施例の構成について説明する。

0011

まず、各図において、方向を示す矢印を、進行方向x、幅方向y、上下方向zと規定する。これらの方向については後述する。

0012

工場内で部品を搬送するのに、図1(〜図5)に示すような、部品搬送台車1を用いる。この部品搬送台車1は、主に、台車本体2を有しており、左右一対の車輪(自由輪3)を有する第一の操舵フレーム4と、左右一対の車輪(固定輪5)を有する第二の操舵フレーム6とを、台車本体2の下部に、進行方向xの前後に離して設置している。
また、図3図5)に示すように、第一の操舵フレーム4と第二の操舵フレーム6とを、それぞれ台車本体2に水平回動自在に支持する。
そして、第一の操舵フレーム4および第二の操舵フレーム6を互いに逆方向に回動するように操舵リンク7で連結して四輪操舵可能とする。

0013

ここで、部品搬送台車1は、部品を部品パレットごと搬送可能なパレット用台車などとしている。そのため、台車本体2は、部品パレットを搭載可能な形状(矩形状)および大きさを有する水平且つ平坦パレット置台となっている。左右は、台車本体2の幅方向yの中心(幅中心線)を基準とした両側のことである。

0014

自由輪3は、水平旋回可能な車輪のことである。第一の操舵フレーム4は、図1図4)に示すように、四輪操舵を行わない状態の時に、台車本体2の幅方向yへ延びる横長のものとなっている。自由輪3は、第一の操舵フレーム4の左右両端側に位置している。

0015

固定輪5は、四輪操舵を行わない状態の時に、台車本体2の正面(進行方向x)を向くように固定した車輪である。第二の操舵フレーム6は、四輪操舵を行わない状態の時に、台車本体2の幅方向yへ延びる横長のものとなっている。

0016

図4図5)に示すように、第一の操舵フレーム4および第二の操舵フレーム6は、台車本体2の幅中心線上の位置に、それぞれ垂直な軸11,12を中心として水平旋回可能に取付けている。

0017

進行方向xは、部品搬送台車1を直進する時の前後方向であり、台車本体2の前後方向となるものである。部品搬送台車1は、作業の状況によって前後の向きが反対になる。幅方向yは、台車本体2を基準としており、上記した進行方向xに対して、水平な面内で直交する方向である。

0018

操舵リンク7は、第一の操舵フレーム4と第二の操舵フレーム6との相対向する辺における、台車本体2の幅中心線に関して反対側となり、且つ、幅中心線から等距離となる部分の間を連結している。

0019

以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。

0020

(1)図6(〜図10)に示すように、台車本体2を牽引するための牽引フック15を、図10に示すように、起倒可能および上下動可能に設ける。
そして、牽引フック15を、図1図4)に示すように、縦向きに起した時(起立状態)に、手押状態となって四輪操舵を規制し、図2図3図5)に示すように、横向きに倒した時(倒伏状態)に、牽引状態となって四輪操舵が可能となるように切替える操舵切替レバー16にする。

0021

ここで、牽引フック15は、部品搬送台車1を無人走行台車に連結したり、部品搬送台車1どうしを互いに連結したりして牽引できるようにするための連結具である。牽引フック15は、台車本体2に設けても良いし、第一の操舵フレーム4に設けても良いが、この場合には、牽引フック15は、第一の操舵フレーム4に設けている。

0022

そのために、図2に示すように、第一の操舵フレーム4を、台車本体2に対して進行方向xにハミ出す大きさにし、第一の操舵フレーム4の台車本体2からハミ出した部分4a(の上面)に牽引フック15を設けている。これに対し、無人走行台車や、部品搬送台車1の台車本体2における牽引フック15とは反対側の同じ位置には、牽引フック15を引っ掛けるための連結部17を設ける。

0023

牽引フック15は、第一の操舵フレーム4に対し、幅方向yの中央部に設ける。起倒は、牽引フック15が、進行方向xおよび上下方向zに対して上下回動する動き起立および倒伏)のことである。また、上下動は、牽引フック15の上下方向zの動き(昇降動)のことである。なお、牽引フック15の上下動は比較的僅かな移動量になっている。上下回動と上下動は、同時に行うことができる。

0024

手押状態は、部品搬送台車1を手押しする状態のことである。そのために、部品搬送台車1に、手押ハンドル31を設ける。この場合、手押ハンドル31は、第一の操舵フレーム4の台車本体2からハミ出した部分4a(の側面)に取付けている。手押ハンドル31は、図1に示すように、牽引フック15を内側に完全に収容できる大きさおよび形状のものとしている。そして、手押ハンドル31は、進行方向xから見た時に、牽引フック15を内側に完全に収容できる位置に設置している。

0025

なお、部品搬送台車1を手押しする場合、部品搬送台車1は、第二の操舵フレーム6の側が進行方向xの前側になる。また、部品搬送台車1を牽引する場合、部品搬送台車1は、第一の操舵フレーム4の側が進行方向xの前側になる。

0026

操舵切替レバー16は、四輪操舵を切替えるためのレバーであり、牽引フック15とは別に設けることができる。しかし、この実施例では、上記したように、牽引フック15に操舵切替レバー16の機能を持たせるようにしている。

0027

例えば、台車本体2に対して第一の操舵フレーム4を水平回動不能に固定することで四輪操舵が規制されるため部品搬送台車1は手押状態となり、台車本体2に対して第一の操舵フレーム4を水平回動自在な状態にすることで部品搬送台車1は四輪操舵が可能になるので、操舵切替レバー16は、後述するように、台車本体2と第一の操舵フレーム4との間をロックおよびロック解除するようにした操舵切替機構の一部として、台車本体2と第一の操舵フレーム4との間に設けるようにしても良い。

0028

この際、牽引フック15は、手押状態の時には出す必要がなく、牽引状態の時には出す必要があるので、操舵切替レバー16を起立状態にすることで台車本体2と第一の操舵フレーム4とが固定され、操舵切替レバー16を倒伏状態にすることで台車本体2と第一の操舵フレーム4との固定が解除されるような操舵切替機構にすれば、操舵切替レバー16はそのまま牽引フック15として使うことができるようになる。

0029

そのために、例えば、操舵切替機構は、牽引フック15となった操舵切替レバー16を起立状態にした時に、操舵切替レバー16が台車本体2に直接引っ掛かるようにすることで、台車本体2と第一の操舵フレーム4とを簡単に固定して四輪操舵を規制できるものとなる。また、操舵切替機構は、牽引フック15となった操舵切替レバー16を倒伏状態にした時に、操舵切替レバー16が台車本体2から離れて引っ掛からなくなるようにすることで、台車本体2と第一の操舵フレーム4との固定状態を簡単に解除して四輪操舵が可能なものとなる。以下、操舵切替機構の具体的な構成について説明する。

0030

(2)そして、図6(〜図10)に示すように、操舵切替レバー16を、縦向き状態(手押状態)で保持可能な起立保持部18を備えるようにしても良い。

0031

ここで、起立保持部18は、操舵切替レバー16を縦向きの手押状態のままで確実に保持できるのであればどのようなものでも良い。起立保持部18は、台車本体2と第一の操舵フレーム4の少なくともどちらか一方または両方に設けることができる。起立保持部18は、例えば、操舵切替レバー16を下から支えたり、操舵切替レバー16を上から吊ったり、操舵切替レバー16の中間部を押さえたりするものなどとすることができる。

0032

(3)起立保持部18を、台車本体2に対する第一の操舵フレーム4の水平回動を規制可能なものとしても良い。

0033

ここで、起立保持部18は、起立保持部18を縦向きの手押状態となるように保持した時に、台車本体2に対して第一の操舵フレーム4が水平回動しないように、第一の操舵フレーム4を固定できればどのようなものであっても良い。

0034

この場合、起立保持部18を、台車本体2と第一の操舵フレーム4との間に跨るように設けている。この構造によれば、起立保持部18によって操舵切替レバー16を縦向きに保持することで、起立保持部18は、台車本体2に対する第一の操舵フレーム4の水平回動を直接固定可能な操舵ロックとなる。

0035

(4)より具体的には、図8に示すように、操舵切替レバー16を第一の操舵フレーム4に対して上下方向zへ延びる長孔21を中心として上下回動および上下動可能に軸支する。
そして、起立保持部18を、台車本体2に設けた上下方向zへ延びる係止孔22、および、操舵切替レバー16に設けた、係止孔22へ上方から係止可能な係止部23とする。

0036

ここで、先ず、操舵切替レバー16について説明すると、操舵切替レバー16は、図7に示すように、金属製の棒状部材細長二等辺三角形状に曲げたものとなっており、先端部に連結部17に対する連結環部16aを有している。この連結環部16aは、操舵切替レバー16の先端部を仕切部材仕切って閉空間にしたものとなっている。また、操舵切替レバー16は、基部側に平面視ほぼ台形状をした金属製のプレートを基部側の一部を塞ぐように取付けている。上記した係止部23は、このプレートの倒伏時の上面、または、起立時に台車本体2側となる面に取付けている。

0037

次に、操舵切替レバー16の支持構造について説明する。先ず、操舵切替レバー16の基端側の両側部に、第一の操舵フレーム4の左右方向の両側へ延びる左右の支軸部26を設ける。そして、第一の操舵フレーム4における支軸部26を受ける位置に軸孔を有する左右の支持ブラケット27を設ける。この支持ブラケット27の軸孔に支軸部26を軸支する。そして、この軸孔を上下方向zへ延びる長孔21にする。長孔21は、少なくとも、係止孔22へ係止部23を挿入・離脱するために必要な長さを有している。支持ブラケット27は、金属板をL字状に曲げたものなどとすることができる。

0038

更に、起立保持部18について説明する。先ず、台車本体2における第一の操舵フレーム4側の辺部の幅方向yの中央部に筒状部材28を取付ける。この筒状部材28の内部空間を、上下方向zへ延びる係止孔22にする。この筒状部材28は、幅方向yに細長い筒状にする。なお、係止孔22は、台車本体2に直接設けても良い。

0039

そして、操舵切替レバー16の基端側に、係止孔22へ上方から挿入して係止可能なフック部を取付ける。このフック部を係止部23とする。フック部は、操舵切替レバー16を縦向きにした時に、係止孔22へ入る高さとなる位置に設置する。このフック部は、横長の係止孔22の形状に合わせた左右方向に幅広いものにする。フック部は、金属板をL字状に曲げたものなどとすることができる。フック部となるL字状の金属板は、係止孔22へ係止した状態で横面部とこの横面部の先端部から下方へ延びる縦面部とを有している。

0040

更に、必要に応じて、係止部23またはその周辺に重錘23a(荷重調整部)を設けても良い。この重錘23aは、操舵切替レバー16を縦向きの手押状態にして、係止部23を係止孔22に係止した時に、係止状態不用意外れないように保つためのものである。この場合には、重錘23aは、操舵切替レバー16を縦向きにした時に係止部23の上側となる位置などに設けている。重錘23aは、係止部23の上側となる位置に設けることで、係止部23の変形を防止する補強部にもなる。

0041

また、操舵切替レバー16の基端側の両側部に対し、左右一対の回動規制部材29を設けても良い。この回動規制部材29は、操舵切替レバー16を縦向きに起こして手押状態とした時に、台車本体2における第一の操舵フレーム4側の辺部に当接することで、第一の操舵フレーム4の水平回動を規制可能なストッパとなるものである。回動規制部材29は、金属板をL字状に曲げたものなどとすることができる。

0042

(5)更に、係止孔22の上縁部に、係止孔22に対する係止部23の挿入係止を案内する挿入ガイド24を設けるようにしても良い。

0043

ここで、挿入ガイド24を、筒状部材28の上端部に設けた進行方向xの外方(前方または後方)へ向けてほぼ水平に延びるガイド面とする。なお、挿入ガイド24は、例えば、係止孔22へ向かって緩い下り勾配となるガイド面などとしても良い。

0044

(6)更に、台車本体2に、操舵切替レバー16を横向き状態で保持可能な、下がり過ぎ防止部30を設けるようにしても良い。

0045

ここで、下がり過ぎ防止部30は、図10に示すように、操舵切替レバー16が水平状態よりも下へ傾かないようにする、または、操舵切替レバー16の先端部が水平となる高さよりも下がるのを防止するためのもの(水平保持部)である。好ましくは、下がり過ぎ防止部30を、筒状部材28の下端部に設けた進行方向xの外方(前方または後方)へほぼ水平に延びる押え面とする。

0046

そして、筒状部材28の下端部の下側に、操舵切替レバー16の基端部16bが入り込むスペースを設ける。押え面は、横向き状態にした操舵切替レバー16の基端部16bが下へ入り込むことで、操舵切替レバー16の基端部16bを押さえられる長さにする。この場合、下がり過ぎ防止部30は、挿入ガイド24よりも長く外方へ突出するものとなっている。

0047

なお、部品搬送台車1では、第一の操舵フレーム4の自由輪3はロック機構51を備えている。そして、第一の操舵フレーム4は、ロック機構51を操作するロック操作機構52を備えている。ロック操作機構52は、四輪操舵を行わない状態の時に、ほぼ進行方向xへ延びる第一操作レバー71と、ほぼ幅方向yへ延びる第二操作レバー72とを有している。

0048

ロック操作機構52は、操舵切替レバー16の基端部16bによって第二操作レバー72を上から押すことで動くものとなっている。第二操作レバー72が動くと、第一操作レバー71を介してロック機構51を操作できるようになっている。この際、操舵切替レバー16を縦向きの手押状態にして四輪操舵を規制すると自由輪3のロックが解除され、操舵切替レバー16を横向きの牽引状態にして四輪操舵ができるようにすると自由輪3がロックされるようになっている。牽引フック15は、操舵切替レバー16としての機能の他に、自由輪3のロック機構51を操作するロック操作機構52としての機能も備えている。

0049

<作用>以下、この実施例の作用について説明する。

0050

例えば、部品搬送台車1を手押しする場合(手押時)には、台車本体2に対して、第一の操舵フレーム4と第二の操舵フレーム6とを固定状態にする。これにより、部品搬送台車1は四輪操舵を行わない一般的な台車になる。この際、自由輪3のロック機構51を解除して、自由輪3を水平旋回できるようにすることで、部品搬送台車1は自由に向きを変更できるようになる。

0051

また、例えば、部品搬送台車1を、無人走行台車などを用いて牽引する場合(牽引時)には、台車本体2に対して、第一の操舵フレーム4と第二の操舵フレーム6とを水平回動自在な状態にする。これにより、第一の操舵フレーム4と第二の操舵フレーム6とを連結する操舵リンク7によって第一の操舵フレーム4と第二の操舵フレーム6とが互いに逆方向に回動するようになり、部品搬送台車1は四輪操舵式の台車となる。四輪操舵は、小回りが効くので、工場内の狭いスペースであっても無人走行台車を用いて部品搬送台車1を自由に移動できるようになる。この際、ロック機構51によって自由輪3の水平旋回をロックすることで、部品搬送台車1は安定して走行することができる。

0052

そして、手押時には、牽引フック15を縦向きにして手押ハンドル31の内側に収納すると共に、牽引時には牽引フック15を手押ハンドル31の内側から取り出して横向きにする。これにより、牽引フック15を、使わない時には邪魔にならず、また、使う時には簡単に取り出せるものとすることができる。

0053

また、四輪操舵を行うかどうかの切替え、および、自由輪3のロック・解除は、操舵切替レバー16の機能を備えた牽引フック15の出し入れによって同時に行うことができる。

0054

<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。

0055

(効果1)台車本体2を牽引するための牽引フック15を、操舵切替レバー16にした。これにより、牽引フック15を出し入れすることで、部品搬送台車1の作業状況(または使用形態)に応じて自然に四輪操舵の切替えを行うことが可能になる。

0056

即ち、牽引フック15を縦向きに起こした時に手押状態となって四輪操舵が規制され、自由輪3は水平旋回できるようなる。

0057

反対に、牽引フック15を横向きに倒した時に牽引状態となって四輪操舵ができるようになり、自由輪3は水平旋回できなくなる。

0058

よって、操舵切替レバー16と牽引フック15とを1つにまとめることが可能となり、牽引フック15の向きだけで非牽引と牽引との切替え、四輪操舵の切替え、および、自由輪3のロック状態の切替えを同時に行うことができるようになる。しかも、これらの切替えが簡単且つ確実にできるので、効率的であり、四輪操舵の切替えなどを意識する必要をなくすことができる。

0059

この際、牽引フック15を起倒可能にすると共に、更に上下動可能にすることで、牽引フック15に操舵切替レバー16としての機能を持たせ易い構造にすることができる。

0060

(効果2)部品搬送台車1は、操舵切替レバー16を起立状態で保持可能な起立保持部18を備えるようにしても良い。これにより、起立保持部18によって、操舵切替レバー16を縦向きの手押状態のままで確実に保持し続けることができる。よって、操舵切替レバー16が不用意に倒れることを防止し、操舵切替レバー16の倒れによって、四輪操舵の状態が勝手に切替わってしまうことを防止できる。

0061

(効果3)起立保持部18は、台車本体2に対する第一の操舵フレーム4の水平回動を規制可能なものとしても良い。これにより、起立保持部18で操舵切替レバー16を縦向きの手押状態に保持するだけで、台車本体2に対する第一の操舵フレーム4の向きを固定して、四輪操舵を直接規制することができる。よって、四輪操舵の切替え構造を簡略化することができる。

0062

(効果4)上下方向zへ延びる長孔21によって操舵切替レバー16を第一の操舵フレーム4に軸支しても良い。このように、長孔21によって操舵切替レバー16を軸支することにより、操舵切替レバー16は、上下回動と上下動との両方の動きができるようになる。

0063

そして、主に、操舵切替レバー16の上下回動によって、縦向きの手押状態と横向きの牽引状態とを切替える操舵切替レバー16の動き(起立・倒伏)が得られるようになる。

0064

また、主に、操舵切替レバー16の上下動によって、操舵切替レバー16を起立保持部18に保持する動きが得られるようになる。

0065

この際、起立保持部18を、台車本体2に設けた上下方向zへ延びる係止孔22、および、操舵切替レバー16に設けた係止部23として、係止部23を係止孔22へ上方から挿入して係止させることで、台車本体2に対する第一の操舵フレーム4の水平回動(四輪操舵)を直接規制することができる。

0066

反対に、係止部23を係止孔22から上方へ引き抜くことで、台車本体2に対する第一の操舵フレーム4の水平回動(四輪操舵)ができるようにすることができる。この係止部23と係止孔22の係止および解除には、長孔21に沿った操舵切替レバー16の上下移動が必要になる。

0067

(効果5)係止孔22の上縁部に挿入ガイド24を設けるようにしても良い。

0068

この際、挿入ガイド24を水平なガイド面としても良い。このように挿入ガイド24を水平なガイド面とすることで、フック部(係止部23)の先端部を一旦ガイド面の上に乗せてガイド面に操舵切替レバー16を支えさせる(荷重支持する)ことが可能になる。

0069

そして、ガイド面の上に乗ったフック部を支点として操舵切替レバー16を縦向きに起こすように動かすだけで、フック部を自然に係止孔22へ向けて滑らせる(案内する)と共に、係止孔22へ落とし込むことができるようになる。この時の、長孔21に対する支軸部26の上下回動および上下動は無駄のない必要最小限の動きになるため、フック部(係止部23)を少ない力で容易に係止孔22へ挿入することができる。

0070

これにより、挿入ガイド24で、係止部23の係止孔22に対する挿入係止を楽に案内することができる。よって、容易且つ確実に係止孔22への係止部23の挿入(および四輪操舵の規制)を行うことができるようになり、四輪操舵の切替えの作業性を向上することができる。

0071

これに対し、挿入ガイド24がなく、係止部23を係止孔22へ直接挿入しなければならない場合には、操舵切替レバー16を持ち上げた状態で係止孔22をピンポイントに狙って挿入する必要が生じるので、格段に大きな手間と力が必要になる。

実施例

0072

(効果6)台車本体2に下がり過ぎ防止部30を設けるようにしても良い。これにより、下がり過ぎ防止部30によって、操舵切替レバー16を横向き状態のまま保持することができる。そして、操舵切替レバー16は、横向きの状態よりも先端部が下がり過ぎてしまうのを防止することができる。そのため、作業者足元を保護して、安全性を高めることができる。

0073

1部品搬送台車
2台車本体
3 自由輪
4 第一の操舵フレーム
5固定輪
6 第二の操舵フレーム
7操舵リンク
15牽引フック
16 操舵切替レバー
18起立保持部
21長孔
22係止孔
23係止部
24挿入ガイド
30下がり過ぎ防止部
x 進行方向
y幅方向
z 上下方向

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