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図面 (18)

課題

エンジン周りでの複数の装置を上下方向にコンパクト配備できるようにすることが望まれていた。

解決手段

動力源としてのエンジン21と、エンジン冷却用ラジエータ88とが横並び状態で備えられ、エンジン21に対してラジエータ88が位置する側とは反対側において、エンジン21の排気浄化処理する排気処理装置89が、エンジン21と横並び状態で備えられ、上下方向での設置スペースが大きくならないようにする。

概要

背景

上記収穫機において、最近では、エンジン排気浄化するための排気処理装置が搭載されている。そして、従来では、排気処理装置がエンジンの上方側に位置する状態で備えられていた(例えば、特許文献1参照)。

概要

エンジン周りでの複数の装置を上下方向にコンパクト配備できるようにすることが望まれていた。動力源としてのエンジン21と、エンジン冷却用ラジエータ88とが横並び状態で備えられ、エンジン21に対してラジエータ88が位置する側とは反対側において、エンジン21の排気を浄化処理する排気処理装置89が、エンジン21と横並び状態で備えられ、上下方向での設置スペースが大きくならないようにする。

目的

そこで、エンジン周りでの複数の装置を上下方向にコンパクトに配備できるようにすることが望まれていた

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

動力源としてのエンジンと、エンジン冷却用ラジエータとが横並び状態で備えられ、前記エンジンに対して前記ラジエータが位置する側とは反対側において、前記エンジンの排気浄化処理する排気処理装置が、前記エンジンと横並び状態で備えられている収穫機

請求項2

前記エンジンの上部にシリンダヘッドが備えられ、前記排気処理装置は、前記シリンダヘッドと横並び状態で備えられている請求項1に記載の収穫機。

請求項3

前記エンジンの出力軸は、フライホイールよりも外方に延設され、前記出力軸のうち前記フライホイールよりも遊端側箇所に動力伝達用出力回転体が備えられ、前記排気処理装置が、前記出力軸の軸芯方向において、前記フライホイールの周囲を覆うフライホイールハウジングと前記出力回転体との間に位置する状態で備えられている請求項1又は2に記載の収穫機。

請求項4

前記出力軸のうち前記フライホイールよりも遊端側箇所を支持する軸受け部材が、前記フライホイールハウジングに連結される状態で備えられ、前記排気処理装置を載置支持する載置支持部が、前記軸受け部材の上部に設けられている請求項3に記載の収穫機。

請求項5

前記出力回転体は、前記載置支持部及び前記排気処理装置の下方に入り込む状態で設けられている請求項4に記載の収穫機。

請求項6

前記エンジンの上部にシリンダヘッドが備えられ、前記ラジエータ、前記エンジン、及び、前記排気処理装置が、前記エンジンの出力軸の軸芯方向に沿って横並び状態で備えられ、前記エンジンに燃焼用空気を供給するエアークリーナが、前記エンジンに対して、前記軸芯方向と直交する直交方向の横側に位置する状態で備えられ、前記エアークリーナの上方位置に、前記エアークリーナに供給される前に予備的に空気中の塵埃を除去するプレクリーナが備えられ、前記プレクリーナは、前記直交方向において、前記シリンダヘッドと横並び状態で備えられている請求項1から5のいずれか1項に記載の収穫機。

請求項7

前記エンジンを支持するエンジン支持フレームが備えられ、前記エンジン支持フレームに、前記エアークリーナの下方位置にまで延びる延設部が備えられ、前記延設部に、前記エアークリーナを支持するエアークリーナ支持フレームが立設されている請求項6に記載の収穫機。

請求項8

前記エンジン、前記ラジエータ、前記排気処理装置、及び、前記エアークリーナの上方を覆う原動部カバーが備えられ、前記原動部カバーのうち前記エアークリーナ側のカバー部分開放可能に構成されている請求項6又は7に記載の収穫機。

請求項9

前記ラジエータと前記エンジンとの間に、ラジエータ冷却用の風を生起する冷却ファンが備えられ、前記原動部カバーのうち、前記ラジエータ側の側部及び前記排気処理装置側の側部の夫々に、通風可能な通気部が備えられている請求項8に記載の収穫機。

請求項10

刈取穀稈脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置にて脱粒処理されたあとの穀粒貯留する穀粒タンクとが備えられ、前記穀粒タンクと前記エンジンとは、前記脱穀装置の上方において、機体前部側に前記穀粒タンクが位置するとともに、機体後部側に前記エンジンが位置する状態で、前後方向に並べられ、前記排気処理装置は、前記エンジンの機体左右方向一方側の側方に備えられている請求項1から9のいずれか1項に記載の収穫機。

技術分野

0001

本発明は、例えば、コンバイントウモロコシ収穫機等のように、エンジン動力により各部を駆動して作物収穫する収穫機に関する。

背景技術

0002

上記収穫機において、最近では、エンジンの排気浄化するための排気処理装置が搭載されている。そして、従来では、排気処理装置がエンジンの上方側に位置する状態で備えられていた(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2017−74026号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来構成では、大型の装置であるエンジンに対して、その上方側に大型の装置である排気処理装置が位置するから、エンジン及びエンジンに付随する複数の装置の上下方向での設置スペースが大きくなり、その分、エンジンの設置場所制約を受けるおそれがある。

0005

そこで、エンジン周りでの複数の装置を上下方向にコンパクト配備できるようにすることが望まれていた。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る収穫機の特徴構成は、
動力源としてのエンジンと、エンジン冷却用ラジエータとが横並び状態で備えられ、
前記エンジンに対して前記ラジエータが位置する側とは反対側において、前記エンジンの排気を浄化処理する排気処理装置が、前記エンジンと横並び状態で備えられている点にある。

0007

本発明によれば、エンジンとラジエータとが横並び状態で備えられる。ラジエータは、エンジンを冷却するために広い冷却用面積を必要とするので、上下方向に大型になるが、エンジンと横並び状態に備えられることで、上下方向での設置スペースが大きくなることはない。

0008

排気処理装置は、ラジエータが位置する側とは反対側に備えられるので、ラジエータと排気処理装置とがエンジンを中心して横方向に離れた箇所に位置する。その結果、高温となるエンジンの排気がラジエータに悪影響を与えるおそれがない。しかも、大型の装置である排気処理装置が、エンジンと横並び状態で備えられることで、上下方向での設置スペースが大きくなることはない。

0009

従って、エンジン周りでの複数の装置を上下方向にコンパクトに配備することが可能となった。

0010

本発明においては、前記エンジンの上部にシリンダヘッドが備えられ、前記排気処理装置は、前記シリンダヘッドと横並び状態で備えられていると好適である。

0011

本構成によれば、エンジンのシリンダヘッドは下部のクランク収納する部分に比べて幅狭になるので、その横側方での空き領域を利用してエンジンに近づけた状態で排気処理装置をコンパクトに配備しやすい。また、排気口はシリンダヘッドの上部にあるので、排気口と排気処理装置とを接続する排気路を短くして構成を簡素できる利点もある。

0012

本発明においては、前記エンジンの出力軸は、フライホイールよりも外方に延設され、
前記出力軸のうち前記フライホイールよりも遊端側箇所に動力伝達用出力回転体が備えられ、
前記排気処理装置が、前記出力軸の軸芯方向において、前記フライホイールの周囲を覆うフライホイールハウジングと前記出力回転体との間に位置する状態で備えられていると好適である。

0013

本構成によれば、大径であるフライホールを覆う大型のフライホイールハウジングと、動力取り出し用伝動ベルト等が巻回される出力回転体とに干渉しない状態で、排気処理装置をできるだけエンジンに近づけた状態で配備することができる。

0014

本発明においては、
前記出力軸のうち前記フライホイールよりも遊端側箇所を支持する軸受け部材が、前記フライホイールハウジングに連結される状態で備えられ、
前記排気処理装置を載置支持する載置支持部が、前記軸受け部材の上部に設けられていると好適である。

0015

本構成によれば、出力軸の遊端側箇所を軸受け部材によって支持することで、出力用回転体に伝動ベルトが巻回されて片持ち状の引っ張り力が作用しても、変形を阻止するように、出力軸を安定的に支持することができる。そして、この軸受け部材により排気処理装置を支持するので、専用の支持部材を設けるなどの構成を複雑化させることなく、軸受け部材を有効に利用して排気処理装置を支持することができる。

0016

本発明においては、前記出力回転体は、前記載置支持部及び前記排気処理装置の下方に入り込む状態で設けられていると好適である。

0017

本構成によれば、出力回転体が載置支持部及び排気処理装置に対して軸芯方向に沿って重なり合う状態で備えられる。載置支持部及び排気処理装置が、軸芯方向に沿って大型になっても、出力回転体をエンジンに対してできるだけ近づけて配備することができる。

0018

本発明においては、前記エンジンの上部にシリンダヘッドが備えられ、
前記ラジエータ、前記エンジン、及び、前記排気処理装置が、前記エンジンの出力軸の軸芯方向に沿って横並び状態で備えられ、
前記エンジンに燃焼用空気を供給するエアークリーナが、前記エンジンに対して、前記軸芯方向と直交する直交方向の横側に位置する状態で備えられ、
前記エアークリーナの上方位置に、前記エアークリーナに供給される前に予備的に空気中の塵埃を除去するプレクリーナが備えられ、
前記プレクリーナは、前記直交方向において、前記シリンダヘッドと横並び状態で備えられていると好適である。

0019

本構成によれば、ラジエータ、エンジン、及び、排気処理装置の並び方向と直交する直交方向において、エンジンと横並び状態で、エアークリーナとプレクリーナとが備えられるから、上下方向での設置スペースが大きくなることがない状態で、上記各装置を配備することができる。

0020

本発明においては、前記エンジンを支持するエンジン支持フレームが備えられ、
前記エンジン支持フレームに、前記エアークリーナの下方位置にまで延びる延設部が備えられ、
前記延設部に、前記エアークリーナを支持するエアークリーナ支持フレームが立設されていると好適である。

0021

本構成によれば、エンジンを支持するために剛性の高い状態で設けられるエンジン支持フレームを利用して、エアークリーナを強固に支持することができる。

0022

本発明においては、前記エンジン、前記ラジエータ、前記排気処理装置、及び、前記エアークリーナの上方を覆う原動部カバーが備えられ、
前記原動部カバーのうち前記エアークリーナ側のカバー部分開放可能に構成されていると好適である。

0023

本構成によれば、作業時には、原動部カバーによって、エンジン周りの各装置に塵埃等が降りかかることを防止できる。そして、エアークリーナは、定期的に清掃等のメンテナンス作業が必要となるが、そのメンテナンス作業の際には、原動部カバーのうちのエアークリーナ側のカバー部分を開放することで、わずらわしさなく容易に行える。

0024

本発明においては、前記ラジエータと前記エンジンとの間に、ラジエータ冷却用の風を生起する冷却ファンが備えられ、
前記原動部カバーのうち、前記ラジエータ側の側部及び前記排気処理装置側の側部の夫々に、通風可能な通気部が備えられていると好適である。

0025

本構成によれば、冷却ファンが作動すると、ラジエータ側の側部に備えられている通気部を通して外気が流入してラジエータが冷却される。そして、冷却風が、原動部カバーの内部を通り、排気処理装置側の側部に備えられている通気部を通して外部に排出される。

0026

このように、冷却ファンにより生起される風を利用して、排気処理装置の周囲が冷却されるとともに、高温の空気が外方に排出することができる。

0027

本発明においては、刈取穀稈脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置にて脱粒処理されたあとの穀粒貯留する穀粒タンクとが備えられ、
前記穀粒タンクと前記エンジンとは、前記脱穀装置の上方において、機体前部側に前記穀粒タンクが位置するとともに、機体後部側に前記エンジンが位置する状態で、前後方向に並べられ、
前記排気処理装置は、前記エンジンの機体左右方向一方側の側方に備えられていると好適である。

0028

本構成によれば、脱穀装置の上方部に穀粒タンクとエンジンとが備えられる。このように、脱穀装置の上方にエンジンが備えられるので、例えば、処理能力を向上させるために脱穀装置が大型化させるようにしても、エンジンを脱穀装置の横側方に位置させる場合に比べて機体横幅方向の寸法が大型化するおそれが少ない。しかも、脱穀装置の上方であって、穀粒タンクの後方の空きスペースを利用してエンジンを配備するので、エンジンを上方に備えるようにしても、機体の上下方向の寸法が大型化するおそれは少ない。

0029

エンジンは、穀粒タンクに比べて小型の装置であるから、穀粒タンクの後方側のエンジンの横側は空き領域となる。そこで、空き領域を有効に利用して、機体の上下方向の寸法が大型化するおそれの少ない状態で、排気処理装置を備えることができる。

図面の簡単な説明

0030

コンバインの全体右側面図である。
コンバインの全体左側面図である。
コンバインの平面図である。
機体支持構造を示す平面図である。
機体支持構造を示す斜視図である。
脱穀装置の支持構造を示す側面図である。
脱穀装置の支持構造を示す平面図である。
脱穀装置の縦断正面図である。
脱穀装置の支持構造を示す縦断正面図である。
選別部フレーム燃料タンクフレームの構成を示す斜視図である。
穀粒タンク及び原動部カバーを外した状態の全体平面図である。
エンジン支持フレームの平面図である。
エンジン支持フレームの正面図である。
原動部カバーを外した状態の全体背面図である。
原動部の一部切欠き背面図である。
原動部の縦断側面図である。
原動部の原動部カバーの取り外し状態を示す斜視図である。

実施例

0031

以下、図面に基づいて、本発明に係る収穫機の実施形態を普通型コンバインに適用した場合について説明する。

0032

〔全体構成〕
図1図3に示すように、コンバインは、作物を刈り取って後方に搬送する刈取搬送部1、キャビン2にて覆われた運転部3、刈取搬送部1にて刈り取られた作物の脱穀処理を行う脱穀装置4、その脱穀装置4にて脱穀処理されて得られた穀粒を貯留する穀粒タンク5、動力源としてのエンジン21を有する原動部6、機体左右両側に位置する左右の走行部7等が備えられている。左右の走行部7は夫々、操向不能で且つ回転駆動される前側走行装置としての前車輪8と、操向操作可能な後側走行装置としての後車輪9とを備えている。

0033

この実施形態で、機体の前後方向を定義するときは、作業状態における機体進行方向に沿って定義し、機体の左右方向を定義するときは、機体進行方向視で見た状態で左右を定義する。すなわち、図1,2,3に符号(F)で示す方向が機体前側図1,2,3に符号(B)で示す方向が機体後側である。図3に符号(L)で示す方向が機体左側図3に符号(R)で示す方向が機体右側である。

0034

刈取搬送部1は、機体の前部において、昇降用アクチュエータとしての刈取昇降シリンダ10により横向き支点P1周りで駆動昇降自在に支持されている。刈取搬送部1は、植立する作物を刈り取り、刈り取った作物を刈幅方向の中央部に寄せ集める刈取ヘッダ11と、刈り取られて中央に寄せ集められた作物を機体後方の脱穀装置4に向けて搬送するフィーダ12とを備えている。

0035

図1,2,3,20に示すように、刈取ヘッダ11には、刈取対象となる作物の穂先側を後方に向けて掻込む回転リール13、作物の株元を切断して刈り取るバリカン型の刈刃14、刈り取った作物を刈幅方向の中央部に寄せ集める横送りオーガ15等が備えられている。

0036

図示はしないが、フィーダ12は、角筒状の搬送ケース16内に、左右一対無端回動チェーンが前後方向にわたって巻回張設されている。左右の無端回動チェーンにわたり周方向に沿って適宜間隔をあけて係止搬送体(図示せず)を架設してあり、無端回動チェーンを回動駆動することで、係止搬送体によって刈取ヘッダ11から受け渡された作物を後方上方に向けて搬送するように構成されている。

0037

脱穀装置4は、機体左右方向中央部の低い位置にあり、脱穀装置4の上方において、機体前部側に穀粒タンク5が位置し、機体後部側にエンジン21が位置する状態で、穀粒タンク5とエンジン21とが前後方向に並ぶ方向で備えられている。

0038

〔機体支持構造〕
機体支持構造について説明する。
図4,5に示すように、機体前後方向に延びる左右一対の主フレーム22と、左右の主フレーム22の前部を連結する前側連結部23と、左右の主フレーム22の後部を連結する後側連結部24とによって、機体全体を支持する機体フレーム25が構成されている。

0039

左右の主フレーム22は、断面形状が略C形チャンネル材にて構成され、図1,2に示すように、機体前部から機体後部にわたって前後方向に長く設けられている。左右の主フレーム22よりも低い位置に左右の走行部7すなわち、左右の前車輪8及び左右の後車輪9の車軸8a,9aが備えられている。図4,5に示すように、左右の前車輪8及び左右の後車輪9は、左右の主フレーム22夫々の機体左右方向外方側に位置する状態で備えられ、左右の主フレーム22は左右の前車輪8及び左右の後車輪9に支持されている。

0040

前側連結部23について説明する。
図4,5に示すように、前側連結部23には、左右の主フレーム22から前方に突出している前方突出部に相当する左右のベース部26と、左右のベース部26を連結する上部横フレーム27と、左右のベース部26よりも下側において左右両側部を連結する下部横フレーム28とが備えられている。ベース部26は、左右の主フレーム22の前端部に前方に突出する状態で一体的に連結されている。上部横フレーム27は角筒状であり、左右のベース部26に亘って延び、左右両側がベース部26に一体的に連結されている。

0041

図7,9にも示すように、左右の主フレーム22から前方に突出している左右のベース部26の下面側に、前車輪8の車軸を回転自在に支持する車軸ケース29がボルト連結されている。従って、主フレーム22の前部側が前車輪8に支持されている。

0042

左右の車軸ケース29が下部横フレーム28によって連結されている。
下部横フレーム28には、前後方向に延びる左右の前後向き連結体30と、左右の前後向き連結体30の後部を連結する後側横向き連結体31と、左右の前後向き連結体30の前部を連結する前側横向き連結体32とが備えられている。前側横向き連結体32が左右の車軸ケース29にボルト連結されている。

0043

走行駆動用走行駆動装置内装するミッションケース34が、上部横フレーム27と下部横フレーム28との間に入り込む状態で備えられている。ミッションケースの左右側方には、左右の前車輪8の車軸ケース29と、ミッションケース34と左右の車軸ケース29とを連結する左右の中継伝動ケース35とが備えられ、それらが一体的に連結されている。

0044

左右の車軸ケース29の後下部側箇所同士が丸パイプ材からなる横向きパイプフレーム36にて連結されている。この横向きパイプフレーム36は、内部の空間が作動油の貯留部として利用されている。また、ミッションケース34の前端部が連結部材37を介して横向きパイプフレーム36の左右方向の中間部に連結されている。

0045

後側連結部24について説明する。
図5に示すように、後側連結部24には、左右の主フレーム22よりも下側に位置し且つ左右の主フレーム22にわたって延びる丸パイプ材からなる後部連結体38が備えられ、左右の後車輪にわたって設けられた走行装置支持体としての後輪支持体39が、後部連結体38に前後軸芯P2周りに揺動自在に支持されている。つまり、後輪支持体39によって、左右の走行部7(後車輪9)を連結する後部側の走行部連結体を構成する。

0046

すなわち、左右の主フレーム22における車体後部側箇所に、下向きに突出する支持枠40が備えられ、後部連結体38が、その左右両側の支持枠40に亘って架設連結されている。後部連結体38の左右中間部に固定状態ローリング支持部41が設けられ、車体横向きの後輪支持体39の車体横幅方向の中間部が、車体前後向きの軸芯P2周りで揺動自在にローリング支持部41に支持されている。

0047

後輪支持体39の左右両側端部には、左右の後車輪9が縦軸芯周りで揺動自在に支持され、後輪支持体39の後部側に左右方向に沿ってステアリングシリンダ42が設けられている。後車輪9は、ステアリングシリンダ42の操作により、縦軸芯周りで揺動して旋回操作することができる。

0048

〔脱穀装置〕
次に、脱穀装置4について説明する。
図6,7,8,9に示すように、脱穀装置4には、脱粒処理を行う脱穀部43と、脱穀部43による脱粒処理が行われた後の処理物選別処理する選別部44とが備えられている。脱穀部43は、外周部を囲う状態で略箱状の脱穀フレーム45が備えられ、脱穀フレーム45の内部に、機体前後方向に沿う回転軸芯周りで回転する扱胴46が備えられ、扱胴46によって刈取穀稈の脱粒処理が行われる。

0049

選別部44は、矩形状態の周壁部からなる選別部フレーム47が備えられ、選別部フレーム47の内部において、脱粒処理が行われた後の処理物を、揺動移送しながら、穀粒、枝付き穀粒等の二番物、及び、排ワラ等に選別するための選別処理部48(図8参照)を備えている。

0050

このように、脱穀部43及び選別部44は、夫々、周囲を覆う外周部分が大きな支持強度を有するフレーム構造体としての脱穀フレーム45及び選別部フレーム47にて構成されている。脱穀装置4の機体後方側には、脱穀装置4にて脱穀処理された後の脱穀処理物(排ワラ屑等)を細断処理する細断処理装置49が備えられている。

0051

図19に示すように、選別部44に備えられる選別処理部48は、揺動選別装置50によって揺動移送しながら漏下選別される穀粒を横一側に搬送するスクリューコンベア式の一番物回収装置51と、二番物を横一側に搬送するスクリューコンベア式の二番物回収装置52と、処理物に選別風を供給する送風装置53とを備えている。

0052

図16に示すように、選別部44の右側外方には、一番物回収装置51によって搬送される穀粒を上方の穀粒タンク5内に向けて搬送する一番物搬送機構としての穀粒揚送コンベア54と、二番物回収装置52によって搬送される二番物を脱穀部43に還元するための二番物還元装置55とが備えられている。

0053

そして、脱穀部43を構成する脱穀フレーム45が左右の主フレーム22に載置支持されている。
図6,9,14に示すように、脱穀フレーム45は、脱穀部43の左右両側において、前後方向全域に亘って延びるとともに、上下方向に沿って延びる左右の縦向き支持部としての略板状の側壁部56、左右の側壁部56の後端部同士を連結する略板状の後壁部57、左右の側壁部56の前端部同士を連結する略板状の前壁部58、上記各壁部の周縁部分を囲う複数の補強用支持体等を備えて、それらが一体的に連結されている。前壁部58及び後壁部57には、脱穀処理物が通過するための開口が形成されている。

0054

補強用支持体は角筒材アングル材等からなり、複数の補強用支持体として、図6,8に示すように、左右の側壁部56の下縁に沿って前後方向に延びる左右の下部支持体59、左右の側壁部56の上縁に沿って前後方向に延びる左右の上部支持体60、前壁部58の左右端縁に沿って縦方向に延びる左右の縦向きフレーム体61等が備えられている。

0055

脱穀フレーム45は、左右の主フレーム22に載置支持されている。説明を加えると、脱穀フレーム45のうちの左右の下部支持体59が左右の主フレーム22の上面に載置された状態で、下部支持体59と主フレーム22とが複数箇所においてボルトで連結して固定されている。

0056

図6に示すように、左右の主フレーム22は、機体が地面に接地している状態で接地面に対して略平行姿勢となる水平状態に設けられるのに対して、脱穀装置4の上部が、機体後部側ほど上側に位置する後上がり傾斜状態に設けられている。すなわち、左右の上部支持体60が、脱穀装置4の上部に沿って後上がり傾斜状態に設けられている。

0057

運転部3は、脱穀フレーム45に連結固定された運転部フレーム62により載置支持されている。運転部フレーム62は、基端部が脱穀フレーム45の前端部における補強用支持体である左右の縦向きフレーム体61の上部側箇所に連結固定され、機体前方に向けて片持ち状に突出する状態で設けられている。又、運転部フレーム62は、前方突出方向の中間部が、左右の縦向きフレーム体61における基端部の連結箇所よりも下方側箇所から斜め前方上方に延出された棒状の左右の補強部材63により受止め支持されている。運転部フレーム62は、接地面に対して略平行姿勢となるように水平状態に設けられている。

0058

運転部3はキャビン2によって囲まれており、キャビン2を含む運転部3全体が、一体型箱状体にて構成されている。このような運転部3は、図示しない防振ゴムを介して運転部フレーム62に載置支持され、ボルト連結により固定されている。

0059

扱胴46の上方を覆う天板65は扱胴46の外周面に沿うように略半円筒状湾曲する形状になっている。そして、天板65よりも上側の箇所において、左右の側壁部56の上部を連結する脱穀上部連結体66が備えられている。図7,8に示すように、脱穀上部連結体66は、機体前後方向に適宜間隔をあけて並ぶ状態で複数備えられている。脱穀上部連結体66は、下端縁が天板65の形状に沿うように円弧状に形成されており、下端縁が天板65に当て付けられた状態で適宜箇所がボルト連結されている。このようにして脱穀上部連結体66が天板に支持されている。

0060

選別部44を構成する選別部フレーム47は、左右の主フレーム22に吊り下げ支持されている。
図10に示すように、選別部フレーム47は、選別部44の左右両側を覆う側壁部67と、左右の側壁部67の前部側同士を連結する前側支持部68とを備えて矩形枠状に形成されている。そして、左右の側壁部67の上端部を左右の主フレーム22の下面に当て付けてボルト連結にて固定されて吊り下げ支持されている。

0061

選別部フレーム47の前端部と、機体フレーム25のうちの前側連結部23とが連結されている。具体的には、機体フレーム25のうちの前側連結部23を構成する下部横フレーム28における後側横向き連結体31と、選別部フレーム47のうちの左右の側壁部67の前端部とがボルト連結されている。

0062

〔燃料タンク〕
次に、燃料タンク70の支持構造について説明する。
図2,7に示すように、燃料タンク70は、左側の前車輪8と後車輪との間に位置し、且つ、選別部44の左横外方に位置する状態で備えられている。燃料タンク70を載置支持する燃料タンク支持フレーム71が備えられている。図10に示すように、燃料タンク支持フレーム71は、選別部フレーム47の下部の左右両側部を連結するとともに、左右の主フレーム22のうち機体左側の主フレーム22よりも機体左側外方に突出する状態で備えられている。

0063

燃料タンク支持フレーム71は、前後方向に離間した状態で左右方向に延びる2本の横向き部材72と、2本の横向き部材72の右側端部同士及び左右中間部同士を連結する2本の前後向き部材73と、2本の横向き部材72の左側端部に備えられたタンク載置部74とを備えている。横向き部材72は角パイプ材にて構成され、前後向き部材73はアングル材にて構成されている。

0064

選別部フレーム47における左右両側の側壁部67の下端において、前後の横向き部材72に対応する位置に横向き部材72が入り込む凹入部75が形成されている。前後の横向き部材72が凹入部75に入り込むように、燃料タンク支持フレーム71が選別部フレーム47の下方側から装着され、2本の前後向き部材73が左右両側の側壁部67に対して下方側からボルト連結されて固定されている。タンク載置部74は、選別部フレーム47の左側の側壁部67よりも左側外方に突出しており、このタンク載置部74に燃料タンク70が載置支持されている。

0065

〔穀粒タンク〕
次に、穀粒タンク5について説明する。
図1,2,15,16に示すように、穀粒タンク5は、脱穀装置4の上方において、機体前部側に位置する状態で備えられている。穀粒タンク5は、脱穀フレーム45の上部に支持されている。すなわち、穀粒タンク5は、機体前部側が、前部側タンク支持フレーム76を介して、脱穀フレーム45における左右の上部支持体60に載置支持され、機体後部側が、後部側タンク支持フレーム77を介して、左右の上部支持体60に載置支持されている。

0066

穀粒タンク5には、貯留される穀粒を機体外方に排出する穀粒排出装置Hが備えられている。穀粒排出装置Hに、穀粒タンク5の内側下部に位置して穀粒を横送りする横送り搬送部78と、穀粒タンク5の外方に位置して横送り搬送部78にて搬送された穀粒を排出箇所まで搬送する排出コンベア79とが備えられている。

0067

穀粒タンク5の底面は左右方向視で下窄まり状に形成され、穀粒タンク5内部における下窄まり状部分の下端部にスクリュー式の横送り搬送部78が設けられている。貯留される穀粒が排出時に横送り搬送部78に向けて流下案内されるように構成されている。図2に示すように、穀粒タンク5の左側の外部に、横送り搬送部78により搬送された穀粒を機体の外部の排出箇所に向けて排出するためのスクリューコンベア式の排出コンベア79が備えられている。

0068

穀粒タンク5が、機体前後方向視で下窄まり状に形成されており、排出コンベア79は、穀粒タンク5の下窄まり状の傾斜面部分に基端部80が支持される状態で備えられている。そして、基端部80が傾斜面に直交する軸芯周りで回動自在に支持されている。排出コンベア79は、油圧シリンダ81によって基端部を回動させることにより、先端部が機体外方に張り出す張り出し状態と、機体内方側に引退する格納状態とに切り換え可能に構成されている。排出コンベア79は、格納状態において、図2に示すように、機体後部側ほど上方に位置する後上がり傾斜姿勢になるとともに、図14に示すように、穀粒タンク5の下窄まり状の凹入部82に入り込む状態で収納される。図14に示すように、燃料タンク70も排出コンベア79と同様に、穀粒タンク5の下窄まり状の凹入部82に入り込む状態で収納されている。

0069

図15に示すように、穀粒タンク5は、前部側の後下がり傾斜姿勢の底面が前部側タンク支持フレーム76にて支持され、後部側の後上がり傾斜姿勢の底面が後部側タンク支持フレーム77にて支持されている。

0070

図11に示すように、前部側タンク支持フレーム76は、脱穀フレーム45の左右の側壁部56にわたって延び、且つ、左右の側壁部56の上縁部に位置する左右の上部支持体60に載置支持されてボルト連結されている。

0071

後部側タンク支持フレーム77は、前部側タンク支持フレーム76と同様に、脱穀フレーム45の左右の側壁部56にわたって延び、且つ、左右の側壁部56の上縁に位置する左右の上部支持体60に載置支持されている。

0072

図11に示すように、後部側タンク支持フレーム77には、左右両側に位置する左右のタンク用横側支持部83と、左右のタンク用横側支持部83同士を連結する複数のタンク用左右連結部84とが備えられている。左右のタンク用横側支持部83は夫々、側面視で略台形の枠状に形成されている。

0073

〔原動部〕
次に、原動部6について説明する。
図2,3に示すように、原動部6は、穀粒タンク5の後方側に位置する状態で、脱穀フレーム45に支持されている。原動部6は、その外周部の略全域が原動部カバー85によって覆われている。原動部カバー85の内方側には、図11,14,15,16に示すように、動力源としてのエンジン21、エンジン21に供給される燃焼用空気を浄化するエアークリーナ86、吸入される外気を予め除塵してエアークリーナ86に供給するプレクリーナ87、エンジン21を冷却するためのラジエータ88、エンジン21からの排気を浄化処理する排気処理装置89等を備えている。ラジエータ88の近傍には、冷却風を生起する冷却ファン90が備えられている。排気処理装置89は、ディーゼル微粒子捕集フィルターDPF)を備えて、排ガスに含まれるディーゼル微粒子等の粒子状物質(PM)を減少させる。

0074

エンジン21を支持するエンジン支持フレーム91が備えられ、エンジン支持フレーム91は、脱穀フレーム45のうちの左右の側壁部56にわたって延び、且つ、左右の側壁部56の上縁部に位置する左右の上部支持体60に載置支持されている。

0075

図12に示すように、エンジン支持フレーム91は、左右の上部支持体60の上側を前後方向に沿って延びる左右の側部縦面部92、左右の側部縦面部92の前部同士を連結する前部連結部材93と、左右の側部縦面部92の前後中間部同士を連結する中間部連結部材94とが備えられている。そして、図13にも示すように、前部連結部材93と中間部連結部材94の夫々において、左右両側部にエンジン21を搭載支持するためのエンジン載置部97が備えられている。4つのエンジン載置部97により、ゴムマウントを介してエンジン21が載置支持される。ゴムマウントによりエンジン21の振動を吸収して振動が運転部3に伝わらないようにしている。

0076

左右の側部縦面部92は、エンジン21を支持するエンジン支持箇所から後方側に向けて延設されている。その後方延設側箇所に、左右の側部縦面部92の後端側箇所同士を連結する延設部としての格子状の後部支持部95が備えられている。後部支持部95には、原動部6のメンテナンス作業等のために作業者搭乗することが可能な作業台96が載置支持されている。

0077

図16に示すように、左右の側部縦面部92は、機体前部側が上下方向に幅広であり、機体後部側ほど順次幅狭となるように形成されている。左右の側部縦面部92の下端縁が左右の上部支持体60に載置された状態でボルト連結されている。作業台96の外周部には、作業者を保護する保護柵98が設けられている。

0078

図16に示すように、左右の上部支持体60は、機体後部側ほど上側に位置する後上がり傾斜状態に設けられているが、左右の側部縦面部92が機体後部側ほど順次幅狭となるように形成されているので、左右の側部縦面部92の上縁部は水平状態となり、エンジン載置部97及び作業台96は夫々、水平状態に設けられている。

0079

図14,15に示すように、機体前後方向視で、排気処理装置89とラジエータ88とがエンジン21に対して左右両側に振り分け配置され、且つ、ラジエータ88が脱穀装置4の右側の端部よりも右側外方に突出する状態で備えられている。すなわち、ラジエータ88、エンジン21、及び、排気処理装置89が、エンジン21の出力軸21Aの軸芯方向に沿って横並び状態で備えられている。

0080

エンジン21の出力軸21Aは、エンジン21の左側部から左側外方に延設されている。エンジン21の左側部には、出力軸21Aと一体回転するフライホイール99が備えられ、そのフライホイール99の外周部には、フライホイール99を覆うフライホイールハウジング100が備えられている。フライホイールハウジング100はエンジン21のケーシングと一体的に設けられている。

0081

図15に示すように、エンジン21の出力軸21Aは、フライホイール99よりも左側外方に延設され、出力軸21Aのうちフライホイール99よりも遊端側箇所に動力伝達用の出力回転体としての出力プーリ101が備えられている。そして、出力軸21Aのうちフライホイール99よりも遊端側箇所を支持する軸受け部材102が、フライホイールハウジング100に連結される状態で備えられている。

0082

軸受け部材102は、フライホイールハウジング100に対してフランジ接続されてボルト連結されている。軸受け部材102の内部には、出力軸21Aを回転自在に支持するためのベアリングが備えられている。

0083

図14,15に示すように、排気処理装置89を載置支持する載置支持部103が、軸受け部材の上部に設けられている。載置支持部103は、連結用ブラケット104を介して排気処理装置89の下部に連結され、且つ、軸受け部材102の上部に受止め支持されて、ボルトの締結により軸受け部材102に連結固定されている。

0084

図15に示すように、排気処理装置89は、出力軸21Aの軸芯方向において、フライホイールハウジング100と出力プーリ101との間に位置する状態で備えられている。載置支持部103及び排気処理装置89は、出力軸21Aの延設方向に向けて軸受け部材102の外端部よりも突出しており、出力プーリ101は、出力軸21Aの軸芯方向において、載置支持部103及び排気処理装置89の下方に入り込む状態で設けられている。

0085

排気処理装置89は、エンジン21における上部に位置するシリンダヘッド105と略同じ高さになる状態で、且つ、シリンダヘッド105と左右方向に並ぶ状態で設けられている。排気処理装置89は、外形形状が略円筒状であり、円筒の軸芯が機体前後方向に沿う姿勢で配備されている。エンジン21からの排気は、排気管106を通して排気処理装置89の前部側箇所に供給され、排気処理装置89の後部側箇所から延設された排出管107により機体後方外方に向けて排出されるように構成されている。

0086

ラジエータ88は脱穀装置4に支持されている。ラジエータ88は、脱穀フレーム45の右側の側壁部56に固定されたブラケット108により受止め支持されている。冷却ファン90は、左右向きの軸芯周りで回転して、機体右側外方から外気を吸気して左側方に向けて通流させるように冷却風を生起する。尚、図示していないが、冷却ファン90は油圧モータにより駆動される。

0087

図17示すように、原動部カバー85は、エンジン21の上方を覆う前部側カバー部85aと、エンジン21の後方側箇所の上方を覆う後部側カバー部85bと、排気処理装置89の上方並びに左側方を覆う左側カバー部85cと、ラジエータ88の外側方を覆うラジエータカバー部85dとを備えている。図示していないが、原動部カバー85の内側には、各カバーを支持するための支持枠が設けられている。

0088

後部側カバー部85bのうち左右方向中央部には、プレクリーナ87を外方に位置する状態でエアークリーナ86の上方を覆うエアークリーナカバー部85b1が備えられている。プレクリーナ87は、エアークリーナカバー部85b1の外側に位置する状態で備えられている。後部側カバー部85bのうちエアークリーナカバー部85b1の左側に位置する後部左側カバー部85b2及び右側に位置する後部右側カバー部材85b3が開放可能に構成されている。後部左側カバー部85b2と後部右側カバー部材85b3とが、エアークリーナ側のカバー部分Kに相当する。

0089

後部左側カバー部85b2及び後部右側カバー部材85b3は、夫々、上面部と後面部とを有する側面視略L字形であり、後面部の下端部を支持枠に係止し、上面部の前部側端部を蝶ボルト111で支持枠に固定する構成となっている。従って、蝶ボルト111を外すことで工具が無くても容易に取り外すことができる。

0090

図11に示すように、ラジエータカバー部85dは、前部右側端部に設けられた枢支部112にて縦軸芯周りで揺動開放可能に支持されている。図15に示すように、ラジエータカバー部85dの揺動端部は解除可能なロック具113にて閉状態位置保持されている。

0091

原動部カバー85のうち、ラジエータ88側の側部であるラジエータカバー部85d、及び、排気処理装置89側の側部である左側カバー部85cの夫々に、通風可能な通気部TUが備えられている。すなわち、図17に示すように、ラジエータカバー部85dのうちラジエータ88に対向する右側面に通気部としての防塵網114が備えられ、冷却ファン90の作動により塵埃の通過を阻止しながら外気を取り入れることができるように構成されている。左側カバー部85cには、冷却ファン90によって生起される冷却風が原動部カバー85内を通過したのち、外部に排出させるための多数の通過孔が形成された多孔状部115が形成されている。

0092

エアークリーナ86が、エンジン21に対して、出力軸21Aの軸芯方向と直交する直交方向の横側としての機体後側に位置する状態で備えられている。図16に示すように、エンジン支持フレーム91における後部支持部95が、エアークリーナ86の下方側箇所を通るように後側に延設されており、この後部支持部95にエアークリーナ86を支持するエアークリーナ支持フレーム116が立設されている。エアークリーナ86は、エアークリーナ支持フレーム116の上端部に連結されて支持されている。

0093

プレクリーナ87は、エアークリーナ86の上方側であって、且つ、原動部カバー85の外方側に位置する状態で備えられている。プレクリーナ87とエアークリーナ86とが、給気管117を通して接続されている。給気管117は、途中で接続分離可能であり、原動部カバー85を装着した後に、プレクリーナ87側の給気管117を上方側から差し込み装着する構成となっている。従って、プレクリーナ87は、原動部カバー85の挿通孔に差し込むことで位置保持される構成となっている。

0094

上述したように、エアークリーナ86及びプレクリーナ87の機体後方側に位置する状態で、作業台96が備えられるので、メンテナンス作業を容易に行えるようにしている。作業台96の後部には、機体外部から作業台96に作業者が乗り降りするための梯子118が備えられている。

0095

〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、排気処理装置89が、出力軸21Aの軸芯方向において、フライホイールハウジング100と出力プーリ101との間に位置する状態で備えられる構成としたが、この構成に代えて、出力プーリ101の上方に備える構成、出力プーリ101よりも出力軸21Aの延設方向外方側の上方に備える構成等であってもよい。

0096

(2)上記実施形態では、出力プーリ101が、載置支持部103及び排気処理装置89の下方に入り込む状態で設けられる構成としたが、この構成に代えて、出力プーリ101が載置支持部103及び排気処理装置89と平面視で重複しない位置に設けられる構成でもよい。

0097

(3)上記実施形態では、排気処理装置89がエンジン21のシリンダヘッド105と横並び状態で備えられる構成としたが、この構成に代えて、排気処理装置89がエンジン21のクランク収納部と横並び状態で備えられる構成としてもよい。

0098

(4)上記実施形態では、エンジン21を支持するエンジン支持フレーム91に、エアークリーナ86が支持される構成としたが、この構成に代えて、エアークリーナ86を支持するための専用のフレームを主フレームから延設する状態で設ける構成としてもよい。

0099

(5)上記実施形態では、脱穀装置4の上方において、機体前部側に穀粒タンク5が位置するとともに、機体後部側にエンジン21が位置する状態で、前後方向に並べられる構成としたが、この構成に代えて、エンジン21が脱穀装置4と横並び状態で備えられる構成としてもよく、穀粒タンク5とエンジン21とが横並び状態で備えられる構成としてもよい。

0100

(6)上記実施形態では、車輪式の走行装置を備える収穫機を示したが、クローラ走行装置を備えた収穫機に適用してもよい。又、普通型コンバインに代えて、自脱型コンバインでもよく、コンバインに限らず、例えば、トウモロコシ収穫機等のように、刈取収穫物を搬送するフィーダの下方側にエンジンが備えられる形式の収穫機でもよい。

0101

本発明は、コンバインやトウモロコシ収穫機等のように、エンジンの動力により各部を駆動して作物を収穫する収穫機に適用できる。

0102

4脱穀装置
5穀粒タンク
21エンジン
21A出力軸
85原動部カバー
86エアークリーナ
87プレクリーナ
88ラジエータ
89排気処理装置
91エンジン支持フレーム
95 延設部
99フライホイール
100フライホイールハウジング
101出力回転体
102軸受け部材
103 載置支持部
105シリンダヘッド
116 エアークリーナ支持フレーム
Kカバー部分
TU通気部

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