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技術 遊技機

出願人 ダイコク電機株式会社
発明者 徳岡純一
出願日 2017年9月29日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2017-190761
公開日 2019年4月25日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2019-063196
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 切替バー 誘導筒 螺旋突条 通常ルート 円筒ケース 振分け機構 上昇機構 IN側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年4月25日)のものです。
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課題

玉の動きによって遊技者遊技への注目度を高める遊技機を提供する。

解決手段

遊技機において、第1入賞口7aに玉が入賞すると、玉の自重によって第2入賞口7bが開状態となるように切替弁35を切替えるので、玉の動きによって遊技者に注目する効果が期待できる。つまり、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高くすることができる。また、誘導筒部33によって玉が誘導されている様子を遊技者が視認することができるので、玉が誘導されていることに遊技者が気付き易くなる効果を得ることができる。

概要

背景

従来、様々な遊技機が提案されており、例えば特訴文献1には、大当たり状態において玉を入賞させることができるVゾーンを所謂大入賞口の中に設け、玉がVゾーン等を通過すると大当たり状態が終了した後に高確率状態が発生する遊技機が記載されている。この遊技機は、玉がVゾーンを通過するか否か、即ち、玉の動きに対する遊技者注目度を高くする効果を期待したものである。

しかしながら、Vゾーンを玉が通過すると高確率状態になる遊技機が多数市場に出回ったため、単にVゾーンを玉が通過するか否かだけでは玉の動きに対する遊技者の注目度をさほど高くできなくなってきているのが実情である。

概要

玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高める遊技機を提供する。遊技機において、第1入賞口7aに玉が入賞すると、玉の自重によって第2入賞口7bが開状態となるように切替弁35を切替えるので、玉の動きによって遊技者に注目する効果が期待できる。つまり、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高くすることができる。また、誘導筒部33によって玉が誘導されている様子を遊技者が視認することができるので、玉が誘導されていることに遊技者が気付き易くなる効果を得ることができる。

目的

本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高める遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技者発射操作に応じて遊技領域に玉を発射する発射手段と、前記遊技領域を流下する玉が入賞可能に設けられた第1入賞部と、前記遊技領域を流下する玉が入賞しにくい又はできない閉状態から当該閉状態よりも玉が入賞し易い開状態切り替わる第2入賞部と、遊技者が視認可能な状態で、前記第1入賞部に入賞した玉を当該玉が流下可能な特定領域に誘導する誘導部と、前記特定領域を流下する玉に押されることによって、前記第2入賞部を前記閉状態から前記開状態に切り替える開切替手段と、前記第2入賞部に玉が入賞した場合に、遊技者に特典を付与する特典付与手段と、を備えたことを特徴とする遊技機

請求項2

前記発射手段が玉を発射する発射強度を遊技者が調整するための操作手段を備え、前記第1入賞部と前記2入賞部とで玉が到達し易い発射強度が異なっており、前記誘導部は、前記発射手段が発射した玉が前記第2入賞部に到達するまでの平均時間よりも長い時間をかけて、前記第1入賞部に入賞した玉を前記特定領域に誘導することを特徴とする請求項1に記載した遊技機。

請求項3

前記第1入賞部及び前記第2入賞部よりも前記遊技領域の下流側に設けられ、到達した玉を当該遊技領域から排出する玉排出部を備え、前記誘導部は、前記発射手段が発射した玉が前記玉排出部に到達するまでの平均時間よりも長い時間をかけて、前記第1入賞部に入賞した玉を前記特定領域に誘導することを特徴とする請求項2に記載した遊技機。

請求項4

前記第2入賞部に玉が入賞した場合に、当該第2入賞部を前記開状態から前記閉状態に切り替える制御を実行する切替制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技機。

請求項5

遊技領域を流下する玉が入賞可能に設けられた第3入賞部と、前記第3入賞部に玉が入賞した場合に、遊技者に有利な特別遊技状態抽選を実行する抽選手段と、前記抽選手段による抽選に当選した場合に、前記特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、を備え、前記特典付与手段は、前記第2入賞部に玉が入賞した場合に、前記特典として、前記抽選手段による抽選よりも高い確率で当選する前記特別遊技状態の抽選を実行することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載した遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、様々な遊技機が提案されており、例えば特訴文献1には、大当たり状態において玉を入賞させることができるVゾーンを所謂大入賞口の中に設け、玉がVゾーン等を通過すると大当たり状態が終了した後に高確率状態が発生する遊技機が記載されている。この遊技機は、玉がVゾーンを通過するか否か、即ち、玉の動きに対する遊技者注目度を高くする効果を期待したものである。

0003

しかしながら、Vゾーンを玉が通過すると高確率状態になる遊技機が多数市場に出回ったため、単にVゾーンを玉が通過するか否かだけでは玉の動きに対する遊技者の注目度をさほど高くできなくなってきているのが実情である。

先行技術

0004

特開2015−2890号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高める遊技機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

第1入賞部に玉が入賞すると、玉の自重によって第2入賞部が開状態になるので、玉の動きによって遊技者に注目する効果が期待できる。つまり、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高くすることができる。また、誘導部によって玉が誘導されている様子を遊技者が視認することができるので、玉が誘導されていることに遊技者が気付き易くなる効果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0007

パチンコ遊技機の正面図
電気的構成を示す機能ブロック
演出装置を第1〜第3入賞部と共に示す液晶表示部近傍の拡大図
演出装置において玉の流れる経路を模式的に示す説明図

実施例

0008

以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すパチンコ遊技機(「遊技機1」と称す)は、図示しない台枠ヒンジ2aを介して取り付けられた前面扉2と、この前面扉2で覆われる遊技盤3とを備えている。遊技盤3には、略円形状に囲われた遊技領域3aが形成されており、前面扉2には、遊技領域3aに対応する略円形状の透明窓2bが設けられている。尚、遊技機1に対して遊技者が位置する方向、つまり遊技機1において前面扉2の側を前方とし、その反対方向を後方とする。また、遊技機1において前面扉2のヒンジ2aが位置する側を左方とし、その反対側を右方とする。更に、遊技領域3aにおいて玉(遊技価値たるパチンコ玉)の流下する下方は鉛直方向を指向する。

0009

遊技機1において、遊技領域3aの下方には、上皿4a及び下皿4bが設けられると共に、上皿4aの右下方に位置してハンドル5が設けられており、遊技者によるハンドル5の操作に応じて玉を遊技領域3aに発射する。

0010

遊技領域3aには、略中央に位置して液晶表示部6が設けられている。また、遊技領域3aには、液晶表示部6の周辺部に位置して複数の入賞口(入賞部)7a〜7cが設けられると共に、液晶表示部6の下方に位置して大入賞口8が設けられている。

0011

本実施形態において、複数の入賞口7a〜7cは例えば、液晶表示部6上側中央の第1入賞口7a、液晶表示部6右方の第2入賞口7b、及び液晶表示部6下側中央の第3入賞口7cを含む(何れも後述の図3参照)。このうち、第1入賞口7a及び第3入賞口7cは、遊技領域3aを流下する玉の入賞が可能に設けられており、第2入賞口7bは、遊技領域3aを流下する玉が入賞できない閉状態から当該閉状態よりも玉が入賞し易い開状態に切り替わるが、各入賞口7a〜7bについて詳しくは後述する。

0012

また、本実施形態において、第2入賞口7b及び第3入賞口7cは始動口とされており、それら入賞口7b、7cに玉が入賞した場合に抽選が実行される。これに伴い、液晶表示部6に表示されている図柄(特図)が変動し、その後、当該図柄変動が終了する。

0013

液晶表示部6において所定時間の変動後に停止した図柄が大当たり当選の場合には大当たりが発生し、大入賞口8が所定の終了条件成立するまで開閉し、玉が大入賞口8に入賞すると所定数の玉が払い出される。大当たり1回の出玉差玉)は約2000である。尚、本実施形態では、液晶表示部6には1〜9の数字3列に表示され、基本的には、その3列に同じ数字が停止表示されたときに大当たりが発生する。

0014

上記した抽選の起因となる所謂保留玉の上限は、入賞口7b、7c各々の入賞分について4個であり、図柄変動中に入賞口7b、7cに玉が再度入賞した場合は各々最大上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。このとき、各々の保留玉数について、例えば第2入賞口7bへの入賞分から順に図柄変動を実行するものとし、液晶表示部6下部の特図保留表示部(図示略)に当該保留玉数を各々表示する。また、遊技領域3aの左下方には、例えばLEDなどで構成され、入賞口7b、7cへの入賞に応じて実行される抽選の結果を示す特図表示部9が設けられている。

0015

遊技領域3aの最下部、つまり第1入賞口7a及び第2入賞口7bよりも遊技領域3aの下流側には、入賞することなく流下した玉を回収するように開口した玉排出部(アウト孔)10が設けられている。これにより、玉排出部10はアウト孔として、遊技領域3aの最下部まで到達した玉を当該遊技領域3aから排出する。尚、遊技機1には、各種の演出を実行するための装飾ランプ類11やスピーカ12等も設けられている。

0016

図2は、遊技機1の電気的構成を示す機能ブロック図である。遊技機1の主制御回路15(特典付与手段、特別遊技状態発生手段、抽選手段、切替制御手段)は、CPU15a、ROM15b、RAM15c、信号を送受信するためのインターフェースからなるI/O15d等を備えたマイクロコンピュータにより構成され、電源回路16から電源が供給される。主制御回路15は、第1入賞検出器17、第2入賞検出器18、第3入賞検出器19、大入賞検出器20等から入力される信号に基づいて、遊技機1全体を制御している。

0017

遊技者がハンドル5を操作する発射操作に応じて、その操作情報が入力された発射制御回路21aによって発射装置21が駆動され、遊技領域3aに玉が発射される。このように、発射制御回路21a及び発射装置21は、遊技者の発射操作に応じて遊技領域に玉を発射する発射手段に相当し、発射手段が玉を発射する発射強度を遊技者の発射操作(ハンドル5の回転量)に応じて調整することができる。

0018

遊技領域3aに発射された玉が遊技領域3aを流下する際に第1入賞口7aに入賞することがある。この場合、第1入賞検出器17は、その入賞口7aに入賞した玉を検出し、玉が入賞する毎に信号を主制御回路15に出力する。主制御回路15は、第1入賞検出器17から信号を受信すると、入賞口7aに対応する数の玉(3個)を払い出す。

0019

また、遊技領域3aに発射された玉が遊技領域3aを流下する際に、前記開状態の第2入賞口7bに入賞することがある。この場合、第2入賞検出器18は、その入賞口7bに入賞した玉を検出し、玉が入賞する毎に信号を主制御回路15に出力する。主制御回路15は、第2入賞検出器18から信号を受信すると、入賞口7bに対応する3個の玉を払い出すと共に、乱数発生部22で発生した乱数の1つを乱数抽出部23で抽出することにより特図抽選を実行する。

0020

詳しくは後述するが、遊技領域3aに発射された玉が、第1入賞口7aに入賞した後、第3入賞口7cに入賞することがある。この場合、第3入賞検出器19は、その入賞口7cに入賞した玉を検出し、玉が入賞する毎に信号を主制御回路15に出力する。主制御回路15は、第3入賞検出器19から信号を受信すると、入賞口7cに対応する3個の玉を払い出すと共に、乱数発生部22で発生した乱数の1つを乱数抽出部23で抽出することにより特図抽選を実行する。

0021

主制御回路15は、特図抽選を実行した後、液晶表示部6に表示されている図柄の変動を開始するようになっており、その特図抽選には、大当たりとハズレとの何れかの抽選結果が設定されている。これにより、主制御回路15は、大当たりの状態(遊技者に有利な特別遊技状態)になると、大入賞ソレノイド25を駆動させて、大入賞口8の開放状態閉鎖状態との切替制御を実行する。大入賞口8は、大当たりでは15ラウンド(15R)の間、開放状態と閉鎖状態とが切り替えられる。1Rは10個入賞又は30秒経過で終了する。このように、主制御回路15は、入賞口7b,7cに玉が入賞した場合に、特別遊技状態の抽選を実行する抽選手段、並びにその抽選に当選した場合に、特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段として機能する。

0022

また、本実施形態では、第2入賞口7bに玉が入賞した場合の特図抽選(以下「特典用の抽選」と称す)と、第3入賞口7cに玉が入賞した場合の特図抽選(以下「通常の抽選」と称す)とで、大当たり当選確率を異ならせている。つまり、主制御回路15は、第2入賞口7bに玉が入賞した場合に、遊技者に特典を付与する特典付与手段として、通常の抽選よりも高い確率で当選する特別遊技状態の抽選(前記特典用の抽選)を実行する。具体的には例えば、第3入賞口7cへ入賞した場合における、通常の抽選での大当たり当選確率は1/75、第2入賞口7bへ入賞した場合における、特典用の抽選での大当たり当選確率は1/25に設定されている。

0023

主制御回路15は、抽選(通常の抽選と特典用の抽選とを総称するとき単に「抽選」とする)の結果に応じて、特図表示部9のLEDを点灯或いは消灯させることにより、抽選の結果を表示する。尚、主制御回路15は、上記したように玉が何れかの入賞口7b,7cに入賞すると、副制御回路26や表示制御回路27を制御することにより液晶表示部6に各種の演出を表示すると共に、払出制御回路28aに対し払出装置28からの玉の払出を指示することで遊技者に玉が払い出される。また、上記したように玉が入賞口7a〜7cに入賞した場合には3個の玉が払い出され、大入賞口8に入賞した場合には15個の玉が払い出されるが、それら払い出される個数を適宜変更してもよいことは勿論である。

0024

主制御回路15は、遊技者による遊技の進行に応じて、信号出力部29ら、遊技領域3aに発射された玉の数であるアウトを特定可能なアウト信号パルス出力)、遊技者に付与した玉の数であるセーフを特定可能なセーフ信号(パルス出力)、入賞口7b,7cへの入賞に伴って発生する図柄の変動表示の開始(スタート)を特定可能なスタート信号パルス信号)、大当たりを特定可能な大当たり信号ハイ、ローのレベル出力)、ラウンド中であることを特定可能なラウンド信号(大入賞口8の開放中にハイ、ローのレベル出力)などの遊技信号を出力する。

0025

そして、本実施形態の遊技機1は、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高めるべく、遊技者が視認可能な状態で、第1入賞口7aに入賞した玉を当該玉が流下可能な玉通路部34(特定領域)に誘導する誘導筒部33(誘導部)を備えており(何れも図3参照)、その玉通路部34を流下する玉に押される切替弁35(開切替手段)によって、第2入賞口7bを閉状態から開状態に切り替えるようになっている。

0026

係る玉の動きや第2入賞口7bへの入賞を演出する演出装置30の構成について、図3図4も参照しながら説明する。ここで、図3は、演出装置30を第1〜第3入賞口7a〜7cと共に示す液晶表示部6近傍の拡大図であり、図4は、演出装置30において玉の流れる経路を模式的に示す説明図である。また、演出装置30は、特別役物31、振分け機構32、誘導筒部33、玉通路部34、及び切替弁35を備えて構成されるものとする。

0027

即ち先ず、特別役物31は、全体として液晶表示部6を囲う枠状をなし、その奥まった内側の位置に液晶表示部6を配置した構成にある。図3に示すように、特別役物31は、上側中央の第1入賞口7aを流入口として、液晶表示部6の左側に玉を案内する通常ルート31Lと、液晶表示部6の右側に玉を案内するSPルート31Rとを有すると共に、液晶表示部6下側にて玉が転動するステージ31Sを有する。

0028

左側の通常ルート31Lは、液晶表示部6の左下側を出口31LOUTとして開口しており、当該ルート31Lを矢印AL方向に経由した玉は、ステージ31S上へ出てくる。ステージ31Sは、手前側に玉が転がり落ちスロープ状をなしており、ステージ31Sの手前側には、中央に位置して第3入賞口7cを配置すると共に、その左側に位置して外れ玉排出口10aを配置している。ステージ31S上の玉は、水平に或は手前側へ進んだりして(又は図示しない当該ステージ31S上の障害物ぶつかって向きを変える等して)転動し、その後、第3入賞口7c又は外れ玉排出口10aに入る。ここで、第3入賞口7cに玉が入賞することで前記通常の抽選が実行され、外れ玉排出口10aに玉が入っても、抽選が実行されることはない。

0029

右側のSPルート31Rは、液晶表示部6右側において、下端側を出口31ROUTとして開口しており、当該SPルート31Rを矢印AR方向に経由した玉は、振分け機構32へと流下する。尚、特別役物31における各ルート31L,31Rを構成する部材は、例えば透明樹脂材料で形成されており、各ルート31L,31Rを通る玉を透かして視認できる。

0030

図4に示す振分け機構32は、SPルート31Rの出口31ROUTと第3入賞口7cとを左右方向に跨ぐようにして配置された振分け面32aを有する。振分け面32aは、その中央部分が窪むなだらかな湾曲面として左右方向に延びており、当該振分け面32a上を左右方向に移動する玉を、左側へ落下させ、又は右側へ落下させる。この場合例えば、振分け機構32において、振分け面32aが形成された部材を、その支持部32bにより揺動可能に支持することで、玉を振分け面32aから確実に落下させて振分けることができる。こうして、振分け機構32の振分け面32aから左側へ落下した玉は第3入賞口7cに入賞し、右側に落下した玉は誘導筒部33の入口33INに入る。

0031

図3図4に示すように、誘導筒部33は、液晶表示部6の右側部に沿って上下方向に延びる円筒ケース33aと、この円筒ケース33a内に軸支されたスクリュー軸33bとを備える。円筒ケース33aは、例えば透明樹脂材料からなり、その下端側に入口33INが開口し、上端側で玉通路部34と連通する出口33OUTが開口している(図4参照)。スクリュー軸33bは螺旋突条を有し、当該スクリュー軸33bの下端側に配設された駆動モータ33c(図2にのみ示す演出用駆動モータ33c)に連結されている。

0032

これにより、誘導筒部33において、円筒ケース33a下端側の入口33INから入った玉が、駆動モータ33cの駆動によるスクリュー軸33bの回動に伴い、円筒ケース33a内を上昇することで、上端側の出口33OUT、つまり玉通路部34側へと誘導される。この場合、玉が上昇する過程を、円筒ケース33aを透かして視認することができる。尚、円筒ケース33a、スクリュー軸33b、及び駆動モータ33cは、玉の上昇機構として機能する。

0033

図4に示すように、玉通路部34は、誘導筒部33の右側に位置し、誘導筒部33と平行に上下方向へ延びている。玉通路部34は、玉1個が通過可能な幅寸法に設定されている。玉通路部34の上端側には、円筒ケース33aの出口33OUTと連なる入口34INが設けられ、玉通路部34の下端側には、玉の出口となる排出口34OUTが設けられている。詳しい図示は省略するが、玉通路部34には、切替弁35用のスリット34aが上下方向に延びるように形成されている。スリット34aは、その幅寸法が玉の径寸法よりも小さく、玉通路部34を流下する玉の流れを妨げることはない。これにより、玉通路部34は、上端側の入口34INから入った玉が、下端側の排出口34OUTに至るまで流下可能な通路となる特定領域を構成している。

0034

尚、玉通路部34も、例えば透明樹脂材料で形成されており、当該玉通路部34の特定領域並びに上記した各ルート(各通路部)31L,31R,33aの領域における、一連の玉の動きを視認することができる。

0035

第2入賞口7bは、図4に示すように玉通路部34から右方へ離間し且つ玉通路部34の上下方向中間部よりもやや下寄りの位置に配置されている。第2入賞口7bの縁部には、「L」字状をなす左右一対ガイド部7bGL,7bGRが設けられている。ガイド部7bGL,7bGRは、第2入賞口7bの上方を開放しており、当該入賞口7bへの入賞をガイドする。そして、第2入賞口7bの右側のガイド部7bGRと玉通路部34のスリット34aとの間に掛け渡されるようにして、切替弁35が設けられている。

0036

切替弁35は、その中央にて後方へ突出する枢支軸35aを一体に有する。枢支軸35aは、その奥方に配設された駆動モータ35b(図2にのみ示す演出用駆動モータ33cとは別個の駆動モータ35b)に連結されている。切替弁35は、細長な板状をなして直線状に延びる切替バーである。切替弁35の左端部は、スリット34aを通して玉通路部34内を流下する玉に当接可能な特定領域側当接部35L(左側当接部)とされ、切替弁35の右端部は、第2入賞口7bの上側を覆う位置にて右側のガイド部7bGRに当接可能な入賞側当接部35R(右側当接部)とされている。

0037

そして、切替弁35は、左側当接部35Lが玉通路部34を流下する玉に押されることに伴い、右側当接部35Rが第2入賞口7bから離間するように反時計回りに揺動して当該入賞口7bを開状態とする開位置(図4実線参照)と、駆動モータ35bの駆動により時計回りに揺動させて右側当接部35Rで第2入賞口7bを閉状態とする閉位置(図4破線参照)と、の間で切り替わる構成としている。後者の閉状態への切り替えは例えば、主制御回路15によって、第2入賞口7bに玉が4個入賞したと判定した場合又は第2入賞口7bが開状態となってから20秒経過したと判定した場合、当該第2入賞口7bを開状態から閉状態に切り替えるように切替弁35の駆動モータ35bを制御することで行う。尚、第2入賞口7bが開状態となっているか閉状態となっているかを検出する検出器が付いており、主制御回路15は検出器の検出結果から開状態となってから経過した時間を計測している。

0038

図3図4では、遊技領域3aに突設される群のうちの一部の釘群36を示している。釘群36は、開位置の切替弁35と遊技領域3aを流下する玉とが極力接触しないように切替弁35の真上の位置に配列されている。つまり、釘群36の配列は、開位置の切替弁35に玉が接触して、第2入賞口7bが開状態から閉状態に切り替わるのを避ける並びとしている。

0039

続いて、上記構成の作用について説明する。
遊技者の前記発射操作により、遊技領域3aに玉が発射される。このとき、上記した入賞口7a,7bの位置関係により、遊技領域3aの中央まで届く玉の発射強度で発射した方が第1入賞口7aへの入賞頻度が高く、遊技領域3aの右側領域まで届く玉の発射強度で(所謂右打ちで)発射した方が第2入賞口7bへの入賞頻度が高いが、現時点で切替弁35は閉位置にあるものとする。つまり、第1入賞口7aと第2入賞口7bとで玉が到達し易い発射強度が異なることを前提としており、通常の状態では第2入賞口7bが切替弁35で閉じられ、当該入賞口7bに玉が入賞できないものとする(図3の切替弁35の破線参照)。

0040

また、誘導筒部33は、前記発射手段が発射した玉が第2入賞口7bに到達するまでの平均時間よりも長い時間であって、且つ発射手段が発射した玉が玉排出部10に到達するまでの平均時間よりも長い時間をかけて、第1入賞口7aに入賞した玉を玉通路部34に誘導するものとする。具体的には例えば、その発射した玉が第2入賞口7bに到達するまでの平均時間は1秒であり、発射した玉が遊技領域3a最下段の玉排出部10に到達するまでの平均時間は5秒である一方、誘導筒部33においてスクリュー軸33bで最下部から最上部まで誘導するのにかかる時間だけで8秒要する。以下では、玉が第1入賞口7aに入賞した後、玉通路部34まで誘導されるときの一連の過程を、第2入賞口7bの開閉の状態と併せて説明する。

0041

図3に示すように、第1入賞口7aに入賞した玉は、矢印AL方向の通常ルート31Lに入ると、ステージ31Sを経由して、第3入賞口7c又は外れ玉排出口10aに入るため、玉通路部34まで誘導されることはない。

0042

これに対し、図4に示すように、第1入賞口7aに入賞した玉が、矢印AR方向のSPルート31Rに入ると、振分け機構32へと流下する。振分け機構32から矢印BL方向に流下した玉は第3入賞口7cに入賞する一方、矢印BR方向に流下した玉は、誘導筒部33の入口33INに至る(矢印C参照)。このように、玉が第1入賞口7aから誘導筒部33の入口33INに至るまで、さほどの時間は要しないが、誘導筒部33において玉通路部34の入口34INの高さまで誘導する時間(上昇時間)が8秒かかる。

0043

この誘導筒部33での上昇時間は、上記した第2入賞口7bや玉排出部10に到達するまでの平均時間よりも長く、或は所期の時間となるよう、主制御回路15によって、スクリュー軸33bの回動速度を変更する等(その回動を一時止める等)の駆動モータ33cの回動制御を行うことができる。

0044

そして、矢印Dで示すように、誘導筒部33のスクリュー軸33bにより玉通路部34の入口34IN側へと誘導された玉は、玉通路部34を流下することに伴い、切替弁35の左側当接部35Lに当接しながら当該切替弁35を反時計回りに揺動させる。これにより、第2入賞口7bは、切替弁35の右側当接部35Rが離間して、閉状態から開状態に切り替わるため(図4の実線参照)、上記した右打ちにより、第2入賞口7bへ玉を入賞させることができる。

0045

第2入賞口7bの開状態は、主制御回路15により、第2入賞口7bに玉が4個入賞したと判定され、又は第2入賞口7bが開状態となってから20秒経過したと判定されるまで維持され、その何れかの判定後、切替弁35の駆動モータ35bを駆動させて、右側当接部35Rで第2入賞口7bが閉状態となるように切替弁35を切り替える。

0046

上記した実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
第1入賞口7aに玉が入賞すると、玉の自重によって第2入賞口7bが開状態となるように切替弁35を切替えるので、玉の動きによって遊技者に注目する効果が期待できる。つまり、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高くすることができる。また、誘導筒部33によって玉が誘導されている様子を遊技者が視認することができるので、玉が誘導されていることに遊技者が気付き易くなる効果を得ることができる。

0047

第2入賞口7bに玉が到達し易いように玉を発射するためには、第1入賞口7aに玉が到達し易い状態から発射強度を変更する必要がある。この点、誘導筒部33での玉の上昇時間が、発射手段により発射した玉が第2入賞口7bに到達するまでの平均時間よりも長くなる構成であれば、誘導筒部33によって誘導される玉を確認してから発射強度を切り替えても、第2入賞口7bが開状態になるまでに玉を第2入賞口7bに到達させることができるため、開状態になった第2入賞口7bに玉を入賞させるタイミングが極端に遅くなることを抑制できる。

0048

誘導筒部33が玉を誘導し始める(上昇させる)までに既に遊技領域3aを流下していた玉が玉排出部10から排出されるのを確認してから第2入賞部7bに向けて玉を発射しても、開状態になるまでに第2入賞口7bに玉が到達できる。これにより、発射強度の切り替えを行うために他の玉の流下態様が視認しにくくなることを抑制できる。

0049

第2入賞口7bの開状態への切替は玉に押されることによって実行するのに対して、閉状態への切り替えは、主制御回路15による駆動モータ35bの制御によって実行する。このように、第2入賞口7bの閉状態への切り替えを制御によって実行するので、第2入賞口7bが意図せず開状態で維持されてしまうことを抑制できる。つまり、本構成であれば、玉の動きによって遊技者の遊技への注目度を高くする効果と、遊技機1が意図しない動作することで遊技場不利益が発生することを抑制する効果とをバランスよく得ることができる。

0050

第3入賞口7cに玉が入賞するよりも、第2入賞口7bに玉が入賞した方が大当たりの抽選に当選する確率が高いため、第2入賞口7bに玉が入賞するか否かに遊技者が注目して遊技を行うことになる。この結果、玉の動きによる遊技者の遊技への注目度をより一層高めることができる。

0051

<その他の実施形態>
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組み合せたり、各変形例を組み合わせるようにしてもよい。

0052

第2入賞口7bを開状態にする開切替手段の機構を任意に変更してもよい。例えば流下する玉で押されることにより動作する動作スイッチ押ボタン型等の各種スイッチ)を、玉通路部34の下部といった適宜の位置に設け、動作スイッチが玉で押されたことにより第2入賞口7bが開状態になる構成にしてもよい。具体的には、第2入賞口7bを閉状態にするカバーと、これを閉状態に留める留め金と、玉が動作スイッチを押したときに留め金を外して第2入賞口7bを開状態にするアクチュエータ等が考えられる。

0053

閉状態の第2入賞口7bは、玉を入賞できない構成にしたが、閉状態の第2入賞部7bでも玉が入賞可能な構成にしてもよい。この場合、第2入賞口7bは、開状態よりも閉状態で玉が入賞しにくい構成にするとよい。

0054

第2入賞部7bに玉が入賞した場合の特典を変更してもよく、例えば特別遊技状態の抽選及び玉の払出の一方にすることも可能である。また、大当たり状態の当選確率等、遊技機1の仕様を任意に変更してもよい。

0055

特別遊技状態を任意に変更してもよく、例えば、15ラウンドに亘って継続する大当たり状態を特別遊技状態としてもよい。また、大当たり状態に加え又は替えて、大当たり抽選に当選する確率が高くなる高確率状態を発生するようにし、当該高確率状態を特別遊技状態とすることも可能である。

0056

第2入賞口7bの開状態から閉状態への切り替えは、電気的(駆動モータ33c)な構成で行うようにしたが、かかる構成に限定されるものではなく、機械的な構成により、モータを用いずに切り替えるようにしてもよい。機械的な構成として、例えば第2入賞口7bに入賞した玉によって押される弁を設け、当該弁が押されることによって第2入賞7bが開状態から閉状態に切り替わる構成が考えられる。

0057

玉を発射してから各部に到達するまでの時間は任意に変更してもよく、例えば、第2入賞部7bを遊技領域3aの右側に配置する等して、発射した玉の第2入賞部7bへの到達時間が、第1入賞部7aへの到達時間よりも短くなっていてもよい。

0058

また、遊技者のハンドル5の回転量に応じて玉の発射強度の調整を可能な構成にしたが、玉の発射強度が一律である構成にしてもよい。この場合、玉を発射すれば、第1入賞口〜第3入賞口への入賞が可能となるよう、各入賞口を配置すればよい。

0059

遊技者の発射操作を任意に変更してもよく、例えば、遊技者が遊技開始ボタンを操作すると、自動的に玉を発射し続ける構成にしてもよい。
特定領域として玉通路部34を例示したが、特定領域の構成を変更してもよく、例えば、玉が複数個通過可能な幅を有した領域(玉の幅で複数個分となる幅広な領域)の通路部とすることも可能である。

0060

上記した各数値について、例示した時間や出玉の個数等、適宜変更してもよい。また、誘導筒部33等の各部材の材料について透明樹脂材料を用いたが、その誘導部で誘導される玉が視認できる構成であれば、透明樹脂材料を用いなくてもよい。例えば、玉を露出した状態で誘導するレール部材を用いれば、レール部材上の玉を視認可能な構成とすることができる。

0061

図面中、1は遊技機、3aは遊技領域、5はハンドル(操作手段)、7aは第1入賞口(第1入賞部)、7bは第2入賞口(第2入賞部)、7cは第3入賞口(第3入賞部)、10は玉排出部、15は主制御回路(特典付与手段、特別遊技状態発生手段、抽選手段、切替制御手段)、21は発射装置(発射手段)、21aは発射制御回路(発射手段)、33は誘導筒部(誘導部)、34は玉通路部(特定領域)、35は切替弁(開切替手段)である。

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