図面 (/)

技術 蓋開閉装置

出願人 アライドフロー株式会社
発明者 神田昌彦
出願日 2017年9月26日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2017-185220
公開日 2019年4月18日 (1年2ヶ月経過) 公開番号 2019-059510
状態 特許登録済
技術分野 瓶の密封 栓抜き;缶切り
主要キーワード 防滑部材 接点センサ アンプ内蔵 閉モード 連続開閉 開モード 下地部材 蓋開閉装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年4月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

操作性を改善することができる蓋開閉装置を提供する。

解決手段

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置は、回転軸と、チャッキング機構とを備える。回転軸は、第1端と、第1端の反対側の端である第2端と、第1端から第2端に向かう方向に沿う中心軸とを有し、中心軸周りに回転可能となっている。チャッキング機構は、回転軸の第1端側に取り付けられ、かつ、蓋のチャッキングを行う。チャッキング機構は、第1部材と、中心軸に交差する方向において第1部材と離間しながら対向するように配置される第2部材とを有する。第1部材は、第1部分と、第1部分よりも第2端側に位置する第2部分とを含む。第1部分と第2部材との距離は、第2部分と第2部材との距離よりも大きい。

概要

背景

従来から、蓋開閉装置として、非特許文献1に記載の蓋開閉装置が知られている。非特許文献1に記載の蓋開閉装置は、回転軸と、チャッキング機構を有している。非特許文献1に記載の蓋開閉装置は、チャッキング機構が容器の蓋をチャッキングした状態で回転することにより、蓋を容器に取り付け、又は蓋を容器から取り外す。

概要

操作性を改善することができる蓋開閉装置を提供する。本発明の第1態様に係る蓋開閉装置は、回転軸と、チャッキング機構とを備える。回転軸は、第1端と、第1端の反対側の端である第2端と、第1端から第2端に向かう方向に沿う中心軸とを有し、中心軸周りに回転可能となっている。チャッキング機構は、回転軸の第1端側に取り付けられ、かつ、蓋のチャッキングを行う。チャッキング機構は、第1部材と、中心軸に交差する方向において第1部材と離間しながら対向するように配置される第2部材とを有する。第1部材は、第1部分と、第1部分よりも第2端側に位置する第2部分とを含む。第1部分と第2部材との距離は、第2部分と第2部材との距離よりも大きい。

目的

本発明は、操作性を改善することができる蓋開閉装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

第1端と、前記第1端の反対側の端である第2端と、前記第1端から前記第2端に向かう方向に沿う中心軸とを有し、前記中心軸周りに回転可能な回転軸と、前記回転軸の前記第1端側に取り付けられ、かつ蓋のチャッキングを行うチャッキング機構とを備え、前記チャッキング機構は、第1部材と、前記中心軸に交差する方向において前記第1部材と離間しながら対向するように配置される第2部材とを有し、前記第1部材は、第1部分と、前記第1部分よりも前記第2端側に位置する第2部分とを含み、前記第1部分と前記第2部材との距離は、前記第2部分と前記第2部材との距離よりも大きい、蓋開閉装置

請求項2

前記第1部材よりも摩擦係数が大きい防滑部材をさらに備え、前記第1部材は、前記第2部材と対向する側にある第1面を有し、前記防滑部材は、前記第1面の上において、前記第1面に沿うように取り付けられる、請求項1に記載の蓋開閉装置。

請求項3

前記チャッキング機構は、第3部材と、前記中心軸に交差する方向において前記第3部材と離間しながら対向するように配置される第4部材とをさらに有し、前記第3部材と前記第4部材との距離は、前記第2部分と前記第2部材との距離よりも小さく、前記第3部材は前記第1部材に着脱可能に取り付けられ、前記第4部材は前記第2部材に着脱可能に取り付けられる、請求項1又は請求項2に記載の蓋開閉装置。

請求項4

第1端と、前記第1端の反対側の端である第2端と、前記第1端から前記第2端に向かう方向に沿う中心軸とを有し、前記中心軸周りに回転可能な回転軸と、前記回転軸の前記第1端側に取り付けられ、かつ蓋のチャッキングを行うチャッキング機構と、前記回転軸の前記中心軸に沿う方向の移動を検知する位置センサとを備え、前記回転軸は、前記位置センサによって前記第1端から前記第2端に向かう方向の前記回転軸の移動が検知されることにより、前記中心軸周りに回転するように構成される、蓋開閉装置。

請求項5

前記チャッキング機構は、前記位置センサによって前記第1端から前記第2端に向かう方向の前記回転軸の移動が検知されることにより、蓋のチャッキングを行うように構成される、請求項4に記載の蓋開閉装置。

請求項6

弾性部材をさらに備え、前記弾性部材は、前記回転軸が前記第1端から前記第2端に向かう方向に移動する際、前記回転軸を前記第2端から前記第1端に向かう方向に付勢する、請求項4又は請求項5に記載の蓋開閉装置。

請求項7

前記中心軸周りに相対的に回転可能に前記回転軸に取り付けられる接続部材をさらに備え、前記回転軸は、内部が中空となっており、前記接続部材は、前記内部に空気を供給するように構成され、前記チャッキング機構は、前記内部に供給された前記空気の圧力により蓋のチャッキングを行うように構成される、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の蓋開閉装置。

請求項8

支柱と、前記支柱に回転可能に取り付けられ、かつ前記回転軸が収納される筐体とをさらに備える、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の蓋開閉装置。

技術分野

0001

本発明は、蓋開閉装置に関する。

背景技術

0002

従来から、蓋開閉装置として、非特許文献1に記載の蓋開閉装置が知られている。非特許文献1に記載の蓋開閉装置は、回転軸と、チャッキング機構を有している。非特許文献1に記載の蓋開閉装置は、チャッキング機構が容器の蓋をチャッキングした状態で回転することにより、蓋を容器に取り付け、又は蓋を容器から取り外す。

先行技術

0003

FluidX社ホームページ、平成29年9月4日検索インターネット(http://www.fluidx.eu/BIOTRACK/xsd-1-decapper---recapper.html)

発明が解決しようとする課題

0004

例えばバイオ実験においては、一度の実験の中で、様々なサイズの蓋を容器に取り付ける又は容器から取り外す必要がある。しかしながら、非特許文献1に記載の蓋開閉装置においては、異なるサイズの蓋を開閉するために、チャッキング機構を構成する部材を交換する必要がある。すなわち、非特許文献1に記載の蓋開閉装置は、操作性に改善の余地がある。

0005

本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、操作性を改善することができる蓋開閉装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置は、回転軸と、チャッキング機構とを備える。回転軸は、第1端と、第1端の反対側の端である第2端と、第1端から第2端に向かう方向に沿う中心軸とを有し、中心軸周りに回転可能となっている。チャッキング機構は、回転軸の第1端側に取り付けられ、かつ、蓋のチャッキングを行う。チャッキング機構は、第1部材と、中心軸に交差する方向において第1部材と離間しながら対向するように配置される第2部材とを有する。第1部材は、第1部分と、第1部分よりも第2端側に位置する第2部分とを含む。第1部分と第2部材との距離は、第2部分と第2部材との距離よりも大きい。

0007

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置においては、相対的に大きい蓋は、第1部材の第1部分と第2部材とで挟持されることにより、チャッキングされ、相対的に小さい蓋は、第1部材の第2部分と第2部材とで挟持されることにより、チャッキングされる。したがって、本発明の第1態様に係る蓋開閉装置によると、チャッキング機構を構成する部材を交換することなく、異なるサイズの蓋に対応することができるため、操作性を改善することができる。

0008

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置は、第1部材よりも摩擦係数が大きい防滑部材をさらに備えていてもよい。第1部材は、第2部材と対向する側にある第1面を有していてもよい。防滑部材は、第1面の上において第1面に沿うように取り付けられていてもよい。

0009

通常、蓋には、チャッキングされた状態において第1端から第2端に向かう方向に沿う溝が設けられていることが多い。第1端から第2端に向かう方向に交差する方向に延在する防滑部材が設けられている場合、防滑部材の延在方向と蓋に設けられる溝の延在方向とが交差することになる。そのため、この場合には、チャッキング機構により蓋をより確実にチャッキングすることができるため、操作性をさらに改善することができる。

0010

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置において、チャッキング機構は、第3部材と、回転軸の中心軸に交差する方向において第3部材と離間しながら対向するように配置される第4部材とをさらに有していてもよい。第3部材と第4部材との距離は、第2部分と第2部材との距離よりも小さくてもよい。第3部材は、第1部材に着脱可能に取り付けられていてもよい。第4部材は、第2部材に着脱可能に取り付けられていてもよい。この場合、さらに多様なサイズの蓋の開閉に対応することができる。

0011

本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、回転軸と、チャッキング機構と、位置センサとを備える。回転軸は、第1端と、第1端の反対側の端である第2端と、第1端から第2端に向かう方向に沿う中心軸とを有し、中心軸周りに回転可能となっている。チャッキング機構は、回転軸の第1端側に取り付けられ、かつ、蓋のチャッキングを行う。位置センサは、回転軸の中心軸に沿う方向の移動を検知する。回転軸は、位置センサによって第1端から第2端に向かう方向の回転軸の移動が検知されることにより、中心軸周りに回転するように構成される。

0012

例えばバイオ実験においては、ピペットが一方の手に保持されていることが多い。そのため、蓋の開閉は片手で行えることが好ましい。本発明の第2態様に係る蓋開閉装置においては、回転軸は、位置センサが第1端から第2端に向かう方向の回転軸の移動を検知することにより、中心軸周りの回転を行うように構成されている。すなわち、本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、使用者による回転軸の押し込みが検知された場合に、蓋の開閉動作を行うように構成されている。したがって、本発明の第2態様に係る蓋開閉装置によると、使用者は、片手でも蓋の開閉動作を行うことが可能であるため、操作性を改善することができる。

0013

本発明の第2態様に係る蓋開閉装置において、チャッキング機構は、位置センサによって第1端から第2端に向かう方向の回転軸の移動が検知されることにより、蓋のチャッキングを行うように構成されていてもよい。

0014

この場合、本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、使用者による回転軸の押し込みが検知された場合に、蓋のチャッキングを行うように構成されている。そのため、この場合、使用者は、片手でも蓋のチャッキング動作を行うことが可能であり、操作性を改善することができる。

0015

本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、弾性部材をさらに備えていてもよい。弾性部材は、回転軸が第1端から第2端に向かう方向に移動する際、回転軸を第2端から第1端に向かう方向に付勢してもよい。

0016

この場合、本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、使用者が回転軸の押し込みを止めた際に、弾性部材の弾性力で回転軸を元の位置に移動させることにより、蓋の開閉動作又は蓋のチャッキング動作を解除することができる。そのため、この場合には、操作性をさらに改善することができる。

0017

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置及び本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、中心軸周りに相対的に回転可能に回転軸に取り付けられる接続部材をさらに備えていてもよい。回転軸は、内部が中空となっていてもよい。接続部材は、回転軸の内部に空気を供給するように構成されていてもよい。チャッキング機構は、回転軸の内部に供給された空気の圧力により蓋のチャッキングを行うように構成されていてもよい。

0018

この場合、チャッキング機構を駆動するための配線等が回転軸に絡まってしまうことを抑制することができる。

0019

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置及び本発明の第2態様に係る蓋開閉装置は、内部に回転軸を収納する筐体と、支柱とをさらに備えていてもよい。筐体は、支柱に回転可能に取り付けられていてもよい。

0020

蓋の形状及び蓋が容器に取り付けられる角度は、区々である。筐体が支柱に回転可能に取り付けられている場合には、筐体を支柱に対して回転させることにより、様々な蓋の形状及び蓋が容器に取り付けられる角度に対応して蓋の開閉を行うことができる。

発明の効果

0021

本発明の第1態様に係る蓋開閉装置及び本発明の第2態様に係る蓋開閉装置によると、操作性を改善することができる。

図面の簡単な説明

0022

実施形態に係る蓋開閉装置の正面図である。
実施形態に係る蓋開閉装置における筐体1の上面図である。
実施形態に係る蓋開閉装置における筐体1の側面図である。
実施形態に係る蓋開閉装置の機能ブロック図である。
実施形態の変形例に係る蓋開閉装置におけるチャッキング機構3の正面図である。
第1部材31の第1面31a側からみた平面図である。

実施例

0023

図面を参照しながら、本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。

0024

(実施形態に係る蓋開閉装置の構成)
以下に、実施形態に係る蓋開閉装置の構成を説明する。

0025

図1は、実施形態に係る蓋開閉装置の正面図である。図2は、実施形態に係る蓋開閉装置における筐体1の上面図である。図3は、実施形態に係る蓋開閉装置における筐体1の側面図である。なお、図2及び図3においては、筐体1の内部構造を明らかにするため、筐体1の一部の表示を省略している。図4は、実施形態に係る蓋開閉装置の機能ブロック図である。

0026

図1図4に示すように、実施形態に係る蓋開閉装置は、筐体1と、回転軸2と、チャッキング機構3と、位置センサ4と、弾性部材5と、第1ポンプ6aと、第2ポンプ6bと、配管6cと、圧力センサ7と、モード切替スイッチ8と、制御部9と、支持部10とを有している。

0027

支持部10は、台座10aと、支柱10bとを有している。台座10aは、設置面の上に配置されている。支柱10bは、台座10aに取り付けられている。支柱10bは、設置面に交差する方向に延在している。筐体1は、支柱10bに取り付けられている。筐体1は、支柱10bに対して回転可能に取り付けられていることが好ましい。蓋の形状及び蓋が容器に取り付けられる角度は区々であるためである。

0028

回転軸2は、第1端2aと、第2端2bとを有している。回転軸2は、中心軸を有している。回転軸2の中心軸は、第1端2aから第2端2bに向かう方向に沿っている。回転軸2は、中心軸周りに回転可能となっている。回転軸2の内部は、中空となっている。図示されていないが、回転軸2には、中空になっている回転軸2の内部と連通する空気孔が設けられている。

0029

回転軸2は、第1ギア21を有している。第1ギア21は、回転軸2と一体となっている。第1ギア21が回転軸2の中心軸周りに回転することにより、回転軸2は、中心軸周りに回転する。

0030

回転軸2は、第1端2a側が筐体1の外部に位置し、第2端2b側が筐体1の内部に位置するように、筐体1に収納されている。回転軸2は、軸受11に挿入されている。軸受11は、回転軸2の中心軸周りの回転を支持する。軸受11は、筐体1の内部に配置されている。

0031

筐体1の内部には、モータ12が配置されている。モータ12は、出力軸12aと、第2ギア12bとを有している。出力軸12aは、中心軸を有している。モータ12は、出力軸12aを中心軸周りに回転させる。第2ギア12bは、出力軸12aに一体に取り付けられている。モータ12は、出力軸12aを中心軸周りに回転させることにより、第2ギア12bを出力軸12aの中心軸周りに回転させる。

0032

回転軸2が中心軸に沿って第1端2a側から第2端2b側に向かって移動することにより、第1ギア21と第2ギア12bとが噛み合う。回転軸2が中心軸に沿って第2端2b側から第1端2a側に向かって移動する。なお、この際、第1ギア21と第2ギア12bとの噛み合いは、完全には解除されない。

0033

回転軸2には、接続部材22が取り付けられている。接続部材22は、回転軸2の中心軸周りに相対的に回転可能に回転軸2に取り付けられている。接続部材22が回転軸2の中心軸周りに相対的に回転したとしても、中空になっている回転軸2の内部の気密性は確保されている。

0034

接続部材22には、配管6cが接続されている。第1ポンプ6aを駆動することによって、配管6c、接続部材22及び回転軸2に設けられた空気孔を介して、中空になっている回転軸2の内部に空気が注入される。第2ポンプ6bを駆動することによって、配管6c、接続部材22及び回転軸2に設けられた空気孔を介して、中空になっている回転軸2の内部から空気が吸入される。

0035

チャッキング機構3は、容器の蓋をチャッキングすることができるように構成されている。チャッキング機構3は、回転軸2に取り付けられている。より具体的には、チャッキング機構3は、回転軸2の第1端2a側に取り付けられている。チャッキング機構3は、回転軸2の中心軸周りの回転に伴って、回転軸2の中心軸周りに回転する。これにより、容器の蓋に対する開閉動作が行われる。

0036

チャッキング機構3は、第1部材31と、第2部材32とを有している。第1部材31と第2部材32とは、同一の形状であることが好ましい。第1部材31と第2部材32とは、回転軸2の中心軸に沿う方向と交差する方向において、互いに離間して配置されている。第1部材31と第2部材32とは、回転軸2の中心軸に沿う方向と交差する方向において、対向して配置されている。

0037

第1部材31は、第1面31aを有している。第2部材32は、第2面32aを有している。第1面31aと第2面32aとは、互いに対向している。第1部材31は、第1部分31bと、第2部分31cとを有している。第2部材32は、第3部分32bと、第4部分32cとを有している。第2部分31cは、第1部分31bよりも第2端2b側に位置している。第4部分32cは、第3部分32bよりも第2端2b側に位置している。

0038

第1部分31bは、第3部分32bと対向している。第2部分31cは、第4部分32cと対向している。第1部分31bと第2部材32との距離(第1部分31bと第3部分32bとの距離)は、第2部分31cと第2部材32との距離(第2部分31cと第4部分32cとの距離)よりも大きい。

0039

なお、この例においては、第1部材31及び第2部材32は、それぞれ2つの部分に分割されているが、第1部材31及び第2部材32は、3以上の部分に分割されていてもよい。

0040

チャッキング機構3の内部には、駆動部(図示せず)が設けられている。駆動部は、例えばエアシリンダにより構成されている。駆動部は、中空になっている回転軸2の内部と配管(図示せず)により接続されている。

0041

駆動部は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が上昇した場合に、第1部材31と第2部材32との距離を縮め、中空になっている回転軸2の内部における圧力が低下した場合に、第1部材31と第2部材32との距離を広げるように構成されている。すなわち、チャッキング機構3は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力に応じて、容器の蓋のチャッキングを行うように構成されている。なお、駆動部は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が低下した場合に第1部材31と第2部材32との距離を縮め、かつ中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が上昇した場合に第1部材31と第2部材32との距離を広げるように構成されていてもよい。

0042

上記においては、チャッキング機構3による蓋のチャッキングを空気圧により行う例を示したが、チャッキング機構3による蓋のチャッキングは、歯車等を用いた機械的機構及びそれを駆動するモータにより行われてもよい。この場合には、回転軸2の回転に伴うモータの配線の絡まりは、回転式接点を使用することにより防止される。

0043

図5は、実施形態の変形例に係る蓋開閉装置におけるチャッキング機構3の正面図である。図5に示すように、チャッキング機構3は、第3部材35と、第4部材36とを有していてもよい。第3部材35は、第1部材31に取り付けられている。第4部材36は、第2部材32に取り付けられている。第3部材35及び第4部材36は、回転軸2の中心軸に沿う方向と交差する方向において、互いに離間しながら対向して配置されている。第3部材35と第4部材36との距離は、第2部分31cと第4部分32cとの距離よりも小さい。第3部材35及び第4部材36の取り付けは、例えば位置決めピン及びマグネットを用いて行われる。第3部材35及び第4部材36を取り付けることにより、さらに多様なサイズの蓋の開閉に対応することができる。

0044

図6は、第1部材31の第1面31a側からみた平面図である。図6に示すように、チャッキング機構3は、防滑部材33と、下地部材34とを有していてもよい。防滑部材33は、第1部材31よりも摩擦係数が大きい材料により構成されている。

0045

防滑部材33は、例えば樹脂材料により構成されている。防滑部材33を構成する材料は、例えばシリコーンゴムである。但し、防滑部材33を構成する材料は、これに限られるものではない。防滑部材33は、好ましくは、第1面31aの上において、第1面31aに沿って、回転軸2の中心軸の方向に交差する方向に延在している。ここで、防滑部材33の延在方向が回転軸2の中心軸の方向に交差するとは、防滑部材33の延在方向と回転軸2の中心軸の方向とが平行ではないことをいう。防滑部材33の延在方向は、回転軸2の中心軸の方向と直交していることが好ましい。防滑部材33は、回転軸2の中心軸に沿う方向に延在していてもよい。

0046

下地部材34は、例えば樹脂材料により構成されている。下地部材34は、第1面31aに取り付けられている。下地部材34は、例えばネジ止めにより、第1面31aに取り付けられている。防滑部材33は、下地部材34の上に接着剤等によって取り付けられている。なお、防滑部材33は、下地部材34に着脱可能に取り付けられていてもよい。この場合には、防滑部材33が摩擦により消耗した際に、容易に新たな防滑部材33に取り換えることが可能となる。

0047

図6においては図示されていないが、防滑部材33及び下地部材34は、第2面32aの上に取り付けられていてもよい。この場合、防滑部材33は、第2面32aの上において、第2面32aに沿って、回転軸2の中心軸の方向に交差する方向に延在している。下地部材34は、第2面32aの上に接着剤等によって取り付けられている。

0048

位置センサ4は、回転軸2の中心軸方向に沿う移動を検知する。位置センサ4は、筐体1の内部に配置されている。より具体的には、位置センサ4は、第1ギア21の底面に対向する位置に配置されている。位置センサ4は、第1ギア21の底面が位置センサ4に近づいていること又は位置センサ4から遠ざかっていることを検知する。

0049

これにより、位置センサ4は、回転軸2が中心軸方向に沿って第1端2a側から第2端2b側に向かって移動していること又は第2端2b側から第1端2a側に向かって移動していることを検知することができる。位置センサ4には、例えばアンプ内蔵型の近接センサが用いられる。位置センサ4には、例えば近接センサ、反射透過型光センサ接点センサ、圧力センサ等が用いられてもよい。

0050

弾性部材5は、回転軸2が中心軸に沿って第1端2a側から第2端2b側に向かって移動する際に、回転軸2が中心軸に沿って第2端2b側から第1端2a側に向かって移動する方向に、回転軸2を付勢する。このことを別の観点からいえば、弾性部材5は、回転軸2が筐体1の内部に向かって押し込まれた際に回転軸2が元の位置に戻るように、回転軸2を付勢する。弾性部材5は、例えば、筐体1とチャッキング機構3との間において、回転軸2に中心軸周りに巻き回されるように配置されている。

0051

圧力センサ7は、配管6cの経路上に配置されている。これにより、圧力センサ7は、配管6c内の空気の圧力を検知している。このことを別の観点からいえば、圧力センサ7は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力を検知している。圧力センサ7は、これにより、チャッキング機構3による蓋のチャッキングの状態(蓋をチャッキングしているか、蓋をリリースしているか)を検知している。

0052

モード切替スイッチ8は、実施形態に係る蓋開閉装置の動作モードを切り替えるスイッチである。モード切替スイッチ8は、例えば、通常モード、連続開モード及び連続閉モードの間で、実施形態に係る蓋開閉装置の動作モードを切り替え可能に構成されている。図1及び図2においては図示していないが、モード切替スイッチ8は、例えば台座10aに取り付けられている。

0053

制御部9は、モータ12、位置センサ4、第1ポンプ6a、第2ポンプ6b、圧力センサ7及びモード切替スイッチ8に接続されている。制御部9は、例えばマイクロコントローラにより構成されている。

0054

(実施形態に係る蓋開閉装置の動作)
以下においては、制御部9の動作を説明することにより、実施形態に係る蓋開閉装置の動作を説明する。

0055

第1に、モード切替スイッチ8が通常モードに入っている場合の制御部9の動作を説明する。圧力センサ7により中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が低いと検知されている状態で、回転軸2が筐体1の内部に向かって押し込まれていることが位置センサ4に検知された場合、制御部9は、第1ポンプ6aを駆動させることにより、チャッキング機構3に容器の蓋をチャッキングさせる制御を行う。

0056

中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が所定の圧力に到達すると、制御部9は、第1ポンプ6aの駆動を停止する制御を行う。チャッキング機構3が蓋をチャッキングしている間は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力は、当該所定の圧力に保持される。なお、第1ポンプ6aは、中空になっている回転軸2の内部における圧力を保持するために、オンオフを繰り返すように制御されてもよい。

0057

その後、制御部9は、出力軸12aが第1方向に回転するように、モータ12の制御を行う。これにより、蓋が容器から取り外されることになる。なお、蓋が容器から取り外された後においては、回転軸2の筐体1の内部に向かう押し込みが解除され、弾性部材5により回転軸2は元の位置に戻され、回転軸2は、回転を停止する。

0058

位置センサ4が再び回転軸2が筐体1の内部に向かって押し込まれていることを検知した場合に、制御部9は、出力軸12aが第1方向と逆方向の第2方向に回転するように、モータ12の制御を行う。これにより、蓋が容器に取り付けられることになる。蓋が容器に取り付けられた後においては、回転軸2の筐体1の内部に向かう押し込みが解除され、弾性部材5により回転軸2は元の位置に戻され、回転軸2は、回転を停止する。

0059

回転軸2が元の位置に戻されたことを位置センサ4が検知した場合、制御部9は、第2ポンプ6bを駆動させることにより、チャッキング機構3に容器の蓋のチャッキングを解除させる制御を行う。以上により、実施形態に係る蓋開閉装置は初期状態戻り、再び蓋の開閉が可能な状態となる。

0060

第2に、モード切替スイッチ8が連続開モードに入っている場合の制御部9の動作を説明する。圧力センサ7により中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が低いと検知されている状態で、回転軸2が筐体1の内部に向かって押し込まれていることが位置センサ4に検知された場合、制御部9は、第1ポンプ6aを駆動させることにより、チャッキング機構3に容器の蓋をチャッキングさせる制御を行う。

0061

中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が所定の圧力に到達すると、制御部9は、第1ポンプ6aの駆動を停止する制御を行う。チャッキング機構3が蓋をチャッキングしている間は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力は、当該所定の圧力に保持される。

0062

その後、制御部9は、出力軸12aが第1方向に回転するように、モータ12の制御を行う。これにより、蓋が容器から取り外されることになる。なお、蓋が容器から取り外された後においては、回転軸2の筐体1の内部に向かう押し込みが解除され、弾性部材5により回転軸2は元の位置に戻される。

0063

回転軸2が元の位置に戻されたことを位置センサ4が検知した場合、制御部9は、第2ポンプ6bを駆動させることにより、チャッキング機構3に容器の蓋のチャッキングを解除させる制御を行う。以上の動作を繰り返すことにより、実施形態に係る蓋開閉装置は、連続的に容器の蓋を取り外すことができる。

0064

第3に、モード切替スイッチ8が連続閉モードに入っている場合の制御部9の動作を説明する。圧力センサ7により中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が低いと検知されている状態で、回転軸2が筐体1の内部に向かって押し込まれていることが位置センサ4に検知された場合、制御部9は、第1ポンプ6aを駆動させることにより、チャッキング機構3に容器の蓋をチャッキングさせる制御を行う。

0065

中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力が所定の圧力に到達すると、制御部9は、第1ポンプ6aの駆動を停止する制御を行う。チャッキング機構3が蓋をチャッキングしている間は、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力は、当該所定の圧力に保持される。

0066

制御部9は、出力軸12aが第1方向とは逆方向の第2方向に回転するように、モータ12の制御を行う。これにより、蓋が容器に取り付けられることになる。なお、蓋が容器に取り付けられた後においては、回転軸2の筐体1の内部に向かう押し込みが解除され、弾性部材5により回転軸2は元の位置に戻される。

0067

回転軸2が元の位置に戻されたことを位置センサ4が検知した場合、制御部9は、第2ポンプ6bを駆動させることにより、チャッキング機構3に容器の蓋のチャッキングを解除させる制御を行う。以上の動作を繰り返すことにより、実施形態に係る蓋開閉装置は、連続的に容器の蓋を取り付けることができる。なお、連続的に容器の蓋を取り付ける場合には、蓋が仮止めされた容器をあらかじめ複数用意しておくことが好ましい。また、この場合には、回転軸2の第1端2a側が設置面に近づくように筐体1を支柱10bに対して回転させることが好ましい。

0068

(実施形態に係る蓋開閉装置の効果)
以下に、実施形態に係る蓋開閉装置の効果を説明する。

0069

チャッキング機構3は、上記のとおり、第1部材31と第2部材32とを有している。第1部分31bと第2部材32との距離は、第2部分31cと第2部材32との距離よりも大きくなっている。そのため、チャッキング機構3は、相対的に大きい蓋を第1部分31bと第2部材32との間に挟持し、相対的に小さい蓋を第2部分31cと第2部材32との間に挟持することができる。このように、実施形態に係る蓋開閉装置によると、チャッキング機構3を構成する部材を交換することなく複数の異なる大きさの蓋に対応することができるため、操作性を改善することができる。

0070

蓋には、通常、溝が設けられている。この溝は、通常、チャッキング機構3にチャッキングされた状態で、第1端2aから第2端2bに向かう方向に沿って形成されている。防滑部材33は、第1端2aから第2端2bに向かう方向と交差する方向に沿って延在している。そのため、実施形態に係る蓋開閉装置が防滑部材33を有している場合には、チャッキング機構3は、より確実に容器の蓋をチャッキングすることができる。

0071

上記のとおり、実施形態に係る蓋開閉装置においては、第1端2a側から第2端2b側へと向かう回転軸2の移動が位置センサ4により検知されることにより(筐体1の内部へと回転軸2を押し込む動作が位置センサ4により検知されることにより)、回転軸2は、中心軸周りの回転を行うように構成されている。

0072

また、上記のとおり、実施形態に係る蓋開閉装置においては、第1端2a側から第2端2b側へと向かう回転軸2の移動が位置センサ4により検知されることにより(筐体1の内部へと回転軸2を押し込む動作が位置センサ4により検知されることにより)、チャッキング機構は、蓋のチャッキングを行うように構成されている。

0073

バイオ実験等を行っている実験者は、実験中においては、片手にピペット等を保持していることが多い。そのため、蓋を開閉するために両手を使う必要があると、ピペットを保持したまま蓋の開閉動作を行う必要がある。その結果、ピペットを保持している手の動作が不安定になり、ピペットの破壊やピペットに付着している溶液飛散が生じるおそれがある。さらに、蓋を床面に置く必要があるため、コンタミネーションの危険もある。回転軸2を筐体1の内部へと押し込む動作は、片手で行うことも可能であるため、実施形態に係る蓋開閉装置を用いる場合、片手で蓋の開閉を行うことができる。このように、実施形態に係る蓋開閉装置によると、操作性を改善することができる。

0074

実施形態に係る蓋開閉装置が弾性部材5を有している場合、筐体1の内部に向かって押し込まれた回転軸2を、元の位置に戻すことができる。実施形態に係る蓋開閉装置は、位置センサ4により回転軸2が元の位置に戻ったことを検知することにより、例えば蓋のチャッキングを解除する、回転軸2の回転を停止する等の制御が可能となる。そのため、この場合には、操作性をさらに改善することができる。

0075

実施形態に係る蓋開閉装置において、回転軸2の内部が中空になっており、中空になっている回転軸2の内部における空気の圧力によってチャッキング機構3のチャッキングが行われ、かつ回転軸2が接続部材22を有している場合、回転軸2が中心軸周りに回転しても、配線等が回転軸に絡み付くことを抑制できる。

0076

実施形態に係る蓋開閉装置がモード切替スイッチ8を有している場合、実施形態に係る蓋開閉装置は、位置センサ4からの出力及び圧力センサ7からの出力とモード切替スイッチ8の状態とを組み合せることにより、連続開閉などの多様な動作を行うことが可能となるため、操作性をさらに改善することができる。

0077

今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。

0078

上記の実施形態は、蓋開閉装置に特に有利に適用される。

0079

1筐体、11軸受、12モータ、12a出力軸、12b 第2ギア、2回転軸、21 第1ギア、22接続部材、2a 第1端、2b 第2端、3チャッキング機構、31 第1部材、31a 第1面、31b 第1部分、31c 第2部分、32 第2部材、32a 第2面、32b 第3部分、32c 第4部分、33防滑部材、34下地部材、35 第3部材、36 第4部材、4位置センサ、5弾性部材、6a 第1ポンプ、6b 第2ポンプ、6c配管、7圧力センサ、8モード切替スイッチ、9 制御部、10 支持部、10a台座、10b支柱。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ