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技術 フードロック装置

出願人 三菱自動車工業株式会社
発明者 中村真也
出願日 2017年9月25日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2017-183929
公開日 2019年4月18日 (3ヶ月経過) 公開番号 2019-059279
状態 未査定
技術分野 乗員・歩行者の保護 錠;そのための付属具 車両の上部構造(ボンネット・リッド)
主要キーワード 半ロック状態 半ロック 遊挿孔 跳ね上げ力 前端辺 拘束解除位置 破断箇所 拘束位置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年4月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

フードロック装置に関し、フード開閉操作に支障を来たすことなく歩行者頭部保護性を向上する。

解決手段

ストライカー11,溝部13,メインロック2,サブロック3,レバー操作部4,ポップアップ装置9を備えたフードロック装置1において、フード15のインナーパネル17に遊挿孔6を穿孔する。フード15の閉鎖状態において、レバー操作部4から遊挿孔6を通ってインナーパネル17の上面と対向する位置までポップアップ受け部5を延設する。ポップアップ受け部5の形状は、サブロック3が閉鎖位置から開放位置まで移動する方向とは逆の方向に屈曲した形状とする。

概要

背景

従来、車両と接触した歩行者フードボンネットエンジンフード)に接触したときの反力緩和するための保護装置として、フードのポップアップ装置が開発されている。すなわち、車両と歩行者との接触を検知したときにフードを開放方向へと跳ね上げて、フードの変形代(ストローク)を増大させる装置である。歩行者との接触は、バンパーに内蔵された加速度センサー検出値車載カメラ撮影された画像などに基づいて判定可能である。また、フードを跳ね上げるための手法としては、火薬式のインフレーターを内蔵したシリンダーアクチュエーターなどが使用される(特許文献1参照)。

概要

フードロック装置に関し、フードの開閉操作に支障を来たすことなく歩行者の頭部保護性を向上する。ストライカー11,溝部13,メインロック2,サブロック3,レバー操作部4,ポップアップ装置9を備えたフードロック装置1において、フード15のインナーパネル17に遊挿孔6を穿孔する。フード15の閉鎖状態において、レバー操作部4から遊挿孔6を通ってインナーパネル17の上面と対向する位置までポップアップ受け部5を延設する。ポップアップ受け部5の形状は、サブロック3が閉鎖位置から開放位置まで移動する方向とは逆の方向に屈曲した形状とする。

目的

本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、フードの開閉操作に支障を来たすことなく歩行者の頭部保護性を向上させたフードロック装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

車両のフードに設けられたストライカーと、車体側に設けられたベースプレートに形成され、前記フードの開閉動作に応じて前記ストライカーが挿抜される溝部と、前記ストライカーを前記溝部の内部で固定するメインロックと、前記溝部における前記ストライカーの出入口開放する開放位置と前記出入口を閉鎖する閉鎖位置との間で揺動可能に設けられ、前記ストライカーの前記溝部からの脱離を防止するサブロックと、前記サブロックと一体に形成され、車両前方に向かって延設されたレバー操作部と、外部からの荷重を受けて前記メインロックによる固定を解除するとともに前記フードを開放方向に跳ね上げポップアップ装置とを備えた車両のフードロック装置において、前記フードのインナーパネル穿孔された遊挿孔と、前記フードの閉鎖状態において、前記レバー操作部から前記遊挿孔を通って前記インナーパネルの上面と対向する位置まで延設され、前記サブロックが前記閉鎖位置から前記開放位置へと移動する方向とは逆の方向に向かって屈曲した形状を有するポップアップ受け部とをさらに備えることを特徴とする、フードロック装置。

請求項2

前記ポップアップ装置の作動時に前記レバー操作部と前記サブロックとを分離させる弱化部を備えることを特徴とする、請求項1記載のフードロック装置。

請求項3

前記弱化部が、前記レバー操作部と前記サブロックとの境界に沿ってミシン目状に穿孔してなるミシン目部を有することを特徴とする、請求項2記載のフードロック装置。

請求項4

前記弱化部が、前記レバー操作部と前記サブロックとを上下方向に挿脱可能に嵌合させてなる嵌合部を有することを特徴とする、請求項2または3記載のフードロック装置。

技術分野

0001

本発明は、外部からの荷重を受けて車両用フード開放方向に跳ね上げポップアップ装置が設けられた車両のフードロック装置に関する。

背景技術

0002

従来、車両と接触した歩行者フードボンネットエンジンフード)に接触したときの反力緩和するための保護装置として、フードのポップアップ装置が開発されている。すなわち、車両と歩行者との接触を検知したときにフードを開放方向へと跳ね上げて、フードの変形代(ストローク)を増大させる装置である。歩行者との接触は、バンパーに内蔵された加速度センサー検出値車載カメラ撮影された画像などに基づいて判定可能である。また、フードを跳ね上げるための手法としては、火薬式のインフレーターを内蔵したシリンダーアクチュエーターなどが使用される(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特許第5910370号公報

発明が解決しようとする課題

0004

フードロック装置が車両前端部よりも後方のやや奥まった部位に配置される場合、手動によるロック解除操作を可能にするための操作レバーが設けられる。操作レバーは、例えばストライカーの位置から車両前方に向かって延設される。しかしながら、フードの下方に剛性の高い操作レバーを配置すると、フードの頭部傷害値(HIC,Head Injury Criteria)が上昇しうる。一方、操作レバーの剛性を低く設定した場合には、フードの開閉操作に支障を来たすおそれが生じる。したがって、フードの開閉操作性と歩行者の頭部保護性とをともに改善するという観点から改善の余地がある。

0005

本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、フードの開閉操作に支障を来たすことなく歩行者の頭部保護性を向上させたフードロック装置を提供することである。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用効果であって、従来の技術では得られない作用効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。

課題を解決するための手段

0006

(1)開示のフードロック装置は、ストライカー,溝部,メインロックサブロックレバー操作部,ポップアップ装置を備えた車両のフードロック装置である。ストライカーは、車両のフードに設けられる。溝部は、車体側に設けられたベースプレートに形成され、フードの開閉動作に応じてストライカーが挿抜される部位である。メインロックは、ストライカーを溝部の内部で固定する施錠部材である。サブロックは、溝部におけるストライカーの出入口を開放する開放位置と出入口を閉鎖する閉鎖位置との間で揺動可能に設けられ、ストライカーの溝部からの脱離を防止する施錠部材である。レバー操作部は、サブロックと一体に形成され、車両前方に向かって延設された部位である。ポップアップ装置は、外部からの荷重を受けてメインロックによる固定を解除するとともにフードを開放方向に跳ね上げる歩行者保護装置である。

0007

また、このフードロック装置は、遊挿孔ポップアップ受け部とをさらに備える。遊挿孔は、フードのインナーパネル穿孔された開口部である。ポップアップ受け部は、フードの閉鎖状態において、レバー操作部から遊挿孔を通ってインナーパネルの上面と対向する位置まで延設された部位である。ポップアップ受け部の形状は、サブロックが閉鎖位置から開放位置へと移動する方向とは逆の方向に向かって屈曲した形状とされる。

0008

(2)前記ポップアップ装置の作動時に前記レバー操作部と前記サブロックとを分離させる弱化部を備えることが好ましい。
(3)前記弱化部が、前記レバー操作部と前記サブロックとの境界に沿ってミシン目状に穿孔してなるミシン目部を有することが好ましい。
(4)前記弱化部が、前記レバー操作部と前記サブロックとを上下方向に挿脱可能に嵌合させてなる嵌合部を有することが好ましい。

発明の効果

0009

インナーパネルに遊挿孔を設け、その上方までポップアップ受け部を延長してインナーパネルの上面と対向する位置まで延設することで、ポップアップ装置が作動したときにレバー操作部にも上方向への力を作用させることができ、レバー操作部を破断させることができる。これにより、レバー操作部による頭部傷害値の上昇を抑制することができ、フードの開閉操作に支障を来たすことなく歩行者の頭部保護性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0010

フードロック装置が適用された車両の斜視図である。
フードロック装置の断面図である。
フードロック装置の斜視図である。
(A),(B)はフードロック装置の構造を説明するための模式図である。
(A)〜(D)はフード開放操作を説明するための模式図である。
(A),(B)はフードロック装置の変形例を示す側面図である。

実施例

0011

以下、図面を参照して実施形態としてのフードロック装置1について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。

0012

[1.装置構成
図1に示す車両10には、エンジンルームの上面を開閉自在に被覆するフード15が設けられる。フード15は、車体に対してフロントガラス下端辺近傍で回動可能に枢支される。これにより、フード15の前端辺が上方に向かって開放可能とされる。また、フード15の前端部近傍には、フードロック装置1とポップアップ装置9とが内蔵される。フードロック装置1は、フード15の閉鎖状態を維持するための施錠装置である。車両10の車室内には手動式リリースレバーが設けられ、これを牽引することでフード15のロックが解除されて半ロック状態となる。この半ロック状態でフード15の前端部から車体とフード15との隙間に指を差し込み、後述するレバー操作部4を傾倒させることで半ロックが解除されてフード15が開放可能な状態となる。

0013

ポップアップ装置9とは、車両10と接触した歩行者がフード15に接触したときの反力を緩和するための保護装置である。ポップアップ装置9は、車両10と歩行者との接触を検知したときにフード15を開放方向へと僅かに跳ね上げて、フード15の変形代(ストローク)を増大させる。歩行者との接触は、バンパーに内蔵された加速度センサーの検出値や車載カメラで撮影された画像などに基づいて判断される。フード15を跳ね上げるための手法としては、火薬式のインフレーターを内蔵したシリンダーやアクチュエーターなどが使用される。本実施形態のポップアップ装置9は、外部からの荷重を受けて、後述するメインロック2による固定を解除するとともに、フード15を開放方向に跳ね上げる機能(ポップアップ機能)を持つ。

0014

フードロック装置1の断面構造図2に示し、その斜視図を図3に示す。フード15の前端部近傍には、アウターパネル16とインナーパネル17とが上下方向に離隔して配置された空洞部19が設けられ、その下方にフードロック装置1が配置される。インナーパネル17には、補強プレート18に溶接固定されたストライカー11が取り付けられる。ストライカー11は、軸状の部材をハット型ひらがなの「ひ」の字状)に屈曲させてなる部材である。ストライカー11の両端部は、インナーパネル17と補強プレート18とに挟まれた状態で固定される。一方、ストライカー11の中央部はインナーパネル17よりも下方に向かって突設される。ストライカー11の中央部の延在方向は、図2図3中に示すように、車両10の前後方向とされる。

0015

ストライカー11よりも下方の車体側には、フード15の開閉動作に応じてストライカー11が挿抜される溝部13が形成されたベースプレート12が固定される。ベースプレート12は平面状の部材であり、板面の向きは法線が車両10の前後方向に延在する向きとされる。また、溝部13はベースプレート12の上端辺の一部を下方に向かってへこませた形状とされる。溝部13の幅は、ストライカー11がその内部に遊挿される程度の幅(あるいは摺接しうる程度の幅)に設定される。ストライカー11は、フード15を閉鎖する過程で溝部13の上端部からその内部に進入し、フード15を開放する過程で溝部13の上端部から外部に離脱するように移動する。

0016

フードロック装置1には、メインロック2とサブロック3とが設けられる。メインロック2は、フード15が揺動しないようにストライカー11を溝部13の内部で固定する施錠部材である。一方、サブロック3は、メインロック2による固定が解除されているときに、フード15の半開き状態(エンジンルームの上面が完全には開放されない程度にフード15の揺動が許容される状態)を維持するための施錠部材である。メインロック2は、ベースプレート12の裏面(車両10の後方側の表面)に取り付けられ、サブロック3はベースプレート12の表面(車両10の前方側の表面)に取り付けられる。

0017

メインロック2は、ストライカー11と係合するへこみを有するC字型板状部材であり、ベースプレート12に対して揺動可能に取り付けられる。メインロック2の揺動中心図3中に符号C1で示す。メインロック2の揺動範囲内には、少なくとも図4(A)に示す「拘束位置」と図4(B)に示す「拘束解除位置」との二位置が含まれる。メインロック2が拘束位置にあるとき、ストライカー11はメインロック2と溝部13とによって移動が拘束された状態となり、メインロック2が拘束解除位置にあるとき、ストライカー11は溝部13の内部で移動可能な状態となる。
メインロック2の揺動角度は、図示しないスプリングピストン,シリンダーなどによって制御可能とされる。車室内に設けられる手動式のリリースレバーは、ワイヤーリンク機構を介してメインロック2(またはメインロック2に係合する部材)に連結される。

0018

サブロック3は、ストライカー11の溝部13からの脱離を防止する形部分を有する板状部材であり、ベースプレート12に対して揺動可能に取り付けられる。サブロック3の揺動中心を図3中に符号C2で示す。サブロック3の揺動範囲内には、少なくとも図4(B)に示す「開放位置」と図4(A)に示す「閉鎖位置」との二位置が含まれる。開放位置は、溝部13におけるストライカー11の出入口である、上端部が開放される位置であり、閉鎖位置は、ストライカー11の出入口である上端部が閉鎖される位置である。また、図3に示すように、サブロック3とベースプレート12との間にはスプリング14が介装される。スプリング14は、サブロック3を時計回りの方向(サブロック3が開放位置から閉鎖位置へと向かう方向)に付勢する弾性部材である。これにより外力が作用しなければ、サブロック3の位置は図4(A)に示す閉鎖位置となる。

0019

溝部13の外部から内部へとストライカー11を移動させようとしたときには、ストライカー11がスプリング14の付勢力に抗する押付力をサブロック3に与え、サブロック3が開放位置の方向へと移動して、ストライカー11が溝部13の内側へと進入する。一方、ストライカー11が鉤形部分を通過するとサブロック3の位置が自動的に閉鎖位置へと戻り、溝部13の内部から外部へのストライカー11の移動が阻止される。このとき、手動でサブロック3を反時計回りの方向(サブロック3が閉鎖位置から開放位置へと向かう方向)へと回転させることで、ストライカー11を溝部13から脱離させることが可能となる。

0020

図3に示すように、サブロック3の一側には、手動によるロック解除操作(サブロック3を開放位置に移動させる操作)のためのレバー操作部4が設けられる。レバー操作部4は、サブロック3と一体に形成された部位であり、サブロック3よりも車両10の前方に向かって延設される。レバー操作部4は、手動でサブロック3を反時計回りの方向へと回転させるときに指先で操作されることから、フード15の前端部近傍まで延設されることが好ましい。レバー操作部4の具体的な形状は、エンジンルーム内に配置される他部材,各種装置のレイアウトなどに応じて決定される。

0021

図2に示すように、フードロック装置1には遊挿孔6とこれに遊挿されるポップアップ受け部5とが設けられる。遊挿孔6とは、フード15のインナーパネル17に穿孔された開口部である。遊挿孔6の位置は、好ましくはフード15の前端部近傍に設定される。また、ポップアップ受け部5とは、フード15の閉鎖状態において、レバー操作部4から遊挿孔6を通ってインナーパネル17の上面と対向する位置(インナーパネル17と重なり合う位置)まで延設された部位である。ポップアップ受け部5の形状は、図3に示すように、サブロック3が閉鎖位置から開放位置へと移動する方向とは逆の方向に向かって屈曲した形状とされる。本実施形態のポップアップ受け部5は、遊挿孔6よりも上方でサブロック3の鉤形部分と同じ方向に折れ曲がった形状とされる。遊挿孔6のサイズは少なくともポップアップ受け部5が通過しうる大きさとされる。

0022

サブロック3とレバー操作部4との境界部分には、これらを分離させるための構造である弱化部7が設けられる。弱化部7とは、ポップアップ受け部5が上方へ引き上げられたときに破断しやすい特性を持つ部位である。好ましくは、サブロック3を閉鎖位置から開放位置へと移動させるための荷重に対しては十分な強度を持ち、ポップアップ受け部5を上方へ引き上げるための荷重のみに対して破断しやすい特性とする。弱化部7は、ポップアップ装置9の作動時にサブロック3とレバー操作部4とを分離させる機能を持つ。本実施形態の弱化部7は、図3図4に示すように、サブロック3とレバー操作部4との境界に沿ってミシン目状に穿孔してなるミシン目部を有する。

0023

[2.作用,効果]
図5(A)は、ストライカー11の移動がメインロック2に拘束されている状態を示す。リリースレバーが操作されるとメインロック2が図中で反時計回りに回動して拘束が解除され、フード15が半ロック状態となる。半ロック状態では、図5(B)に示すように、ストライカー11が溝部13から脱離しない範囲でフード15が揺動可能となる。このとき、レバー操作部4が図中で左方向に押圧されると、ストライカー11の出入口を閉鎖していたサブロック3が脇へ移動し、出入口が開放される。これにより、図5(C)に示すように、フード15が開放可能な状態となる。

0024

また、ポップアップ装置9が車両10と歩行者との接触を検知したときにも、メインロック2が図中で反時計回りに回動して拘束が解除され、フード15が半ロック状態となる。このとき、ポップアップ装置9のシリンダーやアクチュエーターが作動して、フード15が開放方向へと跳ね上げられる。一方、レバー操作部4の先端側に位置するポップアップ受け部5は、遊挿孔6を通ってインナーパネル17の上面と対向する位置まで延設されているため、インナーパネル17が上方へ移動するのと同時にポップアップ受け部5も上方へ移動する。そして図5(D)に示すように、ポップアップ受け部5とともにレバー操作部4が弱化部7を起点として破断し、レバー操作部4とサブロック3とが分離する。これにより、レバー操作部4が車体に対して固定されていない状態となり、フード15の上方から入力される荷重に対してレバー操作部4がフード15の頭部傷害値を上昇させにくくなる。したがって、歩行者の頭部保護性が向上する。

0025

(1)インナーパネル17に遊挿孔6を設け、その上方までポップアップ受け部5を延長してインナーパネル17の上面と対向する位置まで延設することで、ポップアップ装置9が作動したときにレバー操作部4にも上方向への力を作用させることができ、レバー操作部4を破断させることができる。これにより、レバー操作部4による頭部傷害値の上昇を抑制することができ、フード15の開閉操作に支障を来たすことなく歩行者の頭部保護性能を向上させることができる。

0026

(2)レバー操作部4とサブロック3とを分離するための弱化部7を設けることで、ポップアップ装置9が作動したときにレバー操作部4に作用する引張応力を弱化部7に集中させることが容易となる。つまり、破断箇所を弱化部7に特定することが容易となり、歩行者の頭部保護性能をさらに向上させることができる。
(3)図2に示すように、レバー操作部4とサブロック3との境界に沿ってミシン目部を設けることで、簡単な加工で弱化部7を形成することができる。

0027

[3.変形例]
上述の実施形態では、ミシン目状の弱化部7が設けられたフードロック装置1を例示したが、ポップアップ装置9による跳ね上げ力やレバー操作部4の強度によっては弱化部7を省略することができる。また、図6(A)に示すように、レバー操作部4とサブロック3との境界に沿って溝を凹設し、板厚を減少させることによってレバー操作部4とサブロック3とを分離しやすくしてもよい。あるいは、図6(B)に示すように、レバー操作部4とサブロック3とを上下方向に挿脱可能に嵌合させてなる嵌合部を設けてもよい。この場合、嵌合部の締め付け圧を調節することが可能となり、破断に要する力の大きさを可変とすることができる。なお、上記の溝と嵌合部とミシン目状の弱化部7とを併用することで、より確実な破断が期待される構造としてもよい。

0028

1フードロック装置
2メインロック
3サブロック
4レバー操作部
5ポップアップ受け部
6遊挿孔
7ミシン目部(弱化部)
9ポップアップ装置
10 車両
11ストライカー
12ベースプレート
13 溝部
14スプリング
15フード
16アウターパネル
17インナーパネル
18補強プレート
19 空洞部

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