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技術 空間調整型植物養生基盤

出願人 武田実
発明者 武田実
出願日 2017年9月15日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2017-194659
公開日 2019年4月4日 (4ヶ月経過) 公開番号 2019-050792
状態 未査定
技術分野 栽培用器(植木鉢),播種用鉢 植物の栽培 捕獲、駆除
主要キーワード 調整空間 ヒシャク アロマ効果 換気フィルター ハイヒ ハバネロ ハシゴ 発泡石
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年4月4日)のものです。
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図面 (5)

課題

これまでミズゴケまたは浸透性揚水性あるいは吸水体性の素材を介して植物が接地する部位まで、水あるいは溶液を到達させることにより植物を養生する基盤が開発されてきた。この基盤は生物系の素材と非生物系の素材の両素材を単独あるいは複合させて植物を養成することができるように開発された基盤である。しかしながら、これまで生物・非生物のいずれも素材を用いた既存の基盤であっても、植物の養生に必要となる水あるいは溶液はこれら素材を介して養生させることに限られているという問題が認められる。

解決手段

養生させる植物の周囲の空間を仕切り、内部と外部の2つの空間領域を設け、かつこの仕切りの一部あるいは複数箇所を内部と外部の気体交換が可能となることを特徴とする構造体を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。

概要

背景

これまでに、ミズゴケなどの生物系の素材から植物を養生する基盤の開発が行われ、その後、ミズゴケあるいはこれを乾燥させた物体を介することなく、浸透性揚水性あるいは吸水体性の非生物系素材を介して植物が接地する部位まで、水あるいは溶液を到達させることにより動植物を養生することが可能となった。背景となる技術は、これまで栽培が困難あるいは不可能とされてきた湿生植物絶滅危惧植物、蘚苔類植物の養生において特に有効である。また、この発明はミズゴケなどの生物資源素材だけでなく石質プラスチックといった非生物系素材を介しての環境調節基盤であるとともに、ダム湖水でのフロー栽培ならびに自然環境に生息する環境修復など屋外条件下を前提としたフィールドおよび屋上緑化、さらには壁面緑化におけるコケ植物蘚苔類または蘚苔植物ともいう)またはシダ植物を含む維管束植物および海水淡水を必要とする生物の生育基盤としても大きく貢献している。

概要

これまでミズゴケまたは浸透性、揚水性あるいは吸水体性の素材を介して植物が接地する部位まで、水あるいは溶液を到達させることにより植物を養生する基盤が開発されてきた。この基盤は生物系の素材と非生物系の素材の両素材を単独あるいは複合させて植物を養成することができるように開発された基盤である。しかしながら、これまで生物・非生物のいずれも素材を用いた既存の基盤であっても、植物の養生に必要となる水あるいは溶液はこれら素材を介して養生させることに限られているという問題が認められる。養生させる植物の周囲の空間を仕切り、内部と外部の2つの空間領域を設け、かつこの仕切りの一部あるいは複数箇所を内部と外部の気体交換が可能となることを特徴とする構造体を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。

目的

本発明は、養生させる植物の周囲の空間を仕切り、内部と外部の2つの空間領域を設け、かつこの仕切りの一部あるいは複数箇所を内部と外部の気体の交換が可能となることを特徴とする構造体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

水、油体溶媒、もしくは揮発性物質可溶性物質が溶解した液体あるいは生物生存・増殖させる養生液(以下、これらを総括して溶液という)を、ミズゴケまたは吸水性浸透性揚水性あるいは湿潤性を有する非生物系の素材を介することなく、植物が空気中から直接水分や養分をとりこむ養生空間を維持できる養生器。

請求項2

前記養生器において、養生させる植物の周囲の空間を仕切り、内部と外部の2つの空間領域を設け、かつこの仕切りの一部あるいは複数箇所を内部と外部の気体交換が可能となることを特徴とする請求項1記載の養生器。

請求項3

請求項1および2のいずれかに記載の養生器において、養生器内部の空間の空中温度および空間湿度の調整を行うことを特徴とする、請求項2記載の養生器。

請求項4

請求項1〜3のいずれかに記載の養生器において、養生器内部の空中温度および空間湿度の調整を行うことによって、植物の養生を行うことを特徴とする、請求項3記載の養生器の使用方法

請求項5

請求項1〜4のいずれかに記載の養生器において、植物体がもつ揮発性あるいは芳香性アロマ効果、あるいは忌避物質殺虫性物質を含んだ物質を、当該器外部空間に拡散させる、請求項4記載の養生器の使用方法。

請求項6

請求項1〜5のいずれかに記載の養生器において、当該器内部に揮発性あるいは芳香性、アロマ効果、あるいは忌避物質・殺虫性物質を含んだ物質を入れ溶液を作製することで、基盤表面に移動した溶液からこれら物質を、当該器を設置した空間に拡散させる、請求項5記載の養生器の使用方法。

請求項7

前記使用方法において、植物だけでなく、植物以外の生物も養生することを特徴とする、請求項6記載の湿潤基盤の使用方法。

技術分野

0001

本発明は、養生させる植物の周囲の空間を仕切り、内部と外部の2つの空間領域を設け、かつこの仕切りの一部あるいは複数箇所を内部と外部の気体交換が可能となることを特徴とする構造体を提供することにより、生物系または非生物系の浸透性揚水性あるいは吸水体性の非生物系素材を介することなく植物が水、油体溶媒、もしくは揮発性物質可溶性物質が溶解した液体あるいは生物を生存・増殖させる養生液(以下、これらを総括して溶液という)をとりこむことができるようにしたものであり、これにより内部空間の気体中(以下、これを内空中という)に含まれる水蒸気の形で含まれる水(以下、これを水分子という)、あるいは内空中に存在する溶液物質(以下、これを物質分子という)の量を、植物養生が可能な状態で維持し、かつ内空中の温湿度調整内部環境の向上が行えることで、コケ植物だけでなく維管束植物および動物微生物を含めた生物の養生、具体的には草本植物全般低木性木本植物全般、および木本性植物着生植物全般、ならびに淡水性および海水性の水中および岩場に生息する動物全般、岩場に着床する動物全般の養生を行うことを主要な目的とする環境調製ならびに生物養成器、およびその使用方法に関する発明である。

背景技術

0002

これまでに、ミズゴケなどの生物系の素材から植物を養生する基盤の開発が行われ、その後、ミズゴケあるいはこれを乾燥させた物体を介することなく、浸透性、揚水性あるいは吸水体性の非生物系素材を介して植物が接地する部位まで、水あるいは溶液を到達させることにより動植物を養生することが可能となった。背景となる技術は、これまで栽培が困難あるいは不可能とされてきた湿生植物絶滅危惧植物、蘚苔類植物の養生において特に有効である。また、この発明はミズゴケなどの生物資源素材だけでなく石質プラスチックといった非生物系素材を介しての環境調節基盤であるとともに、ダム湖水でのフロー栽培ならびに自然環境に生息する環境修復など屋外条件下を前提としたフィールドおよび屋上緑化、さらには壁面緑化におけるコケ植物(蘚苔類または蘚苔植物ともいう)またはシダ植物を含む維管束植物および海水や淡水を必要とする生物の生育基盤としても大きく貢献している。

発明が解決しようとする課題

0003

これまでの技術開発は、水を溜める構造体(水溜め構造水溜め領域あるいは水溜め体ともいう)が必要であり、この領域から植物の間に生物系素材であるミズゴケまたは吸水性、浸透性、揚水性あるいは湿潤性を有する非生物系の素材(以下、これらを総括して湿潤素材という)を介し、これら湿潤素材に植物を接触させ、その接触部位までの溶液の移動により、植物を養生する基盤の開発を中心に行ってきた。すなわち、植物の養生条件には、1)溶液を貯える構造体あるいは領域をもつこと、2)植物が湿潤素材に接触していること、3)水溜め体から植物までに湿潤素材が存在することが必要不可欠であり、このどれかが欠けていても養生は成立しないという問題点をもつ。水溜め体や湿潤素材を設けることなく、植物が溶液をとりこめる環境を調整し、養成するためには、これら問題点を克服することの可能な技術の提供が待たれている。

課題を解決するための手段

0004

本発明者はこの課題の解決に向けて鋭意検討を重ねた。その結果、養生させる植物の周囲の空間を仕切り、内部と外部の2つの空間領域を設け、かつこの仕切りの一部あるいは複数箇所を内部と外部の気体の交換が可能となることを特徴とする構造体を提供することにより、上記の課題を解決できる本発明を完成した。

0005

すなわち本発明は、養生する植物、複数の植物個体あるいは群落を全て取り囲む、カップ状、ドーム状、ビニールハウス上、管状、袋状等の構造をした内部空間と外部空間を分ける構造体(以下、仕切り体という)を設け、かつ仕切りの一部あるいは複数箇所に内部と外部の気体の交換が可能な構造体(フィルター体)を設け、湿潤素材での溶液移動ができる構造物を介することなく、内空中に含まれる水分子あるいは物質分子の量を、植物養生が可能な状態で維持し、かつ内空中の温湿度調整、内部環境の向上が行えることで、養生空間内部でコケ植物を含む植物全般をはじめとする生物の養成が行えることを特徴とする基盤の使用方法を提供する発明である。

0006

なお、養生液とは、特に断らない限り、溶液の中でも任意生物を生存、生長あるいは増殖可能な全ての溶液である。また、蒸留水培養液を含め、前記の生長可能な養生液に殺菌・消毒処理を施したものも範疇に含み(市販品も可)、さらに、前記の養生液に微生物などの生物が加えられても、自然増殖してもよい。いずれにしても、「養生液」とは、主に、水あるいは生物を生存あるいは成長・増殖させるための培養液であるものを意味するもので、生物の種類のいかんに問わず、水と同様に循環するものであれば問題とならない。

0007

「仕切り体」の厚さは特に限定されないが、厚さは0.01mm〜100mm程度で、好適範囲は0.1mm〜20mmであり、仕切り体で取り囲む大きさは特に限定されず、内空中の体積が0.1cm3〜106m3程度で、好適範囲は50cm3〜104m3である。尚、植物あるいは生物の体積に対する内空中の体積は特に限定されないが、生物体積の1.2〜1000倍程度の内空中の体積であればよく、好適範囲は、2〜10倍である。

0008

「仕切り体」の素材は、プラスチック系素材やガラス系の素材のような透過性をもち、気体交換が無いか交換量が低い素材が一般的であるが、暗所や光を必要としない生物もあるため、特に光を透過する素材でなくてもよい。また表面に凹凸があってもよい。このためこれらの他にもケイ素系炭素系(生物も含む)の素材があげられる。具体的には、プラスチック素材であればポリエチレンポリプロピレン、ポリエチレンテフタレート、塩化ビニールポリスチレンアクリルメタクリア)、ポリアミドナイロン樹脂)、ポリカーボネート、四フッ化エチレンテフロン)、エチレン酸コポリマーといった熱可逆性樹脂や、フィノール樹脂ベークライトメラミン(デコラ)、不飽和ポリエステルエポキシといった熱硬化性樹脂がある。ケイ素素材であればガラス、クォーツなどがあげられる。その他素材として、紙やダイヤ油膜せっけん膜、ゴム石材など種類は特に限定されるものではない。

0009

「フィルター体」の厚さは特に限定されないが、厚さは0.01mm〜100mm程度で、好適範囲は0.1mm〜20mmである。仕切り体の一部を外部と内部との気体交換を行うために、仕切り体の素材の代わりにフィルター体にする。フィルター体にする場所は底部、中部、上部のいずれの部位でもよく、場所は限定されない。フィルター体にする箇所は1箇所でも複数箇所でもよいが、1〜10000個程度で、好適範囲は1〜10個である。フィルター体の大きさは、特に限定されないが、大きさは0.1mm2〜103m2程度で、好適範囲は10mm2〜102m2であり、ちがう大きさのフィルター体を組み合わせてもよい。また、フィルター体は単層でも、同一あるいは異なる素材からなるフィルター体を複数枚重ねた複層にしてもよく、同一箇所のフィルター体の枚数あるいは層の数は限定されないが、重ねる層数は1〜100枚程度で、好適範囲は1〜10枚である。複数層にする場合のフィルター体間の距離は特に限定されないが、0mm〜2m程度で、好適範囲は0.1mm〜50cmである。フィルター体の孔(メッシュ)サイズは特に限定されないが、孔サイズは0.001μm2〜10cm2程度で、好適範囲は0.1μm2〜5mm2である。フィルター体の形およびメッシュの形状ともに円形楕円形三角形四角形多角形またはこれらを組み合わせた形状あるいは不定形でもよく特に限定されるものではない。して、取り囲む大きさは特に限定されず、内空中の体積が0.1cm3〜106m3程度で、好適範囲は50cm3〜104m3である。

0010

「フィルター体」の素材は、仕切り体によって仕切られた内部と外部の気体、水分子、物質分子の交換が可能な構造体であればよく、紙、布、綿、竹繊維麻繊維ヤシ繊維パルプ木片などの天然繊維素材や、レーヨンキュプラポリノジックなどの再生繊維アセテートトリアセテートプロミックスなどの半合成繊維ナイロンポリエステル・アクリル・ポリ塩化ビニルポリウレタンなどの合成繊維、ガラス、金属などの無機繊維をはじめ、その材質およびその組み合わせは特に限定されるものではない。また市販のメッシュや農業資材である寒冷紗、不織布を使用してもよい。なお、フィルター体はは「おがくず」のようなものをキキサーでメッシュ状にしてもよい。またミズゴケ、ピートモス、おの葉(使用済みのものを含む)および植物全般の葉およびこれを微細化したもの、土壌全般(黒土畑土肥料含有土、パーライトバーミキュライトなどの人工発泡石粘土シルトおよびこの乾燥粉末)、砂岩泥岩などの砕性、凝灰岩などの火砕性氷河堆積岩などの破砕性といった堆積岩、溶岩火山噴出物マグマなどから形成される火成岩、あるいは生物の堆積物でできる石灰岩、人工的につくられるコンクリート材や、これら粉砕物を単独あるいは複合して形状化して、通気性があるものも素材の範疇に含める。

0011

フィルター体で外部と内部の気体、水分子および物質分子の交換が可能な仕切り体がもつ重要な利点は、これまで植物が湿潤素材に接触する条件下での養生に限定されていたが、本発明においてはこのような湿潤素材の使用あるいは直接の接触条件に限定されることなく生物を養生できる点である。

0012

本発明において養生されるコケ植物は特に限定されず、自然界に自生しているコケ植物をそのまま用いることも可能であり、栽培法で得たコケ植物を用いることも可能である。また、いわゆる培養法〔例えば、「植物バイオテクノロジーII」,東京化学同人:現代化学・増刊20の第39頁「蘚苔類の培養」(小野著)等参照のこと〕を用いた「培養ゴケ」を用いることも可能であるが、通常は、栽培法で得たコケ植物を用いることが好ましい。
この栽培されたコケ植物は、通常の栽培法で得たコケ植物を用いることができるが、特に、本発明においては、以下の方法で得られる、コケ植物断片群を用いることが好ましい。
すなわち、生長したコケ植物の群落の頂部近傍を切断し、切断したコケ植物断片を収穫物として用い、切断されたコケ植物の群落の養生を継続して行い、かつ、この養生と収穫サイクルを繰りかえし行う、コケ植物の栽培方法において得られる、上記コケ植物の断片群を、本発明において用いることができる。

0013

ここで、生長したコケ植物の群落は、天然のコケ植物の群落であっても、通常のパレット栽培で得られるコケ植物の群落であっても、コケ植物を固定した人工基盤を養生して得られるコケ植物の群落であってもよい。コケ植物の群落は、平置きの状態で養生したものであっても、壁面や法面等において養生したものであってもよい。頂部付近の切断を行う時期は、上記の生長したコケ植物におけるコケ植物が、概ね2〜3cm程度に達した時点が好適である。コケ植物の群落の頂部近傍の切断は、コケ植物の群落の上部(緑が多い部分)を、種々の切断器具、たとえば、ハサミバリカンサンダー等を用いて行うことができる。また、ほうき刷毛等で、コケ植物の群落の上部をなでつけることによっても、コケ植物の頂部近傍は容易に切断され、所望するコケ植物の断片を得ることができる。

0014

上述した切断工程の後、切断して得たコケ植物の断片は、「収穫物」として、本栽培基において載置されるコケ植物として用いることができる。また、切断された後のコケ植物の群落は、養生を継続して行いコケ植物を再び生長させることができる。この再生長させたコケ植物の群落に対して、再び切断工程を行うことで、コケ植物の断片群を再度得ることができる。この養生と収穫のサイクルを繰りかえし行うことにより、効率的にコケ植物を「収穫物」として得ることができる。

0015

また、本発明が適用され得る生物は、蘚苔類(蘚Bryopsida、綱Hepaticopsida、ツノゴケ綱Anthocerotopsida)に属する全てを意味し、蘚綱ではミズゴケ亜綱(Sphagnidae)ミズゴケ科の全種、クロゴケ亜綱(Andreaeidae)クロゴケ科(Andreaeaceae)のクロゴケ(Andreaea rupestris Hedw.var.fauriei(Besch.)Takaki.)およびガッサンクロゴケ(Andreaea nivalis Hook.)、ナンジャモンジャゴケ亜綱(Takakiidae)ナンジャモンジャゴケ科(Takakiaceae)のナンジャモンジャゴケ(Takakia lepidozioides.S.Hatt.& Inoue(Musci).)、マゴケ亜綱(Bryidae)ヨツバゴケ科キセルゴケ科、スギゴケ科、ホウオウゴケ科、ツチゴケ科、シンシゴケ科、エビゴケ科、キヌシッポゴケ科、シッポゴケ科、シラガゴケ科、カタシロゴケ科、センボンゴケ科、ヤリカツギ科、ギボウシゴケ科、ヒナハイゴケ科、ヨレエゴケ科、カゲロウゴケ科、ヒョウタンゴケ科、オオツボゴケ科、ヒカリゴケ科、ハリガネゴケ科、チョウチンゴケ科、ヒモゴケ科、ホゴケ科、ヒノキゴケ科、キダチゴケ科、ヌマチゴケ科、クサスギゴケ科、タマゴケ科、タチヒダゴケ科、カワゴケ科、コウヤノマンネングサ科、フジノマンネングサ科、ヒジキゴケ科、イトヒバゴケ科、イタチゴケ科、タイワントラノオゴケ科、ムジナゴケ科、ヒムロゴケ科、ハイヒモゴケ科、ヒラゴケ科、オオトラノオゴケ科、トラノオゴケ科、アブラゴケ科、ウニゴケ科、クジャクゴケ科、ヒゲゴケ科、コゴメゴケ科、ウスグロゴケ科、シノブゴケ科、ヤナギゴケ科、アオギヌゴケ科、ツヤゴケ科、サナダゴケ科、ナワゴケ科、ナガハシゴケ科、ハイゴケ科、イワダレゴケ科に含まれる全ての種を意味する。また苔綱ではウロコゴケ亜綱のウロコゴケキリシマゴケ科、マツバウロコゴケ科、オオサワラゴケ科、ヤクマスギバゴケ科、ムクムクゴケ科、ムチゴケ科、ツキヌキゴケ科、ヤバネゴケ科、コヤバネゴケ科、タカサゴコマメゴケ科、カサナリゴケ科、ツボミゴケ科、ミゾゴケ科、ヒシャクゴケ科、ウロコゴケ科、ハネゴケ科、チチブイチョウゴケ科、オヤコゴケ科、ヤクシマゴケ科、ミズゴケモドキ科、ケビラゴケ科、チガタゴケ科、サワラゴケ科、クラマゴケモドキ科、ヤスデゴケ科、ヒメウルシゴケ科、クサリゴケ科、コマチゴケ科、トロイブゴケ科、ウロコゼニゴケ科、ミズゼニゴケ科、アリソンゴケ科、マキノゴケ科、クモノスゴケ科、ウスバゼニゴケ科、スジゴケ科、フタマタゴケ科、ゼニゴケ亜綱のハマグリゴケ科、ミカズキゼニゴケ科、ジャゴケ科、アズマゼニゴケ科、ジンガサゴケ科、ジンチョウゴケ科、ゼニゴケ科、ヤワラゼニゴケ科、ウキゴケ科に含まれる全ての種を意味する。ツノゴケ亜綱ではツノゴケ科およびツノゴケモドキ科に含まれる全種を意味する。具体的には、ハリガネゴケ(Bryumcapillare Hedw.)、ヤノネゴケ(Bryhnia novae−angliae(Sull.& Lesq.)Grout)、ケヒツ

ゼニゴケ)(Pellia endiviaefolia Mitt.)、カマサワゴケ(Philonotis falcata(Hook.)Mitt.)、オオシッポゴケ(Dicranum nipponense Besch.)、アオシノブゴケ(Thuidium

Molk.)Dozy & Molk.)、オオハリガネゴケ(Bryum pseudotriquetrum(Hedw.)Gaertn.)、ヒロハツヤゴケ(Entodon challengeri(Paris)Card.)、カガミゴケ(Brotherella henonii(Duby)M.Fleisch.)、クサゴケ(Callicladium haldanianum(Grev.)H.A.Crum)、コツボゴケ(Plagiomnium acutum(Lidb.)T.J.Kop.)、コバノチョウチンゴケ(Trachycystis microphylla(Dozy & Molk.)Lindb.)、トヤマシノブゴケ(Thuidium kanedae Sakurai)、キブリツボミゴケ(Jungermannia virgata(Mitt.)Steph.)、オオミズゴケ(Sphagnum palustre L.)、ジャゴケ(Conocephalum conicum(L.))、コウヤノマンネングサ(Climacium

アカゴケ(Ceratodon purpureus(Hedw.)Brid.)、ギンゴケ(Bryum argenteum Hedw.)、ミヤマサナダゴケ(Plagiothecium nemorale(Mitt.)A.Jaeger)、ケゼニゴケ(Dumortiera hirsuta(Sw.)Nees)、ハイゴケ(Hypnum plumaeforme Wilson)、ウマスギゴケ(Polytrichum commune Hedw.)、オオスギゴケ(Polytrichum formosum Hedw.)、フロウソウ(Climacium dendroides(Hedw.)F.Weber & Mohr)、アラハシラガゴケ(Leucobryum scabrum bowringii Mitt.)、シロシラガゴケ(Leucobryum scabrum glaucum(Hedw.)Angstr.ex Fr.)、ジャバシラガゴケ(Leucobryum scabrum javense(Brid.)Mitt.)、ホソバキナゴケ(Leucobryum scabrum juniperoideum(Brid.)C.Mull.)、Leucobryum scabrum scaberulum Card.、オオシラガゴケ(Leucobryum scabrum Sande Lac.)、ホソバオキナゴケ(Leucobryum

ゴケ(Myuroclada maximowiczii(Borcz.)Steere & W.B.Schofield)、フデゴケ(Campylopus unbellatus(Arn.)Paris)、エダツヤゴケ(Entodon flavescens(Hook.)A.Jaeger)、オオウロコゴケ(Heteroscyphus coalitus(Hook.)Schiffn.)、ヒノキゴケ(Pyrrhobryum dozyanum(Sande Lac.)Manuel)およびこれら近縁種を特に挙げることができる。上記日本国に自生する種はもとより日本国以外の地域原産の蘚苔類を、本発明に適用することも可能であることは勿論である。

0022

さらに、Atrichum undulatum(Hedw.)、P.Beauv(Namigata−Tachigoke)等のAtrichum P.Beauv.(Tachigoke−zoku);Pogonatum inflexum(Lindb.)Lac.(Ko−sugigoke)等のPogonatum P.Beauv(Niwa−sugigoke−zoku);Polytrichastrum formosum(Hedw.)G.L.Smith等のPolytrichastrum G.L.Smith(Miyama−sugigoke−zoku);Polytrichum commune Hedw.(Uma−sugigoke)等のPolytrichum Hedw.(Sugigoke−zoku);Ceratodon purpureus(Hedw.)Bird.(Yanoueno−akagoke)等のCeratodon Bird.(Yanouenoaka−goke−zoku);Dicranum japonicum Mitt.(Shippogoke)、Dicranum nipponense Besch(O−shippogoke)、Dicranum scoparium Hedw.(Kamo jigoke)、Dicranum polysetum Sw.(Nami−shippogke)等のDicranum Hedw.(Shippogoke−zoku);Leucobryum scabrum Lac.(O−shiragagoke)、Leucobryum juniperoideum(Brid.)C.Mull.(Hosoba−okinagoke)等のLeucobryum Hampe(Shiragagoke−zoku);Bryum argenteum Hedw.(Gingoke)等のBryum Hedw.(Hariganegoke−zoku);Rhodobryum giganteum(schwaegr.)Par.(O−kasagoke)等のRhodobryum(Schimp.)Hampe(Kasagoke−zoku);Plagiomniumacutum(Lindb.)T.Kop.(Kotsubogoke)等のPlagiomnium T.Kop.(Tsuru−chochingoke−zoku);Trachycystis microphylla(Dozy et Molk.)Lindb.(Kobano−chochingoke)等のTrachycystis Lindb.(Kobano−chochingoke−zoku);Pyrrhobryum dozyanum(Lac.)Manuel(Hinokigoke)等のPyrrhobryum Mitt.(Hinokigoke−zoku);Bartramia pomiformis Hedw.(O−tamagoke)等のBartramia Hedw.(tamagoke−zoku);Climacium dendroides(Hedw.)Web.et Mohr(Furoso)、Climacium japonicium Lindb.(Koyano−mannengusa)等のClimacium Web.et Mohr(Koyano−mannengusa−zoku);Racomitrium ericoides(Web.et Brid)Brid(Hai−sunagoke)、Racomitrium japonicium Dozy et Molk.(Ezo−sunagoke)、Racomitrium canescens(Hedw.)Brid.ssp.latifolium(Sunagoke)、Racomitrium barbuloides Card.(Kobanosunagoke)等のRacomitrium Brid.(Shimofurigoke−zoku);Hypnum plumaeforme Wils.(Haigoke)等のHypnum Hedw.,nom.cons.(Haigoke−zoku);Thuidium Kanedae Sak.(Toyama−shinobugoke)等のThuidium Bruch et Schimp.in B.S.G.(Shinobugoke−zoku)、Sphagnum L.等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。

0016

これらのコケ植物は、単独種類のコケ植物を用いることは勿論のこと、2種以上を組み合わせて用いることも可能である。特に、強い日照好むコケ植物(例えば、スナゴケ、ツノゴケ等)と、日陰を好むコケ植物(例えば、ハイゴケ、シッポゴケ、ヒノキゴケ、カサゴケ、トヤマシノブゴケ、チョウチンゴケ類等)を組み合わせて用いることにより、本栽培体が用いられる日照環境に依存せずに、コケ植物の生育を維持することが可能となる。

0017

コケ以外の「他の植物」も栽培可能であり、シダ類を含めた維管束植物全般の養成が可能である。特に発した実生を利用する植物であるもやしスプラウト類である、ダイズ緑豆レタスゴマの種子および実生等を挙げることができる。また、ハーブ類などの植物としてアーティチョークアイスランドポピー、アガスタケアグリモニー、アチェトサ、アニスアルカネットアルニカアルファルファアンゼリカイエローフロスフラワー、イタリアンパセリインジェローニ・ミラノウェルド・ダイヤース、ウォータークレスウォードウッドセージ、ウッドラフエキナセアエルバガット、エルバステラエレカンペインエンダイブオーナメンタル・グラスオールド・マンズ・ビヤード、オネスティー、オレガノ、オレチ、クレソン、カイヤール、ケシ食用観賞用)、コリアンダー香菜、コウサイ、サットン、サフォークハーブシソ、セージ、セイボリー・ウインターセロリ、ソーレル・ブルーキャットニップ、キャットミントナスターチューム・ドワーフシングルフェンネルスイート(スイートフェンネル)、フレンチチャービルティルバジル、パセリ、ヒソップフランキ、マロウコモンラージフラワー、マロウブルー、ペッパーペパーミントペニーロイヤルミント、カラミントなどのミント類、ポピー、ミントペニーロイヤル、ルッコラレモンバームレモングラス、ロイヤフルール、ロケットローズマリー、ヤロウ、ワームウッドなどが例示できる。また、蔬菜類や野菜類の食用となる植物として、イチゴトマト、ナス、キュウリメロンオクラ、トマト、ピーマンパプリカハバネロカボチャズッキーニニガウリスイカチシャアブラナキャベツ、レタス、ハクサイホウレンソウネギニラブロッコリーカリフラワーカイワレカイワレダイコントウガラシなどが挙げられる。花、花卉類観賞植物緑化植物として、パンジービオラなどのスミレ類、コスモスヒマワリアスターなどの類、ユリ類、コチョウランデンドロビウムなどのラン類シバ類(日本シバ、オニシバ、キャッツグラス、リジェネラジオン、ケンタッキブルーグラス、ジェイターフツー、バミューダグラスベントグラス)、トルコギキョウなどのキキョウ類、キンレンカ、キンセンカ、ジニア(百日草)、アグロステンマ、ナデシコ、アゲラタム、アサガオアジサイアスクレピアス、アナキクルス、アネモネ、アマランテ、アブラナ、アビラス、アリッサム、アンセミス、アンドロサセ、イベリスケイトウ、インスタンツ、インパチェンス、ヴァレリアン、エーデルワイス、エキナセア、エキノプス、オーブリエチア、オエノテラ、オキシペタラム、おじぎ草、オシロイバナ、オステオスペルマム、オダマキ、オックスリップオミナエシカタバミ、キキョウ、サルタンデイジー、ハゴロモルコウソウ、ヒビスカス、バラ、マーガレットマリーゴールドヤグルマギクワレモコウ等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また湿原植物や水生植物(水中〜水周辺を中心に生活する植物の総称)一般を挙げることができる。具体的には、シュロガヤツリ、地性ラン(アツモリソウ、クマガイソウ、ミズトンボ、シュンラン、トキソウ、カキラン、サギソウ、パフィオペディルム属、フラグミペディウム属、コチョウラン等)、ユキノシタ科に属する植物、アヤメ科に属する植物、モウセンゴケ科に属する植物(モウセンゴケ、コモウセンゴケ、ドロセラファルコネリー、ドロセラペティオラリス、ドロセラアデラエ、アフリカナガバノモウセンゴケ、ドロセラピグミー、イトバモウセンゴケ、ナガバノモウセンゴケ、イシモチソウ、ハエトリソウ、ドロソフィラムルシタニカム、ムジナモ等)、ムシトリスミレ属に属する植物、ビブリス属に属する植物、ウツボカズラ属に属する植物、セファロータス属に属する植物、サラセニア属に属する植物、ダーリングトニア属に属する植物、ホソバノセイタカギク等を例示できる。

0018

藻類カビキノコ乳酸菌納豆菌などを含めた生物の養生も可能である。また植物以外の「動物」としては、サンゴイソギンチャクなどの刺胞動物、ウニ、ヒトデナマコなどの棘皮動物カイメンなどの海綿動物ホヤなどの原索動物アワビサザエヒザラガイなどの軟体動物、ヌマエビ、テナガエビサクラエビクルマエビなどの節足動物、トビハゼなどの魚類をふくめた岩礁に生息する生物を例示できる。

発明の効果

0019

本発明により、仕切り体とフィルター体で内部と外部を分け、内部にある植物を湿潤体や溶液の輸送体を介さず、内空中の水分子と物質分子から水あるいは物質をとりこむことができる技術および養生器、構造物、建造物の作成または構築、あるいはこれらを利用した生物の育成を行うことができる。また、この器のフィルター体の一部あるいは全面に、水または溶液を、散布噴霧蒸着、吸収、湿潤あるいは接触した状態にしておき、水分および物質の蒸散効果を変化させた環境下で、生物の養生をすることも可能である。さらに、この効果の利用は植物または生物の養生のみに限らず、その使用目的が限定されるものではない。このため生物を養成する目的がなくても、アロマオイル香水等を含ませた物質を溶液に混入させて、アロマ効果香り置物として使用することも可能である。

0020

以下、本発明について、図面を用いつつ説明する。
図1は、養成器の基本概念図である。フィルター体は上部から内部に向かって第一フィルター1、第二フィルター2、第三フィルター3と複数置いてもよい。これにより外部環境とは異なる養生のための調整空間4がつくりだされる。仕切り体5は、光を透過するものが好適であるが、植物あるいは生物の特性にもよるため、仕切り体は透過性の低いものでも透過しないものでもよく、素材は光透過の有無を限定されるものではない。

0021

図2は、ハウスなど大規模タイプの姿図である。換気フィルター6はフィルター体の役割を果たし、その上部に雨よけ屋根7を設けてもよい。内部は外部環境とは異なる養生のための気体調整空間8がつくりだされ大規模な植物を含めた生物の養生が可能である。

0022

図3は、吊るしタイプの養成器の構成図である。仕切り体の上部にフィルター体を設けた天井フィルター9の位置から吊り線10をとりつけ、吊り線10の下部で養生植物体11を養成する。吊り線10は、糸、金属、、ゴム、プラスチックなど特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、糸や耐錆性をもつ金属性針金などが、水路体を構成する好適な素材として例示される。吊り線10の長さは1mm〜6m程度で、好適範囲は1cm〜1mであり、直径はは0.1mm30m程度で、好適範囲は0.5cm〜2cmである。

0023

図4は、置き式型の養成器の構成図である。支持棒12を設置し、支持棒12の上部で植物あるいは生物を養生する。支持棒12の素材は、木、金属、竹、ゴム、プラスチックなど特に限定されないが、折り曲げが容易で、かつ、経時的な耐久性に優れた素材であることが好適である。このような点から、耐錆性をもつ金属性の針金などが好適な素材として例示される。支持棒12の長さは1mm〜6m程度で、好適範囲は1cm〜1mであり、直径はは0.1mm〜30m程度で、好適範囲は0.5cm〜2cmである。尚、底部に換気口を設けてもよい。内部は蘚苔類が付着した石や木片を入れて付着した植物をそのまま養生することも可能である。

図面の簡単な説明

養成器の基本概念図である。ハウスなど大規模タイプの姿図である。吊るしタイプの養成器の構成図である。置き式型の養成器の構成図である。

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