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技術 肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法

出願人 マクセルホールディングス株式会社
発明者 楠本文恵吉村雅志坂田栄二長野広信松岡建志三浦健吾
出願日 2018年11月5日 (8ヶ月経過) 出願番号 2018-207956
公開日 2019年3月22日 (3ヶ月経過) 公開番号 2019-046489
状態 未査定
技術分野 診断用測定記録装置 検索装置
主要キーワード 環境測定センサ 許容範囲α 付帯物 データ用サーバ 指どうし 測定データ数 センサ情報データベース 基準値データベース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年3月22日)のものです。
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図面 (20)

課題

肌状態測定装置による測定データを分析するサービスを提供する会社のサーバに測定データを送信してその分析結果を得る際に、データの有効利用により、サービスの無料化、肌状態測定装置の低価格化を可能にする。

解決手段

契約者クライアントから測定データ用データベース登録されたデータの取得を要求された場合に、契約者クライアントから入力される契約者IDに基づいて認証する。また、契約者用データベースから契約者IDに基づいて測定データ用データベースを検索する際の、検索レベルアクセスレベルが求められる。契約者クライアントは、前記検索レベルおよびアクセスレベルの範囲で、測定データ用データベースの検索が許可される。

概要

背景

一般に、スキンケア用の化粧品美容器具スキンケア装置ケアエステ装置)の販売において、例えば、肌の状態を知るために、肌用カメラを用いて肌を拡大して撮影し、肌の状態を把握してから、肌の状態に対応するスキンケア用の化粧品、洗顔用品等やスキンケア用の器具を販売することが行われている。この場合に、肌の表面を拡大して撮影する肌状態測定装置肌状態測定手段:肌用カメラ)だけではなく、例えば、肌の水分量を測定する測定機器などの各種の肌用測定機器が用いられる場合があり、肌の拡大画像から肌の状態を判定したり、肌の水分量から肌の状態を判定したりしている。

この場合に、肌の状態の測定に肌用測定機器が設置され、かつ、測定結果から肌の状態を判定でき、肌の状態からスキンケア方法アドバイスできる店員がいる店舗に行く必要があった。しかし、店舗まで行くのが煩わしかったり、店舗に行って上述のようなサービスを受けた後に商品購入を勧められるのが煩わしかったりすることから、定期的に肌の状態を確認するようなことがし難かった。

そこで、携帯電話スマートフォンタブレット等の無線電話回線やその他の無線通信回線を介してインターネットアクセス可能携帯無線端末に、周辺機器としての肌状態測定装置を接続する。もしくは、携帯無線端末に設けられたカメラ等の内臓機器を肌状態測定装置の少なくとも一部として用いる。そして、肌状態測定装置の測定結果であるデータを、携帯無線端末を使って、測定結果から肌の状態を分析してくれる業者サーバに送信することにより、化粧品販売の店舗に行かなくても肌の状態を分析することができるシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。この場合に、測定データを受け取ったサーバでは、例えば、測定結果の分析を自動で行ったり、測定データを表示させてオペレータに分析結果を入力させたりすることになる。

この場合に肌状態測定装置の購入等が必要になるが、このような肌測定用システムを用いることで、ユーザーに負担をかけることなく、比較的短い期間で定期的に肌測定を行うことが可能になる。

概要

肌状態測定装置による測定データを分析するサービスを提供する会社のサーバに測定データを送信してその分析結果を得る際に、データの有効利用により、サービスの無料化、肌状態測定装置の低価格化を可能にする。契約者クライアントから測定データ用データベース登録されたデータの取得を要求された場合に、契約者クライアントから入力される契約者IDに基づいて認証する。また、契約者用データベースから契約者IDに基づいて測定データ用データベースを検索する際の、検索レベルアクセスレベルが求められる。契約者クライアントは、前記検索レベルおよびアクセスレベルの範囲で、測定データ用データベースの検索が許可される。

目的

これらの中からユーザーは、自分に合った化粧品を選択する必要があり、化粧品を使った場合に、ある程度効果があるか否か簡便に判断できることが望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ユーザーにより使用される肌状態測定装置とデータの送信および/または受信を行うとともに、ネットワークを介してデータの送受信を行う送受信手段を備えた複数のユーザークライアントを備え、前記ユーザークライアントは、前記肌状態測定装置により測定された前記ユーザーの測定データが当該肌状態測定装置から入力された場合に、入力された前記測定データを、前記肌状態測定装置により測定されたデータを分析することにより得られる分析結果データとユーザーの化粧品使用履歴を含むユーザーに関連する情報とを前記ユーザー毎重複の無い一意の顧客IDに関連付けて記憶するデータ管理サーバにネットワークを介して送信する測定データ送信手段と、前記データ管理サーバから受信した前記分析結果データおよび前記化粧品の使用履歴を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする肌状態ケアシステム

請求項2

前記表示手段は、前記測定データを表示することを特徴とする請求項1に記載の肌状態ケアシステム。

請求項3

前記表示手段は、前記分析結果データと前記測定データとを同時に表示可能であることを特徴とする請求項2に記載の肌状態ケアシステム。

請求項4

前記測定データ送信手段は、前記測定データとともに、当該測定データが取得された地点を示す位置情報を、当該位置情報に基づいて取得される気象情報を当該位置情報とともに送信される前記測定データを分析することにより得られる前記分析結果データに関連付けて登録する前記データ管理サーバに送信し、前記表示手段は、前記データ管理サーバから受信した前記気象情報に関連付けられた前記分析結果データを表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の肌状態ケアシステム。

技術分野

0001

本発明は、例えば、スマートフォン携帯電話タブレット等の主に無線によりネットワーク接続可能な携帯クライアント携帯端末)に、肌測定機装置を接続し、ネットワークを介してデータを送受することにより、肌の状態の測定と測定結果分析とを行うとともに、測定結果や分析結果のデータ(測定データ、分析結果データ)を管理する肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法に関する。

背景技術

0002

一般に、スキンケア用の化粧品美容器具スキンケア装置ケアエステ装置)の販売において、例えば、肌の状態を知るために、肌用カメラを用いて肌を拡大して撮影し、肌の状態を把握してから、肌の状態に対応するスキンケア用の化粧品、洗顔用品等やスキンケア用の器具を販売することが行われている。この場合に、肌の表面を拡大して撮影する肌状態測定装置(肌状態測定手段:肌用カメラ)だけではなく、例えば、肌の水分量を測定する測定機器などの各種の肌用測定機器が用いられる場合があり、肌の拡大画像から肌の状態を判定したり、肌の水分量から肌の状態を判定したりしている。

0003

この場合に、肌の状態の測定に肌用測定機器が設置され、かつ、測定結果から肌の状態を判定でき、肌の状態からスキンケア方法アドバイスできる店員がいる店舗に行く必要があった。しかし、店舗まで行くのが煩わしかったり、店舗に行って上述のようなサービスを受けた後に商品購入を勧められるのが煩わしかったりすることから、定期的に肌の状態を確認するようなことがし難かった。

0004

そこで、携帯電話、スマートフォン、タブレット等の無線電話回線やその他の無線通信回線を介してインターネットアクセス可能携帯無線端末に、周辺機器としての肌状態測定装置を接続する。もしくは、携帯無線端末に設けられたカメラ等の内臓機器を肌状態測定装置の少なくとも一部として用いる。そして、肌状態測定装置の測定結果であるデータを、携帯無線端末を使って、測定結果から肌の状態を分析してくれる業者サーバに送信することにより、化粧品販売の店舗に行かなくても肌の状態を分析することができるシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。この場合に、測定データを受け取ったサーバでは、例えば、測定結果の分析を自動で行ったり、測定データを表示させてオペレータに分析結果を入力させたりすることになる。

0005

この場合に肌状態測定装置の購入等が必要になるが、このような肌測定用システムを用いることで、ユーザーに負担をかけることなく、比較的短い期間で定期的に肌測定を行うことが可能になる。

先行技術

0006

特開2005−148797号公報
特開2004−354207号公報
特開2005−56165号公報
特開2002−15068号公報
特開2002−366651号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、ユーザーは、無線携帯端末に内蔵されたカメラを使うのでなければ、基本的に肌用カメラ等の肌状態測定装置を購入する必要がある。さらに、ユーザーは、測定結果を分析してもらうために、課金される場合があり、定期的に肌の状態を知るには敷居が高いものとなる恐れがある。

0008

一方、測定データが送られてくるサーバ側では、例えば、測定データやその分析結果等を蓄積可能である。また、測定データの分析にあたっては、サービスを提供する会社に対して、会員登録を必要とする場合があり、会員登録の際に、氏名、住所電話番号、メールアドレス生年月日性別等の個人情報の入力を求めたり、アンケートへの協力をお願いしたりする場合がある。

0009

この場合に、ユーザーが増えれば、肌の測定結果、測定結果の分析結等のデータや、これらデータに関連づけられて、会員登録時のデータやアンケートのデータによる年齢、性別、居住地域といった情報が蓄積される。

0010

この蓄積されたデータのデータ量が多くなれば、これらデータを分析して、新たなスキンケア商品の開発に利用可能であるが、現状では、肌測定結果を送信してもらうことにより、蓄積されるデータの有効利用が十分に図られていない。

0011

また、肌の状態とスキンケア用の化粧品(洗顔関係を含む)との関係を考えた場合に、ユーザーは、自分が使っている肌ケア用の化粧品と、肌の状態の変化との関係、すなわち、現在自分が使っている肌ケア用の化粧品が、自分の肌状態の改善に効果があるのか否かを知りたいと思っている。すなわち、今使っている化粧品は自分の肌に合っているか否かや、もっと自分の肌に合う化粧品がないかを知りたがっている。しかし、上述の化粧品会社の店舗等での肌診断では、その化粧品会社の商品である化粧品の情報しか得ることができない。

0012

化粧品会社側から見た場合に、上述のように店舗で肌用測定機器を用いてユーザーの肌の状態の情報を得ることができる。この場合に店員によるユーザーへの質問やアンケート等により顧客の情報、例えば、顧客の住所、名前等の個人情報や、使用している化粧品やその他の肌に影響を与える要素の情報を得ることができる。また、ユーザーが自社商品を使用している場合に、自社商品の使用した場合の肌への影響等のデータを得ることができる。しかし、店舗等で肌の状態の測定等を行うことなく、例えば、化粧品会社の販売系統に含まれない販売店や通販等で化粧品を購入するユーザー層の肌の状態等のデータを得ることができないといった問題があった。また、他社製品を使用した場合の肌に与える影響等の情報を得ることも難しかった。

0013

現在、国内だけでも多くの化粧品メーカー(ここでメーカーと言った場合に販売会社も含むものとする)があるとともに、他業種からの新規参入もあり、また、海外の化粧品を利用するユーザーもおり、多数の化粧品が出回っている。これらの中からユーザーは、自分に合った化粧品を選択する必要があり、化粧品を使った場合に、ある程度効果があるか否か簡便に判断できることが望まれている。

0014

また、化粧品会社は、例えば、肌の状態として各肌タイプのユーザーにどのような成分を有する化粧品が効果があるのかや、各肌タイプのユーザーがどのような化粧品を好むのかなど、各ユーザーのデータを得られた場合に、商品戦略上有利になれる。商品開発において、行われる治験の情報量には限界があり、自社商品の販売後に多くのユーザーからフィードバックされるデータを得られれば、次の商品開発に有効利用することができ、さらに他社製品の情報が得られれば、さらに有効利用可能である。したがって、化粧品会社であるメーカーは、発売後の化粧品を使用したユーザーのデータが得られることが望まれている。

0015

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、肌状態測定装置をユーザクライアント(スマートフォン)に接続し、肌状態測定装置による測定データを分析するサービスを提供する会社のサーバに送信して測定データの分析結果を得られる場合に、受信される測定データ等のデータの有効利用により、サービスの無料化、肌状態測定装置の低価格化を可能にする肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0016

本発明の肌状態測定分析情報管理システムは、肌の状態を測定する肌状態測定装置と、
前記肌状態測定装置のユーザーに使用され、かつ、前記肌状態測定装置とデータの送受信が行えるように接続されるとともに、ネットワークに接続してデータの送受信を行うユーザークライアントと、
前記ユーザークライアントに対して前記ネットワークを介してデータの送受信が可能にされているデータ管理サーバと、
前記肌状態測定装置により測定された測定データを分析することにより得られる肌状態の分析結果データが入力され、当該分析結果データを前記ユーザークライアントで表示可能に出力するとともに、前記分析結果データを前記データ管理サーバで記憶可能に出力する分析結果出力手段と、
前記データ管理サーバからデータを取得する契約に基づいて、前記データ管理サーバに対してデータの送受信を行う契約者クライアントと、
を備え、
前記ユーザークライアントは、前記データ管理サーバからの要求に基づいて、前記ユーザーにより入力されるとともに前記ユーザーの個人情報を含み、かつ、各ユーザー毎重複の無い一意の顧客IDを含むユーザーデータを前記データ管理サーバに送信するユーザーデータ送信手段と、
前記肌状態測定装置により測定された測定データが当該肌状態測定装置から入力された場合に、入力された前記測定データおよび前記顧客IDを前記データ管理サーバに送信する測定データ送信手段と、
前記測定データに対する分析結果データが前記分析結果出力手段から入力された場合に前記分析結果データを表示する分析結果表示手段とを備え、
前記データ管理サーバは、複数の各ユーザークライアントから受信した前記顧客IDを含むユーザーデータが登録されるユーザーデータ用データベースと、
前記ユーザークライアントから受信した前記測定データ、前記分析結果出力手段から入力された分析結果データ、前記ユーザーデータのうちの所定の個人情報を除いた付帯データおよび前記顧客IDが互いに関連付けられて登録されるとともに、少なくとも前記測定データおよび前記分析結果データが、これらデータの取得時期に基づく履歴として登録される測定データ用データベースと、
前記契約者毎に設定された契約者1Dが登録された契約者用データベースと、
前記契約者クライアントから前記測定データ用データベースに登録されたデータの取得を要求された場合に、前記契約者クライアントから入力される契約者IDを前記契約者用データベースで照合し、前記測定データ用データベースに登録されたデータを契約者クライアントに送信するデータ提供手段とを備え、
前記契約者クライアントは、前記契約者IDを送信するとともに、前記データ管理サーバに前記測定データ用データベースに登録されたデータを要求するデータ要求手段と、
前記データ要求手段の要求に基づいて前記データ管理サーバから送信されたデータを受信して記憶する受信記憶手段とを備えることを特徴とする。

0017

このような構成によれば、肌状態測定装置により測定された肌の状態の測定データがユーザー携帯端末によりネットワークを介してデータ管理サーバに送信されることになる。
この際に、ユーザーは、例えば、顧客IDを設定しておく必要があり、データ管理サーバからの要求にしたがって各種データの入力を行う。この際に例えばユーザーデータである所定の個人情報として、氏名、住所、各種電話番号、メールアドレス等を入力するものとしてもよい。

0018

また、肌状態測定分析情報管理システムにおいて商品やサービスの購入を可能にする場合に、所定の個人情報として決済用にクレジットカードの情報を含んでもよい。また、アンケート等としてデータ管理サーバからの要求に基づいて、使用している化粧品、スキンケア用品サプリメント等の情報をユーザーデータとして任意に入力させるものとしてもよい。
データ管理サーバでは、ユーザークライアントからユーザーデータが入力された場合にユーザーデータ用データベースに登録する。ユーザーデータ用データベースでは、顧客IDによりユーザーデータが検索可能になる。

0019

また、ユーザークライアントは、例えば、ユーザーの操作に基づいて接続される肌状態測定装置により肌状態の測定を行い、測定データが得られた後に、この測定データを顧客IDとともに、データ管理サーバに送る。

0020

測定データに基づいて得られた分析結果データは、分析結果出力手段に入力され、分析結果出力手段から例えば、データ管理サーバを介するかメール等により、ユーザークライアントに送信され、ユーザークライアントで分析結果データを見ることができる。なお、分析結果は、測定データを周知の各種肌分析手法を用いることにより得ることが可能である。
また、測定データ、分析結果データおよびユーザーデータから所定の個人情報を除いた付帯データが顧客IDに関連付けられて測定データ用データベースに登録される。

0021

ユーザーデータから所定の個人情報を除く付帯データにおいて、所定の個人情報とは、基本的に個人が特定される可能性があるものであり、例えば、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカードの情報などである。ユーザーデータから所定の個人情報を除いた付帯データは、例えば、使用している化粧品、スキンケア用剤(ボディオイル入浴剤等)、スキンケア用機器(エステティック用機器)や、定期摂取しているサプリメントなどのアンケートに対する回答のデータや、個人情報を改変して個人を特定できないようにしたデータとして居住地域(大まかな住所として、例えば、県や市など)、大まかな年齢(例えば、10代、20代、30代等)などや、測定に際して得ることのできるデータとして測定日時などである。

0022

ここで、ユーザーは、例えば、繰り返し肌状態の測定と分析を行うことが可能であり、例えば、測定データの測定日時、データ管理サーバでの受信日時などにより、時系列として測定データおよび分析結果データを測定データ用データベースから読み出せるようになっている。

0023

例えば、肌状態の測定データの分析を無料とすることなどにより、多くのユーザーに肌状態の測定データの分析サービスを利用してもらうことで、測定データ用データベースには、多くのユーザーの測定データが蓄積されるとともに、各ユーザーが繰り返し分析サービスを利用してもうらことで、時系列となった測定データを得られる可能性がある。

0024

この場合に、例えば、各種化粧品や、スキンケア用品を開発しているメーカーでは、測定データ用サーバに蓄積された肌状態の測定データを商品開発や肌の研究等に利用することが可能になる。また、測定データ用サーバには、ユーザーが入力したユーザーデータのうちの所定の個人情報を除いた付帯データが顧客IDを介して測定データに関連付けられるようになっている。ここで、ユーザーデータの入力の際に、データ管理サーバ側から要求して、例えば、使用している化粧品、スキンケア用品等をユーザーに入力してもらえれば、測定データだけの場合に比較してより有用なデータが得られる。

0025

この発明では、契約により測定データ、分析結果データ、付帯データの閲覧が可能になる。この際に、契約に基づいて各契約者の契約者ID毎に、閲覧可能な付帯データの種類が決められるものとしてもよい。契約者用データベースには、契約者IDに関連付けて各契約者IDに対応する契約者クライアントから閲覧可能な付帯データの種類を登録しておくものとしてもよい。これにより、契約者クライアントの契約者IDを照合する際に、当該契約者クライアントで閲覧可能な付帯データの種類をセットし、契約者IDに牽連付けられた種類の付帯データだけを契約者クライアントから閲覧可能にすることができる。
この場合に、契約時に契約者が閲覧した付帯データの種類を決めることになる。この際には、付帯データの複数の種類を閲覧可能にしても良いし、全ての種類の付帯データを閲覧可能としても良い。

0026

この際に、付帯データの各種類に順位をつけ、契約時に決定される閲覧レベルが高くなるほど、順位の高い付帯データが閲覧可能になるようにしてもよい。
テータ管理サーバでは、契約者クライアントからデータ閲覧の要求が契約者IDとともに入力された場合に、契約者用データベースを契約者IDで検索して、この契約者IDに関連付けられた付帯データの種類に基づいて、その種類の付帯データと測定データと分析結果データとを契約者クライアントに送信して閲覧できるようにしてもよい。

0027

例えば、契約者は、契約時に付帯データの各種類のうち必要な種類を選択してデータ管理サーバの運営者と契約する。この際には、例えば、各種類に対応する割増料金支払う契約をする。これにより、契約者は有益な付帯データを得ることができる。
これにより、データ管理サーバの運営者(例えば、肌状態測定装置のメーカーや販売会社)は、契約者(例えば、化粧品のメーカーや販売会社等の化粧品会社や、スキンケア用品のメーカーや販売会社、エステ機器のメーカーや販売会社)との契約に際し、分析結果データ、測定データおよび付帯データの閲覧に対する対価を得ることができる。

0028

この対価により、ユーザーに対して課金しなくとも、データ管理サーバの運営費用と利益を得られることになる。ユーザーへの課金をなくすことにより、肌状態測定装置の販売を促すことができるとともに、肌状態測定装置の使用による測定データの分析を促すことができる。これにより、測定データ用データベースのデータを充実することができる。これにより、分析結果データ、測定データおよびその付帯データを利用したい契約者の増加を図り、増収を図ることができる。

0029

本発明の前記構成において、前記測定データ用データベースは、複数データブロックからなる前記測定データと、複数のデータブロックからなる前記分析結果データと、複数のデータブロックからなる前記付帯データとが互いに関連付けて登録されているとともに、これらデータブロックの少なくとも一部に対してそれぞれ検索項目を設定し、当該検索項目が設定された前記データブロックの前記データを当該検索項目に条件を入力することにより絞り込み、絞り込まれた当該データに関連付けられた前記データを検索可能とし、
前記契約者用データベースには、前記検索項目が複数段階にレベル分されて各検索レベル毎の検索項目として登録されるとともに、検索結果として出力可能なデータが属するデータブロックが複数段階にレベル分されて各アクセスレベル毎のデータブロックとして登録され、かつ、前記契約者IDに前記検索レベルおよび前記アクセスレベルが関連付けて登録され、
前記データ管理サーバは、前記契約者クライアントに対して、前記契約者用データベースを前記契約者クライアントから入力された前記契約者IDで検索して当該契約者IDに関連付けられた前記検索レベルおよび前記アクセスレベルを抽出し、
かつ、抽出された前記検索レベルにレベル分けされた前記検索項目に対してだけ前記契約者クライアントから検索条件を入力して前記測定データ用データベースを検索することを許可し、かつ、前記データブロックのうちの抽出された前記アクセスレベルにレベル分された前記データブロックに属し、かつ、検索された前記データだけを、前記契約者クライアントに出力することを許可する検索制限手段と、
前記契約者クライアントに対して、前記検索制限手段により前記契約者IDに基づいて抽出された前記検索レベルにレベル分された前記検索項目を、当該検索項目から検索の条件を入力する検索項目を選択可能に表示し、前記検索制限手段により前記契約者IDに基づいて抽出された前記アクセスレベルにレベル分された前記データブロックを、当該ブロックから検索結果を出力するデータが属する前記データブロックを選択可能に表示させる検索表示手段とを備えることが好ましい。

0030

このような構成によれば、例えば、契約者(測定データ、分析結果データの二次利用者)は、検索レベルやアクセスレベルにより、測定データ用データベースの検索項目や検索結果を出力可能なデータのデータブロックが制限されることになるが、検索レベルやアクセスレベルにより利用料が異なる場合に、契約者が必要と思われる検索レベルおよびアクセスレベルを決めて契約することにより、必要なデータを検索でき、かつ、経費節減することができる。また、検索レベルに対応する検索項目だけが契約者クライアントに選択可能に表示されるとともに、データを得ることが可能なデータが属するデータブロックだけが選択可能に表示されるので、検索レベルに基づいて検索できない検索項目に条件を入力したり、アクセスレベルに基づいて出力できないデータの出力を要求したりすることがない。したがって、契約者は効率的に検索を行うことができる。

0031

また、本発明の前記構成において、前記測定データ用データベースには、前記付帯データとして前記ユーザークライアントから入力されるとともに前記肌状態測定装置の前記ユーザーが使用している化粧品を特定可能な化粧品データが当該化粧品の使用時期に関連付けて登録され、
かつ、前記化粧品データに関連付けられた前記使用時期に対応する前記取得時期の分析結果データを当該化粧品データとともに前記契約者クライアントから検索可能になっていることが好ましい。

0032

このような構成によれば、契約者クライアントは、例えば、使用している化粧品と、肌状態の分析結果データとの関係を調べることができる。例えば、ある化粧品を使用しているユーザーは、肌状態が変化してないのに、別の化粧品を使用しているユーザーは、肌状態が徐々に良好になっている等を知ることができる。すなわち、契約者としての例えば化粧品会社が、自社の製品効能を確認したり、他社の製品の効能を調査したりすることが可能になる。

0033

この場合に、ユーザー−の人数が多ければ、多くのサンプルを得ることができるので、より詳細な調査が可能になる。また、付帯データとして、年代、居住地域、化粧品の使用頻度、化粧品の使用量等が分かれば、ユーザーの状況や、化粧品の使用状況に対応する調査も可能になる。すなわち、肌状態の測定データの分析結果に加えて使用している化粧品を特定するデータg場合よりも、さらに商品開発等に有用なデータを得られることになる。

0034

なお、分析結果データに加えて使用している化粧品対応して測定データも得られるようになっていてもよい。
また、ユーザーによって、肌状態の測定と測定データの分析が定期的、継続的に行われていることが好ましい。

0035

また、本発明の前記構成において、前記測定データ用データベースには、前記分析結果データの前記取得時期に基づく前記履歴として、前記肌状態測定装置による時系列に沿った測定毎に取得されるとともに前記取得時期に関連付けて登録される前記分析結果データに加えて、前記ユーザークライアントから入力されるとともに前記肌状態測定装置の前記ユーザーが使用している化粧品を特定可能な化粧品データが当該化粧品の使用時期と前記ユーザークライアントから入力された前記顧客IDとに関連付けて登録され、
前記ユーザークライアントは、前記測定データ用データベースから前記ユーザークライアントから入力された前記顧客IDに関連付けられた前記分析結果データおよび前記化粧品データを、前記分析結果データの前記取得時期と、前記化粧品の前記使用時期とに対応して検索可能とされ、
かつ、検索された前記取得時期に関連付けられている前記分析結果データと、前記取得時期と同じ時期となる前記使用時期に関連付けられている前記化粧品データとを並列に表示可能とされるとともに、前記ユーザー−に選択される期間内に含まれる前記取得時期の前記分析結果データを前記取得時期の時系列に並べて表示することにより、当該分析結果データの時系列に沿った変化の経緯を認識可能な時系列表示と、前記ユーザーに選択される複数の前記取得時期の前記分析結果データを同時に表示することにより、前記取得時期による前記分析結果データの違いを比較可能比較表示とのうちの少なくとも一方の表示が可能になっていることが好ましい。

0036

このような構成よれば、ユーザーが、継続的に肌状態の測定と、それにより得られた測定データに基づく分析結果データの取得を行っている場合に、使用している化粧品を示す化粧品データと測定された肌状態を分析した分析結果データを同時に見られるとともに、時系列表示を見ることにより、選択された期間における肌状態の変化の経緯を認識することができる。すなわち、現在使用している化粧品と肌状態の経時変化を認識することができ、この化粧品を使用している間、肌状態が良好か否かや、肌状態が良くなる傾向か否かなどを判断することが可能になる。

0037

また、比較表示を見ることにより、選択された複数の取得時期の分析結果を比較してみることにより、同じ化粧品を使い続けた場合の肌状態の違い等を判断することが可能となる。例えば、最新取得時期の分析結果データと、現在より任意の期間だけ前の分析結果データを見比べることにより、以前より肌状態が良い状態か否か等を判断することができる。例えば、時系列表示は、比較的短期間の肌状態の変化を判断するのに特に有効であり、比較表示は、比較的長期間の肌状態の変化を判断するのに特に有効である。

0038

本発明の肌状態測定分析情報管理方法は、肌の状態を測定する肌状態測定装置と、
前記肌状態測定装置のユーザーに使用され、かつ、前記肌状態測定装置とデータの送受信が行えるように接続されるとともに、ネットワークに接続してデータの送受信を行うユーザークライアントと、
前記ユーザークライアントに対して前記ネットワークを介してデータの送受信が可能にされているデータ管理サーバと、
前記肌状態測定装置により測定された測定データを分析することにより得られる肌状態の分析結果データが入力され、当該分析結果データを前記ユーザークライアントで表示可能に出力するとともに、前記分析結果データを前記データ管理サーバで記憶可能に出力する分析結果出力手段と、
前記データ管理サーバからデータを取得する契約に基づいて、前記データ管理サーバに対してデータの送受信を行う契約者クライアントとを備える肌状態測定分析情報管理システムで行われる肌状態測定分析情報管理方法であって、
前記ユーザークライアントは、前記データ管理サーバからの要求に基づいて、ユーザーにより入力されるとともにユーザーの個人情報を含み、かつ、各ユーザー毎に重複の無い一意の顧客IDを含むユーザーデータを前記データ管理サーバに送信するユーザーデータ送信ステップと、
前記肌状態測定装置により測定された測定データが当該肌状態測定装置から入力された場合に、入力された前記測定データおよび前記顧客IDを前記データ管理サーバに送信する測定データ送信ステップと、
前記測定データに対する分析結果データが前記分析結果出力手段から入力された場合に前記分析結果データを表示する分析結果表示ステップとを実行し、
前記データ管理サーバは、複数の各ユーザークライアントから受信した前記顧客IDを含むユーザーデータをユーザーデータ用データベースに登録するユーザーデータ登録ステップと、
前記ユーザークライアントから受信した前記測定データ、前記分析結果出力手段から入力された分析結果データ、前記ユーザーデータのうちの所定の個人情報を除いた付帯データおよび前記顧客IDを互いに関連付けて測定データ用データベースに登録するとともに、登録に際し、少なくとも前記測定データおよび前記分析結果データを、これらデータの取得時期に基づく履歴として測定データ用データベースに登録する測定データ登録ステップと、
前記契約者クライアントから前記測定データ用データベースに登録されたデータの取得を要求された場合に、前記契約者クライアントから入力される契約者IDを前記契約者用データベースで照合し、前記測定データ用データベースに登録されたデータを契約者クライアントに送信するデータ提供ステップとを実行し、
前記契約者クライアントは、前記契約者IDを送信するとともに、前記データ管理サーバに前記測定データ用データベースに登録されたデータを要求するデータ要求ステップと、
前記データ要求手段の要求に基づいて前記データ管理サーバから送信されたデータを受信して記憶する受信記憶ステップとを実行することを特徴とする。

0039

本発明の前記構成において、前記データ管理サーバは、
複数データブロックからなる前記測定データと、複数のデータブロックからなる前記分析結果データと、複数のデータブロックからなる前記付帯データとが互いに関連付けて登録されているとともに、これらデータブロックの少なくとも一部に対してそれぞれ検索項目が設定されている前記測定データ用データベースから、当該検索項目が設定された前記データブロックの前記データを当該検索項目に条件を入力することにより絞り込み、絞り込まれた当該データに関連付けられた前記データを検索可能とし、
前記検索項目が複数段階にレベル分されて各検索レベル毎の検索項目として登録されるとともに、検索結果として出力可能なデータが属するデータブロックが複数段階にレベル分されて各アクセスレベル毎のデータブロックとして登録され、かつ、前記契約者IDに前記検索レベルおよび前記アクセスレベルを関連付けて登録されている前記契約者用データベースを、前記契約者クライアントから入力された前記契約者IDで検索して当該契約者IDに関連付けられた前記検索レベルおよび前記アクセスレベルを抽出可能とし、
かつ、抽出された前記検索レベルにレベル分けされた前記検索項目に対してだけ前記契約者クライアントから検索条件を入力して前記測定データ用データベースを検索することを許可し、かつ、前記データブロックのうちの抽出された前記アクセスレベルにレベル分された前記データブロックに属し、かつ、検索された前記データだけを、前記契約者クライアントに出力することを許可する検索制限ステップと、
前記契約者クライアントに対して、前記検索制限手段により前記契約者IDに基づいて抽出された前記検索レベルにレベル分された前記検索項目を、当該検索項目から検索の条件を入力する検索項目を選択可能に表示し、前記検索制限手段により前記契約者IDに基づいて抽出された前記アクセスレベルにレベル分された前記データブロックを、当該ブロックから検索結果を出力するデータが属する前記データブロックを選択可能に表示させる検索表示ステップとを実行することが好ましい。

0040

また、本発明の前記構成において、前記契約者クライアントは、前記付帯データとして前記ユーザークライアントから入力されるとともに前記肌状態測定装置の前記ユーザーが使用している化粧品を特定可能な化粧品データが当該化粧品の使用時期に関連付けて登録されている前記測定データ用データベースから、前記化粧品データに関連付けられた前記使用時期に対応する前記取得時期の分析結果データを当該化粧品データとともに検索することが好ましい。

0041

また、本発明の前記構成において、前記ユーザークライアントは、
前記分析結果データの前記取得時期に基づく前記履歴として、前記肌状態測定装置による時系列に沿った測定毎に取得されるとともに前記取得時期に関連付けて登録される前記分析結果データに加えて、前記ユーザークライアントから入力されるとともに前記肌状態測定装置の前記ユーザーが使用している化粧品を特定可能な化粧品データが当該化粧品の使用時期と前記ユーザークライアントから入力された前記顧客IDとに関連付けて登録されている前記測定データ用データベースから、前記ユーザークライアントから入力された前記顧客IDに関連付けられた前記分析結果データおよび前記化粧品データを、前記分析結果データの前記取得時期と、前記化粧品の前記使用時期とに対応して検索し、
かつ、検索された前記取得時期に関連付けられている前記分析結果データと、前記取得時期と同じ時期となる前記使用時期に関連付けられている前記化粧品データとを並列に表示するとともに、前記ユーザー−に選択される期間内に含まれる前記取得時期の前記分析結果データを前記取得時期の時系列に並べて表示することにより、当該分析結果データの時系列に沿った変化の経緯を認識可能な時系列表示と、前記ユーザーに選択される複数の前記取得時期の前記分析結果データを同時に表示することにより、前記取得時期による前記分析結果データの違いを比較可能な比較表示とのうちの少なくとも一方の表示を行うことが好ましい。

0042

以上のような各肌状態測定分析情報管理方法によれば、対応する各肌状態測定分析情報管理システムと同様の作用効果を奏することができる。

0043

また、本発明に、以下のような構成を適用することも可能である。
例えば、本発明の肌状態測定分析情報管理システムにおいて、前記ユーザークライアントは、前記顧客IDを送信するともに、前記測定データ用データベースまたは前記ユーザーデータ用データベースから前記顧客IDに関連付けて記憶された各データの送信を要求するデータ閲覧要求手段と、
前記データ閲覧要求手段により要求したデータが前記データ管理サーバから送信された場合に、送信されたデータを表示するデータ表示手段とを備え、
前記データ管理サーバは、前記データ閲覧要求手段の要求に基づき、前記データ閲覧要求手段から送信された前記顧客IDに対応するユーザークライアントに、前記測定データ用データベースまたは前記ユーザーデータ用データベースに登録されるとともに、前記ユーザークライアントから送信された前記顧客IDに関連付けられたデータを送信するデータ閲覧用データ送信手段を備えることにしてもよい。

0044

本発明の前記構成において、前記データ管理サーバは、前記ユーザークライアントからの要求に応じて、前記測定データ用データベースに取得時期に基づいて履歴として記憶された測定データおよび/または分析結果データから取得時期の異なる二つ以上の測定データおよび/または分析結果データを抽出して前記ユーザークライアントに送信し、
前記ユーザークライアントは、これら取得時期の異なる測定データおよび/または分析結果データを取得時期順に互いに比較可能に表示する比較表示手段を備えることにしてもよい。

0045

また、本発明の前記構成において、前記肌状態測定装置には、当該肌状態測定装置を認証するための認証用文字列が記憶されるとともに、記憶された認証用文字列を外部に出力する装置認証記憶手段が設けられ、
前記ユーザークライアントは、接続された前記肌状態測定装置から出力される認証用文字列を前記データ管理サーバに送信する装置認証送信手段を備え、
前記データ管理サーバは、前記認証用文字列を認証する認証手段と、
前記認証手段に前記認証用文字列が認証されなかった前記ユーザークライアントから送信される測定データに対して、分析結果データの出力が行われることがないように制御する非認証装置排除手段とを備えることにしてもよい。

0046

また、本発明の前記構成において、前記肌状態測定装置は、肌を接写する肌用カメラであり、前記測定データとして画像データを出力し、
前記ユーザークライアントの前記測定データ送信手段は、前記肌状態測定装置から出力される画像データを前記データ管理サーバに送信し、
前記データ分析用データベースには、前記測定データとして画像データが登録され、
前記データ管理サーバは、前記肌状態測定装置において所定条件にしたがって撮像された画像データに基づいて、前記肌状態測定装置の個体差校正する校正データを生成する校正手段と、
前記校正手段により生成された校正データと前記認証用文字列とを関連付けて登録する校正用データベースとを備え、
前記分析結果取得手段は、前記認証用文字列に基づいて校正用データベースから前記校正データを取得し、前記校正データにより前記画像データの校正、または、前記校正データに基づく前記肌状態測定装置の較正を行うことにしてもよい。

0047

また、本発明の前記構成において、前記ユーザークライアントに接続されることによりユーザークライアントから制御可能なスキンケア装置を備え、
前記ユーザークライアントまたはデータ管理サーバは、前記分析結果データに関連付けて前記スキンケア装置の制御方法が登録されているスキンケア用データベースと、
前記スキンケア装置が接続されるユーザークライアントから出力される顧客IDに基づいて、前記測定データ用データベースから分析結果データを取得するスキンケア用データ取得手段と、
前記スキンケア用データ取得手段に取得された分析結果データに基づいてスキンケア用データベースからスキンケア装置の制御方法を取得する制御方法取得手段とを備え、
前記ユーザークライアントは、前記制御方法取得手段に取得された制御方法に基づいて前記スキンケア装置を制御することにしてもよい。

0048

また、本発明の前記構成において、前記ユーザークライアントは、前記スキンケア装置を制御するための制御データを記憶する制御データ記憶領域を有するとともに、前記制御データに基づき前記スキンケア装置を制御し、
前記データ管理サーバは、前記制御方法に基づいて前記ユーザークライアントの制御データ記憶領域に記憶される制御データを書き換える制御データ更新手段を備えることにしてもよい。

0049

また、本発明の肌状態測定分析情報管理方法において、前記ユーザークライアントは、前記顧客IDを送信するともに、前記測定データ用データベースまたは前記ユーザーデータ用データベースから前記顧客IDに関連付けて記憶された各データの送信を要求するデータ閲覧要求ステップと、
前記データ閲覧要求ステップにより要求したデータが前記データ管理サーバから送信された場合に、送信されたデータを表示するデータ表示ステップとを実行し、
前記データ管理サーバは、前記データ閲覧要求ステップでの要求に基づき、前記データ閲覧要求ステップにおいて送信した前記顧客IDに対応するユーザークライアントに、前記測定データ用データベースまたは前記ユーザーデータ用データベースに登録されるとともに、前記ユーザークライアントから送信された前記顧客IDに関連付けられたデータを送信するデータ閲覧用データ送信ステップを実行することにしてもよい。

0050

本発明の前記構成において、前記データ管理サーバは、前記ユーザークライアントからの要求に応じて、前記測定データ用データベースに取得時期に基づいて履歴として記憶された測定データおよび/または分析結果データから取得時期の異なる二つ以上の測定データおよび/または分析結果データを抽出して前記ユーザークライアントに送信し、
前記ユーザークライアントは、これら取得時期の異なる測定データおよび/または分析結果データを取得時期順に互いに比較可能に表示する比較表示ステップを実行することにしてもよい。

0051

また、本発明の前記構成において、前記肌状態測定装置には、当該肌状態測定装置を認証するための認証用文字列が記憶されるとともに、記憶された認証用文字列を外部に出力する装置認証記憶手段が設けられ、
前記ユーザークライアントは、接続された前記肌状態測定装置から出力される認証用文字列を前記データ管理サーバに送信する装置認証送信ステップを実行し、
前記データ管理サーバは、前記認証用文字列を認証する認証ステップと、
前記認証手段に前記認証用文字列が認証されなかった前記ユーザークライアントから送信される測定データに対して、分析結果データの出力が行われることがないように制御する非認証装置排除手段とを備えることにしてもよい。

0052

また、本発明の前記構成において、前記肌状態測定装置は、肌を接写する肌用カメラであり、前記測定データとして画像データを出力し、
前記ユーザークライアントの前記測定データ送信ステップでは、前記肌状態測定装置から出力される画像データを前記データ管理サーバに送信し、
前記データ分析用データベースには、前記測定データとして画像データが登録されているものとし、
前記データ管理サーバは、前記肌状態測定装置において所定条件にしたがって撮像された画像データに基づいて、前記肌状態測定装置の個体差を校正する校正データを生成する校正ステップと、
前記校正ステップにより生成された校正データと前記認証用文字列とを関連付けて校正用データベースに登録する校正登録ステップとを実行し、
前記分析結果取得ステップでは、前記認証用文字列に基づいて校正用データベースから前記校正データを取得し、前記校正データにより前記画像データの校正、または、前記校正データに基づく前記肌状態測定装置の較正を行うことにしてもよい。

0053

肌状態測定分析情報管理システムは、前記ユーザークライアントに接続されることによりユーザークライアントから制御可能なスキンケア装置を備え、
前記ユーザークライアントまたはデータ管理サーバは、
前記スキンケア装置が接続されるユーザークライアントから出力される顧客IDに基づいて、前記測定データ用データベースから分析結果データを取得するスキンケア用データ取得ステップと、
前記スキンケア用データ取得ステップにおいて取得された分析結果データに基づいて、前記分析結果データに関連付けて前記スキンケア装置の制御方法が登録されているスキンケア用データベースからスキンケア装置の制御方法を取得する制御方法取得ステップを実行し、
前記ユーザークライアントは、前記制御方法取得ステップにおいて取得された制御方法に基づいて前記スキンケア装置を制御するスキンケア制御ステップを実行することにしてもよい。

0054

前記ユーザークライアントは、前記スキンケア装置を制御するための制御データを記憶する制御データ記憶領域を有するとともに、前記制御データに基づき前記スキンケア装置を制御し、
前記データ管理サーバは、前記制御方法に基づいて前記ユーザークライアントの制御データ記憶領域に記憶される制御データを書き換える制御データ更新ステップを実行することにしてもよい。

0055

これらのような肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法によれば、上述のように測定データや分析結果データの取得時期に応じた履歴として、測定データ用データベースに測定データや分析結果データが記憶され、それに付帯して付帯データが記憶されているので、ユーザーは、測定データおよび分析結果データを時系列のデータとして見ることが可能になる。この場合に、各種スキンケアを行なっている場合に、肌の状態が良くなっているのか、変わらないのか、悪くなっているのかを判断することができ、現在のスキンケアを持続したり、変更したりする判断材料とすることができる。

0056

また、ユーザーは、ユーザーデータ用データベースの内容を確認することができる。したがって、確認後に、例えば、ユーザーデータ送信手段を用いて、ユーザーデータの入力を行うことで、ユーザーデータの変更も可能である。また、新たなアンケートに答えたり、前のアンケートの内容として、使用している化粧品やスキンケア用品の変更等を行うものとしてもよい。

0057

なお、契約者クライアントに対してユーザーデータ用データベースのデータを送信する手段はなく、契約者クライアントで閲覧可能なのは、測定データ用データベースの測定データと許可された種類の付帯データであり、ユーザーデータ用データベースのデータが契約者クライアントに送信されることがなく、所定の個人情報が保護されることになる。なお、周知のセキュリテイ方法を用いて、ユーザーデータ用データベースのデータは保護されていることが好ましい。

0058

肌状態測定装置には、その装置認証記憶手段に認証用文字列が記憶されており、データ管理サーバでは、肌状態測定装置の認証用文字列がユーザー形態クライアントを介して送信された場合に、この認証用文字列を用いて肌状態測定装置を認証することができる。
例えば、データ管理サーバが肌状態測定装置のメーカーや販売会社により運営されている場合に、運営会社が製造または販売している肌状態測定装置以外の装置で、データ分析管理システムでのサービスである測定データに対する分析結果データの出力を利用できないようにすることができる。

0059

上述のように測定データの分析サービスを無料とした場合に、この分析サービスを無断で利用して肌状態測定装置を販売しようとする者が現れる可能性があるが、上述のように認証用文字列で認証を行うことで、データ管理サーバでの測定データの分析を可能とする正規品としての肌状態測定装置以外は使用できない状態となる。

0060

なお、認証用文字列は、例えば、一般的にシリアルと言われるものであり、所定の文字数文字列であり、措定の文字数となる文字列のうちの予め所定の条件に適合する文字列だけが、認証用の文字列となり、ランダムに文字列を設定しても、認証される可能性が極めて低いものとなっている。

0061

なお、分析結果データの出力禁止方法としては、分析結果データが出力されなければ、どのような方法ととってもよく、例えば、ユーザー形態クライアントからデータ管理サーバに認証用文字列の入力があった際に、認証されなかった場合に、そのユーザー形態クライアントとの通信禁止するようにしてもよいし、測定データの受信をしないようにしてもよいし、測定データの受信はしても、分析結果データの取得を行わないようしてもよいし、測定データに対する分析結果データを取得しても取得した分析結果データを送信しないようにしてもよい。

0062

また、測定データが、肌用カメラによる画像データの場合に、各肌状態測定装置は、個体差等により明るさや色合い等に違いがでる可能性がある。この場合に、画像データを分析した際の誤差が大きくなる可能性がある。この場合に、各認証用文字列に対応して個体差等を修正して標準化するための校正データを校正用データベースに記憶しておくことにより、ユーザー形態クライアントを介してデータ管理サーバに認証用文字列とともに画像データが入力した場合に、画像データを校正し、校正された画像データによりデータ分析用データベースから分析結果データを得ることができる。また、明るさの誤差の場合に、肌用カメラに設けられた照明の明るさを較正するものとしてもよい。

0063

これにより、肌の微妙な色合いの違いを明確に分析することができる。なお、所定条件にしたがって撮像された画像データとは、例えば、肌用カメラに所定のカラーパターンキャリブレーションパターン)を押し付けて撮影することなどにより、カラー校正を可能とするものである。

0064

ユーザークライアントには、肌状態測定装置の外にスキンケア装置(肌エステティック装置(肌エステ装置))が接続可能であり、ユーザークライアントから接続されたスキンケア装置の設定変更等を含む制御が可能になっている。例えば、作動開始から設定時間後に作動終了したり、強度等の各種レベルが設定できる場合に、レベルを設定したり、変更したりする制御が可能になっていることが好ましい。

0065

ここで、上述のデータ管理サーバの測定データ用データベースに登録された顧客IDに関連付けられた分析結果データを取得し、スキンケア用データベースから前記分析結果データに関連付けられた制御方法を取得する。この制御方法がユーザークライアントに送信され、ユーザークライアントに接続されたスキンケア装置の作業時間や、各種設定レベルなどの制御が可能になる。分析結果データとして、肌の状態が例えば段階的にレベル(悪い状態から良い状態)で示されるような場合に、レベルが高い場合(肌の状態が良い場合)には、作動時間が短くされ、レベルが低い場合に(肌の状態が悪い場合)に作動時間が長くされるなどの制御が行われる。

0066

このようにスキンケア装置が制御されることで、肌の状態に対応したスキンケアが可能になる。また、スキンケアに使われる時間の効率化や、電池等の電源の使用の効率化を図ることができる。
また、ユーザークライアントの操作により、ユーザーが任意にスキンケア装置を制御するものとしてもよい。例えば、スキンケア装置の出力レベル振動数電圧電流)をユーザーが設定するものとしてもよい。この場合に、ユーザークライアントには、ユーザーが設定した制御データが所定の記憶領域に記憶される。それに対して、データ管理サーバ側で、記憶領域に記憶されている制御データを書き換えることにより、より効率的な設定とすることができる。例えば、スキンケア装置で、出力を大きくすると痛みなどを感じることから適切な出力より小さな出力で使っているような人に対して、データ管理サーバがユーザークライアントに記憶された制御データを書き換えて、徐々に出力を上げるようにすることにより、痛みの発生を抑制しつつ、適切な出力でスキンケア装置を使用することができる。

0067

データ管理サーバでは、使用履歴データが測定データ用データベースに顧客IDに関連付けて登録される。
したがって、顧客IDに基づいて、使用履歴データと測定データと分析結果データを見ることが可能になり、スキンケア装置による肌の状態の改善効果の確認を行うことができる。

0068

また、肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法を以下のような構成としてもよい。
例えば、肌状態測定分析情報管理システムを、無線通信によりネットワークに接続可能な携帯端末(ユーザークライアント)と、
ネットワークを介して前記携帯端末との間で情報を互いに送受可能に接続されるデータ管理サーバとを備え、
前記携帯端末に接続されるか、または前記携帯端末に少なくとも一部が設けられてユーザーの肌の状態を測定可能で測定結果を携帯端末に記憶させることが可能な肌状態測定手段(肌状態測定装置)と、
前記携帯端末に設けられ、前記ユーザーが使用する化粧品を特定可能とする化粧品特定情報をユーザーに入力可能とさせる化粧品特定情報入力手段と、
前記携帯端末および/または前記データ管理サーバに設けられ、前記肌状態測定手段による肌の状態の測定結果を、当該測定結果と、複数段階にランク分けされて蓄積された複数の肌の状態の測定結果との比較に基づいて分析し、分析結果として測定された肌の状態を複数段階のランクのうちのいずれかのランクに決定する肌状態分析手段と、
前記データ管理サーバに設けられ、前記肌状態測定手段による時系列に沿った測定毎に前記肌状態分析手段により決定されるランクを前記時系列に沿って記憶する分析結果記憶手段と、
前記データ管理サーバに設けられ、前記化粧品特定情報入力手段により入力された前記化粧品特定情報を前記化粧品の前記ユーザーによる使用時期に関連付けて記憶する使用化粧品特定情報記憶手段と、
前記データ管理サーバに設けられ、前記ユーザーの操作に基づく前記携帯端末からの要求に対応して、前記分析結果記憶手段に記憶されている前記分析結果と、前記使用化粧品特定情報記憶手段に記憶されている前記化粧品特定情報とを前記携帯端末に送信する履歴出力手段と、
前記携帯端末に設けられ、前記履歴出力手段により送信された前記分析結果を時系列に対応して表示するとともに、前記時系列に対応して使用時期を特定可能に前記化粧品特定情報を表示する履歴表示手段とを備えることにしてもよい。

0069

このような構成によれば、肌状態の測定を定期的に行うとともに、使用した化粧品の使用期間または使用期間を算出可能な情報を入力することにより、肌状態の測定結果に対する分析結果の期間経過に伴う変化と、その期間に使用されている化粧品とをユーザーが知ることができ、これにより化粧品(主にスキンケア系の化粧品)の効果の有無等をユーザーが判断し易くなる。このことから、ユーザーは、肌状態の測定と使用化粧品の入力とを積極的に行う可能性が高くなり、データ管理サーバには、ユーザーの肌状態のデータと使用した化粧品のデータが蓄積することになる。

0070

これらのデータは、例えば、化粧品開発に有効利用可能であり、特に肌状態の測定者の数が多くなるほど付加価値が高くなる可能性がある。また、肌状態の測定や、化粧品の入力等を頻繁に行うユーザーには、たとえば、携帯端末の画面表示を見る機会が多くなり、携帯端末の画面に広告表示した場合の広告効果が高くなる。また、上述のように肌の状態と使用化粧品との関係が分かり易いので、肌の状態が必ずしも良好でない場合などに、化粧品の商品の宣伝効果が高まる。
ここで肌状態のランクとは、既に蓄積されている肌状態の測定結果に基づいて肌状態の悪い状態から良好な状態までを順位付けしたものであり、例えば、肌状態の良し悪しを数値化して0から所定値までの点数表現してもよい。さらに、蓄積された測定結果から肌状態を各年齢(年代)の平均的な肌状態に対応させて肌状態を年齢で示してもよい。測定多数のユーザーの肌状態を点数等として数値化した後に統計処理を施した結果として、例えば、偏差値で表示してもよい。

0071

前記構成において、前記データ管理サーバは、各化粧品を特定可能にする前記化粧品特定情報を含む各化粧品の化粧品情報が各化粧品毎に互いに関連付けて登録され、前記携帯端末から前記化粧品情報が受信された場合に、受信された前記化粧品情報に関連または一致する前記化粧品特定情報を抽出可能な登録化粧品記憶手段を備え、
前記化粧品特定情報入力手段は、
前記ユーザーが前記化粧品特定情報を確定的に入力する前に、前記ユーザーにより前記化粧品特定情報を含む前記化粧品情報の入力を可能とし、前記化粧品情報が入力された場合に入力された前記化粧品情報を前記データ管理サーバに送信し、送信された前記化粧品情報に関連または一致する前記化粧品特定情報が前記登録化粧品記憶手段から抽出されて前記携帯端末に送信された場合に、送信された前記化粧品特定情報を前記ユーザーが選択して確定的に入力可能に表示することにより、前記ユーザーが前記化粧品特定情報を確定的に入力するのを支援する入力支援手段を備えることにしてもよい。

0072

このような構成によれば、使用している化粧品のデータの入力に際し、データ入力が容易になる。すなわち、既に化粧品のデータが登録されているので、キーワード等により簡単に使用している化粧品を抽出して入力することが可能になる。また、確認も可能である。例えば、バーコードを入力して化粧品を登録したような場合に、必ずしも正確な商品名が分からなかったりするが、バーコードで登録されたデータを検索して、化粧品の商品名を知ることができる。また、たまたま手元に化粧品がないような場合に、あやふやな記憶でも使用している化粧品を入力可能になる。

0073

また、前記構成において、前記携帯端末または前記データ管理サーバは、前記携帯端末から前記化粧品情報が前記データ管理サーバに送信された際に、前記登録化粧品記憶手段から当該化粧品情報に関連または一致する前記化粧品特定情報が抽出できない場合に、当該化粧品情報に対応する前記化粧品の前記化粧品特定情報が前記登録化粧品記憶手段に未登録であると判定する未登録判定手段を備え、
前記携帯端末は、前記未登録判定手により未登録と判定された場合に、未登録の前記化粧品特定情報を前記ユーザーに入力可能とするとともに前記化粧品特定情報が入力された場合に前記化粧品特定情報を前記データ管理サーバに送信する未登録化粧品特定情報入力手段を備え、
前記データ管理サーバは、前記化粧品特定情報と、当該化粧品特定情報により特定される化粧品のメーカーの連絡先とを関連付けた化粧品メーカー連絡先記憶手段と、
前記未登録化粧品特定情報入力手段から前記化粧品特定情報が送信された場合に、送信された前記化粧品特定情報を前記登録化粧品記憶手段に仮登録させる仮登録手段と、
前記仮登録手段に仮登録される前記化粧品特定情報に基づいて前記化粧品メーカー連絡先記憶手段から、前記連絡先を抽出し、前記連絡先に、前記登録化粧品記憶手段に仮登録された前記化粧品特定情報に関連付けて仮登録された前記化粧品の前記化粧品情報の前記登録化粧品記憶手段への本登録依頼する連絡を支援する連絡支援手段と、
連絡された化粧品メーカーの担当者による前記登録化粧品記憶手段への前記化粧品情報の登録を許可する登録許可手段とを備えることにしてもよい。

0074

このような構成によれば、登録されていない化粧品に関しては、ユーザーが未登録の化粧品のデータを入力しようとすることで、ユーザーが未登録の化粧品であることを知ることになる。この際に、登録しようとしていた化粧品が未登録の場合に、この化粧品を特定可能な商品名や商品コードJANコード)等を入力することにより、未登録の化粧品を仮登録した状態とすることになる。すなわち、ユーザーに未登録の化粧品を見つけてもらうとともに、仮登録してもらうことが可能になる。

0075

この状態で、例えば、上述の化粧品を特定可能な情報に基づいて、メーカーの連絡先が分かる場合に、メーカーの連絡先に対してデータ管理サーバで仮登録された化商品の各種情報を入力するように依頼することができる。したがって、データ管理サーバの管理者やオペレータは、新発売される化粧品を調査し、当該化粧品の情報をデータ管理サーバに登録する処理を、ユーザーとメーカーの担当者に行ってもらうことができる。これにより、データ管理サーバの管理作業を減少させ、管理コストの低減を図ることができる。

0076

また、前記構成において、前記履歴表示手段は、前記履歴出力手段により送信された前記分析結果を前記時系列に対応する時間経過を示す時間軸と、前記分析結果としてのランクを示すランク軸とを有するグラフとして表示するとともに、前記履歴出力手段により送信された前記化粧品特定情報の使用時期を前記グラフの前記時間軸に合わせて表示することにしてもよい。

0077

このような構成によれば、肌状態のランクの時間経過に伴う変化と、使用している化粧品との関係を容易に把握可能になり、使用している化粧品が肌にあっているか否か等の判断が容易になる。

0078

また、前記構成において、前記分析結果記憶手段に時系列に沿って記憶されている分析結果としてのランクのうちの最新のランクと、前記携帯端末からユーザーの操作に基づいて入力された過去の日付のランクとを比較可能に同時に表示する同時比較手段を備えることにしてもよい。

0079

このような構成によれば、例えば、最新の肌状態と、最新の肌状態に対してある程度長く時間経過している比較的古い肌状態との比較が容易にできるので、長い期間に渡る肌状態の違いを容易に把握することができる。また、以前に肌状態が悪化した時期がある場合に、肌状態が悪化した時期の肌状態と、現在の肌状態とを容易に比較することができ、肌状態の回復度合いを容易に知ることができる。

0080

また、前記構成において、前記肌状態分析手段は、前記肌状態測定手段による肌の状態の測定結果を、当該測定結果と、複数にタイプ分けされて蓄積された複数の肌の状態の測定結果との比較に基づいて分析し、分析結果として測定された肌の状態を複数の肌タイプのうちのいずれかの肌タイプに決定し、
前記分析結果記憶手段には、複数のユーザーの分析結果としての前記ランクと前記肌タイプとが各ユーザー毎に記憶され、
前記使用化粧品特定情報記憶手段には、複数のユーザーがそれぞれ使用する前記化粧品の前記化粧品特定情報がユーザー毎に記憶され、
前記データ管理サーバには、前記携帯端末から前記ユーザーの操作により指定された前記化粧品特定情報と当該前記化粧品特定情報により特定される化粧品を使うとともに、前記化粧品を指定した前記ユーザーと同じ前記肌タイプの他のユーザーの分析結果の表示の要求があった場合に、前記使用化粧品特定情報記憶手段に、指定された前記化粧品特定情報が登録されている他のユーザーを当該使用化粧品特定情報記憶手段から抽出し、かつ、前記分析結果記憶手段から前記化粧品を指定したユーザーと同じ肌タイプの他のユーザーを抽出し、前記使用化粧品特定情報記憶手段と前記分析結果記憶手段との両方から重複して抽出されることにより絞り込まれた重複ユーザーを出力するユーザー抽出手段と、
前記ユーザー抽出手段から抽出された前記重複ユーザーの前記ランクを前記分析結果記憶手段から抽出するランク抽出手段と、
前記ランク抽出手段に抽出された他の各ユーザーの前記ランクが、他の各ユーザーの指定された前記化粧品の使用開始からの経過期間に対応させられたデータテーブルを作成して当該データテーブルを前記携帯端末に送信するランク送信手段とを備え、
前記携帯端末は、送信された前記データテーブル上のランクを指定された前記化粧品の使用開始からの経過期間に対応付けて表示する他者分析結果表示手段を備えることにしてもよい。

0081

このような構成によれば、自分と肌タイプが同じ他者が自分が使用している化粧品や、使用を考えている化粧品を使った場合の肌の状態変化を知ることができる。肌タイプが同じ他者の肌状態変化から指定した化粧品が自分に合うか否かを予想することが可能になり、多くの化粧品の中から自分が使用する化粧品を決める場合に参考になる。

0082

肌状態測定分析情報管理方法を、無線通信によりネットワークに接続可能な携帯端末と、
ネットワークを介して前記携帯端末との間で情報を互いに送受可能に接続されるデータ管理サーバと、
前記携帯端末に接続されるか、または前記携帯端末に少なくとも一部が設けられてユーザーの肌の状態を測定可能で測定結果を携帯端末に記憶させることが可能な肌状態測定手段とを備えた肌状態測定分析情報管理システムにおいて、
前記携帯端末は、前記ユーザーが使用する化粧品を特定可能とする化粧品特定情報をユーザーに入力可能とさせ、
前記携帯端末および/または前記データ管理サーバは、前記肌状態測定手段による肌の状態の測定結果を、当該測定結果と、複数段階にランク分けされて蓄積された複数の肌の状態の測定結果との比較に基づいて分析し、分析結果として測定された肌の状態を複数段階のランクのうちのいずれかのランクに決定し、
前記データ管理サーバは、
前記肌状態測定手段による時系列に沿った測定毎に決定されるランクを前記時系列に沿って記憶し、
前記ユーザーにより入力された前記化粧品特定情報を前記化粧品の前記ユーザーによる使用時期に関連付けて記憶し、
前記ユーザーの操作に基づく前記携帯端末からの要求に対応して、前記データ管理サーバに記憶されている前記分析結果と、前記化粧品特定情報とを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記データ管理サーバから送信された前記分析結果を時系列に対応して表示するとともに、前記時系列に対応して使用時期を特定可能に前記化粧品特定情報を表示することにしてもよい。

0083

前記構成において、前記データ管理サーバは、各化粧品を特定可能にする前記化粧品特定情報を含む各化粧品の化粧品情報が各化粧品毎に互いに関連付けて登録され、前記携帯端末から前記化粧品情報が受信された場合に、受信された前記化粧品情報に関連または一致する前記化粧品特定情報を抽出可能な登録化粧品記憶手段を備え、
前記携帯端末は、
前記ユーザーが前記化粧品特定情報を確定的に入力する前に、前記ユーザーにより前記化粧品特定情報を含む前記化粧品情報の入力を可能とし、前記化粧品情報が入力された場合に入力された前記化粧品情報を前記データ管理サーバに送信し、送信された前記化粧品情報に関連または一致する前記化粧品特定情報が前記登録化粧品記憶手段から抽出されて前記携帯端末に送信された場合に、送信された前記化粧品特定情報を前記ユーザーが選択して確定的に入力可能に表示することにより、前記ユーザーが前記化粧品特定情報を確定的に入力するのを支援することにしてもよい。

0084

また、本発明の前記構成において、前記携帯端末または前記データ管理サーバは、前記携帯端末から前記化粧品情報が前記データ管理サーバに送信された際に、前記登録化粧品記憶手段から当該化粧品情報に関連または一致する前記化粧品特定情報が抽出できない場合に、当該化粧品情報に対応する前記化粧品の前記化粧品特定情報が前記登録化粧品記憶手段に未登録であると判定し、
前記携帯端末は、未登録と判定された場合に、未登録の前記化粧品特定情報を前記ユーザーに入力可能とするとともに前記化粧品特定情報が入力された場合に前記化粧品特定情報を前記データ管理サーバに送信し、
前記データ管理サーバは、
前記化粧品特定情報と、当該化粧品特定情報により特定される化粧品のメーカーの連絡先とを関連付けた化粧品メーカー連絡先記憶手段を備え、
前記携帯端末から前記化粧品特定情報が送信された場合に、送信された前記化粧品特定情報を前記登録化粧品記憶手段に仮登録させ、
前記仮登録手段に仮登録される前記化粧品特定情報に基づいて前記化粧品メーカー連絡先記憶手段から、前記連絡先を抽出し、前記連絡先に、前記登録化粧品記憶手段に仮登録された前記化粧品特定情報に関連付けて仮登録された前記化粧品の前記化粧品情報の前記登録化粧品記憶手段への本登録を依頼する連絡を支援し、
連絡された化粧品メーカーの担当者による前記登録化粧品記憶手段への前記化粧品情報の登録を許可することにしてもよい。

0085

また、前記構成において、前記携帯端末は、前記データ管理サーバから送信された前記分析結果を前記時系列に対応する時間経過を示す時間軸と、前記分析結果としてのランクを示すランク軸とを有するグラフとして表示するとともに、前記データ管理サーバから送信された前記化粧品特定情報の使用時期を前記グラフの前記時間軸に合わせて表示することにしてもよい。

0086

また、前記構成において、前記データ管理サーバに時系列に沿って記憶されている分析結果としてのランクのうちの最新のランクと、前記携帯端末からユーザーの操作に基づいて入力された過去の日付のランクとを比較可能に同時に表示することにしてもよい。

0087

また、前記構成において、前記データ管理サーバは、前記肌状態測定手段による肌の状態の測定結果を、当該測定結果と、複数にタイプ分けされて蓄積された複数の肌の状態の測定結果との比較に基づいて分析し、分析結果として測定された肌の状態を複数の肌タイプのうちのいずれかの肌タイプに決定し、
前記データ管理サーバには、複数のユーザーの分析結果としての前記ランクと前記肌タイプとが各ユーザー毎に記憶されるとともに、複数のユーザーがそれぞれ使用する前記化粧品の前記化粧品特定情報がユーザー毎に記憶され、
かつ、前記携帯端末から前記ユーザーの操作により指定された前記化粧品特定情報と当該化粧品特定情報で特定される前記化粧品を使うとともに、前記化粧品特定情報を指定した前記ユーザーと同じ前記肌タイプの他のユーザーの分析結果の表示の要求があった場合に、前記データ管理サーバにおいて、指定された前記化粧品特定情報が登録されている他のユーザーを抽出し、かつ、前記化粧品を指定したユーザーと同じ肌タイプの他のユーザーを抽出し、指定された前記化粧品特定情報と前記肌タイプとの両方に基づいて重複して抽出されることにより絞り込まれた重複ユーザーを出力し、
出力された前記重複ユーザーの前記ランクを前記データ管理サーバから抽出するランク抽出手段と、
前記ランク抽出手段に抽出された他の各ユーザーの前記ランクが、他の各ユーザーの指定された前記化粧品の使用開始からの経過期間に対応させられたデータテーブルを作成して前記データテーブルを前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、送信されたデータテーブル上のランクを指定された前記化粧品の使用開始からの経過期間に対応付けて表示することにしてもよい。

0088

これらのような各肌状態測定分析情報管理方法によれば、対応する各肌状態測定分析情報管理システムと同様の作用効果を奏することができる。

0089

さらに、上述の各肌状態測定分析情報管理システムおよび各肌状態測定分析情報管理方法において、前記肌状態測定装置(肌状態測定手段)は、前記ユーザークライアントを介して前記データ管理サーバに送信可能で、かつ、各肌状態測定装置を個々に認証可能な認証情報を有し、
前記データ管理サーバは、前記認証情報を認証する認証手段と、
前記肌状態測定装置の前記認証手段に認証された前記認証情報と、当該認証情報を送信した前記ユーザー−クライアント(携帯端末)から入力される前記顧客IDとが関連付けて登録されるとともに、各認証情報毎に所定数以内の前記顧客IDが登録可能な認証情報管理テーブルと、
前記肌状態測定装置の使用時に前記ユーザークライアントを介して送信されるとともに前記認証手段に認証された前記認証情報と前記ユーザークライアントから入力される前記顧客IDとに基づいて前記認証情報管理テーブルを参照し、当該顧客IDが当該認証情報に関連付けて前記認証情報管理データに登録されていない場合に、当該認証情報に関連付けて既に登録された他の前記顧客IDが前記所定数未満であれば、当該認証情報に関連付けて当該顧客IDを前記認証情報管理テーブルに登録する登録手段と、
当該認証情報が前記データ管理サーバに入力されない場合、前記認証手段に当該認証情報が認証されない場合、前記認証情報管理テーブルに当該顧客IDが当該認証情報に関連づけて登録されていないとともに、当該認証情報に関連付けて前記認証情報管理テーブルに既に登録されている前記顧客IDが前記所定数である場合に、当該ユーザークライアントを介した前記肌状態測定装置の使用を禁止する使用禁止手段とを備えるものであってもよい。

0090

このような構成によれば、肌状態測定装置からユーザークライアントを介して、データ管理サーバに入力される認証情報が認証手段により認証されなかった場合に、当該ユーザークライアントを介しての当該肌状態測定装置の使用が禁止される。例えば、当該肌状態測定装置からの測定データが出力されても、データ管理サーバからユーザークライアントに分析結果データの出力が行われず、当該肌状態測定装置が使用できない状態となる。

0091

同様に、認証情報が当該肌状態測定装置から当該ユーザークライアントを介してデータ管理サーバに入力されなかった場合に当該肌状態測定装置が使用できない状態となる。
また、同様に、認証情報が認証されたが、認証情報管理テーブルにおいて、当該認証情報に関連付けて既に所定数の他の顧客IDが登録されている場合に、当該肌状態測定装置が使用できない状態となる。この場合に、認証情報管理テーブルにおいて、当該認証情報に関連付けて既に登録された顧客IDのユーザークライアントにおいては、肌状態測定装置が使用可能になる。

0092

このような肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法においては、肌状態測定分析情報管理システムで用いられる正規の肌状態測定装置以外の非正規の肌状測定装置は認証されず、肌状態測定分析情報管理システムに対して非正規となる肌状態測定装置の利用による損害を抑制できる。

0093

また、認証情報管理テーブルには、1つの認証情報に牽連付けて所定数以内の顧客IDを登録でき、登録された顧客IDのユーザークライアントを介して肌状態測定装置を使用可能なので、例えば、家族等のグループの所定数のメンバーならば、同じ肌状態測定装置を各メンバーのユーザークライアントに接続して使うことが可能になる。

0094

言いかえれば、認証手段により認証可能な認証情報を有する正規の肌状態測定装置であっても、異なる顧客IDのユーザークライアントでの使用が制限され、例えば、正規品であっても所定数より多いユーザークライアントに接続して使用することができない。すなわち、たとえば、家族等の比較的少数のグループでの肌状態測定装置の使い回しは、許可されるが、野放図な使い回しを制限することにより、ユーザーの使い勝手の良さと、肌状態測定分析情報管理システムの適切な運営コストとをバランスよく両立させることができる。なお、上述の認証情報を用いた非正規品の排除と、複数のユーザークライアントでの使用の制限を肌状態測定装置だけではなく、ユーザークライアントに接続して使用可能なスキンケア装置に適用してもよい。

発明の効果

0095

本発明の肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法によれば、化粧品会社等の契約者が多くのユーザーの肌状態の測定データ、測定データを分析した分析結果データや、ユーザーの付帯データを得ることができ、かつ、契約者の利用料金により、ユーザーは、無料または安価に、肌状態の分析を行ってもらうことが可能なになる。
また、肌の状態の時間経過に伴う変化と、その際に使用していた化粧品とを比較して確認することができるので、使用している化粧品の効果の有無を推定することが可能になる。

図面の簡単な説明

0096

本発明の実施の形態の肌状態測定分析情報管理システムを示す概略ブロック図である。
肌状態測定分析情報管理システムのアプリ起動したスマートフォンの表示画面等を示すものである。
スマートフォンのアプリの機能を説明するための図である。
スマートフォンに登録されたエステ器具を説明するための図である。
前記肌状態測定分析情報管理システムを示すブロック図である。
本発明の実施の形態の肌状態測定分析情報管理方法のユーザー登録処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法のセンサ登録処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法の肌診断処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法の詳細肌診断結果表示処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法のケアエステ処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法の肌改善状況判定処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法の肌履歴表示処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法の肌履歴表示処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法のデータの二次利用処理を示すフローチャートである。
前記肌状態測定分析情報管理方法のデータの二次利用処理の変形例を示すフローチャートである。
肌状態測定分析情報管理システムのユーザー化粧品登録処理を示すフローチャートである。
肌状態測定分析情報管理システムのユーザー肌履歴表示処理を示すフローチャートである。
肌状態測定分析情報管理システムの指定化粧品の効能確認処理を示すフローチャートである。
スマートフォンのディスプレイに表示される化粧品登録画面を説明するための図である。
スマートフォンのディスプレイに表示されるお手入れカルテの使用化粧品の入力画面を説明するための図である。
スマートフォンのディスプレイに表示される肌履歴表示画面を説明するための図である。
スマートフォンのディスプレイに表示される比較表示画面を説明するための図である。
スマートフォンのディスプレイに表示される粧品選択画面およびグラフ表示画面を説明するための図である。
契約者クライアントの表示画面に表示され、検索レベルでレベル分けされた検索項目を説明するための図である。
契約者クライアントの表示画面に表示され、検索レベルでレベル分けされた検索項目を説明するための図である。
契約者クライアントの表示画面に表示され、アクセスレベルでレベル分けされたデータの種類を説明するための図である。
契約者クライアントの表示画面に表示され、アクセスレベルでレベル分けされたデータの種類を説明するための図である。
スマートフォンの診断結果表示画面に表示される履歴削除ボタンを示す図である。
スマートフォンの過去の診断結果表示画面に表示される履歴削除ボタンを示す図である。
データ管理サーバにスマートフォンから送られた画像データの画素数統一するための画質変換手段を設けた肌状態測定分析情報管理システムを示すブロック図である。
スマートフォンに、データ管理サーバに送られる画像データの画素数を統一するための画質変換手段を設けた肌状態測定分析情報管理システムを示すブロック図である。

実施例

0097

以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態の肌状態測定分析情報管理システムおよび肌状態測定分析情報管理方法は、肌状態測定分析情報管理システムの会員である肌状態測定装置のユーザーに、肌状態測定装置の測定データから自分の肌状態の分析結果を得られるサービスを低コスト(例えば無料もしくは比較的安価な会費)で提供することにより、ユーザーに自分の肌の状態を認識してもらうものである。

0098

この際に、低コストに肌の状態が分かるようにすることで、肌状態測定装置の販売数を増加させるとともに、ユーザーに頻繁に肌状態の測定を行うことを促し、その測定データから分析結果を取得してもうらことで、多くのユーザーから頻繁に測定データを収集するものである。この場合に、化粧品を含むスキンケア用品やスキンケア装置2を使ってもらい、肌の状態が改善するのをユーザーに把握してもらうことで、スキンケア用品やスキンケア装置2の販売を促進する。なお、肌状態の測定を促すために、ユーザーが肌状態を測定して分析を依頼した際に、ユーザーにポイントを付与してもよい。

0099

また、多くの肌状態の測定データを収集した場合には、収集したデータを化粧品のメーカーや販売会社(化粧品会社)に有料で各種スキンケア用品の開発に利用してもらうことが可能になる。この際に測定データだけではなく、ユーザーの使用しているスキンケア用品やスキンケア装置2、さらに、ユーザーの大まかな年齢や居住地域や年収職業などの付帯データをつけることで、測定データに付加価値をつけて、より有効に測定データを利用してもらうことができる。これにより、肌状態測定装置等を購入してくれるユーザーだけではなく、上述の測定データを利用してくれる化粧品会社等のデータの二次利用者から利益を得られるようにすることができる。

0100

図1に示すように、この実施の形態の肌状態測定分析情報管理システムは、肌状態測定装置1とスキンケア装置(ケアエステ装置)2が接続可能なユーザークライアントとしてのスマートフォン3と、スマートフォン3とインターネット4(ネットワーク)を介して接続可能なデータ管理サーバ5と、契約者クライアント6としての化粧品会社等の提携会社コンピュータシステムとを備えるものである。

0101

肌状態測定装置1は、例えば、肌用カメラであり、撮像素子照明用LEDとを備えるセンサ部11と、制御部12と、USB(ユニバーサル・シリアル・バスインターフェース13とを備える。
照明用LEDは、例えば、2色の光を出射可能になっており、肌色光と、白色光切り替え照射可能になっている。肌色光を照射すると肌の状態が明瞭に撮影可能になり、肌のキメ肌理)の状態を分析可能になる。一般的に肌のキメの状態がよい場合には、肌の表面に略三角形網目状の溝が比較的理路整然として見える。それに対してキメの状態が悪いと溝が不明確になったり、網目の形状が崩れたり、溝がよく見えなくなったり、溝のない部分が荒れた状態になる。

0102

また、上述の溝は皮溝といい、この皮溝で囲まれる略三角形上の平らな部分を皮丘という。また、これら皮溝および皮丘以外に毛穴が見えることになるが、キメの状態が良い場合いは毛穴が小さく目立たないのに対して状態が悪いと毛穴が大きく目立つ状態になる。
肌色光で肌を拡大撮影すると、このキメの状態が明確な画像になり、画像データの分析がし易い状態になる。

0103

また、白色光で照明した場合に、シミが認識し易い画像データを得ることができる。
すなわち。白く映る皮膚に対してシミが黒っぽく(灰色に)映り、シミを比較的容易に認識することができる。この肌用カメラとしての肌状態測定装置1では、キメモードとシミモードを切り替えて撮影が可能になっており、モードを切り替える切換スイッチが設けられている。肌用カメラによる測定データとしての撮像データに関連して、キメモードかシミモードを示すデータをスマートフォン3に出力するようになっている。

0104

なお、照明として、上述の白色光や肌色光に加えて近紫外である例えば375mm程度の波長の光を照射し、皮膚中ポルフィリンを検出するものとしてもよい。なお、紫外光を照射した時に、これにより励起されたポルフィリンが発する赤橙色の蛍光により、ポルフィリンを検出することができる。なお、ポルフィリン症患者の皮膚にポルフィリンが存在する場合がある。

0105

なお、肌カメラの撮影部分は、箱状のフードを備え、その奥に透明板(光学的機能を有していてもよい)が設けられ、透明板の後側(内側)にレンズ、撮像素子、照明用LED等が設けられている。フードの先端を肌に押しつけて周囲の光を遮光した状態で撮影が可能になっている。

0106

USBインターフェース13は、例えば、ユーザークライアントとしての上述のスマートフォン3(プログラムに基づいて演算処理可能なプロセッサ(CPU)を備えたインテリジェント機器)との接続を行うためのものであり、スマートフォン3側にもUSBインターフェースが設けられている。肌状態測定装置1のUSBインターフェース13がクライアント側となり、ユーザークライアントとしてのスマートフォン3のUSBインターフェースがホスト側になる。

0107

肌状態測定装置1は、USBインターフェース13により測定データとしての画像データを出力可能になるとともに、例えば、照明用LEDの明るさの調整をスマートフォン側から制御可能になっている。

0108

また、USBインターフェース13には、エンドポイントと呼ばれるデータ記憶バッファが備えられ、このエンドポイントに記憶されたデータがスマートフォン3側から読み取られるようになっている。

0109

さらに、USBインタエースには、ディスクリプタと呼ばれるデータが書き込まれており、スマートフォン3側から読み取られるようになっている。例えば、肌状態測定装置1が上述の肌用カメラのように画像データを出力するもの場合に、例えば、カメラ(映像を出力する装置)であることがディスクリプタに記載され、スマートフォン3側では、予め記憶されているカメラ用ドライバ、または、後述の専用アプリ5jの一部としてインストールされたドライバがセットされる。

0110

なお、ディスクリプタには、上述のカメラ等のデバイスに関するものとして、USB・Revisionや、デバイスクラスや、ベンダID等が登録されたデバイス・ディスクリプタ、電源種類や、最大消費電力等が登録されたコンフィグレーション・ディスクリプタ、クラスコードや、上述のエンドポイント数等が登録されたインターフェース・ディスクリプタや、エンドポイントからのデータの転送方向や、転送方式や、最大バケットサイズ等が登録されたエンドポイント・ディスクリプタ等がある。

0111

また、ディスクリプタには、文字列を記憶するストリング・ディスクリプタがあり、この実施形態では、この文字列用のディスクリプタに認証用文字列としていわゆる製品シリアルNo.が記憶されている。この製品シリアルNo.により、肌状態測定装置1が特定の装置として、例えば、所定のメーカーで製造された装置であることを認証できるようになっている。
すなわち、肌状態測定装置1は、認証用文字列を記憶するとともにユーザクライアント(携帯端末)であるスマートフォン3に出力する装置認証送信手段としての機能を有する

0112

すなわち、同様の機能を有する肌状態測定装置1であっても、例えば、データ管理サーバ5の運営会社で認められた肌状態測定装置1だけを前記製品シリアルNo.で認識して、この肌状態測定分析情報管理システムで利用できるようにしている。すなわち、肌状態測定装置1から製品シリアルNo.が読み取れない場合や、所定の文字配列となった製品シリアルNo.ではなく、認証できない製品シリアルNo.の場合に、肌状態測定分析情報管理システムでの使用が禁止されるようになっている。

0113

なお、肌状態測定装置1としての肌カメラとスマートフォン3とのデータ通信は、USBに限られるものではなく、その他の有線のシリアルまたはパラレル通信や、無線のBluetooth(登録商標)やWiFiやNFC(Near Field Communication)等を用いてもよい。

0114

また、肌カメラとしては、スマートフォン等に内蔵されたデジタルカメラコンバージョンレンズを取り付けるものとしてもよい。これによりスマートフォンのデジタルカメラで撮影され、スマートフォン3の記憶装置に記憶された画像データをインターネット4を介してデータ管理サーバ5に送信することができる。この場合に、スマートフォン3に肌カメラを接続する場合のように、画像データを肌カメラからスマフォンに送信する必要がなく、画像データの送信用の通信手段を必要としない。

0115

しかし、このコンバージョンレンズにおいても、外光ではなく、上述の肌色光のLEDと白色光のLEDを用いて撮影を行うことが好ましい。この場合に、スマートフォン側の撮影タイミングシャッタ作動タイミング)と、コンバージョンレンズ側の白色光LEDの発光タイミングと、コンバージョンレンズ側の肌色光LEDの発光タイミングを合わせる必要がある。すなわち、コンバージョンレンズ側の白色光を発光させた状態でのスマートフォン3による撮影と、コンバージョンレンズ側の肌色光を発光させた状態でのスマートフォン3による撮影とを行う必要がある。

0116

このような場合に、上述のUSB等の有線通信や、BluetoothやWiFiやNFC等を用いてもよい。また、基本的スマートフォン3では、後述の専用アプリ5jの撮影プログラムに基づいて撮影が行われるようになっており、撮影時の照明が必要な場合に、スマートフォン3からコンバージョンレンズの白色光LED(駆動回路)および肌色光LED(駆動回路)をオンオフできるようになっていればよい。

0117

そこで、コンバージョン側に受光装置を配置し、スマートフォン3の撮影時の照明(フラッシュ)用のLEDの発光を上述の受光装置が受光したことに基づいて、上述のLEDのオンオフを制御するものとしてよい。シャッタ音のようなスマートフォン側で出力される音により上述のLEDのオンオフを制御するものとしてもよい。この際には、音による制御に、DTMF(Dual・Tone
Multi・Frequency)を用いて信号を送信するようにしてもよい。

0118

また、コンバージョンレンズ側で、所定の時間間隔に基づいて、白色LEDの点灯および消灯と、肌色LEDの点灯および消灯を行うようにし、この点灯と消灯をスマートフォン3のデジタルカメラ側で検知し、これに基づいて、肌色光LEDが発光している場合のキメモードの撮影と、白色光LEDが発光している場合のシミモードの撮影を行うようにしてもよい。
また、コンバージョンレンズからスマートフォン3を介してデータ管理サーバ5側にコンバージョンレンズが正規品か非正規品(物)かの識別や、各コンバージョンレンズの利用条件の違い等の識別に用いられるID(シリアルNo.)を送信する構成としてもよい。この場合に、コンバージョンレンズ側からスマートフォン3側に上述のUSB、Bluetooth、WiFi。NFC等を用いてIDを送信してもよい。また、これらの通信手段をコンバージョンレンズ側に設けない場合に、例えば、コンバージョンレンズの購入時にコンバージョンレンズに付帯する箱、マニュアル保証書等の付帯物二次元バーコード等のバーコードやその他のコードや文字列をスマートフォン3で撮影し、撮影された画像またはこの画像の画像認識によりバーコード等から変換されたIDや、文字認識されたIDをデータ管理サーバ5側に送信するものとしてもよい。また、コンバージョンレンズのスマートフォン3による撮影の際に撮影画像写り込む部分に、上述のバーコードや文字列を配置し、撮影された肌画像データをデータ管理サーバ5に送ることにより、データ管理サーバ5側で肌画像データに写り込んだバーコード等からコンバージョンレンズのIDを読み取るものとしてもよい。

0119

また、将来的にスマートフォンのカメラにマクロ機能が付与されて、肌の接写が可能になったり、単にマクロ機能ではなく、肌カメラとして上述のキメやシミの撮影が可能な光学系を有するデジタルカメラが取り付けられる可能性があり、そのような場合には、スマートフォンに付属のデジタルカメラによりコンバージョンレンズなしで肌を撮影し、その画像データをデータ管理サーバ5に送るものとしてもよい。

0120

また、肌状態測定装置1としては、上述の肌用カメラ以外に例えば経表皮水分蒸散量を測定する周知の蒸散計であってもよいし、肌のメラニン量計測するメラニン計であってもよい。
また、直接肌の状態を測定する装置ではないが、環境測定センサとして紫外線(UV)を測定する装置(UVチェッカ)をスマートフォン3に接続可能にしてもよい。なお、肌に対する紫外線の影響を見る上では、UVチェッカは、メラニン生成にかかわるUV−Aと、炎症を引き起こすUV−Bを別々に独立した数値データとして、それぞれ連続的に出力可能になっていることが好ましい。

0121

このような肌状態測定装置1は、上述の製品シリアルNo.と測定データをUSBインターフェース13を介してスマートフォン3に出力することが可能になっている。
また、製品シリアルNo.が認証されると、スマートフォン3を介して出力される測定データに対する分析結果データが得られるようになっている。なお、コンバージョンレンズの場合には、上述の有線または無線の通信でコンバージョンレンズの製品シリアルNoをスマートフォン3にできるようになっていることが好ましい。また、スマートフォン3とコンバージョンレンズ側とで通信を行わない場合には、コンバージョンレンズのスマートフォン3のデジタルカメラの撮像範囲で肌の撮影範囲外に製品シリアルNo.を示す2次元バーコード等の光学認識可能なコートを配置し、これにより、コンバージョンレンズからスマートフォンに製品シリアルNo,送信可能にしてもよい。この場合に、スマートフォン側には、二次元バーコードの読み取りが可能なプログラムを後述の専用アプリ5jの一部としてインストールしておく必要がある。これにより、特定のコンバージョンレンズ・肌カメラの利用者とその他の利用者との区分が可能となり、さらに、偽コンバージョンレンズ・非正規コンバージョンレンズの排除あるいは不適切撮影画像の排除も行うことができる。

0122

また、肌状態測定装置1としての肌用カメラにおいて、例えば、所定の条件下で撮影を行い、その際に得られた画像データと製品シリアルNoをスマートフォン3を介してデータ管理サーバ5に送ると、明るさや色合いの校正が行えるようになっている。なお、所定の条件下での撮像とは、例えば、白黒パターンやカラーパターンに肌用カメラのフードを押し付けた状態での撮影である。

0123

校正により得られた校正データで画像データを修正してもよいし、例えば、肌用カメラ側で校正データに基づく調光データ調色データにより照明用LEDの調整を行うものとしてもよい。なお、スマートフォン3にUSBインターフェース13を介して肌状態測定装置1を接続するものとしたが、ブルートゥース(登録商標)を用いて、スマートフォン3に肌状態測定装置1を接続するものとしてもよい。

0124

スキンケア装置2には、例えば、プラスイオンで皮膚の汚れを落とすイオンクレンジング装置、肌に微弱直流電流を流して皮膚の奥深くまでイオン化した成分を浸透させるイオン導入装置、LEDの光を当てることで皮膚の細胞活性化と温熱効果を与えるLED光エステ装置、ゲルマニウム等が取り付けられたローラで肌に刺激を与え、マッサージ効果を有するローラエステ装置、肌を冷却して毛穴を引き締めるクールエステ装置、超音波によりマッサージ効果と温熱効果を与える超音波エステ装置とが用意されている。

0125

また、スキンケア装置2は、実際に肌に作用する作動部21を備えるとともに、肌状態測定装置1と同様に、制御部12、USBインターフェース13を備える。また、スマートフォン3にUSBインターフェース13を介してスキンケア装置2を接続することで、スマートフォン3により、スキンケア装置2の作動時間や出力のレベル等を制御可能になり、ユーザーがスキンケア装置2を作動させてからスマートフォン3側で設定された時間になると、作動停止するようにすることができる。また、出力レベルが複数段階あるスキンケア装置2では、スマートフォン3側から出力レベルを設定可能になっている。
例えば、後述のデータ管理サーバ5には、上述の分析結果データと、スキンケア装置2の作動時間や出力レベルといった制御方法とが関連付けられたスキンケア用データベース5lが設けられており、例えば、測定データ用データベース52から分析結果データを取得して、当該分析結果データに対応する制御方法をスキンケア用データベース5lから取得して、スキンケア装置2を制御できる。すなわち、測定データの分析結果に基づいてスキンケア装置2を効率的に作動させることができる。

0126

なお、スキンケア装置2においても、肌状態測定装置1と同様に認証用文字列としての製品シリアルNo.が出力可能に記憶されている。
前記ユーザークライアントは、基本的にスマートフォン3であるが、例えば、ノートパソコンや、タブレット型(パッド型パソコンの等のプログラムに基づいて処理を行う汎用演算処理装置(例えばCPU)を備えた装置である。ユーザークライアントとしては、無線電話回線やその他の無線通信回線により、ネットワークとしてのインターネット4に接続可能で携帯可能な機器が好ましい。

0127

ユーザークライアントとしてのスマートフォン3は、例えば、無線通信として携帯用の無線電話回線を使用できるとともに、無線LAN(WiFi)を使用できるようになっており、これらの無線通信を用いてネットワークとしてのインターネット4に接続可能になっており、無線携帯端末(無線携帯クライアント)となっている。

0128

また、スマートフォン3では、例えば、ダウンロードしてインストールしたアプリケーション(以下、専用アプリ5jと略す)を実行可能になっており、この実施形態では、専用アプリ5jとして肌状態測定用アプリをデータ管理サーバ5からスマートフォン3にダウンロードするようになっている。

0129

スマートフォン3で実行される専用アプリ5jの機能は、図2図3に示すように、4つの機能を有する。すなわち、診断エステ、ケアエステ、生活エステ、メイクエステの4つの機能である。診断エステは、USBインターフェース13を介してスマートフォン3に接続される各種の測定装置(センサ)を用いて図3に示す各種の測定が可能になっている。各測定装置は、専用アプリ5jが入力されたスマートフォン3のUSB端子に接続することで利用可能になる。また、各種類の測定装置を付け替えることにより、それぞれの異なるセンサによる測定が可能であり、主に肌の状態を測定することができる。
また、各種測定装置の測定結果をデータ管理サーバ5に送信して記憶しておくことができるとともに、測定結果から肌の状態を分析してもらうようなことも可能となっている。

0130

ケアエステは、各種スキンケア装置をスマートフォン3に接続して使用できるようになっている。この場合も上述の診断エステと同様に、各種スキンケア装置をUSB端子に取り付けることで使用可能である。また、スマートフォン3と接続することで、使用履歴を残すことができ、スマートフォン3をデータ管理サーバ5とデータ通信可能な状態とすることにより、各種スキンケア装置の制御も可能になる。

0131

生活エステは、診断エステが主に肌を対象にしていたのに対して、普段の生活を対象にしており、紫外線量チェックしたり、口臭をチェックしたりする機器をスマートフォン3のUSB端子に接続できるようになっている。メイクエステは、主に、メイク等に関する情報提供を行うものである。

0132

図2には、スマートフォン3の表示手段としての表示画面3a、3b、3c、3dを示すものであり、表示画面3aはメインメニューを示し、表示画面3bは診断エステメニューを示し、表示画面3cは登録センサ表示を示すものである。なお、後述のように、登録センサ表示では、予め登録可能な機器のマークが表示されるようになっているが、登録されたことがない機器のマークは登録されたことのある機器のマークより暗く表示されるようになっている。
複数の測定装置やスキンケア装置を接続できることから、システマティックな構成となっていることにより、上述のようなマークの表示により、スマートフォン3に接続できる機器を集めたいという意欲を生じさせるものとなっている。
また、ケアエステにおいても、表示画面(登録画面3d)に示すように、複数のスキンケア装置を接続可能になっている。図4に示すように、ケアエスの登録画面3dにおいて、登録されたことがある機器のマークが明るく光、登録されたことがない機器は、暗く表示されるようになっている。

0133

スマートフォン3の演算処理装置で実行される肌状態測定用の専用アプリ5jは、上述のように肌状態測定装置1としての肌用カメラを接続した場合に、肌用カメラで撮像された画像データをUSBインターフェース13を介して入力し、インターネット4上のデータ管理サーバ5に出力する測定データ送信手段としての機能を備える。また、データ管理サーバ5から送信される例えば測定データを分析した結果になる分析結果データを受信してスマートフォン3のディスプレイに表示する分析結果表示手段としての機能を有する。

0134

また、上述の専用アプリ5jは、データ管理サーバ5の運営者が管理する肌状態測定分析情報管理システムを利用する会員(ユーザ)となるためのユーザデータ(個人情報)の入力である会員登録や、ユーザーデータのうちの個人を特定可能な所定の個人情報を含まない付帯データの入力であるアンケートへの応答を行うユーザーデータ送信手段としての機能を有する。

0135

また、上述の専用アプリ5jは、後述のようにデータ管理サーバ5に記憶されている上述の各ユーザーデータ、測定データ、測定データに対する分析結果データを閲覧できるように要求するデータ閲覧要求手段としての機能を有する。
また、専用アプリ5jは、要求したデータがデータ管理サーバ5から受信した場合に、これらデータをディスプレイに表示するデータ表示手段としの機能を有する。

0136

また、専用アプリ5jは、肌状態測定装置1から入力される認証用文字列をデータ管理サーバ5に送信する装置認証送信手段としての機能を有する。
また、スマートフォン3に、スキンケア装置2用の専用アプリ(ケア用アプリ)5jをデータ管理サーバ5からダウンロードしてインストール可能になっている。
また、スキンケア装置2の制御方法を取得する制御方法取得手段としてのスマートフォン3の専用アプリ5jとしてのケア用アプリは、データ管理サーバ5から制御方法を取得して、スキンケア装置2を上述のように制御する機能を有する。

0137

また、スマートフォン3のケア用アプリは、データ管理サーバ5からスキンケア装置2の使用スケジュールを取得するスケジュール取得手段として機能し、この使用スケジュールを例えばディスプレイに表示して報知するスケジュール報知手段として機能する。
また、スマートフォン3のケア用アプリは、スキンケア装置2から作動開始を示す信号と、作動終了を示す信号とが入力した場合に、使用日時と使用時間とのデータを有する使用履歴データを生成し、この使用履歴データをデータ管理サーバ5に送信する使用履歴生成手段として機能する。

0138

データ管理サーバ5は、図1に示すように、基本的に上述のユーザーデータを記憶するためのユーザーデータ用データベース51と、肌状態測定装置1による測定データを記憶するための測定データ用データベース52と、測定データから分析結果を取得するためのデータ分析用データベース53と契約者用データベース54とを備える。

0139

データ管理サーバ5は、より詳細には図5に示すように、サーバとして機能するためのCPU等を有する制御部5kを備える。また、データ管理サーバ5では、ユーザーデータ用データベース51が複数に分けられており、ユーザーデータ用データベース51として、顧客(ユーザ)個人情報管理データベース5a、ケアエステデータベース5c、使用化粧品履歴データベース5d、お手入れカルテデータベース5oを備える。また、データ管理サーバ5は、測定データ用データベース52として、肌履歴データベース5b、詳細診断結果データベース5eを備える。

0140

また、データ管理サーバ5は、データ分析用データベース53として肌基準値データベース5gを備える。また、また、データ管理サーバ5は、契約者用データベース54として、データ二次利用者アクセス権管理データベース5hを備える。

0141

また、データ管理サーバ5は、上述のデータベース51〜54以外に、複数のスマートフォン3で、一つの肌状態測定装置1やスキンケア装置2を使いまわして利用できるように、同じ製品シリアルNo.の装置を管理する機器情報データベース5iを備える。

0142

また、データ管理サーバ5は、上述のデータベース51〜54以外に、分析結果データに基づいてスキンケア装置2の制御方法を検索可能なスキンケア用データベース5lと、肌用カメラ(画像データ)を校正するための校正用データベース5mと、簡易診断の結果に基づいてスキンケア装置2の使用スケジュールを求めるためのスケジュール用データベース5nとを備える。さらに、データ管理サーバ5は、上述のデータベース51〜54以外に、登録化粧品データベース5pと化粧品メーカー管理データベース5qとを備える。

0143

顧客個人情報管理データベース5aは、表1に示すように、スマートフォン3を用いてユーザーが入力したデータとして、顧客ID、個人ユーザーID、個人パスワード、氏名、生年月日、年齢、性別、住所1(国)、住所2(都道府県)、住所3(市町村(区))、住所4(番地マンション部屋番号))、メールアドレス、課金情報クレジットカード情報等)が記憶される。なお、顧客IDは、個人のユーザーIDに対応して、データ管理サーバ5側で付されるIDであり、個人ユーザーIDは、ユーザーが他のユーザーの個人ユーザーIDと重ならないことを条件に設定するIDである。また、個人パスワードは、個人ユーザーIDと合わせてユーザーの認証に用いられる。なお、各ユーザーに1対1で対応するIDとして、顧客IDと個人ユーザーIDとの二つを使用しているが、これらを一つのIDで兼用するものとしてもよいし、ユーザーIDとして、顧客IDだけを用いるものとしてもよいし、ユーザーIDとして個人ユーザーIDを用いるものとしてもよい。

0144

0145

また、各データベースでユーザーに関連するデータが記憶されている場合には、すべて顧客IDで管理されており、各ユーザーに関連するデータがそれぞれ記憶されている各データベースを顧客IDで検索することで、各ユーザーに関連するデータを全て検索して取得できるようになっている。
したがって、顧客個人情報管理データベース5aにおいても、各顧客ID毎に関連付けて各ユーザーのデータが登録されている。

0146

また、顧客個人情報管理データベース5aには、表1に示すように、さらに、スマートフォン3に接続された肌状態測定装置1やスキンケア装置2から入力される製品シリアルNo.が記憶されるようになっている。なお、製品シリアルNo.は、後述のようにデータ管理サーバ5で認証された後に記憶されるようになっており、製品シリアルNo.が顧客個人情報管理データベース5aに登録されている場合には、製品シリアルNo.の認証を行わない。

0147

また、肌履歴データベース5bには、表2に示すように、顧客IDとデータ入力日時に関連づけて、各肌状態測定装置1から入力される測定データが登録される。また、この測定データに関連付けられて、分析結果記憶手段として各簡易診断(分析)結果のデータが登録される。なお、例えば、30分以内等の所定の時間範囲内で、複数種の肌状態測定装置1から測定データが入力された場合には、総合簡易診断が行われ、この総合簡易診断の結果のデータが登録される。さらに、測定データに対して詳細診断が行われた場合には、詳細診断の結果が通知された後に、詳細診断結果データベースに顧客IDと測定日時に関連付けて詳細診断の結果のデータが登録され、肌履歴データベースには、詳細診断結果データベースへの当該書込データ格納アドレスが登録される。

0148

0149

なお、簡易診断は、例えば、予め蓄積された測定データと診断結果データとしての肌状態のランクをあらかじめ対応づけて肌基準値データベース5gに登録しておき、肌基準値データベース5gに測定結果としての測定データに対して、肌基準値データベース5gの測定データから近似する測定データを選択し、当該測定データに関連付けられたランクを簡易診断結果として出力するようになっている。この処理は、肌状態分析手段としてのデータ管理サーバ5の簡易診断プログラム5fにより行われる。また、肌用カメラのように、測定データが画像データの場合には、周知の画像認識により肌基準値データベース5gに登録された測定データとしての画像データの中から、肌用カメラで撮像された画像データに近似する画像データを選択するようになっている。

0150

なお、入力肌画像としては、表2に示すように、肌色光のLED照明で撮影したキメ診断用画像と、白色光のLED照明で撮影したシミ診断用画像と、自然光に近いLED照明を用いた撮像した肌画像または上述の白色光または肌色光のLEDで撮影する際にホワイトバランス(例えばオートホワイトバランス)により色を再現した肌画像がある。肌画像は、例えば、肌の色(日焼けやくすみ等による色の違い)の判定で用いられる。なお、この実施形態では、肌の色の判定は、簡易診断では行われず、詳細診断で行われる。

0151

診断用の画像を用いた簡易診断では、キメ、シミ、シワが判定される。なお、シワは、例えば、キメ診断用画像が用いられるが他の画像を用いるものとしてもよい。簡易診断には、上述のように肌基準値データベース5gに記憶されるとともに点数(ランク)と関連付けられた多数の画像データと比較し、ユーザーが撮影して入力した画像データに最も近い画像データが選択され、その画像データの点数(ランク)が簡易画像診断の結果となる。なお、例えば、多数収集された画像データをキメ、シミ、シワのランクで統計処理し、偏差値を求めておき、類似する画像データの偏差値を診断結果として用いてもよい。

0152

また、例えば、特許5080060号公報に示されるような毛穴、角栓のポルフィリン、しわ、しみ、肌色の各解析手法により、上述の診断用画像を用いて診断結果(分析結果)を得るものとしてもよい。

0153

また、肌履歴データには、データ入力日時におけるスマートフォン3に内蔵されたGPSにより測定された位置情報測定地点)がGPSデータとして登録されるようになっている。また、上述のGPSの測定地点における天気情報天気情報サイトから取得して登録するようになっている。なお、データ入力日時は、肌の各測定を行った日時であるが、簡易診断結果が記憶された日時でもよい。各項目のデータは、肌の測定を行うことにより、自動的に入力される。

0154

測定条件フラグは、例えば、GPSデータが通常の測定地点から遠い場合、例えば、前回までの複数回の測定において、同じ県や同じ市で測定が連続して行われていたのに対して、所定距離以上離れた測定地点から肌の測定データが入力された場合に、当該測定地点で測定された測定データや簡易診断結果に対してフラグ(測定条件フラグ)を設定するようになっている。なお、測定地点の他に天気情報における気温湿度所定範囲または入力日時における測定地点での平均気温平均湿度との差が所定範囲を超えるような場合に測定データや簡易診断結果にフラグを設定してもよい。

0155

このフラグが設定された測定データや簡易診断結果は、各データの平均を求めるなどの統計処理を行う場合に除外され、例えば、フラグが設定されたデータは、統計処理を行う
際の母集団に含まれないようになっている。すなわち、いつもいる場所とは遠く離れた場所にいる場合や、気象条件が大幅に異なる場合には、環境条件が大幅に異なる場合があることから測定結果が異常値になる可能性があり、統計結果に異常値が影響してしまうのを防止するために、統計処理の母集団からフラグが設定されたデータを除外するようになっている。

0156

肌画像簡易診断結果には、上述のように求められるキメ、シミ、シワの簡易診断結果としての点数(ランク)や偏差値が登録される。また、これらキメ、シミ、シワの診断結果や、肌画像における色(乾燥や肌荒れによる赤さなど)や、アトピーによる湿疹の有無や、乾燥によるキメの乱れから肌タイプが選択されるようになっている。なお、肌タイプは、詳細診断でも決定されるようになっており、後述の詳細診断結果データベース5eの説明において説明する。

0157

また、詳細診断は、測定データを例えば提携企業としての化粧品会社サーバ(化粧品会社Aサーバ61、化粧品会社Bサーバ61)で行われるものであり、化粧品会社サーバが肌状態分析手段になる。基本的には、簡易診断と同様に、測定データと分析結果データを関連付けた詳細診断システム62に含まれるデータベースから、肌状態測定装置1で得られた測定データに近似する測定データを選択し、当該測定データに関連付けられた分析結果データを出力するものである。ただし、詳細診断では、例えば、登録されている測定データ数および分析結果データが簡易診断の場合より多く、詳細診断用のデータベースにさらに細かく分類された状態となっており、簡易診断より詳細な分析結果を得られるようになっている。また、詳細診断用に各化粧品会社独自のアルゴリズムで、データベースに登録された測定データを選択して、それに対応する分析結果を得られるようになっていてもよい。

0158

使用化粧品特定情報記憶手段としての使用化粧品履歴データベース5dには、表3に示すように、顧客IDに関連付けてスキンケア用品(化粧品)の履歴データが各化粧品カテゴリー(種類)毎に登録されている。なお、この履歴のデータは、ユーザーが購入した化粧品を登録するものであり、後述のユーザー化粧品登録処理により、化粧品特定情報入力手段としてのスマートフォン3を介してユーザーが購入した化粧品(使用する化粧品)の商品コードが登録される。この商品コードが化粧品を特定可能な化粧品特定情報となる。なお、ここでは、商品コードとして、バーコードで用いられていれるJAN(Japanese Article Number)コードが用いられた例を示している。

0159

0160

使用化粧品履歴データベース5dでは、表3の右側に示すように、履歴データにおける各化粧品のカテゴリー(種類)を示す番号と、商品コードと、使用開始日と使用終了日が登録される。

0161

表3の右側では、一例として、化粧品カテゴリーが洗顔料の場合を示すもので、洗顔料の商品カテゴリーコードナンバーとして1が登録され、商品コードに使用開始日、使用終了日が紐付けされて記憶される。なお、使用中の場合(使用終了を入力していない場合)には、使用終了日は登録されていない。
なお、使用開始日は、上述のユーザー化粧品登録処理が行われた日としてもよいし、例えば、肌カメラで撮影した画像データを送信する際に、スマートフォン3の専用アプリ5jの処理により使用開始した化粧品がある場合にユーザーに入力するように指示するものとしてもよい。

0162

この場合に、スマートフォン3の表示では、ユーザー化粧品登録処理により化粧品の情報が登録される登録化粧品データベース(登録化粧品記憶手段)5pに登録されたデータに基づいて、各化粧品カテゴリーに対応して化粧品の商品名(+メーカ名等)がプルダウンメニュー等で一覧表示され、その中から使用開始する化粧品を選択するものとしてもよい。それにより、登録化粧品データベース5pにおいて、化粧品名に関連付けられた商品コードが登録されるとともに、入力日が使用開始日として登録される。同様にスマートフォン3の専用アプリ5jから使用終了した化粧品がある場合にユーザーに入力するように指示するものとしてもよい。

0163

この場合は、使用開始した化粧品の商品名等のデータをプルダウンメニュー等で一覧表示し、使用終了した化粧品の商品名等をユーザーが選択するものとしてもよい。この場合も選択された化粧品の商品コードが入力されるとともに入力日が使用終了日として登録される。なお、使用化粧品の入力方法としては、後述のようにバーコードを入力したり、キーワード検索で登録化粧品データベース5pを検索して抽出された化粧品のデータを入力したりするものとしてもよい。
また、使用終了日については、新規同一カテゴリーの化粧品が使用化粧品履歴データベース5dに登録された場合に、ユーザーに登録済みの同一カテゴリーの化粧品を使用終了したか否かを問合せ、その回答に基づき当該化粧品の使用終了日を登録するようにしてもよい。あるいは、登録化粧品データベース5pに、化粧品毎に化粧品の容量(ml)と推奨使用量(ml/回)とが登録されており、データ管理サーバ5またはスマートフォン3で、使用開始日から1日の化粧品の使用回数に推奨使用量を乗算した値を毎日加算(積算)していくとともに、化粧品の容量と比較し、毎日加算された値が容量を超えた場合や、容量の90%等の容量の所定割合を超えた場合に、専用アプリ5jがユーザーが使用している化粧品がなくなっていないか、もしくは残量が少なくなっていないかを通知し、ユーザーに使用終了したか否かを問合せ、その回答に基づき使用終了日を登録するようにしてもよい。

0164

また、この際には、残り少なくなった化粧品を買うように促すメッセージを表示したり、化粧品の通販サイトの残り少なくなった商品のページのURLを当該ページをリンクした状態に表示してもよい。
また、今まで使っていた化粧品がなくなるか、残り少なくなったことに対応して、残り少ない化粧品と同じカテゴリーの別の化粧品を紹介する表示を行うものとしてもよい。この際は、当該化粧品のメーカーや販売会社の当該化粧品のウェブページのURLを当該ページをリンクした状態に表示してもよい。

0165

化粧品カテゴリーは、表4に示すように、例えば、洗顔料、メイク落とし、化粧水乳液クリーム美容液美白液、その他等であり、これらの各カテゴリーに対して、上述のカテゴリーナンバが対応づけられている。なお、化粧品カテゴリーは、一例であり、異なるカテゴリーの分け方を行ってもよい。

0166

0167

使用化粧品特定情報記憶手段としてのお手入れカルテデータベース5oは、表5に示すようにユーザーの顧客IDに関連付けて、例えば、ユーザーが任意で毎日、と夜に使用した化粧品を登録するものである。上述の使用化粧品履歴データベース5dでは、化粧品の使用開始日と使用終了日が登録されるが、お手入れカルテデータベース5oでは、毎日、朝と夜に使用した化粧品を登録可能になっている。後述するスケジューラー機能の下で、使用した化粧品のデータが入力され、データ管理サーバ5に送信されるようになっている。
これにより、お手入れカルテデータベース5oには、顧客IDと、日付と時間帯として朝または夜と、使用化粧品データとして、例えば、上述の商品コードが登録される。

0168

0169

例えば、表5の右側に示すように、お手入れカルテデータベース5oにおいては、日付と朝または夜という時間帯と、使用した化粧品の商品コードが登録される。この商品コードは、上述のユーザー化粧品登録処理で登録された化粧品の情報から選択されることになり、上述の使用化粧品履歴データベース5dに登録された化粧品がスマートフォン画面上に表示され、表示された化粧品から実際に使用した化粧品を選択入力することができる。

0170

ケアエステデータベース5cには、表6に示すように、顧客IDに関連づけて、各スキンケア装置2の使用履歴として、スキンケア装置2の種類を示すケアエステ種類コード種別)と、スキンケア装置2の作動開始日時を示すケアエステ開始日時と、その後のスキンケア装置2の作動終了日時を示すケアエステ終了日時を登録するようになっている。なお、スキンケア装置の開始、終了日時は、スキンケア装置2を使用した際に、スキンケア装置が接続されたスマートフォン3の専用アプリ5jにより自動的に登録されることが好ましい。

0171

0172

分析結果記憶手段としての詳細診断結果データベース5eは、表7に示すように、上述の詳細診断の結果を顧客IDに関連づけて登録するものであり、詳細診断が行われた日である診断日時(詳細診断を頼んだ測定データの測定日時を含んでもよい)と詳細診断結果のデータが登録される。また、詳細診断の結果に対応して選択されるアドバイスのデータや、推奨化粧品(スキンケア用品)のデータが登録されている。なお、アドバイスデータや推奨化粧品データは、化粧品会社Aサーバ、化粧品会社Bデータベースにおけるアドバイス決定部、推奨化粧品決定部で決定されるが、基本的に各アドバイスおよび推奨化粧品が各詳細診断結果に関連づけて登録されており、詳細診断結果が決まることで、アドバイスと推奨化粧品が決定される。
アドバイスは、例えば、生活習慣等で避けた方がよいことや、肌のマッサージ方法などである。また、推奨化粧品は、詳細診断結果からわかる肌の状態に適した化粧品やスキンケア商品である。
詳細診断の結果は、基本的には簡易診断と同様に予め登録された測定データをランク分けしておき、この登録された測定データから入力される測定データに近似する測定データを選択し、当該測定データに対応付けられた診断結果を診断結果とするものであり、ここでは、たとえば、肌タイプ、キメ、シミ、シワ、乾燥、毛穴、色等が診断される。すなわち、簡易診断より診断項目が多くなっているとともに、診断結果がより詳細に判定されるようになっている。

0173

0174

ここで、肌タイプの判定は、例えば、上述の簡易診断でも判定されるものであり、基本的に肌基準値データベース5gに、各肌タイプ毎の肌の画像データが、各肌タイプ毎に複数ずつ登録されており、画像認識により、入力された測定データに最も近い登録測定データに関連付けられた肌タイプが選択されることになる。なお、基本的な方法は、詳細診断でも同様であるが、詳細診断の方が画像認識能力や、使用する肌基準値データベースに登録された画像データの数量等が簡易診断より優っている。なお、肌タイプには、表8に示すように、1普通肌、2敏感肌、3脂性肌、4混合肌、5乾燥肌、6アトピー肌等があり、このコードが詳細診断結果データベース5eに登録される。

0175

0176

肌基準値データベース5gは、表9に示すように、簡易肌診断に用いられるもので、測定データに対応して肌のキメ、肌のシミ、画像データからの肌色解析、画像データからの皮脂解析、蒸散計のデータからのうるおい解析等として、それぞれ、例えば、悪い状態から良好な状態まで、肌の状態が10段階のランクに分けらており、それぞれが上述のように登録された多数の測定データに関連付けられている。
したがって、肌状態測定装置1で測定した測定データで肌基準データベースを検索することで、肌の状態を示すランクを得ることができる。このランクが簡易診断の結果になる。

0177

0178

機器情報データベース5iは、表10に示すように、各肌状態測定装置1の製品シリアルNo.と、各スキンケア装置2の製品シリアルNo.が登録されている。この機器情報データベース5iに格納されている製品シリアルNo.により、認証を行うものとしてもよい。

0179

0180

また、機器情報データベース5iにおいては、上述の各肌状態測定装置1およびスキンケア装置2の製品シリアルNo.と、顧客IDとを対応づけたものである。上述のようにシリアルNo,の認証が行われて、各肌状態測定装置1、スキンケア装置2が認証された場合に、各装置が接続されたスマートフォン3に対応する顧客IDに関連付けて認証されたシリアルNoが登録される。この場合に、例えば、一つの肌状態測定装置1またはスキンケア装置2を3人まで、すなわち、3台のスマートフォン3まで共有して使用可能となっている。しがたって、機器情報データベースにおいて、一つの製品シリアルNo.に対して4つめとなる顧客IDが登録されると、その顧客IDのスマートフォン3を介して上述の製品シリアルNo.の肌状態測定装置1またはスキンケア装置2の使用が禁止される。例えば、スマートフォン3の上述の専用アプリ5jでエラーとなって、肌状態測定装置1またはスキンケア装置2が使用できない状態になる。

0181

データ二次利用者アクセス権管理データベース5hは、表11に示すように、利用者(契約者、例えば、化粧品会社等のスキンケア用日の開発を行っている会社)顧客ID、利用者ユーザーIDおよび利用者パスワードが設定されており、これによりデータ二次利用者の認証が可能になる。

0182

また、データ二次利用者アクセス権管理データベース5hには、利用者IDに関連付けて利用者検索レベルおよび利用者アクセスレベルのデータと、課金情報が登録されている。なお、課金情報は、データ二次利用者がデータの検索や、アクセス可能なデータの取得を行った場合の課金のデータであり、課金情報に基づいてデータの利用料金が利用者に請求される。
また、利用料金は、検索レベルおよびアクセルレベルによって異なるものとなっており、検索可能なキーワード(検索項目)が多いほど利用料金が高くなり、アクセルレベルが高いほど利用料金が高くなる。

0183

0184

また、表11には、具体的な検索レベルの違いによる検索キーワード(検索項目)の違いを示すとともに、アクセルレベルの違いによりアクセス可能、すなわち、検索結果として出力可能なデータの違いを示す。表示11に示される検索レベル1、検索レベル2の各項目は、それぞれ顧客IDに関連付けられたデータからなるデータ集合としてのデータブロックに対応している。たとえば、測定データや分析結果データは、測定方法毎にブロック分けされている。

0185

なお、年齢、性別、住所1、住所2、住所3は、上述の顧客個人情報管理データベース5aに登録されているデータであるが、データ二次利用者がアクセスできるデータベースは、客個人情報管理データベースを除く、肌履歴データベース5b、および使用化粧品履歴データベース5d等である。

0186

すなわち、所定の個人情報として、個人ユーザーID、個人パスワード、氏名、生年月日、住所4を含む住所全体、メールアドレス、課金情報、シリアルNo,のデータをデータ二次利用者が見ることができないようになっており、各個人情報管理データベース5aには、利用者がアクセスできないようになっている。
したがって、年齢、性別、住所1、住所2、住所3の情報は、顧客IDに関連付けて肌履歴データベース5bや、独立したデータベースに登録されたデータを利用者が見ることになる。

0187

ここで検索レベルとは、検索の条件を入力する検索項目をレベル分けしたものである。検索項目は、上述の測定データ、分析結果データ、付帯データの各データブロックのうちの一部のデータブロックに設定されており、表示11の検索レベル1,2の各項目に対応するものである。すなわち、データの集合として、住所1のデータブロック、年齢のデータブロック等があり、これらのデータブロックが検索項目として設定されている。

0188

検索レベル1に示される検索項目は、顧客個人情報管理データベースに登録されているデータの項目から各顧客個人を特定可能な情報や、課金情報等の重要な情報を除いた付帯データの項目である。また、検索レベル1に対して検索レベル2の方が高いレベルとなり、検索レベル2には、検索レベル1にレベル分けされた検索項目が全て含まれるようにしている。すなわち、各検索レベルには、それより下位の検索レベルの検索項目が含まれる。言い換えれば、検索レベル2にレベル分けされた項目は、検索レベル1にレベル分けされた検索項目に、さらに検索項目を加えたものであり、表11に示すように化粧品の使用履歴が検索項目として加えられている。

0189

アクセスレベルは、検索結果として出力可能なデータが属するデータブロックをレベル分けしたものであり、例えば、測定データには、上述のように入力肌画像、入力蒸散計データ、入力メラニン計データ等のデータブロックがあり、検索結果としては入力肌画像だけが欲しい場合に、入力肌画像のデータブロックを選択することにより、入力肌画像から検索されたデータだけが出力される。
また、アクセスレベルにおけるデータブロックのレベル分けにおいても、上位のアクセスレベルは、それより下位のアクセスレベルにレベル分けされたデータブロックを含むものとなっている。

0190

ここで、表示11に示される検索レベル2では、検索項目として、例えば、クレンジング履歴データ、洗顔料履歴データ、化粧水履歴データ、美容液履歴データ、保湿クリーム履歴データ等のスキンケア用の化粧品の使用化粧品履歴データに基づいて、各種測定データ、分析結果データを検索可能になっている。なお、これらの使用化粧品の履歴データは、後述の使用化粧品履歴データ5dに登録されるものである。なお、スキンケア用の化粧品の分け方は一例であり、使用化粧品履歴データの分け方であってもよい。

0191

この使用化粧品履歴データには、化粧品を特定可能な商品コートと化粧品の使用時期(例えば、使用開始日と使用を中止した場合もしくは使い終わった場合の使用終了日))が登録されている。例えば、特定の化粧品を使用している人の測定データや分析結果データを見たい場合に、特定の化粧品を検索キーとして、この使用化粧品履歴データを用いて検索した場合に、例えば、当該使用化粧品の使用時期となる期間における測定データおよび分析結果データの検索が可能になる。分析結果データは、例えば、肌状態測定装置1による測定データを分析(診断)した結果であり、後述のように肌状態が例えば点数で表され、肌状態が良好なほど点数が高くなる。

0192

上述のように使用化粧品履歴データに基づいて分析結果データ(診断結果)を検索した場合に、化粧品の使用期間における肌状態の診断結果を求めることができる。この場合に、例えば、その化粧品を使用している間、肌状態の診断結果の点数が増加傾向か、減少傾向か、高い点数で推移しているか、低い点数で推移強いるか等を多くのユーザーに対して調査できることになる。
すなわち、化粧品の効能を調査可能である。また、分析結果データの検索は、上述のように複数種類に分けられた化粧品の複数種類を検索項目として検索可能であり、複数の化粧品の相乗効果や、効果の相殺等を判断することも可能である。また、診断結果として、肌画像によるキメやシミの結果や、メラニン計の結果や、蒸散計の結果など、肌状態測定装置1の種類に基づく複数種の分析結果を得ることができるので、各化粧品がどの分析結果に有効か有効でないか等の判断も可能である。これらのことから、使用している化粧品を検索キーとして、診断結果データを検索することが、化粧品の開発に極めて有用である

0193

さらにこの肌状態測定分析情報管理システムのデータ管理サーバ5には、校正用データベース5mを備える。校正用データベース5mは、例えば、表12に示すように、肌用カメラで、所定条件での撮像として、白黒パターンを撮像した場合の画像データと、明るさのランクが関連づけられ、カラーパターンを撮像した場合の画像データと色合いのランクとが関連付けて登録されている。明るさランクとして例えば0から10のランクが登録され、色合いのランクとして各青、緑、赤毎のランクが0から10まで登録されている。

0194

各ランクに対応して登録された画像データと測定された画像データを比較して、校正データを得ることになるが、例えば、ランク5が標準になり、それよりランクが低いと暗いまたは対応する色が薄い状態であり、それよりランクが高いと明るいまたは対応する色が濃い状態になる。この校正データを用いて照明LEDの調光や調色を行ったり、画像データの補正を行ったりすることで、各肌用カメラの個体差等による影響を抑制するようになっている。

0195

0196

分析結果データとしてのランクに関連付けて前記スキンケア装置2の制御方法が登録されているスキンケア用データベース5lは、例えば、表13に示すように、上述の肌基準値データベースを用いた簡易診断におけるランクと、スキンケア装置2における制御方法とを関連付けたものである。

0197

例えば、肌状態測定装置1を肌用カメラのキメモードとし、スキンケア装置2をイオンクレンジング装置とした場合で、かつ、イオンクレンジング装置における出力レベルを例えば3段階に代えられるものとした場合を想定したスキンケア用データベース5lにおいては、肌のキメのランクが、ランク1〜ランク3の場合に、出力レベルを最も高い3とし、作動時間を15分とする。また、キメのランクが4〜7の場合に出力レベルを真ん中の2とし、作動時間10分とする。また、キメのランクが8〜10の場合に、出力レベルを最も低い1とし、作動時間を5分とする。
これにより肌の状態に対応して効率的にスキンケア装置2を使用することができる。

0198

0199

分析結果データとしてのランクに関連付けてスキンケア装置2の使用スケジュールデータが登録されているデータ管理サーバ5のスケジュール用データベース5nは、例えば、表14に示すように、上述の肌基準値データベースを用いた簡易診断におけるランクと、スキンケア装置2における使用スケジュールとを関連付けたものである。

0200

例えば、測定手段を肌用カメラのキメモードとし、スキンケア装置2をイオンクレンジング装置とした場合に、スケジュール用データベース5nにおいては、肌のキメのランクが、ランク1〜ランク3の場合に、毎日イオンクレンジングを行うものとし。また、キメのランクが4〜7の場合に週に3回イオンクレンジングを行うものとし、キメのランクが8〜10の場合に、イオンクレンジングを週1回行うものとする。
これにより肌の状態に対応して効率的にスキンケア装置2を使用することができる。
なお、スケジュール用データベース5nによるスケジュールから、例えば、具体的にイオンクレンジングを行う曜日時刻をユーザーが設定して、スケジュールをより具体的なものとしてもよい。

0201

0202

上述の使用化粧品履歴データベース5dにおける化粧品の登録に際しては、各化粧品のデータが登録された登録化粧品データベース5pが参照される。例えば、バーコード(JANコード)や、キーワード検索等により、ユーザーが使用する化粧品が登録化粧品データベース5pから検索されて肌履歴データベース5bに登録されることになる。

0203

なお、登録化粧品データベース5pの各化粧品毎に登録される情報としてのブランド名(商品名)と商品コードは、化粧品を特定可能な化粧品特定情報であり、その他の項目の情報では化粧品を特定するのが困難である。ここでは、化粧品を特定可能な商品名や商品コードを化粧品特定情報とし、化粧品を特定することが困難な容量、価格、発売日等の情報とを合わせて化粧品情報と称する。なお、メーカー名を商品名と合わせて化粧品を特定するための化粧品特定情報としてもよい。
この登録化粧品データベース5pは、表15に示すように、ユーザー入力許可項目と、メーカー入力項目と、システム自動入力項目に分かれている。

0204

0205

これは、未だ登録されていない化粧品を登録することを想定した項目であり、例えば、システム構築時等に登録化粧品データベース5pを作る場合には、データ管理サーバ5のオペレータやシステム管理者等が現状の化粧品を登録することになる。この場合に、多くの化粧品があることから全ての化粧品を登録することが困難である。例えば、海外の中小メーカーの化粧品まで登録することは困難である。また、比較的メジャーな化粧品でも登録漏れが有り得る。

0206

また、新製品は登録化粧品データベース5pに登録されていないので、新製品を登録する必要がる。新製品の発売を全てシステム管理者が調査して入力する場合に多くのコストがかかることになる。

0207

そこで、この実施形態では、上述のように使用化粧品履歴データベース5pに未登録の化粧品のデータをユーザーとメーカー側の担当者に入力してもらうようになっている。

0208

後述のようにユーザー化粧品登録に際し、JANコードやその他の検索用のキーワード等で検索できない化粧品は、未登録データとして、登録化粧品データベース5pにデータを書込可能になる。
この場合にユーザーは、仮登録手段としてのスマートフォン3により未登録の化粧品のユーザー入力許可項目として、化粧品カテゴリーと、メーカー名と、ブランド名、容量、商品コード(JANコード)を入力(仮登録)するようになっている。なお、ユーザーは全ての項目を入力しなくてもよく、必須項目として例えば、商品名およびメーカー名をに入力するものとしてもよい。ユーザーにより登録されていなかった化粧品の商品名やメーカー等が入力されると、入力されたメーカー名に基づいて、表16に示す化粧品メーカー管理データベース5q(化粧品メーカ連絡先記憶手段)が検索され、当該メーカーの担当者およびメーカーメールアドレス等が読み出される。予め設定された化粧品の登録を要請する文章や登録ウェブページのURLやメーカーIDやメーカーパスワード等が記載されたメールが作成され、読み出されたメーカーメールアドレスに上述の担当者宛てで送信される。なお、ここでは、メーカーの担当者へのeメールの送信をデータ管理サーバ5が行うものとしているが、データ管理サーバ5は、eメールの作成のアシストをするだけで、最終的にオペレータがeメールを送信するものとしてもよく、データ管理サーバ5が連絡支援手段として機能する。なお、連絡支援手段がeメールの作成から送信まで行うものとしてよい。

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メールを受け取った担当者は、例えば、メールに記載された登録ページにアクセスして、メーカーIDとメーカーパスワードにより認証を受けることで、登録化粧品データベース5pのメーカー入力項目にデータ入力可能になる(登録許可手段)。但し、この際にアクセスできるのは、認証時に入力したメーカーIDに対応するメーカー名の登録されているレコードだけとなる。したがって、他社のメーカー名が登録されたレコードにはメーカーの担当者がアクセスできないように上述のメーカーIDとパスワードで認証されるようになっている。
メーカーの担当者は、例えば、自分が知っているメジャーな化粧品関係のサイトや、メジャーな企業が運営する化粧品関係のサイトに対して、自社製品(化粧品)の情報を登録することにより宣伝効果やユーザーへの支援等が見込めると判断すれば、自社製品の情報を登録する確率が高い

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