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技術 ランタイム及び構成の不一致の調整

出願人 フィッシャー-ローズマウントシステムズ,インコーポレイテッド
発明者 ジュリアンケー.ナイドープラシャントジョシダニエルアール.ストリンデンクリストファーイアンサルミエントウイ
出願日 2018年8月6日 (3年2ヶ月経過) 出願番号 2018-147665
公開日 2019年2月28日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2019-032840
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 遠隔コンピューティングデバイス ソースパス クラスモジュール アラームパラメータ 入力バルブ 制御実体 ランタイムパラメータ 構成設計
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

プロセスプラントまたはプロセス制御システムランタイム設定と構成設定との間の不一致を調整する方法を提供する。

解決手段

プロセスプラントのランタイム動作とプロセスプラントに対する構成との間の不一致を調整するための技法は、プロセスプラントが予想可能かつ一貫性がある様態で動作することを可能にする。特定のオブジェクトに対応するオブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出し606、調整命令を受信し608、前記調整命令に従って、プロセス制御環境更新する610。

概要

背景

分散型制御システム(distributed control system、DCS)は、化学石油化学、精製、製薬飲食品電力セメント上下水道、油及びガスパルプ及び紙、ならびに鋼鉄を含む様々なプロセス産業において使用され、単一の位置で、または遠隔地で動作するバッチ、フェドバッチ、及び連続プロセスを制御するために使用される。プロセスプラントは、典型的には、アナログデジタル、もしくはアナログ/デジタル一体型バスを介して、または無線通信リンクもしくはネットワークを介して、1つ以上のフィールドデバイス通信可能に連結した1つ以上のプロセスコントローラを含む。集合的には、様々なデバイスは、監視、制御、及びデータ収集機能を行って、プロセス、安全停止ステム火災及びガス検出システム機械健全性監視システム、保守システム意思決定支援、ならびに他のシステムを制御する。

例えば、バルブバルブポジショナ、スイッチ、及び送信器(例えば、温度、圧力、レベル、及び流速センサ)であり得るフィールドデバイスは、プロセス環境内に配置され、概して、バルブの開放または閉鎖プロセスパラメータの測定等の物理的機能またはプロセス制御機能を行って、プロセスプラントまたはシステム内で実行中の1つ以上のプロセスを制御する。周知の−Fieldbusプロトコル準拠するフィールドデバイス等のスマートフィールドデバイスは、制御計算アラーム機能、及びコントローラ内で一般に実装される他の制御機能も行い得る。プロセスコントローラも典型的にはプラント環境内に配置され、このプロセスコントローラは、フィールドデバイスによって行われるプロセス測定を示す信号及び/またはフィールドデバイスに関する他の情報を受信し、例えば、プロセス制御判断を行い、受信した情報に基づき制御信号を生成し、HART登録商標)、WirelessHART(登録商標)、及びFOUNDATION(登録商標)Fieldbusフィールドデバイス等のフィールドデバイスで行われる制御モジュールまたはブロックと連携する、異なる制御モジュールを実行するコントローラアプリケーションを実行する。コントローラの制御モジュールは、通信線またはリンクを通じて、制御信号をフィールドデバイスに送り、それによって、プロセスプラントまたはシステムの少なくとも一部のオペレーションを制御する。

フィールドデバイス及びコントローラからの情報は、制御室もしくはより厳しいプラント環境から離れた他の場所に典型的に配置される、オペレータワークステーションパーソナルコンピュータもしくはコンピューティングデバイスデータヒストリアンレポートジェネレータ集中データベース、または他の集中管理コンピューティングデバイス等の1つ以上の他のハードウェアデバイスに対して、通常、データハイウェイを通じて利用可能にされる。これらのハードウェアデバイスの各々は、典型的には、プロセスプラントにわたって、またはプロセスプラントの一部分にわたって集中化される。これらのハードウェアデバイスは、例えば、オペレータが、プロセス制御ルーチンの設定の変更、コントローラもしくはフィールドデバイス内の制御モジュールのオペレーションの修正、プロセスの現在の状態の閲覧、フィールドデバイス及びコントローラによって生成されたアラームの閲覧、担当者訓練もしくはプロセス制御ソフトウェア試験を目的としたプロセスの動作のシミュレーション構成データベース保守及び更新等の、プロセスの制御及び/またはプロセスプラントの動作に関する機能を行うことを可能にし得るアプリケーショ
ンを実行する。ハードウェアデバイスによりデータハイウェイを利用して、コントローラ及びフィールドデバイスは、有線通信パス無線通信パス、または有線もしくは無線通信パスの組み合わせを含むことができる。

例として、Emerson Process Managementによって販売されている、DeltaV(商標)制御システムは、プロセスプラント内の多様な場所に配置された異なる装置内に記憶され、それらの異なる装置によって実行される複数のアプリケーションを含む。1つ以上のワークステーションまたはコンピューティングデバイス内に備わる構成アプリケーションは、ユーザによる、プロセス制御モジュールの作成または変更、及びデータハイウェイを経由した、これらのプロセス制御モジュールの、専用分散型コントローラへのダウンロードを可能にする。典型的には、これらの制御モジュールは、通信可能に相互接続された機能ブロックで構成され、これらの機能ブロックは、それに対する入力に基づいて制御スキーム内で機能を実施し、出力を制御スキーム内の他の機能ブロックに提供するオブジェクト指向プログラミングプロトコル内のオブジェクトである。また、構成アプリケーションは、構成エンジニアによる、オペレータにデータを表示するために閲覧アプリケーションによって使用されるオペレータインターフェースの作成または変更を可能にし、オペレータによる、プロセス制御ルーチン内の設定点イベント、及びアラーム等のランタイム設定の変更を可能にし得る。各専用コントローラ、及び一部の場合においては、1つ以上のフィールドデバイスは、実際のプロセス制御機能を実装するために、それらに割り当てられてダウンロードされた制御モジュールを実行するそれぞれのコントローラアプリケーションを記憶及び実行する。閲覧アプリケーションは、1つ以上のオペレータワークステーション(またはオペレータワークステーション及びデータハイウェイと通信可能に接続された1つ以上のリモートコンピューティングデバイス)上で実行され得、この閲覧アプリケーションは、コントローラアプリケーションからデータハイウェイを経由してデータを受信し、ユーザインターフェースを使用してこのデータをプロセス制御システム設計者、オペレータ、またはユーザに表示して、オペレータのビューエンジニアのビュー、技術者のビュー等のいくつかの異なるビューのうちのいずれかを提供し得る。データヒストリアンアプリケーションが、典型的には、データハイウェイにわたって提供されたデータの一部または全てを収集及び記憶するデータヒストリアンデバイスに記憶され、それによって実行される一方で、構成データベースアプリケーションは、現在のプロセス制御ルーチン構成及びそれと関連付けられたデータを記憶するために、データハイウェイに接続されたさらに離れたコンピュータで実行され得る。代替的に、構成データベースは、構成アプリケーションと同じワークステーション内に配置されてもよい。

現在、構成アプリケーションは、機能ブロックテンプレートオブジェクト、及び一部の場合において制御モジュールテンプレートオブジェクト等の、テンプレートオブジェクトまたはテンプレートアイテムライブラリを典型的に含む。これらの構成アプリケーションは、プロセスプラントのための制御方策を構成するために、及びプロセスプラントのユーザインターフェースで表示ビューを提供するために使用される。テンプレートオブジェクトは全て、それらと関連付けられたデフォルトパラメータ、設定、及び方法を有する。構成アプリケーションを使用するエンジニアは、これらのテンプレートオブジェクトを選択し、モジュール、例えば、制御モジュールを展開するために、選択したテンプレートオブジェクトのコピーを構成画面内に本質的に配置することができる。テンプレートオブジェクトを選択して構成画面内に配置するプロセス中に、エンジニアは、これらのオブジェクトの入力及び出力を相互接続させ、プロセスプラント内の特定用途のための特定制御モジュールを作成するためにそれらのパラメータ名称、タグ、及び他のプロパティを変更する。1つ以上のこのような制御モジュールを作成した後、エンジニアは、作成されたモジュールをライブラリ内または構成データ記憶エリア内に記憶し得る。次いで、エンジニアは、制御モジュールをインスタンス化し(例えば、制御モジュールに対応する実行可能
ファイルを作成する)、制御モジュールを、適切なコントローラ(複数可)またはフィールドデバイス、及びプロセスプラントの動作中の実行のための、他のプロセス要素に、ダウンロードすることができる。

その後、エンジニアは、一般的に、表示作成アプリケーション内で表示オブジェクトを選択及び構築することによって、プロセスプラント内でオペレータ、保守従業員等に対する1つ以上の表示を作成する。これらの表示は、ワークステーションのうちの1つ以上内でシステム基盤全体に典型的に実装され、プラント内の制御システムまたはデバイスの動作状態に関してオペレータまたは保守従業員に予め構成された表示を提供する。典型的には、これらの表示は、プロセスプラント内部のコントローラまたはデバイスによって生成されたアラームを受信及び表示するアラーム表示、コントローラ及び他のデバイスの動作状態がプロセスプラント内部で制御されていることを示す制御表示、プロセスプラント内部のデバイスの機能状態を示す保守表示等の形式をとる。これらの表示は、一般には、プロセス制御モジュール、デバイス、またはプロセスプラント内部の他のプロセス要素から受信された情報またはデータを、既知の方法で表示するように予め構成される。いくつかの既知のシステムでは、該表示によって、オペレータが、表示されたオブジェクトのランタイム動作を、エンジニアによって定義された予め構成された操作から修正することを可能にする。例えば、表示は、オペレータが、特定のプロセスに対するアラームをより低い頻度トリガするように、アラーム限界を変更することを可能にし得る。

現在、オペレータが表示されたオブジェクトのうちの1つのランタイム設定の変更を行うと(例えば、オペレータが、設定点、アラーム限界、優先度連動等のうちの1つを変更すると)、該変更では、表示されたオブジェクトに対する構成ファイルは修正しない。結果として、オブジェクトのランタイムインスタンス化は、オブジェクトに対する構成ファイルとは異なる値を有する。したがって、制御エンジニアは、構成アプリケーションと対話して、このオブジェクト及び/またはこのオブジェクトに依存する別のオブジェクトに対する変更を行い得る。構成アプリケーションが、対応する構成ファイルを更新及びダウンロードしようと試みる場合、構成アプリケーションには、更新された構成ファイルがランタイム値または以前の構成値を示すべきであるかがわからない。この不確実性は、構成アプリケーションに、制御エンジニアに対する警告またはエラーメッセージ提示させる。

概要

プロセスプラントまたはプロセス制御システムのランタイム設定と構成設定との間の不一致を調整する方法を提供する。プロセスプラントのランタイム動作とプロセスプラントに対する構成との間の不一致を調整するための技法は、プロセスプラントが予想可能かつ一貫性がある様態で動作することを可能にする。特定のオブジェクトに対応するオブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出し606、調整命令を受信し608、前記調整命令に従って、プロセス制御環境を更新する610。

目的

これらのハードウェアデバイスは、例えば、オペレータが、プロセス制御ルーチンの設定の変更、コントローラもしくはフィールドデバイス内の制御モジュールのオペレーションの修正、プロセスの現在の状態の閲覧、フィールドデバイス及びコントローラによって生成されたアラームの閲覧、担当者の訓練もしくはプロセス制御ソフトウェアの試験を目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

プロセスプラント内プロセス制御不一致を調整するためのコンピューティングデバイスであって、1つ以上のプロセッサと、非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記1つ以上のプロセッサに連結され、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記コンピューティングデバイスに、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットを受信することであって、前記1つ以上のオブジェクトが、それぞれのオブジェクトパラメータのセットに対応する、受信することと、前記1つ以上のプロセス実体に対応する前記1つ以上のオブジェクトに対する構成値のセットにアクセスすることと、特定のオブジェクトに対応する前記オブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出することと、調整命令を受信することと、前記調整命令に従って、プロセス制御環境更新することと、を行わせる、構成アプリケーションを記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体と、を備える、コンピューティングデバイス。

請求項2

前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、前記プロセスプラントに関連付けられた複数のオブジェクトのリスト提示することと、前記1つ以上のオブジェクトの指標を受信することと、をさらに行わせる、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。

請求項3

前記調整命令を受信するために、前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、ユーザインターフェースを介して前記調整命令を受信することであって、前記調整命令が、前記不一致を調整するために前記ランタイム値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに行わせる、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。

請求項4

前記プロセス制御環境を更新するために、前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、前記特定のオブジェクトパラメータを前記ランタイム値であるように構成するために、前記特定のオブジェクトに対応する構成ファイルを更新することをさらに行わせる、請求項3に記載のコンピューティングデバイス。

請求項5

前記調整命令を受信するために、前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、ユーザインターフェースを介して前記調整命令を受信することであって、前記調整命令が、前記不一致を調整するために前記構成値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに行わせる、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。

請求項6

前記プロセス制御環境を更新するために、前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、前記特定のオブジェクトパラメータを前記構成値に変更するように、前記特定のオブジェクトのランタイムインスタンス化を更新することをさらに行わせる、請求項5に記載のコンピューティングデバイス。

請求項7

前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、ユーザが前記プロセス制御プラントに関連付けられた対象オブジェクト修正しているという指標を受信することであって、前記1つ以上のオブジェクトが、前記対象オブジェクトに対する前記修正によって影響を受けたオブジェクトを含む、受信することをさらに行わせる、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。

請求項8

前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、前記ランタイム値のセットと前記構成値のセットとの間の複数の不一致を示すインターフェースを提示させること、をさらに行わせる、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。

請求項9

前記構成アプリケーションが、前記コンピューティングデバイスに、前記インターフェースを介して、前記複数の不一致のうちの1つ以上に対する複数の調整命令を受信することと、前記複数の調整命令に従って、前記プロセス制御環境を更新することと、をさらに行わせる、請求項8に記載のコンピューティングデバイス。

請求項10

前記ランタイム値が、前記構成値を修正した人物の指標に対応する、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。

請求項11

プロセスプラント内のプロセス制御の不一致を調整するための方法であって、構成アプリケーションを実行している1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトのためのランタイム値のセットを受信することであって、前記1つ以上のオブジェクトが、それぞれのオブジェクトパラメータのセットに対応する、受信することと、前記1つ以上のプロセッサによって、前記1つ以上のプロセス実体に対応する前記1つ以上のオブジェクトのための構成値のセットにアクセスすることと、前記1つ以上のプロセッサによって、特定のオブジェクトに対応する前記オブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出することと、前記1つ以上のプロセッサによって、調整命令を受信することと、前記1つ以上のプロセッサによって、前記調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、を含む、方法。

請求項12

前記1つ以上のプロセッサによって、前記プロセスプラントに関連付けられた複数のオブジェクトのリストを提示することと、前記1つ以上のプロセッサによって、前記1つ以上のオブジェクトの指標を受信することと、をさらに含む、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記調整命令を受信することが、前記1つ以上のプロセッサによって提示されたユーザインターフェースを介して、前記調整命令を受信することであって、前記調整命令が、前記不一致を調整するために前記ランタイム値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。

請求項14

前記プロセス制御環境を更新することが、前記特定のオブジェクトパラメータを前記ランタイム値であるように構成するために、前記1つ以上のプロセッサを介して、前記特定のオブジェクトに対応する構成ファイルを更新することをさらに含む、請求項13に記載の方法。

請求項15

前記調整命令を受信することが、前記1つ以上のプロセッサによって提示されたユーザインターフェースを介して、前記調整命令を受信することであって、前記調整命令が、前記不一致を調整するために前記構成値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。

請求項16

前記プロセス制御環境を更新することが、前記特定のオブジェクトパラメータを前記構成値に変更するように、前記1つ以上のプロセッサによって、前記特定のオブジェクトのランタイムインスタンス化を更新すること、をさらに含む、請求項15に記載の方法。

請求項17

前記1つ以上のプロセッサによって、ユーザが前記プロセス制御プラントに関連付けられた対象オブジェクトを修正しているという指標を受信することであって、前記1つ以上のオブジェクトが、前記対象オブジェクトに対する前記修正によって影響を受けたオブジェクトを含む、受信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。

請求項18

前記1つ以上のプロセッサによって、前記ランタイム値のセットと前記構成値のセットとの間の複数の不一致を示すインターフェースを提示させること、をさらに含む、請求項11に記載の方法。

請求項19

前記インターフェースを介して、前記複数の不一致のうちの1つ以上に対する複数の調整命令を受信することと、前記1つ以上のプロセッサによって、前記複数の調整命令に従って、前記プロセス制御環境を更新することと、をさらに含む、請求項18に記載の方法。

請求項20

非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、構成アプリケーションを実行している1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記構成アプリケーションに、1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットを受信することであって、前記1つ以上のオブジェクトが、それぞれのオブジェクトパラメータのセットに対応する、受信することと、前記1つ以上のプロセッサによって、前記1つ以上のプロセス実体に対応する前記1つ以上のオブジェクトのための構成値のセットにアクセスすることと、前記1つ以上のプロセッサによって、特定のオブジェクトに対応する前記オブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出することと、前記1つ以上のプロセッサによって、調整命令を受信することと、前記1つ以上のプロセッサによって、前記調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、を含む方法を行わせるように動作可能である命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、概してプロセスプラントに関し、より特定的には、プロセスプラントまたはプロセス制御システムランタイム設定と構成設定との間の不一致を調整することに関する。

背景技術

0002

分散型制御システム(distributed control system、DCS)は、化学石油化学、精製、製薬飲食品電力セメント上下水道、油及びガスパルプ及び紙、ならびに鋼鉄を含む様々なプロセス産業において使用され、単一の位置で、または遠隔地で動作するバッチ、フェドバッチ、及び連続プロセスを制御するために使用される。プロセスプラントは、典型的には、アナログデジタル、もしくはアナログ/デジタル一体型バスを介して、または無線通信リンクもしくはネットワークを介して、1つ以上のフィールドデバイス通信可能に連結した1つ以上のプロセスコントローラを含む。集合的には、様々なデバイスは、監視、制御、及びデータ収集機能を行って、プロセス、安全停止ステム火災及びガス検出システム機械健全性監視システム、保守システム意思決定支援、ならびに他のシステムを制御する。

0003

例えば、バルブバルブポジショナ、スイッチ、及び送信器(例えば、温度、圧力、レベル、及び流速センサ)であり得るフィールドデバイスは、プロセス環境内に配置され、概して、バルブの開放または閉鎖プロセスパラメータの測定等の物理的機能またはプロセス制御機能を行って、プロセスプラントまたはシステム内で実行中の1つ以上のプロセスを制御する。周知の−Fieldbusプロトコル準拠するフィールドデバイス等のスマートフィールドデバイスは、制御計算アラーム機能、及びコントローラ内で一般に実装される他の制御機能も行い得る。プロセスコントローラも典型的にはプラント環境内に配置され、このプロセスコントローラは、フィールドデバイスによって行われるプロセス測定を示す信号及び/またはフィールドデバイスに関する他の情報を受信し、例えば、プロセス制御判断を行い、受信した情報に基づき制御信号を生成し、HART登録商標)、WirelessHART(登録商標)、及びFOUNDATION(登録商標)Fieldbusフィールドデバイス等のフィールドデバイスで行われる制御モジュールまたはブロックと連携する、異なる制御モジュールを実行するコントローラアプリケーションを実行する。コントローラの制御モジュールは、通信線またはリンクを通じて、制御信号をフィールドデバイスに送り、それによって、プロセスプラントまたはシステムの少なくとも一部のオペレーションを制御する。

0004

フィールドデバイス及びコントローラからの情報は、制御室もしくはより厳しいプラント環境から離れた他の場所に典型的に配置される、オペレータワークステーションパーソナルコンピュータもしくはコンピューティングデバイスデータヒストリアンレポートジェネレータ集中データベース、または他の集中管理コンピューティングデバイス等の1つ以上の他のハードウェアデバイスに対して、通常、データハイウェイを通じて利用可能にされる。これらのハードウェアデバイスの各々は、典型的には、プロセスプラントにわたって、またはプロセスプラントの一部分にわたって集中化される。これらのハードウェアデバイスは、例えば、オペレータが、プロセス制御ルーチンの設定の変更、コントローラもしくはフィールドデバイス内の制御モジュールのオペレーションの修正、プロセスの現在の状態の閲覧、フィールドデバイス及びコントローラによって生成されたアラームの閲覧、担当者訓練もしくはプロセス制御ソフトウェア試験を目的としたプロセスの動作のシミュレーション構成データベース保守及び更新等の、プロセスの制御及び/またはプロセスプラントの動作に関する機能を行うことを可能にし得るアプリケーショ
ンを実行する。ハードウェアデバイスによりデータハイウェイを利用して、コントローラ及びフィールドデバイスは、有線通信パス無線通信パス、または有線もしくは無線通信パスの組み合わせを含むことができる。

0005

例として、Emerson Process Managementによって販売されている、DeltaV(商標)制御システムは、プロセスプラント内の多様な場所に配置された異なる装置内に記憶され、それらの異なる装置によって実行される複数のアプリケーションを含む。1つ以上のワークステーションまたはコンピューティングデバイス内に備わる構成アプリケーションは、ユーザによる、プロセス制御モジュールの作成または変更、及びデータハイウェイを経由した、これらのプロセス制御モジュールの、専用分散型コントローラへのダウンロードを可能にする。典型的には、これらの制御モジュールは、通信可能に相互接続された機能ブロックで構成され、これらの機能ブロックは、それに対する入力に基づいて制御スキーム内で機能を実施し、出力を制御スキーム内の他の機能ブロックに提供するオブジェクト指向プログラミングプロトコル内のオブジェクトである。また、構成アプリケーションは、構成エンジニアによる、オペレータにデータを表示するために閲覧アプリケーションによって使用されるオペレータインターフェースの作成または変更を可能にし、オペレータによる、プロセス制御ルーチン内の設定点イベント、及びアラーム等のランタイム設定の変更を可能にし得る。各専用コントローラ、及び一部の場合においては、1つ以上のフィールドデバイスは、実際のプロセス制御機能を実装するために、それらに割り当てられてダウンロードされた制御モジュールを実行するそれぞれのコントローラアプリケーションを記憶及び実行する。閲覧アプリケーションは、1つ以上のオペレータワークステーション(またはオペレータワークステーション及びデータハイウェイと通信可能に接続された1つ以上のリモートコンピューティングデバイス)上で実行され得、この閲覧アプリケーションは、コントローラアプリケーションからデータハイウェイを経由してデータを受信し、ユーザインターフェースを使用してこのデータをプロセス制御システム設計者、オペレータ、またはユーザに表示して、オペレータのビューエンジニアのビュー、技術者のビュー等のいくつかの異なるビューのうちのいずれかを提供し得る。データヒストリアンアプリケーションが、典型的には、データハイウェイにわたって提供されたデータの一部または全てを収集及び記憶するデータヒストリアンデバイスに記憶され、それによって実行される一方で、構成データベースアプリケーションは、現在のプロセス制御ルーチン構成及びそれと関連付けられたデータを記憶するために、データハイウェイに接続されたさらに離れたコンピュータで実行され得る。代替的に、構成データベースは、構成アプリケーションと同じワークステーション内に配置されてもよい。

0006

現在、構成アプリケーションは、機能ブロックテンプレートオブジェクト、及び一部の場合において制御モジュールテンプレートオブジェクト等の、テンプレートオブジェクトまたはテンプレートアイテムライブラリを典型的に含む。これらの構成アプリケーションは、プロセスプラントのための制御方策を構成するために、及びプロセスプラントのユーザインターフェースで表示ビューを提供するために使用される。テンプレートオブジェクトは全て、それらと関連付けられたデフォルトパラメータ、設定、及び方法を有する。構成アプリケーションを使用するエンジニアは、これらのテンプレートオブジェクトを選択し、モジュール、例えば、制御モジュールを展開するために、選択したテンプレートオブジェクトのコピーを構成画面内に本質的に配置することができる。テンプレートオブジェクトを選択して構成画面内に配置するプロセス中に、エンジニアは、これらのオブジェクトの入力及び出力を相互接続させ、プロセスプラント内の特定用途のための特定制御モジュールを作成するためにそれらのパラメータ名称、タグ、及び他のプロパティを変更する。1つ以上のこのような制御モジュールを作成した後、エンジニアは、作成されたモジュールをライブラリ内または構成データ記憶エリア内に記憶し得る。次いで、エンジニアは、制御モジュールをインスタンス化し(例えば、制御モジュールに対応する実行可能
ファイルを作成する)、制御モジュールを、適切なコントローラ(複数可)またはフィールドデバイス、及びプロセスプラントの動作中の実行のための、他のプロセス要素に、ダウンロードすることができる。

0007

その後、エンジニアは、一般的に、表示作成アプリケーション内で表示オブジェクトを選択及び構築することによって、プロセスプラント内でオペレータ、保守従業員等に対する1つ以上の表示を作成する。これらの表示は、ワークステーションのうちの1つ以上内でシステム基盤全体に典型的に実装され、プラント内の制御システムまたはデバイスの動作状態に関してオペレータまたは保守従業員に予め構成された表示を提供する。典型的には、これらの表示は、プロセスプラント内部のコントローラまたはデバイスによって生成されたアラームを受信及び表示するアラーム表示、コントローラ及び他のデバイスの動作状態がプロセスプラント内部で制御されていることを示す制御表示、プロセスプラント内部のデバイスの機能状態を示す保守表示等の形式をとる。これらの表示は、一般には、プロセス制御モジュール、デバイス、またはプロセスプラント内部の他のプロセス要素から受信された情報またはデータを、既知の方法で表示するように予め構成される。いくつかの既知のシステムでは、該表示によって、オペレータが、表示されたオブジェクトのランタイム動作を、エンジニアによって定義された予め構成された操作から修正することを可能にする。例えば、表示は、オペレータが、特定のプロセスに対するアラームをより低い頻度トリガするように、アラーム限界を変更することを可能にし得る。

0008

現在、オペレータが表示されたオブジェクトのうちの1つのランタイム設定の変更を行うと(例えば、オペレータが、設定点、アラーム限界、優先度連動等のうちの1つを変更すると)、該変更では、表示されたオブジェクトに対する構成ファイルは修正しない。結果として、オブジェクトのランタイムインスタンス化は、オブジェクトに対する構成ファイルとは異なる値を有する。したがって、制御エンジニアは、構成アプリケーションと対話して、このオブジェクト及び/またはこのオブジェクトに依存する別のオブジェクトに対する変更を行い得る。構成アプリケーションが、対応する構成ファイルを更新及びダウンロードしようと試みる場合、構成アプリケーションには、更新された構成ファイルがランタイム値または以前の構成値を示すべきであるかがわからない。この不確実性は、構成アプリケーションに、制御エンジニアに対する警告またはエラーメッセージ提示させる。

0009

プロセスプラントの動作を監視するユーザは、彼らの個人的な好みに合うように、オブジェクトの様々な態様を修正することができる。これらの変更は、オブジェクトのランタイムインスタンス化を修正する。オブジェクトのインスタンス化は、結果として、対応するプロセス要素を、ランタイム中、選択されたオブジェクトによって定義された内部アイテムに従って実行することになる。例えば、制御オブジェクトの場合では、ユーザは、制御オブジェクトの特定の修正された構成が、ランタイムシステム内の対応するデバイスにダウンロードされることを所望する。ユーザ修正は、オブジェクトのランタイムインスタンス化に影響する一方で、オブジェクトの基礎をなす構成は不変である。

0010

プロセスプラント内の不一致調整システムは、これらの不一致を検出し、不一致を選択的に調整するためのユーザ制御を提供し得る。「調整する」という用語はは、本明細書では、特定のプロセスパラメータに対する同じ値が、オブジェクトのランタイムインスタンス化及びオブジェクトの構成の両方で使用されることを確実にする行為を指すために使用される。いくつかのシナリオでは、元の構成値を利用して不一致を調整することが好ましい。他のシナリオでは、オペレータによって修正されたような値を使用して不一致を調整することが好ましい。いずれにしても、不一致を調整することは、プロセスプラントの安定した予測可能な動作を維持する。

0011

さらに、エンジニアがオブジェクトの構成を修正する場合、エンジニアは、オブジェクトのパラメータの1つ1つを修正しなくてもよい。エンジニアが修正しなかったパラメータに不一致が存在する場合、構成アプリケーションには、エンジニアが、修正されたオブジェクト内のパラメータに対して、予め構成された値または現在のランタイム値を含むことを意図していたかがわからない。構成アプリケーションは、エンジニアにこの不一致を警告し、エンジニアが、オブジェクトの将来のバージョン時に値がオブジェクトの将来のバージョンに移される前に、不一致を調整することを可能にすることができる。このように、オペレータによってオブジェクトパラメータに対してなされたいかなる不適切な変更も、効率的に調整され得る。ゆえに、オブジェクト構成の問題を解決することによって生じるプロセスプラントのオンライン動作ダウンタイムリスクを低減し得る。

図面の簡単な説明

0012

プロセスプラントまたはプロセス制御システム内部に位置する分散型プロセス制御ネットワークの一例のブロック図であり、プロセスプラントまたはプロセス制御システムに対する制御及び表示活動を構成するための構成アプリケーションを実施するワークステーションを含む。
プロセス制御モジュールの指標と不一致を解決するためのユーザ制御とを含む、構成アプリケーションによって提示された画面表示の一例である。
不一致を解決するための調整命令を提供するためのユーザ制御を有する、構成アプリケーションによって提示された調整表示の一例である。
プロセスプラント内の不一致を解決するための方法の一例のフロー図である。

実施例

0013

ここで図1を参照すると、プロセスプラント10は、例えばイーサネット(登録商標)(Ethernet)接続またはバス15を介して多数のワークステーション14に連結された1つ以上のプロセスコントローラ12を含む。また、コントローラ12は、通信線またはバス18のセットを介してプロセスプラント10内部のデバイスまたは機器に連結され、図1には、コントローラ12aに接続された通信線18のセットのみが図示されている。通信線またはバス18は、例えば、有線接続無線接続、または有線接続及び無線接続の組み合わせであり得る。コントローラ12は、Fisher−Rosemount Systems,Inc.によって販売されているDeltaV(商標)コントローラを使用して、あくまで一例として実装され得るが、プロセスプラント10全体に分散されたフィールドデバイス及びフィールドデバイス内の機能ブロック等の制御要素と通信することができることで、1つ以上のプロセス制御ルーチン19を実行し、これによってプロセスプラント10またはプロセスプラント10内で動作する1つ以上のプロセスの所望の制御を実装する。ワークステーション14(これは、例えばパーソナルコンピュータであってもよい)を1人以上の構成エンジニアによって使用して、コントローラ12によって実行されるプロセス制御ルーチン19及びワークステーション14または他のコンピュータによって実行される表示ルーチンを設計し、コントローラ12と通信して、そのようなプロセス制御ルーチン19をコントローラ12にダウンロードし得る。さらに、ワークステーション14は、プロセスプラント10の動作中に、プロセスプラント10またはその要素に属する情報を受信及び表示する表示ルーチンを実行し得る。

0014

ワークステーション14の各々は、構成設計アプリケーション、及び表示アプリケーションまたは閲覧アプリケーション等のアプリケーションを記憶するための、ならびにプロセスプラント10の構成に属する構成データ等のデータを記憶するためのメモリ20を含む。また、ワークステーション14の各々は、構成エンジニアが、プロセス制御ルーチン及び他のルーチンを設計し、これらのプロセス制御ルーチンをコントローラ12に、もし
くは他のコンピュータにダウンロードするか、または情報を収集してそれをプロセスプラント10の動作中にユーザに表示することを可能にするためのアプリケーションを実行するプロセッサ21を含む。一部の実施形態において、遠隔コンピューティングデバイスは、構成エンジニアがワークステーション14から遠隔でアプリケーションを実行し得るように、ワークステーション14と通信可能に接続している(例えば、ネットワークまたはウェブ基盤インターフェースを介して)。

0015

またさらに、コントローラ12の各々は、制御アプリケーション及び通信アプリケーションを記憶するメモリ22、ならびに任意の既知の様式で制御アプリケーション及び通信アプリケーションを実行するプロセッサ24を含む。1つの場合において、コントローラ12の各々は、複数の異なる、独立して実行される制御モジュールまたはブロック19を使用して制御方策を実装するコントローラアプリケーションを記憶及び実行する。制御モジュール19は、機能ブロックと一般に称されるものから各々なり得、各機能ブロックは、制御ルーチン全体の一部またはサブルーチンであり、例えば、プロセスプラント10によって実行される1つ以上のプロセスの動作を制御するために、プロセスプラント10内のプロセス制御ループを実装するように他の機能ブロックと併せて動作する(リンクと呼ばれる通信を介して)。

0016

周知のように、機能ブロックは、オブジェクト指向プログラミングプロトコル内のオブジェクトであり得るが、送信機センサ、または他のプロセスパラメータ測定デバイス等のフィールドデバイスと関連付けられるような入力機能か、PID、ファジー論理等の制御を実行する制御ルーチンと関連付けられるような制御機能か、またはプロセスプラント10内の一部の物理的機能を実行するために、バルブもしくは他のフィールドデバイス等の一部のデバイスの動作を制御する出力機能のうちの1つを典型的に実行する。当然のことながら、ハイブリッド及び他のタイプの複合型機能ブロック、例えばモデル予測コントローラMPC)、オプティマイザ等が存在する。Fieldbusプロトコル及びDeltaVシステムプロトコルは、オブジェクト指向プログラミングプロトコルで設計され実施される制御モジュール及び機能ブロックを使用するが、制御モジュールは、例えば逐次機能チャートラダー論理等を含む任意の所望の制御プログラミング方式を使用して設計することができ、機能ブロックまたは任意の他の特定のプログラミング技法を使用して設計することに限定されない。

0017

ワークステーション14は、プロセス制御ルーチン19内の制御要素と、これらの制御要素が、プロセスプラント10の制御を提供するように構成される様式とを例解する表示画面を介して、コントローラ12内のプロセス制御ルーチン19の図形描写をユーザに提供し得る。図1のシステムでは、構成データベース25は、イーサネットバス15に接続され、コントローラ12及びワークステーション14によって使用される構成データを記憶し、一部の場合において、将来の使用のために、プロセスプラント10(例えば、プロセス値、イベント、アラーム、またはオペレータによって行われる活動)で生成されたデータを収集及び記憶することによって、データヒストリアンとして機能する。実施形態において、構成データベース25は、ライブラリアイテム(例えば、テンプレート及びクラスモジュール)、ならびに構成データに対応するシステム構成アイテム(例えば、ライブラリアイテムから作成されたオブジェクト)を含み得る。このように、構成データベース25は、ライブラリデータ記憶エリアとシステム構成記憶エリアとに論理的及び/または物理的に仕切られ得る。

0018

図1に図示されたプロセスプラント10では、コントローラ12aは、バス18を介して、本明細書において反応装置_01、反応装置_02、及び反応装置_03と称される、同様に構成された3セットの反応装置(これらは、プラント10内部の複製された機器である)に通信可能に接続される。反応装置_01は、反応装置容器または反応装置タン
ク100、反応装置容器100内に酸、アルカリ、及び水をそれぞれ提供する流体入口ラインを制御するために接続された3つの入力バルブシステム(設備実体である)101、102、及び103、ならびに反応装置容器100の流体流出を制御するために接続された出口バルブシステム104を含む。センサ105は、レベルセンサ温度センサ圧力センサ等の任意の所望のタイプのセンサであり得るが、反応装置容器100内またはその近傍に配設される。この考察の目的に対して、センサ105は、レベルセンサであると仮定される。さらに、共有ヘッダバルブシステム110は、反応装置の各々、反応装置_01、反応装置_02、及び反応装置_03の上流水ライン上に接続されて、これらの反応装置の各々への水の流れを制御するためのマスター制御を提供する。

0019

同様に、反応装置_02は、反応装置容器200、3つの入力バルブシステム201、202、及び203、出口バルブシステム204、ならびにレベルセンサ205を含み、一方で反応装置_03は、反応装置容器300、3つの入力バルブシステム301、302、及び303、出口バルブシステム304、ならびにレベルセンサ305を含む。図1の例では、反応装置_01、反応装置_02及び反応装置_03の反応装置は、酸を提供する入力バルブシステム101、201、及び301、アルカリを提供する入力バルブシステム102、202、及び302、ならびに共有水ヘッダ110と協働して反応装置容器100に水を提供する入力バルブシステム103、203、及び303によって、塩を生成し得る。出力バルブシステム104、204、及び304は、生成物を、図1において右に向けられた流れ線の外に送り、廃棄物または他の不要物質を、図1において底に向けられた流れ線の外に排出するように動作し得る。

0020

コントローラ12aは、反応装置ユニット、反応装置−01、反応装置_02、及び反応装置_03に関する1つ以上の動作を実行するためにこれらの要素の動作を制御するように、バス18を介して、バルブシステム101〜104、110、201〜204、及び301〜304、ならびにセンサ105、205、及び305に通信可能に連結される。このような動作は、概してフェーズと呼ばれるが、例えば、反応装置容器100、200、300を充填すること、反応装置容器100、200、300内の物質を加熱すること、反応装置容器100、200、300の廃棄物を放出すること、反応装置容器100、200、300を洗浄すること等を含み得る。

0021

図1に図示されたバルブ、センサ、及び他の機器は、例えばFieldbusデバイス標準的4−20maデバイス、HARTデバイス無線HARTデバイス等を含む任意の所望の種類またはタイプの機器であってもよく、任意の既知または所望の通信プロトコル、例えばFieldbusプロトコル、HARTプロトコル、無線HARTプロトコルまたは他の無線プロトコル、4−20maアナログプロトコル等を使用して、コントローラ12(例えば、コントローラ12または12aのいずれか)と通信し得る。概して、プロセス環境内部に位置し、プロセスの制御に直接影響する機能(例えば、バルブの開閉等の物理的機能、制御アルゴリズムまたはループで使用される測定機能、及び/または他の機能)を行うデバイスは、本明細書では「フィールドデバイス」と称される。

0022

またさらに、他のタイプのデバイスは、本明細書で考察される原理に従って、コントローラ12に接続され、かつそれによって制御され得る。例えば、コントローラ12は、1つ以上の入力/出力(I/O)デバイス(図示せず)に接続され得、次に、1つ以上のフィールドデバイスに接続され得る。I/Oデバイスは、典型的には、1つ以上のフィールドデバイス、コントローラ12、及び/またはプロセス制御システム間の通信を可能にするように、コントローラ12によって使用される。このように、I/Oデバイスはまた、プロセスを制御するために制御アルゴリズムまたはループの直接的な実行の参加者であり得る。したがって、コントローラ、I/Oデバイス、及びフィールドデバイスは、本明細書において、概して及び分類上、「プロセス制御デバイス(process contr
ol device)」と称される。当然のことながら、「プロセス制御デバイス」という用語は、コントローラ、I/Oデバイス、及びフィールドデバイスのみに限定されず、プロセスプラントまたはプロセス制御システム内でプロセスを制御するために実行されることになる制御アルゴリズム及び/もしくはループに参加するか、またはそれらに対して必要とされる他のデバイスも含み得る。

0023

加えて、他の数及びタイプのコントローラが、プロセスプラント10に関連付けられた他のデバイスまたはエリアを制御するためにプラント10内部に接続されてもよく、そのような付加的なコントローラの動作は、図1に図示されたコントローラ12aの動作と任意の所望の方法で連係させてもよい。いくつかの実施形態では、図1のプロセスプラント10は、プロセスプラント10内部に無線通信のための1つ以上のノード(図示せず)、例えばアクセスポイント、プラント10内部の無線ネットワーク有線ネットワークとの間のゲートウェイ、プラント10内部または外部への他のネットワークへのゲートウェイ、中継器ルータ等を含む。無線通信のためのこれらのノードは、コントローラ12、ワークステーション14、構成データベース25、フィールドデバイス、他の無線有効ノード、及び他のデータベースまたはデータ記憶デバイスに通信可能に連結され得る(有線プロトコル、無線プロトコル、またはそれらの組み合わせを使用して)。

0024

一般に、図1のプロセスプラント10を使用して、例えば、ワークステーション14のうちの1つまたはコントローラ12aが、生成物、例えば特定のタイプの塩を生成するために必要である一連の異なるステップ(一般的にフェーズと称される)を行うように反応装置ユニットのうちの1つ以上(ならびに他の機器)の動作を指示する高レベルの制御ルーチンであるバッチ実行ルーチンを実行するバッチプロセスを実施し得る。異なるフェーズを実装するために、バッチ実行ルーチンは、実行されることになるステップ、ステップと関連付けられた量及び時間、ならびにステップの順序を特定する、レシピと一般に称されるものを使用する。1つのレシピに対するステップは、例えば、適切な物質または成分で反応装置容器を充填すること、反応装置容器内で物質を混合すること、一定時間、一定温度に反応装置容器内の物質を加熱すること、反応装置容器を空にすること、及び次いで、次のバッチ運転に備えて準備するために反応装置容器を洗浄することを含み得る。ステップの各々は、バッチ運転のフェーズを定義し、コントローラ12a内のバッチ実行ルーチンは、これらのフェーズの各々1つに対して異なる制御アルゴリズムを実行する。当然のことながら、特定の材料、材料の量、加熱温度、時間等は、異なるレシピについて異なり得、結果的に、これらのパラメータは、製造または生成されている製品及び使用されているレシピに応じて、バッチ運転ごとに変化し得る。当業者には、制御ルーチン及び構成は、本明細書では図1に図示された反応装置内でのバッチ実行のために説明されているが、制御ルーチンは、他の所望のデバイスを制御して、任意の他の所望のバッチプロセス実行を行うか、または所望であれば、継続的なプロセス実行を行うために使用され得ることが理解されよう。

0025

また、理解されるように、バッチプロセスの同じフェーズまたはステップを、図1の異なる反応装置ユニットの各々で、同じまたは異なる時点で実施することができる。さらに、図1の反応装置ユニットは、概して同じ数及びタイプの機器を含むため、特定のフェーズのための同じ汎用フェーズ制御ルーチンを、異なる反応装置ユニットの各々を制御するために使用し得るが、この汎用フェーズ制御ルーチンが、異なる反応装置ユニットに関連付けられた異なるハードウェアまたは機器を制御するように修正される必要がある場合を除く。例えば、反応装置_01に対する充填フェーズ(反応装置ユニットが充填される)を実装するために、充填制御ルーチンは、一定時間、例えば、容器100が充填されたことをレベルメータ105が検知するまで、入力バルブシステム101、102、及び103と関連付けられた1つ以上のバルブを開く。しかしながら、この同一制御ルーチンは、バルブシステム101、102、及び103の代わりに、バルブシステム201、202
、及び203と関連付けられたものとなる入力バルブ(複数可)の指定を単に変更することによって、かつレベルメータ105の代わりにレベルメータ205になるようにレベルメータの指定を変更することによって、反応装置_02に対する充填フェーズを実装するために使用され得る。

0026

プロセス構成を作成し変更するために、図1のワークステーション14のうちの1つに記憶された構成アプリケーション50は、プロセス制御プラント10の構成に使用されるモジュールクラスオブジェクト52のセットを含む。モジュールクラスオブジェクトは、大量の複製設備組を有するプラントを構成するときに特に有用である。一般に、異なるモジュールクラスオブジェクト52は、プロセスプラント10内部で複製または使用される異なるタイプの物理ユニットまたは機器の各々に対して、プロセスプラント10内部で複製または使用される制御活動のタイプの各々に対して、プロセスプラント10内部で複製または使用される異なるタイプの表示アプリケーションの各々等に対して作成することができる。いったん作成されると、モジュールクラスオブジェクト52を使用して、モジュールクラスオブジェクトに対応するプロセスプラント10の要素を構成することができる。

0027

モジュールクラスオブジェクト52は、本質的に包括的バージョンのプロセス実体であり、かつ任意の特定プロセス実体に紐付けられていないが、それらと関連付けられたより低位のオブジェクトまたはインスタンス53、54、55、及び56(本明細書ではモジュールオブジェクトまたはモジュールブロックと称される)を有し得る。本明細書で使用される「プロセス実体(process entity)」という用語は、一体的に識別、分類、またはグループ化され得るプロセスプラント10または環境のサブセットを概して意味する。例えば、プロセス実体は、プラントの物理的エリア、設備のタイプ、制御機能のタイプ、関連する表示グループ、または他の分類であり得る。プロセス実体は、他のプロセス実体を含み得る。例えば、「バルブ(valve)」に対応するプロセス実体は、「ガスバルブ(gas valve)」または「水バルブ(water valve)」等のより低位のプロセス実体を含み得、より低位のプロセス実体「水バルブ」は、「単一方向水バルブ(unidirectional water valve)」及び「両方向水バルブ(bidirectional water valve)」等のさらに低位のプロセス実体を含み得る。

0028

上で言及されるように、本明細書で使用される際、モジュールクラスオブジェクトは、概して、プロセス実体の包括的または分類上の指標である。モジュールオブジェクト53、54、55、56は、モジュールクラスオブジェクトから作成または派生され得、したがって作成元または派生元のモジュールクラスオブジェクトと同一構造及び同一プロパティを受け継ぎ得る。しかしながら、各モジュールオブジェクトは、プロセスプラント10内の特定の実体に紐付けられる。したがって、単一モジュールクラスオブジェクト52は、特定タイプの反応装置ユニットを表すように作成され得るが(それらの反応装置ユニットがプラント10内に存在する数にかかわらず)、一方で異なるモジュールオブジェクト53は、プラント10内に実際に存在するそのタイプの異なる反応装置ユニットの各々に対して存在し得るか、または作成され得る。

0029

モジュールクラスオブジェクトから作成または派生されたモジュールオブジェクトは、モジュールクラスオブジェクトと関連付けられ、かつモジュールクラスオブジェクトによって所有される。結果として、モジュールクラスオブジェクトになされた変更は、そのモジュールクラスオブジェクトと関連付けられたモジュールオブジェクトの各々内で反映され得るか、またはそれらに伝播され得る。したがって、数多くのモジュールオブジェクトが特定のモジュールクラスオブジェクトから作成され、異なるモジュールオブジェクトの各々が異なるプロセス実体に紐付けされている場合、モジュールクラスオブジェクトに対
する変更は、関連付けられたモジュールオブジェクトまで伝搬される。

0030

図1のモジュールクラスオブジェクト52は、オブジェクト指向プログラミング環境または言語において、一般にオブジェクトと称されるものであってもよい。結果として、これらのオブジェクトは、他のオブジェクトを所有するか、またはそれらを参照する能力を有する。一般的に述べると、モジュールクラスオブジェクト52は、制御ルーチン、設備、またはプロセス実体と関連付けられた他の要素等の個々の要素の指標または定義と共に、これらの個々の要素が互いに相互作用する様式、例えば、物理的要素が相互接続される方式、または論理的要素が物理的要素と併せて動作する方式の定義または指標を含み得る、高位のオブジェクトである。言い換えると、モジュールクラスオブジェクトは、例えば、オブジェクト指向プログラミング言語内のオブジェクトであり得、これは、プロセスプラント10内の設備、制御要素、ディスプレイ等の特定の1つまたはグループの制御及び閲覧のための基盤を提供し、プロセス制御プラント10内の異なる複製設備を構成するために使用されることになるその要素の多くのインスタンスを作成するために有用であり得る。

0031

基本的に、各モジュールクラスオブジェクトは、その実体を制御するためにコントローラ12によって、もしくはその実体に関する表示活動を実行するためにワークステーション14によって使用されることになるその実体に適用可能である、異なる制御及び/もしくは表示アプリケーションまたはルーチンの全ての形態のプロセス実体の包括的定義を含む構成コンテナである。モジュールクラスオブジェクトは、任意の性質のプロセス実体、例えばユニット、機器、制御実体、表示アプリケーション等を表し得る。プロセスプラント10の構成中、モジュールクラスオブジェクトを使用して、任意の数の異なるプロセス実体に対して、モジュールクラスオブジェクトによって提供された定義に適合するプロセス実体の構成インスタンスを作成してもよく、各構成インスタンス(モジュールクラスオブジェクトから作成されたモジュールオブジェクト)は、異なる実際のプロセス実体に関連付けられるかまたは紐付けられる。これらの異なるモジュールオブジェクトは、他のルーチンの中でも、プロセスプラント10内部に配設されたような特定のプロセス実体に結びつけられた制御ルーチン及び/または表示ルーチンを含み、これらの制御ルーチンは、図1のコントローラ12にダウンロードされその内部で使用されて、プロセス実体上で実際の制御活動を行うことが可能であり、表示ルーチンは、ワークステーション14においてダウンロードされて、プロセスプラント10の動作中、実体に対して実際の表示活動を行うことが可能である。

0032

モジュールクラス定義の一部として、モジュールクラスオブジェクトは、それらの中で組み込まれるか、または使用されることになる他のモジュールクラスオブジェクトを指定もしくは定義し得る。この場合、そのモジュールクラスオブジェクトから作成されたモジュールオブジェクトは、モジュールクラスレベルで定義された関係に従って、他のモジュールクラスオブジェクトから作成された他のモジュールオブジェクトを組み込むか、参照するか、または含む。別のモジュールオブジェクトもしくはモジュールクラスオブジェクトを参照するか、またはそれらによって参照されるモジュールオブジェクトは、本明細書では、モジュールオブジェクトを参照するか、またはそれによって参照されるモジュールオブジェクトもしくはモジュールクラスオブジェクトに関する「依存オブジェクト(dependent object)」もしくは「依存モジュールオブジェクト(dependent module object)」と称される。加えて、別のモジュールクラスオブジェクトもしくはモジュールオブジェクトを参照するか、またはそれらによって参照されるモジュールクラスオブジェクトは、本明細書では、モジュールクラスオブジェクトを参照するか、またはそれによって参照されるモジュールクラスオブジェクトもしくはモジュールオブジェクトに関する「依存オブジェクト」もしくは「依存モジュールオブジェクト」と称される。

0033

プロセスプラント10の構成では、複数レベルのオブジェクトが可能である。例えば、モジュールクラスオブジェクト52から作成されたインスタンス53、54、55、56に対応するオブジェクト(例えば、「インスタンスオブジェクト(instance object)」)は、それ自体が1組の1つ以上のインスタンス子オブジェクト(図示せず)に対する親オブジェクトであり得る。インスタンス子オブジェクトの1つ以上は、さらに別のレベルの子オブジェクトに対する親オブジェクト等であり得る。本明細書で使用される、「プロセス要素オブジェクト(process element object)」は、バルブ、センサ、図形形状、またはコントローラ等の構成が同期される要素のプロセス実体に対応する最低位のオブジェクトを意味する。したがって、プロセス要素オブジェクトは、子オブジェクトを有しないインスタンスオブジェクトであり得る。

0034

一例において、プロセス制御システムを構成するとき、構成エンジニアは、図1の異なる反応装置用等の、プロセスプラント内で複製された異なる要素に対する単一モジュールクラスオブジェクトを作成し得る。その後、構成エンジニアは、図1の実際の反応装置の各々に対するモジュールクラスオブジェクト(モジュールオブジェクト)のインスタンスを作成し得る。そのような作成された各モジュールオブジェクトは、コントローラ12aによって図1の反応装置のうちの1つを動作させるために使用される制御ルーチンを含み、特に図1の反応装置のうちの1つの内部の機器に紐付けられるかまたは結び付けられる。これらの制御ルーチンは、その後、コントローラ12aにダウンロードされ、プロセスプラント10の動作中に使用することができる。しかしながら、一度作成されると、モジュールオブジェクトの各々は、モジュールクラスオブジェクトに依然として紐付けられ、モジュールオブジェクト等へのアクセスを提供または拒絶するために、変更されることになるモジュールクラスオブジェクトによって制御され得る。

0035

加えて、制御ルーチン及び表示ルーチンに対するランタイム動作はまた、図1のワークステーション14のうちの1つに記憶された表示アプリケーション48においても修正され得る。表示アプリケーション48は、1つ以上のプロセス表示を作成するためにランタイム中に表示ルーチンを動作または実装し、そしてフィールドデバイスを制御するためのコントローラ12aに対する命令を提供するために、かつコントローラ12aから通信を受信するためにランタイム中に制御ルーチンを動作または実装し得る。例えば、表示アプリケーション48は、プロセスプラントの一部分内のプロセス実体の図形描写、及びプロセス実体に対応するパラメータに対するパラメータ値を表示するために、表示ルーチンを動作させ得る。表示アプリケーション48は、オペレータによるプロセス実体のランタイム動作の修正を可能にするユーザ制御を提供するようにさらに動作し得る。例えば、表示アプリケーション48は、オペレータによるアラーム限界、チューニングパラメータ、連動限界等の修正を可能にし得る。一実施形態では、表示アプリケーションは、ユーザが構成パラメータを修正するたびに、イベントを生成及び記憶し得る。イベントは、変更時間、ユーザの指標、パラメータ変更、古い値、新しい値等を示し得る。いくつかの実施形態では、制御ルーチン、表示ルーチン、及び/または任意の他の好適なプロセスルーチンを、コントローラ12a、表示アプリケーション48、フィールドデバイス、またはランタイム中にプロセスルーチンを実行する任意の他のプロセス要素の組み合わせにダウンロードし得る。

0036

オペレータによって表示アプリケーション48を介してなされた制御ルーチンに対する修正は、構成データベース25には伝搬されないことが理解されるべきである。したがって、オペレータが表示アプリケーション48においてランタイム環境を修正すると、プロセス実体に対するランタイム環境とプロセス実体に対する構成との間に不一致が存在する。

0037

一方、構成エンジニアは、図1の構成アプリケーション50を介して、オブジェクト、例えばモジュールクラスオブジェクト、モジュールオブジェクト等の構成を変更または修正し得る。構成アプリケーション50は、構成データベース25においてオブジェクト構成に対するこれらの変更を維持し、ランタイム中の実行及び動作のためのオブジェクトの修正を同期させるように動作する。しかしながら、上述されたように、オペレータがプロセス実体に対するランタイム動作を修正していた場合、構成とランタイムパラメータとの間に不一致が存在する。さらに、特に、エンジニアによって修正されているオブジェクトが、オペレータによって修正されたオブジェクトに依存するシナリオでは、エンジニアは、この不一致が存在することに気付かない場合さえある。エンジニアがデータベース25に対するオブジェクト構成の変更を保存しようと試みると、構成アプリケーション50は、エラーまたは警告を生成し得る。したがって、構成アプリケーション50は、図2に示されたような、いかなる不一致も検出及び調整するためのユーザ制御を含み得る。

0038

図2は、構成アプリケーション50によって提示された画面表示500の一例を図示する。例示の画面表示500は、プロセスプラント10(または複数のプロセスプラント10)に関連付けられたオブジェクト504の探査可能な階層化リストを提示する。したがって、エンジニアは、オブジェクト504の階層化リストを探査して、例えば1つ以上のオブジェクトが現在ランタイムパラメータと構成パラメータとの間に不一致を有しているかを判断する動作を行う1つ以上のオブジェクトを選択することができる。例えば、エンジニアは、動作を行うオブジェクトとして、階層化リスト504からモジュールオブジェクトPIC−13802を選択し得る。

0039

1つ以上のオブジェクトの選択を受信したとき、例示の画面表示500は、所望の動作を示すためのユーザ制御506をさらに示し得る。例示の画面表示500に示されるように、所望の動作は、1つ以上のオブジェクトに対するパラメータが異なる環境内に存在する場合それらを比較し、ワークステーション14に1つ以上のオブジェクトに対する構成ファイルをダウンロードするように、選択されたオブジェクトを編集することであり得る。

0040

さらに、1つ以上のオブジェクトに対する1つ以上のパラメータを比較するための選択を受信すると、例示の画面表示500は、どのようにして構成アプリケーション50が比較を行うべきかを示すためのユーザ制御508をさらに含み得る。例示の画面表示500に示されるように、構成アプリケーション50は、エンジニアが、構成パラメータを、選択された1つ以上のオブジェクトに対するランタイム(または、図2に示される「実行中」)パラメータと、または選択された1つ以上のオブジェクトのドラフトバージョンで定義されたパラメータと比較することを可能にし得る。加えて、ユーザ制御508は、エンジニアが、比較するためのパラメータのタイプ(例えば、「ファセット(facet)」)を示すことを可能にし得る。例示の表示画面500に示されるように、ファセットは、チューニングパラメータ、アラームパラメータ連動パラメータ、または履歴収集パラメータを含むことができる。

0041

ユーザ制御508を介して入力を受信すると、構成アプリケーション50は、選択された1つ以上のオブジェクトに対して、示されたタイプを有するランタイム(またはドラフト)パラメータを、対応する構成パラメータと比較し得る。構成アプリケーション50は、例示の画面表示500上に重畳された不一致調整表示を、選択されたランタイムの指標及び構成パラメータとともに生成及び提示し得る。例えば、エンジニアは、構成アプリケーション50がモジュールオブジェクトPIC−13802に対するアラームパラメータのすべてを比較するべきであることを示し得る。

0042

不一致調整表示520の一例が、図3に図示される。不一致調整表示520は、エン
ニアが比較を行う方法を示すときに、図2に示されるような画面表示500上に重畳され得る。例えば、構成アプリケーション50は、構成アプリケーション50によってサポートされた様々な表示のためのタブを作成し得る。したがって、構成アプリケーション50は、不一致調整表示520に対応する新しいタブを生成することによって、例示の画面表示500上に不一致調整表示520を重畳し得る。不一致調整表示520は、構成アプリケーション50によって不一致が発見された1つ以上のオブジェクトの指標522を含み得る。不一致調整表示520は、指標522のためのタグ名を利用するが、他の不一致調整表示が、他のオブジェクト識別子、例えばフレンドリ名、モジュール名、ソースパス等を利用してもよい。

0043

1つ以上のオブジェクトの各々に対して、不一致調整表示520は、比較を行う方法(例えば、すべてのオブジェクトパラメータまたは特定のファセットのみ)に関する命令と整合するパラメータを示し得る。例えば、モジュールオブジェクトPIC−802(参照522)は、lo−loアラーム限界(参照524a)、低アラーム限界(参照524b)、高アラーム限界(参照524c)、及び偏差アラーム限界(参照524d)に関連付けられたアラームパラメータを含み得る。当然のことながら、不一致調整表示520によって示されたパラメータのリストは、選択された特定のオブジェクト(複数可)と、エンジニアによって示されたファセット(複数可)とに依存して変動し得る。

0044

加えて、不一致調整表示520は、オブジェクトパラメータ524の各々に対する構成パラメータ値及びランタイムパラメータ値の両方の指標を含み得る。このように、エンジニアは、構成パラメータ値と対応するランタイムパラメータ値との間に不一致が存在するかを容易に検出することができる。例えば、lo−loアラーム限界(参照524a)に対しては、PIC−13802(参照522)は、ランタイム値5(参照526a)及び構成値5.2(参照530a)を有し得る。同様に、PIC13802(参照522)は、構成値10(参照526b)及びランタイム値10.5(参照530b)を有する低アラーム限界(参照524b)と、構成値45(参照526c)及びランタイム値42(参照530c)を有する高アラーム限界(参照524c)と、構成値2.0(参照526d)及びランタイム値2.0(参照530d)を有する偏差アラーム限界(参照524d)とを有し得る。不一致調整表示520は、構成及びランタイムの両方で同じ値を有するにもかかわらず、PIC13802(参照522)に対する偏差アラーム限界(参照524d)を含むが、いくつかの代替の表示では、同じランタイム値及び構成値を有するパラメータは、パラメータ524のリストには含まれない。

0045

不一致調整表示520は、表示されたパラメータの各々に対応する選択制御528a〜dを含み得る。選択制御528a〜dは、不一致が検出された場合、エンジニアが調整命令を提供することを可能にする。1つのシナリオでは、エンジニアが選択制御528上をクリックすると、選択制御528は、ランタイム値を利用して不一致を調整する命令と、構成値を利用して不一致を調整する命令と、動作を行わないこととの間で循環する。例えば、ランタイム値列(参照528b)を指し示す矢印は、ランタイム値を利用するための調整命令を示し得、構成値列(参照528c)を指し示す矢印は、構成値を利用するための調整命令を示し得、直線(参照528a及び528d)は、動作を行うべきではないことを示すために利用され得る。

0046

加えて、不一致調整表示520は、選択制御528a〜dによって提供された調整命令に従って構成アプリケーション50がプロセス制御環境を更新するべきであることを示すための「調整選択を適用(Apply Reconciliation Choices)」ボタン532を含み得る。エンジニアがボタン532を選択すると、構成アプリケーション50は、調整命令によって示された変更を行うための1つ以上のプロセス制御要素の指標を送信する。例えば、不一致がランタイム値(例えば、参照528b)を利用して
解決されるべきであることを示す調整命令に対しては、構成アプリケーション50は、対応するオブジェクトのランタイムインスタンス化を変更し得る。一方、不一致が構成値(例えば、参照528c)を利用して解決されるべきことを示す調整命令に対しては、構成アプリケーション50は、構成データベース25において記憶された、対応するオブジェクトに対する構成ファイルを更新し得る。いくつかの実施形態では、不一致調整表示520は、オペレータが現在のランタイム値(例えば、オペレータまたは変更時間の指標)に対する構成値を修正したときに対応するイベントに関する情報をさらに含み得る。

0047

例示の表示画面500は、エンジニアが比較するためのモジュールを選択したシナリオを図示しているが、不一致調整表示520は、他の動作に応答して提示されてもよいことが理解されるべきである。例えば、エンジニアは、構成アプリケーション50を利用して(例えば、ユーザ制御506からの編集を選択することによって)オブジェクトを修正してもよい。変更の同期に先立って、構成アプリケーション50は、オブジェクト及び任意の従属オブジェクトに対する構成パラメータと対応するランタイムパラメータとの間に不一致が存在するかを自動的に検出し得る。不一致が存在する場合、構成アプリケーション50は、この不一致を示すエラーまたは警告メッセージを生成し得る。このエラーまたは警告メッセージは、エンジニアがオブジェクト504の階層化リストからオブジェクト(複数可)を選択した場合と同じ方法で、構成アプリケーション50にオブジェクト(複数可)に対する不一致調整表示520を生成及び提示させるユーザ制御を含むように構成され得る。

0048

図4は、プロセスプラント10内のランタイムパラメータと構成パラメータとの間の不一致を解決するための例示の方法600のフロー図を描画する。方法600は、オペレータワークステーション14、サーバ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス上で実行され得る。一部の実施形態において、方法600は、非一時的コンピュータ可読メモリ上に記憶されており、かつオペレータワークステーション14の1つ以上のプロセッサ、サーバ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス上で実行可能な、構成アプリケーション50内に実装され得る。

0049

1つのシナリオでは、構成アプリケーション50は、プロセスプラント10に関連付けられた複数のオブジェクトのリスト(例えば、オブジェクト504の階層化リスト)を提示し得る。エンジニアは、オブジェクトのリストと対話して、ランタイム値と構成パラメータ値とを比較するために、構成アプリケーション50に対する1つ以上のオブジェクトの指標(及び/またはその特定のファセット)を提供し得る。別のシナリオでは、エンジニアは、構成アプリケーション50と対話して、プロセス制御プラント10に関連付けられた対象オブジェクトを修正し得る。したがって、構成アプリケーション50は、対象オブジェクトに対する修正によって影響される1つ以上のオブジェクト(対象オブジェクトを含む)を判定し得る。

0050

ブロック602において、構成アプリケーション50は、1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットを受信する。1つ以上のオブジェクトは、オブジェクトのリスト内で選択されたオブジェクトか、または対象オブジェクトに対する修正によって影響されるオブジェクトであり得る。ランタイム値のセットを受信するために、構成アプリケーション50は、1つ以上のオブジェクトの識別子(例えば、タグまたはフレンドリ名)を利用してデータヒストリアンまたはランタイムキャッシュに問い合わせるか、またはランタイムスキャナに、構成アプリケーション50にランタイム値を提供するための要求を送り得る。いくつかの実施形態では、ワークステーション14は、データヒストリアンとして機能し得る。したがって、構成アプリケーション50は、そのデータヒストリアン機能の一部として、すでに受信されたワークステーション14にランタイムデータを問い合わせ得る。

0051

ブロック604において、構成アプリケーション50は、1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットにアクセスし得る。構成値は、構成値が1つ以上のオブジェクトに対応する1つ以上の構成ファイルに含まれる構成データベース25に記憶され得る。いくつかの実施形態では、構成ファイルのコピーは、例えばエンジニアが1つ以上のオブジェクトを修正しているとき、ワークステーション14に記憶され得る。したがって、これらの実施形態において、構成ファイルノロカルコピーを利用して構成値にアクセスし得る。

0052

判定606において、構成アプリケーション50は、1つ以上のオブジェクトに対するランタイムパラメータ値と対応する構成値との間に不一致が存在するかを検出し得る。不一致が存在しない場合、方法600は終了し得る。一方、不一致が検出された場合、構成アプリケーション50は、調整命令を提供するためのユーザ制御(例えば、ユーザ制御528)を含む不一致調整表示を生成及び提示し得る。

0053

ブロック608において、構成アプリケーション50は、検出された不一致を解決するための調整命令を受信し得る。いくつかの実施形態では、エンジニアはユーザ制御と対話して調整命令を生成し得るが、調整命令は、エンジニアが調整命令を適用するためのユーザ制御(例えば、ボタン532)を選択するまで受信されなくてもよい。いくつかの実施形態では、不一致調整表示は、複数のパラメータに対する調整命令を提供するためのユーザ制御を含む。したがって、構成アプリケーション50は、複数の対応する調整命令を使用して複数の不一致を調整するための複数の命令を受信することができる。

0054

ブロック610において、構成アプリケーション50は、調整命令に従って、プロセス制御環境を更新し得る。調整命令が、構成値を利用して不一致を解決するべきであることを示す場合、構成アプリケーション50は、構成パラメータ値を反映するように、1つ以上のオブジェクトに対するランタイムインスタンス化を更新し得る。一方、調整命令が、ランタイム値を利用して不一致を解決するべきであることを示す場合、構成アプリケーション50は、ランタイム値を反映するように、構成データベース25内に記憶された1つ以上のオブジェクトに対する構成ファイルを修正し得る。

0055

本明細書で説明された不一致解決技法のうちの1つ以上を、プロセスプラント、例えば図1のプロセスプラント10で、または他の好適なプロセスプラントまたはプロセス制御システムで使用してもよいことが理解されるべきである。一例においては、本明細書で説明された技法のうちの1つ以上は、図1の1つ以上のワークステーション14上で実行される構成アプリケーション50によって行われる。別の例において、本明細書で説明された技術のうちの1つ以上は、アプリケーションにアクセスする遠隔アプリケーション(例えば、ウェブクライアントまたは他の遠隔アクセス手段)によって少なくとも部分的に実行される。いくつかの実施形態では、不一致調整技法のうちの1つ以上が、本明細書で説明されたもの以外の他の不一致調整技法と組み合わせて使用される。

0056

インスタンス化:
オブジェクトは、一実施形態において、ユーザによってインスタンス化のために選択され得る。選択されたオブジェクトのインスタンス化は、結果として、対応するプロセス要素を、ランタイム中、選択されたオブジェクトによって定義された内部アイテムに従って実行することになる。例えば、制御オブジェクトの場合では、ユーザは、制御オブジェクトの特定の修正された構成が、ランタイムシステム内の対応するデバイスにダウンロードされることを所望する。ユーザは、ダウンロード構成を選択された構成から生成し、かつダウンロード構成をランタイムシステム内のプロセス要素に送信するようにシステムに命令する。このように、ランタイム中に、プロセス要素は、制御オブジェクトの実行構成を
実行し、ここで、実行構成は、制御オブジェクトに対する修正を含む。別の例において、ユーザは、表示ビュー上に含まれる図形表示要素オブジェクトをインスタンス化するように構成システムに命令する。構成システムは、図形表示要素オブジェクトの実行構成を作成する。対応する表示ビューがランタイムで構築されるとき、図形表示オブジェクトの実行構成が実行され、表示ビュー上に含まれているそれぞれの図形要素を結果としてもたらす。複数の構成が利用可能であるとき、ユーザは、複数の構成のうちのどれがインスタンス化されるべきかを選択し得る。

0057

本開示に記載されている技術の実施形態は、任意の数の下記の態様を、単独でまたは組み合わせて含んでよい。

0058

特許請求の範囲
1.プロセスプラント内のプロセス制御の不一致を調整するためのコンピューティングデバイスであって、1つ以上のプロセッサと、非一時的コンピュータ可読媒体であって、1つ以上のプロセッサに連結され、1つ以上のプロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスに、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットを受信することであって、1つ以上のオブジェクトが、それぞれのオブジェクトパラメータのセットに対応する、受信することと、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトに対する構成値のセットにアクセスすることと、特定のオブジェクトに対応するオブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出することと、調整命令を受信することと、調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、を行わせる、構成アプリケーションを記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体と、を備える、コンピューティングデバイス。

0059

2.構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、プロセスプラントに関連付けられた複数のオブジェクトのリストを提示することと、1つ以上のオブジェクトの指標を受信することと、をさらに行わせる、態様1に記載のコンピューティングデバイス。

0060

3.調整命令を受信するために、構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、ユーザインターフェースを介して調整命令を受信することであって、調整命令が、不一致を調整するためにランタイム値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに行わせる、態様1及び2のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0061

4.プロセス制御環境を更新するために、構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、特定のオブジェクトパラメータをランタイム値であるように構成するために、特定のオブジェクトに対応する構成ファイルを更新することをさらに行わせる、態様1〜3のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0062

5.調整命令を受信するために、構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、ユーザインターフェースを介して調整命令を受信することであって、調整命令が、不一致を調整するために構成値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに行わせる、態様1〜4のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0063

6.プロセス制御環境を更新するために、構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、特定のオブジェクトパラメータを構成値に変更するように、特定のオブジェクトのランタイムインスタンス化を更新することをさらに行わせる、態様1〜5のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0064

7.構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、ユーザがプロセス制御プラントに関連付けられた対象オブジェクトを修正しているという指標を受信することであって、1つ以上のオブジェクトが、対象オブジェクトに対する修正によって影響を受けたオブジェクトを含む、受信することをさらに行わせる、態様1〜6のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0065

8.構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、ランタイム値のセットと構成値のセットとの間の複数の不一致を示すインターフェースを提示させることをさらに行わせる、態様1〜7のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0066

9.構成アプリケーションが、コンピューティングデバイスに、インターフェースを介して、複数の不一致のうちの1つ以上に対する複数の調整命令を受信することと、複数の調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、をさらに行わせる、態様1〜8のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0067

10.ランタイム値が、構成値を修正した人物の指標に対応する、態様1〜9のいずれか1つに記載のコンピューティングデバイス。

0068

11.プロセスプラント内のプロセス制御の不一致を調整するための方法であって、構成アプリケーションを実行している1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットを受信することであって、1つ以上のオブジェクトが、それぞれのオブジェクトパラメータのセットに対応する、受信することと、1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトのための構成値のセットにアクセスすることと、1つ以上のプロセッサによって、特定のオブジェクトに対応するオブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出することと、1つ以上のプロセッサによって、調整命令を受信することと、1つ以上のプロセッサによって、調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、を含む、方法。

0069

12.1つ以上のプロセッサによって、プロセスプラントに関連付けられた複数のオブジェクトのリストを提示することと、1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のオブジェクトの指標を受信することと、をさらに含む、態様11に記載の方法。

0070

13.調整命令を受信することが、1つ以上のプロセッサによって提示されたユーザインターフェースを介して、調整命令を受信することであって、調整命令が、不一致を調整するためにランタイム値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに含む、態様11及び12に記載の方法。

0071

14.プロセス制御環境を更新することが、特定のオブジェクトパラメータをランタイム値であるように構成するために、1つ以上のプロセッサを介して、特定のオブジェクトに対応する構成ファイルを更新することをさらに含む、態様11〜13のいずれか1つに記載の方法。

0072

15.調整命令を受信することが、1つ以上のプロセッサによって提示されたユーザインターフェースを介して、調整命令を受信することであって、調整命令が、不一致を調整するために構成値が使用されるべきであることを示す、受信することをさらに含む、態様11〜14のいずれか1つに記載の方法。

0073

16.プロセス制御環境を更新することが、特定のオブジェクトパラメータを構成値に
変更するように、1つ以上のプロセッサによって、特定のオブジェクトのランタイムインスタンス化を更新することをさらに含む、態様11〜15のいずれか1つに記載の方法。

0074

17.1つ以上のプロセッサによって、ユーザがプロセス制御プラントに関連付けられた対象オブジェクトを修正しているという指標を受信することであって、1つ以上のオブジェクトが、対象オブジェクトに対する修正によって影響を受けたオブジェクトを含む、受信することをさらに含む、態様11〜16のいずれか1つに記載の方法。

0075

18.1つ以上のプロセッサによって、ランタイム値のセットと構成値のセットとの間の複数の不一致を示すインターフェースを提示させることをさらに含む、態様11〜17のいずれか1つに記載の方法。

0076

19.インターフェースを介して、複数の不一致のうちの1つ以上に対する複数の調整命令を受信することと、1つ以上のプロセッサによって、複数の調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、をさらに含む、態様11〜18のいずれか1つに記載の方法。

0077

20.非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、構成アプリケーションを実行している1つ以上のプロセッサによって実行されると、構成アプリケーションに、1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトに対するランタイム値のセットを受信することであって、1つ以上のオブジェクトが、それぞれのオブジェクトパラメータのセットに対応する、受信することと、1つ以上のプロセッサによって、1つ以上のプロセス実体に対応する1つ以上のオブジェクトのための構成値のセットにアクセスすることと、1つ以上のプロセッサによって、特定のオブジェクトに対応するオブジェクトパラメータのセット内の特定のオブジェクトパラメータに対するランタイム値と構成値との間の不一致を検出することと、1つ以上のプロセッサによって、調整命令を受信することと、1つ以上のプロセッサによって、調整命令に従って、プロセス制御環境を更新することと、を含む方法を行わせるように動作可能である命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。

0078

加えて、本開示の先の態様は、単に例示的なものであり、本開示の範囲を限定することを意図しない。

0079

以下の追加の検討事項が、上記の考察に適用される。本明細書全体を通して、任意のデバイスまたはルーチンによって実行されるものとして説明される動作は、機械可読命令に従ってデータを操作または変換するプロセッサの動作またはプロセスを概して指す。機械可読命令は、プロセッサに通信可能に連結されたメモリデバイス上に記憶され、それから取得され得る。すなわち、本明細書に記載された方法は、図1に図示されたようなコンピュータ可読媒体上に(例えば、メモリデバイス上に)記憶された機械実行可能命令のセットによって具現化され得る。命令は、対応するデバイス(例えば、サーバ、オペレータワークステーション等)の1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、プロセッサに方法を実行させる。命令、ルーチン、モジュール、プロセッサ、サービスプログラム、及び/またはアプリケーションが、コンピュータ可読メモリ上またはコンピュータ可読媒体上に記憶または保存されるとして本明細書において言及される場合、「記憶(stored)」及び「保存(saved)」という語は、一時的信号を除外することが意図される。

0080

さらに、「オペレータ(operator)」、「従業員(personnel)」、「人物(person)」、「ユーザ(user)」、「技術者(technician)」、「エンジニア(engineer)」という用語、及び同様の他の用語が、本明細
書で説明されたシステム、装置、及び方法を使用またはそれらと相互作用し得るプロセスプラント環境内の人物を説明するために使用されるが、これらの用語は、限定を意図するものではない。特定の用語が説明で使用される場合、用語は、一部において、プラント従業員が従事する従来の活動に起因して使用されるが、特定の活動に従事し得る従業員を限定することを意図しない。

0081

加えて、本明細書を通して、複数の事例は、単一の事例として記述された構成要素、動作、または構造を実装し得る。1つ以上の方法の個々の動作が別個の動作として例解及び説明されたが、個々の動作のうちの1つ以上が同時に実行されてもよく、例解された順序で動作が実行される必要はない。例示的な構成内で別個の構成要素として提示された構造及び機能は、組み合わされた構造または構成要素として実装されてもよい。同様に、単一構成要素として提示された構造及び機能は、別個の構成要素として実装されてもよい。これらの及び他の変形、修正、追加、及び改善は、本明細書の主題の範囲内にある。

0082

別途特に記載されない限り、「処理すること(processing)」、「コンピューティングすること(computing)」、「計算すること(calculating)」、「判定すること(determining)」、「識別すること(identifying)」、「提示すること(presenting)」、「提示させること(causing to be presented)」、「表示させること(causing
to be displayed)」、「表示すること(displaying)」等のような語を使用する本明細書の考察は、1つ以上のメモリ(例えば、揮発性メモリ不揮発性メモリ、もしくはそれらの組み合わせ)、レジスタ、または情報を受信、記憶、送信、もしくは表示する他の機械構成要素内の物理(例えば、電気磁気生体、もしくは光)量として表されたデータを操作または変換する機械(例えば、コンピュータ)の動作またはプロセスを指し得る。

0083

ソフトウェアに実装される場合、本明細書に記載されるアプリケーション、サービス、及びエンジンはいずれも、コンピュータもしくはプロセッサのRAMもしくはROM等における磁気ディスクレーザディスク固体メモリデバイス分子メモリ記憶デバイス、または他の記憶媒体等の、任意の有形の非一時的コンピュータ可読メモリに記憶され得る。本明細書に開示される例示的なシステムは、他の構成要素の中でも、ハードウェア上で実行されるソフトウェア及び/またはファームウェアを含むとして開示されているが、そのようなシステムは単に例解的であるに過ぎず、限定的であると見なされるべきではないことに留意されたい。例えば、これらのハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェア構成要素のうちのいずれかまたは全てが、ハードウェアにおいてのみ、ソフトウェアにおいてのみ、またはハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせにおいて、埋め込まれ得ることが企図される。したがって、当業者は、提供された例がこのようなシステムを実装する唯一の方式ではないことを容易に理解するであろう。

0084

したがって、本発明は具体的な例に関して記載されてきたが、これらの例は例解的であるに過ぎず、本発明の限定であることを意図せず、変更、追加、または削除が、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、開示される実施形態に対して行われ得ることが当業者には明らかであろう。

0085

ある用語が、本特許において、「本明細書で使用される場合、「______」という用語は、本明細書では…を意味するように定義される(As used herein,
the term ‘______’ is hereby defined to mean ...)」という文、または同様の文を使用して明確に定義されない限り、その用語の意味を、その平易または通常の意味を超えて明確にあるいは暗示的に限定することは意図されていないことが理解されるべきであり、かつそのような用語は、本特許の任
意の項においてなされた任意の言明に基づいて(請求項の文言を除く)、範囲が限定されると解釈されるべきではない。本特許の最後で請求項内に記載された任意の用語が単一の意味と矛盾しない様式で本特許内において言及されるという点で、それは、読み手混乱させないために単に明瞭化のためになされ、このような請求項の用語が、示唆またはその他の点で、その単一の意味に限定されることを意図するものではない。最後に、請求項要素が、任意の構造の詳説なしに、「手段(means)」という語及び機能を列記することによって定義されていない限り、いかなる請求項要素の範囲も、35U.S.C.§112(f)及び/または旧法35U.S.C.§112第6段落の適用に基づいて解釈されることは意図されていない。

0086

さらに、上記の文章は多くの異なる実施形態の詳細な説明を記載しているが、本特許の範囲が、本特許の最後に記載される請求項の語によって定義されることが理解されるべきである。詳細な説明は、単に例示的なものとして解釈されるべきであり、全ての可能な実施形態を説明することは、不可能ではない場合でも非現実的であるので、全ての可能な実施形態を説明するものではない。多くの代替的な実施形態が、現在の技術または本特許の出願日の後に開発された技術のいずれかを使用して実装され得るが、これらは、依然として請求項の範囲内であろう。

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