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技術 バーナ保持部材

出願人 リンナイ株式会社
発明者 水谷嘉宏
出願日 2017年8月9日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2017-153840
公開日 2019年2月28日 (1年4ヶ月経過) 公開番号 2019-032121
状態 未査定
技術分野 気体燃料用ストーブまたはレンジ
主要キーワード スリット入り 外筒部分 固定パッド 梱包製品 部クッション 慣性移動 天面側 鋳物製
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年2月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

コンロ本体を収納した外箱が天面落下された場合にバーナベンチュリー位置ずれしないように保持するためのバーナ保持部材を提供する。

解決手段

外箱2内に外箱天面部21との間に空間を有して収納されているガスコンロのコンロ本体3に対し、コンロ本体3のバーナ取付板31に固定されているバーナベンチュリー5を保持するためのバーナ保持部材1である。バーナ保持部材1は、バーナベンチュリー5における円筒状のバーナベンチュリートップ上に支持されて外箱天面部21に当接される状態に配置される衝撃吸収部を備える。

概要

背景

従来、ガスコンロ梱包構造として、段ボール箱等の外箱内収納されるコンロ本体に対して、コンロ本体の底部側と上部側とにそれぞれ緩衝材を配置してコンロ本体を外的衝撃から保護する状態で保持されている(特許文献1、2等)。

概要

コンロ本体を収納した外箱が天面落下された場合にバーナベンチュリー位置ずれしないように保持するためのバーナ保持部材を提供する。外箱2内に外箱天面部21との間に空間を有して収納されているガスコンロのコンロ本体3に対し、コンロ本体3のバーナ取付板31に固定されているバーナベンチュリー5を保持するためのバーナ保持部材1である。バーナ保持部材1は、バーナベンチュリー5における円筒状のバーナベンチュリートップ上に支持されて外箱天面部21に当接される状態に配置される衝撃吸収部を備える。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コンロ本体を収納した外箱が天面落下された場合にバーナベンチュリーが位置ずれしないように保持するためのバーナ保持部材を提供する

効果

実績

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請求項1

外箱内外箱天面部との間に空間を有して収納されているガスコンロコンロ本体に対し、コンロ本体のバーナ取付板に固定されているバーナベンチュリーを保持するためのバーナ保持部材であって、バーナベンチュリーにおける円筒状のバーナベンチュリートップ上に支持されて外箱天面部に当接される状態に配置される衝撃吸収部を備えるバーナ保持部材。

請求項2

請求項1に記載のバーナ保持部材において、バーナベンチュリートップの上端に当接されるフランジ部と、フランジ部の下部に形成され、バーナベンチュリートップ内に挿入配置される支持部と、フランジ部の上部に形成され、上記衝撃吸収部となるスペーサ部とを有するバーナ保持部材。

請求項3

請求項1又は2に記載のバーナ保持部材は、樹脂成形品筒体により形成されているバーナ保持部材。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1項に記載のバーナ保持部材において、上記衝撃吸収部は、スリットを設けた筒体により形成されているバーナ保持部材。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1項に記載のバーナ保持部材において、上記衝撃吸収部は、リブを設けた筒体により形成されているバーナ保持部材。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1項に記載のバーナ保持部材において、上記衝撃吸収部は、外箱天面部との当接部分となる先端へ向かうに従って肉厚が薄く形成された筒体により形成されているバーナ保持部材。

技術分野

0001

本発明は、外箱内外箱天面部との間に空間を有して収納されているガスコンロコンロ本体におけるバーナベンチュリーを保持するためのバーナ保持部材に関する。

背景技術

0002

従来、ガスコンロの梱包構造として、段ボール箱等の外箱内に収納されるコンロ本体に対して、コンロ本体の底部側と上部側とにそれぞれ緩衝材を配置してコンロ本体を外的衝撃から保護する状態で保持されている(特許文献1、2等)。

先行技術

0003

特開2016−88539号公報
特開2005−247332号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来の梱包構造では、コンロ本体のバーナ取付板にはバーナベンチュリー(混合管)が固定されているが、このバーナベンチュリーの上方には受けがなく空間に開放されている。そのため、コンロ本体を収納した外箱が天面側から落下された場合、この天面落下時の衝撃によりバーナベンチュリーにかかる荷重を受け止めることができない。この場合、バーナベンチュリーに荷重がかかることによってバーナベンチュリーが慣性で移動し、バーナベンチュリーを固定するバーナ取付板が浮き上がりバーナ取付板あるいはバーナ取付板を固定するコンロ本体を変形させることがあった。特にバーナベンチュリーが鋳物製のような重いものである場合は、上記の天面落下によりバーナベンチュリーに大きな荷重がかかりバーナ取付板あるいはコンロ本体の変形を起こしやすい。このようにバーナ取付板等が変形してしまうとコンロ本体におけるバーナベンチュリーの位置がずれてしまい、そのため、ガスバーナ付属する部品(例えば、点火電極、TC、五徳等)の相関もずれてしまい、ガスバーナ及びその周辺の各部が正常に機能しなくなるおそれがある。

0005

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コンロ本体を収納した外箱が天面落下された場合にバーナベンチュリーが位置ずれしないように保持するためのバーナ保持部材を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係るバーナ保持部材は、
外箱内に外箱天面部との間に空間を有して収納されているガスコンロのコンロ本体に対し、コンロ本体のバーナ取付板に固定されているバーナベンチュリーを保持するためのバーナ保持部材であって、
バーナベンチュリーにおける円筒状のバーナベンチュリートップ上に支持されて外箱天面部に当接される状態に配置される衝撃吸収部を備えるものである。
これにより、コンロ本体を収納した外箱(以下、梱包製品)が天面落下された場合は、上記衝撃吸収部によってバーナベンチュリーが受ける天面落下時の衝撃を吸収してバーナベンチュリーにかかる荷重を受け止める。従って、バーナベンチュリーが慣性で移動してバーナ取付板あるいはコンロ本体を変形させることを防止することができる。

0007

上記バーナ保持部材において、
バーナベンチュリートップの上端に当接されるフランジ部と、
フランジ部の下部に形成され、バーナベンチュリートップ内に挿入配置される支持部と、
フランジ部の上部に形成され、上記衝撃吸収部となるスペーサ部とを有して構成することができる。
この構成により、支持部によってバーナ保持部材をバーナベンチュリートップ上に安定して支持させることができる。フランジ部によってバーナベンチュリートップに対するバーナ保持部材の取付け位置が確定し、スペーサ部をバーナベンチュリートップ上の所定高さ位置に配置させてバーナベンチュリートップと外箱天面部との間に突っ張るように介在させることができる。従って、梱包製品が天面落下された場合にスペーサ部が衝撃吸収部としてバーナベンチュリーが受ける天面落下時の衝撃を吸収してバーナベンチュリーにかかる荷重を受け止めることができる。

0008

上記バーナ保持部材は、樹脂成形品筒体により形成されていることが望ましい。
この場合、梱包製品の天面落下時にバーナ保持部材の衝撃吸収部が弾性変形又は破損してバーナベンチュリーが受ける天面落下時の衝撃を吸収しバーナベンチュリーにかかる荷重を確実に受け止めることができる。また、樹脂成形品であるから、射出成形等によりバーナ保持部材の各部の寸法を設計どおりに精度よく且つ容易に作製することができる。また、バーナ保持部材を段ボール紙発泡スチロール等で形成すると、運搬等の振動によってバーナベンチュリートップと擦れて粉を出し、この粉がバーナベンチュリー内に滞留してバーナ燃焼性に不具合を起こすおそれがあるが、バーナ保持部材を樹脂成形品で形成することにより上記不具合を起こすこともない。また、樹脂成形品であるから、運搬等の振動によってバーナベンチュリーに対して擦り傷を付けることもない。

0009

上記衝撃吸収部は、スリットを設けた筒体により形成してもよい。
この場合、バーナベンチュリーが比較的軽量であるため大きな衝撃力が加わり難い場合でも、梱包製品の天面落下時には衝撃吸収部が容易に弾性変形又は破損してバーナベンチュリーが受ける天面落下時の衝撃を吸収しバーナベンチュリーにかかる荷重を確実に受け止めることができる。

0010

上記衝撃吸収部は、長さ方向に延びるリブを設けた筒体により形成してもよい。
この場合、リブによって衝撃吸収部の強度が増すこととなる。従って、バーナベンチュリーが比較的重いため大きな衝撃力が加わり易い場合、梱包製品の天面落下時に衝撃吸収部が簡単に破壊されることなく弾性変形してバーナベンチュリーが受ける天面落下時の衝撃を吸収しバーナベンチュリーにかかる荷重を確実に受け止めることができる。

0011

上記衝撃吸収部は、外箱天面部との当接部分となる先端へ向かうに従って肉厚が薄く形成された筒体により形成してもよい。
この場合、梱包製品の天面落下時には衝撃吸収部におけるバーナベンチュリーから離れた先端寄りの部分から弾性変形又は破損し易いので、バーナベンチュリーには天面落下時に大きな衝撃が加わり難くすることができる。従って、バーナベンチュリーの大きな慣性移動が抑えられてバーナ取付板あるいはコンロ本体が変形することを確実に防止することができる。

発明の効果

0012

以上のように、本発明に係るバーナ保持部材によれば、梱包製品が天面落下された場合でも、バーナベンチュリーを固定するバーナ取付板あるいはコンロ本体の変形を防止することができ、バーナベンチュリーが位置ずれすることなくコンロ本体における所定の設定位置に保持される。従って、ガスバーナの付属部品との相関もずれることがなくガスバーナ及びその周辺の各部の機能に異常を生じさせることもない。よって、ガスコンロの梱包信頼性が向上される。

図面の簡単な説明

0013

外箱にガスコンロを収納する梱包構造を示す分解斜視図である。
外箱内に収納されているコンロ本体におけるバーナベンチュリーに対してバーナ保持部材が配置された状態を示す断面模式図である。
バーナベンチュリーに対してバーナ保持部材が配置された状態を拡大して示した断面模式図である。
実施形態に係るバーナ保持部材を示す図であり、同図(a)は上面図であり、同図(b)は側面図であり、同図(c)は断面図である。
他の実施形態に係るバーナ保持部材(スリット入り)を示す断面模式図である。

実施例

0014

以下に、本発明の実施形態について説明する。
ガスコンロの梱包に際して、ガスコンロは、主要部ごとに分解された状態で矩形状の外箱2となる段ボール箱内に収納される。例えば、図1に示すように、ガスコンロは、コンロ本体3、天板41、バーナリング上42、バーナリング下43、バーナボディ52、バーナヘッド53、五徳44、操作つまみ45等に分解されている。コンロ本体3には、ケース30内に取り付けたバーナ取付板31にバーナベンチュリー5とガスバルブ46が取付け固定されている。

0015

図1に示したガスコンロの梱包構造では、外箱2内に収納されるコンロ本体3は、コンロ本体3の底部の短手側に配置される一対の下部クッション62と、コンロ本体3の上部の長手側に配置される一対の上部クッション61とにより外的衝撃から保護する状態で保持されている。一対の下部クッション62間にはスペーサー63が介在されている。外箱2の底には、五徳44を配置した五徳収納クッション64、バーナボディ52及びバーナヘッド53を保持する固定パッド65が配置される。一対の上部クッション61の上部には、天板41が保持され、この天板41の上面には、天面パッド66が配置される。天面パッド66には、バーナリング上42、バーナリング下43、操作つまみ45、電池47等が収納される。そして、外箱2の蓋片21(外箱天面部)が天面パッド66及び上部クッション61を上から押さえるようにして閉じられる。

0016

ところで、ガスコンロにおけるガスバーナは、主な構成として、バーナベンチュリー5とバーナボディ52とバーナヘッド53とを有する。バーナベンチュリー5は、コンロ本体3内に取り付けたバーナ取付板31に対して位置の相関を保つようにビス止め等にて固定されている。バーナベンチュリー5は、ガスバーナにおける燃料ガス一次空気とを混合する混合管となる部分であり、略L字状の管体により形成されている。バーナベンチュリー5の出口側となる上端部分を構成するバーナベンチュリートップ51は、内外二重の円筒状に形成され、このバーナベンチュリートップ51には、円板状のバーナボディ52と、炎口を形成した円板状のバーナヘッド53とが取り付けられる。梱包状態では、上述のとおり、バーナボディ52とバーナヘッド53は、バーナベンチュリー5から取り外されている。本実施形態では、バーナベンチュリー5は、鋳物製であり、ステンレス製パイプ加工品と比べて重いものである。なお、本発明においては、バーナベンチュリー5は、鋳物製に限らず、ステンレス製パイプの加工品であってもよい。バーナベンチュリー5を固定するバーナ取付板31やバーナ取付板31を取り付けるコンロ本体3のケース30は、ステンレス板等の金属板で形成されている。

0017

梱包状態では、バーナベンチュリー5は、コンロ本体3のバーナ取付板31に固定された状態にあり、このバーナベンチュリー5の上方には外箱2の蓋片21との間に空間が開放されている。そのため、コンロ本体3を収納した外箱2が天面側から落下された場合に、この天面落下時の衝撃によりバーナベンチュリー5が慣性で移動してバーナ取付板31又はバーナ取付板31を取り付けたコンロ本体3のケース30を変形させるおそれがある。

0018

そこで、本実施形態では、ガスコンロの梱包構造において、図2図3に示すように、コンロ本体3のバーナベンチュリー5に対してバーナ保持部材1が配置され、このバーナ保持部材1を上から蓋片21で押さえるようにしている。すなわち、バーナ保持部材1は、コンロ本体3を収納した外箱2である梱包製品が天面落下された場合にその衝撃を吸収してコンロ本体3のバーナベンチュリー5が慣性で移動することを抑制するために使用される。

0019

バーナ保持部材1は、円形の筒体10からなる樹脂成形品により形成されており、図4をも参照して、筒体10の外周面張り出すように形成され、バーナベンチュリートップ51の上端に当接されるフランジ部11と、フランジ部11の下部の筒体10部分により形成され、バーナベンチュリートップ51内に挿入配置される支持部12と、フランジ部11の上部の筒体10部分により形成され、バーナベンチュリートップ51上に支持されて外箱天面部となる外箱2の蓋片21の内面に当接される状態に配置されるスペーサ部13とを有する。

0020

矩形状の外箱2は、1枚の段ボール紙から形成されている。この外箱2の天面部は、蓋片21により構成される。蓋片21は、短辺側の2枚の蓋片21a,21bと長辺側の2枚の蓋片21c,21dとの4枚有し、各蓋片21を閉じた状態では、短辺側の蓋片21a,21bの部分は長辺側の蓋片21c,21dと重なって2重になっているが、短辺側の2枚の蓋片21a,21bの間は長辺側の蓋片21c,21dだけが配置されて1重になっている。本実施形態では、ガスコンロのガスバーナの配置構成上、バーナ保持部材1は、先端(スペーサ部13の先端)が長辺側の蓋片21c,21dだけに当接する位置に配置されているが、バーナ保持部材1は、ガスコンロの機種等によっては短辺側の蓋片21a,21bと長辺側の蓋片21c,21dとが重なって2重になっている部分に当接する位置に配置されていてもよい。

0021

バーナ保持部材1において、支持部12は、バーナベンチュリートップ51の外筒部分の内面と略当接する外径を有する円筒状に形成されてバーナベンチュリートップ51内に配置される。この支持部12によってバーナ保持部材1をバーナベンチュリートップ51上に安定して支持させることができる。従って、梱包製品の運搬時等の振動によってバーナ保持部材1がガタ付いたり位置ずれしたり外れたりバーナベンチュリー5に傷を付けたり等することもない。フランジ部11は、バーナベンチュリートップ51の外筒部分の上端を覆う外径を有する円環状に形成されてバーナベンチュリートップ51の上端に係止される。このフランジ部11によってバーナベンチュリートップ51に対するバーナ保持部材1の取り付け位置が確定されるとともにスペーサ部13の高さ位置が確定される。スペーサ部13は、コンロ本体3の梱包状態においてバーナベンチュリートップ51から外箱2の蓋片21の内面に至る長さを有する円筒状に形成されてバーナベンチュリートップ51上に配置される。このスペーサ部13は、フランジ部11により位置が確定されることでバーナベンチュリートップ51上の所定高さ位置に配置させてバーナベンチュリートップ51と蓋片21との間に突っ張るように介在される。スペーサ部13は、コンロ本体3を収納した外箱2である梱包製品が天面側から落下された場合に、この天面落下時の衝撃を吸収する衝撃吸収部となる。

0022

上記構成より、梱包製品が天面落下された場合は、衝撃吸収部となるスペーサ部13によってバーナベンチュリー5が受ける天面落下時の衝撃を吸収してバーナベンチュリー5にかかる荷重を受け止める。従って、バーナベンチュリー5が慣性で移動してバーナベンチュリー5を固定するバーナ取付板31あるいはバーナ取付板31を固定するコンロ本体3のケース30が変形するといった事態を防止することができる。

0023

バーナ保持部材1は、樹脂成形品の筒体10により形成されているので、梱包製品の天面落下時にバーナ保持部材1のスペーサ部13が弾性変形又は破損してバーナベンチュリー5が受ける天面落下時の衝撃を吸収することができ、バーナベンチュリー5にかかる荷重が確実に受け止められる。また、樹脂成形品であるから、射出成形等によりバーナ保持部材1の各部の寸法を設計どおりに精度よく且つ容易に作製することができる。また、バーナ保持部材1を段ボール紙や発泡スチロール等で形成すると、運搬等の振動によってバーナベンチュリートップ51と擦れて段ボール紙又は発泡スチロールの粉を出し、この粉がバーナベンチュリー5内に滞留してバーナ燃焼性に不具合を起こすおそれがあるが、バーナ保持部材1を樹脂成形品で形成することにより上記不具合を起こすこともない。また、樹脂成形品であるから、運搬等の振動によってバーナベンチュリー5に対して擦り傷を付けることもない。バーナ保持部材1を形成する樹脂としては、成形性やコスト面からはABSを使用するのが好ましいが、ABSに限定されず、PP、PC等の様々な樹脂素材を使用することができる。

0024

スペーサ部13には、長さ方向に延びるリブ14(筒体10の外周面から張り出した突起)が周方向に等間隔に4本形成されている。このリブ14によってスペーサ部13の強度が増すこととなる。従って、バーナベンチュリー5が鋳造物から形成されて比較的重いため大きな衝撃力が加わり易い場合、梱包製品の天面落下時にスペーサ部13が簡単に破壊されることなく弾性変形してバーナベンチュリー5が受ける天面落下時の衝撃を吸収してバーナベンチュリー5にかかる荷重を確実に受け止めることができる。特に、リブ14は、スペーサ部13の基端部分であるフランジ部11からスペーサ部13の軸線方向に延びるように形成されている。これにより、スペーサ部13の基端部分の強度が強化されるので、スペーサ部13が梱包製品の天面落下時の衝撃を受けた場合に、スペーサ部13の基端部分で折れ曲がりバーナベンチュリー5にかかる荷重を実質的に受け止められないという事態を防ぐことができる。なお、リブ14は、上記構成に限らず、リブ14の長さ、数、位置等について、ガスコンロの機種やバーナベンチュリー5における構成、大きさ、重さ等に応じて適切に形成することができ、また、リブ14を設けない構成であってもよい。

0025

スペーサ部13の肉厚は、外箱2の蓋片21との当接部分となる先端へ向かうに従って薄く形成されている(図3参照)。これにより、スペーサ部13は、強度的には先端側の部分よりも基端側の部分の方が強くなっている。従って、梱包製品の天面落下時にはスペーサ部13におけるバーナベンチュリー5から離れた先端寄りの部分から弾性変形又は破損し易いので、バーナベンチュリー5には天面落下時に大きな衝撃が加わり難くすることができる。また、梱包製品の天面落下時の衝撃によりスペーサ部13が基端側で中折れすることなく良好に衝撃吸収することができる。よって、梱包製品の天面落下時に、バーナベンチュリー5の大きな慣性移動が抑えられてバーナ取付板31あるいはコンロ本体3のケース30が変形することを確実に防止することができる。なお、スペーサ部13の肉厚は、上記構成に限らず、軸線方向に沿って均一な厚さに形成されてもよく、また、肉厚の厚さ自体も、ガスコンロの機種やバーナベンチュリー5における構成、大きさ、重さ等に応じて適切な厚さとすることができる。

0026

上より、本実施形態によるバーナ保持部材1によれば、梱包製品が天面落下された場合でも、バーナベンチュリー5を固定するバーナ取付板31あるいはコンロ本体3のケース30の変形を防止することができ、バーナベンチュリー5が位置ずれすることなくコンロ本体3における所定の設定位置に保持される。従って、ガスバーナの付属部品との相関もずれることがなくガスバーナ及びその周辺の各部の機能に異常を生じさせることもない。よって、ガスコンロの梱包の信頼性をさらに向上することができる。

0027

なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び均等の範囲内で様々な変更を施すことが可能である。
例えば、図5に示すように、スペーサ部13には、壁面を貫通するスリット15を形成するようにしてもよい。この場合、バーナベンチュリー5が比較的軽量であるため大きな衝撃力が加わり難い場合でも、梱包製品の天面落下時にはスペーサ部13が容易に弾性変形又は破損してバーナベンチュリー5が受ける天面落下時の衝撃を吸収しバーナベンチュリー5にかかる荷重を確実に受け止めることができる。図5に示すスリット15は、スペーサ部13の軸線方向に延びる長孔状に形成してスペーサ部13の周方向に等間隔に4つ形成され、スペーサ部13全体が梱包製品の天面落下時に弾性変形し易くしているが、これに限らず、スリット15の形状、位置、数等については、ガスコンロの機種やバーナベンチュリー5における構成、大きさ、重さ等に応じて適切に形成することができる。

0028

また、上記実施形態では、被梱包物のガスコンロは、ガスバーナを1つ設けた1口のガスコンロを例示したが、ガスバーナを2つ以上備えるガスコンロに適用することができ、複数のガスバーナを備えるガスコンロの場合は、各ガスバーナのバーナベンチュリー5のすべてにバーナ保持部材1を配置させるのが好ましい。ただし、複数のガスバーナを備えるガスコンロの場合、各ガスバーナの配置、各バーナベンチュリー5の構成や大きさや重さ等からして、梱包製品の天面落下時の衝撃によってすべてのバーナベンチュリー5が慣性で移動するのを阻止できるように、複数のバーナベンチュリー5のうちの一部のバーナベンチュリー5に対してバーナ保持部材1を配置させるようにしてもよい。

0029

1バーナ保持部材
2外箱
3コンロ本体
5バーナベンチュリー
10筒体
11フランジ部
12 支持部
13スペーサ部(衝撃吸収部)
14リブ
15スリット
21蓋片
30ケース
31バーナ取付板
51 バーナベンチュリートップ
52バーナボディ
53バーナヘッド
61 上部クッション
62 下部クッション
63スペーサー
64五徳収納クッション
65固定パッド
66 天面パッド

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