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技術 冷凍装置

出願人 エーシー・フードテック株式会社
発明者 桑田昭二
出願日 2017年7月28日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2017-146308
公開日 2019年2月21日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-027660
状態 未査定
技術分野 冷凍機械と関連した装置 食品の凍結・冷却及び乾燥
主要キーワード 回転停止期間 間歇運動 コンベアー装置 取り出し箇所 開閉蓋構造 品質均一性 速度調整機 ウインチ機構
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年2月21日)のものです。
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図面 (20)

課題

装置規模コンパクトに抑え、低コスト稼働できる冷凍装置を提供する。

解決手段

冷却用液体120が満たされた冷却用液体槽110と、被冷凍物充填して搬送する複数個搬送器130と、搬送器130を支持するアーム140と、アーム140を支持軸周り周回するよう制御するアーム駆動機構150を備えた構成とする。アーム駆動機構150がアーム140を周回移動することにより搬送器130が冷却用液体槽110を周回移動する。アーム駆動機構150が回転運動とともに昇降運動も併せて制御することにより、搬送器130が喫水線下を走行することにより被冷凍物の冷凍処理が実行され、冷凍処理時間が経過すれば搬送器130が喫水線上を走行する。

概要

背景

従来技術において、被冷凍物である肉類野菜等を冷凍する方式には様々な方式がある。例えば、冷却器で冷やされた空気を被冷凍物に当てるように庫内を循環させる空気冷凍(エアーブラスト)方式がある。また、冷却用液体が満たされた冷却用液体槽内に被冷凍物を収納した籠体を沈下させて冷凍する液体冷凍(ブライン凍結)方式がある。いずれもバッチ式の装置が多く用いられてきた。

図19は、従来のバッチ式で液体冷凍式の冷凍装置の模式図である。
冷却用液体としては、冷却温度でも凍結しないブライン液と呼ばれる塩化カルシウム水溶液アルコール水溶液等からなる冷却用液体が満たされた冷却用液体槽内に、被冷凍物が多段に収められた籠体を沈めて冷凍する。冷却用液体は、冷却用液体槽の底部に設けられた冷却用コイルを介して冷却され、攪拌機によって攪拌流動促進されることによって冷却用液体槽内の温度の均一化が図られている。
しかし、このバッチ式の液体冷凍式の冷凍装置は、連続処理ではないために処理能力が小さく大量の非冷凍物を冷凍する業務用の冷凍には適しないものであった。バッチ式で処理能力を大きくするためには冷却用液体槽を過剰に大きくし、大量の籠体を一気に沈める必要があり、現実的には難しい。
そこで、従来技術において、事例は少ないものの、被冷凍物を次々と搬送して連続して冷凍処理する連続処理式の冷凍装置が開発されている。

図20は、特開2000−55526号公報に開示された、冷却用液体の喫水線下の液中走行するコンベアーを用いた連続冷凍処理方式の冷凍装置を示す図である。
図20に示すように、特開2000−55526号公報に開示された連続冷凍処理方式の冷凍装置は、冷凍槽52に満たされた冷却用液体54の喫水線下の液中をコンベヤー66が走行するようにされており、被冷凍物58は、投入口68から走行するコンベヤー66上に乗せられて冷凍槽52に投入され、冷却用液体54に一定時間浸漬された後、取り出し口70から取り出される仕組みとなっている。無限軌道のコンベヤー66を連続的に稼働するものである。また、個々の被冷凍物は、投入口68から取り出し口70に至るまで同一の軌道にて冷却用液体中を通過するので、冷凍製品品質均一性も向上している。

特開2000−55526号公報

概要

装置規模コンパクトに抑え、低コストで稼働できる冷凍装置を提供する。冷却用液体120が満たされた冷却用液体槽110と、被冷凍物を充填して搬送する複数個搬送器130と、搬送器130を支持するアーム140と、アーム140を支持軸周り周回するよう制御するアーム駆動機構150を備えた構成とする。アーム駆動機構150がアーム140を周回移動することにより搬送器130が冷却用液体槽110を周回移動する。アーム駆動機構150が回転運動とともに昇降運動も併せて制御することにより、搬送器130が喫水線下を走行することにより被冷凍物の冷凍処理が実行され、冷凍処理時間が経過すれば搬送器130が喫水線上を走行する。

目的

上記課題を解決するため、本発明は、装置サイズが小型であり、作業時の作業員移動距離なども少ないコンパクトな冷凍装置を提供することを目的とする。また、本発明は、多様な被冷凍物に対応することができ、必要とされる冷凍処理時間の変更にも容易に対応することができる冷凍装置を提供することを目的とする。また、被冷凍物の詰め込み箇所における詰め込み作業、被冷凍物の回収箇所における回収作業を通じたブライン液の消費量が少なくランニングコストの小さい冷凍装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

冷却用液体を用いて被冷凍物冷凍する冷凍装置であって、前記冷却用液体が満たされた冷却用液体槽と、前記被冷凍物を収納できるフレームと開口を備えた複数個搬送器と、前記搬送器を支持するアームと、前記搬送器を支持した前記アームの前記支持軸を中心とした回転運動と、前記搬送器を支持した前記アームの昇降運動を組み合わせた制御を行うアーム駆動機構を備えたことを特徴とする冷凍装置。

請求項2

前記昇降運動が、前記搬送器を支持した前記アーム自体、または、前記アームに装着したスライダーに取り付けられ前記搬送器を支持した支持部材を、上下方向にスライド移動させて前記搬送器を昇降させるものであることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。

請求項3

前記昇降運動が、前記搬送器を支持した前記アームの支持軸に対する支持角度を変化させて昇降させるものであることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。

請求項4

前記アーム駆動機構による前記回転運動が前記冷却用液体槽を半周して帰還する半周往復運動を含むものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項5

前記アーム駆動機構による前記回転運動が周回運動を含むものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項6

前記アーム駆動機構による前記回転運動が間歇運動であり、所定時間ごとに前記搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動することを含むものであることを特徴とする請求項4または5に記載の冷凍装置。

請求項7

前記アーム駆動機構による前記回転運動において、前記搬送器が前記冷却用液体に浸漬している状態では回転運動がない回転停止期間が設定され、前記搬送器が空中に携挙されている状態で回転運動期間が設定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項8

前記アーム駆動機構による前記回転運動において、前記搬送器が前記冷却用液体に浸漬している状態、および、前記搬送器が空中に携挙されている状態のいずれも回転運動期間が設定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項9

前記冷却用液体が流体であり、前記冷却用液体槽の内部で周回流となっていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項10

前記アーム駆動機構により前記アームを下降させて前記搬送器を前記冷却用液体槽の前記冷却用液体中に浸漬させ、前記被冷凍物を冷凍する浸漬冷凍期間と、前記アーム駆動機構により前記アームを上昇させて前記搬送器を前記冷却用液体槽内の浸漬状態から空中へ携挙し、前記被冷凍物を取り出す取り出し作業期間の設定を制御することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項11

前記冷却用液体槽の周縁の一部に、前記被冷凍物を前記搬送器に収納させる詰め込み作業箇所と、前記冷凍処理が終了した前記被冷凍物を前記搬送器内から取り出す取り出し作業箇所を設けたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項12

前記アーム駆動機構による前記アームに対する制御を前記アームごとの制御とし、前記搬送器ごとの前記浸漬冷凍期間の開始時刻終了時刻と、回収期間の開始時刻と終了時刻を間歇的にずらし、前記被冷凍物の冷凍処理を連続処理としたことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項13

前記冷凍処理に供される前記被冷凍物の内容が前記搬送器ごとに異なり得るものであり、前記搬送器が前記冷却用液体に浸漬している期間が、前記被冷凍物の内容に応じて設定される前記冷凍処理期間に合致するように、前記アーム駆動機構によって各々の前記アームの昇降を制御せしめることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項14

前記アーム駆動機構による前記アームに対する制御を、すべての前記アーム一体の制御とし、前記搬送器ごとの前記浸漬冷凍期間の開始時刻と終了時刻と、回収期間の開始時刻と終了時刻を一体とし、前記被冷凍物の冷凍処理をバッチ処理としたことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の冷凍装置。

請求項15

前記搬送器が前記冷却用液体槽の喫水線下に浸漬状態から空中へ携挙されて引き揚げられる過程において、前記搬送器に対して空気を噴射して前記搬送器に付着している前記冷却用液体を前記冷却用液体槽に吹き飛ばして戻すブロー装置を備えたことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の冷凍装置。

技術分野

0001

本発明は冷却用液体を用いて非冷凍物冷凍する冷凍装置に関する。特に、被冷凍物充填した搬送器が搬送されつつ冷却用液体中で冷凍されていく冷凍装置に関する。

背景技術

0002

従来技術において、被冷凍物である肉類野菜等を冷凍する方式には様々な方式がある。例えば、冷却器で冷やされた空気を被冷凍物に当てるように庫内を循環させる空気冷凍(エアーブラスト)方式がある。また、冷却用液体が満たされた冷却用液体槽内に被冷凍物を収納した籠体を沈下させて冷凍する液体冷凍(ブライン凍結)方式がある。いずれもバッチ式の装置が多く用いられてきた。

0003

図19は、従来のバッチ式で液体冷凍式の冷凍装置の模式図である。
冷却用液体としては、冷却温度でも凍結しないブライン液と呼ばれる塩化カルシウム水溶液アルコール水溶液等からなる冷却用液体が満たされた冷却用液体槽内に、被冷凍物が多段に収められた籠体を沈めて冷凍する。冷却用液体は、冷却用液体槽の底部に設けられた冷却用コイルを介して冷却され、攪拌機によって攪拌流動促進されることによって冷却用液体槽内の温度の均一化が図られている。
しかし、このバッチ式の液体冷凍式の冷凍装置は、連続処理ではないために処理能力が小さく大量の非冷凍物を冷凍する業務用の冷凍には適しないものであった。バッチ式で処理能力を大きくするためには冷却用液体槽を過剰に大きくし、大量の籠体を一気に沈める必要があり、現実的には難しい。
そこで、従来技術において、事例は少ないものの、被冷凍物を次々と搬送して連続して冷凍処理する連続処理式の冷凍装置が開発されている。

0004

図20は、特開2000−55526号公報に開示された、冷却用液体の喫水線下の液中走行するコンベアーを用いた連続冷凍処理方式の冷凍装置を示す図である。
図20に示すように、特開2000−55526号公報に開示された連続冷凍処理方式の冷凍装置は、冷凍槽52に満たされた冷却用液体54の喫水線下の液中をコンベヤー66が走行するようにされており、被冷凍物58は、投入口68から走行するコンベヤー66上に乗せられて冷凍槽52に投入され、冷却用液体54に一定時間浸漬された後、取り出し口70から取り出される仕組みとなっている。無限軌道のコンベヤー66を連続的に稼働するものである。また、個々の被冷凍物は、投入口68から取り出し口70に至るまで同一の軌道にて冷却用液体中を通過するので、冷凍製品品質均一性も向上している。

0005

特開2000−55526号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、従来技術に述べた特許文献1に開示された、無限軌道にて冷却用液体中を走行するコンベアーを用いた連続冷凍処理方式の冷凍装置には、改善すべき問題がある。
第1の問題として、装置が大きくなる問題がある。
冷却用液体槽は入れ替えることが困難であるため一度固設されるとそのままとなることが前提である。冷凍処理に必要な時間は被冷凍物の種類や内容によって異なるため、想定し得る被冷凍物の中でもっとも冷凍処理時間が長いものにも対応できるように冷却用液体槽の長さや大きさが設計される。そのため、装置が大きくなる傾向にある。
特許文献1に開示した従来技術の連続冷凍処理方式の冷凍装置は、冷却用液体槽の長さが十数メートルから二十数メートルに及ぶことが多く、装置が大型化する傾向が強かった。

0007

第2の問題として、被冷凍物を異なる種類のものに変更することが事実上困難であるという問題がある。
冷凍対象となる被冷凍物を入れ替えると、冷凍に要する冷凍処理期間が変化するため、無限軌道の長さ、コンベアーの運転速度などを変更する必要が発生するが、従来技術に述べた特許文献1に開示された冷凍装置ではそのような変更は大掛かりとなり、冷凍装置の再設定処理を一時的に停止して行う必要がある場合もあり得る。
従来技術の連続冷凍処理方式の冷凍装置では、冷却用液体槽の一端の外部に設けた被冷凍物の詰め込み箇所を通過するようにコンベアー装置の無限軌道が設定され、また、冷却用液体槽の他端の外部に設けた被冷凍物の取り出し箇所を通過するようにコンベアー装置の無限軌道が設定されていることが多い。それらの設定の変更は事実上困難であり、装置が大きくなってしまう傾向がある。ここで、仮に、被冷凍物の冷凍処理時間に合わせてコンベアーの走行速度の調整により対応することを試みた場合、コンベアーの走行速度が速くなると、被冷凍物の詰め込み箇所における作業時間や、冷凍処理後の被冷凍物の取り出し箇所における作業時間が確保できないおそれもある。

0008

第3の問題として、冷却用液体であるブライン液の消費量が多くなるという問題である。特許文献1に開示した従来技術の連続冷凍処理方式の冷凍装置は、図14に示したように、冷却用液体槽の一端の外部に被冷凍物の詰め込み箇所が設けられ、冷却用液体槽の他端の外部に被冷凍物の取り出し箇所が設けられ、これら冷却用液体槽の外部に設定された無限軌道に沿ってコンベアー装置が稼働するため、冷却用液体であるブライン液が冷却用液体槽の外部に落下してブライン液の消費量が多くなってしまう問題が発生する。搬送器が冷却用液体槽内のブライン液中に浸漬され、多量のブライン液が付着したまま引き上げられるため多量のブライン液が冷却用液体槽外へ持ち出され、少なからずの量が消費されてしまう。特に、特許文献1に開示した連続冷凍処理方式の冷凍装置では、被搬送物はコンベアー上に載置されているだけであり、冷却用液体槽内から冷却用液体槽外への引き上げ角度も浅いものと想定され、無端コンベアーに付着して引き出される冷却用液体が多量であることが分かる。

0009

上記課題を解決するため、本発明は、装置サイズが小型であり、作業時の作業員移動距離なども少ないコンパクトな冷凍装置を提供することを目的とする。また、本発明は、多様な被冷凍物に対応することができ、必要とされる冷凍処理時間の変更にも容易に対応することができる冷凍装置を提供することを目的とする。また、被冷凍物の詰め込み箇所における詰め込み作業、被冷凍物の回収箇所における回収作業を通じたブライン液の消費量が少なくランニングコストの小さい冷凍装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本発明の冷凍装置は、冷却用液体を用いて被冷凍物を冷凍する冷凍装置であって、前記冷却用液体が満たされた冷却用液体槽と、前記被冷凍物を収納できるフレームと開口を備えた複数個の搬送器と、前記搬送器を支持するアームと、前記搬送器を支持した前記アームを前記支持軸を中心とした回転運動と、前記搬送器を支持した前記アームの昇降運動を組み合わせた制御を行うアーム駆動機構を備えたことを特徴とする冷凍装置である。
アーム駆動機構の制御によってアームを下降させて搬送器を冷却用液体槽の冷却用液体中に浸漬させて被冷凍物を冷凍する浸漬冷凍期間を確保し、同様に、アーム駆動機構の制御によってアームを上昇させて搬送器を冷却用液体槽内の浸漬状態から空中へ携挙して被冷凍物を回収する回収期間を確保せしめる。

0011

上記構成によれば、冷却用液体槽が支持軸を中心としたコンパクトなサイズでよく、搬送器が運動する軌道が支持軸を中心とした円弧軌道または円周軌道であり、装置全体が小さな径でまとまり、装置が小型化できる。また、円弧軌道または円周軌道が冷却用液体槽の内部に収まっているので、搬送器を冷却用液体槽内の浸漬状態から空中へ携挙してもブライン液が外部へ散逸することがない。

0012

昇降運動としては、搬送器を支持したアームを上下方向にスライド移動させて昇降させるものや、搬送器を支持したアームの支持軸に対する支持角度を変化させて昇降させるものなどがあり得る。

0013

回転運動としては、支持軸の周囲を運動するものであれば良い。
アーム駆動機構による回転運動としては、多様なパターンがあり得る。例えば、冷却用液体槽を半周して帰還する半周往復運動がある。また、周回を続ける周回運動がある。これらには、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動も含まれる。
アーム運動の速度を可変とする速度調整機能を備えた構成とすることがこのましい。調整範囲としては、最小値が回転運動をしない角速度ゼロの設定、最大値としては作業員の操作に無理のない速度または冷却用液体の中を搬送器が移動する上で無理のない範囲であれば良い。例えば、設定範囲として最大速度が1分間で冷却用液体槽を一周する速度である仕様や、最大速度が10分で冷却用液体槽を一周する速度である仕様などがあり得る。もちろん機構的にそれ以上速く設定できる能力があるものでも良く、それより遅い範囲でしか設定できない能力のものであっても良い。

0014

また、アーム駆動機構による回転運動の設定範囲として、被冷凍物の冷凍処理の開始から完了までの期間に、搬送器の回転運動がないゼロ移動の設定から、冷却用液体槽1周回を超える周回超移動まで可能とすることができる。バッチ処理を選択する場合などは搬送器の回転運動がないゼロ移動であれば便利な場合が多い。また、被冷凍物の種類が複数あって混載されている場合、冷凍処理時間が長くなるものは冷却用液体槽を数回にわたり周回させて冷凍処理時間を長く確保せしめることも可能である。
このように、アーム駆動機構による回転運動は多様であるが、上下方向の昇降運動との関係においても多様なパターンがある。
例えば、昇降運動の結果、搬送器が冷却用液体に浸漬している状態において、回転運動を行わないパターンもあれば、回転運動を行うパターンもある。
前者の場合は、搬送器が冷却用液体に浸漬している状態では回転運動がない回転停止期間が設定され、搬送器が空中に携挙されている状態で回転運動期間が設定されている運用である。
後者の場合、搬送器が冷却用液体に浸漬している状態、および、搬送器が空中に携挙されている状態のいずれも回転運動期間が設定されている運用である。
また、搬送器が冷却用液体に浸漬している状態で回転運動を行う回転運動期間が設定され、搬送器が空中に携挙されている状態で回転停止期間が設定されている運用もあり得る。
次に、冷却用液体槽の内部の冷却用液体の運動状態について述べる。
冷却用液体槽の内部の冷却用液体は静止状態でも良く、能動的に水流が作られている状態でも良い。特段、冷却用液体槽の内部の冷却用液体に運動エネルギーを与えない場合、冷却用液体は静止状態となっている。搬送器が冷却用液体中を走行することにより乱流が形成されていても受動的である。スクリューポンプなどで冷却用液体槽の内部の冷却用液体に運動エネルギーが能動的に与えられている場合、冷却用液体が流体を形成し、例えば、冷却用液体槽の内部で周回流を形成できる。
この冷却用液体の運動と搬送器の運動の関係についても様々なパターンがあり得る。
搬送器が冷却用液体に浸漬している間に回転運動がなく水平方向では静止している状態で昇降運動のみで搬送器が下降して冷却用液体中に浸漬する場合は、冷却用液体にも運動がなければ、両者が水平方向では静止した関係となる。この場合、冷却用液体の温度が均質化するよう工夫を施す必要となる。もし、冷却用液体に運動があり流体が形成されている場合、搬送器が冷却用液体流中に静置された状態となって冷却用液体流を受け止める状態となる。流体抵抗が生じるが冷却用液体が冷却用液体槽の中を周回しており、冷却用液体の温度が均質化しやすく、冷却用コイルの冷却効果も冷却用液体に行き渡りやすくなる。なお、このタイプには搬送器が空中に携挙された状態で走行するタイプも含まれる。このように浸漬期間中に搬送器が走行しないタイプはバッチ式冷凍処理には適しやすい場合が多い。
次に、搬送器が冷却用液体に浸漬している間に回転運動をしている状態で昇降運動が組み合わされて搬送器が下降して冷却用液体中に浸漬する場合は、冷却用液体に運動がなければ、静止した冷却用液体を搬送器が走行する関係となる。搬送器が走行すると連続処理式の冷凍処理には適しやすい場合が多い。
ここで、冷却用液体に運動があり流体が形成されている状態で搬送器が走行しつつ冷却用液体流中に浸漬される場合、冷却用液体流の流方向と搬送器の搬送方向が同じ方向の場合と逆方向の場合がある。前者の場合は冷却用液体流の流方向と搬送器の搬送方向が同じ方向であるので、比較的流体抵抗が少なくなり乱流が小さく抑えられる。後者の場合は冷却用液体流の流方向と搬送器の搬送方向が向かい合う方向であるので、比較的流体抵抗が大きくなり乱流の発生が大きくなる。
次に、断熱体を設ける工夫について説明する。冷却用液体槽を断熱体で取り囲みつつその上面に開閉可能とした複数の開閉蓋を備えた構成とすることができる。冷却用液体は外気よりもかなり低温であるため、冷却用液体槽に外部から熱が伝導しない方が良い。そこで、冷凍効率を上げるため、装置全体を断熱体で覆うことができる。ここで、メンテナンスなど装置に対するアクセスを容易とするため、断熱体の上面は開閉蓋構造となっていることが好ましい。

0015

上記構成で構成される本発明の冷凍装置は、アーム駆動機構によるアームに対する制御により、いわゆる連続処理式とすることもでき、バッチ処理式とすることもできる。

0016

連続処理式とする場合、アーム駆動機構によるアームに対する制御をアームごとの制御とし、搬送器ごとの浸漬冷凍期間の開始時刻終了時刻と、回収期間の開始時刻と終了時刻を間歇的にずらせば良く、被冷凍物の冷凍処理が連続処理となる。連続冷凍処理方式とすれば大量の被冷却物を冷凍処理する工業用途に適したものとなる。

0017

連続処理式とする場合、被冷凍物を搬送器に収納させる詰め込み作業箇所と、冷凍処理が終了した被冷凍物を搬送器内から回収する回収作業箇所を定めておき、その上でアーム駆動機構によるアームの周回移動の速度を調整し、アームが詰め込み作業箇所から回収作業箇所まで移動する時間が浸漬冷凍期間より長くなる速度とする。つまり、搬送器の周回移動中に浸漬冷凍期間が確保され、さらに、アーム駆動機構によるアームの昇降制御によって、搬送器が冷却用液体に浸漬している期間が浸漬冷凍期間と合致するよう正確に制御せしめることができる。

0018

このように、アーム駆動機構によるアームの周回移動の速度と、アーム駆動機構によるアームの昇降制御によって、搬送器が冷却用液体に浸漬している期間が浸漬冷凍期間と合致するよう制御することができるので、本発明の冷凍装置によれば、搬送器ごとに多様な被冷凍物に対応することができ、必要とされる冷凍処理時間の変更にも容易に対応することができる。

0019

例えば、浸漬冷凍期間が短くて良い被冷凍対象物であれば、アーム駆動機構によるアームを下降させて浸漬状態とする時間を短く制御し、浸漬冷凍期間が経過すればアーム駆動機構によってアームを上昇させて空中に携挙した状態で、残りの周回移動を行えばよい。また、浸漬冷凍期間が比較的長く確保する必要がある被冷凍対象物であれば、アーム駆動機構によるアームを下降させて浸漬状態とする時間を長く制御し、浸漬冷凍期間が経過すればアーム駆動機構によってアームを上昇させて空中に携挙した状態とすればよい。
冷凍処理に供される被冷凍物の内容が搬送器ごとに異なり得るものであれば、被冷凍物の内容に応じて設定される冷凍処理期間に合致するように、搬送器ごとに各々のアームの昇降を制御せしめれば良い。
このように、本発明の冷凍装置では、搬送器ごとに被冷凍物の混載ができる。

0020

一方、バッチ処理の場合は、アーム駆動機構によるアームに対する制御を、すべてのアーム一体の制御とし、搬送器ごとの浸漬冷凍期間の開始時刻と終了時刻と、回収期間の開始時刻と終了時刻を一体とすれば良い。
次に、搬送器が冷却用液体槽から上昇して空中へ携挙された状態で、搬送器に対して空気を噴射して搬送器に付着している冷却用液体を冷却用液体槽に吹き飛ばして戻すブロー装置を備えた構成とすれば、ブライン液の回収処理時間を短縮化できる。

発明の効果

0021

本発明にかかる冷凍装置によれば、装置サイズが小型であり、作業時の作業員の移動距離なども少なくて済む。また、多様な被冷凍物に対応することができ、必要とされる冷凍処理時間の変更にも容易に対応することができる。また、被冷凍物の詰め込み作業箇所における詰め込み作業、被冷凍物の回収作業箇所における回収作業を通じたブライン液の消費量が少なくランニングコストの小さい冷凍装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0022

実施例1にかかる本発明の冷凍装置100の基本構成を示す図である。
回転運動の一例を示す図である。
アーム140の先端のスライダーを介してゴンドラを上下方向にスライド移動させて昇降する昇降運動の様子を簡単に説明する図である。
アーム140全体を上下方向にスライド移動させて昇降する昇降運動の様子を簡単に説明する図である。
アーム140の先端に装備されているワイヤー長をアーム駆動機構150により制御して搬送器の高さを制御する構成を簡単に示す図である。
アーム140の支持軸に対する支持角度を変化させて昇降する昇降運動の様子を簡単に説明する図である。
連続処理式の冷凍処理の場合の三次元的な運動を説明する図である。
詰め込み作業時のある瞬間における各々の搬送器130の状態を示した図である。
バッチ式にて冷凍処理中のある瞬間における各々の搬送器130の状態を示す図である。
第2の冷凍処理のパターンにおける被冷凍物の回収作業を示す図である。
第3の冷凍処理のパターンにおける搬送器130への被冷凍物の詰め込み作業の様子を示す図である。
第3の冷凍処理のパターンにおけるバッチ式による冷凍処理を示す図である。
冷凍処理の進行途中のある時刻の様子を示す図である。
第3の冷凍処理のパターンにおける搬送器130への被冷凍物の取り出し作業の様子を示す図である。
要求される冷凍処理期間が比較的短い被冷凍物Aが充填された搬送器130Aに注目してその搬送器130Aが周回する間における当該搬送器130Aの状態を示した図である。
要求される冷凍処理期間が比較的中程度の被冷凍物Bが充填された搬送器130Bに注目してその搬送器130Bが周回する間における当該搬送器130Bの状態を示した図である。
要求される冷凍処理期間が比較的長い被冷凍物Cが充填された搬送器130Cに注目してその搬送器130Cが周回する間における当該搬送器130Cの状態を示した図である。
ある瞬間における各々の搬送器130の状態を示した図である。
従来のバッチ式で液体冷凍式の冷凍装置の模式図である。
特開2000−55526号公報に開示された、連続冷凍処理方式の冷凍装置を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

0023

以下、本発明の連続冷凍処理式の冷凍装置の実施例を説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

0024

図1は、実施例1にかかる本発明の冷凍装置100の基本構成を示す図である。
図1の上図は平面図で上面の断熱体を取り除いて冷却用液体槽110の内部の様子を示した図、図1下図は側面図となっている。図1の下図において、冷却用液体槽110の内部におけるアーム駆動機構150の回転運動の様子や搬送器の様子が分かりやすいよう、一部断面図によって示されている。いずれも動作原理が分かりやすいように構造を簡単に描いている。
図1に示すように、本発明の冷凍装置100は、冷却用液体槽110、冷却用液体120、搬送器130、アーム140、アーム駆動機構150、ブロー装置170を備えた構造となっている。なお、図1において、搬送器130はシンプルに単なる筐体として示されている。また、詰め込み作業箇所S、回収作業箇所Eも併せて示されている。詰め込み作業箇所Sにおいて被冷凍物を収納でき、冷却用液体槽110の回収作業箇所Eにおいて被冷凍物を回収する。これらの設置箇所は限定されず他の位置に設けることは可能であることは言うまでもない。

0025

冷却用液体槽110は、冷却用液体120が満たされた容器である。
図1に示すように、この例では、冷却用液体槽110は外形略円形の槽となっており、その中心にアーム駆動機構150の支持軸151が設置された構成となっている。
冷却用液体槽110の外形は、アーム駆動機構150による搬送器130の移動軌跡カバーする形状であれば良く、ここでは、アーム駆動機構150による搬送器130の移動軌跡が支持軸151を中心とした円周軌道であるので、その円周軌道をカバーする形状の槽であれば良く、必ずしも正確な円形でなくとも良く、四角形六角形などの多角形楕円形不定形であっても良い。
冷却用液体槽110の大きさは特に制限されないが、アーム駆動機構150による搬送器130の移動軌跡をカバーする大きさが必要である。また、内部構造が分かりやすいように図示は省略しているが、冷却用液体槽110の上面や周囲は断熱体で囲んでおき、冷却効率を向上することが好ましい。

0026

冷却用液体槽110の外周縁の一部に詰め込み作業箇所S、回収作業箇所Eが設けられている。なお、本発明の冷凍装置100は搬送器の移動軌跡が円形の周回軌道であるので、従来技術の無端ベルトベルトコンベアーのように始端終端という物理的な端部が存在しないので、詰め込み作業箇所S、回収作業箇所Eの設定位置は固定的ではなく、冷却用液体槽110の周縁であれば良く、任意の位置に設定できる。

0027

冷却用液体槽110の冷却機構として、冷却用液体槽110の底部には冷却用コイル(図示せず)が設けられている。冷却用コイルは冷却機構のうち吸熱する蒸発器に相当するものであり、冷却機構のうち圧縮器など他の部材は外部に設けられており図示を省略している。冷却用コイルは冷却用液体槽110の中の冷却用液体120を所定温度まで冷却する能力を備えているものとする。
ここで、冷却用液体120は冷却用液体槽110の容量に応じて大量に蓄積されているが、冷却用液体120に対して冷却用コイルによる冷却効果が均質に与えられる必要がある。冷却用コイルによる冷却効果を均質化させる方法は限定されない。例えば、スクリューやポンプなどにより冷却用液体120に運動エネルギーを与えて冷却用液体120全体が冷却用液体槽110を周回する周回流を形成するものでも良い。冷却用液体120全体が周回流を形成するものではないが、冷却用液体120を適宜撹拌するための攪拌機を設置する構成でもよい。また、積極的に水流を作る機構は設けずに、搬送器130が冷却用液体120に浸漬した状態で走行する設定とすることにより、搬送器130によって事実上撹拌する構成も可能である。

0028

次に、冷却用液体120を説明する。
冷却用液体120は、被冷凍物を冷却する温度よりも凍結温度が低い液体であればよいが、安定性、安全性などが確保されているものが好ましい。例えば、ブライン液と呼ばれる塩化カルシウム水溶液やアルコール水溶液等からなる冷却用液体で良い。冷却用液体120は、冷却用液体槽110の底部に設けられた冷却用コイル113を介して冷却される。

0029

次に、搬送器130を説明する。
搬送器130は、被冷凍物を内部空間に支持できるフレームを備えた筐体状のものであるが、搬送器130の形状には多様なものがあり得る。搬送器130は被冷凍物を内部空間に支持できるフレームがあれば良く、周囲から冷却用液体120が入り込んで浸漬するものであれば良い。簡単な例としては、格子で囲んだゲージ、開口の多数開いた箱状のものなどがある。

0030

この例では、搬送器130は、アーム140を介してアーム駆動機構150に対して連結されている。搬送器130はアーム駆動機構150の駆動に従って昇降するが、搬送器130が下降して冷却用液体120の喫水線下に浸漬した状態が冷凍処理期間となり、搬送器130が上昇して空中携挙状態つまり冷却用液体120の喫水線上に携挙された状態が非冷凍処理期間となる。

0031

搬送器130は、複数個配置することが可能である。ここでは、12個の搬送器130が円形の周回軌道に配置されている例とする。この12個の搬送器130はアーム140を介してアーム駆動機構150に取り付けられた状態で搬送機構により搬送される。

0032

アーム140は、アーム駆動機構150と搬送器130との間を連結する部材である。アーム140の連結機構は特に限定されないが、搬送器130側の上部に設けられた接続具と連結する機構である。例えば、搬送器130側の接続具とアーム140の一方が嵌合オス部材で他方が嵌合メス部材という組み合わせなどがある。また、ボルトナットなどで固定したものでも良く、アタッチメントなどを介して着脱可能なものでも良い。また、ワイヤーを介して接続する例もある。
アーム140の形状や素材は特に限定されないが、内部に被冷凍物が充填された状態で搬送器130を支持できる機械的強度が求められる。鋼鉄製の板材棒材フック、ワイヤーなどでも良い。

0033

アーム140は、アーム駆動機構150に対して所定間隔ごとに取り付けられている。搬送器130が所定間隔ごとにアーム駆動機構150上に対して配置される。図1の例では略30度間隔で設けられており、周回状に12本のアーム140が設けられている。よって搬送器130も12個が周回状に配設されていることとなる。もちろんアーム140を設ける間隔は限定されず、もっと多い本数を周回状に配設するものであっても良く、もっと少ない本数を周回状に配設するものであっても良い。

0034

次に、アーム駆動機構150を説明する。
アーム駆動機構150は、搬送器130を支持したアーム140を支持軸151の周りにて回転運動させつつ昇降運動を制御する機構である。アーム駆動機構150の形状や設置個所などは限定されない。図1では簡単に冷却用液体槽110の中心に立設された支持軸状のもののみが描かれているが、床面下にまで機構部分が埋設されたものでも良く、逆に天井側に機構部分の一部が取り付けられ、支持軸およびそれに支持されたアーム140や搬送器130などが天井から吊下された構造などでも良い。

0035

まず、アーム駆動機構150の回転運動について述べる。
アーム駆動機構150は図示しないモーターなどを備え、支持軸に対して適宜トルクを与え、支持軸からアーム140に駆動力が与えられる。なお、本発明では、モーターなどの電気機械的な駆動に代え、手動式により回転させることを排除するものではない。もっぱら手動式で回転させる場合、アーム駆動機構150はアームの回転する軌道を与える機構と捉えることができる。
アーム駆動機構による回転運動としては多様なパターンがあり得る。アーム駆動機構150の設定により限定なく様々な回転運動が可能である。
図2は、回転運動の一例を示す図である。図2(a)は、冷却用液体槽110を半周して帰還する半周往復運動のパターンを示す図である。このパターンには、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動も含まれる。図2(a)の例では詰め込み作業箇所Sと回収作業箇所Eが同じ箇所に設けられている。この位置から搬送器130が冷却用液体槽110を半周した後、回転方向反転して元の位置まで戻るような往復運動を行うパターンである。なお、初期状態で詰め込み作業箇所Sにあった搬送器130が支持軸の周りを半周する間に、円周状に配置された全搬送器130のうち半分の搬送器130が次々と詰め込み作業箇所Sを通過する。なお、左右反転させることも可能である。左右逆に半周移動させれば残り半分の搬送器130も次々と詰め込み作業箇所Sを通過するのですべての搬送器130に対するアクセスが可能である。なお、後述するように、この図2(a)の半周往復運動のパターンは、冷凍処理をバッチ処理にて行う準備として先に詰め込み作業を実行する場合にも使用できる。
図2(b)は、冷却用液体槽110を周回する周回運動のパターンを示す図である。このパターンには、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動も含まれる。図2(b)の例では詰め込み作業箇所Sと回収作業箇所Eが異なる箇所に設けられている。この例では、アーム駆動機構150が回転を停止するまで所定速度で搬送器130が支持軸の周りを周回するパターンである。なお、後述するように、この図2(b)の周回運動のパターンは、冷凍処理をバッチ処理にて行う準備として先に詰め込み作業を実行する場合にも使用でき、また、連続処理として、詰め込み作業、冷凍作業、取り出し作業という一連の処理を次々と連続処理にて行う場合にも使用できる。

0036

なお、アーム駆動機構150として、アームの回転運動の速度を可変とする速度調整機能を備えた構成も可能である。例えば、最小設定は回転運動をしない角速度ゼロの設定である。後述するように冷凍処理をバッチ処理としてアームの回転が不要な場合があり得る。最大値としては作業員の操作に無理のない速度または冷却用液体の中を搬送器が移動する上で無理のない範囲であれば良い。例えば、設定範囲として最大速度が1分間で冷却用液体槽を一周する速度である仕様や、最大速度が10分で冷却用液体槽を一周する速度である仕様などがあり得る。もちろん機構的にそれ以上速く設定できる能力があるものでも良く、それより遅い範囲でしか設定できない能力のものであっても良い。

0037

なお、アーム駆動機構150によるアームの回転運動の速度と冷凍処理時間との関係において、冷凍処理中にアームの回転が必要な連続式処理の場合は、かならずしも冷却用液体槽110を1周するまでに被冷凍物の冷凍処理時間が完了する必要はなく、冷凍処理時間が完了するまでに搬送器130が冷却用液体槽110の複数回にわたり周回するものであっても良い。

0038

次に、アーム駆動機構150の昇降運動について述べる。
アーム駆動機構150によるアーム140の昇降運動は、搬送器130を上昇させたり下降させたりする運動である。アームを昇降する機構は限定されないが、例えば、下記の3通りの方法がある。

0039

第1の例は、搬送器を支持したアーム140の全体またはその一部を上下方向にスライド移動させて昇降させるものである。
スライドの方式としても複数通りの機構があり得る。
以下、2つの例を挙げる。
第1のスライド方式は、搬送器を支持したアーム140の先端のスライダーを設けておき、当該スライダーを介して搬送器130を上下方向にスライド移動させて昇降させるものである。
図3は、アーム140の先端のスライダーを介して搬送器130を上下方向にスライド移動させて昇降する昇降運動の様子を簡単に説明する図である。分かりやすいように搬送器130の昇降状態を横から見た図となっている。スライダーは極めて簡単に図示しており、詳しい機構は図示していないが、搬送器130の上部に支持部が取り付けられており、スライダー機構によりこの支持部が上下する仕組みとなっている。
アーム駆動機構150がスライダーを操作し、搬送器130の上部にある支持部を上下に摺動させて昇降させることにより搬送器130の支持高さを制御する例となっている。
図3(a)に示すように、スライダーを上昇させている状態において、スライダーを介して支持されている搬送器130の底面が冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線上に出る高さまで上昇している。
一方、図3(b)に示すように、右側の搬送器130ではスライダーにより搬送器を支持した支持部を下降させた状態となっており、支持部を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線下に潜る高さまで下降している。一方、図3(b)の左側に示す搬送器130ではスライダーで支持された支持部が上昇した状態となっており、支持部を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線上に携挙される高さまで上昇している。
アーム駆動機構150による搬送器130の昇降運動はスライダーによる支持部の動き連動して行われるものとなっている。なお、搬送器130を上下に昇降操作ができるものであれば、支持部の形状およびスライダーのスライド機構は特に限定されず、多様なものがあり得る。

0040

次に、第2のスライド方式は、搬送器130を支持したアーム140自体が、アーム駆動機構150に組み込まれたスライダー機構(図示せず)によりスライドして上下方向に昇降運動する仕組みである。
図4は、アーム140全体を上下方向にスライド移動させて昇降する昇降運動の様子を簡単に説明する図である。分かりやすいように搬送器130の昇降状態を横から見た図となっている。
アーム駆動機構150により、図示しない摺動機構で支持軸に対してアーム140全体を摺動させて上下に昇降させることにより搬送器130の支持高さを制御する例となっている。
図4(a)に示すように、アーム140を上昇した状態において、アーム140を介して支持されている搬送器130の底面が冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線上に出る高さまで上昇している。
一方、図4(b)に示すように、右側の搬送器130ではアーム140が下降した状態となっており、アーム140を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線下に潜る高さまで下降している。図4(b)の左側に示す搬送器130ではアーム140が上昇した状態となっており、アーム140を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線上に携挙される高さまで上昇している。

0041

次に、第2の昇降機構の例を説明する。
第2の昇降機構の例は、アーム140の一部にワイヤーが装備されており、当該ワイヤーを介して搬送器130が吊下されており、当該ワイヤーの繰り出しや巻き取りで搬送器130の高さを変化させる構造である。
図5は、アーム140の先端に装備されているワイヤーにより搬送器130が吊下され、アーム駆動機構150によりワイヤーの巻き取り繰り出しを制御することにより搬送器の高さが制御される構成を簡単に示す図である。
アーム駆動機構150により、図示しないワイヤーウインチ機構でアーム140の先端から垂下されるワイヤーの長さが変化し、吊下されている搬送器130の高さを制御する例となっている。
図5(a)に示すように、ワイヤーウインチ機構でワイヤーを巻き取っている状態において、アーム140を介して支持されている搬送器130の底面が冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線上に出る高さまで上昇している。

0042

一方、図5(b)に示すように、右側の搬送器130ではワイヤーウインチ機構でワイヤーが繰り出され、アーム140から垂下するワイヤー長が長くなり、吊下されている搬送器130が下降した状態となっており、アーム140を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線下に潜る高さまで下降している。図5(b)の左側に示す搬送器130ではワイヤーウインチ機構でワイヤーが巻き取られ、アーム140から垂下するワイヤー長が短くなり、吊下されている搬送器130が上昇した状態となっており、アーム140を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線上に携挙される高さまで上昇している。
アーム駆動機構150による搬送器130の昇降運動はこの範囲にてアーム140を介して昇降できるものとなっている。

0043

第3の昇降機構の例を説明する。
第3の昇降機構の例は、搬送器130を支持したアーム140の支持軸に対する支持角度を変化させて昇降させるものである。
図6は、アーム140の支持軸に対する支持角度を変化させて昇降する昇降運動の様子を簡単に説明する図である。分かりやすいように搬送器130の昇降状態を横から見た図となっている。
図6に示すように、アーム駆動機構150はアーム140の支持角度を変える図示しない角度調整機構を備え、図示しないアクチュエーターなどにより適宜駆動力が与えられ、支持軸に対するアーム140の支持角度が可変となっている。
図6(a)に示すように、アーム140の支持角度を大きくした状態において、アーム140を介して支持されている搬送器130の底面が冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線上に出る高さまで上昇している。

0044

一方、図6(b)に示すように、右側の搬送器130ではアーム140の支持角度が小さくなった状態において、アーム140を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線下に潜る高さまで下降している。左側の搬送器130ではアーム140の支持角度が大きくなった状態になり、アーム140を介して支持されている搬送器130が冷却用液体槽110の被冷凍物が冷却用液体120の喫水線上に携挙される高さまで上昇している。
アーム駆動機構150による搬送器130の昇降運動はこの範囲にてアーム140を介して昇降できるものとなっている。

0045

アーム駆動機構150は、図2に示した回転運動と、図3図6に示したような昇降運動を組み合わせて搬送器130を駆動することにより、搬送器130を立体的に回転運動させることができる。

0046

以下、搬送器130の立体的な回転運動の例を説明する。一例として、回転運動と昇降運動が同時に組み合わされて三次元的な運動となる連続処理式の冷凍処理の場合の例を示す。図7は連続処理式の冷凍処理の場合の三次元的な運動を説明する図である。図7の冷却用液体槽110の周囲には位置(1)から位置(12)までが示されている。
まず、アーム駆動機構150の駆動により、搬送器130が冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線上に上昇した状態で位置(1)の詰め込み作業箇所Sを通過する。詰め込み作業箇所Sで被冷凍物を収納した搬送器130は、詰め込み作業箇所Sから徐々に下降して冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線下に沈んでいき、位置(3)で搬送器130が浸漬状態となり、被冷凍物が冷却用液体120の中に浸漬している状態で冷却用液体槽110内の走行が開始する。搬送器130が回収作業箇所E近くになり位置(9)に至るとアーム駆動機構150の駆動により、搬送器130が徐々に上昇し、やがて冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線から引き揚げられ、位置(11)で完全に冷却用液体120から引き揚げられる。その後位置(12)の回収作業箇所Eに到達する。回収作業箇所Eにて冷凍処理後の被冷凍物を回収する。この搬送器130が喫水線下を走行している間が冷凍処理期間となる。被冷凍物が回収され、空になった搬送器130は、そのまま冷却用液体120の喫水線上を走行し、詰め込み作業箇所Sに戻る。この例では搬送器130はこのような立体的な三次元の回転軌道を描いて運動する。

0047

アーム駆動機構150とアーム140との接続は固定したものでも良く、アタッチメントなどを介して着脱可能なものでも良い。ここではアーム駆動機構150とアーム140が固定されて接続されているものとする。

0048

引き続き、残りの部材の説明を続ける。
断熱体は、冷却用液体槽110の上面や周囲を取り囲むように覆うものである。素材は断熱性の高い素材を用いることが好ましい。図面では内部の構造や搬送器130の動きなどを示すため、断熱体は図示していない。断熱体の上面は各々独立して開閉可能とした複数の開閉蓋構造となっている。作業中の確認、不具合回復処理など冷却用液体槽110にアクセスする必要が発生する場合があり、開閉式で冷却用液体槽110の問題個所にすぐアクセスできるようになっている。また、開閉蓋構造であれば清掃など定期的なメンテナンスも容易となる。

0049

次に、ブロー装置170を説明する。
ブロー装置170は所定圧にて空気を噴射する装置である。ブロー装置170の配置個所は、回収作業箇所Eのやや手前である。搬送器130が冷却用液体槽110の冷却用液体120から引き揚げられ、空中へ携挙された状態で搬送器130に対してブロー装置170が空気を噴射する。搬送器130に付着している冷却用液体120が吹き飛ばされ、冷却用液体槽110に戻される。
このブロー装置170の働きにより、引き揚げ時に搬送器や被冷凍物に付着している冷却用液体120を即座に回収することができ、回収作業時間を短縮することができる。

0050

以上が各構成要素の簡単な説明である。
次に、冷凍装置100の冷凍処理の様々なパターンについて説明する。
本発明の冷凍装置100は、アーム駆動機構150の制御により多様な冷凍処理パターンがあり得る。

0051

以下、4つのパターンについて示す。
[第1の冷凍処理のパターン]
第1の冷凍処理のパターンは、被冷凍物が同じ種類であり、要求される各々の冷凍処理時間が同じである場合の連続処理式での冷凍処理とするパターンである。
図7は、冷凍装置100による第1の冷凍処理のパターンの流れを説明する図である。搬送器130の運動を簡単に説明するシンプルな図となっている。図7は、上面から見た図と横から見た図を組み合わせて示している。
なお、図7は、ある瞬間における各々の搬送器130の状態を示したものであるが、以下の説明では、ある搬送器130に注目してその搬送器130が周回する間における当該搬送器130の状態を示したものとして考えれば分かりやすい。

0052

図7に示すように、搬送器130が詰め込み作業箇所Sから回収作業箇所Eを経由し、回収作業箇所Eから詰め込み作業箇所Sまで帰還することで1サイクルとなっている。
図7に示すように、冷却用液体槽110の周囲には便宜上の位置を示す(1)から(12)の符号が付されている。
位置(1)である搬送器130は詰め込み作業箇所Sにおいて、アーム駆動機構150の制御によりアーム140が高く調整されており、搬送器130が空中に携挙されている。この状態で作業員は搬送器130の内部に被冷凍物を所定の姿勢にて詰め込む。

0053

搬送器130は詰め込み作業箇所Sを通過すると、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に小さくなってゆき、やがて搬送器130が冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中に沈降してゆく。図7において位置(1)から位置(3)まで至れば、搬送器130が冷却用液体120の中に浸漬する。位置(3)が冷凍処理期間開始地点である。

0054

搬送器130は冷凍処理期間開始地点である位置(3)において冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中に浸漬して冷凍処理が開始された後、冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中を進行してゆき、搬送器130が冷凍処理期間終了位置である位置(9)に到達する。この冷凍処理期間開始位置(3)から冷凍処理期間終了位置(9)までの間が冷凍処理期間Tである。
この処理では、被冷凍物を冷却用液体120で冷凍する必要時間が確保されるよう冷凍処理期間Tを設定する必要がある。ここで、円形の冷却用液体槽110の円周における冷凍処理期間開始位置(3)から冷凍処理期間終了位置(9)までの間の角度をθとし、アーム駆動機構150による回転運動の角速度をωとすると、
T=θ/ω となる。
この関係式が満たされるよう、冷凍処理期間開始位置(3)、冷凍処理期間終了位置(9)、アーム駆動機構150による回転運動の角速度ωを決めれば良い。

0055

次に、図7に示すように、冷凍処理期間終了位置(9)を通過すると、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に大きくなってゆき、やがて搬送器130が冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線の上に出て空中に携挙される。図7において、搬送器130が冷却用液体120から完全に離脱した箇所が位置(11)である。この位置(11)の少し先に回収作業箇所Eがある。

0056

なお、位置(12)である回収作業箇所Eに至る前にブロー装置170を設置し、ブロー装置170前を通過する間に、搬送器130の中に残っている冷却用液体120を吹き飛ばして冷却用液体槽110に噴き戻すことができる。
搬送器130が位置(12)の回収作業箇所Eに至ると、作業員は冷凍処理が完了している被冷凍物を搬送器130から取り出す。

0057

回収作業箇所Eにおいて被冷凍物が回収され、空になった搬送器130は空中に携挙されたまま、詰め込み作業箇所Sに帰還して1周のサイクルが終了する。
各々の搬送器130は、間隔を開けて支持軸151の周りを周回しており、その進行には時間差がある。そのため、順々に搬送器130が詰め込み作業箇所Sを通過するたびに非冷凍物を詰め込み、順々に冷却用液体120の中に浸漬して冷凍処理が実行され、順々に回収作業箇所Eにおいて被冷凍物が回収されることにより、連続式にて冷凍処理が実行される。

0058

[第2の冷凍処理のパターン]
次に、第2の冷凍処理のパターンを説明する。
第2の冷凍処理のパターンは、被冷凍物が同じ種類であり、要求される各々の冷凍処理時間が同じである場合においてバッチ処理式での冷凍処理とするパターンである。
図8図10は、冷凍装置100による第2の冷凍処理のパターンの流れを説明する図である。これらの図は搬送器130の運動を簡単に説明するシンプルな図となっている。各々の図は、上面から見た図と横から見た図を組み合わせて示している。
なお、図8は、詰め込み作業時における各々の搬送器130の動きを示す図、図9は、バッチ式にて冷凍処理中のある瞬間における各々の搬送器130の状態を示す図、図10は、取り出し作業時における各々の搬送器130の動きを示す図である。

0059

この第2のパターンでは、搬送器130を冷却用液体120の中に浸漬した冷凍処理期間中は、アーム駆動機構150によるアーム140の回転運動はゼロに設定され、搬送器130は周回しない。ただし、被冷凍物130の搬送器への詰め込み作業時や回収作業時に、間歇的に周回させて詰め込み作業や回収作業の作業効率を向上させることは可能である。

0060

図8は第2の冷凍処理のパターンにおける詰め込み作業を示す図である。図8に示すように、各々の搬送器130は、アーム駆動機構150の制御によりアーム140が高く調整されており、すべての搬送器130が空中に携挙されている。この状態で作業員は搬送器130の内部に被冷凍物を所定の姿勢にて詰め込む。
ここで、アーム140の回転運動はゼロとして作業員が移動しながら被冷凍物を搬送器130に詰め込んで行っても良いが、作業員は詰め込み作業箇所に居て、アーム駆動機構150の制御により搬送器130が空中に携挙されたまま間歇的に順々に移動し、作業員が被冷凍物を搬送器130に対して順々に詰め込んで行っても良い。この例ではこの詰め込み方式の例とし、図8に示すように、アーム駆動機構150の制御により搬送器130が空中に携挙されたまま間歇的に順々に移動し、作業員が被冷凍物を搬送器130に対して順々に詰め込んで行く例となっている。
図8(a)の例は、図2(a)に示したものと同様の動きであり、冷却用液体槽110を半周して帰還する半周往復運動のパターンを示す図である。図8(a)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。詰め込み作業箇所Sである位置(1)から搬送器130が冷却用液体槽110を半周した後、回転方向を反転して元の位置まで戻るような往復運動を行うパターンである。つまり、初期状態で位置(1)の詰め込み作業箇所Sにあった搬送器130が、支持軸の周りを半周して位置(7)に到達する間に全搬送器130のうち半分の搬送器130に次々と被冷凍物の詰め込み作業が行われ元に位置に往復して戻った後、さらに、左右反転させて半周移動させれば残り半分の搬送器130にも次々と被冷凍物の詰め込み作業が完了する。
図8(b)は、冷却用液体槽110を周回する周回運動のパターンを示す図である。図8(b)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。この位置(1)にある搬送器130が時計回りに回転して再び位置(1)に戻るまでに次々とすべての搬送器130に詰め込み作業が完了する。

0061

図9は第2の冷凍処理のパターンにおけるバッチ式による冷凍処理を示す図である。
搬送器130への詰め込み作業が完了すると、図9に示すように、アーム駆動機構150の制御により搬送器130が一斉に冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中に沈降してゆく。つまり冷凍処理期間が一斉に開始する。
被冷凍物が冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120により冷凍処理されてゆき、所定の冷凍処理時間が経過すると、被冷凍物の冷凍処理が一斉に終了する。なお、この例では冷却用液体120に図示しないスクリューやポンプなどにより流れが与えられており、各々の搬送器130は冷却用液体120の流れの中に浸漬している。所定の冷凍処理期間が経過すれば各々の搬送器130に充填された被冷凍物の冷凍処理が一斉に終了する。冷凍処理期間経過後に各々の搬送器130が一斉に引き上げられて空中に携挙される。

0062

次に、図10は第2の冷凍処理のパターンにおける被冷凍物の回収作業を示す図である。図10に示すように、各々の搬送器130は、アーム駆動機構150の制御によりアーム140が高く調整され、搬送器130が一斉に上昇して冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線から離脱して空中に携挙されている。この状態で作業員は搬送器130の内部から被冷凍物を取り出して回収する。

0063

ここで、アーム140の回転運動はゼロとして作業員が移動しながら被冷凍物を搬送器130から回収しても良いが、作業員は回収作業箇所に居て、アーム駆動機構150の制御により搬送器130が空中に携挙されたまま間歇的に順々に移動し、作業員が被冷凍物を搬送器130に対して順々に回収しても良い。この例では、図10に示すように、アーム駆動機構150の制御により搬送器130が空中に携挙されたまま間歇的に順々に移動し、作業員が被冷凍物を搬送器130から順々に取り出して回収する例となっている。
図10(a)の例は、図2(a)に示したものと同様の動きであり、冷却用液体槽110を半周して帰還する半周往復運動のパターンを示す図である。図10(a)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器130の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。この回収作業箇所Eである位置(1)から搬送器130が冷却用液体槽110を半周した後、回転方向を反転して元の位置まで戻るような往復運動を行うパターンである。
初期状態で位置(1)の詰め込み作業箇所Sにあった搬送器130が、支持軸の周りを半周して位置(7)に到達する間に全搬送器130のうち半分の搬送器130から次々と被冷凍物の取り出し作業が行われ元に位置に往復して戻った後、さらに、左右反転させて半周移動させれば残り半分の搬送器130から次々と被冷凍物の取り出し作業が完了する。
図10(b)は、冷却用液体槽110を周回する周回運動のパターンを示す図である。図10(b)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。この位置(1)にある搬送器130が時計回りに回転して再び位置(1)に戻るまでに次々とすべての搬送器130から被冷凍物の取り出し作業が完了する。

0064

なお、回収作業箇所Eに至る前にブロー装置170を設置しておけばブロー装置170前を通過するときに、搬送器130の中に残っている冷却用液体120を吹き飛ばして冷却用液体槽110に噴き戻すことができる。
回収作業により被冷凍物が回収されればバッチ処理による冷凍処理が終了し、必要に応じて次のサイクルを開始する。

0065

[第3の冷凍処理のパターン]
次に、第3の冷凍処理のパターンを説明する。
第3の冷凍処理のパターンは、被冷凍物に様々な種類が混在しており、要求される各々の冷凍処理時間が異なる場合のバッチ処理式での冷凍処理とするパターンである。なお、1つの搬送器130には同じ種類の被冷凍物が詰め込まれているものとする。
図11は第3の冷凍処理のパターンにおける搬送器130への被冷凍物の詰め込み作業の様子を示す図である。
図11(a)の例は、図8(a)に示したものと同様の動きであり、冷却用液体槽110を半周して帰還する半周往復運動のパターンを示す図である。図11(a)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。詰め込み作業箇所Sである位置(1)から搬送器130が冷却用液体槽110を半周した後、回転方向を反転して元の位置まで戻るような往復運動を行うパターンである。
図11(b)は、図8(b)に示したものと同様の動きであり、冷却用液体槽110を周回する周回運動のパターンを示す図である。図11(b)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。この位置(1)にある搬送器130が時計回りに回転して再び位置(1)に戻るまでに次々とすべての搬送器130に詰め込み作業が完了する。
この搬送器130への被冷凍物の詰め込み作業は第2の冷凍処理のパターンにおける搬送器130への被冷凍物の詰め込み作業と同じ流れで良いので詳しい説明は省略する。

0066

図12は第3の冷凍処理のパターンにおけるバッチ式による冷凍処理を示す図である。
図11の搬送器130への詰め込み作業が完了すると、図12に示すように、アーム駆動機構150の制御により搬送器130が一斉に冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中に沈降してゆく。つまり冷凍処理期間が一斉に開始する。
第3の冷凍処理パターンでは、被冷凍物の種類が異なるものが混在し得るので、冷凍処理期間が異なる場合があり得る。ここでは、要求される冷凍処理期間が比較的短い被冷凍物Aが充填された搬送器130A、要求される冷凍処理期間が比較的中程度の被冷凍物Bが充填された搬送器130B、要求される冷凍処理期間が比較的長い被冷凍物Cが充填された搬送器130Cが混在している例となっている。
被冷凍物が冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120により冷凍処理されてゆき、所定の冷凍処理時間が経過すると、冷凍処理が完了した搬送器130が個別に引き上げられてゆき、空中に携挙されてゆく。
図13は、冷凍処理の進行途中のある時刻の様子を示す図である。この図13の例では、被冷凍物A、被冷凍物Bは冷凍処理が完了し、それらの冷凍処理が完了した被冷凍物A、被冷凍物Bが充填された搬送器130A、搬送器130Bが引き上げられてゆき、空中に携挙されており、まだ、冷凍処理が完了していない被冷凍物Cが充填された搬送器130Cは冷却用液体120に浸漬された状態のままとなっている。
バッチ処理による冷凍処理がすべての搬送器130について完了すれば、すべての搬送器130が空中に携挙されている。
図14は第3の冷凍処理のパターンにおける搬送器130への被冷凍物の取り出し作業の様子を示す図である。
図14(a)の例は、図10(a)に示したものと同様の動きであり、冷却用液体槽110を半周して帰還する半周往復運動のパターンを示す図である。図14(a)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。取り出し作業箇所Eである位置(1)から搬送器130が冷却用液体槽110を半周した後、回転方向を反転して元の位置まで戻るような往復運動を行うパターンである。
図14(b)は、図10(b)に示したものと同様の動きであり、冷却用液体槽110を周回する周回運動のパターンを示す図である。図14(b)のパターンでは、所定時間ごとに搬送器の間隔に相当する距離ごと間歇的に移動する間歇運動となっている。この位置(1)にある搬送器130が時計回りに回転して再び位置(1)に戻るまでに次々とすべての搬送器130から取り出し作業が完了する。
この搬送器130への被冷凍物の取り出し作業は第2の冷凍処理のパターンにおける搬送器130への被冷凍物の取り出し作業と同じ流れで良いので詳しい説明は省略する。

0067

[第4の冷凍処理のパターン]
次に、第4の冷凍処理のパターンを説明する。
第4の冷凍処理のパターンは、被冷凍物に様々な種類が混在しており、要求される各々の冷凍処理時間が異なる場合の連続処理式での冷凍処理とするパターンである。なお、1つの搬送器130には同じ種類の被冷凍物が詰め込まれているものとする。
図15図18は、冷凍装置100による第3の冷凍処理のパターンの流れを説明する図である。搬送器130の運動を簡単に説明するシンプルな図となっている。図15図18は、上面から見た図と横から見た図を組み合わせて示している。

0068

図15は、要求される冷凍処理期間が比較的短い被冷凍物Aが充填された搬送器130Aに注目してその搬送器130Aが周回する間における当該搬送器130Aの状態を示したものである。つまり、搬送器130Aの状態を時系列に追って描いた図となっており、描かれている搬送器は、搬送器130Aのみである。それぞれの地点通過時刻T1〜T12も記載されている。

0069

図16は、要求される冷凍処理期間が比較的中程度の被冷凍物Bが充填された搬送器130Bに注目してその搬送器130Bが周回する間における当該搬送器130Bの状態を示したものである。つまり、搬送器130Bの状態を時系列に追って描いた図となっており、描かれている搬送器は、搬送器130Bのみである。それぞれの地点の通過時刻T1〜T12も記載されている。

0070

図17は、要求される冷凍処理期間が比較的長い被冷凍物Cが充填された搬送器130Cに注目してその搬送器130Cが周回する間における当該搬送器130Cの状態を示したものである。つまり、搬送器130Cの状態を時系列に追って描いた図となっており、描かれている搬送器は、搬送器130Cのみである。それぞれの地点の通過時刻T1〜T12も記載されている。

0071

図18は、ある瞬間における各々の搬送器130の状態を示した図であり、その瞬間に搬送器130A、搬送器130B、搬送器130Cのそれぞれの冷凍処理期間が終了して空中に携挙された状態を示した図である。つまり、他の搬送器も含めてある瞬間の各々の搬送器130の状態を描いた図となっている。それぞれの位置を示す位置(1)〜(12)も記載されている。
被冷凍物に要求される冷凍処理期間は種類や大きさに応じて異なるため、第3のパターンでは、詰め込み作業箇所Sと、回収作業箇所Eが設定されているが、第1のパターンのようにかならずしも1周分が冷凍処理期間と適切に合致しているとは限らない。

0072

まず、冷凍処理期間が比較的短い被冷凍物Aに対する冷凍処理の例を説明する。
図15は冷凍処理期間が比較的短い被冷凍物Aに対する冷凍処理の例である。
図15に示すように、搬送器130Aは詰め込み作業箇所Sにおいて、アーム駆動機構150の制御によりアーム140が高く調整されており、搬送器130Aが空中に携挙されており、この状態で作業員は搬送器130Aの内部に被冷凍物Aを所定の姿勢にて詰め込む。なお、1つの搬送器130Aには同じ種類の被冷凍物Aが詰め込まれる。

0073

次に、搬送器130は詰め込み作業箇所Sを通過すると、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に小さくなってゆき、やがて搬送器130が冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中に沈降してゆく。図11において、搬送器130が浸漬した時刻T3から冷凍処理期間が開始する。

0074

次に、図15に示すように、搬送器130は冷凍処理期間が開始した時刻T3から冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中を進行してゆくが、アーム駆動機構150により冷凍処理時間で昇降運動が制御されており、所定の冷凍処理期間が経過すれば、冷凍処理が終了したものとして扱われる。
時刻T3から時刻T7まで経過した時間T(T7−T3)が冷凍処理期間Tと合致するものとすると、時刻T7以降、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に大きくなってゆき、時刻T8には搬送器130が上昇して冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線から離脱して空中に携挙されるものとする。

0075

図15に示すように、冷凍処理時間が終了して空中に携挙された状態の搬送器130Aが時刻T12で回収作業箇所Eに戻ってくれば、回収作業員は冷凍処理が完了している被冷凍物Aを搬送器130Aから取り出す。
回収作業箇所Eに至る前にブロー装置170前を通過させ、搬送器130Aの中に残っている冷却用液体120を吹き飛ばして冷却用液体槽110に噴き戻すことができる。

0076

回収作業箇所Eにおいて被冷凍物Aが回収され、空になった搬送器130Aは空中に携挙されたまま、やがて詰め込み作業箇所Sに帰還する。次のサイクルでは別の種類の被冷凍物を詰め込むことも可能である。

0077

次に、冷凍処理期間が比較的中程度の被冷凍物Bに対する冷凍処理の例を説明する。
図16は冷凍処理期間が比較的中程度の被冷凍物Bに対する冷凍処理の例である。
この図16は、第1のパターンと同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。図16において、搬送器130Bが浸漬した時刻T3から冷凍処理期間が開始し、時刻T9までに経過した時間T(T9−T3)が設定した冷凍処理期間Tと合致するものとすると、時刻T9以降、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に大きくなってゆき、時刻T10には搬送器130Bが空中に携挙され、冷凍処理時間が終了して空中に携挙された状態の搬送器130Bが時刻T12で回収作業箇所Eに戻ってくる。

0078

次に、冷凍処理期間が比較的長い被冷凍物Cに対する冷凍処理の例を説明する。
図17は冷凍処理期間が比較的長い被冷凍物Cに対する冷凍処理の例である。なお、この例では冷凍処理期間が比較的長いため1周目では冷凍処理期間が終了せずに2周目にまで及んでいる例として説明する。

0079

図17の1周目に示すように、搬送器130Cは詰め込み作業箇所Sにおいて、アーム駆動機構150の制御によりアーム140が高く調整されており、搬送器130Cが空中に携挙されており、この状態で作業員は搬送器130Cの内部に被冷凍物Cを所定の姿勢にて詰め込む。なお、1つの搬送器130Cには同じ種類の被冷凍物Cが詰め込まれる。

0080

次に、搬送器130Cは詰め込み作業箇所Sを通過すると、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に小さくなってゆき、やがて搬送器130Cが冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中に沈降してゆく。図17において、搬送器130Cが浸漬した時刻T3から冷凍処理期間が開始する。

0081

搬送器130Cは冷凍処理期間が開始した時刻T3から冷却用液体槽110の内部の冷却用液体120の中を進行してゆくが、冷凍処理期間が長く、1周目では終了せず時刻T12を超えてさらに時刻T13から2周目に入る。
図17の2周目において、時刻T17において、時刻T3から時刻T17まで経過した時間T(T17−T3)が冷凍処理期間Tと合致するものとすると、時刻T17以降、アーム駆動機構150の制御によりアーム140の支持角度が徐々に大きくなってゆき、時刻T18には搬送器130Cが上昇して冷却用液体槽110の冷却用液体120の喫水線から離脱して空中に携挙されるものとする。
アーム駆動機構150により冷凍処理時間Tで昇降運動が制御されており、所定の冷凍処理期間Tが経過すれば、冷凍処理が終了したものとして扱われる。

0082

図17の2周目に示すように、冷凍処理時間が終了して空中に携挙された状態の搬送器130Cが時刻T24で回収作業箇所Eに戻ってくれば、回収作業員は冷凍処理が完了している被冷凍物Aを搬送器130Cから取り出す。
なお、回収作業箇所Eに至る前にブロー装置170前を通過させ、搬送器130Cの中に残っている冷却用液体120を吹き飛ばして冷却用液体槽110に噴き戻すことができる。

0083

回収作業箇所Eにおいて被冷凍物Cが回収され、空になった搬送器130Cは空中に携挙されたまま、やがて詰め込み作業箇所Sに帰還する。次のサイクルでは別の種類の被冷凍物を詰め込むことも可能である。
図13に示すように、冷凍処理時間が長い被冷凍物に関しては、搬送器130Cが冷却用液体槽110を1周分周回してもまだ冷凍処理時間に至っておらず、2周目以上にわたり冷却用液体120中を浸漬したまま走行することもあり得る。この場合は、いわば“周回超移動”と言える。

0084

図15図17に示したように、この空中に携挙されるタイミングは、搬送器130ごとに異なるため、周回では先行している搬送器130がまだ冷却用液体120の中に浸漬している状態でありながら、周回では後の搬送器130の方が先に空中に携挙されることはあり得る。

0085

図18は、ある瞬間における冷凍装置100による各々の搬送器130の状態を示す図である。なお、各々の搬送器130の状態は一例であり、他のパターンも多様にあり得ることは言うまでもない。
図18の例では、位置(1)にある搬送器は搬送器130B、位置(2)にある搬送器は搬送器130A、位置(3)にある搬送器は搬送器130Cであるが、どの種類であっても位置(1)で被冷凍物が積み込まれ、位置(3)で冷却用液体120の中に浸漬する点は同じである。位置(4)にある搬送器は搬送器130Bで浸漬状態、位置(5)にある搬送器は搬送器130Aで浸漬状態である。位置(6)にある搬送器は搬送器130Cで2周目にあたりようやく空中に携挙された状態である。位置(7)にある搬送器は搬送器130Bで浸漬状態、位置(8)にある搬送器は搬送器130Aで冷凍期間が短く、この位置で空中に携挙された状態になる。位置(9)にある搬送器は搬送器130Cでこの場合が1周目とするとまだ浸漬状態にある。位置(10)にある搬送器は搬送器130Bで冷凍期間が中程度でこの位置で空中に携挙された状態になる。位置(11)にある搬送器は搬送器130Aで冷凍期間が短く過去に位置(8)で空中に携挙されたものがここまで到来している。位置(12)にある搬送器は搬送器130Cでこの場合も1周目とするとまだ浸漬状態にある。位置(12)は回収作業箇所Eであるが、搬送器130Cは浸漬状態であるので作業員は回収作業せず、そのまま搬送器130Cを見送ることとなる。

0086

このように、各々の搬送器130は、冷凍処理時間が異なり、浸漬後に空中に携挙されるタイミングが異なるが、冷凍処理期間が終了した被冷凍物は空中に携挙したまま移動することで仕様以上に過度に長時間冷凍することはない。なお、冷却用液体槽110の上面は開閉蓋160があり断熱されているので、空中に携挙されたまま周回する時間が多少長くても冷凍品質にはほとんど影響がない。
このように、被冷凍物の種類が混在した状態でも、次々と連続式にて冷凍処理を行うことができる。

0087

なお、回収作業箇所Eにいる作業員は、空中に携挙された搬送器130が到来すれば内部の被冷凍物を回収するが、回収した被冷凍物の種類に応じて仕分けてその後の後工程に引き継ぐことが好ましい。

0088

以上、本発明の連続冷凍処理式の冷凍装置の構成例における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。

0089

本発明の冷凍装置は、業務用の冷凍装置として広く適用することができる。

0090

100冷凍装置
110冷却用液体槽
120 冷却用液体
130搬送器
140アーム
150アーム駆動機構
170 ブロー装置

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