図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2019年2月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

新規の成分を有効成分とするフィラグリン及びインボルクリン発現促進剤並びにこれらを使用したアトピー性皮膚炎尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療剤の提供。

解決手段

(1)バラ科イチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物を有効成分とするフィラグリン発現促進剤。(2)前記抽出物はチリロサイドを含有するものであるフィラグリン発現促進剤。(3)前記バラ科のイチゴ属の部位として種子を用いたものであるフィラグリン発現促進剤。

概要

背景

表皮角質層は皮膚の最上面に位置し,水分の蒸散押さえることで保湿機能を果たしている。また,外界からの微生物ウィルス進入紫外線侵襲刺激を抑制するバリアー機能を果たしている。これまで角質層に存在するスフィンゴ脂質であるセラミドはこれらの機能に重要であることが提唱されてきた。しかし,近年の研究で他のタンパク質も皮膚のバリアー機能により重要な役割を果たしていることが証明されてきている。
フィラグリン(Fillagrin)は、表皮の顆粒細胞で産生される塩基性タンパク質一種であり、皮膚のバリアー機能に欠かすことのできない角質層を形成するにあたり、ケラチンとともに重要な役割を担っている。前駆体のプロフィラグリンとして生合成され、角質層が形成される段階で、リン酸プロフィラグリンが脱リン酸化限定加水分解を受けて分解し、フィラグリンが作られる。プロフィラグリンは、フィラグリンが10〜12個繋がった巨大なタンパク質である。フィラグリンが作られないと角質に異常がおこり、皮膚のバリアー機能が低下し、皮膚炎の原因となる。またアトピー性皮膚炎患者に、フィラグリンの遺伝子異常が多く見つかっていて、アトピー性皮膚炎治療の鍵となる物質として、注目されている。また、尋常性魚鱗癬の患者は、フィラグリンの発現極度に低下していることが分かっている。

一方,インボルクリンは(Involucrin)はケラチノサイトや表皮に存在する高反応性水溶性タンパクトランスグルタミナーゼ基質になる。最初に細胞質内出現し,その後トランスグルタミナーゼの作用を受けて架橋重合する。最終的に不溶性のタンパク質となり,コーニファイドエンベロープの形成に寄与している。コーニファイドエンベロープは角質のバリアー機能に主要な役割を果たしている小器官である。このようにフィラグリンやインボルクリンは皮膚のバリアー機能において,重要なタンパク質である。

一方,我々はイチゴ種子に関して成分研究や生理活性機能の評価を行っており,これまでのフラボノイド配糖体チリロサイドケンフェロール3-O-グルコシドが主成分であることを明らかにしている。一方,生理活性では保湿作用(水分の輸送機能を増加させるアクアポリン-3等の発現促進)や美白作用抗肥満作用を示すことを見出している。

概要

新規の成分を有効成分とするフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤並びにこれらを使用したアトピー性皮膚炎、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療剤の提供。(1)バラ科イチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物を有効成分とするフィラグリン発現促進剤。(2)前記抽出物はチリロサイドを含有するものであるフィラグリン発現促進剤。(3)前記バラ科のイチゴ属の部位として種子を用いたものであるフィラグリン発現促進剤。なし

目的

しかしながら、従来においては、イチゴ及びその抽出物がフィラグリンやインボルクリン等の発現を促進することにより、アトピー性皮膚炎や、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療作用を有することが見出されていない。
このような背景の下、チリロサイド及びそれらを含有するバラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物にフィラグリン及びインボルクリンの発現を促進する作用を見出し、これにより、アトピー性皮膚炎や、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、イチゴ抽出物の新規な用途を見出し、さらには新規の成分を有効成分とするフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤並びにこれらを使用したアトピー性皮膚炎、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療剤を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

バラ科イチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物を有効成分とするインボルクリン発現促進剤

請求項2

前記抽出物はチリロサイドを含有するものである請求項2に記載のインボルクリン発現促進剤。

請求項3

前記バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の部位として種子を用いたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインボルクリン発現促進剤。

請求項4

チリロサイドを有効成分とするインボルクリン発現促進剤。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1項に記載の剤からなる皮膚炎予防・治療剤

請求項6

前記皮膚炎はアトピー性皮膚炎尋常性魚鱗癬である請求項5に記載の皮膚炎予防・治療剤。

技術分野

0001

本発明は、新規の成分を有効成分とし、フィラグリン及びインボルクリン発現促進剤及びそれらを利用した皮膚炎予防、治療剤に関するものである。

背景技術

0002

表皮角質層は皮膚の最上面に位置し,水分の蒸散押さえることで保湿機能を果たしている。また,外界からの微生物ウィルス進入紫外線侵襲刺激を抑制するバリアー機能を果たしている。これまで角質層に存在するスフィンゴ脂質であるセラミドはこれらの機能に重要であることが提唱されてきた。しかし,近年の研究で他のタンパク質も皮膚のバリアー機能により重要な役割を果たしていることが証明されてきている。
フィラグリン(Fillagrin)は、表皮の顆粒細胞で産生される塩基性タンパク質一種であり、皮膚のバリアー機能に欠かすことのできない角質層を形成するにあたり、ケラチンとともに重要な役割を担っている。前駆体のプロフィラグリンとして生合成され、角質層が形成される段階で、リン酸プロフィラグリンが脱リン酸化限定加水分解を受けて分解し、フィラグリンが作られる。プロフィラグリンは、フィラグリンが10〜12個繋がった巨大なタンパク質である。フィラグリンが作られないと角質に異常がおこり、皮膚のバリアー機能が低下し、皮膚炎の原因となる。またアトピー性皮膚炎患者に、フィラグリンの遺伝子異常が多く見つかっていて、アトピー性皮膚炎治療の鍵となる物質として、注目されている。また、尋常性魚鱗癬の患者は、フィラグリンの発現極度に低下していることが分かっている。

0003

一方,インボルクリンは(Involucrin)はケラチノサイトや表皮に存在する高反応性水溶性タンパクトランスグルタミナーゼ基質になる。最初に細胞質内出現し,その後トランスグルタミナーゼの作用を受けて架橋重合する。最終的に不溶性のタンパク質となり,コーニファイドエンベロープの形成に寄与している。コーニファイドエンベロープは角質のバリアー機能に主要な役割を果たしている小器官である。このようにフィラグリンやインボルクリンは皮膚のバリアー機能において,重要なタンパク質である。

0004

一方,我々はイチゴ種子に関して成分研究や生理活性機能の評価を行っており,これまでのフラボノイド配糖体チリロサイドケンフェロール3-O-グルコシドが主成分であることを明らかにしている。一方,生理活性では保湿作用(水分の輸送機能を増加させるアクアポリン-3等の発現促進)や美白作用抗肥満作用を示すことを見出している。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来においては、イチゴ及びその抽出物がフィラグリンやインボルクリン等の発現を促進することにより、アトピー性皮膚炎や、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療作用を有することが見出されていない。
このような背景の下、チリロサイド及びそれらを含有するバラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物にフィラグリン及びインボルクリンの発現を促進する作用を見出し、これにより、アトピー性皮膚炎や、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、イチゴ抽出物の新規な用途を見出し、さらには新規の成分を有効成分とするフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤並びにこれらを使用したアトピー性皮膚炎、尋常性魚鱗癬等の皮膚炎の予防、治療剤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するための本発明の特徴は以下のとおりである。
(1)バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物を有効成分とするフィラグリン発現促進剤。
(2) 前記抽出物はチリロサイドを含有するものである上記(1)に記載のフィラグリン発現促進剤。
(3) 前記バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の部位として種子を用いたものであることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のフィラグリン発現促進剤。
(4)チリロサイドを有効成分とするフィラグリン発現促進剤。
(5) バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物を有効成分とするインボルクリン発現促進剤
(6)
前記抽出物はチリロサイドを含有するものである上記(5)に記載のインボルクリン発現促進剤。
(7) 前記バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の部位として種子を用いたものであることを特徴とする上記(5)又は(6)に記載のインボルクリン発現促進剤。
(8)チリロサイドを有効成分とするインボルクリン発現促進剤。
(9)上記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の剤からなる皮膚炎予防・治療剤。
(10)前記皮膚炎はアトピー性皮膚炎、尋常性魚鱗癬である上記(9)に記載の皮膚炎予防・治療剤。

図面の簡単な説明

0007

チリロサイドの分離スキームを示す図である。
イチゴ種子抽出物およびチリロサイドの表皮フィラグリンの発現に及ぼす影響をウェスタンブロッティング法で評価した結果を示すグラフである。
イチゴ種子抽出物およびチリロサイドの表皮フィラグリンの発現に及ぼす作用を免疫染色で評価した結果を示す写真である。
イチゴ種子抽出物およびチリロサイドの表皮インボルクリンの発現に及ぼす影響をウェスタンブロッティング法で評価した結果を示すグラフである。
イチゴ種子抽出物およびチリロサイドの表皮インボルクリンの発現に及ぼす作用を免疫染色で評価した結果を示す写真である。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下に本発明を詳細に説明する。
本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤は、バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の抽出物を有効成分とすることを特徴とする。
本発明の原料として用いるバラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の種類は特に限定されないが、例えば、Fragaria daltoniana、Fragaria iinumae(ノウゴウイチゴ)、Fragarianilgerrensis、Fragaria nipponica(シロナノヘビイチゴ)、Fragaria nipponica f. rosea(ベニバナヘビイチゴ)、Fragaria nipponica var. yakusimensis(ヤクマシロバナヘビイチゴ)、Fragaria nubicola、Fragaria vesca(エゾヘビイチゴ)Fragaria viridis、Fragaria yezoensis(エゾクサイチゴ)、Fragaria moupinensis 、Fragaria orientalis、Fragaria moschata、Fragaria × ananassa DUCHESNE(オランダイチゴ)、Fragaria chiloensis(チリイチゴ)、Fragaria iturupensis Staudt 、Fragaria virginiana(バージニアイチゴ)、Fragaria × Potentilla(属間雑種)、Fragaria × vescana等が挙げられる。
尚、これらは1種のみ用いても良いし、2種以上併用しても良い。また、これらのうち特にFragaria × ananassa DUCHESNE(オランダイチゴ)が好ましい。

0009

このとき使用するFragaria × ananassa DUCHESNE(オランダイチゴ)の栽培種は特に限定されず、例えば、とよのか、(にょほう)、とちおとめ、さがほのか、章姫(あきひめ)、アスカウェイブアスカルビーアイベリー、とちひめ、レッドパール、さちのか、あまおう、宝交早生、紅ほっぺ(べにほっぺ)ももいちご、実、サマープリンセスペチカ、夏(カレイニャ)、越後姫(えちごひめ)等が挙げられるが、これらに限定されない。尚、これらは1種のみ用いても良いし2種以上併用しても良い。

0010

原料として使用するバラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の部位は特に限定されないが、葉、痩果(そうか)、花、種子等を用いることができ、特に種子を用いることが好ましい。チリロサイド等のポリフェノール高濃度に含有し、これにより、優れた美肌遺伝子発現作用を有するからである。

0011

バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の含有成分としてチリロサイドを含有することが好ましい。これにより、優れた美肌用遺伝子発現作用を有するからである。ここで、チリロサイドとは、下記化学式(1)に示される化合物のことをいう。

0012

0013

このとき、チリロサイドの含有量は特に限定されないが、フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤の全質量を100質量%とした場合、0.01〜15質量%、好ましくは0.5〜10質量%とすることが好ましい。より優れたフィラグリン及びインボルクリンの発現促進作用を有するからである。

0014

また、フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤の製造方法は特に限定されないが、バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)として、バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L.)の種子(以下、単に「イチゴ種子」という。)を用いた場合、極性溶媒抽出及び超臨界抽出等が挙げられる。尚、本発明では、これらのうちの何れか一方のみを用いても良いし、これら両方用いても良い。

0015

ここで、極性溶媒にて抽出する場合、抽出原料として、イチゴ種子をそのまま用いても良いが、脱脂したイチゴ種子を用いても良い。有効成分を容易に抽出することができるからである。
このとき、脱脂方法としては、例えば、イチゴ種子を圧搾して油分を分離するだけでも良いし、上記油分を分離した後、圧搾物残留油分を脱脂用溶媒脂溶性有機溶媒)により抽出分離しても良い。更に、イチゴ種子を粉砕して、脱脂用溶媒(脂溶性有機溶媒)を用いて抽出分離しても良い。

0016

このとき、好ましい脱脂用溶媒としては、n−ヘキサンアセトン等が挙げられる。特に、n−ヘキサンを用いることが好ましい。抽出油分を食用油として使用し得るとともに、脱脂イチゴ種子の抽出物を食品素材等に利用しやすくなるからである。尚、これらの脱脂用の溶媒は、1種のみを用いても良いし2種以上併用しても良い。

0017

更に、極性溶媒抽出にて抽出する場合、用いる極性溶媒は特に限定されないが、たとえば、水、メタノールエタノールイソプロパノール、アセトン、1,3−ブチレングリコールエチレングリコールプロピレングリコールグリセリン酢酸酢酸エチルエーテルヘキサン等が挙げられる。これらのうち、水、エタノールが好ましい。特に、含水エタノールを用いることが好ましい。尚、これらは1種のみ用いても良いし、2種以上併用しても良い。

0018

抽出溶媒として水を使用する場合には、抽出温度20〜100℃、好ましくは80〜100℃程度で行うとよい。これは、抽出温度が低すぎると、有効成分が抽出されにくいためである。抽出用の水の種類は、特に限定されず、水道水蒸留水ミネラル水アルカリイオン水等を使用することができる。

0019

抽出溶媒として含水エタノールを使用する場合、エタノール濃度30〜90wt%であることが好ましい。30wt%程度よりも少ないか、90wt%を超えると、有効成分の抽出量が低下しやすくなるからである。また、抽出温度は、20〜80℃、好ましくは50〜80℃程度で行うとよい。なお、含水エタノール抽出は、有効成分の含有率を向上させるため、種々の濃度で繰り返すとよい。

0020

また、極性溶媒にて抽出する場合、その抽出方法としては、連続抽出、浸漬抽出、向流抽出等の任意の方法を採用することができ、室温ないし還流加熱下において任意の装置を使用することができる。また、上記抽出方法等を組み合わせても良い。

0021

具体的な方法としては、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料を投入し、攪拌しながら有効成分を溶出させる。例えば、抽出溶媒として水または含水エタノールを用いる場合には、抽出原料の5〜100倍量程度(重量比)の極性溶媒を使用し、30分〜5時間程度抽出を行う。溶媒中に有効成分を溶出させた後、ろ過して抽出残渣を除くことによって、抽出液を得る。その後、常法に従って抽出液に希釈濃縮、乾燥、精製等の処理を施し、フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤とする。

0022

なお、精製方法としては、例えば、活性炭処理樹脂吸着処理イオン交換樹脂、液−液向流分配等の方法が挙げられるが、食品等に添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままで使用してもよい。

0023

また、超臨界抽出により抽出を行う場合、用いる超臨界流体は特に限定されないが、たとえば、二酸化炭素及び水等が挙げられる。尚、これらは1種のみを用いても良いし、2種類以上併用しても良い。また、これらのうち特に二酸化炭素が好ましい。より容易に有効成分を抽出することができるからである。また、このときの抽出方法は、公知の方法にて行えばよい。

0024

また、本発明フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤は、チリロサイドを有効成分とすることを特徴とする。
チリロサイドを得る方法は特に限定されず、公知の方法にて得ることができる。即ち、市販品を使用しても良いし、植物から抽出精製しても良い。このときに使用される植物原料が特に限定されないが、イチゴが好ましい。イチゴから抽出精製する場合は具体的には実施例の方法にて得ることができる。

0025

本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤は、各種飲食品素材として使用することができる。飲食品としては、例えば、食用油(サラダ油)、菓子類ガムキャンディーキャラメルチョコレートクッキースナックゼリーグミ錠菓等)、麺類(そば、うどん、ラーメン等)、乳製品ミルクアイスクリームヨーグルト等)、調味料味噌醤油等)、スープ類、飲料(ジュースコーヒー紅茶炭酸飲料スポーツ飲料等)をはじめとする一般食品や、健康食品(錠剤カプセル等)、栄養補助食品(栄養ドリンク等)が挙げられる。これらの飲食品に本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤を適宜配合するとよい。

0026

これら飲食品には、その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、ブドウ糖果糖ショ糖マルトースソルビトールステビオサイドコーンシロップ乳糖クエン酸酒石酸リンゴ酸コハク酸乳酸L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロールエリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステルポリグリセリン脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステルプロピレングリコール脂肪酸エステルアラビアガムカラギーナンカゼインゼラチンペクチン寒天ビタミンB類ニコチン酸アミドパントテン酸カルシウムアミノ酸類カルシウム塩類色素香料保存剤等の食品素材を使用することができる。さらに、健康維持機能をもった本フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤には、他の抗酸化物質や健康食品素材などの配剤、(例えば、抗酸化物質、還元型アスコルビン酸ビタミンC)、ビタミンE還元型グルタチン、トコトリエノールビタミンA誘導体リコピン、β−クリプトキサンチンアスタキサンチンゼアキサンチンフコキサンチン尿酸ユビキノンコエンザイムQ10、葉酸ニンニクエキスアリシン、セザミン、リグナン類カテキンイソフラボンカルコンタンニン類フラボノイド類クマリンイソクマリン類、ブルーベリーエキスアルブチンタンニンアントシアニンリンゴポリフェノールブドウ種子エキスエラジ酸コウジ酸サージ抽出物健康食品素材、V.(ビタミン)A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、V.P、コリンナイアシンパントテン酸、葉酸カルシウム、EPA、オリゴ糖食物繊維スクアレン大豆レシチンタウリンドナリエラプロテインオクタコサノール、DHA卵黄レシチンリノール酸ラクトフェリンマグネシウム亜鉛クロムセレンカリウムヘム鉄カキ肉エキスキトサンキチンオリゴ糖コラーゲンコンドロイチンウコンカンゾウクコシケイヒサンザシ生姜霊芝シジミエキススッポンオオバコカミツレカモミールセイヨウタンポポハイビスカスハチミツ、ボーレンローヤルゼリーライムラベンダーローズヒップローズマリーセージビフィズス菌フェーカリス菌、ラクリス小麦胚芽油ゴマ油シソ油大豆油中鎖脂肪酸アガリクスイチョウ葉エキス、ウコン、コンドロイチン、玄米胚芽エキスレイシタマネギ、DHA、 EPA、DPA甜茶冬虫夏草ニンニク、蜂の子、パパイヤ、プーアルプロポリス、メグスリの木、ヤブシタケロイヤルゼリーノコギリヤシヒアルロン酸、コラーゲン、ギャバハープシールオイルサメ軟骨グルコサミンレシチンホスファチジルセリン、田七ニンジン桑葉大豆抽出物エキナセアエゾウコギ大麦抽出物オリーブ葉オリーブ実、ギムネマバナバサラシアガルシニア、キトサン、セントジョーンズワートナツメ、ニンジン、パッションフラワーブロッコリープラセンタハトムギブドウ種子ピーナッツ種皮ビルベリーブラックコホシュマリアアザミ月桂樹、セージ、ローズマリー、ラフマ黒酢ゴーヤーマカ紅花亜麻ウーロン茶、花カフェインカプサイシンキシロオリゴ糖、グルコサミン、ソバシトラス、食物繊維、プロテイン、プルーンスピルリナ大麦若葉核酸酵母椎茸梅肉アミノ酸深海鮫抽出物、ノニカキ肉、スッポン、シャンピニオン、オオバコ、アセロラパイナップルバナナモモアンズメロン、イチゴ、ラズベリー、オレンジフコイダンメシマコブクランベリーコンドロイチン硫酸、亜鉛、鉄、セラミド、シルクペプチドグリシン、ナイアシン、チェストツリー、セラミド、L-システイン、L-カルニチン赤ワイン葉、ミレットホーステールビオチンセンテラアジアティカハスカップピクノジェノールフキルバーブクローブ、ローズマリー、カテキン、プーアル、クエン酸、ビール酵母メリロートブラックジンジャーショウガガジュツナットウキナーゼベニコウジ、トコトリエノール、ラクトフェリン、シナモン、韃靼ソバ、ココアユズ種子エキスシソ実エキスライチ種子エキス月見草エキス黒米エキス、α−リポ酸、ギャバ、生コーヒー豆エキスフキエキスキウイ種子エキス、温州みかんエキス、アカショウガエキス、ニラ種子エキス、クルミ種子エキスブドウエキスカンカニクジュヨウエキス赤米エキス、白キクラゲエキス、リンゴンベリーエキスコンブエキス、ワカメエキス米タンパク米ペプチド桜エキスササクレトヨダケエキス、植物由来ポリアミン、マキベリーエキス、ジュンサイエキス、紫茶エキス花エキスなども配合することができる。

0027

具体的な製法としては、本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤をそのまま、抽出物の場合は粉末デキストリンとともにスプレードライまたは凍結乾燥し、これを粉末顆粒打錠または溶液にすることで容易に食品(インスタント食品等)に含有させることができる。また必要に応じてアラビアガム等のバインダーと混合して粉末状あるいは顆粒状にし、固形食品に添加することも可能である。また、エキスの場合はそのまま、もしくは例えば、水、エタノール、グリセリンあるいはこれらの混合物分散溶解して、飲料に添加することも可能である。

0028

本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤は、薬品医薬品および医薬部外品を含む。)の素材として用いてもよい。薬品製剤用の原料に、本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤を適宜配合して製造することができる。尚、上記薬品は、ヒトに用いても良いし、ヒト以外の哺乳類動物に用いても良い。本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤に配合しうる製剤原料としては、例えば、賦形剤(ブドウ糖、乳糖、白糖塩化ナトリウムデンプン炭酸カルシウムカオリン結晶セルロースカカオ脂硬化植物油、カオリン、タルク等)、結合剤(蒸留水、生理食塩水エタノール水単シロップブドウ糖液デンプン液ゼラチン溶液カルボキシメチルセルロースリン酸カリウムポリビニルピロリドン等)、崩壊剤アルギン酸ナトリウムカンテン炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウムステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖、アラビアゴム末、ゼラチン、エタノール等)、崩壊抑制剤(白糖、ステアリン、カカオ脂、水素添加油等)、吸収促進剤第四級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等)、吸着剤(グリセリン、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、硅酸等)、滑沢剤(精製タルク、ステアリン酸塩ポリエチレングリコール等)などが挙げられる。

0029

本発明によるフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤の投与方法は、一般的には、錠剤、丸剤、軟・硬カプセル剤細粒剤散剤顆粒剤等の形態で経口投与することができる。また、水溶性製剤は、液剤として経口的に投与することができる。さらに非経口投与であってもよい。非経口剤として投与する場合は、本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤をエタノールや水など適当な可溶化剤に分散させた後、パップ剤ローション剤軟膏剤チンキ剤クリーム剤などの剤形で適用することができる。また本フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤の水溶性製剤は、そのままで、あるいは分散剤懸濁剤、安定剤などを添加した状態で、パップ剤、ローション剤、軟膏剤、チンキ剤、クリーム剤などの剤形で適用することができる。

0030

投与量は、投与方法、病状、患者の年齢等によって変化し得るが、大人では、通常、1日当たり有効成分として5〜200mg、子供では通常0.5〜100mg程度投与することができる。

0031

本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤を薬品として使用する際の配合比は、剤型によって適宜変更することが可能であるが、通常、経口または粘膜吸収により投与される場合は約0.01〜10wt%、非経口投与による場合は、0.01〜20wt%程度にするとよい。なお、投与量は種々の条件で異なるので、前記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えて投与する必要のある場合もある。医薬組成物は、前記フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤以外に、医薬分野において常用される既知の他の化合物、および経口投与に適した形態に成型するのに必要な化合物を包含していてもよい。そのような化合物と しては、例えば、乳糖、デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、カオリン、タルク、炭酸カルシウムなどが挙げられる。

0032

本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤は、皮膚外用剤化粧品、医薬品および医薬部外品を含む。)として用いても、フィラグリン及びインボルクリンの発現促進作用を期待することができる。尚、上記皮膚外用剤は人間に用いても良いし、人間以外の哺乳類動物に用いても良い。
本発明のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤を配合しうる皮膚外用剤の形態としては、例えば、乳液石鹸洗顔料入浴剤クリーム、乳液、化粧水オーデコロンひげ剃り用クリーム、ひげ剃り用ローション化粧油日焼け日焼け止めローション、おしろいパウダーファンデーション香水パック、爪クリーム、エナメル、エナメル除去液眉墨ほお紅、アイクリームアイシャドーマスカラアイライナー口紅リップクリームシャンプーリンス染毛料、分散液、洗浄料等が挙げられる。
また、本発明フィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤を配合しうる医薬品または医薬部外品の形態としては、軟膏剤、クリーム剤、外用液剤等が挙げられる。

0033

上記形態の皮膚外用剤には、本発明によるフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤の他に、そのフィラグリン及びインボルクリンの発現促進作用を損なわない範囲で化粧品、医薬部外品などの皮膚外用剤に配合される成分、油分、高級アルコール脂肪酸紫外線吸収剤粉体顔料界面活性剤多価アルコール・糖、高分子生理活性成分、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤等を配合することができる。
例を以下に羅列するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。

0034

(1)油分の例
エステル系油相成分トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、2-エチルヘキサン酸セチルミリスチン酸イソプロピルミリスチン酸ブチルパルミチン酸イソプロピルステアリン酸エチルパルミチン酸オクチルイソステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピルオレイン酸エチルミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリルパルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、セバシン酸ジエチルアジピン酸ジイソプロピルネオペンタン酸イソアラキル、トリ(カプリルカプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトールカプリル酸セチル、ラウリン酸デシルラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチルミリスチン酸セチルステアリン酸ステアリルオレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セトステアリル、2-エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシルジオタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコールジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコールトリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オクチル、ネオデカン酸ヘキシルデシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルデシル、ポリグリセリンオレイン酸エステルポリグリセリンイソステアリン酸エステル炭酸ジプロピル炭酸ジアルキル(C12-18)、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル乳酸セチル、乳酸オクチルデシル、クエン酸トリエチルクエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、リンゴ酸ジイソステアリルヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチルセバシン酸ジイソプロピルセバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12-ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12-ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12-ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられる。
炭化水素系の油相成分:スクワラン流動パラフィンα-オレフィンオリゴマーイソパラフィンセレシンパラフィン流動イソパラフィンポリブテンマイクロクリスタリンワックスワセリン等が挙げられる。
動植物油とその硬化油、および天然由来ロウ牛脂、硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミンク油、オレンジラフィー油、魚油硬化魚油卵黄油等の動物油およびその硬化油、アボカド油アルモンド油オリーブ油、カカオ脂、キウイ種子油、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、コメヌカ油サフラワー油シアバター、大豆油、月見草油、シソ油、茶実油、ツバキ油トウモロコシ油ナタネ油硬化ナタネ油パーム核油、硬化パーム核油、パーム油、硬化パーム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油硬化ヒマシ油ヒマワリ油ブドウ種子油ホホバ油、硬化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油およびその硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン還元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。
シリコーン系の油相成分:ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサンメチルシクロポリシロキサンオクタメチルポリシロキサンデカメチルポリシロキサン、ドデカメチルシクロシロキサンメチルハイドロジェンポリシロキサンポリエーテル変性オルガノポリシロキサンジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガノポリシロキサン末端変性オルガノポリシロキサンアミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロキサンジメチコノールシリコーンゲルアクリルシリコーントリメチルシロキシケイ酸シリコーンRTVゴム等が挙げられる。
フッ素系の油相成分:パーフルオロポリエーテルフッ素変性オルガノポリシロキサン、フッ化ピッチフルオロカーボンフルオロアルコールフルオロアルキルポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。

0036

(3)脂肪酸の例
カプリル酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸アラキン酸アラキドン酸ベヘン酸エルカ酸、2-エチルヘキサン酸等が挙げられる。

0037

(4)紫外線吸収剤の例
パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸アミルパラアミノ安息香酸エチルジヒドロキシプロピル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸オクチル、パラアミノ安息香酸オクチルジメチルサリチル酸エチレングリコールサリチル酸オクチル、サリチル酸トリエタノールアミンサリチル酸フェニル、サリチル酸ブチルフェニルサリチル酸ベンジル、サリチル酸ホモメンチルケイ皮酸ベンジルパラメトキシケイ皮酸オクチルパラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ2-エチルヘキサン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシヒドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジイソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその塩、ジヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウムジヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ヒドロキシオクトキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、2、4、6-トリアニリノ-p-(カルボ-2-エチルヘキシル-1-オキシ)-1、3、5-トリアジン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニルベンゾトリアゾール、メチル-O-アミノベンゾエート、2-エチルヘキシル-2-シアノ-3、3-ジフェニルアクリレートフェニルベンゾイミダゾール硫酸、3-(4-メチルベンジリデンカンフルイソプロピルジベンゾイルメタン、4-(3、4-ジメトキシフェニルメチレン)-2、5-ジオキソ-1-イミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル等、およびこれらの高分子誘導体シラン誘導体等が挙げられる。

0038

(5)粉体・顔料の例
赤色104号、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号ALレーキ、黄色203号BAレーキ等のレーキ色素ナイロンパウダーシルクパウダーウレタンパウダーテフロン登録商標)パウダー、シリコーンパウダーポリメタクリル酸メチルパウダー、セルロースパウダー、デンプン、シリコーンエラストマー球状粉体ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄赤色酸化鉄黒酸化鉄酸化クロムカーボンブラック群青紺青等の有色顔料酸化亜鉛酸化チタン酸化セリウム等の白色顔料、タルク、マイカセリサイト、カオリン、板状硫酸バリウム等の体質顔料雲母チタン等のパール顔料硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム珪酸アルミニウム珪酸マグネシウム等の金属塩シリカアルミナ等の無機粉体ステアリン酸アルミニウムステアリン酸マグネシウムパルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛ウンデシレン酸亜鉛等の金属セッケン、ベントナイト、スメクタイト窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)および粒子径に特に制限はない。なおこれらの粉体は、従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理、シリコーン処理シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理チタンカップリング剤処理、油剤処理、N-アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属セッケン処理、アミノ酸処理、レシチン処理、無機化合物処理、プラズマ処理メカノケミカル処理等によって事前に表面処理されていてもいなくても構わない。

0039

(6)界面活性剤の例
アニオン性界面活性剤脂肪酸セッケン、α-アシスルホン酸塩アルキルスルホン酸塩アルキルアリルスルホン酸塩アルキルナフタレンスルホン酸塩アルキル硫酸塩POEアルキルエーテル硫酸塩アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩アルキロイルアルキルタウリン塩N-アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸ナトリウム、アシル化加水分解コラーゲンペプチド塩パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤塩化アルキルトリメチルアンモニウム塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベヘニン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミドステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドラノリン誘導体第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤:プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE・POP共重合体、POE・POPアルキルエーテルポリエーテル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミドアルキルアミンオキシド水素添加大豆リン脂質等が挙げられる。
天然系界面活性剤:レシチン、サポニン糖系界面活性剤等が挙げられる。

0040

(7)多価アルコール、糖の例
エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリンポリグリセリン、3-メチル-1、3-ブタンジオール、1、3-ブチレングリコール、ソルビトール、マンニトールラフィノースエリスリトールグルコース、ショ糖、果糖、キシリトールラクトース、マルトース、マルチトールトレハロースアルキル化トレハロース、混合異性化糖硫酸化トレハロースプルラン等が挙げられる。またこれらの化学修飾体等も使用可能である。

0041

(8)高分子の例
アクリル酸エステルメタクリル酸エステル共重合体(プラスサイズ、互応化学社製)、酢酸ビニルクロトン酸共重合体(レジン28-1310、NSC社製)、酢酸ビニル/クロトン酸/ビニルネオデカネート共重合体(28-2930、NSC社製)、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフエステルガントレッツES、ISP社製)、T-ブチルアクリレートアクリル酸エチルメタクリル酸共重合体ルビマー、BASF社製)、ビニルピロリドンビニルアセテートビニルプロピオネート共重合体(ルビスコールVAP、BASF社製)、ビニルアセテート/クロトン酸共重合体(ルビセットCA、BASF社製)、ビニルアセテート/クロトン酸/ビニルピロリドン共重合体(ルビセットCAP、BASF社製)、ビニルピロリドン/アクリレート共重合体(ルビフレックス、BASF社製)、アクリレートアクリルアミド共重合体ウルトラホールド、BASF社製)、ビニルアセテート/ブチルマレエートイソボルニルアクリラート共重合体(アドバンテージ、ISP社製)、カルボキシビニルポリマーカーボポール、BFGoodrich社製)、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体(ペミュレン、BF Goodrich社製)等のアニオン性高分子化合物や、ジアルキルアミノエチルメタクリレート重合体の酢酸両性化物ユカフォーマー、三菱化学社製)、アクリル酸オクチルアクリルアミドアクリル酸ヒドロキシプロピルメタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体(AMPHOMER、NSC社製)等の両性高分子化合物、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートの4級化物(GAFQUAT、ISP社製)、メチルビニルイミダゾリウムクロリド/ビニルピロリドン共重合体(ルビコート、BASF社製)等のカチオン性高分子化合物、ポリビニルピロリドン(ルビスコールK、BASF社製)、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体(ルビスコールVA、BASF社製)、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(コポリマー937、ISP社製)、ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(コポリマーVC713、ISP社製)等のノニオン性高分子化合物等がある。また、セルロースまたはその誘導体、ケラチン及びコラーゲンまたはその誘導体、アルギン酸カルシウム、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖類キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチンローメトキシルペクチングアーガムアラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタンカラヤガムトラガカントガムアルギン酸アルブミン、カゼイン、カードランジェランガムデキストラン等の天然由来高分子化合物も好適に用いることができる。

0042

(9)生理活性成分の例
生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、美白成分免疫賦活剤老化防止剤紫外線防御剤スリミング剤、ひきしめ剤、抗酸化剤発毛剤育毛剤保湿剤血行促進剤抗菌剤殺菌剤乾燥剤冷感剤温感剤ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤刺激緩和剤鎮痛剤細胞賦活剤酵素成分等が挙げられる。これらの好適な配合成分の例としては、例えばアシタバエキスアボカドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキスウーロン茶エキスエイジツエキスエチナシ葉エキスオウゴンエキスオウバクエキスオウレンエキスオオムギエキス、オトギリソウエキスオドリコソウエキスオランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物海藻エキス加水分解エラスチン加水分解コムギ末、加水分解シルクカモミラエキス、カロットエキスカワラヨモギエキス甘草エキスカルカデエキス、カキョクエキス、キナエキス、キューカンバ-エキス、グアノシンクチナシエキス、クマザサエキスクララエキスクルミエキスグレープフルーツエキスクレマティスエキスクロレラエキスクワエキス、ゲンチアナエキス紅茶エキス酵母エキスゴボウエキスコメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキスササエキスサンザシエキスサンショウエキスシイタケエキス、ジオウエキスシコンエキスシソエキスシナノキエキスシモツケソウエキス、シャクヤクエキスショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキスセイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキスセイヨウハッカエキス、セ-ジエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキスセンブリエキスダイズエキスタイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキストウキエキストウキンセンカエキストウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキストマトエキス納豆エキスニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキスハイビスカスエキスバクモンドウエキス、パセリエキス蜂蜜ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキスビサボロールビワエキスフキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキスペパーミントエキス、ボダイジュエキスボタンエキスホップエキスマツエキスマロニエエキスミズバショウエキス、ムクロジエキスメリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキスユーカリエキスユキノシタエキスヨクイニンエキスヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴエキスレタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキスローズエキス、ローズマリーエキスローマカミツレエキスローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、デオキシリボ核酸ムコ多糖類ヒアルロン酸ナトリウムコンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチンキチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、加水分解ペプチド乳酸ナトリウム尿素ピロリドンカルボン酸ナトリウムベタインホエイトリメチルグリシンなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、フィトスフィンゴシンコレステロールコレステロール誘導体リン脂質などの油性成分、ε-アミノカプロン酸グリチルリチン酸、β-グリチルレチン酸塩化リゾチームグアイアズレン、ヒドロコールチゾン等の免疫賦活剤、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントインジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイドフラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α-ヒドロキシ酸、β-ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ-オリザノールビタミンE誘導体などの血行促進剤、レチノールレチノール誘導体等の創傷治癒剤、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスイオウエラグ酸、リノール酸、トラネキサム酸グルタチオン等の美白剤セファランチンカンゾウ抽出物トウガラシチンキヒノキチオールヨウ化ニンニクエキス、塩酸ピリドキシン、DL-α-トコフェロール、酢酸DL-α-トコフェロール、ニコチン酸ニコチン酸誘導体、パントテン酸カルシウム、D-パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビオチン、アラントイン、イソプロピルメチルフェノールエストラジオールエチニルエストラジオール、塩化カプロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェンヒドラミンタカナール、カンフル、サリチル酸、ノニル酸バニリルアミドノナン酸バニリルアミド、ピロクトンオラミンペンタデカン酸グリセリル、L-メントール、モノニトログアヤコール、レゾルシンγ-アミノ酪酸塩化ベンゼトニウム塩酸メキシレチンオーキシン女性ホルモンカンタリスチンキシクロスポリンジンクピリチオン、ヒドロコールチゾン、ミノキシジルモノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンハッカ油ササニシキエキス等の育毛剤などが挙げられる。

0043

(10)酸化防止剤の例
亜硫酸水素ナトリウム亜硫酸ナトリウムエリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、チオジプロピオン酸ジラウリル、トコフェロール、トリルビグアナイドノルジヒドログアヤレチン酸、パラヒドロキシアニソールブチルヒドロキシアニソールジブチルヒドロキシトルエン、ステアリン酸アスコルビルパルミチン酸アスコルビル没食子酸オクチル没食子酸プロピル、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン、リンゴエキスやチョウジエキスなどの酸化防止効果の認められる植物エキス等が挙げられる。

0044

(11)溶媒の例
精製水、エタノール、低級アルコールエーテル類LPG、フルオロカーボン、N-メチルピロリドン、フルオロアルコール、揮発性直鎖状シリコーン、次世代フロン等が挙げられる。

0045

実施例1
イチゴ種子抽出物の製造
イチゴ種子抽出物はポーランド産イチゴ種子を粉砕後、メタノールで抽出(70-80度)し、減圧乾固することで作製した。また、チリロサイド(trans-tiliroside)はイチゴ種子から下記スキームに従って単離した。すなわちイチゴ(Fragaria x ananassa) 種子 1.0 kg をメタノール (5.0 L) を用い、還流下 (80 °C)、3 時間抽出を行った。得られた抽出液を濾過し、 残渣にメタノールを加え、 同様の抽出操作を 計3 回行った。 その後、抽出液を合わせて減圧下溶媒留去し、抽出エキス(230.0 g,収率23.0%) を得た。 得られた抽出エキス 230.0 g を酢酸エチルと水で分配抽出し、 各移行部を減圧下溶媒留去して、 酢酸エチル移行部 (53.05 g, 5.3%) および水移行部 (176.95 g, 17.7%) を得た。
得られた酢酸エチル移行部の一部 (25.0 g) を順相シリカゲルカラムクロマトグラフィー[1.6 kg, CHCl3-MeOH (20:1→10:1, v/v)→CHCl3-MeOH-H2O (10:3:1→7:3:1, v/v) →MeOH] により分離し 7分画[fraction 1 (18.69 g), fraction 2 (2.17 g), fraction 3 (1.20 g), fraction 4 (0.81 g), fraction 5 (2.29 g), fraction 6 (0.57 g), fraction 7 (0.61 g)] を得た。Fraction 3 の一部 (200 mg) をHPLC[MeCN:H2O (30:70), COSMOSIL 5C18-MS-II] により分離し、 trans-tiliroside (1, 30 mg) および cis-tiliroside (2, 3.0 mg) を得た。

0046

試験例1:フィラグリン発現促進作用の評価
表皮三次元培養系にイチゴ種子抽出物またはチリロサイドをメンブレンの下側に加えて5日間培養を行った。この間,毎日培地交換を行った。培養終了後に,細胞層をメンブレンごと回収した。回収した細胞層について,ウェスタンブロッティング法でフィラグリン発現を測定するとともに,免疫染色を行った。その結果を図2(ウェスタンブロッティング法)及び図3(免疫染色)に示す。

0047

フィラグリンの発現をウェスタンブロッティング法で調べた結果,イチゴ種子抽出物は1 μg/mLでチリロサイドは0.1 μg/mL以上でフィラグリンの発現を増加させた(図2)。また免疫染色においても,イチゴ種子抽出物(10 μg/mL),ティリロサイド(0.1 μg/mL以上)でフィラグリンの発現が認められた(図3の黒く染まっている部分)。

0048

表皮三次元培養系にイチゴ種子抽出物またはチリロサイドをメンブレンの下側に加えて5日間培養を行った。この間,毎日培地交換を行った。培養終了後に,細胞層をメンブレンごと回収した。回収した細胞層について,ウェスタンブロッティング法でインボルクリン発現を測定するとともに,免疫染色を行った。

0049

角質の成熟に重要な役割を果たしているインボルクリンの発現をウェスタンブロッティング法調べた。その結果,イチゴ種子抽出物は1 μg/mLでチリロサイドは0.1 μg/mL以上でフィラグリンの発現を増加させた(図4)。また免疫染色においても,イチゴ種子抽出物およびチリロサイド双方に角質層における発現促進が認められた(図5の黒く染まっている部分)。以上の結果より,イチゴ種子抽出物とその主成分であるチリロサイドはフィラグリンやインボルクリンの発現量を高めることで皮膚炎を予防・治療する作用を有することが判明した。

0050

本実施例のフィラグリン及びインボルクリンの発現促進剤(イチゴ種子抽出物)の配合例を示す。尚、これらは本発明を限定するものではない。
配合例1:化粧クリーム
スクワラン20.0wt%
ミツロウ5.0
精製ホホバ油5.0
グリセリン5.0
グリセリンモノステアレート2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタン-
モノステアレート2.0
イチゴ種子抽出物 2.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
100.0wt%

0051

配合例2:化粧水
エタノール5.0wt%
グリセリン2.0
1,3−ブチレングリコール2.0
ポリエチレンオレイルエーテル0.5
クエン酸ナトリウム0.1
クエン酸0.1
イチゴ種子抽出物0.1
精製水残余
100.0wt%

0052

配合例3:ボディージェル
マカデミアナッツ油2.0wt%
ミリスチン酸オクチルドデシル10.0
メチルフェニルポリシロキサン5.0
ベヘニルアルコール3.0
ステアリン酸3.0
バチルアルコール1.0
モノステアリン酸グリセリル1.0
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット2.0
水素添加大豆リン脂質1.0
セラミド0.1
パルミチン酸レチノール0.1
防腐剤適量
ツボクサ抽出物1.0
イチゴ種子抽出物1.0
1、3−ブチレングリコール5.0
精製水残余
100.0wt%

0053

配合例4:乳液
スクワラン4.0wt%
ワセリン2.5
セタノール2.0
グリセリン2.0
油型モノステアリン酸グリセリン1.0
ステアリン酸1.0
L−アルギニン1.0
イチゴ種子抽出物0.5
水酸化カリウム0.1
香料微量
精製水残余
100.0wt%

0054

配合例5:浴用剤(液状)
プロピレングリコール50.0wt%
エタノール20.0
硫酸ナトリウム5.0
イチゴ種子抽出物0.5
ラノリン0.5
アボガド油0.5
色素1.5
香料22.0
100.0wt%
配合例6:チューインガム
砂糖53.0wt%
ガムベース20.0
グルコース10.0
水飴16.0
香料 0.5
イチゴ種子抽出物 0.5
100.0wt%

0055

配合例7:グミ
還元水飴40.0wt%
グラニュー糖20.0
ブドウ糖20.0
ゼラチン4.7
水 9.68
イチゴ果4.0
ブドウフレーバー0.6
色素0.02
イチゴ種子抽出物1.0
100.0wt%

0056

配合例8:キャンディー
砂糖50.0wt%
水飴33.0
水 14.4
有機酸2.0
香料0.2
イチゴ種子抽出物0.4
100.0wt%

0057

配合例9:ヨーグルト(ハード・ソフト)
牛乳41.5wt%
脱脂粉乳5.8
砂糖8.0
寒天0.15
ゼラチン0.1
乳酸菌0.005
イチゴ種子抽出物0.4
香料微量
水残余
100.0wt%

0058

配合例10:清涼飲料
果糖ブドウ糖液糖30.0wt%
乳化剤0.5
イチゴ種子抽出物0.05
香料適量
精製水残余
100.0wt%

0059

配合例11:錠菓
砂糖76.4wt%
グルコース19.0
ショ糖脂肪酸エステル0.2
イチゴ種子抽出物0.5
精製水3.9
100.0wt%

0060

配合例12:ソフトカプセル
イチゴ種子油 87.0wt%
乳化剤12.0
イチゴ種子抽出物1.0
100.0wt%

0061

配合例13:錠剤
乳糖54.0wt%
結晶セルロース30.0
澱粉分解物10.0
グリセリン脂肪酸エステル5.0
イチゴ種子抽出物1.0
100.0wt%

0062

配合例14:顆粒内服剤(医薬品)
イチゴ種子抽出物1.0wt%
乳糖30.0
コーンスターチ60.0
結晶セルロース8.0
ポリビニールピロリドン1.0
100.0wt%

0063

配合例15:キャットフード
とうもろこし 34.0wt%
小麦粉35.0
ミートミール15.0
牛脂8.9
食塩1.0
かつおエキス4.0
イチゴ種子抽出物1.0
タウリン0.1
ビタミン類0.5
ミネラル類0.5
100.0wt%

0064

配合例16:ドッグフード
とうもろこし 30.0wt%
肉類(チキン) 15.0
脱脂大豆10.0
小麦粉25.0
糟糠類5.0
イチゴ種子抽出物5.0
動物性油脂8.9
オリゴ糖0.1
ビタミン0.5
ミネラル0.5
100.0wt%

0065

以上により、本発明はフィラグリンやインボルクリンの発現量を高めることで優れた皮膚炎予防・治療剤を提供することができる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ