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技術 プリンタ装置及びプログラム

出願人 東芝テック株式会社
発明者 松田興治
出願日 2017年7月3日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2017-130535
公開日 2019年1月31日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2019-016012
状態 未査定
技術分野 付属装置、全体制御 ストアードプログラム ファクシミリ一般
主要キーワード パラメータ履歴 設定構造 カスタムデータ 記憶件数 新パラメータ パラメータ領域 新制御プログラム バージョンダウン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年1月31日)のものです。
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図面 (8)

課題

プリンタ装置に記憶された制御プログラム及びパラメータ更新を効率的に行うことが可能なプリンタ装置及びプログラムを提供する。

解決手段

部装置通信可能なプリンタ装置であって、自装置の動作を制御するための制御プログラムを記憶する第1記憶手段と、前記制御プログラムに係る設定項目のパラメータを記憶する第2記憶手段と、前記パラメータの更新に係る複数の更新方法の中から何れか一の更新方法が選択的に指示された指示情報を記憶する第3記憶手段と、前記外部装置から前記制御プログラムを更新するための更新プログラムを取得する取得手段と、前記更新プログラムに基づいて、前記第1記憶手段に記憶された前記制御プログラムを更新する第1更新手段と、前記制御プログラムの更新に伴い、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータを前記指示情報に指示された更新方法で更新する第2更新手段と、を備える。

概要

背景

商品小売を行う小売店や各種の事業所では、データ出力のためレシートプリンタMFP(Multifunction Peripheral)等のプリンタ装置が使用されている。このようなプリンタ装置では、プロセッサファームウェア等の制御プログラムを実行することで、プリンタ装置としての動作(機能)を統括制御している。係る制御プログラムは、機能追加セキュリティ対策等のため、随時又は定期的に更新されることが一般的である。

従来、制御プログラムの更新に関しては、更新用プログラム(以下、更新プログラム)をサーバ装置からプリンタ装置に配信することで、複数のプリンタ装置を一度に更新可能なシステムが存在している。また、従来、制御プログラムが制御する機能部のパラメータ設定値を新たな制御プログラムに合わせて更新する技術が提案されている。

しかしながら、上記従来の技術では、複数のプリンタ装置を一度に更新することが可能であるが、プリンタ装置毎にパラメータの更新方法を変えることは困難である。例えば、小売店や事業所内では、制御プログラムの更新に伴い、パラメータの設定値をデフォルト値に更新するプリンタ装置と、既存の設定値のまま維持させるプリンタ装置とが混在する場合がある。このような場合、従来の技術では、更新方法毎にパラメータの設定構造を用意したり配信先のプリンタ装置を切り分けたりすることになるため、利便性欠けるものとなっていた。

概要

プリンタ装置に記憶された制御プログラム及びパラメータの更新を効率的に行うことが可能なプリンタ装置及びプログラムを提供する。外部装置通信可能なプリンタ装置であって、自装置の動作を制御するための制御プログラムを記憶する第1記憶手段と、前記制御プログラムに係る設定項目のパラメータを記憶する第2記憶手段と、前記パラメータの更新に係る複数の更新方法の中から何れか一の更新方法が選択的に指示された指示情報を記憶する第3記憶手段と、前記外部装置から前記制御プログラムを更新するための更新プログラムを取得する取得手段と、前記更新プログラムに基づいて、前記第1記憶手段に記憶された前記制御プログラムを更新する第1更新手段と、前記制御プログラムの更新に伴い、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータを前記指示情報に指示された更新方法で更新する第2更新手段と、を備える。

目的

本発明が解決しようとする課題は、プリンタ装置に記憶された制御プログラム及びパラメータの更新を効率的に行うことが可能なプリンタ装置及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

部装置通信可能なプリンタ装置であって、自装置の動作を制御するための制御プログラムを記憶する第1記憶手段と、前記制御プログラムに係る設定項目パラメータを記憶する第2記憶手段と、前記パラメータの更新に係る複数の更新方法の中から何れか一の更新方法が選択的に指示された指示情報を記憶する第3記憶手段と、前記外部装置から前記制御プログラムを更新するための更新プログラムを取得する取得手段と、前記更新プログラムに基づいて、前記第1記憶手段に記憶された前記制御プログラムを更新する第1更新手段と、前記制御プログラムの更新に伴い、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータを前記指示情報に指示された更新方法で更新する第2更新手段と、を備えるプリンタ装置。

請求項2

前記第2更新手段は、前記指示情報にデフォルト値に更新する更新方法が指示されている場合、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータの設定値を、更新後の制御プログラムに対応して予め定められたデフォルト値に更新する請求項1に記載のプリンタ装置。

請求項3

前記第2更新手段は、前記指示情報に既存の設定値を維持する更新方法が指示されている場合、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータの設定値を維持させる請求項1に記載のプリンタ装置。

請求項4

前記第2更新手段は、前記指示情報にカスタム値に更新する更新方法が指示されている場合、前記パラメータのカスタム値が設定されたカスタムデータに基づき、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータの設定値を更新する請求項1に記載のプリンタ装置。

請求項5

前記第2更新手段は、前記制御プログラムの更新に伴い前記設定項目が増加した場合、増加分の設定項目に係るパラメータの設定値を、更新後の制御プログラムに対応して予め定められたデフォルト値に設定する請求項2〜4の何れか一項に記載のプリンタ装置。

請求項6

自装置の動作を制御するための制御プログラムを記憶する第1記憶手段と、前記制御プログラムに係る設定項目のパラメータを記憶する第2記憶手段と、前記パラメータの更新に係る複数の更新方法の中から何れか一の更新方法が選択的に指示された指示情報とを記憶する第3記憶手段とを備えた、外部装置と通信可能なプリンタ装置のコンピュータを、前記外部装置から前記制御プログラムを更新するための更新プログラムを取得する取得手段と、前記更新プログラムに基づいて、前記第1記憶手段に記憶された前記制御プログラムを更新する第1更新手段と、前記制御プログラムの更新に伴い、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータを前記指示情報に指示された更新方法で更新する第2更新手段と、して機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明の実施形態は、プリンタ装置及びプログラムに関する。

背景技術

0002

商品小売を行う小売店や各種の事業所では、データ出力のためレシートプリンタMFP(Multifunction Peripheral)等のプリンタ装置が使用されている。このようなプリンタ装置では、プロセッサファームウェア等の制御プログラムを実行することで、プリンタ装置としての動作(機能)を統括制御している。係る制御プログラムは、機能追加セキュリティ対策等のため、随時又は定期的に更新されることが一般的である。

0003

従来、制御プログラムの更新に関しては、更新用のプログラム(以下、更新プログラム)をサーバ装置からプリンタ装置に配信することで、複数のプリンタ装置を一度に更新可能なシステムが存在している。また、従来、制御プログラムが制御する機能部のパラメータ設定値を新たな制御プログラムに合わせて更新する技術が提案されている。

0004

しかしながら、上記従来の技術では、複数のプリンタ装置を一度に更新することが可能であるが、プリンタ装置毎にパラメータの更新方法を変えることは困難である。例えば、小売店や事業所内では、制御プログラムの更新に伴い、パラメータの設定値をデフォルト値に更新するプリンタ装置と、既存の設定値のまま維持させるプリンタ装置とが混在する場合がある。このような場合、従来の技術では、更新方法毎にパラメータの設定構造を用意したり配信先のプリンタ装置を切り分けたりすることになるため、利便性欠けるものとなっていた。

発明が解決しようとする課題

0005

本発明が解決しようとする課題は、プリンタ装置に記憶された制御プログラム及びパラメータの更新を効率的に行うことが可能なプリンタ装置及びプログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0006

実施形態のプリンタ装置は、外部装置通信可能なプリンタ装置であって、自装置の動作を制御するための制御プログラムを記憶する第1記憶手段と、前記制御プログラムに係る設定項目のパラメータを記憶する第2記憶手段と、前記パラメータの更新に係る複数の更新方法の中から何れか一の更新方法が選択的に指示された指示情報を記憶する第3記憶手段と、前記外部装置から前記制御プログラムを更新するための更新プログラムを取得する取得手段と、前記更新プログラムに基づいて、前記第1記憶手段に記憶された前記制御プログラムを更新する第1更新手段と、前記制御プログラムの更新に伴い、前記第2記憶手段に記憶された前記パラメータを前記指示情報に指示された更新方法で更新する第2更新手段と、を備える。

図面の簡単な説明

0007

図1は、実施形態に係るプログラム更新システムの構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係るプリンタ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、図2に示した記憶部のメモリマップの一例を模式的に示す図である。
図4は、図3に示した設定領域の詳細を模式的に示す図である。
図5は、実施形態に係るプリンタ装置の機能構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態のプリンタ装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、実施形態に係るプリンタ装置の更新前後のRAM及び記憶部の状態を模式的に示す図である。

実施例

0008

以下、実施形態に係るプリンタ装置及びプログラムについて、図面を参照して説明する。

0009

図1は、本実施形態に係るプログラム更新システムの構成例を示す図である。図1に示すように、プログラム更新システム1は、プリンタ装置10と、更新プログラム提供サーバ20とを有する。プリンタ装置10と更新プログラム提供サーバ20とは、ネットワークN1を介して接続される。ネットワークN1は、LAN(Local Area Network)、インターネット専用線等である。

0010

プリンタ装置10は、例えばレシートプリンタやMFP等のプリンタ装置である。プリンタ装置10は、小売店(店舗)や事業所毎に一又は複数台設けられる。図1では、店舗A1に3台のプリンタ装置10が、店舗A2に2台のプリンタ装置10が設けられた例を示している。なお、ネットワークN1に接続されるプリンタ装置10の台数や、店舗(事業所)の個数はこれに限らないものとする。

0011

更新プログラム提供サーバ20は、サーバ装置の一例である。更新プログラム提供サーバ20は、例えば、プリンタ装置10を製造又は販売する企業や、プリンタ装置10の管理を行う企業等に設けられる。更新プログラム提供サーバ20は、ネットワークN1を介して、後述する制御プログラムP1を更新するための更新プログラムP3をプリンタ装置10に提供する。なお、本実施形態では、更新プログラム提供サーバ20は、一のサーバ装置で実現されるものとするが、これに限らず、複数のサーバ装置で実現されるクラウドサーバであってもよい。

0012

図2は、プリンタ装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、プリンタ装置10は、CPU11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、印字部16と、通信部17とを備える。

0013

CPU11は、プロセッサの一例である。CPU11は、後述する制御プログラムP1と協働することで、プリンタ装置10の動作を統括制御する。RAM12は、揮発性記憶媒体であり、CPU11のワークスペースとして使用される。また、RAM12は、更新プログラム提供サーバ20から提供された更新プログラムP3を保持するための領域として使用される。

0014

記憶部13は、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のリードライト可能な不揮発性の記憶媒体である。記憶部13は、CPU11が実行可能なプログラムや設定情報(パラメータ)等を記憶する。

0015

図3は、記憶部13のメモリマップの一例を模式的に示す図である。図3に示すように、記憶部13は、プログラム領域131と、データ領域132と、設定領域133とを有する。

0016

プログラム領域131は、第1記憶手段の一例である。プログラム領域131は、制御プログラムP1を記憶するための記憶領域である。制御プログラムP1は、ファームウェアやオペレーティングシステム等、プリンタ装置10の動作を制御するためのプログラムである。また、制御プログラムP1は、自己の制御プログラムP1を更新するための更新処理プログラムP2を含む。

0017

データ領域132は、各種のデータを記憶するための記憶領域である。例えば、データ領域132は、表示部15に表示する画像やレイアウト等の出力用コンテンツを記憶する。

0018

設定領域133は、プリンタ装置10(制御プログラムP1)の動作に係る設定情報(パラメータ)等を記憶するための記憶領域である。図4は、設定領域133の詳細を模式的に示す図である。図4に示すように、設定領域133は、バージョン領域1331、パラメータ領域1332、更新フラグ領域1333、パラメータ履歴領域1334及び格納アドレス領域1335等を有する。

0019

バージョン領域1331は、制御プログラムP1のバージョンを記憶するための記憶領域である。具体的には、バージョン領域1331には、プログラム領域131に記憶されている制御プログラムP1のバージョンが設定される。

0020

パラメータ領域1332は、第2記憶手段の一例である。パラメータ領域1332は、プリンタ装置10(制御プログラムP1)の動作に係る各種設定項目のパラメータを記憶するための記憶領域である。パラメータは、例えば、プリンタ装置10の印字機能通信機能表示機能等に関するものが含まれる。なお、パラメータ領域1332のパラメータは、操作部14等を介して変更することが可能であるとする。

0021

更新フラグ領域1333は、第3記憶手段の一例である。更新フラグ領域1333は、更新フラグを記憶するための記憶領域である。更新フラグは、パラメータの更新に係る複数の更新方法の中から何れか一の更新方法を選択的に指示するための指示情報である。更新フラグは、例えば2ビット数値で表され、操作部14又は更新プログラム提供サーバ20を介して設定又は変更することが可能となっている。

0022

本実施形態では、更新フラグとして“00”、“01”及び“02”の3つの状態が選択可能であるとする。更新フラグ“00”は、各種パラメータの設定値をデフォルトの値(デフォルト値)に戻すことを指示するものである。また、更新フラグ“01”は、現在設定されているパラメータの設定値を維持することを指示するものである。また、更新フラグ“02”は、カスタマイズされたパラメータの設定値(カスタムデータ)を用いて、パラメータの設定値を更新することを指示するものである。カスタムデータは、例えば、設定項目の各々に対し、対応するカスタム値(パラメータ)を対応付けて設定したものである。なお、カスタムデータは、データ領域132やパラメータ履歴領域1334等に記憶されていてもよいし、更新プログラムP3とともに更新プログラム提供サーバ20から提供されてもよい。

0023

パラメータ履歴領域1334は、バックアップされたパラメータを記憶(保存)するための記憶領域である。後述するように、プリンタ装置10では、制御プログラムP1の更新時に、パラメータ領域1332に記憶されたパラメータのバックアップ処理が行われる。バックアップされたパラメータは、パラメータ履歴としてパラメータ履歴領域1334に記憶される。

0024

格納アドレス領域1335は、パラメータ履歴領域1334の先頭アドレスを記憶するための記憶領域である。プリンタ装置10のCPU11は、格納アドレス領域1335に記憶されたアドレスに基づき、パラメータ履歴領域1334に対するパラメータ履歴の書き込みや読み出しを行う。

0025

図2戻り、操作部14は、各種スイッチやボタンポインティングデバイス等の、ユーザが各種操作を行うための入力デバイスである。表示部15は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスであり、CPU11の制御の下、プリンタ装置10の動作に係る各種の情報を表示する。なお、操作部14は、タッチパネルとして表示部15と一体的に構成してもよい。

0026

印字部16は、プリンタエンジン及び用紙搬送機構を有する。印字部16の印字方式は特に問わず、熱転写方式感熱式、電子写真方式インクジェット方式等であってもよい。印字部16は、CPU11の制御に従い動作することでプリンタ機能を実現する。

0027

通信部17は、ネットワークN1に接続するための通信インタフェースである。通信部17は、ネットワークN1に接続された更新プログラム提供サーバ20との間で、各種データの授受を行う。

0028

次に、制御プログラムP1の更新に係るプリンタ装置10の機能構成について説明する。図5は、プリンタ装置10の機能構成の一例を示す図である。プリンタ装置10のCPU11は、更新処理プログラムP2(制御プログラムP1)をRAM12に展開し実行することで、制御プログラムP1の更新機能に係る更新プログラム取得部101及び更新処理部102を実現させる。

0029

更新プログラム取得部101は、取得手段の一例である。更新プログラム取得部101は、通信部17と協働することで、更新プログラム提供サーバ20から提供される更新プログラムP3を取得する。また、更新プログラム取得部101は、取得した更新プログラムP3をRAM12に記憶する。

0030

更新プログラム提供サーバ20から提供される更新プログラムP3は、記憶部13に記憶された制御プログラムP1とリプレース可能な制御プログラム(以下、新制御プログラムP1’)を含む。また、更新プログラムP3は、新制御プログラムP1’のバージョンを示す情報や、新制御プログラムP1’に対応した各設定項目のパラメータのデフォルト値を含む。また、更新プログラムP3は、パラメータのカスタムデータを含んでいてもよい。

0031

なお、更新プログラムP3の取得方法は特に問わないものとする。例えば、更新プログラム取得部101は、更新プログラム提供サーバ20から随時又は定期的に提供(配信)される更新プログラムP3を取得してもよい。また、例えば、更新プログラム取得部101は、更新プログラム提供サーバ20に対して更新プログラムP3の取得要求を送信することで、更新プログラム提供サーバ20から提供(送信)される更新プログラムP3を取得してもよい。

0032

更新処理部102は、第1更新手段及び第2更新手段の一例である。更新処理部102は、RAM12に記憶された更新プログラムP3に基づいて、記憶部13に記憶された制御プログラムP1を更新するための更新処理を実行する。具体的には、更新処理部102は、記憶部13のプログラム領域131に記憶された制御プログラムP1を消去し、当該プログラム領域131に更新プログラムP3(新制御プログラムP1’)を書き込むことで、制御プログラムP1の更新を行う。ここで、更新とは、制御プログラムP1のバージョンアップに限らず、制御プログラムP1のバージョンダウンや、同バージョンの制御プログラムP1による再インストールをも含む概念である。

0033

また、更新処理部102は、制御プログラムP1の更新に伴い、パラメータ領域1332に記憶された現行のパラメータを、パラメータ履歴としてパラメータ履歴領域1334にバックアップする。

0034

ここで、更新処理部102は、公知のデータ圧縮方法圧縮したパラメータを、パラメータ履歴としてバックアップしてもよい。これにより、パラメータのバックアップに要するデータ容量を減少させることができる。また、更新処理部102は、パラメータ以外の情報をパラメータ履歴に含めてバックアップしてもよい。例えば、更新処理部102は、現行のパラメータに係る制御プログラムP1のバージョンをパラメータ履歴に含めてバックアップしてもよい。パラメータ履歴領域1334に記憶されたパラメータ履歴は、例えば、制御プログラムP1の更新後、更新前の制御プログラムP1に戻した場合等に用いることができる。

0035

なお、パラメータ履歴領域1334に記憶するパラメータ履歴の個数は特に問わないものとするが、際限なく増えることを防ぐため、ログローテーションを行ってもよい。例えば、更新処理部102は、パラメータ履歴の記憶件数が上限値(例えば40個)に達すると、最新所定個数(例えば30個)分のパラメータ履歴をRAM12に退避させる。そして、更新処理部102は、パラメータ履歴領域1334を初期化した後、RAM12に退避させたパラメータ履歴をパラメータ履歴領域1334に戻す処理を行う。

0036

また、更新処理部102は、パラメータのバックアップが完了すると、更新フラグ領域1333のフラグ値に基づいて、パラメータ領域1332のパラメータを更新する。

0037

例えば、更新フラグが“00”の場合、更新処理部102は、更新プログラムP3に含まれたデフォルト値に基づいて、パラメータ領域1332に記憶された各パラメータの設定値をデフォルト値に更新(変更)する。また、例えば、更新フラグが“01”の場合、更新処理部102は、パラメータ領域1332に記憶された各パラメータのパラメータ値を維持する。また、例えば、更新フラグが“02”の場合、更新処理部102は、カスタムデータに含まれた各パラメータのパラメータ値に基づいて、パラメータ領域1332に記憶された各パラメータのパラメータ値を更新する。

0038

なお、制御プログラムP1の更新に伴い新たな設定項目が追加された場合には、更新処理部102は、追加された設定項目のパラメータの設定値をデフォルト値(或いはカスタム値)とし、パラメータ領域1332に追加する。また、制御プログラムP1の更新に伴い既存の設定項目が削除された場合には、更新処理部102は、削除された設定項目のパラメータをパラメータ領域1332から削除してもよいし、そのまま維持させてもよい。

0039

また、更新処理部102は、制御プログラムP1及びパラメータの更新が完了すると、その更新内容を反映させるため、プリンタ装置10を再起動させる。

0040

なお、更新処理部102が更新処理を開始するタイミングは特に問わず、種々のタイミングを設定することが可能である。例えば、更新処理部102は、操作部14を介して更新処理の開始を指示する操作を受け付けたことを条件に、更新処理を開始してもよい。また、更新処理部102は、通信部17を介して更新プログラム提供サーバ20から更新処理の開始を指示するコマンドを受け付けたことを条件に、更新処理を開始してもよい。また、更新処理部102は、更新プログラム取得部101が更新プログラムP3を取得したことを条件に、更新処理を開始してもよい。

0041

以下、図6及び図7を参照しながら、制御プログラムP1の更新処理について説明する。ここで、図6は、プリンタ装置10が行う処理の一例を示すフローチャートである。また、図7は、更新前後のRAM12及び記憶部13の状態を模式的に示す図である。

0042

まず、更新プログラム取得部101は、更新プログラム提供サーバ20から更新プログラムP3を取得すると(ステップS11)、図7(a)に示すように、取得した更新プログラムP3をRAM12に記憶する(ステップS12)。

0043

図7(a)は、更新プログラムP3がRAM12に記憶された直後の状態を示す図である。図7(a)に示すように、更新プログラム取得部101によって取得された更新プログラムP3は、RAM12に記憶される。また、RAM12には、記憶部13のプログラム領域131に記憶された制御プログラムP1が展開されている。CPU11は、RAM12上の制御プログラムP1を実行することで、上述した更新プログラム取得部101及び更新処理部102の他、プリンタ装置10の印字機能等を実現させている。なお、パラメータ領域1332に記憶されたパラメータについても、RAM12上に展開される構成としてもよい。

0044

なお、図7では、プログラム領域131に記憶された制御プログラムP1のバージョンを“V1.1”として、更新プログラムP3のバージョンを任意の“Vx.x”としている。また、パラメータ領域1332は、パラメータP11を記憶するとしている。つまり、プリンタ装置10は、制御プログラムP1及びパラメータP11に基づいて動作している。

0045

図6に戻り、更新処理部102は、更新処理の開始が指示されるまで待機を行う(ステップS13;No)。更新処理部102は、操作部14や通信部17を介して更新開始の指示を受け付けると(ステップS13;Yes)、更新処理を開始しステップS14に移行する。なお、更新処理部102は、RAM12に更新プログラムP3が記憶されていない場合には、更新処理を開始しないよう制御することが好ましい。

0046

更新処理部102は、パラメータ領域1332に記憶されているパラメータP11をデータ圧縮する(ステップS14)。次いで、更新処理部102は、データ圧縮したパラメータP11をパラメータ履歴として、パラメータ履歴領域1334にバックアップする(ステップS15)。これにより、パラメータ履歴領域1334には、図7(b)に示すように現行のパラメータP11がパラメータ履歴P12として記憶される。

0047

続いて、更新処理部102は、記憶部13のプログラム領域131を初期化することで、当該プログラム領域131に記憶された制御プログラムP1を消去する(ステップS16)。これにより、記憶部13のプログラム領域131は、図7(b)に示すように空となる。

0048

続いて、更新処理部102は、RAM12に記憶された更新プログラムP3を記憶部13のプログラム領域131に書き込むことで、制御プログラムP1の更新を行う(ステップS17)。これにより、記憶部13のプログラム領域131には、図7(c)に示すように、バージョン“Vx.x”の新制御プログラムP1’が記憶されることになる。なお、更新処理部102は、制御プログラムP1の更新に伴い、新制御プログラムP1’のバージョン“Vx.x”を設定領域133のバージョン領域1331に設定する。

0049

続いて、更新処理部102は、更新フラグ領域1333のフラグ値に基づき、パラメータ領域1332に記憶されたパラメータの更新方法を判別する(ステップS18)。

0050

ここで、フラグ値が“00”の場合(ステップS19;Yes)、更新処理部102は、パラメータ領域1332に記憶された各パラメータの設定値をデフォルト値に更新し(ステップS20)、ステップS24に移行する。また、フラグ値が“01”の場合(ステップS19;No→ステップS21;Yes)、更新処理部102は、パラメータ領域1332に記憶された各パラメータの設定値を維持し、さらに追加分のパラメータの設定値をデフォルト値に設定し(ステップS22)、ステップS24に移行する。また、フラグ値が“02”の場合(ステップS19;No→ステップS21;No)、更新処理部102は、所定のカスタムデータに基づいて、パラメータ領域1332に記憶された各パラメータを更新し(ステップS23)、ステップS24に移行する。これにより、パラメータ領域1332に記憶されたパラメータP11は、図7(c)に示すように、新パラメータP11’に更新される。

0051

そして、更新処理部102は、更新後の制御プログラムP1及びパラメータを反映させるため、プリンタ装置10を再起動させ(ステップS24)、本処理を終了する。

0052

図7(d)は、再起動後のRAM12及び記憶部13の状態を示している。図7(d)に示すように、記憶部13のプログラム領域131には、バージョンVx.xの新制御プログラムP1’が記憶されている。また、RAM12には、記憶部13のプログラム領域131に記憶されたバージョン“Vx.x”の新制御プログラムP1’が展開されている。つまり、ステップS24の再起動後、プリンタ装置10は、新制御プログラムP1’及び新パラメータP11’に基づいて動作することになる。

0053

以上のように、本実施形態のプリンタ装置10は、プログラム領域131に記憶された制御プログラムP1の更新に伴い、パラメータ領域1332に記憶されたパラメータを、更新フラグ領域1333のフラグ値に応じた更新方法で更新する。これにより、プリンタ装置10の各々では、自装置の使用条件等に応じたフラグ値を更新フラグ領域1333に設定することで、自装置に合わせた更新方法でパラメータを更新することができるため、制御プログラムP1及びパラメータの更新を効率的に行うことができる。

0054

また、本実施形態のプログラム更新システム1では、例えば、同一の店舗内において、パラメータの設定値をデフォルト値に更新するプリンタ装置10と、既存の設定値のまま維持させるプリンタ装置10とが混在する場合があっても、更新プログラム提供サーバ20から提供する更新プログラムP3を共通化することができる。したがって、複数のプリンタ装置10に搭載された制御プログラムP1を一度に更新することができるとともに、個々のプリンタ装置10に合わせた更新方法でパラメータを更新することができるため、制御プログラムP1及びパラメータの更新を効率的に行うことができる。

0055

以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0056

例えば、上記実施形態では、プログラム領域131、パラメータ領域1332及び更新フラグ領域1333等を同一の記憶媒体(記憶部13)が保持する構成としたが、これに限らず、リード/ライト可能な不揮発性の他の記憶媒体に分散して保持する構成としてもよい。

0057

また、上記実施形態では、更新処理プログラムP2は、制御プログラムP1に内包される構成としたが、これに限らず、制御プログラムP1とは独立したプログラムとしてもよい。この場合、更新処理プログラムP2は、プログラム領域131とは異なる記憶領域に記憶されるものとする。

0058

また、上記実施形態では、更新フラグで指示可能な更新方法を3つ例示したが、更新方法はこれらに限らないものとする。例えば、制御プログラムP1の更新に伴い設定項目が増減した場合の、増減分の設定項目のパラメータの処理方法を更新フラグで指示可能としてもよい。具体的には、更新に伴い設定項目が減少した場合の、減少分の設定項目のパラメータの処理方法として、維持又は削除を更新フラグで指示可能としてもよい。

0059

また、上記実施形態では、パラメータをバックアップした後に、制御プログラムP1を更新する処理例を説明したが(図6参照)、制御プログラムP1を更新した後に、パラメータのバックアップを行う構成としてもよい。

0060

また、上記実施形態では、パラメータ履歴領域1334にパラメータをパラメータ履歴としてバックアップする構成としたが、当該パラメータ履歴をカスタムデータとして用いてもよい。具体的には、更新処理部102は、更新フラグのフラグ値が“02”であることを条件に、更新した制御プログラムP1(新制御プログラムP1’)のバージョンに対応するパラメータ履歴をパラメータ履歴領域1334から特定する。そして、更新処理部102は、特定したパラメータ履歴に含まれる各設定項目のパラメータの設定値(カスタム値)に基づいて、パラメータ領域1332のパラメータを更新する。なお、パラメータがデータ圧縮された状態で保存されている場合には、更新処理部102は、データを解凍した上で更新を行うものとする。

0061

また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、当該装置が備える記憶媒体(ROM又はHDD)に予め組み込んで提供するが、これに限らないものとする。例えば、プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルCD−ROMフレキシブルディスクFD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。更に、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。

0062

また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることで提供してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。

0063

1プログラム更新システム
10プリンタ装置
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
20更新プログラム提供サーバ
101 更新プログラム取得部
102更新処理部
131プログラム領域
132 データ領域
133 設定領域
1331バージョン領域
1332パラメータ領域
1333更新フラグ領域
1334パラメータ履歴領域
1335格納アドレス領域

先行技術

0064

特開2012−118869号公報

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