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技術 診療支援装置及び診療支援システム

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 鈴木博文
出願日 2017年7月3日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2017-130043
公開日 2019年1月24日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-012486
状態 未査定
技術分野 医療・福祉事務
主要キーワード 事前説明 書き込み文字 未処理イベント ユーザー情報テーブル アナログ媒体 画像取得指示 署名画像 イベント状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年1月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

診療ワークフローに従って診療行為を進める際に、医療従事者患者とのコミュニケーションの円滑化を図る。

解決手段

診療支援装置は、患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序対応付けられた診療ワークフローを記憶し、クライアント端末の表示部に診療ワークフローを表示させる。診療支援装置は、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、クライアント端末の操作部からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを記憶させる第1処理、印刷装置への印刷制御、及び、画像取得装置への画像取得制御に加え、クライアント端末の操作部からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを記憶させる第2処理、のいずれかを行う。

概要

背景

近年、電子カルテPACS(Picture Archiving and Communication System)等、医療業務電子化が急速に進み、以前は紙やフィルム等で管理されていた診療のための情報が電子データに置き換わりつつある。

例えば、患者に対して実施される複数の診療行為に関する予定及び作業結果を時系列で記録するクリニカルパスを管理する管理サーバーにおいて、端末からアクセス要求を受けた際に、既に入力が完了しているべき過去の診療行為の作業結果について、入力漏れの有無を判定し、入力漏れがあれば警告する技術が提案されている(特許文献1参照)。この管理サーバーでは、診察検査治療投薬等の終了した診療行為は、医療従事者の入力によって、過去の診療として扱われるようになっている。

概要

診療ワークフローに従って診療行為を進める際に、医療従事者と患者とのコミュニケーションの円滑化をる。診療支援装置は、患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序対応付けられた診療ワークフローを記憶し、クライアント端末の表示部に診療ワークフローを表示させる。診療支援装置は、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、クライアント端末の操作部からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを記憶させる第1処理、印刷装置への印刷制御、及び、画像取得装置への画像取得制御に加え、クライアント端末の操作部からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを記憶させる第2処理、のいずれかを行う。

目的

本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、診療ワークフローに従って診療行為を進める際に、医療従事者と患者とのコミュニケーションの円滑化を図ることを課題とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序対応付けられた診療ワークフローを記憶する記憶手段と、前記診療ワークフローを表示手段に表示させる表示制御手段と、印刷手段に用紙への印刷を行わせる印刷制御手段と、画像取得手段に用紙から画像を取得させる画像取得制御手段と、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第1処理、前記印刷制御手段による前記印刷手段への印刷制御、及び、前記画像取得制御手段による前記画像取得手段への画像取得制御に加え、前記操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第2処理、のいずれかを行う処理手段と、を備える診療支援装置

請求項2

前記操作入力手段からの選択指示に基づいて、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、前記第1処理又は前記第2処理を設定する設定手段を備える請求項1に記載の診療支援装置。

請求項3

前記操作入力手段からの変更指示に基づいて、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して設定されている前記第1処理又は前記第2処理を変更する変更手段を備える請求項1又は2に記載の診療支援装置。

請求項4

前記表示制御手段は、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれが完了済みであるか否かを識別可能に表示させる請求項1から3のいずれか一項に記載の診療支援装置。

請求項5

前記印刷制御手段は、前記印刷手段に、対象とするイベントに関する文書を印刷させる請求項1から4のいずれか一項に記載の診療支援装置。

請求項6

前記画像取得制御手段は、前記画像取得手段に、対象とするイベントに関する画像を取得させる請求項1から5のいずれか一項に記載の診療支援装置。

請求項7

前記画像取得制御手段は、前記画像取得手段により取得された画像から、用紙上に書き込まれた情報を抽出する請求項1から6のいずれか一項に記載の診療支援装置。

請求項8

患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序と対応付けられた診療ワークフローを記憶する記憶手段を備える診療支援装置と、クライアント端末と、が通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された診療支援システムであって、前記診療支援装置は、前記診療ワークフローを前記クライアント端末の表示手段に表示させる表示制御手段と、印刷手段に用紙への印刷を行わせる印刷制御手段と、画像取得手段に用紙から画像を取得させる画像取得制御手段と、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、前記クライアント端末の操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第1処理、前記印刷制御手段による前記印刷手段への印刷制御、及び、前記画像取得制御手段による前記画像取得手段への画像取得制御に加え、前記操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第2処理、のいずれかを行う処理手段と、を備える診療支援システム。

技術分野

0001

本発明は、診療支援装置及び診療支援システムに関する。

背景技術

0002

近年、電子カルテPACS(Picture Archiving and Communication System)等、医療業務電子化が急速に進み、以前は紙やフィルム等で管理されていた診療のための情報が電子データに置き換わりつつある。

0003

例えば、患者に対して実施される複数の診療行為に関する予定及び作業結果を時系列で記録するクリニカルパスを管理する管理サーバーにおいて、端末からアクセス要求を受けた際に、既に入力が完了しているべき過去の診療行為の作業結果について、入力漏れの有無を判定し、入力漏れがあれば警告する技術が提案されている(特許文献1参照)。この管理サーバーでは、診察検査治療投薬等の終了した診療行為は、医療従事者の入力によって、過去の診療として扱われるようになっている。

先行技術

0004

特開2015−118601号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、医療分野においてデジタル化が進んでいるとはいえ、費用面、運用面、実現性等の事情から、依然としてアナログ的な要素も利用されている。例えば、紙に代表されるアナログ媒体は、可搬性視認性が優れているため、完全に使われなくなるとは考えにくい。一方で、情報の管理や検索については、コンピューターによるデジタル処理が、処理速度、正確性等の面で優れている。

0006

患者に対する診療行為は、その手順を示す診療ワークフローに沿って進められる。診療ワークフローは、同じ傷病に対するものであっても、状況に応じてその都度内容が異なり、また、患者によって必要とされる診療行為も異なる。各診療行為において、医師が患者に書面を提示して診療行為の説明を行う際には、説明書印刷が必要となり、患者の同意を得る際には、患者による同意書への署名が必要となる。このような診療ワークフローの各段階において、紙媒体でのやり取りを廃止してしまうと、診療行為に伴う医療従事者と患者との間の情報の伝達が不十分となるおそれがあった。
そこで、診療ワークフローを管理するシステムにおいて、診療行為に関する各イベントに対し、必要に応じて紙媒体の利用を組み合わせることが望まれる。

0007

本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、診療ワークフローに従って診療行為を進める際に、医療従事者と患者とのコミュニケーションの円滑化を図ることを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序対応付けられた診療ワークフローを記憶する記憶手段と、前記診療ワークフローを表示手段に表示させる表示制御手段と、印刷手段に用紙への印刷を行わせる印刷制御手段と、画像取得手段に用紙から画像を取得させる画像取得制御手段と、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第1処理、前記印刷制御手段による前記印刷手段への印刷制御、及び、前記画像取得制御手段による前記画像取得手段への画像取得制御に加え、前記操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第2処理、のいずれかを行う処理手段と、を備える診療支援装置である。

0009

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の診療支援装置において、前記操作入力手段からの選択指示に基づいて、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、前記第1処理又は前記第2処理を設定する設定手段を備える。

0010

請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の診療支援装置において、前記操作入力手段からの変更指示に基づいて、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して設定されている前記第1処理又は前記第2処理を変更する変更手段を備える。

0011

請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の診療支援装置において、前記表示制御手段は、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれが完了済みであるか否かを識別可能に表示させる。

0012

請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の診療支援装置において、前記印刷制御手段は、前記印刷手段に、対象とするイベントに関する文書を印刷させる。

0013

請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の診療支援装置において、前記画像取得制御手段は、前記画像取得手段に、対象とするイベントに関する画像を取得させる。

0014

請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の診療支援装置において、前記画像取得制御手段は、前記画像取得手段により取得された画像から、用紙上に書き込まれた情報を抽出する。

0015

請求項8に記載の発明は、患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序と対応付けられた診療ワークフローを記憶する記憶手段を備える診療支援装置と、クライアント端末と、が通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された診療支援システムであって、前記診療支援装置は、前記診療ワークフローを前記クライアント端末の表示手段に表示させる表示制御手段と、印刷手段に用紙への印刷を行わせる印刷制御手段と、画像取得手段に用紙から画像を取得させる画像取得制御手段と、前記診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、前記クライアント端末の操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第1処理、前記印刷制御手段による前記印刷手段への印刷制御、及び、前記画像取得制御手段による前記画像取得手段への画像取得制御に加え、前記操作入力手段からの入力指示に応じて、当該イベントが完了したことを前記記憶手段に記憶させる第2処理、のいずれかを行う処理手段と、を備える。

発明の効果

0016

本発明によれば、診療ワークフローに従って診療行為を進める際に、医療従事者と患者とのコミュニケーションの円滑化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施の形態における診療支援システムのシステム構成図である。
診療支援装置の機能的構成を示すブロック図である。
診療ワークフロー管理テーブルの例を示す図である。
印刷・画像取得要否対応テーブルの例を示す図である。
クライアント端末の機能的構成を示すブロック図である。
診療支援装置により実行される診療ワークフロー設定処理を示すフローチャートである。
クライアント端末に表示される診療ワークフロー設定画面の例である。
診療支援装置により実行される診療ワークフロー実行時処理を示すフローチャートである。
診療ワークフロー表示処理を示すフローチャートである。
クライアント端末に表示される診療ワークフロー表示画面の例である。
印刷処理を示すフローチャートである。
検査同意書の印刷例である。
画像取得処理を示すフローチャートである。
診療支援装置により実行される診療ワークフロー編集処理を示すフローチャートである。
クライアント端末に表示される診療ワークフロー編集画面の例である。
十二指腸潰瘍の疑いが生じた患者に対する診療の手順の例である。

実施例

0018

以下、図面を参照して、本発明に係る診療支援システムの一実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。

0019

〔診療支援システムの構成〕
図1に、本実施の形態における診療支援システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、診療支援システム100は、診療支援装置10、クライアント端末20、電子カルテシステム30、オーダリングシステム31、PACS32、印刷装置33、画像取得装置34等を備えて構成されている。各装置は、通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。なお、図1では、クライアント端末20を1台図示しているが、台数は限定されない。

0020

診療支援装置10は、クライアント端末20からの操作によって登録される診療ワークフローを蓄積し管理する。診療ワークフローは、患者に対する診療行為に関する複数のイベントのそれぞれがその実行順序と対応付けられた情報である。イベントは、診療に伴って実行される行為、処理等である。
クライアント端末20は、医療施設所属する医療従事者により使用されるPC(Personal Computer)、タブレット端末スマートフォン等のコンピューター装置である。

0021

電子カルテシステム30は、患者に関する患者情報、患者ごとの医療情報等を管理する。患者情報には、患者ID、患者氏名、性別生年月日住所等が含まれる。医療情報には、患者の症状、傷病名、検査結果等が含まれる。電子カルテシステム30は、外部機器からの要求に応じて、外部機器に患者情報、医療情報等を提供する。

0022

オーダリングシステム31は、医療施設内の検査、投薬等に関するオーダー情報を管理する。検査オーダー情報には、対象患者モダリティー撮影部位等が含まれる。投薬オーダー情報には、対象患者、薬剤名、量、期間等が含まれる。例えば、オーダリングシステム31は、外部機器から検査オーダー情報を受け付け、PACS32及び検査オーダー情報に係るモダリティーに検査オーダー情報を転送するとともに、検査の進捗を管理する。

0023

PACS32は、医療施設内のモダリティー等により生成された医用画像の画像データを患者情報と対応付けて管理する。PACS32は、外部機器からの要求に応じて、外部機器に医用画像の画像データを提供する。

0024

印刷装置33は、電子写真方式インクジェット方式等のプリンターであり、用紙に印刷を行う印刷手段である。
画像取得装置34は、用紙(印刷物)から画像を取得し、画像データを生成する画像取得手段である。画像取得装置34は、コンタクトガラス上に載置された原稿光学的に走査し、光源から原稿へ照明走査した光の反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー受光面上に結像させ、原稿画像読み取り、読み取った画像をA/D変換して、画像データを生成するスキャナーである。また、画像取得装置34は、カメラ等であってもよい。

0025

〔診療支援装置の構成〕
図2に、診療支援装置10の機能的構成を示す。診療支援装置10は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、RAM(Random Access Memory)15、記憶部16等を備えて構成されており、各部はバス17により接続されている。

0026

制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、診療支援装置10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部12から入力される操作信号又は通信部14により受信される指示信号に応じて、記憶部16に記憶されている各種処理プログラム読み出してRAM15に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。

0027

操作部12は、カーソルキー文字数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部11に出力する。

0028

表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。

0029

通信部14は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。

0030

RAM15は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部16から読み出された各種処理プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。

0031

記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部16には、クライアント端末20に搭載されたWebブラウザーHTTPプロトコルによる通信を行ってWebブラウザーに各種Web画面を提供するWebサーバーとしての機能を実現させるためのWebサーバープログラムや、Webサーバー上で動作し、Webブラウザーを介してクライアント端末20に診療支援サービスを提供するためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。

0032

また、記憶部16には、ユーザー情報テーブルT1、診療ワークフロー管理テーブルT2、印刷・画像取得要否対応テーブルT3が記憶されている。

0033

ユーザー情報テーブルT1は、診療支援システム100を使用するユーザー(医療従事者)ごとに、ユーザーに関するユーザー情報を管理するためのテーブルである。ユーザー情報テーブルT1には、ユーザーごとに、ユーザーID、パスワード、氏名等が対応付けられている。
ユーザーIDは、ユーザーに付与された識別情報である。
パスワードは、ユーザーがシステムにログインする際のユーザー認証に用いられる。
氏名は、ユーザーの氏名である。

0034

図3に、診療ワークフロー管理テーブルT2の例を示す。診療ワークフロー管理テーブルT2は、診療ワークフローを管理するためのテーブルである。診療ワークフロー管理テーブルT2には、診療ワークフローごとに、ワークフローID、患者ID、患者氏名、ワークフロー名称が対応付けられている。また、診療ワークフロー管理テーブルT2には、各診療ワークフローに含まれるイベントごとに、イベント番号イベント名称、使用手段、第2処理要否、印刷フラグ印刷ファイル格納先、画像取得フラグ、スキャン画像ファイル格納先、同意有無、署名有無、署名画像ファイル格納先、追加情報コメント完了フラグ等が対応付けられている。

0035

ワークフローIDは、診療ワークフローに付与された識別情報である。
患者ID、患者氏名は、診療ワークフローの対象患者に対応する患者ID、氏名である。
ワークフロー名称は、診療ワークフローの名称である。

0036

イベント番号は、診療ワークフローに含まれる複数のイベントのそれぞれに設定された実行順序である。
イベント名称は、イベントの名称である。
使用手段は、イベントで用いられる手段を示す情報である。例えば、使用手段としては、装置・システム名(オーダリングシステム、電子カルテ等)、書類名(説明書、同意書等)等が挙げられる。
第2処理要否は、イベントが印刷及び画像取得を伴うものであるか否かを示す情報である。印刷及び画像取得を伴うものである場合には、「第2処理要否」は「要」、印刷及び画像取得を伴うものでない場合には、「第2処理要否」は「否」となる。

0037

印刷フラグは、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、印刷が行われたか否かを示すフラグである。印刷が行われた場合には、「印刷フラグ」は「済」、印刷が行われていない場合には、「印刷フラグ」は「未」である。
印刷ファイル格納先は、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、印刷された文書のファイル(印刷ファイル)の保存場所を示す情報である。

0038

画像取得フラグは、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、画像取得が行われたか否かを示すフラグである。画像取得が行われた場合には、「画像取得フラグ」は「済」、画像取得が行われていない場合には、「画像取得フラグ」は「未」である。
スキャン画像ファイル格納先は、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、画像取得により生成されたファイル(スキャン画像ファイル)の保存場所を示す情報である。
同意有無は、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、スキャン画像解析により得られた、患者が同意したか否かを示す情報である。患者が同意した場合には、「同意有無」は「あり」、患者が同意していない場合には、「同意有無」は「なし」である。
署名有無は、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、スキャン画像中に署名があるか否かを示す情報である。署名がある場合には、「署名有無」は「あり」、署名がない場合には、「署名有無」は「なし」である。
署名画像ファイル格納先は、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、スキャン画像から切り出された署名領域の画像のファイル(署名画像ファイル)の保存場所を示す情報である。
追加情報は、「第2処理要否」が「要」であるイベントにおいて、スキャン画像の解析により得られた、印刷物に書き込まれた情報である。追加情報は、文字認識により得られたテキスト情報として保存される。あるいは、画像データとして保存されることとしてもよい。

0039

コメントは、イベントに対して、ユーザーが入力したコメントである。
完了フラグは、イベントが完了したか否かを示すフラグである。イベントが完了した場合には、「完了フラグ」は「済」、イベントが完了していない場合には、「完了フラグ」は「未」である。

0040

図4に、印刷・画像取得要否対応テーブルT3の例を示す。印刷・画像取得要否対応テーブルT3には、各イベントにおいて用いられる使用手段と、当該使用手段を用いて実行されるイベントが印刷及び画像取得を伴うものであるか否かを示す情報と、が対応付けられている。印刷・画像取得要否対応テーブルT3において、「使用手段」を用いて実行されるイベントが印刷及び画像取得を伴うものである場合には、「印刷・画像取得要否」は「要」、「使用手段」を用いて実行されるイベントが印刷及び画像取得を伴うものでない場合には、「印刷・画像取得要否」は「否」となる。

0041

制御部11は、記憶部16に記憶されている診療ワークフローをクライアント端末20の表示部23(図5参照)に表示させる。すなわち、制御部11は、表示制御手段として機能する。制御部11は、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれが完了済みであるか否かを識別可能に表示させる。

0042

制御部11は、印刷装置33に対する印刷制御を行い、印刷装置33に用紙への印刷を行わせる。すなわち、制御部11は、印刷制御手段として機能する。具体的には、制御部11は、印刷装置33に、対象とするイベントに関する文書を印刷させる。イベントに関する文書として、説明書、同意書等が挙げられる。

0043

制御部11は、画像取得装置34に対する画像取得制御を行い、画像取得装置34に用紙から画像を取得させる。すなわち、制御部11は、画像取得制御手段として機能する。具体的には、制御部11は、画像取得装置34に、対象とするイベントに関する画像を取得させる。イベントに関する画像として、説明書、同意書の記載内容等が挙げられる。
制御部11は、画像取得装置34により取得された画像から、用紙上に書き込まれた情報を抽出する。例えば、制御部11は、画像取得装置34により取得された画像から、患者の同意を示すチェックマーク、署名、追加情報等を抽出する。

0044

制御部11は、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、第1処理又は第2処理のいずれかを行う。すなわち、制御部11は、処理手段として機能する。
第1処理は、クライアント端末20の操作部22(図5参照)からの入力指示に応じて、対象とするイベントが完了したことを記憶部16(診療ワークフロー管理テーブルT2)に記憶させる処理である。すなわち、クライアント端末20の操作部22は、操作入力手段として機能する。
一方、第2処理は、印刷制御手段(制御部11)による印刷装置33への印刷制御、及び、画像取得制御手段(制御部11)による画像取得装置34への画像取得制御に加え、クライアント端末20の操作部22からの入力指示に応じて、対象とするイベントが完了したことを記憶部16(診療ワークフロー管理テーブルT2)に記憶させる処理である。
診療ワークフロー管理テーブルT2において、診療ワークフローに含まれる各イベントの「第2処理要否」が「要」である場合には、当該イベントは第2処理で処理するものと設定されており、「第2処理要否」が「否」である場合には、第1処理で処理するものと設定されている。

0045

制御部11は、クライアント端末20の操作部22からの選択指示に基づいて、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、第1処理又は第2処理を設定する。すなわち、制御部11は、設定手段として機能する。

0046

制御部11は、クライアント端末20の操作部22からの変更指示に基づいて、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して設定されている第1処理又は第2処理を変更する。すなわち、制御部11は、変更手段として機能する。

0047

〔クライアント端末の構成〕
図5に、クライアント端末20の機能的構成を示す。クライアント端末20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM25、記憶部26等を備えて構成されており、各部はバス27により接続されている。

0048

制御部21は、CPU等から構成され、クライアント端末20の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、記憶部26に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。

0049

操作部22は、カーソルキー、文字・数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部21に出力する。また、操作部22が、表示部23に積層されたタッチパネルにより構成される場合には、ユーザーの指等によるタッチ操作の位置に応じた操作信号を制御部21に出力する。

0050

表示部23は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部21から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。

0051

通信部24は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN、WAN、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。

0052

RAM25は、制御部21により実行制御される各種処理において、記憶部26から読み出された各種処理プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。

0053

記憶部26は、HDDや不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部26には、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラム等が記憶されている。

0054

〔診療支援システムにおける動作〕
次に、診療支援システム100における動作について説明する。
図6は、診療支援装置10により実行される診療ワークフロー設定処理を示すフローチャートである。この処理は、医師がクライアント端末20から操作して、診療ワークフローを新たに登録する際の処理であり、制御部11と記憶部16に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。

0055

まず、クライアント端末20において、操作部22によりWebブラウザー上から診療支援装置10にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)が入力されると、制御部21により、入力されたURLに基づいて、通信部24を介して診療支援装置10にアクセスが行われる。

0056

診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介してログイン画面を表示するための表示用データが送信される。なお、診療支援装置10のWebサーバー機能によりクライアント端末20に送信されるログイン画面をはじめとする各種Web画面の表示用データには、HTML、スタイルシート、画像データ、クライアント端末20で所定の処理を実行させるためのスクリプト等が含まれる。

0057

クライアント端末20では、表示部23にログイン画面が表示される。ログイン画面には、ユーザーID及びパスワードの入力欄が含まれる。ログイン画面において、操作部22からの操作により、ユーザーID及びパスワードが入力されると、制御部21により、入力されたユーザーID及びパスワードが通信部24を介して診療支援装置10に送信される。

0058

診療支援装置10では、通信部14によりユーザーID及びパスワードが受信されると、制御部11により、ユーザー認証が行われる。具体的には、制御部11により、記憶部16のユーザー情報テーブルT1から、クライアント端末20において入力されたユーザーIDと一致するレコードが検索され、検索されたレコードに含まれるパスワードとクライアント端末20において入力されたパスワードが一致する場合には、ユーザー認証が成功したと判断される。

0059

次に、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介して電子カルテシステム30から複数の患者の患者情報(患者ID、患者氏名等)が取得され、患者情報に基づいて患者リスト画面を表示するための表示用データが生成される。そして、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介して患者リスト画面の表示用データが送信される。

0060

クライアント端末20では、表示部23に患者リスト画面が表示される。患者リスト画面において、操作部22からの操作により、いずれかの患者が選択されると、制御部21により、選択された患者を示す情報が通信部24を介して診療支援装置10に送信される。

0061

診療支援装置10では、通信部14により、選択された患者を示す情報が受信されると(ステップS1)、制御部11により、通信部14を介して電子カルテシステム30から選択された患者の医療情報が取得される(ステップS2)。
次に、制御部11により、選択患者の医療情報から傷病名が抽出され、「ワークフロー名称」が設定される(ステップS3)。なお、ワークフロー名称は、クライアント端末20の操作部22からの操作によって、入力されることとしてもよい。

0062

次に、制御部11により、選択患者に対する診療ワークフロー設定画面を表示するための表示用データが生成される。そして、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介して診療ワークフロー設定画面の表示用データが送信される(ステップS4)。
クライアント端末20では、表示部23に診療ワークフロー設定画面が表示される。

0063

図7(a)及び(b)に、クライアント端末20の表示部23に表示される診療ワークフロー設定画面230,231の例を示す。
診療ワークフロー設定画面230,231には、ワークフロー名称表示欄40、イベント名称入力欄41〜46、使用手段入力欄51〜56、イベント追加ボタンB10、イベント削除ボタンB11〜B16等が含まれる。

0064

ワークフロー名称表示欄40には、診療ワークフローの名称(ステップS3で設定されたワークフロー名称)が表示される。
イベント名称入力欄41〜46には、各イベントの名称(イベント名称)が入力される。
使用手段入力欄51〜56には、それぞれ、隣り合うイベント名称入力欄41〜46に対応するイベントで用いられる手段(使用手段)が入力される。
診療ワークフロー設定画面230,231において、イベント名称入力欄41〜46及び使用手段入力欄51〜56の上からの順序が、イベントの実行順序となる。

0065

イベント追加ボタンB10は、診療ワークフローに対して、イベントを追加するためのボタンである。イベント追加ボタンB10が押下されると、新たなイベント名称入力欄と使用手段入力欄が追加される。
イベント削除ボタンB11〜B16は、診療ワークフローからイベントを削除するためのボタンである。イベント削除ボタンB11〜B16は、それぞれ、イベント(イベント名称入力欄41〜46)に対応する位置に配置されている。イベント削除ボタンB11〜B16が押下されると、押下されたボタンに対応するイベントのイベント名称入力欄と使用手段入力欄が削除される。これにより、削除されたイベントより実行順序が後に設定されていたイベントの実行順序が繰り上がる。

0066

図7(a)に示す診療ワークフロー設定画面230では、「XYZ病の疑い」に関する診療ワークフローが設定されている。具体的には、イベント名称入力欄41に、1番目のイベントとして「検査A」が入力され、使用手段入力欄51に、「検査A」に対応する使用手段として「オーダリングシステム」が入力されている。また、イベント名称入力欄42に、2番目のイベントとして「検査B」が入力され、使用手段入力欄52に、「検査B」に対応する使用手段として「オーダリングシステム」が入力されている。また、イベント名称入力欄43に、3番目のイベントとして「手術説明」が入力され、使用手段入力欄53に、「手術説明」に対応する使用手段として「電子カルテ」が入力されている。また、イベント名称入力欄44に、4番目のイベントとして「手術実施」が入力され、使用手段入力欄54に、「手術実施」に対応する使用手段として「電子カルテ」が入力されている。また、イベント名称入力欄45に、5番目のイベントとして「術後患者説明」が入力され、使用手段入力欄55に、「術後患者説明」に対応する使用手段として「電子カルテ」が入力されている。また、イベント名称入力欄46に、6番目のイベントとして「術後投薬」が入力され、使用手段入力欄56に、「術後投薬」に対応する使用手段として「オーダリングシステム」が入力されている。

0067

図7(b)に示す診療ワークフロー設定画面231においても、「XYZ病の疑い」に関する診療ワークフローが設定されている。診療ワークフロー設定画面231について、診療ワークフロー設定画面230と異なる部分のみを説明する。イベント名称入力欄43に、3番目のイベントとして「手術説明」が入力され、使用手段入力欄53に、「手術説明」に対応する使用手段として「説明・同意書」が入力されている。また、イベント名称入力欄45に、5番目のイベントとして「術後患者説明」が入力され、使用手段入力欄55に、「術後患者説明」に対応する使用手段として「説明書」が入力されている。図4に示す印刷・画像取得要否対応テーブルT3によれば、「説明・同意書」、「説明書」という使用手段を用いて実行されるイベントは、印刷及び画像取得を伴うものである。

0068

ステップS4の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、イベントを追加する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS5)。具体的には、制御部11により、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー設定画面において、イベント追加ボタンが押下されたか否かが判断される。
クライアント端末20でイベントを追加する旨の操作指示が行われた場合(ステップS5;YES)、すなわち、イベント追加ボタンが押下された場合には、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20に提供される診療ワークフロー設定画面に、新たなイベントのイベント名称入力欄と使用手段入力欄が追加される。

0069

次に、クライアント端末20において、操作部22からの操作により、追加されたイベントについてイベント名称と使用手段が入力されると、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において入力されたイベント名称と使用手段が、新たなイベントとして設定される(ステップS6)。

0070

次に、制御部11により、追加されたイベントの使用手段に基づいて、追加されたイベントが印刷及び画像取得を伴うものであるか否かが判断される(ステップS7)。具体的には、制御部11により、記憶部16の印刷・画像取得要否対応テーブルT3が参照され、追加されたイベントの「使用手段」に対応する「印刷・画像取得要否」が取得される。

0071

追加されたイベントが印刷及び画像取得を伴うものである場合には(ステップS7;YES)、制御部11により、対象イベントの「第2処理要否」が「要」に設定される(ステップS8)。
一方、追加されたイベントが印刷及び画像取得を伴うものでない場合には(ステップS7;NO)、制御部11により、対象イベントの「第2処理要否」が「否」に設定される(ステップS9)。
つまり、医師がクライアント端末20の操作部22からイベント名称に対応する使用手段を選択すると、制御部11により、この選択指示に基づいて、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して、第1処理又は第2処理が設定される。

0072

ステップS5において、クライアント端末20でイベントを追加する旨の操作指示が行われない場合(ステップS5;NO)、ステップS8又はステップS9の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、イベントを削除する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS10)。具体的には、制御部11により、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー設定画面において、イベント削除ボタンが押下されたか否かが判断される。
クライアント端末20でイベントを削除する旨の操作指示が行われた場合(ステップS10;YES)、すなわち、イベント削除ボタンが押下された場合には、診療支援装置10では、制御部11により、削除対象として指定されたイベントが削除される(ステップS11)。

0073

ステップS10において、クライアント端末20でイベントを削除する旨の操作指示が行われない場合(ステップS10;NO)、又は、ステップS11の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、イベントの順序を変更する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS12)。イベントの順序を変更する旨の操作指示として、例えば、診療ワークフロー設定画面において、或るイベントを、挿入するイベント間ドラッグアンドドロップする等の操作が行われる。これにより、移動されたイベントの実行順序は、挿入位置の前後のイベントの間に変更され、他のイベントの実行順序も変更される。
クライアント端末20でイベントの順序を変更する旨の操作指示が行われた場合には(ステップS12;YES)、診療支援装置10では、制御部11により、変更対象として指定されたイベントの順序が変更される(ステップS13)。

0074

ステップS12において、クライアント端末20でイベントの順序を変更する旨の操作指示が行われない場合(ステップS12;NO)、又は、ステップS13の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、診療ワークフローの設定を終了する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS14)。
クライアント端末20で診療ワークフローの設定を終了する旨の操作指示が行われない場合には(ステップS14;NO)、ステップS5に戻り、処理が繰り返される。

0075

ステップS14において、クライアント端末20で診療ワークフローの設定を終了する旨の操作指示が行われた場合には(ステップS14;YES)、制御部11により、記憶部16の診療ワークフロー管理テーブルT2に、診療ワークフローが登録される(ステップS15)。
具体的には、制御部11により、新規に登録される診療ワークフローに対して、ワークフローIDが付与され、診療ワークフロー管理テーブルT2に、「ワークフローID」、「患者ID」、「患者氏名」、「ワークフロー名称」が対応付けられて格納される。「患者ID」及び「患者氏名」については、ステップS1で選択された患者の患者情報から取得される。また、「ワークフロー名称」については、ステップS3で設定されたワークフロー名称が格納される。
また、制御部11により、診療ワークフローに含まれる各イベントについて、「イベント番号」、「イベント名称」、「使用手段」、「第2処理要否」が対応付けられて、診療ワークフロー管理テーブルT2に格納される。また、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2において、各イベントに対応する「完了フラグ」が「未」に設定される。また、診療ワークフロー管理テーブルT2において、「第2処理要否」が「要」であるイベントに対しては、制御部11により、「印刷フラグ」及び「画像取得フラグ」が「未」に設定される。
以上で、診療ワークフロー設定処理が終了する。

0076

図8は、診療支援装置10により実行される診療ワークフロー実行時処理を示すフローチャートである。この処理は、医師が診療ワークフローに沿って診療行為を進める際の処理であり、制御部11と記憶部16に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。

0077

処理の前提として、クライアント端末20からのログイン操作に伴い、ユーザー認証が行われる。ユーザー認証の詳細については、診療ワークフロー設定処理(図6参照)と同様である。

0078

診療支援装置10では、制御部11により、記憶部16の診療ワークフロー管理テーブルT2から、「ワークフローID」、「患者ID」、「患者氏名」、「ワークフロー名称」が取得され、診療ワークフローリスト画面を表示するための表示用データが生成される。そして、制御部11により、クライアント端末20に対し、通信部14を介して診療ワークフローリスト画面の表示用データが送信される。

0079

クライアント端末20では、表示部23に診療ワークフローリスト画面が表示される。診療ワークフローリスト画面において、操作部22からの操作により、いずれかの診療ワークフローが選択されると、制御部21により、選択された診療ワークフローを示す情報が通信部24を介して診療支援装置10に送信される。

0080

診療支援装置10では、通信部14により、選択された診療ワークフローを示す情報が受信されると(ステップS21)、制御部11により、診療ワークフロー表示処理が行われる(ステップS22)。診療ワークフロー表示処理は、制御部11が、診療ワークフローをクライアント端末20の表示部23に表示させる処理であり、具体的には、診療ワークフロー表示画面を表示するための表示用データを生成する処理である。

0081

ここで、図9を参照して、診療ワークフロー表示処理について説明する。
制御部11により、記憶部16の診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、選択された診療ワークフローに含まれる各イベントの実行順序(イベント番号)に従って、処理対象イベントが設定される(ステップS41)。

0082

次に、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、処理対象イベントの「完了フラグ」が「済」であるか否かが判断される(ステップS42)。
処理対象イベントの「完了フラグ」が「済」である場合には(ステップS42;YES)、制御部11により、処理対象イベントが、完了済みイベントとして、未処理イベントとは識別可能に表示されることが決定される(ステップS43)。識別可能に表示する方法として、完了済みイベントと未処理イベントとで、色を変えたり、異なるパターンを用いたりすることができる。

0083

次に、制御部11により、処理対象イベントが第2処理で処理されるイベントであるか否かが判断される(ステップS44)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、処理対象イベントの「第2処理要否」が「要」であるか否かが判断される。
処理対象イベントが第2処理で処理されるイベントである場合には(ステップS44;YES)、制御部11により、処理対象イベントにおいて患者の同意があるか否かが判断される(ステップS45)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、処理対象イベントの「同意有無」が「あり」であるか否かが判断される。
処理対象イベントにおいて患者の同意がある場合には(ステップS45;YES)、制御部11により、処理対象イベントに対して、「同意あり」と表示されることが決定される(ステップS46)。

0084

ステップS45で、処理対象イベントにおいて患者の同意がない場合(ステップS45;NO)、又は、ステップS46の後、制御部11により、処理対象イベントにおいて患者の署名があるか否かが判断される(ステップS47)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、処理対象イベントの「署名有無」が「あり」であるか否かが判断される。
処理対象イベントにおいて患者の署名がある場合には(ステップS47;YES)、制御部11により、処理対象イベントに対して、「署名あり」と表示されることが決定される(ステップS48)。

0085

ステップS47で、処理対象イベントにおいて患者の署名がない場合(ステップS47;NO)、又は、ステップS48の後、制御部11により、処理対象イベントにおいて追加情報があるか否かが判断される(ステップS49)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、処理対象イベントの「追加情報」に情報があるか否かが判断される。
処理対象イベントにおいて追加情報がある場合には(ステップS49;YES)、制御部11により、処理対象イベントに対して、追加情報が表示されることが決定される(ステップS50)。

0086

ステップS44で、処理対象イベントが第2処理で処理されるイベントでない場合(ステップS44;NO)、ステップS49で、処理対象イベントにおいて追加情報がない場合(ステップS49;NO)、又は、ステップS50の後、制御部11により、処理対象イベントにおいてコメントがあるか否かが判断される(ステップS51)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、処理対象イベントの「コメント」に情報があるか否かが判断される。
処理対象イベントにおいてコメントがある場合には(ステップS51;YES)、制御部11により、処理対象イベントに対して、コメントが表示されることが決定される(ステップS52)。

0087

ステップS42で、処理対象イベントの「完了フラグ」が「済」でない場合(ステップS42;NO)、ステップS51で、処理対象イベントにおいてコメントがない場合(ステップS51;NO)、又は、ステップS52の後、制御部11により、診療ワークフローに含まれる全イベントについて処理が終了したか否かが判断される(ステップS53)。
診療ワークフローに含まれるイベントのうち、処理が終了していないイベントがある場合には(ステップS53;NO)、ステップS41に戻り、実行順序が次のイベントが処理対象に設定され、処理が繰り返される。

0088

ステップS53で、診療ワークフローに含まれる全イベントについて処理が終了した場合には(ステップS53;YES)、診療ワークフロー表示処理が終了する。

0089

図10に、クライアント端末20の表示部23に表示される診療ワークフロー表示画面232の例を示す。
診療ワークフロー表示画面232には、ワークフロー名称表示欄60、イベント名称表示欄61〜66、使用手段表示欄71〜76、特記事項表示欄81〜86、イベント状態表示欄91〜96、印刷ボタンB23,B25、画像取得ボタンB33,B35、編集ボタンB40等が含まれる。
ワークフロー名称表示欄60には、診療ワークフローの名称(ステップS21で選択された診療ワークフローのワークフロー名称)が表示される。
イベント名称表示欄61〜66には、診療ワークフローに含まれる各イベントの名称(イベント名称)が、その実行順序(イベント番号)に従って表示される。
使用手段表示欄71〜76には、それぞれ、隣り合うイベント名称表示欄61〜66に対応するイベントで用いられる手段(使用手段)が表示される。
特記事項表示欄81〜86には、それぞれ、イベント名称表示欄61〜66に対応するイベントに関する特記事項が表示される。特記事項には、各イベントにおいて入力されたコメント、患者の同意があること、患者の署名があること、追加情報等の情報が含まれる。特記事項表示欄81〜86を選択して文字を入力することで、コメントを入力することができる。例えば、特記事項表示欄81には、「検査中に気分が悪くなり、・・・」というコメントが表示されている。特記事項表示欄83には、患者の同意があること、患者の署名があることが表示されている。
イベント状態表示欄91〜96には、それぞれ、イベント名称表示欄61〜66に対応するイベントが完了済みであるか否かが表示される。該当するイベントが完了済みである場合には、イベント状態表示欄91〜96に「●」が表示され、該当するイベントが未処理である場合には、イベント状態表示欄91〜96に「○」が表示される。また、イベント状態表示欄91〜96の「○」で示す部分がイベント完了ボタンとなっており、イベント完了ボタンを押下することが、イベント完了指示(入力指示)に相当する。

0090

診療ワークフロー表示画面232において、イベント状態表示欄91〜93の表示が「●」であり、イベント状態表示欄94〜96の表示が「○」であることから、この診療ワークフローでは、3番目のイベントである「手術説明」までが完了していることがわかる。
また、1〜3番目のイベントに対応する領域(イベント名称表示欄61〜63、使用手段表示欄71〜73、特記事項表示欄81〜83、イベント状態表示欄91〜93)を、他のイベントに対応する領域とは異なる色で表示することにより、イベントがどこまで進んでいるかを明示することができる。

0091

印刷ボタンB23,B25は、それぞれ、イベント名称表示欄63,65に対応するイベントに関する書類の印刷を指示するためのボタンである。
画像取得ボタンB33,B35は、それぞれ、イベント名称表示欄63,65に対応するイベントに関する印刷物からの画像取得を指示するためのボタンである。
印刷ボタンB23,B25及び画像取得ボタンB33,B35は、印刷及び画像取得を伴うイベントに対してのみ、設けられている。
編集ボタンB40は、診療ワークフローの編集を指示するためのボタンである。

0092

診療ワークフロー表示処理の後、図8に戻り、制御部11により、次に実行されるイベントが第2処理で処理されるイベントであるか否かが判断される(ステップS23)。具体的には、制御部11により、記憶部16の診療ワークフロー管理テーブルT2が参照され、選択された診療ワークフローに含まれる「完了フラグ」が「未」であるイベントのうち、実行順序が最も早いイベントについて、「第2処理要否」が「要」であるか否かが判断される。
次に実行されるイベントが第2処理で処理されるイベントである場合には(ステップS23;YES)、制御部11により、次に実行されるイベントを対象イベントとして、印刷処理が行われる(ステップS24)。印刷処理は、制御部11が、印刷装置33に、用紙への印刷を行わせる処理である。

0093

ここで、図11を参照して、印刷処理について説明する。
クライアント端末20において、操作部22からの操作により、印刷指示が行われると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介して印刷指示が受け付けられる(ステップS61)。具体的には、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー表示画面において、対象イベントの印刷ボタンが押下される。

0094

次に、制御部11により、印刷装置33に対する印刷制御が行われ、通信部14を介して印刷装置33に対象イベントに関する文書の印刷用データが送信され、印刷装置33により、文書が印刷される(ステップS62)。なお、印刷前に、クライアント端末20の表示部23に、印刷される文書の内容がプレビュー表示されることとしてもよい。

0095

次に、制御部11により、印刷された文書のファイル(印刷ファイル)が記憶部16に保存される(ステップS63)。
次に、制御部11により、記憶部16において印刷ファイルが保存された保存場所が、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「印刷ファイル格納先」に登録され(ステップS64)、対象イベントの「印刷フラグ」が「済」に設定される(ステップS65)。
以上で、印刷処理が終了する。

0096

図12に、印刷装置33により印刷された検査同意書110の例を示す。検査同意書110には、検査の説明内容(病名、目的と内容、危険性等)、説明医師名、説明年月日等が印刷されている。説明内容については、対象患者の医療情報から取得された情報が反映され、説明医師名については、ログインユーザーの氏名が反映され、説明年月日については、現在の日付が反映される。また、検査同意書110には、同意チェック欄111、署名欄112、追加情報記入欄113が含まれる。
同意チェック欄111は、患者が検査(イベント)に同意した場合に、患者がチェックマークを記入する領域である。
署名欄112は、患者が検査(イベント)に同意した場合に、患者が署名する領域である。
追加情報記入欄113は、医師が患者に対して検査の内容を説明するにあたって、患者から受けた質問等の内容を記入する領域である。

0097

印刷処理の後、医師は、患者に印刷物を提示しながらイベントの説明を行う。その際、医師は、説明や質問の内容等を印刷物に書き込む。患者は、同意書の同意チェック欄にチェックマークを記入し、署名欄に署名する。
そして、図8に戻り、制御部11により、画像取得処理が行われる(ステップS25)。画像取得処理は、制御部11が、画像取得装置34に、用紙から画像を取得させる処理である。

0098

ここで、図13を参照して、画像取得処理について説明する。
医師は、画像取得装置34に、患者の署名等の情報が書き込まれた同意書等の印刷物をセットする。
クライアント端末20において、操作部22からの操作により、画像取得指示が行われると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介して画像取得指示が受け付けられる(ステップS71)。具体的には、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー表示画面において、対象イベントの画像取得ボタンが押下される。

0099

次に、制御部11により、通信部14を介して画像取得装置34に対する画像取得制御が行われ、画像取得装置34により、印刷物から対象イベントに関する画像が取得される。そして、制御部11により、通信部14を介して画像取得装置34から画像が取得される(ステップS72)。画像取得装置34により取得されるスキャン画像は、印刷物全体の領域を読み取ったものであることが望ましい。この際、医師が内容を確認するために、クライアント端末20の表示部23にスキャン画像が表示されることとしてもよい。

0100

次に、制御部11により、画像取得装置34により生成されたスキャン画像のファイル(スキャン画像ファイル)が記憶部16に保存される(ステップS73)。
次に、制御部11により、記憶部16においてスキャン画像ファイルが保存された保存場所が、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「スキャン画像ファイル格納先」に登録される(ステップS74)。

0101

次に、制御部11により、スキャン画像が解析され、患者の同意があるか否かが判断される(ステップS75)。例えば、制御部11により、スキャン画像の所定の領域(同意チェック欄)に、チェックマークが存在するか否かが判断される。
患者の同意がある場合には(ステップS75;YES)、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「同意有無」が「あり」に設定される(ステップS76)。

0102

ステップS75において、患者の同意がない場合(ステップS75;NO)、又は、ステップS76の後、制御部11により、スキャン画像が解析され、患者の署名があるか否かが判断される(ステップS77)。例えば、制御部11により、スキャン画像の所定の領域(署名欄)に、書き込み文字が存在するか否かが判断される。
患者の署名がある場合には(ステップS77;YES)、制御部11により、スキャン画像から署名領域が切り出され、署名画像ファイルが生成され、署名画像ファイルが記憶部16に保存される(ステップS78)。
次に、制御部11により、記憶部16において署名画像ファイルが保存された保存場所が、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「署名画像ファイル格納先」に登録され(ステップS79)、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「署名有無」が「あり」に設定される(ステップS80)。

0103

ステップS77において、患者の署名がない場合(ステップS77;NO)、又は、ステップS80の後、制御部11により、スキャン画像が解析され、追加情報があるか否かが判断される(ステップS81)。例えば、スキャン画像の所定の領域から追加情報を取得してもよいし、印刷ファイルの内容と比較して差異を抽出することとしてもよい。
追加情報がある場合には(ステップS81;YES)、制御部11により、追加情報が、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「追加情報」に保存される(ステップS82)。具体的には、制御部11により、スキャン画像中の書き加えられた領域に対して文字認識が行われ、テキスト情報として保存される。

0104

ステップS81において、追加情報がない場合(ステップS81;NO)、又は、ステップS82の後、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「画像取得フラグ」が「済」に設定される(ステップS83)。
以上で、画像取得処理が終了する。

0105

画像取得処理の後、図8に戻り、クライアント端末20において、操作部22からの操作により、コメントが入力されると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介してコメントが取得される(ステップS26)。そして、制御部11により、コメントが、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「コメント」に保存される(ステップS27)。

0106

クライアント端末20において、操作部22からの操作により、イベント完了指示が行われると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介してイベント完了指示が受け付けられる(ステップS28)。具体的には、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー表示画面において、対象イベントのイベント完了ボタンが押下される。

0107

ここで、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「印刷フラグ」が「済」であるか否か、すなわち、印刷装置33への印刷制御が行われたか否かが判断される(ステップS29)。対象イベントの「印刷フラグ」が「済」でない場合には(ステップS29;NO)、ステップS24に戻る。

0108

ステップS29において、対象イベントの「印刷フラグ」が「済」である場合には(ステップS29;YES)、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「画像取得フラグ」が「済」であるか否か、すなわち、画像取得装置34への画像取得制御が行われたか否か判断される(ステップS30)。対象イベントの「画像取得フラグ」が「済」でない場合には(ステップS30;NO)、ステップS25に戻る。

0109

なお、対象イベントの「印刷フラグ」が「済」でない場合(ステップS29;NO)、又は、対象イベントの「画像取得フラグ」が「済」でない場合に(ステップS30;NO)、クライアント端末20の表示部23に、警告が表示されることとしてもよい。

0110

ステップS30において、対象イベントの「画像取得フラグ」が「済」である場合には(ステップS30;YES)、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「完了フラグ」が「済」に設定される(ステップS31)。つまり、第2処理では、印刷装置33への印刷制御、及び、画像取得装置34への画像取得制御に加え、クライアント端末20の操作部22からの入力指示(イベント完了指示)に応じて、対象イベントが完了したことが記憶部16に記憶される。

0111

次に、制御部11により、クライアント端末20の表示部23に表示される診療ワークフローにおいて、対象イベントの表示が、完了済みイベントに変更される(ステップS32)。具体的には、診療ワークフロー表示処理(図9参照)のステップS43〜ステップS52の処理と同様である。

0112

ステップS23において、次に実行されるイベントが第2処理で処理されるイベントでない場合には(ステップS23;NO)、クライアント端末20において、操作部22からの操作により、コメントが入力されると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介してコメントが取得される(ステップS33)。そして、制御部11により、コメントが、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「コメント」に保存される(ステップS34)。

0113

クライアント端末20において、操作部22からの操作により、イベント完了指示が行われると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介してイベント完了指示が受け付けられ(ステップS35)、診療ワークフロー管理テーブルT2の対象イベントの「完了フラグ」が「済」に設定される(ステップS36)。つまり、第1処理では、クライアント端末20の操作部22からの入力指示(イベント完了指示)に応じて、対象イベントが完了したことが記憶部16に記憶される。

0114

次に、制御部11により、クライアント端末20の表示部23に表示される診療ワークフローにおいて、対象イベントの表示が、完了済みイベントに変更される(ステップS37)。具体的には、診療ワークフロー表示処理(図9参照)のステップS43、ステップS51、ステップS52の処理と同様である。

0115

ステップS32又はステップS37の後、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、診療ワークフローの表示を終了する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS38)。診療ワークフローの表示を終了する旨の操作指示が行われない場合には(ステップS38;NO)、ステップS23に戻り、実行順序が次のイベントを対象として、処理が繰り返される。
ステップS38において、診療ワークフローの表示を終了する旨の操作指示が行われた場合には(ステップS38;YES)、診療ワークフロー実行時処理が終了する。

0116

図14は、診療支援装置10により実行される診療ワークフロー編集処理を示すフローチャートである。この処理は、医師がクライアント端末20から操作して、診療ワークフローを編集する際の処理であり、制御部11と記憶部16に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
ステップS91及びステップS92の処理については、診療ワークフロー実行時処理(図8参照)のステップS21及びステップS22の処理と同様であるため、説明を省略する。

0117

クライアント端末20において、操作部22からの操作により、表示部23に表示されている診療ワークフロー表示画面において、編集ボタンが押下されると、診療支援装置10では、制御部11により、通信部14を介して診療ワークフローの編集指示が受け付けられる(ステップS93)。

0118

次に、制御部11により、診療ワークフロー編集画面を表示するための表示用データが生成され、クライアント端末20に対し、通信部14を介して診療ワークフロー編集画面の表示用データが送信される(ステップS94)。
クライアント端末20では、表示部23に診療ワークフロー編集画面が表示される。

0119

図15に、クライアント端末20の表示部23に表示される診療ワークフロー編集画面233の例を示す。診療ワークフロー編集画面233は、診療ワークフローの内容を変更するための画面である。
診療ワークフロー編集画面233には、ワークフロー名称表示欄60、イベント名称表示欄61〜66、使用手段表示欄71〜76、特記事項表示欄81〜86、イベント状態表示欄91〜96、印刷ボタンB23,B25、画像取得ボタンB33,B35、イベント追加ボタンB50、イベント削除ボタンB51〜B56、編集終了ボタンB60等が含まれる。

0120

診療ワークフロー編集画面233において、診療ワークフロー表示画面232と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
イベント名称表示欄61〜66に表示されているイベント名称を変更する際には、イベント名称表示欄61〜66を選択してイベント名称を入力し直す。
使用手段表示欄71〜76に表示されている使用手段を変更する際には、使用手段表示欄71〜76を選択して使用手段を入力し直す。使用手段の変更に伴い、該当するイベントが、印刷及び画像取得を伴わないものから印刷及び画像取得を伴うものとなった場合には、印刷ボタン及び画像取得ボタンが表示されるようになる。使用手段の変更に伴い、該当するイベントが、印刷及び画像取得を伴うものから印刷及び画像取得を伴わないものとなった場合には、印刷ボタン及び画像取得ボタンが表示されなくなる。

0121

例えば、診療ワークフロー編集画面233において、使用手段表示欄75の「説明書」を「電子カルテ」に変更した場合には、印刷ボタンB25及び画像取得ボタンB35が表示されなくなる。

0122

イベント追加ボタンB50は、診療ワークフローに対して、イベントを追加するためのボタンである。イベント追加ボタンB50が押下されると、新たなイベント名称表示欄、使用手段表示欄、特記事項表示欄及びイベント状態表示欄が追加される。
イベント削除ボタンB51〜B56は、診療ワークフローから、イベントを削除するためのボタンである。イベント削除ボタンB51〜B56は、それぞれ、イベント(イベント名称表示欄61〜66)に対応する位置に配置されている。イベント削除ボタンB51〜B56が押下されると、押下されたボタンに対応するイベントのイベント名称表示欄、使用手段表示欄、特記事項表示欄及びイベント状態表示欄(印刷ボタン及び画像取得ボタンが表示されている場合には、さらに、印刷ボタン及び画像取得ボタン)が削除される。

0123

イベントの順序を変更する際には、例えば、診療ワークフロー編集画面233において、或るイベントを、挿入するイベント間にドラッグアンドドロップする等の操作が行われる。これにより、イベント名称表示欄、使用手段表示欄、特記事項表示欄及びイベント状態表示欄(印刷ボタン及び画像取得ボタンが表示されている場合には、さらに、印刷ボタン及び画像取得ボタン)がイベント単位で移動され、実行順序が変更される。

0124

診療ワークフロー編集画面233において、編集終了ボタンB60が押下されると、診療ワークフローの編集が終了する。
なお、診療ワークフロー編集画面233において、完了済みのイベントについては、変更不可とする。また、診療ワークフロー編集画面233では、診療ワークフローに従った通常の処理(印刷ボタンの押下、画像取得ボタンの押下、イベント完了ボタンの押下、コメントの入力等)を行うことはできない。

0125

ステップS94の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、イベントを追加する旨の操作指示、又は、イベント内容(イベント名称又は使用手段)を変更する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS95)。具体的には、制御部11により、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー編集画面において、イベント追加ボタンが押下されたか否か、イベント名称表示欄又は使用手段表示欄が選択されたか否かが判断される。
クライアント端末20でイベントを追加する旨の操作指示、又は、イベント内容を変更する旨の操作指示が行われた場合には(ステップS95;YES)、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において入力されたイベント名称と使用手段が設定される(ステップS96)。具体的には、イベントが追加された場合には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2に対して、追加されたイベントのレコードが追加され、「イベント名称」と「使用手段」が設定される。イベント内容が変更された場合には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2において、内容が変更されたイベントの「イベント名称」又は「使用手段」が変更される。

0126

次に、制御部11により、追加されたイベント又は内容が変更されたイベントの使用手段に基づいて、対象イベントが印刷及び画像取得を伴うものであるか否かが判断される(ステップS97)。

0127

追加されたイベント又は内容が変更されたイベントが印刷及び画像取得を伴うものである場合には(ステップS97;YES)、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2において、対象イベントの「第2処理要否」が「要」に設定される(ステップS98)。また、制御部11により、対象イベントの「完了フラグ」、「印刷フラグ」及び「画像取得フラグ」が「未」に設定される。
一方、追加されたイベント又は内容が変更されたイベントが印刷及び画像取得を伴うものでない場合には(ステップS97;NO)、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2において、対象イベントの「第2処理要否」が「否」に設定される(ステップS99)。また、制御部11により、対象イベントの「完了フラグ」が「未」に設定される。
つまり、医師がクライアント端末20の操作部22からイベント名称に対応する使用手段を変更すると、制御部11により、この変更指示に基づいて、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれに対して設定されている第1処理又は第2処理が変更される。

0128

ステップS95において、クライアント端末20でイベントを追加する旨の操作指示もイベント内容を変更する旨の操作指示も行われない場合(ステップS95;NO)、ステップS98又はステップS99の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、イベントを削除する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS100)。具体的には、制御部11により、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー編集画面において、イベント削除ボタンが押下されたか否かが判断される。
クライアント端末20でイベントを削除する旨の操作指示が行われた場合(ステップS100;YES)、すなわち、イベント削除ボタンが押下された場合には、診療支援装置10では、制御部11により、削除対象として指定されたイベントが削除される(ステップS101)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2において、指定されたイベントのレコードが削除され、削除されたイベントより実行順序が後に設定されていたイベントの実行順序(イベント番号)が繰り上がる。

0129

ステップS100において、クライアント端末20でイベントを削除する旨の操作指示が行われない場合(ステップS100;NO)、又は、ステップS101の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、イベントの順序を変更する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS102)。
クライアント端末20でイベントの順序を変更する旨の操作指示が行われた場合には(ステップS102;YES)、診療支援装置10では、制御部11により、変更対象として指定されたイベントの順序が変更される(ステップS103)。具体的には、制御部11により、診療ワークフロー管理テーブルT2において、変更された順序に従って、各イベントに対応するイベント番号が振り直される。

0130

ステップS102において、イベントの順序を変更する旨の操作指示が行われない場合(ステップS102;NO)、又は、ステップS103の後、診療支援装置10では、制御部11により、クライアント端末20において、操作部22から、診療ワークフローの編集を終了する旨の操作指示が行われたか否かが判断される(ステップS104)。具体的には、制御部11により、クライアント端末20において、表示部23に表示されている診療ワークフロー編集画面において、編集終了ボタンが押下されたか否かが判断される。
クライアント端末20で診療ワークフローの編集を終了する旨の操作指示が行われない場合には(ステップS104;NO)、ステップS95に戻り、処理が繰り返される。

0131

ステップS104において、クライアント端末20で診療ワークフローの編集を終了する旨の操作指示が行われた場合には(ステップS104;YES)、制御部11により、記憶部16の診療ワークフロー管理テーブルT2において、編集対象とされた診療ワークフローが上書き保存される(ステップS105)。
以上で、診療ワークフロー編集処理が終了する。

0132

図16に、十二指腸潰瘍の疑いが生じた患者に対する診療の手順の例を示す。
まず、医師により、患者に対する診察が行われ、問診触診により十二指腸潰瘍の疑いがあることが判明する(ステップS111)。クライアント端末20から電子カルテシステム30にアクセスが行われ、電子カルテに診察結果が入力され、医師から患者に対して、十二指腸潰瘍の疑いがあること、今後の診療計画が説明される。

0133

次に、医師のクライアント端末20からの操作により、診療支援装置10に診療ワークフローが登録される(ステップS112)。診療ワークフローには、これ以降のステップS113〜ステップS121に対応するイベントが含まれる。

0134

次に、医師により、ピロリ菌の有無を確認するために、血液検査予約が行われる(ステップS113)。具体的には、クライアント端末20からの操作により、オーダリングシステム31に対して、血液検査の検査オーダー発行される。
次に、患者に対して、血液検査が実施される(ステップS114)。

0135

次に、医師から患者に対して、内視鏡検査事前説明が行われる(ステップS115)。事前説明に伴い、印刷装置33により同意書が印刷され、患者に同意書への署名が求められる。そして、画像取得装置34により署名後の同意書から画像が取得され、スキャン画像ファイルが保存される。

0136

次に、医師により、内視鏡検査の予約が行われる(ステップS116)。具体的には、クライアント端末20からの操作により、オーダリングシステム31に対して、内視鏡検査の検査オーダーが発行される。
次に、患者に対して、内視鏡検査が実施される(ステップS117)。

0137

次に、医師から患者に対して、手術説明が行われる(ステップS118)。手術説明に伴い、印刷装置33により同意書が印刷され、患者に同意書への署名が求められる。そして、画像取得装置34により署名後の同意書から画像が取得され、スキャン画像ファイルが保存される。

0138

次に、患者に対して、内視鏡手術が行われる(ステップS119)。
次に、医師から患者に対して、術後患者説明が行われる(ステップS120)。術後患者説明に伴い、説明書が印刷され、患者に説明書への署名が求められる。署名後の説明書から画像が取得され、スキャン画像ファイルが保存される。

0139

次に、医師により、術後の投薬が行われる(ステップS121)。具体的には、クライアント端末20からの操作により、オーダリングシステム31に対して、投薬オーダーが発行される。

0140

図16に示す診療の手順に対し、本実施の形態における診療支援システム100を利用すると、ステップS113〜ステップS121に対応する各イベントにおいて、診療ワークフロー表示画面内の各イベントに対応するイベント完了ボタンを押下することで、各イベントが完了したことが診療ワークフロー管理テーブルT2に登録される。ただし、ステップS115、ステップS118及びステップS120のイベントについては、その前提として、印刷及び画像取得が完了していることが必要となる。

0141

以上説明したように、本実施の形態によれば、診療ワークフローに従って診療行為を進める際に、必要に応じて、用紙への印刷及び用紙からの画像取得をイベント完了の条件とすることで、医療従事者と患者とのコミュニケーションの円滑化を図ることができる。

0142

また、クライアント端末20の操作部22から各イベントで用いる使用手段を選択することで、選択された使用手段に応じて、イベントを第1処理で処理するか、第2処理で処理するかを設定することができる。
また、診療ワークフローの途中段階であっても、クライアント端末20の操作部22から各イベントで用いる使用手段を変更することで、イベントを第1処理で処理するか、第2処理で処理するかを変更することができる。

0143

また、診療ワークフローを表示させる際に、診療ワークフローに含まれるイベントのそれぞれが完了済みであるか否かを識別可能に表示させるので、イベントがどこまで進んでいるか、次にどのイベントを実行すべきかを明示することができる。

0144

また、印刷装置33にイベントに関する文書を印刷させることで、用紙を介した医療従事者と患者とのコミュニケーションを補助することができる。
また、画像取得装置34にイベントに関する画像を取得させることで、用紙を介した医療従事者と患者とのコミュニケーションの結果を保存することができる。例えば、画像取得装置34により取得された画像から、チェックマーク、署名、追加情報等を抽出することで、用紙上に書き込まれた情報を管理することができる。

0145

なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る診療支援システムの例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。

0146

例えば、傷病名に応じて標準的な診療ワークフローが予め用意されており、診療ワークフローを設定する際に、この標準的な診療ワークフローからの変更箇所のみを設定し直すようにしてもよい。
また、患者に対する診療行為に関するイベントの区切り方は一例であり、より細かい単位で区切ってもよい。

0147

また、画像取得装置34から取得されたスキャン画像内で、患者の同意を示すチェックマークや署名を認識できたことを条件として、診療ワークフロー管理テーブルT2の「画像取得フラグ」を「済」とすることとしてもよい。
また、スキャン画像から○で囲まれた部分や△マークを検出し、追加情報として抽出することとしてもよい。
また、画像取得装置34を利用して、他の医療施設からの紹介状、お薬手帳等から画像を取得することとしてもよい。

0148

各処理を実行するためのプログラムを格納するコンピューター読み取り可能な媒体としては、HDDや不揮発性の半導体メモリーの他、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。

0149

10診療支援装置
11 制御部
14通信部
16 記憶部
20クライアント端末
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
26 記憶部
33印刷装置
34画像取得装置
100診療支援システム
230診療ワークフロー設定画面
231 診療ワークフロー設定画面
232 診療ワークフロー表示画面
233 診療ワークフロー編集画面
N通信ネットワーク
T2 診療ワークフロー管理テーブル
T3印刷・画像取得要否対応テーブル

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