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技術 ユーザインターフェース

出願人 株式会社ラブ・ボート
発明者 臼田和紀
出願日 2017年7月1日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2017-130002
公開日 2019年1月24日 (9ヶ月経過) 公開番号 2019-012485
状態 未査定
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード モーション認識 モーション検出 レントゲン画像 タッチパッド装置 ノイズキャンセル処理 動作認識 デスクトップ型パソコン 縮小モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年1月24日)のものです。
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図面 (9)

課題

端末周辺機器に触れることなく端末への指令入力可能なユーザインターフェースの提供。

解決手段

ノートPC1は、インターフェースとして、所定の情報を表示する表示部8と、使用者の手10を撮影する撮影部2と、撮影部2より撮影された映像に基づいて、手10の指先11を認識する指先認識部と、指先11の動きを判断するモーション検出部と、指先認識部とモーション検出部との検出結果に基づいて表示部8の表示を制御する制御部と、を有している。

概要

背景

コンピュータ等の端末への入力手段として、広くマウスが用いられている(例えば、特許文献1)。使用者は、マウスを操作することによってコンピュータのディスプレイ上に表示されたポインタを移動させ、各種プログラムの実行やメニューの決定を行うことができる。

また、ノートパソコンには、入力手段としてタッチパッド装置が搭載されている(例えば、特許文献2)。タッチパッド装置は、使用者が指を操作面に接触させスライドさせることによりポインタを操作する。マウスのボタンと同様に、右クリック及び左クリックに対応するスイッチが設けられている。

ノートパソコンのような端末は、多様な環境で使用されており、例えば、水などが跳ね台所食品加工現場手術室内などがある。近年の医療技術発達に伴い、医療現場ではパソコンのディスプレイ上にCT画像レントゲン画像を映し出し治療部位を説明するということが行われている。さらに、プレゼンテーションの場においても様々な端末が使用されており、プレゼンテーションを行う者の指示により、隣にいる補助者スライド操作マウス操作等を行っている。

概要

端末や周辺機器に触れることなく端末への指令入力可能なユーザインターフェースの提供。ノートPC1は、インターフェースとして、所定の情報を表示する表示部8と、使用者の手10を撮影する撮影部2と、撮影部2より撮影された映像に基づいて、手10の指先11を認識する指先認識部と、指先11の動きを判断するモーション検出部と、指先認識部とモーション検出部との検出結果に基づいて表示部8の表示を制御する制御部と、を有している。

目的

本発明は端末や周辺機器に触れることなく端末への指令を入力可能なユーザインターフェースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

所定の情報を表示する表示部と、使用者の手を撮影する撮影部と、前記撮影部より撮影された映像に基づいて、前記手の指先を認識する指先認識部と、前記指先の動きを認識するモーション認識部と、前記指先認識部と前記モーション認識部との検出結果に基づいて表示部の表示を制御する制御部と、を有することを特徴とするユーザインターフェース

請求項2

前記制御部は、所定の機能を実行する実行部を有し、前記実行部は、前記指先認識部が前記指先のうちの一の指先を認識するとともに、前記指先のうち他の指先が前記一の指先によって隠されたことを認識したとき、第1の機能を実行することを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。

請求項3

前記実行部は、前記指先認識部が前記他の指先を認識するとともに、前記一の指先が前記他の指先によって隠されたことを認識したとき、前記第1の機能とは異なる第2の機能を実行することを特徴とする請求項2に記載のユーザインターフェース。

請求項4

前記実行部は、前記モーション認識部が前記指先の所定方向円弧状に動く円弧モーションを検出したとき、特定モード移行することを特徴とする請求項2または3に記載のユーザインターフェース。

請求項5

前記実行部は、前記モーション認識部が前記指先の前記所定方向とは逆方向に円弧状に動く逆円弧モーションを検出したとき、前記特定モードを終了することを特徴とする請求項4に記載のユーザインターフェース。

技術分野

0001

本発明は、ユーザインターフェースに関し、特に端末で使用されるユーザインターフェースに関する。

背景技術

0002

コンピュータ等の端末への入力手段として、広くマウスが用いられている(例えば、特許文献1)。使用者は、マウスを操作することによってコンピュータのディスプレイ上に表示されたポインタを移動させ、各種プログラムの実行やメニューの決定を行うことができる。

0003

また、ノートパソコンには、入力手段としてタッチパッド装置が搭載されている(例えば、特許文献2)。タッチパッド装置は、使用者が指を操作面に接触させスライドさせることによりポインタを操作する。マウスのボタンと同様に、右クリック及び左クリックに対応するスイッチが設けられている。

0004

ノートパソコンのような端末は、多様な環境で使用されており、例えば、水などが跳ね台所食品加工現場手術室内などがある。近年の医療技術発達に伴い、医療現場ではパソコンのディスプレイ上にCT画像レントゲン画像を映し出し治療部位を説明するということが行われている。さらに、プレゼンテーションの場においても様々な端末が使用されており、プレゼンテーションを行う者の指示により、隣にいる補助者スライド操作マウス操作等を行っている。

先行技術

0005

特開2016−224673号公報
特開2015−215830号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、手術室内などでパソコンを用いる場合にはマウスやタッチパッド装置などの入力装置オートクレープ滅菌処理高圧蒸気滅菌処理)等により消毒することが必須となる。また、食品加工の現場においても、衛生管理の観点からマウスやタッチパッド装置を操作した後は手を消毒する必要があった。さらに、台所でパソコンを操作する場合には濡れた手でマウスを操作することとなるため、マウスの故障の原因となっていた。また、プレゼンテーションにおいては、スライド操作やマウス操作を行う際には補助者が必要となっていた。このような状況から、パソコン本体やマウス等に触れることなく端末の各種操作を行う手段が求められていた。

0007

そこで、本発明は端末や周辺機器に触れることなく端末への指令入力可能なユーザインターフェースを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために本発明は、所定の情報を表示する表示部と、使用者の手を撮影する撮影部と、前記撮影部より撮影された映像に基づいて、前記手の指先を認識する指先認識部と、前記指先の動きを判断するモーション検出部と、前記指先認識部と前記モーション検出部との検出結果に基づいて表示部の表示を制御する制御部と、を有することを特徴とするユーザインターフェースを提供している。

0009

このような構成によると、指先認識部及びモーション検出部の検出結果に基づいて表示部を制御するため、使用者は端末や周辺機器に触れることなく表示部の表示を操作することができる。これにより、例えば、手術室内や食肉工場など各種機器除菌が必要となるような施設内であっても、周辺機器を持ち込むことなく端末の操作を行うことができる。また、プレゼンテーションにおいても、使用者は指の動きだけでスライド等の操作を行うことができる。

0010

また、前記制御部は、所定の機能を実行する実行部を有し、前記実行部は、前記指先認識部が前記指先のうちの一の指先を認識するとともに、前記指先のうち他の指先が前記一の指先によって隠されたことを認識したとき、第1の機能を実行してもよい。

0011

また、前記実行部は、前記指先認識部が前記他の指先を認識するとともに、前記一の指先が前記他の指先によって隠されたことを認識したとき、前記第1の機能とは異なる第2の機能を実行してもよい。

0012

このような構成によると、使用者の手の指先の動きに基づいて第1の機能又は第2の機能を実行するため、使用者は端末や周辺機器に触れることなく所望の機能を実行することができる。これにより、端末などを様々な環境で使用することができる。一の指先が他の指先によって隠されたことを認識して第1の機能を実行するため、指先認識部による誤検知を低減することができる。同様に、他の指先が一の指先によって隠されたことを認識して第2の機能を実行するため、指先認識部による誤検知を低減することができる。

0013

また、前記モーション検出部が前記指先の所定方向円弧状に動く円弧モーションを検出したとき、前記実行部は特定モード移行してもよい。

0014

また、前記モーション検出部は、前記マーカーの前記所定方向とは逆方向に円弧状に動く逆円弧モーションを検出したとき、前記実行部は前記特定モードを終了してもよい。

0015

このような構成によると、モーション検出部が円弧モーションを検出したことに基づいて実行部が特定モードに移行し、逆円弧モーションを検出したことに基づいて特定モードを終了するため、使用者は端末や周辺機器に触れることなく特定モードに移行・終了することができる。これにより、端末などを様々な環境で使用することができる。

発明の効果

0016

本発明によれば、端末や周辺機器に触れることなく端末への指令を入力可能なユーザインターフェースを提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施の形態のユーザインターフェースの概略図。
本発明の実施の形態のユーザインターフェースが搭載されている端末のブロック図。
本発明の実施の形態のユーザインターフェースの操作方法を説明するための図。
本発明の実施の形態のユーザインターフェースのモード移行を説明するための図。
本発明の実施の形態のユーザインターフェースの上スクロールモードフロー図。
本発明の実施の形態のユーザインターフェースの下スクロールモードのフロー図。
本発明の実施の形態の変形例のユーザインターフェースの拡大モードのフロー図。
本発明の実施の形態の変形例のユーザインターフェースの縮小モードのフロー図。

実施例

0018

本発明の実施の形態によるユーザインターフェースを図1乃至図6に基づき説明する。図1に示すように上下左右方向を定義する。本実施の形態のユーザインターフェースでは、カメラ等により撮影した画像から使用者の手10、人差し指11、及び中指12を認識し、それらの指の動きに基づいて端末の一例であるデスクトップ型パソコン(以下、ノートPC)1を制御する。

0019

ノートPC1は、撮影部2と、HDD(Hard Disk Drive)3と、RAM(Random Access Memory)4と、ROM(Read Only Memory)5と、接続部6と、制御部7と、表示部8と、操作部9と、を備えている。

0020

撮影部2は、カメラであって表示部8の右上部に設けられ、図1点線で示す範囲を撮影可能である。本実施の形態では、操作部9を操作した際の誤検知を防止するとともに使用者が右利きであることを想定し、撮影部2の撮影範囲を操作部9の右側に設定した。撮影部2には図示せぬ回転機構が設けられており、使用者は撮影範囲を任意に設定することができる。撮影部2の撮影範囲は、操作部9の左側であってもよく、操作部9の手前側であってもよい。

0021

HDD3は、制御部7が実行するための各種プログラム、及び撮影部2が撮影した手10の動きとノートPC1の制御とを関連づけるテーブルなどが記憶されている。HDD3は、接続部6に接続された外付けHDDであってもよく、テーブルやプログラムは、接続部6に接続されたフラッシュメモリリーダに挿入されたSDカード等の大容量メディアに記憶されてもよく、クラウド上に記憶されていてもよい。

0022

RAM4は、制御部7の作業領域として使用されるとともに、プログラムのデータの一時記憶領域として用いられる。ROM5は、制御部7がプログラムを実行する際に必要となるデータが記憶されている。接続部6は、ノートPC1に周辺機器を接続するためのポートであって、外部機器20が接続されている。外部機器20は、外付けHDD、外部撮影部、フラッシュメモリリーダー等任意の機器を選択することができる。

0023

制御部7はCPU(Central Processig Unit)であって、指先認識部71と、モーション認識部72と、実行部73と、から構成されている。指先認識部71は、撮影部2が撮影した2次元の画像を公知の画像解析アプリケーションによって解析し、手10の人差し指11の指先と中指12の指先とを認識する。具体的には、撮影部2から得られた画像から使用者の手を抽出し、抽出された手が含まれるデータを2値化するとともにノイズキャンセル処理を行い、手の中心部分から最も離間した部位を指先と認識する。指先認識部71は、認識した人差し指11及び中指12の指先の情報をモーション認識部72及び実行部73に出力する。モーション認識部72は、指先認識部71の認識結果に基づいて、公知の動作認識アプリケーションによって、指先認識部71が解析した人差し指11及び中指12の動きを認識し、その結果を実行部73に出力する。実行部73は、指先認識部71及びモーション認識部72の認識結果に基づいて各種の機能を実行する。

0024

図1に示すように、表示部8にはカーソル81が表示され、カーソル81の操作に基づいて、制御部7がHDD3に記憶されている各種プログラムを実行する。操作部9は、使用者が情報を入力するためのキーボード及びタッチパッド装置である。

0025

次に、撮影部2の撮影結果に基づいて制御部7が行う制御について説明する。

0026

HDD3に記憶されている所定のアプリケーションを起動すると、撮影部2が起動し撮影結果が制御部7に出力される。図1に示すように、指先認識部71が撮影結果から人差し指11の位置を認識し、モーション認識部72が指先認識部71からの入力信号に基づいて人差し指11の移動を認識すると、実行部73は人差し指11の移動量に応じて表示部8上のカーソル81を移動させる。詳細には、人差し指11が右に動くとこれに連動してカーソル81は右に動き、人差し指11が左に動くとこれに連動してカーソル81も左に動き、人差し指11が斜めに移動するとこれに連動してカーソル81も斜めに移動する。人差し指11の動作量に対するカーソル81の動作量の割合は、任意に設定することができる。

0027

図3に示すように、指先認識部71が中指12の指先(爪)で人差し指11の指先(爪)を隠した状態を認識すると、換言すると、指先認識部71が、中指12が人差し指11の上に重なった状態を認識すると、実行部73はマウスの左クリックと同様の機能を実行する。中指12で人差し指11を隠している間がマウスの左ボタンを押下している間に対応し、人差し指11が中指12から露出した時が左ボタンを離した時に対応している。

0028

指先認識部71が人差し指11の指先(爪)で中指12の指先(爪)を隠した状態を認識すると、換言すると、指先認識部71が、人差し指11が中指12の上に重なった状態を認識すると、実行部73はマウスの右クリックと同様の機能を実行する。人差し指11で中指12を隠している間がマウスの右ボタンを押下している間に対応し、中指12が人差し指11から露出した時が右ボタンを離した時に対応している。実行部73が行うマウスの右クリックの機能は本発明の第1の機能又は第2の機能のいずれか一方に対応し、実行部73が行うマウスの左クリックの機能は本発明の第1の機能又は第2の機能の他方に対応する。

0029

指先認識部71が中指12の指先で人差し指11の指先を隠し、人差し指11の指先が中指12の指先から露出し、再び中指12の指先で人差し指11の指先を隠し、再び人差し指11の指先が中指12から露出した一連の動作を所定時間の間に認識した場合には、実行部73はマウスの左ボタンのダブルクリックと同様の機能を実行する。

0030

指先認識部71及びモーション認識部72が中指12の指先で人差し指11の指先を隠した状態のまま移動し、人差し指11の指先が中指12の指先から露出した場合には、実行部73はドラッグアンドドロップと同様の機能を実行する。

0031

次に、スクロールモードについて図4乃至図6を参照しながら説明する。

0032

スクロールモードとは、表示部8の画面スクロールするモードであって、表示部8の画面を上方向にスクロールする上スクロールモードと、下方向にスクロールする下スクロールモードと、がある。スクロールモードでは、人差し指11の動きに対応するカーソル81の動きが制限される。上スクロールモード及び下スクロールモードは、本発明の特定モードに対応する。

0033

図4に示すように、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度下に移動し、その後反時計回り半円を描く移動を認識した場合には、実行部73は図5に示す上スクロールモードに移行する(図5、S1:YES)。このとき、表示部8に上スクロールモード中の文字が表示される。反時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向の円弧モーションに対応する。

0034

上スクロールモードでは、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の下方向への移動を認識した場合には(S2:YES)、実行部73が表示部8の画面を上方向にスクロールさせる(S3)。人差し指11が斜め下方向に移動した場合であっても、モーション認識部72は人差し指11の移動方向の下方向成分のみ抽出し、実行部73が画面を上方向にスクロールさせる。実行部73が表示部8の画面をスクロールさせる動作速度及び動作量は、人差し指11の移動速度や移動量に応じて任意に設定することができる。人差し指11が上方向又は斜め上方向に移動した場合は、実行部73は何らの動作も行わない(S2:NO)。換言すると、上スクロールモードは画面の上スクロールのみを行うモードである。

0035

図4に示すように、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度下に移動し、その後時計回りに半円を描くように移動した場合には(S4:YES)、実行部73は上スクロールモードを終了する。このとき、表示部8に表示されていた上スクロールモード中の文字が消える。実行部73は、当該モーションを検出しない間は(S4:NO)、上スクロールモードを継続する。時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向とは逆方向の逆円弧モーションに対応する。

0036

図4に示すように、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度上に移動し、その後時計回りに半円を描く移動を認識した場合には、実行部73は図6に示す下スクロールモードに移行する(図6、S11:YES)。このとき、表示部8に下スクロールモード中の文字が表示される。時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向の円弧モーションに対応する。

0037

下スクロールモードでは、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の上方向への移動を認識した場合には(S12:YES)、実行部73が表示部8の画面を下方向にスクロールさせる(S13)。人差し指11が斜め上方向に移動した場合であっても、モーション認識部72は人差し指11の移動方向の上方向成分のみ抽出し、実行部73が表示部8の画面を下方向にスクロールさせる。実行部73が表示部8の画面をスクロールさせる動作速度及び動作量は、人差し指11の移動速度や移動量に応じて任意に設定することができる。人差し指11が下方向又は斜め下方向に移動した場合には、実行部73は何らの動作も行わない(S12:NO)。換言すると、下スクロールモードは、画面の下スクロールのみを行うモードである。

0038

図4に示すように、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度上に移動し、その後反時計回りに半円を描くように移動した場合には(S14:YES)、実行部73は下スクロールモードを終了する。このとき、表示部8に表示されていた下スクロールモード中の文字が消える。実行部73は、当該モーションを検出しない間は(S14:NO)、下スクロールモードを継続する。反時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向とは逆方向の逆円弧モーションに対応する。

0039

このような構成によると、指先認識部71及びモーション認識部72の検出結果に基づいて表示部8を制御するため、使用者はノートPC1や周辺機器に触れることなく表示部8の表示を操作することができる。これにより、例えば、手術室内や食肉工場など各種機器の除菌が必要となるような施設内であっても、周辺機器を持ち込むことなく端末の操作を行うことができる。また、プレゼンテーションにおいても、使用者は指の動きだけでスライド等の操作を行うことができる。

0040

このような構成によると、使用者の手10の指先の動きに基づいてマウスと略同一の機能を実行するため、使用者は端末や周辺機器に触れることなく入力作業を行うことができる。これにより、端末などを様々な環境で使用することができる。人差し指11の指先が中指12の指先によって隠されたことを認識して右クリックと略同一の機能を実行するため、指先認識部による誤検知の可能性を低減することができる。

0041

次に、本実施の形態の変形例について、図7及び図8を参照しながら説明する。変形例では、図4に示す操作によって、スクロールモードに替えて表示部8の拡大・縮小を行うピンチモードに移行する。

0042

ピンチモードには、表示部8の画面を拡大する拡大モードと、表示部8の画面を縮小する縮小モードと、がある。ピンチモードの間は、人差し指11の動きに対応するカーソル81の動き及び図3に示すような各種動作はいずれも実行することができる。拡大モード及び縮小モードは、本発明の特定モードに対応する。

0043

図4に示すように、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度上に移動し、その後時計回りに半円を描く移動を認識した場合には、実行部73は図7に示す拡大モードに移行する(図7、S31:YES)。このとき、表示部8に拡大モード中の文字が表示される。時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向の円弧モーションに対応する。

0044

拡大モードでは、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11と中指12とが互いに離間する動作を認識した場合には(S32:YES)、実行部73が表示部8の画面を拡大する(S33)。実行部73が表示部8の画面を拡大させる動作速度及び動作量は、人差し指11の移動速度や移動量に応じて任意に設定することができる。人差し指11と中指12とが離間した状態から再び近づく動作を検出した場合は、実行部73は何らの動作も行わない(S32:NO)。換言すると、拡大モードは、表示部8の画面の拡大操作のみを行うモードである。

0045

指先認識部71及びモーション認識部72が、人差し指11の指先が一度上に移動しその後反時計回りに半円を描くように移動した場合には(S34:YES)、実行部73は拡大モードを終了する。このとき、表示部8に表示されていた拡大モード中の文字が消える。実行部73は、当該モーションを検出しない間は(S34:NO)、拡大モードを継続する。反時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向とは逆方向の逆円弧モーションに対応する。

0046

図4に示すように、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度下に移動し、その後反時計回りに半円を描くように移動した場合には、実行部73は縮小モードに移行する(図8、S41:YES)。このとき、表示部8に縮小モード中の文字が表示される。半時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向の円弧モーションに対応する。

0047

縮小モードでは、指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11と中指12とが互いに近接する動作を認識した場合には(S42:YES)、実行部73が表示部8の画面を縮小する(S43)。人差し指11と中指12とが近接した状態から再び離間する動作を検出した場合は、実行部73は何らの動作も行わない(S42:NO)。換言すると、縮小モードは、表示部8の画面の縮小操作のみを行うモードである。

0048

指先認識部71及びモーション認識部72が人差し指11の指先が一度下に移動し、その後時計回りに半円を描くように移動した場合には(S44:YES)、実行部73は縮小モードを終了する。このとき、表示部8に表示されていた縮小モード中の文字が消える。実行部73は、当該モーションを検出しない間は(S44:NO)、縮小モードを継続する。時計回りに半円を描く移動が、本発明の所定方向とは逆方向の逆円弧モーションに対応する。

0049

本発明によるユーザインターフェースは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。

0050

上述の実施の形態では、人差し指11の動きに基づいて表示部8に表示されたカーソル81が移動したが、中指12の動きに基づいてカーソル81が移動してもよく、他の指に基づいて移動してもよい。

0051

上述の実施の形態では、端末としてノートパソコンを用いたが、これに限定されない。デスクトップパソコンスマートフォン、PDA(Personal Digital Assistangt)、タブレット携帯電話端末テレビ等であってもよい。また、情報処理機能を有しディスプレイが搭載されているカーナビゲーションシステム家電などの各種電気機器に適用することができる。

0052

上述の実施の形態では、人差し指及び中指の先端を認識することにより実行部が各種機能を実行したが、人差し指及び中指の先端部分にAR(Augmented Reality)マーカーを付し、撮影部の画像から制御部がARマーカーを認識することにより実行部が各種機能を実行してもよい。これにより、撮影部の語認識を低減することができる。

0053

上述の実施の形態では、図3に示す各種機能を実行するために人差し指11と中指12とを用いたが、任意の指を選択することができる。例えば、中指が人差し指を隠す動作が右クリックに対応し、中指が薬指を隠す動作が左クリックに対応してもよい。

0054

上述の実施の形態では、特定モードへの移行等は人差し指11の指先の動きに基づいて判断したが、これに限定されない。例えば、図3の右クリックに相当する中指が人差し指を隠した状態、又は左クリックに相当する人差し指が中指を隠した状態で図4に示すモーションを検出した場合に各モードへの移行等を実行してもよい。これにより、カーソル操作中に誤って各モードに移行することを防止できる。

0055

上述の実施の形態では、特定モードに移行すると、例えば上スクロールモード中の文字が表示部8に表示されたが、これに限定されない。例えば、任意の記号を表示部に表示してもよく、音声によって特定モードへの移行及び終了を通知してもよい。

0056

上述の実施の形態では、スクロールモードは、上スクロールモードと下スクロールモードとから構成されたが、右スクロールモードと左スクロールモードとをさらに備えていてもよい。実行部は、人差し指11が右に移動した後時計回りに円弧を描くことによって右スクロールモードに移行し、右に移動した後反時計回りに円弧を描くことによって右スクロールモードを終了する。右スクロールモードでは、人差し指が右方向に移動すると画面が右にスクロールし人差し指が左方向に移動した場合には何らの動作も行わない。実行部は、人差し指11が左に移動した後反時計回りに円弧を描くことによって左スクロールモードに移行し、左に移動した後時計回りに円弧を描くことによって左スクロールモードを終了する。左スクロールモードでは、人差し指が左方向に移動すると画面が左にスクロールし人差し指が右方向に移動した場合には何らの動作も行わない。

0057

1ノートPC
2撮影部
7 制御部
8 表示部
9 操作部
10 手
11人差し指
12中指
71指先認識部
72モーション認識部
73 実行部

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