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技術 圧送ホース用継手

出願人 共栄産業株式会社
発明者 辻上竜太
出願日 2017年6月21日 (3年4ヶ月経過) 出願番号 2017-121008
公開日 2019年1月17日 (1年9ヶ月経過) 公開番号 2019-007500
状態 未査定
技術分野 圧接部材をもつ継手 流体を締め切る継手・ホース継手
主要キーワード 緩み止め機構 両ホース 管継手部材 空回り状態 ホース用継手 ホース同士 ユニオン継手 レバーロック
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年1月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

多少雑に扱っても作業中に緩んだり、勝手に接続が外れたりすることがない新規な圧送ホース用継手の提供。

解決手段

管状の継手本体10と、圧送ホース200端部に螺合するユニオンナット20と、継手本体10の外側に螺合してユニオンナット20に当接するロックナット30とを備える。これによって、圧送ホース同士を簡単に接続できると共に、その外側に大きな突起が無くなるため、多少雑に扱ったとしてもその部分が石ころや突起物などに干渉したり引っかったりしてその接続が緩んだり勝手に外れたりすることがない。

概要

背景

従来からダム工事トンネル工事などの土木工事で使用するモルタルセメントミルクの圧送には、耐圧・耐摩耗性に優れたグラウドホースのような圧送ホースが多く使用されている。このグラウドホースは、合成繊維からなる補強層内外耐候性および耐摩耗性に優れたゴム層を設けた構造となっており、工事現場のような過酷な状況下での使用に十分耐え得る強度と耐久性を有している。このグラウドホースの標準的な長さとしては、例えば20m、50mあるいは100mといった数種類が存在しており、使用する現場状況に応じてそれらを適宜繋ぎ合わせることでその長さを調整している。

そして、このグラウドホース同士継手としては、従来からカムアームカップリングが用いられている。このカムアームカップリングは、グラウドホース接続用に開発されたものではないが、図5に示すようにホース同士の接続がレバーロックだけで済み、その作業が簡単であるため、土木関係事業者では慣例的に使用しつづけられている。また、このカムアームカップリングによる継手の他に、例えば以下の特許文献1および2に示すようなユニオン継手を用いる方式もある。

概要

多少雑に扱っても作業中に緩んだり、勝手に接続が外れたりすることがない新規な圧送ホース用継手の提供。管状の継手本体10と、圧送ホース200端部に螺合するユニオンナット20と、継手本体10の外側に螺合してユニオンナット20に当接するロックナット30とを備える。これによって、圧送ホース同士を簡単に接続できると共に、その外側に大きな突起が無くなるため、多少雑に扱ったとしてもその部分が石ころや突起物などに干渉したり引っかったりしてその接続が緩んだり勝手に外れたりすることがない。

目的

本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、多少雑に扱っても作業中に緩んだり、勝手に接続が外れたりすることがない新規な圧送ホース用継手を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

それぞれ端部に管用雄ねじ継手が形成された圧送ホース同士を突き合わせて接続するための継手であって、前記管用雄ねじ継手の口径と略同じ口径をした管状の継手本体と、前記各管用雄ねじ継手に螺合すべく前記継手本体の両端に設けられた一対のユニオンナットと、前記継手本体の外側に螺合して前記各ユニオンナットに当接する一対のロックナットとを備えたことを特徴とする圧送ホース用継手

請求項2

請求項1に記載の圧送ホース用継手において、前記管状の継手本体の両端面にその周方向に沿って管状の溝を形成し、当該溝にシール材を備えたことを特徴とする圧送ホース用継手。

請求項3

請求項1または2に記載の圧送ホース用継手において、前記圧送ホースグラウドホースであることを特徴とする圧送ホース用継手。

技術分野

0001

本発明は、グラウドホースのような圧送ホース用の継手に関するものである。

背景技術

0002

従来からダム工事トンネル工事などの土木工事で使用するモルタルセメントミルクの圧送には、耐圧・耐摩耗性に優れたグラウドホースのような圧送ホースが多く使用されている。このグラウドホースは、合成繊維からなる補強層内外耐候性および耐摩耗性に優れたゴム層を設けた構造となっており、工事現場のような過酷な状況下での使用に十分耐え得る強度と耐久性を有している。このグラウドホースの標準的な長さとしては、例えば20m、50mあるいは100mといった数種類が存在しており、使用する現場状況に応じてそれらを適宜繋ぎ合わせることでその長さを調整している。

0003

そして、このグラウドホース同士の継手としては、従来からカムアームカップリングが用いられている。このカムアームカップリングは、グラウドホース接続用に開発されたものではないが、図5に示すようにホース同士の接続がレバーロックだけで済み、その作業が簡単であるため、土木関係事業者では慣例的に使用しつづけられている。また、このカムアームカップリングによる継手の他に、例えば以下の特許文献1および2に示すようなユニオン継手を用いる方式もある。

先行技術

0004

特開平5−346192号公報
特開2000−304173号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、前記のようなカムアームカップリングは、レバー部が突出しているため、作業中に地面上でホースを引き摺った際に石ころや突起物などにそのレバー部が引っかかって動かせなくなったり、その勢いでレバー部が動いて接続が勝手に外れることがある。また、このカムアームカップリングはグラウドホースの接続のために専用に作られたものでないため、その耐圧性能は十分とはいえない。

0006

一方、ユニオン継手の場合は、ねじ込み方式であるため、比較的容易にホース同士を接続できるものの、そのねじの緩み止め機構がないため、使用中のねじの緩みによる漏れや外れによる事故が懸念される。そのため、多くの土木関係事業者は、従来から作業の都度その継手の点検作業を行うと共に、さらに万一接続が外れても大きな事故に繋がらないように予めホース同士をワイヤーなどで繋げるなどの安全対策を施しており、そのための手間やコストが多くかかっている。

0007

そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、多少雑に扱っても作業中に緩んだり、勝手に接続が外れたりすることがない新規な圧送ホース用継手を提供するものである。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するために第1の発明は、それぞれ端部に管用雄ねじ継手が形成された圧送ホース同士を突き合わせて接続するための継手であって、前記管用雄ねじ継手の口径と略同じ口径をした管状の継手本体と、前記各管用雄ねじ継手に螺合すべく前記継手本体の両端に設けられた一対のユニオンナットと、前記継手本体の外側に螺合して前記各ユニオンナットに当接する一対のロックナットとを備えたことを特徴とする圧送ホース用継手である。

0009

このような構成によれば、各ユニオンナットに圧送ホースの管用雄ねじ継手を螺合するだけで管状の継手本体の両端に各圧送ホースを突き合わせた状態で両ホースを簡単かつ確実に接続することができる。そして、その後に各ロックナットをユニオンナット側に締め付けることでユニオンナットの動き規制してその緩みを防止することができる。

0010

第2の発明は、第1の発明において、前記管状の継手本体の両端面にその周方向に沿って管状の溝を形成し、当該溝にシール材を備えたことを特徴とする圧送ホース用継手である。このような構成によれば、継手本体の両端面にそれぞれ圧送ホースの端面を突き合わせ状態で圧接するとそのシール材が潰れてその隙間を防ぎ、その部分からの漏れを確実に防止できる。

0011

第3の発明は第1または第2の発明において、前記圧送ホースがグラウドホースであることを特徴とする圧送ホース用継手である。このような構成によれば、ダム工事やトンネル工事などの土木工事で使用するモルタル・セメントミルクの圧送に用いられているグラウドホース同士を確実に接続することができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、各ユニオンナットに圧送ホースの管用雄ねじ継手を螺合するだけで管状の継手本体の両端に各圧送ホースを突き合わせた状態で両ホースを簡単かつ確実に接続することができる。また、外側に大きな突起が無いため、作業中に圧送ホースを引き摺るなどして多少雑に扱ったとしてもその部分が石ころや突起物などに干渉したり引っかかることがなくなる。これによって圧送ホースの移動がスムーズになると共に、その接続が緩んだり勝手に外れたりするようなことがない。また、ロックナットによってユニオンナットの動きを規制しているため、このユニオンナットが緩んでしまうことがなく、優れた安全性を発揮できる。

図面の簡単な説明

0013

本発明に係る圧送ホース用継手100の実施の一形態を示す側面図である。
図1中A部を示す拡大一部断面図である。
カムアームカップリングを用いた従来の接続方式例を示す説明図である。

実施例

0014

以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る圧送ホース用継手100の実施の一形態を示したものであり、図2図1中A部を示す拡大一部断面図である。図示するようにこの継手100は、グラウドホースのような耐圧・耐摩耗性に優れた圧送ホース200,200の端部同士を接続するものであり、図2に示すように管状の継手本体10と、一対のユニオンナット20,20と、一対のロックナット30,30とから構成されている。

0015

継手本体10は、その口径が圧送ホース200とほぼ同じ直管状の鋼管などから構成されており、その外面の中央部分には、ロックナット30,30が螺合する雄ねじ部11が形成されている。また、この雄ねじ部11の両側には、その周方向に沿って延びる環状の嵌合溝12,12が形成されており、それぞれ前記ユニオンナット20,20の加締め部21が回転自在に嵌め込まれている。また、この継手本体10の両端面には、それぞれその周方向に沿って延びる環状の溝13,13が形成されており、それぞれOリングなどのシール材14が嵌め込まれ、焼き付けまたは接着剤などで固定されている。

0016

ユニオンナット20、20は、それぞれスリーブ状の加締め部21と、内周雌ねじが形成されたナット部22とが一体となった構造となっており、この加締め部21が継手本体10の嵌合溝12に加締められて嵌め込まれることで継手本体10から脱落しないように回転(空転)自在に設けられている。

0017

ロックナット30,30は、それぞれ継手本体10の外側に形成された雄ねじ部11に螺合しており、回転によって各ユニオンナット20,20方向に接近移動してその加締め部21に当接可能となっている。なお、このロックナット30,30および前記ユニオンナット20、20の外周は、これをレンチなど回転するために多角形状(六角形状)に形成されている。

0018

一方、圧送ホース200,200の端部には、図1に示すように外側にテーパー状の管用雄ねじ210が形成された管継手部材220が予めアッセンブリ加工されており、この管用雄ねじ210がユニオンナット20、20のナット部22にそれぞれ螺合するようになっている。

0019

このような構成をした本発明に係る圧送ホース用継手100にあっては、先ず図1に示すように圧送ホース200,200端部の管継手部材220をそれぞれユニオンナット20、20のナット部22にそれぞれ螺合させて締め付けて両者を連結する。このとき図2に示すようにユニオンナット20、20は、継手本体10に対して空回り状態であるため、このユニオンナット20、20だけをレンチで回すことで容易に連結することができる。

0020

そして、このユニオンナット20、20の締め付けによって圧送ホース200,200側の管継手部材220が徐々に継手本体10に接近し、やがてその端面同士が突き合わされるように当接する。さらにこの状態からさらにきつく締め付けると継手本体10端面のシール材14が潰れ、その隙間を密閉してその突き合わせ連結部からの漏れを塞ぐように作用する。

0021

このようにして継手本体10の両端にそれぞれ圧送ホース200,200を連結したならば、レンチなどを用いてロックナット30,30をそれぞれのユニオンナット20、20側に回転移動させてそれぞれの加締め部21、21に圧接するようにねじ込む。これによって圧送ホース200,200同士の連結作業が終了する。

0022

このような構成をした圧送ホース用継手100にあっては、各ユニオンナット20,20に圧送ホース200の管継手部材220を螺合するだけで管状の継手本体10の両端に各圧送ホース200,200を突き合わせた状態で簡単かつ確実に接続することができる。そして、この接続状態では図1に示すようにその外側に大きな突起が無いため、作業中に圧送ホース200を引き摺るなどして多少雑に扱ったとしてもその部分が石ころや突起物などに干渉したり引っかかることがなくなる。

0023

これによって圧送ホース200の移動がスムーズになると共に、その接続が勝手に外れたりするようなことがない。また、ロックナット30,30によってユニオンナット20、20の動きを規制しているため、このユニオンナット20、20が緩んでしまうことがなく、優れた安全性を発揮できる。

0024

さらに、この継手本体10を鋼管などで形成することでその耐圧性能を圧送ホース200の最大圧送圧力、例えば3MPaよりも十分高くしておけば、その接続部の破損やそのび部分からのセメントミルクなどの漏れも確実に防止できる。この結果、従来のようにホース同士をワイヤーなどで繋げるなどの手間や材料が不要となり、大幅なコスト削減が可能となる。

0025

100…圧送ホース用継手
200…圧送ホース
210…管用雄ねじ
220…管継手部材
10…継手本体
11…雄ねじ部
12…嵌合溝
13…溝
14…シール材
20…ユニオンナット
21…加締め部
22…ナット部
30…ロックナット

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