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技術 スクイーズ玩具

出願人 株式会社リアン
発明者 奈良洋祐
出願日 2017年6月23日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2017-122669
公開日 2019年1月17日 (2年2ヶ月経過) 公開番号 2019-005091
状態 未査定
技術分野 玩具
主要キーワード 反発状態 塩素化エチレンコポリマー架橋体アロイ 把持感覚 キャラクター形状 弾性体チップ ゴム臭 ゴム風船 握り心地
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年1月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

新たな触感を模索するとともに、様々な触感を実現することのできるスクイーズ玩具を提供すること。

解決手段

伸縮性を有して握り心地を楽しむためのスクイーズ玩具であって、伸縮性を有する熱可塑性樹脂からなる密閉容器と、当該密閉容器中に収容された、弾性を有する複数の粒体からなる弾性充填部材とからなり、当該密閉容器中には、更にオイル及び/又は水からなる液状成分充填されているスクイーズ玩具とし、望ましくは密閉容器は透明または半透明とすることができる。

概要

背景

従来、発泡ウレタン等のスポンジで形成されたスクイーズ玩具が提供されている。かかるスクイーズ玩具は柔軟性を有する低反発状態で形成され、潰して変形させることができ、その感触を楽しむことができ、キャラクターを模したものや食品を模したものなど、様々な製品が提供されている。

また、従前においては、主にリハビリ用途で、ボール内部に球形粒を収容して握り心地を楽しむ製品も提供されている。

例えば、特許文献1(特開2007−29682号公報)では、運動娯楽、健康、リハビリ目的で使用する、投げ、打ち握り、転がして屋内外で楽しめる柔軟で軽く体にやさしい小形カラフル万能型の健康ボールが提案されている。この健康ボールは、小形で円柱形のボールの表面をカラフルな軟質材にして、ボール内部には表面の接合部から軽量の球形粒と円筒粒などの2種類以上の粒を薄地網袋に詰めて納めて構成されている。

また特許文献2(実用新案登録第3107281号公報)では、指先感覚発達や、手や指の筋力向上のためのトレーニング幼児グループ遊び大人のリハビリに使用できる握り手玉として、弾性体チップ帯磁性弾性体チップ粉体等を適宜組み合わせて充填材とし、この充填材を織地又は編地で作った袋又はゴム風船外袋充填し、前記外袋を触感が柔らかい緻密な織地又は編地で作った化粧外袋でさらにカバリングして弾性変形性塑性変形性等の感触が適宜得られるように構成した握り手玉が提案されている。

概要

新たな触感を模索するとともに、様々な触感を実現することのできるスクイーズ玩具を提供すること。伸縮性を有して握り心地を楽しむためのスクイーズ玩具であって、伸縮性を有する熱可塑性樹脂からなる密閉容器と、当該密閉容器中に収容された、弾性を有する複数の粒体からなる弾性充填部材とからなり、当該密閉容器中には、更にオイル及び/又は水からなる液状成分が充填されているスクイーズ玩具とし、望ましくは密閉容器は透明または半透明とすることができる。

目的

本発明は、新たな触感を模索するとともに、様々な触感を実現することのできるスクイーズ玩具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

伸縮性を有して握り心地を楽しむためのスクイーズ玩具であって、伸縮性を有する熱可塑性樹脂からなる密閉容器と、当該密閉容器中に収容された、弾性を有する複数の粒体からなる弾性充填部材とからなり、当該密閉容器中には、更にオイル及び/又は水からなる液状成分充填されていることを特徴とするスクイーズ玩具。

請求項2

前記弾性充填部材は、大きさ、色、形状、及び弾性率の少なくとも何れかが異なる2種以上の粒体で構成されている、請求項1に記載のスクイーズ玩具。

請求項3

前記密閉容器と、弾性充填部材を構成する粒体とでは弾性率が異なっており、前記密閉容器の弾性率は、弾性充填部材を構成する粒体の弾性率よりも大きい、請求項1または2に記載のスクイーズ玩具。

請求項4

前記密閉容器と、弾性充填部材を構成する粒体とでは弾性率が異なっており、前記密閉容器の弾性率は、弾性充填部材を構成する粒体の弾性率よりも小さい、請求項1または2に記載のスクイーズ玩具。

請求項5

前記密閉容器は、少なくともその内面が厚さ方向に湾曲した凹凸部を備えて形成されており、前記弾性充填部材を構成する少なくとも何れかの粒体は、当該当該凹凸部に収容される大きさに形成されている、請求項1〜4の何れか一項に記載のスクイーズ玩具。

請求項6

前記密閉容器内は2室以上に区画されており、各室毎に、大きさ、色、形状、及び弾性率の少なくとも何れかが異なる粒体で構成した弾性充填部材が充填されている、請求項1〜5の何れか一項に記載のスクイーズ玩具。

技術分野

0001

本発明は潰した時の触感を楽しむスクイーズ玩具に関する。特に、伸縮自在な容器を用いて形成したスクイーズ玩具に関する。

背景技術

0002

従来、発泡ウレタン等のスポンジで形成されたスクイーズ玩具が提供されている。かかるスクイーズ玩具は柔軟性を有する低反発状態で形成され、潰して変形させることができ、その感触を楽しむことができ、キャラクターを模したものや食品を模したものなど、様々な製品が提供されている。

0003

また、従前においては、主にリハビリ用途で、ボール内部に球形粒を収容して握り心地を楽しむ製品も提供されている。

0004

例えば、特許文献1(特開2007−29682号公報)では、運動娯楽、健康、リハビリ目的で使用する、投げ、打ち握り、転がして屋内外で楽しめる柔軟で軽く体にやさしい小形カラフル万能型の健康ボールが提案されている。この健康ボールは、小形で円柱形のボールの表面をカラフルな軟質材にして、ボール内部には表面の接合部から軽量の球形粒と円筒粒などの2種類以上の粒を薄地網袋に詰めて納めて構成されている。

0005

また特許文献2(実用新案登録第3107281号公報)では、指先感覚発達や、手や指の筋力向上のためのトレーニング幼児グループ遊び大人のリハビリに使用できる握り手玉として、弾性体チップ帯磁性弾性体チップ粉体等を適宜組み合わせて充填材とし、この充填材を織地又は編地で作った袋又はゴム風船外袋充填し、前記外袋を触感が柔らかい緻密な織地又は編地で作った化粧外袋でさらにカバリングして弾性変形性塑性変形性等の感触が適宜得られるように構成した握り手玉が提案されている。

先行技術

0006

特開2007−29682号公報
実用新案登録第3107281号公報

発明が解決しようとする課題

0007

前記の通り、玩具やリハビリ用品として、握り心地を楽しむ製品はいくつか提案されている。しかしながら、かかる握り心地を楽しむ製品にあっては、十分に普及した後においては使用者もその触感に馴れてしまい、さらなる普及が望めないとの課題があった。

0008

そこで本発明は、新たな触感を模索するとともに、様々な触感を実現することのできるスクイーズ玩具を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するため、本発明では柔軟性を有する容器中に収容したゼリー状粒体成分の弾力のみならず、当該ゼリー状の粒体成分が容器内を移動することにより、新たな感触を実現したスクイーズ玩具を提供するものである。

0010

即ち本発明では、伸縮性を有して握り心地を楽しむためのスクイーズ玩具であって、伸縮性を有する熱可塑性樹脂からなる密閉容器と、当該密閉容器中に収容された、弾性を有する複数の粒体からなる弾性充填部材とからなり、当該密閉容器中には、更にオイル及び/又は水からなる液状成分が充填されているスクイーズ玩具を提供する。特に、前記密閉容器は、透明または半透明に形成することが望ましい。

0011

かかるスクイーズ玩具において、前記弾性充填部材は、大きさ、色、形状、及び弾性率の少なくとも何れかが異なる2種以上の粒体で構成することができる。当該粒体成分は複数の流体で形成されるところ、複数の流体における各粒体の大きさを異ならせたり、色を異ならせたり、形状を異ならせたりすることができる。またこれらを組み合わせることもできる。

0012

また前記スクイーズ玩具において、前記密閉容器と、弾性充填部材を構成する粒体とでは弾性率が異ならせることができる。即ち、前記密閉容器の弾性率を、弾性充填部材を構成する粒体の弾性率よりも大きくすることができる。又は前記密閉容器の弾性率を、弾性充填部材を構成する粒体の弾性率よりも小さいくすることができる。

0013

また前記スクイーズ玩具において、前記密閉容器は、少なくともその内面が厚さ方向に湾曲した凹凸部を備えて形成されており、前記弾性充填部材を構成する少なくとも何れかの粒体は、当該当該凹凸部に収容される大きさに形成することができる。

0014

また前記スクイーズ玩具において、前記密閉容器内は2室以上に区画されており、各室毎に、大きさ、色、形状、及び弾性率の少なくとも何れかが異なる粒体(もしくは粒体)で構成した弾性充填部材を充填することができる。

0015

また前記スクイーズ玩具において、前記密閉容器は果物野菜などの植物、昆虫を含む動物、あるいはマスコットやキャラクターを模した形状に形成することもできる。

0016

また前記スクイーズ玩具において、前記密閉容器中には、弾性を有する複数の粒体からなる弾性充填部材とともに、弾力性を有しない粒体からなる非弾性充填部材も収容することができる。弾性充填部材と非弾性充填部材とを混在させて密閉容器中に収容することにより、当該スクイーズ玩具を握ったときの感触を複雑なものとすることができる。特に当該密閉容器中に収容する弾性充填部材と非弾性充填部材との割合を変えることにより、様々な感触を実現することができる。

発明の効果

0017

本発明のスクイーズ玩具によれば、弾性充填部材が密閉容器中で移動することにより、触った感触および潰した時の感触のみならず、潰す過程における感触の変化も発揮することができ、これにより、これまでの製品とは異なる新たな触感を実現することができる。また、当該弾性充填部材の移動は常に変化することから、様々な触感を実現することのできるスクイーズ玩具を提供することができる。

図面の簡単な説明

0018

第1の実施の形態にかかるスクイーズ玩具の(A)斜視図、(B)縦断面図
第2の実施の形態にかかるスクイーズ玩具の斜視図
第3の実施の形態にかかるスクイーズ玩具を示す縦断面図
第4の実施の形態にかかるスクイーズ玩具を示す縦断面図

実施例

0019

以下、図面を参照しながら、本実施の形態にかかるスクイーズ玩具10を具体的に説明する。図1は第1の実施の形態にかかるスクイーズ玩具10の(A)斜視図、(B)縦断面図であり、図2は第2の実施の形態にかかるスクイーズ玩具10の斜視図である。この2つの実施形態は、特に果物を模した形状に形成した実施形態を示している。

0020

図1に示すスクイーズ玩具10は、ブドウを模した形状に形成した実施形態である。この図に示すスクイーズ玩具10は、ブドウ形状の外郭を形成する密閉容器11と、この密閉容器11内に収容された弾性充填部材15と、液状成分13とで構成されている。

0021

本実施の形態において、密閉容器11は、伸縮性を有する熱可塑性樹脂を用いて形成しており、例えば熱可塑性エラストマーTPRまたはTPE)やゴムを用いて形成することができる。特に熱可塑性エラストマーを使用することにより、ゴム臭さがなくなり、玩具として適したものとなる他、配合剤との組み合わせにより、その硬さや柔軟性などの機械的特性を自在に調整することができる。

0023

特に、本実施の形態にかかるスクイーズ玩具10では、当該ブドウ形状の密閉容器11は、透明または半透明に形成している。かかる密閉容器11は当然に不透明に形成することも可能であるが、透明または半透明に形成することにより、その中に収容した充填部材を透過によって外から確認することができる。これにより当該スクイーズ玩具10の意匠効果を高めることができる。

0024

また、この第1の実施の形態にかかるスクイーズ玩具10において、ブドウ形状に形成した密閉容器11は、その内壁面が湾曲した凹凸部を有するものとして形成している。このような凹凸部を有することで、当該密閉容器11中に収容される弾性充填部材15がこの凹凸部内に入り込み、密閉容器11を引き延ばした時に、当該弾性充填部材15が凹凸同士間を移動することができ、これにより一層複雑な触感を実現することができる。特に本実施の形態では、この凹凸部は、図1(B)に示すように、弾性充填部材15を構成する粒体12よりも大きく形成している。これにより、当該密閉容器11を伸ばす前の段階においても、弾性充填部材15は凹凸部に入り込み、意匠性を高めることができる。ただし、この凹凸部は、弾性充填部材15よりも小さく、即ち密閉容器11を引き延ばす前は弾性充填部材15が入り込まない大きさに形成することもできる。このように形成した場合、密閉容器11を引き延ばしたり押し潰したりして遊ぶ時に、はじめて弾性充填部材15が凹凸部に入り込むことになり、その変化を楽しむことができる。

0025

そして以上のように形成した密閉容器11内には、弾性を有する粒状の粒体12を複数用いて構成された弾性充填部材15が収容される。この弾性充填部材15は、弾性を有すればよいことから、非晶性ポリアリレート樹脂、ゴム、高吸水性高分子など様々な材料で形成することができる。高吸水性高分子は、ポリアクリル酸ナトリウムをはじめとして、ポリアクリル酸塩吸水性高分子ポリスルホン酸塩系吸水性高分子、無水マレイン酸塩系吸水性高分子、ポリアクリルアミド系吸水性高分子、ポリビニルアルコール系吸水性高分子、ポリエチレンオキシド系吸水性高分子、ポリアミン系 等の合成樹脂系吸水性高分子の他、ポリアスパラギン酸塩系吸水性高分子、ポリグルタミン酸塩系吸水性高分子、ポリアルギン酸塩系吸水性高分子、デンプン系吸水性高分子、セルロース系吸水性高分子、ポリグリコール系 等吸水性高分子など、天然物由来系吸水性高分子であってもよい。

0026

かかる弾性充填部材15を構成する粒体12は、弾力性を有するゼリー状に形成することができ、また任意に着色することもできる。かかる粒体12は、任意の大きさに形成することができるが、本実施の形態では、例えば直径5mm以上、30mm以下、望ましくは直径5mm以上、15mm以下の大きさに形成することができる。また、この弾性充填部材15は複数の粒体12を用いて構成されるところ、各粒体12はその、大きさ、色、形状、及び弾性率の少なくとも何れかを異ならせたものを組み合わせることができる。この場合、当該弾性充填部材15は、大きさ、色、形状、及び弾性率の少なくとも何れかが異なる2種以上の粒体12で構成されることになる。この図1及び2では同じ粒体12を用いて弾性充填部材15を形成した例を示しているが、後述する図3に示すように、種類の異なる複数の粒体12によって弾性充填部材15を構成することができる。

0027

この弾性充填部材15を構成する粒体12は様々な形状であって良く、図1及び2に示すように球体に形成する他、立方体形状、角錐形状、柱状形状などの幾何学形状の他、星形ハート形動植物を模した形状など、様々な形状に形成することができる。ただし、この弾性充填部材15は、使用者が手で握ったときの感触を楽しむものであることから、子供が握って変形できる程度の柔らかさに形成することが望ましい。

0028

そして前記密閉容器11内には、収容した弾性充填材料が円滑に動くことができるように、オイル及び/又は水からなる液状成分13を充填する。かかる液状成分13は、粒体12同士及び粒体12と密閉容器11内面との摩擦を減じるように機能することができ、当該液状成分13の存在により、このスクイーズ玩具10を握ったときに、密閉容器11の変形とともに粒体12が移動して、使用者に、これまでにない触感を与えることができる。

0029

かかる液状成分13は、使用する弾性充填部材15との関係において、その抵抗を減じるものを適宜選択すればよい。ただし、当該弾性充填部材15として高吸水性高分子を使用した場合には、水を使用することにより、当該粒体12の乾燥収縮を阻止することができる。また、当該粒体12を非晶性ポリアリレート樹脂で形成した場合には、前記密閉容器11の内面との抵抗を減じるために、ジェル状又は液状の熱可塑性エラストマーオイル(TPRオイル、TPEオイル)を使用することが望ましい。かかる液状成分13は、密閉容器11中に空気が入り込まない量で充填する他、空気が入る量であってもよい。また当該液状成分13は着色されていてもよい。本実施の形態にかかる密閉容器11が透明または半透明に形成されることにより、当該液状成分13の色を外から確認することができ、これによりスクイーズ玩具10全体の意匠効果を高めることができる。この液状成分13を着色する場合、前記弾性充填材料と同じ色である他、異なる色であって良い。特に異なる色に着色した場合には、密閉容器11内における色の変化を楽しむことができる。

0030

以上のようにして、密閉容器11中に液状成分13と弾性充填材料とを収容して形成したスクイーズ玩具10では、手などで潰した時の触感を変化させるために、前記密閉容器11と、弾性充填部材15を構成する粒体12とで弾性率を異ならせることができる。例えば、前記密閉容器11の弾性率を、弾性充填部材15を構成する粒体12の弾性率よりも大きくすることができる。この場合、弾性率の高い外郭である密閉容器11を押しつぶす際に、僅かな感触で粒体12が移動するという繊細な触感を得ることができる。一方で、密閉容器11の弾性率を、弾性充填部材15を構成する粒体12の弾性率よりも小さく形成することもできる。この場合には、低い弾性率の外郭である密閉容器11を押しつぶした際には、より直接的に粒体12の移動を感じることができ、当該粒体12の硬さによって様々な触感を出すことができる。

0031

以上のように形成した本実施の形態にかかるスクイーズ玩具10は、手にもって押し潰したり引っ張ったりすることにより、その感触、特に弾性充填材料弾力性や移動する感覚を楽しむことができる。その結果、単に潰すときの感触しか得られなかった従前のスクイーズ玩具10では表現できなかった感触を得ることができる。

0032

図2は上記第1の実施の形態にかかるスクイーズ玩具10に関連し、特に密閉容器21の形状をバナナの形状に形成した第2の実施の形態にかかるスクイーズ玩具20を示す斜視図である。なお、図1に示した構成要素と同様の構成要素には、図面中の符号に10の値を加算して表示している。この実施の形態にかかるスクイーズ玩具20は、密閉容器21をバナナの形状に形成しており、その結果、厚さ方向に湾曲する凹凸部が存在しない形態となっている。かかる凹凸部が存在しない結果、密閉容器21内に収容された弾性充填部材25は自由に移動することができ、粒状体の滑らかな移動を感じることができる。

0033

また、このようにバナナを模した形状に形成された密閉容器21、長尺形状に形成されている。その結果、当該スクイーズ玩具20も長尺な形状となり、長さ方向への引張など、より多くの遊びを実現することができる。

0034

なお、この実施の形態にかかるスクイーズ玩具20も、前記第1の実施の形態にかかるスクイーズ玩具10と同様に、弾性充填部材25及び液状成分23を密閉容器21内に収容しており、さらに当該弾性充填部材25は様々な形態にすることができる他、液状成分23も着色したものを使用することができる。

0035

図3は、第3の実施の形態にかかるスクイーズ玩具30を示す縦断面図である。なお、図1に示した構成要素と同様の構成要素には、図面中の符号に20の値を加算して表示している。特にこの実施の形態は、球状又は円柱状に形成したスクイーズ玩具30として具体化することができる。特に、本実施の形態にかかるスクイーズ玩具30では、密閉容器31内に収容する弾性充填部材35として、種類の異なる複数の粒体32を組み合わせている。本実施の形態では、球形、三角錐形状、立方体形状の粒体32とし、それぞれ異なる色で形成しているが、これに限定されることなく、動植物を模したり、キャラクター形状など、様々な形状に形成することができる。本実施の形態にかかるスクイーズ玩具30においても、密閉容器31は透明または半透明に形成していることから、当該粒体12の色を表から観察することができ、意匠効果を高めることができる。更に異なる形状の粒体32を収容することで、意匠効果を高めるのみでなく、握りつぶした時の挙動や触感を各粒体32の形状に応じて異ならせることができ、より複雑な触感を楽しむことのできる玩具が実現する。

0036

更にこの弾性充填部材35は、それを構成する粒体32の大きさを異ならせることもでき、また各粒体32の硬さや弾力性を異ならせることもできる。これにより、当該スクイーズ玩具30を握ったときの感触が大幅に変化することから、より触感を楽しむことのできるスクイーズ玩具30が実現する。

0037

図4は第4の実施の形態にかかるスクイーズ玩具40を示す縦断面図である。なお、図1に示した構成要素と同様の構成要素には、図面中の符号に30の値を加算して表示している。この実施の形態にかかるスクイーズ玩具40では、前記密閉容器41を2室以上に分割し、各室毎に異なる粒体42から形成した弾性充填部材45を収容した実施形態である。特に本実施の形態にかかるスクイーズ玩具40は横長形状に形成している。

0038

図4(A)は、短手方向に隣り合うようにして密閉容器41の内部空間を隔壁Wで仕切った実施形態を示しており、図面上方に存在する第1室には、小径の粒体42からなる弾性充填部材45を収容し、図面下方に存在する第2室には、大径の粒体42からなる弾性充填部材45を収容している。この結果、当該スクイーズ玩具40を長さ方向に引っ張って遊んだ場合には、各室に収容された大きさの異なる粒体42が、相互に影響を受けながら各室を移動することができ、複雑な食感をけることができる。

0039

また、図4(B)は、長手方向に隣り合うようにして密閉容器41の内部空間を隔壁Wで仕切った実施形態を示しており、図面右側に存在する第1室には、小径の粒体42からなる弾性充填部材45を収容し、図面左側に存在する第2室には、大径の粒体42からなる弾性充填部材15を収容している。この結果、当該スクイーズ玩具40を把持した場合には、どの部位を把持するかによって異なる感触を得ることができ、1つの玩具でありながら、2つ以上の感触が得られるスクイーズ玩具40が実現する。

0040

本発明のスクイーズ玩具は、握って遊ぶことのできる玩具として使用することができ、さらに幼児の発達支援や、リハビリにおける把持感覚回復目的など、様々な分野で利用することができる。

0041

10, 20, 30, 40スクイーズ玩具
11, 21, 31, 41密閉容器
12, 22, 32, 42粒体
13, 23, 33, 43液状成分
15, 25, 35, 45弾性充填部材
W 隔壁

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