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技術 屋外用個室

出願人 株式会社ハマネツ
発明者 鈴木晴行
出願日 2017年6月19日 (3年0ヶ月経過) 出願番号 2017-119310
公開日 2019年1月10日 (1年5ヶ月経過) 公開番号 2019-002236
状態 未査定
技術分野 居住または事務用建築物 水洗便所用衛生器具 可聴可視信号
主要キーワード ルーバー型 メンテナンス者 前部部分 個室内 開閉検出器 グリル型 清掃者 左側面パネル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年1月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

個室ドア開閉ごとに人の有無の判定を行うことを排して消費電力を抑えることができる屋外用個室を提供する。

解決手段

屋外用個室としてのユニットトイレ100は、便槽101上に便器102を備えた個室103を備えている。個室103には、個室103内における人の存在を外部に報知する入室表示灯106と、個室ドア105の開閉状態を検出する開閉検出器107と、個室103内における人の有無を検出する人感センサ110と、開閉検出器107および人感センサ110からの各検出信号を用いて入室表示灯106の作動を制御する制御装置111とを備えている。制御装置111は、個室103内に人が入室したと判定した後に個室ドア105が閉状態であるか否かを判定する。

概要

背景

従来から、トイレ着替え室などの複数人共用する個室においては、個室内における人の存否を個室の外部に知らせるための報知手段を備えたものがある。例えば、下記特許文献1には、個室のドア閉状態を検出した後に個室内の人の有無を判定して報知手段としての表示ランプ点灯させるように構成した個室使用状況報知システムが開示されている。

概要

個室ドア開閉ごとに人の有無の判定を行うことを排して消費電力を抑えることができる屋外用個室を提供する。屋外用個室としてのユニットトイレ100は、便槽101上に便器102を備えた個室103を備えている。個室103には、個室103内における人の存在を外部に報知する入室表示灯106と、個室ドア105の開閉状態を検出する開閉検出器107と、個室103内における人の有無を検出する人感センサ110と、開閉検出器107および人感センサ110からの各検出信号を用いて入室表示灯106の作動を制御する制御装置111とを備えている。制御装置111は、個室103内に人が入室したと判定した後に個室ドア105が閉状態であるか否かを判定する。

目的

本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、個室ドアの開閉ごとに人の有無の判定を行うことを排して消費電力を抑えることができる屋外用個室を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

屋外に設置されて使用される個室と、前記個室内出入りするための開き戸型の個室ドアと、前記個室ドアの開閉状態を検出する開閉検出器と、前記個室内での人の有無を赤外線を用いて検出する人感センサと、前記個室の外側面に設けられて同個室内に前記人が存在することを報知するための報知手段と、前記開閉検出器および前記人感センサから出力される各検出信号を用いて前記報知手段の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記人感センサからの検出信号を用いて前記個室内に前記人が入室したことを判定する入室判定ステップと、前記個室内に前記人が入室したと判定されたとき、前記個室ドアが閉状態か否かを判定するドア閉状態判定ステップと、前記個室ドアが閉状態であると判定されたとき、前記報知手段を作動させる報知ステップとを実行することを特徴とする屋外用個室。

請求項2

請求項1に記載した屋外用個室において、前記制御装置は、前記個室ドアが閉状態であると判定されたとき、前記人感センサからの検出信号を用いて前記個室内における前記人の存在を判定する入室再判定ステップを実行し、前記報知ステップは、前記個室ドアが閉状態であると判定された直後、または、前記入室再判定ステップにて前記個室内に前記人が存在すると判定されたとき、前記報知手段を作動させることを特徴とする屋外用個室。

請求項3

請求項2に記載した屋外用個室において、前記制御装置は、前記入室判定ステップにて前記個室内に前記人が入室したと判定された後、前記入室再判定ステップを実行する前に1秒以上かつ10秒以下の間待つ待ちステップを実行することを特徴とする屋外用個室。

請求項4

請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した屋外用個室において、前記報知ステップは、前記ドア閉状態判定ステップにて前記個室ドアが閉状態であると判定された後、前記入室再判定ステップが実行される前に実行されることを特徴とする屋外用個室。

請求項5

請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した屋外用個室において、前記ドア閉状態判定ステップは、前記個室ドアが開状態から閉状態となったか否かを判定することを特徴とする屋外用個室。

技術分野

0001

本発明は、屋外に設置されるトイレ着替え室などの屋外用個室に関する。

背景技術

0002

従来から、トイレや着替え室などの複数人共用する個室においては、個室内における人の存否を個室の外部に知らせるための報知手段を備えたものがある。例えば、下記特許文献1には、個室のドア閉状態を検出した後に個室内の人の有無を判定して報知手段としての表示ランプ点灯させるように構成した個室使用状況報知システムが開示されている。

0003

特開2005−305123号公報

0004

しかしながら、上記特許文献1に記載された個室使用状況報知システムにおいては、個室のドアの閉状態を検出した後に個室内の人の有無を判定処理を実行しているため、ドアの開閉ごとに前記判定処理が実行されて電力消費量が増大するとともに人の有無を検出する検出器寿命が短くなるという問題がある。特に、屋外に設置されるトイレや着替え室などの屋外用個室においては、個室ドアが開いた状態(所謂半開き状態)であることが少なくなく、風や通りすがりの人との接触によって個室ドアが閉じるごとに判定処理が無駄に実行される。また、屋外用個室においては、外部電源が確保し難く乾電池蓄電池によって電源が確保された場合には、これら電池の消耗が激しく屋外用個室の使用状況の報知可能時間が短くなるとともに十分な電源確保のために屋外用個室の重量が増加するという問題があった。

先行技術

0005

本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、個室ドアの開閉ごとに人の有無の判定を行うことを排して消費電力を抑えることができる屋外用個室を提供することにある。

0006

上記目的を達成するため、本発明の特徴は、屋外に設置されて使用される個室と、個室内に出入りするための開き戸型の個室ドアと、個室ドアの開閉状態を検出する開閉検出器と、個室内での人の有無を赤外線を用いて検出する人感センサと、個室の外側面に設けられて同個室内に人が存在することを報知するための報知手段と、開閉検出器および人感センサから出力される各検出信号を用いて報知手段の作動を制御する制御装置とを備え、制御装置は、人感センサからの検出信号を用いて個室内に人が入室したことを判定する入室判定ステップと、個室内に人が入室したと判定されたとき、個室ドアが閉状態か否かを判定するドア閉状態判定ステップと、個室ドアが閉状態であると判定されたとき、報知手段を作動させる報知ステップとを実行することにある。

0007

このように構成した本発明の特徴によれば、屋外用個室は、入室判定ステップによって個室内に人が入室したと判定した後にドア閉状態判定ステップによって個室ドアが閉状態であるか否かを判定するため、風や人との接触によって個室ドアが閉じるごとに個室内の人の判定処理が実行されることを防止することができる。こにより、本発明に係る屋外用個室においては、個室内への人の入室に関して無駄な判定処理の実行を防止して消費電力を抑えることができるため、電源として乾電池や蓄電池などの電池を用いた場合であっても屋外用個室の使用状況の報知可能時間を長く確保することができるとともに屋外用個室の重量を軽量化することができる。

0008

また、本発明の他の特徴は、前記屋外用個室において、制御装置は、個室ドアが閉状態であると判定されたとき、人感センサからの検出信号を用いて個室内における人の存在を判定する入室再判定ステップを実行し、報知ステップは、個室ドアが閉状態であると判定された直後、または、入室再判定ステップにて個室内に人が存在すると判定されたとき、報知手段を作動させることにある。

0009

このように構成した本発明の特徴によれば、屋外用個室は、個室ドアの閉状態を検出した後に再度個室内における人の存在を判定するため、個室内における人の有無の判定精度を向上させることができる。特に、夏季などの高温時に屋外用個室の使用時においては、個室内に熱気入り込んだ後に個室ドアが風などによって閉じることがあるが、このような場合であっても屋外用個室は入室再判定ステップによって個室内における人の存在を誤判定することを防止することができる。

0010

また、本発明の他の特徴は、前記屋外用個室において、制御装置は、制御装置は、入室判定ステップにて個室内に人が入室したと判定された後、入室再判定ステップを実行する前に1秒以上かつ10秒以下の間待つ待ちステップを実行することにある。この場合、本発明者の実験によれば、待ちステップにおける待ち時間は、2秒〜5秒が好適である。

0011

このように構成した本発明の特徴によれば、屋外用個室は、入室判定ステップにて個室内に人が入室したと判定した後、入室再判定ステップを実行する前に1秒以上かつ10秒以下の間待つ待ちステップを実行するため、個室内に熱気が入り込むと同時または熱気が入り込んだ直後に個室ドアが風などによって閉じた場合における個室内の人の有無の判定処理精度を向上させることができる。

0012

また、本発明の他の特徴は、前記屋外用個室において、報知ステップは、ドア閉状態判定ステップにて個室ドアが閉状態であると判定された後、入室再判定ステップが実行される前に実行されることにある。

0013

このように構成した本発明の特徴によれば、屋外用個室は、ドア閉状態判定ステップにて個室ドアが閉状態であると判定された後、入室再判定ステップが実行される前に報知手段を作動させるため、個室内に人が入室した際にいち早く個室外に対して報知することができる。

0014

また、本発明の他の特徴は、前記屋外用個室において、ドア閉状態判定ステップは、個室ドアが開状態から閉状態となったか否かを判定することにある。

0015

このように構成した本発明の特徴によれば、屋外用個室は、個室ドアの閉状態について個室ドアが開状態から閉状態となったか否かを判定しているため、入室判定ステップにて個室ドアが閉状態において人を検出するという誤判定を防止することができる。例えば、屋外用個室は、個室ドアが閉状態において個室の通気口から熱気が進入した場合に個室内に人が入室したと判定することを防止することができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の一実施形態に係るユニットトイレの模式的な構成を個室ドアが閉められた状態で示した斜視図である。
図1に示したユニットトイレの模式的な構成について個室ドアが開けられた状態で示した斜視図である。
図1示した制御装置が実行する入室表示灯制御プログラム処理内容を示したフローチャートである。
図1に示したユニットトイレの模式的な構成を個室ドアが半開きの状態で示した斜視図である。
図1に示したユニットトイレの模式的な構成を個室内に人が存在して使用している状態で示した斜視図である。

実施例

0017

以下、本発明に係る屋外用個室の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る屋外用個室であるユニットトイレ100の構成を個室ドア105が閉められた状態で模式的に示した斜視図である。また、図2は、図1に示したユニットトイレ100の構成を個室ドア105が開けられた状態で模式的に示した斜視図である。このユニットトイレ100は、屋外において下水道工事を伴わずに設置、移動または撤去ができる簡易置型のトイレである。

0018

(ユニットトイレ100の構成)
ユニットトイレ100は、便槽101上に個室103を備えて構成されている。便槽101は、ユニットトイレ100が設置される設置面上に載置されて屎尿貯留するとともに個室103内の床面103aを構成する構造体であり、PP(ポリプロピレン樹脂)、PE(ポリエチレン樹脂)またはFRP繊維強化樹脂)材などの樹脂材を水平方向に延びるとともに内部が空洞の箱状に成形して構成されている。この便槽101は、使用者が個室103に出入りし易くするために前部部分階段状に形成されている。また、便槽101の上面は、個室103内の床面103aを構成しており、便器102が設けられている。なお、便槽101には、便槽101の臭気排気する脱気管や貯留した屎尿を回収するための汲取り口などが設けられているが本発明に直接関わらないため、これらの説明は省略する。

0019

便器102は、使用者が排泄した屎尿を受け止めて便槽101内に導くための器であり、FRP(繊維強化樹脂)材またはセラミック材を上方に向かって開口した形状に形成して構成されている。この便器102は、本実施形態においては、使用者が腰掛けた状態で排泄を行う洋式型の便器で構成されているが、使用者が跨いだ状態で屈んで排泄を行う和式型の便器であってもよい。なお、図1においては、便器102は、便座の蓋が空いた状態を示している。また、本実施形態で参照する各斜視図は、内部構造破線で示している。

0020

個室103は、便器102を収容して使用者が用を足す部屋を構成する構造物であり、便槽101上に上下方向に延びる箱状に形成されている。より具体的には、個室103は、便槽101の上面である床面103a上に樹脂材(高密度ポリエチレン樹脂など)をそれぞれ板状に形成した前面パネル104a、背面パネル104b、左側面パネル104c、右側面パネル104dおよび天井パネル104eを直方体状に組み付けて構成されている。

0021

前面パネル104aは、個室103の正面側起立した状態で配置されて他のパネル材とともに便器102の周囲を囲う壁状の部品であり、個室ドア105を開閉自在に支持する方形枠状に形成されている。この前面パネル104aには、外側面に入室表示灯106が設けられているとともに、内側面に開閉検出器107が設けられている。

0022

背面パネル104bは、前面パネル104aに対して便器102を介した個室103の後側の位置に起立した状態で配置されて他のパネル材とともに便器の周囲を囲う壁状の部品であり、上下方向に延びる長方形状に形成されている。この背面パネル104bには、外側面の上部部分に通気口108が設けられている。

0023

左側面パネル104cおよび右側面パネル104dは、前面パネル104aおよび背面パネル104bの各左右両端部にそれぞれ起立した状態で配置されて他のパネル材とともに便器102の周囲を囲う壁状の部品であり、上下方向に延びる長方形状にそれぞれ形成されている。これらの左側面パネル104cおよび右側面パネル104dのうちの左側面パネル104cには、内側面の上部部分に制御装置111が設けられている。

0024

天井パネル104eは、個室103の上側に水平方向に延びた状態で配置されて他のパネル材とともに便器102の周囲を囲って天井面を構成する部品であり、水平方向に延びる長方形状に形成されている。この天井パネル104eは、中央部に採光部109が設けられているとともに、この採光部109に隣接して人感センサ110が設けられている。

0025

これらの床面103a、前面パネル104a、背面パネル104b、左側面パネル104c、右側面パネル104dおよび天井パネル104eは、互いに隣接する部材同士ボルト(図示せず)などの連結具を介して互いに連結されてその内部が外部から視認不能な隔てられた空間として形成された個室103を構成している。

0026

個室ドア105は、個室103内に対して使用者が出入りするために個室103内を開閉自在に仕切るための部品であり、樹脂材(高密度ポリエチレン樹脂など)を正面視で上下方向に延びる長方形状の板状に形成して構成されている。この個室ドア105は、前面パネル104aの内縁部に対して蝶番105aを介して取り付けられてこの蝶番を回動中心として回動する所謂開き戸で構成されている。また、個室ドア105には、前記蝶番105aとは反対側に使用者が手を掛けドアノブ105bが個室ドア105を貫通した状態で設けられている。

0027

ドアノブ105bは、使用者が個室ドア105を開閉するための部品であり、前面パネル104aの内縁部に形成された孔部に嵌合するラッチおよびデッドボルトをそれぞれ備えている。これにより、個室ドア105は、ドアノブ105bのラッチが前面パネル104aの内縁部に嵌合することで不用意に開閉することが防止されるとともに、使用者がデッドボルトを前面パネル104aの内縁部に嵌合させることによって個室ドア105が開かないロック状態にすることができる。

0028

入室表示灯106は、個室103内に使用者が存在していることを個室103の外部に報知するための器具であり、制御装置111によって作動が制御される発光体によって構成されている。本実施形態においては、入室表示灯106は、正面視で方形に形成された赤色灯で構成されている。この入室表示灯106は、前面パネル104aにおける上部部分に取り付けられている。なお、入室表示灯106は、赤色以外の色、例えば、青色や白色に発光するものでもよいし、「使用中」などの文字情報を表示するものであってもよい。

0029

開閉検出器107は、個室ドア105の開閉状態を検出するための電気的な部品であり、個室ドア105の開閉状態に応じた検出信号を制御装置111に出力する。本実施形態においては、開閉検出器107は、磁石によってリードスイッチを動作させる磁気近接センサで構成されている。この開閉検出器107は、対を構成するマグネット部および検出部がそれぞれ前面パネル104aの内側面および個室ドア105の内側面にそれぞれ対向した位置関係で取り付けられている。なお、開閉検出器107は、個室ドア105の開閉状態を検出することができれば、どのような形態のセンサであってもよい。

0030

通気口108は、個室103の内外で空気を流通させて換気するための部分であり、背面パネル104bに形成された方形の開口部に開閉自在なグリル型換気口または開閉不能なルーバー型(所謂ガラリ)の換気口が嵌め込まれて構成されている。

0031

採光部109は、個室103内に採光するための部分であり、天井パネル104eに形成された方形の開口部に半透明な樹脂製の板材を嵌め込んで構成されている。なお、個室103は、この採光部109に代えてまたは加えて個室103内を照らす照明器具を設けてもよい。

0032

人感センサ110は、個室103内における人の有無を用いて検出するための電気的な部品であり、受光する赤外線の変化量に応じた電気信号を出力する赤外線センサで構成されている。この人感センサ110は、個室103内における便器102の周囲を検出エリアとするように天井パネル104eに取り付けられている。なお、人感センサ110は、個室103内における人の有無を検出できる位置に設けられていれば、天井パネル104e以外の場所、例えば、背面パネル104bに設けられていてもよい。

0033

制御装置111は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、ユニットトイレ100の全体の作動を総合的に制御する。具体的には、制御装置111は、ROMなどの記憶装置に予め記憶されている入室表示灯制御プログラムを実行することにより開閉検出器107および人感センサ110からの各検出信号を用いて入室表示灯106の点灯または消灯の制御を行う。すなわち、制御装置111は、開閉検出器107、人感センサ110および入室表示灯106にそれぞれ電気的に接続されている。

0034

この制御装置111は、樹脂製の箱体に収容された状態で左側面パネル104cの状部分に取り付けられている。また、制御装置111は、公共電源(例えば、家庭用100V電源)や発電機などの外部電源または乾電池からそれぞれ給電を受けるための図示しない電源回路を有している。

0035

(ユニットトイレ100の作動)
次に、このように構成したユニットトイレ100の作動について説明する。まず、ユニットトイレ100を設置する作業者は、ユニットトイレ100を使用する場所に設置する。この場合、ユニットトイレ100の設置場所としては、屋外におけるトイレを必要とする場所、例えば、工事現場イベント会場公園キャンプ場海水浴場釣り場、登山道または被災地などの地面に直接または同地に乗り入れた車両の荷台上を設置場所とすることができる。また、このユニットトイレ100は、便槽101を備えているため、下水道工事を伴うことなく設置することができる。

0036

次に、作業者は、制御装置111に対して外部電源と接続または乾電池をセットすることにより電力の供給を開始させる。これにより、制御装置111は、開閉検出器107および人感センサ110に電力を供給して作動を開始させるとともに、図3に示した入室表示灯制御プログラムの実行をステップS100にて開始して、ステップS102にて、個室103内への人の入室の有無を判定する。

0037

具体的には、制御装置111は、人感センサ110から出力される検出信号の変化量を用いて個室103内における便器102の周辺検出エリア内での人の存在を監視し続ける。したがって、制御装置111は、個室103内に人が存在すると判定するまでの間、このステップS102による判定処理にて「No」と判定し続ける。一方、個室103内における便器102の周辺の検出エリア内に人が進入した場合には、制御装置111は、このステップS102による判定処理にて「Yes」と判定してステップS104に進む。このステップS104による判定処理が、本発明に係る「入室判定ステップ」に相当する。

0038

次に、制御装置111は、ステップS104にて、個室ドア105が閉じられている否かを判定する。具体的には、制御装置111は、開閉検出器107から出力される検出信号の大きさを用いて個室ドア105が閉じられた閉状態であるか否かを判定する。したがって、制御装置111は、個室ドア105の閉状態を検出した場合には、このステップS104による判定処理にて「Yes」と判定してステップS106に進む。

0039

一方、制御装置111は、個室ドア105の閉状態を検出しなかった場合には、このステップS104による判定処理にて「No」と判定してステップS102に戻る。すなわち、制御装置111は、個室ドア105の閉状態を検出しなかった場合には、個室103に入室した人がユニットトイレ100の使用者以外のもの、例えば、清掃者メンテナンス者または動物である場合や、暖かい空気の塊などと判定して前記ステップS102における入室判定処理に戻る。このステップS104による判定処理が、本発明に係る「ドア閉状態判定ステップ」に相当する。

0040

次に、制御装置111は、ステップS106にて、入室表示灯106を点灯させる。これにより、ユニットトイレ100は、個室103内に使用者が入室していて使用中であることを外部に対して報知することができる。すなわち、このステップS106による入室表示灯106を点灯させる処理が、本発明に係る「報知ステップ」に相当する。そして、制御装置111は、入室表示灯106を点灯させた後、ステップS108に進む。

0041

次に、制御装置111は、ステップS108にて、所定時間が経過したか否かを判定する。この場合、所定時間とは、入室表示灯106を点灯させてから次のステップS110による個室103内での人の有無の判定処理を実行するまでの時間であり、概ね1秒〜10秒である。この所定時間は、本発明者の実験によれば、2秒〜5秒が好適である。本実施形態においては、所定時間を3秒に設定している。

0042

したがって、制御装置111は、ステップS106にて入室表示灯106を点灯させた後3秒経過するまでの間、このステップS108による判定処理にて「No」と判定し続ける。一方、ステップS106にて入室表示灯106を点灯させた後3秒経過した場合には、制御装置111は、このステップS106による判定処理にて「Yes」と判定してステップS110に進む。このステップS104による判定処理が、本発明に係る「待ちステップ」に相当する。

0043

次に、制御装置111は、ステップS110にて、個室103内での人の有無を判定する。具体的には、制御装置111は、前記ステップS102における判定処理と同様に、人感センサ110から出力される検出信号の変化量を用いて個室103内における便器102の周辺の検出エリア内での人の存在を判定する。したがって、制御装置111は、個室103内にて人を検出しなかった場合には、このステップS110による判定処理にて「No」と判定してステップS112に進む。

0044

これにより、制御装置111は、図4の破線矢印線で示すように、個室ドア105がしっかりと閉じられなかったことにより、風などによって開いた状態と閉じた状態とが繰り返される場合などおいて個室103内に人が存在しているとの誤判定が生じることを防止することができる。

0045

一方、制御装置111は、個室103内に人を検出した場合には、このステップS110による判定処理にて「Yes」と判定してステップS114に進む。すなわち、制御装置111は、図5に示すように、このステップS110による判定処理において「Yes」と判定した場合に、ようやく、個室103内に使用者Uが入室したと判定することになる。このステップS110による判定処理が、本発明に係る「入室再判定ステップ」に相当する。なお、図5においては、入室表示灯106が点灯した状態を複数の直線で示している。また、使用者Uを二点鎖線で示している。

0046

次に、制御装置111は、ステップS112にて、入室表示灯106を消灯させる。すなわち、前記ステップS110の判定処理にて「No」と判定された場合とは、個室ドア105が閉じているにも拘らず個室103内に人が存在していない状態であり、例えば、個室103内に暖かい空気が入った直後に個室ドア105が閉じた状況などが考えられる。したがって、このような場合においては、制御装置111は、ステップS112にて、入室表示灯106を消灯させた後、ステップS102に戻る。

0047

次に、制御装置111は、ステップS114にて、個室ドア105が開いたか否かを判定する。具体的には、制御装置111は、開閉検出器107から出力される検出信号の変化量を用いて個室ドア105が開かれた開状態であるか否かを監視し続ける。したがって、制御装置111は、個室ドア105が開状態を検出するまでの間、このステップS114による判定処理にて「No」と判定し続ける。つまり、使用者Uが個室103を使用中においては入室表示灯106は点灯し続ける。一方、個室103内の使用者Uが個室ドア105を開けた場合には、制御装置111は、このステップS114による判定処理にて「Yes」と判定してステップS116に進む。

0048

次に、制御装置111は、ステップS116にて、入室表示灯106を消灯させる。すなわち、制御装置111は、前記ステップS114にて個室ドア105の開状態を検出した場合とは、使用者Uがユニットトイレ100の使用を終えて個室103内から退出することを意味するため、入室表示灯106を消灯させた後、ステップS102に戻る。これにより、制御装置111は、再び、ステップS102の判定処理を実行して使用者Uの個室103への入室を監視する。この入室表示灯制御プログラムは、制御装置111に電力が供給されている間、継続的に実行される。

0049

上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、ユニットトイレ100は、入室判定ステップによって個室103内に人が入室したと判定した後にドア閉状態判定ステップによって個室ドア105が閉状態であるか否かを判定するため、風や人との接触によって個室ドア105が閉じるごとに個室103内の人の判定処理が実行されることを防止することができる。こにより、本発明に係るユニットトイレ100においては、個室103内への人の入室に関して無駄な判定処理の実行を防止して消費電力を抑えることができるため、電源として乾電池や蓄電池などの電池を用いた場合であってもユニットトイレ100の使用状況の報知可能時間を長く確保することができるとともにユニットトイレ100の重量を軽量化することができる。

0050

さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。

0051

例えば、上記実施形態においては、制御装置111は、ステップS106によるドア閉状態判定ステップにて開閉検出器107から出力される検出信号の大きさを用いて個室ドア105が閉状態か否かを判定した。しかし、制御装置111は、開閉検出器107から出力される検出信号の大きさの変化を監視して個室ドア105が開状態から閉状態に移行したことを検出するように構成することできる。これによれば、制御装置111は、個室103内への人の入室をより正確に判定することができる。

0052

また、上記実施形態においては、制御装置111は、ステップS106によるドア閉状態判定ステップの実行後、ステップS110による入室再判定ステップの実行前にステップS108による入室表示灯106の点灯処理を実行した。しかし、制御装置111は、ステップS110による入室再判定ステップの実行によって個室103内で人が存在すると判定したときのみ入室表示灯106の点灯処理を実行するように構成することもできる。これによれば、制御装置111は、入室表示灯106の無駄な点灯を防止できるとともにステップS112による入室表示灯106の消灯処理を省略することができる。

0053

また、上記実施形態においては、制御装置111は、ステップS108にて待ちステップを実行した。しかし、制御装置111は、ステップS108による待ちステップを省略してステップS106による報知ステップの後、直ちにステップS110による入室再判定ステップを実行するようにしてもよい。

0054

また、制御装置111は、ステップS108による待ちステップに代えてまたは加えて同じ処理内容の待ちステップをステップS102による入室判定ステップの後であってステップS104によるドア閉状態判定ステップの実行前に実行することもできる。

0055

この場合、この待ちステップにおける所定時間とは、個室103内に人が入室してから個室ドア105を閉めるまでに要する時間であり、概ね1秒〜10秒である。この所定時間は、本発明者の実験によれば、2秒〜5秒が好適である。したがって、制御装置111は、ステップS102にて個室103への人の入室を判定した後3秒経過するまでの間、このステップS104による判定処理にて「No」と判定し続ける。一方、ステップS102にて個室103への人の入室を判定した後3秒経過した場合には、制御装置111は、このステップS104による判定処理にて「Yes」と判定してステップS106に進む。これにより、個室103内に入室して使用者Uが個室ドア105を閉めるのに時間が掛かった場合であっても繰り返し実行されるS102による入室判定ステップの誤判定を防止することができる。

0056

また、上記実施形態においては、ユニットトイレ100は、入室表示灯106によって個室103の外部に対して個室103内に人が存在していることを報知した。すなわち、入室表示灯106が、本発明に係る報知手段に相当する。しかし、報知手段は、個室103内に人が存在していていることを個室103の外部に報知することができればよく、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、報知手段は、発光による報知に変えてまたは加えてブザーなどの発音による報知を行ってもよい。

0057

また、上記実施形態においては、ユニットトイレ100は、個室103内を照らす照明器具を備えていない。しかし、ユニットトイレ100は、個室103内を照らす照明器具を備えることができる。この場合、ユニットトイレ100は、使用者の手動操作されるスイッチを備えて使用者による手動操作によって照明器具が点灯または消灯されるように構成することができる。また、ユニットトイレ100は、制御装置111に照明器具を電気的に接続することにより制御装置111によって照明器具が点灯または消灯されるように構成することができる。この場合、制御装置111は、照明器具を単独で制御してもよいが、入室表示灯106と同期させた作動制御を行うこともできる。

0058

また、上記実施形態においては、ユニットトイレ100は、便槽101を備えて構成されている。しかし、ユニットトイレ100は、下水管に連結されるタイプであれば、必ずしも便槽101は必要ではなく便槽101を省略して構成することもできる。

0059

また、上記実施形態においては、本願発明に係る屋外用個室としてユニットトイレ100を用いて説明した。しかし、本願発明に係る屋外用個室は、屋外に設置される個室であれば広く適用することができる。したがって、本願発明に係る屋外用個室は、例えば、更衣室シャワー室または物置として実施することもできる。

0060

U…使用者、
100…ユニットトイレ、
101…便槽、102…便器、103…個室、103a…床面、104a…前面パネル、104b…背面パネル、104c…左側面パネル、104d…右側面パネル、104e…天井パネル、105…個室ドア、105a…蝶番、105b…ドアノブ、106…入室表示灯、107…開閉検出器、108…通気口、109…採光部、110…人感センサ、111…制御装置。

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