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技術 天端ポインター

出願人 株式会社国元商会
発明者 白波瀬太一
出願日 2017年6月15日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2017-117416
公開日 2019年1月10日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2019-002193
状態 特許登録済
技術分野 コンクリート打設にともなう現場作業
主要キーワード 斜め板 貫通ネジ孔 仕上げレベル 小径凹 通ネジ 螺合貫通 一貫通孔 上端レベル
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

打設するコンクリート層仕上げレベルを表示するために便利に使用出来る天端ポインターを提供する。

解決手段

天端ポインター本体1は、下端に支持用螺軸4を備え、取付け金具2の左右両側板部12a,12bには、当該左右両側板部の下側辺から切欠形成された鉄筋嵌合凹部15が設けられ、前側斜め板部14に設けられた第一貫通ネジ孔16には、左右両側板部間を横断するように鉄筋嵌合凹部15内に嵌合した鉄筋を底板部13のある側へ斜め向き押圧固定する鉄筋締結用ボルト21が螺嵌貫通し、天板部11の後端部に設けられた第一貫通孔17に挿入された天端ポインター本体1の支持用螺軸4が螺合貫通する第二貫通ネジ孔18が底板部13に設けられ、前記左右両側板部の一方には、支持用螺軸4を挿通出来る第二貫通孔19が設けられ、前記左右両側板部の他方には、支持用螺軸4が螺合貫通する第三貫通ネジ孔20が設けられた構成。

概要

背景

この種の天端ポインターは、特許文献1に記載されるように、棒状の天端ポインター本体とこの天端ポインター本体を鉄筋に取り付けるための取付け金具とから成るものであって、前記天端ポインター本体に、天端仕上げレベルを表示する天端レベル表示用張出し部を高さ調整自在に取り付けたものが知られている。

概要

打設するコンクリート層の仕上げレベルを表示するために便利に使用出来る天端ポインターを提供する。天端ポインター本体1は、下端に支持用螺軸4を備え、取付け金具2の左右両側板部12a,12bには、当該左右両側板部の下側辺から切欠形成された鉄筋嵌合凹部15が設けられ、前側斜め板部14に設けられた第一貫通ネジ孔16には、左右両側板部間を横断するように鉄筋嵌合凹部15内に嵌合した鉄筋を底板部13のある側へ斜め向き押圧固定する鉄筋締結用ボルト21が螺嵌貫通し、天板部11の後端部に設けられた第一貫通孔17に挿入された天端ポインター本体1の支持用螺軸4が螺合貫通する第二貫通ネジ孔18が底板部13に設けられ、前記左右両側板部の一方には、支持用螺軸4を挿通出来る第二貫通孔19が設けられ、前記左右両側板部の他方には、支持用螺軸4が螺合貫通する第三貫通ネジ孔20が設けられた構成。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

天端ポインター本体とこの天端ポインター本体を鉄筋に取り付けるための取付け金具とから成る天端ポインターにおいて、天端ポインター本体は、下端に支持用螺軸を備え、取付け金具は、長方形状天板部、この天板部の長さ方向に沿った左右両側辺から同一側に折曲連設された左右両側板部、天板部の前端から前記左右両側板部のある側で斜め外向きに連設された前側斜め板部、及び天板部の後端部の真下に位置するように前記左右両側板部間に架設された底板部から成り、前記左右両側板部には、前側斜め板部と底板部との間の当該左右両側板部の下側辺から切欠形成された鉄筋嵌合凹部が設けられ、前記前側斜め板部に設けられた第一貫通ネジ孔には、左右両側板部間を横断するように鉄筋嵌合凹部内に嵌合した鉄筋を底板部のある側へ斜め向き押圧固定する鉄筋締結用ボルトが螺嵌貫通し、前記天板部の後端部には第一貫通孔が設けられ、この第一貫通孔に挿入された天端ポインター本体の前記支持用螺軸が螺合貫通する第二貫通ネジ孔が前記底板部に設けられ、前記左右両側板部の内の一方には、当該左右両側板部間を横断する向きに天端ポインター本体の前記支持用螺軸を挿通出来る第二貫通孔が設けられ、前記左右両側板部の内の他方には、第二貫通孔を貫通した前記支持用螺軸が螺合貫通する第三貫通ネジ孔が設けられている、天端ポインター。

請求項2

前記天板部、前側斜め板部、及び左右両側板部は、互いに一体に繋がるように袋状にプレス加工され、前記底板部は、左右両側板部の内の一方の下側辺に折曲連結板部を介して一体に連設されると共に、左右両側板部の内の他方の下側辺に形成された切欠凹部に嵌合する突出片を備えている、請求項1に記載の天端ポインター。

請求項3

前記鉄筋嵌合凹部には、側面視で第一貫通ネジ孔と向かい合う小径凹円弧部、この小径凹入円弧部の上端に繋がり且つ天板部と平行な上側縁、及び小径凹入円弧部の下端に繋がる大径凹入円弧部が形成され、小径凹入円弧部の半径より小さな半径の小径鉄筋は、小径凹入円弧部の内面に前記鉄筋締結用ボルトによって押圧固定され、この小径鉄筋より半径の大きな大径鉄筋は、小径凹入円弧部と大径凹入円弧部との間の角部と前記上側縁との間、又は大径凹入円弧部の内面と前記上側縁との間、に前記鉄筋締結用ボルトによって押圧固定される、請求項1又は2に記載の天端ポインター。

技術分野

0001

本発明は、鉄筋コンクリート床版スラブ)を築造する際に、打設するコンクリート層の表面、即ち、天端仕上げレベルを表示するために使用される天端ポインターに関するものである。

背景技術

0002

この種の天端ポインターは、特許文献1に記載されるように、棒状の天端ポインター本体とこの天端ポインター本体を鉄筋に取り付けるための取付け金具とから成るものであって、前記天端ポインター本体に、天端の仕上げレベルを表示する天端レベル表示用張出し部を高さ調整自在に取り付けたものが知られている。

先行技術

0003

特開2015−31101号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記のような構成の従来の天端ポインターでは、取付け金具から上方に突出する天端ポインター本体の全長が長くなり、しかも取付け金具と天端の仕上げレベルとの間の間隔が狭い場合、天端の仕上げレベルに対して天端ポインター本体が上方に長く突出することになるので、コンクリート打設作業時などにおいて引き回されるコンクリート供給管や、歩行する作業者足元が天端ポインター本体に引っ掛かかり易くなり、作業の安全性が低下することになっていた。更に、鉄筋に対する取付け金具の取り付け位置も、水平向きの縦筋横筋との交叉部に隣接する位置に限られ、垂直向きの鉄筋に取り付けることも出来ない。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記のような従来の問題点を解消することの出来る天端ポインターを提案するものであって、本発明に係る天端ポインターは、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号括弧付きで付して示すと、天端ポインター本体(1)とこの天端ポインター本体(1)を鉄筋に取り付けるための取付け金具(2)とから成る天端ポインターにおいて、天端ポインター本体(1)は、下端に支持用螺軸(4)を備え、取付け金具(2)は、長方形状天板部(11)、この天板部(11)の長さ方向に沿った左右両側辺から同一側に折曲連設された左右両側板部(12a,12b)、天板部(11)の前端から前記左右両側板部(12a,12b)のある側で斜め外向きに連設された前側斜め板部(14)、及び天板部(11)の後端部の真下に位置するように前記左右両側板部(12a,12b)間に架設された底板部(13)から成り、前記左右両側板部(12a,12b)には、前側斜め板部(14)と底板部(13)との間の当該左右両側板部(12a,12b)の下側辺から切欠形成された鉄筋嵌合凹部(15)が設けられ、前記前側斜め板部(14)に設けられた第一貫通ネジ孔(16)には、左右両側板部(12a,12b)間を横断するように鉄筋嵌合凹部(15)内に嵌合した鉄筋を底板部(13)のある側へ斜め向き押圧固定する鉄筋締結用ボルト(21)が螺嵌貫通し、前記天板部(11)の後端部には第一貫通孔(17)が設けられ、この第一貫通孔(17)に挿入された天端ポインター本体(1)の前記支持用螺軸(4)が螺合貫通する第二貫通ネジ孔(18)が前記底板部(13)に設けられ、前記左右両側板部(12a,12b)の内の一方には、当該左右両側板部(12a,12b)間を横断する向きに天端ポインター本体(1)の前記支持用螺軸(4)を挿通出来る第二貫通孔(19)が設けられ、前記左右両側板部(12a,12b)の内の他方には、第二貫通孔(19)を貫通した前記支持用螺軸(4)が螺合貫通する第三貫通ネジ孔(20)が設けられた構成になっている。

発明の効果

0006

上記本発明の天端ポインターは、天端ポインター本体をその支持用螺軸側から取付け金具の天板部の第一貫通孔から内側へ挿通して、当該支持用螺軸を取付け金具の底板部の第二貫通ネジ孔に螺嵌結合した状態の取付け金具を、互いに交叉するように水平に配設された鉄筋の場合は、取付け金具の天板部が略水平になるように下側の鉄筋に対して鉄筋嵌合凹部を被せ、取付け金具の前側斜め板部の第一貫通ネジ孔に螺嵌させた鉄筋締結用ボルトを捩じ込んで、当該鉄筋締結用ボルトの先端で鉄筋を鉄筋嵌合凹部の周縁に押圧固定することが出来る。この結果、取付け金具の天板部から天端ポインター本体が垂直に立ち上がることになるので、当該天端ポインター本体を回転操作して支持用螺軸を前記第二貫通ネジ孔に対し昇降移動させ、当該天端ポインター本体に設けられている天端レベル表示部を、所定の天端レベルに位置させることが出来る。コンクリート打設時には、打設コンクリート層の表面が、天端ポインター本体の天端レベル表示部に合わせるように仕上げられる。

0007

又、取付け金具を上記のように取り付けることが出来る水平の鉄筋に代わって、垂直に起立する垂直鉄筋が存在するような特殊な場所であれば、天端ポインター本体をその支持用螺軸側から取付け金具の一方の側板部の第二貫通孔から内側へ挿通して、当該支持用螺軸を取付け金具の他方の側板部の第三貫通ネジ孔に螺嵌結合した状態の取付け金具を、前記垂直鉄筋に横向きに取り付けることにより、この取付け金具から天端ポインター本体を垂直に起立させることが出来る。この場合の垂直鉄筋に対する取付け金具の固定操作や、天端ポインター本体(天端レベル表示部)の高さ調整は、上記と同様に行える。

0008

以上のように本発明の天端ポインターによれば、水平鉄筋の任意の箇所又は垂直鉄筋の上端近傍位置に、鉄筋締結用ボルトを使用して取付け金具を簡単容易に、しかも強固に固定することが出来る。そしてこのように鉄筋に固定した取付け金具から垂直に起立する天端ポインター本体を正逆任意の方向に回転操作することにより、当該天端ポインター本体そのものの高さ調整(天端レベルの表示高さの調整)が行われるものであるから、取付け金具と天端レベルとの間の間隔に関係なく、天端レベルに対する天端ポインター本体の高さが常に一定不変となり、取付け金具に対して天端レベルが低い場合でも、天端レベルに対して天端ポインター本体が大きく上方に突出して、コンクリート打設作業時などにおいて引き回されるコンクリート供給管や、歩行する作業者の足元が天端ポインター本体に引っ掛かかり易くなる恐れもない。

0009

上記本発明を実施する場合、具体的には、前記天板部(11)、前側斜め板部(14)、及び左右両側板部(12a,12b)は、互いに一体に繋がるように袋状にプレス加工し、前記底板部(13)は、左右両側板部(12a,12b)の内の一方(12a/12b)の下側辺に折曲連結板部(13a)を介して一体に連設すると共に、左右両側板部(12a,12b)の内の他方(12b/12a)の下側辺に形成された切欠凹部(12c)に嵌合する突出片(13b)を設けることが出来る。この構成によれば、夫な取付け金具を簡単容易且つ安価に構成することが出来る。

0010

又、前記鉄筋嵌合凹部(15)には、側面視で第一貫通ネジ孔(16)と向かい合う小径凹円弧部(15a)、この小径凹入円弧部(15a)の上端に繋がり且つ天板部(11)と平行な上側縁(15b)、及び小径凹入円弧部(15a)の下端に繋がる大径凹入円弧部(15c)を形成し、小径凹入円弧部(15a)の半径より小さな半径の小径鉄筋は、小径凹入円弧部(15a)の内面に前記鉄筋締結用ボルト(21)によって押圧固定し、この小径鉄筋より半径の大きな大径鉄筋は、小径凹入円弧部(15a)と大径凹入円弧部(15c)との間の角部と前記上側縁(15b)との間、又は大径凹入円弧部(15c)の内面と前記上側縁(15b)との間、に前記鉄筋締結用ボルト(21)によって押圧固定出来るように構成することが出来る。この構成によれば、種々の太さの鉄筋に対して取付け金具を安定良く固定することが出来る。

図面の簡単な説明

0011

図1Aは、小径水平鉄筋に対する取付け使用状態を示す一部縦断側面図、図1Bは、大径水平鉄筋に対する取付け使用状態を示す側面図である。
図2Aは、縦鉄筋に対する取付け使用状態を示す側面図、図2Bは、図2Aの横断平面図である。
図3Aは、天端ポインター本体の側面図、図3Bは、天端ポインター本体の組み立て前の状態での一部縦断側面図である。
図4は、取付け金具の斜視図である。
図5Aは、取付け金具の平面図、図5Bは、図5Aの縦断正面図、図5Cは、図5Aの底面図である。
図6Aは、同上取付け金具の右側面図、図6Bは、同上取付け金具の縦断左側面図である。

実施例

0012

図において、1は天端ポインター本体であり、2は取付け金具である。天端ポインター本体1は、図3に示すように、棒状本体3と支持用螺軸4から構成されている。棒状本体3は、その上端に設けられた引き抜き操作部5、当該引き抜き操作部5の下側で棒状本体3に設けられた天端レベル表示用張出し部6、及び当該棒状本体3の下端に開口し且つ支持用螺軸4の外径より小径で棒状本体3と同心状の連結孔7を備えたもので、全体が弾性材料、例えば合成ゴムなどから一体成型されたものである。

0013

引き抜き操作部5は、棒状本体3の長さ方向に対して直交する方向に貫通する指掛け孔8aを備えたリング8から構成され、この引き抜き操作部5と天端レベル表示用張出し部6との間には、棒状本体3の天端レベル表示用張出し部6から下端までの軸部よりも小径の軸部9が形成され、天端レベル表示用張出し部6は、棒状本体3と同心状の薄い円形板10から構成されている。天端ポインター本体1は、棒状本体3の下端の連結孔7に支持用螺軸4の上端部を、当該棒状本体3の弾性に抗して圧入することにより、支持用螺軸4の上端に外嵌固定されている。

0014

取付け金具2は、図4図6Bに示すように、1枚の金属板から形成されたもので、長方形状の天板部11、この天板部11の長さ方向に沿った左右両側辺から同一側へ折曲連設された左右両側板部12a,12b、天板部11の前端から左右両側板部12a,12bのある側で斜め外向きに連設された前側斜め板部13、及び天板部11の後端部の真下に位置するように左右両側板部12a,12b間に架設された小の底板部13から構成されている。側板部12aと底板部13とは、この底板部13よりも小巾の折曲連結板部13aによって接続され、底板部13の遊端から突設された、折曲連結板部13aと同一巾の突出片13bが、他方の側板部12bの後端部下辺に形成された切欠凹部12c内に嵌合している。尚、前側斜め板部14の左右両側辺は、左右両側板部12a,12bの前側辺と一体に繋がっており、袋状にプレス加工されている。

0015

左右両側板部12a,12bには、前側斜め板部14の下端から底板部13までの下側斜辺の略全域から、上方後方に向かって鉄筋嵌合凹部15が切欠形成されている。この鉄筋嵌合凹部15の内周縁の奥端部には、小径鉄筋を受け止める小径凹入円弧部15aが形成され、この小径凹入円弧部15aの下側には、鉄筋嵌合凹部15の天板部11と平行な上側縁15bとの間で大径鉄筋を受け止める大径凹入円弧部15cが形成されている。前側斜め板部14には、側面視で小径凹入円弧部15aに向かう方向の第一貫通ネジ孔16が設けられ、天板部11の後端部には、底板部13に向かう大径の第一貫通孔17が設けられ、底板部13には、前記第一貫通孔17と同心状に小径の第二貫通ネジ孔18が設けられ、更に、一方の側板部12aには、底板部13に接近した下端部に第二貫通孔19が設けられ、他方の側板部12bには、前記第二貫通孔19と同心状に第三貫通ネジ孔20が設けられている。尚、前側斜め板部14の第一貫通ネジ孔16は、この前側斜め板部14の内側に突出する周壁部を形成するバーリング加工ネジ溝加工によって形成され、天板部11の第一貫通孔17は、この天板部11の内側に突出する周壁部を形成するバーリング加工によって形成され、側板部12bの第三貫通ネジ孔20は、この側板部12bの外側に突出する周壁部を形成するバーリング加工とネジ溝加工によって形成され、底板部13の第二貫通ネジ孔18は、この底板部13の外側に突出する周壁部を形成するバーリング加工とネジ溝加工によって形成されている。

0016

前側斜め板部14の第一貫通ネジ孔16には、鉄筋締結用ボルト21が螺嵌され、底板部13の第二貫通ネジ孔18と側板部12bの第三貫通ネジ孔20は、支持用螺軸4を螺嵌出来る内径であり、天板部11の第一貫通孔17は、天端ポインター本体1の棒状本体3を挿通出来る内径であり、側板部12aの第二貫通孔19は、支持用螺軸4を挿通出来る内径である。従って、左右両側板部12a,12b間の間隔は、天端ポインター本体1の棒状本体3から突出している支持用螺軸4の長さより短い。

0017

以下、天端ポインター本体1と取付け金具2の使用方法を説明すると、天端ポインター本体1の下端の支持用螺軸4を取付け金具2の天板部11にある第一貫通孔17から底板部13の第二貫通ネジ孔18に向かって挿入し、当該支持用螺軸4を第二貫通ネジ孔18に螺嵌貫通させて、天端ポインター本体1を取付け金具2に取り付ける。この取付け金具2を、図1Aに示すように、コンクリートスラブコンクリート打設空間内に配設された上側水平鉄筋22と下側小径水平鉄筋23aの内、下側小径水平鉄筋23aに左右両側板部12a,12bの鉄筋嵌合凹部15を上側から外嵌させ、水平の天板部11が下側小径水平鉄筋23aの上側に被さり且つ天端ポインター本体1が垂直に起立する向きに取付け金具2を把持させた状態で、前側斜め板部14の第一貫通ネジ孔16に外側から螺嵌貫通させた鉄筋締結用ボルト21を捩じ込み、当該鉄筋締結用ボルト21の先端で下側小径水平鉄筋23aを鉄筋嵌合凹部15の小径凹入円弧部15aに押圧固定する。この後、天端ポインター本体1の棒状本体3を手作業で回転操作すれば、当該棒状本体3の連結孔7内に圧入固定されている支持用螺軸4が棒状本体3と一体に回転するので、この操作により、取付け金具2側の第二貫通ネジ孔18に対して支持用螺軸4を回転させて、取付け金具2に対し天端ポインター本体1の全体を昇降移動させ、棒状本体3の天端レベル表示用張出し部6を打設コンクリート表面仕上げ高さに位置させる。このとき、天端レベル表示用張出し部6と上側水平鉄筋22との間には、所定のコンクリート被り厚さが確保されている。

0018

鉄筋22,23aを埋め込むようにコンクリートを打設し、この打設コンクリート層24の表面24aを天端ポインター本体1の天端レベル表示用張出し部6に合わせるように仕上げたならば、天端ポインター本体1の棒状本体3を引き抜き操作部5(リング8)の指掛け孔8aに指先を引っ掛けて真上に引き上げ、取付け金具2の第二貫通ネジ孔18に捩じ込まれている支持用螺軸4に対して棒状本体3を、当該支持用螺軸4と棒状本体3の連結孔7の内周面との間の摩擦に抗して上方に引き抜く。若し、前記下側小径水平鉄筋23aに代わって、図1Bに示すように、下側大径水平鉄筋23bが使用されているときは、鉄筋締結用ボルト21の捩じ込みにより当該下側大径水平鉄筋23bが鉄筋嵌合凹部15の上側縁15bと大径凹入円弧部15cとの間に押し込まれ、取付け金具2が下側大径水平鉄筋23bに固定される。何れの場合も、図示のように天板部11が略水平姿勢の取付け金具2(鉄筋締結用ボルト21を含む)は、上側水平鉄筋22の上端レベルと略同一レベルにあって、打設コンクリート層24の所定の被り厚さを実質的に確保出来る。

0019

又、水平鉄筋ではなく垂直鉄筋に取付け金具2を取り付けなければならない場合もある。このときは、図2A及び図2Bに示すように、コンクリート打設空間内に配筋された垂直鉄筋25に対して取付け金具2を、第二貫通孔19を備えた側板部12aが鉄筋締結用ボルト21の上側で水平になる向きに横から嵌合させて、鉄筋締結用ボルト21を捩じ込み、当該垂直鉄筋25に水平横向きに取付け金具2を取り付ける。天端ポインター本体1は、その下端の支持用螺軸4を側板部12aの第二貫通孔19を経由させて側板部12bの第三貫通ネジ孔20に捩じ込んで、取付け金具2の側板部12aから上向きに起立させる。天端レベル表示用張出し部6の高さ調整は、先の実施例と同様に、天端ポインター本体1の全体を回転操作して、第三貫通ネジ孔20に対し支持用螺軸4を昇降移動させれば良い。又、コンクリート打設後は、先の実施例と同様に、天端ポインター本体1の棒状本体3を支持用螺軸4に対して強く引き抜けば良い。

0020

尚、図1A,図1B及び図2Bで明らかなように、取付け金具2を取り付ける鉄筋の太さにより、取付け金具2の鉄筋嵌合凹部15内に位置する当該鉄筋を鉄筋締結用ボルト21により押し込んだとき、当該鉄筋の太さによって、鉄筋嵌合凹部15内の小径凹入円弧部15a(図1A)、小径凹入円弧部15aと大径凹入円弧部15cとの間の角部と上側縁15b(図2B)、及び大径凹入円弧部15cと上側縁15b(図1B)に圧接することになる。

0021

本発明の天端ポインターは、鉄筋コンクリートで床版(スラブ)を築造する際に、打設するコンクリート層の表面、即ち、天端の仕上げレベルを表示するための有効な手段として活用出来る。

0022

1天端ポインター本体
2取付け金具
3 棒状本体
4 支持用螺軸
5引き抜き操作部
6天端レベル表示用張出し部
7連結孔
8リング
8a指掛け孔
9小径の軸部
10円形板
11天板部
12a,12b左右両側板部
12c切欠凹部
13底板部
13a折曲連結板部
13b突出片
14 前側斜め板部
15鉄筋嵌合凹部
15a小径凹入円弧部
15b 上側縁
15c 大径凹入円弧部
16 第一貫通ネジ孔
17 第一貫通孔
18 第二貫通ネジ孔
19 第二貫通孔
20 第三貫通ネジ孔
21 鉄筋締結用ボルト
22,23a,23b,25 鉄筋
24打設コンクリート層
24a 打設コンクリート層の表面

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