図面 (/)

技術 タップ又は減圧器の開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータ

出願人 ルクセンブルクパテントカンパニーエス.エー.
発明者 シール,パスカルムッツォ,ポールシュミッツ,ジャン-クロード
出願日 2016年10月5日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2018-515650
公開日 2018年12月6日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2018-536120
状態 未査定
技術分野 リフト弁 弁開度、開閉状態の表示
主要キーワード 調整チャンバ 作動ホイール 外側環状領域 加圧要素 傾斜スロット インジケータリング 作動スピンドル グランドリング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年12月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題・解決手段

本発明は、圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置の開放状態及び/又は閉鎖状態インジケータ(22)において、装置の本体の突出部(18)と回転可能に係合するためのスリーブ形状支持体(24)であって、該支持体から前記装置の長手方向軸に沿って作動スピンドル(20)が延びる、スリーブ形状の支持体(24)と、支持体(24)に沿って軸方向に摺動するインジケータスリーブ(26)と、湾曲状のプロファイルを伴う少なくとも1つのトラック(32)をその外周に備えてスピンドル(20)に固定されるべきロータ(28)と、支持体(24)の長手方向スロット(242)を貫いてインジケータスリーブ(26)から径方向に延びて少なくとも1つのトラック(32)と係合する少なくとも1つのトラック従動子(30)とを備えるインジケータ(22)に関する。

概要

背景

従来技術の公開特許文献である米国特許出願公開第2005/0139268号明細書は、位置インジケータを伴うガスシリンダ用のタップを開示する。位置インジケータは、タップ本体の円筒部とタップの作動ホイールとの間に装着される。位置インジケータは、本質的に、タップ本体の円筒部上で滑るスリーブ形状支持体と、支持体上の雄ネジ螺合する雌ネジを有するインジケータスリーブとを備える。また、インジケータスリーブは、タップの作動ホイールと回転可能に係合している。スリーブ形状の支持体は、インジケータスリーブによって覆われて露出され得る信号伝送端部を備える。タップの操作中、作動ホイールを回転させると、インジケータスリーブは、回転されるとともに、支持体との螺合により、上下に移動して、支持体の信号伝送端部の露出及び隠覆をそれぞれ行なうことができる。このインジケータは、その簡略さにより興味深い。しかしながら、インジケータは、欠点として、インジケータスリーブの位置が作動ホイールの回転角直線性を有している。言い換えると、限られた回転角度、例えば50°〜90°の角度だけ開放されるタップは、この時点で、タップが開放されるという明瞭な表示を示すのに対し、多くの用途においては、あたかもタップが完全に開放されたかのようにガスが流れる。

従来技術の公開特許文献である独国特許出願公開第10 2005 015 342号明細書は、弁のスピンドルの最後の操作の回転方向視覚インジケータを開示する。インジケータは、スリーブと回転可能に係合する回転リング傾斜スロットを有する移動伝達リング、及び、インジケータリングを備える。回転リングは、傾斜スロットに沿って摺動するピンに起因してスピンドルの回転時にインジケータリングが上方又は下方に移動するように移動伝達リングの傾斜スロット及びインジケータリングと係合するピンを備える。回転リングはスピンドルとだけ摩擦係合され、そのため、スピンドルは、ピンがスロットの端部にあるときに前記リングに対して回転できる。また、インジケータがその2つの端部位置のうちの一方に達するときにスピンドルを更に回転させることができることに留意すると、スロットは、それらがスピンドルの回転に応じてインジケータリングの急速な移動をもたらすようになっているため、恐らく略直線状である。

これらの2つの教示内容はいずれも、位置表示又は状態表示の急速な変化を可能にするとともに弁又はタップの幾つかの作動後に開放状態及び/又は閉鎖状態信頼できる表示を与える位置インジケータを提供しない。

概要

本発明は、圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置の開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータ(22)において、装置の本体の突出部(18)と回転可能に係合するためのスリーブ形状の支持体(24)であって、該支持体から前記装置の長手方向軸に沿って作動スピンドル(20)が延びる、スリーブ形状の支持体(24)と、支持体(24)に沿って軸方向に摺動するインジケータスリーブ(26)と、湾曲状のプロファイルを伴う少なくとも1つのトラック(32)をその外周に備えてスピンドル(20)に固定されるべきロータ(28)と、支持体(24)の長手方向スロット(242)を貫いてインジケータスリーブ(26)から径方向に延びて少なくとも1つのトラック(32)と係合する少なくとも1つのトラック従動子(30)とを備えるインジケータ(22)に関する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置(2)の開放状態及び/又は閉鎖状態インジケータ(22)であって、−前記装置(2)の本体(4)の突出部(18)と回転可能に係合するためのスリーブ形状支持体(24,24’)であって、該支持体から前記装置(2)の長手方向軸に沿って作動スピンドル(20)が延びる、スリーブ形状の支持体(24,24’)と、−前記支持体(24,24’)に沿って軸方向に摺動するインジケータスリーブ(26)と、−前記スピンドル(20)の回転を前記インジケータスリーブ(26)の並進に変換するための手段と、を備え、前記変換手段は、−湾曲状のプロファイルを伴う少なくとも1つのトラック(32)をその外周に備えて前記スピンドル(20)に固定されるロータ(28)と、−前記支持体(24,24’)の長手方向スロット(242,242’)を貫いて前記インジケータスリーブ(26)から径方向に延びるとともに前記少なくとも1つのトラック(32)と係合する少なくとも1つのトラック従動子(30)と、を備える、ことを特徴とするインジケータ。

請求項2

前記トラック(32)の湾曲状のプロファイルは、前記トラック(32)に沿って連続的に、略直線状の第1の部分(321)、S形状の第2の部分(322)、及び、略直線状の第3の部分(323)を備える請求項1に記載のインジケータ(22)。

請求項3

前記第2の部分(322)は、50°〜70°、好ましくは55°〜65°の角度領域にわたって延びる請求項2に記載のインジケータ(22)。

請求項4

前記第1の部分(321)は、20°〜60°、好ましくは30°〜50°の角度領域にわたって延び、前記第3の部分(323)は、200°よりも大きい角度領域にわたって延びる、或いは、逆もまた同様である請求項2又は請求項3に記載のインジケータ(22)。

請求項5

前記第1及び第3の部分(321,323)のうちの少なくとも一方のプロファイルは、前記長手方向軸に対して垂直な面内でほぼ延びる請求項2から4のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項6

前記第1及び第3の部分(321,323)は、前記長手方向軸に沿って少なくとも5mm、好ましくは少なくとも10mm、より好ましくは少なくとも15mm離間する請求項2から5のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項7

前記少なくとも1つのトラックがスロット(32)であり、前記少なくとも1つのトラック従動子がピン(30)であり、前記ピンが好ましくは前記インジケータスリーブ(26)に強固に取り付けられる請求項1から6のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項8

前記ロータ(28)は、前記スピンドル(20)の対応する部分(201)と回転可能に係合するために非円形部分(361)を有するキャビティ(282)を前記長手方向軸に沿って備え、前記部分(361,201)が好ましくは正方形である請求項1から7のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項9

前記ロータ(28)の前記非円形部分(361)がワッシャ(36)によって形成され、このワッシャ(36)は、該ワッシャ(36)を異なる角度位置で位置決めできるように前記ロータ(28)のキャビティ(282)と回転可能に係合する請求項8に記載のインジケータ(22)。

請求項10

前記ワッシャ(36)が外側輪郭(362)を有し、この外側輪郭は該輪郭に沿ってエッジを有し、前記ロータ(28)の前記キャビティ(282)は、異なる角度位置を可能にするためにエッジの数よりも多い数で対応する凹部を有する請求項9に記載のインジケータ(22)。

請求項11

前記支持体(24,24’)は、異なる角度位置で前記装置(2)の前記本体(4)の前記突出部(18)の輪郭エッジ(181)と回転可能に係合するための溝切り部(244,244’)を有する内面を備える請求項1から10のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項12

前記溝切り部(244,244’)が前記支持体(24,24’)の一端部(243,243’)に形成され、前記端部(243’)には、好ましくは、所定のレベルを超えるトルクが前記ロータに印加されるときに屈曲して前記突出部(18)の輪郭(181)のエッジを通り越すことができる脚を形成するようにスロットが長手方向に形成される請求項11に記載のインジケータ(22)。

請求項13

前記支持体(24,24’)が環状凹部(242,242’)を備え、該環状凹部内に前記インジケータスリーブ(26)を前記ロータ(28)の位置で隠すことができる請求項1から12のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項14

前記インジケータスリーブ(26)は、着色マーキング及び/又は証印マーキングを伴う外側円形面(262)を備える請求項1から13のいずれか一項に記載のインジケータ(22)。

請求項15

圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置(2)であって、−流体入口(6)、流体出口(8)、及び、前記入口(6)と前記出口(8)とを流体接続する通路(10)を有する本体(4)と、−流体の流れを制御するために前記通路(10)の座部(12)と協働する閉鎖部材(13)と、−前記本体(4)の突出部(18)に回転可能に装着され、前記閉鎖部材(13)の位置に影響を与えるように構成されるスピンドル(20)と、−前記スピンドル(20)に装着される作動ホイール(34)と、−前記装置(2)の開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータ(22)と、を備える装置(2)において、前記インジケータ(22)が請求項1から14のいずれか一項に記載のものであることを特徴とする装置(2)。

請求項16

前記本体(4)の前記突出部(18)は、前記インジケータ(22)の前記支持体(24,24’)と嵌まり合うエッジ付き輪郭(181)を備え、前記エッジ付き輪郭(181)は、好ましくは前記スピンドル(20)の周囲のグランドリング(18)によって形成される請求項15に記載の装置(2)。

請求項17

前記スピンドル(20)及び前記ホイール(34)は、前記装置(2)の閉鎖位置から前記装置(2)の完全開放位置まで所定の角度ストロークにわたって回転でき、前記インジケータ(22)が請求項2から6のいずれか一項に記載のものであり、前記トラック(32)の湾曲状のプロファイルのS形状の前記第2の部分(322)は、前記閉鎖位置又は前記完全開放位置を発端として角度ストロークの1/3に位置される請求項15又は請求項16に記載の装置(2)。

技術分野

0001

本発明は、圧縮ガスのような流体の流れを制御するための装置の分野に関する。これらの装置はタップ又は減圧器であってもよい。特に、本発明は、そのような装置の状態の表示に関する。

背景技術

0002

従来技術の公開特許文献である米国特許出願公開第2005/0139268号明細書は、位置インジケータを伴うガスシリンダ用のタップを開示する。位置インジケータは、タップ本体の円筒部とタップの作動ホイールとの間に装着される。位置インジケータは、本質的に、タップ本体の円筒部上で滑るスリーブ形状支持体と、支持体上の雄ネジ螺合する雌ネジを有するインジケータスリーブとを備える。また、インジケータスリーブは、タップの作動ホイールと回転可能に係合している。スリーブ形状の支持体は、インジケータスリーブによって覆われて露出され得る信号伝送端部を備える。タップの操作中、作動ホイールを回転させると、インジケータスリーブは、回転されるとともに、支持体との螺合により、上下に移動して、支持体の信号伝送端部の露出及び隠覆をそれぞれ行なうことができる。このインジケータは、その簡略さにより興味深い。しかしながら、インジケータは、欠点として、インジケータスリーブの位置が作動ホイールの回転角直線性を有している。言い換えると、限られた回転角度、例えば50°〜90°の角度だけ開放されるタップは、この時点で、タップが開放されるという明瞭な表示を示すのに対し、多くの用途においては、あたかもタップが完全に開放されたかのようにガスが流れる。

0003

従来技術の公開特許文献である独国特許出願公開第10 2005 015 342号明細書は、弁のスピンドルの最後の操作の回転方向視覚インジケータを開示する。インジケータは、スリーブと回転可能に係合する回転リング傾斜スロットを有する移動伝達リング、及び、インジケータリングを備える。回転リングは、傾斜スロットに沿って摺動するピンに起因してスピンドルの回転時にインジケータリングが上方又は下方に移動するように移動伝達リングの傾斜スロット及びインジケータリングと係合するピンを備える。回転リングはスピンドルとだけ摩擦係合され、そのため、スピンドルは、ピンがスロットの端部にあるときに前記リングに対して回転できる。また、インジケータがその2つの端部位置のうちの一方に達するときにスピンドルを更に回転させることができることに留意すると、スロットは、それらがスピンドルの回転に応じてインジケータリングの急速な移動をもたらすようになっているため、恐らく略直線状である。

0004

これらの2つの教示内容はいずれも、位置表示又は状態表示の急速な変化を可能にするとともに弁又はタップの幾つかの作動後に開放状態及び/又は閉鎖状態信頼できる表示を与える位置インジケータを提供しない。

先行技術

0005

米国特許出願公開第2005/0139268号明細書
独国特許出願公開第10 2005 015 342号明細書

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、技術的課題のために、従来技術、特に前述した従来技術の欠点のうちの少なくとも1つを克服しなければならない。特に、本発明は、技術的課題のために、圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置のための状態インジケータであって、前記装置を作動させるときに表示の急速な変化をもたらすとともに、幾つかの作動後に依然として信頼できる状態にある状態インジケータを提供しなければならない。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置の開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータにおいて、装置の本体の突出部と回転可能に係合するためのスリーブ形状の支持体であって、該支持体から前記装置の長手方向軸に沿って作動スピンドルが延びる、スリーブ形状の支持体と、支持体に沿って軸方向に摺動するインジケータスリーブと、スピンドルの回転をインジケータスリーブの並進に変換するための手段とを備え、変換手段が、湾曲状のプロファイルを伴う少なくとも1つのトラックをその外周に備えてスピンドルに固定されるべきロータと、支持体の長手方向スロットを貫いてインジケータスリーブから径方向に延びるとともに少なくとも1つのトラックと係合する少なくとも1つのトラック従動子とを備える、インジケータに関する。

0008

好ましい実施形態によれば、トラックの湾曲状のプロファイルは、前記トラックに沿って連続的に、略直線状の第1の部分、S形状の第2の部分、及び、略直線状の第3の部分を備える。

0009

好ましい実施形態によれば、第2の部分は、50°〜70°、好ましくは55°〜65°の角度領域にわたって延びる。

0010

好ましい実施形態によれば、第1の部分は、20°〜60°、好ましくは30°〜50°の角度領域にわたって延び、第3の部分は、200°よりも大きい角度領域にわたって延びる、或いは、逆もまた同様である。

0011

好ましい実施形態によれば、第1及び第3の部分のうちの少なくとも一方のプロファイルは、長手方向軸に対して垂直な面内でほぼ延びる。

0012

好ましい実施形態によれば、第1及び第3の部分は、長手方向軸に沿って少なくとも5mm、好ましくは少なくとも10mm、より好ましくは少なくとも15mm離間する。

0013

好ましい実施形態によれば、少なくとも1つのトラックがスロットであり、少なくとも1つのトラック従動子がピンであり、前記ピンが好ましくはインジケータスリーブに強固に取り付けられる。

0014

好ましい実施形態によれば、ロータは、スピンドルの対応する部分と回転可能に係合するために非円形である部分を有するキャビティを長手方向軸に沿って備え、前記部分が好ましくは正方形である。

0015

好ましい実施形態によれば、ロータの非円形部分がワッシャによって形成され、このワッシャは、該ワッシャを異なる角度位置で位置決めできるようにロータのキャビティと回転可能に係合する。

0016

好ましい実施形態によれば、ワッシャが外側輪郭を有し、この外側輪郭は該輪郭に沿ってエッジを有し、ロータのキャビティは、異なる角度位置を可能にするためにエッジの数よりも多い数で対応する凹部を有する。

0017

好ましい実施形態によれば、支持体は、異なる角度位置で装置の本体の突出部の輪郭エッジと回転可能に係合するための溝切り部を有する内面を備える。

0018

好ましい実施形態によれば、溝切り部が支持体の一端部に形成され、前記端部には、好ましくは、所定のレベルを超えるトルクがロータに印加されるときに屈曲して突出部の輪郭のエッジを通り越すことができる脚を形成するようにスロットが長手方向に形成される。

0019

好ましい実施形態によれば、支持体が環状凹部を備え、該環状凹部内にインジケータスリーブをロータの位置で隠すことができる。

0020

好ましい実施形態によれば、インジケータスリーブは、着色マーキング及び/又は証印マーキングを伴う外側円形面を備える。

0021

また、本発明は、圧縮ガスのためのタップ又は減圧器などの流体の流れを制御する装置であって、流体入口流体出口、及び、前記入口と前記出口とを流体接続する通路を伴う本体と、流体の流れを制御するために通路の座部協働する閉鎖部材と、本体の突出部に回転可能に装着され、閉鎖部材の位置に影響を与えるように構成されるスピンドルと、スピンドルに装着される作動ホイールと、装置の開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータとを備え、インジケータが本発明に係るものである、装置に関する。

0022

好ましい実施形態によれば、本体の突出部は、インジケータの支持体と嵌まり合うエッジ付き輪郭を備え、前記エッジ付き輪郭は、好ましくはスピンドルの周囲のグランドナットによって形成される。

0023

好ましい実施形態によれば、スピンドル及びホイールは、装置の閉鎖位置から前記装置の完全開放位置まで所定の角度ストロークにわたって回転でき、インジケータが請求項2から6のいずれか一項に記載のものであり、トラックの湾曲状のプロファイルのS形状の部分は、閉鎖位置又は完全開放位置を発端として角度ストロークの1/3に位置される。

発明の効果

0024

本発明は、特に、タップ、弁、又は、減圧器などの装置の状態の有用な信頼できる表示をそれが与えるという点において興味深い。表示は、装置の長手方向軸の周囲の任意の位置に位置付けられる作業者によって容易に見える。また、ロータ及び前記ロータ上のトラックの使用は、スピンドルの角度位置に対するインジケータスリーブの位置を制御するための大きな自由度を与える。また、インジケータを既存の形態の装置に容易に装着でき、場合により必要とされる唯一適合は、スピンドルを更に長くする必要があるかもしれないということである。また、インジケータを装置に装着されている状態で正確に角度調整できる。この正確な調整は、スピンドルとロータとを接続するワッシャのおかげにより、装置本体上の支持体のための幾つかの角度位置とスピンドルに対するロータの幾つかの角度位置との組み合わせによって与えられる。

図面の簡単な説明

0025

図1は、本発明に係る開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータを備えるガスシリンダ用のタップの断面図である。
図1のタップのインジケータの2つの異なる視野角に係る2つの分解図を含む。
作動ホイールを伴わない図1及び図2のインジケータの平面図である。
スピンドル及び作動ホイールを伴わない図1及び図2のインジケータの断面図である。
図4に示されるインジケータのV−V断面図である。
図1図5のインジケータのスリーブ形状の支持体の代替物の図である。
タップの閉鎖位置に対応する位置にある図1図3のインジケータの断面図である。
装置が部分的に開放位置にある図7に対応する。
装置が完全開放位置にある図7及び図8に対応する。

実施例

0026

図1は、本発明に係る開放状態及び/又は閉鎖状態のインジケータを備えるガスシリンダ用の遮断弁又はタップの断面図である。

0027

タップ2は、入口6、出口、及び、入口6と出口8とを流体接続する通路10を伴う本体4を備える。通路10内には、前記通路の周囲の座部12と、座部12と気密態様で協働するための閉鎖部材13とが設けられる。その目的のため、タップ2は、移動可能な閉鎖部材13に対して膜14を介して圧力を座部12へ向けて及ぼすように構成される加圧要素16を備える。そのような圧力が及ぼされると、膜14が変形し、閉鎖部材13は、座部12と接触して前記座部12を貫く通路を遮断するように移動することにより、通路及び流体流れを遮断する。

0028

タップ2は、膜14の外側環状領域を本体4の支持面押し付けて膜14に沿って通路10の気密を画定するグランドリング18を備える。

0029

加圧要素16は、接触ボールを介してスピンドル20により付勢される。スピンドル20はグランドリング18と螺合している。スピンドル20の回転時、スピンドルは、その長手方向軸に沿って上方又は下方に移動して、通路10の開放又は閉鎖のそれぞれを行なう。

0030

タップ2は、該タップの開放状態又は閉鎖状態のインジケータ22を備える。インジケータ22は、タップ2に装着固定されるスリーブ形状の支持体24を備える。また、インジケータは、長手方向軸に沿って摺動して支持体のキャビティ241内に隠れる又は前記キャビティから出現することができるインジケータスリーブ又はリング26も備える。また、インジケータ22は、支持体24内に収容されてスピンドル20に強固に取り付けられるロータ28も備える。少なくとも1つのピン30が、インジケータスリーブ26から径方向に延びて支持体24の長手方向スロットを貫き、ロータ28の外面に形成されるスロット32に係合する。ロータ28のスロット32は、長手方向で変化するプロファイルを有する。

0031

スピンドル20に強固に取り付けられる作動ホイール34を操作することによるスピンドル20の回転時、スロットの傾きとスピンドル及びロータの回転方向とに応じて、ロータ28は、回転してピン30を上方又は下方に移動させ、それにより、インジケータスリーブ26も上方又は下方に移動させる。

0032

図2図9に関連して、インジケータの開放状態及び/又は閉鎖状態について更に詳しく説明する。

0033

図2は、図1のタップのインジケータを、2つの異なる視野角に係る分解態様で示す。

0034

図2において明らかなように、スリーブ形状の支持体24は長手方向スロット242を備え、この長手方向スロットを通じてピン30が延びる。ピン30は、圧入締まり嵌めによってインジケータスリーブ26の対応する穴又は孔261内に挿入される。ピン30の内端は、ロータ28のスロット32に係合して、前記スロットにより形成されるトラックに沿って摺動できる。スロット32は、湾曲状のプロファイル又は少なくとも非直線状のプロファイルを伴ってロータ28の外面に沿って円形態様で延びる。

0035

図2の両方の図において明らかなように、ロータ28のスロット32は、略直線状である、より正確には長手方向軸に対して垂直な面内で延びる第1の部分321を備える。スロットは、S形状の第2の部分322と、略直線状である又は長手方向軸に対して垂直な面内にほぼ含まれる第3の部分323と備え、前記面は第1の部分321の面から離間している。第2の部分322は、互いに長手方向で離間する第1及び第3の部分321,323間に連続的で漸進的な接続をもたらすように構成される。

0036

ロータ28は、スピンドル20を受ける中心貫通穴281を備える。また、ロータはその上端にキャビティ282も備え、前記キャビティは、一連の角度のある凹部、例えば8個のそのような凹部を形成するように略星形状を成している。例えば正方形の内側部分361と外側正方形輪郭362とを有するワッシャ36がキャビティ282内に挿入され、この場合、輪郭362が前記キャビティの凹部と嵌め合い係合している。スピンドル20の正方形部分201がワッシャ36の正方形内側部分361と回転可能に係合する。

0037

また、作動ホイール34は、スピンドル20の正方形部分201と係合する正方形内側部分も備える(図1参照)。作動ホイール34、ワッシャ36、及び、ロータ28をスピンドル20に沿う安定した位置に固定するためにナット38がスピンドル20のネジ付き端部202に螺合される。スピンドルは、ロータ28が当接し得るリング203を備えることができる。

0038

スリーブ形状の支持体24は、スピンドル20上及び弁の本体の突出部上、例えばグランドリング18上で滑るように構成される。その目的のため、支持体24は、グランドリング18のエッジ付き輪郭181と回転可能に係合する波形部又は溝切り部244をその内面に有する端部243を備える。

0039

スピンドル20及びロータ28が回転すると、スロット32は、周方向静止したままとどまるピン30に沿って摺動する。スロットが長手方向で漸進的に変化するという事実に起因して、ピン30が長手方向スロット242に沿って移動し、それにより、インジケータスリーブ26が上方又は下方に移動する。

0040

図3は、作動ホイールを伴わない及びスピンドルを伴わない図1及び図2のインジケータの平面図である。我々は、そのエッジ付き外側輪郭362がロータ28の上端面のキャビティ282の輪郭の凹部と係合しているワッシャ36に気付くことができる。我々は、キャビティの内側輪郭がワッシャのための中間位置を与える8個の凹部を備えることに気付くことができる。

0041

図4は、スピンドル及び作動ホイールを伴わない図1及び図2のインジケータの断面図である。図5は、図4のインジケータのV−V断面図である。これらの図は、支持体24の端部243の内側の溝切り部又は波形部244とグランドリング18のエッジ付き輪郭181との間の係合を示す。

0042

図3に示されるようなロータ28に対するスピンドルの複数の角度位置決めと、グランドリング18に対する、すなわち、タップ本体に対する支持体24の複数の角度位置決めとの組み合わせは、ロータがインジケータの角度端部位置にあるときにロータと支持体との間に、多数の角度位置、すなわち、小さな増分をもたらす。それにより、これは、タップに対する又は流体の流れを制御する任意の他の装置に対するインジケータの都合の良い装着及び調整を可能にし、固有公差のばらつきに本質的に起因して、端部位置におけるスピンドルと本体との間の相対的な角度位置が1つの装置から同じ形態の他の装置まで様々なとなり得るのが分かる。

0043

図6は、図1図5のインジケータのスリーブ形状の支持体の代替版の図である。代替的なスリーブ形状の支持体24’は、その下端に、波形部又は溝切り部244’を支持する可撓性脚243’を形成する長手方向スロットを備える。この支持体24’は、それによって特定のレベルを上回るトルクを及ぼすときに支持体をグランドリングのエッジ付き輪郭の全体にわたって回転させることができるという点において有利である。これは、タップ又は装置を組み付けるときに、また、閉鎖位置が角度をもって移動してしまうようにタップを押し進めて閉鎖面を恒久的に変形させるときにも、特に有利となり得る。そのような場合、支持体は、可撓性脚がグランドリング18の輪郭のエッジ上にわたってスナップ係合する状態で新たな閉鎖位置に達するときに作動ホイール及びスピンドルと共に自動的に移動する。

0044

図7は、タップの閉鎖位置に対応する位置にある図1図3のインジケータの断面図である。その位置において、ピン30は、ロータ28のスロット32の第1の部分321(図2参照)に位置される。その位置では、ピン30が上側位置にあり、インジケータリング26も、例えばキャビティ241内に少なくとも部分的に隠される(図1,2,5参照)上側位置にある。好適には、ピン30は、その位置で、第1の部分321のスロットの端部から離間し、それにより、例えば流体のための通路を遮断する表面の嵌め合いに加えて、タップをより大きな角度を伴って閉鎖できる。

0045

図8は、装置が部分的に開放位置にある図7に対応する。我々は、ピン30がスロット32の第3の部分323に位置されることが分かり、このことは、作動ホイール34が(反時計回りに)回転される間、第1の部分321、S形状の第2の部分322、及び、最後に第3の部分323に沿ってピン30が連続的に案内されるようにロータ28及びスロット32が回転することを意味する。したがって、ピン30は、S形状の第2の部分322によって下方に案内され、それにより、インジケータスリーブ26を下方に移動させる。図8では、インジケータスリーブ26が支持体24のキャビティ241から離れ出てこの時点でタップ周囲の任意の場所から全体的に見えることが明らかである。インジケータリングの外面262には、タップが開放されることを示す着色マーキング及び/又は証印マーキングを設けることができ、そのマーキングは、そうでなければ、支持体24のキャビティ241内に隠される、すなわち、タップ周囲のどこかに位置される観察者にとって見えない。

0046

図8を更に参照すると、スロット32の第3の部分323が第1の部分及び第2の部分よりも大きな角度領域にわたって延びることが明らかである。確かに、第2の部分は、タップが開放している一方で作動ホイールを依然として完全開放位置まで更に回転させることができることを示すインジケータスリーブの端部位置に達するインジケータスリーブの急速な移動をもたらすためにピンを急速に案内する。

0047

図9は、装置が完全開放位置にある図7及び図8に対応する。図9において、作動ホイール34は、タップの最大開放に対応する端部角度位置に達してしまっている。ピン30は、スロット32の第3の部分323の端部に近い。図8においてロータ28の後側にあった第1及び第2の部分321,322は、図9ではロータの視認可能な前側に移動してしまっている。スロット32の第3の部分323は(長手方向軸に関して)一定の高さを示すため、インジケータスリーブ26は、図8の位置と図9の位置との間で移動してしまっていない。

0048

一般的に言えば、スロット32は、例えば流体の流れを制御する装置の角度ストロークの初めに又は終わりにインジケータスリーブの急速な動きをもたらすためにその長さに沿って一定でない傾斜を示すことが有利である。前述の実施形態において、急速な動きは、開放ストロークの初めに位置されるスロットのS形状の第2の部分によって達成される。しかしながら、例えばタップが完全に開放される必要がある用途に関しては、第2の部分を開放ストロークの終わりに位置させることができるのが分かる。したがって、第1及び第3の部分のうちの一方が前記第1及び第3の部分の他方よりも大きい角度領域にわたって延びることが有利である。

0049

更に一般的に言えば、第2の部分は、50°〜70°、好ましくは55°〜65°の角度領域にわたって延びることができる。第1の部分は、20°〜60°、好ましくは30°〜50°の角度領域にわたって延びることができ、また、第3の部分は、200°よりも大きい角度領域にわたって延びることができ、或いは、逆もまた同様である。また、スロットは、1回転よりも大きい、すなわち、360°よりも大きい角度にわたって延びることもできる。例えば、図9を参照すると、スロットの下端部、すなわち、すなわち、第3の部分は、より高い端部、すなわち、第1の部分321を超える角度にわたって延びることができ、それにより、これらの端部間に重なり合いがもたらされる。スロットの下端部が第2の部分322に達すると、そのときには、スロットが該スロットの幅よりも大きいピッチを示す必要がある。例えば、前述の実施形態において、第3の部分は、そのようなピッチに対応する僅かな傾斜を示すことができる。

0050

更に一般的に言えば、本発明のインジケータは、ガスシリンダ及び減圧器のためのタップのような、流体の流れを制御する様々な装置に適用され得る。減圧器は、通常、閉鎖部材の動きを制御するとともに前記閉鎖部材の下流側の調整チャンバを画定する可動要素、通常はピストンに作用する2つのスプリングを備える。これらの2つのスプリングは、通常、可動要素に両方向で作用する。スプリングのうちの第1のスプリングは通常は通路を閉じるようになっており、一方、第2のスプリングは、この効果に対抗して、流体が流れることができるようにする。これらの第1及び第2もスプリングのプレストレスは、通常は、回転ホイール又はノブによって解放され得る。そのようなホイール又はノブの状態を本発明のインジケータによって示すことができる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社ブイテックスの「 ゲートバルブの制御方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明は、ゲートバルブの状態を上位装置に伝達し、上位装置に対してゲートバルブを開閉させるための指令を調整させることを目的とする。【解決手段】ゲートバルブの制御方法は、上位装置からの開閉指令に基... 詳細

  • 株式会社デンソーの「 バルブ装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】ガス通路の全閉時におけるシール性を向上することの可能なバルブ装置を提供する。【解決手段】ハウジング10は、EGR通路6に連通するガス通路11を形成する。バルブ本体20は、ガス通路11内に設けら... 詳細

  • アスカ工業株式会社の「 ガスパージ機能付きバルブ」が 公開されました。( 2020/10/22)

    【課題】パージガスの導入を、ガスパージ管を使わずに行えるようにして流体通路用のバルブとガスパージ管を併設するときに生じる問題を解決した流体通路用のガスパージ機能付きバルブを提供する。【解決手段】弁本体... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ