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課題・解決手段
概要
背景
概要
練習補助具11は、ゴルフ等のボールを打つ人のスイングを支援する。練習は、第1腕カフス30と、少なくとも1つの脚カフス50と、少なくとも1つの弾性部材を有する中間コネクタ40とを備える。このようにして、少なくとも1つの弾性部材は、使用時に、プレイヤーの追従上腕又は肘より上方と、下部胴体前又は先行脚との間で延在し、使用時に、振り上げた肘のフォーメーションにおいて追従上腕UAの大筋を確保してダウンスイングを開始し、正しい動きのシーケンスを支援するように使用者を補助する。
目的
これらの各々が連続し、滑らかで単純で連続的に反復可能なストロークを提供する
効果
実績
- 技術文献被引用数
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- 牽制数
- 0件
この技術が所属する分野
請求項1
少なくとも1つの弾性部材を有する少なくとも1つの細長コネクタと、細長コネクタが、プレイヤーの追従上腕とプレイヤーの先行下部胴体又は脚との間に直接延在するように、細長コネクタをプレイヤーの追従腕の上腕又は肘と、プレイヤーの先行下部脚とに取り付け可能な取付手段と、を備え、少なくとも1つの弾性部材は、使用時に、プレイヤーの追従上腕とプレイヤーの下部胴体又は脚との間に直接的に弾性力を付与し、肘により正確な下方スイングを開始し前方スイングを始動させて腕が降ろされる間の前腕とゴルフクラブとのラグを維持し、プレイヤーの前方脚から追従上腕へかけての弾性力により、プレイヤーの肘が身体の近くを横切る軌道となるフォロースルーを実行させる、スイングの練習補助具。
請求項2
取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第1終端部を、プレイヤーの少なくとも一方の追従腕の上腕又は肘に連結する第1取付手段を備える請求項1に記載の練習補助具。
請求項3
練習補助具の使用時に使用者の上腕部を超えた肘屈曲部のすぐ上に位置する部分に対して、コネクタの終端を固定するためのアンカーを備え、アンカーは、その使用時に、肩を超えて振り上げたバックスイング位置からの下方スイングの初期段階で、プレイヤーの追従前腕を使用して肘による下方スイングの開始を補助する請求項1又は2に記載の練習補助具。
請求項4
請求項5
第1取付手段は、第1腕カフスと、第1腕カフスと一体的に取り付けられた又は一体化された第2腕カフスとを含み、第1腕カフスは、その使用時に、使用者の上腕の肘屈曲部のすぐ上で腕回りに延在し、第2腕カフスは、その使用時に、使用者の下腕の肘屈曲部のすぐ下で腕回りに延在して、コネクタにアンカーを安定化させ、プレイヤーの肘により下方スイングを開始し前方スイングを始動させて腕が降ろされる間の前腕とゴルフクラブとのラグを維持する請求項3に記載の練習補助具。
請求項6
コネクタは、その使用時に使用者の上腕の肘屈曲部のすぐ上に位置するように第1腕カフスに固定的に装着されている請求項5に記載の練習補助具。
請求項7
コネクタは、その使用時に弾性手段の終端に装着されるスライド装着具によって、使用者の上腕の肘屈曲部のすぐ上に位置するように第1腕カフスに移動可能に装着され、ゴルフスイング時に弾性力がプレイヤーの追従腕の上腕の大筋に加えられる一方で、弾性手段のねじりに抵抗してスライド装着具が移動することを許容し、使用者の生理、強度及び熟練度に応じて弾性手段の弾性力を変えられるように弾性手段を取り外したり交換したりすることを許容する、請求項5に記載の練習補助具。
請求項8
コネクタは、その使用時に使用者の上腕の肘屈曲部のすぐ上に位置するように、第1腕カフスのスライドレール上に装着されている請求項5に記載の練習補助具。
請求項9
コネクタは、その使用時に使用者の上腕の肘屈曲部のすぐ上に位置するように、第1腕カフスに取り外し可能に取り付けられている請求項5に記載の練習補助具。
請求項10
第1取付手段は、プレイヤーの追従肘に取り付け可能である請求項1〜9のいずれかに記載の練習補助具。
請求項11
取付け手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部をプレイヤーの腰部より下方の点であるアンカー点に配置し、スイングの頂点から下方への弾性作用を付与する第2取付手段を備える請求項1〜10のいずれかに記載の練習補助具。
請求項12
請求項13
第2取付手段は、コネクタの第2終端部を、プレイヤーの追従臀部又は膝に隣接する点に配置可能な請求項11に記載の練習補助具。
請求項14
第2取付手段は、コネクタの第2終端部を、プレイヤーの追従臀部又は膝よりも下方の点に配置可能な請求項11に記載の練習補助具。
請求項15
第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部が装着可能な衣料品を含む請求項11に記載の練習補助具。
請求項16
第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部が装着される脚バンドを含む請求項11に記載の練習補助具。
請求項17
第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部を、始めはプレイヤーの追従臀部より下方の点に配置し、第2終端部が、ゴルフスイングのフォロースルーの間にプレイヤーの先行臀部に向かって移動することを可能にする請求項1〜16のいずれかに記載の練習補助具。
請求項18
第2取付手段は、第2終端部が、概ね、プレイヤーの追従臀部より下方からプレイヤーの先行臀部より上方に向かう方向に移動することを可能にする請求項17に記載の練習補助具。
請求項19
第2取付手段は、第2終端部が、概ね上向きの角度で移動することを可能にする請求項17に記載の練習補助具。
請求項20
第2取付手段は、使用時に、概ね、プレイヤーの追従臀部からプレイヤーの先行臀部まで延びるレールと、レールに沿って移動可能なクリップとを備え、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部は、クリップに取り付けられている請求項17に記載の練習補助具。
請求項21
レールは、使用時に、概ね、プレイヤーの追従臀部より下方の点からプレイヤーの先行臀部より上方の点まで延びる請求項20に記載の練習補助具。
請求項22
第2取付手段は、使用時にレールをプレイヤーに取り付けるためのハーネスを備え、ハーネスは、レールの第1端部が取り付けられる大腿部バンドと、レールの第2終端部が取り付けられる腰バンドとを備える請求項20に記載の練習補助具。
請求項23
弾性部材は、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階において、プレイヤーが追従前腕への接触を感じる初期の接触弾性力を有することができる請求項1〜22のいずれかに記載の練習補助具。
請求項24
弾性部材は、追従前腕が追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階において、プレイヤーが追従前腕でゴルフスイングを開始することを補助できる強度の弾性力を付与する請求項1〜23のいずれかに記載の練習補助具。
請求項25
弾性部材は、追従前腕が追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階において、プレイヤーが追従前腕でゴルフスイングを開始することを補助できるよう調整可能な強度の弾性力を付与する請求項1〜24のいずれかに記載の練習補助具。
請求項26
請求項27
弾性部材は、使用時にレールをプレイヤーに装着するためのハーネスを備える第2取付手段を提供し、ハーネスは、大腿部バンドと、腰バンドと、大腿部バンドと腰バンドとの間に延在する連結バンドと、を備え、レールの第1終端部は連結バンドに取り付けられ、レールの第2終端部は腰バンドに取り付けられている請求項1〜26のいずれかに記載の練習補助具。
請求項28
第1終端部を連結バンドに取り付ける位置は、選択的に移動可能又は固定可能な位置である請求項27に記載の練習補助具。
請求項29
第2終端部を腰バンドに取り付ける位置は、選択的に移動可能又は固定可能な位置である請求項27に記載の練習補助具。
請求項30
連結バンドの長さが調節可能である請求項27に記載の練習補助具。
請求項31
少なくとも1つの弾性部材が可撓性伸縮部材を含む請求項1〜30のいずれかに記載の練習補助具。
請求項32
少なくとも1つの弾性部材の長さが調節可能である請求項1〜31のいずれかに記載の練習補助具。
請求項33
少なくとも1つの弾性部材の長さが交換可能である請求項1〜32のいずれかに記載の練習補助具。
請求項34
少なくとも1つの弾性部材の長さを調節して弾性力を変更可能である請求項1〜33のいずれかに記載の練習補助具。
請求項35
少なくとも1つの弾性部材の数を調節して弾性力を変更可能である請求項1〜34のいずれかに記載の練習補助具。
請求項36
少なくとも1つの弾性部材が引き延ばされる長さの範囲を調整して、使用者の生理に応じて弾性力を変更可能である請求項1〜35のいずれかに記載の練習補助具。
請求項37
少なくとも1つの弾性部材は、エラストマー材料を含む請求項1〜36のいずれかに記載の練習補助具。
請求項38
少なくとも1つの弾性部材は、ゴム管を含む請求項1〜37のいずれかに記載の練習補助具。
請求項39
第2取付手段は、練習補助具をゴルフスイング練習補助具として使用する際に、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部をゴルファーの追従膝に隣接する点に配置可能である、請求項1〜38のいずれかに記載の練習補助具。
請求項40
第2取付手段は、下部大腿部、膝、又は膝のすぐ下においてゴルファーの追従脚に取り付けられる脚バンドである請求項40に記載の練習補助具。
請求項41
肘支持具と、脚バンドと、肘支持具と脚バンドとの間に延在する弾性部材とを備え、肘支持具は、ゴルファーの追従肘に取り付け可能であり、脚バンドは、ゴルファーの追従膝に隣接する点に少なくとも1つの弾性部材の第2終端部を配置可能な第2取付手段により、下部大腿部、膝又は膝のすぐ下においてゴルファーの追従脚に取り付け可能である、ゴルフスイングの練習補助具。
請求項42
第2取付手段は、下部大腿部、膝又は膝のすぐ下においてゴルファーの追従脚に取り付けられる脚バンドである請求項41に記載の練習補助具。
請求項43
肘支持具と、脚バンドと、肘支持具と脚バンドとの間に延在する弾性部材とを備え、肘支持具は、ゴルファーの追従肘に取り付け可能であり、脚バンドは、下部大腿部、膝、又は膝のすぐ下においてゴルファーの先行脚に取り付け可能である、ゴルフスイングの練習補助具。
請求項44
肘支持具と脚バンドとの間の弾性部材の長さが調節可能である請求項41〜43のいずれか1項に記載の練習補助具。
請求項45
第1取付手段と第2取付手段との間の弾性部材の長さが調節可能である請求項41〜43のいずれか1項に記載の練習補助具。
請求項46
静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法であって、a)弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、b)練習補助具の第1カフスを、肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結し、機械補助具を人の追従後方脚に連結するステップと、c)細長い連結部材がプレイヤーの追従上腕と先行下部胴体又は先行脚との間に直接延在するように、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、d)人の追従後方腕と追従後方腕との間に細長い連結部材を取り付けるステップと、e)伸縮可能なバンドが伸張されるときに、そのバンドを伸張するステップと、を含み、少なくとも1つの弾性部材は、使用時に、プレイヤーの追従上腕とプレイヤーの下部胴体又は脚との間に直接的に弾性力を付与し、肘により正確な下方スイングを開始し前方スイングを始動させて腕が降ろされる間の前腕とゴルフクラブとのラグを維持し、プレイヤーの前方脚から追従上腕へかけての弾性力により、プレイヤーの肘が身体の近くを横切る軌道となるフォロースルーを提供する、方法。
請求項47
静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法であって、a)弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、b)練習補助具の第1カフスを、肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結するステップと、c)練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、d)静止位置で、支持脚から追従腕の肘屈曲部の上方まで自由に延在できるように測定及び調整し、人の追従後方腕と追従後方腕との間に細長い連結部材を取り付けるステップと、e)肘屈曲部が通常垂れ下がっている位置から上方に移動するときに弾性力がかかるように練習補助具を調整して、肘屈曲部が通常垂れ下がっている位置から上方に移動するときに伸張バンドが弾力的に伸張できるようにするステップと、f)使用者の体格や強さに合わせて弾性力を選択又は調整するステップと、を含み、少なくとも1つの弾性部材は、使用時に、プレイヤーの追従上腕とプレイヤーの下部胴体又は脚との間に直接的に弾性力を付与し、肘により正確な下方スイングを開始し前方スイングを始動させて腕が振り下ろされる間の前腕とゴルフクラブとのラグを維持し、プレイヤーの前方脚から追従上腕へかけての弾性力により、プレイヤーの肘が身体の近くを横切る軌道となるフォロースルーを提供する、方法。
請求項48
静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法であって、a)弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、b)練習補助具の第1カフスを肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結し、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結し、連結細長部材によって練習補助具を2つのカフの間に固定し、追従腕の肘屈曲部の上方に弾性力を付与するステップと、c)練習補助具によってバックスイングを開始させ、肘屈曲部が通常垂れ下がっている位置から上方に移動するときに伸張バンドが弾力的に伸張できるように弾性力をかけるステップと、d)先行腕、特にその肘屈曲部の上方の腕の大筋に弾性力をかけて、ダウンスイングを開始させ、軌道に導くステップと、e)前脚に固定された第2カフスから第1カフスにかけての弾性力によって軌道に沿ってフォロースルーを行い、肘を身体の近くに寄せるステップと、f)軌道に沿ってショットを完了するステップと、を含む方法。
技術分野
0002
本発明は、主としてゴルフスイングの練習に使用するために開発されており、この出願を参照して以下に説明される。しかし、本発明はこの特定の用途に限定されないことを理解されたい。
背景技術
0003
ボールを両手で打つスポーツゲームは多様である。しかしながら、特定のカテゴリーでは、人が実質的に打撃点にいて、その打撃点で地面に埋め込まれた又は置かれたボールを打つという点で特定可能かつ重要である。
発明が解決しようとする課題
0004
このカテゴリーのゲームでは、ボールが静止し、人が実質的に静止しているというカテゴリーを特定することが有益となる。このカテゴリーでは、スポーツゲームを進行させるために、スタンス及びスイングは、様々な時、そしておそらく様々な場所における多数の異なるスイングの繰り返しに亘って、反復可能かつ制御可能である必要があるという要素がある。これは、一般に、プレイヤーとボールが連続的に動いて静止スタンスでのボール打撃がないホッケーのようなボールスポーツと区別される点である。
0005
この静止したボールと静止したボール打撃者とのゲームのカテゴリーには、ゴルフが含まれ得る。このゲームでは、ゴルファーは両手で保持するクラブを使用し、クラブは、その遠位端におけるヘッド上の表面に打撃点がくるようにスイングされる。ゴルファーは、地面上のティーに置かれたボール又は地面上のボールを打撃するために、複雑で連続的な円弧でゴルフクラブを推進する必要がある。このスタンス及びスイングは、スポーツゲームを進行させるために、ゴルフコースに従って、様々な時かつ様々な場所における多数の異なるスイングの繰り返しに亘って、反復可能かつ制御可能である必要がある。
0006
これらの場合、クラブは、バックスイング位置である後方に移動し、次いで、ゴルファーの腕を使用して、クラブをその円弧に沿って推進する。スイングのタイミングは、要求される内容でボールの打撃力と精度とを強化することと共に重要である。したがって、使用者の腕及び上腕の筋肉は重要であり、プレイヤーの上体から得られる強さは、下体からの力と同様に重要である。
0007
様々な打撃の力及び強度が要求される場合には、プレイヤーが適応できなければならない。しかしながら、基礎は同じである。これが適切に行われなかった場合には、打撃がミスされ、タイミングがミスされ、そしてボールが失われさえする。これにより、有益な結果が得られない。
0008
プレイヤーがやりがちな基礎的な問題をいくつか下記に示す。
・誤ったスタンス
・誤った筋肉
・バックスイングにおけるクラブの誤った軌道
・前方スイングにおけるクラブの誤った軌道、
・クラブヘッドでのボールの狙いの誤り
0009
ゴルフスイングはスタンスを含むと考えることができ、そして、追従肩を超えてクラブが振り上げた位置へバックスイングを行い、その後、地面上のゴルフボールと接触するように、下方向の前方スイングに移行し、そして先行肩を超えてゴルフクラブをフォロースルーする。これらの各々が連続し、滑らかで単純で連続的に反復可能なストロークを提供することを目的とする。このゴルフスイングは、実質的に円形であると考えられるが、どちらかというと楕円形寄りである。ゴルフスイングの1つ若しくは2つの要素又は段階に集中することにより、全てのステップを通して自然な進行を可能にし、全体としてゴルフスイングを改善することができる。
0010
良いゴルフスイングの1つの要因は、肘により下方スイングを開始して前方スイングを始動して腕が振り下ろされる間、前腕とゴールクラブとのラグを維持することである。前腕が先行した場合には、ゴルフクラブのフェースは、ターンオーバーしやすくなり、直線的な振りができない可能性が高い。タイミング及び前腕のねじれにより、カットショット又はスライスショットが発生するかどうかが決まり、スイング方向に対して非直交となるボールの接触が、ボールを左又は右に回転させ、結果として湾曲したボール軌道となってしまう。
0011
別の要因は、ボールを打撃した後に正しいフォロースルーをすることである。
0012
1つの敗因は、「クリケットストローク」的なフォロースルーであり、前方に延びたゴルフストロークにより、フォロースルーが身体から離れてしまうものである。これは、身体範囲内で横切る連続的な回転の良好なゴルフスイングとは対照的であり、先行肩を超える安易なフォロースルーとなる。
0013
また、手及び前腕のテンションを最小にすることも望ましい。多くのゴルファーは、本能的に、ゴルフクラブをできるだけ握りしめ、前腕でゴルフクラブをスイングさせるようとするため、これを達成することは困難である。前腕におけるこのテンションにより、スイングが攻撃的に制御され、スムーズでリラックスした完璧なゴルフスイングアプローチではなく、クリケット打撃アプローチとなってしまう。
0014
ゴルフの練習補助具は、固定又は移動するボールを供給して連続的に練習する手段を提供することを目的としていることがわかる。これらのシステムのいずれも、ボールを打撃するためのプレイヤーの正しい動きの練習を可能にするものではない。
課題を解決するための手段
0015
以下のような克服すべき多くの課題が存在していることがわかる。
a)前腕をリラックスさせる必要性
b)腕に対してクラブを保持する手首のエネルギー及びスイングを正しくバランスさせる必要性
c)より大きな上腕筋肉を使う必要性
d)上体を正確に使用する必要性
e)正しい円弧で移動する必要性
f)一定のスイング平面上において正しい円弧でフォロースルーを行う必要性
g)円弧の進行タイミングを取る必要性
h)上体からの力及び下部体からの力を正しくバランスさせ、タイミングを取る必要性
i)正しい円弧で出る必要性
j)様々な力でショット又は打撃ができるよう適応する必要性
k)必要に応じて円弧を変更する必要性
l)新しい円弧に再調整する必要性。
0018
任意の先行技術の情報が本明細書で参照される場合、このような参考文献は、その情報が、オーストラリア国内又は他の任意の国内での当該技術分野における一般的な知識の一部を形成することを容認するものではないことが理解されるべきである。
0019
第1の態様によれば、本発明は、スイングの練習補助具を提供する。この練習補助具は、少なくとも1つの弾性部材を有する少なくとも1つの細長コネクタと、少なくとも1つの弾性部材が、プレイヤーの追従腕の上腕または肘と、プレイヤーの先行下部胴体又は脚との間に弾性力を付与するように、細長コネクタに取り付けられた取付手段と、を備える。
0020
本発明はまた、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法を提供する。この方法は、弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、練習補助具の第1カフスを、肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結し、機械補助具を人の追従後方脚に連結するステップと、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、人の追従後方腕と追従後方腕との間に細長い連結部材を取り付けるステップと、伸縮可能なバンドが伸張されるときに、そのバンドを伸張させるステップと、を含む。
0021
本発明は、少なくとも1つの弾性部材と、少なくとも1つの弾性部材を、プレイヤーの腕の上腕又は肘との少なくとも1つと、プレイヤーの臀部と膝との少なくともいずれか1つの隣りとの間に延在するように、プレイヤーに取り付ける取付手段とを備えるスイング練習補助具を提供する。
0022
有利には、プレイヤーは、筋肉記憶と抵抗を鍛えることができる。
0023
取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第1終端部をプレイヤーの少なくとも1つの腕の上腕又は肘に取り付ける第1取付手段を備えることが好ましい。
0024
好ましくは、第1取付手段は、プレイヤーの追従腕に取り付け可能である。
0025
好ましくは、第1取付手段は、プレイヤーの肘に取り付ける可能である。
0026
好ましくは、取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の終端部をプレイヤーの臀部と膝との少なくとも1つに隣接する点に配置する第2取付手段を備えている。
0027
最も好ましくは、第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部を、プレイヤーの先行脚の膝に隣接する点に配置可能である。
0028
好ましくは、第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部をプレイヤーの追従臀部に隣接する点に配置可能であってもよい。
0029
好ましくは、第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部をプレイヤーの追従臀部より下方の点に配置可能である。
0031
好ましくは、第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部を最初にプレイヤーの追従臀部に隣接する点に配置し、ゴルフスイングのフォロースルー段階の間、第2終端部が概ねプレイヤーの先行臀部に向かって移動できるようにする。
0032
好ましくは、第2取付手段は、第2終端部が、概ね、プレイヤーの追従臀部より下方の点からプレイヤーの先行臀部より上方の点に向かう方向に移動できるようにする。
0033
好ましくは、第2取付手段は、第2終端部が、ほぼ上向きの角度で移動できるようにする。
0034
好ましくは、第2取付手段は、使用時に概ねプレイヤーの追従臀部からプレイヤーの先行臀部まで延座するレールと、レールに沿って移動可能なクリップとを備えており、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部はクリップに取り付けられている。
0035
好ましくは、レールは、使用時に、概ねプレイヤーの追従臀部より下方の点からプレイヤーの先行臀部より上方の点まで延在している。
0036
好ましくは、第2取付手段は、使用時にレールをプレイヤーに取り付けるためのハーネスを備え、ハーネスは、レールの第1終端部が取り付けられる大腿部バンドと、レールの第2終端部が取り付けられる腰バンドとを備える。
0037
好ましくは、第2取付手段は、使用時にレールをプレイヤーに取り付けるためのハーネスを備え、ハーネスは、大腿部バンドと、腰バンドと、大腿部バンドと腰バンドとの間に延在する連結バンドとを備え、レールの第1終端部は連結バンドに取り付けられ、レールの第2終端部は腰バンドに取り付けられる。
0038
好ましくは、第1終端部を連結バンドに取り付ける位置は、選択的に移動可能又は固定可能な位置である。
0039
好ましくは、第2終端部を腰バンドに取り付ける位置は、選択的に移動可能又は固定可能な位置である。
0040
好ましくは、連結バンドの長さは、調節可能である。
0041
好ましくは、少なくとも1つの弾性部材が可撓性伸縮部材を含む。
0042
好ましくは、少なくとも1つの弾性部材の長さが調節可能である。
0043
好ましくは、少なくとも1つの弾性部材は、エラストマー材料を含む。
0044
好ましくは、少なくとも1つの弾性部材は、ゴム管を含む。
0045
別の実施形態では、第2取付手段は、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部ゴルファーの追従膝に隣接する点に配置可能である。
0046
好ましくは、第2取付手段は、下部大腿部、膝、又は膝のすぐ下においてゴルファーの追従脚に取り付けられる脚バンドである。
0047
別の態様では、本発明は、肘支持具と、脚バンドと、肘支持具と脚バンドとの間に延在する弾性部材とを備えるゴルフスイングの練習補助具を提供する。
0048
好ましくは、肘支持具は、ゴルファーの追従肘に取り付け可能である。
0049
好ましくは、脚バンドは、下部大腿部、膝、又は膝のすぐ下においてゴルファーの追従脚に取り付け可能である。
0050
好ましくは、肘支持具と脚バンドとの間の弾性部材の長さは調節可能である。
0051
また、本発明は、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法を提供する。この方法は、弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、練習補助具の第1カフスを、肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結し、機械補助具を人の追従後方脚に連結するステップと、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、人の追従後方腕と追従後方腕との間に細長い連結部材を取り付けるステップと、伸縮可能なバンドが伸張されるときに、そのバンドを伸張させるステップと、を含む。
0052
また、本発明は、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法を提供する。この方法は、弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、練習補助具の第1カフスを、肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結するステップと、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、静止位置で、支持脚から追従腕の肘屈曲部の上方まで自由に延在できるように測定及び調整し、人の追従後方腕と追従後方腕との間に細長い連結部材を取り付けるステップと、肘屈曲部が通常の垂れ下がっている位置から上方に移動するときに弾性力がかかるように練習補助具を調整して、肘屈曲部が通常の垂れ下がっている位置から上方に移動するときに伸張バンドが弾力的に伸張できるようにするステップと、使用者の体格や強さに合わせて弾性力を選択又は調整するステップと、を含む。
0053
また、本発明は、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法を提供する。この方法は、弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、練習補助具が2つの連結した細長部材の間に固定されて、追従腕の肘屈曲部の上方に弾性力を提供するように、練習補助具の第1カフスを肘の頂点の上方の大筋の周り又は隣りに連結し、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、練習補助具を用いてバックスイングを開始し、肘屈曲部が通常の垂れ下がっている位置から上方に移動するときに伸張バンドが弾力的に伸張できるように弾性力をかけるステップと、先行腕に、特にその肘屈曲部の上方の腕の大筋に弾性力をかけて、ダウンスイングを開始させ、軌道に導くステップと、軌道に沿ってフォロースルーを行い、ショットを完了するステップと、を含む。
0054
1つの形態では、本発明は、少なくとも1つの弾性部材と、少なくとも1つの弾性部材を、ゴルファーの追従上腕又は追従肘と、ゴルファーの下部胴体又は脚との間に延在するようにゴルファーに取り付けるための少なくとも1つの取付手段とを含むゴルフスイングの練習補助具を提供する。
0055
ゴルフスイングの練習補助具は、使用時には、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階において、プレイヤーの追従前腕を使用して肘により下方スイングを開始させることを補助し、実質的に容易に取り付けられて、以下のいずれかの1つ以上の利点を含む改善された効果とともに使用できる。
a)より容易に設計され、かつ、使用可能なゴルフスイング練習補助具を提供するための構造及び構築を含む組立ての改善
b)完全なゴルフスイングを補助するために、ゴルフスイングの特定の段階に焦点を置く改善
c)ゴルフスイングの型、タイミング、及び力を改善する段階的アプローチを提供するための調節性における改善。
0056
本発明の範囲内に入る他の形態もあるが、本発明の好ましい実施形態を例として示し、図面を参照しながら説明する。
図面の簡単な説明
0057
図1は、バックスイング位置からボールを打撃するためにクラブを出す中間ステージにおける、右利きのゴルファーに取り付けられた本発明の好ましい実施形態における使用時の練習補助具の模式図。
図2は、練習補助具の使用時に、使用者の追従腕と脚となる位置に固定して装着する固定版の本発明の好ましい実施形態の概略図。
図3は、図1及び2の練習補助具を追従腕と先行脚との間に延在するように右利きのゴルファーに使用した際を前視するA,B,C,D,E,F,G,Hの8つの経過の概略図。
図4は、図1及び2の練習補助具を追従腕と先行脚との間に延在するように右利きのゴルファーに使用した際の追従腕への効果を特に示すA,B,Cの3つの経過の概略図。
図5は、練習補助具が、どのように一貫してスイング平面SWP1からSWP2に進行する正確なバックスイングの設定に沿うように使用者に確実に影響を与えるかを示す、練習補助具を追従腕と先行脚との間に延在させて使用する使用者についての1,2,3,4の4つの概略図。
図6は、練習補助具が、どのように追従腕と追従脚との間に延在して、不正確なバックスイングの設定Bから、正確なバックスイングの設定Aに変更するように使用者に影響を与えるかを示す、練習補助具の使用者についての1,2の2つの概略図。
図7は、右利きのゴルファーの追従腕と追従脚との間に延在するように、図1又は2の練習補助具を使用者に使用した際のA,B,C,D,Eの5つの経過の概略図。
図8は、本発明の好ましい実施形態に係る練習補助具を右利きのゴルファーに取り付けた際の、バックスイングの初期段階のゴルファーの追従腕と追従脚との間に延在する一方で追従腕と先行脚との間に延在する方向に移動可能なスライド機構の模式図。
図9は、図8の練習補助具を使用したゴルファーのバックスイングの終了時付近を示す図。
図10は、図8の練習補助具を使用したゴルファーの前方へのスイングの中間段階付近のゴルファーを示す図。
図11は、図8の練習補助具を使用したゴルファーのフォロースルーの間を示す図。
図12は、本発明の実施形態における操作位置の同化と肘周辺の腕の連結とを示す図。
図13は、本発明の実施形態における操作位置の同化と肘周辺の腕の連結とを示す図。
図14は、本発明の好ましい実施形態に従って、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するために練習補助具を適用する方法の模式的なフローの概略図。
図15は、本発明の好ましい実施形態に従って、静止したスタンス位置からのボールを打撃するために練習補助具を使用する方法の模式的なフローの概略図。
実施例
0058
以下の説明において、異なる実施形態における同一又は同一の参照番号は、同一又は類似の特徴を表すことに留意すべきである。
0059
(固定版練習補助具)
図1及び図2は、本発明の好ましい実施形態による練習補助具11を示す。練習補助具11は、第1腕カフス30と、少なくとも1つのレッグカフス50と、少なくとも1つの弾性部材を有する中間コネクタ40とを含む。
0060
このようにして、中間コネクタ40が、プレイヤーの追従上腕もしくは肘上部と、プレイヤーの前方における下部胴体又は先行脚との間で延在する少なくとも1つの弾性部材を有するように、取付手段は練習補助具11をプレイヤーに取り付ける。
0061
この補助具の使用時には、使用者は、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置からの下方スイングにおける初期段階において、追従上腕UAを肘屈曲部EB1から肘屈曲部EB2に下方スイングすることを確実にする。
0062
図2は、本発明の好ましい実施形態による特定の練習補助具11を示す。練習補助具11は、上腕UAと、前腕FAの肘EBのいずれかの側とに適用される2つのカフス31,32で形成された肘支持具30を含む版である。2つのカフスの使用は、材料の回転による使用者の不快感を防止する点において、連続した単一の支持具よりも好ましい。
0063
練習補助具11の他端は、プレイヤーの膝より下方において前方脚周りに延在する別のカフスによって形成された脚バンド50である。弾性部材40は、肘支持具30と脚バンド50との間に延在している。肘支持具30、脚バンド50、及び弾性部材40は、上記の練習補助具11と同様に、類似の材料で形成されている。
0065
第1に、ゴルフスイングにおける使用者の追従腕の上腕UAの大筋に弾性力が付与されることを確実にする。
0066
第2に、弾性手段40のねじれに抵抗するための装着具のわずかな動きを可能にする。しかしながら、弾性手段40の終端をカフス31に固定することができる。
0068
同様に、脚カフス50は、同様の利点を有する、弾性手段の終端に装着されるスライド装着具55を備えていてもよい。しかしながら、弾性手段40の終端をカフス50に固定することができる。
0069
(追従腕と先行脚との間に延在させる使用)
使用時には、脚バンド50は、ゴルファーの追従脚の大腿部、膝、又は膝のすぐ下の周囲に取り付けられる。肘支持具30は、それから、ゴルファーの追従(右)肘104に取り付けられる。
0070
図1及び図3に示すように、バックスイング時には、弾性部材40は伸張され、ゴルファーの右肘104に向かう矢印60に示されるように、弾性部材40には概ね下向きの力が適用される。この概ね下向きの力60は、ゴルファー100を彼/彼女の前方の腕や手よりも寧ろ、彼/彼女の肩や上腕の大筋を使うことを開始させる。また、これは、ゴルファーに彼/彼女の前方の腕や手のテンションを低減することを強制する。
0071
前方スイング中に、概ね下向きの力60は、ゴルファーの右肘104を前腕及び手首に向かう所望の下方向に移動させることを強制し、使用者は再度、彼/彼女の前腕や手よりも寧ろ、彼/彼女の肩や上腕の筋肉を使うことを強制される。前腕や手におけるテンションの低減は概ね維持される。
0072
このように、練習補助具11は、簡単であるが効果的な補助具であり、ゴルファーが彼/彼女のゴルフスイングを練習するのを助ける。練習補助具を用いて、ゴルファーは、彼/彼女の肩や上腕の大筋を使うことを強制され、前腕や手の筋肉はリラックスされる。また、練習補助具によれば、単に弾力性部材がゴルファーの追従肘を追従臀部に引き下ろし、次いでボールに通過させることによって、ゴルファーの筋肉を鍛えることができる。
0073
図2に示すように、3つの重要な要素は、以下の通りである。
a)使用者の肘屈曲部EB又はその上方で腕にカフス31を装着するは効果的であり、前腕FAよりも上腕UAの大筋に弾性を付与することができる。
b)その弾性が最小弾性Sに対応する弛み位置Fから能動的に伸張された弾性位置Eとなるように弾性部材40の弾性を調整するという効果がある。
c)使用者の生理、強度、又は熟練度に応じて、弾性部材40の弾性力を調整できる。
0074
図2,3,4,5,12,13に示すように、3つの重要な結果的な動作は、以下の通りである。
a)肘EB又はそれより上方で腕に連結することにより、弾性部材40は、初めに、前腕FAの筋肉よりも、上腕UAの大筋に作用する。
b)肘屈曲部EBの角度は、EB1からEB2に示されるように、一定である。
c)スイングは、それから、SWP1からSWP2の間の平面に形成されたスイング平面SWPにおいて一定となる。
0075
図5に示されるように、練習補助具を使用して、弾力性により肘を臀部に向かって引っ張るようにし、スイング平面SPのスロットにクラブを引き入れることで、柔軟な(緊張していない)手/前腕でボールを打つ準備ができる。下方へのスイングにおいて、この順序が正確に遂行されると、クラブは、苦も無く頂点の振り上げたバックスイング位置からボールを打つ位置及びフォロースルーまで展開される。
0076
(追従腕と追従腕との間の連結)
図6及び図7に示すように、練習補助具の装置は、本発明の好ましい実施形態において右利きのゴルファーに取り付けられ、追従腕と追従脚との間に延在する。これは、本発明の利点の殆どを生じさせるが全てではないため、追従腕と先行脚との間に延在する練習補助具ほど好ましいものではない。
0077
(可変スライド版)
図8−11は、本発明の好ましい実施形態による練習補助具10を示す。これは、右利きのゴルファーに取り付けられた本発明の好ましい実施形態において、追従腕と追従脚との間に延在するが、延在方向において追従腕と先行脚との間で移動可能なスライド機構上の練習補助具の中間装置であると考えることができる。
0078
練習補助具10は、レール20と、レール20に沿って移動可能なスライドクリップ25と、肘支持具30と、スライドクリップ25との間に延在する弾性部材40と、レール20の所望の位置及び向きをゴルファーに維持するためのハーネス50とを備える。
0080
レール20は、追従終端21と先行終端22とを含む。レール20の所望の位置及び方向において、追従終端21は、ゴルファーの追従側臀部(右臀部)より下方に位置し、レール20は、ゴルファーの先行側臀部(左臀部)より上方に位置する先行終端22に向かって上向きの角度で延在する。
0081
ハーネス50は、レール20の所望の位置及び向きを維持し、腰バンド52と、大腿部バンド54と、腰バンド52から大腿部バンド54に向かって略下方に延びる連結バンド56とを備える。腰バンド52及び大腿部バンド54は、連結可能な座屈端部を有する紐材であり、その長さを所望のゴルファーに対するリラックス/締付に応じて調整できる。また、連結バンド56は、腰バンド52及び大腿部バンド54の一部に固定された紐材である。
0082
また、レール20は、紐材料から作ることができ、又は、プラスチック又はゴムのロッド/チューブを含む、剛性又は半硬質の材料から作ることができる。追従終端21は、腰部バンド52と大腿部バンド54との間で、連結バンド56に取り付けられる。先行終端22は、使用時にゴルファーの先行臀部に対して隣接する腰バンド52に取り付けられている。
0083
スライドクリップ25は、レール20に沿って移動可能である。この摺動可能/移動可能な動きは、スライドクリップ25とレール20との間の任意の好適な配置により可能である。スライドクリップ25は、単にレール20が通過するリングであってもよいし、レール20が溝構造を含み、スライドクリップ25がその溝構造に沿って摺動する雄型構造を含むものであってもよい。
0084
肘支持具30は、ゴルファーの追従肘、すなわち、右利きのゴルファーではゴルファーの右手側に取り付けることができる。肘支持具30は、フック及びループ(例えば、ベルクロ(登録商標))状の終端を有する紐材であってもよいし、肘の位置で腕を挿入できる筒状の支持具であってもよい。肘支持具30は、肘に強固に固定されるように弾性的に伸縮可能な材料により形成されており、調節可能な取付紐材を含んでいてもよい。
0085
弾性部材40は、肘支持具30からスライドレール25に延びている。本実施形態の弾性部材40は、伸縮性(エラストマー)のゴムチューブであってもよいし、他の伸縮性材料から形成されていてもよい。長さや弾性力等の強度を向上させることができるように、弾性部材30は、肘支持具30及びスライドレール25から取り外して、異なる伸縮性を有する別の弾性部材30に置き換え可能である。
0086
(可変スライド版と固定版との比較)
ゴルフスイング2つのセクションにおいて動作しようとする移動アンカー点を有する代わりに、スイングの頂点から下方への弾性力を付与するために少なくとも1つの弾性部材の第2終端部をゴルファーの腰より下方のアンカー点に配置する第2取付手段の単一の固定アンカーを有していてもよい。
0087
少なくとも1つの弾性部材の第2終端部を配置する第2取付手段は、ゴルファーの腰部、もしくは、ゴルファーの臀部又は膝の少なくとも一方の近傍又は下方にある点に配置する。好ましくは、少なくとも1つの弾性部材の第2終端部は、ゴルファーの追従臀部又は追従膝に隣接する点である。
0089
少なくとも1つの弾性部材をゴルファーに取り付けるための取付手段は、使用時に、少なくとも1つの弾性部材は、ゴルファーの追従上腕又は肘とゴルファーの下部胴体又は脚部との間で延在し、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方にスイングする初期段階における追従腕の使用を補助する。
0090
(使用方法)
ここで、練習補助具11の使用について説明する。この方法は、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための方法であって、以下のステップを含む。
a)弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、
b)練習補助具の第1カフスを、肘の頂点より上方の大筋の周り又は隣りに連結し、機械補助具を人の追従後方脚に連結するステップと、
c)練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、
d)人の追従後方腕と追従後方腕との間に細長い連結部材を取り付けるステップと、
e)伸縮可能なバンドが伸張されるときに、そのバンドを伸張させるステップ。
0091
オプションAの一般的な使用を要約すると、弾性部材は、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置からの下向きのスイングの第1段階を補助するものである。
0092
任意選択のオプションBは、スライドに沿って移動可能なアンカーを使用し、ボールに接触した後のフォロースルーが先行肩のフォローを超えるフォロースルースイング位置に向かうことを補助するものである。
0093
任意選択のオプションCは、第2コネクタを使用して、身体を横切って先行肩を超えるフォロースルー位置を通過するまでのフォロースルースイングを補助するものである。
0094
0095
(固定版の使用方法)
腰バンド52は、ゴルファー100の腰周りに取り付けられ、大腿部バンド54は、ゴルファーの追従(右)大腿部102の周りに取り付けられる。これは、連結バンド56をゴルファーの側面に沿って概ね下方に位置付ける。そして、肘支持具30は、ゴルファーの追従(右)肘104に取り付けられる。
0096
静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するための練習補助具11の使用方法は、下記とおり、練習補助具を提供し固定するステップを含む。
a)弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供するステップと、
b)練習補助具の第1カフスを、肘の頂点より上方の大筋の周り又は隣りに連結するステップと、
c)練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結するステップと、
d)練習補助具が2つの連結した細長部材の間に固定されて、追従腕の肘屈曲部より上方に弾性力を付与するようにするステップ。
0097
次に、図3の前視図A,B,C,D,E,F,G,Hの8つの経過に示すとおり、追従腕と先行脚との間に延在する練習補助具を使用して右利きのゴルファーが取り掛かるステップは、以下のとおりである。
a)練習補助具を用いてバックスイングを開始させ、肘屈曲部が通常の垂れ下がっている位置から上方に移動するときに弾性力をかけて伸張バンドが弾力的に伸張できるようにするステップと、
b)先行腕に、特にその肘屈曲部より上方の腕の大筋に弾性力をかけて、ダウンスイングを開始させ、軌道に導くステップと、
c)使用者の前方脚に固定された第2カフスから第1カフスにかけて使用者に作用する弾性力によって、肘を身体の近くに寄せるように、軌道のフォロースルーを行うステップと、
d)軌道に沿ってフォロースルーを行い、ショットを完了するステップ。
0098
(スライド版)
図8に示すように、バックスイングの初期段階において、スライドクリップ25は、レール20の追従端21にあり、弾性部材40によって連結バンド56に当接し、ゴルファーの右肘103が後方に移動する間、概ねそこに維持される。
0099
図9に示すように、バックスイングの最終段階付近では、弾性部材40は伸張され、矢印60に示されるように、弾性部材40は概ね下向きの力をゴルファーの右肘104に付与する。この概ね下向きの力60は、ゴルファー100を彼/彼女の前方の腕や手よりも寧ろ、彼/彼女の肩や上腕の大筋を使うことを開始させる。また、これは、ゴルファーに彼/彼女の前方の腕や手のテンションを低減することを強制する。
0100
図10に示すように、前方スイング中に、概ね下向きの力60は、ゴルファーの右肘104を前腕及び手首に向かう所望の下方向に移動させることを強制し、使用者は再度、彼/彼女の前腕や手よりも寧ろ、彼/彼女の肩や上腕の筋肉を使うことを強制される。前腕や手におけるテンションの低減は概ね維持される。
0101
図11に示すように、フォロースルーの間、スライドクリップ25は、レール20に沿って移動するため、ゴルファーの腕は、その動きに妨げられることがない。
0102
本発明の練習用補助具は、ゴルファーが彼/彼女のゴルフスイングを練習するのを助ける。練習補助具を用いて、ゴルファーは、彼/彼女の肩や上腕の大筋を使うことを強制され、前腕や手の筋肉はリラックスされる。また、練習補助具によれば、単に弾性部材がゴルファーの追従肘を追従臀部に引き下ろし、次いでボールに通過させることによって、ゴルファーの筋肉を鍛えることができる。ゴルファーは、練習補助具を使用して、選択された数の練習ボール(例えば、10〜100個)を打撃し、それからゴルファーが練習補助具を取り外して、より多くのボールを打てば、ゴルファーの全身がより緩和され、フォロースルーが改善されて完全にスイングできる。練習補助具を用いてゴルフボールを打撃しながら、ゴルファーは、彼/彼女の筋肉記憶及び抵抗の鍛錬を行うことができる。
0103
記載された実施形態に対して多数の変形が可能であることがわかる。例えば、弾性部材は、必要に応じて弾性力を変化させられるように、2つ又はそれ以上の弾性部材を含んでいてもよい。複数の弾性部材は、互いに巻回されていてもよいし、編組されていてもよい。また、弾性部材は、所望どおりに張力の低いもしくは張力の高い弾性部材に置き換えることができるように、取外し可能であってもよい。また、弾性部材の長さは、好みのとおりに調整可能であってもよく、例えば、肘支持具の取り付けは、弾性部材に応じて選択的に移動可能又は固定可能であってもよい。
0104
本発明の簡易な形態では、弾性部材は、大腿部バンドや腰バンドにのみ取り付けることができ、レールに沿って移動することができない。このような実施形態でも、練習に利益を提供することができる。他の可能な形態では、肘支持具は、ゴルファーの追従腕の上腕、もしくは、ゴルファーの先行腕の肘/上腕に取り付けてもよい。さらには、代替的に、1つの肘支持具をそれぞれの腕の一方に取り付けてもよい。
0105
別の可能な実施形態では、その位置において選択的に移動可能又は固定可能なクリップによって追従端を連結バンドに取り付けることにより、連結バンドに沿ったレールの追従端の位置は調整可能であってもよい。また、連結バンドの長さは、調整可能であってもよい。また、同様に、レールの先行端を腰バンドに取り付ける位置は、選択的に移動可能又は固定可能であってもよい。
0106
別の可能な実施形態では、レールは、連結バンドではなく、大腿部バンドに取り付けられていてもよい。別の可能な実施形態では、ハーネスは、先行脚用の第2大腿部バンドと、腰バンドから第2大腿部バンドまで延在する第2連結バンドと、を備えていてもよい。そして、レールは、2つの連結バンドの間に延在していてもよく、それらの間の取り付けは、好ましくは、その位置において選択的に移動可能又は固定可能であってもよい。
0107
(装着要件)
図2を参照すると、装着の多様性が示されており、図13を参照すると、静止するスタンス位置からボールを打つスキルの練習のために練習補助具を装着する際の多様性を引き受ける方法210が示されており、この方法は、弾性要素を有する細長部材40により2つのカフス30とカフス50との間を連結して練習補助具31を提供する最初のステップ211を含んでいる。
0108
ステップ212では、練習補助具の第1カフスを肘の頂点より上方の大筋の周り又は隣りに連結し、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結する。ステップ212においては、練習補助具は、静止位置において、使用者が提示する位置にいるときに最小の弾性力で延在できる長さである必要がある。しかしながら、ステップ213では、人の追従後方腕と追従後方腕との間に装着された連結細長部材が静止位置において支持脚から追従腕の肘屈曲部より上方まで自由に延在できるように測定及び調整できるように弾性力は調整される必要がある。この抵抗は、肘屈曲部が通常の垂れ下がった位置からバックスイング位置まで上方に移動するときに伸張バンドが弾力的に伸張できるようにするために、肘屈曲部が通常の垂れ下がっている位置から上方に移動するときに練習補助具が弾性力を付与するように調整されてもよい。
0109
さらに、ステップ214では、使用者の体格と強度とに合わせるために、弾性力を選択又は調整することができる。
0110
構成要素の特徴は、下記のものを含むことができる。
0111
0112
(可変弾力性)
1つの形態では、練習補助具は指導補助具であり、弾性部材は、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階において、ゴルファーが追従前腕への接触を感じる初期の接触弾性力を有していてもよい。
0113
このようにして、ゴルファーは、ゴルフスイングの動きを遂行し、バックスイングの頂点において、ゴルファーは、追従肘又は追従上腕に僅かな圧力を感じる。これは、物理的な効果を提供するのに十分ではないが、ゴルファーの注意を追従肘又は追従上腕に集中させ、ゴルファーがゴルフスイングの前方への動きを開始する領域に力を注ぐのに十分である。これは、ゴルファーが、前腕の緊張や先行のない正確なスイングを行うことを補助する。
0114
しかしながら、弾性部材は、追従前腕が追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階においてプレイヤーがゴルフスイングを開始させることを補助する強度の弾性力を付与することが好ましい。この弾性力の強度は、調整可能であり、追従肩を超えて振り上げたバックスイング位置から下方へスイングする初期段階においてプレイヤーがゴルフスイングを開始させることを補助する。正確なスイング経路を維持しつつプレイヤーの力を最大化し、バックスイングの初期段階においては前腕をリラックスさせるのに最適な弾性力を付与するために、弾性部材を増やしてもよい。
0115
このようにして、ゴルファーは、ゴルフスイングの動きを遂行し、バックスイングの頂点において、ゴルファーは、追従肘又は追従上腕に僅かな圧力を感じるだけでなく、能動的な下向きの力を感じる。これは、物理的な効果を提供するのに十分であり、ゴルファーがゴルフスイングの前方運動を開始するときに、ゴルファーの追従肘又は追従上腕を強制するのに十分である。これは、ゴルファーが、前腕の緊張や先行のない正確なスイングを行うことを補助する。しかしながら、この力は、ストロークの強度を高めるように調整されてもよい。
0116
実質的な利益は、前腕に不正確に力を入れて前腕にテンションをかけた結果、クリケットのバットでの打撃となるような、より攻撃的なストロークのアプローチの代わりに、下方へのスイングを開始する際の上腕のエネルギーと、力と、攻撃性とを制御して、正確なフルスイングにより、正確かつ完全なゴルフスイングモードにおいて効果的なパワーで打てるようにすることである。
0117
弾力性の変化は、下記のとおりであってもよい。
0118
0119
(使用)
図14を参照すると、静止したスタンス位置からボールを打つスキルを練習するために練習補助具を使用する方法220が示されている。
0120
ステップ221においては、弾性要素を有する細長部材によって連結された2つのカフスを有する練習補助具を提供する。
0121
ステップ222では、練習補助具が2つの連結した細長部材の間に固定されて、追従腕の肘屈曲部より上方に弾性力を付与するように、練習補助具の第1カフスを肘の頂点より上方の大筋の周り又は隣りに連結し、練習補助具の第2カフスを人の先行脚に連結する。
0122
練習補助具が連結されると、ステップ223に進み、肘屈曲部が通常の垂れ下がっている位置から上方に移動するときに練習補助具により弾性力を作用させて、伸張バンドが弾力的に伸張できるようにしながら、バックスイングに取り掛かる。この準備された振り上げたバックスイング位置から、使用者は、先行腕に、特にその肘屈曲部より上方の腕の大筋に弾性力をかけて、ダウンスイングを開始し、軌道に導くステップ224に取り掛かることができる。
0123
そして、プレイヤーは軌跡のフォロースルーをステップ225において行い、使用者に装着された第1カフスに掛かる、前方脚に固定された第2カフスからの弾性力により、肘を身体の近くに寄せて、軌道に沿ってフォロースルーを行い、ショットプレイを完了する。
0124
図3の前視図A,B,C,D,E,F,G,Hの8つの経過に示すとおり、使用者は右利きのゴルファーである。
0125
(解釈)
(実施形態)
本明細書全体を通して「一実施形態」又は「実施形態」に言及することは、本発明の少なくとも1つの実施形態には、実施形態に関連して説明された特徴、構造又は特性が含まれることを意味する。従って、この明細書全体を通して様々な場所で出現する「一実施形態では」又は「一実施形態では」という用語は、その全てが同じ実施形態に参照されている必要はないが、参照されていてもよい。さらには、特定の特徴、構造又は特性は、任意の適切なやり方で組み合わせられてもよく、当業者であれば、本開示に基づいて1つ又は複数の実施形態において明らかであろう。
0126
同様に、上述の本発明の例示的な実施形態の説明では、本発明の様々な特徴は、本発明をストリーミングし、1つ又は複数の本発明の態様の理解を助ける目的で、単一の実施形態、図、又は説明にグループ化されることがあることは理解されるべきである。しかしながら、この開示の方法は、請求項に記載された発明が、各請求項に明示的に記載されているよりも多くの特徴を必要とすることを意図しているものとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、本発明の態様は、上記に開示された単一の実施形態の全ての特徴よりも少ない。従って、特定の実施形態の詳細な説明に続く請求項は、ここに特定の実施形態の詳細な説明に明白に組み込まれ、各請求項は、この本発明の別の実施形態として、各自それぞれ独立している。
0127
さらに、当業者には理解されるように、本明細書で説明されるいくつかの実施形態は、他の実施形態に含まれるいくつかの他の特徴を含むが、異なる実施形態の特徴の組合せは、本発明の範囲内にあることを意味し、それにより異なる実施形態が形成されることは当業者であれば理解できる。例えば、以下の請求項においては、いずれの請求項に記載された実施形態についても、任意の組み合わせで使用することができる。
0128
(異なる対象物の実例)
本明細書で使用される場合、特に指定されない限り、順序を表す形容詞「第1」「第2」「第3」の使用は、共通の対象物を記述するために使用され、同じような対象物の異なる実例が参照されていることを示しているに過ぎず、そのように記述された対象物が所与のシーケンス内に、時間的に、空間的に、ランク的に、もしくは他の任意のやり方により、存在しなければならないことを意味することを意図するものではない。
0129
(特定詳細)
ここで提供される説明において、多数の特定の詳細が記載されている。しかし、本発明の実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施できることが理解されるべきである。他の例では、周知の方法、構造及び技術は、この説明の理解を不明瞭にするため、詳細には示されていない。
0130
(専門用語)
図面に示される本発明の好ましい実施形態を説明するに際しては、明確にするために特定の用語を用いて説明する。しかし、本発明が、そのように選択された特定の用語に限定されることを意図するものではない。各特定用語は、同様の技術的目的を達成するように同様に動作する全ての技術的等価物を含むことを理解すべきである。「前方」、「後方」、「半径方向」「垂直方向」「上方」「下方」のような用語は、参照ポイントを提供するための便宜上の単語として使用され、限定的な用語として解釈されるべきではない。
0131
(含有物及び組成物)
以下の請求項及び発明の前述の記載では、表現言語又は必要な含意のために文脈がそうでないことを要求することを除いて、「備える(comprise)」という用語、もしくは「備える(comprises)」「備えている(comprising)」等のその変形は、包括的な意味で使用される。すなわち記述された特徴の存在を特定するが、本発明の様々な実施形態におけるさらなる特徴の存在又は追加を排除するものではない。
0132
また、本明細書で使用される「含んでいる(including)」「それは含む(which includes)」「それは含む(that includes)」のいずれの用語も、オープンタームであり、少なくとも用語に従う要素/特徴を含み、他を排除するものではない。従って、これは、「含む」という用語の意味と同義である。
0133
(本発明の範囲)
上記に本発明の課題を解決するために好ましいと信じる実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の精神から逸脱することなく、他のさらに他の修正を行うことができることを理解すると思われるが、全てのそのような変更及び修正は、本発明の範囲に含まれることを主張したい。例えば、上記に与えられた任意の方式は、使用され得る手順の代表的なものに過ぎない。機能をブロック図から追加又は削除してもよく、機能ブロック間で操作を入れ替えてもよい。本発明の範囲内に記載された方法に、ステップを追加又は削除することができる。
0134
特定の実施例を参照して本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、多くの他の形態で実施することができることは、当業者には理解されるだろう。