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課題・解決手段

脈管内処置訓練デバイス、システム、及び方法が提供される。いくつかの例において、本方法は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに血管の第1の視覚的表現を出力するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定するステップと、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、第2の行動指針に関係するユーザー入力を受信するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、第1の行動指針と第2の行動指針とを比較するステップと、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第1の行動指針と第2の行動指針との比較を出力するステップとを有する。関係するデバイス及びシステムがさらに提供される。

概要

背景

[002] 疾患の手当て成功のレベル診断及び検証することにおける革新は、単なる外部像形成工程から、内部の診断工程を含むように進行してきた。現在、X線MRI、CTスキャン、単光子放射コンピュータ断層撮影SPECT:single−photon emission computed tomography)、蛍光透視法、及び脈管造影法などの従来の外部像技術に加えて、小さなセンサーが、現在、体内に直接配置される。例えば、カテーテル挿入処置のために使用されるカテーテル、又は案内ワイヤなどの可撓性長尺部材遠位端に配置された超小型センサーにより脈管閉塞及び他の脈管疾患を診断するための診断装置及び工程が開発されてきた。例えば、知られた医療センシング技術は、脈管内音波(IVUS:intravascular ultrasound)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS、forward looking IVUS)、冠血流予備量比FFR:fractional flow reserve)特定、Instant Wave−Free Ratio(商標)(iFR(登録商標))(瞬時血流予備量比)特定、冠血流予備能(CFR:coronary flow reserve)特定、光コヒーレンス断層撮影OCT:optical coherence tomography)、経食道心エコー検査、及び像支援治療を含む。

[003]手当てを必要とする閉塞した血管が特定されたとき、医療専門家は、脈管形成及び/又はステント留置術などの経皮冠動脈介入PCI:percutaneous coronary intervention)、並びに、冠動脈バイパス移植術(CABG:coronary artery bypass grafting)を含む様々な治療上の処置を検討する。臨床医は、従来、外部像形成、脈管内像形成、及び/又は脈管内生理学的測定のいくつかの組み合わせに依存して、治療的介入計画する。治療的介入を計画することは、例えば、位置決め、長さ、直径などのステントに関係する様々なパラメータを選択することを含み得る。収集されたデータが治療的介入を計画することに役立ち得る一方で、個々の臨床医の経験及び実務が工程の重要な部分であり続ける。

[004] したがって、適切な脈管内処置は、未熟者ユーザーのための適切な訓練及び練習を伴う。新米医師又は医学生などの未熟者ユーザーは、現在、経験者ユーザー模倣すること、及び、実際の患者での監督下の事例に参加することにより介入型処置を学習する。これらの経験は有益であるが、これらの経験は数が限られている。さらに、模倣及び監督下の事例は、上位の臨床医などの他者関与を必要とする。これらの状況は、どの程度で、及びどのくらいの頻度で未熟者ユーザーが経験を得るかを制限する。一部のユーザーは、血管をシミュレーションするために医療サービス提供者により購入され得る、又は借りられ得るシミュレーターアクセス可能である。これらのシミュレーターは、シミュレーションされた血管内における生理学的及び/又は像形成データを収集しながら、カテーテルなどの脈管内デバイス訓練生物理的に取り扱うことを可能にする。しかし、これらのシステムは物理的なデバイスに装着されるので、動きやすさに制限がある。さらに、このようなシステムは、未熟者ユーザーが治療のための計画を策定することなどにより収集されたデータを適用することを可能にしないか、又は、病巣がどこにあるか、及び、どこで測定しなければならないかを正確に特定することについてユーザーを教育しない。

概要

脈管内処置訓練のデバイス、システム、及び方法が提供される。いくつかの例において、本方法は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに血管の第1の視覚的表現を出力するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定するステップと、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、第2の行動指針に関係するユーザー入力を受信するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、第1の行動指針と第2の行動指針とを比較するステップと、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第1の行動指針と第2の行動指針との比較を出力するステップとを有する。関係するデバイス及びシステムがさらに提供される。

目的

[006] 本開示の実施形態は、診断上及び治療上の脈管内処置のための仮想的な対話型の教育環境を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

脈管内処置訓練の方法であって、コンピューティングデバイスから当該コンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに血管の第1の視覚的表現を出力するステップと、前記コンピューティングデバイスを使用して、前記血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定するステップと、前記コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、第2の行動指針に関係するユーザー入力を受信するステップと、前記コンピューティングデバイスを使用して、前記第1の行動指針と前記第2の行動指針とを比較するステップと、前記コンピューティングデバイスから前記ディスプレイに、前記第1の行動指針と前記第2の行動指針との比較を出力するステップと、を有する、方法。

請求項2

前記行動指針は、診断上の処置である、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記診断上の処置は、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ流れデータ像形成データ、疾患定量化データ仮想組織構造データ、又はコレジストレーションデータのうちの少なくとも1つを取得することを含む、請求項2に記載の方法。

請求項4

前記行動指針は治療上の処置である、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記治療上の処置は、脈管形成ステント留置術、又は冠動脈バイパス移植術(CABG)のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の方法。

請求項6

血管に関係する視覚的表現を表示するディスプレイデバイスと、血管に関係するユーザー入力を受信する入力デバイスと、前記ディスプレイデバイス及び前記入力デバイスと通信するコンピューティングデバイスと、を含み、前記コンピューティングデバイスは、血管の第1の視覚的表現をディスプレイに出力することと、前記血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定することと、前記入力デバイスから、第2の行動指針に関係するユーザー入力に基づく信号を受信することと、前記第1の行動指針と前記第2の行動指針とを比較することと、前記ディスプレイデバイスに、前記第1の行動指針と前記第2の行動指針との比較を出力することと、を行う、脈管内処置訓練システム

請求項7

前記行動指針は、診断上の処置である、請求項6に記載のシステム

請求項8

前記診断上の処置は、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、又はコレジストレーションデータのうちの少なくとも1つを取得することに関係する、請求項7に記載のシステム。

請求項9

前記行動指針は、治療上の処置である、請求項6に記載のシステム。

請求項10

前記治療上の処置は、脈管形成、ステント留置術、又は冠動脈バイパス移植術(CABG)のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載のシステム。

請求項11

脈管内処置をシミュレーションする方法であって、コンピューティングデバイスから当該コンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに、血管を表す第1のデータの視覚的表現を出力するステップと、前記コンピューティングデバイスを使用して、血管を表す第2のデータを決定するステップであって、前記第1のデータと前記第2のデータとが、血管のための第1の治療的介入を決定するために使用されることが可能である、ステップと、前記コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管を表す第3のデータを選択するユーザー入力を受信するステップと、前記コンピューティングデバイスを使用して、前記第2のデータと前記第3のデータとを比較するステップと、前記コンピューティングデバイスから前記ディスプレイデバイスに、前記第2のデータと前記第3のデータとの比較の視覚的表現を出力するステップと、を有する、方法。

請求項12

前記比較するステップは、前記第3のデータが前記第2のデータと同じであるか否かを判定するステップを有する、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記出力するステップは、前記第3のデータが前記第2のデータと同じであることを示す視覚的表現を提供するステップ、又は、前記第3のデータが前記第2のデータと異なることを示す視覚的表現を提供するステップのうちの少なくとも1つを有する、請求項12に記載の方法。

請求項14

前記コンピューティングデバイスから前記ディスプレイデバイスに、血管を表すデータタイプに関係する複数の選択肢を出力するステップをさらに有し、前記第3のデータを選択するユーザー入力を受信するステップが、データの前記複数の選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するステップを有する、請求項11に記載の方法。

請求項15

前記コンピューティングデバイスと通信する前記入力デバイスにおいて、血管を表す前記第1のデータを選択するユーザー入力を受信するステップをさらに有する、請求項11に記載の方法。

請求項16

前記第1のデータ、前記第2のデータ、又は前記第3のデータのうちの少なくとも1つが、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、及びコレジストレーションデータからなる群から選択される、請求項11に記載の方法。

請求項17

前記コンピューティングデバイスを使用して、前記第1のデータ、前記第2のデータ、又は前記第3のデータのうちの少なくとも1つに基づいて、血管のための前記第1の治療的介入を決定するステップをさらに有する、請求項11に記載の方法。

請求項18

前記コンピューティングデバイスと通信する前記入力デバイスにおいて、血管のための第2の治療的介入を選択するユーザー入力を受信するステップをさらに有する、請求項17に記載の方法。

請求項19

前記コンピューティングデバイスを使用して、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とを比較するステップと、前記コンピューティングデバイスから前記ディスプレイに、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入との比較の視覚的表現を出力するステップと、をさらに有する、請求項18に記載の方法。

請求項20

前記比較するステップは、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とが同じであるか否かを判定するステップを有し、前記出力するステップが、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とが同じであることを示す視覚的表現を提供するステップ、又は、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが異なることを示す視覚的表現を提供するステップ、のうちの少なくとも1つを有する、請求項19に記載の方法。

請求項21

前記コンピューティングデバイスから前記ディスプレイデバイスに、血管のための治療的介入の種類を表す複数のデータ選択肢を出力するステップをさらに有し、前記第2の治療的介入を選択するユーザー入力を受信するステップは、前記複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するステップを有する、請求項18に記載の方法。

請求項22

第1の治療的介入又は第2の治療的介入のうちの少なくとも1つは、脈管形成、ステント留置術、及び冠動脈バイパス移植術(CABG)からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。

請求項23

脈管内処置をシミュレーションするためのシステムであって、前記システムは、血管に関係する視覚的表現を表示するディスプレイデバイスと、血管に関係するユーザー入力を受信する入力デバイスと、前記ディスプレイデバイス及び前記入力デバイスと通信するコンピューティングデバイスとを含み、前記コンピューティングデバイスは、前記ディスプレイデバイスに、血管を表す第1のデータの視覚的表現を出力することと、血管を表す第2のデータを決定することであって、前記第1のデータと前記第2のデータとが血管のための第1の治療的介入を決定するために使用されることが可能な、決定することと、前記入力デバイスから、血管を表す第3のデータを選択するユーザー入力に基づく信号を受信することと、前記第2のデータと前記第3のデータとを比較することと、前記ディスプレイデバイスに、前記第2のデータと前記第3のデータとの比較の視覚的表現を出力することと、を行う、システム。

請求項24

前記コンピューティングデバイスは、前記第3のデータが前記第2のデータと同じであるか否かを判定することにより、前記第2のデータと前記第3のデータとを比較する、請求項23に記載の方法。

請求項25

前記コンピューティングデバイスは、前記第3のデータが前記第2のデータと同じであることを示す視覚的表現を提供すること、又は、前記第3のデータが前記第2のデータと異なることを示す視覚的表現を提供することのうちの少なくとも1つにより、比較の視覚的表現を出力する、請求項24に記載の方法。

請求項26

前記コンピューティングデバイスは、前記ディスプレイデバイスに、血管を表すデータタイプに関係する複数の選択肢を出力し、前記コンピューティングデバイスは、データの前記複数の選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信することにより、前記第3のデータを選択するユーザー入力を受信する、請求項23に記載の方法。

請求項27

前記コンピューティングデバイスはさらに、前記入力デバイスから、血管を表す前記第1のデータを選択するユーザー入力に基づく信号を受信する、請求項23に記載の方法。

請求項28

前記第1のデータ、前記第2のデータ、又は前記第3のデータのうちの少なくとも1つは、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、及びコレジストレーションデータからなる群から選択される、請求項23に記載の方法。

請求項29

前記コンピューティングデバイスはさらに、前記第1のデータ、前記第2のデータ、又は前記第3のデータのうちの少なくとも1つに基づいて、血管のための前記第1の治療的介入を決定する、請求項23に記載の方法。

請求項30

前記コンピューティングデバイスはさらに、前記入力デバイスから、血管のための第2の治療的介入を選択するユーザー入力に基づいて、信号を受信する、請求項29に記載の方法。

請求項31

前記コンピューティングデバイスはさらに、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とを比較するように、及び、前記ディスプレイデバイスに、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入との比較の視覚的表現を出力する、請求項30に記載の方法。

請求項32

前記コンピューティングデバイスは、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とが同じであるか否かを判定することにより、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とを比較し、前記コンピューティングデバイスは、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とが同じであることを示す視覚的表現を提供すること、又は、前記第1の治療的介入と前記第2の治療的介入とが異なることを示す視覚的表現を提供することのうちの少なくとも1つにより、比較の視覚的表現を出力する、請求項31に記載の方法。

請求項33

前記コンピューティングデバイスが、前記ディスプレイデバイスに、血管のための治療的介入の種類を表す複数のデータ選択肢を出力し、前記コンピューティングデバイスは、前記複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信することにより、前記第2の治療的介入を選択するユーザー入力に基づいて、信号を受信する、請求項30に記載の方法。

請求項34

前記第1の治療的介入又は前記第2の治療的介入のうちの少なくとも1つは、脈管形成、ステント留置術、及び冠動脈バイパス移植術(CABG)からなる群から選択される、請求項30に記載の方法。

請求項35

脈管内処置を評価する方法であって、コンピューティングデバイスから当該コンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに、血管を表すデータと、データに基づく血管のための治療的介入と、の視覚的表現を出力するステップと、前記コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、治療的介入を評価するユーザー入力を受信するステップと、前記コンピューティングデバイスを使用して、前記評価が適切であるか否かを判定するステップと、前記コンピューティングデバイスから前記ディスプレイデバイスに、前記評価が適切であるか否かの判定の視覚的表現を出力するステップと、を有する、方法。

請求項36

脈管内処置を評価するシステムであって、前記システムは、血管に関係する視覚的表現を表示するディスプレイデバイスと、血管に関係するユーザー入力を受信する入力デバイスと、前記ディスプレイデバイス及び前記入力デバイスと通信するコンピューティングデバイスと、を含み、前記コンピューティングデバイスは、前記ディスプレイデバイスに、血管を表すデータと、データに基づく血管のための治療的介入と、の視覚的表現を出力することと、前記入力デバイスから、治療的介入を評価するユーザー入力に基づく信号を受信することと、前記評価が適切であるか否かを判定することと、前記ディスプレイデバイスに、前記評価が適切であるか否かの判定の視覚的表現を出力することと、を行う、システム。

技術分野

0001

[001] 本開示は、概して、適切な治療的介入を決定するための患者の血管及び心臓についての判断に関する。例えば、本開示のいくつかの実施形態は、シミュレーションされた脈管内処置において、どのように診断データを取得するか、及び/又は、治療的介入を計画するかについてユーザー教育することに適する。

背景技術

0002

[002] 疾患の手当て成功のレベル診断及び検証することにおける革新は、単なる外部像形成工程から、内部の診断工程を含むように進行してきた。現在、X線MRI、CTスキャン、単光子放射コンピュータ断層撮影SPECT:single−photon emission computed tomography)、蛍光透視法、及び脈管造影法などの従来の外部像技術に加えて、小さなセンサーが、現在、体内に直接配置される。例えば、カテーテル挿入処置のために使用されるカテーテル、又は案内ワイヤなどの可撓性長尺部材遠位端に配置された超小型センサーにより脈管閉塞及び他の脈管疾患を診断するための診断装置及び工程が開発されてきた。例えば、知られた医療センシング技術は、脈管内超音波(IVUS:intravascular ultrasound)、フォワードルッキングIVUS(FL−IVUS、forward looking IVUS)、冠血流予備量比FFR:fractional flow reserve)特定、Instant Wave−Free Ratio(商標)(iFR(登録商標))(瞬時血流予備量比)特定、冠血流予備能(CFR:coronary flow reserve)特定、光コヒーレンス断層撮影OCT:optical coherence tomography)、経食道心エコー検査、及び像支援治療を含む。

0003

[003]手当てを必要とする閉塞した血管が特定されたとき、医療専門家は、脈管形成及び/又はステント留置術などの経皮冠動脈介入PCI:percutaneous coronary intervention)、並びに、冠動脈バイパス移植術(CABG:coronary artery bypass grafting)を含む様々な治療上の処置を検討する。臨床医は、従来、外部像形成、脈管内像形成、及び/又は脈管内生理学的測定のいくつかの組み合わせに依存して、治療的介入を計画する。治療的介入を計画することは、例えば、位置決め、長さ、直径などのステントに関係する様々なパラメータを選択することを含み得る。収集されたデータが治療的介入を計画することに役立ち得る一方で、個々の臨床医の経験及び実務が工程の重要な部分であり続ける。

0004

[004] したがって、適切な脈管内処置は、未熟者ユーザーのための適切な訓練及び練習を伴う。新米医師又は医学生などの未熟者ユーザーは、現在、経験者ユーザーを模倣すること、及び、実際の患者での監督下の事例に参加することにより介入型処置を学習する。これらの経験は有益であるが、これらの経験は数が限られている。さらに、模倣及び監督下の事例は、上位の臨床医などの他者関与を必要とする。これらの状況は、どの程度で、及びどのくらいの頻度で未熟者ユーザーが経験を得るかを制限する。一部のユーザーは、血管をシミュレーションするために医療サービス提供者により購入され得る、又は借りられ得るシミュレーターアクセス可能である。これらのシミュレーターは、シミュレーションされた血管内における生理学的及び/又は像形成データを収集しながら、カテーテルなどの脈管内デバイス訓練生物理的に取り扱うことを可能にする。しかし、これらのシステムは物理的なデバイスに装着されるので、動きやすさに制限がある。さらに、このようなシステムは、未熟者ユーザーが治療のための計画を策定することなどにより収集されたデータを適用することを可能にしないか、又は、病巣がどこにあるか、及び、どこで測定しなければならないかを正確に特定することについてユーザーを教育しない。

発明が解決しようとする課題

0005

[005] したがって、シミュレーションされた脈管内処置によりユーザーを訓練するための改善されたデバイス、システム、及び方法の必要性が依然存在する。

課題を解決するための手段

0006

[006] 本開示の実施形態は、診断上及び治療上の脈管内処置のための仮想的な対話型の教育環境を提供するように構成される。ユーザーは、例えば、以前の脈管内処置からの圧力、流れ、及び/又は像形成データを使用して、異なるタイプの脈管内データを収集する工程、及び/又は収集されたデータに基づいて治療的介入に関する決断を行う工程を体験する。未熟者ユーザーは、どういったタイプのデータを収集するか、どういった順序でデータが収集されるか、血管内のどこでデータが収集されるかなどを決定し得る。コンピューティングシステムは、ユーザーの選択についてフィードバックを提供し、適切な治療的介入を選択する際に補助となる選択を行うようにユーザーを導く。治療的介入が選択されると、ユーザーは、処置の様々なパラメータを選択し得る。同様に、コンピューティングシステムは、治療の種類及びパラメータに関するユーザーの選択についてフィードバックを提供して、効果的な介入を実施するようにユーザーを教育する。

0007

[007] 一実施形態において、脈管内処置訓練の方法が提供される。本方法は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに血管の第1の視覚的表現を出力するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定するステップと、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、第2の行動指針に関係するユーザー入力を受信するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、第1の行動指針と第2の行動指針とを比較するステップと、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第1の行動指針と第2の行動指針との比較を出力するステップとを有する。

0008

[008] いくつかの実施形態において、行動指針は、診断上の処置である。いくつかの実施形態において、診断上の処置は、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、又はコレジストレーションデータのうちの少なくとも1つを取得することを含む。いくつかの実施形態において、行動指針は治療上の処置である。いくつかの実施形態において、治療上の処置は、脈管形成、ステント留置術、又は冠動脈バイパス移植術(CABG)のうちの少なくとも1つを含む。

0009

[009] 一実施形態において、脈管内処置訓練システムが提供される。システムは、血管に関係する視覚的表現を表示するように構成されたディスプレイデバイスと、血管に関係するユーザー入力を受信するように構成された入力デバイスと、ディスプレイデバイス及び入力デバイスと通信するコンピューティングデバイスとを含み、コンピューティングデバイスが、血管の第1の視覚的表現をディスプレイに出力することと、血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定することと、入力デバイスから、第2の行動指針に関係するユーザー入力に基づく信号を受信することと、第1の行動指針と第2の行動指針とを比較することと、ディスプレイデバイスに、第1の行動指針と第2の行動指針との比較を出力することと、を行うように構成される。

0010

[0010] いくつかの実施形態において、行動指針は、診断上の処置である。いくつかの実施形態において、診断上の処置は、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、又はコレジストレーションデータのうちの少なくとも1つを取得することに関係する。いくつかの実施形態において、行動指針は、治療上の処置である。いくつかの実施形態において、治療上の処置は、脈管形成、ステント留置術、又は冠動脈バイパス移植術(CABG)のうちの少なくとも1つを含む。

0011

[0011] 一実施形態において、脈管内処置をシミュレーションする方法が提供される。本方法は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに、血管を表す第1のデータの視覚的表現を出力するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、血管を表す第2のデータを決定するステップであって、第1のデータと第2のデータとが、血管のための第1の治療的介入を決定するために使用されることが可能である、ステップと、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管を表す第3のデータを選択するユーザー入力を受信するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、第2のデータと第3のデータとを比較するステップと、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第2のデータと第3のデータとの比較の視覚的表現を出力するステップとを有する。

0012

[0012] いくつかの実施形態において、比較するステップは、第3のデータが第2のデータと同じであるか否かを判定するステップを有する。いくつかの実施形態において、出力するステップは、第3のデータが第2のデータと同じであることを示す視覚的表現を提供するステップ、又は、第3のデータが第2のデータと異なることを示す視覚的表現を提供するステップのうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態において、本方法は、コンピューティングデバイスからディスプレイデバイスに、血管を表すデータタイプに関係する複数の選択肢を出力するステップをさらに有し、第3のデータを選択するユーザー入力を受信するステップが、複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するステップを有する。いくつかの実施形態において、本方法は、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管を表す第1のデータを選択するユーザー入力を受信するステップをさらに有する。いくつかの実施形態において、第1のデータ、第2のデータ、又は第3のデータのうちの少なくとも1つが、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、及びコレジストレーションデータからなる群から選択される。いくつかの実施形態において、本方法は、コンピューティングデバイスを使用して、第1のデータ、第2のデータ、又は第3のデータのうちの少なくとも1つに基づいて、血管のための第1の治療的介入を決定するステップをさらに有する。いくつかの実施形態において、本方法は、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管のための第2の治療的介入を選択するユーザー入力を受信するステップをさらに有する。いくつかの実施形態において、本方法は、コンピューティングデバイスを使用して、第1の治療的介入と第2の治療的介入とを比較するステップと、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第1の治療的介入と第2の治療的介入との比較の視覚的表現を出力するステップとをさらに有する。いくつかの実施形態において、比較するステップは、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが同じであるか否かを判定するステップを有し、出力するステップが、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが同じであることを示す視覚的表現を提供するステップ、又は、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが異なることを示す視覚的表現を提供するステップのうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態において、本方法は、コンピューティングデバイスからディスプレイデバイスに、血管のための治療的介入の種類を表す複数のデータ選択肢を出力するステップをさらに有し、第2の治療的介入を選択するユーザー入力を受信するステップが、複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信するステップを有する。いくつかの実施形態において、第1の又は第2の介入のうちの少なくとも1つは、脈管形成、ステント留置術、及び冠動脈バイパス移植術(CABG)からなる群から選択される。

0013

[0013] 一実施形態において、脈管内処置をシミュレーションのためのシステムが提供される。システムは、血管に関係する視覚的表現を表示するように構成されたディスプレイデバイスと、血管に関係するユーザー入力を受信するように構成された入力デバイスと、ディスプレイデバイス及び入力デバイスと通信するコンピューティングデバイスとを含み、コンピューティングデバイスが、ディスプレイデバイスに、血管を表す第1のデータの視覚的表現を出力することと、血管を表す第2のデータを決定することであって、第1のデータと第2のデータとが血管のための第1の治療的介入を決定するために使用されることが可能な、決定することと、入力デバイスから、血管を表す第3のデータを選択するユーザー入力に基づく信号を受信することと、第2のデータと第3のデータとを比較することと、ディスプレイに、第2のデータと第3のデータとの比較の視覚的表現を出力することとを行うように構成される。

0014

[0014] いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスが、第3のデータが第2のデータと同じであるか否かを判定することにより、第2のものと第3のものとを比較するように構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、第3のデータが第2のデータと同じであることを示す視覚的表現を提供すること、又は、第3のデータが第2のデータと異なることを示す視覚的表現を提供することのうちの少なくとも1つにより、比較の視覚的表現を出力するように構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、ディスプレイデバイスに、血管を表すデータタイプに関係する複数の選択肢を出力するようにさらに構成され、コンピューティングデバイスが、複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信することにより、第3のデータを選択するユーザー入力を受信するように構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、入力デバイスから、血管を表す第1のデータを選択するユーザー入力に基づく信号を受信するようにさらに構成される。いくつかの実施形態において、第1のデータ、第2のデータ、又は第3のデータのうちの少なくとも1つが、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ、仮想組織構造データ、及びコレジストレーションデータからなる群から選択される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、第1のデータ、第2のデータ、又は第3のデータのうちの少なくとも1つに基づいて、血管のための第1の治療的介入を決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、入力デバイスから、血管のための第2の治療的介入を選択するユーザー入力に基づいて、信号を受信するようにさらに構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、第1の治療的介入と第2の治療的介入とを比較するように、及び、ディスプレイデバイスに、第1の治療的介入と第2の治療的介入との比較の視覚的表現を出力するようにさらに構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスは、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが同じであるか否かを判定することにより、第1の治療的介入と第2の治療的介入とを比較するように構成され、コンピューティングデバイスが、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが同じであることを示す視覚的表現を提供すること、又は、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが異なることを示す視覚的表現を提供することのうちの少なくとも1つにより、比較の視覚的表現を出力するように構成される。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイスが、ディスプレイデバイスに、血管のための治療的介入の種類を表す複数のデータ選択肢を出力するようにさらに構成され、コンピューティングデバイスが、複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信することにより、第2の治療的介入を選択するユーザー入力に基づいて、信号を受信するように構成される。いくつかの実施形態において、第1の又は第2の介入のうちの少なくとも1つが、脈管形成、ステント留置術、及び冠動脈バイパス移植術(CABG)からなる群から選択される。

0015

[0015] 一実施形態において、脈管内処置を評価する方法が提供される。本方法は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに、血管を表すデータとデータに基づく血管のための治療的介入との視覚的表現を出力するステップと、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、治療的介入を評価するユーザー入力を受信するステップと、コンピューティングデバイスを使用して、評価が適切であるか否かを判定するステップと、コンピューティングデバイスからディスプレイデバイスに、評価が適切であるか否かの判定の視覚的表現を出力するステップとを有する。

0016

[0016] 一実施形態において、脈管内処置を評価するシステムが提供される。システムは、血管に関係する視覚的表現を表示するように構成されたディスプレイデバイスと、血管に関係するユーザー入力を受信するように構成された入力デバイスと、ディスプレイデバイス及び入力デバイスと通信するコンピューティングデバイスとを含み、コンピューティングデバイスが、ディスプレイデバイスに、血管を表すデータとデータに基づく血管のための治療的介入との視覚的表現を出力することと、入力デバイスから、治療的介入を評価するユーザー入力に基づく信号を受信することと、評価が適切であるか否かを判定することと、ディスプレイデバイスに、評価が適切であるか否かの判定の視覚的表現を出力することとを行うように構成される。

0017

[0017] 本開示の追加的な態様、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなる。

0018

[0018] 本開示の例示的な実施形態は、添付図面を参照しながら説明される。

図面の簡単な説明

0019

[0019] 本開示の一実施形態に従ったシステムの図式的な概略図である。
[0020] 本開示の一実施形態に従った脈管内処置をシミュレーションする方法のフロー図である。
[0021] 本開示の一実施形態に従った脈管内処置を評価する方法のフロー図である。
[0022] 本開示の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0023] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0024] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0025] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0026] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0027] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0028] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0029] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0030] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。
[0031] 本開示の別の一実施形態に従った視覚表示の図である。

実施例

0020

[0032] 本開示の原理の理解を深めることを目的として、ここで、図面に描かれた実施形態が参照され、実施形態について説明するために特定の表現が使用される。それにもかかわらず、本開示の範囲を限定することが意図されないことが理解される。説明されるデバイス、システム、及び方法に対する任意の修正及びさらなる変更、並びに、本開示の原理の任意のさらなる用途が、本開示に関係する当業者が通常想起するように十分に想定され、本開示内に含まれる。特に、一実施形態に関連して説明される特徴、コンポーネント、及び/又はステップは、本開示の他の実施形態に関連して説明される特徴、コンポーネント、及び/又はステップと組み合わされることが十分に想定される。しかし、簡潔であるように、これらの組み合わせについて多く繰り返される事項は、個々に説明されない。

0021

[0033] 本明細書において説明されるシステム、デバイス、及び方法は、様々な種類の脈管内情報(例えば、圧力、流れ、像形成など)をどのように取得するか、及び、治療に関する決断を行うためにデータをどのように評価するかについて、仮想的な手法で未熟者ユーザーを訓練することに関する。訓練がオフラインの仮想的な手法で完結し得るので、本開示は、生きた患者が関わる事例を取り扱う準備をユーザーが整えるまで、ユーザーにとって安全な準備を可能にする。本発明は、シミュレーションされた手法で現在利用可能な個々のデータ要素(2D解剖学的構造、3−D解剖学的構造、FFR/iFR技術)をどのように使用するかを訓練生が学習して、現在の工程のように実際の患者に処置を実施する前に、訓練生の技量を最適化することをさらに可能にする。本明細書において説明される態様は、成果ベース及び習熟度ベース判断方法に向けた卒後医学教育認定評議会の目標をさらに実現しやすくする。医学におけるこのような方法の使用は、医療ミスに対する公衆の関心に後押しされて最近広まっている。

0022

[0034]図1を参照すると図中に、本開示の一実施形態に従ったシステム100が示される。システム100は、プロセッサ112とメモリ120とを含むコンピューティングデバイス110、ローカルシステム132及び遠隔システム134と通信するネットワーク130、ディスプレイデバイス140、及び入力デバイス150を含む。システム100は、どのデータを収集するか、どこでデータを収集するか、どの介入を実施するか、どこで介入を実施するかなどを含め、診断上及び/又は治療上の脈管内処置を実施するようにユーザーを教育、訓練、及び/又は別様に指導するように構成され得る。この点について、システム100は、患者の脈管構造又は脈管系に対する脈管内処置を実施するようにユーザーを教育するために使用される。教育は、流体の流れに対する狭窄、閉塞、又は他の閉鎖に対する臨床反応をどのように診断、評価、決定、計画、及び/又は変更するかを含み得る。例えば、臨床医は、システム100を使用して、心臓及び/又は1つ又は複数の冠動脈についての判断をシミュレーションし得る。システム100は、足、腎臓大動脈、脳などを含む様々な脳血管及び/又は末梢血管についての判断をシミュレーションするためにも使用され得る。システム100は、過去の処置からの実際のデータ又はシミュレーションデータなどの教育データアクセスするように構成される。システム100は、狭窄をどのように手当てするかについての情報を得た上での決断をユーザーが行うことを可能にするために収集されなければならない外部及び/又は脈管内データの順序及びタイプを決定するように構成される。システム100は、どの治療的介入が使用されなければならないかと、それらの介入の位置を決定するようにさらに構成される。システム100は、シミュレーションされた脈管内処置を通してユーザーを導くように、及び、ユーザーの臨床的な選択に応答して、フィードバックを提供するように構成される。

0023

[0035]コンピューティングデバイス110は、全体的に、本明細書において開示される処理及び分析技術を実施することに適した任意のデバイスを表す。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイス110は、プロセッサ112とメモリ120とを含む。コンピューティングデバイス110は、ランダムアクセスメモリ及び/又は有形かつ非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。コンピューティングデバイス110は、本明細書において説明されるシミュレーションされた脈管内処置を教育及び評価することに関係するステップを実行するようにプログラムされる。したがって、ユーザー入力を受信すること、データ処理すること、脈管内処置の推奨案を決定すること、推奨案、フィードバック、脈管内データなどを出力すること、及び/又は、本開示の他の処理又は制御態様に関する任意のステップは、コンピューティングデバイスによりアクセス可能な非一時的なコンピュータ可読媒体上又は非一時的なコンピュータ可読媒体内に記憶された対応する命令を使用してコンピューティングデバイスにより実施されることが理解される。

0024

[0036] いくつかの例において、コンピューティングデバイス110は、例えば、パーソナルコンピュータモバイルデバイスなどの独立型デバイスである。例えば、コンピューティングデバイス110、ディスプレイデバイス140、及び/又は入力デバイス150は、単一のデバイスに一体化され得る。このような実施形態において、本明細書において説明される教育及び評価方法は、容易にアクセス可能な、オフラインの、及び/又は移動可能な手法で有益に実施され得る。これは、未熟者ユーザーが、装着された物理的なデバイスにより動きやすさが制限されることなく、様々な状況において脈管内処置を練習することを可能にする。いくつかの例において、コンピューティングデバイス110は、コンソールデバイスである。いくつかの特定の例において、コンピューティングデバイス110は、各々がVolcano Corporationから入手可能なs5TM像形成システム又はs5i(登録商標)像形成システムと同様である。いくつかの例において、コンピューティングデバイス110は、ポータブル(例えば、手持ち式運搬カート上のものなど)である。いくつかの例において、本明細書において説明される1つ又は複数の処理ステップがベッドわき制御装置処理コンポーネントにより実施され得るように、コンピューティングデバイス110のすべて又は一部が、ベッドわきの制御装置として実現され得る。例示的なベッドわきの制御装置は、2014年9月11日に出願された「Bedside Controller for Assessment of Vessels and Associated Devices, Systems, and Methods」という名称の米国仮特許出願第62/049,265号において説明され、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。さらに、いくつかの例において、コンピューティングデバイス110が複数のコンピューティングデバイスを備えることが理解される。この点について、本開示の異なる処理及び/又は制御態様は、複数のコンピューティングデバイスを使用して、別々に又は既定グループ内で実現されることが特に理解される。複数のコンピューティングデバイスにわたる、後述の処理及び/又は制御態様の任意の分割及び/又は組み合わせが本開示の範囲に入る。

0025

[0037]メモリ120は、シミュレーションデータ122、ローカルデータ124、及び遠隔データ126などの、異なるタイプの脈管内データに関係する1つ又は複数のデータストア又はデータベースを含み得る。ローカル医療施設からの脈管内データは、ローカルデータ124内に記憶され得る。遠隔医療施設からの脈管内データは、遠隔データ126内に記憶され得る。ローカル又は遠隔医療施設からの脈管内データは、新しいユーザーを訓練する際に含まれるように選択された実際の患者データである。例えば、カテーテル検査室の主技術者が、既存のデータセットから(例えば、ローカル又は遠隔施設から)教育事例を集め得る。コンピューティングデバイス110及び/又は別のコンピューティングデバイスにより生成されたシミュレーションデータは、シミュレーションデータ122内に記憶され得る。いくつかの例において、シミュレーションデータは、実際のデータと同様であるが、他の実施形態において、シミュレーションデータは、実際の脈管内データの集合内に存在しない臨床状態を探索する。

0026

[0038]コンピューティングデバイス110は、1つ又は複数のタイプのデータを使用して、シミュレーションされた診断上及び/又は治療上の処置を通してユーザーを導く。全体的に、記憶されたデータは、脈管内診断情報を含む。例えば、記憶されたデータは、例えば、圧力に関係する値、流れに関係する値、温度に関係する値などの生理学的測定値を含み得る。圧力に関係する値は、FFR(例えば、血管の少なくとも1つの狭窄にわたるものを含む第2の機器に対して第1の機器が血管を通って動かされるときに計算された圧力比の値)、Pd/Pa(例えば、病巣の近位における圧力に対する病巣の遠位における圧力の比)、iFR(例えば、血管の少なくとも1つの狭窄にわたるものを含む第2の機器に対して第1の機器が血管を通って動かされるときに、距離に対する診断ウィンドウを使用して計算された圧力比の値)などを含み得る。流れに関係する値は、冠血流予備能すなわちCFR(例えば、正常安静ボリュームを上回る冠動脈を通る血流最大上昇量)、基礎狭窄抵抗指数BSR:basal stenosis resistance)、などを含み得る。記憶されたデータは、例えば、X線、MRI、CTスキャン、単光子放射型コンピュータ断層撮影(SPECT)、蛍光透視法、脈管造影法などの外部像形成データをさらに含み得る。記憶されたデータは、IVUS、FL−IVUS、OCT、熱、及び/又は他の像形成技術などの脈管内像形成データを追加的に含み得る。像形成データは、心臓、血管、及び/又は他の解剖学的構造の二次元及び/又は三次元像の形態で可視化され得る。

0027

[0039] 記憶されたデータは、生理学的測定値及び/又は像形成データに基づく脈管内情報をさらに含み得る。例えば、記憶されたデータは、生理学的測定値及び/又は像形成データが患者の脈管構造を使用して位置と相関又はコレジスタされたコレジストレーション情報を含み得る。空間コレジストレーションは、「VASCULARIMAGE CO−REGISTRATION」という名称の米国特許第7,930,014号明細書に開示され、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。診断情報及び/又はデータは血管像と相関され、2012年12月31日に出願された「SPATIAL CORRELATION OF INTRAVASCULAR IMAGESAND PHYSIOLOGICALFEATURES」という名称の米国仮特許出願第61/747,480号において説明される技術と同様の技術を使用してコレジスタされ得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態において、コレジストレーション及び/又は相関は、2013年7月19日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR ASSESSMENT OFVESSELS」という名称の米国仮特許出願第61/856,509号において説明されるように遂行され得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態において、診断情報及び/又はデータは、2012年12月31日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR ASSESSMENT OF VESSELS」という名称の米国特許出願第14/144,280号において説明される技術と同様の技術を使用して血管像と相関され、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態において、コレジストレーション及び/又は相関は、2013年7月19日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR ASSESSMENT OF VESSELS」という名称の米国仮特許出願第61/856,509号において説明されるように遂行され得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。他の実施形態において、コレジストレーション及び/又は相関は、2011年7月28日に出願された「CO−USE OF ENDOLUMINALDATA AND EXTRALUMINAL IMAGING」という名称の国際特許出願第PCT/IL2011/000612号において説明されるように遂行され得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。さらに、いくつかの実施形態において、コレジストレーション及び/又は相関は、2009年11月18日に出願された「IMAGE PROCESSING AND TOOL ACTUATION FORMEDICAL PROCEDURES」という名称の、国際特許出願第PCT/IL2009/001089号において説明されるように遂行され得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。さらに、他の実施形態において、コレジストレーション及び/又は相関は、2008年3月10日に出願された「IMAGING FOR USE WITH MOVING ORGANS」という名称の米国特許出願第12/075,244号において説明されるように遂行され得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0028

[0040] 記憶されたデータは、例えば、組織の形態、プラーク構造、プラーク構成物など診断情報を処理することによる結果をさらに含み得る。診断上及び治療上の用途の両方において組織及び組織型を認識する方法及びシステムは、例えば、2014年3月13日に出願された「PARALLELIZED TREE−BASED PATTERN RECOGNITION FOR TISSUECHARACTERIZATION」という米国特許出願第14/209,915号、「VASCULARPLAQUE CHARACTERIZATION」という名称の米国特許第6,200,268号、「INTRAVASCULAR ULTRASONIC ANALYSIS USING ACTIVECONTOUR METHODAND SYSTEM」という名称の米国特許第6,381,350号、「SYSTEM AND METHOD OF CHARACTERIZING VASCULAR TISSUE」という名称の米国特許第7,074,188号、「NON−INVASIVE TISSUE CHARACTERIZATION SYSTEM AND METHOD」という名称の米国特許第7,175,597号、「SYSTEM AND METHOD FOR VASCULAR BORDER DETECTION」という名称の米国特許第7,215,802号、「SYSTEM AND METHOD FOR IDENTIFYING A VASCULAR BORDER」という名称の米国特許第7,359,554号、「AUTOMATEDLESION ANALYSIS BASED UPONAUTOMATIC PLAQUE CHARACTERIZATIONACCORDING TO A CLASSIFICATION CRITERION」という名称の米国特許第7,627,156号、及び、「APPARATUS AND METHOD FOR USE OFRFICATHETER INTELLIGENCE」という名称の米国特許第7,988,633号において説明され、これらの出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0029

[0041]コンピューティングデバイス110は、1つ又は複数のソフトウェアモジュール114及び116を含み得る。ソフトウェアモジュールは、本明細書において説明される機能を実施することに関係するコンピュータにより実行可能な命令を含み得る。コンピュータにより実行可能な命令は、メモリ120に記憶されたデータにアクセスすること、及び、メモリ120に記憶されたデータを処理することなどにより、プロセッサにより実施され得る。推奨モジュール114は、記憶された脈管内データに基づいて、ユーザーに対する診断上及び治療上の推奨案を生成するための、及び、推奨案に関係する表示データを生成及び出力するためのコンピュータ命令を含む。例えば、記憶されたデータタイプのうちの1つ又は複数を使用して、推奨モジュール114は、どの追加的なタイプの脈管内データを収集するか、どこで脈管内データが収集されなければならないか、どの治療的介入が行われるか、介入に関係する1つ又は複数のパラメータ、どこに治療が導かれなければならないかなどを提案し得る。診断上及び/又は治療上の推奨案の決定は、例えば、2014年11月14日に出願された「PERCUTANEOUS CORONARY INTERVENTION (PCI)PLANNING INTERFACE AND ASSOCIATED DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS」という名称の米国仮特許出願第62/080,023号、2014年12月8日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FORVESSEL ASSESSMENT AND INTERVENTION RECOMMENDATION」という名称の米国仮特許出願第62/089,039号、2014年12月8日に出願された「BEDSIDE INTERFACE FOR PERCUTANEOUS CORONARY INTERVENTION PLANNING」という名称の米国仮特許出願第62/089,051号、2014年12月8日に出願された「PATIENT EDUCATION FOR PERCUTANEOUS CORONARY INTERVENTION TREATMENTS」という名称の米国仮特許出願第62/089,062号、2014年12月10日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR IN−STENT RESTENOSIS PREDICTION」という名称の米国仮特許出願第62/090,251号、2014年11月14日に出願された「PERCUTANEOUS CORONARY INTERVENTION (PCI) PLANNING INTERFACE WITH PRESSURE DATA AND VESSEL DATA AND ASSOCIATED DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS」という名称の米国仮特許出願第62/080,045号、2014年12月8日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR DETECTING ANOMALOUS CARDIACWAVEFORMS AND MAKING PHYSIOLOGICMEASUREMENTCALCULATIONS」という名称の米国仮特許出願第62/089,073号、2014年12月8日に出願された「DIAGNOSTIC ANDIMAGING DIRECTION BASED ON ANATOMICAL AND/OR PHYSIOLOGICAL PARAMETERS」という名称の米国仮特許出願第62/089,080号、2014年12月8日に出願された「AUTOMATED IDENTIFICATION AND CLASSIFICATION OF INTRAVASCULARLESIONS」という名称の米国仮特許出願第62/089,090号、2014年12月8日に出願された「INTERACTIVE PHYSIOLOGIC DATA AND INTRAVASCULAR IMAGING DATA AND ASSOCIATED DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS」という名称の米国仮特許出願第62/089,119号、2014年12月8日に出願された「INTERACTIVE CARDIAC TEST DATA AND ASSOCIATED DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS」という名称の米国仮特許出願第62/089,125号、2013年10月25日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR VESSEL ASSESSMENT」という名称の米国仮特許出願第61/895,909号、及び2014年2月20日に出願された「DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS AND ASSOCIATED DISPLAYSCREENS FOR ASSESSMENT OF VESSELS」という名称の米国仮特許出願第61/942,338号において説明され、これらの出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0030

[0042]教育モジュール114は、記憶された脈管内データに基づいて、対話型のシミュレーションされた脈管内処置を利用しやすくするための、及び、関係する表示データを生成及び出力するためのコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令は、どのデータを集めるか、どこでデータを収集するか、どのように採点するかについてのユーザーの選択を採点するように動作可能なアルゴリズムを含み得る。例えば、教育モジュール114は、シミュレーションされた脈管内処置のための提示、問題、及びフィードバックを生成し得る。例えば、教育モジュール114は、どの追加的なデータを収集するか、どの手当てを行うかなどについて質問すること、及び、ユーザーの応答に対する肯定的及び/又は否定的なフィードバックを提供することにより脈管内処置を通してユーザーを導き得る。

0031

[0043] システム100は、コンピューティングデバイス110と通信可能に結合されたディスプレイデバイス140を含む。いくつかの実施形態において、ディスプレイデバイス140は、コンピューティングデバイス110のコンポーネントであり、他の実施形態において、ディスプレイデバイス140は、コンピューティングデバイス110から独立している。いくつかの実施形態において、ディスプレイデバイス140は、例えば、2014年9月11日に出願された「Bedside Controller for Assessment of Vessels and Associated Devices, Systems, and Methods」という名称の米国仮特許出願第62/049,265号において説明されるようなタッチスクリーンディスプレイを含むベッドわきの制御装置として実現され、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態において、ディスプレイデバイス140は、コンソールデバイスに一体化されたモニター、又は独立型モニター(例えば、フラットパネル又はフラットスクリーンモニター)である。コンピューティングデバイス110は、記憶された脈管内データに基づいて、一般的な視覚表示に対して、推奨モジュール114及び/又は教育モジュール116などにより生成されたデータを表示するように構成され得る。例示的な視覚表示(例えば、ディスプレイデバイス140により出力されるスクリーンディスプレイなど)が、図4〜図14に示される。コンピューティングデバイス110は、ディスプレイデバイス140に対して、視覚表示に関係する表示データを生成及び提供し得る。

0032

[0044] システム100は、コンピューティングデバイス110と通信可能に結合された入力デバイス150を含む。入力デバイスは、ディスプレイデバイス140により出力される視覚表示とユーザーが対話することを可能にする。例えば、ユーザーは、入力デバイスを使用して視覚表示のすべて又は一部を選択、変更、及び/又は操作するためのユーザー入力を提供し得る。いくつかの実施形態において、ユーザーインターフェースデバイス150は、ディスプレイデバイス140から独立したコンポーネントである。入力デバイスは、さらに、タッチ感応式パッドキーボードマウストラックボールなどを含む任意の周辺デバイスであり得る。他の実施形態において、ユーザーインターフェースデバイスは、ディスプレイデバイス180の一部である。例えば、ユーザーインターフェースデバイスは、例えば、2014年9月11日に出願された「Bedside Controller for Assessment of Vessels and Associated Devices, Systems, and Methods」という名称の米国仮特許出願第62/049,265号において説明されるようなタッチスクリーンディスプレイを含むベッドわきの制御装置として実現され得、同出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。このような実施形態において、ユーザー入力は、ベッドわきの制御装置のタッチ感応式ディスプレイ上で受信されたタッチ入力であり得る。コンピューティングデバイス110は、入力デバイス150からのユーザー入力を表すデータを受信し得る。

0033

[0045] いくつかの例において、コンピューティングデバイス110がコンソールデバイスである場合など、脈管内デバイスがコンピューティングデバイス110に動作可能に結合され得る。例えば、血管内に配置される大きさ及び形とされた任意の形態のデバイス、機器、又はプローブが考えられる。例えば、案内ワイヤ及び/又はカテーテルが、コンピューティングデバイス110に結合され得る。この点について、シミュレーションされた血管内においてデータがどのように取得されるかを教育するために、1つ又は複数の機器が使用される。機器は、圧力、流れ(速度及び/又はボリューム)、像(超音波(例えば、IVUS)、OCT、熱、及び/又は他の像形成技術を使用して取得された像を含む)、温度、他の診断情報、及び/又はその組み合わせのうちの1つ又は複数を含む血管に関する診断情報を取得するように構成された1つ又は複数のセンサー、変換器、及び/又は他の監視要素である。

0034

[0046] システム100は、コンピューティングデバイス110、ディスプレイデバイス150、及び/又は入力デバイス160の間で通信する様々なコネクタケーブルインターフェース接続体などを含み得る。示される通信経路は、本質的に例示であり、いかなる手法によっても限定するものとみなされてはならない。この点について、(電気的な接続、光学的な接続、及び/又は流体接続を含む)物理的な接続、無線接続、及び/又はその組み合わせを含む、システム100のコンポーネント間における任意の通信経路が使用されることが理解される。この点について、いくつかの例において、システム100のコンポーネントのうちの1つ又は複数が、無線接続を介して通信し得ることが理解される。いくつかの例において、コンピューティングデバイス110などの、システム100の1つ又は複数のコンポーネント、及び/又は、システム100及び(例えば、病院又は健康サービス提供者の)他のシステムは、ネットワーク130(例えば、イントラネットインターネット電気通信ネットワーク、及び/又は他のネットワーク)を通じて通信リンクを介して通信する。例えば、コンピューティングデバイス110は、ネットワーク130を介してローカルシステム132及び/又は遠隔システム134と通信し得る。コンピューティングデバイス110は、教育データとして使用されるローカルシステム132及び/又は遠隔システム134からのローカル脈管内データ及び/又は遠隔脈管内データのそれぞれにアクセスし得る。様々な通信構成が、例えば、2014年11月14日に出願された「PERCUTANEOUS CORONARY INTERVENTION (PCI)PLANNING INTERFACE AND ASSOCIATED DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS」という米国仮特許出願第62/080,023号、及び2014年11月14日に出願された「PERCUTANEOUS CORONARY INTERVENTION PLANNING (PCI) PLANNING INTERFACE WITH PRESSUREDATA ANDVESSEL DATA AND ASSOCIATED DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS」という米国仮特許出願第62/080,045号において説明され、これらの出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0035

[0047]図2は、脈管内処置をシミュレーションする方法200を描いたフロー図である。方法200は、脈管内処置訓練の方法としても説明され得る。図示されるように、方法200は多くの列記されるステップを有するが、方法200の実施形態は、列記されるステップ前、後、及び間に追加的なステップを有してよい。いくつかの実施形態において、列記されるステップのうちの1つ又は複数が省略されてよく、又は、異なる順序で実施されてよい。方法200の1つ又は複数のステップは、コンピューティングデバイス110、ディスプレイデバイス140、及び/又は入力デバイス150(図1)を含む、システム100の1つ又は複数のコンポーネントにより実行され得る。

0036

[0048] ステップ205において、方法200は、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管を表す第1のデータを選択するユーザー入力を受信することを有する。この点について、コンピューティングデバイスは、入力デバイスからのユーザー入力を表す信号を受信し得る。ステップ205は、いくつかの例において、シミュレーションされた脈管内処置における早期のステップを表し得、当該ステップ中に、ユーザーが評価及び手当てする血管へとユーザーが最初に案内される。いくつかの実施形態において、第1のデータは、蛍光透視及び/又は脈管造影像などの血管の外部像であり得る。他の実施形態において、第1のデータは、生理学的な値(例えば、圧力値、流れ値など)、脈管内像、コレジスタされたデータ、及び/又は他の適切な脈管内情報であり得る。ステップ210において、方法200は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに、血管を表す第1のデータの視覚的表現を出力することを有する。例えば、血管の二次元及び/又は三次元像が表示され得る。他の実施形態において、例えば、チャートグラフ数値などの生理学的データの適切な表現が提示され得る。

0037

[0049] ステップ215において、方法200は、コンピューティングデバイスを使用して、血管を表す第2のデータを決定することを有する。この点について、ステップ215は、ユーザーが適切な治療的介入を決定するために、どのタイプのデータが次に収集されなければならないかの決定を有し得る。例えば、ステップ205及び210において脈管造影/蛍光透視データが示される場合、コンピューティングデバイスが、血管内における血流に関係する圧力値が取得されなければならないことを決定し得る。この点について、第1のデータと第2のデータとが、血管のための第1の治療的介入を決定するために使用されることが可能である。さらに、コンピューティングデバイスは、適切な治療的介入を決定することに役立たない可能性のあるデータのタイプを決定する。後述のように、ユーザーの取得するデータの選択をコンピューティングデバイスの決定と比較することにより、ユーザーを採点又は教育するフィードバックが提供され得る。いくつかの実施形態において、ステップ215は、血管の第1の視覚的表現に基づいて、第1の行動指針を決定するコンピューティングデバイスとして全体的に説明され得る。例えば、第1の行動指針は、本明細書において説明されるように、診断上の処置(例えば、圧力、流れ、像形成、及び/又は脈管構造に関する他のタイプのデータを取得すること)、又は、治療上の処置(例えば、経皮的冠動脈介入CABGなど)であり得る。

0038

[0050] ステップ220において、方法200は、コンピューティングデバイスからディスプレイデバイスに、血管を表すデータタイプに関係する複数の選択肢を出力することを有する。例えば、脈管造影図データ、蛍光透視法データ、圧力データ、流れデータ、像形成データ、疾患定量化データ(例えば、SYNTAXスコア)、仮想組織構造データ、及びコレジストレーションデータなどを含む、異なるタイプの利用可能なデータ(例えば、患者から収集された実際のデータ、コンピューティングデバイスにより生成されたシミュレーションデータ)が表示され得る。ステップ225において、方法200は、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管を表す第3のデータを選択するユーザー入力を受信することを有する。いくつかの実施形態において、第3のデータを選択するユーザー入力を受信することは、複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信することを有する。ステップ220及び225において、ユーザーは、適切な治療的介入を決定するためにどの追加的なデータが収集されなければならないかを選択することにより、シミュレーションされた脈管内処置を通して作業する。ステップ225は、全体的に、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、第2の行動指針に関係するユーザー入力を受信することとして説明され得る。異なる状況において、第2の行動指針は、診断上の処置(例えば、脈管構造に関係する追加的なデータを収集すること)又は治療上の処置(例えば、脈管構造に関係する病巣又は狭窄を手当てすること)である。

0039

[0051] ステップ230において、方法200は、第2のデータと第3のデータとを比較することを有する。いくつかの実施形態において、比較することは、第3のデータが第2のデータと同じであるか否かを判定することを有する。すなわち、コンピューティングデバイスは、ユーザーの取得する次のデータの選択が、コンピューティングデバイスの推奨案と同じであるか否かを判定し得る。ステップ230は、コンピューティングデバイスを使用して、第1の行動指針と第2の行動指針とを比較することとして全体的に説明され得る。いくつかの状況において、第1の行動指針と第2の行動指針とは、両方とも診断上の処置である、両方とも治療上の処置である、及び/又は、診断上の処置と治療上の処置との組み合わせである。ステップ235において、方法200は、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第2のデータと第3のデータとの比較の視覚的表現を出力することを有する。ステップ235は、全体的に、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第1の行動指針と第2の行動指針との比較を出力することとして説明され得る。いくつかの例において、出力することは、第3のデータが第2のデータと同じであることを示す視覚的表現を提供すること、又は、第3のデータが第2のデータと異なることを示す視覚的表現を提供することのうちの少なくとも1つを有する。すなわち、コンピューティングデバイスは、(コンピューティングデバイスにより決定された)第2のデータと(ユーザーにより選択された)第3のデータとの比較に基づいて、ユーザーに肯定的又は否定的なフィードバックを提供し得る。視覚的表現は、文字列、記号、及び/又は他の視覚的又は可聴指標を含み得る。例えば、適切な治療的介入を決定することにおいて、ユーザーにより選択された第3のデータが有用でない可能性がある場合、コンピューティングデバイスは、否定的なフィードバックを生成及び出力し得る。コンピューティングデバイスは、いくつかの例において、狭窄を評価すること、適切な治療的介入を決定することなどにおいて、より有用なデータを取得することに向けてユーザーを導くための手がかり又は注意を提供する。例えば、第2のデータと第3のデータとが同じである場合、コンピューティングデバイスは、肯定的なフィードバックを出力し得る。いくつかの例において、第2のデータと第3のデータとが異なる場合でも、コンピューティングデバイスは、(ユーザーにより選択された)第3のデータタイプが狭窄を評価すること、適切な治療的介入を決定することなどにおいて有益であるときは、肯定的なフィードバックを出力し得る。他の状況において、出力されたフィードバックは、ユーザーにとって中間的、及び/又は、別の面で教育的であり得る。

0040

[0052] ステップ240において、方法200は、第1のデータ、第2のデータ、又は第3のデータのうちの少なくとも1つに基づいて、血管のための第1の治療的介入を決定することを有する。いくつかの状況において、治療的介入は、コンピューティングデバイスにより決定された行動指針として説明され得る。この点について、コンピューティングデバイスは、記憶されたデータに基づいて、血流に対する狭窄の影響を判断し得、推奨される介入を決定し得る。例えば、狭窄が血管内において中程度の量の血流を閉塞する場合、コンピューティングデバイスは、経皮的冠動脈介入(PCI)を推奨する。例えば、狭窄が血管の大部分を閉鎖し、手術実行不可能であることを患者病歴が示す場合、コンピューティングデバイスは、冠動脈バイパス移植術(CABG)を提案し得る。さらに、コンピューティングデバイスは、狭窄を手当てすることにおいて適切でない可能性のある介入の種類を決定する。後述のように、ユーザーの介入の選択をコンピューティングデバイスの決定と比較することにより、ユーザーを採点又は教育するフィードバックが提供され得る。

0041

[0053] ステップ245において、方法200は、コンピューティングデバイスからディスプレイデバイスに、血管のための治療的介入の種類を表す複数のデータ選択肢を出力することを有する。例えば、治療的介入の種類は、脈管形成、ステント留置術、及び冠動脈バイパス移植術(CABG)を含み得る。いくつかの実施形態において、「介入なし」又は「待機及び判断」が選択肢として提供される。ステップ250において、方法200は、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、血管のための第2の治療的介入を選択するユーザー入力を受信することを有する。いくつかの例において、第2の治療的介入を選択するユーザー入力を受信することは、複数のデータ選択肢のうちの少なくとも1つの選択を受信することを有する。いくつかの状況において、治療的介入は、ユーザー入力に基づいて受信された行動指針として説明され得る。ステップ245及び250において、ユーザーは、閉塞した血管を手当てするためにどの治療的介入が使用されなければならないかを選択することにより、シミュレーションされた脈管内処置を通して作業する。

0042

[0054] ステップ255において、方法200は、コンピューティングデバイスを使用して、第1の治療的介入と第2の治療的介入とを比較することを有する。いくつかの例において、比較することは、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが同じであるか否かを判定することを有する。すなわち、コンピューティングデバイスは、ユーザーの選択された介入がコンピューティングデバイスの推奨案(又は、実際のデータの場合、患者が実際にどのように手当てされたか)と同じか否かを判定し得る。ステップ260において、方法200は、コンピューティングデバイスからディスプレイに、第1の治療的介入と第2の治療的介入との比較の視覚的表現を出力することを有する。いくつかの例において、出力することは、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが同じであることを示す視覚的表現を提供すること、又は、第1の治療的介入と第2の治療的介入とが異なることを示す視覚的表現を提供することのうちの少なくとも1つを有する。すなわち、コンピューティングデバイスは、(コンピューティングデバイスにより決定された)第1の介入と、(ユーザーにより選択された)第2の治療的介入との比較に基づいて、ユーザーに肯定的又は否定的なフィードバックを提供し得る。視覚的表現は、文字列、記号、及び/又は他の視覚的又は可聴指標を含み得る。例えば、ユーザーにより選択された第2の介入が狭窄を手当てすることに有用でない可能性がある場合、コンピューティングデバイスは、否定的なフィードバックを生成及び出力し得る。コンピューティングデバイスは、いくつかの例において、適切な介入を選択することに向けてユーザーを導くための手がかり又は注意を提供する。例えば、第1の介入と第2の介入とが同じである場合、コンピューティングデバイスは、肯定的なフィードバックを出力し得る。いくつかの例において、第1の介入と第2の介入とが異なる場合でも、コンピューティングデバイスは、(ユーザーにより選択された)第2の介入が医療的に適切又は正当であるときは、肯定的なフィードバックを出力し得る。この点について、コンピューティングデバイスは、同様の状況下で他の患者がどのように手当てされたかを特定するために、他の教育事例にアクセスし得る。

0043

[0055] いくつかの実施形態において、方法200は、介入型処置に対する1つ又は複数のパラメータ(例えば、ステント長ステント径ステント材料、ステント種、ステント位置など)を選択するユーザー入力を受信することなどの追加的なステップを有し得る。方法200は、選択されたパラメータに対するフィードバックを決定することを有し得る。例えば、フィードバックは、選択されたパラメータを使用した介入の予測される有効性に基づき得る。方法200は、フィードバックの視覚的表現を出力することをさらに有し得る。

0044

[0056]図3は、脈管内処置を評価する方法300を描いたフロー図である。方法300は、脈管内処置訓練の方法としても説明され得る。図示されるように、方法300は、多くの列記されるステップを有するが、方法300の実施形態は、列記されるステップ前、後、及び間に追加的なステップを有してよい。いくつかの実施形態において、列記されるステップのうちの1つ又は複数が省略されてよく、又は、異なる順序で実施されてよい。方法300の1つ又は複数のステップは、コンピューティングデバイス110、ディスプレイデバイス140、及び/又は入力デバイス150(図1)を含む、システム100の1つ又は複数のコンポーネントにより実行され得る。

0045

[0057] ステップ305において、方法300は、コンピューティングデバイスからコンピューティングデバイスと通信するディスプレイデバイスに、血管を表すデータとデータに基づく血管のための治療的介入との視覚的表現を出力することを有する。生理学的測定(圧力、流れなど)、外部及び脈管内像形成、及び他の適切なデータなどの1つ又は複数のタイプの脈管内データが表示され得る。ステップ305は、コンピューティングデバイスが推奨される介入を決定することを有し得る。推奨される介入は、介入に関係する1つ又は複数のパラメータ(例えば、位置など)とともに、ディスプレイデバイスに出力され得る。ステップ305は、利用可能なデータと、このようなデータを使用してシステムが何を推奨したかとについてユーザーが助言を受けることを有し得る。

0046

[0058] ステップ310において、方法300は、コンピューティングデバイスと通信する入力デバイスにおいて、治療的介入を評価するユーザー入力を受信することを有する。例えば、ユーザーは、ユーザーがシステムの推奨案に同意するか否かについて入力を提供し得る。ユーザーは、なぜユーザーが推奨案に同意するのか、又は同意しないのかについての理由をさらに提供し得る。ユーザーは、システムのアルゴリズムが適切な治療的介入を決定することにおけるニュアンスのすべてを捕捉することが不可能である場合など、複数の異なる介入が医療的に正当である場合、システムの推奨案に同意しないことがある。

0047

[0059] ステップ315において、方法300は、コンピューティングデバイスを使用して、評価が適切であるか否かを判定することを有する。いくつかの例において、コンピューティングデバイスは、手当ての有効性に関するデータにアクセスし得る。例えば、ユーザーがコンピューティングデバイスの推奨案に同意するが、手当てが効果的ではなかった場合、コンピューティングデバイスは、ユーザーが推奨案に同意することが適切ではなかったと判定する。ユーザーがコンピューティングデバイスの推奨案に同意しないが、何らかの理由で推奨案が医療的に正しくない場合、コンピューティングデバイスは、推奨案が適切ではなかったと判定し得る。ステップ320において、方法300は、コンピューティングデバイスからディスプレイデバイスに、評価が適切であるか否かの判定の視覚的表現を出力することを有する。例えば、コンピューティングデバイスは、ステップ314における判定に基づいて、肯定的又は否定的なフィードバックを出力し得る。視覚的表現は、文字列、記号、及び/又は他の視覚的又は可聴指標を含み得る。フィードバックは、特定のデータセットに対する介入の有効性、同様の状況下での1つ又は複数の介入の平均的な有効性などに関する情報を含み得る。

0048

[0060]図4図13は、例示的な実施形態に従った視覚表示を示す。図4図13に示す視覚表示のすべて又は一部が、二次元及び/又は三次元モデル二次元表現であり得る。この点について、視覚表示は、例えば、外部ディスプレイタッチスクリーンディスプレイデバイスなどのディスプレイデバイス140により出力し得る。ディスプレイデバイス140が表示データに基づいて視覚表示を出力するように構成されるように、コンピューティングデバイス110は、視覚表示に関係する表示データを生成し得る。

0049

[0061] ここで図4を参照すると、図中に視覚表示400が示される。視覚表示400は、ウィンドウ410内に選択肢414のメニューを提供して、シミュレーションされた脈管内処置を開始する。選択肢は、「診断」、「手当て」、「システム推奨案を評価」、他の適切なプログラム、及び/又はその組み合わせを含み得る。ユーザーは、ボックス512を押圧する、クリックする、及び/又は別様に物理的又は仮想的に作動させることにより選択肢を選択し得る。他の実施形態において、選択肢のうちの1つ又は複数が別の手法で選択され得るように、異なるユーザーインターフェース要素が提示され得る。「診断」という選択肢を選択することは、脈管構造に関係する1つ又は複数のタイプのデータが収集される間、ユーザーが診断上の処置を行うことを可能にする。「手当て」という選択肢を選択することは、特定の介入とそれに関係する1つ又は複数のパラメータが選択されている間、ユーザーが介入型処置を行うことを可能にする。いくつかの実施形態において、「診断」及び「手当て」という選択肢は、(例えば、図2を参照して示され、説明されるように)あわせて遂行され得る。「システム推奨案を評価」という選択肢を選択することは、(図3を参照して示され、説明されるように)ユーザーが、収集されたデータとシステム推奨案とを見ること、及び、ユーザーが推奨案に同意するか同意しないかを決定することを可能にする。

0050

[0062] ここで図5を参照すると、図中に視覚表示500が示される。選択肢414(図4)のいずれかが選択されたときに、視覚表示500が出力され得る。視覚表示500は、ウィンドウ510内に選択肢514のメニューを提供する。選択肢は、「ローカル」、「遠隔」、「シミュレーションされたもの」、他の適切なデータタイプ、及び/又はその組み合わせを含み得る。ユーザーは、ボックス512を押圧する、クリックする、及び/又は別様に物理的又は仮想的に作動させることにより、選択肢を選択し得る。他の実施形態において、選択肢のうちの1つ又は複数が別の手法で選択され得るように、異なるユーザーインターフェース要素が提示され得る。ローカルという選択肢を選択することは、ローカルのカテーテル検査室すなわちcath labからデータにアクセスし得、遠隔という選択肢を選択することは、1つ又は複数の遠隔のcath labからデータにアクセスし得る。ローカル及び遠隔データは、その教育学的な価値のために選択された実際の患者データを(例えば、承諾を得た、匿名の手法で)含み得る。例えば、上位の臨床医は、未熟者ユーザーを教育するために有用であると自身が決定した特定の事例を選択済みである。シミュレーションという選択肢を選択することは、コンピューティングデバイスにより生成されたデータにアクセスし得る。生成されたデータは、実際のデータに基づき得、できる限り正確に現実に即した臨床環境を再現するように意図される。

0051

[0063] ここで図6を参照すると、図中に視覚表示600が示される。ユーザーが視覚表示400(図4)内の「診断」という選択肢を選択したことに応答して、視覚表示600が出力され得る。すなわち、視覚表示600は、診断上の処置シミュレーションの一部である。ウィンドウ610は、心臓及び1つ又は複数の冠血管の脈管造影/蛍光透視像を示す。アクティブパネル620は、ウィンドウ610内において見られるデータのタイプを表記する。図6に示される外部像形成データは、「患者A」に関係付けられ得、例えば、視覚表示500(図5)内におけるユーザーの選択に基づく実際のデータ又はシミュレーションデータである。

0052

[0064]視覚表示600は、ユーザー入力ゾーン630を含む。ユーザーは、ウィンドウ632内においてどの脈管内データタイプ636を取得するかに関するユーザー入力を提供し得、ユーザーは、ウィンドウ634内において特定の治療的介入に関するユーザー入力を提供し得る。例えば、ウィンドウ610内に示される脈管造影/蛍光透視像を見た後、ユーザーは、ボックス638を押圧する、クリックする、及び/又は別様に物理的又は仮想的に作動させることにより、圧力データを取得することを決断する。他の実施形態において、選択肢のうちの1つ又は複数が別の手法で選択され得るように、異なるユーザーインターフェース要素が提示され得る。コンピューティングデバイスは、ウィンドウ640内において、ユーザーの選択についてフィードバックを評価又は提供し得る。例えば、次に、コンピューティングデバイスは、肯定的又は否定的なフィードバックを提供し得、及び/又は、選択するように別様にユーザーを導き得る。示される実施形態において、ウィンドウ640は、圧力データを取得するように、ユーザーに助言を提供する。圧力データを取得するというユーザーの選択に応答して、コンピューティングデバイスは、「患者A」に対する圧力データにアクセスし、図7に示されるようにウィンドウ610内に「患者A」に対する圧力データを表示する。いくつかの実施形態において、ユーザーは、脈管造影/蛍光透視像内に見られる閉塞に基づいて、圧力データが取得されなければならない冠動脈内の位置を示し得る。コンピューティングデバイスは、示された位置を評価し得、位置が正しいか否か、又は位置が変更されなければならないか否か/位置がどのように変更されなければならないかについてフィードバックを提供し得る。

0053

[0065] ここで図7を参照すると、図中に視覚表示700が示される。ユーザーが視覚表示600(図6)内において、圧力データを取得するためのユーザー入力を提供したことに応答して、視覚表示700が出力され得る。ウィンドウ610は、圧力波形、及び、数字による圧力値(例えば、iFR、Pd、Pa)を示す。ユーザーは、圧力データの集合体に関係する、より早い時点又はより遅い時点を見るために、波形を左又は右にスライドさせることなどにより圧力データと対話する。ウィンドウ610が圧力データを表示しているので、アクティブパネル620が「圧力」と表記される。非アクティブパネル622は、グレー又は他の着色、パターンサンド/又はシェーディングなどを使用して部分的に不明瞭にされて、データが見られていないことを示す。他の実施形態において、アクティブパネル620は、着色、パターン、及び/又はシェーディングを使用して強調されて、データが見られていることを示す。いくつかの実施形態において、視覚表示700は、異なるタイプのデータを含む複数のウィンドウを(例えば、並んだ構成で)同時に表示し得る。例えば、脈管造影/蛍光透視データは、圧力データを示すウィンドウに隣接したウィンドウ内に表示される。

0054

[0066]ユーザーは、ウィンドウ632内において選択肢636のうちの別の選択肢636を選択することにより、追加的なデータを取得し得る。この点について、ユーザーは、フィードバック又はウィンドウ640内に提供される助言に基づいて、どの脈管内データタイプを取得するかを選択する。いくつかの状況において、ユーザーは、推奨される選択肢とは異なる選択肢を選択する。コンピューティングデバイスは、ユーザーの選択された選択肢が医療的に正当な選択である場合、ユーザーの選択された選択肢を出力し得る。例えば、コレジスタされた脈管造影/蛍光透視データ及び圧力データを見ることをシステムが推奨する場合であっても、ユーザーは、脈管内像形成データを取得するためのユーザー入力を提供し得る。例えば、病巣又は狭窄のIVUS像を見ることが正しい手当てを決定することの補助になると、コンピューティングシステムが決定した場合、脈管内像形成データが(図8に示されるように)出力され得る。対応する肯定的な、又は中間的なフィードバックが、ウィンドウ640内に表示され得る。正しい手当てを決定することにおいて有用ではないデータタイプをユーザーが選択した場合、ウィンドウ640は、否定的なフィードバックと、将来的に正しいデータタイプを選択するようにユーザーを教育するための助言とを提供し得る。

0055

[0067] ここで図8を参照すると、図中に視覚表示800が示される。ユーザーが視覚表示700(図7)内において脈管内像形成データを取得するためのユーザー入力を提供したことに応答して、視覚表示800が出力され得る。ウィンドウ610は、IVUS像形成データを示す。ユーザーは、血管の像形成された長さに沿って取得された異なる断面IVUS像を通してスワイプすることなどにより、IVUS像形成データと対話する。ユーザーは、追加的なデータを取得して血管を評価するために、ウィンドウ632内においてデータ選択肢636のうちの1つを選択し得る。例えば、ユーザーは、ウィンドウ640内におけるシステム推奨案に基づいて、コレジストレーション選択肢を選択し得る。

0056

[0068] ここで図9を参照すると、図中に視覚表示900が示される。ユーザーが視覚表示800(図8)内において、コレジスタされた脈管内像形成データ及び圧力データを見るためのユーザー入力を提供したことに応答して、視覚表示900が出力され得る。ウィンドウ610は、1つ又は複数の冠血管を示し、その上に圧力値の範囲が示される。冠血管を横断するマーキングが、圧力データ及び/又は脈管内像形成データが取得された位置を示した。(例えば、アクティブウィンドウ620及び非アクティブウィンドウ622内における)利用可能なデータに基づいて、ユーザーは、血管内における閉塞を解決することを行うための治療的介入を決定し得る。例えば、示されるように、ユーザーは、ステント留置術の選択肢652に対応するボックス650を選択し得る。ユーザー入力に応答して、コンピューティングシステムは、ウィンドウ640内に評価を提供して、CABGが推奨されることを示す。図9のウィンドウ640内における評価は、手当てに対するユーザーの選択をユーザーが再評価することをもたらすように意図された否定的なフィードバックとして説明され得る。このようにして、本明細書において説明されるシステム、デバイス、及び方法は、ユーザーがコンピューティングデバイスにより提供される助言から学習することができる対話型シミュレーションを提供する。他の実施形態において、ユーザーの選択された手当てが、コンピューティングデバイスの推奨される手当てと同じである場合など、肯定的なフィードバックが提供される。例えば、ステント留置術の選択に応答した肯定的なフィードバックは、「あなたはステント留置術を選択しました。訓練データによると臨床医の70%も同様の状況においてステント留置術を選択しました。ステント留置術の有効性は、訓練データ内の6か月において80%でした。」と同様であり得る。他の状況において、コンピューティングシステムは、中間的な、及び/又は、別様に教育的なフィードバックを提供し得る。

0057

[0069] ここで図10を参照すると、図中に視覚表示1000が示される。視覚表示1000は、選択された手当てに特有の選択肢を含む、変更されたウィンドウ634を示す。例えば、ウィンドウ634は、特定のステント及びステントの位置などの、ステント留置術に関係する選択された1つ又は複数のパラメータに対する選択肢652を提供し得る。

0058

[0070] ここで図11を参照すると、図中に視覚表示1100が示される。ユーザーが視覚表示1000(図10)内において、使用される特定のステントを選択するためのユーザー入力を提供したことに応答して、視覚表示1100が出力され得る。ウィンドウ634は、直径、長さ、材料、及び種類などの、ステントに関係する1つ又は複数のパラメータを表示する。ユーザーは、スペース656内に、ステントの詳細を指定するユーザー入力を提供し得る。いくつかの実施形態において、スペース656の選択は、事前に列挙されたリスト(例えば、ステント製造業者などから入手可能な特定の直径、長さ、材料など)が表示されることをもたらす。ユーザーは、血管のコレジスタされた像と対話して、1つ又は複数のパラメータを決定し得る。例えば、ユーザーは、血管の、血管の長さ及び/又は直径を測定し得る。ステントに対する1つ又は複数のパラメータが選択されると、コンピューティングシステムが、介入の有効性を予測し得る。例えば、図11のウィンドウ640内に示されるように、コンピューティングシステムは、否定的なフィードバック及び/又は決定するための助言を提供し得る。それに応答して、ユーザーが対話型の手法で脈管内処置について教育されるように、ユーザーは、1つ又は複数のパラメータを変更し得る。他の状況において、コンピューティングシステムは、肯定的な、中間的な、及び/又は別様に教育的なフィードバックを提供し得る。

0059

[0071] ここで図12を参照すると、図中に視覚表示1200が示される。ユーザーが視覚表示1000(図10)内において、ステントに対する特定の位置を選択するためのユーザー入力を提供したことに応答して、視覚表示1200が出力され得る。血管の視覚的表現上に、ステント660のグラフィカル表現が表示され得る。ユーザーは、ステント660に直接触れることにより、及びステント660を動かすことにより、並びに/又は、ウィンドウ634内の矢印658を使用することにより、ユーザー入力を提供し得る。コンピューティングデバイスは、ステントのために選択された位置に基づいて、否定的又は肯定的なフィードバックを出力し得、結果として、ユーザーが正しい位置決めを学習するためにステント位置を調節する。

0060

[0072] ここで図13を参照すると、図中に視覚表示1300が示される。ユーザーが視覚表示400(図4)内において、システム推奨案を評価するためのユーザー入力を提供したことに応答して、視覚表示1300が出力され得る。利用可能なデータが、ウィンドウ610、アクティブパネル620、及び非アクティブパネル622内に提供される。システム推奨案がウィンドウ1310内に出力される。ユーザーは、利用可能なデータと対話して、ユーザーがシステムの推奨される介入に同意するか否かを決定し得る。ユーザーは、ウィンドウ1320内において応答を提供し得る。この点について、ウィンドウ1320は、ユーザー入力の自然言語記入、複数の選択などのためのスペースを提供する。実施形態に示されるものにおいて、ユーザーは、システムの推奨される再手当てに同意しないことにより応答する。コンピューティングシステム1330は、ウィンドウ1330内にユーザーの応答の肯定的な、否定的な、又は中間的な評価を出力する。

0061

[0073] 当業者は、上述の装置、システム、及び方法が様々な手法で変更され得ることをさらに認識する。したがって、当業者は、本開示により包含される実施形態が上述の特定の例示的な実施形態に限定されないことを理解する。この点について、例示的な実施形態が示されて説明されるが、上述の開示における様々な修正、変更、及び置換が考えられる。上述の事項に対するこのような変形が本開示の範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解される。したがって、付属の特許請求の範囲が、広く本開示に沿った手法で解釈されることが適切である。

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