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技術 陰圧創傷閉鎖デバイス

出願人 スミスアンドネフューインコーポレイテッドユニバーシティーオブマサチューセッツ
発明者 レイモンド・エム・ダンヴィクトリア・ジョディ・ハモンドエドワード・ヤーベリー・ハートウェルマーカス・ダミアン・フィリップスマーク・リチャードソンカール・サクスビーマイケル・サグルー
出願日 2016年4月28日 (3年10ヶ月経過) 出願番号 2017-556635
公開日 2018年7月26日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 2018-519864
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 延長材 上方力 仮想楕円 外方壁 上方エッジ 頂部エッジ テクスチャード表面 次要因
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年7月26日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

本発明は、創傷閉鎖デバイス、システム、および方法に関する。本発明の実施形態は、周囲組織動きをもたらすために陰圧下で優先的に縮小することによって、前記創傷閉鎖を促進させる。いくつかの実施形態は、本発明を創傷内に固定するのを補助する組織固定部分を利用し得る。

概要

背景

陰圧閉鎖療法は、創傷治療に利用されてきたものであり、多くの場合に治癒速度を向上させると共に、創傷部位から滲出液および他の有害物質の除去も行い得る。

腹部コンパートメント症候群は、浮腫および他のかかる原因による腹膜腔内の流体蓄積によって引き起こされ、結果として腹腔内圧の大幅な上昇をもたらし、これが器官機能不全を引き起こし最終的には結果として死を招く恐れがある。原因としては、敗血および重度外傷が含まれる。腹部コンパートメント症候群の治療は、腹腔減圧を可能にするための腹部切開を必要とする場合があり、そのため大きな創傷患者に生じ得る。この場合に、二次感染および他の合併症リスクを最小限に抑える間、および下層にある浮腫が治まった後に、この創傷の閉鎖優先事項となる。しかし、以下においてさらに説明するように、急性開腹状況は、コンパートメント症候群に加えて他の理由により引き起こされる場合がある。

外科手術、外傷、または他の状況のいずれかの結果による他の大きな創傷または切開創傷もまた、閉鎖を必要とする場合がある。例えば、胸骨切開筋膜切開、および他の腹部創傷の結果による創傷が、閉鎖を必要とし得る。既存の創傷の創傷離開が、下層筋膜閉鎖が不完全であることまたは感染などの二次要因に起因し得る、生じ得るもう1つの合併症である。

既存の陰圧治療ステムは、最終的に創傷閉鎖を可能にするものの、依然として非常に長い閉鎖時間を必要とする。これらのシステムは、縫合糸などの他の組織固定手段と共に組み合わされてもよいが、下層の筋組織および筋膜組織が、完全な創傷閉鎖が可能となるように適切には再度隣接されないというリスクも存在する。さらに、発泡体または他の創傷フィラーが創傷に挿入される場合には、創傷および発泡体に対する陰圧印加により、大気圧が創傷を圧迫して、発泡体が創縁に対して下方および外方に押し付けられる。創傷フィラーのこの下方への押し付けにより、治癒プロセス減速され、創縁同士の接合が減速されるまたは妨げられる。さらに、特定タイプ筋膜炎の形態の筋膜炎症が、急速かつ過度の組織喪失をもたらす恐れがあり、これは場合によってはさらに高度な陰圧治療システムを必要とするものに相当する。したがって、創傷の治療および閉鎖のための改良された装置、方法、およびシステムを提供する必要がある。

概要

本発明は、創傷閉鎖デバイス、システム、および方法に関する。本発明の実施形態は、周囲組織動きをもたらすために陰圧下で優先的に縮小することによって、前記創傷の閉鎖を促進させる。いくつかの実施形態は、本発明を創傷内に固定するのを補助する組織固定部分を利用し得る。

目的

したがって、創傷の治療および閉鎖のための改良された装置、方法、およびシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
- 件
牽制数
- 件

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請求項1

陰圧閉鎖療法を用いて創傷治療するための装置であって、創傷内への挿入のための、目のような形の形状を有する安定化構造体であって、安定化構造体の長さ及び幅に平行する水平面内において、前記水平面に対して垂直な鉛直面内よりも、より潰れるように構成された安定化構造体を備える装置。

請求項2

前記安定化構造体は、前記安定化構造体の長手方向軸に沿って互いに反対方向に延在する2つの伸張セクションを備える、請求項1に記載の装置。

請求項3

前記伸張セクションは、段状の形状を含む、請求項2に記載の装置。

請求項4

前記安定化構造体は複数のセルを備える、請求項2に記載の装置。

請求項5

前記伸張セクションは、複数の列のセルを備える、請求項4に記載の装置。

請求項6

前記伸張セクションは、4つのセルを含む第1の列と、2つのセルを含む第2の列と、2つのセルを含む第3の列と、を備える、請求項5に記載の装置。

請求項7

前記外方壁部から外側に向かって延在する複数のタブをさらに備える、請求項1から6の何れか一項に記載の装置。

請求項8

前記タブは、外科用接着剤を備える、請求項7に記載の装置。

請求項9

前記タブは、発泡体グリップするように構成されたアンカーを備える、請求項7に記載の装置。

請求項10

前記安定化構造体の底部に装着された発泡体の第1の底部層をさらに備える、請求項1から9の何れか一項に記載の装置。

請求項11

前記発泡体の第1の底部層は、外側へ向かって延在して周囲組織の中へ延在するリップを備える、請求項10に記載の装置。

請求項12

前記安定化構造体の頂部に装着された発泡体の頂部層をさらに備える、請求項1から11の何れか一項に記載の装置。

請求項13

前記発泡体の底部層に装着された発泡体の第2の底部層をさらに備える、請求項10に記載の装置。

請求項14

前記発泡体の第2の底部層は、筋膜層の下に位置決めするために前記安定化構造体から外側に向かって延在するリップを備える、請求項13に記載の装置。

請求項15

前記発泡体の層は、前記安定化構造体の前記外方壁部から延在する複数のタブに装着される、請求項10から14の何れか一項に記載の装置。

請求項16

前記発泡体の層の少なくとも1つは、印刷された記号を備え、前記記号は、前記創傷内における前記発泡体の層の適切な位置決めを指し示す矢印を含む、請求項15に記載の装置。

請求項17

創傷内へ挿入されるための安定化構造体と、複数のリンカーによって連結された複数の安定化クリップと、を備える創傷閉鎖デバイスであって、前記複数の安定化クリップが、前記安定化構造体の外方壁部に装着可能であり、前記安定化クリップが、外側に向かって周囲組織の中へ延在して、前記安定化構造体が前記創傷から外れる方向に持ち上がるのを防止するように構成されている、創傷閉鎖デバイス。

請求項18

前記安定化構造体は、前記安定化構造体の長さ及び幅に平行する水平面内において、前記水平面に対して垂直な鉛直面内よりも、より潰れるように構成されている、請求項17に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項19

前記安定化クリップは、前記安定化構造体の壁部を挟むように構成された装着部分と、前記装着部分から外側に向かって水平方向に延在する固定部分とを備える、請求項17または18に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項20

前記固定部分は、複数のグリッパを備える、請求項19に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項21

前記安定化クリップは、凹部を備え、前記凹部のところで、前記固定部分が前記装着部分から延在する、請求項17から20の何れか一項に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項22

前記装着部分は、前記安定化構造体の前記外方壁部の上でループするように構成されており、前記装着部分は、前記装着部分の前記ループの端部のところにフットを備える、請求項19から21の何れか一項に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項23

前記固定部分は、前記周囲組織内へ延在するように構成されたグリッパを備える、請求項20に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項24

前記リンカーは、を含む、請求項17から22の何れか一項に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項25

前記安定化構造体は、目のような形の形状を有する、請求項17に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項26

前記安定化構造体は、楕円状の形状を有する、請求項17に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項27

前記安定化構造体は、ダイヤモンドの形状になっている、請求項17に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項28

創傷内への挿入のための安定化構造体と、前記安定化構造体の頂部に装着された発泡体の頂部層であって、前記安定化構造体の形状に一致する発泡体の頂部層と、前記安定化構造体の底部に装着された発泡体の中間層であって、前記安定化構造体の形状に一致する前記発泡体の中間層と、前記発泡体の中間層に装着された発泡体の底部層であって、外側に向かって前記創傷の周囲組織の中へ延在するリップを備える発泡体の底部層と、を備える、創傷閉鎖デバイス。

請求項29

前記安定化構造体は、目のような形の形状を有する、請求項28に記載の創傷閉鎖デバイス。

請求項30

安定化構造体を提供するステップと、発泡体の頂部層を前記安定化構造体に装着するステップと、発泡体の底部層を前記安定化構造体に装着するステップであって、前記発泡体の底部層が、外側に向かって周囲組織内へ延在する延在するリップを備える、ステップと、前記安定化構造体を創傷内へ挿入するステップとを含む、創傷を治療する方法であって、前記挿入するステップの後、前記リップが、組織係合し、前記安定化構造体が前記創傷から外れる方向に持ち上がるのを防止する、方法。

請求項31

前記安定化構造体を、前記創傷の周囲の皮膚に対して封止される少なくとも1つのドレープ被覆するステップと、陰圧源によって前記少なくとも1つのドレープを通して前記創傷に陰圧を付与するステップと、をさらに含み、前記陰圧の付与が、前記安定化構造体に水平方向の潰れを生じさせる、請求項30に記載の方法。

請求項32

前記安定化構造体を挿入するステップの前に、前記創傷の上に組織保護層を挿入するステップをさらに含む、請求項30または31に記載の方法。

請求項33

前記発泡体の底部層は、前記発泡体の頂部層よりも幅が広い、請求項30から32の何れか一項に記載の方法。

請求項34

前記安定化構造体が、目のような形の形状を有する、請求項30から33の何れか一項に記載の方法。

請求項35

実質的に図示および/または記載されるような装置。

請求項36

実質的に図示および/または記載されるような方法。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本願は、「NEGATIVEPRESSURE WOUND CLOSURE DEVICE」と題する2015年4月29日に出願された米国特許仮出願第62/154,609号に基づく利益を主張する。前述の出願の内容は、本明細書で完全に示された場合と同様に、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。米国特許法第119条(e)項を含むがそれに限定されない適切な法的根拠の下において、前述の出願に基づく優先権の利益を主張する。

0002

本願は、特に陰圧の適用と組み合わせることにより大きな創傷閉鎖補助するための、創傷治療用の装置、方法、およびシステムの実施形態について記載する。

背景技術

0003

陰圧閉鎖療法は、創傷治療に利用されてきたものであり、多くの場合に治癒速度を向上させると共に、創傷部位から滲出液および他の有害物質の除去も行い得る。

0004

腹部コンパートメント症候群は、浮腫および他のかかる原因による腹膜腔内の流体蓄積によって引き起こされ、結果として腹腔内圧の大幅な上昇をもたらし、これが器官機能不全を引き起こし最終的には結果として死を招く恐れがある。原因としては、敗血および重度外傷が含まれる。腹部コンパートメント症候群の治療は、腹腔減圧を可能にするための腹部切開を必要とする場合があり、そのため大きな創傷が患者に生じ得る。この場合に、二次感染および他の合併症リスクを最小限に抑える間、および下層にある浮腫が治まった後に、この創傷の閉鎖が優先事項となる。しかし、以下においてさらに説明するように、急性開腹状況は、コンパートメント症候群に加えて他の理由により引き起こされる場合がある。

0005

外科手術、外傷、または他の状況のいずれかの結果による他の大きな創傷または切開創傷もまた、閉鎖を必要とする場合がある。例えば、胸骨切開筋膜切開、および他の腹部創傷の結果による創傷が、閉鎖を必要とし得る。既存の創傷の創傷離開が、下層筋膜閉鎖が不完全であることまたは感染などの二次要因に起因し得る、生じ得るもう1つの合併症である。

0006

既存の陰圧治療システムは、最終的に創傷閉鎖を可能にするものの、依然として非常に長い閉鎖時間を必要とする。これらのシステムは、縫合糸などの他の組織固定手段と共に組み合わされてもよいが、下層の筋組織および筋膜組織が、完全な創傷閉鎖が可能となるように適切には再度隣接されないというリスクも存在する。さらに、発泡体または他の創傷フィラーが創傷に挿入される場合には、創傷および発泡体に対する陰圧印加により、大気圧が創傷を圧迫して、発泡体が創縁に対して下方および外方に押し付けられる。創傷フィラーのこの下方への押し付けにより、治癒プロセス減速され、創縁同士の接合が減速されるまたは妨げられる。さらに、特定タイプ筋膜炎の形態の筋膜炎症が、急速かつ過度の組織喪失をもたらす恐れがあり、これは場合によってはさらに高度な陰圧治療システムを必要とするものに相当する。したがって、創傷の治療および閉鎖のための改良された装置、方法、およびシステムを提供する必要がある。

先行技術

0007

米国特許第8,235,955号明細書
米国特許第7,753,894号明細書
米国特許出願公開第2011/0213287号明細書
米国特許出願公開第2011/0282309号明細書
米国特許出願公開第2012/0209227号明細書
米国特許出願公開第2014/0180225号明細書
国際公開第2014/014871号
国際公開第2014/014922号
国際公開第2013/175309号
国際公開第2014/165275号
国際公開第2014/140578号
国際公開第2015/061352号
米国特許出願公開第2011/0054365号明細書

発明が解決しようとする課題

0008

本発明の実施形態は、創傷閉鎖を促進する陰圧創傷閉鎖デバイス、陰圧創傷閉鎖方法、および陰圧創傷閉鎖システムに関する。本明細書に記載される創傷は、任意の創傷を包含し得ると共に、特定の位置またはタイプの創傷に限定されない点が、当業者には理解されよう。このデバイス、方法、およびシステムは、現行で使用される創傷フィラー材料を繰り返し配置する必要性を軽減するように機能し、治癒速度を向上させ得る。このデバイス、方法、およびシステムは、創傷流体を除去するために陰圧と共に同時に使用され得る。

0009

実施形態では、陰圧閉鎖療法を用いて創傷を治療するための装置は、
創傷内への挿入のための、目のような形の形状を有する安定化構造体であって、安定化構造体の長さ及び幅に平行する水平面内において、前記水平面に対して垂直な鉛直面内よりも、より潰れるように構成された安定化構造体を備える。

0010

前記安定化構造体は、前記安定化構造体の長手方向軸に沿って互いに反対方向に延在する2つの伸張セクションを備えてもよい。前記伸張セクションは、段状の形状を含むことができる。いくつかの実施形態では、前記安定化構造体は複数のセルを備える。前記伸張セクションは、複数の列のセルを備えてもよい。特定の実施形態では、前記伸張セクションは、4つのセルを含む第1の列と、2つのセルを含む第2の列と、2つのセルを含む第3の列と、を備える。いくつかの実施形態では、前記装置は、前記外方壁部から外側に向かって延在する複数のタブをさらに備えてもよい。前記タブは、外科用接着剤、もしくは、発泡体をグリップするように構成されたアンカー、またはそれらの両方を備えてもよい。特定の実施形態では、前記安定化構造体の底部に装着された発泡体の第1の底部層をさらに備える。前記発泡体の第1の底部層は、外側へ向かって延在して周囲組織の中へ延在するリップを備えてもよい。特定の実施形態では、前記装置は、前記安定化構造体の頂部に装着された発泡体の頂部層をさらに備える。前記装置は、前記発泡体の底部層に装着された発泡体の第2の底部層をさらに備えてもよい。前記発泡体の第2の底部層は、筋膜層の下に位置決めするために前記安定化構造体から外側に向かって延在するリップを備えることができる。実施形態では、前記発泡体層は、前記安定化構造体の前記外方壁部から延在する複数のタブに装着される。特定の実施形態では、前記発泡体層の少なくとも1つは、印刷された記号を備え、前記記号は、前記創傷内における前記発泡体層の適切な位置決めを指し示す矢印を含む。

0011

いくつかの実施形態では、創傷閉鎖デバイスは、
創傷内へ挿入されるための安定化構造体と、
複数のリンカーによって連結された複数の安定化クリップと、
を備え、
前記複数の安定化クリップが、前記安定化構造体の外方壁部に装着可能であり、前記安定化クリップが、外側に向かって周囲組織の中へ延在して、前記安定化構造体が前記創傷から外れる方向に持ち上がるのを防止するように構成されている。

0012

前記安定化構造体は、前記安定化構造体の長さ及び幅に平行する水平面内において、前記水平面に対して垂直な鉛直面内よりも、より潰れるように構成されてもよい。特定の実施形態では、前記安定化クリップは、前記安定化構造体の壁部を挟むように構成された装着部分と、前記装着部分から外側に向かって水平方向に延在する固定部分とを備える。前記固定部分は、複数のグリッパを備えてもよい。実施形態では、前記安定化クリップは、凹部を備え、前記凹部のところで、前記固定部分が前記装着部分から延在することができる。前記装着部分は、前記安定化構造体の前記外方壁部の上でループするように構成されており、前記装着部分は、前記装着部分の前記ループの端部のところにフットを備えてもよい。いくつかの実施形態では、前記周囲組織内へ延在するように構成されたグリッパを備えてもよい。前記リンカーは、を含んでもよい。特定の実施形態では、前記安定化構造体は、目のような形の形状、もしくは、楕円状の形状、またはそれらの両方を有してもよい。

0013

実施形態では、創傷閉鎖デバイスは
創傷内への挿入のための安定化構造体と、
前記安定化構造体の頂部に装着された発泡体の頂部層であって、前記安定化構造体の形状に一致する発泡体の頂部層と、
前記安定化構造体の底部に装着された発泡体の中間層であって、前記安定化構造体の形状に一致する前記発泡体の中間層と、
前記発泡体の中間層に装着された発泡体の底部層であって、外側に向かって前記創傷の周囲組織の中へ延在するリップを備える発泡体の底部層と、
を備えてもよい。特定の実施形態では、前記安定化構造体は、目のような形の形状を有してもよい。

0014

いくつかの実施形態では、創傷を治療する方法は、
安定化構造体を提供するステップと、
発泡体の頂部層を前記安定化構造体に装着するステップと、
発泡体の底部層を前記安定化構造体に装着するステップであって、前記発泡体の底部層が、外側に向かって周囲組織内へ延在する延在するリップを備える、ステップと、
前記安定化構造体を創傷内へ挿入するステップと
を含み、
前記挿入するステップの後、前記リップが、組織と係合し、前記安定化構造体が前記創傷から外れる方向に持ち上がるのを防止する。前記方法は、
前記安定化構造体を、前記創傷の周囲の皮膚に対して封止される少なくとも1つのドレープ被覆するステップと、
陰圧源によって前記少なくとも1つのドレープを通して前記創傷に陰圧を付与するステップと、
をさらに含んでもよく、前記陰圧の付与が、前記安定化構造体に水平方向の潰れを生じさせる。

0015

前記方法は、前記安定化構造体を挿入するステップの前に、前記創傷の上に組織保護層を挿入するステップもさらに含むことができる。前記発泡体の底部層は、前記発泡体の頂部層よりも幅が広くてもよい。前記安定化構造体が、目のような形の形状を有してもよい。

0016

創傷閉鎖デバイス、安定化構造体、及び関連する装置の他の実施形態は、下記で説明されている。

0017

本発明の他の特徴および利点が、添付の図面と組み合わせて本発明の以下の詳細な説明を参照することにより明らかになろう。

図面の簡単な説明

0018

陰圧治療システムの一実施形態を示す図である。
安定化構造体の一実施形態を示す図である。
安定化構造体の一実施形態を示す図である。
安定化構造体の一実施形態を示す図である。
安定化構造体および安定化構造体を作成する方法の別の実施形態を示す図である。
安定化構造体および安定化構造体を作成する方法の別の実施形態を示す図である。
安定化構造体および安定化構造体を作成する方法の別の実施形態を示す図である。
安定化構造体および安定化構造体を作成する方法の別の実施形態を示す図である。
安定化構造体および安定化構造体を作成する方法の別の実施形態を示す図である。
安定化構造体を囲むことが可能なリングの一実施形態を示す図である。
周囲のアンカー層および発泡体層を有する安定化構造体の実施形態の写真である。
周囲のアンカー層および発泡体層を有する安定化構造体の実施形態の写真である。
周囲のアンカー層および発泡体層を有する安定化構造体の実施形態の写真である。
周囲のアンカー層および発泡体層を有する安定化構造体の実施形態の写真である。
アンカー層の実施形態の写真である。
アンカー層の実施形態の写真である。
開腹創傷の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の1つのステップの一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の1つのステップの一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法のステップの写真である。
創傷を治療する方法のステップの写真である。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態を表している。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態を表している。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態を表している。
創傷を治療する方法のステップの一実施形態の写真である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示す図である。
創傷を治療する方法の一実施形態の写真である。
創傷を治療する方法の一実施形態の写真である。
創傷を治療する方法の一実施形態の写真である。
創傷を治療する方法の一実施形態の写真である。
創傷を治療する方法の一実施形態を示している。
安定化構造体の一実施形態を示す図である。
安定化構造体の一実施形態の図である。
安定化構造体の一実施形態の写真である。
安定化構造体の一実施形態の図である。
安定化構造体の一実施形態の写真である。
安定化構造体の一実施形態の図である。
潰れた安定化構造体の一実施形態を示している。
潰れた安定化構造体の一実施形態を示している。
潰れた安定化構造体の一実施形態を示している。
潰れた安定化構造体の一実施形態を示している。
安定化構造体の一実施形態を示す図である。
安定化構造体の一実施形態を示す図である。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
安定化構造体および発泡体層の一実施形態を示している。
フィンガを有する発泡体層の一実施形態を示す図である。
印刷付きの発泡体層の一実施形態を示す図である。
印刷付きの発泡体層の一実施形態を示す図である。
印刷付きの発泡体層の一実施形態を示す図である。
印刷付きの発泡体層の一実施形態を示す図である。
印刷付きの発泡体層の一実施形態を示す図である。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの図である。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの図である。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの図である。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの図である。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの写真である。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの写真である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の写真である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の写真である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の写真である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の写真である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の写真である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の図である。
安定化クリップが装着された状態の安定化構造体の実施形態の図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
グリッパを有する安定化クリップの実施形態を示す図である。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
固定部分と装着部分との交差部に段または凹部を有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
フットを有する安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化デバイスの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化デバイスの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化デバイスの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化デバイスの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化デバイスの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体に装着するための安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
リンカーによって互いに取り付けられた複数の安定化クリップの実施形態を示している。
安定化構造体および創傷閉鎖デバイスの実施形態を用いて収集された実験データを示している。
安定化構造体および創傷閉鎖デバイスの実施形態を用いて収集された実験データを示している。

実施例

0019

本章または本明細書の他の箇所に開示される実施形態は、ポンプと、創傷ドレッシング構成要素および創傷ドレッシング装置とを備える、陰圧を用いて創傷を治療する装置および方法に関する。あるとすれば創傷被覆物およびパッキング材料を備える装置ならびに構成要素は、時として本章または本明細書の他の箇所においてドレッシングと総称される。

0020

本明細書全体を通じて創傷について言及がなされる点が認識されよう。創傷という用語は、広く解釈されるべきであり、皮膚が裂けた、切れた、もしくは穿孔された、あるいは外傷により挫傷または任意の他の表層的なもしくは他の症状もしくは欠陥が患者の皮膚に引き起こされた、あるいは陰圧治療による恩恵を被る開放創および閉鎖創を包含する点を理解されたい。したがって、創傷は、流体が生成され得るまたはされ得ない組織の任意の損傷領域として幅広く定義される。かかる創傷の例としては、外科手術、外傷、胸骨切開、筋膜切開、もしくは他の症状のいずれかの結果としての腹部創傷または他の大きな創傷もしくは切開創傷、し開創急性創傷慢性創傷亜急性し開創、外傷性創傷、皮膚弁および皮膚移植片裂傷擦過傷、挫傷、熱傷電気熱傷糖尿病性潰瘍褥瘡性潰瘍、ストマ、外科創傷、外傷、および静脈性潰瘍、または同様のものが含まれるが、それらに限定されない。

0021

本章または本明細書の他の箇所で使用されるように、−X mmHgなどの減圧レベルまたは陰圧レベルは、760mmHg(または1気圧、29.93inHg、101.325kPa、14.696psi等)に相当する標準大気圧未満の圧力レベルを表す。したがって、−X mmHgの陰圧値は、760mmHg未満のX mmHgである絶対圧、または換言すれば(760−X)mmHgの絶対圧を反映したものである。さらに、−X mmHg「未満の」または「よりも低い」陰圧は、大気圧により近い圧力に相当する(例えば−40mmHgは−60mmHg未満である)。−X mmHg「超の」または「よりも高い」陰圧は、大気圧からより離れた圧力に相当する(例えば−80mmHgは−60mmHg超である)。

0022

本開示のいくつかの実施形態についての陰圧範囲は、約−80mmHgか、または約−10mmHg〜−200mmHgの間であることが可能である。これらの圧力は、通常の大気圧に対するものである点に留意されたい。したがって、−200mmHgは、実際的には約560mmHgとなる。いくつかの実施形態では、圧力範囲は、約−40mmHg〜−150mmHgの間であることが可能である。代替的には、最大で−75mmHgまでの、最大で−80mmHgまでの、または−80mmHg超の圧力範囲を利用することが可能である。また、他の実施形態では、−75mmHg未満の圧力範囲を利用することが可能である。代替的には、約−100mmHg超の、またはさらには−150mmHg超の圧力範囲が、陰圧装置により供給され得る。いくつかの実施形態では、陰圧範囲は、約−20mmHgまたは約−25mmHgの低さであることも可能であり、これは、フィステルを減少させるために有用であり得る。本明細書で説明される創傷閉鎖デバイスのいくつかの実施形態では、創傷収縮の増大は、周辺創傷組織における組織拡張の増大を引き起こし得る。この効果は、場合によっては創傷閉鎖デバイスの実施形態により創傷に印加される引張力の増加と組み合わされて、例えば創傷に印加される陰圧を経時的に変化させることによってなど、組織に印加される力を変化させることによって増大され得る。いくつかの実施形態では、陰圧は、例えば正弦波を利用して、方形波を利用して、および/または1つまたは複数の患者生理指標(例えば心拍)との同期においてなど、経時的に変更され得る。

0023

先述に関連するさらなる開示を見出し得る出願の例としては、2012年8月7日に発行された「Wound treatment apparatus and method」と題する米国特許第8,235,955号、および2010年7月13日に発行された「Wound cleansing apparatus with stress」と題する米国特許第7,753,894号が含まれる。これらの両出願は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。本章または本明細書の他の箇所に記載される実施形態と共に使用することに関連した教示を含み得る他の出願としては、米国特許出願公開第2011/0213287号として公開された2010年9月20日に出願された「Systems And MethodsFor Using Negative Pressure Wound Therapy To Manage Open Abdominal Wounds」と題する出願第12/886,088号、米国特許出願公開第2011/0282309号として公開された2011年4月21日に出願された「Wound Dressing And Method Of Use」と題する出願第13/092,042号、および米国特許出願公開第2012/0209227号として公開された2012年2月3日に出願された「Negative Pressure Wound Closure Device」と題する出願第13/365,615号が含まれ得る。これらの各出願の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。本明細書に記載される実施形態と共に使用することに関連した教示を含み得るさらなる出願は、米国特許出願公開第2014/0180225号として公開された2013年7月15日に出願された「Negative Pressure Wound Closure Device」と題する出願第13/942,493号、WO2014/014871Alとして公開された「Negative Pressure Wound Closure Device」と題する2013年7月16日に出願されたPCT出願番号PCT/US2013/050619、WO2014/014922Alとして公開された「Negative Pressure Wound Closure Device」と題する2013
年7月16日に出願されたPCT出願番号PCT/US2013/050698、WO2013/175309Alとして公開された2013年5月5日に出願された「Devices and Methods for Treating and Closing Wounds with Negative Pressure」と題するPCT出願番号PCT/IB2013/01555、WO2014/165275Alとして公開された2014年3月12日に出願された「Negative Pressure Wound Closure Device and Systems and Methods of Use in Treating Wounds with Negative Pressure」と題するPCT出願番号PCT/US2014/025059、およびWO2014/140578A1として公開された2014年3月13日に出願された「Compressible Wound Fillers and Systems and Methods of Use In Treating Wounds With Negative Pressure」と題するPCT出願番号PCT/GB2014/050746、および2014年10月21日に出願された「Negative Pressure Wound Closure Device」と題するPCT出願番号PCT/US2014/061627である。上記出願の全体は、それぞれ参照により本明細書に組み込まれ、本明細書の一部として考えるべきである。

0024

本明細書全体を通じて、いくつかの実施形態では、細長ストリップ延長ストリップ、または長手方向ストリップに関して言及がなされる点が理解されよう。これらの用語は、広く解釈されるべきであり、いくつかの実施形態では2つの平行なまたは実質的に平行な面を有する延長材料を指す点を理解されたい。この場合に、断面において、これらの面に対して垂直に測定される材料の厚さは、これらの面に対して平行に測定される材料の高さよりも比較的小さい。いくつかの実施形態では、ストリップは、別個の長さの材料から構成され得るが、他の実施形態では、ストリップは、2つの平行なまたは実質的に平行な面を有する構造体全体の細長部分を単に指す場合がある。いくつかの実施形態では、ストリップは、矩形のまたはほぼ矩形形状の面を有し、面の長さは、面の高さよりも長い。いくつかの実施形態では、面の長さは、面の高さの2倍超、4倍超、6倍超、8倍超、10倍超、12倍超、またはそれよりも大きくてもよい。

0025

本章また本明細書の他の箇所において、創傷に対して言及する場合の「水平な(横)」という用語は、創傷を囲む皮膚に対してほぼ平行な方向または平面を示す。創傷に対して言及する場合の「垂直な」という用語は、水平面に対して垂直に延在する方向を一般的に指す。創傷に対して言及する場合の「長手方向の」という用語は、創傷の最も長い方向における水平面内の方向を一般的に指す。創傷に対して言及する場合の「側方の」という用語は、長手方向に対して垂直な水平面内の方向を一般的に指す。また、「水平な(横)」、「垂直な」、「長手方向の」、および「側方の」という用語は、本明細書全体にわたり記載される安定化構造体および創傷閉鎖デバイスを説明するためにも使用され得る。これらの構造体またはデバイスを説明する場合に、これらの用語は、その構造体またはデバイスが必ずある特定の配向で創傷内に配置されることを必要とすると解釈されるべきではないが、特定の実施形態では、そうすることが好ましい場合がある。

0026

図1は、創傷101に挿入された創傷パッカー102を備える陰圧治療システム100の一実施形態を示す。創傷パッカー102は、発泡体などの多孔性材料を含んでもよく、いくつかの実施形態では、本章または本明細書の他の箇所でさらに詳細に説明される創傷閉鎖デバイスの1つまたは複数の実施形態を備えてもよい。いくつかの実施形態では、創傷101に挿入される任意の創傷閉鎖デバイスの周囲または頂部もまた、発泡体または他の多孔性材料で覆われてもよい。単一のドレープ104または複数のドレープが、創傷101を覆い配置されてもよく、好ましくは創傷101の周囲の皮膚に接着または封止されて液密シールを形成する。開口106が、ドレープ104を貫通して形成されてもよく、ドレープ104内に手動により形成または穿孔されて、創傷101からポンプ110などの陰圧源への流体連結をもたらすことが可能である。好ましくは、開口106とポンプ110との間の流体連結は、導管108によりなされる。いくつかの実施形態では、導管108は、Smith & Nephewにより製造されるRENASYS(登録商標)Soft Port(商標)を備えてもよい。当然ながら、いくつかの実施形態では、ドレープ104は、開口106を必ずしも備えなくてもよく、ポンプ110への流体連結は、ドレープの下方に導管108を配置することによってなされてもよい。いくつかの創傷、特により大きな創傷では、1つまたは複数の開口106を介して流体連結された複数の導管108が、使用され得る。

0027

いくつかの実施形態では、ドレープ104は、1つまたは複数の波形部または起伏部を備えてもよい。好ましくは、波形部は、創傷の長手方向軸に沿って整列され、そのため創傷の長手方向軸に対して垂直な方向に優先的に潰れることによって創傷の閉鎖を支援し得る。かかる波形部は、創傷表面に対して平行なおよび創傷閉鎖方向への収縮力の印加を補助し得る。かかるドレープの例は、(米国特許出願公開第2011/0054365号として公開された)2010年11月17日に出願された「Vacuum Closure Device」と題する出願第12/922,118号において見ることができる。この特許文献は、参照により全体が本明細書に組み込まれる。

0028

使用時に、創傷101は、調製および洗浄される。腹部創傷などのいくつかの例では、非接着性または低接着性の器官保護層(図示せず)が、任意の露出された内臓を覆って適用され得る。次いで、創傷パッカー102は、創傷に挿入され、液密シールを形成するようにドレープ104で覆われる。次いで、導管108の第1の端部が、例えば開口106を介して創傷と流体連通状態におかれる。導管108の第2の端部は、ポンプ110に連結される。次いで、ポンプ110は、創傷101に陰圧を供給し、創傷101から創傷滲出液を排出するために作動され得る。また、以下でおよび前述の創傷閉鎖デバイスの実施形態に関連してさらに詳細に説明されるように、陰圧は、例えば両創縁に近似することなどによって創傷101の閉鎖の促進を補助し得る。

0029

本章または本明細書の他の箇所に記載された任意の構造体および構成要素は、放射線不透過性材料を含んでいてもよい。放射線不透過性材料によって、構造体から外れて創傷内で遺失してしまうおそれがある創傷閉鎖デバイスの欠片を、臨床医がより容易に見つけ出せるという有利な効果を奏する。放射線不透過性材料のいくつかの例としては、硫酸バリウム三酸化ビスマス次炭酸ビスマスオキシ塩化ビスマス、およびタングステンが挙げられる。

0030

図2A図3Eの安定化構造体および創傷閉鎖デバイス

0031

図2Aは、平行または準平行に配置された複数の細長ストリップ6006を備える安定化構造体6000の図であり、これらの細長ストリップ6006の長手方向長さは、創傷の長手方向軸と整列され得る。また、実施形態では、細長ストリップ6006は、非平行に配置されてもよい。この安定化構造体6000内の様々なセルは、様々な形状およびサイズを有し得る。以下でさらに詳細に記載されるように、細長ストリップ6006、介在部材6010、およびセル6004の長さおよび形状は、安定化構造体のより優れた閉鎖を促進するように設計され得る。特定の実施形態では、細長ストリップと介在部材との間の連接部6900が、安定化構造体の回転および閉鎖をより良好に促進するように薄くされてもよい。いくつかの実施形態では、安定化構造体は、構造体が創傷の形状へと形状設定され得るように引き裂き可能である。本明細書の他の箇所に記載されるように、裂け目は、介在部材と細長ストリップとの間の交差部にて、または細長ストリップもしくは介在部材に沿った任意の適切な箇所にて終了し得る。

0032

本章または本明細書の他の箇所に説明された全ての安定化構造体は、創傷の任意のサイズに適合するように作られてもよい。ただし、臨床環境のニーズにより良く適合させるため、特定の実施形態では、本書で説明された安定化構造体は、より小さい安定化構造体およびより大きい安定化構造体の2つのサイズのパックで提供されてもよく、より大きい方の安定化構造体は、より小さい方の安定化構造体の約1.25倍大きく、約1.5倍大きく、約1.75倍大きく、約2倍大きく、約2.5倍大きく、約3倍大きく、約4倍大きく、約5倍大きく、または、約5倍超で大きくてもよい。いくつかの実施形態では、パックは、例えば3つのサイズ、4つのサイズ、5つのサイズ、または、6つ以上のサイズなど、2つよりも多いサイズを含んでもよい。パック内の安定化構造体は、例えば上述した割合で互いに関連する様々なサイズのものであってもよい。

0033

特定の実施形態では、安定化構造体6000は、陰圧の印加によりまたはそれによらずに本章または本明細書の他の箇所に記載される任意の様式で潰れ得る。例えば、安定化構造体は、陰圧を付与したときに、ある平面内においては別の平面内よりも大幅により潰れ得る。いくつかの実施形態では、安定化構造体は、安定化構造体の長さおよび幅に平行な水平面内において、その水平面に垂直な鉛直面内よりも、より潰れるように構成される。実施形態では、特定の列が第1の方向に潰れ得ると同時に、別の列が、同じ方向にまたは反対の方向に潰れ得る。特定の実施形態では、安定化構造体は、安定化構造体の長さに沿って垂直方向に相対的に剛性を維持したまま、安定化構造体の幅に沿って潰れ得る。

0034

安定化構造体は、シリコーンポリウレタンなどの可撓性プラスチックポリ塩化ビニルなどの剛性プラスチック、半剛性プラスチック、半可撓性プラスチック、生体適合性材料合成材料、金属、および発泡体を含む、本章または本明細書の他の箇所に記載される任意の材料から構成され得る。特定の実施形態では、安定化構造体は、臨床医が創傷内の安定化構造体の欠片をすぐに見つけ出すことを可能にするために、放射線不透過性材料を含んでもよい。

0035

図2Aに戻ると、安定化構造体6000は、少なくとも部分的な楕円状の形状を画定する外部周囲を有し得る。上述したように、安定化構造体6000は、横並びに設けられた複数のセル6004を備えることができ、各セルは、1つまたは複数の壁部により画定され、各セルは、頂端部および底端部を有し、開口が、頂端部および底端部を貫通して延在する。本章および本明細書の他の箇所に記載される他の安定化構造体と同様に、安定化構造体6000は、1つまたは複数のセル6004を潰すことにより潰れるように構成される。いくつかの実施形態では、セルは、ほぼ同一形状およびサイズをいずれも有するが、他の実施形態では、セルは、異なる形状およびサイズを有する。いくつかの実施形態では、本章または本明細書の他の箇所に記載されるような安定化構造体は、安定化構造体の中心部分が上方に膨出するようにドーム状であってもよい。例えば、安定化構造体の下方部分が、凹状であってもよく、安定化構造体の上方部分が、凸状である。

0036

細長ストリップ6006は、本明細書の他の箇所で説明されたような単一の材料から作製されてもよく、或いは、細長ストリップは、複数の材料から作製されてもよい。例えば、細長ストリップ6006は、より剛性の材料のセクション、及びより可撓性の材料のセクションを備え得る。細長ストリップ6006は、安定化構造体6000の湾曲状外部周囲を助長するために長さ方向に沿って湾曲されてもよい。細長ストリップは、安定化構造体6000の中心から離れるように長さ方向に沿って外方に湾曲されてもよい。細長ストリップ6006の湾曲部のアーチは、著しく変化してもよく、一部のストリップ6006は、大きく湾曲され、他のストリップ6006は、最小限だけ湾曲されるかまたは直線状ですらある。

0037

同様に、安定化構造体6000は、細長ストリップ6006に連結された複数の介在部材6010をさらに備えることが可能である。介在部材6010は、いずれも同様の形状およびサイズを有してもよく、または様々な形状およびサイズを有してもよい。介在部材は、本章または本明細書の他の箇所に開示された任意の材料から構成されてもよい。また、介在部材は、複数の材料から構成されてもよい。

0038

有利には、安定化構造体6000の楕円状の形状によって、構造体を創傷の形状により良く適合させることができる。殆どの創傷は丸い形状であり、したがって、楕円形に形状設定された安定化構造体6000は、創傷内により良好に嵌合し得る。

0039

実施形態では、外部周囲6002は、安定化構造体の潰れを促進するように削減エッジ6012を有してもよい。削減エッジ6012にて安定化構造体の質量を取り除くことにより、安定化構造体は、削減エッジ6012にてより自由に潰れることが可能となり、したがって創傷内により良好に嵌合させることが可能となる。さらに、削減エッジ6012にて質量を削減することにより、安定化構造体6000が潰れる最中および潰れた後に周辺組織を挟んでしまうことが減り得る。

0040

安定化構造体6000ならびに本章または本明細書の他の箇所に記載される全ての安定化構造体および創傷閉鎖デバイスは、多様な時間スケールで動的に潰れ得る。特定の実施形態では、潰れの大半が、陰圧の印加時に初めの数分以内に引き起こされ得る。しかし、初期潰れた後には、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、はるかにより遅い速度で潰れ続け、それにより長い期間にわたって上昇する長手方向引張力を印加し、創縁同士を共により近くに引き寄せ得る。経時的に創縁同士を共により近くに低速で引き寄せることより、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、周辺の治癒しつつある組織がこのデバイスまたは安定化構造体の閉鎖と相乗効果的に再形成されるのを可能にする。低速の動的創傷閉鎖により、周辺組織は、加速度的に治癒することが可能となり得る。なぜならば、構造体またはデバイスが低速で潰れることにより、新たに形成されたまたは脆弱な組織に過剰な速度で応力をかけることなく、創縁同士が共により近づくからである。

0041

いくつかの実施形態では、本章または本明細書の他の箇所に記載される安定化構造体は、ある期間にわたって創傷内に配置され、次いで除去されるかまたは別の安定化構造体と交換され得る。例えば、安定化構造体は、ある期間にわたり創傷に挿入されて、縁同士を共により近くに引き寄せることによって創傷の閉鎖を促進することが可能である。ある時間期間の経過後に、安定化構造体は、例えばより小さなサイズまたは低密度の安定化構造体など、異なるサイズまたは潰れ特性の安定化構造体と交換され得る。このプロセスは、繰り返し反復され、それにより経時的に創縁同士を共に継続的に引っ張り修復の継続および周辺組織の再形成を可能にし得る。特定の実施形態では、安定化構造体は、少なくとも約1時間未満、少なくとも約1時間、少なくとも約2時間、少なくとも約4時間、少なくとも約6時間、少なくとも約8時間、少なくとも約12時間、少なくとも約24時間、少なくとも約2日、少なくとも約4日、少なくとも約6日、少なくとも約1週間、少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、または3週間超にわたり創傷内に留まるように構成される。

0042

特定の実施形態では、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスの潰れの最大で90%までが、陰圧の印加時に初めの数分以内に引き起こされ、潰れの残りの10%は、長い分数、時間数、日数、週数、または月数の期間にわたって低速で引き起こされ得る。他の実施形態では、潰れの最大で約80%まで、最大で約70%まで、最大で約60%まで、最大で約50%まで、最大で約40%まで、最大で約30%まで、最大で約20%まで、最大で約10%まで、または約0%が、陰圧の印加時に初めの数分以内に即座に引き起こされ、残りの潰れは、長い分数、時間数、日数、週数、または月数にわたってなどはるかにより低速で引き起こされる。他の実施形態では、安定化構造体は、可変速度で潰れることが可能である。いくつかの実施形態では、潰れの全体が低速で引き起こされる一方で、他の実施形態では、潰れの全体が初めの数分以内に殆ど即座に引き起こされる。さらなる実施形態では、潰れは任意の速度で引き起こされ得、この速度は経時的に変化し得る。特定の実施形態では、潰れる速度は、構造体の部分を追加および/または除去することによって、または陰圧および灌注流体の適用の制御によって可変的に変更され得る。

0043

図2Aに戻ると、いくつかの実施形態では、安定化構造体6000のパターンは、安定化構造体の最大限の閉鎖を促進するように設計される。好ましくは、最大限の閉鎖は、細長部材の長さに対して垂直な方向および水平面内となる。以下でさらに詳細に説明されるように、さらなる閉鎖は、細長ストリップ6006の長さ、介在部材6010の長さ、およびセル6004の形状を変更することによって達成され得る。セル6004の形状は、本章または本明細書の他の箇所に記載される任意の形状を備えてもよい。例えば、図2Aに示すように、セル6004は、より小さなダイヤモンド形状部6020がより大きなダイヤモンド形状部6022内に配置された、ダイヤモンド形状または平行六面体形状部であってもよい。かかる構造は、安定化デバイス6000のより優れた全体閉鎖をもたらすことにより、創傷の最大限の閉鎖を実現する。さらに、より大きなダイヤモンド形状部6022内に配置されたより小さなダイヤモンド形状部6020は、荷重をより大きな面積にわたって分散して、マトリクスの下方の組織構造に対して損傷が加えられる可能性を低減する。また、この構造は、発泡体またはドレープがマトリクス内に引かれ創傷閉鎖を妨げる可能性を低減させ得る。

0044

図2B図2Cは、図2Aの安定化構造体実施形態の異なる図を示す。図2Aに関連して上述したように、安定化構造体は、セル6004と、介在部材6010と、細長ストリップ6006とを備えるが、ここでは創傷6910の模倣形状が、比較のためにさらに含まれている。

0045

本章または本明細書の他の箇所に記載される安定化構造体のいずれもが、任意の適切な手段から作製され得る。例えば、安定化構造体は、成形により作製されてもよく、または3Dプリンティング技術を利用して直接的にプリントされてもよい。特定の実施形態では、図2A図2Cの安定化構造体は、3Dプリンティングにより単一のポリマーから作製され得る。いくつかの実施形態では、安定化構造体は、1つのポリマー、2つのポリマー、3つのポリマー、または4つ以上のポリマーから作製され得る。安定化構造体は、本章または本明細書の他の箇所において開示される任意の材料から作製され得る。安定化構造体は、固体材料ブロックからこの構造体を切断することにより作製され得る。切断のために使用される方法としては、例えばウォータージェット切断レーザ切断、または型抜きなどが含まれ得る。安定化構造体は、セル6004の壁部に沿ってサイズへと切断され得る。例えば、細長ストリップ6006の外部面に沿った介在部材が、安定化構造体を適切にサイズ設定するために切り落とされ得る。安定化構造体は、壁部に沿って、細長ストリップの任意の部分に沿って、および/または介在部材の任意の部分に沿って切断され得る。

0046

いくつかの実施形態では、図2A図2Cの安定化構造体6000は、デバイスの一部分がデバイスの残りの部分から分離されるのを可能にするミシン目(複数の穿孔)または切離し可能セクションを備えるように構成され得る。例えば、ミシン目は、安定化構造体6000内に含まれる様々なセル6004間の接合部6900に組み込まれることによって、安定化構造体6000の形状を変更するために各列またはセルの除去を可能にし得る。

0047

本章または本明細書の他の箇所に記載される全ての安定化構造体または創傷閉鎖デバイスに該当するものとして、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、安定化構造体が創傷の形状へと形状設定され得るように引き裂き可能なものであってもよい。いくつかの実施形態では、安定化構造体は、介在部材と細長ストリップとの間の交差部にて引き離され得る一方で、さらなる実施形態では、細長ストリップまたは介在部材は、任意の適切な位置で引き離され得る。

0048

図3A図3Eは、図2A図2Cの安定化構造体などの安定化構造体の設計を生成するための方法を示す。様々なタイプの閉鎖(例えば最大限の閉鎖)を促進するために、細長ストリップ、介在部材、およびセルの形状、サイズ、および位置が、様々な方法により決定され得る。例えば、図3Aに示すように、潰れ可能な各セル6030は、4つの側部を有し、介在部材および/または延長ストリップ間の各交差部は、ピン継手6032によりモデリングされ得る。さらに、安定化構造体6034の全体が、楕円形創傷モデル6036の内部にモデリングされ得る。図3Aに示すように、安定化構造体6034は、開状態6038から半分潰れた状態6040に、完全に潰れた状態6042まで潰れるようにモデリングされ得る。いくつかの臨床シナリオでは、完全に平坦化された安定化構造体になるまで最大限に閉鎖することが、可能な限り共に近づくように創縁同士を引き寄せることによって最大の創傷閉鎖もたらすために望ましい場合がある。

0049

図3Bに示すように、特定の実施形態では、創傷閉鎖に対して細長ストリップ、介在部材、およびセルの最適な形状、サイズ、および位置を決定するプロセスは、ミラーライン6050(安定化構造体の長手方向軸に対して垂直な横軸とも呼ばれ得る)の両側のミラーパターンとして安定化構造体をモデリングし、それにより安定化構造体の湾曲および潰れを対称にすることによって助長され得る。ミラー軸は、安定化構造体の短軸に沿ったものであってもよく、または長軸に沿ったものであってもよい。代替的には、ミラーラインは、安定化構造体を対角方向に横断してなど、安定化構造体内の任意の適切な位置に配置され得る。特定の実施形態では、この方法は、中心線付近の大ダイヤモンド形状セルに至り得る。これらの大ダイヤモンド形状構造部6052は、より大きな形状内により小さなダイヤモンド形状部6054を備えることによって安定化構造体をさらに支持するようにさらに細分化され得る。いくつかの実施形態では、より大きな形状部6052内のこれらのより小さな形状部6054は、本章または本明細書の他の箇所において開示される任意の形状を備えてもよい。より大きなセルは、2つのより小さな形状部、3つのより小さな形状部、4つのより小さな形状部、または5つ以上のより小さな形状部によりさらに細分化されてもよい。ミラーラインは、創傷の長手方向配向に対して垂直な線に限定される必要はない点が、当業者には理解されよう。代わりに、ミラーラインは、創傷の長手方向軸に沿ってまたは創傷の長手方向軸に対してある角度にて配置されてもよい。いくつかの実施形態では、安定化構造体は、複数のミラーラインを含み、それにより対称のまたは異なる複数の下位セクションを有してもよい。

0050

図3Cに示すように、4面セルが潰れるためには、単純な公式:a+b=c+dに従わなければならない。ここで、a、b、c、およびdは、図3Cのセル6060などの安定化構造体内の単一のセルの各側部の長さである。項cおよびbが共に潰れると、dおよびaも共に潰れる。このような公式は、潰れ特性を最大化した安定化構造体のパターンを開発するための基礎になり得る。

0051

図3Dは、図3Cで説明されるコンセプトの拡張を示す。基本公式a+b=c+dを使用することにより、細長ストリップは、水平ミラーライン6050に向かって漸次延伸され(a4>a3>a2>a1)、それにより安定化構造体の湾曲が実現されると共に、いずれの介在部材6062も細長ストリップ6064に対して垂直に(すなわち90度の内角を有する)ならぬように妨げられる。図3Dに示すように、b1の値は、その値点にて任意のオフセット値xが様々なセル形状の構成を容易にするようにも選択され得るように選択され得る。図3D視覚的に示されるa1〜a4についての漸進的な値を使用することにより(6066)、b1〜b4の値が計算され得る(6068)。各セルの様々な壁部についての等式6068から導出された計算値を使用することにより、図3A図3Bに示すものなどの完全に潰れる安定化構造体の設計が可能となる。

0052

いくつかの実施形態では、安定化構造体設計を生成するための方法は、初期形状構成を加速させるためのステップを含んでもよい。例えば、図3Eで介在部材6036により視覚化されるような、特定の列内の左から右への全ての部材、その場合には、交互の垂直部材もまた同一長さとなるパターンが出現する。同一長さの壁部は、各符号6070、6072、6074、および6076により示される。初期設計が生成されると、次いで各セルは、延伸、短縮、除去により修正され得るか、または図3Dの公式に従って挿入されて、安定化構造体全体の所望の形状を実現し得る。

0053

図4図6Bのアンカー層

0054

図4は、本章または本明細書の他の箇所に記載されるような安定化構造体を囲み得るアンカー層4800の一実施形態を示す。リング4800は、創傷の周縁把持するように構成された組織アンカー層4802を備えることが可能である。例えば、組織アンカーは、フック、かえし、爪、または創傷の組織に装着する役割を果たす他の構造体であることが可能である。特定の実施形態では、組織アンカーは、ベルクロ(登録商標)技術で使用されるものなどのマジックテープ(登録商標)固定具を備える。特定の実施形態では、リング4800は、先述のものなどの発泡体から構成され得るか、または発泡体層および組織アンカー層4802の組合せから構成され得る。リップ4804が、リング4800から内方に延在し、本章または本明細書の他の箇所に記載されるような安定化構造体の頂部および/または底部に重畳する役割を果たし、それにより安定化構造体の周囲にリング4800を固定し得る。

0055

図5A図5Dは、別の実施形態による創傷閉鎖デバイス5000の写真である。創傷閉鎖デバイス5000は、図2A図3Eに記載される構造体と同様であり得る安定化構造体5002を備えるか、または本明細書の他の箇所に記載される任意の安定化構造体を備えてもよい。安定化構造体5002は、発泡体層などの多孔性層5004によって任意的に囲まれてもよく、多孔性層は、ベルクロ(登録商標)産業で製造されるアンカー、様々なかえし、および/または様々なフックなどの組織アンカーを備えるアンカー層5006によって囲まれてもよい。特定の実施形態では、多孔性層は、リボンの形態であってもよい。安定化構造体5002、多孔性層5004、およびアンカー層5006は、使用時にオペレータにより装着されることとなる別個の構成要素として用意されてもよく、または相互に事前装着されてもよい。

0056

図2A図3Eに示す実施形態と同様に、安定化構造体5002は、例えば水平方向になど、本明細書の他の箇所に記載される任意の様式で潰れ得る。創傷閉鎖デバイス5000が植え込まれると、周辺組織は、組織アンカーに対して押し付けられて、組織内にそれらのアンカーを埋め込み、デバイスを固定することが可能である。いくつかの実施形態では、創傷閉鎖デバイス5000は、創傷内に配置され、ドレープで封止されてもよい。本章でさらに説明される実施形態は、多孔性層を囲むアンカー層を備えるが、他の実施形態は、アンカー層が安定化構造体を直接的に囲むか、または安定化構造体に装着されるように、多孔性層を省いてもよい。

0057

いくつかの実施形態では、アンカー層5006は、ベース層5007から延在する複数の組織アンカーを備える材料の細長ストリップを備え、組織アンカーは、本明細書の他の箇所に記載されるように種々の形状およびサイズを有することが可能である。組織アンカーは、細長ストリップ第1の平坦側部から延在してもよく、細長ストリップの第2の平坦側部は、接着性裏張り層により覆われた接着剤を備えてもよい。アンカーの構造は、それにより結合されるように意図された組織に応じて様々な形状を有することが可能である。より長いアンカーは、脂肪または連結組織などの緩く結合された組織に対して使用され得る一方で、より短いアンカーは、筋肉などのより密度の高い組織に対して使用され得る。他の実施形態では、アンカーの形状に応じて、より短いアンカーが、より軟質脂肪組織にとってより望ましいものとなる場合があり、その一方でより長いアンカーは、より密度の高い組織に対して使用される。より剛性のステムを有するアンカーが、より高い密度の組織に穿通するために使用され得る。いくつかの実施形態では、アンカーは、組織への挿入時に潰れるが、逆方向に引っ張られた場合に特定の引張力が組織に対して印加され得るように拡張する傾向を有する両爪を有することが可能である。アンカーまたは装着機構の特徴、およびそれらの結果的に得られる力プロファイルは、アンカーの長さ、装着機構の形状、把持特徴の構造、装着機構に使用される材料、装着機構の相対可撓性/剛性、および装着機構の間隔/密度などの複数のパラメータによって変化し得る。

0058

アンカーは、周辺組織の最適な穿通のために様々な長さを有し得る。例えば、アンカーの長さは、最大で約0.01mm、最大で約0.1mm、最大で約0.2mm、最大で約0.5mm、最大で約1mm、最大で約2mm、最大で約3mm、最大で約5mm、最大で約10mm、最大で約20mm、最大で約30mm、最大で約40mm、最大で約50mm、最大で約75mm、最大で約100mm、または100mm超であってもよい。

0059

図5Bは、図5Aに示す創傷閉鎖デバイス5000のアンカー層5006の接写写真である。アンカー層は、多孔性層5004および安定化構造体5002を囲むように構成されたより長いアンカーの第1の束5008と、多孔性層5004および安定化構造体5002を囲むように構成されたより短いアンカーの第2の束5010とから構成され得る。図示するように、第1の束5008は、第2の束5010の上方に配設され得る。いくつかの実施形態では、相互に対して垂直な追加の交互の一連の束が存在してもよい。さらなる実施形態では、種々の束が、本章および本明細書の他の箇所に記載されるように種々のアンカー長さおよび形状を有してもよい。例えば、2つのタイプのアンカーを有する2つのタイプの束の代わりに、3つのタイプのアンカーを有する3つのタイプの束または4つのタイプのアンカーを有する4つのタイプの束等が存在してもよい。好ましくは、アンカーは、適切な組織タイプに対して選択される。例えば、図5Bに戻ると、第1の束5008は、より高密度の筋膜に穿通するのに望ましいより長いアンカーを備えてもよく、したがってデバイスの底部付近に位置決めされてもよい。同様に、第2の束5010は、より高密度の組織に穿通するのに望ましいより短い両フックを備える。本明細書の他の箇所に記載されるような他の適切な組織アンカーとしては、ベルクロ(登録商標)のマジックテープ(登録商標)構成、かえし、フック、スパイクペグ、矢じり、または任意の適切な形状が含まれる。表面のさらなる例としては、粗サンドペーパ状表面などのテクスチャード表面か、または組織接着を促進し得るナノテクスチャード表面が含まれる。

0060

いくつかの実施形態では、表面アンカーの使用は、外科用接着剤と組み合わせて使用されることにより、接着剤のみの場合よりもはるかに強力な組織層間の結合を実現し、接着剤が硬化する間に一時的な接着力を与えることが可能である。いくつかの実施形態では、外科用接着剤は、アンカー自体に追加され得る。特定の実施形態では、外科用接着剤は、単純にアンカー同士の間に適用されることにより、アンカー層の少なくとも一部分を被覆してもよい。さらなる実施形態では、アンカーは、外科用接着剤と置換されてもよく、外科用接着剤は、周辺創傷にデバイスを固定する役割を果たし得る。

0061

特定の実施形態では、アンカーは、合成ポリマーもしくは天然ポリマー、金属、セラミック、または他の適切な材料などの本明細書の他の箇所で開示される任意の材料を含む様々な材料から構成され得る。アンカーは、生物分解性合成ポリマーまたは生物分解性天然ポリマーなどの生物分解性材料から構成され得る。生物分解性合成ポリマーの非限定的な例には、ポリ乳酸もしくはポリグリコール酸などのポリエステルポリ無水物、および生体分解性鎖を有する線状ポリマーが含まれる。さらに、アンカーは、自家移植片同種移植片、および/または異種移植片などの生物分解性生物材料から構成されてもよい。

0062

図5Cは、図5A図5Bの創傷閉鎖デバイスと同様の創傷閉鎖デバイス5000の一実施形態の写真である。しかし、この配向では、アンカーの第1の束5008は、デバイスの底部付近に位置し、アンカーの第2の束5010は、頂部付近に位置する。上述のように、アンカーの束は、任意の所望の様式で配列され得る。図5Dは、図5A図5Cの創傷閉鎖デバイスと同様である創傷閉鎖デバイス5000の一実施形態の上面図である。

0063

図5A図5Dのアンカー層を考慮すると、アンカー層の形状は、図4リング形状に限定されない。いくつかの実施形態では、アンカー層は、安定化デバイスの全体、すなわち頂部、底部、および側部の周囲を包囲する。他の実施形態では、アンカー層は、安定化構造体の周囲の一部分の周囲にのみ位置する。いくつかの実施形態では、アンカー層は、必要に応じて安定化構造体の個別の部分に装着されるに過ぎない。いくつかの実施形態では、アンカー層は、安定化構造体の外部の最大で約5%、最大で約10%、最大で約20%、最大で約30%、最大で約50%、最大で約75%、および最大で約100%を覆う。実施形態では、アンカー層は、下記でより詳細に論述される図23A〜31Hの安定化クリップの任意の面上に組み込んでもよい。

0064

いくつかの実施形態では、種々の組織アンカーの束が、垂直方向に編成され得る一方で、他の実施形態では水平方向に編成され得る。また、これらは、xy面すなわち創傷内へと下方に対面する面で考慮した場合には水平方向および垂直方向のいずれかで編成され得る。

0065

いくつかの実施形態では、種々のタイプのアンカーが、特定タイプのアンカーの個別の束に編成されるのではなく、相互に散在し得る。例えば、より長いアンカーが、より小さなアンカーにより囲まれてもよく、その逆であってもよい。いくつかの実施形態では、アンカーは、アンカー層中にわたってランダムにまたは他の適切なパターンで編成され得る。

0066

特定の実施形態では、アンカー層は、安定化構造体の内方面上に配設されてもよい。例えば、アンカー層は、安定化構造体の内部表面の最大で約5%、最大で約10%、最大で約20%、最大で約30%、最大で約50%、最大で約75%、および最大で約100%を覆ってもよい。

0067

さらなる実施形態では、アンカー層全体が、1つのタイプのアンカーのみから構成されてもよく、例えばアンカー層全体が、図5Bに示すようにより長いフック5008またはより短いフック5010から構成されてもよい。いくつかの実施形態は、アンカーがカラーコード化されることを要求してもよい。例えば、底部上のアンカーは、ある色になされてもよい一方で、頂部上のアンカーは、創傷内における安定化構造体の適切な配向を特定するために別の色であってもよい。

0068

図6A図6Bは、図5A図5Dに示されたアンカーと同様のアンカー12008を有するアンカー層12000の実施形態の写真である。このようなアンカーの例は、アルファテックス(Alfatex)から入手可能であり得る。一実施形態では、3D繊維材料またはその一部分を備えるアンカー層が設けられてもよい。例えば、3D繊維が、第1の平面に沿って設けられた織成布層と、織成布層から垂直にまたは織成布層に対してある角度で延在する複数のモノフィラメントとを備えてもよい。織成布層は、本明細書の他の箇所におよび参照により組み込まれる出願に記載されるように安定化構造体の外部に対して直接的または間接的に装着されるように構成され得る。モノフィラメントは、安定化構造体の周囲の組織に係合するように構成されたマッシュルーム形状ヘッドまたは他の形状部を有し得る。モノフィラメントのヘッドは、平坦状ヘッドと周囲組織に係合する延長エッジとを有する頭部を打ち延ばされたリベットと同様のものであってもよい。モノフィラメントがある角度で突出する場合には、材料は、他の方向よりも剪断方向により多くのグリップをもたらす。この方向により、アンカー層およびモノフィラメントは、この剪断が、デバイスが内臓により創傷の上方または外に押し出されるのを停止させる役割を果たすが、下方への押し下げにより容易に解除され得るように、安定化構造体上に位置決めされ得ることになる。

0069

図7図15Eの創傷閉鎖および治療方法

0070

本章または本明細書の他の箇所に記載される安定化構造体および/または創傷閉鎖デバイスは、創傷を閉鎖するための方法またはシステムと組み合わせて使用されてもよい。創傷を閉鎖するための使用方法のいくつかの実施形態では、本章または本明細書の他の箇所に記載される実施形態のいずれかの安定化構造体または創傷閉鎖デバイスの中の1つまたは複数が、創傷内に配置される。いくつかの実施形態では、器官保護層が、安定化構造体の配置前に創傷内に設けられ得る。特定の実施形態では、発泡体または他の多孔性材料が、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスの下方、上方、または周囲のいずれかにおいて、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスと共に創傷内に配置されてもよい。また、発泡体または他の多孔性材料が、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスの周囲を囲んでもよい。安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、例えば特定のサイズおよび形状を有することによって、または構造体のセル内にある特定の体積の発泡体もしくは他の多孔性材料を備えることによってなど、本章または本明細書の他の箇所に記載されるような任意の様式で潰れるように構成されてもよい。安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、創傷の形状により良好に対応するように、本章または本明細書の他の箇所に記載される任意の様式でさらに変更されてもよい。創傷内への配置後に、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、液密ドレープによって封止され得る。液密ドレープは、陰圧の印加のために構成されたポートを備えることが可能である。次いで、陰圧源がこのポートに連結され、陰圧が創傷に印加され得る。安定化構造体または創傷閉鎖デバイスは、創傷治癒を最も良好に促進するのに望ましいような様々な形状およびサイズの安定化構造体または創傷閉鎖デバイスによって、経時的に交換されてもよい。

0071

図7図15Eは、本章および本明細書の他の箇所に記載されるような安定化構造体を備える創傷閉鎖デバイスを使用した創傷を治療するための方法の実施形態を示す写真および図である。この方法の非限定的な実施形態をより良く説明するために、図13のステップには番号が付されており、それにより読者がこの方法のこれらのステップをより容易に辿ることができるようになっている。しかし、これらのステップは、任意の順序で実施され得るものであり、いずれの付番方式も明瞭化を専ら目的とするに過ぎない。さらに、いくつかの実施形態では、これらの方法の種々のステップが排除されてもよい。他の実施形態では、追加のステップが、本章および本明細書の他の箇所に記載される方法に基づく方法に追加されてもよい。本章に記載される多孔性層および構造体は、発泡体などの本明細書の他の箇所に記載される任意の材料または構造体からなるものであってもよい。

0072

図7は、以下ではるかにより詳細に説明されるような創傷閉鎖デバイスを用いた治療前の、開放創5100の一実施形態を示す。図6の開放創は、特に図1との関連で本明細書の他の箇所に記載される創傷と同様である。いくつかの例では、本明細書の他の箇所に記載されるように、かかる創傷は、外科切開または他の手段により形成され得る。

0073

図8は、創傷閉鎖デバイスを用いて開放創5100を治療するための方法における初期ステップの一実施形態を示す。治療前に、創傷は、パッド5180で洗浄されてもよく、皮膚5190は、図2A図3Eに関連して説明されるものなどの創傷閉鎖デバイスの適用のために調製されてもよい。

0074

図9は、開放創5100の治療のための方法における初期ステップの一実施形態を示す。いくつかの実施形態では、組織保護層5170が、陰圧閉鎖療法領域または他の潜在的損傷部から下層組織を保護するために創傷を覆って配置され得る。したがって、特定の実施形態は、創傷部位5100を覆って配置されるようなサイズに切断され得る組織保護層5170を用意する。組織保護層5170は、創傷部位にまたは近傍の露出された筋膜に接着しない材料であることが可能である。かかる組織保護層は、生体適合性ポリマーなどの任意の適切な材料から構成され得る。例えば、Smith & Nephewにより製造されRENASYS(登録商標)の下で販売される器官保護層が、組織保護層としての役割を果たし、腹腔および/または創傷床5100を覆って配置され、腹膜溝を越えて押し込まれてもよい。さらなる例では、フルオロポリマーポリテトラフルオロエチレンPTFE)などの材料が適用可能であり得る。なぜならば、これらの材料は、一般的に非接着性であり、外科移植片に使用される。一実施形態では、組織保護層は透過性である。例えば、組織保護層5170は、創傷部位5100からの流体の除去または創傷部位5100への陰圧の伝達を可能にするために、穴、スリット、またはチャネルなどの開口を備え得る。さらなる実施形態では、組織保護層は、脚、腕、肩、または背中などの身体の他の部位の非腹部損傷に対して使用されてもよい。特定の実施形態では、組織保護層は、創傷内および創傷周囲の圧力を測定するように構成されたセンサを備えてもよい。例えば、センサは、創傷に印加される陰圧レベルを測定するために、または腹部創傷下の下層器官に対する圧力を測定するために使用され得る。

0075

図10A図10Cは、開放創の治療のための方法における可能な初期ステップの実施形態を示す。しかし、上述のように、これらのステップは、この順序で実施される必要はなく、任意の順序で実施され得る。図10Aでは、発泡体などの多孔性材料の2つの片である底部片5102および頂部片5116が、創傷5100のサイズに近似するように選択される。いくつかの実施形態では、頂部片および底部片は、同一厚さのものである。しかし、特定の実施形態では、逆に、頂部片5116は、底部片5102の厚さの少なくとも2倍、少なくとも4倍、少なくとも10倍、または10倍超であってもよい。図10Bは、開放創の治療のための方法におけるさらなるステップの一実施形態を示す。底部片5102は、切断または他の適切な手段により創傷の形状に形状設定され、その後図10Cに示すようにおよび図11Aでさらに以下で図示されるように創傷5100内に配置され得る。

0076

図11A図11Bは、形状設定後に創傷床5100内に配置される発泡体層5102(例えば発泡体からなる15mmの層)の写真である。図12A図12Cでは、図2A図3Eに開示された安定化構造体と同様の安定化構造体5104か、または本明細書の他の箇所に記載される任意の他の安定化構造体が、創傷の形状になっている。安定化構造体は、切断またはその他の適切な手段によって創傷の形状に形成されてもよく、或いは、安定化構造体は、当初は、創傷に容易に収容されるサイズになっていてもよい。図12Bに表示されているように、安定化構造体5104は、創傷内に配置されてもよい。創傷床へのデバイスの挿入を補助するために、デバイスは、創傷部位内への進入を容易にするように若干内方にまたは水平方向に変形され得る。いくつかの実施形態では、デバイスは、挿入時に若干捩じられてもよく、次いで創傷の壁部との接触時に解放される。特定の実施形態では、創傷閉鎖デバイス5104は、マトリクスの長手方向側部が創傷5100の長手方向軸に整列するように配置され得る。図12Bを続けて参照すると、別の発泡体層5116(例えば発泡体からなる10mmの層など)が、創傷閉鎖デバイス5104の頂部上に配置される。

0077

図12Cは、図12A図12Bの安定化構造体および発泡体に対するポート5122の適用の写真である。ブリッジ発泡体部分5118が、創縁にて発泡体層5116に密着する状態で配置され得る。ブリッジ発泡体部分5118は、ドレープ片5120がブリッジ発泡体部分5118と無傷の皮膚との間に配置された状態で、無傷の皮膚を覆って延在してもよい。さらに、吸引ポート5122が、間にドレープセクション5120を有する状態でブリッジ部分5118に連結されてもよい。代替的な実施形態では、ブリッジ部分5118および吸引ポート5122は、図11A図12Bに示すような異なるステップ時に創傷上に配置されてもよい。

0078

図13では、ステップ1〜4に示すように、デバイスは、1つまたは複数のドレープ5120により覆われ得る。穴が、ブリッジ発泡体部分を覆うドレープ中に形成されてもよく、吸引ポート5122は、この穴の上方に配置され得る。1つまたは複数のドレープの頂部表面上の保護層5124が、ドレープ5120の適用後に除去されてもよい。ドレープ5120が適用され、ポートが定位置に置かれると、陰圧が、真空源からドレープを通して創傷に印加され得る。この陰圧により、安定化構造体は、本明細書の他の箇所に記載されるように水平方向に潰れ得る。多孔性層を通して安定化構造体に接着された組織アンカーは、創傷の組織に係合し、創傷の閉鎖を容易化し得る。

0079

図14A図14Cは、上方発泡体層5116が創傷内に配置され、その後ブリッジ部分5118が配置され1つまたは複数のドレープまたは創傷カバー5120が配置されるのをさらに示す図である。図14D図14Gは、創傷の治療および閉鎖のための方法における複数のステップの一実施形態を示す。図14Dに示すように、吸引ポート5122が、剥離ライナ5126から分離され、その後図11A図13に示すように創傷に適用される。図14Eは、創傷滲出液の収集に備えて陰圧閉鎖療法デバイス5130内に挿入されつつあるキャニスタ5128を示す。図14Fは、吸引ポートに連結されたチューブと、陰圧閉鎖療法デバイス5130に連結されたチューブとの間のスナップ連結を示す。この連結がなされると、陰圧創傷治療は、図14Gに示されるように開始し得る。

0080

図15A図15Dは、図7図14Gの方法といくつかの類似点を有する、創傷を閉鎖するための従来技術または代替方法の写真であり、図15Eは、その図面である。ここで、発泡体は、筋肉及び筋膜の下に置かれ、それから、発泡体が創傷の外に垂直に延在し、そして、折り返される。このような方法は、真皮の閉鎖を高めることをもたらすことができるが、筋膜レベルでは不可能である。代替の実施形態では、そのような構造は、創傷の外へはみ出た、折り返された発泡体層5116を提供することによって、例えば本章もしくは本明細書の他の箇所に開示されたような安定化構造体と組み合わせてもよい。図15Eは、従来技術または代替方法の断面図である。

0081

本明細書に記載される実施形態のいずれかと組み合わされ得るかまたはいずれかに組み込まれ得る、創傷閉鎖デバイス、安定化構造体、関連装置、および使用方法に関するさらなる詳細は、本明細書全体中の他の箇所におよびWO2014/014922A1として公開された2013年7月16日に出願された国際出願番号PCT/US2013/050698に記載される。この国際出願の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。

0082

図16〜図19Dの安定化構造体

0083

図16は、図2A図3Eの安定化構造体と同様の安定化構造体6100の実施形態の図である。安定化構造体6100は、3Dプリンティングや図3A図3Eで説明された算出方法など、本章または本明細書の他の箇所に説明された任意の方法によって構成されてもよい。また、安定化構造体6100は、図2A図3Eに関連して説明された材料など、本章または本明細書の他の箇所で説明された任意の材料から構成されてもよい。図2A図3Eの安定化構造体と同様に、安定化構造体6100は、平行または準平行に配置された複数の細長ストリップ6106を備え、これらの細長ストリップ6106の長手方向長さは、創傷の長手方向軸と整列され得る。また、実施形態では、細長ストリップ6106は、非平行に配置されてもよい。この安定化構造体6100内の様々なセルは、様々な形状およびサイズを有し得る。上記でより詳しく説明されたように、細長ストリップ6106、介在部材6110、およびセル6104の長さおよび形状は、安定化構造体のより優れた閉鎖を促進するように設計され得る。

0084

実施形態では、図16の安定化構造体は、伸張セクション6120を含むため、図2A図3Eの安定化構造体とは異なる。伸張セクション6120は、安定化構造体6100の長手方向軸に沿って外側に延在する1つまたは複数の追加のセルを備える。伸張セクション6120は、安定化構造体を長い切開創傷の中により良好に嵌合させることが可能となり得る。また、伸張セクション6120の追加は、安定化構造体6100を潰している最中に周囲組織を挟むことを防止する役割を果たし得る。伸張セクションは、約6つの追加のセル、12つの追加のセル、16つの追加のセル、20つの追加のセル、30つの追加のセル、30つよりも多い追加のセルを備えてもよい。

0085

図16に示されているように、伸張セクション6120は、その幅方向にセルがだんだんと少なくなる追加の列を含み得る。例えば、伸張セクション6120は、4つのセルの列と、その次の2つのセルの列と、続いて、2つのセルのもう1つの列とを含み得る。いくつかの実施形態では、つのセルの列の前に6つのセルの列がある。伸張セクション6120は、安定化構造体の長手方向軸に沿って安定化構造体の大部分の周縁によって形成された仮想楕円の外方エッジを越えて延在する。特定の実施形態では、伸張セクションは、安定化構造体の両端から長手方向軸に沿って延在し得る。いくつかの実施形態における伸張セクション6120は、安定化構造体6122の側部に沿った連続的な外周縁とは対照的に、安定化構造体の長手方向エッジにおいて、安定化構造体の外方壁部に対して段付きの外周縁を提供する。

0086

伸張セクション6120が無いと、安定化構造体は、卵形の全体長さに実質的に沿った段無しの側壁を備える。ただし、伸張セクションがあると、追加の列は、安定化構造体6126の平らになった卵形の端部とは対照的に、追加の列に基づいて段付きの外周縁6124を提供することができる。伸張セクションの更なる実施形態は、図17A図17Eに関連して下記でより詳細に説明されるであろう。

0087

図17A図17C、および図17Eは、図2A図3Eおよび図16の安定化構造体と同様の安定化構造体6200の実施形態の図であり、図17Bおよび図17Dはその写真である。本明細書の他の箇所で開示された安定化構造体とよく似ているように、安定化構造体6200は、細長ストリップ6206、セル6204、および介在部材6210を備える。安定化構造体6200は、安定化構造体の長手方向軸の両端に伸張セクション6220をさらに備える。図16に関連して上述されたように、伸張セクション6220は、安定化構造体を創傷の輪郭の中により良く嵌合させることを可能にし得る。また、伸張セクション6220は、安定化構造体が潰れた後、周囲組織を挟むことを防止し得る。上述したように、伸張セクションは、複数のセルを備えてもよい。

0088

図17A図17Eの安定化構造体、および本章または本明細書の他の箇所に開示された安定化構造体の何れかは、様々なサイズで製造され得る。実際の創傷の可能性のあるサイズおよび形状は、極めて多様なサイズおよび形状であり得るので、適切な安定化構造体も、様々なサイズで用意され得る。例えば、潰れていない安定化構造体の長さは、おおよそ、少なくとも25mm、50mm、75mm、100mm、125mm、150mm、175mm、200mm、250mm、300mm、350mm、400mm、450mm、500mm、750mm、または750mmよりも大きくすることができる。特定の実施形態では、潰れていない安定化構造体の幅は、少なくとも10mm、15mm、25mm、35mm、50mm、75mm、100mm、125mm、150mm、175mm、200mm、250mm、300mm、350mm、400mm、450mm、500mm、または500mmよりも大きくすることができる。

0089

図17Eに示されているように、いくつかの実施形態では、潰れていない安定化構造体は、おおよそ242mmの長さを有し得る。ただし、安定化構造体は、本章または本明細書の他の箇所に開示された任意のサイズのものであってもよい。安定化構造体のセル6204は、様々なサイズのものであってもよく、例えば、セル6204の幅は、おおよそ、少なくとも5mm、10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、50mm、または、50mmよりも大きくすることができる。例えば、セルの長さは、おおよそ、少なくとも5mm、10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、50mm、または、50mmよりも大きくすることができる。

0090

いくつかの実施形態では、伸張セクション6220は、4つのセルの第1の列と、それに続く2つのセルの列と、それに続く2つのセルの別の列と、を含んでもよい。4つのセルの列の前には、6つのセルの列があってもよい。ただし、更なる実施形態では、伸張セクションは、列毎に様々な数のセルを含んでいてもよく、そして、列の数が異なっていてもよい。例えば、伸張セクションは、1列、2列、3列、4列、5列、6列、または、6列よりも多く含んでいてもよい。実施形態では、列は、1つのセル、2つのセル、3つのセル、4つのセル、5つのセル、6つのセル、8つのセル、10つのセル、16つのセル、または、16つよりも多いセルを含んでいてもよい。

0091

図17Aに戻ると、特定の実施形態では、伸張セクションは、安定化構造体の長手方向軸に対して準平行である壁部6230を含む一連のセル6104を備えてもよい。これらのセル壁部は、安定化構造体6200の長手方向軸に対して角度をつけて延びた安定化構造体の他の箇所のセル壁部とは対照的である。

0092

伸張セクション6220を備える安定化構造体の実施形態では、安定化構造体の長手方向中心軸に最も近い細長部材6206は、伸張セクションを備えていない安定化構造体の実施形態よりも、長手方向軸に沿って更に延在する。例えば、最も内側にある細長ストリップは最も長いストリップであり、その次に内側にあるストリップは、2番目に長いなどである。伸張セクションの存在は、上面視において安定化構造体を、により似た形ではなく、目により似た形のように見せる。

0093

図17A図17Cに示されているように、実施形態では、安定化構造体6200は目のような形になり得る。目のような形の形状は、湾曲した上下のエッジが目尻および目頭のところで収束している人間の目のような形状に見え得る。ここで、外方壁部6250は、内側に向かって湾曲しており、伸張セクション6220で収束している。この形状は、外方壁部が伸張セクション6220に向かって直線的に収束するだろうダイヤモンド形により近い形状(図示せぬ)とは対照的である。ただし、いくつかの実施形態では、安定化構造体は、目のような形ではなく、ダイヤモンドの形になっていてもよい。

0094

安定化構造体6200は、安定化構造体6200の外方壁部から外側に向かって延在するタブ6212をさらに備える。そのようなタブは、安定化構造体の頂部若しくは底部、又はその両方から外側に向かって延在してもよい。タブは、図17Cによって示されているように、安定化構造体の外側のセルの全てから外へ延在してもよく、或いは、タブは、図17Aに示されているように1つおきにしてもよい。図17Dは、タブ6212を拡大視した写真である。タブは、安定化構造体の構築するために使用されるそれらの材料など、本章または本明細書の他の箇所に説明された任意の材料から構成されてもよい。特定の実施形態では、タブは、安定化構造体の一部として3Dプリンティングされてもよい。

0095

タブ6212は、図4図6Bに関連して上述されたようなアンカー層をさらに備えてもよい。このアンカー層は、タブを発泡体の層に接着するのに使用され得る。実施形態では、タブは、タブが発泡体の層に接着することを可能にする適切な接着剤で、被覆され得る。安定化構造体の上下層への発泡体の装着は、図20A図22Eに関連して下記により詳細に説明されるであろう。タブは、外側に向かって安定化構造体を囲む組織の上方または下方に延在したり安定化構造体の周縁の周囲を包囲する発泡体などの他の構造体の周りに延在したりする役割をさらに果たしてもよい。

0096

図17A図17Eの安定化構造体は、図2A図3Eに関連して上述されたような様々なサイズで提供され得る。上述したように、臨床の場で、安定化構造体のサイズの調整が最小化されるという利点があり、したがって、適切なサイズの創傷に合致し得る様々なサイズの安定化構造体を含むキットが提供され得る。例えば、キットは、大きいサイズと小さいサイズの2つのサイズだけのマトリックスを備えてもよい。大きいサイズの安定化構造体は、少なくとも、より小さい安定化構造体のサイズの約1.25x、1.5x、1.75x、2x、2.5x、3x、4x、5x、6x、または6倍超であってもよい。

0097

図18A図18Dは、潰れた状態の図17Bの安定化構造体6200の複数の視点からの写真である。潰れている間、安定化構造体の長さと高さはほぼ同じままであるものの、幅は劇的に小さくなる。上述したように、安定化構造体は、陰圧を受けたときにこのように潰れることができ、それによって、創傷の閉鎖が促進される。図18Aに示されているように、いくつかの実施形態では、伸張セクション6220は、潰れを回避してもよいが、図18C図18Dに示されているように、実施形態では、伸張セクションは、安定化構造体の残りの部分と一緒に潰れるであろう。

0098

図19A図19Bは、本章または本明細書の他の箇所に開示された安定化構造体と同様の安定化構造体6300の実施形態をさらに示している。図19A図19Bの安定化構造体のパターンは、安定化構造体の短軸に沿ったミラーライン6302の周りに対照的に配向された一連のセルを含んでいる。実施形態では、図19Aの安定化構造体は、300mmの潰れていない幅と約510mmの長さを有するが、図19Bの安定化構造体は、242mmの潰れていない幅と343mmの長さを有し得る。図19Bの安定化構造体の最も大きいセルは、30mmの幅を有し得る。ただし、図19A図19Bの安定化構造体は、本章または本明細書の他の箇所に開示された任意のサイズおよび形状を 備えてもよいことが、当業者によって理解されるであろう。

0099

図20A図22Eの安定化構造体および発泡体層

0100

図20A図20Bは、図2A図3Eおよび図16図19Bに関連して上述されたような安定化構造体と組み合わせた発泡体層の図面であり、図20C図22Eは、その写真である。後述された発泡体層は、本章または本明細書の他の箇所に説明された任意のタイプの発泡体を含み得る。可能性のある発泡体は、ポリマーから作製された連続気泡発泡体および網状発泡体が含まれ得る。適切な発泡体としては、例えばポリウレタン、シリコーン、疎水性材料親水性材料連続気泡材料独立気泡材料、連続気泡材料および独立気泡材料の混合物網状材料、ポリエステル、および/またはポリビニルアルコールなどから構成された発泡体が含まれる。実施形態では、本書に説明された発泡体層は、それらの特性が経時的に変化する材料を含み得る。例えば、特定の発泡体は、最初は硬いが、濡れたときに、若しくは、材料の劣化に起因して経年的に剛性が失われたときに、又はその両方のときに、より柔軟になり得る。

0101

本章または本明細書の他の箇所で説明された発泡体層は、様々な適切な厚さを有し得る。例えば、発泡体層は、少なくとも約1mm、3mm、5mm、10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mm、45mm、50mmの厚さ、または、50mmよりも大きい厚さを有し得る。単一の発泡体層が互いに上に敷設されて、より大きい総厚さの発泡体を作り出してもよく、例えば、厚さ15mmの発泡体層が、10mmの発泡体層の上に敷設されて、総厚さ25mmの発泡体を作り出してもよい。

0102

特定の実施形態では、本章または本明細書の他の箇所で説明された発泡体層のいずれかは、上述されたような器官保護層に事前装着され得る。例えば、下層器官に最も近い発泡体の最下層は、創傷内に置く前に、器官保護層に装着されてもよく、それによって、臨床医は、最初に器官保護層を創傷内に置くステップを省ける。特定の実施形態では、器官保護層は、本章または本明細書の他の箇所で説明されたような安定化構造体の下側に事前装着され得る。実施形態では、器官保護層は、創傷内に置かれた一番底の発泡体層の頂部に装着され、それによって、安定化構造体と一番底の発泡体の層との間に器官保護層を位置付ける。器官保護層は、一番底の発泡体の層または安定化構造体を完全に包み込んでもよい。底部層の発泡体もしくは器官保護層、またはその両方の存在は、下層にある腸を安定化構造体との直接的な相互作用に起因する損傷から保護する役割を果たし得る。

0103

図20A図20Bは、(図2A図3E、および図16A〜図19Dに関連して上述された安定化構造体と同様の)安定化構造体6302、頂部多孔性発泡体層6352、および底部多孔性発泡体層6354を備える創傷閉鎖デバイス6350の実施形態の図であり、図20C図20Dは、その写真である。下記でより詳細に説明されるように、頂部多孔性層6352および底部多孔性層6354は、安定化構造体6302の形状に一致するように任意の所望の方法で形状設定され得る。実施形態では、頂部層および底部層の発泡体は、創傷内に置く前に安定化構造体6302に装着され得る。発泡体層の事前装着は、有利には、臨床医によって完了される必要があるステップの数を減らす。

0104

本明細書の他の箇所で説明されているように、安定化構造体6302は、タブ6304を備えてもよい。これらのタブは、有利には、安定化構造体に対する発泡体層の装着のためのより大きい表面積をもたらす。タブがなければ、接着剤を、どうしても安定化構造体の狭い上方エッジに塗布する必要があり、作り出される装着が潜在的に弱くなったり存在しなくなったりするでだろう。上述したように、タブは、安定化構造体の頂部エッジおよび底部エッジ上に位置し得る。実施形態では、接着剤ではなく、タブが、図4図6Bに関連して上述されたようなアンカー内に被覆されてもよい。アンカーは、接着剤とよく似た作用をし、発泡体層が、創傷内に置かれる前に安定化構造体に装着されることを可能にする。安定化構造体は、底部層の発泡体もしくは頂部層、またはその両方に事前装着され得る。特定の実施形態では、接着剤は、タブや他の位置ではなく、安定化構造体の中央の長手方向に細長い部材に塗布されてもよい。接着剤を中央の細長部材にだけ塗布することによって、安定化構造体は、発泡体からの抵抗なく、潰れ得る。

0105

図20A図20Dは、底部の発泡体が、幅もしくは長さのいずれか、またはそれらの両方において、頂部の発泡体よりも大きくなっている創傷閉鎖デバイスの実施形態を示している。ここで、発泡体は、安定化構造体から外側に向かって延在することでリップを作り出し、それによって、発泡体のリップが、筋膜などの周囲組織層の上方または下方に延在することを可能にする。リップは、膨張した下層内臓によってかかる上向きの力に抵抗するための下向きの力を提供することによって安定化構造体を定位置に保持する役割を果たすことができる。特定の実施形態では、リップは、閉鎖デバイスが適切に位置付けられることを可能にするために、創傷床内に置いている間に折り畳まれる必要があり得る。その後、リップは、デバイスを固定すると共に周囲組織に陰圧を付与するのを補助するために、広げて周囲組織の中へ延在し得る。

0106

頂部層は、安定化構造体の頂部に合わせてサイズ決めされてもよく、それによって、潰れた安定化構造体のサイズに対する創傷の閉鎖が促進される。マトリックスから外側に向かって延在するリップは、創傷内へのより良好な嵌合をもたらすために丸くなっていてもよい。対照的に、図20Eの実施形態では、底部層は頂部層よりも小さくてもよい。頂部層は、有利には、ドレープが安定化構造体の中に、または、安定化構造体と創傷のエッジとの間に引き下げられるのを防止し得る。

0107

特定の実施形態では、発泡体層は、本章または本明細書の他の箇所に開示された任意の厚さのものであり得る。底部層の発泡体6354の厚さは、約15mm、または約10mmであり得る。例えば、図20Dの底部発泡体6354は、図20Cの底部発泡体よりも厚い。

0108

図20E図20Fは、全部で3つの層の発泡体を含む創傷閉鎖デバイスの実施形態を示している。ここで、創傷閉鎖デバイス6350は、安定化構造体6302、頂部層の発泡体6352、底部層の発泡体6354、および、中間層の発泡体6356を備える。安定化構造体は、中間層の発泡体もしくは頂部層の発泡体、またはそれらの両方に事前装着され得る。また、底部層の発泡体は、中間層の発泡体に事前装着されたり、創傷内に別に置かれたりし得る。いくつかの実施形態では、頂部層は厚さ15mmまたは10mmであり、中間層は厚さ15mmであり、底部層は厚さ10mmである。発泡体層は、接着剤やアンカーなどの任意の適切な手段によって装着され得る。図20Eに示されているように、一番底の発泡体の層は、創傷閉鎖デバイスから外側に向かって周囲組織内へ延在するリップを備えてもよい。上述したように、このようなリップは、デバイスを定位置に固定し得る。底部層の発泡体は、中間層の発泡体もしくは頂部層の発泡体、またはそれらの両方よりも、幅が広く、もしくは長さが長く、またはそれらの両方であり得る。特定の実施形態では、安定化構造体の頂部および底部の発泡体に加えて、安定化構造体の外周縁全体に発泡体が装着されてもよい。発泡体は、接着剤やアンカー層などの任意の適切な手段によって安定化構造体の周縁に装着されてもよい。発泡体が安定化構造体の周縁に一旦適用されると、頂部層の発泡体および底部層の発泡体もある場合、安定化構造体はもはや視認できないはずである。

0109

図20A図20Fの発泡体層の実施形態では、発泡体の層は、本章または本明細書の他の箇所に説明された任意のタイプの適切な発泡体材料を備えてもよい。例えば、発泡体は、ポリウレタンなどの「黒い発泡体」、もしくはポリビニルアルコール(PVA)を含む「白い発泡体」、またはそれらの両方を備えてもよい。PVA発泡体は、他のタイプの発泡体に比べてより弾力性があって密度が高い場合が多いので、PVA発泡体を含む実施形態では、他のタイプの発泡体に比べてより薄い発泡体層が必要とされ得る。また、PVA発泡体が一旦濡れると、それは、側方滑りを補助することもできる。いくつかの実施形態では、発泡体層は、ガーゼ、または、FryやKosselなどのメッシュネット製品などの他のフィラーと組み合わせられてもよい。

0110

図21は、本章または本明細書の他の箇所に記載される安定化構造体または創傷閉鎖デバイスのいずれかとの組合せで使用され得る発泡体層4600の一実施形態の写真である。発泡体層4600は、本章または本明細書の他の箇所で説明された発泡体層のいずれかの定位置に用いられ得る。本章もしくは本明細書の他の箇所で説明されているように、発泡体層4600は、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスの上方または下方に配置され得る。いくつかの実施形態では、発泡体層4600は、安定化構造体または創傷閉鎖デバイスの上方および下方の両方に配置される。発泡体層4600は、安定化構造体もしくは創傷閉鎖デバイスの周囲を囲むか、または安定化構造体もしくは創傷閉鎖デバイスの全体を完全に囲み得る。発泡体層4600は、吸収性材料、流体を分配するように構成された材料、またはそれらの両方から作製され得る。

0111

発泡体層4600は、発泡体層から安定化構造体または閉鎖デバイス内へと延在し得るフィンガ4602をさらに備える。例えば、フィンガ4602は、本章または本明細書の他の箇所に記載される安定化構造体に示される間隙またはセルの中および周囲に延在し得る。また、フィンガ4602は、安定化構造体の周囲の外部の周囲にも延在し得る。いくつかの実施形態では、1つの発泡体層4600からのフィンガ4602は、安定化構造体の内部を貫通してまたは外部の周囲に延在して、第2の発泡体層4600からのフィンガ4602に合流する。したがって、ある発泡体層はフィンガ側を上に向くことになり、第2の発泡体層はフィンガ側を下に向き得る。

0112

いくつかの実施形態では、発泡体層4600は、特定の創傷に対して発泡体を形状設定するために、発泡体層4600の一部分が容易に引き離され得るようにミシン目または事前切り込みを有することが可能である。いくつかの実施形態では、フィンガ4602は、発泡体層の表面から少なくとも約1mm、発泡体層の表面から少なくとも約3mm、発泡体層の表面から少なくとも約5mm、発泡体層の表面から少なくとも約7.5mm、発泡体層の表面から少なくとも約10mm、発泡体層の表面から少なくとも約12.5mm、発泡体層の表面から少なくとも約25mm、発泡体層の表面から少なくとも約17.5mm、発泡体層の表面から少なくとも約20mm、発泡体層の表面から少なくとも約25mm、または25mm超にわたり延在し得る。

0113

特定の実施形態では、フィンガ4602は、安定化構造体の潰れを制御するために変えることができる。例えば、フィンガが安定化構造体の特定のセルの中へ延在しているとき、そのフィンガは、その特定のセルの潰れを防止するであろう。したがって、安定化構造体の中へ延在するより多数の発泡体フィンガは、より少数の発泡体フィンガよりも潰れを低減させるであろう。例えば、フィンガは、少なくとも、安定化構造体のセルの約10%、20%、30%、50%、75%、または、100%まで中に延在してもよく、それによって、安定化構造体の潰れがさらに限定される。

0114

図22A図22Eは、印刷指示に適した発泡体を示している。本章または本明細書の他の箇所で説明されたような創傷閉鎖デバイスを置いたとき、発泡体層、または創傷閉鎖デバイスの他の構成要素の適切な向きを決定することは、臨床医にとって困難である。したがって、発泡体上の印刷記号は、臨床医が発泡体層を適切に方向付けるのを容易にし得る。図示されていないが、本章または本明細書の他の箇所で開示された記号や印刷のいずれかは、安定化構造体などの創傷閉鎖デバイスの種々の構造体に適用されてもよい。

0115

図22Aは、シンプルなラベルなしの卵形の発泡体6400を示しており、そのような層は、発泡体の一般的な形状以外、創傷内における発泡体の適切な向きのための案内をほとんど提供しない。図22Bは、横縞6402を含む発泡体層の実施形態を示している。これらの横縞は、創傷の短手方向軸に沿って整列されてもよく、それによって、卵形発泡体6400の置きやすさがもたらされる。同様に、図22Cは、創傷の長手方向軸と整列され得る縦縞6404を含む卵形の発泡体層を示している。図22Dは、図22Bと同様であり、横矢印6404は、創傷の水平軸との一致を指し示している。最後に、図22Eは、縦縞6404と横矢印6404とを組み合わせているが、「頭」6408および「足」6410の記号をさらに含んでおり、患者の頭の方へ「頭」を向けて患者の足の方へ「足」を受けるように臨床医を導く。

0116

特定の実施形態では、図22B図22Eの発泡体層と同様の発泡体層は、発泡体または創傷閉鎖デバイスのどちら側が頂部であり、どちら側が底部であるのかを臨床医に指し示すために、発泡体層の一方側または両側に印刷を含み得る。頂部、底部、およびデバイスの向きを正確に描く印刷は、臨床医が、創傷閉鎖デバイスを創傷内に逆様に置いたり間違った方向に回転されたりすることを防止することができる。

0117

図23A図31Hの安定化クリップ

0118

図23A図23Eは、図2A〜3Eおよび図16図20Fの安定化構造体に装着され得る安定化クリップの複数の図を示す。図23Aに示すように、いくつかの実施形態では、安定化クリップ7000は、細長部材または介在部材の上になど、安定化構造体の壁部の上に「クリップ留め」することを可能にする装着部分7002を備え得る。また、安定化クリップ7000は、周囲組織に安定化構造体6000を固定するのを補助するために組織層の上方または下方に延在し得る固定部分7004を備え得る。固定部分7004は、装着部分の閉端部にて、装着部分7002の下方端部から延在し得る。例えば、図2Aの安定化構造体6000などの安定化構造体が、腹部創傷内に配置された場合に、下層内臓が、腹部創傷の上方および外に安定化構造体を拡張させるおよび押す傾向となり得る。かかる事態は、上述のように安定化構造体が腹部創傷内に配置されるように適合化され、それにより安定化構造体が創縁同士を共に引き得るため、望ましくない。拡張する内臓の外方圧力を緩和するために、いくつかの実施形態では、図23Bに示すように、創傷内に安定化構造体を配置する前に、安定化クリップ7000が、安定化構造体6000の下側に装着され得る。次いで、安定化構造体6000の固定部分7004が、安定化構造体から外方に、および例えば筋膜7012などの周囲組織7010の下方に延在し得る。これと同じ理論的根拠は、図20A図20Fに関連して上述された発泡体リップに適用される。

0119

いくつかの実施形態では、クリップは、剛性であり、したがって固定部分7004が筋膜7012の下方に延在されると、固定部分は、膨張した内臓からの上方力を吸収しつつ、腹部創傷内において安定化構造体6000を定位置に維持することが可能となる。さらなる実施形態では、固定部分は、半剛性または軟性であってもよい。いくつかの実施形態では、クリップは、例えばプラスチック、ABS、PU、PE、PP、PET、シリコーン、ナイロン、または当技術で知られる他の適切な材料などを含む任意の適切な材料から作製され得る。さらに、クリップは、例えばチタンステンレス鋼インコネル、または当技術で知られる他の適切な材料などを含む金属から作製され得る。さらに、クリップは、例えば炭素繊維ケブラー強化プラスチック、または当技術で知られる他の適切な材料などを含む複合材料から作製され得る。

0120

安定化クリップは、安定化構造体の頂部または底部にクリップ留めされ、それによりその頂部の上にまたは周囲組織の下方に固定部分を延在させ得る。いくつかの実施形態では、本明細書の他の箇所に、特に図4図6Bに記載されるものなどのアンカー層が、安定クリップに装着され得る。かかるアンカー層は、安定化クリップの周囲または下方など任意の適切な態様で安定化クリップに装着され得る点が、当業者には認識されよう。

0121

いくつかの実施形態では、安定化クリップは、体内で遺失した場合に容易に識別可能であるように、放射線不透過性である。安定化クリップの発見をさらに容易にするために、安定化クリップ同士は、適切な態様で共に装着または連結され得る。いくつかの実施形態では、2つの安定化クリップ、3つの安定化クリップ、4つの安定化クリップ、または5つ以上の安定化クリップ同士が、共に装着される。

0122

実施形態では、安定化構造体は、安定化クリップが切欠部を覆ってよりしっかりと保持され得るように、切欠部を有してもよい。安定化クリップは、安定化構造体が完全には閉じることができないように、安定化構造体を開いた状態に支持する役割を果たすさらなる突出部をさらに有してもよい。突出部の代わりにまたは突出部と共に、安定化クリップは、安定化構造体を開いた状態に支持する役割を果たすループを有してもよい。いくつかの実施形態では、安定化クリップは、少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、または50%超だけ安定化構造体を開いた状態に支持する。

0123

図23Cは、図23Aの安定化クリップと同様の安定化クリップ7006の一実施形態を示す。安定化クリップ7000は、安定化構造体の壁部の頂部上でループする装着部分7002を備え得る。このようにすることで、安定化クリップ7000は、安定化構造体から外れることがより困難となる。図23Aに示す他の安定化クリップの実施形態と同様に、図23Bの安定化クリップは、筋膜などの組織層の下方に延在する固定部分7004を備えてもよく、それにより安定化構造体を定位置に維持する。固定部分7004は、装着部分7002の下方端部から延在してもよいが、この例では、装着部分の下方端部は、安定化クリップが頂部から安定化構造体上に「クリップ留め」されるため、開端部である。

0124

図23Dは、図23A図23Bの安定化クリップの実施形態と同様の安定化クリップ7008の別の実施形態を示す。安定化クリップ7008は、安定化クリップの上方部分および下方部分の両方に固定部分7004、7010を有する。安定化クリップは、装着部分の上方端部から外方に延在する第1の固定部分7010と、装着部分の下方端部から外方に延在する第2の固定部分7004とを有し得る。したがって、安定化構造体に装着されると、安定化クリップ7008は、固定部分が筋膜などの様々な組織層の上方および下方の両方に延在することにより、安定化構造体を定位置によりしっかりと固定し得る。図23Eは、安定化クリップ7000、7006、および7008の側面図を示し、図23Fは、安定化クリップ7000、7006、および7008の上方前方図を示す。

0125

図24A図24Eは、図2A図3Eおよび図16図20Fの安定化構造体と同様の安定化構造体8000の実施形態の写真である。安定化クリップ8002は、安定化構造体を創傷内に固定するために安定化構造体に装着されてもよい。本章もしくは本明細書の他の箇所に説明されているように、安定化クリップ8002は、安定化構造体から外方へ周囲組織の中に延在し、安定化構造体を腹部創傷内の定位置に保持してもよい。いくつかの実施形態では、2つ以上の安定化クリップが使用される。例えば、単一の安定化構造体が、一方の側部に2つ以上の1つのタイプの安定化クリップを、3つ以上の安定化クリップを、4つ以上の安定化クリップを、5つ以上の安定化クリップを、6つ以上の安定化クリップを、または7つ以上の安定化クリップを含んでもよい。時として、2つ以上のクリップを使用する場合に、1つのタイプのクリップのみが使用されるが、他の場合には、2つ以上のタイプのクリップが使用されてもよい。特定の実施形態では、安定化構造体の壁部ごとに1つの安定化クリップが存在するに過ぎないが、さらなる実施形態は、安定化構造体の壁部ごとに複数の安定化クリップを必要とし得る。図24F図24Gは、より多数の安定化クリップを有する安定化構造体の図である。

0126

図25A図25Gは、図24Cの安定化クリップと同様の安定化クリップ9006の一実施形態を示す。安定化クリップ9006は、安定化構造体の壁部の頂部上でループする装着部分9002を備え得る。図23Cに示す他の安定化クリップの実施形態と同様に、図25A図25Gの安定化クリップは、筋膜などの組織層の下方に延在する固定部分9004を備えてもよく、それにより安定化構造体を定位置に維持する。固定部分9004は、装着部分9002の下方端部から延在してもよい。固定部分9004は、グリッパ9008を備えることが可能である。グリッパ9008は、周囲組織に固定部分を装着するのを補助することが可能である。固定部分9004およびグリッパ9008は、筋膜などの組織層の下方に延在して、安定化構造体を定位置に維持する。組織グリッパ9008は、図4図6Bを参照として記載される組織アンカーと同様であることが可能である。組織グリッパ9008は、安定化クリップと同一の材料から形成することが可能である。いくつかの実施形態では、グリッパ9008は、安定化クリップを作製するために使用される材料とは異なる材料から形成され得る。図25A図25Gは、固定部分9004の頂部表面9010上のグリッパ9008を示す。いくつかの実施形態では、グリッパ9008は、固定部分の底部表面9011、側部9012、または前方表面9013に設けられ得る。さらに、いくつかの実施形態では、安定化クリップの装着部分は、安定化構造体を固定するのを補助し得るグリッパを備えてもよい。

0127

図26A図26Jは、図25A図25Gの安定化クリップと同様の安定化クリップ10006の一実施形態を示す。安定化クリップ10006は、安定化構造体の壁部の頂部上でループする装着部分10002を備え得る。図25A図25Gに示す他の安定化クリップの実施形態と同様に、図26A図26Jの安定化クリップは、筋膜などの組織層の下方に延在する固定部分10004を備えてもよく、それにより安定化構造体を定位置に維持する。固定部分10004は、装着部分10002の下方端部から延在し得る。安定化クリップ10006は、固定部分10004と装着部分10002との交差部に段または凹部10010を備えることが可能であり、または固定部分10004は、装着部分10002から水平方向に延在する。いくつかの実施形態では、図26A図26Jに示すように、固定部分10004は、周囲組織への固定部分の装着を補助するためにグリッパ10008を備えてもよい。他の実施形態では、段または凹部10010を有する安定化クリップ10006は、固定部分10004の表面上にグリッパ10008を有さない固定部分10004と共に使用されてもよい。段10010は、本章または本明細書の他の箇所で説明された発泡体層と同様に、マトリクスの下方に位置決めされた発泡体および/または他の材料を収容するための段または凹部を安定化クリップ中に与え得る。段10010は、マトリクス安定化構造体10013に装着された安定化クリップ10006が、安定化構造体10013よりも若干大きくてもよい安定化構造体10013の下方に配置された発泡体片の周囲に嵌着するのを可能にする。いくつかの実施形態では、段のサイズは、様々な発泡体サイズに対応するように変更され得る。

0128

図26H図26Jは、図2A図3Eおよび図16図19Bに示された安定化構造体と同様の安定化構造体またはマトリクス支持体10013に装着された安定化クリップ10006の写真である。安定化構造体10013は、発泡体層10011の上方に位置決めされる。発泡体層10011は、安定化構造体10013よりも大きい。安定化クリップの段または凹部10010は、より大きな発泡体層10011の周囲に嵌着する。段または凹部10010により、安定化クリップは、安定化構造体よりも若干大きな発泡体層に過度の圧力を印加することなく創傷内に安定化構造体を固定することが可能となり得る。段または凹部は、様々な深さの発泡体、安定化構造体、および/または安定化クリップに対応するように、安定化クリップの装着部分に沿った任意の垂直方向位置に設けられてもよい。

0129

図27A図27Jは、図23Cの安定化クリップと同様の安定化クリップ11006の一実施形態を示す。図23Cに示す他の安定化クリップの実施形態と同様に、安定化クリップ11006は、安定化構造体の壁部の頂部上でループする装着部分11002と、安定化構造体を定位置に維持するために組織層の下方に延在する固定部分11004とを備え得る。図27A図27Jに示すように、安定化クリップ11006は、安定化構造体11013の底部にラッチ係合するためのフット11012を備えてもよい。フット11012は、安定化構造体11013の壁部の上部上でループする装着部分11012のループの端部11014に設けられ得る。フット11012は、安定化クリップ11006の角に補強をもたらし得る。フット11012を有する安定化クリップ11006は、安定化クリップ11006の安定性および強度を改善させる。図27H図27Jは、安定化構造体10013に装着された安定化クリップ10006の図である。安定化クリップ11006は、図25A図25Gのいくつかの実施形態に示すようにフットおよびグリッパを備えることが可能である。

0130

図28A図28Dは、図26A図26Cに示された実施形態と同様の安定化クリップ13000の実施形態の図である。ただし、安定化クリップ13000は、図26A図26Cに示されたクリップよりも幅が広い。安定化クリップ13000は、安定化構造体の壁部の頂部の上でループする、または、安定化構造体の壁部の下でループし得る装着部分13002を備え得る。安定化クリップ13000は、筋膜などの組織層の下方に延在する固定部分13004も備えてもよく、それにより安定化構造体を定位置に維持する。固定部分13004は、装着部分13002の下方端部から延在し得る。安定化クリップ13006は、固定部分13004と装着部分13002との交差部に段または凹部13010を備えることが可能であり、または固定部分13004は、装着部分13002から水平方向に延在する。固定部分13004は、周囲組織への固定部分の装着を補助するためにグリッパ13008を備えてもよい。他の実施形態では、段または凹部13010を有する安定化クリップ13006は、固定部分13004の表面上にグリッパ13008を有さない固定部分13004と共に使用されてもよい。段13010は、本章または本明細書の他の箇所で説明された発泡体層と同様の、マトリクスの下方に位置決めされた発泡体および/または他の材料を収容するための段または凹部を安定化クリップ中に提供することができる。段13010は、マトリクス安定化構造体に装着された安定化クリップ13006が、安定化構造体よりも若干大きくてもよい安定化構造体の下方に配置された発泡体片の周囲に嵌着するのを可能にする。いくつかの実施形態では、段のサイズは、様々な発泡体サイズに適合するように変更され得る。

0131

図28Dは、安定化クリップ13000の後部に隙間13012を備えた安定化クリップ13000の実施形態を示している。隙間は、安定化クリップ13000が本章または本明細書の他の箇所に開示されたような安定化構造体の交差部または連接部の上に嵌合することを可能にする。安定化クリップを安定化構造体,内の交差部または連接部の上に位置決めすることによって、クリップは、クリップを取り外し得る横力またはその他の力に対してより抵抗性がある。

0132

図28Eは、図28A図28Dの安定化クリップと同様の安定化クリップ13000の実施形態を示している。図28Eの安定化クリップ13000は、安定化クリップの上方端部にループ13014をさらに備える。このループ13014は、クリップを紐やその他の手段によって他のクリップなどの創傷閉鎖デバイスの構成要素に装着するのに使用され得る。クリップ13000を他のクリップに連結することは、創傷内でクリップを遺失することを防止し得る。

0133

図29A図29Eは、図23〜図28Dの安定化クリップ、特に図28C図28Dのクリップと同様の安定化クリップ14000の実施形態を示している。図29A図29Bに図示されているように、安定化クリップ14000は、装着部分14002、先細の固定部分14004、段14010、グリッパ14008、および隙間14012を備える。先細の固定部分14004は、ノッチ14014を備える。同様に、図29C図29Dの安定化クリップ14000の真直ぐな固定部分14016は、ノッチ14014を備える。図29Eは、幅広の固定部分14018.を有する安定化クリップ14000を示している。

0134

図30A図30Bは、図23A図29Eの安定化クリップと同様の安定化クリップ15000を示している。上記された安定化クリップの実施形態とよく似て、安定化クリップ15000は、装着部分15002、固定部分15004、段15010、およびグリッパ15008を備える。ただし、安定化構造体は、頂部フック15012および底部フック15014を含み、クリップが図2A図3Eおよび図16図20Fに開示されたような安定化構造体にしっかりと締結されることを可能にする。段15010は、安定化クリップが、安定化構造体の下に位置決めされた発泡体の層の上に嵌合することを可能にする。

0135

図30Bは、ピン15016をさらに備える安定化クリップ15000の実施形態を示している。これらのピンは、発泡体およびクリップの両方を適所に保持するために、下層の発泡体層の中にしっかりと圧入され得る。特定の実施形態では、安定化クリップは、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、又は6つの個別のピンを備えてもよい。いくつかの実施形態では、ピンは、固定部分15004の下側や、頂部フック15012の近くのクリップの頂部など、クリップ15000の他の位置に配置されてもよい。

0136

図31A図31Hは、図23A図30Bの安定化クリップ、好ましくは、図28C図28Dのクリップと同様の安定化クリップを示している。ただし、、図31A図31Hの安定化クリップは、リンカー14050によって互いに繋ぎ合わされている。リンカー14050は、安定化クリップと同じ材料、または本章または本明細書の他の箇所に開示された任意の材料から構成され得る。リンカーは、安定化クリップを伴ってモールド成形されたり、安定化クリップを伴って3Dプリンティングされたり、その他の適切な手段によって製造されたりし得る。リンカーは、クリップを一纏めにする役割を果たし、それによって、クリップが創傷内で遺失される可能性が減少する。特定の実施形態では、リンカーは、紐や接着剤の形態をとってもよい。安定化クリップは、多くの安定化クリップを含む長いアレイの中に繋がれてもよく、そのアレイは、図31C図31Dに示されたような安定化クリップのより小さいグループを作るリンカー位置で切断され得る。特定の実施形態では、図30Aに示されているように、安定化クリップは、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上のクリップが互いにより近くになって、後に幅広の隙間14002ができるように、集められてもよい。

0137

図31G図31Hは、アーチ14075によって繋がれた安定化クリップの実施形態を示している。また、図31Hは安定化クリップを示しており、これは、安定化クリップが安定化構造体内の交差部に装着されることを可能にするための隙間14080と組み合わせて、安定化構造体の頂部の上をループするための短いフックを有する装着部分14004を備える。

0138

図32Aは、デバイスは真空レベルの上昇を受けながら、図2A図3Eおよび図16図20Fの構造体と同様の安定化構造体を組み込んだ創傷閉鎖デバイスの実施形態の(幅の減少によって測定された)潰れを追ったデータ表である。ここで、発泡体は、図20A図20Fの実施形態と同様の安定化構造体の頂部および底部に装着され、デバイス全体は、動物モデルの中に置かれた。真空は、40mmHgから200mmHgまで上昇された。デバイスのプレ真空幅は123.4mmであったが、真空下で83.4mmまで減少した。図32Bは、図32Aの実験データを棒グラフの形で表示している。

0139

上述のように、本章または本明細書の他の箇所に記載されるものなどの安定化構造体が、本章または本明細書の他の箇所に記載される任意の安定化クリップの使用により創傷内に固定してもよい。以下のステップは、どのような特定の順序で完遂される必要もないが、一例として以下の順序で実施される。図12A図12Cに関連して上述したように、安定化構造体は、初めに安定化構造体の一部分を切りそろえたり除去したりすることによって、または、創傷に適したサイズで予め作られた安定化構造体を提供することによって、特定の創傷に対してサイズ設定され得る。特定の創傷形状に対して安定化構造体をサイズ設定すると、次いで安定化クリップ若しくは発泡体、又はその両方は、安定化構造体に装着され得る。次いで、安定化構造体は、腹部創傷内への安定化構造体の配置と、クリップ若しくは発泡体、又はその両方が筋膜層の下方に延在するような安定化クリップの固定若しくは発泡体の固定、又はその両方の固定とを促進するように部分的に閉鎖される。筋膜が、比較的強度の高い組織であるため、筋膜の下方に安定化クリップを固定することにより、安定化構造体は、下層内臓によって創傷から外側に向かって押し上げられることが不可能となる。上述のように、任意の個数の安定化クリップが使用されてもよく、組織の様々な層の上方および/または下方に延在してもよい。また、上述のように、安定化構造体は、様々なサイズとして予め作られるようになってもよく、それによって、安定化構造体を更に切りそろえたりサイズ変更したりする必要が無くなる。

0140

特定の実施形態では、本書に開示された安定化クリップのいずれかは、図4図6Bに開示されているような本書に開示されたアンカー層または材料のいずれかと組み合わされてもよい。アンカー材料は、安定化構造体を創傷床内に保持するための付加的な装着力を提供するために、創傷の外に面するクリップの面上に位置決めされてもよい。いくつかの実施形態では、安定化クリップは、クリップが互いに装着することを可能にしてクリップのストリップを形成するためにベルクロ(登録商標)や1つまたは複数のグリッピング側壁を備えてもよい。アンカー層は、頂部、底部、前部、後部、又は側部などのクリップの任意の適した位置に置くことができる。

0141

種々のセンサが、本章または本明細書の他の箇所で説明された安定化構造体や発泡体層のいずれかの中に置かれてもよい。例えば、pHセンサ、温度センサ圧力センサ、またはその他の適切なセンサが、安定化構造体の中、もしくは、発泡体層の中、またはそれらの両方に埋め込まれてもよい。このような実施形態は、有利には、センサは単に安定化構造体または発泡体を取り除くときに取り除かれるので、臨床医が、創傷床内のセンサを取り除くステップを抜かすことを可能にするであろう。

0142

本章または本明細書の他の箇所で説明された安定化クリップは、任意の適切な手段によって構成され得る。例えば、安定化クリップは、本章または本明細書の他の箇所で説明された安定化構造体とは別に、3Dプリンティングされたりモールド成形されたりしてもよい。ただし、代替として、安定化クリップは、安定化構造体に直接装着させて、3Dプリンティングされたりモールド成形されたりしてもよい。

0143

本開示は、特定の実施形態について記載するが、本開示に示され記載される方法およびデバイスの多数の態様が、種々に組み合わされておよび/または修正されることにより、さらなる実施形態または許容可能な例を形成し得る点が、当業者には理解されよう。全てのかかる修正および変更は、本開示の範囲内に含まれるように意図される。実際に、多様な設計およびアプローチが、可能であり、本開示の範囲内に含まれる。本明細書において開示される特徴、構造、またはステップは、いずれも必須または不可欠なものではない。さらに、例示の実施形態を本明細書に記載したが、本開示に基づき当技術者により理解されるような均等な要素、修正、省略、組合せ(例えば様々な実施形態にわたる態様の)、代替、適合化、および/または変更を有するあらゆる実施形態の範囲。特定の実施形態について記載したが、これらの実施形態は、専ら例として示され、保護範囲を限定するようには意図されない。

0144

特定の態様、実施形態、または例と組み合わせて記載される特徴、材料、特性、または群は、適合不能でない限りは本章または本明細書の他の箇所に記載される任意の他の態様、実施形態、または例に適用可能であると理解されたい。本明細書(任意の添付の特許請求の範囲、概要、および図面を含む)で開示される全ての特徴および/または同様に開示される任意の方法またはプロセスの全てのステップは、かかる特徴および/またはステップの少なくともいくつかが相互に排他的である組合せを除いて、任意の組合せで組み合わされてもよい。保護は、任意の前述の実施形態の詳細に限定されない。保護は、本明細書(任意の添付の特許請求の範囲、概要、および図面を含む)に開示される特徴の中の任意の新規の1つもしくは任意の新規の組合せにまで、または同様に開示される任意の方法もしくはプロセスのステップの中の任意の新規の1つもしくは任意の新規の組合せにまで及ぶ。

0145

さらに、個別の実装形態コンテクストで本開示内に記載される特定の特徴もまた、単一の実装形態との組合せで実装され得る。逆に、単一の実装形態のコンテクストで記載される様々な特徴もまた、複数の実装形態において個別にまたは任意の適切な下位組合せで実装され得る。さらに、特徴が、特定の組合せで機能するものとして上述される場合があるが、いくつかの場合では、特許請求される組合せからの1つまたは複数の特徴が、その組合せから削除され得ると共に、その組合せが、下位組合せまたは下位組合せの変更例として特許請求されてもよい。

0146

さらに、動作が、図面に示されるか、または特定の順序で本明細書にて記載されるが、かかる動作は、図示する特定の順序もしくは一連の順序で実施される必要はなく、または全ての動作が、所望の結果を達成するために実施される必要はない。図示または記載されない他の動作が、例の方法およびプロセスに組み込まれ得る。例えば、1つまたは複数の動作が、記載される動作のいずれかの前、後、同時、または間に実施され得る。さらに、動作は、他の実装形態では再構成または順序再設定され得る。いくつかの実施形態では、図示するおよび/または開示するプロセスで実施される実際のステップは、図面に示すものとは異なり得る点が当業者には認識されよう。実施形態によっては、上述のステップのいくつかが除かれてもよく、他が追加されてもよい。さらに、上記に開示した特定の実施形態の特徴および属性が、異なる方法で組み合わされてさらなる実施形態を形成してもよく、これらの実施形態はいずれも、本開示の範囲内に含まれる。また、上述の実装形態における様々なシステム構成要素の分離は、全ての実装形態においてかかる分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、記載された構成要素およびシステムは、一般的には単一の製品において共に一体化され得るかまたは複数の製品へとパッケージングされ得る点を理解されたい。

0147

本開示の目的として、特定の態様、利点、および新規の特徴が本明細書に記載される。必ずしも全てのかかる利点が、任意の特定の実施形態に従って達成され得るわけではない。したがって、例えば、本開示は、本明細書で教示または示唆され得るような他の利点を必ずしも達成することなく、本明細書で教示されるような1つの利点または利点群を達成する態様で具現化または実施されてもよい点が、当業者には認識されよう。

0148

「可能である」または「してもよい」などの条件的表現は、特に別様の指定がない限り、または使用されるような文脈内で別様に理解されない限りは、特定の実施形態が特定の特徴、要素、および/またはステップを含むが、他の実施形態はそれらを含まないことを伝えるように一般的には意図される。したがって、かかる条件的表現は、特徴、要素、および/またはステップが、1つまたは複数の実施形態にとっては何らかにおいて必要とされることを、あるいは1つまたは複数の実施形態が、これらの特徴、要素、および/またはステップが任意の特定の実施形態に含まれるもしくは実装されるべきであるか否かをユーザの入力または誘発によりまたはよることなく決定するためのロジックを必ず含むことを示唆するようには一般的に意図されない。

0149

特に別様の指定がない限り、「X、Y、およびZの中の少なくとも1つ」という表現などの接続的表現は、言い方を変えればアイテム、項等がX、Y、またはZのいずれかであり得ることを伝えるために一般的に使用されるような文脈で理解される。したがって、かかる接続的表現は、特定の実施形態が少なくとも1つのX、少なくとも1つのY、および少なくとも1つのZの存在を必要とすることを示唆するようには一般的には意図されない。

0150

本明細書において、「約」、「ほぼ」、および「実質的に」という用語などの本明細書で使用される度合いの表現は、所望の機能を依然として果たすまたは所望の結果を達成する述べられた値、量、または特性に近い値、量、または特性を表す。例えば、「約」、「ほぼ」、および「実質的に」という用語は、述べられた量の10%未満以内、5%未満以内、1%未満以内、0.1%未満以内、および0.01%未満以内である量を指し得る。別の例としては、特定の実施形態では、「ほぼ平行の」および「実質的に平行の」という用語は、15度以下、10度以下、5度以下、3度以下、1度以下、または0.1度以下等だけ厳密な平衡から逸脱した値、量、または特性を指す。

0151

本開示の範囲は、本章または本明細書の他の箇所で好ましい実施形態の特定の開示により限定されるようには意図されず、本章もしくは本明細書の他の箇所に示されるようなまたは将来的に示されるような特許請求の範囲によって定義され得る。特許請求の範囲の文言は、特許請求の範囲で使用される文言に基づき広く解釈されるべきであり、本明細書にまたは本願の手続きの中で説明される例に限定されるべきではない。それらの例は、非排他的なものとして解釈されるべきである。

0152

100陰圧治療システム
101創傷
102 創傷パッカー
104ドレープ
106 開口
108導管
110ポンプ
4600発泡体層(第2の発泡体層)
4602フィンガ
4802組織アンカー層
4804リップ
5000創傷閉鎖デバイス
5002 安定化構造体
5004多孔性層
5006アンカー層
5007ベース層
5124 保護層
5126剥離ライナ
5128キャニスタ
5130陰圧閉鎖療法デバイス
5170組織保護層
5180パッド
5190 皮膚
6002 外部周囲
6004セル
6010介在部材
6012 削減エッジ
6020ダイヤモンド形状部
6022 ダイヤモンド形状部
6030 セル
6032ピン継手
6034 安定化構造体
6060 セル
6062 介在部材
6064細長ストリップ
6068等式
6100 安定化構造体
6104 セル
6106 細長ストリップ
6110 介在部材
6120 伸張セクション
6122 安定化構造体
6124外周縁
6126 安定化構造体
6200 安定化構造体
6204 セル
6210 介在部材
6212タブ
6220 伸張セクション
6230 壁部
6250外方壁部
6300 安定化構造体
6302 安定化構造体
6302ミラーライン
6304 タブ
6350 創傷閉鎖デバイス
6356発泡体
6400 発泡体(卵形発泡体)
6402横縞
6910 創傷
7000 安定化クリップ
7002装着部分
7004 第2の固定部分(固定部分)
7006 安定化クリップ
7008 安定化クリップ
7012筋膜
8000 安定化構造体
8002 安定化クリップ
9002 装着部分
9004 固定部分
9006 安定化クリップ
9008 組織グリッパ(グリッパ)
9010頂部表面
9011底部表面
9012 側部
9013前方表面
10002 装着部分
10004 固定部分
10006 安定化クリップ
10008 グリッパ
10010 段、凹部
10011 発泡体層
11002 装着部分
11004 固定部分
11006 安定化クリップ
11013 安定化構造体
11014 端部
12000 アンカー層
12008アンカー
13000 安定化クリップ(クリップ)
13002 装着部分
13004 固定部分
13006 安定化クリップ
13008 グリッパ
13010 段、凹部
13012 隙間
13014ループ
14000 安定化クリップ
14008 グリッパ
14010 段
14012 隙間
14014ノッチ
14016 固定部分
14018 固定部分
14050リンカー
14075アーチ
14080 隙間
15000 安定化クリップ(クリップ)
15002 装着部分
15004 固定部分
15008 グリッパ
15010 段
15012 頂部フック
15014底部フック
15016 ピン

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