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技術 遺伝子改変非ヒト動物及び補体依存性細胞傷害に関する方法

出願人 ザジャクソンラボラトリーユニバーシティオブマサチューセッツ
発明者 シュルツ,レオナルド,ディー.ヴェルマ,モヒト,クマールグライナー,デール,エル.ブレーム,マイケル,エー.
出願日 2016年6月16日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2017-565888
公開日 2018年7月19日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2018-518960
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 代表的グラフ 化学抑制剤 プレートブランク 付着結合 溶解対 フローチューブ 符号順 SPRシステム
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題・解決手段

補体依存性細胞傷害回復を特徴とする遺伝子改変非ヒト動物及び免疫不全非ヒト動物と、遺伝子改変免疫不全非ヒト動物において治療抗体を評価するための方法及び組成物に関する。特定の態様において、本発明は、免疫不全肥満糖尿病(NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、B10.D2/oSn、及び他のマウス株であって、非改変免疫不全マウスでは欠如している補体依存性細胞傷害を回復するように遺伝子改変されたものに関する。他の特定の態様において、本発明は、NOD.Cg-PrkdcscidIL2rgtmlWjl/SzJ(NSG)、NOD.Cg-Rag1tm1Mom Il2rgtmlWjl/SzJ(NRG)、及びNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug/JicTac(NOG)マウスであって、非改変NSG、NRG、及びNOGマウスでは欠如している補体依存性細胞傷害を回復するように遺伝子改変されたものに関する。本発明の特定の態様により、無傷補体系を特徴とする遺伝子改変免疫不全マウスにおける治療抗体又は推定治療抗体の評価方法が提供される。

概要

背景

モノクローナル抗体(mAb)は、癌の治療における主流の治療選択肢と見られている。モノクローナル抗体のFc機能は、ナチュラルキラー(NK)細胞による抗体依存性細胞傷害(antibody-dependent cellular cytotoxicity,ADCC)及び補体依存性細胞傷害(complement-dependent cytotoxicity, CDC)を介した腫瘍細胞の殺傷を媒介する上で特に重要となる。しかしながら、腫瘍細胞に対するmAb媒介性CDCに関する研究は、in vitro系に大きく依存している。NSG、NRG、NOG、及び他の免疫不全マウスは、ヒト腫瘍生着増強をサポートする。しかしながら、NSG、NRG、及びNOGマウス等、免疫不全マウスの幾つかのタイプでは、溶血性補体(Hc)遺伝子のコード領域における2-bpの欠失により溶血性補体が欠如し、これらのマウスにおけるin vivoでのCDC活性の評価が妨げられる。

癌等の疾患の有効な医学的及び薬学的治療の開発を促進するために、腫瘍細胞に対するmAb媒介性CDC分析用の方法及び組成物が引き続き必要である。

概要

補体依存性細胞傷害の回復を特徴とする遺伝子改変非ヒト動物及び免疫不全非ヒト動物と、遺伝子改変免疫不全非ヒト動物において治療抗体を評価するための方法及び組成物に関する。特定の態様において、本発明は、免疫不全肥満糖尿病(NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、B10.D2/oSn、及び他のマウス株であって、非改変免疫不全マウスでは欠如している補体依存性細胞傷害を回復するように遺伝子改変されたものに関する。他の特定の態様において、本発明は、NOD.Cg-PrkdcscidIL2rgtmlWjl/SzJ(NSG)、NOD.Cg-Rag1tm1Mom Il2rgtmlWjl/SzJ(NRG)、及びNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug/JicTac(NOG)マウスであって、非改変NSG、NRG、及びNOGマウスでは欠如している補体依存性細胞傷害を回復するように遺伝子改変されたものに関する。本発明の特定の態様により、無傷補体系を特徴とする遺伝子改変免疫不全マウスにおける治療抗体又は推定治療抗体の評価方法が提供される。

目的

本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる遺伝子改変免疫不全マウスを提供する

効果

実績

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請求項1

遺伝子改変免疫不全マウスであって、C5補体成分構造遺伝子発現すると共に無傷補体系により特徴付けられるように、前記マウスゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む、遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項2

前記マウスは、重症複合免疫不全を有する、請求項1記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項3

前記マウスは、Ilr2g変異を有し、前記マウスは、IL2受容体ガンマ鎖(ILR2g)欠乏により特徴付けられる、請求項1又は2記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項4

前記マウスは、Rag1変異を有し、前記マウスは、組換え活性化遺伝子1(RAG1)欠乏により特徴付けられる、請求項1、2、又は3の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項5

前記マウスは、Rag2変異を有し、前記マウスは、組換え活性化遺伝子2(RAG2)欠乏である、請求項1乃至4の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項6

前記マウスは、scid変異についてホモ接合性であり、前記マウスは、重症複合免疫不全を有する、請求項1乃至5の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項7

前記マウスは、Rag1tm1Mom変異を含み、RAG1欠乏を有する、請求項1乃至6の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項8

前記マウスは、Rag1tm1Mom変異についてホモ接合性であり、RAG1欠乏を有する、請求項1乃至7の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項9

前記マウスは、免疫不全NOD、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスである、請求項1乃至8の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項10

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、重症複合免疫不全、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NSG-Hc1マウスである、請求項1乃至9の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項11

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、RAG1欠乏、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NRG-Hc1マウスである、請求項1乃至9の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項12

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、重症複合免疫不全、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NOG-Hc1マウスである、請求項1乃至9の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項13

更に、異種移植腫瘍細胞を含む、請求項1乃至12の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項14

更に、ヒト異種移植腫瘍細胞を含む、請求項1乃至13の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項15

更に、細胞株の異種移植腫瘍細胞を含む、請求項1乃至14の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項16

抗癌治療剤の又は推定抗癌治療剤の評価用のマウスモデル系を作製する方法であって、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を前記遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、を含む方法。

請求項17

前記マウスは、重症複合免疫不全を有する、請求項16記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項18

前記マウスは、Ilr2g変異を有し、前記マウスは、IL2受容体ガンマ鎖(ILR2g)欠乏により特徴付けられる、請求項16又は17記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項19

前記マウスは、Rag1変異を有し、前記マウスは、組換え活性化遺伝子1(RAG1)欠乏により特徴付けられる、請求項16、17、又は18の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項20

前記マウスは、Rag2変異を有し、前記マウスは、組換え活性化遺伝子2(RAG2)欠乏である、請求項16乃至19の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項21

前記マウスは、scid変異についてホモ接合性であり、前記マウスは、重症複合免疫不全を有する、請求項16乃至20の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項22

前記マウスは、Rag1tm1Mom変異を含み、RAG1欠乏を有する、請求項16乃至21の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項23

前記マウスは、Rag1tm1Mom変異についてホモ接合性であり、RAG1欠乏を有する、請求項16乃至22の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項24

前記マウスは、免疫不全NOD、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスである、請求項16乃至23の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項25

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、重症複合免疫不全、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NSGマウス、NSG-Hc1である、請求項16乃至24の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項26

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、RAG1欠乏、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NRGマウス、NRG-Hc1である、請求項16乃至24の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項27

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、重症複合免疫不全、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NOGマウス、NOG-Hc1である、請求項16乃至24の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項28

前記異種移植腫瘍細胞は、ヒト異種移植腫瘍細胞である、請求項16乃至27の何れかに記載の方法。

請求項29

前記異種移植腫瘍細胞は、細胞株の異種移植腫瘍細胞である、請求項16乃至28の何れかに記載の方法。

請求項30

抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体の効果を評価する方法であって、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を前記遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体を前記マウスに投与することと、前記抗癌治療抗体に対する前記異種移植腫瘍細胞の応答アッセイすることと、を含む方法。

請求項31

前記マウスは、重症複合免疫不全を有する、請求項30記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項32

前記マウスは、Ilr2g変異を有し、前記マウスは、IL2受容体ガンマ鎖(ILR2g)欠乏により特徴付けられる、請求項30又は31記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項33

前記マウスは、Rag1変異を有し、前記マウスは、組換え活性化遺伝子1(RAG1)欠乏により特徴付けられる、請求項30、31、又は32の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項34

前記マウスは、Rag2変異を有し、前記マウスは、組換え活性化遺伝子2(RAG2)欠乏である、請求項30乃至33の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項35

前記マウスは、scid変異についてホモ接合性であり、前記マウスは、重症複合免疫不全を有する、請求項30乃至34の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項36

前記マウスは、Rag1tm1Mom変異を含み、RAG1欠乏を有する、請求項30乃至35の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項37

前記マウスは、Rag1tm1Mom変異についてホモ接合性であり、RAG1欠乏を有する、請求項30乃至36の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項38

前記マウスは、免疫不全NOD、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスである、請求項30乃至37の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項39

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、重症複合免疫不全、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NSGマウス、NSG-Hc1である、請求項30乃至38の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項40

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、RAG1欠乏、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NRGマウス、NRG-Hc1である、請求項30乃至38の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項41

前記遺伝子改変免疫不全動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系、重症複合免疫不全、及びIL2Rg欠乏により特徴付けられるように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変NOGマウス、NOG-Hc1である、請求項30乃至38の何れかに記載の遺伝子改変免疫不全マウス。

請求項42

前記異種移植腫瘍細胞は、ヒト異種移植腫瘍細胞である、請求項30乃至41の何れかに記載の方法。

請求項43

前記異種移植腫瘍細胞は、細胞株の異種移植腫瘍細胞である、請求項30乃至42の何れかに記載の方法。

請求項44

遺伝子改変NODマウスであって、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、前記マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む、遺伝子改変NODマウス。

請求項45

遺伝子改変NODマウスであって、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、前記マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む、遺伝子改変NODマウス。

請求項46

実質的に本明細書に記載の抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用の非ヒト動物モデル系を作製するための方法。

請求項47

実質的に本明細書に記載の非ヒト動物モデル系において抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤の効果を評価する方法。

技術分野

0001

[関連出願の参照]

0002

本願は、出典を明記することによりその開示内容全体を共に本願明細書の一部とする2015年6月16日出願の米国仮特許出願第62/180,369号及び2016年4月25日出願の第62/326,958号に基づく優先権を主張する。

0003

本発明は、概ね、補体依存性細胞傷害回復を特徴とする遺伝子改変非ヒト動物及び免疫不全非ヒト動物と、遺伝子改変免疫不全非ヒト動物において治療抗体を評価するための方法及び組成物に関する。特定の態様において、本発明は、免疫不全肥満糖尿病(non-obese diabetic, NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、B10.D2/oSn、及び他のマウス株であって、非改変免疫不全マウスでは欠如している補体依存性細胞傷害を回復するように遺伝子改変されたものに関する。他の特定の態様において、本発明は、NOD.Cg-PrkdcscidIL2rgtmlWjl/SzJ(NSG)、NOD.Cg-Rag1tm1Mom Il2rgtmlWjl/SzJ(NRG)、及びNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug/JicTac(NOG)マウスであって、非改変NSG、NRG、及びNOGマウスでは欠如している補体依存性細胞傷害を回復するように遺伝子改変されたものに関する。本発明の特定の態様により、無傷補体系を特徴とするNSG、NRG、及びNOGマウス等、無傷の補体系を特徴とする遺伝子改変免疫不全マウスにおける治療抗体の評価方法が提供される。

背景技術

0004

モノクローナル抗体(mAb)は、癌の治療における主流の治療選択肢と見られている。モノクローナル抗体のFc機能は、ナチュラルキラー(NK)細胞による抗体依存性細胞傷害(antibody-dependent cellular cytotoxicity,ADCC)及び補体依存性細胞傷害(complement-dependent cytotoxicity, CDC)を介した腫瘍細胞の殺傷を媒介する上で特に重要となる。しかしながら、腫瘍細胞に対するmAb媒介性CDCに関する研究は、in vitro系に大きく依存している。NSG、NRG、NOG、及び他の免疫不全マウスは、ヒト腫瘍生着増強をサポートする。しかしながら、NSG、NRG、及びNOGマウス等、免疫不全マウスの幾つかのタイプでは、溶血性補体(Hc)遺伝子のコード領域における2-bpの欠失により溶血性補体が欠如し、これらのマウスにおけるin vivoでのCDC活性の評価が妨げられる。

0005

癌等の疾患の有効な医学的及び薬学的治療の開発を促進するために、腫瘍細胞に対するmAb媒介性CDC分析用の方法及び組成物が引き続き必要である。

先行技術

0006

Oettinger, M.A et al., Science, 248:1517-1523, 1990
Schatz, D. G. et al., Cell, 59:1035-1048, 1989
Shultz LD et al, 2005, J. Immunol, 174:6477-89
Shultz LD et al, 2008, Clin Exp Immunol 154(2):270-84
Ito, M. et al., Blood 100, 3175-3182 (2002)

0007

遺伝子改変NODマウスが、本発明により提供され、マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0008

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0009

遺伝子改変免疫不全非肥満糖尿病(NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0010

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、重症複合免疫不全を有する。

0011

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、scid変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0012

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0013

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ欠乏とにより特徴付けられる。

0014

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Il2rg変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0015

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Il2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0016

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子1欠乏とにより特徴付けられる。

0017

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG1欠乏とにより特徴付けられる。

0018

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG1欠乏とにより特徴付けられる。

0019

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子2(RAG2)欠乏とにより特徴付けられる。

0020

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG2欠乏とにより特徴付けられる。

0021

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG2欠乏とにより特徴付けられる。

0022

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、重症複合免疫不全と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0023

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、scid変異を含み、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、重症複合免疫不全と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0024

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、重症複合免疫不全と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0025

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、組換え活性化遺伝子1欠乏とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とを有する。

0026

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag1変異を含み、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG1欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0027

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG1欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0028

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、組換え活性化遺伝子2欠乏とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とを有する。

0029

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag2変異を含み、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG2欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0030

遺伝子改変免疫不全マウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG2欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0031

本発明の態様による遺伝子改変免疫不全非ヒトマウスは、免疫不全NOD、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスである。

0032

本発明の態様による遺伝子改変免疫不全非ヒトマウスは、NODマウスである。

0033

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、重症複合免疫不全を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0034

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、scid変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0035

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、scid変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0036

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、重症複合免疫不全を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0037

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Il2rg変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0038

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Il2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0039

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、動物は、RAG1欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0040

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG1欠乏とにより特徴付けられる。

0041

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG1欠乏とにより特徴付けられる。

0042

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、動物は、RAG2欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG2欠乏とにより特徴付けられる。

0043

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG2欠乏とにより特徴付けられる。

0044

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とRAG2欠乏とにより特徴付けられる。

0045

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、重症複合免疫不全と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0046

NOD.Cg-PrkdcscidIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NSG-Hc1)マウスが、本発明により提供され、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、重症複合免疫不全と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0047

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG1欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0048

NOD.Cg-Rag1tm1MomIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NRG-Hc1)マウスが、本発明により提供され、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG1欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0049

NOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug Hc1/JicTac(NOG-Hc1)マウスが、本発明により提供され、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、重症複合免疫不全と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0050

遺伝子改変免疫不全NODマウスが、本発明により提供され、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、動物は、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に、無傷の補体系と、RAG2欠乏と、IL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられる。

0051

遺伝子改変免疫不全マウスの単離細胞が、本発明により提供され、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全非ヒト動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とにより特徴付けられる。

0052

NSG-Hc1マウスの単離細胞は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とにより特徴付けられる。

0053

NRG-Hc1マウスの単離細胞は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とにより特徴付けられる。

0054

NOG-Hc1マウスの単離細胞は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とにより特徴付けられる。

0055

本発明の態様によれば、本発明の遺伝子改変免疫不全マウスは、更に、異種移植腫瘍細胞を含む。

0056

本発明の態様によれば、本発明の遺伝子改変免疫不全マウスは、更に、ヒト異種移植腫瘍細胞を含む。

0057

本発明の態様によれば、本発明の遺伝子改変免疫不全マウスは、更に、細胞株の異種移植腫瘍細胞を含む。

0058

更に異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-PrkdcscidIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NSG-Hc1)マウスが、本発明により提供される。

0059

更にヒト異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-PrkdcscidIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NSG-Hc1)マウスが、本発明によって提供される。

0060

更に細胞株の異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-PrkdcscidIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NSG-Hc1)マウスは、本発明によって提供される。

0061

更に異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-Rag1tm1MomIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NRG-Hc1)マウスが、本発明により提供される。

0062

更にヒト異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-Rag1tm1MomIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NRG-Hc1)マウスが、本発明によって提供される。

0063

更に細胞株の異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-Rag1tm1MomIl2rgtmlWjlHc1/SzJ(NRG-Hc1)マウスが、本発明により提供される。

0064

更に異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug Hc1/JicTac(NOG-Hc1)マウスが、本発明により提供される。

0065

更にヒト異種移植腫瘍細胞を含むNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug Hc1/JicTac(NOG-Hc1)マウスが、本発明により提供される。

0066

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0067

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全非肥満糖尿病(NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0068

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0069

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ重症複合免疫不全を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0070

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ重症複合免疫不全を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0071

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0072

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Il2rg変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0073

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、Il2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0074

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0075

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0076

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0077

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0078

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0079

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ組換え活性化遺伝子2欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0080

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0081

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0082

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0083

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0084

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子1欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0085

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子1欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0086

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することとを含む。

0087

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子2欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0088

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子2欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。

0089

本発明の態様によれば、抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法において投与される異種移植腫瘍細胞は、ヒト異種移植腫瘍細胞である。

0090

本発明の態様によれば、抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法において投与される異種移植腫瘍細胞は、細胞株の異種移植腫瘍細胞である。

0091

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0092

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と重症複合免疫不全とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0093

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と重症複合免疫不全とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0094

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有するマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0095

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Il2rg変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0096

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Il2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0097

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0098

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子1欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0099

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子1欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変NOD免疫不全マウスに投与することを含む。

0100

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0101

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子2欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0102

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノム、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子2欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0103

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0104

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0105

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0106

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0107

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0108

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0109

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することとを含む。

0110

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子2欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0111

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子2欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することを含む。

0112

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、NSG-Hc1マウスを提供することを含み、NSG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NSG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、異種移植腫瘍細胞をNSG-Hc1マウスに投与することを含み、NSG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NSG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む。

0113

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、NRG-Hc1マウスを提供することを含み、NRG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NRG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、異種移植腫瘍細胞をNRG-Hc1マウスに投与することを含み、NRG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NRG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む。

0114

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、NOG-Hc1マウスを提供することを含み、NOG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NOG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、異種移植腫瘍細胞をNOG-Hc1マウスに投与することを含み、NOG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NOG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む。

0115

本発明の態様による抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤の効果を評価する方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答アッセイすることと、を含む。

0116

本発明の態様による抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤の効果を評価する方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全非肥満糖尿病(NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSnマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0117

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0118

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0119

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ重症複合免疫不全を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0120

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ重症複合免疫不全を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0121

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0122

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Il2rg変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0123

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、Il2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0124

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0125

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0126

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0127

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0128

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0129

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ且つ組換え活性化遺伝子2欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0130

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0131

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0132

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0133

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0134

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子1欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0135

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag1変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子1欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0136

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0137

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子2欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0138

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全マウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、Rag2変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全マウスは、組換え活性化遺伝子2欠乏を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0139

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0140

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と重症複合免疫不全とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0141

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全マウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と重症複合免疫不全とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0142

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有するマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0143

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Il2rg変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0144

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Il2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系とIL2受容体ガンマ鎖欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0145

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0146

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子1欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0147

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子1欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0148

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0149

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子2欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0150

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変NODマウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系と組換え活性化遺伝子2欠乏とにより特徴付けられ、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0151

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、重症複合免疫不全及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0152

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異を含み、遺伝子改変マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0153

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、scid変異及びIl2rg変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、重症複合免疫不全を有し且つIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0154

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子1欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0155

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag1変異を含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0156

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag1変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子1欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0157

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全NODマウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、組換え活性化遺伝子2欠乏及びIL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0158

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag2変異を含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子2欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0159

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、遺伝子改変免疫不全NODマウスを提供することを含み、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、Rag2変異についてホモ接合性であり、遺伝子改変免疫不全NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられ、マウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏及び組換え活性化遺伝子2欠乏を有し、更に方法は、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全NODマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0160

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、NSG-Hc1マウスを提供することを含み、NSG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NSG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、異種移植腫瘍細胞をNSG-Hc1マウスに投与することを含み、NSG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NSG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0161

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、NRG-Hc1マウスを提供することを含み、NRG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NRG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、異種移植腫瘍細胞をNRG-Hc1マウスに投与することを含み、NRG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NRG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0162

抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法が、本発明の態様により提供され、方法は、NOG-Hc1マウスを提供することを含み、NOG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NOG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、異種移植腫瘍細胞をNOG-Hc1マウスに投与することを含み、NOG-Hc1マウスがC5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられるように、NOG-Hc1マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、更に方法は、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体をマウスに投与することと、抗癌治療抗体又は推定抗癌治療抗体に対する異種移植腫瘍細胞の応答をアッセイすることと、を含む。

0163

本発明の態様によれば、抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法において投与される異種移植腫瘍細胞は、ヒト異種移植腫瘍細胞である。

0164

本発明の態様によれば、抗癌治療剤又は推定抗癌治療剤評価用のマウスモデル系を作製する方法において投与される異種移植腫瘍細胞は、細胞株の異種移植腫瘍細胞である。

図面の簡単な説明

0165

図1Aは、NSG及びNSG-Hc1マウスのマウスC5補体成分構造タンパク質の図であり、NSGマウスにおける2塩基対の欠失は、全長機能性C5の生産をもたらすNSG-Hc1マウスにおける修復遺伝子配列と比較して、未成熟終止コドンと、機能性補体系の欠如とをもたらすことを示す。図1Bは、年齢及び性別が同一のNSG又はNSG-Hc1マウス由来の1:5希釈血清インキュベートした際の、抗体被覆ヒツジRBC、即ち、感作細胞(EA細胞)の溶解レベルを示す代表的グラフである。BALB/cByJマウスの血清を陽性対照として用いた。データは、平均±SDとして報告している。*P<0.0001。
図2Aは、1×105のDaudi細胞を静脈注射により移植し、移植後10日にリツキシマブ又はPBS25μg/gを注射した、年齢及び性別が同一のNSG及びNSG-Hc1マウスの様々なコホートにおける経時的な体重変化の代表的グラフを示す。非移植NSGマウスを陰性対照として用いた。PBS:リン酸緩衝生理食塩水RTX:リツキシマブ。データは、平均±SEのパーセンテージとして報告している。*P<0.05。図2Bは、1×105のDaudi細胞を静脈注射により移植し、移植後10日にリツキシマブ又はPBS25μg/gを注射した、年齢及び性別が同一のNSG及びNSG-Hc1マウスの様々なコホートにおける経時的な生存パーセントを示す代表的なカプラン・マイヤ生存プロットを示す。非移植NSGマウスを陰性対照として用いた。PBS:リン酸緩衝生理食塩水、RTX:リツキシマブ。データは、平均±SEのパーセンテージとして報告している。*P<0.05。
図3Aは、1×105のDaudi細胞を静脈注射により移植し、移植後10日にリツキシマブ又はPBS25μg/gを注射した、年齢及び性別が同一のNSG及びNSG-Hc1の様々なコホートにおける末梢血リンパ球の代表的フローサイトメトリー分析を示す。非移植NSGマウスを陰性対照として用いた。測定は、移植後38日目に行った。データは平均±SDとして報告している。PBS:リン酸緩衝生理食塩水、RTX:リツキシマブ。*P<0.05。図3Bは、1×105のDaudi細胞を静脈注射により移植し、移植後10日にリツキシマブ又はPBS25μg/gを注射した、年齢及び性別が同一のNSG及びNSG-Hc1の様々なコホートにおける骨髄の代表的なフローサイトメトリー分析を示す。非移植NSGマウスを陰性対照として用いた。測定は、移植後38日目に行った。データは、平均±SDとして報告している。PBS:リン酸緩衝生理食塩水、RTX:リツキシマブ。*P<0.05。
図4Aは、1×105のDaudi細胞を静脈注射により移植し、移植後10日にリツキシマブ又はPBS25μg/gを注射した、年齢及び性別が同一のNSG及びNSG-Hc1マウスの様々なコホートにおけるDaudi細胞生着レベルを示す卵巣代表画像を示す。測定は、移植後38日目に行った。元の倍率×10(スケールバー=200μM)は、HE染色を示す。高倍率画像×20スケールバー=100μmは、抗ヒトCD45 IHCを示す。PBS:リン酸緩衝生理食塩水、RTX:リツキシマブ。図4Bは、1×105のDaudi細胞を静脈注射により移植し、移植後10日にリツキシマブ又はPBS25μg/gを注射した、年齢及び性別が同一のNSG及びNSG-Hc1マウスの様々なコホートにおけるDaudi細胞生着のレベルを示す腎臓の代表画像を示す、測定は、移植後38日目に行った。元の倍率×10(スケールバー=200μM)は、HE染色を示す。高倍率画像×20スケールバー=100μmは、抗ヒトCD45 IHCを示す。PBS:リン酸緩衝生理食塩水、RTX:リツキシマブ。

0166

本発明の態様による遺伝子改変非ヒト動物、方法、及び組成物は、抗体に基づく治療剤の評価を可能にする。

0167

遺伝子改変免疫不全非ヒト動物が、本発明により提供され、免疫不全非ヒト動物のゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子(溶血性補体、Hcとしても知られる)を含み、その結果、遺伝子改変免疫不全非ヒト動物は、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0168

特定の態様において、本発明は、免疫不全非肥満糖尿病(NOD)、A/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、又はB10.D2/oSn、及び他のマウスであって、非改変免疫不全マウスには欠如している補体依存性細胞傷害を回復させるように遺伝子改変されたものに関する。

0169

遺伝子改変免疫不全非肥満糖尿病マウス(NOD)が、本発明により提供され、NODマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0170

遺伝子改変免疫不全NSGマウスが、本発明により提供され、NSGマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変NSGマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0171

無傷の補体系を有する遺伝子改変NSGマウスが、本発明により提供され、NSG-Hc1マウスと命名される。

0172

無傷の補体系を有し、癌細胞のような異常増殖を特徴とする細胞を移植したNSG-Hc1マウスが、本発明により提供される。

0173

遺伝子改変免疫不全NRGマウスが、本発明により提供され、NRGマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変NRGマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0174

無傷の補体系を有する遺伝子改変NRGマウスが、本発明により提供され、NRG-Hc1マウスと命名される。

0175

無傷の補体系を有し、癌細胞のような異常増殖を特徴とする細胞を移植したNRG-Hc1マウスが、本発明により提供される。

0176

遺伝子改変免疫不全NOGマウスが、本発明により提供され、NRGマウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変NRGマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。

0177

無傷の補体系を有する遺伝子改変NOGマウスが、本発明により提供され、NOG-Hc1マウスと命名される。

0178

無傷の補体系を有し、癌細胞のような異常増殖を特徴とする細胞を移植したNOG-Hc1マウスが、本発明により提供される。

0179

本明細書に用いた科学用語及び技術用語は、当業者が通常理解する意味を有するものとする。こうした用語は、以下を例として含む様々な標準的参考文献の文中で定義及び使用されている:J. Sambrook and D.W. Russell, Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press; 3rd Ed., 2001、F.M. Ausubel, Ed., Short Protocols in Molecular Biology, Current Protocols; 5th Ed., 2002、B. Alberts et al., Molecular Biology of the Cell, 4th Ed., Garland, 2002、D.L. Nelson and M.M. Cox, Lehninger Principles of Biochemistry, 4th Ed., W.H. Freeman & Company, 2004、Herdewijn, P. (Ed.), Oligonucleotide Synthesis: Methodsand Applications, Methods in Molecular Biology, Humana Press, 2004、A. Nagy, M. Gertsenstein, K. Vintersten, R. Behringer (Eds) 2002, Manipulating the Mouse Embryo: A Laboratory Manual, 3rd edition, Cold Spring Harbor Laboratory Press, ISBN-10: 0879695919、及びK. Turksen (Ed.), Embryonic stem cells: methods and protocols in Methods Mol Biol. 2002;185, Humana Press; Current Protocols in Stem Cell Biology, ISBN: 9780470151808。

0180

単数の用語である「a」、「an」、及び「the」は、限定的ではなく、特に明記されていない限り、或いは文脈から明らかとなる場合を除き、複数の指示物を含むものとする。

0181

「免疫不全マウス」及び「免疫不全非ヒト動物」という用語は、T細胞及びB細胞等の機能免疫細胞の欠如と、DNA修復欠陥と、リンパ球上の抗原特異的受容体をコードする遺伝子の再構成における欠陥と、IgMIgG1、IgG2a、IgG2b、IgG3、及びIgA等の免疫機能分子の欠如とのうち、1つ以上により特徴付けられるマウス又は他の非ヒト動物を示す。

0182

マウス等の免疫不全動物は、Rag1及びRag2等の免疫機能関与する遺伝子における1つ以上の欠乏により特徴付けることができる(Oettinger, M.A et al., Science, 248:1517-1523, 1990; and Schatz, D. G. et al., Cell, 59:1035-1048, 1989)。

0183

「組換え活性化遺伝子1欠乏」という用語は、野生型非ヒト動物と比較したRAG1の減少を示す。RAG1は、免疫グロブリン及びT細胞受容体分子をコードする遺伝子の再構成及び組換えにおいて機能する酵素であり、欠乏は、成熟T及びB細胞の生成を減少又は消失させる。RAG1の減少は、遺伝子欠失又は突然変異に起因する場合がある。RAG1の減少は、例えば、周知の方法を用いて、RAG1遺伝子の欠失又は変異の検出、及び/又はRAG1の発現の減少の検出により、検出することができる。

0184

「組換え活性化遺伝子2欠乏」という用語は、野生型非ヒト動物と比較したRAG2の減少を示す。RAG2は、免疫グロブリン及びT細胞受容体分子をコードする遺伝子の再構成及び組換えにおいて機能する酵素であり、欠乏は、成熟T及びB細胞の生成を減少又は消失させる。RAG2の減少は、遺伝子欠失又は突然変異に起因する場合がある。RAG2の減少は、例えば、周知の方法を用いて、RAG2遺伝子の欠失又は突然変異の検出、及び/又はRAG1発現の減少の検出により、検出することができる。

0185

免疫不全マウスは、マウスに異常な免疫機能をもたらす上記又は他の欠陥の何れかを有し得る。

0186

特に有用な免疫不全マウス株は、一般にNODscidガンマ(NSG)マウスと呼ばれるNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Wjl/SzJ(Shultz LD et al, 2005, J. Immunol, 174:6477-89に詳述)、一般にNRGマウスと呼ばれるNOD.Cg-Rag1tm1Mom Il2rgtm1Wjl/SzJ(Shultz LD et al, 2008, Clin Exp Immunol 154(2):270-84)、及び一般にNOGマウスと呼ばれるNOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug/JicTac(Ito, M. et al., Blood 100, 3175-3182 (2002)に詳述)である。

0187

「重症複合免疫不全(severe combined immune deficiency, SCID)」という用語は、T細胞の不在及びB細胞機能の欠如により特徴付けられる状態を示す。

0188

SCIDの一般的な形態には、IL2RG遺伝子におけるガンマ鎖遺伝子変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(-)により特徴付けられるX連鎖SCIDと、Jak3遺伝子変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(-)、ADA遺伝子突然変異及びリンパ球表現型T(-)B(-)NK(-)、IL-7Rアルファ鎖変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(+)、CD3デルタ又はイプシロン変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(+)、RAG1/RAG2変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(+)、アルミス遺伝子変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(+)、CD45遺伝子変異及びリンパ球表現型T(-)B(+)NK(+)により特徴付けられる常染色体劣性SCIDと、が含まれる。

0189

本発明の態様による遺伝子改変マウスは、一般にscid変異と呼ばれる重症複合免疫不全変異(Prkdcscid)を有する。scid変異は、周知であり、Bosma, et al., Immunogenetics 29:54-56, 1989に記載の通り、マウス染色体16上に位置している。scid変種についてホモ接合性のマウスは、機能的T細胞及びB細胞の欠如、低グロブリン血症、及び正常な造血微小環境により特徴付けられる。scid変異は、例えば、PCR又はフローサイトメトリー等の周知の方法を用いて、scid変異に対するマーカーを検出することにより、検出することができる。

0190

本発明の態様による遺伝子改変免疫不全マウスは、IL2受容体ガンマ鎖欠乏を有する。「IL2受容体ガンマ鎖欠乏」という用語は、IL2受容体ガンマ鎖の減少を示す。IL2受容体ガンマ鎖の減少は、遺伝子欠失又は突然変異に起因する場合がある。IL2受容体ガンマ鎖の減少は、例えば、周知の方法を用いて、IL2受容体ガンマ鎖遺伝子の欠失又は変異を検出すること、及び/又はIL2受容体ガンマ鎖の発現の減少を検出することにより、検出することができる

0191

「NODscidガンマ」及び「NSG」という用語は、本明細書において、周知の免疫不全マウス株NOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Wjl/SzJを示すために相互に交換可能に用いられる。NSGマウスは、NOD/ShiLtJバックグラウンド、重症複合免疫不全(scid)突然変異、及びインターロイキン2受容体ガンマ鎖の完全ノックアウトからの複数の免疫欠損を併せ持つ。その結果、NSGマウスは、成熟T、B、及びNK細胞が欠如しており、サイトカインシグナル伝達が欠損している。NSGマウスは、IL2R-γ(ガンマc)発現の欠如と、検出可能な血清免疫グロブリンの不在と、溶血性補体の不在と、成熟Tリンパ球の不在と、成熟ナチュラルキラー細胞の不在とを特徴とする。

0192

「NRG」という用語は、本明細書において、周知の免疫不全マウス株NOD.Cg-Rag1tm1MomIl2rgtmlWjl/SzJを示すために用いられる。NRGマウスは、NOD/ShiLtJバックグラウンド、Rag1tm1Mom変異によるRag1の完全ノックアウト、及びインターロイキン2受容体ガンマ鎖の完全なノックアウトからの複数の免疫欠損を併せ持つ。その結果、NRGマウスでは、成熟T、B、及びNK細胞が欠如しており、サイトカインシグナル伝達が欠損している。NRGマウスは、IL2R-γ(γc)発現の欠如と、検出可能な血清免疫グロブリンの不在と、溶血性補体の不在と、成熟Tリンパ球の不在と、成熟ナチュラルキラー細胞の不在とを特徴とする。

0193

「NOG」という用語は、本明細書において、周知の免疫不全マウス株NOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1Sug/JicTacを示すために用いられる。NOGマウスは、NOD/Shiバックグラウンド、重症複合免疫不全(scid)変異、及びインターロイキン2受容体ガンマ鎖機能の完全ノックアウトからの複数の免疫欠損を併せ持つ。その結果、NOGマウスでは、成熟T、B、及びNK細胞が欠如しており、サイトカインシグナル伝達が欠損している。NOGマウスは、IL2R-γ(ガンマc)の切断変異であって、リガンドが依然として切断タンパク質に結合可能だが、シグナルが生成されないものと、検出可能な血清免疫グロブリンの不在と、溶血性補体の不在と、成熟Tリンパ球の不在と、成熟ナチュラルキラー細胞の不在とを特徴とする。

0194

遺伝子改変NODマウスが、本発明により提供され、マウスのゲノムは、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含み、その結果、遺伝子改変NODマウスは、C5補体成分構造遺伝子を発現すると共に無傷の補体系により特徴付けられる。このような遺伝子改変NODマウス、NOD-Hc1は、本明細書に記載の遺伝子改変免疫不全マウスを作製するための交配又はin vitro若しくは他のin vivo手法等により、免疫不全マウスと組み合わせるのに有用となる。

0195

C5補体成分構造遺伝子に関連する「発現する(express)」、「発現(expression)」、「発現すること(expressing)」、及び「発現する(expresses)」という用語は、対応するmRNAを生産するC5補体成分構造遺伝子の転写及び/又は機能性の対応するC5補体成分構造タンパク質を生産するmRNAの翻訳を示す。

0196

C5補体成分構造遺伝子及び対応するタンパク質は、周知である。Mus musculus C5補体成分構造タンパク質は、本明細書において配列番号1として示す。

0197

C5補体成分構造遺伝子内の2塩基対(TA)欠失は、Baxter, A.G. et al., Diabetes, 42(11):1574-8, 1993に記載の通りNODマウス(NSG、NRG、及びNOG株を含む)において、更にA/J、A/He、AKR、DBA/2、NZB/B1N、及びB10.D2/oSnマウス株において、C5タンパク質発現の欠如の原因となる。第2染色体に位置するc5遺伝子のエクソン7の5’末端に近いこの欠失は、未成熟終止コドンを生成し、C5の発現を妨げる。

0198

したがって、修復されたC5補体成分構造遺伝子は、C5補体成分構造遺伝子の発現を回復させ、その結果、C5補体成分構造タンパク質が生産され、遺伝子改変マウスは、無傷の補体系により特徴付けられる。

0199

修復されたC5補体成分構造遺伝子は、修復された遺伝子が配列番号1の野生型タンパク質配列をコードするように、欠損している2塩基対欠失を置き換えて修復されることが好ましい。

0200

様々な方法の何れかを用いて、変異C5補体成分構造遺伝子を有するマウスにおいてC5補体成分構造遺伝子を修復し、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含むゲノムを有する遺伝子改変免疫不全マウスを作製することができる。C5補体成分構造遺伝子は、遺伝子改変動物のゲノムにおいて、限定では無いが、遺伝子編集方法相同組換え、及びアンチセンスRNAトランスジェニック発現等の遺伝子工学の標準的方法により修復する。このような手法は、当技術分野において周知であり、更に、限定では無いが、前核マイクロインジェクション及び胚性幹細胞形質転換を含む。修復されたC5補体成分構造遺伝子を含むゲノムを有する遺伝子改変動物を生成する方法には、限定では無いが以下に記載のものが含まれる:J. P. Sundberg and T. Ichiki, Eds., Genetically Engineered Mice Handbook,CRCPress; 2006、M. H. Hofker and J. van Deursen, Eds., Transgenic Mouse Methods and Protocols, Humana Press, 2002、A. L. Joyner, Gene Targeting: A Practical Approach, Oxford University Press, 2000; Manipulating the Mouse Embryo: A Laboratory Manual, 3rd edition, CSH Press; December 15, 2002, ISBN-10: 0879695919、Kursad Turksen (Ed.), Embryonic stem cells: methods and protocols in Methods Mol Biol. 2002;185, Humana Press; Current Protocols in Stem Cell Biology, ISBN: 978047015180、Meyer et al. PNAS USA, vol. 107 (34), 15022-15026、及びCRISPR-Cas: A Laboratory Manual, Jennifer Doudna, J. and Mali, P. (Eds.), CSH Press, 2016, ISBN 978-1-621821-30-4。

0201

修復されたC5補体成分構造遺伝子を含むゲノムを有する遺伝子改変免疫不全非ヒト動物の生成は、着床前胚又は胚性(ES)細胞若しくは誘導多能性幹(iPS)細胞等の幹細胞への遺伝子ターゲティングベクターの導入により達成することができる。

0202

「遺伝子ターゲティングベクター」という用語は、標的遺伝子への挿入又は標的遺伝子の置換等により、特定の染色体座組み換えて変異させるのに有効な2本鎖組換えDNA分子を示す。

0203

標的遺伝子修復のために、遺伝子ターゲティングベクターは、組換えDNA手法を用いて作製され、幹細胞内在性C5補体成分構造遺伝子に相同な5’及び3’配列を含む。遺伝子ターゲティングベクターは、任意に、ネオマイシンホスホトランスフェラーゼハイグロマイシン、又はピューロマイシン等の選択マーカーを更に含むことが好ましい。当業者は、遺伝子ターゲティングベクターに含めるための配列を選択し、日常実験の範囲で用いることができる。遺伝子ターゲティングベクターは、周知の方法論を用いて組換え的又は合成的に生成することができる。

0204

遺伝子ターゲティングベクターを着床前胚にDNA注入する方法では、非ヒト着床前胚への注入前に遺伝子ターゲティングベクターを線状化する。好ましくは、遺伝子ターゲティングベクターは、受精卵母細胞に注入する。受精卵母細胞は、交配翌日(0.5dpc)に過排卵した雌から採取し、発現構築物を注入する。注入後の卵母細胞は、一晩培養するか、又は0.5日p.c.の偽妊娠の雌の卵管に直接導入する。過排卵、卵母細胞の採取、遺伝子ターゲティングベクターの注入、及び胚移植のための方法は、当技術分野において公知であり、Manipulating the Mouse Embryo: A Laboratory Manual, 3rd edition, Cold Spring Harbor Laboratory Press; December 15, 2002, ISBN-10: 0879695919に記載されている。子孫は、PCR、サザンブロット、又は配列決定等のDNA分析により、修復されたC5補体成分構造遺伝子の存在について試験することができる。修復されたC5補体成分構造遺伝子を有するマウスは、ELISA又はウェスタンブロット分析及び/又はRT-PCR等のmRNA発現を使用すること等により、C5補体成分構造タンパク質の発現について試験することができる。

0205

あるいは、エレクトロポレーションリン酸カルシウム沈殿、及びリポフェクション等の周知の方法を用いて、遺伝子ターゲティングベクターを幹細胞(ES細胞又はiPS細胞)にトランスフェクトし得る。

0206

マウスES細胞を、特定の株に対して最適化された培地で増殖させる。通常、ES培地は、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中に15%ウシ胎仔血清(FBS)又は合成若しくは半合成等価物、2mMグルタミン、1mMピルビン酸ナトリウム、0.1mM非必須アミノ酸、50U/mlペニシリン及びストレプトマイシン、0.1mM2-メルカプトエタノール、及び1000U/ml LIF(一部の細胞株に対しては、分化化学抑制剤を追加)を含む。詳細な説明は、当該技術分野において公知である(Tremml et al., 2008, Current Protocols in Stem Cell Biology, Chapter 1:Unit 1C.4)。ES細胞分化の抑制剤の説明については、Buehr, M.,et al. (2003). Genesis of embryonic stem cells. Philosophical Transactions of the Royal Society B: Biological Sciences 358, 1397-1402を参照されたい。

0207

細胞は、PCR、サザンブロット、又は配列決定等のDNA分析により、修復されたC5補体成分構造遺伝子についてスクリーニングする。C5補体成分構造遺伝子を修復する正しい相同組換え事象を有する細胞は、ELISA又はウェスタンブロット分析を用いること等によりC5補体成分構造タンパク質発現について、及び/又はRT-PCR等によりmRNA発現について、試験することができる。必要に応じて、幹細胞をCreリコンビナーゼで処理することにより、選択マーカーを除去することができる。Creリコンビナーゼ処理後、C5補体成分構造タンパク質をコードする核酸の存在について、細胞を分析する。

0208

C5補体成分構造遺伝子を修復する正しいゲノム事象を有する選択された幹細胞を、着床前胚に注入することができる。マイクロインジェクションのために、トリプシンEDTAの混合物を用いて、ES又はiPS細胞を、単細胞とした後、ES培地に再懸濁する。細かく引き延ばしたガラス針(内径20乃至25マイクロメータ)を用いて、単細胞群を選択し、マイクロマニピュレータ装備した倒立顕微鏡を用いて、透明帯を介して胚盤腔(胞胚腔)に導入する。胚盤胞注入の代わりに、幹細胞を初期段階の胚(例えば、2細胞、4細胞、8細胞、桑実胚前、又は桑実胚)に注入することができる。注入は、透明帯を穿孔するレーザ又はピエゾパルスを用いて支援し得る。胚盤胞又は8細胞期胚当たり、約9乃至10個の選択された幹細胞(ES又はiPS細胞)、4細胞期胚当たり6乃至9個の幹細胞、及び2細胞期胚当たり約6個の幹細胞が注入される。幹細胞導入後、胚は、37℃、窒素中5%CO2、5%O2で数時間回復させるか、又は一晩培養後、偽妊娠のレシピエントである雌に導入する。更に幹細胞注入の代わりとして、幹細胞は、桑実胚期の胚と凝集させることができる。これらの方法は全て確立されており、幹細胞キメラを作製するために用いることができる。更に詳細な説明については、Manipulating the Mouse Embryo: A Laboratory Manual, 3rd edition(A. Nagy, M. Gertsenstein, K. Vintersten, R. Behringer, Cold Spring Harbor Laboratory Press; December 15, 2002, ISBN-10: 0879695919、Nagy et al., 1990, Development 110, 815-821、US7576259: Method for making genetic modifications、US7659442、US 7,294,754、Kraus et al. 2010, Genesis 48, 394-399)を参照されたい。

0209

クラスタ化して規則的な配置の短い回文配列リピート(Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats, CRISPR)及びCRISPR関連(CRISPR-associated, Cas)システムを用いて、マウス(例えば、NSG又はNRGマウス)を含む非ヒト動物においてC5補体成分構造遺伝子を修復することができる。3タイプ(I-III)のCRISPRシステムは、広範囲細菌宿主及び古細菌宿主に亘って同定されており、各システム、はCRISPR関連(Cas)遺伝子のクラスタ、非コードRNA、及び反復要素の特徴的な配列(ダイレクトリピート)を含む。これらのダイレクトリピートは、プロトスペーサとして知られる外来性DNA標的由来する短い可変配列により間隔を空けられ、共にCRISPR RNA(crRNA)アレイを構成する。DNA標的内において、プロトスペーサは、特定のCRISPRシステムに応じて変化する場合があるプロスペーサ隣接モチーフ(PAM)に関連する。

0210

例えば、II型CRISPR-Cas9システムは、様々な真核細胞における標的遺伝子の切断及び遺伝子編集を可能にする。CRISPR-Cas9システムを用いて遺伝子を容易に操作するために、自然発生のtracrRNA及びcrRNAを融合して、Cas9を実質的に任意の所望のDNA配列方向付ける単一の合成「ガイドRNA」とする。従って、CRISPR-Cas9システムにおけるエンドヌクレアーゼ切断特異性は、RNA配列により誘導されるため、編集は、ガイドRNA配列を操作して、Casエンドヌクレアーゼと共に標的細胞送達することにより、事実上任意のゲノム遺伝子座に方向付けすることができる。合成ガイドRNAは、Cas9により認識される特定のモチーフの直前に存在する20ヌクレオチドのDNA配列に対してハイブリダイズする。これにより、認識されたモチーフの3ヌクレオチド上流に2本鎖切断が生じる。2本鎖切断は、相同組み換え修復を開始することが可能であり、これを外因的に導入された2本鎖又は1本鎖DNA修復鋳型により利用して、C5補体構造遺伝子を修復する等、ゲノムの変異を補正することができる。当業者は、CRISPR-Cas9系などのCas系のガイドRNA配列を操作することにより、マウス(例えば、NSG又はNRGマウス)を含む非ヒト動物のC5補体構造遺伝子を標的とし、外因的に導入された2本鎖又は1本鎖DNA修復鋳型を用いて、C5補体構造遺伝子を修復することができる。

0211

偽妊娠胚レシピエントは、当該技術分野において公知の方法を用いて準備される。簡単に言うと、6乃至8週齢繁殖可能雌マウスを、精管切除した又は不妊の雄と交配させて、外科的に導入した胚の支持につながるホルモン状態を誘導する。交配後2.5日目(2.5dpc)に、胚盤胞を含む15個までの幹細胞を、子宮-卵管接合部に極めて近い子宮角に導入する。初期段階の胚及び桑実胚については、このような胚をin vitroで培養して胚盤胞とするか、又は胚段階に応じて0.5dpc又は1.5dpcの偽妊娠雌の卵管に移植する。移植胚からのキメラ仔は、移植時の胚齢に応じて、導入後16乃至20日で生まれる。キメラの雄を、繁殖用に選択する。子孫は、毛色及びPCR、サザンブロット、又は配列決定等、核酸分析によりES細胞ゲノムの伝達について分析することができる。更に、修復されたC5補体成分構造遺伝子の発現を、タンパク質分析、例えばイムノアッセイ、又は機能アッセイ等により、C5補体成分構造タンパク質mRNA又はタンパク質発現について分析して、C5補体成分構造遺伝子の修復を確認することができる。修復されたC5補体成分構造遺伝子を持つ子孫を交雑させ、修復されたC5補体成分構造遺伝子についてホモ接合性である非ヒト動物を作製する。トランスジェニックマウスを免疫不全マウスに交配させ、修復されたC5補体成分構造遺伝子を有するコンジェニック免疫不全株を作製する。

0212

遺伝子改変された非ヒト動物を評価して、非ヒト動物が修復されたC5補体成分構造遺伝子を発現するようにC5補体成分構造遺伝子が修復されているかを決定する方法は周知であり、核酸アッセイ、分光アッセイ、イムノアッセイ、及び機能アッセイ等の標準的手法が含まれる。

0213

1つ以上の標準を用いて、試料中のC5補体成分構造タンパク質の定量を可能にすることができる。

0214

C5補体成分構造遺伝子の修復が推定される動物において、機能修復されたC5補体成分構造遺伝子の評価のためのアッセイを行うことができる。

0215

任意に、本発明の修復されたC5補体成分構造遺伝子を特徴とする遺伝子改変免疫不全非ヒト動物は、選抜育種により作製される。第1の所望の遺伝子型を有する非ヒト動物の第1の親株は、第2の所望の遺伝子型を有する非ヒト動物の第2の親株と交配させ、第1及び第2の所望の遺伝子型を有する遺伝子改変非ヒト動物である子孫を作製し得る。例えば、免疫不全であり、変異したC5補体成分構造遺伝子を有する第1のマウスを、無傷のC5補体成分構造遺伝子を有する第2のマウスと交配させ、更に遺伝的に掛け合わせて、免疫不全であると共に修復されたC5補体成分構造遺伝子を有する子孫を作製して、C5補体成分構造遺伝子が発現され、その動物が無傷の補体系を有し、補体依存性細胞傷害を示すようにし得る。

0216

他の例では、NSG、NRG、又はNOGマウスを、無傷のC5補体成分構造遺伝子を有するマウスと交配して、免疫不全であると共に修復されたC5補体成分構造遺伝子を有する子孫を作製して、作製されたマウスが無傷の補体系を有し、補体依存性細胞傷害を示すようにする。

0217

本発明の態様は、実質的にその細胞の全てにおいて修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変動物と、全てではなく、その一部の細胞において修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変動物とを提供する。

0218

本発明の遺伝子改変免疫不全非ヒト動物は、好ましくは非ヒト哺乳動物、特にマウス、ラット、又はモルモット等の齧歯類である。

0219

本発明の態様による異種移植腫瘍細胞の応答用の非ヒト動物モデル系を作製する方法は、C5補体成分構造タンパク質を発現すると共に機能する補体系を有するように、修復されたC5補体成分構造遺伝子を含む遺伝子改変免疫不全非ヒト動物を提供することと、異種移植腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全非ヒト動物に投与することとを含む。免疫不全非ヒト動物は、重症複合免疫不全、IL2受容体ガンマ鎖欠乏、又は重症複合免疫不全とIL2受容体ガンマ鎖欠乏との組み合わせを有し得る。

0220

「異種移植」という用語は、本明細書において、「異種移植」とされる物質宿主細胞又は宿主生物のもの以外の種に由来することを示すために、宿主細胞又は宿主生物に関して用いられる。

0221

本明細書で使用される「腫瘍細胞」という用語は、癌細胞等の異常増殖細胞を示す。

0222

本発明の態様による異種腫瘍細胞の応答用のマウスモデル系を作製する方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を有する遺伝子改変免疫不全マウスであり、その修復の結果として、C5補体成分構造タンパク質を発現すると共に、機能する補体系を有する遺伝子改変免疫不全マウスを提供することと、異種腫瘍細胞を遺伝子改変免疫不全マウスに投与することを含む。免疫不全マウスは、重症複合免疫不全、IL2受容体ガンマ鎖欠乏、又は重症複合免疫不全とIL2受容体ガンマ鎖欠乏との組み合わせを有し得る。

0223

修復されたC5補体成分構造遺伝子を有する遺伝子改変免疫不全動物に投与するための腫瘍細胞は、対象由来腫瘍生検又は剖検試料又は癌細胞株から得ることができる。

0224

異種移植のための動物への腫瘍細胞の投与は、限定では無いが、腫瘍細胞若しくは腫瘍組織の皮下外科的挿入、又は腫瘍細胞若しくは腫瘍組織の皮下若しくは静脈内注射等、周知であり、例えば、Morton et al., Nature Protocols 2, 247 - 250 (2007); and Fujii et al., Pathol. Int., 2008, 58(9):559-67を参照されたい。

0225

異種移植腫瘍細胞の生着は、限定では無いが、腫瘍増殖光学検査、腫瘍細胞が固形腫瘍形成細胞ではない場合には採血及び血液分析、及びMRI、PET、CT、又は蛍光イメージング等の動物の画像化等、様々な方法の何れかにより評価することができる。

0226

異種移植腫瘍細胞の単離、異種移植腫瘍細胞の宿主生物への投与のための方法例、及びその生着を評価するための方法は、周知である。

0227

移植されるレシピエント動物に投与する異種移植腫瘍細胞の数は、限定されず、このような細胞を1乃至10億個、例として1乃至5億個、1乃至1億個、1乃至1000万個、1乃至500万個、1乃至100万個、1乃至500,000個、1乃至100,000個、1乃至50,000個、1乃至10,000個、又は1乃至1,000個の範囲にすることができる。

0228

本発明の態様により提供される方法は、修復されたC5補体成分構造遺伝子を有する免疫不全動物内の異種移植腫瘍細胞に対する抗癌治療剤の投与と、異種移植腫瘍細胞に対する抗癌治療剤の効果の分析とを含む。

0229

C5補体成分構造遺伝子の欠損及び修復の評価のためのアッセイ

0230

結合アッセイは、C5補体成分構造遺伝子の欠損及び修復を評価するために、本発明の態様によるアッセイにおいて任意に用いられる。

0231

結合パートナー」という用語は、標的分析物に特異的に結合可能な生体分子を示す。結合パートナーの非限定的な例には、抗体、アプタマ、受容体、リガンド、及び標的分析物の酵素作用のための基質が含まれる。結合パートナーは、核酸プローブであってもよい。当業者は、結合パートナーを日常的に同定、単離、及び/又は作製し、結合アッセイに用いることができる。このような手法は、当業者に周知である。

0232

結合アッセイは、結合パートナーに結合することにより1つ以上の標的分析物の検出を可能にする様々な方法の何れかにより実施することができる。標的分析物と結合剤との結合は、検出可能な標識の使用等により、直接的又は間接的に検出することができる。

0233

配列決定、増幅アッセイ、及び/又はハイブリダイゼーションアッセイ等の核酸アッセイを用いて、標的分析物の発現を検出することができる。核酸アッセイには、限定では無いが、RT-PCR等のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)のような増幅反応ドットブロット、in situハイブリダイゼーション、ノーザンブロット、及びRNase保護が含まれる。このようなアッセイの詳細は、例えば、J. Sambrook and D.W. Russell, Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press; 3rd Ed., 2001; and F.M. Ausubel, Ed., Short Protocols in Molecular Biology, Current Protocols; 5th Ed., 2002に記載されている。

0234

標的分析物mRNA又はcDNAにハイブリダイズして、mRNA又はcDNAを検出及び/又は定量することが可能な核酸プローブ又はプライマーを、核酸アッセイに用いることができる。核酸プローブは、少なくとも10、15、30、50、又は100ヌクレオチド長オリゴヌクレオチドであり、標的mRNA若しくはcDNA又はその相補的配列ストリンジェントな条件下で特異的にハイブリダイズするのに十分なものにすることができる。核酸プライマーは、少なくとも10、15、又は20ヌクレオチド長のオリゴヌクレオチドでありであり、mRNA若しくはcDNA、又はその相補的配列にストリンジェントな条件下で特異的にハイブリダイズするのに十分なものにすることができる。「特異的ハイブリダイゼーション」及び「特異的にハイブリダイズする」という用語は、試料中の標的核酸以外の核酸と実質的にハイブリダイズすることなく、特定の核酸が標的核酸とハイブリダイズすることを示す。

0235

ハイブリダイゼーション及び洗浄条件のストリンジェンシは、当業者に周知であるように、プローブ及び標的のTmとハイブリダイゼーション及び洗浄条件のイオン強度とを含む幾つかの要素により決まる。所望のハイブリダイゼーションのストリンジェンシを達成するためのハイブリダイゼーション及び条件は、例えば、Sambrook et al., Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, 2001、及びAusubel, F. et al., (Eds.), Short Protocols in Molecular Biology, Wiley, 2002に記載されている。

0236

非ヒト動物由来の試料は、本発明の方法によるアッセイのために任意に精製される。特定の配列のアッセイに使用するmRNAの単離及び/又はcDNAの生成のための方法は、当該技術分野において周知である。

0237

「核酸」という用語は、1本鎖、2本鎖、オリゴヌクレオチド、又はポリヌクレオチドを含む任意の形態である2個以上のヌクレオチドを有するRNA又はDNA分子を示す。「ヌクレオチド配列」という用語は、核酸の1本鎖形態におけるオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチド内のヌクレオチドの順序を示す。

0238

「増幅アッセイ」という用語は、鋳型核酸コピーすることにより、鋳型核酸の全部又は一部のコピーを含む核酸を生産する方法を指す。

0239

増幅アッセイには、標的核酸に隣接する一対のプライマーを用いて核酸ポリメラーゼにより触媒される鋳型特異的プライマー伸長(template directed primer extension)を含むものが含まれ、例えばC.W. Dieffenbach et al.,PCRPrimer: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, 2003; and V. Demidov et al., DNA Amplification: Current Technologies and Applications, Taylor & Francis, 2004に記載のように、限定では無いが、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)、逆転写PCR(RT-PCR)、ライゲーション媒介PCR(LM-PCR)、phi-29 PCR、及び他の核酸増幅法を例として含む。「プライマー」という用語は、通常約9乃至60ヌクレオチド長で、更に長くても短くてもよく、鋳型特異的DNA合成開始点役割を果たす1本鎖オリゴヌクレオチドを示す。

0240

in vitro核酸増幅法に適した反応条件には、限定では無いが、ポリメラーゼ及びヌクレオチド三リン酸を含む適切な反応成分の存在が含まれる。当業者は、緩衝液、ヌクレオチド、pH、Mg塩濃度、プライマー濃度、及び温度等の要素の選択を含め、本発明のプライマーを用いた日常の実験のみにより、標的核酸の増幅に適した条件を決定することができる。増幅方法の核酸産物は、限定では無いが、プライマー中には存在するが元のDNA鋳型には存在しない、非標的核酸配列化学反応用の官能基、及び検出可能な標識等の付加的な材料を任意に含有する。PCRは、リアルタイムPCR又はキネティックPCR(KPCR)としても知られる定量的PCR(Q-PCR)として行われてもよい。Q-PCRは、標的DNA分子を増幅すると同時に定量するために用いられる。

0241

「定量的PCR」又は「Q-PCR」という用語は、ポリメラーゼ連鎖反応の結果を定量するための様々な方法を示す。Q-PCR法は、一般に、閾値サイクル(Ct)を決定する等、増幅因子を決定又は比較するか、標的及び標準鋳型の同時増幅により生成された産物の量を比較する共増幅法である。多くのQ-PCR手法には、レポータープローブインターカレーター色素又はその両方が含まれる。レポータープローブには、限定では無く、TaqMan(登録商標)プローブ(アプライドバイオシステムズ)、分子ビーコン、Scorpion(登録商標)プライマー、LuxTMプライマー、及びFRETプライマーが含まれる、インターカレーター色素には、限定では無く、臭化エチジウム、SYBR(登録商標) Green I(Molecular Probes)、及びPicoGreen(登録商標)(Molecular Probes)が含まれる。

0242

DNA試料中の1つ以上の特異的配列について、リアルタイムPCRでは、検出及び定量の両方が可能となる。量は、コピーの絶対数、又はDNA入力又は追加の規準化遺伝子に対して規準化された場合の相対量にすることができる。リアルタイムPCRにおいて産物を検出する2つの一般的な方法は、(1)任意の2本鎖DNAにインターカレートする非特異的蛍光色素、及び(2)プローブとその相補的DNA標的とのハイブリダイゼーション後にのみ検出が可能になる蛍光レポータで標識されたオリゴヌクレオチドからなる配列特異的DNAプローブである。例えば、TaqManプローブが使用される。TaqManプローブの原理は、相補的標的配列とのハイブリダイゼーション及びフルオロフォアに基づく検出中に二重標識プローブを切断するTaqポリメラーゼの5’-3’エキソヌクレアーゼ活性に依存している。他のリアルタイムPCR法と同様に、結果的に生じた蛍光シグナルにより、PCRの指数関数段階において産物の蓄積定量的測定が可能となるが、しかしながら、TaqManプローブは、検出の特異性を有意に増加させる。TaqManプローブは、オリゴヌクレオチドプローブの5’末端に共有結合したフルオロフォアと3’末端のクエンチャーとからなる。幾つかの異なるフルオロフォア(例えば、6-カルボキシフルオレセイン略称:FAM、又はテトラクロロフルオレシン、略称:TET)及びクエンチャー(例えば、テトラメチルローダミン、略称:TAMRA、又はジヒドロシクロピロロインドールトリペプチド副溝バインダ、略称:MGB)を利用することができる。クエンチャー分子は、FRET(蛍光共鳴エネルギー移動)を介してサイクラー光源により励起された際に、フルオロフォアが放出した蛍光を消光する。フルオロフォアとクエンチャーとが近接している限り、消光は、任意の蛍光シグナルを抑制する。

0243

TaqManプローブは、プライマーの特定のセットにより増幅されたDNA領域内でアニーリングするように設計される。Taqポリメラーゼが(同様に1本鎖鋳型上だが、図示のものとは反対の方向、即ち相補鎖の3’から5’へ)プライマーを伸長し、新生ストランドを合成する際に、ポリメラーゼの5’-3’エキソヌクレアーゼ活性により、鋳型にアニールされたプローブが分解される。プローブの分解により、フルオロフォアが放出され、クエンチャーとの近接性中断されるため、クエンチング効果を軽減され、フルオロフォアの蛍光が可能となる。したがって、リアルタイムPCRサーマルサイクラーにおいて検出される蛍光は、放出されたフルオロフォアとPCRに存在するDNA鋳型の量とに正比例する。

0244

核酸標的のハイブリダイゼーションアッセイには、限定では無いが、ドットブロット、核酸ハイブリダイゼーション、ビーズアッセイ、in situハイブリダイゼーション、ノーザンブロット、サザンブロット、及びマイクロアレイアッセイが含まれる。こうしたアッセイの詳細は、例えば、J. Sambrook and D.W. Russell, Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press; 3rd Ed., 2001、及びF.M. Ausubel, Ed., Short Protocols in Molecular Biology, Current Protocols; 5th Ed., 2002に記載されている。

0245

核酸ハイブリダイゼーションアッセイは、規定されたハイブリダイゼーション及び洗浄条件下で標的核酸に特異的にハイブリダイズする核酸プローブの使用を含む。「プローブ」という用語は、通常は少なくとも約9乃至約8000ヌクレオチド長である様々な長さの核酸配列を含むが、プローブが核酸ハイブリダイゼーションアッセイ中に標的核酸に特異的にハイブリダイズすることが可能である限り、短くても長くてもよい。プローブは、1本鎖又は2本鎖であってもよく、組換え法、化学合成天然源からの単離、又はこれらの2つ以上の組み合わせにより生成し得る。

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