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技術 ドキュメントを製造する方法及びドキュメント

出願人 レオンハードクルツシュティフトゥングウントコー.カーゲーオーファウデーキネグラムアーゲークルツティポフォルゲーエムベーハー
発明者 ハンセンアヒムシュラーキリアンホフマンアニヤフェールシュザシャシューラーフィリップ
出願日 2016年4月7日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2018-503712
公開日 2018年6月28日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2018-516791
状態 拒絶査定
技術分野 感熱発色記録 クレジットカード等 サーマルプリンタ(構造) 印刷方法 目的に特徴のあるプリンター 熱転写、熱記録一般 回折格子、ホログラム光学素子
主要キーワード スライド層 スタンピングツール フィルムエレメント 区画面積 サービス寿命 適用重量 絶対乾燥状態 構造化プロセス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年6月28日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

本発明は、ドキュメント(1)、特にサーモグラフィー基材(2)を備えたセキュリティドキュメントを製造するための方法、並びにドキュメント(1)、特にサーモグラフィー基材(2)を備えたセキュリティドキュメントに関する。まず、少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)における温度効果に応じて、色変化(15)を生じさせるサーモグラフィー基材(2)が提供される。さらに、サーモグラフィー基材(2)の少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)とサーマルプリントヘッド(6)との間にフィルムエレメント(5)が配置される。次いで、サーマルプリントヘッド(6)を用いて、色変化(15)を生じさせることにより、サーモグラフィー基材(2)の少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)に少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)が導入される。色変化(15)を生じさせる温度効果がサーマルプリントヘッド(6)からフィルムエレメント(5)を介してサーモグラフィー基材(2)の少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)へと伝えられるように、サーマルプリントヘッド(6)は、少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)の導入中、フィルムエレメント(5)と接触している。

概要

背景

ドキュメント書類)、特にチケット又はバウチャーは、主に、自動販売機、例えば、旅行券自動販売機又はキャッシュレジスタによってその場で提供される。このため、チケット、旅行チケット又はバウチャーには、発行日有効期限を示す重ね刷りされた個別の情報項目が提供されている。特に、熱印刷プロセス又は熱転写印刷プロセスにより、効果的に情報が提供されることが証明されている。

概要

本発明は、ドキュメント(1)、特にサーモグラフィー基材(2)を備えたセキュリティドキュメントを製造するための方法、並びにドキュメント(1)、特にサーモグラフィー基材(2)を備えたセキュリティドキュメントに関する。まず、少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)における温度効果に応じて、色変化(15)を生じさせるサーモグラフィー基材(2)が提供される。さらに、サーモグラフィー基材(2)の少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)とサーマルプリントヘッド(6)との間にフィルムエレメント(5)が配置される。次いで、サーマルプリントヘッド(6)を用いて、色変化(15)を生じさせることにより、サーモグラフィー基材(2)の少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)に少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)が導入される。色変化(15)を生じさせる温度効果がサーマルプリントヘッド(6)からフィルムエレメント(5)を介してサーモグラフィー基材(2)の少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)へと伝えられるように、サーマルプリントヘッド(6)は、少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)の導入中、フィルムエレメント(5)と接触している。

目的

本発明の目的は、従来の課題を回避する、ドキュメントを製造する方法及びドキュメントを提供する

効果

実績

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請求項1

サーモグラフィー基材(2)を備えたドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントを製造する方法であって、a)少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)における温度効果に応じて、色変化(15)が生じる前記サーモグラフィー基材(2)を提供するステップと、b)前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)とサーマルプリントヘッド(6)との間に配置されるように、フィルムエレメント(5)を配置するステップと、c)前記サーマルプリントヘッド(6)を用いて、前記色変化(15)を生じさせることにより、前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)に少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)を導入するステップと、を含み、前記色変化(15)を生じさせる前記温度効果が前記サーマルプリントヘッド(6)から前記フィルムエレメント(5)を介して前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)へと伝わるように、前記サーマルプリントヘッド(6)は、前記少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)の導入中、前記フィルムエレメント(5)と接触している、ことを特徴とする方法。

請求項2

ステップc)において、前記フィルムエレメント(5)の一つ又は複数の第1の層は、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)において、前記サーマルプリントヘッド(6)により、前記ドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントに適用される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項3

ステップc)において、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)における前記サーモグラフィー基材(2)の色変化(15)により、第1の色が生成され、ステップc)において、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)において前記ドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントに適用された前記フィルムエレメント(5)の前記一つ又は複数の第1の層は、少なくとも所定の領域において第2の色で形成され、前記第1の色及び前記第2の色は、異なる色、特にRGB色空間の異なる色である、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。

請求項4

ステップb)において配置された前記フィルムエレメント(5)は、一つ又は複数の染料及び/又は一つ又は複数の接着剤を有し、ステップc)において、前記一つ又は複数の染料及び/又は前記一つ又は複数の接着剤は、適用中に溶解する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。

請求項5

ステップb)において配置された前記フィルムエレメント(5)は、複写ワニス層(50)と、剥離層(47)と、透明保護ワニス層(44)と、含み、レリーフ構造は、少なくとも所定の領域において前記複写ワニス層(50)に成形され、前記剥離層(47)は、前記複写ワニス層(50)と前記透明保護層(44)との間に配置され、前記複写ワニス層(50)は、前記サーマルプリントヘッド(6)に面しており、ステップc)において、前記複写ワニス層(50)のレリーフ構造に対して反転されたレリーフ構造が、前記透明保護ワニス層(44)に成形されるように、前記透明保護ワニス層(44)は、前記サーマルプリントヘッド(6)により、前記ドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントに適用される、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。

請求項6

少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)において、前記少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)が前記サーモグラフィー基材(2)に導入されず、前記フィルムエレメント(5)の前記一つ又は複数の第1の層が、少なくとも1つの第2の情報項目(21a,21b)を表すため、前記サーマルプリントヘッド(6)により前記ドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントに適用されるように、少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)において、前記色変化(15)を生じさせる温度効果が選択される、ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の方法。

請求項7

前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)及び少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)は、前記サーマルプリントヘッド(6)の最大記録範囲(12)に位置し、前記最大記録範囲(12)は前記サーマルプリントヘッド(6)の最大面積に対応し、当該最大面積で、前記サーマルプリントヘッド(6)は、ステップc)における第1の情報項目の導入中に前記フィルムエレメントと接触する、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。

請求項8

ステップa)において供給された前記サーモグラフィー基材(2)は、少なくとも2つの第1の領域(10s,10t)における温度効果に応じて少なくとも2つの色変化(15,15a)が生じ、前記少なくとも2つの色変化(15,15a)は、少なくとも2つの異なる温度限界を超えたときに生じる、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。

請求項9

ステップa)において供給された前記サーモグラフィー基材(2)は、少なくとも所定の領域において透明である一つ又は複数の第2の層(60)を少なくとも所定の領域に有し、前記サーモグラフィー基材の上面に亘る平面に対して垂直に見たときに、前記一つ又は複数の第2の層(60)は、前記フィルムエレメント(5)と前記サーモグラフィー基材(2)との間に配置されており、ステップc)において、前記色変化(15)を生じさせる温度効果は、前記一つ又は複数の第2の層(60)を介して、前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)に伝達される、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。

請求項10

ステップc)において、前記温度効果は、好ましくは50℃を超える温度、より好ましくは55℃を超える温度、さらに好ましくは60℃を超える温度、さらにより好ましくは90℃を超える温度である、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の方法。

請求項11

ステップc)において、前記サーマルプリントヘッド(6)は、少なくとも所定の領域において、70℃を超える温度、好ましくは75℃を超える温度、さらに好ましくは80℃を超える温度、さらにより好ましくは100℃を超える温度を有する、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の方法。

請求項12

熱転写プリンタにより実行される、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の方法。

請求項13

d)前記ドキュメント、特に、前記セキュリティドキュメントに少なくとも1つのシール層を適用するステップをさらに含み、前記ステップは、特にステップc)の後に実行される、ことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方法。

請求項14

ステップd)において、前記少なくとも1つのシール層は、ラミネート加工、特に、コールドラミネート加工により適用される、ことを特徴とする請求項13に記載の方法。

請求項15

請求項1〜14のいずれかに記載の方法により製造された、サーモグラフィー基材(2)を備えたドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントであって、温度効果に応じて、サーマルプリントヘッド(6)により、色変化(15)が生じる前記サーモグラフィー基材(2)において、少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)が少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)に導入され、前記少なくとも第1の情報項目(20a〜20f)は、前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)において、前記色変化(15)が生じることにより形成される、ことを特徴とするドキュメント。

請求項16

前記ドキュメント(1)は、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)において、一つ又は複数の第1の層を有し、前記一つ又は複数の第1の層は、前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)において、前記少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)に正確にフィットするように配置されている、ことを特徴とする請求項15に記載のドキュメント。

請求項17

少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)における前記ドキュメント(1)は、少なくとも1つの第2の情報項目(21a,21b)を表すために、一つ又は複数の第1の層を有し、前記サーモグラフィー基材(2)は、少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)において、前記少なくとも1つの第1の情報項目(20a〜20f)を有していない、ことを特徴とする請求項15又は16に記載のドキュメント。

請求項18

前記一つ又は複数の第1の層は接着層(45)を含む、ことを特徴とする請求項16又は17に記載のドキュメント。

請求項19

前記一つ又は複数の第1の層の少なくとも1つの層(46)は、着色顔料及び/又は溶解染料を有する、ことを特徴とする請求項16〜18のいずれかに記載のドキュメント。

請求項20

着色顔料及び/又は溶解染料を有する前記少なくとも1つの層(46)は、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)及び/又は少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)の少なくとも1つの第1の部分領域(16)に存在し、前記少なくとも1つの層(46)は、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)及び/又は少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)の少なくとも1つの第2の部分領域(17)に存在していない、ことを特徴とする請求項19に記載のドキュメント。

請求項21

前記着色顔料及び/又は溶解染料を有する前記少なくとも1つの層(46)は、透明、半透明又は透過性である、ことを特徴とする請求項19又は20に記載のドキュメント。

請求項22

前記着色顔料及び/又は溶解染料を有する前記少なくとも1つの層(46)は、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)及び/又は前記少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)の少なくとも2つの第3の部分的領域(18a,18b,18c)において、異なる着色顔料及び/又は溶解染料を有し、前記少なくとも2つの第3の部分的領域(18a,18b,18c)における前記異なる着色顔料及び/又は溶解染料は、異なる色、特にRGB色空間の異なる色に対応している、ことを特徴とする請求項19〜21のいずれかに記載のドキュメント。

請求項23

前記一つ又は複数の第1の層は、透明保護ワニス層(44)を含む、ことを特徴とする請求項16〜22のいずれかに記載のドキュメント。

請求項24

前記一つ又は複数の第1の層は、複写ワニス層(50)を含む、ことを特徴とする請求項16〜23のいずれかに記載のドキュメント。

請求項25

レリーフ構造は、少なくとも所定の領域において、前記複写ワニス層(50)の表面及び/又は前記透明保護ワニス層(44)の表面に成形され、特に、回折レリーフ構造は、キネグラム登録商標)又はホログラム、0次回折構造、ブレーズ格子、特に非対称のこぎり歯状レリーフ構造、回折構造、特に線形正弦回折格子、又は交差正弦回折格子、又は、線形単一段又は多段矩形格子、又は、交差単一段又は多段矩形格子、光回折及び/又は光屈折及び/又は光集束マイクロ又はナノ構造バイナリー又は連続的なフレネルレンズ、バイナリー又は連続的なフレネル自由曲面回折又は屈折マクロ構造、特にレンズ構造又はマイクロプリズム構造、鏡面、マット構造、特に異方性又は等方性マット構造、あるいは、前記構造の組み合わせからなる群から選択される、ことを特徴とする請求項23又は24に記載のドキュメント。

請求項26

前記一つ又は複数の第1の層は、反射層、特に金属層(48)、及び/又はHRI層(51)又はLRI層を含む、ことを特徴とする請求項16〜25のいずれかに記載のドキュメント。

請求項27

前記一つ又は複数の第1の層の少なくとも1つの層(49)は、電磁放射線照射の場合、好ましくは、UV光の照射の場合、さらに好ましくはIR光の照射の場合、人間の目に見え波長範囲、特に380nm〜780nmの波長範囲で光を発する顔料を有する、ことを特徴とする請求項16〜26のいずれかに記載のドキュメント。

請求項28

前記一つ又は複数の第1の層の少なくとも1つの層(52)は、光学的に可変の顔料を有し、及び/又は、前記一つ又は複数の第1の層における少なくとも1つの層は、一つ又は複数の空間層を含む薄膜層系を有し、前記空間層の層厚は、前記薄膜層系が、入射光干渉により、特に人間の目に見える波長範囲の範囲を超えて、観察角に応じて色変化効果を生じさせるように選択される、ことを特徴とする請求項16〜27のいずれかに記載のドキュメント。

請求項29

前記反射層、及び/又は前記顔料を有する前記層(49)、及び/又は前記光学的に可変の顔料を有する層(52)、及び/又は前記薄膜層系を有する前記層は、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)及び/又は少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)の少なくとも1つの第4の部分的領域(16)に存在し、前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)及び/又は少なくとも1つの第2の領域(11a,11b,11q,11r,11s,11t,11u)の少なくとも1つの第5の部分的領域(17)に存在していない、ことを特徴とする請求項26〜28のいずれかに記載のドキュメント。

請求項30

前記少なくとも1つの第4の部分的領域(16)及び前記少なくとも1つの第5の部分的領域(17)は、グリッドに応じて配置されている、ことを特徴とする請求項29に記載のドキュメント。

請求項31

前記一つ又は複数の第1の層は、透明、半透明又は透過性である、ことを特徴とする請求項16〜30のいずれかに記載のセキュリティドキュメント。

請求項32

前記ドキュメント(1)、特にセキュリティドキュメントは、少なくとも所定の領域に、少なくとも所定の領域において透明である一つ又は複数の第2の層(60)を有し、前記一つ又は複数の第2の層(60)は、少なくとも所定の領域において、前記サーモグラフィー基材(2)の前記少なくとも1つの第1の領域(10a〜10v)に導入された前記少なくとも第1情報項目(20a〜20f)を覆い、前記一つ又は複数の第2の層(60)は、前記サーモグラフィー基材(2)の上面に亘る平面に対して垂直に見たときに、前記サーモグラフィー基材(2)と前記一つ又は複数の第1の層との間に配置されている、ことを特徴とする請求項16〜31のいずれかに記載のドキュメント。

請求項33

前記ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、少なくとも1つのシール層を含む、ことを特徴とする請求項15〜32のいずれかに記載のドキュメント。

請求項34

前記少なくとも1つのシール層は、保護フィルムであり、特に前記ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、前記少なくとも1つの保護フィルムとともにラミネート加工されている、ことを特徴とする請求項33に記載のドキュメント。

請求項35

前記少なくとも1つの保護フィルムはポーチを形成する、ことを特徴とする請求項34に記載のドキュメント。

技術分野

0001

本発明は、ドキュメントを製造する方法及びドキュメントに関する。

背景技術

0002

ドキュメント(書類)、特にチケット又はバウチャーは、主に、自動販売機、例えば、旅行券自動販売機又はキャッシュレジスタによってその場で提供される。このため、チケット、旅行チケット又はバウチャーには、発行日有効期限を示す重ね刷りされた個別の情報項目が提供されている。特に、熱印刷プロセス又は熱転写印刷プロセスにより、効果的に情報が提供されることが証明されている。

発明が解決しようとする課題

0003

熱印刷プロセスの場合、発色物質を既に含んだ基材が用いられている。印刷を行うため、複数の加熱エレメントを備えたプリントヘッドが基材と直接接触し、発色物質が一点ずつ熱的に活性化される。しかし、熱印刷プロセスの場合、基材に対してプリントヘッドを直接接触させることは短所となる。これにより、プリントヘッドに摩耗、特に、研磨摩耗が生じるため、メンテナンスの間隔が短縮され、したがって、サービス寿命が短くなる。したがって、研磨摩耗により生じた粒子及びさらに発生するほこりの粒子により、特に、天気や環境の影響に直接曝される旅行チケット用自動販売機の場合に、プリントヘッドの寿命が短縮されてしまう。

0004

熱転写印刷プロセスの場合において、ホットスタンピング転写プライは、プリントヘッドにより、画素ピクセル)単位で基材に転写される。これにより、基材に適用される装飾層は、例えば、削ることにより、又は溶媒を用いることにより、大幅に除去されてしまうため問題がある。このため、このように印刷されたドキュメントは容易に偽造され、かつ偽造の防止が困難であるため、熱転写プロセスの使用、特に、例えば、チケット等のセキュリティドキュメントにおける使用又は価格等に使用することが大幅に制限されてしまう。

0005

本発明の目的は、従来の課題を回避する、ドキュメントを製造する方法及びドキュメントを提供することである。

課題を解決するための手段

0006

この目的は、サーモグラフィー基材を有するドキュメント、特にセキュリティドキュメントを製造する方法により達成される。この方法は、a)少なくとも1つの第1の領域における温度効果に応じて、色変化が生じるサーモグラフィー基材を提供するステップと、b)サーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域とサーマルプリントヘッドとの間に配置されるように、フィルムエレメントを配置するステップと、c)サーマルプリントヘッドを用いて、色変化を生じさせることにより、サーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域において、少なくとも1つの第1の情報項目を導入するステップと、を含む。色変化を生じさせる温度効果がサーマルプリントヘッドからフィルムエレメントを介してサーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域へと伝わるように、サーマルプリントヘッドは、少なくとも1つの第1の情報項目の導入中にフィルムエレメントと接触している。本発明の目的は、請求項1〜12のいずれかに記載された方法により製造された、サーモグラフィー基材を有するドキュメント、特にセキュリティドキュメントにより達成される。温度効果に応じて、サーマルプリントヘッドにより、色変化が生じるサーモグラフィー基材は、少なくとも1つの第1の領域において、少なくとも1つの第1の情報項目を有する。少なくとも第1の情報項目は、サーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域において、色変化が生じることにより形成される。

0007

フィルムエレメントは、層状の複合体を形成する一つ又は複数の層を有する。フィルムエレメントは、一つ又は複数の層を含むフィルムエレメントである。

0008

温度効果により色変化がサーモグラフィー基材に生じるように、色変化を生じさせるためにサーモグラフィー基材に必要な温度効果は、フィルムエレメントを介してサーモグラフィー基材に伝達される。サーモグラフィー基材における色変化の発生に必要な温度効果の伝達の間、サーマルプリントヘッドは、サーモグラフィー基材と直接接触しない。その代わりに、色変化の発生に必要な温度効果は、フィルムエレメントを介してサーモグラフィー基材に伝わる。一方では、サーマルプリントヘッドは、ドキュメントに接触しないため、サーマルプリントヘッドの摩耗、特に研磨摩耗が減少する。他方では、第1の情報項目は、第1の領域に色変化が生じることにより、サーモグラフィー基材に導入される。このようにサーモグラフィー基材に導入される第1の情報項目は、単純な削ることや溶媒によっては容易に除去され得ない。したがって、第1の情報項目が導入されたときに、サーマルプリントヘッドは、サーモグラフィー基材とサーマルプリントヘッドとの間に配置されたフィルムエレメントによって摩耗や環境の影響から保護され、これにより、メンテナンスの間隔、及びサービス寿命が増加する。さらに、特に耐熱性及び摺動性に対する、サーモグラフィー基材又はサーモグラフィー基材に適用されるさらなる層の要求をより低くすることができる。

0009

サーマルプリントヘッドとサーモグラフィー基材との間、あるいはサーマルプリントヘッドとサーモグラフィー基材に適用されるさらなる層との間に配置されたフィルムエレメントにより、耐熱性及び摺動性が原因で今日まで熱印刷プロセスでは使用することができなかったサーモグラフィー基材又はサーモグラフィー基材に適用されるさらなる層を使用することが可能となる。

0010

ここで、「サーモグラフィー基材」とは、温度効果に応じた色変化が局所的に生じる基材を意味する。サーモグラフィー基材は、発色基材を含み、この発色基材は、温度効果、特に熱の効果の下で、化学的に作用し、色変化を生じさせる。したがって、サーモグラフィー基材は、感熱層を有する感熱紙とし得る。感熱層は、顔料バインダカラー形成剤現像剤及び補助材料を含有する。結晶形態又はpH中性環境で無色に見えロイコ染料は、好ましくは、カラー形成剤として使用される。対照的に、酸性環境での溶融物において、ロイコ染料は有色に見える。例えば、そのようなロイコ染料は、酸によりマトリクスに固定され得る。融点を超えてマトリックスを加熱することにより化学反応が生じて、ロイコ染料は、このとき、可視波長範囲からの光の吸収により有色に見える。したがって、例えば、白色のサーモグラフィー基材は、温度効果により活性化された領域において黒色に見える。さらに、温度効果により、黄色からバイオレットへの色の変化がサーモグラフィー基材において生じ得る。

0011

ここで、「温度効果」とは、サーモグラフィー基材に対する熱又は暖気の効果を意味する。少なくとも1つの第1の情報項目が導入されるとき、まず、サーマルプリントヘッド又はその加熱エレメントと、サーモグラフィー基材との間に温度差が生じる。サーマルプリントヘッドは、サーモグラフィー基材よりも高い温度を有する。ここで、熱又は暖気は、高温の位置から低温の位置へと伝わるエネルギーである。熱(暖気)の伝達は、熱伝導熱放射又は対流によって行われる。したがって、例えば、熱伝導によって熱エネルギーが伝達され得る。したがって、例えば、サーマルプリントヘッドの温度が100℃であり、サーモグラフィー基材の温度が30℃である場合、サーマルプリントヘッドの熱又は暖気がサーモグラフィー基材に作用して、サーモグラフィー基材に色変化を生じさせる温度効果が生じる。

0012

ここで、「色変化」とは、無色から有色への変化と、2つの異なる色の間における色の変化と、の双方を意味する。例えば、温度効果により、サーモグラフィー基材において無色から青への色変化が生じ得る。また、色変化を生じさせることにより、サーモグラフィー基材における赤からマゼンタへの色の変化が可能となる。ここで、「有色」とは、カラーモデル、例えば、RGBカラーモデル(R=赤;G=緑;B=青)又は、CMYKカラーモデル(C=シアン;M=マゼンタ;Y=イエロー;K=ブラック)における色空間内カラードットとして表される任意の色を意味する。また、色度の変化は、例えば、白から黒又は濃緑から薄緑等のコントラストの変化を生じさせる。

0013

さらに、色変化を生じさせる温度効果が、サーマルプリントヘッドからフィルムエレメントを介してサーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域へと伝わるように、ステップc)において、サーマルプリントヘッドと反対側となる側において、フィルムエレメントは、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメント及び/又はサーモグラフィー基材と接触する。

0014

本発明のさらに有利な実施例は、従属クレームに対応している。

0015

好ましくは、ステップc)において、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、少なくとも1つの第1の領域において、サーマルプリントヘッドにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用される。

0016

さらに、フィルムエレメントの一つ又は複数の層は、キャリア層として形成され、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、転写プライとして形成され、キャリア層から剥離され得る。ステップc)において、転写プライは、サーマルプリントヘッドにより、少なくとも1つの第1の領域において、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用される。フィルムエレメントは、好ましくは、転写フィルム、特に、熱転写フィルムとして形成される。転写プライは、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層により形成され得る。

0017

有利には、ドキュメントは、少なくとも1つの第1の領域において、一つ又は複数の第1の層を有し、一つ又は複数の第1の層は、サーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域において、少なくとも1つの第1の情報項目に正確にフィットするように配置される。

0018

これにより、サーモグラフィー基材の第1の領域に導入された第1の情報項目及び第1の領域に適用されたフィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、正確にフィットするように、すなわち、互いに対して正確に配置されている。さらに、単一のプロセスステップにおいて、色変化がサーモグラフィー基材に導入され、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層がドキュメントに適用される。これにより、処理時間及び製造コストが減少する。さらに、第1の領域において適用された一つ又は複数の第1の層により、サーモグラフィー基材の第1の領域に導入された第1の情報項目の保護が実現する。サーモグラフィー基材における第1の情報項目に正確にフィットするように適用された付加的な一つ又は複数の第1の層を介して、サーモグラフィー基材に導入された情報項目は、例えば、環境の影響又はサーモグラフィー基材に適用される溶媒から保護される。したがって、サーモグラフィー基材に導入される情報項目は、機械的な影響及び化学的な影響から保護される。これにより、サーモグラフィー基材に導入される情報項目の安定性が向上する。また、これにより、第1の情報項目は、第1の領域において、複数回、したがって重複して提供されるため、すなわち、ドキュメントに適用されたフィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層により、及びサーモグラフィー基材に導入された色変化により、提供されるため、ドキュメントの偽造の防止及び改ざんに対する保護がさらに向上する。したがって、例えば、一つ又は複数の第1の層がドキュメントの第1の領域において取り除かれても、第1の情報項目は、サーモグラフィー基材における第1の領域において依然として認識され得る。また、例えば、削ることによって取り除かれる、ドキュメントにおける一つ又は複数の有色の第1の層の下に、削った後に現れる黒色の色変化が生じるサーモグラフィー層が配置されているため、偽造等が容易に認識され得る。

0019

さらに、有利には、少なくとも1つの第2の領域において、少なくとも1つの第1の情報項目がサーモグラフィー基材に導入されず、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層が、少なくとも1つの第2の情報項目を表示するために、サーマルプリントヘッドにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用されるように、少なくとも1つの第2の領域において、色変化を生じさせる温度効果が選択される。

0020

有利には、ドキュメントは、少なくとも1つの第2の情報項目を表すため、少なくとも1つの第2の領域において、一つ又は複数の第1の層を有する。サーモグラフィー基材は、少なくとも1つの第2の領域において少なくとも1つの第1の情報項目を有していない。

0021

ここで、第1の領域において、色変化がサーモグラフィー基材に生じ、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層はドキュメントに適用される。第2の領域において、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層だけがドキュメントに適用される。したがって、ドキュメントは、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層によってのみ形成される、情報項目を表示する領域を有する。したがって、例えば、関連性の低い情報項目は、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層によって第2の領域において適用され、例えば、有効期限等の関連性の高い情報項目は、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層により第1の領域において適用され、さらに、サーモグラフィー基材において色変化により導入され得る。

0022

さらに、少なくとも1つの第1の領域及び少なくとも1つの第2の領域は、サーマルプリントヘッドの最大記録範囲に位置し得る。ここで、最大記録範囲は、サーマルプリントヘッドの最大面積に対応し、当該最大面積において、ステップc)における第1の情報項目の導入中に、サーマルプリントヘッドがフィルムエレメントと接触する。少なくとも1つの第1の領域及び少なくとも1つの第2の領域は、したがって、サーマルプリントヘッドの最大記録範囲の部分領域に対応する。したがって、少なくとも1つの第1の領域における少なくとも1つの第1の情報項目及び少なくとも1つの第2の領域における少なくとも1つの第2の情報項目は、実質的に同時に生成される。特に、少なくとも1つの第1の情報項目が少なくとも1つの第1の領域において導入され、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層が、サーマルプリントヘッドにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用され、かつ、少なくとも1つの第1の情報項目が少なくとも1つの第2の領域において導入されず、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層が、少なくとも1つの第2の情報項目を表すため、サーマルプリントヘッドにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用されるように、サーマルプリントヘッドは、好ましくは、少なくとも1つの第1の領域及び少なくとも1つの第2の領域において、異なる温度を有する。

0023

ここで、「記録範囲」という用語は、サーマルプリントヘッドの最大面積に対応する区画面積を意味する。サーマルプリントヘッドを用いて、温度効果によりサーモグラフィー基材に色変化がもたらされ、ステップc)における第1の情報項目の導入中に、サーマルプリントヘッドは最大面積でフィルムエレメントに接触する。したがって、例えば、全記録範囲亘って色変化を生じさせることができる。さらに、一つ又は複数の領域だけにおいて、特に記録範囲の第1の領域だけにおいて色変化を生じさせてもよい。

0024

さらに、有利には、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域が、特にレタリングの形態でパターン化されて形成される。パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージモチーフシンボルロゴポートレイト英数字テキスト等とし得る。

0025

さらに、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層を少なくとも1つの第1の領域において透明とし、少なくとも1つの第2の領域において不透明としてもよい。これにより、第1の情報項目は、サーモグラフィー基材における色変化により生じる色で、第1の領域に表れ、第2の情報項目は、フィルムエレメントにおける不透明の一つ又は複数の第1の層により、第2の領域において認識され得る。

0026

少なくとも1つの第1の領域における少なくとも1つの第1の情報項目の解像度、及び/又は、少なくとも1つの第2の領域における少なくとも1つの第2の情報項目の解像度は、好ましくは200dpiを超える値、より好ましくは300dpiを超える値、さらに好ましくは600dpiを超える値である。

0027

さらに、解像度はX方向及びY方向において異なっていてもよい。紙の搬送方向において、解像度は、特にプリンタの紙供給に応じて決定される。解像度は、紙の搬送方向に対して横断するように、プリントヘッドの加熱エレメントの大きさ及び加熱エレメント間の距離により決定される。

0028

さらに、ステップa)において供給されたサーモグラフィー基材は、温度効果に応じて、少なくとも2つの第1の領域において少なくとも2つの色変化が生じる。少なくとも2つの異なる温度限界を超えたときに、少なくとも2つの色変化が生じる。これにより、ドキュメントの偽造防止がさらに向上する。

0029

さらに、少なくとも2つの異なる温度限界は、5℃を超える温度、好ましくは10℃を超える温度、さらに好ましくは15℃を超える温度だけ相違している。

0030

ドキュメントの少なくとも1つの第1の領域における及び/又は少なくとも1つの第2の領域における、一つ又は複数の第1の層のデザインに応じて、ドキュメントの光学的な印象が変わり、偽造防止がさらに向上する。製造されたドキュメント、特に、セキュリティドキュメントが、一つ又は複数の第1の層を含むように、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域におけるフィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、好ましくは、サーマルプリントヘッドにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用される。フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層について可能なデザインについては、以下に説明する。

0031

フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、好ましくは、接着層を含む。

0032

接着層は、好ましくは、0.1μm〜10μmの層厚、好ましくは0.5μm〜5μmの層厚、さらに好ましくは0.8μm〜3μmの層厚を有する。

0033

接着層の適用重量は、好ましくは1g/m2〜4g/m2であり、さらに好ましくは1.5g/m2〜3g/m2である。ここで、各々の以下の記載において、約1g/m2の適用重量は、約1μmのドライ層の層厚に対応する。

0034

有利には、接着層は、アクリレートPVC(=ポリ塩化ビニル)、PUR(=ポリウレタン)又はポリエステルを含む。

0035

さらに、有利には、一つ又は複数の第1の層のうち少なくとも1つの層は、着色顔料及び/又は溶解染料を含む。

0036

着色顔料及び/又は溶解染料を有する少なくとも1つの層は、好ましくは、0.1μm〜10μmの層厚、好ましくは0.3μm〜3μmの層厚、さらに好ましくは0.5μm〜2μmの層厚を有する。

0037

着色顔料及び/又は溶解染料を有する少なくとも1つの層の適用重量は、好ましくは、1g/m2〜3g/m2、好ましくは1.5g/m2〜2.5g/m2である。

0038

着色顔料及び/又は溶解染料を有する少なくとも1つの層は、好ましくは、PMMA(=ポリメチルメタクリレート)、PVC、二酸化ケイ素、PPF(=ポリジアルキルホスフェート)、ポリエステル樹脂マレイン酸樹脂又はホルムアルデヒド樹脂を含む。

0039

着色顔料及び/又は溶解染料を有する少なくとも1つの層は、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域における少なくとも1つの第1の部分領域に存在し、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域における少なくとも1つの第2の部分領域に存在しないようにしてもよい。

0040

さらに、少なくとも1つの第1の部分領域及び/又は少なくとも1つの第2の部分領域は、パターン化されて形成される。パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、モチーフ、シンボル、ロゴ、ポートレイト、英数字、テキスト等とし得る。

0041

有利には、着色顔料及び/又は溶解染料を有する少なくとも1つの層は、透明、半透明又は透過性である。

0042

着色顔料及び/又は溶解染料を有する少なくとも1つの層は、好ましくは、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域の少なくとも2つの第3の部分的領域において、異なる着色顔料及び/又は溶解染料を有する。少なくとも2つの第3の部分的領域における異なる着色顔料及び/又は溶解染料は、異なる色、特にRGB色空間の異なる色に対応する。

0043

少なくとも2つの第3の部分的領域がパターン化されて形成されている場合に有利である。パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、モチーフ、シンボル、ロゴ、ポートレイト、英数字、テキスト等とし得る。

0044

また、少なくとも2つの第3の部分的領域をグリッドに応じて配置してもよい。

0045

有利には、第1の色は、ステップc)において、サーモグラフィー基材の色変化により、少なくとも1つの第1の領域に生成され、ステップc)において、少なくとも1つの第1の領域において、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用されたフィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、少なくとも所定の領域において、第2の色で形成され、第1の色及び第2の色は異なる色であり、特にRGB色空間の異なる色である。

0046

さらに、有利には、ステップb)において配置されたフィルムエレメントは、一つ又は複数の染料及び/又は一つ又は複数の接着剤を有し、ステップc)において、一つ又は複数の染料及び/又は一つ又は複数の接着剤は適用中に溶解する。

0047

さらなる好ましい例示的な実施例によると、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、透明保護ワニス層を含む。透明保護ワニス層がPMMA、PVC、アクリレート又はカルナウバろうを含む場合に有利である。

0048

透明保護ワニス層は、好ましくは、0.1μm〜10μmの層厚、好ましくは0.3μm〜1μmの層厚、さらに好ましくは0.5μm〜1μmの層厚を有する。

0049

透明保護ワニス層の適用重量は、好ましくは0.1g/m2〜1g/m2であり、好ましくは0.3g/m2〜0.6g/m2であり、さらに好ましくは0.35g/m2〜0.5g/m2である。

0050

フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、好ましくは、複写ワニス層を含む。複写ワニス層がPMMA又はスチレン共重合体を含む場合に有利である。

0051

複写ワニス層は、好ましくは、0.1μm〜10μmの層厚、好ましくは0.3μm〜3μmの層厚、さらに好ましくは0.5μm〜2μmの層厚を有する。

0052

複写ワニス層の適用重量は、好ましくは0.1g/m2〜2.5g/m2であり、好ましくは0.15g/m2〜2g/m2であり、さらに好ましくは0.2g/m2〜1.5g/m2である。

0053

さらに好ましい例示的な実施例によれば、ステップb)において配設されたフィルムエレメントは、複写ワニス層、剥離層及び透明保護ワニス層を有する。レリーフ構造は、少なくとも所定の領域において複写ワニス層に成形される。剥離層は、複写ワニス層と透明保護層との間に配置されている。複写ワニス層は、サーマルプリントヘッドに面している。複写ワニス層のレリーフ構造に対して反転されたレリーフ構造が、透明保護ワニス層に成形されるように、ステップc)において、透明保護ワニス層は、サーマルプリントヘッドにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用される。したがって、ステップb)において複写ワニス層に成形されたレリーフ構造のネガティブ形状(ネガフォーム)、は、透明保護ワニス層に成形され、この透明保護ワニス層は、ドキュメントの自由上面にレリーフ構造を有する。

0054

剥離層は、好ましくは、ワックス層として形成される。ワックス層の適用重量は、好ましくは0.005g/m2〜0.1g/m2であり、好ましくは0.0075g/m2〜0.05g/m2である。代替例として、剥離層は、強固に薄膜で覆われたアクリレートから形成されてもよく、かつ/あるいは、保護ワニス層の一部であってもよく、1μm〜5μmの層厚、好ましくは1μm〜3μmの層厚を有していてもよい。

0055

さらに、複写ワニス層は、UV架橋性ワニスにより形成されてもよく、レリーフ構造は、UV複写により複写ワニス層に成形されてもよい。レリーフ構造は、スタンピングツールの作用によって、未硬化の複写ワニス層に成形され、複写ワニス層は、UV光照射による成形前、成形中及び/又は成形後に硬化する。

0056

さらに、複写ワニス層及び/又は透明保護ワニス層は、染色され、したがって、複写ワニス層及び/又は透明保護ワニス層は、着色顔料及び/又は溶解染料を有し得る。

0057

有利には、レリーフ構造は、少なくとも所定の領域において、複写ワニス層の表面及び/又は透明保護ワニス層の表面に成形され、特に、回折レリーフ構造は、キネグラム登録商標)(Kinegram)又はホログラム、0次回折構造、ブレーズ格子、特に非対称のこぎり歯状レリーフ構造、回折構造、特に線形正弦回折格子、又は交差正弦回折格子、又は、線形単一段又は多段矩形格子、又は、交差単一段又は多段矩形格子、光回折及び/又は光屈折及び/又は光集束マイクロ又はナノ構造バイナリー又は連続的なフレネルレンズ、バイナリー又は連続的なフレネル自由曲面回折又は屈折マクロ構造、特にレンズ構造又はマイクロプリズム構造、鏡面、マット構造、特に異方性又は等方性マット構造、あるいは、上記構造の組み合わせからなる群から選択される。

0058

フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、好ましくは、反射層、特に、金属層及び/又は、HRI層又はLRI層(HRI−高屈折率、LRI−低屈折率)を含む。さらに、反射層は、互いに隣接して及び/又は互いに重なって配置された複数の反射層、例えば、金属層及び/又はHRI層又は交互のHRI層及びLRI層から形成される多層系を有していてもよい。

0059

また、反射層は、クロムアルミニウム、金、銅、銀、又はこのような金属の合金からなる金属層として形成され得る。金属層は、好ましくは、10nm〜150nmの層厚となるように真空下で蒸着される。

0060

さらに、反射層は、透明な反射層から形成され、好ましくは、薄い又は微細な構造の金属層又は誘電HRI層又は誘電LRI層から形成され得る。そのような誘電反射層は、例えば、金属酸化物金属硫化物、例えば、酸化チタン又はZnS等からなる蒸着層からなり、25nm〜500nmの厚さを有する。

0061

反射層は、周知のプロセスにより構成され、特に、所定の領域において除去される。例えば、これは、周知のエッチングプロセス及び/又は洗浄プロセス、あるいは、例えば、WO2006084685A2、WO2006084686A2、WO2011006634A2、又はDE102013108666A1に記載された構造化プロセスにより、行われる。

0062

フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層は、一つ又は複数のプライマー層を含んでいてもよい。これにより、各々の場合に間にプライマー層が配置されている、上記層の間における中間層の接着は目的とする方法で設定され、改善される。

0063

一つ又は複数のプライマー層における1つのプライマー層は、有利に、接着層と反射層との間に配置される。

0064

一つ又は複数のプライマー層は、好ましくは、0.01μm〜2μmの層厚、好ましくは0.05μm〜1μmの層厚、さらに好ましくは0.1μm〜0.6μmの層厚を有する。

0065

さらなる好ましい例示的な実施例によると、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層のうち少なくとも1つの層は、電磁放射線の照射の場合、好ましくは、UV光の照射の場合、さらに好ましくは、IR光の照射の場合(UV=紫外線;IR=赤外線)、人間の目に見える波長範囲、特に380nm〜780nmの波長範囲で光を発する顔料を有する。これにより、ドキュメントの偽造防止がさらに向上するため、上記のような層の模倣は極めて困難なものとなる。

0066

電磁放射線の照射の場合、人間の目に見える波長範囲で光を発する顔料を有する層の適用重量は、好ましくは0.5g/m2〜2g/m2、好ましくは0.75g/m2〜1.5g/m2である。

0067

フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層における少なくとも1つの層は、好ましくは、光学的に可変の顔料を有し、及び/又は、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層における少なくとも1つの層は、一つ又は複数の空間層を含む薄膜層系を有し、空間層の層厚は、薄膜層系が、入射光干渉により、特に人間の目に見える波長範囲を超えて、観察角に応じて色変化効果を生じさせるように選択される。そのような薄膜層系は、特に一つ又は複数の空間層によって特徴づけられる。これらの空間層の光学的に効果的な層厚は、好ましくは、特定の視野角に対して、特に可視光の範囲における波長λのλ/2又はλ/4の条件を満たす。薄膜層系は、単一の層、一つ又は複数の誘電層及び一つ又は複数の金属層を含む層系、あるいは、二つ又は複数の誘電層を含む層スタックからなり得る。

0068

ここで、「光学的に可変の顔料」とは、特に干渉効果により、特に観察角に依存する色効果を生じさせる顔料を意味する。高度な輝きを有するそのような色変化効果を生じさせるため、顔料は、互いに同様の向き(方向)を有する必要がある。そのような顔料は、例えば、光学的に可変の顔料(OVP)である。さらに、光学的に可変の顔料を含む一つ又は複数の第1の層における少なくとも1つの層は、好ましくは、バインダを有する。バインダ及び顔料のそのような組み合わせは、例えば、特に干渉効果により、光学的に可変の色の印象を生成する光学的に可変のインク(OVI(登録商標))である。OVIは、高度の輝きで認識可能な色変化の効果を生じさせるため、通常、十分な層厚で印刷される必要がある。

0069

ここで、「観察角」という用語は、観察者がドキュメントを見る観察角と、照明装置によりドキュメントが照らされる角度と、の双方を意味する。「観察角」とは、ドキュメントの上面に亘る平面の表面法線と、観察者の観察方向との間に形成される角度を意味する。同様に、「観察角」とは、ドキュメントの上面に亘る平面の表面法線と、照明装置の照射方向との間に形成される角度を意味する。したがって、例えば、0°の視野角では、観察者はドキュメントの上面を垂直に観察し、70°の視野角では、観察者はドキュメントを浅い角度で観察している。観察者の観察方向又は照明装置の照射方向が変わると、結果として、観察角も変わる。

0070

光学的に可変の顔料を有する少なくとも1つの層の適用重量、及び/又は薄膜層系を有する層の適用重量は、好ましくは0.5g/m2〜20g/m2であり、好ましくは1.0g/m2〜10g/m2である。

0071

さらに、反射層及び/又は顔料を有する層及び/又は光学的に可変の顔料を有する層及び/又は薄膜層系を有する層は、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域の少なくとも1つの第4の部分的領域に存在し、少なくとも1つの第1の領域及び/又は少なくとも1つの第2の領域の少なくとも1つの第5の部分的領域に存在しないようにしてもよい。これにより、例えば、サーモグラフィー基材における色変化は、少なくとも1つの第1の領域の少なくとも1つの第5の部分的領域において観察者に認識され得る。

0072

有利には、少なくとも1つの第4の部分的領域及び/又は少なくとも1つの第5の部分的領域は、パターン化されて形成される。パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、モチーフ、シンボル、ロゴ、ポートレイト、英数字、テキスト等とし得る。

0073

少なくとも1つの第4の部分的領域及び少なくとも1つの第5の部分的領域は、グリッドに基づいて配置され得る。

0074

さらに、グリッド幅は、人間の裸眼解像限界より大きくてもよく、特にグリッド幅は、300μmより大きくてもよい。これにより、サーモグラフィー基材において、少なくとも1つの第1の領域における色変化が観察者に認識され得る。

0075

さらに、グリッド幅は、人間の裸眼の解像限界よりも小さくてもよく、グリッド幅は、300μmより小さくてもよい。

0076

グリッドは、好ましくは、一次元及び/又は二次元のグリッドである。

0077

さらに、有利には、グリッドは周期的及び/又は非周期的なグリッドである。

0078

有利には、特に、対応するグリッド状テストエレメントが重ねられたときにモアレ効果が生じるように、グリッドが形成され得る。しかし、そのようなモアレ効果を形成するため、複数の対応するグリッド状の層をフィルムエレメント及び/又は基材に設けてもよい。また、一方のグリッドを1つの層、特にフィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層における1つの層に配置し、他方のグリッドをサーモグラフィー基材における色変化により形成してもよい。

0079

さらに、有利には、一つ又は複数の第1の層は、透明、半透明又は透過性である。これにより、例えば、サーモグラフィー基材における色変化が、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層を通して観察者に認識され得る。また、例えば、RGBカラーモデルに基づいて、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層の色と、サーモグラフィー基材における色変化の色と、を重ね合わせることにより、混合色を生成することも可能である。

0080

さらなる好ましい例示的な実施例によると、ステップb)において、サーモグラフィー基材に面して配置されたフィルムエレメントの層は、サーモグラフィー基材及び/又はドキュメントに対する接着が防止されるように形成され、及び/又は、ステップb)において、サーマルプリントヘッドに面して配置されたフィルムエレメントの層は、高温の汚れに対する十分な耐性を実現するように形成される。フィルムエレメントのいずれの層もドキュメントに適用されないため、フィルムエレメントのそのようなデザインを介して、熱転写プリンタがドキュメントのサーモグラフィー基材において色変化を生じさせるように用いられ得る。しかし、色変化を生じさせる温度効果は、サーマルプリントヘッドからフィルムエレメントを介してサーモグラフィー基材に伝わる。

0081

本方法は熱転写プリンタにより実行され得る。これにより、熱転写プリンタにより、少なくとも1つの第1の情報項目をドキュメントのサーモグラフィー基材に導入することが可能となる。さらに、前述のように、同一のプロセスのステップで、一つ又は複数の第1の層をドキュメントに適用することができる。このように、熱転写プリンタにより本方法を実行することにより、コスト面においてさらに有利な効果が得られる。

0082

ステップc)における温度効果は、好ましくは50℃を超える温度、さらに好ましくは55℃を超える温度、さらに好ましくは60℃を超える温度、さらにより好ましくは90℃を超える温度である。さらに、ステップc)における温度効果は、50℃〜200℃、好ましくは55℃〜175℃、さらに好ましくは60℃〜150℃である。感熱紙を活性化するための温度効果の上限は厳格に設定されていない。現在、サーマルプリントヘッドの性能及び高温の必要性の低減によって、現実的な限界が設定されている。

0083

ステップc)において、有利には、サーマルプリントヘッドは、少なくとも所定の領域において、70℃を超える温度、好ましくは75℃を超える温度、さらに好ましくは80℃を超える温度、さらにより好ましくは100℃を超える温度を有する。また、ステップc)において、サーマルプリントヘッドは、少なくとも所定の領域において、70℃〜220℃の温度、好ましくは75℃〜210℃の温度、さらに好ましくは80℃〜200℃の温度、さらにより好ましくは90℃〜195℃の温度を有する。

0084

さらに、有利には、ステップa)において供給されたサーモグラフィー基材は、少なくとも所定の領域において、少なくとも所定の領域において透明である一つ又は複数の第2の層を有する。サーモグラフィー基材の上面に亘る平面に対して垂直に観察したときに、一つ又は複数の第2の層は、フィルムエレメントとサーモグラフィー基材との間に配置されており、ステップc)において、色変化を生じさせる温度効果は、一つ又は複数の第2の層を介してサーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域に伝達される。

0085

少なくとも所定の領域におけるドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、好ましくは、少なくとも所定の領域において透明である一つ又は複数の第2の層を有する。サーモグラフィー基材の上面に亘る平面に対して垂直に観察したときに、一つ又は複数の第2の層は、少なくとも所定の領域においてサーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域に導入された少なくとも1つの第1の情報項目を覆っている。

0086

有利には、サーモグラフィー基材の上面に亘る平面に対して垂直に観察したときに、一つ又は複数の第2の層は、サーモグラフィー基材とフィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層との間に配置されている。

0087

さらに、一つ又は複数の第2の層は、少なくとも1つの光学的なセキュリティ特徴部、特に入射光で認識可能な光学的なセキュリティ特徴部を備えた装飾層を有し、当該装飾層は、一つ又は複数の第2の層における、透明及び/又は不透明な第4の領域に配置されている。

0088

有利には、装飾層は、セキュリティ特徴部を提供する一つ又は複数の層を有し、当該層は、セキュリティ印刷、UV又はIR印刷、マイクロ印刷、光学的に可変の顔料を含む層、屈折エレメント回折エレメント、異方性マット構造、レリーフホログラム体積ホログラム、0次回折構造、観察角に応じて色変化効果を生じさせる薄膜層効果及び/又は架橋液晶層からなる群から選択された一つ又は複数のエレメントを含む。

0089

ステップc)において、好ましくは、色変化を生じさせる温度効果がサーマルプリントヘッドからフィルムエレメントを介してサーモグラフィー基材の少なくとも1つの第1の領域に伝わるように、パラメータの温度及び時間が選択される。パラメータ時間は、ステップb)において配置されたフィルムエレメントの材料特性及び質量比、サーマルプリントヘッドによる温度効果及び/又はドキュメントの温度によって主に決定される。さらに、また、パラメータの温度及び時間は、サーモグラフィー基材とフィルムエレメントとの間に配置された少なくとも所定の領域においてサーモグラフィー基材を有する一つ又は複数の第2の層によって決定され得る。

0090

本発明のさらなる好ましい例示的な実施例によると、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層に面する側と反対側となるサーモグラフィー基材の側、及び/又は、一つ又は複数の第2の層に面する側と反対側となるサーモグラフィー基材の側において、少なくとも1つの第5の領域に一つ又は複数の第3の層を有する。

0091

有利には、一つ又は複数の第3の層は、光学的に不変の層、特に印刷されたカラー層である。

0092

さらに、一つ又は複数の第3の層は、電磁放射線の照射の場合、好ましくは、UV及び/又はIR光の照射の場合、人間の目により視認され得る波長範囲、特に、380nm〜780nmの波長範囲の光を発する顔料を有する。

0093

本発明のさらなる好ましい例示的な実施例によると、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、少なくとも1つのシール層を含む。

0094

したがって、本方法は、d)ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに少なくとも1つのシール層を適用するステップをさらに含み、当該ステップは、ステップc)後に実行される。

0095

少なくとも1つのシール層は、好ましくは、透明な層であり、特に、透明かつクリアな層である。

0096

さらに、ステップd)において、少なくとも1つのシール層が、ラミネート加工、特に、コールドラミネート加工により適用される場合に有益である。

0097

有利には、少なくとも1つのシール層は、保護フィルム、特に、自己支持型の保護フィルムである。また、上記方法は、特にステップc)とステップd)との間に行われる、少なくとも1つのシール層、特に、少なくとも1つの保護フィルムを提供するステップをさらに含んでいてもよい。

0098

さらに、少なくとも1つの保護フィルムがポーチを形成してもよい。ポーチは、保護フィルムにより形成されるポケット又はバッグであって、このポーチの中に、ステップc)の後、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントが挿入される。そのようなポーチは、一つ、二つ又は三つの側が閉じられていてもよく、閉じられていない三つ、二つ又は一つの側は、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントを挿入するために用いられる。

0099

さらに、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントが少なくとも1つの保護フィルムとともにラミネートされている場合に有利である。また、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントが、特にサーモグラフィー基材の上面に亘る平面に対して垂直に観察したときに、第1の保護フィルムと第2の保護フィルムとの間にラミネートされている。ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、一方又は双方の側において、第1の保護フィルム及び/又は第2の保護フィルムともにラミネートされ得る。さらに、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、保護フィルムから形成されたポーチへの挿入後、ポーチ内でラミネートされる。有利には、ラミネート温度は、感熱紙の活性温度より低い。

0100

これにより、ドキュメント、特にセキュリティエレメントは、環境的な影響、例えば、機械的応力、化学的影響(例えば、可塑剤に対して)又は湿気から保護される。ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、有利には、ステップc)の後、少なくとも1つの第1の情報項目を導入した後に、2つの保護層の間に配置され、当該2つの保護層とともにラミネートされ得る。これにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、環境的な影響から保護される。

0101

少なくとも1つの保護フィルムが、PET、PETG、BOPP(=二軸延伸ポリプロピレン)又はPP(=ポリプロピレン)を含む場合に有利である。少なくとも1つの保護フィルムは、好ましくは、20μm〜300μmの層厚、好ましくは30μm〜250μmの層厚を有する。

0102

さらに、少なくとも1つの保護フィルムが接着層を有する場合に有益である。したがって、例えば、2つの保護層の間にドキュメント、特に、セキュリティドキュメントが配置されており、この2つの保護層の各々は、各々の場合に接着層を有する。接着層は、好ましくは、80℃未満、好ましくは、60℃未満の活性温度を有する。

0103

さらに、接着層を冷式接着層としてもよい。有利には、冷式接着層の活性温度は、室温であり、好ましくは15℃〜30℃、さらに好ましくは19℃〜25℃、さらにより好ましくは20℃〜24℃である。

0104

接着層は、好ましくは、着色顔料及び/又は染料及び/又はUV吸収材を有する。接着層は染料により染色されてもよい。

0105

接着層は、好ましくは、透明であり、特に、透明でかつクリアな接着層である。

0106

また、少なくとも1つのシール層は保護ワニス層であってもよい。

0107

ステップd)において、少なくとも1つの保護ワニス層は、好ましくは、印刷、鋳造又はスプレーにより、ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントに適用される。少なくとも1つの保護ワニス層の層厚は、好ましくは、0.1μm〜100μmであり、さらに好ましくは1〜50μmである。

0108

少なくとも1つの保護ワニス層は、有利には、UV光により硬化する層である。UV光により硬化する層は、好ましくは、アクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリウレタン及び/又はポリウレタンアクリレートを含む。さらに、UV光により硬化する層は、溶媒を含んでいてもよい。そのような層の硬化は、好ましくは、乾燥により、特に、溶媒の蒸発により、及び/又は、UV光の照射により生じる。

0109

さらに、少なくとも1つの保護ワニス層を水ベースの層としてもよい。水ベースの保護ワニス層は、好ましくは、デンプン誘導体メチルセルロース及び/又は無機添加剤を有するポリビニルアルコールを含む。そのような層の硬化は、好ましくは、乾燥により、特に、水の蒸発により、及び/又はエステル化によって生じる。

0110

さらに、少なくとも1つの保護ワニス層を溶媒ベース層としてもよい。溶媒ベース保護ワニス層は、好ましくは、アクリレート及び/又はポリウレタンを含む。そのような層の硬化は、好ましくは、乾燥により、特に、溶媒の蒸発により、及び/又は、イソシアネート反応により、特に、イソシアネートベースの架橋剤を用いることにより生じる。

0111

また、少なくとも1つの保護ワニス層は、特に、エポキシ樹脂をベースにした反応樹脂を含み得る。そのような層の硬化は、好ましくは、乾燥により、特に、溶媒の蒸発により、及び/又は、重付加による化学的架橋により生じる。

0112

乾燥による硬化、特に水及び/又は溶媒の蒸発における場合の温度は、好ましくは80℃以下であり、好ましくは60℃以下であり、さらに好ましくは40℃以下である。

0113

また、少なくとも1つのシール層、特に、少なくとも1つの保護フィルム及び/又は接着層及び/又は保護ワニス層が、顔料、特にUV光フィルタリング顔料又はUV光吸収顔料を有する場合に有利である。したがって、顔料が、UV光、特に、100nm〜380nm波長範囲、好ましくは、200nm〜380nm波長範囲、さらに好ましくは280nm〜380nm波長範囲の光をフィルタリングするか吸収するように、少なくとも1つのシール層、特に少なくとも1つの保護フィルム及び/又は接着層及び/又は保護ワニス層が形成される。これにより、少なくとも1つの保護フィルム及び/又は接着層及び/又は保護ワニス層の下又はその間に配置されたドキュメント、特に、セキュリティドキュメントのさらなる層は、サーモグラフィー基材の上面に亘る平面に対して垂直に観察したときに、UV光から保護される。

0114

顔料、特に、UV光フィルタリング顔料又はUV光吸収顔料は、好ましくは、酸化チタン及び/又は酸化亜鉛を有する。少なくとも1つのシール層における、特に少なくとも1つの保護フィルム及び/又は接着層及び/又は保護ワニス層におけるそのような顔料の濃度は、好ましくは、0.1重量パーセント〜15重量パーセント、好ましくは0.2重量パーセント〜10重量パーセント、さらに好ましくは0.5重量パーセント〜5重量パーセントである。

0115

さらに、顔料、特に、UV光フィルタリング顔料又はUV光吸収顔料は、トリアジンベンゾトリアゾールベンゾフェノンオキサルアニリド、及び/又はピペリジンを有する。少なくとも1つのシール層における、特に、少なくとも1つの保護フィルム及び/又は接着層及び/又は保護ワニス層におけるそのような顔料の濃度は、好ましくは0.01重量パーセント〜10重量パーセントであり、好ましくは0.1重量パーセント〜5重量パーセントである。

0116

ドキュメント、特に、セキュリティドキュメントは、好ましくは、チケット、バウチャー、旅行券、ラベルレシート値札時刻表取引明細書医療用及び/又は技術用のグラフ用紙宝くじファックス用紙、又はIDドキュメントである。

0117

添付の図を用いて本発明の実施例を以下に例として説明する。なお、添付の図は縮尺通りに描いていない。

図面の簡単な説明

0118

図1aはドキュメントを製造する方法のステップを概略的に示している。
図1bはドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。
図1cはドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。
図2aはドキュメントを製造する方法のステップを概略的に示している。
図2bはドキュメントの概略的な上面図及び断面図である。
図3aはドキュメントを製造する方法のステップを概略的に示している。
図3bはドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。
図3cはドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。
図4はドキュメントを製造する方法のステップを概略的に示している。
図5はドキュメントを製造する方法のステップを概略的に示している。
図6はドキュメントを製造する方法のステップを概略的に示している。
図7aはサーモグラフィー基板のデザインの変形例を示す概略断面図である。
図7bはサーモグラフィー基板のデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8aはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8bはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8cはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8dはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8eはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8fはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8gはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8hはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8iはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8jはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8kはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8lはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8mはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8nはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8oはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図8pはフィルムエレメントのデザインの変形例を示す概略断面図である。
図9はドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な上面図である。
図10はドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な断面図である。
図11はドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な上面図である。
図12はドキュメントのデザインの変形例を示す概略的な断面図である。

実施例

0119

図1aは、ドキュメント1を製造するための方法のステップを示している。ドキュメント1は、図1aに示すように、サーモグラフィー基板2を有する。サーモグラフィー基板2は、温度効果に応じて、色変化15が局所的に生じる。さらに、サーモグラフィー基板2と、温度効果を生じさせるサーマルプリントヘッド6との間に、フィルムエレメント5が設けられている。フィルムエレメント5は一つ又は複数の層を有していてもよい。サーマルプリントヘッド6は複数の加熱エレメントを有している(詳細に図示せず)。

0120

サーモグラフィー基板2の上面は、図1bに示すように、X座標軸25及びY座標軸26に亘る平面と平行をなす平面に亘っている。図1aに示すように、Z座標軸27は、この平面に対して直交しており、したがって、サーモグラフィー基板2の上面に亘る平面に対して直交している。

0121

サーモグラフィー基板2は、感熱性層31及びベース層30を有する。図1aにおいて、感熱性層31及びベース層30は、別個の2つの層である。さらに、ベース層30に適用される感熱性コーティングが、少なくとも所定の領域において、ベース層30の体積に延在していてもよい。

0122

ベース層30は、好ましくは紙の層であり、特に35μm〜400μmの層厚を有する。図1aにおけるベース層30の層厚は、125μmである。さらに好ましくは、ベース層は、絶対乾燥状態で、35g/m2〜400g/m2の単位面積当たり重量を有する。さらに、ベース層30は、一つ又は複数の紙及び/又はプラスチック層、及び、特に、一連の紙及びプラスチック層からなるものであってもよい。

0123

感熱性層31は、好ましくは、発色物質を含み、この発色物質は、暖気の効果の下で、化学的に作用して、色変化15を生じさせる。感熱性層31は、好ましくは、顔料、バインダ、カラー形成剤、現像剤及び補助材料を有する。結晶形態又はpH中性環境で無色に見えるロイコ染料は、好ましくは、カラー形成剤として使用される。酸性環境の溶融物中では、開環したラクトン環のためにロイコ染料は有色に見える。例えば、そのようなロイコ染料は、酸によりマトリックスに固定され得る。マトリックスを融点以上に加熱すると、化学反応が生じ、ロイコ染料は可視波長範囲からの光の吸収によって有色に見える。例えば、ビスフェノールA(BPA)又はビスフェノールS(BPS)等のフェノールは、現像剤として使用し得る。カラー形成剤の他の例としては、トリアリールメタン染料ジフェニルメタン染料スピロ染料フルオラン染料等が挙げられる。さらに、現像剤は有機又は無機現像材料から選択され得る。無機現像材料の例としては、活性白土アタパルジャイトコロイダルシリカケイ酸アルミニウム等が挙げられる。有機現像材料の例としては、フェノール化合物、フェノール化合物又は芳香族カルボン酸の塩等、及び、例えば、亜鉛マグネシウム、アルミニウム、カルシウムチタンマンガン、スズ、ニッケル等の多価金属、及び/又はチオシアン酸亜鉛のピリジン錯体が挙げられる。

0124

乾燥後、感熱性層31は、好ましくは、絶対乾燥状態で、1g/m2〜10g/m2の適用重量を有し、さらに好ましくは、絶対乾燥状態で、2g/m2〜7g/m2の適用重量を有する。図1aに示すように、暖気の効果の下、感熱性層31における発色物質は、領域10aにおいて、無色から黒へと色変化15を生じさせる。さらに、例えば、黄色からバイオレットへと、2つの異なる色の間で色変化が生じてもよい。したがって、図1aに示す、無色から黒への色変化15に加えて、無色から有色への色変化、2つの異なる色の間の色変化、あるいは例えば、濃緑から薄緑へのコントラストの変化が可能である。

0125

図1aに示すように、領域10aにおいて色変化15を生じさせるため、色変化15を生じさせる温度効果がサーマルプリントヘッド6からフィルムエレメント5を介してサーモグラフィー基材の領域10aへと伝わるように、サーマルプリントヘッド6は、フィルムエレメント5と接触する。サーマルプリントヘッド6により生じた熱エネルギーは、フィルムエレメント5を介して伝わり、これにより、感熱性層31が領域10aにおいて活性化され、色変化15を生じさせるように促進される。領域10aにおいて生じた色変化15は、情報項目を表す。さらに、色変化が生じている複数の領域において情報項目が表わされていてもよい。図1aに示すように、色変化15が生じている領域が情報項目20aを表すように、サーモグラフィー基板2は、X軸の方向において供給方向28に沿って移動する。さらに、サーモグラフィー基板2に情報項目20aを導入するように、サーマルプリントヘッド6がサーモグラフィー基板2に対して移動してもよい。図示例において、サーマルプリントヘッド6は、サーモグラフィー基板2に対して供給方向28の反対方向に移動する。

0126

有利には、色変化15を生じさせる温度効果がサーマルプリントヘッド6からフィルムエレメント5を介してサーモグラフィー基板2の領域10aに伝わるように、フィルムエレメント5は、サーマルプリントヘッド6と反対側となる側において、ドキュメント1及び/又はサーモグラフィー基板2と接触している。

0127

サーマルプリントヘッド6は、好ましくは、例えば、加熱抵抗器等の複数の加熱エレメントを備えた領域を有する。サーマルプリントヘッドにより導入された情報項目の解像度は、有利には、150dpiを超える値、好ましくは300dpiを超える値、さらに好ましくは600dpiを超える値である。サーマルプリントヘッド6の最大幅は、好ましくは少なくとも5mm、好ましくは少なくとも10mm、さらに好ましくは少なくとも50mm、さらにより好ましくは少なくとも100mmである。サーマルプリントヘッドは、情報項目の導入中に、最大幅に亘ってフィルムエレメント5と接触する。

0128

図1aにおいて、色変化15が生じている間、サーマルプリントヘッド6は、70℃〜220℃の間の温度を有し、サーモグラフィー基板2の領域10aにおける温度効果は、50℃〜200℃である。

0129

供給方向28へのサーモグラフィー基板2の供給及び/又はサーマルプリントヘッド6の加熱エレメントの活性化に応じて、色変化15の大きさ及び形状を変更することができる。したがって、例えば、領域10vは、X軸の方向において領域10aよりも範囲が大きい。

0130

図1b及び図1cは、ドキュメント1のデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。

0131

図1bは、サーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を示している。ドキュメント1は、領域10bにおける情報項目20b、領域10cにおける情報項目20c、及び領域10dにおける情報項目20dを有する。情報項目20b,20c,20dは、色変化15を介してサーモグラフィー基板2にそれぞれ導入される。情報項目20b,20c,20dを表す色変化15は、図1bに示すようにパターン化されて形成される。パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、モチーフ、シンボル、ロゴ、ポートレイト、英数字、テキスト等とし得る。したがって、サーモグラフィー基板2における領域10bに生じた色変化15により、情報項目20bとしてバーコードが形成されている。さらに、領域10cにおける色変化15により、情報項目20cとして十字が形成され、領域10dにおける色変化15により、テキスト情報として英数字が形成されている。

0132

図1cは、サーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を示している。ドキュメント1は、領域10eにおける情報項目20e、領域10fにおける情報項目20f、及び領域10g,10hにおける英数字の形態をなす情報項目を有する。したがって、サーモグラフィー基板2における領域10eにおいて生じた色変化15により、情報項目20eとして星が形成されている。さらに、領域10fにおける色変化15により、情報項目20fとしてバーコードが形成されている。

0133

図2aは、サーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を製造するための方法のステップを概略的に示している。図2aに示す方法のステップは、図1aに示す方法のステップに対応しているが、温度効果を生じさせるサーマルプリントヘッド6とサーモグラフィー基板2との間に配置されたフィルムエレメント5が、一つ又は複数の第1の層と、1つのキャリア層41と、を含む点において相違している。一つ又は複数の第1の層は、サーマルプリントヘッド6により、転写プライ40として、所定の領域においてキャリア層41からドキュメント1に転写される。したがって、転写プライ40は、フィルムエレメントの一つ又は複数の第1の層により形成される。

0134

キャリア層41は、好ましくは、プラスチックの層、例えば、6μm〜125μmの層厚を有するポリエステルから形成される。図2aに示すキャリア層41は、ポリエチレンテレフタレート(=PET)から形成され、4.5μmの層厚を有している。キャリア層41と転写プライ40との間において、剥離層は、有利に適用されている。この剥離層は、好ましくは、ワックス層として形成されるか、あるいは、代替例として強固に薄膜で覆われたアクリレートから形成され、これにより、キャリア層41からの転写プライ40の剥離が促進される。

0135

図2aに示すように、領域10iにおける色変化15の導入中、フィルムエレメント5の転写プライ40は、領域10iにおいてドキュメント1に適用される。したがって、領域10iにおいて、一方では、サーマルプリントヘッド6から、フィルムエレメント5を介してサーモグラフィー基板2の領域10iへと温度効果が伝達されることにより色変化15が生じ、他方では、フィルムエレメント5の転写プライ40が領域10iにおいてドキュメント1に適用される。サーモグラフィー基材2を有するドキュメント1に適用される転写プライ40は、領域10iにおける色変化15に対して正確にフィットするように、すなわち精度よく配置される。図2aに示すように、色変化15が生じる全ての領域において、転写プライ40がドキュメント1に適用される。ドキュメント1に適用される転写プライ40aは、対応するようにフィルムエレメント5から取り除かれ、その結果、所定の領域においてフィルムエレメント5から転写プライ40eが取り除かれる。

0136

図2aにおいて、領域10iにおいて色変化15が生じている間、及び領域10iにおける第1の層の適用の間、サーマルプリントヘッド6は、70℃〜220℃の温度を有する。サーモグラフィー基板2の領域10iにおけるサーマルプリントヘッド6により誘発される温度効果は、50℃〜200℃である。

0137

図2bは、ドキュメント1の概略的な上面図及び断面図を示している。したがって、図2bは、サーモグラフィー基板2を有するドキュメント1を示している。ドキュメント1は、領域10j,10k、10lの各々において、情報項目を有している。さらに、情報項目を表すために、サーモグラフィー基板2における領域10j,10k,10lにおいて色変化15が生じる。さらに、領域10j、10k、10lにおける色変化15に正確にフィットするように、転写プライ40aがドキュメント1に適用される。領域10j,10k,10lにおける転写プライ40aは、透明に形成される。さらに、領域10j,10k,10kにおける転写プライ40aは、不透明、透過性、半透明に形成されてもよい。したがって、例えば、転写プライ40aを、領域10kにおいて不透明でかつ赤色に形成してもよい。

0138

図3aは、サーモグラフィー基板2を有するドキュメント1を製造するための方法のステップを概略的に示している。図2aに示す方法のステップは、図2aの方法のステップに対応しているが、色変化15が領域11aにおいて生じておらず、フィルムエレメント5の転写プライ40が情報項目21aを表すためサーマルプリントヘッド6によりドキュメント1に適用されるように、領域11aにおいて、色変化15を生じさせる温度効果が選択される点において相違している。図3aに示すように、サーモグラフィー基板2において色変化が生じ、かつ転写プライ40aがドキュメント1に適用されている領域は、情報項目20aを形成している。さらに、転写プライ40aだけがドキュメント1に適用されている領域は、情報項目21aを形成している。したがって、例えば、関連性の低い情報項目21a等の情報項目は、転写プライ40aだけにより適用され、例えば、有効期限等の関連性の高い情報項目20a等の情報項目は、転写プライ40により適用され、色変化15によりサーモグラフィー基板2に導入される。

0139

サーモグラフィー基板2における色変化15の発生に要求される温度効果は、好ましくは、ドキュメント1に対する転写プライ40aの適用に要求される温度効果よりも高い。ドキュメント1に対する転写プライ40aの適用に要求される温度効果のエネルギーは、有利には、サーモグラフィー基板2における色変化15の発生に要求される温度効果のエネルギーの82.5%未満であり、好ましくは、80%未満である。ドキュメント1に対する転写プライ40aの適用に要求される温度効果が相対的により低いため、例えば、領域11aにおいて、サーモグラフィー基材において色変化15が生じずに、転写プライ40aだけをドキュメント1に適用することができる。図3aにおいて、領域10iにおいて色変化15が生じている間及び領域10iにおける転写プライの適用の間、サーマルプリントヘッド6は、70℃〜220℃の温度を有しており、一方、領域11aにおける転写プライ40aの適用の間、サーマルプリントヘッド6は、57.75℃〜181.5℃の温度を有している。

0140

図3b及び図3cは、ドキュメント1のデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。

0141

図3bは、サーモグラフィー基板2を有するドキュメント1を示しており、ドキュメント1は、領域10m,10n,11bの各々において情報項目を有している。さらに、情報項目を表すため、サーモグラフィー基板2における領域10m,10nにおいて色変化15が生じている。さらに、転写プライ40aは、領域10m,10nにおいて色変化15に正確にフィットするようにドキュメント1に適用されている。ドキュメント1において、領域11bには転写プライ40aだけが適用されている。転写プライ40aは、領域10mにおいて透明に形成されている。領域10n,11bにおいて、転写プライ40aは、異なる色、例えば、パントーン(登録商標)(Pantone)カラーシステム(パントーン(登録商標)マッチングシステムPMS)の異なる色で有色に形成されている。

0142

図3cは、サーモグラフィー基板2を有するドキュメント1を示しており、ドキュメント1は、領域10o,10p,11cの各々において情報項目を有している。さらに、情報項目を表すため、サーモグラフィー基板2における領域10o,10pに色変化15が生じている。さらに、転写プライ40aは、領域10o,10pにおいて色変化15に正確にフィットするようにドキュメント1に適用されている。ドキュメント1において、領域11cには転写プライ40aだけが適用されている。転写プライ40aは、領域10oにおいて透明に形成されている。領域10p,11cにおいて、転写プライ40aは、異なる色、例えば、RGB色空間の赤及び緑で形成されている。

0143

図4は、ドキュメント1を製造するための方法のステップを概略的に示している。図4に示す方法のステップは、図3aに示した方法のステップに対応しているが、領域10r及び領域11rがサーマルプリントヘッド6の最大記録範囲12に位置している点において相違している。サーマルプリントヘッド6の最大記録範囲12は、サーマルプリントヘッド6の最大面積に対応しており、最大面積において、サーマルプリントヘッド6は、色変化15が生じている間、フィルムエレメント5と接触している。

0144

ここで、図4におけるサーマルプリントヘッド6は、加熱エレメント6hを有する。サーマルプリントヘッド6の加熱エレメント6hは、前記記録範囲12においてフィルムエレメント5に接触する。さらに、フィルムエレメント5が前記記録範囲12に対応する面積に亘ってドキュメント1と接触するように、サーマルプリントヘッド6の加熱エレメント6hは、フィルムエレメント5と接触する。サーマルプリントヘッド6の加熱エレメント6hは、領域10rにおいて温度効果を生じさせる。これにより、領域10rにおいて、色変化15がサーモグラフィー基板2に生じ、転写プライ40aがドキュメント1に適用される。領域11rにおいて転写プライ40aだけがドキュメント1に適用されるように、サーマルプリントヘッド6の加熱エレメント6hは、領域11rにおいて、温度効果を生じさせる。前述したように、要求される暖気の効果又はサーモグラフィー基板2における色変化15の発生は、好ましくは、ドキュメント1に転写プライ40aを適用するための熱の効果よりも高い。このため、領域11rにおいて、転写プライ40aだけをドキュメント1に適用することが可能となる。領域11rにおけるサーマルプリントヘッドの加熱エレメント6hは、領域10rにおける加熱エレメントより低い温度を有する。したがって、領域10rにおける加熱エレメント6hの温度は、例えば、100℃であり、領域11rにおける加熱エレメント6hの温度は、80℃である。

0145

図5は、ドキュメント1を製造する方法のステップを示している。図5に示す方法のステップは、図1aの方法に示した方法のステップに対応しているが、サーモグラフィー基板2が第2の層60を有し、第2の層60がフィルムエレメント5とサーモグラフィー基板2との間に配置されている点において相違している。第2の層60は、好ましくは、少なくとも所定の領域において透明に形成されている。このため、サーモグラフィー基板2において領域10aに生じた色変化15は、所定の領域において透明である第2の層60を通して認識可能となっている。図5において、色変化15を生じさせる温度効果は、第2の層60及びフィルムエレメント5の双方を介してサーモグラフィー基板2の領域10aに伝達される。

0146

図6は、ドキュメント1を製造する方法のステップを示している。図6に示す方法のステップは、図3aに示した方法のステップに対応しているが、サーモグラフィー基板2が一つ又は複数の第2の層60を有し、第2の層60がフィルムエレメント5とサーモグラフィー基板2との間に配置されている点において相違している。前述したように、色変化15を生じさせる温度効果は、第2の層60及びフィルムエレメント5の双方を介して、サーモグラフィー基板2の領域10aに伝達される。

0147

図7a及び図7bに示すサーモグラフィー基板2のデザインの変形例について、以下に説明する。

0148

図7aは、ベース層30、感熱性層31、保護層32、中間層33及び層34を含むサーモグラフィー基板2を示している。層30,31については、前述した事項を参照されたい。

0149

保護層32(コーティングとも言う)は、好ましくは、ポリマー層、特に、ポリマーコーティングである。ここで、典型的なポリマーは、PVA(ポリビニルアルコール)、変性PVA、並びに、約70℃未満の架橋温度をもたらすアクリル酸(アクリレート)との共重合体である(架橋温度は、感熱層の反応温度よりも低くなければならない)。通常、坪量は、絶対乾燥状態で、1g/m2〜5g/m2である。保護層32の厚さは、通常、1μm〜3μmである。(層が厚いほど、保護が良好であるが、感熱性層31はより絶縁され、したがって、動的感度はより一層損なわれる。)顔料、例えばPCC、及び熱分解ケイ酸は、保護層32の組成物に添加され得る。含有される顔料が多いほど、例えば、インクジェット又はオフセット印刷によるサーモグラフィー基板2の印刷適性が良好となるが、不透過性が劣り、したがって、コーティングの保護機能が劣る。さらに、保護層32の一部には、熱印刷中に融解する潤滑剤が添加されており、これにより、サーマルプリントヘッド6のスライドが可能となり、したがって、摩耗が低減する。潤滑剤は、通常、ステアリン酸塩(例えば、亜鉛又はカルシウム石鹸)である。これらの物質は油性の内容物を含むため、含有量が多い場合、例えば、保護層32のインクジェット又はオフセット印刷による印刷適性は減少する。保護層32は、例えば、機械的応力、化学的影響(例えば、可塑剤に対する)、空気の湿度等の環境の影響又はサーモグラフィー基板2に任意的に適用される印刷からサーモグラフィー基板2を保護する。さらに、サーモグラフィー基板2の上面及びサーモグラフィー基板2の下面の双方に保護層32を適用してもよい。

0150

中間層33は、好ましくは、紙層、特に、紙コーティングであり、主に無機顔料(例えば、炭酸カルシウムカオリン)及び/又は中空球状顔料及びポリマーバインダーからなる。層厚は、2μm〜12μmであり、坪量は、絶対乾燥状態で、3g/m2〜15g/m2である。中間層33により、均一で滑らかな面が可能となり、この面に感熱性層31が適用される。これにより、高解像度及び高イメージ品質が実現し得る。さらに、ベース層30への熱の入力が抑制され、したがって、感熱性層31の感度特性が向上する。

0151

また、保護層32及び/又は中間層33は、サーモグラフィー基板2に良好な平坦性を確保するとともに、不浸透性(例えば、でんぷん溶液に対して)又は印刷適性(顔料コーティング)を向上させるために、ベース層30の両側に配置され得る。平坦性は、再湿潤系(すなわち水)だけで部分的に最適化される。

0152

層34は、好ましくは、0.8μm〜10μmの層厚を有するプリントカラー層34である。さらに、層34は、電磁放射線の照射の場合、好ましくは、UV光の照射の場合、及び/又はIR光の照射の場合、人間の目に見える波長範囲、特に380nm〜780nmの波長範囲で光を発する顔料を有する。層34を所定の領域において適用することができる。さらに、所定の領域において層34が適用されている領域を、例えば、ロゴ又は英数字の形態でパターン化して形成してもよい。さらに、パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、モチーフ、シンボル、ポートレイト、テキスト等とし得る。

0153

図7bは、領域14に第2の層60を有するサーモグラフィー基板2を示している。層30,31,32,33のデザインについては、前述した事項を参照されたい。第2の層60は、好ましくは、少なくとも所定の領域において透明に形成される。さらに、少なくとも所定の領域において第2の層60を染色してもよい。また、少なくとも所定の領域において第2の層60を不透明に形成してもよい。

0154

第2の層60は、保護ワニス層60a、複写ワニス層60b、反射層60c及び結合層60dを含む。本実施例では、層60b,60cは、装飾層61を形成する。保護ワニス層60aは、好ましくは、透明に形成される。また、少なくとも所定の領域において保護ワニス層60aを染色してもよい。保護ワニス層60aは、好ましくは、1μmの層厚を有する。保護ワニス層60aは、好ましくは、PMMA、PVC、アクリレート及び/又はカルナウバろうの層である。

0155

複写ワニス層60bは、好ましくは、1μm〜5μmの層厚を有する熱可塑性複写ワニス層からなる。反射層60cに配向された複写層60bの面において、レリーフ構造は、熱可塑性の複写層の使用に伴い、熱及び圧力を用いる対応する複写ツールにより、少なくとも所定の領域に成形される。さらに、複写ワニス層60bは、UV架橋性ワニスにより形成され、レリーフ構造は、UV複写により複写ワニス層60bに成形され得る。レリーフ構造は、スタンピング工具の作用により、未硬化の複写ワニス層60bに成形され、複写ワニス層60bは、UV光の照射による成形の前、成形中及び/又は成形後に硬化する。

0156

レリーフ構造は、ホログラフ的に生成され、複製マスターコピーされる、二次元/三次元のホログラムのレリーフ構造とし得る。さらに、レリーフ構造は、また、コンピュータにより生成されたホログラム及び回折エレメント、例えば、キネグラム(登録商標)とし得る。そのようなレリーフ構造は、好ましくは、100線/mm〜5000線/mmの間の空間周波数を有し、かつ、空間周波数、方位角及び/又はレリーフ形状の異なるレリーフ構造に覆われている複数の異なる領域を任意選択的に有し、したがって、所望とする光学的に可変の外観を生成する。さらに、レリーフ構造は、マット構造、特に、異方性マット構造を形成するレリーフ構造とし得る。ここで、異方性マット構造とは、散乱特性観測角度に依存し、したがって光学的に変化する外観を示すマット構造を意味している。これらのマット構造は、好ましくは、ホログラフ的に生成されるが、回折エレメントの対応するコンピュータ生成構造によっても形成され得る。さらに、レリーフ構造は、屈折エレメント、例えば、レンズマイクロレンズグリッド又はマイクロプリズムを形成し得る。さらに、レリーフ構造は、また、0次回折構造を形成し得る。これらの回折構造は、格子、特に規則的な格子、例えば、公差格子又は線形格子によって形成され、個々の構造エレメントの互いに対する間隔は、可視光範囲の波長λより小さい。そのようなレリーフ構造により印象的な光学的に可変のセキュリティ特徴部が提供され、回転させたときに、この特徴部において色変化が観察者に示される。

0157

反射層60cは、好ましくは、金属層、及び/あるいは、HRI層又はLRI層(HRI−高屈折率、LRI−低屈折率)である。

0158

反射層60cは、クロム、アルミニウム、金、銅、銀又はこれらの金属の合金からなる金属層として形成され得る。金属層は、好ましくは、10nm〜150nmの層厚で、真空下で蒸着される。

0159

さらに、反射層60cは、透明な反射層、好ましくは、薄い又は微細構造の金属層、あるいは誘電HRI層又は誘電LRI層により形成され得る。そのような誘電反射層は、例えば、金属酸化物、金属硫化物、例えば、酸化チタン等から形成された蒸着層からなり、25nm〜500nmの厚さを有する。

0160

さらに、反射層60cは、所定の領域において所定の形状を有していてもよい。また、反射層60cは、パターン化されて形成され得る。パターンは、例えば、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、モチーフ、シンボル、ロゴ、ポートレイト、英数字、テキスト等とし得る。このため、反射層60cは、周知のプロセスにより構成され、特に、所定の領域において取り除かれる。例えば、これは、周知のエッチングプロセス及び/又は洗浄プロセスにより行われる。

0161

図7bにおいて、層60b,60cは、装飾層61を形成し、セキュリティ特徴部を提供する。しかし、装飾層61は、セキュリティ特徴部を提供する一つ又は複数の層を有していてもよく、当該層は、セキュリティ印刷、UV又はIR印刷、マイクロ印刷、光学的に可変の顔料を含む層、屈折エレメント、回折エレメント、異方性マット構造、レリーフホログラム、体積ホログラム、0次回折構造、薄膜層エレメント及び/又は観察角に応じて色変化効果を生じさせる架橋液晶層からなる群から選択される一つ又は複数のエレメントを含む。

0162

結合層60dは、好ましくは、冷式接着層である。この冷式接着層により、第2の層60が層32に適用される。ここで、冷式接着層とは、接着層によりもたらされる接着力が、冷式接着層を取り囲む層60c,32を共に押すことによってのみ、層60c,32間で生じる(すなわち、熱を用いることなく生じる)接着層を意味する。例えば、圧力及び照射によらず硬化する従来の接着剤又は圧力下で硬化する接着剤は、冷式接着剤として使用されている。さらに、UV硬化型の接着層を使用してもよい。UV硬化型接着層の硬化は、好ましくは、約250nm〜約400nmの波長を有するUVの照射により行われる。結合層60dは、好ましくは、人間の目に見える波長範囲で透明に形成され、特に透明でかつクリアに形成される。「透明」とは、人間の目に見える波長範囲における、50%を超える、さらに好ましくは80%を超える、さらに好ましくは90%の透過率を意味する。「クリア」とは、層を透過する光の50%未満、さらに好ましくは80%未満が拡散される層を意味する。結合層60dは、好ましくは、層厚1μm〜10μmの層厚、好ましくは1μm〜5μmの層厚を有する。

0163

有利には、第2の層60は、コールドエンボス加工によりサーモグラフィー基材に適用され、その結果、第2の層60の適用中に感熱性層31において望ましくない色変化が抑制される。

0164

フィルムエレメント5のデザイン変形例、又はフィルムエレメント5の第1の層デザイン変形例について、以下説明する。図8a図8pは、フィルムエレメント5のデザインの変形例を示す概略断面図である。図8b図8pのフィルムエレメントは、ここで、ドキュメントに適用され得る第1の層を有している。したがって、フィルムエレメント5の第1の層は、転写プライ40として形成され、転写プライ40はサーマルプリントヘッドによりドキュメントに適用される。したがって、特に図8b図8pのフィルムエレメントは、転写フィルム、特に熱転写フィルムであってもよい。

0165

図8aは、耐熱層42、キャリア層41及びスライド層43を含むフィルムエレメント5を示している。キャリア層41については、前述した事項を参照されたい。耐熱層42及びスライド層43は、ポリエステル樹脂及びポリシロキサンの層である。耐熱層42及びスライド層43は、好ましくは、0.25g/m2の適用重量をそれぞれ有している。図8aに示したフィルムエレメント5は、ドキュメントに転写され得る転写プライを備えていないフィルムエレメントである。

0166

図8bは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44及び接着層45を有するフィルムエレメント5を示している。層41,42については、前述した事項を参照されたい。透明保護ワニス層44は、例えば、ポリメチルメタクリレート、PVC、アクリレート及び/又はカルナウバろうの層である。透明保護ワニス層44は、好ましくは、0.4g/m2の適用重量を有する。接着層45は、好ましくは、1.5g/m2〜5g/m2の適用重量を有し、アクリレート、PVC(=ポリ塩化ビニル)、PUR(=ポリウレタン)又はポリエステルを含む。図8bのフィルムエレメント5は、層44,45が転写プライ40としてドキュメントに適用されるフィルムエレメントである。

0167

図8cは、耐熱層42、キャリア層41、並びに着色顔料及び/又は溶解染料を有する層46を含むフィルムエレメント5を示している。層41,42については、前述した事項を参照されたい。着色顔料及び/又は溶解染料を有する層46は、例えば、カルナウバろう、ポリウレタン、エチレンビニルアセテートスチレンアクリレート及び着色顔料の層である。層46は、好ましくは、4g/m2の適用重量を有する。図8cのフィルムエレメント5は、層46が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0168

図8dは、耐熱層42、キャリア層41、剥離層47、並びに着色顔料及び/又は溶解染料を有する層46を含むフィルムエレメント5を示している。層41,42,46については、前述した事項を参照されたい。剥離層47は、好ましくは、ワックス層、特にカンデリラろう及びモンタン酸ろうの層であり、あるいは、代替例として、強固に薄膜で覆われたアクリレートの層である。剥離層47は、好ましくは、1.7g/m2の適用重量を有する。図8dのフィルムエレメント5は、層46が転写プライ40としてドキュメントに適用されるフィルムエレメントである。

0169

図8eは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、並びに着色顔料及び/又は溶解染料を含む層46を有するフィルムエレメント5を示している。層41,42,44,46については、前述した事項を参照されたい。図8eのフィルムエレメント5は、層44,46が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0170

図8fは、図8eに対応しているが、着色顔料及び/又は溶解染料を含む層46が領域16に適用され、領域17に適用されていない点において相違している。領域16及び/又は領域17は、パターン化されて形成され、例えば、英数字又はモチーフの形態で、パターン化されて形成され得る。また、領域16及び/又は領域17は、図式的に描写された輪郭、図形、イメージ、シンボル、ロゴ、ポートレイト、テキスト等の形態で形成され得る。領域16及び領域17は、好ましくは、グリッドに応じて配置されている。グリッドの解像限界は、人間の裸眼の解像限界より大きく、特に300μmより大きい。

0171

図8g図8eに対応しているが、着色顔料及び/又は溶解染料を有する層46が、領域18a,18b,18cにおいて、異なる着色顔料及び/又は溶解染料を有する点において相違している。したがって、層46を、領域18aにおいて赤にし、領域18bにおいて緑にし、領域18cにおいて黄色とすることができる。領域18a,18b,18cは、異なる色であり、これらの色は、色空間のカラードットとして、例えば、RGBカラーモデル又はCMYKカラーモデル等のカラーモデルで表され得る。さらに、領域18a,18b,18cは、異なる色、例えば、パントーン(登録商標)カラーシステムの異なる色とし得る。領域18a,18b,18cは、パターン化されて形成され得る。領域18a,18b,8cは、好ましくは、ストリップ(帯)状に形成される。

0172

図8hは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、着色顔料及び/又は溶解染料を含む層46、金属層48及び接着層45を有するフィルムエレメント5を示している。層41,42,44,45については、前述の事項を参照されたい。図8hにおける層46は、好ましくは、1.0g/m2〜3g/m2の適用重量を有し、半透明に形成されている。層46のさらなるデザインについては、前述の事項を参照されたい。金属層48は、アルミニウムの金属層であり、好ましくは、10nm〜100nmの層厚を有する。また、金属層48は、クロム、金、銅、銀又はこれらの合金から形成されてもよい。金属層48は、好ましくは、真空下で蒸着される。図8hのフィルムエレメント5は、層44,46,48,45が転写プライ40としてドキュメントに転写され得るフィルムエレメントである。

0173

図8iは、図8hに対応しているが、金属層48が領域16に適用され、領域17に適用されていない点において相違している。領域16及び/又は領域17のデザインについては、前述した事項を参照されたい。

0174

図8jは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、蛍光ワニス層49及び接着層45を有するフィルムエレメント5を示している。層41,42,44,45については、前述した事項を参照されたい。蛍光ワニス層49は、電磁放射線の照射の場合、好ましくはUV光の照射の場合、人間の目に見える波長範囲、特に、380nm〜780nmの波長範囲で光を発する顔料を有する。蛍光ワニス層49の適用重量は、好ましくは、0.5g/m2〜2g/m2である。さらに、蛍光ワニス層49を所定の領域において適用してもよい。例えば、複雑なギロシェ(guilloche)パターン又は他のモチーフ等の細線セキュリティパターンが形成され得る。図8jのフィルムエレメント5は、層44,49,45が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0175

図8kは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、複写ワニス層50及びHRI層51を有するフィルムエレメント5を示している。層41,42,44,45については、前述した事項を参照されたい。複写ワニス層50は、好ましくは、0.2g/m2〜1.5g/m2の適用重量を有する。図8kにおける複写ワニス層50は、PMMA及びスチレン共重合体の層であり、HRI層に面する側においてレリーフ構造が刻印されている。レリーフ構造は、好ましくは、回折レリーフ構造であり、特に、キネグラム(登録商標)又はホログラム、0次回折構造、ブレーズ格子、特に非対称ののこぎり歯状のレリーフ構造、回折構造、特に線形正弦回折格子、又は交差正弦回折格子、又は、線形単一段又は多段矩形格子、又は、交差単一段又は多段矩形格子、光回折及び/又は光屈折及び/又は光集束マイクロ又はナノ構造、バイナリー又は連続的なフレネルレンズ、バイナリー又は連続的なフレネル自由曲面、回折又は屈折マクロ構造、特にレンズ構造又はマイクロプリズム構造、鏡面、マット構造、特に異方性又は等方性マット構造、あるいは上記構造の組み合わせからなる群から選択される。複写ワニス層50のさらなるデザインについては、複写ワニス層60bについての前述の事項を参照されたい。図におけるHRI層51は、例えば、ZnSの蒸着層からなり、20nm〜120nmの厚さを有する。HRI層51のさらなるデザインについては、反射層60cの内容についての前述の事項を参照されたい。図8kにおけるフィルムエレメント5は、層44,50,51,45が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0176

図8lは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、複写ワニス層50、金属層48及び接着層45を有するフィルムエレメント5を示している。層41,42,44,45,48,50については、前述した事項を参照されたい。図8lのフィルムエレメント5は、層44,50,48,45が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0177

図8mは、図8lに対応しているが、金属層48が領域16に部分的に適用され、領域17に適用されていないという点において相違している。さらに、フィルムエレメント5は、層45,48の間に、任意的なワニス層(詳細には図示しない)をさらに有していてもよく、ワニス層は、例えば、全面に亘って適用された金属層を構造化するために、エッチレジスト耐食膜)として使用される。任意的なワニス層及び/又は複写ワニス層50及び/又は透明保護ワニス層44は、好ましくは、染色される。したがって、例えば、複写ワニス層50を黄色に染色してもよい。領域16及び/又は領域17のデザインについては、前述した事項を参照されたい。

0178

図8nは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、複写ワニス層50、HRI層51、金属層48及び接着層45を有するフィルムエレメント5を示している。図8nにおいて、金属層48は、領域16aに適用されているが、領域17aには適用されていない。層41,42,44,45,48,50,51については、前述した事項を参照されたい。領域16a及び/又は領域17aのデザインについては、領域16,17に関する前述した事項を参照されたい。図8nのフィルムエレメント5は、層44,50,51,48,45が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0179

図8oは、耐熱層42、キャリア層41、透明保護ワニス層44、光学的に可変の顔料を有する層52及び接着層45を含むフィルムエレメント5を示している。層41,42,44,45については、前述した事項を参照されたい。ここで、「光学的に可変の顔料」とは、観察角に応じた、特に干渉効果による、色効果を生じさせる顔料を意味する。高度の輝きを有するそのような色変化の効果を得るために、顔料は、互いに同じ向きを有する必要がある。そのような顔料は、例えば、光学的に可変の顔料(OVP)である。光学的に可変の顔料に加えて、層52は、好ましくは、バインダを有する。バインダ及び顔料のそのような組み合わせは、例えば、光学的に可変のインク(OVI(登録商標))である。OVIは、通常、高度の輝きを有する認識可能な色変化の効果を得るため、十分な層厚で印刷される必要がある。層52の適用重量は、好ましくは1.0g/m2〜10g/m2である。さらに、層52は、所定の領域において適用され、特にパターン化され得る。例えば、英数字が形成され得る。層52は、薄膜層系として形成され得る。薄膜層系は、一つ又は複数の空間層を有し、空間層の層厚は、薄膜層系が、入射光の干渉により、観察角に応じて、特に人間の目に見える波長範囲の範囲を超えて色変化効果を生じさせるように選択される。そのような薄膜層系は、特に一つ又は複数の空間層により特徴づけられる。これらの空間層の光学的に効果的な層厚は、好ましくは、特定の視野角に対して、特に可視光の範囲における波長λのλ/2又はλ/4の条件を満たす。薄膜層系は、ここで、単一の層、一つ又は複数の誘電層及び一つ又は複数の金属層を備えた層系、又は2つ又は複数の誘電層を有する層スタックからなる。図8oのフィルムエレメント5は、層44,52,45が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。

0180

図8pは、耐熱層42、キャリア層41、複写ワニス層50、剥離層47、透明保護ワニス層44、及び着色顔料及び/又は溶解染料を有する層46を備えたフィルムエレメント5示している。図8pのフィルムエレメント5は、層44,46が転写プライ40としてドキュメントに転写されるフィルムエレメントである。レリーフ構造は、少なくとも所定の領域において、複写ワニス層50に刻印される。剥離層は、好ましくは、薄いワックス層であり、0.01g/m2の適用重量を有する。ドキュメントに対する層44,46の適用中、複写ワニス層50のレリーフ構造に対して反転したレリーフ構造が透明保護ワニス層44に成形される。適用中、透明保護ワニス層44は、層46とともに、剥離層47から離間している。これにより、複写ワニス層50に成形されたレリーフ構造のネガティブ形状が透明保護ワニス層44に成形され、層44,46は同時にドキュメントに転写される。層41,42,44,46,47,50のさらなるデザインについては、前述の事項を参照されたい。

0181

図9図12は、ドキュメント1のデザインの変形例を示す概略的な上面図及び断面図である。

0182

図9は、領域13に第2の層を有するサーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を示している。領域13aにおいて、第2の層は、不透明に形成され、セキュリティ特徴部61bをさらに有している。セキュリティ特徴部61bは、例えば、0次回折構造である。領域13bは、透明に形成されており、図9に示すように星型に形成されたセキュリティエレメント61aを含み、体積ホログラムを形成する。図9に示すように、領域13は、ドキュメント1の全幅に亘って延在している。第1の情報項目20aは、サーモグラフィー基板2に色変化15が生じることにより、サーモグラフィー基板2にさらに導入される。ドキュメント1は、第2の情報項目21aを表す第1の層をさらに有する。ドキュメント1は、例えば、チケットである。ドキュメント1のサーモグラフィー基板2への第1の情報項目20aの導入、及び第2の情報項目21aを表すためのドキュメント1への第1の層の適用については、前述の事項を参照されたい。

0183

図10は、サーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を示している。所定の領域において、サーモグラフィー基板2は、層60a,60b,60c,60dを含む第2の層60を有する。層60a,60b,60c,60dのデザインについては、前述の事項を参照されたい。色変化15は、サーモグラフィー基板2における領域10sに生じ、観察者70には黒色に映る。さらに、転写プライ40aは、領域10sにおいてサーモグラフィー基板2に適用されている。領域10sにおいて、転写プライ40aは、保護ワニス層として透明に形成されている。転写プライ40aは、赤色の着色顔料を有し、かつ不透明である領域11sにおいてサーモグラフィー基板2に適用されている。色変化15aは、サーモグラフィー基板2における領域10tに生じ、観察者70にはマゼンタ色に映る。図10における感熱性層31は、温度効果に応じた、2つの異なる色変化15,15aを有している。したがって、図10における感熱性層31の色変化15は、領域10sにおいて約100℃の温度で生じ、色変化15aは、領域10tにおいて約90℃の温度で既に生じている。さらに、転写プライ40aは、緑色に染色されかつ透明に形成された領域10t,11tにおいてサーモグラフィー基板2に適用される。

0184

図11は、サーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を示している。第1の情報項目20aは、サーモグラフィー基板2に導入されている。第1の情報項目20aは、サーモグラフィー基板2において、色変化が生じることにより導入される。ドキュメント1は、第2の情報項目21aを表わすための、細線図の形態をなす第1の層をさらに有する。ドキュメント1は、第2の情報項目21bを表わすための、バーコードの形態をなす転写プライをさらに有する。ドキュメント1は、例えば、旅行チケットである。ドキュメント1のサーモグラフィー基板2への第1の情報項目20aの導入、及び第2の情報項目21a,21bを表すための、ドキュメント1への転写プライの適用については、前述の事項を参照されたい。

0185

図12は、サーモグラフィー基板2を備えたドキュメント1を示している。領域10,11uにおいて、ドキュメント1は、層44,50,48,45を含む転写プライ40aを有する。層44,50,48,45のデザインについては、前述の事項を参照されたい。色変化15は、サーモグラフィー基板2における領域10uに生じ、観察者70には黒色に映る。層48は領域19にのみ存在する。領域19は、350μmのグリッド幅を有するグリッド状に配置されており、その結果、観察者70は、領域10uに生じた色変化15を認識し得る。色変化15は、サーモグラフィー基板2における領域11uには生じていない。サーモグラフィー基板2の層30,31,32,33については、前述した事項を参照されたい。層35は、電磁放射線の照射の場合、好ましくはUV光の照射の場合、及び/又はIR光の照射の場合、人間の目に見える波長範囲、特に380nm〜780nmの波長範囲で光を発する顔料を有する。層35は、所定の領域において適用され、特に、パターン化されてもよい。

0186

1ドキュメント
2サーモグラフィー基材
5フィルムエレメント
6サーマルプリントヘッド
6h加熱エレメント
10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10j,10k,10l,10m,10n,10o,10p,10r,10s,10t,10u,11a,11b,11c,11q,11r 第1の領域
11s,11t,11u 第2の領域
12記録範囲
13,13a,13b,14 領域
15色変化
16,17,18a,18b,18c,19部分的領域
20a,20b,20c,20d,20e,20f 第1の情報項目
21a,21b 第2の情報項目
25,26,27座標軸x,y,z
28供給方向
30ベース層
31感熱層
32 保護層
33 中間層
34,35 第3の層
40転写プライ
40a 適用された転写プライ
40e 取り除かれた転写プライ
41キャリア層
42耐熱層
43スライド層
44透明保護ワニス層
45接着層
46着色顔料及び/又は溶解染料を有する層
47剥離層
48金属層
49蛍光ワニス
50複写ワニス層
51HRI層
52光学的に可変の顔料を有する層
60 第2の層
60a保護ワニス層
60b 複写ワニス層
60c反射層
60d結合層
61装飾層
62a,62bセキュリティ特徴部
70 観察者

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