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技術 ガラスリボンの分離を促進するガラス製造装置

出願人 コーニングインコーポレイテッド
発明者 ブラウン,ジェイムズウィリアムルオ,ウェイウェイパニデス,エリアスチー,リンジマイェフ,エドワードヂョウ,ナイユエ
出願日 2016年4月19日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2017-555335
公開日 2018年6月21日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2018-516223
状態 特許登録済
技術分野 ガラスの成形 ガラスの再成形、後処理、切断、輸送等
主要キーワード 流量リストリクタ 流体流特性 牽引ロール 円弧状凸面 送出容器 原料貯蔵槽 分離経路 制限幅
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題・解決手段

ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように、ガラス製造装置を構成することができる。1つの例において、ガラス製造装置は、延伸鼻部と延伸アンビル部材とによって画成される、少なくとも1つのアンビル真空ポートを備えている。アンビル側真空ポートは、ガラスリボンを分離する処理の間、ガラス屑を除去するように構成されている。別の例において、ガラス製造装置は、刻線装置、及びガラスリボンを分離する処理の間に生成された、ガラス屑を除去するように構成された、刻線側真空ポートを備えている。

概要

背景

ガラスリボンからガラスシートを分離することが知られている。従来の分離技術を実施する間、通常、ガラス屑が生成される。かかるは、ガラスリボンの清浄無垢な主面の保全を妨げる可能性がある。また、かかる屑は、周囲の清浄な環境を汚染して、ガラスリボンの清浄な製造を妨げる可能性もある。

概要

ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように、ガラス製造装置を構成することができる。1つの例において、ガラス製造装置は、延伸鼻部と延伸アンビル部材とによって画成される、少なくとも1つのアンビル真空ポートを備えている。アンビル側真空ポートは、ガラスリボンを分離する処理の間、ガラス屑を除去するように構成されている。別の例において、ガラス製造装置は、刻線装置、及びガラスリボンを分離する処理の間に生成された、ガラス屑を除去するように構成された、刻線側真空ポートを備えている。

目的

第1の態様は、単独でも、前述の第1の態様の例の1つ又は任意の組み合わせてと組み合わせて提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように構成されたガラス製造装置であって、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの第1の主面に係合するように構成された延伸支持面を有する、延伸アンビル部材と、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面に対して後退している外側延伸面を有する、少なくとも1つの延伸鼻部と、を備え、前記延伸鼻部と前記延伸アンビル部材とが、延伸長さ、及び前記延伸鼻部と前記延伸アンビル部材との間を、前記延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、少なくとも1つのアンビル真空ポート画成し、該アンビル側真空ポートが、前記延伸支持面を前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させつつ、前記ガラスリボンを分離する処理の間、ガラス屑を除去するように構成されていることを特徴とする装置。

請求項2

前記延伸鼻部の前記外側延伸面が、凸面を有していることを特徴とする、請求項1記載のガラス製造装置。

請求項3

請求項1記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、(I)前記ガラスリボンに対し、前記延伸アンビル部材及び前記延伸鼻部を移動し、前記延伸鼻部の前記外側延伸面を、前記ガラスリボンの前記第1の主面から離間させつつ、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面を、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させるステップと、(II)前記アンビル側真空ポートに流体を引き込んで、前記ガラスリボンの前記幅に亘って流体流を生成するステップであって、前記流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、(III)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、(IV)ステップ(III)の間に生成されたガラス屑を、前記流体流に取り込むステップと、(V)前記取り込んだガラス屑を含む流体流を、前記アンビル側真空ポートに引き込むステップと、を備えた方法。

請求項4

前記少なくとも1つの延伸鼻部が、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面に対して後退している、第1の外側延伸面を有する第1の延伸鼻部と、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面に対して後退している、第2の外側延伸面を有する第2の延伸鼻部と、を備え、前記延伸アンビル部材が、前記第1の延伸鼻部と前記第2の延伸鼻部との間に配置され、前記少なくとも1つのアンビル側真空ポートが、前記第1の延伸鼻部と前記延伸アンビル部材とによって画成される、第1のアンビル側真空ポート、及び前記第2の延伸鼻部と前記延伸アンビル部材とによって画成される、第2のアンビル側真空ポートを有することを特徴とする、請求項1記載のガラス製造装置。

請求項5

請求項4記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、(I)前記ガラスリボンに対し、前記延伸アンビル部材、前記第1の延伸鼻部、及び前記第2の延伸鼻部を移動し、前記第1の延伸鼻部の前記第1の外側延伸面、及び前記第2の延伸鼻部の前記第2の外側延伸面の各々を、前記ガラスリボンの前記第1の主面から離間させつつ、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面を、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させるステップと、(II)前記第1のアンビル側真空ポートに流体を引き込んで、前記ガラスリボンの前記幅に亘って第1の流体流を生成するステップであって、前記流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、(III)前記第2のアンビル側真空ポートに流体を引き込んで、前記ガラスリボンの前記幅に亘って第2の流体流を生成するステップであって、前記第2の流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、(IV)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、(V)ステップ(IV)の間に生成されたガラス屑を、前記第1の流体流及び前記第2の流体流の少なくとも一方に取り込むステップと、(VI)前記第1の流体流を前記第1のアンビル側真空ポートに引き込み、前記第2の流体流を前記第2のアンビル側真空ポートに引き込むステップであって、取り込んだガラス屑が、前記第1のアンビル側真空ポート及び前記第2のアンビル側真空ポートの少なくとも一方に引き込まれる、ステップと、を備えたことを特徴とする方法。

請求項6

刻線要素が、前記ガラスリボンの第2の主面から離間する後退位置と、前記刻線要素が、前記ガラスリボンの前記第2の主面に係合する伸長位置との間で、相対する方向に移動するように構成された、刻線装置と、延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、刻線側真空ポートであって、前記ガラスリボンを分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成され、前記ガラスリボンの前記第2の主面から離間する後退位置と伸長位置との間を移動するように構成され、前記刻線装置に対して移動するように構成された刻線側真空ポートと、を更に備えたことを特徴とする、請求項1記載のガラス製造装置。

請求項7

延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる制限幅を有する、流量リストリクターであって、前記流量リストリクターの前記制限幅が、前記刻線側真空ポートの前記幅より小さいことを特徴とする、請求項6記載のガラス製造装置。

請求項8

前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向に移動するように構成されていることを特徴とする、請求項6又は7記載のガラス製造装置。

請求項9

前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向を横断する、相対する方向に移動するように更に構成されていることを特徴とする、請求項8記載のガラス製造装置。

請求項10

請求項6記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、(I)前記ガラスリボンに対し、前記延伸アンビル部材及び前記延伸鼻部を移動し、前記延伸鼻部の前記外側延伸面を、前記ガラスリボンの前記第1の主面から離間させつつ、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面を、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させるステップと、(II)前記アンビル側真空ポートに流体を引き込み、前記ガラスリボンの前記幅に亘って流体流を生成するステップであって、前記流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、(III)前記ガラスリボンに対し、前記刻線要素が前記ガラスリボンの前記第2の主面に係合する前記伸長位置に、前記刻線装置を移動するステップと、(IV)前記伸長位置にある前記刻線装置を、前記ガラスリボンの前記幅に亘って移動し、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンに刻み線を生成するステップと、(V)前記刻線要素が、前記ガラスリボンの前記第2の主面から離間する前記後退位置に、前記刻線装置を後退させるステップと、(VI)前記刻線側真空ポートを、前記後退位置から前記伸長位置に移動するステップと、(VII)前記刻線側真空ポートに流体を引き込んで、流体流を生成するステップと、(VIII)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記刻み線に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、(IX)ステップ(VIII)の間に生成されたガラス屑を、ステップ(II)の間に生成された前記流体流、及びステップ(VII)の間に生成された前記流体流の少なくとも一方に取り込むステップと、(X)取り込んだガラス屑を、前記アンビル側真空ポート、及び前記刻線側真空ポートの少なくとも一方に引き込むステップと、を備えたことを特徴とする方法。

請求項11

ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように構成されたガラス製造装置であって、刻線要素が前記ガラスリボンの主面から離間する後退位置と、前記刻線要素が前記ガラスリボンの前記主面に係合する伸長位置との間で、相対する方向に移動するように構成された刻線装置と、延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、刻線側真空ポートであって、前記ガラスリボンを分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成され、前記ガラスリボンの前記主面から離間する後退位置と、伸長位置との間を移動するように構成され、前記刻線装置に対して移動するように構成された刻線側真空ポートと、を備えたことを特徴とする装置。

請求項12

延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる制限幅を有する、流量リストリクターであって、前記流量リストリクターの前記制限幅が、前記刻線側真空ポートの前記幅より小さいことを特徴とする、請求項11記載のガラス製造装置。

請求項13

前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向に移動するように構成されていることを特徴とする、請求項11又は12記載のガラス製造装置。

請求項14

前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向を横断する、相対する方向に移動するように更に構成されていることを特徴とする、請求項13記載のガラス製造装置。

請求項15

請求項11記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、(I)前記ガラスリボンに対し、前記刻線要素が前記ガラスリボンの前記主面に係合する前記延伸位置に、前記刻線装置を移動するステップと、(II)前記伸長位置にある前記刻線装置を、前記ガラスリボンの前記幅に亘って移動し、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記主面に刻み線を生成するステップと、(III)前記刻線要素が、前記ガラスリボンの前記主面から離間する後退位置に、前記刻線装置を後退させるステップと、(IV)前記刻線側真空ポートを、前記後退位置から前記伸長位置に移動するステップと、(V)前記刻線側真空ポートに流体を引き込んで、流体流を生成するステップと、(VI)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記刻み線に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、(VII)ステップ(VI)の間に生成されたガラス屑を、ステップ(V)の間に生成された前記流体流に取り込むステップと、(VIII)取り込んだガラス屑を、前記刻線側真空ポートに引き込むステップと、を備えたことを特徴とする方法。

関連技術の相互参照

0001

本出願は、2015年4月22日出願の米国仮特許出願第62/151006号の米国特許法第119条に基づく優先権を主張するものであって、その内容に依拠し、参照により、全内容が本明細書に援用されるものである。

技術分野

0002

本開示は、概して、ガラスリボンの分離を促進するガラス製造装置に関し、より具体的には、ガラスリボンを分離する際、ガラス屑を除去するように構成された少なくとも1つの真空ポートを備えた、ガラス製造装置に関するものである。

背景技術

0003

ガラスリボンからガラスシートを分離することが知られている。従来の分離技術を実施する間、通常、ガラス屑が生成される。かかるは、ガラスリボンの清浄無垢な主面の保全を妨げる可能性がある。また、かかる屑は、周囲の清浄な環境を汚染して、ガラスリボンの清浄な製造を妨げる可能性もある。

課題を解決するための手段

0004

以下は、詳細な説明に記載の一部の例示的な態様の基本的な理解を得るために、本開示を簡略化した概要提示するものである。

0005

第1の態様によれば、ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように、ガラス製造装置を構成することができる。ガラス製造装置は、分離経路に沿って、ガラスリボンの第1の主面に係合するように構成された、延伸支持面を有する延伸アンビル部材を備えている。ガラス製造装置は、延伸アンビル部材の延伸支持面に対して後退している外側延伸面を有する、少なくとも1つの延伸鼻部を更に備えている。延伸鼻部と延伸アンビル部材とが、延伸長さ、及び延伸鼻部と延伸アンビル部材との間を延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、少なくとも1つのアンビル側真空ポートを画成する。アンビル側真空ポートは、延伸支持面をガラスリボンの第1の主面に係合させつつ、ガラスリボンを分離する処理の間、ガラス屑を除去するように構成されている。

0006

第1の態様の1つの例において、延伸鼻部の外側延伸面が、約2mm〜約20mmの範囲内の距離、延伸アンビル部材の延伸支持面から後退している。

0007

第1の態様の別の例において、アンビル側真空ポートの幅が、約1mm〜約12mmの範囲内である。

0008

第1の態様の更に別の例において、延伸鼻部の外側延伸面が、実質的に平坦な面を有している。1つの特定の例において、延伸鼻部が、実質的に平坦な面の内縁部に、アンビル側真空ポートを少なくとも部分的に画成する、内側凸面を更に有している。例えば、内側凸面は、約1mm〜約10mmの範囲内の半径を有することができる。

0009

第1の態様の更に別の例において、延伸鼻部の外側延伸面が凸面を有している。別の特定の例において、延伸鼻部が凸面を画成する翼部を有している。例えば、凸面は、延伸アンビル部材に対し外向きにすることができる。別の例において、凸面は延伸アンビル部材に対して内向きにすることができる。

0010

第1の態様の更に別の例において、第1の態様のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って分離する方法が、(I)ガラスリボンに対し、延伸アンビル部材及び延伸鼻部を移動し、延伸鼻部の外側延伸面を、ガラスリボンの第1の主面から離間させつつ、延伸アンビル部材の延伸支持面を、分離経路に沿って、ガラスリボンの第1の主面に係合させるステップ(I)を備えている。本方法は、アンビル側真空ポートに流体引き込み、ガラスリボンの幅に亘って流体流を生成するステップであって、流体流が、ガラスリボンの第1の主面に沿って、延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップ(II)を更に備えることができる。本方法は、延伸アンビル部材を中心に、ガラスリボンを屈曲させ、分離経路に沿って、ガラスリボンからガラスシートを分割するステップ(III)を更に備えることができる。本方法は、ステップ(III)の間に生成されたガラス屑を、流体流に取り込むステップ(IV)、及び取り込んだガラス屑を含む流体流を、アンビル側真空ポートに引き込むステップ(V)も備えることができる。

0011

第1の態様の別の例において、少なくとも1つの延伸鼻部が、延伸アンビル部材の延伸支持面に対して後退している、第1の外側延伸面を有する第1の延伸鼻部を備えている。少なくとも1つの延伸鼻部が、延伸アンビル部材の延伸支持面に対して後退している、第2の外側延伸面を有する第2の延伸鼻部を更に備えている。延伸アンビル部材は、第1の延伸鼻部と第2の延伸鼻部との間に配置されている。少なくとも1つのアンビル側真空ポートは、第1の延伸鼻部と延伸アンビル部材とによって画成される、第1のアンビル側真空ポートを有している。少なくとも1つのアンビル側真空ポートは、第2の延伸鼻部と延伸アンビル部材とによって画成される、第2のアンビル側真空ポートを更に有している。

0012

第1の態様の別の例において、第1の延伸鼻部の断面プロファイルが、第2の延伸鼻部の断面輪郭の実質的な鏡像である。

0013

第1の態様の別の例において、第1のアンビル側真空ポートは、延伸アンビル部材と第1の延伸鼻部との間に画成される第1の幅を有し、第2のアンビル側真空ポートは、延伸アンビル部材と第2の延伸鼻部との間に画成される第2の幅を有している。1つの特定の例において、第1の幅は、第2の幅と異なっている。別の特定の例において、第1の幅は、第2の幅と実質的に等しい。

0014

第1の態様の更に別の例において、第1の延伸鼻部の第1の外側延伸面が、第1の半径を有する第1の凸面を有し、第2の延伸鼻部の第2の外側延伸面が、第2の半径を有する第2の凸面を有している。1つの特定の例において、第1の半径が第2の半径と実質的に異なっている。別の特定の例において、第1の半径が第2の半径と実質的に等しい。

0015

第1の態様の別の例において、ガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って分離する方法が、ガラスリボンに対し、延伸アンビル部材、第1の延伸鼻部、及び第2の延伸鼻部を移動し、第1の延伸鼻部の第1の外側延伸面及び第2の延伸鼻部の第2の外側延伸面の各々を、ガラスリボンの第1の主面から離間させつつ、延伸アンビル部材の延伸支持面を、分離経路に沿って、ガラスリボンの第1の主面に係合させるステップ(I)を備えている。本方法は、第1のアンビル側真空ポートに流体を引き込んで、ガラスリボンの幅に亘って第1の流体流を生成するステップであって、流体流が、ガラスリボンの第1の主面に沿って、延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップ(II)を更に備えることができる。本方法は、第2のアンビル側真空ポートに流体を引き込んで、ガラスリボンの幅に亘って第2の流体流を生成するステップであって、第2の流体流が、ガラスリボンの第1の主面に沿って、延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップ(III)を更に備えることができる。本方法は、延伸アンビル部材を中心に、ガラスリボンを屈曲させ、分離経路に沿って、ガラスリボンからガラスシートを分割するステップ(IV)を更に備えることができる。本方法は、ステップ(IV)の間に生成されたガラス屑を、第1の流体流及び第2の流体流の少なくとも一方に取り込むステップ(V)も備えることができる。本方法は、第1の流体流を第1のアンビル側真空ポートに引き込み、第2の流体流を第2のアンビル側真空ポートに引き込むステップであって、取り込んだガラス屑が、第1のアンビル側真空ポート及び第2のアンビル側真空ポートの少なくとも一方に引き込まれる、ステップ(VI)も備えることができる。

0016

第1の態様の別の例において、ガラス製造装置は、刻線要素がガラスリボンの第2の主面から離間する後退位置と、刻線要素がガラスリボンの第2の主面に係合する伸長位置との間で、相対する方向に移動するように構成された、刻線装置を更に備えている。本ガラス製造装置は、延伸長さ、及び延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、刻線側真空ポートを更に備えている。刻線側真空ポートは、ガラスリボンを分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成され、ガラスリボンの第2の主面から離間する後退位置と伸長位置との間を移動するように構成され、刻線装置に対して移動するように構成されている。

0017

第1の態様の更に別の例において、ガラス製造装置は、延伸長さ、及び延伸長さに対し直角に延びる制限幅を有する、流量リストリクターを更に備えている。流量リストリクターの制限幅は、刻線側真空ポートの幅より小さい。

0018

第1の態様の更に別の例において、刻線側真空ポートは、刻線装置の相対する方向に移動するように構成されている。1つの特定の例において、刻線側真空ポートは、刻線装置の相対する方向を横断する、相対する方向に移動するように更に構成されている。

0019

第1の態様の別の例において、刻線側真空ポートは、刻線側真空ポートの幅方向に離間配置された1対の刻線側鼻部によって、少なくとも部分的に画成されている。1つの特定の例において、1対の刻線側鼻部の各々が外側延伸面を有し、1対の刻線側鼻部の外側延伸面の少なくとも一方が凸面を有している。別の特定の例において、1対の刻線側鼻部の各々が外側延伸面を有し、1対の刻線側鼻部外側延伸面の少なくとも一方が、実質的に平坦な面を有している。

0020

第1の態様の更に別の例において、本方法は、ガラスリボンに対し、延伸アンビル部材及び延伸鼻部を移動し、延伸鼻部の外側延伸面を、ガラスリボンの第1の主面から離間させつつ、延伸アンビル部材の延伸支持面を、分離経路に沿って、ガラスリボンの第1の主面に係合させるステップ(I)を備えている。本方法は、アンビル側真空ポートに流体を引き込み、ガラスリボンの幅に亘って流体流を生成するステップであって、流体流が、ガラスリボンの第1の主面に沿って、延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップ(II)を更に備えることができる。本方法は、ガラスリボンに対し、刻線要素がガラスリボンの第2の主面に係合する伸長位置に、刻線装置を移動するステップ(III)を更に備えることができる。本方法は、伸長位置にある刻線装置を、ガラスリボンの幅に亘って移動し、分離経路に沿って、ガラスリボンに刻み線を生成するステップ(IV)も備えることができる。本用法は、刻線要素が、ガラスリボンの第2の主面から離間する後退位置に、刻線装置を後退させるステップ(V)を更に備えることができる。本方法は、刻線側真空ポートを、後退位置から伸長位置に移動するステップ(VI)及び刻線側真空ポートに流体を引き込んで、流体流を生成するステップ(VII)を備えることもできる。本方法は、延伸アンビル部材を中心に、ガラスリボンを屈曲させ、刻み線に沿って、ガラスリボンからガラスシートを分割するステップ(VIII)を備えることもできる。本方法は、ステップ(VIII)の間に生成されたガラス屑を、ステップ(II)の間に生成された流体流及びステップ(VII)の間に生成された流体流の少なくとも一方に取り込むステップを備えることもできる。本方法は、取り込んだガラス屑を、アンビル側真空ポート及び刻線側真空ポートの少なくとも一方に引き込むステップ(X)を備えることもできる。

0021

第1の態様は、単独でも、前述の第1の態様の例の1つ又は任意の組み合わせてと組み合わせて提供することもできる。

0022

第2の態様によれば、ガラス製造装置が、ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように構成されている。ガラス製造装置は、刻線要素がガラスリボンの主面から離間する後退位置と、刻線要素がガラスリボンの主面に係合する伸長位置との間で、相対する方向に移動するように構成された刻線装置を備えている。本ガラス製造装置は、延伸長さ、及び延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、刻線側真空ポートを更に備えている。刻線側真空ポートは、ガラスリボンを分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成されている。刻線側真空ポートは、ガラスリボンの主面から離間する後退位置と伸長位置との間を移動するように構成され、また、刻線側真空ポートは、刻線装置に対して移動するように構成されている。

0023

第2の態様の1つの例において、ガラス製造装置は、延伸長さ、及び延伸長さに対し直角に延びる制限幅を有する、流量リストリクターを更に備えている。流量リストリクターの制限幅は刻線側真空ポートの幅より小さい。

0024

第2の態様の別の例において、刻線側真空ポートは、刻線装置の相対する方向に移動するように構成されている。1つの特定の例において、刻線側真空ポートは、刻線装置の相対する方向を横断する、相対する方向に移動するように更に構成されている。

0025

第2の態様の別の例において、刻線側真空ポートは、刻線側真空ポートの幅方向に離間配置された1対の刻線側鼻部によって、少なくとも部分的に画成されている。1つの特定の例において、1対の刻線側鼻部の各々が外側延伸面を有し、1対の刻線側鼻部の外側延伸面の少なくとも一方が、凸面を有している。別の特定の例において、1対の刻線側鼻部の各々が外側延伸面を有し、1対の刻線側鼻部の外側延伸面の少なくとも一方が、実質的に平坦な面を有している。

0026

第2の態様の別の例において、第2の態様のガラ製造装置を用いて、ガラスリボンを、ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法が提供される。本方法は、ガラスリボンに対し、刻線要素がガラスリボンの主面に係合する延伸位置に、刻線装置を移動するステップ(I)を備えている。本方法は、伸長位置にある刻線装置を、ガラスリボンの幅に亘って移動し、分離経路に沿って、ガラスリボンの主面に刻み線を生成するステップ(II)を更に備えている。本用法は、刻線要素が、ガラスリボンの主面から離間する後退位置に、刻線装置を後退させるステップ(III)を更に備えている。本方法は、刻線側真空ポートを、後退位置から伸長位置に移動するステップ(IV)も備えている。本方法は、刻線側真空ポートに流体を引き込んで、流体流を生成するステップ(V)、及び延伸アンビル部材を中心に、ガラスリボンを屈曲させ、刻み線に沿って、ガラスリボンからガラスシートを分割するステップ(VI)も備えている。本方法は、ステップ(VI)の間に生成されたガラス屑を、ステップ(V)の間に生成された流体流に取り込むステップ(VII)も備えている。本方法は、取り込んだガラス屑を、刻線側真空ポートに引き込むステップ(VIII)も備えている。

0027

第2の態様は、単独でも、前述の第2の態様の例の1つ又は任意の組み合わせてと組み合わせて提供することもできる。

0028

前述の概要説明及び以下の詳細な説明は、いずれも本開示の実施の形態を示すものであって、特許請求の範囲の性質及び特徴を理解するための概要、及び枠組みの提供を意図したものであることを理解されたい。添付図面は、実施の形態について更なる理解が得られることを意図して添付したもので、本明細書に組み込まれ、その一部を構成するものである。図面は本開示の様々な実施の形態を示すもので、その説明と併せ、本開示の原理及び作用の説明に役立つものである。

図面の簡単な説明

0029

本開示のこれ等及びその他の特徴、態様、及び効果は、添付図面を参照して本明細書を読むことによって、更に理解を深めることができる。
ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように構成された、ガラス製造装置の概略図。
図1のガラス製造装置の2−2線断面斜視図。
本開示の1つの例による、アンビル側装置の断面図。
図3のアンビル側装置の4−4線正面図。
本開示の別の例による、アンビル側装置の断面図。
本開示の更に別の例による、アンビル側装置の断面図。
本開示の更に別の例による、アンビル側装置の断面図。
本開示の別の例による、アンビル側装置の断面図。
本開示の更に別の例による、アンビル側装置の断面図。
本開示の別の例による、アンビル側装置の断面図。
粒径に対する、種々のアンビル側装置の効率を比較するプロット図
本開示の例による刻線側真空装置の断面図。
図12の刻線側真空装置のビュー13の部分拡大図
図13の例示的な刻線側真空装置の14−14線正面図。
本開示の別の例による、刻線側真空装置の断面図。
本開示の更に別の例による、刻線側真空装置の断面図。
本開示の更に別の例による、刻線側真空装置の断面図。
本開示の別の例による、刻線側真空装置の断面図。
粒径に対する、種々の刻線側真空装置の効率を比較するプロット図。
アンビル側装置が、ガラスリボンの第1の主面から離間した状態での、ガラスリボンを分離する第1の方法における、例示的なステップを示す図。
アンビル側装置の延伸アンビル部材の延伸支持面が、ガラスリボンの第1の主面に係合するように、アンビル側装置がガラスリボンに対して移動された状態での、ガラスリボンを分離する第1の方法における、別の例示的なステップを示す図。
ガラスリボンの第2の主面に刻み線を刻んでいる刻線装置を示す、刻線側真空装置の背面側の概略、及び図21の22−22線に沿った、例示的な刻線装置を示す図。
刻み線が完了した後に、刻線装置をガラスリボンの第2の主面から離間移動した状態での、ガラスリボンを分離する第1の方法における、別の例示的なステップを示す図。
刻線側真空装置をガラスリボンの第2の主面の刻み線に向けて移動した状態での、ガラスリボンを分離する第1の方法における、別の例示的なステップを示す図。
刻み線に沿ってガラスリボンが分離される、ガラスリボンを分離する第1の方法における、別の例示的なステップを示す図。
ガラスシートがガラスリボンから離間移動される、ガラスリボンを分離する第1の方法における、別の例示的なステップを示す図。
アンビル側装置が、ガラスリボンの第1の主面から離間した状態での、ガラスリボンを分離する第2の方法における、例示的なステップを示す図。
アンビル側装置の延伸アンビル部材の延伸支持面が、ガラスリボンの第1の主面に係合するように、アンビル側装置がガラスリボンに対し移動された状態での、ガラスリボンを分離する第2の方法における、別の例示的なステップを示す図。
ガラスリボンの第2の主面に刻み線を刻んでいる刻線装置を示す、刻線側真空装置の背面側の概略、及び図28の29−29線に沿った、例示的な刻線装置を示す図。
刻み線が完了した後に、刻線装置をガラスリボンの第2の主面から離間移動した状態での、ガラスリボンを分離する第2の方法における、別の例示的なステップを示す図。
刻み線に沿ってガラスリボンが分離される、ガラスリボンを分離する第2の方法における、別の例示的なステップを示す図。
ガラスシートがガラスリボンから離間移動される、ガラスリボンを分離する第2の方法における、別の例示的なステップを示す図。

実施例

0030

以下、本開示の実施の形態を示す添付図面を参照して、装置及び方法について更に詳細に説明する。図面全体を通し、可能な限り、同一又は同様の部品には、同じ参照番号を用いている。しかし、本開示は様々に異なる形態で実施することができ、本明細書に記載の実施の形態に限定されると解釈されるものではない。

0031

本開示の様々なガラス製造装置及び方法を用いて、ガラスリボンを製造し、それを更に1つ以上のガラスシートに加工することができる。例えば、ガラス製造装置は、ダウンドローアップドロー、フロートフュージョンプレスローリングスロットドロー、あるいはその他のガラス製造技術によって、ガラスリボンを製造するように構成することができる。

0032

これ等の方法のいずれによるガラスリボンも、その後分割して、更に所望のディスプレイ用途の加工に適したシートガラスを得ることができる。ガラスシートは、液晶ディスプレイ(LCD)、電気泳動ディスプレイ(EPD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイ(PDP)等、広範囲のディスプレイ用途に使用することができる。

0033

図1は、ガラスリボン103を延伸するように構成された、例示的なガラス製造装置101の概略図である。例示として、ガラス製造装置101は、フュージョンダウンドロー装置として示してあるが、別の例において、アップドロー、フロート、プレスローリング、スロットドロー等に構成された別のガラス製造装置も提供することができる。更に、前述のように、本開示の実施の形態は、ガラスリボンの製造に限定されるものではない。事実、本開示に示す概念は、幅広ガラス製品を製造するための広範囲に及ぶガラス製造装置に用いることができる。

0034

図示のように、ガラス製造装置101は、原料貯蔵槽109からバッチ材料107を受け取るように構成された溶融容器105を備えることができる。バッチ材料107は、モータ113によって駆動されるバッチ配送装置111によって導入することができる。モータ113は、矢印117で示すように、所望の量のバッチ材料107を溶融容器105に導入することができる。溶融容器105は、次に、バッチ材料107を一定量の溶融材料121に溶融することができる。

0035

ガラス製造101は、溶融容器105の下流に位置し、第1の接続管129を介し、溶融容器105に結合された清澄容器127、例えば、清澄管も備えることができる。混合容器131、例えば、撹拌室も、清澄容器127の下流に位置することができ、送出容器133は、混合容器131の下流に位置することができる。図示のように、第2の接続管135によって、清澄容器127を混合容器131に結合することができ、第3の接続管137によって、混合容器131を送出容器133に結合することができる。更に図示のように、任意の送出管139を配置して、溶融材料121を送出容器133からフュージョンドロー装置140に送出することができる。以下により詳細に説明するように、フュージョンドロー装置140は、溶融材料121をガラスリボン103に延伸するように構成することができる。図示の実施の形態において、フュージョンドロー装置140は、溶融材料を、送出容器133から直接又は間接的に、例えば、送出管139によって、受け取るように構成された、入口141を有する成形容器143を備えることができる。送出管139は、設けられている場合には、溶融ガラスを送出容器133から受け取るように構成することができ、成形容器143の入口141は、溶融ガラスを送出管139から受け取るように構成することができる。

0036

図示のように、溶融容器105、清澄容器127、混合容器131、送出容器133、及び成形容器143は、ガラス製造装置101に沿って、直列に配置することができる、溶融材料に対して一部の作業が行われる場所の例である。

0037

溶融容器105及び成形容器143の主要部品は、通常、耐火材料、例えば、耐火セラミック(例えば、セラミック煉瓦、セラミック一体型成形体等)で構成されている。ガラス製造装置101、通常白金又は白金含有金属、例えば、白金−ロジウム、白金−イリジウム、及びこれ等の組み合わせで構成される構成要素を更に備えることができるが、これ等の構成要素は、別の耐火金属、例えば、モリブデンパラジウムレニウムタンタルチタンタングステンルテニウムオスミウムジルコニウム、及びこれ等の合金及び/又は二酸化ジルコニウムを含むことができる。白金を含有する構成要素には、第1の接続管129、清澄容器127(例えば、清澄管)、第2の接続管135、混合容器131(例えば、撹拌室)、第3の接続管137、送出容器133、送出管139、入口141、及び成形容器143の主要部品を含めることができる。

0038

図2は、図1のガラス製造装置101の2−2線断面斜視図である。図示のように、成形容器143は、溶融材料121を入口141から受け取るように構成された、トラフ200を備えることができる。成形容器143は、対向する端部間に延びる、1対の下方に傾斜した収束表面部分203、205を有する成形201を備えることができる。1対の下方に傾斜した収束表面部分203、205は延伸方向207に沿って収束して根底部209を形成する。延伸平面211が根底部209を通過して延び、延伸平面211に沿って、ガラスリボン103を延伸方向207に延伸することができる。図示のように、延伸面211は、根底部209を二等分することができるが、延伸線211は、根底部209に対し別の向きに延びることもできる。

0039

図2を参照する。1つの例において、溶融材料121が、入口141から成形容器143のトラフ200に流入することができる。溶融材料121は、次に、対応する202a、202bを同時に越えて流れ、対応する堰202a、202bの外面204a、204b上を下方に流れることによって、トラフ200からオーバーフローすることができる。溶融材料のそれぞれの流れは、次に、成形容器143の根底部209から延伸されるように、成形楔201の下方に傾斜した収束表面部分203、205に沿って流れ、これ等の流れが収束してガラスリボン103に溶融する。次に、ガラスリボン103を、延伸方向207に沿って、根底部209から延伸平面211に延伸することができる。

0040

図2に示すように、ガラスリボン103は、第1の主面213及び第2の主面215を有して、根底部209から延伸することができる。図示のように、第1の主面213と第2の主面215とは、例えば、約50μm〜約750μm、例えば、約100μm〜約700μm、例えば、約200μm〜約600μm、例えば、約300μm〜約500μm等、約1mm以下とすることができる厚さ217で相対する方向に向いている。

0041

一部の実施の形態において、ガラスリボンを溶融延伸するためのガラス製造装置101は、少なくとも1つのエッジロールアセンブリ149a、149bも備えることができる。図示のエッジロールアセンブリ149a、149bの各々は、ガラスリボン103の対応する対向縁部223a、223bを適切に仕上げるように構成された、1対のロール221を有することができる。別の例において、ガラス製造装置101は、第1及び第2の牽引ロールアセンブリ151a、151bを更に備えることができる。図示の牽引ロールアセンブリ151a、151bの各々は、延伸平面211の延伸方向に207に、ガラスリボン103を牽引するのを促進するように構成された、1対の牽引ロール153を有することができる。

0042

図1及び2に概略的に示すように、ガラス製造装置101は、ガラスリボン103の幅「W」に亘って延びる分離経路163に沿って、ガラスリボン103を分離する処理を容易にするように構成された、ガラス分離装置161も備えることができる。ガラス分離装置161は、分離経路163に沿って、ガラスリボンをガラスシート104に分離することができる。1つの例において、成形容器143から十分な長さのガラスリボン103が延伸された後、ガラス分離装置161を動作させて、残余のガラスリボン103からガラスシート104を分離することができる。動作において、ガラスリボンが成形容器から延伸される際、ガラス分離装置161を定期的に作動させて、ガラスリボン103からガラスシート104を定期的に分離することができる。

0043

別の例において、ガラス分離装置161を作動させる前に、ガラスリボン103を更に処理(例えば、電気部品を付加する等)して、残余のガラスリボンから処理済みガラスシート(例えば、電気部品を含むシート)を分離することができる。

0044

これに加えて又は代えて、別の例において、ガラスリボン103は、ガラスリボンのスプールとして保管することができる。かかる例において、ガラスリボンを巻き取る前に、ガラスリボンを更に処理せずに、ガラスリボンを成形容器143から延伸して、ガラスリボンのスプールに巻設することができる。別の例において、ガラスリボンをガラスリボンのスプールに巻設する前に、ガラスリボンを更に処理する(例えば、電気部品を付加する)ことができる。十分な量のガラスリボンを巻き取った後、ガラス分離装置161を作動させて、成形容器143から延伸された残余のガラスリボンから、巻き取られたガラスリボンを分離することができる。別の例において、ガラスリボンは、最終的にガラスリボンのスプールから巻き戻される。かかる例において、ガラス分離装置161を用いて、ガラスリボンが、ガラスリボンのスプールから巻き戻されるときに、ガラスリボンからガラスシートを分離することができる。

0045

図2に概略的に示すように、ガラス製造装置101のガラス分離装置161は、アンビル側装置219を有することができる。図2に更に示すように、ガラス製造装置101のガラス分離装置161は、刻線側装置220を有することができる。図2に更に示すように、ガラス製造装置101のガラス分離装置161は、アンビル側装置219及び刻線側装置220の両方を有することができるが、別の例示的なガラス製造装置は、本開示の態様による、アンビル側装置219及び刻線側装置220のいずれか一方を有することができる。

0046

アンビル側装置219は、設けられている場合には、本開示の態様による様々な構成を有することができる。例えば、アンビル側装置219は、図3〜10に示す任意の構成を有することができるが、別の例において別の構成を設定することができる。図3〜10に示すように、各々のアンビル側装置301、501、601、701、801、901、及び1001は、分離経路163に沿って、ガラスリボン103の第1の主面213に係合するように構成された延伸支持面305を含む、延伸アンビル部材303を有することができる。図示のように、それぞれの例において、アンビル側装置は異なる構成を有することができるが、各々の延伸アンビル部材303は、実質的に互いに同一であってよい。従って、同様の又は同一の構成が、本出願を通して説明されるいずれの延伸アンビル部材にも、必要に応じて見出し得るという了解の下で、図3に示す例に関し、延伸アンビル部材303について説明する。更に、特に断りのない限り、アンビル側装置301、501、601、701、801、901、及び1001のいずれの構成も、本開示の他のアンビル側装置のいずれにも適用することができる。

0047

図3において、例えば、延伸アンビル部材303は、金属棒等の比較的硬い基部307を有することができる。一例として、図4に示すように、硬質基部307のそれぞれの外側端部307a、307bは、アンビル側装置301の対応する側面403a、403bの、それぞれの外側に面する縁部401a、401bに亘って延びることができる。このようにして、延伸アンビル部材303は、延伸アンビル部材303の中央の背面311の直近上流に延びることができる、開放中央領域309に亘って延びることができ、延伸アンビル部材303を除き、対応する側面403a、403b間を途切れることなく延びることができる。従って、図示のように、一部の例において、延伸アンビル部材303の両側を通過する、別々の延伸通路に分割される連続した中央開口部309を、自由に通過することができる。同時に、延伸支持面305でガラスリボン103の第1の主面213に圧力を加える間、延伸アンビル部材303の比較的硬い性質によって、延伸アンビル部材303が曲げに耐えることができる。

0048

1つの例において、延伸アンビル部材303は、硬質基部307の端部に、外側係合部材313を有することができる。外側係合部材313によって、延伸支持面305を備えることができ、部材は、ガラスリボン103の第1の主表面213に対する擦傷、又はその他の損傷を抑制する一方、十分な支持を与えることができる、ゴム又はポリマー材料を含むことができる。一部の例において、延伸支持面305は、実質的に平坦な面を有することができるが、別の例では、アーチ形又は他の表面構成を採ることができる。

0049

図1及び4に示すように、本開示の延伸アンビル部材のいずれも、ガラスリボン103の幅「W」より大きくてもよい延伸長さ「L」を有することができるが、別の例では、延伸長さは、幅以下に延びることができる。様々な長さが用いられる一方、ガラスリボンの幅「W」と少なくとも等しい、又はそれより大きい(図1参照)延伸長さ「L」を設定することによって、ガラスリボン103の全幅に亘り、ガラスリボンを支持することができる。

0050

各々のアンビル側装置は、延伸アンビル部材の延伸支持面に対して後退している、外側延伸面を有する、少なくとも1つの延伸鼻部を有することができる。例えば、図3〜10に示すように、各々のアンビル側装置は、互いにずれた位置に配置された2つの延伸鼻部を有することができるが、別の例では、単一の延伸鼻部を備えることができる。

0051

同様の又は同一の構成が、本開示のいずれのアンビル側装置の少なくとも1つの延伸鼻部にも適用することができるという了解の下で、図3及び4を参照して、2つの延伸鼻部等、少なくとも1つの鼻部の例につて説明する。図3及び4において、アンビル側装置301は、延伸アンビル部材303の延伸支持面305に対し、距離「D」だけ横方向に後退している、第1の外側延伸面407aを含む、第1の延伸鼻部405aを有することができる。必要に応じ、アンビル側装置301(及び本開示のすべてのアンビル側装置)は、延伸アンビル部材303の延伸支持面305に対し、距離「D」だけ横方向に後退している、第2の外側延伸面407bを含む、第2の延伸鼻部405bを有することができる。第2の鼻部を備えることにより、ガラスリボンの分離処理中のガラス屑の除去を支援する二速の流体流プロファイルの生成に役立つ。

0052

必要に応じ、図3、4、6、及び7〜9に示すように、第1の延伸鼻部405aの断面プロファイルは、延伸アンビル部材303を二等分する中心面317を中心にした第2の延伸鼻部405bの断面プロファイルの実質的な鏡像であってよい。図示のように、一部の例は、延伸支持面305にも直角に延びる中心平面317を設定している。これに対し、図5及び10に示すように、別の例は、第2の延伸鼻部の実質的な鏡像ではない、第1の延伸鼻部を有している。互いに鏡像を成す鼻部を備えることによって、延伸アンビル部材303の各々の側に、実質的に同様又は同一の流体プロファイルを生成するのに役立ち、延伸アンビル部材303の両側に、ガラス屑を捕捉する均等な機会を与えることができる。互いに鏡像を成さない鼻部を備えることによって、他方の側と比較して、ガラス屑に出会う可能性が高い、延伸アンビル部材303の側を流体プロファイルの標的とするのに役立つ。別の実施の形態において、鼻部を調整可能として、後退距離「D」を調整することによって、アンビル側装置全体を交換せずに、流体流を調整することができる。

0053

様々なアンビル側装置の、図3及び5〜10に示す後退距離「D」は、特定の用途に応じて異なっていてよい。更に、アンビル側装置が、2つの鼻部を有する場合には、各々の鼻部の後退距離「D」は同じ(図3及び5〜10に示す)であっても、用途に応じて互いに異なっていてもよい。一部の例において、前述の距離「D」は、約2mm〜約15mm、約3mm〜約10mm、約3mm〜約8mm、約4mm〜約6mm等、約2mm〜約20mmの範囲とすることができる。距離「D」は、ガラス屑を捕捉するための流体流を生成するのを助長するのに十分大きく、かつ延伸支持面305に対し、ガラスリボン103の第1の主面213を引き付ける(例えば、吸引、及び/又はベルヌーイ効果による)望ましい圧力降下も得られるよう選択することができる。

0054

図3の例によって示されるように、いずれの例示的なアンビル側装置のいずれの延伸鼻部も、付加された先端部409を有することができるが、別の例では一体化された先端部を備えることができる。付加された先端部409は、例えば、延伸鼻部の残りの部分と異なる材料で構成された先端部を備えるのに望ましい場合がある。例えば、先端部409は、万一、先端部409がガラスリボンと係合した場合、ガラスリボン103の第1の主面213に対する損傷を最小限に抑制するように構成された、エラストマー又はポリマー材料を含むことができる。

0055

図4の例によって更に示すように、延伸鼻部のいずれも、全延伸長さ「L」等、延伸アンビル部材303のかなりの部分に沿って延びることができる。事実、図4に示すように、第1の延伸鼻部405a及び第2の延伸鼻部405bは、延伸アンビル部材303の全長さ「L」に沿って延びることができる。更に、全長ではないにしても、実質的に延伸長さに沿って、図3に示すのと実質的に同じに見える、図4に示す複数の断面3−3によって示される、一貫した断面形状を有する、第1の延伸鼻部及び第2の延伸鼻部を備えることができる。全長さに延びる、一貫した断面形状を有する、延伸鼻部を備えることによって、ガラスリボン103の幅「W」に沿って、ガラス屑を捕捉するための一貫した流体流の生成を促進することができ、かつ延伸支持面305に対し、ガラスリボン103の第1の主面を引き付ける望ましい吸引力も得ることができる。

0056

図3〜10に更に示すように、アンビル側装置301、501、601、701、801、901、及び1001の各々は、少なくとも1つのアンビル側真空ポート315a、315bも有することができる。例えば、図3〜10に示すように、各々のアンビル側装置は、第1のアンビル側真空ポート315a及び第2のアンビル側真空ポート315bを有することができるが、別の例では、1つ、3つ、又はそれ以上のアンビル側真空ポートを備えることができる。単一のアンビル側真空ポートを備えることによって、延伸支持面305をガラスリボン103の第1の主面213に係合させつつ、ガラスリボンを分離する処理の間を通して、相当量のガラス屑を除去することができる。しかし、2つ以上のアンビル側真空ポートを備えることによって、延伸アンビル部材303の両側に生成されたガラス屑を、更に捕捉することができる。事実、延伸アンビル部材303は、第1の延伸鼻部405aと第2の延伸鼻部405bとの間に配置されている。従って、少なくとも1つのアンビル側真空ポートは、第1の延伸鼻部405aと延伸アンビル部材303とによって画成される、第1のアンビル側真空ポート315a、及び第2の延伸鼻部405bと延伸アンビル部材303とによって画成される、第2のアンビル側真空ポート315bを有することができる。

0057

同様又は同一の構成が、本開示のいずれのアンビル側装置の少なくとも1つのアンビル側真空ポートにも適用することができるという了解の下で、少なくとも1つのアンビル側真空ポートの例について、図3及び4を参照して説明する。

0058

図4に示すように、各々のアンビル側真空ポートは、延伸アンビル部材303の前述の延伸長さ「L」に実質的に等しい延伸長さを有することができる。各々のアンビル側真空ポートは、延伸鼻部と延伸アンビル部材との間に、延伸長さに対して直角延びる幅も有することができる。例えば、図3及び4に示すように、第1のアンビル側真空ポート315aは、延伸長さに対して直角に延び、第1の延伸鼻部405aと延伸アンビル部材303との間に画成される、第1の幅「W1」を有している。図3及び4に更に示すように、第2のアンビル側真空ポート315bは、延伸長さに対して直角に延び、第2の延伸鼻部405bと延伸アンビル部材303との間に画成される、第2の幅「W2」を有している。

0059

図3、4、及び6〜10に示すように、第1の幅「W1」を第2の幅「W2」と実質的に等しくして、延伸アンビル部材303の各々の側に、実質的に等しい流体速度プロファイルを生成することができる。本開示のいずれのアンビル側装置も、第2の幅「W2」と異なる第1の幅「W1」も(又は、代わりに)有することができる。例えば、第1の幅「W1」は第2の幅「W2」より大きくてよい。あるいは、図5に示すように、第1の幅「W1」は第2の幅「W2」より小さくてよい。異なる幅を設けて、延伸アンビル部材303の各々の側に、異なる速度プロファイルを形成することによって、全体的な速度プロファイルを調整することに役立たせることができる。

0060

様々な例示的な幅「W1」及び/又は「W2」は、所望の幅の範囲内において設定することができる。例えば、少なくとも1つのアンビル側真空ポートの幅「W1」及び「W2」の一方又は両方は、約1mm〜約10mm、約2mm〜約8mm、約3mm〜約8mm、約4m〜約6mm等、約1mm〜約12mmの範囲内とすることができる。

0061

一部の例において、延伸鼻部の外側延伸面は、凸面を有することができる。例えば、図3に示すように、第1の延伸鼻部405aの第1の外側延伸面407aは、第1の半径「R1」を有する、図示の第1の凸面を含むことができる。第2の延伸鼻部405bの第2の外側延伸面407bも、第2の半径「R2」を有する、図示の第2の凸面を含むことができる。一部の例において、第1及び第2の半径は、それぞれの延伸鼻部の幅の略半分とすることができる。

0062

図6のアンビル側装置601は、延伸鼻部405a、405bの外側延伸面407a、407bが、実質的に平坦な面を有する例を示している。図示のように、実質的に平坦な面は、必要に応じ、比較的鋭い外側及び内側角部603a、603bを含むことができるが、別の例では丸い角部を備えることができる。

0063

図9のアンビル側装置901は、平面903a、903b、及び実質的に平坦な面903a、903bの内側縁部において、少なくとも部分的にアンビル側真空ポート315a、315bを画成する、内側凸面905a、905bを含む、延伸鼻部405a、405bの外側延伸面407a、407bを示している。一部の例において、内側凸面905a、905bは、約1mm〜約8mm、約2mm〜約8mm、約2mm〜約7mm、約3mm〜約7mm、約4mm〜約6mm等、約1mm〜約10mmの範囲内の半径「R3」を有している。

0064

図10のアンビル側装置1001は、図3〜5の構成と図6又は図9の構成とを合成したものである。事実、第1及び第2の外側延伸面407a、407bの一方が図3〜5に示す凸面を有する一方、他方の延伸鼻部の外側延伸面上部が(例えば、図6又は9に示すような)実質的に平坦な面を有することができる。事実、図10に示すように、第1の延伸鼻部405aの第1の外側延伸面407aが、図3〜5の延伸鼻部のいずれかの凸面と同様又は同一であってよい凸面を有する一方、第2の延伸鼻部405bの第1の外側延伸面407bが、図9に示す外側延伸面と同様又は同一の実質的に平坦な面及び内側凸面を有している。

0065

図7及び8は、少なくとも1つの延伸鼻部が、凸面を画成する翼部を有する、例示的なアンビル側装置701、801を示す図である。例えば、図7において、少なくとも1つの延伸鼻部405a、405bは、延伸アンビル部材303に対して外側に向いている、それぞれの凸面703a、703bを画成する、翼部701a、701bを有している。別の例において、図8に示すように、少なくとも1つの延伸鼻部405a、405bは、延伸アンビル部材303に対して内側に向いている、それぞれの凸面803a、803bを画成する、翼部801a、801bを有している。

0066

前述のように、ガラス製造装置は、図2に概略的に示す、ガラスリボン103の第2の主面に関係する刻線側装置220を備えることができる。更に図20に概略的に示すように、刻線側装置220は、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215から離間する後退位置(例えば、図20参照)と、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215に係合する伸長位置(例えば、図21参照)との間を、相対する方向2003、2005に移動するように構成された、刻線装置2001を有することができる。一部の例において、相対する方向2003、2005は、第2の主面215に対し、実質的に直角であるが、別の例では、相対する方向2003、2005は、別の角度の延びることができる。刻線装置2001は、機械的なスクライブを有することができ、刻線要素2007が、スクライビングホイール鋭い先端部、又はガラスリボン103の第2の主面に刻線を施すように構成されたその他の要素を含んでいる。

0067

刻線側装置220は、幅広い構成のうちのいずれか1つを採用することができる刻線側真空ポートも有することができる。例えば、図12に示すように、刻線側真空ポート1203を有する真空装置1201を備えることができる。本開示において、刻線側真空ポートは、流体が真空装置1201に流入する入口開口部1205、及び開口部1205に流入する流体の速度プロファイルに影響を与える、開口部1205に関係する機構であると見なされる。例えば、図12の真空装置1201の刻線側真空ポート1203は、開口部1205、及び図示の外壁部分1207及び外壁部分1207の外縁部1208を有している。図14に示すように、外壁部分1207は、開口部1205の幅1405だけ離間した、1対の延伸壁1401、1403、及び開口部1205の延伸長さ1411だけ離間した、1対の横壁1407、1409を有する、矩形状の外壁部分1207として成形することができる。図示の例において、幅1405は、刻線側真空ポート1203の延伸長さに対し直角に延びている。以下に説明するように、刻線側真空ポート1203はガラスリボン103を分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成されている。一部の例において、幅1405は、約20mm〜約40mm、約24mm〜約30mm等、約10mm〜約80mmとすることができる。

0068

真空装置1201は、図12に概略的に示すように、真空源1217に動作可能に接続されるように構成された上流部分1215を含む、内部空洞1213を有するハウジング1211も有することができる。必要に応じ、真空装置1201は、流量リストリクター1219を更に有することができる。流量リストリクター1219は、開口部1205から内部空洞1213に向けて通過する流量を制限するのに役立つことができ、それによって刻線側真空ポート1203の延伸長さ1411に沿って、開口部1205を通過する流体の一貫かつ均一な流れが促進される。流量リストリクター1219は、刻線側真空ポート1203の延伸長さ1411と同じであってよい延伸長さを有している。図13に更に示すように、流量リストリクター1219は、流量リストリクター1219の延伸長さ1411に対し、直角に延びる制限幅1301も有することができる。図13に示すように、流量リストリクターの制限幅1301は、刻線側真空ポート1203の幅1405より小さい。

0069

図13に更に示すように、流量リストリクターは、上流チャネル1305の幅1307と、刻線側真空ポート1203の開口部1205の幅1405との間を円滑に移行させる、1対の対向する円弧状の凸面1303a、1303bを有することができる。円滑な移行によって、一貫かつ均一な流体流を妨害する渦流乱流、又は他の流体流の遮断を回避することができる。流量リストリクター1219と同様に、上流チャンネル1305は、刻線側真空ポート1203の開口部1205の延伸長さ1411と同じであってよい、延伸長さを有することができる。更に、図示のように、上流チャンネル1305の幅1307は、刻線側真空ポート1203の開口部1205の幅1405より大きくてよい。その結果、上流チャンネル1305と開口部1205との間に、流量リストリクターの延伸長さ1411に沿って延びる圧力降下が存在し、刻線側真空ポート1203の開口部1205の延伸長さ1411に沿って、一貫かつ均一な流体の流れを促進することができる。

0070

図13に示すように、真空装置1201の対向する壁は、流量リストリクター1219を画成するように成形することができる。例えば、図示のように、対向する壁は、対向する円弧状の凸面1303a、1303bを画成する湾曲した壁を有している。あるいは、図17は、特に断りのない限り、図12、13に示す真空装置と同様又は同一であってよい、真空装置1701を示す図である。しかし、製造及び多用途性を単純化するために、真空装置1701は、所望の対向する円弧状凸面1709a、1709bを形成する挿入体として形成された、アダプター1705を含む、流量リストリクター1703を有することができる。アダプター1705を有する流量リストリクター1703を備えることによって、図12の流量リストリクター1219の湾曲した壁を、実質的に真っ直ぐな壁に置換することができるため、真空装置1701の製造を単純化することができる。更に、真空装置全体を交換せずに、流量リストリクターの別の構成を挿入して、異なる流体流特性を実現することができる。

0071

図15及び16は、特に断りのない限り、図12〜14に示す刻線側真空ポート1203と同様又は同一であってよい、それぞれ更に別の例示的な刻線側真空ポート1501、1601を示す図である。図15に示すように、刻線側真空ポート1501は、必要に応じ、刻線側真空ポート1501の開口部1205の幅1405の方向に離間配置された、1対の刻線側鼻部1503a、1503bによって、少なくとも部分的に画成することもできる。別の例において、図16に示すように、刻線側真空ポート1601は、刻線側真空ポート1601の開口部1205の幅1405の方向に離間配置された、1対の刻線側鼻部1603a、1603bを有している。

0072

一部の例において、外側延伸面の一方又は両方は、実質的に平坦な面を有することができる。例えば、図15に示すように、刻線側鼻部1503a、1503bの各々は、図示の平面を含む、延伸表面1505a、1505bを有している。更に図示するように、平面1505a、1505bは、外壁部分1207の外縁部1208と同一平面上にあってよいが、別の例では、平面は外縁部1208から流体流の方向の上流又は下流に延びることができる。

0073

一部の例において、外側延伸面の一方又は両方が、凸面を有することができる。例えば、図16に示すように、刻線側鼻部1603a、1603bの各々は、図示の凸面を含む延伸表面1605a、1605bを有している。更に図示するように、凸面1605a、1605bは、外壁部分1207の外縁部1208から上流に突出することができるが、別の例では、凸面の頂点は、外縁部1208と同一平面上にあるか又は外縁部1208に対し、方向1507の下流に位置することができる。

0074

図18は、特に断りのない限り、図12、13に示す真空装置1201と同様又は同一であってよい、更に別の例による真空装置1801を示す図である。図示のように、真空装置1801は、ガラスリボンに平行であってよい、方向1807に面するように構成された開口部1805を含む、刻線側真空ポート1803を有することができる。開口部1805は、約25mm〜約40mm等、約10mm〜約50mmの範囲内とすることができる、幅1806を有することができるが、別の例では、別の幅を設定することができる。更に、図示のように、開口部1805は、真空装置1801の他の部分よりも、ガラスリボンに近い位置に配置された先端部1809まで実質的に延びることができる。先端部1809まで延びる図示の開口部を備えることによって、開口部1805をガラスリボン103に近接配置することができるため、ガラスリボンからガラスシートを分離する間、ガラス屑を効果的に取り込んで除去することができる流体流のパターンを容易に生成することができる。

0075

ここで、図20〜32に概略的に示す方法を参照して、ガラスリボン103の「幅」に亘って延びる分離経路163に沿って、ガラスリボン103を分離する方法について説明する。本開示の方法は、刻線側装置220に関連するステップを伴わずに、アンビル側装置219に伴う方法ステップを用いて実行することができる。別の例において、本方法は、アンビル側装置219に関連するステップを伴わずに、刻線側装置220に伴う方法ステップを用いて実行することができる。更に別の例において、本方法は、アンビル側装置219及び刻線側装置220の両方に伴う方法ステップを用いて実行することができる。

0076

図20〜32の方法(例えば、アンビル側装置219及び/又は刻線側装置220に伴う方法)は、本開示に記載されていない追加のステップを含むこと、又は本開示に記載のステップを省略することができる。更に、方法ステップの開示された順序は、本質的に例示的なものであって、別の例では、異なる順序でステップを実行することができることを理解されたい。更に、以下に記述されているか否かを問わず、図20〜26に概略的に示す方法の例示的なステップは、図27〜32に概略的に示す方法に、同様(例えば、完全に同じ)に含めることができる。同様に、以下に記述されているか否かを問わず、図27〜32に概略的に示す方法の例示的なステップは、図20〜26に概略的に示す方法に、同様(例えば、完全に同じ)に含めることができる。

0077

図20〜32の方法は、本開示のいずれの例示的なアンビル側装置(例えば、図3〜10に示す301、501、601、701、801、901、1001)も、本開示の例示的な方法に用いることができるという了解の下で、図3に関連して説明したアンビル側装置301を用いて示してある。更に、図20〜26の方法は、本開示のいずれの例示的な刻線側真空ポート(例えば、図12〜17に示す刻線側真空ポート1203、1501、1601、1702)も、本開示の例示的な方法に用いることができるという了解の下で、図15に関連して説明した刻線側真空ポート1501を用いて示してある。

0078

まず、図20〜26に概略的に示す方法を用いて、本開示の方法を説明する。図20に示すように、アンビル側装置301は、延伸支持面305が、ガラスリボン103の第1の主面213からある距離離間して接触していない、後退位置に配置されている。

0079

図20に更に示すように、刻線側装置220も後退位置に配置されている。後退位置において、刻線側装置220の刻線装置2001は、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215からある距離離間する後退位置に配置される。後退位置において、刻線側装置220の刻線側真空ポート1501も、刻線側真空ポート1501の最外面(例えば、外縁部1208及び/又は平面1505a、1505b)が、ガラスリボン103の第2の主面215から後退距離2111離間する後退位置に配置されている。

0080

ハンドリング装置2009もガラスリボン103から離間配置することができる。ハンドリング装置は、ベルヌーイチャック吸引カップ配列、又は分離中のガラスリボンの下部を支持すると共に、分離されたガラスシートを移動すると考えられる、他の装置を含むことができる。

0081

図21に示すように、本方法は、延伸アンビル部材303、第1の延伸鼻部405a、及び第2の延伸鼻部405b(図20に示す)をガラスリボン103に対して移動し、第1の延伸鼻部405aの第1の外側延伸面407a及び第2の延伸鼻部405bの第2の外側延伸面407bを、ガラスリボン103の第1の主面213から、それぞれ離間させつつ、延伸アンビル部材303の延伸支持面305を、分離経路163に沿って、ガラスリボン103の第1の主面213に係合させるステップを更に備えることができる。延伸表面と第1の主面との間隔は、約2mm〜約15mm、約3mm〜約10mm、約3mm〜約8mm、約4mm〜約6mm等、約2mm〜20mmの範囲内とすることができるが、別の例では別の間隔を設定することができる。

0082

図21に更に示すように、本方法は、流体2013a(例えば、図示の空気流)を第1のアンビル側真空ポートに引き込んで、ガラスリボン103の幅「W」に亘る第1の流体流であって、ガラスリボン103の第1の主面213に沿って、延伸アンビル部材303に向かう方向に引き込まれる流体流を生成するステップを更に備えることができる。同様に、本方法は、流体2013b(例えば、図示の空気流)を第2のアンビル側真空ポートに引き込んで、ガラスリボン103の幅「W」に亘る第2の流体流であって、ガラスリボン103の第1の主面213に沿って、延伸アンビル部材303に向かう方向に引き込まれる流体流を生成するステップを更に備えることができる。事実、図示のように、流体流2013a、2013bは、いずれも延伸アンビル部材303に向かう、それぞれの反対方向に引き込むことができる。一部の例において、ガラスリボンに刻線する処理の前又は処理中、流体流2013a、2013bを供給して、流体流2013a、2013bによって生成される吸引及び/又はベルヌーイ効果によって、延伸支持面305に対し、ガラスリボン103の第1の主面213を押圧して、ガラスリボン103を所定の位置に固定するのが支援される。別の例において、以下に説明するように、ガラスシートを分離経路に沿って分離するステップの間、流体流2013a、2013bを供給し、結果として生じるガラス屑を取り込んで除去し、ガラスリボン103の清浄無垢な特質を維持することもできる。流体流2013a、2013bの速度は、約20m/s〜約30m/s、約25m/s等、約10m/s〜約40m/sの範囲内とすることができるが、別の例では別の速度を設定することができる。

0083

本方法は、ガラスリボン103に対し、刻線装置2001を移動し、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215に係合する伸長位置(図21に概略的に示す)に配置するステップを更に備えることができる。図22に示すように、本方法は、伸長位置にある刻線装置2001を、方向2201に沿って、ガラスリボン103の幅「W」に亘って移動し、分離経路163に沿って、ガラスリボン103の第2の主面215に刻み線2203を形成するステップを更に備えることができる。

0084

刻線側真空ポート1501も、後退位置(図20参照)から、2003の方向に移動して、図21に示す伸長位置に配置することができる。伸長位置において、刻線側真空ポート1501の最外面(例えば、外縁部1208及び/又は平面1505a、1505b)は、ガラスリボン103の第2の主面からある距離離間され、刻線側真空ポート1501に流体流2011a、2011bを引き込むことができる。離間距離は、約3mm〜約12mm、約5mm〜約10mm、約5mm〜約8mm、約6mm等、約2mm〜約15mmとすることができるが、別の例では別の距離を設定することができる。1つの例において、刻線側真空ポート1501及び刻線装置2001を、図20に示す後退位置から、方向2003に一緒に移動して、図21に示す伸長位置に配置することができる。

0085

別の例において、刻線側真空ポートを刻線装置に対して移動するように構成され、それによって、刻線側真空ポート1501が後退位置に留まっている間に、刻線装置2001が、最初に後退位置から伸長位置に移動して刻線することができる。従って、刻線装置2001及び刻線側真空ポート1501は、後退位置と伸長位置との間を、相対する方向2003、2005に、一緒に又は独立して移動することができる。

0086

図示のように、流体流2011が、分離した流体流2011a、2011bとして、刻線側真空ポート1501の対向する側から引き込まれて流体流2011に合流する、刻線側真空ポート1501が伸長位置にある間、刻線することができる。このようにして、刻線処理そのものによって生成されたすべてのガラス屑を、流体流2011a、2011bの一方に取り込んで、流体流2011によって除去することができる。

0087

図21に更に示すように、ハンドリング装置2009も伸長させ、ガラスリボン103に係合させることによって、ガラスリボン103を、ガラスリボンに刻線する間、支持することができる。以下に更に詳細に説明するように、分離処理の間を通し、ハンドリング装置2009も、ガラスリボンに係合させたままとすることができる。

0088

図23に示すように、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215から離間する後退位置まで、刻線装置2001を方向2005に移動することができる。このようにして、刻線側真空ポート1501を再配置する余地が設けられる。刻線側真空ポート1501は、刻線装置2001の相対する方向2003、2005を横断(例えば、直交)する、相対する方向2301、2303に移動するように構成されている。例えば、図23に示すように、刻線装置2001が後退位置に移動した後、刻線側真空ポート1203の開口部1205(図15参照)が、分離経路163に位置合わせされるように、刻線側真空ポート1501を方向2303に移動することができる。位置合わせする前又は後に、真空源(図示せず)を作動させて、開口部1205に流体流を引き込むことができる。例えば、図24に示すように、位置合わせした後、結果として、それぞれの刻線側鼻部1503a、1503bの周囲に、対向する流体流2401a、2401bを引き寄せる、流体流2401を生成することができる。流体流2401a、2401bは、約10m/s〜約40m/s、約20m/s〜約30m/s、約25m/s等、様々な速度で移動することができる。

0089

図25に示すように、ハンドリング装置2009は、延伸アンビル部材303を中心に、ガラスリボン103を屈曲させて、分離経路163に沿って、ガラスリボンからガラスシート2501を分割することができる。本方法は、ガラスリボンの残りの部分からガラスシート2501を分割する際に生成されたガラス屑2503を、第1の流体流2013a及び第2の流体流2013bの少なくとも一方に取り込むステップを含むことができる。次いで、本方法は、第1の流体流2013aを第1のアンビル側真空ポート315a(図3参照)に引き込み、第2の流体流2013bを第2のアンビル側真空ポート315bに引き込むステップであって、取り込まれたガラス屑が、第1のアンビル側真空ポート及び第2のアンビル側真空ポートの少なくとも一方に引き込まれる、ステップを備えることができる。

0090

図25に更に示すように、本方法は、刻線側真空ポートに、流体(例えば、別々の流体流2401a、2401bによって)を引き込んで、流体流2401を生成するステップを含むことができる。次いで、本方法は、ガラスリボン103の残りの部分から、ガラスシート2501を分割する際に生成されたガラス屑2503を取り込むステップ、及び取り込んだガラス屑2503を、刻線側真空ポートに引き込むステップを含むことができる。図26に示すように、次にハンドリング装置2009を用いて、ガラスシート2501を引き離して、適切に保管及び/又は更に処理することができる。

0091

図27〜32は、本開示の別の例示的な方法を示す図である。図27に示すように、アンビル側装置301は、延伸支持面305が、ガラスリボン103の第1の主面213からある距離離間して接触していない、後退位置に配置されている。

0092

図27に更に示すように、刻線側装置220も後退位置に配置されている。後退位置において、刻線側装置220の刻線装置2001は、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215からある距離離間する、後退位置に配置される。後退位置において、刻線側装置220の刻線側真空ポート1803も、開口部1805の最も外側の先端部(図18参照)が、ガラスリボン103の第2の主面215から後退距離2701離間する、後退位置に配置されている。

0093

図28に示すように、本方法は、延伸アンビル部材303、第1の延伸鼻部405a、及び第2の延伸鼻部405b(図27参照)をガラスリボン103に対して移動し、第1の延伸鼻部405aの第1の外側延伸面及び第2の延伸鼻部405bの第2の外側延伸面を、ガラスリボン103の第1の主面213から、それぞれ離間させつつ、延伸アンビル部材303の延伸支持面305を、分離経路163に沿って、ガラスリボン103の第1の主面213に係合させるステップを更に備えることができる。

0094

図28に更に示すように、本方法は、流体2013a(例えば、図示の空気流)を第1のアンビル側真空ポートに引き込んで、ガラスリボン103の幅「W」に亘る第1の流体流であって、ガラスリボン103の第1の主面213に沿って、延伸アンビル部材303に向かう方向に引き込まれる流体流を生成するステップを更に備えることができる。同様に、本方法は、流体2013b(例えば、図示の空気流)を第2のアンビル側真空ポートに引き込んで、ガラスリボン103の幅「W」に亘る第2の流体流であって、ガラスリボン103の第1の主面213に沿って、延伸アンビル部材303に向かう方向に引き込まれる流体流を生成するステップを更に備えることができる。事実、図示のように、流体流2013a、2013bは、いずれも延伸アンビル部材303に向かう、それぞれの反対方向に引き込むことができる。一部の例において、ガラスリボンに刻線する前又は刻線中、流体流2013a、2013bを供給して、流体流2013a、2013bによって生成される吸引及び/又はベルヌーイ効果によって、延伸支持面305に対し、ガラスリボン103の第1の主面213を押圧して、ガラスリボン103を所定の位置に固定するのが支援される。別の例において、以下に説明するように、ガラスシートを分離経路に沿って分離するステップの間、流体流2013a、2013bを供給し、結果として生じるガラス屑を取り込んで除去し、ガラスリボン103の清浄無垢な特質を維持することもできる。

0095

本方法は、ガラスリボン103に対し、刻線装置2001を移動し、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215に係合する伸長位置(図28に概略的に示す)に配置するステップを更に備えることができる。図29に示すように、本方法は、伸長位置にある刻線装置2001を、方向2201に沿って、ガラスリボン103の幅「W」に亘って移動し、分離経路163に沿って、ガラスリボン103の第2の主面215に刻み線2203を形成するステップを更に備えることができる。

0096

刻線側真空ポート1803も、後退位置(図27参照)から、2003の方向に移動して、図28に示す伸長位置に配置することができる。部分的に伸長した位置において、刻線中、流体流2801を刻線側真空ポート1803に引き込んで、ガラス屑を取り込んで除去するのを支援することができる。刻線側真空ポート1803は、ガラス屑の除去を容易にし得る位置まで伸長させる際に、刻線装置2001によるガラスリボンの刻線処理を妨害しない距離まで伸長させることができる。1つの例において、刻線側真空ポート1803及び刻線装置2001を、図27に示す後退位置から、方向2003に一緒に移動して、図28に示す伸長位置に配置することができる。

0097

別の例において、刻線側真空ポート1803を刻線装置2001に対して移動するように構成され、それによって、刻線側真空ポート1803が後退位置に留まっている間、又はガラスリボンに向けて刻線装置まで伸びていないときに、刻線装置2001が最初に後退位置から伸長位置に移動して刻線することができる。従って、刻線装置2001及び刻線側真空ポート1803は、後退位置と伸長位置との間を、相対する方向2003、2005に、一緒に又は独立して移動することができる。

0098

図28に更に示すように、ハンドリング装置2009も伸長させ、ガラスリボン103に係合させることによって、ガラスリボン103を、ガラスリボンに刻線する間、支持することができる。以下に更に詳細に説明するように、分離処理の間を通し、ハンドリング装置2009も、ガラスリボンに係合させたままとすることができる。

0099

図30に示すように、刻線要素2007がガラスリボン103の第2の主面215から離間する後退位置まで、刻線装置2001を方向2005に移動することができる。図30に更に示すように、開口部の先端部1809が、ガラスリボン103の第2の主面215に近接配置される位置まで、真空ポート1803を更に伸長させることができる。例えば、先端部1809は、第2の主面から約10mm〜約20mm、約10mm〜約15mm等、約5mm〜約25mmの範囲内距離に位置することができるが、別の例では、別の距離を設定することができる。図示のように、ガラスリボンの第2の主面215に沿って、分離経路163上を移動する、屑取込流3001を生成することができる。屑取込流3001は、約5m/s〜約25m/s、約10m/s〜約20m/s、約12m/s〜約15m/s等、様々な速度で移動することができる。この実施の形態において、刻線側真空ポート1803は、方向2003及び2005にのみ平行移動することができるが、刻線側真空ポート1803は、方向2003及び2005を横断する方向に移動して、ポートの開口部を分離経路163のより近くに再配置することもできる。

0100

図31に示すように、ハンドリング装置2009は、延伸アンビル部材303を中心に、ガラスリボン103を屈曲させて、分離経路163に沿って、ガラスリボンからガラスシート2501を分割することができる。本方法は、ガラスリボンの残りの部分からガラスシート2501を分割する際に生成されたガラス屑2503を、第1の流体流2013a及び第2の流体流2013bの少なくとも一方に取り込むステップを含むことができる。次いで、本方法は、第1の流体流2013aを第1のアンビル側真空ポート315aに引き込み、第2の流体流2013bを第2のアンビル側真空ポート315bに引き込むステップであって、取り込まれたガラス屑が、第1のアンビル側真空ポート及び第2のアンビル側真空ポートの少なくとも一方に引き込まれる、ステップを備えることができる。

0101

図31に更に示すように、本方法は、刻線側真空ポート1803に流体を引き込んで、流体流3001を生成するステップを含むことができる。次いで、本方法は、ガラスリボン103の残りの部分から、ガラスシート2501を分割する際に生成されたガラス屑2503を取り込むステップ、及び取り込んだガラス屑2503を、刻線側真空ポート1803に引き込むステップを含むことができる。図32に示すように、次にハンドリング装置2009を用いて、ガラスシート2501を引き離して、適切に保管及び/又は更に処理することができる。

0102

本開示の様々な実施の形態により、分離処理の間を通して、強化されたガラス屑の取込みが可能になる。事実、ガラス屑を流体流に取り込んで、アンビル側装置219によって除去することができる。同様に、ガラス屑を流体流に取り込んで、刻線側装置220によって除去することができる。その結果、屑の放出が少なくなり、周囲環境及びガラスリボンの汚染が防止される。

0103

図11は、本開示による様々なアンビル側装置219の予想される性能を示す、シミュレーション結果であって、縦又は「Y軸」はノズル効率を示し、横又は「X軸」はマイクロメートル単位の粒径を示している。プロット1101は、第1のアンビル側装置の効率対粒径を示している。プロット1103は、図3、4に示すアンビル側装置301の効率対粒径を示している。図示のように、アンビル側装置301は、250マイクロメートル以下の粒子に対し、略100%の効率を達成することができる。プロット1105及び1107の各々は、それぞれアンビル側装置901(図9参照)及びアンビル側装置1001(図10参照)の効率対粒径を示している。図示のように、アンビル側装置901及びアンビル側装置1001の各々は、300マイクロメートル以下の粒子に対し、略100%の効率を達成することができる。

0104

図19は、本開示による様々な刻線側装置220の予想される性能を示す、シミュレーション結果であって、縦又は「Y軸」はノズル効率を示し、横又は「X軸」はマイクロメートル単位の粒径を示している。プロット1901は、図12〜14に示す刻線側真空ポート1203の効率対粒径を示している。図示のように、刻線側真空ポート1203は200マイクロメートルを超える粒子に対し、略100%の効率を達成することができる。プロット1903及びプロット1905の各々は、それぞれ刻線側真空ポート1501(図15参照)及び刻線側真空ポート1601(図16参照)の効率対粒径を示している。図示のように、刻線側真空ポート1501及び刻線側真空ポート1601の各々は、300マイクロメートル以下の粒子に対し、略100%の効率を達成することができる。

0105

本発明の精神及び範囲を逸脱せずに、本開示に対し様々な改良及び変形が可能であることは、当業者には明らかであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲に属することを条件に、本開示の改良及び変形を包含することを意図するものである。

0106

以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。

0107

実施形態1
ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように構成されたガラス製造装置であって、
前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの第1の主面に係合するように構成された延伸支持面を有する、延伸アンビル部材と、
前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面に対して後退している外側延伸面を有する、少なくとも1つの延伸鼻部と、
を備え、
前記延伸鼻部と前記延伸アンビル部材とが、延伸長さ、及び前記延伸鼻部と前記延伸アンビル部材との間を、前記延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、少なくとも1つのアンビル側真空ポートを画成し、該アンビル側真空ポートが、前記延伸支持面を前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させつつ、前記ガラスリボンを分離する処理の間、ガラス屑を除去するように構成されている装置。

0108

実施形態2
前記延伸鼻部の前記外側延伸面が、約2mm〜約20mmの範囲内の距離、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面から後退している、実施形態1記載のガラス製造装置。

0109

実施形態3
前記アンビル側真空ポートの前記幅が、約1mm〜約12mmの範囲内である、実施形態1記載のガラス製造装置。

0110

実施形態4
前記延伸鼻部の前記外側延伸面が、実質的に平坦な面を有している、実施形態1記載のガラス製造装置。

0111

実施形態5
前記延伸鼻部が、実質的に平坦な面の内縁部に、前記アンビル側真空ポートを少なくとも部分的に画成する、内側凸面を更に有している、実施形態4記載のガラス製造装置。

0112

実施形態6
前記内側凸面が、約1mm〜約10mmの範囲内の半径を有する、実施形態5記載のガラス製造装置。

0113

実施形態7
前記延伸鼻部が、前記実質的に平坦な面の外側縁部に外側凸面を更に有する、実施形態4記載のガラス製造装置。

0114

実施形態8
前記延伸鼻部の前記外側延伸面が凸面を有する、実施形態1記載のガラス製造装置。

0115

実施形態9
前記延伸鼻部が、前記凸面を画成するを有する、実施形態8記載のガラス製造装置。

0116

実施形態10
前記凸面が、前記延伸アンビル部材に対し外向きである、実施形態9記載のガラス製造装置。

0117

実施形態11
前記凸面が、前記延伸アンビル部材に対し内向きである、実施形態9記載のガラス製造装置。

0118

実施形態12
実施形態1記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、
(I)前記ガラスリボンに対し、前記延伸アンビル部材及び前記延伸鼻部を移動し、前記延伸鼻部の前記外側延伸面を、前記ガラスリボンの前記第1の主面から離間させつつ、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面を、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させるステップと、
(II)前記アンビル側真空ポートに流体を引き込んで、前記ガラスリボンの前記幅に亘って流体流を生成するステップであって、前記流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、
(III)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、
(IV)ステップ(III)の間に生成されたガラス屑を、前記流体流に取り込むステップと、
(V)前記取り込んだガラス屑を含む流体流を、前記アンビル側真空ポートに引き込むステップと、
を備えた方法。

0119

実施形態13
前記少なくとも1つの延伸鼻部が、
前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面に対して後退している、第1の外側延伸面を有する第1の延伸鼻部と、
前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面に対して後退している、第2の外側延伸面を有する第2の延伸鼻部と、
を備え、
前記延伸アンビル部材が、前記第1の延伸鼻部と前記第2の延伸鼻部との間に配置され、前記少なくとも1つのアンビル側真空ポートが、前記第1の延伸鼻部と前記延伸アンビル部材とによって画成される、第1のアンビル側真空ポート、及び前記第2の延伸鼻部と前記延伸アンビル部材とによって画成される、第2のアンビル側真空ポートを有する、実施形態1記載のガラス製造装置。

0120

実施形態14
前記第1の延伸鼻部の断面プロファイルが、前記第2の延伸鼻部の実質的な鏡像である、実施形態13記載のガラス製造装置。

0121

実施形態15
前記第1のアンビル側真空ポートが、前記延伸アンビル部材と前記第1の延伸鼻部との間に画成される第1の幅を有し、前記第2のアンビル側真空ポートが、前記延伸アンビル部材と前記第2の延伸鼻部との間に画成される第2の幅を有する、実施形態13記載のガラス製造装置。

0122

実施形態16
前記第1の幅が、前記第2の幅と異なる、実施形態15記載のガラス製造装置。

0123

実施形態17
前記第1の幅が、前記第2の幅と実質的等しい、実施形態15記載のガラス製造装置。

0124

実施形態18
前記第1の延伸鼻部の前記第1の外側延伸面が、第1の半径を有する第1の凸面を有し、前記第2の延伸鼻部の前記第2の外側延伸面が、第2の半径を有する第2の凸面を有する、実施形態13記載のガラス製造装置。

0125

実施形態19
前記第1の半径が、前記第2の半径と実質的に異なっている、実施形態18記載のガラス製造装置。

0126

実施形態20
前記第1の半径が、前記第2の半径と実質的に等しい、実施形態18記載のガラス製造装置。

0127

実施形態21
実施形態13記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、
(I)前記ガラスリボンに対し、前記延伸アンビル部材、前記第1の延伸鼻部、及び前記第2の延伸鼻部を移動し、前記第1の延伸鼻部の前記第1の外側延伸面、及び前記第2の延伸鼻部の前記第2の外側延伸面の各々を、前記ガラスリボンの前記第1の主面から離間させつつ、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面を、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させるステップと、
(II)前記第1のアンビル側真空ポートに流体を引き込んで、前記ガラスリボンの前記幅に亘って第1の流体流を生成するステップであって、前記流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、
(III)前記第2のアンビル側真空ポートに流体を引き込んで、前記ガラスリボンの前記幅に亘って第2の流体流を生成するステップであって、前記第2の流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、
(IV)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、
(V)ステップ(IV)の間に生成されたガラス屑を、前記第1の流体流及び前記第2の流体流の少なくとも一方に取り込むステップと、
(VI)前記第1の流体流を前記第1のアンビル側真空ポートに引き込み、前記第2の流体流を前記第2のアンビル側真空ポートに引き込むステップであって、取り込んだガラス屑が、前記第1のアンビル側真空ポート及び前記第2のアンビル側真空ポートの少なくとも一方に引き込まれる、ステップと、
を備えた方法。

0128

実施形態22
刻線要素が、前記ガラスリボンの第2の主面から離間する後退位置と、前記刻線要素が、前記ガラスリボンの前記第2の主面に係合する伸長位置との間で、相対する方向に移動するように構成された、刻線装置と、
延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、刻線側真空ポートであって、前記ガラスリボンを分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成され、前記ガラスリボンの前記第2の主面から離間する後退位置と伸長位置との間を移動するように構成され、前記刻線装置に対して移動するように構成された刻線側真空ポートと、
を更に備えた、実施形態1記載のガラス製造装置。

0129

実施形態23
延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる制限幅を有する、流量リストリクターであって、前記流量リストリクターの前記制限幅が、前記刻線側真空ポートの前記幅より小さい、実施形態22記載のガラス製造装置。

0130

実施形態24
前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向に移動するように構成された、実施形態22記載のガラス製造装置。

0131

実施形態25
前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向を横断する、相対する方向に移動するように更に構成された、実施形態24記載のガラス製造装置。

0132

実施形態26
前記刻線側真空ポートが、該刻線側真空ポートの前記幅方向に離間配置された、1対の刻線側鼻部によって、少なくとも部分的に画成された、実施形態22記載のガラス製造装置。

0133

実施形態27
前記1対の刻線側鼻部の各々が、外側延伸面を有し、前記1対の刻線側鼻部の前記外側延伸面の少なくとも一方が凸面を有する、実施形態26記載のガラス製造装置。

0134

実施形態28
前記1対の刻線側鼻部の各々が、外側延伸面を有し、前記1対の刻線側鼻部の前記外側延伸面の少なくとも一方が、実質的に平坦な面を有する、実施形態26記載のガラス製造装置。

0135

実施形態29
実施形態22記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、
(I)前記ガラスリボンに対し、前記延伸アンビル部材及び前記延伸鼻部を移動し、前記延伸鼻部の前記外側延伸面を、前記ガラスリボンの前記第1の主面から離間させつつ、前記延伸アンビル部材の前記延伸支持面を、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記第1の主面に係合させるステップと、
(II)前記アンビル側真空ポートに流体を引き込み、前記ガラスリボンの前記幅に亘って流体流を生成するステップであって、前記流体流が、前記ガラスリボンの前記第1の主面に沿って、前記延伸アンビル部材の方向に引き込まれる、ステップと、
(III)前記ガラスリボンに対し、前記刻線要素が前記ガラスリボンの前記第2の主面に係合する前記伸長位置に、前記刻線装置を移動するステップと、
(IV)前記伸長位置にある前記刻線装置を、前記ガラスリボンの前記幅に亘って移動し、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンに刻み線を生成するステップと、
(V)前記刻線要素が、前記ガラスリボンの前記第2の主面から離間する前記後退位置に、前記刻線装置を後退させるステップと、
(VI)前記刻線側真空ポートを、前記後退位置から前記伸長位置に移動するステップと、
(VII)前記刻線側真空ポートに流体を引き込んで、流体流を生成するステップと、
(VIII)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記刻み線に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、
(IX)ステップ(VIII)の間に生成されたガラス屑を、ステップ(II)の間に生成された前記流体流、及びステップ(VII)の間に生成された前記流体流の少なくとも一方に取り込むステップと、
(X)取り込んだガラス屑を、前記アンビル側真空ポート、及び前記刻線側真空ポートの少なくとも一方に引き込むステップと、
を備えた方法。

0136

実施形態30
ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、ガラスリボンを分離する処理を容易にするように構成されたガラス製造装置であって、
刻線要素が前記ガラスリボンの主面から離間する後退位置と、前記刻線要素が前記ガラスリボンの前記主面に係合する伸長位置との間で、相対する方向に移動するように構成された刻線装置と、
延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる幅を有する、刻線側真空ポートであって、前記ガラスリボンを分離する処理の間に生成されたガラス屑を除去するように構成され、前記ガラスリボンの前記主面から離間する後退位置と伸長位置との間を移動するように構成され、前記刻線装置に対して移動するように構成された刻線側真空ポートと、
を備えた装置。

0137

実施形態31
延伸長さ、及び該延伸長さに対し直角に延びる制限幅を有する、流量リストリクターであって、前記流量リストリクターの前記制限幅が、前記刻線側真空ポートの前記幅より小さい、実施形態30記載のガラス製造装置。

0138

実施形態32
前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向に移動するように構成された、実施形態30記載のガラス製造装置。

0139

実施形態33
前記刻線側真空ポートが、前記刻線装置の前記相対する方向を横断する、相対する方向に移動するように更に構成された、実施形態32記載のガラス製造装置。

0140

実施形態34
前記刻線側真空ポートが、該刻線側真空ポートの前記幅方向に離間配置された、1対の刻線側鼻部によって、少なくとも部分的に画成された、実施形態32記載のガラス製造。

0141

実施形態35
前記1対の刻線側鼻部の各々が、外側延伸面を有し、前記1対の刻線側鼻部の前記外側延伸面の少なくとも一方が凸面を有する、実施形態34記載のガラス製造装置。

0142

実施形態36
前記1対の刻線側鼻部の各々が、外側延伸面を有し、前記1対の刻線側鼻部の前記外側延伸面の少なくとも一方が、実質的に平坦な面を有する、実施形態34記載のガラス製造装置。

0143

実施形態37
実施形態30記載のガラス製造装置を用いて、ガラスリボンを、該ガラスリボンの幅に亘って延びる分離経路に沿って、分離する方法であって、
(I)前記ガラスリボンに対し、前記刻線要素が前記ガラスリボンの前記主面に係合する前記延伸位置に、前記刻線装置を移動するステップと、
(II)前記伸長位置にある前記刻線装置を、前記ガラスリボンの前記幅に亘って移動し、前記分離経路に沿って、前記ガラスリボンの前記主面に刻み線を生成するステップと、
(III)前記刻線要素が、前記ガラスリボンの前記主面から離間する後退位置に、前記刻線装置を後退させるステップと、
(IV)前記刻線側真空ポートを、前記後退位置から前記伸長位置に移動するステップと、
(V)前記刻線側真空ポートに流体を引き込んで、流体流を生成するステップと、
(VI)前記延伸アンビル部材を中心に、前記ガラスリボンを屈曲させ、前記刻み線に沿って、前記ガラスリボンからガラスシートを分割するステップと、
(VII)ステップ(VI)の間に生成されたガラス屑を、ステップ(V)の間に生成された前記流体流に取り込むステップと、
(VIII)取り込んだガラス屑を、前記刻線側真空ポートに引き込むステップと、
を備えた方法。

0144

101ガラス製造装置
103ガラスリボン
104ガラスシート
105溶融容器
127清澄容器
131混合容器
133送出容器
140フュージョンドロー装置
143成形容器
149a、149bエッジロールアセンブリ
151a、151b牽引ロールアセンブリ
163分離経路
219、301アンビル側装置
220刻線側装置
303延伸アンビル部材
305 延伸支持面
307硬質基部
309開放中央領域
315a、315b アンビル側真空ポート
405a、405b 延伸鼻部
1201真空装置
1203 刻線側真空ポート
1205入口開口部
1219流量リストリクター
2001 刻線装置
2007 刻線要素
2009ハンドリング装置
2203 刻み線

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