図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2018年4月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

ポイズンアイビー皮膚炎の予防/予防的治療のための組成物を提供する。

解決手段

本発明は、1以上の態様において、ポイズンアイビー及びポイズンオークにより引き起こされる接触皮膚炎の予防及び/又は予防的治療のための組成物として、3−n−ペンタデシルカテコール(ポイズンアイビーウルシオール飽和した同族体)及び/又は3−n−ヘプタデシルカテコール(ポイズンオーク ウルシオールの飽和した同族体)の誘導体を含む。本発明はまた、そのような化合物の製造方法も目的とする。開示されるものは、一般式(IA)[式はここに入れられる]

化1

で表されるウルシオールエステルを含む、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対して対象者耐性化及び脱感作するために有効である化合物である。ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対する、ヒトを含む哺乳類の耐性化及び脱感作は、ウルシオールエステル化合物の少なくとも1種を含む製剤の投与により達成される。

概要

背景

本発明の背景
ポイズンアイビー(Toxicodendron radicans)、ポイズンオーク(T.diversilobum)及びポイズンスマック(T.vernix)は毎年1−5千万人のアメリカ人に影響を与え(1)、アメリカ合衆国における職業性皮膚炎の主原因である(2)。一般成人人口におけるポイズンアイビー及びポイズンオーク感受性有病率は、50%ないし70%の範囲である(3、4)。感作最大頻度は、8−14の間に生じる(5)。ウルシオール感受性に対する遺伝的感受性は、2人のウルシオール感受性の親の子として生まれた子供の80%が感受性になることを示唆する(6)。消火林業及び農業に関連する野外活動並びに外で働く職業は、顕著な医療費がかかり及び労働者障害を与えるリスクが高い。各火災シーズンにおいて、カルフォニア州、オレゴン州及びワシントン州における林業労働者の約3分の1が、ポイズンオーク皮膚炎により障害を負う(7)。この障害は、殆どの救急医療及び初期診療内科医及び皮膚科医に、非常によく知られている(8)。

皮膚原性成分を伴うウルシ科植物の他の属は、Anacardium(カシューナッツ)、Semicarpus(インディアイクツリー、Metopium(ポイズンウッド)及びMangifera(マンゴー)を含む。これらの植物の殆どにおけるアレルゲン性成分は、C−15又はC−17の側鎖及び異なる不飽和度(0−3個のオレフィン性結合)を有する3−n−アルキルアルケニルカテコール類である(9−12)。ウルシオールは、ポイズンアイビー、ポイズンオーク及びの木(Asian lacquer tree)中に存在するアレルゲン性成分の典型である(13)。それは、飽和であるか又は1個、2個若しくは3個の不飽和結合を有する、3位又は4位において、C15又はC17の炭化水素鎖置換されたカテコール環を有する(14)。カテコール環と脂肪族鎖の両方は、ウルシオール類のアレルゲン性において重要な役割を演じることが証明されている(15−17)。これらのカテコール類と感受性の対象者の皮膚との接触は、結果として、ウルシ科植物の全てのウルシオール類に対する感作を生じる(18)。一度、感受性が獲得されると、取り除くことは、不可能ではないとしても、困難である。

アレルギー性接触皮膚炎(ACD)は、体が異物として認識する物質との直接的な皮膚
接触から生じる。結果として生じる皮膚炎症は、樹状細胞依存性遅延型過敏性免疫反応である。それは、まぶた及び性器の皮膚のような薄皮表面において、より多く発生する。このタイプの応答は、ハプテンとして作用し得る多くの化合物に対する皮膚曝露により誘発される。これらのハプテンは、タンパク質又はペプチドの個別のアミノ酸残基に結合した後に免疫原性となる。臨床症状は、感作相により先行されるが、それは、臨床的無症状である。接触過敏性げっ歯類モデルは、ACDの機構の理解に貢献している。感作の間に、アレルゲン/ハプテン(このケースにおいては、ウルシオール)を持ち上げる樹状細胞(DCs)が、それらが成熟する流入領域リンパ節(LNs)に移動し、副刺分子発現し、抗原をナイーブ細胞提示することが知られている(19−20)。成熟したDCs並びにナイーブT細胞は、LNsにおいて発現されたケモカインによりLNsに引き寄せられる(19、21)。

感作されたヒトがハプテン/ウルシオールに曝露された場合、特異的なT細胞(CD8+及びCD4+)は、ケモカインの影響下で、該細胞が広範な増殖を受ける皮膚における曝露の部位に移動する(19)。活性されたT細胞は、その後産生され及び高レベルサイトカインを放出し、それにより、炎症及び/又は浮腫誘導する炎症過程を引き起こす。CD8+の障害性リンパ球が、ACDの発現に関与する主なエフェクター細胞であることが示唆されている。これらの細胞は、抗原投与初期に召集される。CD4+T細胞サブセットは、下方制御性の細胞であり、ACDの回復相における72時間後に、皮膚損傷中に見られる(22)。ウルシオールの経皮吸収は、他の脂溶性物質のそれと似ている。これらの分子は、角質層細胞間脂質を通して選択的に皮膚に入る。バリプロダクツ(barrier products)としても知られる、ウルシオールと角質層との接触をブロックし、その侵入を防止する何れの物質も、幾らかの保護を多分提供するだろう。多くの市販製品が開発され、ウルシオール皮膚炎の予防においてそれらの有効性試験され、これらの実験公開された(1、23−28)。現在、2〜3の物質が幾らかの現実的な利益を提供している(1、23、24)。

パイロット研究において、1つの生成物有機クレイクオタニウム−18ベントナイト)がEpstein(23)により試験され、実験的なウルシオール皮膚炎の予防において、ベントナイト、カオリン又はシリコンよりも、より効果的であることが見出された。1992年において、Grevelink等(24)は、バリアプロダクツの有効性に関する最高現代総説を開示した。彼らはまた、9点の世界的な重症度スコアを使用する20人のボランティアにおいて、実験的ウルシオール皮膚炎の予防における7種の市販製品の有効性も比較した。ストックガード(Stockhausen,グリーンボロ,ノースカロライナ州)、ホリスター・モイスチャー・バリア(Hollister,Inc.,リバティービルイリノイ州)及びハイドロペル(C&M Pharmacol, Inc.,ヘーゼルパークミシガン州)は、かなりの程度の保護を提供する。これらの製品は、それぞれ、59%、53%及び48%の保護を提供する。アイビー・シールド(Interpro,Inc.,ハーバーヒルマサチューセッツ州)、シールド・スキン(Mantor Corp.,ミネアポリス,ミネソタ州),デルモフィルム(Innovetec,ブリュッセルベルギー)及びユニダーム(Smith and Nephew, Inc.,ラルゴ,フロリダ州)は、それぞれ、22%、13%、3%、15%及び9%の、(例えあったとしても)遥かに低いレベルの保護しか提供しない(24)。別の皮膚保護製品である、トピカル・スキン・プロテクタント(TSP)は、ペルフルオロポリエーテルオイル中に混合されたポリテトラフルオロエチレンPTFE)樹脂から構成される(29)。Vidmar及びIwaneは、TSPが、192の一対の試験部位の全部で34において皮膚炎を完全に予防し、22の一対の部位においては痕跡程度のみしか軽減しなかったことを報告した(29)。

皮膚炎の治療は、主に症候性である。重症患者のために、プレドニゾンのような経口
副腎皮質ステロイド漸減用量が使用され得る。プレドニゾンは、種々の疾患に対する免疫システムの応答を減少して、腫れ及びアレルギー型反応のような症状を減少する、副腎皮質ステロイドホルモン糖質コルチコイド)である。しかしながら、それらは副腎皮質ステロイドの少用量を短過ぎる期間送達し、しばしばリバウンド反応を生じるため、副腎皮質ステロイドの入手可能な“ドーズパック(dose packs)”は、殆ど役に立たない(30)。

ACDに関連するポイズンアイビーのための残っている治療は、緩和ケアを軸として展開される。ベナドリル局所クリーム(Pfizer)は、ポイズンアイビー、ポイズンオーク及びポイズンスマックの毛細血管性出血及び浸出を乾燥し、痛み及びそう痒を一時的に軽減する。

ポイズンアイビー/オークの抽出物含む、1950年代から利用されている複合脱感作療法(感作された個人における感受性の除去)が存在しているが、確実に効果的なものは未だ無い(31、32)。この技法は、ウルシオールの種々の製剤の経口摂取又は非経口注射からなる。幾つかの報告は、成功を記載するものの(31、32)、脱感作のレベルは変化しやすく、永続的でない。加えて、該療法は、粘膜の、皮膚の及び全身性副作用を引き起こす。従って、このアプローチは、大部分が放棄されている。

植物抽出物投与による減感作(感作された個人における感受性の程度の低下;耐性化)は、獲得するのが困難である。それは、作り出すために大量摂取及び数ヶ月又は数年を要し、感受性は治療の停止において急速に回復される(18、31)。この目的のためのRhus抽出物(アレルゲン性成分ウルシオール類を含む)の使用の利点及び安全性は、それらが1917年に最初に投与されてから議論トピックスでとなっている。Rhus抽出物及びアレルゲンの臨床使用に関連する幾つかの総説が記載されてきた(23、33、34)。

遊離形態にある投与されたウルシオール類の活性の欠如のための理由は、ウルシオール類のカテコール部位と血漿タンパク質との高い反応性に因るものであり得る。想定上、一度吸収されると、ウルシオール類はタンパク質と不可逆的に結合し“不活性化”となる。我々は、ポイズンアイビー皮膚炎の耐性又は予防的治療の形成において効果的であるためには、ウルシオール類が細胞膜に結合することが必須であろうことを、理屈づけた。これを考慮に入れて、我々は以前、溶解及び洗浄された血球からの血球膜の懸濁液中にウルシオール溶液を添加することにより、ポイズンアイビー ウルシオールが細胞膜に結合した複合体を調製し、その後、この懸濁液をドナー動物再注入した(18)。我々は、耐性が、モルモット赤血球膜と結合した3−n−ペンタデシルカテコール(ポイズンアイビー ウルシオールの飽和した同族体)の投与により形成されることを示した(18)。

このアプローチで成功したため、エステルの幾らかが血球の表面で加水分解され得、それにより、膜に結合し得る遊離のウルシオールが生じることにおいて、ウルシオールエステルの投与がより効果的であろうことを、我々は論理化した。ウルシオールエステルの投与は、例えば、皮下注射(“s.c.”)、筋肉注射(“IM”)、静脈注射(“IV”)、鼻腔内投与経粘膜投与及び直腸投与を介するものであり得る。モルモットモデルにおけるポイズンアイビーウルシオールに対する耐性は、ナイーブモルモットにおけるポイズンアイビー及びオークウルシオール類の二酢酸エステルのIV注射により達成され、完全な脱感作又は減感作は、感作された動物において、同じ治療により達成された(35)。ポイズンアイビー及びポイズンオーク ウルシオール類の経口投与の有効性が、感作されたモルモットを脱感作するための各エステル化された誘導体の使用と比較された(36)。エステル化された誘導体は、遊離のウルシオール類により提供されたものよりも大きな程度の減感作を提供し、該減感作は、より長い持続時間を示した。我々は、ウルシ
オールエステルが最も効果的であるためには、非経口投与が必要であると結論付けた。従って、我々は、ポイズンアイビー ウルシオール皮膚炎に対する減感作のために効果的である単回投与療法のための潜在力を評価するための研究を実施した(37)。減感作は、20mgの単回の筋肉内投与量において達成された。

ウルシオール類を使用するポイズンアイビー/オーク皮膚炎の予防的治療のための作用機構は、不明であるが、併発するCD8+T細胞の下方制御を伴うCD4+T細胞増殖上方制御を含み得る。

概要

ポイズンアイビー皮膚炎の予防/予防的治療のための組成物を提供する。本発明は、1以上の態様において、ポイズンアイビー及びポイズンオークにより引き起こされる接触皮膚炎の予防及び/又は予防的治療のための組成物として、3−n−ペンタデシルカテコール(ポイズンアイビーウルシオールの飽和した同族体)及び/又は3−n−ヘプタデシルカテコール(ポイズンオーク ウルシオールの飽和した同族体)の誘導体を含む。本発明はまた、そのような化合物の製造方法も目的とする。開示されるものは、一般式(IA)[式はここに入れられる]で表されるウルシオールエステルを含む、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対して対象者を耐性化及び脱感作するために有効である化合物である。ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対する、ヒトを含む哺乳類の耐性化及び脱感作は、ウルシオールエステル化合物の少なくとも1種を含む製剤の投与により達成される。A

目的

バリアプロダクツ(barrier products)としても知られる、ウルシオールと角質層との接触をブロックし、その侵入を防止する何れの物質も、幾らかの保護を多分提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

下式(I)(式中、R1は、11乃至19個の炭素原子を有するアルキル基又はその不飽和同族体又はそれらの混合物を表し、R2及びR3は、それぞれ独立して、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせ又はジカルボン酸又はジカルボン酸誘導体から誘導された基を表すが、但し、R1がヘプタデシル基又はペンタデシル基である場合、R2及びR3はアラニンではあり得ない。)で表される、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンにより引き起こされる接触皮膚炎に対して対象者脱感作するために有効なウルシオールエステル

請求項2

R1はペンタデシル基を表す請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項3

R1はヘプタデシル基を表す請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項4

R1はノナデシル基を表す請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項5

前記エステルは、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせのエステルを表す請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項6

前記エステルは、ジカルボン酸又はジカルボン酸誘導体から誘導されたエステルを表す請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項8

R2及びR3は、何れも−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート又はジペプチドバリン−バリンのエステルを表す請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項9

ゴマ種子油及び約2乃至12体積%のベンジルアルコール及び約0乃至10体積%のエチルアルコール中に、下式(I)(式中、R1は、11乃至19個の炭素原子を有するアルキル基又はその不飽和の同族体又はそれらの混合物を表し、R2及びR3は、それぞれ独立して、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせ又はジカルボン酸又はジカルボン酸誘導体から誘導された基を表す。)で表される、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンにより引き起こされる接触皮膚炎に対して対象者を脱感作するために有効なウルシオールエステルの少なくとも1種を含む医薬製剤

請求項10

前記組成物非経口投与されるように適合される請求項9記載の医薬製剤。

請求項11

前記ウルシオールエステルは、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネート又は3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネートである請求項1記載のウルシオールエステル。

請求項12

前記ウルシオールエステルは、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネート又は3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネートである請求項9記載の医薬製剤。

請求項13

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項12記載の医薬製剤。

請求項14

R1はペンタデシル基を表す請求項9記載の医薬製剤。

請求項15

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項14記載の医薬製剤。

請求項16

R1はヘプタデシル基を表す請求項9記載の医薬製剤。

請求項17

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項16記載の医薬製剤。

請求項18

R1はノナデシル基を表す請求項9記載の医薬製剤。

請求項19

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項18記載の医薬製剤。

請求項20

前記エステルは、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせのエステルを表す請求項9記載の医薬製剤。

請求項21

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項20記載の医薬製剤。

請求項22

前記ウルシオールエステルの少なくとも1種が、ゴマ種子油及び約2乃至12体積%のベンジルアルコール及び約5乃至10体積%のエチルアルコール中に存在する請求項9記載の医薬製剤。

請求項23

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項22記載の医薬製剤。

請求項24

前記ウルシオールエステルの少なくとも1種は、ジカルボン酸又はジカルボン酸誘導体のエステルを表す請求項9記載の医薬製剤。

請求項25

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項24記載の医薬製剤。

請求項26

前記ウルシオールエステルの少なくとも1種が、ゴマ種子油及び約2乃至12体積%のベンジルアルコール及び約5乃至10体積%のエチルアルコール中に存在する請求項24記載の医薬製剤。

請求項27

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項26記載の医薬製剤。

請求項28

前記ウルシオールエステルの少なくとも1種が、ゴマ種子油及び約2体積%のベンジルアルコール及び約8体積%のエチルアルコール中に存在する請求項9記載の医薬製剤。

請求項29

R2及びR3は、何れも−4−(4−アミノフェニル)−ブチレートを表す請求項8記載のウルシオールエステル。

請求項30

R2及びR3は、何れも−4−(4−アミノフェニル)−ブチレートを表す請求項9記載のウルシオールエステルの少なくとも1種を含む医薬製剤。

請求項31

前記組成物は非経口で投与されるように適合される請求項30記載の医薬製剤。

請求項32

前記ウルシオールエステルが、ゴマ種子油及び約2体積%のベンジルアルコール及び約8体積%のエチルアルコール中に存在する請求項30記載の医薬製剤。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
これは、今や失効した、2008年4月3日に出願された米国仮出願第61/042,118号の優先権を主張する、2009年4月3日に出願された国際特許出願PCT/US09/39472号の§371米国国内段階にある、2012年12月14日に出願され且つ2013年7月16日に米国特許第8,486,998号として発行された米国特許出願第12/936,204号の分割である、2010年12月14日に出願され且つ2015年5月12日に米国特許第9,029,417号として発行された米国特許出願第13/860,861号の分割である、2015年4月1日に出願された米国特許出願第14/675,773号の一部継続出願であるが、その全ての開示は、それらの全てを参照することによりここに組み込まれる。

0002

本発明の分野
本発明は、一般に、ポイズンアイビー皮膚炎の予防及び/又は予防的治療のための組成物及び製剤、そのような組成物を使用する方法、及びそのような組成物の製造方法に関する。

背景技術

0003

本発明の背景
ポイズンアイビー(Toxicodendron radicans)、ポイズンオーク(T.diversilobum)及びポイズンスマック(T.vernix)は毎年1−5千万人のアメリカ人に影響を与え(1)、アメリカ合衆国における職業性皮膚炎の主原因である(2)。一般成人人口におけるポイズンアイビー及びポイズンオーク感受性有病率は、50%ないし70%の範囲である(3、4)。感作最大頻度は、8−14の間に生じる(5)。ウルシオール感受性に対する遺伝的感受性は、2人のウルシオール感受性の親の子として生まれた子供の80%が感受性になることを示唆する(6)。消火林業及び農業に関連する野外活動並びに外で働く職業は、顕著な医療費がかかり及び労働者障害を与えるリスクが高い。各火災シーズンにおいて、カルフォニア州、オレゴン州及びワシントン州における林業労働者の約3分の1が、ポイズンオーク皮膚炎により障害を負う(7)。この障害は、殆どの救急医療及び初期診療内科医及び皮膚科医に、非常によく知られている(8)。

0004

皮膚原性成分を伴うウルシ科植物の他の属は、Anacardium(カシューナッツ)、Semicarpus(インディアイクツリー、Metopium(ポイズンウッド)及びMangifera(マンゴー)を含む。これらの植物の殆どにおけるアレルゲン性成分は、C−15又はC−17の側鎖及び異なる不飽和度(0−3個のオレフィン性結合)を有する3−n−アルキルアルケニルカテコール類である(9−12)。ウルシオールは、ポイズンアイビー、ポイズンオーク及びの木(Asian lacquer tree)中に存在するアレルゲン性成分の典型である(13)。それは、飽和であるか又は1個、2個若しくは3個の不飽和結合を有する、3位又は4位において、C15又はC17の炭化水素鎖置換されたカテコール環を有する(14)。カテコール環と脂肪族鎖の両方は、ウルシオール類のアレルゲン性において重要な役割を演じることが証明されている(15−17)。これらのカテコール類と感受性の対象者の皮膚との接触は、結果として、ウルシ科植物の全てのウルシオール類に対する感作を生じる(18)。一度、感受性が獲得されると、取り除くことは、不可能ではないとしても、困難である。

0005

アレルギー性接触皮膚炎(ACD)は、体が異物として認識する物質との直接的な皮膚
接触から生じる。結果として生じる皮膚炎症は、樹状細胞依存性遅延型過敏性免疫反応である。それは、まぶた及び性器の皮膚のような薄皮表面において、より多く発生する。このタイプの応答は、ハプテンとして作用し得る多くの化合物に対する皮膚曝露により誘発される。これらのハプテンは、タンパク質又はペプチドの個別のアミノ酸残基に結合した後に免疫原性となる。臨床症状は、感作相により先行されるが、それは、臨床的無症状である。接触過敏性げっ歯類モデルは、ACDの機構の理解に貢献している。感作の間に、アレルゲン/ハプテン(このケースにおいては、ウルシオール)を持ち上げる樹状細胞(DCs)が、それらが成熟する流入領域リンパ節(LNs)に移動し、副刺分子発現し、抗原をナイーブ細胞提示することが知られている(19−20)。成熟したDCs並びにナイーブT細胞は、LNsにおいて発現されたケモカインによりLNsに引き寄せられる(19、21)。

0006

感作されたヒトがハプテン/ウルシオールに曝露された場合、特異的なT細胞(CD8+及びCD4+)は、ケモカインの影響下で、該細胞が広範な増殖を受ける皮膚における曝露の部位に移動する(19)。活性されたT細胞は、その後産生され及び高レベルサイトカインを放出し、それにより、炎症及び/又は浮腫誘導する炎症過程を引き起こす。CD8+の障害性リンパ球が、ACDの発現に関与する主なエフェクター細胞であることが示唆されている。これらの細胞は、抗原投与初期に召集される。CD4+T細胞サブセットは、下方制御性の細胞であり、ACDの回復相における72時間後に、皮膚損傷中に見られる(22)。ウルシオールの経皮吸収は、他の脂溶性物質のそれと似ている。これらの分子は、角質層細胞間脂質を通して選択的に皮膚に入る。バリプロダクツ(barrier products)としても知られる、ウルシオールと角質層との接触をブロックし、その侵入を防止する何れの物質も、幾らかの保護を多分提供するだろう。多くの市販製品が開発され、ウルシオール皮膚炎の予防においてそれらの有効性試験され、これらの実験公開された(1、23−28)。現在、2〜3の物質が幾らかの現実的な利益を提供している(1、23、24)。

0007

パイロット研究において、1つの生成物有機クレイクオタニウム−18ベントナイト)がEpstein(23)により試験され、実験的なウルシオール皮膚炎の予防において、ベントナイト、カオリン又はシリコンよりも、より効果的であることが見出された。1992年において、Grevelink等(24)は、バリアプロダクツの有効性に関する最高現代総説を開示した。彼らはまた、9点の世界的な重症度スコアを使用する20人のボランティアにおいて、実験的ウルシオール皮膚炎の予防における7種の市販製品の有効性も比較した。ストックガード(Stockhausen,グリーンボロ,ノースカロライナ州)、ホリスター・モイスチャー・バリア(Hollister,Inc.,リバティービルイリノイ州)及びハイドロペル(C&M Pharmacol, Inc.,ヘーゼルパークミシガン州)は、かなりの程度の保護を提供する。これらの製品は、それぞれ、59%、53%及び48%の保護を提供する。アイビー・シールド(Interpro,Inc.,ハーバーヒルマサチューセッツ州)、シールド・スキン(Mantor Corp.,ミネアポリス,ミネソタ州),デルモフィルム(Innovetec,ブリュッセルベルギー)及びユニダーム(Smith and Nephew, Inc.,ラルゴ,フロリダ州)は、それぞれ、22%、13%、3%、15%及び9%の、(例えあったとしても)遥かに低いレベルの保護しか提供しない(24)。別の皮膚保護製品である、トピカル・スキン・プロテクタント(TSP)は、ペルフルオロポリエーテルオイル中に混合されたポリテトラフルオロエチレンPTFE)樹脂から構成される(29)。Vidmar及びIwaneは、TSPが、192の一対の試験部位の全部で34において皮膚炎を完全に予防し、22の一対の部位においては痕跡程度のみしか軽減しなかったことを報告した(29)。

0008

皮膚炎の治療は、主に症候性である。重症患者のために、プレドニゾンのような経口
副腎皮質ステロイド漸減用量が使用され得る。プレドニゾンは、種々の疾患に対する免疫システムの応答を減少して、腫れ及びアレルギー型反応のような症状を減少する、副腎皮質ステロイドホルモン糖質コルチコイド)である。しかしながら、それらは副腎皮質ステロイドの少用量を短過ぎる期間送達し、しばしばリバウンド反応を生じるため、副腎皮質ステロイドの入手可能な“ドーズパック(dose packs)”は、殆ど役に立たない(30)。

0009

ACDに関連するポイズンアイビーのための残っている治療は、緩和ケアを軸として展開される。ベナドリル局所クリーム(Pfizer)は、ポイズンアイビー、ポイズンオーク及びポイズンスマックの毛細血管性出血及び浸出を乾燥し、痛み及びそう痒を一時的に軽減する。

0010

ポイズンアイビー/オークの抽出物含む、1950年代から利用されている複合脱感作療法(感作された個人における感受性の除去)が存在しているが、確実に効果的なものは未だ無い(31、32)。この技法は、ウルシオールの種々の製剤の経口摂取又は非経口注射からなる。幾つかの報告は、成功を記載するものの(31、32)、脱感作のレベルは変化しやすく、永続的でない。加えて、該療法は、粘膜の、皮膚の及び全身性副作用を引き起こす。従って、このアプローチは、大部分が放棄されている。

0011

植物抽出物投与による減感作(感作された個人における感受性の程度の低下;耐性化)は、獲得するのが困難である。それは、作り出すために大量摂取及び数ヶ月又は数年を要し、感受性は治療の停止において急速に回復される(18、31)。この目的のためのRhus抽出物(アレルゲン性成分ウルシオール類を含む)の使用の利点及び安全性は、それらが1917年に最初に投与されてから議論トピックスでとなっている。Rhus抽出物及びアレルゲンの臨床使用に関連する幾つかの総説が記載されてきた(23、33、34)。

0012

遊離形態にある投与されたウルシオール類の活性の欠如のための理由は、ウルシオール類のカテコール部位と血漿タンパク質との高い反応性に因るものであり得る。想定上、一度吸収されると、ウルシオール類はタンパク質と不可逆的に結合し“不活性化”となる。我々は、ポイズンアイビー皮膚炎の耐性又は予防的治療の形成において効果的であるためには、ウルシオール類が細胞膜に結合することが必須であろうことを、理屈づけた。これを考慮に入れて、我々は以前、溶解及び洗浄された血球からの血球膜の懸濁液中にウルシオール溶液を添加することにより、ポイズンアイビー ウルシオールが細胞膜に結合した複合体を調製し、その後、この懸濁液をドナー動物再注入した(18)。我々は、耐性が、モルモット赤血球膜と結合した3−n−ペンタデシルカテコール(ポイズンアイビー ウルシオールの飽和した同族体)の投与により形成されることを示した(18)。

0013

このアプローチで成功したため、エステルの幾らかが血球の表面で加水分解され得、それにより、膜に結合し得る遊離のウルシオールが生じることにおいて、ウルシオールエステルの投与がより効果的であろうことを、我々は論理化した。ウルシオールエステルの投与は、例えば、皮下注射(“s.c.”)、筋肉注射(“IM”)、静脈注射(“IV”)、鼻腔内投与経粘膜投与及び直腸投与を介するものであり得る。モルモットモデルにおけるポイズンアイビーウルシオールに対する耐性は、ナイーブモルモットにおけるポイズンアイビー及びオークウルシオール類の二酢酸エステルのIV注射により達成され、完全な脱感作又は減感作は、感作された動物において、同じ治療により達成された(35)。ポイズンアイビー及びポイズンオーク ウルシオール類の経口投与の有効性が、感作されたモルモットを脱感作するための各エステル化された誘導体の使用と比較された(36)。エステル化された誘導体は、遊離のウルシオール類により提供されたものよりも大きな程度の減感作を提供し、該減感作は、より長い持続時間を示した。我々は、ウルシ
オールエステルが最も効果的であるためには、非経口投与が必要であると結論付けた。従って、我々は、ポイズンアイビー ウルシオール皮膚炎に対する減感作のために効果的である単回投与療法のための潜在力を評価するための研究を実施した(37)。減感作は、20mgの単回の筋肉内投与量において達成された。

0014

ウルシオール類を使用するポイズンアイビー/オーク皮膚炎の予防的治療のための作用機構は、不明であるが、併発するCD8+T細胞の下方制御を伴うCD4+T細胞増殖上方制御を含み得る。

先行技術

0015

Praiser,D.M.,Ceilley,R.I.,Lefkovits,A.M.,Katz,B.E及びPaller,A.S.2003年.Poison ivy,oak and sumac,Derm.Insights.4巻:26−18頁.
ElSohly,M.A.,Benigni,D.A.,Torres,L.及びWatson,E.S.1983年.Synthesis and Antiallergenic Properties of 3−n−Pentadecyl− and 3−n−Heptadecylcatechol Esters.Journal of Pharmaceutical Sciences.72巻:792−795頁.
Marks,J.G.及びDeleo,V.A.1992年.Contact and occupational dermatology.213−217頁.Moby−Year Book.St Louis.
Marks,J.G. 1989年.Poison ivy and poison oak allergic contact dermatitis.J. Allergy Clin Immunol.9巻:497−506頁.
Fisher,A.A.及びMitchell,J.C.1995年.Toxicodendron plants and species.In:Rietschel RL,ed.Fisher’s Contact Dermatitus.4th ed.Baltimore,MD:Williams & Wilkins.461−523頁.
Epstein,W.L.1987年.The poison ivy picker of pennypack park:the continuing saga of poison ivy.J Invest Dermatol.88巻(付録3)7−11頁.
Epstein,W.L.1994年.Occupational poison ivy and oak dermatitis.Dermatol Clin.12巻:511−516頁.
Gladman,A.C.2006年.Toxicodendron Dermatitus:Poison Ivy,Oak and Sumac.Wilderness and Enviromental Medicine,17巻:120−128頁.
Symes,W.F.及びDawson,C.R.1954年.Poison ivy urushiol.J.Am.Chem.Soc.76巻:2959−2963頁.
Sunthankar,S.V.及びDawson,C.R.1954年.The structural identification of the olefinic components of Japanese Lac urushiol.J.Am.Chem.Soc.76巻:5070−5074頁.
Markiewitz,K.H.及びDawson,C.R.1965年.On the Isolation of Allergenically Active Components of the Toxic Principle of Poison Ivy.J.Org.Chem.30巻:1610−1613頁.
Billets,S.,Craig,J.C.,Corbett,M.D.及びVickery,J.F.1976年.Component analysis of urushiol content of poison ivy and poison oak.Phytochemistry.15巻:533−535頁.
Tyman,J.H.P.1996年.Studies in Organic Chemistry 52巻.p.465−546.In Synthetic and Natural Phenols.Elsevier.
Xia,Z.,Miyakoshi,T.及びYoshida,T.2004年.Lipoxygenase−catalysed polymerization of phenolic lipidssuggests a new mechanism for allergic contact dermatitis induced by urushiol and its analogs.Biochemical and Biophysical Research Communication.315巻:704−709頁.(その中の参照)
Byck,J.S.及びDawson,C.R.1968年.Assay of protein−quinone coupling involving compounds structurally related to the active principal of poison ivy.Anal.Biochem.25巻:123−135頁.
Benezra,C.1990年.Molecular recognition in allergic contact dermatitis tonatural products.Pure Appl.Chem.62巻:1251−1258頁.
Kalish,R.S.1991年.Recent developments in the pathogenesis of allergic contact dermatitis.Arch.Dermatol.127巻:1558−1563頁.
Watson,E.S.,Murphy,J.C.,Wirth,P.W.,ElSohly,M.A.及びSkierkowski,P.1981年.Immunological Studies of Poisonous Anacardiaceae:Production of Tolerance in Guinea Pigs using 3−n−Pentadecylcatechol−“Modified”Autologous Blood Cells,Journal of Pharmaceutical Sciences.70巻:785−789頁.(その中の参照)
Sebastiani,S.,Albanesi,C.,De PO,Puddu,P.,Cavani,A,及びGirolomoni,G.2002年.The role of chemokines in allergic contact dermatitis.Arch Dermatol Res 293巻:552−559頁.
Sanchez−Sanchez,N.,Riol−Blanco,L.及びRodriguez−Fernandez,J.L.2006年.The multiple personalities of the chemokine receptorCCR7 in dendritic cells.J Immunol.176巻:5153−5159頁.
Ebert,L.M.,Schaerli,P.及びMoser,B.2005年.Chemokine−mediated control of T cell traffic in lymphoid and peripheral tissues.Mol Immunol 42巻:799−809頁.
Akiba,H.,Kehren,J.,Ducluzeau,M.T.,Krasteva,M.,Horand,F.,Kaiserlian,D.,Kaneko,F.及びNicolas,J.F.2002年.Skin Inflammation During Contact Hypersensitivity is Mediated by Early Recruitment of CD8+ T Cytotoxic 1 Cells inducing Keratinocyte Apoptosis.J.Immunol 168巻:3079−3087頁.
Epstein,W.L.1989年.Topical prevention of poison ivy/oak dermatitis.Arch Dermatol.125巻:499−501頁.
Grevelink,S.A.,Murrell,D.F.及びOlsen,E.A.1992年.Effectiveness of various barrier preparations in preventing and/or ameliorating experimentally produced Toxicodendron dermatitis.J.Am.Acad.Dermatol.27巻:182−188頁.
Schwartz,L.,Warner,L.H.及びGoldman,F.H.1940年.Protective ointment for the prevention of poison ivy dermatitis.Public Health Rep.55巻:1327−1333頁.
Shelmire,B.1941年.Sodium perborate ointment and poison ivy dermatitis.JAMA.116巻:681−683頁.
Orchard,S.1984年.Barrier creams.Dermatol.Clin.2巻:619−629頁.
Orchard,S.M.,Fellman,J.H.及びStorrs,F.J.1987年.Topical substances which prevent poison ivy Allergic contact dermatitis.Acta Derm Venereol Suppl(Stockh).134巻:103−106頁.
Vidmar,D.A.及びIwane,M.K.1999年.Assessment of the Ability of the Topical Skin Protectant (TSP) to Protect Against Contact Dermatitis to Urushiol (Rhus) Antigen.American Journal of Contact Dermatitis.10巻:190−197頁.
Sanfilippo,A.M.,Barrio,V.,Kulp−Shorten,C.及びCallen,J.P.2003年.Common Pediatric and Adolescent Skin Conditions.J.Pediatr.Adolesc.Gynecol.16巻:269−283頁.
Kligman,A.M.1958年.Hyposensitization against Rhus dermatitis.Arch Dermatol.78巻:47−72頁.
Rietschel,R.L.及びFowler,J.F.1995年.Toxicondendron plants and species.p.461−523 In Fisher AA,(ed): Fisher Contact Dermatitis(ed 4).Lea & Febiger.Philadelphia, PA.
Epstein,W.L.,Baer,H.,Dawson,C.R.及びKhurana,R.G.1974年.Poison oak hyposensitization evaluation of purified urushiols.Arch.Dermatol.109巻:356−360頁.
Stevens,F.A.1945年.Status of poison ivy extracts.JAMA.127巻:912−921頁.
Watson,E.S.,Murphy,J.C.,Wirth,P.W.,Waller,C.W.及びElSohly,M.A.1981年.Immunologic Studies of Poisonous Anacardiaceae:1.Production of Tolerance and Desensitization to Poison Ivy and Oak Urushiols Using Esterified Urushiol Derivatives in Guinea Pigs.The Journal of Investigative Dermatology.76巻:164−170頁.
Watson,E.S.,Murphy,J.C.及びElSohly,M.A.1983年.Immunologic Studies of Poisonous Anacardiaceae:Oral Desensitization to Poison Ivy and Oak Urushiols in Guinea Pigs.The Journal of Investigative Dermatology.80巻:149−155頁.
Walker,L.A.,Watson,E.S.及びElSohly,M.A.1995年.Single dose parenteral hyposensitization to poison ivy urushiol in guinea pigs.Immunopharmacology and Immunotoxicology.17巻:565−576頁.

0016

発明の概要
本発明は、1以上の態様において、ポイズンアイビー及びポイズンオーク並びにウルシ科及びイチョウ科の他のACDを引き起こす植物により引き起こされた接触皮膚炎の予防及び/又は予防的治療のための潜在的な組成物として、ポイズンアイビーウルシオール又は3−n−ペンタデシルカテコール(ポイズンアイビー ウルシオールの飽和した同族体)及び/又はポイズンオーク ウルシオール又は3−n−ヘプタデシルカテコール(ポイズンオーク ウルシオールの飽和した同族体)の誘導体を含む。更に、本発明は、そのような化合物の製造方法のために行われる。特に、一般式(I)で表されるウルシオールエステルを含む、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンにより引き起こされる接触皮膚炎に対する耐性及び脱感作のために有効である開示された化合物が存在する。



ここで、R1は、11乃至19個の炭素原子を有するアルキル基又はその不飽和の同族体又はそれらの混合物を表し、R2及びR3は、それぞれ独立して、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせ(即ち、ジ、トリ、又はポリペプチド残基)、カルバメート形成化合物又は硫酸エステル若しくはリン酸エステル又はジカルボン酸のエステルから誘導された残基を表す。好適な置換基は、R1がペンタデシル基、ヘプタデシル基、ノナデシル基、モノ
レフィン性のペンタデシル基、モノオレフィン性のヘプタデシル基、ジオレフィン性のペンタデシル基、ジオレフィン性のヘプタデシル基、トリオレフィン性のペンタデシル基及びトリオレフィン性のヘプタデシル基である化合物を含む。

0017

本発明はまた、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対して、ヒトを含む哺乳類を耐性化及び脱感作する方法であって、本発明中で開示されるような、化合物又は化合物の混合物を含む組成物を、前記哺乳類に投与することから基本的に構成される方法を行うことにもある。この出願の関連で、脱感作は、感作された対象者における感受性の除去並びに感作された対象者の感受性の程度における減少(減感作又は耐性化)を包含するように意図される。同様に、この発明の組成物の製造方法も開示される。

0018

遊離塩基及び遊離塩基配合物の概要
本発明は、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンにより引き起こされる接触皮膚炎に対して対象者を脱感作するために有効であるウルシオールエステルに関するものである。これらのエステルは、下式(IA)を有する。



ここで、R1は、11乃至19個の炭素原子を有するアルキル基又はその不飽和の同族体又はそれらの混合物を表し、R2及びR3は、それぞれ独立して、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせ又はジカルボン酸又はジカルボン酸誘導体から誘導された基を表す。本発明から除外されるものは、R1がヘプタデシル基又はペンタデシル基であり、R2及びR3がアラニンではあり得ない場合である。R1の説明に役に立つが限定されない例は、ペンタデシル基、ノナデシル基又はヘプタデシル基である。

0019

本発明のウルシオールエステルの説明に役に立つ例は、R2及びR3が、何れも−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート



又はジペプチドバリン−バリンのエステル



であるエステルを含む。更に、本発明のウルシオールエステルは、前記ウルシオールエステルが、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネート又は3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネートであるところのエステルであり得る。

0020

本発明は更に、ゴマ種子油及び約2乃至12%のベンジルアルコール及び約0乃至10%のエチルアルコール中に、式(IA)



で表される、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンにより引き起こされる接触皮膚炎に対して対象者を脱感作するために有効なウルシオールエステルの少なくとも1種を含む医薬製剤を包含する。

0021

本医薬製剤は、特に、非経口的に投与されるのに適する。
本医薬製剤は、ウルシオールエステルであって、該エステルがアミノ酸若しくはアミノ酸の組み合わせのエステル又はジカルボン酸若しくはジカルボン酸誘導体のエステルであるエステルを含み得る。

0022

本製剤の説明に役に立つエステルは、例えば、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−4−(4−アミノフェニル)−ブチレート、3−n−ペンタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネート又は3−n−ヘプタデシルカテコール−ジ−バリニルバリネートを含む。R1がノナデシル基であるエステルがまた、この発明の製剤に包含される。

0023

本医薬製剤の好ましい範囲は、ゴマ種子油及び約2乃至12%のベンジルアルコール及び約5乃至10%のエチルアルコール中のウルシオールエステルである。更に好ましい範囲は、製剤が、ゴマ油及び2%(2乃至10)のベンジルアルコール及び約10%のエチルアルコール中のウルシオールエステルとなるものである。

図面の簡単な説明

0024

図面の簡単な説明
上記及び本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付される図面と共に考慮された際に、以下の詳細な説明からより明らかとなるだろう:
図1A、1B及び1Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#1の結果である。
図1A、1B及び1Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#1の結果である。
図1A、1B及び1Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#1の結果である。
図2A、2B及び2Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#2の結果である。
図2A、2B及び2Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#2の結果である。
図2A、2B及び2Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#2の結果である。
図3A、3B及び3Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#3の結果である。
図3A、3B及び3Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#3の結果である。
図3A、3B及び3Cは、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#3の結果である。
図4A〜4Eは、試験#3からの、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での、それぞれの、皮膚病変撮影写真である。
図4A〜4Eは、試験#3からの、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での、それぞれの、皮膚病変の撮影写真である。
図4A〜4Eは、試験#3からの、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での、それぞれの、皮膚病変の撮影写真である。
図4A〜4Eは、試験#3からの、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での、それぞれの、皮膚病変の撮影写真である。
図4A〜4Eは、試験#3からの、全ての試験群I−Vにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での、それぞれの、皮膚病変の撮影写真である。
図5A、5B及び5Cは、試験群IV及びVにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#3の結果である。
図5A、5B及び5Cは、試験群IV及びVにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#3の結果である。
図5A、5B及び5Cは、試験群IV及びVにおける、ウルシオール抗原投与後、それぞれ、24時間、48時間及び72時間での試験#3の結果である。
図6は、試験群IVにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での皮膚病変を示す1連の写真である。
図7は、試験群Vにおける、ウルシオール抗原投与後72時間での皮膚病変を示す1連の写真である。
図8は、図1A〜1C乃至図3A〜3Cにおいて示された結果のための、本発明に従って生産された剤の有効性を決定するための一般的手順を示す、図式的な研究設計である。
図9は、腹部皮膚におけるウルシオール抗原投与用量の注射部位の図式的な提示である。
図10:PDC−バリニネート−アリルのマスクロマトグラムである。
図11:PDC−バリニネートのマスクロマトグラムである。
図12:PDC−アラニネート−アリルのマスクロマトグラムである。
図13:PDC−アラニネートのマスクロマトグラムである。
図14:PDC−グルタミネートのマスクロマトグラムである。
図15:PDC−APBのHPLCクロマトグラムである。
図16溶媒としてのCDCl3中のPDC−APBの1H−NMRである。
図17:溶媒としてのCDCl3中のPDC−APBの炭素NMRである。
図18:溶媒としてのCDCl3中のPDC−APBのDEPT135NMRである。
図19:PDC−APBの質量スペクトルである。
図20A:ゴマ種子(SS油中の10%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量HPLC純度分析である。
図20B:SS油中の10%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図21A:ゴマ種子(SS)油中の12%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図21B:SS油中の12%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図22A:ゴマ種子(SS)油中の11%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図22B:SS油中の11%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図23A:ゴマ種子(SS)油中の5%エタノール、10%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図23B:SS油中の5%エタノール、10%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図24A:ゴマ種子(SS)油中の10%エタノール、10%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図24B:ゴマ種子(SS)油中の10%エタノール、10%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図25A:ゴマ種子(SS)油中の20%安息香酸ベンジルのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図25B:ゴマ種子(SS)油中の20%安息香酸ベンジルの相対存在量のHPLC純度分析である。
図26A:ゴマ種子(SS)油中の10%安息香酸ベンジルのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図26B:ゴマ種子(SS)油中の10%安息香酸ベンジルの相対存在量のHPLC純度分析である。
図27A:ゴマ種子(SS)油中の8%エタノール、2%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図27B:ゴマ種子(SS)油中の8%エタノール、2%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図28A:ゴマ種子(SS)油中の10%エタノール、2%ベンジルアルコールのピーク領域及び相対存在量のHPLC純度分析である。
図28B:ゴマ種子(SS)油中の10%エタノール、2%ベンジルアルコールの相対存在量のHPLC純度分析である。
図29A:#1の抗原投与後24時間における皮膚反応及び採点である、ビヒクルと比較して*p<0.05。
図29B:#1の抗原投与後48時間における皮膚反応及び採点である、ビヒクルと比較して*p<0.05。
図29C:#1の抗原投与後72時間における皮膚反応及び採点である、ビヒクルと比較して*p<0.05。
図30A:#2の抗原投与後24時間における皮膚反応及び採点である、ビヒクルと比較して*p<0.05 #p<0.01。
図30B:#2の抗原投与後48時間における皮膚反応及び採点である、ビヒクルと比較して#p<0.05。
図30C:#2の抗原投与後72時間における皮膚反応及び採点である、ビヒクルと比較して#p<0.01。

0025

発明の詳細な説明
戦略は、ウルシノールのエステル誘導体を含んで発展した。前記誘導体は、投与の後に迅速に血流に到達することができ、血球の表面で加水分解され得、結果として活性な遊離ウルシオールの発生を生じるが、それは、その後、細胞膜に結合することができる。ウルシオール−細胞膜複合体は、脱感作を引き起こす活性本体であると信じられている。

0026

アミノ酸エステルにより、フェノール性の基が、そのようなエステルを形成することができるカルボキシ基並びにアミノ基を有する化合物とエステル化されている、ウルシオール類及びウルシオール同族体のエステルが意図される。
ウルシオール“アミノ酸エステル”により、例えば、ウルシオールのモノ−又はジ−アミノ酸エステルが意図される。アミノ酸基単数)又は基(複数)は、当然ながら、何れのアミノ酸、ポリ(アミノ酸)又はペプチドも起源とし得る。

0027

本アミノ酸エステルを作成するために有用な化合物は、天然アミノ酸及び合成アミノ酸の両方並びにジ−、トリ−又はポリペプチドを含む。
有用なアミノ酸は、例えば、アラニン、アルギニンアスパラギンアスパラギン酸
システイングルタミングルタミン酸グリシンヒスチジンイソロイシンロイシンリジンメチオニンフェニルアラニンプロリンセリンスレオニントリプトファンチロシン、バリン、ホモセリンホモセリンラクトン及びノルロイシンを含む。

0028

ウルシオールのカルバメート誘導体により、フェノール性のヒドロキシ基カルバメート結合に変換され、且つ、カルバメート形成材料の残基がカルボキシル基を含む、ウルシオール誘導体が意図される。
ここでは、“ジカルボン酸”により、2個のカルボキシル基(−COOH)を有する有機酸が意図される。本発明において好適なジカルボン酸は、例えば、マロン酸リンゴ酸グルタル酸及びその誘導体、並びに、コハク酸である。ジカルボン酸誘導体は、無水物及び、例えば、ジカルボン酸ハロゲン化物のようなジカルボン酸の反応性誘導体を含む。

0029

下式(I)で表されるウルシオールエステルを含む化合物が、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンにより引き起こされる接触皮膚炎に対して対象者を脱感作するために有効であることが開示される。



ここで、R1は、11乃至19個の炭素原子を有するアルキル基又はその不飽和の同族体又はそれらの混合物を表し、R2及びR3は、それぞれ独立して、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせ、カルバメート形成化合物、ジカルボン酸のエステル又はジカルボン酸誘導体又は硫酸エステル又はリン酸エステルから誘導された残基を表す。
式(I)のR1は、ペンタデシル基、ヘプタデシル基又はノナデシル基であり得る。
式Iで表される化合物は、アミノ酸又はアミノ酸の組み合わせのエステル、ジカルボン酸又はジカルボン酸誘導体を介して形成されるエステル、リン酸エステル又は硫酸エステル或いはカルバメートエステルであり得る。

0030

説明に役立つが、限定されない化合物としては、ヘプタデシルカテコールフェニルアラニネートエステル、3−ヘプタ1,2−フェニレンビス(4−アミノフェニル)ブタノエート、ヘプタデシルカテコールインドールプロピオネートエステル、ヘプタデシルカテコール−β−アラニネートエステル、ペンタデシルカテコールバリニネートエステル、ペンタデシルカテコール−ジ−バリニネートエステル、ペンタデシルカテコールグルタミネートエステル、ペンタデシルカテコールアスパラギネートエステル、ペンタデシルカテコール グルタミネート−β−アラニンジペプチドエステルを含む。

0031

本発明はまた、式(I)で表される化合物の少なくとも1種と、その好適な医薬キャリアとを含む医薬組成物も包含する。本医薬組成物は、少なくとも1種の活性物質が、ベンジルアルコール及び任意のエチルアルコールを含むゴマ種子油中に存在する医薬製剤である。

0032

これらの医薬組成物は、非経口で、経皮的に又は鼻腔内に投与されるように適合される。
本発明は更に、ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対して対して対象者を脱感作する方法であって、前記対象者に式(I)で表される化合物又は化合物の混合物を含む組成物を投与することを含む方法を包含する。
この治療方法は、対象者への非経口、経皮又は鼻腔内投与によるものであり得る。

0033

ウルシ科及びイチョウ科の植物中に含まれるアレルゲンに対して対して対象者を脱感作する本方法は、式(I)で表される化合物又は化合物の混合物を含む医薬製剤を、前記対象者に投与することを含む。

0034

以下に示される実験は、本発明の誘導体の調製方法を記載する。当業者は、これらの調製方法が、ウルシオールの種々のエステル誘導体の調製に広範に適用可能であることを認識するだろう。従って、該進行方法は例示的なものである。更に、当業者はまた、耐性化及び/又は脱感作の方法が、同様に広範に適用可能であることも認識するだろう。

0035

実験:
本誘導体は、適合性の基準として合成収率極性及び純度に基づいて評価され得、また、評価された。更に、誘導体は、モルモット動物モデルにおけるポイスンアイビー/ポイズンオークウルシオール類への感作に対する耐性の創生又は既に感作された動物の脱感作における有効性のために試験され得、また、試験された。
本発明のモルモット動物モデルのような、動物モデルにおける薬剤又は他の物質の使用による成功的治療が、ヒトを含む他の動物モデルにおける効果に対して強力に相関することは、本技術分野においてよく認識されている。

0036

ウルシオール類の誘導体の合成:
4種の異なったタイプのウルシオール類の誘導体、即ち、アミノ酸エステル、ジカルボン酸エステル、遊離の末端カルボン酸基を有するカルバメート、並びに、硫酸エステル及びリン酸エステルが調製され得る。ウルシオール類に対して極性を満足のいくように提供し及びインビボにおける加水分解能を含む適当な生物活性を満足のいくように提供する他の基がまた、熟考される。従って、進行中の生成物がまた例示される。これらの生成物は、カラムクロマトグラフィー薄層クロマトグラフィー及び高性能液体クロマトグラフィーのような異なるクロマトグラフィー技術を使用して精製され得る。融点及び元素分析一緒に、例えば、質量分析(MS)、1H−NMR、赤外線紫外線スペクトル分析(例えば、FTIR)及び13C−NMRを使用するスペクトル分析は、構造決定を実施し得る。

0037

ウルシオール類のアミノ酸エステルの合成:
ペンタデシルカテコール(PDC、1)及びヘプタデシルカテコール(HDC、2)(それぞれ、ポイズンアイビー及びポイズンオークの飽和同族体)は、構造3−12において描写されるような異なるアミノ酸とのエステルを調製するために使用され得る。他のアミノ酸及びアミノ酸ラジカル類(ジ、トリ又はポリペプチド)がまた熟考される。

0038

出発物質(1及び2)は、それぞれ、精製されたポイズンアイビー及びポイズンオーク
ウルシオール類の水素化により調製され得る。さもなくば、化合物1及び2は、実施例1−3において記載されたような、手順1、2及び3に例示されたようにして合成的に調製される。不飽和同族体、例えば、化合物(1)又は(2)が誘導体化されて形成さえ得る不飽和カテコール誘導体がまた、出発物質として、熟考される。



(1)又は(2)は、ジクロロメタン(DCM)中に溶解でき、上記された1種のようなアミノ酸(2.2当量)が該溶液に添加できる。ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、2.2当量)と共に、触媒量のジメチルアミノピリジン(4−DMAP、例えば、0.1当量)が、その後、添加でき、反応混合物を、薄層クロマトグラフィー(TLC)により出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで、攪拌しておく。

0039

好適な開始剤及び、TLCプレート紫外線分析を含む他の検出手段を使用し得、そして、当業者は、容易にそのような試剤及び/又は手法を決定することができる。例示的な手法としては:遊離のカテコール類が独特の暗青色の中間体を与えるモニタリング剤としての塩化第二鉄を含む。

0040

TLCプレートの前処理はまた、当業者の技能の範囲内であり、塩化第二鉄を用いる染色の前に、エステルのアルカリ加水分解を誘導するための、プレート噴霧としての1N
NaOHの使用を含む。再度、好適なワークアップ(workup)手法は当業者の技能の範囲内であり、分液ロート及び好適な溶媒の使用によるような、反応ろ過、分離又は洗浄、硫酸マグネシウム又は硫酸ナトリウムを使用するような有機溶媒の乾燥、及びロータリーエバポレーションによるような濃縮を含む。

0041

N−第三ブトキシカルボニル(t−Boc)で保護された生成物は、好ましくは、TLCを含むあらゆる好適な手法による画分のモニタリングを伴うシリカゲルカラククロマトグラフィーにより、主に精製される。

0042

T−BOCの脱保護:
無水テトラヒドロフラン(THF)をHClガスバブリングして飽和させる。過剰のHClガスを窒素で追い出す。その後、t−Boc誘導体は無水THF中に溶解し得る。これは、その後に、酸性のTHFの滴下添加が続く。全ての酸性のTHFの添加後、該混合物はTLC又は何れかの他の好適な手法により完全な脱保護が確認されるまで、室温で攪拌される。その後溶媒はエバポレートされる。その後、アセトンが残渣に添加され、該混合物は冷凍庫内に一晩貯蔵される。に、それにより得られた固体の生成物はろ過される。この結晶化手順は生成物の完全な回収のために繰り返され得る(スキーム1)。1及び2のアミノ酸エステルの幾つかは、アセトンにおいて高い溶解性を有し、そのため、結晶化し得ない。これらのケースにおいて、溶媒はエバポレートされて固体の生成物を生じさせるが、それは適当な溶媒から結晶化される。

0043

スキーム1:1及び/又は2のアミノ酸エステルの合成のための一般的手順

0044

PDC又はHDCプロドラッグに基づくアミノ酸の設計
モノアミノ酸誘導体に加えて、本発明はまた、2個、3個又はそれ以上のアミノ酸を伴う誘導体(ジ、トリ、又はポリペプチド誘導体)もカバーする。そのような誘導体は、それらの水溶性に加えて、改善された安定性を有し得る。ジペプチド誘導体の合成は、モノ誘導体のために記載されたものと同様の手順に従うが、それにより、モノ誘導体は、別のアミノ酸を付加してジペプチドを作るために使用され、そして、該ジペプチドは、別のアミノ酸を付加してトリペプチド誘導体等を形成するために使用される。このことは、以下の一般的なスキーム中に描写される。さもなくば、ポリペプチド誘導体のために、該ポリペプチド自体が、最初に所望の長さに合成され、続いて、該ポリペプチドを化合物1又は2と直接反応させて所望の生成物を形成する。

0045

0046

ウルシオール類のカルバメートの合成:
ペンタデシルカテコール(1)及びヘプタデシルカテコール(2)は、スキーム2で概説される以下の一般的な手順を使用して、異なるカルバメートを作るために使用され得る。出発物質は、新たに蒸留されたDCM中に溶解され、DMAP及びトリエチルアミンを添加し、続いて、クロ蟻酸4−ニトロフェニルを添加する。反応は、完全性をTLCによりモニタリングし得る。完結したらDCM中に溶解した6−アミノヘキサン酸アリルエステル又は4−(4−アミノフェニル)酪酸アリルエステルが、各々の最終生成物13−15のアリルエステルを形成するために、滴下添加される。TLCが再度、反応の完結をモニタリングし得る。保護された生成物は、異なるクロマトグラフィー手法により精製し得る。

0047

カルバメートのアリルエステルの脱保護:
生成物はDCM中に溶解することができ、フェニルシランが、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウムと一緒に該溶液に添加される。該反応混合物は、室温で攪拌され、完結をTLCによりモニタリングし得る。その後、メタノール(MeOH)が添加され、更に15分間攪拌を続ける。その後溶媒はエバポレートされ、該生成物は、クロマトグラフィー手法を使用して精製される。

0048

スキーム2.1及び/又は2のカルバメートの合成のための一般的手順

0049

ウルシオール類の硫酸エステルの合成:
出発物質(1又は2)は、無水トルエン中に溶解することができ、−16ないし−18℃に冷却及び維持される。温度を維持しながら、クロロスルホン酸を30分間の期間に亘って滴下添加する。その後、反応は、完結が、例えば、TLCにより示されるまで、攪拌される。一度反応が完結したら、0.1N HClが添加され、該混合物は3回DCMで抽出される。有機層は合わせられ、エバポレートして乾燥される。生成物(16、2から開始)は、異なるクロマトグラフィー手法を使用して精製され得る。

0050

実施例1:
ペンタ又はヘプタデシルカテコール(PDC又はHDC)の合成(手順1)



無水エタノール中の2,3−ジヒドロキシベンズアルデヒドの溶液に、触媒量のヨウ素と共に、無水K2CO3を添加し、塩化ベンジルを滴下添加しながら5℃で攪拌した。
時間攪拌しながら混合物を還流し、その後、追加の塩化ベンジルを添加し、更に2時間還流した。
溶媒をエバポレートし、残渣をエーテルと水の間で分配した。有機溶液を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。全ての揮発性物質高真空でエバポレートし、生成物を淡黄色固体物質として得た。収率は定量的であった。

0051

テトラデシルグルニャール試薬を、エーテル中の臭化テトラデシル、マグネシウム及び少量のヨウ素から通常の方法で調製した。この溶液に、エーテル中の2,3ジベンジルオキシ−ベンズアルデヒドを、還流下で添加した。添加後、混合物を4時間還流し、冷却し、12%塩酸で22℃において処理した。層を分離し、有機層を水で2回及び、その後食塩水で洗浄した。溶媒をエバポレートして油状の粗生成物を製造したが、それは氷冷のメタノール中に溶解し、沈殿したワックスをろ過した。

0052

2,3ジベンジルオキシ−テトラデシルベンジルアルコール又は2,3 ジベンジルオキシ−ヘキサデシルベンジルアルコールの水素化を、200PSI及び125℃で、10% Pd/C触媒及び濃H2SO4を用いて実施して、ペンタデシルカテコール(1)又はヘプタデシルカテコール(2)を製造した。

0053

実施例2:
ペンタ又はヘプタデシルカテコール(PDC又はHDC)の合成(手順2)



テトラデシルグルニャール試薬を、3Lのエーテル中の臭化テトラデシル(3.3ミリモル)、マグネシウム(3.5ミリモル)及び少量のヨウ素から通常の方法で調製した。これに、1Lのエーテル中の2,3ジメトキシ−ベンズアルデヒド(2.9ミリモル)の溶液を、還流下で添加した。添加後、混合物を4時間還流し、冷却し、3Lの12%塩酸で20℃において処理し、層を分離し、有機層を水で2回及び、その後食塩水で1回洗浄した。その後、エーテルは、回転エバポレートされてシロップから離れたが、該シロップは2LのMeOH中に溶解された。氷浴中で一晩冷却した後、沈殿したワックスをろ過した。全ての揮発性物質の回転エバポレーションにより、粗生成物をろ液から単離した。収率は定量的であった。

0054

1.5Lの酢酸エチル中の2,3−ジメトキシ−1−テトラデシルベンジルアルコール(1.7ミリモル、粗物)を、200PSI及び125℃で、10gの10% Pd/C触媒及び10mLの濃H2SO4を用いて水素化した。反応は、4−6時間内に完結した。触媒をろ過した。ろ液を水で2回及び食塩水で1回洗浄した。MgSO4で乾燥した後、溶媒を回転エバポレートし、残余のオイルを蒸留した。多量の物質(未同定)が、0.1気圧160℃までで得られた。生成物は、その後、0.2気圧165−195℃で収集された。

0055

500mLのガラス蒸留された(glass−distilled)メチレンクロリド(DCM)中の2,3−ジメトキシ−6−ペンタデシル−カテコール(0.9ミリモル)を、−20ないし−10℃で、2Lのガラス蒸留されたDCM中の三臭化ホウ素(BBr3)(2.4ミリモル)の攪拌溶液に、窒素雰囲気下で滴下添加した。添加が完了した後、混合物を室温で一晩攪拌した。メタノールを10℃ないし20℃で添加した。該混合物を、窒素の強い気流化で30℃ないし40℃に加温して存在する臭化水素の多くを除去した。生成物を精製するために結晶化を使用した。

0056

実施例3:
ペンタ又はヘプタデシルカテコール(PDC又はHDC)の合成(手順3)
上記の手順に記載されたグリニャール反応代替として、以下に示すように、ウィッティヒ反応が、所望の生成物を得るための適当な工程の後に、オレフィンを形成するために使用された。






形成された化合物の全ては、それらの純度(>99.5%)のためにHPLCにおいて分析された。

0057

実施例4:HDC−フェニルアラニネートエステル(3)
ヘプタデシルカテコール(HDC、2、0.25g)を20mLのDCM中に溶解し、該溶液にt−boc−L−フェニル−アラニン(2.2当量)を添加した。その後、触媒量のDMAP及びDCC(2.2当量)を添加し、TLCが出発物質の生成物への完全な変換を確認するまで反応混合物を攪拌した。
塩化第二鉄をTLCにおける反応混合物をモニターするための試剤として使用したが、ここで、遊離のカテコールは該試剤により即時に顕著な暗青色を与えた。しかしながら、該エステルは、色を生じる前に塩基加水分解を必要とした。1N NaOHをエステルを
加水分解するために二番目の噴霧として使用し、エステルのスポットを示した。反応の完了において、反応混合物をろ過して試剤の大部分を取り除き、その後、溶媒をエバポレートした。
t−bocで保護された生成物をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、収集した画分をTLCでモニターした。
無水THFをHClでバブリングして飽和させた。過剰のHClガスを窒素で流し出した。t−boc誘導体を無水THF中に溶解し、酸性のTHFを滴下添加した。全ての酸性THFの添加後、完全に脱保護されたことがTLCにより確認されるまで、混合物を室温で攪拌した。その後、溶媒をエバポレートし、アセトンを残渣に添加した。該混合物の冷凍庫中の一晩の貯蔵において、固体の生成物が、ろ過により得られた。結晶化の手順を繰り返して、239mgの生成物(73%)を得た。
生成物を、HREIMS(TOF)m/z 643.4470[M+H]+(C41H58N2O4、643.4475として算出)及び他のスペクトル手法により確認した。

0058

HDC−フェニルアラニネートエステルの極性:
HDC−フェニルアラニネート(10mg)は、50μLのエタノール中に溶解された際に、均一な溶液を形成し、結果として生じた溶液を水で1mLに調整した。

0059

実施例5:3−ヘプタ−1,2−フェニレンビス(4−アミノフェニル)ブタノエート(4)の調製
ヘプタデシルカテコール(HDC、2、0.15g)を10mLのDCM中に溶解し、4−アミノフェニル−酪酸(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、触媒量のDMAP及びDCC(2.2当量)を添加し、TLCにより出発物質の生成物(HDC−4−(4−アミノフェニル)−ブチレートエステルとも言及する)4への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
反応混合物を従来通りにワークアップし、生成物をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用して精製した。生成物を含む画分を合わせて144mgの生成物(89%)を得た。
生成物を、HREIMS(TOF)m/z 671.4788[M+H]+(C43H63N2O4、671.4970として算出)及び他のスペクトル手法により確認した。
10mgの3−ヘプタ−1,2−フェニレンビス(4−アミノフェニル)ブタノエートは、50μLのエタノール中にHCl塩として溶解された際に、透明溶液であり、結果として生じた溶液を水で1mLに調整した(10mg/mL)。

0060

末端カルボン酸機能を有するウルシオールエステルの合成
実施例6:
5,5´−(3−ヘプタデシル−1,2−フェニレン)ビス(オキシ)ビス(5−オキソペンタン酸)(5)の調製
ヘプタデシルカテコール(HDC、2、0.15g)を10mLのDCM中に溶解し、無水グルタル酸(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、触媒量のDMAP及びトリエチルアミンを添加し、TLCにより出発物質の、HDC−ヘミグルタレートとも言及される、生成物5への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
反応混合物を上述のようにワークアップし、生成物をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、生成物を含む画分を合わせて180mgのHDCのジ−ヘミグルタル酸エステル(72%)(5)を得た。
生成物を、HREIMS(TOF)m/z 575.3740[M+H]+(C33H52O8、575.3731として算出)及び他のスペクトル手法により確認した。



10mgのHDCのジヘミグルタル酸エステルは、50μLのエタノール中に溶解された際に、均一溶液を形成し、結果として生じた溶液をリン酸カリウム緩衝液(pH8)で1mLに調整した。

0061

実施例7:HDC−インドール−プロピオン酸エステル(6)の調製
ヘプタデシルカテコール(HDC、2、0.20g)を10mLのDCM中に溶解し、インドールプロピオン酸(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
反応混合物を従来通りにワークアップし、生成物をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、生成物を含む画分を合わせて生成物(90%)を得た。生成物を、HREIMS(TOF)m/z 725.4248[M+Cl]-(C45H58ClN2O4、725.4080として算出)により確認した。

0062

実施例8:HDC−β−アラニネートエステル(7)の調製
ヘプタデシルカテコール(HDC、2、0.10g)を10mLのDCM中に溶解し、t−boc−β−アラニン(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
反応混合物を従来通りにワークアップし、生成物をシリカゲルのカラムクロマトグラフ
ィーを使用して精製し、生成物を含む画分を合わせて生成物(85%)を得た。
t−bocの脱保護を、前述のようにして遂行した。アセトンの結晶化手順を繰り返して純粋な生成物を得た。生成物を、HREIMS(TOF)m/z 490.337[M+H]+(C29H51N2O4、491.4072として算出)により確認した。

0063

実施例9:PDC−バリニネートエステル(8)の調製
ペンタデシルカテコール(PDC、1、0.25g)を20mLのDCM中に溶解し、t−boc−L−バリン(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
生成物を、HREIMS(TOF)m/z 719.5220[M+H]+(C41H71N2O8、719.5205として算出)により確認した。
t−bocで保護された生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用し及びTLCで画分をモニターして、精製した。
t−bocの脱保護を、前述のようにして遂行した。アセトンの結晶化手順を繰り返して純粋な生成物を得た。生成物を、HREIMS(TOF)m/z 519.4224[M+H]+(C31H55N2O5、519.4956として算出)により確認した。

0064

実施例10:PDC−ジ−バリニネートエステル(9)の調製
PDC−バリンを20mLのDCM中に溶解し、t−boc−L−バリン(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
t−bocで保護された生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用し及びTLCで画分をモニターして、精製した。生成物を、HREIMS(TOF)m/z 917.6553[M+H]+(C59H89N4O10、917.6573として算出)により確認した。
t−bocの脱保護を、前述のようにして遂行した。アセトンの結晶化手順を繰り返して純粋な生成物を得た。生成物を、HREIMS(TOF)m/z 717.556[M+H]+(C41H73N4O6、717.5525として算出)により確認した。

0065

実施例11:PDC−グルタミン酸エステル(10)の調製
ペンタデシルカテコール(PDC、1、0.05g)を10mLのDCM中に溶解し、t−boc−L−グルタミン(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
t−bocで保護された生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用し及びTLCで画分をモニターして、精製した。
t−bocの脱保護を、前述のようにして遂行した。アセトンの結晶化手順を繰り返して純粋な生成物を得た。形成された生成物を、HREIMS(TOF)m/z 577.3966[M+H]+(C31H53N4O6、577.3960として算出)により確認した。

0066

実施例12:PDC−アスパラギン酸エステル(11)の調製
ペンタデシルカテコール(PDC、1、0.05g)を10mLのDCM中に溶解し、t−boc−L−アスパラギン(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
t−bocで保護された生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用し及びTLCで画分をモニターして、精製した。
t−bocの脱保護を、前述のようにして遂行した。アセトンの結晶化手順を繰り返して純粋な生成物を得た。形成された生成物を、LC/MS m/z 549.5[M+H]+を使用して確認した。

0067

実施例13:PDC−グルタミネート−β−アラニンジペプチドエステル(12)の調製
PDC−グルタミン酸エステル(10)を8mLのDCM中に溶解し、t−boc−β−アラニン(2.2当量)を該溶液に添加した。その後、(2.2当量)のDCCと共に、触媒量のDMAPを添加し、TLCにより出発物質の生成物への完全な変換が確認されるまで反応混合物を攪拌した。
t−bocで保護された生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを使用し及びTLCで画分をモニターして、精製した。
t−bocの脱保護を、前述のようにして遂行した。アセトンの結晶化手順を繰り返して純粋な生成物を得た。形成された生成物を、LC/MS m/z 719.6[M+H]+を使用して確認した。

0068

実施例14:
モルモット接触皮膚炎モデルにおける3−N−ヘプタデシルカテコールの誘導体を使用するポイズンアイビー/ポイズンオークウルシオールに対する耐性の誘導:
具体的に、3−n−ヘプタデシルカテコール(HDC、ポイズンオーク ウルシオールの飽和同族体)の3つの誘導体:即ち、HDC−フェニルアラニネートエステル(3)、HDCヘミグルタル酸エステル(5)及びHDC4−(4−アミノフェニル)酪酸エステル(4)を調製し、試験した。モルモット動物モデルは、接触皮膚炎に対するこれらの化合物の活性及び他の生物活性を評価するために使用された。

0069

動物:ハートレー種のモルモット(n=40)を、インディアナ州46229インディアナポリスのHarlanから入手した。該動物を5群(n=8/群)に分け、後述のように処理した。これらの動物を、12時間の昼と夜のサイクルを伴う制御環境中に保持し、不断で食餌及び水を与えた。研究設計:図8は、本発明に従って生産される薬剤の
有効性を決定するための、一般的な手順を記載する。図8から分るように、HDC誘導体は、週0において注射され、続いて2週間で感作し、次に、後続の週においてウルシオール抗原投与した。腹部皮膚におけるウルシオール抗原投与用量の適用部位は、図9中に示され及び以下に記載された。

0070

群I.この群における動物は、筋肉内(IM)経路を介して、化合物(4)(HDC4−(4−アミノフェニル)酪酸エステル)が与えられた;各後肢において、5%エタノールにおける遊離カテコールの20mg/mL溶液の等価物の300μLが与えられた。2週間後、これらの動物は、頸部表皮においてウルシオール(1.0mgのウルシオールを含む100μLのアセトン)で感作された。2週間後、該動物は、腹部皮膚において、15μLの体積におけるウルシオール(3.0μg、4.5μg又は6.0μgを含む15μL体積のアセトン)で抗原投与された。ビヒクルは15μLのアセトンを含んでいた(ダイアグラム2参照)。該動物は、感作後に3回試験された:試験#1は感作後2週間に、試験#2は感作後4週間に実施され、試験#3は感作後12週間に実施された。

0071

群II.動物は、各後肢において、IM経路を介して、HDCフェニルアラニネートエステル(化合物3)の5%エタノールにおける遊離カテコールの20mg/mL溶液の等価物の300μLが与えられた(総計600μL)。続いて、頸部においてウルシオールで感作され、その後、群Iのために記載されたように、腹部皮膚におけるウルシオール抗原投与を伴って試験された。

0072

群III.動物は、各後肢において、IM経路を介して、HDCへミグルタル酸エステル(化合物5)の5%エタノールにおける遊離カテコールの20mg/mL溶液の等価物の300μLが与えられた。続いて、2週間後、頸部において(ウルシオール100μL)で感作され、続いて、群Iのために記載されたように、腹部皮膚試験がなされた。

0073

群IV.動物は、各後肢において、IM経路を介して、300μLのビヒクル(5%エタノール)が与えられた。続いて、2週間後に感作され、その後、群Iのために記載されたように、腹部皮膚試験がなされた。

0074

群V.この群における動物は、IM経路を介して、PBS(各後肢において300μL)が与えられた。続いて、2週間後に感作され、その後、群Iのために記載されたように、腹部皮膚試験がなされた。

0075

それらの腹部皮膚において動物にウルシオールを抗原投与した後、紅斑及び浮腫の重症度を観察し、以下に示すように、ドレイ採点システムに従って採点した。採点はウルシオール皮膚適用後24、48及び72時間に記録された。

0076

結果:結果を表1A、B、C(それぞれ、抗原投与後、24、48及び72時間における採点のための)ないし表3A、B、C及び図1A、B、Cないし3A、B、Cに示した。(試験#3からの、ウルシオール抗原投与後72時間において撮影した写真もまた、処理群I、II及びIIIとの比較における未処理群IV及びVにおける反応の重症度を説明するための、図4A−Eにおいて示された。)

0077

試験#1:モルモット群I、II及びIIIの3つの処理群は、腹部皮膚においてウルシオールの異なる用量(3.0μg、4.5μg及び6.0μg)で抗原投与された際、抗原投与後24、48又は72時間の何れにおいても、曝露部位において何らの紅斑も示さなかったか又は極僅かな紅斑しか示さなかった。対照的に、群IV及びVの動物は、種々の程度の紅斑及び浮腫を示した。24時間において、群IVの皮膚病変の採点は、3.0μg及び4.5μgのウルシオールの抗原投与用量において、群Vのそれよりも低かった。しかしながら、6.0μgの抗原投与用量においては、これら2つの群の採点において差異はなかった。予想通り、ビヒクル(アセトン)は、全く反応を示さなかった。抗原投与後48時間において、3つの予防的な処理群I、II及びIIIにおいて、紅斑又は浮腫は観察されなかった。これらの群の皮膚病変の採点は、1.0未満のままであった。群IV及びVにおいて、該病変の採点は、ウルシオール抗原投与の濃度が増加するのに伴って、より高くなった。群IV及びVにおいて、皮膚病変の採点は同等であったものの、群Vにおいて僅かに高くなる傾向があった。抗原投与後72時間において、群I、II及びIIIにおいて、紅斑又は浮腫は観察されなかった。皮膚病変の採点は、1.0未満のままであった。群IV及びVにおいて、皮膚病変の採点は同等であったものの、群Vにおいて僅かに高くなる傾向があった。

0078

異なる時点における群IV及びVの病変の採点の比較は、最大の紅斑及び浮腫が、48時間において観察されたことを示す。72時間において、該病変は、48時間のものに比べて低下する傾向があった。

0079

試験#2:この試験は、試験#1の2週間後に実施された。24時間において、群I、
II及びIII(予防的に処理された)の皮膚病変の採点は、1.0未満であった。群IV(ビヒクル)において、該採点は、3.0、4.5及び6.0μgのウルシオール用量に曝露された際に、それぞれ、2.5、3.0及び3.5であった。群Vにおいて、該採点は、3.0、4.5及び6.0μgのウルシオール用量で、それぞれ、1.0、4.0及び6.5であった。48時間において、群Iは、4.5又は6.0μgのウルシオールの抗原投与用量において、1.5の総計採点を示した。群IIにおける動物の皮膚病変の採点は、1.0を越えなかった。群IIIにおいて、総計採点は、4.5及び6.0μgのウルシオール用量で、それぞれ、1.0及び2.5であった。これらの採点は、群IV及びVのそれよりも、同等に低かった。群Vにおいて、総計採点は、3.0、4.5及び6.0μgのウルシオール用量に応じて、それぞれ、1.0、4.0及び6.5であった。

0080

72時間において、該病変は、退行する傾向にあった。群I及びIIにおける総計の病変の採点は、1.0を越えず、そして、群IIIにおいて、最大を2.0として退行した。群IV及びVにおいて、皮膚病変の採点は、退行し、そして、0.5と2.0の間の範囲であった。対照的に、これらの採点は、予防的な処理群I、II及びIIIにおけるよりも相対的に高かった。

0081

試験#3:この試験は、最終の試験#2の約7週間後に実施された。24時間において、群I、II及びIIIは、使用した用量の何れにおいても、ウルシオール抗原投与の部位において紅斑又は浮腫を示さなかった。群IVにおける動物は、この研究で使用されたそれぞれの増加用量に対して、2.0、5.0及び9.0の病変の採点を示した。群Vにおける皮膚病変の採点は、使用されたウルシオールのそれぞれの用量に対して、群IVにおけるそれと同等である、2.5、4.0及び7.0であった。

0082

48時間において、群I及びIIIにおける該病変の採点は、1.0未満のままであり、群IIにおいて、1.0を越えなかった。しかし、群IV及びVにおいて、皮膚病変は、相対的により顕著であった;群IVにおいて、病変の採点の合計は、使用されたウルシオールのそれぞれの用量に対して、11.5、20.5及び29.5であった。同様に、群Vにおける病変の採点は、ウルシオール抗原投与の3つのそれぞれの用量に対して、6.0、16.0及び23.5に合計された。

0083

72時間において、群I、II及びIIIにおける採点は、1.0未満に退行したか又は1.0を越えなかった。対照的に、群IV及びVの採点は、相対的に高いままであった;これらの群において、ウルシオール抗原投与に対する最大応答は、それぞれ、28.5及び22.5であった。

0084

3つの試験の全てにおける群I、II及びIIIの皮膚病変の採点は、群IV及びVのそれと比べて、無視できるものであった。このことは、3種の試験化合物の何れの筋肉内注射も、ポイズンアイビー皮膚炎に対して動物を保護したことを示す。全ての3種の化合物は、これらの3群の皮膚病変において環著な相違が観察されなかったため、同等に有効であった。

0085

試験#1及び試験#2における群IV及びVの皮膚病変は、試験#3におけるそれと比較して、重症ではなかった。頸部におけるウルシオールの多量の感作用量(1.0mg)が、“アネルギー”の状態を引き起こし得る可能性がある。この状況は、多量のTB抗原が課せられる結核(TB)の患者において観察されるものの、皮内TB試験に対して反応を示さなかった(偽陰性)。我々の実験において、多量用量のウルシオールを用いる動物の感作は、最初の2つの試験期間において、アネルギー状態を誘導し得る。しかし、感作と試験#3の間の11週間の休息期間が、恐らくはアネルギー状態を正常な反応状態に逆
転させる。よって、試験#3において、群IV及びVにおける動物は、ウルシオール抗原投与に対して相対的に強い皮膚反応を示す;しかし、群I、II及びIIIにおける動物は、予防的な処理に起因して保護される(試験用量の局所適用後72時間である、3rd感作に対する異なる群の反応性の写真参照)。

0086

PDCアミノ酸(遊離塩基)(バリン、アラニン、グルタミン及びAPB)
(実施例15−18)



スキーム1:PDC−バリン、PDC−アラニン及びPDC−グルタミンの一般的合成

0087

実施例15.PDC−バリニネートの合成:
以下は、PDC−バリニネートの合成を記載するスキームである:



スキーム2:PDC−バリニネートの合成

0088

以下は、PDC−バリニネート−アリル及びPDC−バリニネートの構造である。
PDC−バリニネート−アリル:



PDC−バリニネート:

0089

実施例16.PDC−アラニネートの合成:
以下は、PDC−アラニネートの合成を記載するスキームである:



スキーム2:PDC−アラニネートの合成

0090

PDC−アラニネートアリル:



PDC−アラニネート:

0091

実施例17.PDC−グルタミネートの合成:



スキーム3:PDC−グルタミネートの合成

0092

PDC−グルタミネートアリル:



PDC−グルタミネート:

0093

実施例18
3−ペンタデシル−1,2−フェニレンビス(4−(4−アミノフェニル)ブタノエート[PDC−APB]の調製
3−ペンタデシル−1,2−フェニレンビス(4−(4−アミノフェニル)ブタノエート(PDC−APB)は、溶媒としてのジクロロメタン(DCM)中の、N,N´−ジシクロヘキシルカルバミド(DCC)及び触媒ジメチルアミノピリジン(DMAP)を用いて、(4−(4−アミノフェニル)酪酸を、3−n−ペンタデシルカテコールに接続することにより調製される。

0094

手順:



2.7gの3−N−ペンタデシルカテコール(PDC)を、50mLのDCM中に溶解し、それに200mgのDMAPを添加し、攪拌プレート(stirring plate)上で攪拌した(溶液A)。
別のフラスコにおいて、2.1当量(±0.11当量)のAPB及び2.1当量(±0.11当量)のDCCをDCM中に溶解した。これを10分間攪拌した(溶液B)。溶液Aを溶液Bに添加し、室温で1晩攪拌した。朝において、TLC(ヘキサン中の40%EtOAc)は、反応の完結を示した。TLCは、塩化第二鉄、10N KOH及び加熱を使用することにより顕色された。

0095

ヘキサン(25mL)を反応混合物に添加し、5分間攪拌した。反応混合物をろ紙を通してろ過した。溶液を回転エバポレーターでエバポレートし、ヘキサン中に詰められたシリカゲルカラム上に装填した。生成物を35%EtOAc:ヘキサンで溶離し、類似の画分を合わせ、エバポレートし、純度をHPLCで決定した。
以下は、UVにより>95%及びELSDにより>98%の純度を示す生成物のクロマトグラムである。
PDC−APBは、1H−NMR、炭素、DEPT135を含む詳細な分光分析に付された。

0096

PDC−APBの異なる製剤調製及びそれらの安定性研究
(実施例19−32)

0097

実施例19.SS油中の1%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−1)
PDC−APB(25mg)を1%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、結晶が存在した。該試料はHPLCで分析されず、また、更なる調査は行われなかった。

0098

実施例20.SS油中の2%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−2)
PDC−APB(25mg)を2%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、結晶が存在した。該試料はHPLCで分析されず、また、更なる調査は行われなかった。

0099

実施例21.SS油中の5%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−3)
PDC−APB(25mg)を5%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、結晶が存在した。該試料はHPLCで分析されず、また、更なる調査は行われなかった。

0100

実施例22.SS油中の10%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−4)
PDC−APB(25mg)を10%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフラン希釈し、HPLC
で純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、2、3、4、5及び6日後に純度を分析した。6日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0101

実施例23.SS油中の15mg/mL(ELI−21F−47−5)
PDC−APB(15mg)をゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、結晶が存在した。該試料はHPLCで分析されず、また、更なる調査は行われなかった。

0102

実施例24.SS油中の20mg/mL(ELI−21F−47−6)
PDC−APB(20mg)をゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、結晶が存在した。該試料はHPLCで分析されず、また、更なる調査は行われなかった。

0103

実施例25.SS油中の12%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−7)
PDC−APB(25mg)を12%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1、2、3、4及び5日後に純度を分析した。5日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0104

実施例26.SS油中の11%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−8)
PDC−APB(25mg)を11%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1、2、3、4及び5日後に純度を分析した。5日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0105

実施例27.SS油中の5%エタノール+10%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−9)
PDC−APB(25mg)を5%エタノール:10%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1、2、3、4、5、8、9、10、11、12、13、14、17、23及び30日後に純度を分析した。30日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0106

実施例28.SS油中の10%エタノール+10%ベンジルアルコール(ELI−21F−47−10)
PDC−APB(25mg)を10%エタノール:10%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1、2、3、4、5、8、9、10、11、12、13、14、17、23及び30日後に純度を分析した。30日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0107

実施例29.SS油中の20%安息香酸ベンジル(ELI−21F−49−5)
PDC−APB(25mg)を20%安息香酸ベンジル:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1及び2日後に純度を分析した。2日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0108

実施例30.SS油中の10%安息香酸ベンジル(ELI−21F−49−6)
PDC−APB(25mg)を10%安息香酸ベンジル:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1及び2日後に純度を分析した。2日後、試料は不純物のために、もはや分析されなかった。

0109

実施例31.SS油中の8%エタノール+2%ベンジルアルコール(ELI−21F−52−2)
PDC−APB(25mg)を8%エタノール:2%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1、2、3、4、5、6、7、10、16、23、30及び43日後に純度を分析した。

0110

実施例32.SS油中の10%エタノール+2%ベンジルアルコール(ELI−21F−53−2)
PDC−APB(25mg)を10%エタノール:2%ベンジルアルコール:ゴマ種子油(1mL)中に溶解し、冷蔵庫中に1晩放置した。朝、目視検査において、形成された結晶は存在していなかった。20μLの試料を取り、980μLのテトラヒドロフランで希釈し、HPLCで純度を分析した(0日目)。残りの試料をオーブン中に設置し、40℃でインキュベートした。20μLの試料を取り、1、2、3、4、5、6、7、10、16、23、30及び43日後に純度を分析した。

0111

PDC−APBにおける安全性及び有効性研究
(実施例34及び35)これは、このセクション及び実施例のみを正確に表示するものであるため、問題ない。

0112

PDC−APBのウサギの筋肉過敏性研究
(実施例34)
開始日:11/03/2014.終了日:12/02/2014
ウサギの数=6
ELIで調製された製剤は、ウサギに、後肢において、IMで与えられた。

0113

ビヒクル(ELI−21F−67−VEH)
エタノール(3.2mL)200プルーフ(AADER)を、36mLの超純化されたゴマ種子油NF NP−SR40280Lot#0007082185に添加した。この混合物に、0.8mLのベンジルアルコール、フィッシャー(A−396)を添加した。その後、結果として生じた油/アルコール混合物(40mL)を、5分間超音波照射して均一にした。結果として生じた溶液をワットマン(Whatman)0.2μmPPフィ
ルターを通してろ過して、ビヒクルを製造した(ELI−21F−67−VEH)。

0114

ELI−21F−67−1(25mg/mL)
PDC−APB(350mg;CX252、P239−104−21)を量し、14mLのビヒクル(ELI−21F−67−VEH)をそれに添加した。超音波照射し、0.2μmフィルターを通してろ過して、ELI−21F−67−1(25mg/mL)を製造した。

0115

ELI−21F−67−2(8.33mg/mL)
ELI−21F−67−1(2.5mL)を取り、5mLのビヒクル(ELI−21F−67−VEH)をそれに添加した。それを超音波照射し、ワットマン0.2μmフィルターを通してろ過して、8.33mg/mL PDC−APB溶液(ELI−21F−67−2)を製造した。

0116

ELI−21F−67−3(2.5mg/mL)
ELI−21F−67−1(1mL)を取り、9mLのビヒクル(ELI−21F−67−VEH)をそれに添加した。それを超音波照射し、ワットマン0.2μmフィルターを通してろ過して、2.5mg/mL PDC−APB溶液(ELI−21F−67−3)を製造した。

0117

手順:後肢における注射部位のための領域は、剃毛され油性マーカーペンで印を付けられた。筋肉内注射は、28ゲージの針で、1、14及び28日目になされた。動物は、注射部位であらゆる紅斑又は腫れを観察するために試験された。注射部位周辺の筋肉は、処理過程の間の異なった時間、特に、注射後24及び48時間に、こわばり又は硬い塊が確認された。観察は、第1表中に記載されるように採点された。29日目において、全ての動物は安楽死させられた。それらの血液は、臨床化学及びCBC(完全血球算定)のために収集された。

0118

結果及びコメント:全ての動物における注射部位は、紅斑、腫れ又は浮腫の兆候を何ら示さなかった。動物は研究の過程の間、痛みの兆候を何ら示さなかった。全ての観察を第2表中に記載した。

0119

2nd注射後24時間における動物#3(A1.0)及び動物#4(A0.5)において、小さな塊(僅かないし中程度の硬さ)が、注射部位上で確認された。これは、両脚において触診可能であった。注射後48時間において、該硬い塊は依然として確認可能であったが、それほどの重要性はなかった。1週間後、硬い塊は確認できなかった。これは、これらの動物における膝窩リンパ節肥大であり得、また、これらのウサギへの用量投与に対する応答において生じ得る。3rd注射の投与前に、それらの筋肉において何らかの硬い塊を示す動物はいなかった。

0120

解剖において、注射部位は正常と思われた。注射部位周辺の筋肉の触診において、感じられる塊は存在しなかった。異なる処理がなされたウサギ間における、注射部位の筋肉組織において、目視可能な差異は観察できなかった。全てのウサギの後肢は、膝関節から骨盤間接までが取り除かれた。これらは、Experimur(シカゴ、イリノイ州)にそれらを輸送する前に、10%の緩衝ホルマリンに72時間入れられた。
血液化学及び血球計算の結果を、第3表及び第4表にそれぞれ示した。
全てのパラメーターは、正常の範囲内のままであった。

0121

0122

ポイズンアイビー皮膚炎に対する予防のためのPDC−APBを含む2種の製剤における有効性研究
(実施例35)
(2014年6月−8月)
目的:ポイズンアイビー誘発皮膚炎の予防のための2種の製剤の有効性を決定するため

0123

感作:モルモットを公認の供給業者から入手し、UM動物飼育施設内でケージ内において飼育し、12時間の昼と夜のサイクルを維持した。食餌及び水を不断で与えた。これらは
、頸部におけるそれらの皮膚上において、100ULのポイズンアイビーウルシオール(1.0mg/mL)で感作された。動物を2週間休息させ、その後、それらの剃毛された腹部皮膚上において、10μLのアセトン中の3.0、4.5及び6.0μgのポイズンアイビー ウルシオールを抗原投与した。皮膚反応を紅斑及び浮腫のために採点し、レスポンダーを特定した。レスポンダー動物を、各群の紅斑+浮腫の採点が同等となるように、無作為に3群に分けた(1群当りn=7)。

0124

接種:感作及びレスポンダー動物の選定後2週間に、製剤の筋肉内接種を以下のように行った:

0125

ELI−21F−45−1
PDC−APB(60mg;CX252、P239−104−21)を秤量した。超純化されたゴマ種子油(6mL)NF NP−LQ−(MH)Lot#SR40280を添加した。それを超音波照射して溶解し、0.2μmのフィルターを通してろ過してELI−21F−45−1(10mg/mL)を製造した。

0126

ELI−21F−45−2
ELI−21F−45−1(1mL)を取り、超純化されたゴマ種子油(4mL)NF
NP−LQ−(MH)Lot#SR40280を添加してろ過した。生成物は、ELI−21F−45−2(2mg/mL)であった。

0127

ELI−21F−45−3
PDC−APB(20mg;CX252、P239−104−21)を秤量し、300μLのEtOH、1500μLのBASF(Kolliphor ELP、Lot#05004375L0)及び4200μLの注射用水を添加した。それを十分に混合し、その後、0.2μmのフィルターを通してろ過した。生成物は、ELI−21F−45−3(3.3mg/mL)であった。

0128

群1は、ビヒクル(SS油)を用い、IMにおいて接種された;各後肢において300μLの容積
群2は、ELI−21F−45−1(10mg/mL)を用い、IMにおいて接種された;各後肢において300μLの容積。
群2は、ELI−21F−45−2(2.0mg/mL)を用い、IMにおいて接種された;各後肢において300μLの容積。

0129

モルモットの3つの群(1群当りn=7)は、各後肢において300μLの製剤をIMにおいて与えられた。注射された総容量は、モルモット当り600μLであった。

0130

抗原投与:全てのモルモットは、接種後3週間(抗原投与#1)及び5週間(抗原投与#2)に、それらの腹部皮膚において、ポイズンアイビーウルシオール(3、4.5及び6.0μg)を用いて抗原投与された。それらの紅斑及び浮腫の採点は、各抗原投与後24、48及び72時間において記録された。

0131

結果:図1 A−Cは、抗原投与#1後24、48及び72時間における皮膚反応及び採点を示す。最も強い反応は、ビヒクル処理群において観察された。2つの処理群(群2、IM注射 ELI−21F−45−1;10mg/mL及び群3 IM注射 ELI−21F−45−2;2.0mg/mL)は、対照(ビヒクル)群1に比して有意(p<0.05)に少ない反応を示した。
図2 A−Cは、抗原投与#2後24、48及び72時間における皮膚反応及び採点を示す。ビヒクル群はウルシオール抗原投与に対して強い反応を示したものの、処理群(群
2及び群3)は、ビヒクル群よりも統計的に(p<0.01又はp<0.05)小さい、非常に穏やかな反応を示した。

0132

結論:結論において、ELI−21F−45−1(10mg/mL)及びELI−21F−45−2(2.0mg/mL)の両製剤は、ポイズンアイビーウルシオール誘発皮膚反応に対して、有意な保護を示した。

実施例

0133

参照
1.Praiser,D.M.,Ceilley,R.I.,Lefkovits,A.M.,Katz,B.E及びPaller,A.S.2003年.Poison ivy,oak and sumac,Derm.Insights.4巻:26−18頁.
2.ElSohly,M.A.,Benigni,D.A.,Torres,L.及びWatson,E.S.1983年.Synthesis and Antiallergenic Properties of 3−n−Pentadecyl− and 3−n−Heptadecylcatechol Esters.Journal of Pharmaceutical Sciences.72巻:792−795頁.
3.Marks,J.G.及びDeleo,V.A.1992年.Contact and occupational dermatology.213−217頁.Moby−Year Book.St Louis.
4.Marks,J.G. 1989年.Poison ivy and poison
oak allergic contact dermatitis.J. Allergy Clin Immunol.9巻:497−506頁.
5.Fisher,A.A.及びMitchell,J.C.1995年.Toxicodendron plants and species.In:Rietschel RL,ed.Fisher’s Contact Dermatitus.4th ed.Baltimore,MD:Williams & Wilkins.461−523頁.
6.Epstein,W.L.1987年.The poison ivy picker of pennypack park:the continuing saga of poison ivy.J Invest Dermatol.88巻(付録3)7−11頁.
7.Epstein,W.L.1994年.Occupational poison ivy and oak dermatitis.Dermatol Clin.12巻:511−516頁.
8.Gladman,A.C.2006年.Toxicodendron Dermatitus:Poison Ivy,Oak and Sumac.Wilderness
and Enviromental Medicine,17巻:120−128頁.9.Symes,W.F.及びDawson,C.R.1954年.Poison ivy urushiol.J.Am.Chem.Soc.76巻:2959−2963頁.10.Sunthankar,S.V.及びDawson,C.R.1954年.The
structural identification of the olefinic components of Japanese Lac urushiol.J.Am.Chem.Soc.76巻:5070−5074頁.
11.Markiewitz,K.H.及びDawson,C.R.1965年.On the Isolation of Allergenically Active Components of the Toxic Principle of Poison Ivy.J.Org.Chem.30巻:1610−1613頁.
12.Billets,S.,Craig,J.C.,Corbett,M.D.及びVickery,J.F.1976年.Component analysis of urushiol content of poison ivy and poison
oak.Phytochemistry.15巻:533−535頁.
13.Tyman,J.H.P.1996年.Studies in Organic Chemistry 52巻.p.465−546.In Synthetic and
Natural Phenols.Elsevier.
14.Xia,Z.,Miyakoshi,T.及びYoshida,T.2004年.Lipoxygenase−catalysed polymerization of
phenolic lipidssuggests a new mechanism for allergic contact dermatitis induced by urushiol and its analogs.Biochemical and Biophysical Research Communication.315巻:704−709頁.(その中の参照)
15.Byck,J.S.及びDawson,C.R.1968年.Assay of protein−quinone coupling involving compounds structurally related to the active principal of poison ivy.Anal.Biochem.25巻:123−135頁.
16.Benezra,C.1990年.Molecular recognition
in allergic contact dermatitis tonatural products.Pure Appl.Chem.62巻:1251−1258頁.
17.Kalish,R.S.1991年.Recent developments in the pathogenesis of allergic contact dermatitis.Arch.Dermatol.127巻:1558−1563頁.
18.Watson,E.S.,Murphy,J.C.,Wirth,P.W.,ElSohly,M.A.及びSkierkowski,P.1981年.Immunological Studies of Poisonous Anacardiaceae:Production of Tolerance in Guinea Pigs using 3−n−Pentadecylcatechol−“Modified”Autologous Blood Cells,Journal of Pharmaceutical Sciences.70巻:785−789頁.(その中の参照)
19.Sebastiani,S.,Albanesi,C.,De PO,Puddu,P.,Cavani,A,及びGirolomoni,G.2002年.The role of chemokines in allergic contact dermatitis.Arch Dermatol Res 293巻:552−559頁.20.Sanchez−Sanchez,N.,Riol−Blanco,L.及びRodriguez−Fernandez,J.L.2006年.The multiple
personalities of the chemokine receptor
CCR7 in dendritic cells.J Immunol.176巻:5153−5159頁.
21.Ebert,L.M.,Schaerli,P.及びMoser,B.2005年.Chemokine−mediated control of T cell traffic in lymphoid and peripheral tissues.Mol Immunol 42巻:799−809頁.
22.Akiba,H.,Kehren,J.,Ducluzeau,M.T.,Krasteva,M.,Horand,F.,Kaiserlian,D.,Kaneko,F.及びNicolas,J.F.2002年.Skin Inflammation During Contact Hypersensitivity is Mediated by Early Recruitment of CD8+ T Cytotoxic 1 Cells inducing Keratinocyte Apopt
osis.J.Immunol 168巻:3079−3087頁.
23.Epstein,W.L.1989年.Topical prevention of poison ivy/oak dermatitis.Arch Dermatol.125巻:499−501頁.
24.Grevelink,S.A.,Murrell,D.F.及びOlsen,E.A.1992年.Effectiveness of various barrier
preparations in preventing and/or ameliorating experimentally produced Toxicodendron dermatitis.J.Am.Acad.Dermatol.27巻:182−188頁.
25.Schwartz,L.,Warner,L.H.及びGoldman,F.H.1940年.Protective ointment for the prevention of poison ivy dermatitis.Public Health Rep.55巻:1327−1333頁.
26.Shelmire,B.1941年.Sodium perborate ointment and poison ivy dermatitis.JAMA.116巻:681−683頁.
27.Orchard,S.1984年.Barrier creams.Dermatol.Clin.2巻:619−629頁.
28.Orchard,S.M.,Fellman,J.H.及びStorrs,F.J.1987年.Topical substances which prevent poison ivy Allergic contact dermatitis.Acta Derm Venereol Suppl(Stockh).134巻:103−106頁.
29.Vidmar,D.A.及びIwane,M.K.1999年.Assessment of the Ability of the Topical Skin Protectant (TSP) to Protect Against Contact Dermatitis to Urushiol (Rhus) Antigen.American Journal of Contact Dermatitis.10巻:190−197頁.
30.Sanfilippo,A.M.,Barrio,V.,Kulp−Shorten,C.及びCallen,J.P.2003年.Common Pediatric and Adolescent Skin Conditions.J.Pediatr.Adolesc.Gynecol.16巻:269−283頁.
31.Kligman,A.M.1958年.Hyposensitization against Rhus dermatitis.Arch Dermatol.78巻:47−72頁.
32.Rietschel,R.L.及びFowler,J.F.1995年.Toxicondendron plants and species.p.461−523 In Fisher AA,(ed): Fisher Contact Dermatitis(ed 4).Lea & Febiger.Philadelphia, PA.
33.Epstein,W.L.,Baer,H.,Dawson,C.R.及びKhurana,R.G.1974年.Poison oak hyposensitization evaluation of purified urushiols.Arch.Dermatol.109巻:356−360頁.
34.Stevens,F.A.1945年.Status of poison ivy extracts.JAMA.127巻:912−921頁.
35.Watson,E.S.,Murphy,J.C.,Wirth,P.W.,Waller,C.W.及びElSohly,M.A.1981年.Immunologic
Studies of Poisonous Anacardiaceae:1.Production of Tolerance and Desensitization to Poison Ivy and Oak Urushiols Using Esterified Urushiol Derivatives in Guinea Pigs.The Journal of Investigative Dermatology.76巻:164−170頁.
36.Watson,E.S.,Murphy,J.C.及びElSohly,M.A.1983年.Immunologic Studies of Poisonous Anacardiaceae:Oral Desensitization to Poison Ivy and Oak Urushiols in Guinea Pigs.The Journal of Investigative Dermatology.80巻:149−155頁.
37.Walker,L.A.,Watson,E.S.及びElSohly,M.A.1995年.Single dose parenteral hyposensitization to poison ivy urushiol in guinea pigs.Immunopharmacology and Immunotoxicology.17巻:565−576頁.

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ