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技術 MTCデバイスに適したPDCCHの初期化

出願人 テレフオンアクチーボラゲットエルエムエリクソン(パブル)
発明者 バーリマン、ヨーアンブランケンシップ、ユーフェイ
出願日 2016年1月26日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2017-540239
公開日 2018年4月5日 (1年7ヶ月経過) 公開番号 2018-509804
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 外部電力供給源 コーディング済み タイプ通信 エアインタフェース標準 初期化パラメータ エネルギー不足 送信タイプ 拡張制御
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図面 (13)

課題・解決手段

本開示は、無線通信に関係する。より具体的には、本開示は、とりわけ、維持され又は改善された性能で例えばリリース13MTCデバイスである低複雑度UE120a〜jがレガシーLTEシステムにおいて動作すること、を可能にする技法を導入する。

概要

背景

セクションは、本開示において説明される技術の多様な実施形態についての背景を提供することを意図される。ここでの説明は、追求され得たはずではあったが必ずしも過去に想到され又は追求されたわけではない概念を含み得る。従って、ここで別段指し示されていない限り、本セクションにおいて説明されるものは、必ずしも本開示の実施形態に対する従来技術ではなく、本セクションに単に含まれることによっては従来技術であるとは認められない。

テレフォニービデオ、データ、メッセージング及びブロードキャストなどといった多様な通信サービスを提供するために、無線通信ネットワーク幅広配備されている。そうした通信ネットワークは、利用可能なネットワークリソース共有することにより、複数のユーザ機器(UE)のための通信サポートする。そうしたネットワークの1つの例は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化された第3世代(3G)のモバイルフォン技術、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)である。UMTSは、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)という無線アクセスネットワーク(RAN)についての定義を含む。UMTSは、GSM(Global System for Mobile Communications)技術の後継であり、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)、TD−CDMA(Time Division-Code Division Multiple Access)及びTD−SCDMA(Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access)などの多様なエアインタフェース標準をサポートする。UMTSは、より高いデータ転送速度及び関連付けられるUMTSネットワークへのキャパシティを提供する、HSPA(High Speed Packet Access)などの拡張された3Gデータ通信プロトコルをもサポートする。モバイルブロードバンドアクセスについての需要が増加し続けているため、UMTS技術を高度化するための研究開発が、モバイルブロードバンドアクセスについてのその拡大する需要を充足するのみならず、モバイル通信でのユーザ体験を高度化し及び向上させるように継続されている。例えば、世界の多数の場所で、W−CDMAに基づく第3世代UMTSが開発された。そのシステムが将来においても競争力を保つことを保証するために、3GPPは、UMTSセルラー技術の長期的な進化を定義するためのプロジェクトを開始した。その取組みに関する仕様は、公式にはE−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)及びE−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)として知られており、但し、より一般にはLTE(Long Term Evolution)という名称で言及される。無線通信ネットワーク及びシステムのより詳細な説明は、例えば3GPPにより公開されている技術仕様(Technical Specifications)などの文献に見出すことができる。拡張されたネットワークアーキテクチャコアネットワーク(CN)をEPC(Evolved Packet Core)ということがあり、無線アクセスネットワーク及びコアネットワークの双方、並びにサービス関連エンティティなど他のあり得るエンティティ、を含む全体的なセルラーシステムへ言及する際には、EPS(Evolved Packet System)という用語を使用することができる。

単に背景に過ぎないものの、図1は、一例としての3GPPLTE無線通信システム100を示している。

見ての通り、図1は、LTE無線通信システム100内の無線アクセスネットワークを示している。この例において、2つの無線ネットワークノード110a及び110bが存在し、その各々は拡張NodeB(eNB)として例示される。第1のeNB110aは、そのeNB100aの地理的なサービスエリア又は無線セル130aの範囲内に位置する1つ又は複数のUE120a〜eへサービスするように構成される。eNB110aは、コアネットワーク(CN)へ接続可能である。eNB110aは、例えばX2インタフェースを介して隣接するeNB110bへも接続可能であり、eNB110bは他のセル130bへサービスするように構成される。従って、第2のeNB110bは、そのeNB100bの地理的なサービスエリア又は無線セル130bの範囲内に位置する1つ又は複数のUE120f〜jへサービスするように構成される。eNB110bは、CNへも接続可能である。

既存の技術において知られているように、LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を使用し、アップリンクにおいてDFT拡散OFDM(即ち、DFTS−OFDM、DFTは離散フーリエ変換を意味する)を使用する。基本的なLTEのダウンリンク物理リソースは、よって、図2に示したような時間−周波数グリッドであると理解することができ、各リソースエレメントは1つのOFDMシンボルインターバルの期間中の1つのOFDMサブキャリアに相当する。

マシンタイプ通信MTC)>
無線通信ネットワーク内の通信の将来の配備の現在のところポピュラーな見方は、極めて多数の小規模自律デバイスを含み、それらは典型的には多かれ少なかれ低頻度で(例えば、1週間に一度から1分間に一度)少量のデータのみを送受信する(又は、データのためにポーリングされる)。それらデバイスは、人間に関連付けられることを想定されず、むしろ様々な種類のセンサ又はアクチュエータであってよく、セルラーネットワークの内部又は外部の(デバイスを構成し及びデバイスからデータを受信する)アプリケーションサーバと通信し得る。よって、このタイプの通信は、しばしばマシンツーマシン(M2M)通信として言及され、それらデバイスは、マシンデバイス(MD)と称され得る。3GPP標準化では、対応する代替的な用語はマシンタイプ通信(MTC)及びマシンタイプ通信デバイス(MTCデバイス)であり、後者はより一般的な用語であるUEのサブセットである。MTC通信のより詳細な説明は、文献において、例えば技術仕様3GPP TS22.368 V.13.1.0において見出すことができる。

MTCデバイスの性質及びそれらの想定される典型的な用途は、それらMTCデバイスがエネルギー効率的でなければならないことが多いことにつながる。なぜなら、外部電力供給源が利用可能でないことが多く、かつそれらのバッテリーを頻繁に交換し又は再充電することが実用的でも経済的に実現可能でもないからである。いくつかのシナリオにおいて、MTCデバイスは、バッテリー駆動でさえなく、代わりに、例えば環境からエネルギーを集めるなど、エネルギーの収集(harvesting)に依拠するかもしれない。それらは、例えば日光温度勾配又は振動などから採取され得るエネルギー(しばしば限られている)を利用する。相対的に小規模かつ多かれ少なかれ低頻度の(しばしば遅延寛容である)トランザクションにより特徴付けられるトラフィックを有するそうしたエネルギー不足のデバイスについて、例えば通信イベントの間及び通信イベントに伴うそれらのエネルギー消費を最小化することが重要であり得る。それらMTCデバイスは、概して、例えばセルラーネットワークからの送信をモニタリングするために無線受信機アクティブに維持することで、多様な通信イベントの間にエネルギーを消費する。通信イベントの間の期間は概して実際の通信イベントよりも格段に長いことから、そのエネルギー消費は、エネルギー消費全体のかなりの部分を表し、通信イベントが低頻度であり又は非常に低頻度であるシナリオにおいては、エネルギー消費において支配的でさえあり得る。

さらに、MTCは、事業者にとっての重要な収益の柱になるかもしれず、事業者の視点からは巨大ポテンシャルを有し得る。事業者が既に配備済みの無線アクセス技術を用いてMTCデバイスにサービスできることは有益であろう。従って、3GPPLTEは、MTCの効率的なサポートのための競争力のある無線アクセス技術として検討されてきた。MTCデバイスのコストを引き下げることは、“IoT(internet of things)”の概念の実装のための重要な要因(enabler)になり得る。そのうえ、多くのアプリケーションのために使用されるMTCデバイスは、運用上の電力消費が低いことを要するかもしれず、従って、前に説明したように、低頻度で小規模なバースト送信で通信を行うことが予期される。加えて、建物内に配備されるデバイスのM2Mユースケースについて実質的なマーケットが存在し、それは定義済みのLTEセルカバレッジ面積(footprint)と比較してカバレッジの向上を要するはずである。

例えば、3GPPLTEリリース12は、長いバッテリー寿命を可能にするUE電力節約モードと、削減されたモデム複雑度を可能とする新たなUEカテゴリとを定義した。リリース13では、将来のMTC作業が、さらにMTCコストを削減し、及びカバレッジの拡張を提供することが期待される。コスト削減を可能にする鍵となる要素は、任意のシステム帯域幅の範囲内でダウンリンク及びアップリンクにおいて1.4MHzという削減された無線周波数(RF)帯域幅を導入することである。

<EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel))>
通常のUEについては、UEは、PDCCHに加えてEPDCCHをモニタリングするように構成され得る(例えば、技術仕様3GPP TS36.211(例えば、セクション6.8A)及び技術仕様3GPP TS36.213(例えば、セクション9.1.4)参照)。各サービングセルについて、上位レイヤシグナリングは、EPDCCHモニタリングのために、1つ又は2つのEPDCCH−PRBセット(PRBは、物理リソースブロックを意味する)と共にUEを構成し得る。各EPDCCH−PRBセットは、0からNECCEp,k−1まで付番されたECCE(即ち、拡張制御チャネルエレメント)のセットを含み、NECCEp,kは、サブフレームkのEPDCCH−PRBセットp内のECCEの数である。各EPDCCH−PRBセットは局所的(localized)EPDCCH送信又は分散的(distributed)EPDCCH送信のいずれかについて構成されてもよい。

UEは、概して、制御情報のための上位レイヤシグナリングにより構成される通りに、1つ以上のアクティブ化されたサービングセル上で、EPDCCH候補のセットをモニタリングするものとされ、ここでモニタリングとは、モニタリングされるDCI(即ち、ダウリンク制御情報フォーマットに従ってセット内のEPDCCHの各々の復号試行することを示唆する。モニタリングされるべきEPDCCH候補のセットは、EPDCCHUE固有サーチスペースを単位として定義される。各サービングセルについて、UEがEPDCCH UE固有サーチスペースをモニタリングするサブフレームが上位レイヤにより構成される(例えば技術仕様3GPP TS36.331参照)。

概要

本開示は、無線通信に関係する。より具体的には、本開示は、とりわけ、維持され又は改善された性能で例えばリリース13MTCデバイスである低複雑度UE120a〜jがレガシーLTEシステムにおいて動作すること、を可能にする技法を導入する。

目的

本セクションは、本開示において説明される技術の多様な実施形態についての背景を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有するUEにより実行される方法であって、ネットワークノードから、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを受信すること(5010)と、前記システム情報ブロックは、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネル共通サーチスペースの構成に関する情報を含むことと、を含む方法。

請求項2

前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEは、リリース13低複雑度UEであり、通常のUEは、より早いリリースのUEである、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記システム情報ブロックは、低複雑度システム情報ブロック(LC−SIB)であり、前記物理制御チャネルは、低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)である、請求項1又は請求項2に記載の方法。

請求項4

前記共通サーチスペース内で、ユニキャストされる低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)を取得すること(5020)、をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。

請求項5

前記LC−PDCCHは、専用無線リソース制御(RRC)メッセージを搬送するユニキャストされる物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH)に関連付けられる、請求項3〜4のいずれか1項に記載の方法。

請求項6

前記RRCメッセージは、前記LC−PDCCHの構成に関する情報を含む、請求項5に記載の方法。

請求項7

前記LC−PDCCHの構成に関する前記情報は、UE固有のLC−PDCCH領域を含む、請求項6に記載の方法。

請求項8

通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有するUE(10)であって、ネットワークノードから、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを受信する、ように適合される手段(11)、を備え、前記システム情報ブロックは、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルの共通サーチスペースの構成に関する情報を含む、UE(10)。

請求項9

前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEは、リリース13低複雑度UEであり、通常のUEは、より早いリリースのUEである、請求項8に記載のUE(10)。

請求項10

前記システム情報ブロックは、低複雑度システム情報ブロック(LC−SIB)であり、前記物理制御チャネルは、低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)である、請求項8又は請求項9に記載のUE(10)。

請求項11

前記共通サーチスペース内で、ユニキャストされる低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)を取得する、ように適合される手段(11)、をさらに備える、請求項8〜10のいずれか1項に記載のUE(10)。

請求項12

前記LC−PDCCHは、専用無線リソース制御(RRC)メッセージを搬送するユニキャストされる物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる、請求項10〜11のいずれか1項に記載のUE(10)。

請求項13

前記RRCメッセージは、前記LC−PDCCHの構成に関する情報を含む、請求項12に記載のUE(10)。

請求項14

前記LC−PDCCHの構成に関する前記情報は、UE固有のLC−PDCCH領域を含む、請求項13に記載のUE(10)。

請求項15

ネットワークノードにより実行される方法であって、通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを、1つ又は複数のUEへ送信すること(7010)と、前記システム情報ブロックは、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルの共通サーチスペースの構成に関する情報を含むことと、を含む方法。

請求項16

前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEは、リリース13低複雑度UEであり、通常のUEは、より早いリリースのUEである、請求項15に記載の方法。

請求項17

前記システム情報ブロックは、低複雑度システム情報ブロック(LC−SIB)であり、前記物理制御チャネルは、低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)である、請求項15又は請求項16に記載の方法。

請求項18

前記ネットワークノードは、拡張NodeB(eNB)である、請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。

請求項19

通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを、1つ又は複数のUEへ送信する、ように適合される手段(21)、を備え、前記システム情報ブロックは、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルの共通サーチスペースの構成に関する情報を含む、ネットワークノード(20)。

請求項20

前記システム情報ブロックは、低複雑度システム情報ブロック(LC−SIB)であり、前記物理制御チャネルは、低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)である、請求項19に記載のネットワークノード(20)。

請求項21

前記ネットワークノード(20)は、拡張NodeB(eNB)である、請求項19又は請求項20に記載のネットワークノード(20)。

請求項22

通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有するUEにより実行される、ランダムアクセス(RA)手続ベースの方法であって、ネットワークノードから、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(RAR)を受信すること(9020)と、前記ランダムアクセスレスポンスは、前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含むことと、を含む方法。

請求項23

前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEは、リリース13低複雑度UEであり、通常のUEは、より早いリリースのUEである、請求項22に記載の方法。

請求項24

前記ランダムアクセスレスポンスは、低複雑度ランダムアクセスレスポンス(LC−RAR)である、請求項22又は請求項23に記載の方法。

請求項25

前記DCIは、前記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含み、又はさもなければ当該情報を指し示す、請求項22〜24のいずれか1項に記載の方法。

請求項26

前記RARを受信することに先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を前記ネットワークノードへ送信すること(9010)、をさらに含む、請求項22〜25のいずれか1項に記載の方法。

請求項27

受信される前記DCIを利用して(9030)、1つ以上の初期の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)を受信すること、を含む、請求項22〜26のいずれか1項に記載の方法。

請求項28

前記1つ以上の初期のLC−PDCCHは、専用無線リソース制御(RRC)メッセージを搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)の前記受信に関する情報を含み、又はさもなければ当該情報を指し示し得る、請求項27に記載の方法。

請求項29

前記専用RRCは、前記完全なLC−PDCCH構成を提供する、請求項28に記載の方法。

請求項30

通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有するUE(10)であって、ネットワークノードから、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(RAR)を受信する、ように適合される手段(11)、を備え、前記ランダムアクセスレスポンスは、前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む、UE(10)。

請求項31

前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEは、リリース13低複雑度UEであり、通常のUEは、より早いリリースのUEである、請求項30に記載のUE(10)。

請求項32

前記ランダムアクセスレスポンスは、低複雑度ランダムアクセスレスポンス(LC−RAR)である、請求項30又は請求項31に記載のUE(10)。

請求項33

前記DCIは、前記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含み、又はさもなければ当該情報を指し示す、請求項30〜32のいずれか1項に記載のUE(10)。

請求項34

前記RARを受信することに先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を前記ネットワークノードへ送信する、ように適合される手段(11)、をさらに備える、請求項30〜33のいずれか1項に記載のUE(10)。

請求項35

受信される前記DCIを利用して、1つ以上の初期の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)を受信する、ように適合される手段(12,13)、を備える、請求項30〜34のいずれか1項に記載のUE(10)。

請求項36

前記1つ以上の初期のLC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)の前記受信に関する情報を含み、又はさもなければ当該情報を指し示し得る、請求項35に記載のUE(10)。

請求項37

前記専用RRCは、前記完全なLC−PDCCH構成を提供する、請求項36に記載のUE(10)。

請求項38

ネットワークノードにより実行される、ランダムアクセス(RA)手続ベースの方法であって、通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有するUEへ、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(RAR)を送信すること(11010)と、前記RARは、前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含むことと、を含む方法。

請求項39

前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEは、リリース13低複雑度UEであり、通常のUEは、より早いリリースのUEである、請求項38に記載の方法。

請求項40

前記DCIは、前記UEについての初期の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)構成に関する情報を含み、又はさもなければ当該情報を指し示す、請求項38又は請求項39に記載の方法。

請求項41

前記ネットワークノードは、拡張NodeB(eNB)である、請求項38〜40のいずれか1項に記載の方法。

請求項42

ネットワークノード(20)であって、通常のユーザ機器(UE)と比較して削減されたUE帯域幅を有するUEへ、前記削減されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(RAR)を送信する、ように適合される手段(11)、を備え、前記RARは、前記削減されたUE帯域幅を有する前記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む、ネットワークノード(20)。

請求項43

前記DCIは、前記UEについての初期の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)構成に関する情報を含み、又はさもなければ当該情報を指し示す、請求項42に記載のネットワークノード(20)。

技術分野

0001

本開示は、概して、無線通信に関する。より具体的には、ここで呈示される実施形態は、概して、通常のUEと比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するユーザ機器(UE)のための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の初期化に関する。例えば、ここで呈示される実施形態のいくつかは、概して、例えばRel−13MTCデバイス(即ち、リリース13のMTCデバイス)などの、MTC(machine type communication)デバイスのためのPDCCHの初期化に関する。例えば、本開示は、LTE(Long Term Evolution)での狭帯域MTC動作のためのPDCCHを初期化するための多様な実施形態を呈示する。

背景技術

0002

セクションは、本開示において説明される技術の多様な実施形態についての背景を提供することを意図される。ここでの説明は、追求され得たはずではあったが必ずしも過去に想到され又は追求されたわけではない概念を含み得る。従って、ここで別段指し示されていない限り、本セクションにおいて説明されるものは、必ずしも本開示の実施形態に対する従来技術ではなく、本セクションに単に含まれることによっては従来技術であるとは認められない。

0003

テレフォニービデオ、データ、メッセージング及びブロードキャストなどといった多様な通信サービスを提供するために、無線通信ネットワーク幅広配備されている。そうした通信ネットワークは、利用可能なネットワークリソース共有することにより、複数のユーザ機器(UE)のための通信サポートする。そうしたネットワークの1つの例は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化された第3世代(3G)のモバイルフォン技術、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)である。UMTSは、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)という無線アクセスネットワーク(RAN)についての定義を含む。UMTSは、GSM(Global System for Mobile Communications)技術の後継であり、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)、TD−CDMA(Time Division-Code Division Multiple Access)及びTD−SCDMA(Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access)などの多様なエアインタフェース標準をサポートする。UMTSは、より高いデータ転送速度及び関連付けられるUMTSネットワークへのキャパシティを提供する、HSPA(High Speed Packet Access)などの拡張された3Gデータ通信プロトコルをもサポートする。モバイルブロードバンドアクセスについての需要が増加し続けているため、UMTS技術を高度化するための研究開発が、モバイルブロードバンドアクセスについてのその拡大する需要を充足するのみならず、モバイル通信でのユーザ体験を高度化し及び向上させるように継続されている。例えば、世界の多数の場所で、W−CDMAに基づく第3世代UMTSが開発された。そのシステムが将来においても競争力を保つことを保証するために、3GPPは、UMTSセルラー技術の長期的な進化を定義するためのプロジェクトを開始した。その取組みに関する仕様は、公式にはE−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)及びE−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)として知られており、但し、より一般にはLTE(Long Term Evolution)という名称で言及される。無線通信ネットワーク及びシステムのより詳細な説明は、例えば3GPPにより公開されている技術仕様(Technical Specifications)などの文献に見出すことができる。拡張されたネットワークアーキテクチャコアネットワーク(CN)をEPC(Evolved Packet Core)ということがあり、無線アクセスネットワーク及びコアネットワークの双方、並びにサービス関連エンティティなど他のあり得るエンティティ、を含む全体的なセルラーシステムへ言及する際には、EPS(Evolved Packet System)という用語を使用することができる。

0004

単に背景に過ぎないものの、図1は、一例としての3GPPLTE無線通信システム100を示している。

0005

見ての通り、図1は、LTE無線通信システム100内の無線アクセスネットワークを示している。この例において、2つの無線ネットワークノード110a及び110bが存在し、その各々は拡張NodeB(eNB)として例示される。第1のeNB110aは、そのeNB100aの地理的なサービスエリア又は無線セル130aの範囲内に位置する1つ又は複数のUE120a〜eへサービスするように構成される。eNB110aは、コアネットワーク(CN)へ接続可能である。eNB110aは、例えばX2インタフェースを介して隣接するeNB110bへも接続可能であり、eNB110bは他のセル130bへサービスするように構成される。従って、第2のeNB110bは、そのeNB100bの地理的なサービスエリア又は無線セル130bの範囲内に位置する1つ又は複数のUE120f〜jへサービスするように構成される。eNB110bは、CNへも接続可能である。

0006

既存の技術において知られているように、LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を使用し、アップリンクにおいてDFT拡散OFDM(即ち、DFTS−OFDM、DFTは離散フーリエ変換を意味する)を使用する。基本的なLTEのダウンリンク物理リソースは、よって、図2に示したような時間−周波数グリッドであると理解することができ、各リソースエレメントは1つのOFDMシンボルインターバルの期間中の1つのOFDMサブキャリアに相当する。

0007

マシンタイプ通信(MTC)>
無線通信ネットワーク内の通信の将来の配備の現在のところポピュラーな見方は、極めて多数の小規模自律的デバイスを含み、それらは典型的には多かれ少なかれ低頻度で(例えば、1週間に一度から1分間に一度)少量のデータのみを送受信する(又は、データのためにポーリングされる)。それらデバイスは、人間に関連付けられることを想定されず、むしろ様々な種類のセンサ又はアクチュエータであってよく、セルラーネットワークの内部又は外部の(デバイスを構成し及びデバイスからデータを受信する)アプリケーションサーバと通信し得る。よって、このタイプの通信は、しばしばマシンツーマシン(M2M)通信として言及され、それらデバイスは、マシンデバイス(MD)と称され得る。3GPP標準化では、対応する代替的な用語はマシンタイプ通信(MTC)及びマシンタイプ通信デバイス(MTCデバイス)であり、後者はより一般的な用語であるUEのサブセットである。MTC通信のより詳細な説明は、文献において、例えば技術仕様3GPP TS22.368 V.13.1.0において見出すことができる。

0008

MTCデバイスの性質及びそれらの想定される典型的な用途は、それらMTCデバイスがエネルギー効率的でなければならないことが多いことにつながる。なぜなら、外部電力供給源が利用可能でないことが多く、かつそれらのバッテリーを頻繁に交換し又は再充電することが実用的でも経済的に実現可能でもないからである。いくつかのシナリオにおいて、MTCデバイスは、バッテリー駆動でさえなく、代わりに、例えば環境からエネルギーを集めるなど、エネルギーの収集(harvesting)に依拠するかもしれない。それらは、例えば日光温度勾配又は振動などから採取され得るエネルギー(しばしば限られている)を利用する。相対的に小規模かつ多かれ少なかれ低頻度の(しばしば遅延寛容である)トランザクションにより特徴付けられるトラフィックを有するそうしたエネルギー不足のデバイスについて、例えば通信イベントの間及び通信イベントに伴うそれらのエネルギー消費を最小化することが重要であり得る。それらMTCデバイスは、概して、例えばセルラーネットワークからの送信をモニタリングするために無線受信機アクティブに維持することで、多様な通信イベントの間にエネルギーを消費する。通信イベントの間の期間は概して実際の通信イベントよりも格段に長いことから、そのエネルギー消費は、エネルギー消費全体のかなりの部分を表し、通信イベントが低頻度であり又は非常に低頻度であるシナリオにおいては、エネルギー消費において支配的でさえあり得る。

0009

さらに、MTCは、事業者にとっての重要な収益の柱になるかもしれず、事業者の視点からは巨大ポテンシャルを有し得る。事業者が既に配備済みの無線アクセス技術を用いてMTCデバイスにサービスできることは有益であろう。従って、3GPPLTEは、MTCの効率的なサポートのための競争力のある無線アクセス技術として検討されてきた。MTCデバイスのコストを引き下げることは、“IoT(internet of things)”の概念の実装のための重要な要因(enabler)になり得る。そのうえ、多くのアプリケーションのために使用されるMTCデバイスは、運用上の電力消費が低いことを要するかもしれず、従って、前に説明したように、低頻度で小規模なバースト送信で通信を行うことが予期される。加えて、建物内に配備されるデバイスのM2Mユースケースについて実質的なマーケットが存在し、それは定義済みのLTEセルカバレッジ面積(footprint)と比較してカバレッジの向上を要するはずである。

0010

例えば、3GPPLTEリリース12は、長いバッテリー寿命を可能にするUE電力節約モードと、削減されたモデム複雑度を可能とする新たなUEカテゴリとを定義した。リリース13では、将来のMTC作業が、さらにMTCコストを削減し、及びカバレッジの拡張を提供することが期待される。コスト削減を可能にする鍵となる要素は、任意のシステム帯域幅の範囲内でダウンリンク及びアップリンクにおいて1.4MHzという削減された無線周波数(RF)帯域幅を導入することである。

0011

<EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel))>
通常のUEについては、UEは、PDCCHに加えてEPDCCHをモニタリングするように構成され得る(例えば、技術仕様3GPP TS36.211(例えば、セクション6.8A)及び技術仕様3GPP TS36.213(例えば、セクション9.1.4)参照)。各サービングセルについて、上位レイヤシグナリングは、EPDCCHモニタリングのために、1つ又は2つのEPDCCH−PRBセット(PRBは、物理リソースブロックを意味する)と共にUEを構成し得る。各EPDCCH−PRBセットは、0からNECCEp,k−1まで付番されたECCE(即ち、拡張制御チャネルエレメント)のセットを含み、NECCEp,kは、サブフレームkのEPDCCH−PRBセットp内のECCEの数である。各EPDCCH−PRBセットは局所的(localized)EPDCCH送信又は分散的(distributed)EPDCCH送信のいずれかについて構成されてもよい。

0012

UEは、概して、制御情報のための上位レイヤシグナリングにより構成される通りに、1つ以上のアクティブ化されたサービングセル上で、EPDCCH候補のセットをモニタリングするものとされ、ここでモニタリングとは、モニタリングされるDCI(即ち、ダウリンク制御情報フォーマットに従ってセット内のEPDCCHの各々の復号試行することを示唆する。モニタリングされるべきEPDCCH候補のセットは、EPDCCHUE固有サーチスペースを単位として定義される。各サービングセルについて、UEがEPDCCH UE固有サーチスペースをモニタリングするサブフレームが上位レイヤにより構成される(例えば技術仕様3GPP TS36.331参照)。

発明が解決しようとする課題

0013

本開示は、EPDCCHをモニタリングする普通の又は通常のUEについて、UEは典型的にはPDCCHを受信することもできるという事実を認識している。PDCCHは、無線リソース制御(RRC)シグナリングの受信のための情報を提供するかもしれず、RRCシグナリングは、典型的にはEPDCCHの構成情報を搬送する。しかしながら、制限された帯域幅を有するUE(例えば、リリース13の低複雑度MTCデバイス(又はリリース13低複雑度UE))は、概して、その制限された帯域幅に起因して、PDCCHを受信可能でない。EPDCCHはリリース13低複雑度MTCデバイスの1.4MHzの受信ウィンドウの範囲内で受信される可能性があることから、リリース13低複雑度MTCデバイスがEPDCCHを受信できるかもしれず、そのためEPDCCHを使用することには意味がある。但し、これはEPDCCH構成情報が何らかの手法でリース13低複雑度MTCデバイスへ運送され得ることを前提としているはずである。しかしながら、EPDCCHが短絡的なやり方で利用される場合、MTC動作のための物理ダウンリンク制御チャネルの初期化は不適当かもしれない。例えば、既存の手続は典型的にPDCCHに基づいていることから、MTC動作のためのPDCCHの初期化を既存の手続で完遂することはできないことを予想することができる。

0014

ここで開示される多様な実施形態は、上の考慮事項及び他の事項を念頭においてなされている。

課題を解決するための手段

0015

その第1の観点において、本開示は、通常のユーザ機器(UE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUEにより実行される方法を呈示する。上記方法は、ネットワークノードから、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを受信することと、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネル共通サーチスペースの構成に関する情報を含むことと、を含む。

0016

上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、リリース13低複雑度UEであってもよく、通常のUEは、より早いリリースのUEであってもよい。上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、例えばMTCデバイスであってもよい。

0017

上記システム情報ブロックは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記周波数ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルのリソースブロック割り当てを含んでもよい。

0018

追加的に又は代替的に、上記システム情報ブロックは、上記物理ダウンリンク制御チャネルの時間ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの開始サブフレームを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの繰り返し回数を含んでもよい。

0019

上記システム情報ブロックは、低複雑度システム情報ブロック(LC−SIB)であってもよく、上記物理制御チャネルは、低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)であってもよい。

0020

上記方法は、追加的に、上記共通サーチスペース内で、ユニキャストされるLC−PDCCHを取得すること、を含んでもよい。

0021

例えば、上記LC−PDCCHは、専用無線リソース制御(RRC)メッセージを搬送するユニキャストされる物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH)に関連付けられてもよい。上記RRCメッセージは、上記LC−PDCCHの構成に関する情報を含んでもよい。上記LC−PDCCHの構成に関する上記情報は、UE固有のLC−PDCCH領域を含んでもよい。

0022

本開示は、通常のユーザ機器(UE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUEをも呈示する。上記UEは、ネットワークノードから、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを受信する、ように適合される手段、を備え、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルの共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。

0023

上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、リリース13低複雑度UEであってもよく、通常のUEは、より早いリリースのUEであってもよい。上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、例えばMTCデバイスであってもよい。

0024

上記システム情報ブロックは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記周波数ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルのリソースブロック割り当てを含んでもよい。

0025

追加的に又は代替的に、上記システム情報ブロックは、上記物理ダウンリンク制御チャネルの時間ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの開始サブフレームを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの繰り返し回数を含んでもよい。

0026

上記システム情報ブロックは、LC−SIBであってもよく、上記物理制御チャネルは、LC−PDCCHであってもよい。

0027

上記UEは、上記共通サーチスペース内で、ユニキャストされるLC−PDCCHを取得する、ように適合される手段、をさらに備えてもよい。上記LC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するユニキャストされるPDSCHに関連付けられてもよい。上記RRCメッセージは、上記LC−PDCCHの構成に関する情報を含んでもよい。上記LC−PDCCHの構成に関する上記情報は、UE固有のLC−PDCCH領域を含んでもよい。

0028

さらに、本開示は、拡張NodeB(eNB)などのネットワークノードにより実行される方法を呈示する。上記方法は、通常のユーザ機器(UE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを、1つ又は複数のUEへ送信することと、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルの共通サーチスペースの構成に関する情報を含むことと、を含む。

0029

あらためて言うと、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、リリース13低複雑度UEであってもよく、通常のUEは、より早いリリースのUEであってもよい。

0030

上記システム情報ブロックは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記周波数ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルのリソースブロック割り当てを含んでもよい。

0031

追加的に又は代替的に、上記システム情報ブロックは、上記物理ダウンリンク制御チャネルの時間ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの開始サブフレームを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの繰り返し回数を含んでもよい。

0032

上記システム情報ブロックは、LC−SIBであってもよく、上記物理制御チャネルは、LC−PDCCHであってもよい。

0033

また、本開示は、拡張NodeB(eNB)などのネットワークノードを呈示する。上記ネットワークノードは、通常のユーザ機器(UE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロックを、1つ又は複数のUEへ送信する、ように適合される手段、を備え、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルの共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。

0034

上記システム情報ブロックは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記周波数ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルのリソースブロック割り当てを含んでもよい。

0035

追加的に又は代替的に、上記システム情報ブロックは、上記物理ダウンリンク制御チャネルの時間ドメイン構成に関する情報を含んでもよい。上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの開始サブフレームを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記時間ドメイン構成は、上記物理ダウンリンク制御チャネルの繰り返し回数を含んでもよい。

0036

上記システム情報ブロックは、LC−SIBであってもよく、上記物理制御チャネルは、LC−PDCCHであってもよい。

0037

その第2の観点において、本開示は、通常のユーザ機器(UE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUEにより実行される、ランダムアクセス(RA)手続ベースの方法を呈示する。上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、MTCデバイスであってもよい。上記方法は、ネットワークノードから、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(RAR)を受信することと、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含むことと、を含む。

0038

上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、リリース13低複雑度UEであってもよく、通常のUEは、より早いリリースのUEであってもよい。

0039

上記ランダムアクセスレスポンスは、低複雑度ランダムアクセスレスポンス(LC−RAR)であってもよい。

0040

上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく、又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。

0041

上記方法は、上記RARを受信することに先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を上記ネットワークノードへ送信すること、をさらに含んでもよい。

0042

上記方法は、受信される上記DCIを利用して、1つ以上の初期の低複雑度物理ダウンリンク制御チャネル(LC−PDCCH)を受信すること、を含んでもよい。

0043

上記1つ以上の初期のLC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)の受信に関する情報を含んでもよく、又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。上記専用RRCは、完全なLC−PDCCH構成を提供してもよい。

0044

いくつかの実施形態において、上記RARは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメインのリソース割り当て情報を含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルアップリンクリソース割り当てを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルについての3ビットMCS情報を含んでもよい。

0045

さらに、本開示は、通常のユーザ機器(UE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUEを呈示する。上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、例えばMTCデバイスであってもよい。上記UEは、ネットワークノードから、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるRARを受信する、ように適合される手段、を備え、上記RARは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのDCIを含む。

0046

上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、リリース13低複雑度UEであってもよく、通常のUEは、より早いリリースのUEであってもよい。

0047

上記RARは、LC−RARであってもよい。

0048

上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく、又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。

0049

上記UEは、上記RARを受信することに先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を上記ネットワークノードへ送信する、ように適合される手段、をさらに備えてもよい。

0050

上記UEは、受信される上記DCIを利用して、1つ以上の初期のLC−PDCCHを受信する、ように適合される手段、をも備えてもよい。上記1つ以上の初期のLC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するPDSCHの受信に関する情報を含んでもよく、又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。上記専用RRCは、上記完全なLC−PDCCH構成を提供してもよい。

0051

いくつかの実施形態において、上記RARは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメインのリソース割り当て情報を含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルのアップリンクリソース割り当てを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルについての3ビットのMCS情報を含んでもよい。

0052

本開示は、拡張NodeB(eNB)などのネットワークノードにより実行される、RA手続ベースの方法をも呈示する。上記方法は、通常のUEと比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUEへ、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるRARを送信することと、上記RARは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのDCIを含むことと、を含む。

0053

上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEは、リリース13低複雑度UEであってもよく、通常のUEは、より早いリリースのUEであってもよい。

0054

上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく、又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。

0055

いくつかの実施形態において、上記RARは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメインのリソース割り当て情報を含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルについてのアップリンクリソース割り当てを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルについての3ビットのMCS情報を含んでもよい。

0056

そのうえ、本開示は、通常のUEと比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUEへ、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるRARを送信する、ように適合される手段、を備えるネットワークノードであって、上記RARは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのDCIを含む、上記ネットワークノードを呈示する。

0057

上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく、又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。

0058

いくつかの実施形態において、上記RARは、物理ダウンリンク制御チャネルの周波数ドメインのリソース割り当て情報を含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルについてのアップリンクリソース割り当てを含んでもよい。追加的に又は代替的に、上記RARは、アップリンク物理チャネルについての3ビットのMCS情報を含んでもよい。

発明の効果

0059

理解される通り、本開示は、よって、低複雑度UE(例えば、リリース13MTCデバイス)などの、制限された(例えば、削減された)帯域幅を有するUEが、維持され又は改善される性能と共にレガシーLTEシステムにおいて動作することを可能とする、多様な実施形態を呈示する。

図面の簡単な説明

0060

これら及び他の観点、特徴及び利点が、多様な実施形態の以下の説明から明白となり解明されるであろう。次の添付図面への参照がなされる:

0061

一例としての3GPPLTE無線通信システムを示している。
LTEダウンリンク(DL)物理リソースの一例を示している。
LC−PDCCH構成を初期化するためのLC−SIBベースの手続を示している。
LC−PDCCH構成を初期化するためのLC−RARベースの手続を示している。
1つの例示的な実施形態に係る方法のフローチャートである。
低複雑度UEの例示的な実装を概略的に示している。
1つの例示的な実施形態に係る方法のフローチャートである。
LC−SIBをUEへブロードキャストするための、eNBなどのネットワークノードの例示的な実装を概略的に示している。
1つの例示的な実施形態に係る方法のフローチャートである。
低複雑度UEの例示的な実装を概略的に示している。
1つの例示的な実施形態に係る方法のフローチャートである。
LC−RA手続を実行するための、eNBなどのネットワークノードの例示的な実装を概略的に示している。

実施例

0062

これ以降、何らかの実施形態が示された添付図面を参照しながら、本技術がより充分に説明されるであろう。しかしながら、本技術は、多くの異なる形式具現化されてよく、ここで説示される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、それら実施形態は、本開示が綿密かつ徹底的となるように例示の手段で提供されており、当業者へ本技術のスコープを充分に伝えるであろう。本説明を通じて、類似する参照番号は類似する要素又は方法のステップを指す。

0063

以下で説明される実施形態は、EPDCCHをモニタリングする普通の又は通常のUEについて、UEは典型的にはPDCCHを受信することもできるという事実を認識する。PDCCHは、無線リソース制御(RRC)シグナリングの受信のための情報を提供するかもしれず、RRCシグナリングは、典型的にはEPDCCHの構成情報を搬送する。しかしながら、リリース13の低複雑度MTCデバイスについて、それらMTCデバイスは、概して、その削減された帯域幅に起因して、PDCCHを受信可能でない。EPDCCHはリリース13低複雑度MTCデバイスの1.4MHzの受信ウィンドウの範囲内で受信される可能性があることから、リリース13低複雑度MTCデバイスがEPDCCHを受信できるかもしれず、そのためEPDCCHを使用することには意味がある。但し、これはEPDCCH構成情報が何らかの手法でリース13低複雑度MTCデバイスへ運送され得ることを前提としているはずである。しかしながら、EPDCCHが短絡的なやり方で利用される場合、MTC動作のための物理ダウンリンク制御チャネルの初期化は不適当かもしれない。例えば、既存の手続は典型的にPDCCHに基づいていることから、MTC動作のためのPDCCHの初期化を既存の手続で完遂することはできないことを予想することができる。

0064

ここで開示される多様な実施形態は、上の考慮事項及び他の事項を念頭においてなされている。

0065

その観点の1つによれば、本開示は、低複雑度UE(例えば、リリース13MTCデバイス)が、維持され又は改善される性能と共にレガシーLTEシステムにおいて動作することを可能とする技法を呈示する。

0066

ここでさらに詳述されるように、本開示は、概して、本技術の2つの異なる観点を呈示する:
・観点1:低複雑度UEのために設計されたシステム情報ブロック(SIB)(LC−SIBとしてラベル付けされる)を介するLC−PDCCHの初期化。LC−SIBは、周波数ドメインパラメータ及び時間ドメインパラメータなどを含むLC−PDCCHの共通サーチスペースの構成を含み得る。
・観点2:低複雑度UEのために設計されたランダムアクセスレスポンス(RAR)(LC−RARとしてラベル付けされる)を介するLC−PDCCHの初期化。典型的には(必ずではないが)ランダムアクセス手続のMsg2であるLC−RARは、UE固有サーチスペースにおけるLC−PDCCHの簡略化された構成を搬送し得る。

0067

以下で使用されているように、“ユーザ機器(UE)”との用語は、ユーザが通信するために使用することのできる任意のデバイスを意味するために使用される。また、UEとの用語は、モバイル端末端末ユーザ端末(UT)、ワイヤレス端末ワイヤレス通信デバイスワイヤレス送信受信ユニット(WTRU)、モバイルフォン又はセルフォンなどへの言及であってもよい。さらにまた、UEとの用語は、上で説明したように、必ずしもヒューマンインタラクション関与の無いMTCデバイスを含む。また、ここで使用される場合、“無線ネットワークノード”との用語は、概して、UEと通信可能な固定的なポイントを表す。そのため、それは、基地局、無線基地局、NodeB若しくは拡張NodeB(eNB)、無線ネットワークコントローラ(RNC)又はアクセスポイントなどへの言及であってもよい。本開示の文脈の範囲内で、“無線ネットワークノード”との用語は、典型的には“無線アクセスネットワーク”として言及される何かの必ずしも一部ではないノードを表してもよいことが理解されるべきであり、例えばそれは、モビリティ管理エンティティ(MME)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、ホーム加入者サーバ(HSS)又はホームローションレジスタ(HLR)である。よって、ここで使用される場合、“無線ネットワークノード”との用語は、例えばCNノードをも含んでよい。

0068

以下では、本技術の多様な観点が呈示されるであろう。ここで使用されるところによれば、“低複雑度(low complexity)UE”との用語は、他の普通の又は通常のUEと比較してより低い複雑度を有するUEへ言及するために使用される。リリース13では、3GPPは、“リリース13低複雑度UE”との用語を導入している。リリース13低複雑度UEは、他の普通の又は通常のUE(即ち、リリース12又はリリース11など、より早いリリースのUE)と比較してより低い複雑度を有するUEへ言及するために使用される。低複雑度UEの1つの特徴は、当該UEがダウンリンク及びアップリンクにおいて1.4MHzという削減されたUE帯域幅を有することである。言い換えると、低複雑度UEは、DL及びULにおいて例えば1.4MHzという制限されたUE帯域幅を有するUEである。低複雑度URの他の特徴は、例えば、2014年9月のスコトランドのエジンバラにおける3GPP TSG RANミーティング#66で呈示された3GPPLTEリリース13作業項目説明RP−141865のセクション4.1において見出され得る。低複雑度UEは、MTCデバイスとして具現化されてもよい。よって、低複雑度UEは、低複雑度MTCデバイスとして互換可能に言及されることがあり得る。以下の説明では、“UE”との用語は、別段示されない限り、低複雑度UEをいう。当業者により理解されるであろうように、低複雑度UEは、よって、普通の又は通常のUEと比較してより狭い帯域幅で動作し得る。言い換えると、制限された(例えば、削減された)帯域幅を有するUEは、DL及び/又はULにおいて削減された帯域幅で動作し得る。より具体的には、制限された(例えば、削減された)帯域幅を有するUEは、ダウンリンクシステム帯域幅において削減されたダウンリンク帯域幅で、及び/又は、アップリンクシステム帯域幅において削減されたアップリンク帯域幅で動作し得る。また、以下では、LC−PDCCHは、低複雑度UE、即ち制限された(又は削減された)帯域幅を伴うUEをサポートするように定義される、物理ダウリンク制御チャネル(PDCCH)をいう。理解されるべきこととして、以下の説明では一例として低複雑度UEが使用されるものの、そのチャネル(即ち、LC−PDCCH)の設計が他のタイプのUEによって同じように利用されてもよい。LC−PDCCHは、例えば、新たな物理ダウンリンク制御チャネルとして、又は新たなEPDCCHの形式として導入されてもよい。

0069

<観点1:SIBを介するLC−PDCCHの初期化>
図3における一例と共にLC−SIBベースのLC−PDCCHの初期化手続が例示され以下に説明される:
(a)ネットワークノード(例えば、eNB)は、複数の低複雑度UEのために構成されるシステム情報ブロック(SIB)を送信する。従って、そのSIBは、LC−SIB(低複雑度SIB)として言及され得る。典型的には、ネットワークノードは、LC−SIBを1つ又は複数のUEへブロードキャストする。それに応じて、低複雑度UEは、ネットワークノードから送信(例えば、ブロードキャスト)されるLC−SIBを受信するように構成される。LC−SIBは、LC−PDCCHの共通サーチスペースの構成を提供する、ように構成され得る。ここで、LC−SIBは、PDCCH/EPDCCH/LC−PDCCH無しで受信されることができ、又は固定的なフォーマットのLC−PDCCHと共に受信されることができるものと想定される。これが図3DLサブフレームAに例示されている。
(b)UEは、LC−PDCCHの共通サーチスペース内に位置するユニキャストされるLC−PDCCHを取得(例えば、獲得又は受信)する。図3では、DLサブフレームB内の共通サーチスペースに共に存在する形で3つのユニキャストされるLC−PDCCHが概略的に示されており、各LC−PDCCHが異なる1つのUE向けである(即ち、各LC−PDCCHが複数のUEのうちの1つの固有のUEを対象とする)。
(c)ユニキャストされるLC−PDCCHは、必須ではないものの、典型的には、専用のRRCメッセージを搬送するユニキャストされるPDSCHに関連付けられ、専用のRRCメッセージは、UE固有のLC−PDCCH領域などのLC−PDCCH構成を提供するように構成される。これが図3のDLサブフレームCに例示されている。
(d)そのUE向けの後続のLC−PDCCHは、上記RRCメッセージにおいて提供されるLC−PDCCH構成を用いて送信(即ち、送出)され得る。これが図3のDLサブフレームDに例示されている。

0070

上の(b)では、例えばサービスすべきUEの数が相対的に少ない場合に全ての低複雑度UEにより共有される1つのLC−PDCCH共通サーチスペースが存在し得る。代替的に、追加的なスペースを提供して同時により多くのUEをサポートするために、例えば各UEが暗黙的に1つの共通サーチスペースへマッピングされる形で、2つ以上の共通サーチスペースがLC−SIBにより構成されてもよい。例えば、2つのサーチスペースが構成されてもよく、偶数のUE IDを伴うUEは一方のサーチスペースへマッピングされ、奇数のUE IDを伴うUEは他方のサーチスペースへマッピングされる。

0071

LC−PDCCH共通サーチスペースのLC−SIB構成は、例えば、以下のパラメータのうちの1つ以上を含んでもよい:
・共通サーチスペースの周波数ドメイン構成。これは次を含み得る:
−リソースブロック割り当て、及び/又は
−当該共通サーチスペースへ割り当てられるPRBペアの数。リリース11では、EPDCCHセットは、N=2、4又は8個のPRBペアからなる。リリース13では、N=6というEPDCCHセットをサポートするように新たなフォーマットが定義され得る。
・共通サーチスペースの時間ドメイン構成。これは次を含み得る:
−潜在的なLC−PDCCH送信の開始時間(例えば、無線フレーム番号サブフレーム番号)、
−LC−PDCCHを送信するための複数サブフレームをまたいだ繰り返し回数、及び/又は
−UEがLC−PDCCHの共通サーチスペースをモニタリングすべきサブフレームパターン
・LC−PDCCHの開始OFDMシンボル
・“局所的”及び“分散的”などの送信タイプ
・TS36.211において定義されるDMRSスクランブリングシーケンス初期化パラメータnEPDCCHID,i
・何らかのPUCCHリソースインジケータ(pucch-ResourceStartOffsetに類似)

0072

この観点の多様な特徴は既存の技術に対して新規であり、そのいくつかが例示的な特徴の非網羅的な本リストに列挙される:
−LC−SIBは、典型的には、低複雑度UEに専用であり、従って、セル内の全てのUEが対象ではない
−LC−SIBは、システム帯域幅の中央に位置する6つのPRBグループへ制限される
−上記共通サーチスペースは、UE固有サーチスペースの予備(fall-back)ではなく、むしろ異なる6つのPRBグループを占め、UEは双方を同時にモニタリング可能でないかもしれない(既存の技術では、共通サーチスペースは、UE固有サーチスペースの予備に似ており、UEは1サブフレーム内で双方を同時にモニタリングする)
−LC−PDCCH構成パラメータは、既存の技術とは異なる。例えば、それは、周波数ドメインパラメータ及び時間ドメインパラメータを含む

0073

<観点2:ランダムアクセスレスポンス(RAR)を介するLC−PDCCHの初期化>
LC−PDCCH初期化手続は、リリース13MTCデバイスなどの低複雑度UEに、例えばUEが概してユニキャストされるPDSCHを受信可能となる前(例えば、UEがRRCを搬送するPDSCHを受信可能となる前)など、まさに当初において、UE固有のEPDCCHの初期の構成を与え得る。前提とされるのは、RARが、EPDCCH及び/若しくはLC−PDCCH無しで送信され、又は固定的なフォーマットのLC−PDCCHと共に送信され得ることである。利点は、EPDCCH共通サーチスペースを定義することが回避されることである。低複雑度UEにとって、新たなタイプのRARメッセージを構築し又は定義することは有利であり得る。また、この新たなタイプのRARは、普通の又は通常のUEによって読み取られることを意図されないはずである。

0074

図4にRARベースのLC−PDCCH初期化手続の一例が概略的に示されており、以下に説明される:
(e)UEは、ネットワークノード(例えば、eNB)へPRACHを送信することにより、ランダムアクセス手続を実行する
(f)ネットワークノード(例えば、eNB)は、LC−RARでUEへ応答する。LC−RARは、そのUEのためのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。DCIは、そのUEのための初期のLC−PDCCH構成を提供する。図4ではDLサブフレームA内に3つのLC−RARが例示されており、各LC−RARは異なる1つのUE向けである
(g)UEは、LC−RAR内のDCIを使用し又はさもなければ利用して、初期のLC−PDCCHを受信する。図4ではDLサブフレームB内に3つのユニキャストされるLC−PDCCHが例示されており、各LC−PDCCHは異なる1つのUE向けである
(h)初期のLC−PDCCHは、専用のRRCメッセージを搬送するPDSCHを受信するための情報を提供してもよい。専用のRRCメッセージは、完全な(full)LC−PDCCH構成を提供してもよい。図3ではDLサブフレームC内にRRCメッセージを搬送する3つのPDSCHが例示されており、各PDSCHは異なる1つのUE向けである
−専用RRCメッセージの前に送信される全てのLC−PDCCH送信が初期のLC−PDCCH構成を使用し得ることが理解されるべきである。例えば、ランダムアクセス手続のメッセージ3(即ち、Msg3)が初期のLC−PDCCH構成を使用してもよい。
(i)後続のLC−PDCCHが上記完全なLC−PDCCH構成を使用してもよい。図4ではDLサブフレームD内に3つのユニキャストされるLC−PDCCH送信が一例として示されている

0075

さらに、理解されるべきこととして、上の手続のバリエーションがあり得るか又はさもなければ想起され得る。1つの例において、LC−PDCCHの既定の構成として簡略化された構成が使用されてもよい。そのケースでは、簡略化されたLC−PDCCH構成を、RRCメッセージにおいて完全なLC−PDCCH構成を受信する必要性無く、データ送信セッションを通じて使用することができる。

0076

新たなRARにより搬送される必要のあるLC−PDCCHの最小限の情報は、典型的には、ユニキャストされるPDCCHについてのDLリソースブロック割り当て(例えば、MTC UE向けの6つのPRBグループの開始PRBインデックス)であろう。

0077

包含され得るが必ずしも包含されなくてよい他のLC−PDCCH構成情報は、次の通りである:
・DMRS(即ち、復調リファレンス信号)スクランブリングシーケンス初期化パラメータnEPDCCHID,i
・何らかのPUCCHリソースインジケータ(pucch-ResourceStartOffsetに類似)

0078

予め定義され得る(よってシグナリングの必要無し)LC−PDCCH構成パラメータは、次を含み得る:
・共通サーチスペースへ割り当てられるPRBペアの数N。1つの例は、仕様において固定され、例えばN=6である
・潜在的なLC−PDCCH送信の開始時間(例えば、無線フレーム番号、サブフレーム番号)。1つの例として、LC−PDCCHは各無線フレームのサブフレーム#0にて開始するように予め定義され得る
・LC−PDCCHを送信するための複数サブフレームをまたいだ繰り返し回数を、RAR受信のための繰り返し回数と同一として予め定義することができる、及び/又は
・UEがLC−PDCCHのUE固有サーチスペースをモニタリングすべきサブフレームパターンが、連続するサブフレームとして予め定義される

0079

既存のRARは、典型的には、20ビットの“ULグラントフィールドを含む。LC−RARについて、1つのあり得る方法は、ULグラントのために現在使用されているその20ビットを、2つのフィールドへ分割することである(例えば、各々10ビット):
・LC−PDCCH構成
−PRBペアのロケーション及びPRB数の観点での周波数ドメインリソース割り当て。例えば、重複しない6つのPRBグループならば4ビットだけを必要とするはずである、及び/又は
−サブフレームパターン及び繰り返し回数など、時間ドメイン構成
・ULグラント(サイズの削減された新たなフォーマット)。削減されたサイズは、次を考慮して達成可能であり得る:
−(1ビット節約)PUSCH周波数ホッピングなし、
−ULリソース割り当てについてより強い自由度の制限。例えば、重複しない6つのPRBグループならば4ビットだけを必要とするはずである、及び/又は
−(1ビット節約)16個のMCS選択肢ではなく8つのMCS選択肢(全てQPSK(即ち、四位相偏移変調))

0080

ここまでに大筋を述べた詳細な説明を踏まえると、ここで開示される技術は、よって、限定ではないが、以下の例示的な実施形態を包含する。

0081

<観点1>
ここで図5を参照すると、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUE(例えば、リリース13低複雑度UE)により実行される方法5000が示されている。その方法は、ネットワークノードから、制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロック(例えば、LC−SIB)を受信すること5010、を含み、当該システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネル(即ち、LC−PDCCH)の共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。

0082

上記方法は、追加的に、上記共通サーチスペース内で、ユニキャストされるLC−PDCCHを取得すること5020、又はさもなければ獲得すること、を含んでもよい。

0083

1つの実施形態において、上記LC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するユニキャストされる物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。上記RRCメッセージは、例えばUE固有のLC−PDCCH領域など、LC−PDCCHの構成に関する情報を含んでもよい。

0084

1つの実施形態において、方法は、追加的に、上記RRCメッセージにおいて提供されるLC−PDCCH構成を用いて又はさもなければ利用して、後に続けて上記UEについてのLC−PDCCHを送信すること、を含んでもよい。

0085

図6は、UE10の例示的な実施形態を概略的に示している。UE10は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有するUE10(例えば、リリース13低複雑度UE)である。UE10は、ネットワークノードから、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロック(即ち、LC−SIB)を受信する、ように適合される手段11、を備え、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネル(即ち、LC−PDCCH)の共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。UE10は、追加的に、上記共通サーチスペース内で、ユニキャストされるLC−PDCCHを取得し又はさもなければ獲得する(例えば、受信する)、ように適合される手段11、12、13を備えてもよい。1つの実施形態において、LC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するユニキャストされる物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。上記RRCメッセージは、例えばUE固有のLC−PDCCH領域など、上記LC−PDCCHの構成に関する情報を含んでもよい。1つの実施形態において、UE10は、追加的に、上記RRCメッセージにおいて提供されるLC−PDCCH構成を用いて又はさもなければ利用して、上記UEについてのLC−PDCCHを送信する、ように適合される手段11、を備えてもよい。

0086

1つの例示的な実装において、UE10は、プロセッサ12及びメモリ13を備える。また、UE10が他の装置(例えば、他のUE及び/又はネットワークノード)と通信することを可能とするなどの目的で、通信インタフェース11が提供され得る。この目的のために、通信インタフェース11は、送信機(Tx)及び受信機(Rx)を含み得る。代替的に、通信インタフェース11は、送信及び受信のケイパビリティの双方を組み合わせた送受信機(Tx/Rx)を含んでもよい。通信インタフェース11は、様々な無線周波数技術の使用を通じ、無線周波数帯域を通じてUE10が複数の装置などと通信することを可能にするRFインタフェースを含み得る。様々な無線周波数技術とは、LTE、WCDMA、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化された任意の他のセルラーネットワーク、又は、Wi−Fi若しくはBluetooth(登録商標)といった任意の他のワイヤレス技術などである。上記UEは、オプションとして、ユーザインタフェース(UI)14を含んでもよい。但し、UI14は必須ではない。例えば、MTC UE(MTCデバイスともいう)は、典型的にはUI14無しで提供される。

0087

メモリ13は、プロセッサ12により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、UE10は、ネットワークノード(例えば、eNB)から、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるシステム情報ブロック(即ち、LC−SIB)を(例えば、I/F11のRxを介して)受信する、ように動作可能であり、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネル(即ち、LC−PDCCH)の共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。メモリ13は、追加的に、プロセッサ12により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、UE10は、上記共通サーチスペース内で、ユニキャストされるLC−PDCCHを取得し又はさもなければ獲得する(例えば、I/F11のRxを介して受信する)、ように動作可能である。1つの実施形態において、上記LC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するユニキャストされる物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に関連付けられる。上記RRCメッセージは、例えばUE固有のLC−PDCCH領域など、LC−PDCCHの構成に関する情報を含んでもよい。1つの実施形態において、メモリ13は、追加的に、プロセッサ12により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、UE10は、上記RRCメッセージにおいて提供されるLC−PDCCH構成を用いて又はさもなければ利用して、上記UEについてのLC−PDCCHを(例えば、I/F11のTxを介して)送信する、ように動作可能である。

0088

図7に示されているように、eNBなどのネットワークノードにより実行される対応する方法7000もまた提供される。方法700は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有する複数のUE(例えば、リリース13低複雑度UE)のために構成されるシステム情報ブロック(即ち、LC−SIB)を、1つ又は複数のUEへ送信すること7010、を含んでよく、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネル(即ち、LC−PDCCH)の共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。

0089

本開示は、eNBなどのネットワークノード20をも呈示する。図8に見られるように、ネットワークノード20は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有する複数のUE(例えば、リリース13低複雑度UE)のために構成されるシステム情報ブロック(即ち、LC−SIB)を、1つ又は複数のUEへ送信する、ように適合される手段21、を備えてもよく、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルル(即ち、LC−PDCCH)の共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。

0090

図8に示したような1つの例示的な実装において、ネットワークノード20は、プロセッサ22及びメモリ23を備える。また、ネットワークノード20が他の装置(例えば、他のUE及び/又はネットワークノード)と通信することを可能とするなどの目的で、通信インタフェース21が提供され得る。この目的のために、通信インタフェース21は、送信機(Tx)及び受信機(Rx)を含み得る。代替的に、通信インタフェース21は、送信及び受信のケイパビリティの双方を組み合わせた送受信機(Tx/Rx)を含んでもよい。通信インタフェース21は、様々な無線周波数技術の使用を通じ、無線周波数帯域を通じてネットワークノード20が複数の装置などと通信することを可能にするRFインタフェースを含み得る。様々な無線周波数技術とは、LTE、WCDMA、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化された任意の他のセルラーネットワーク、又は、Wi−Fi若しくはBluetooth(登録商標)といった任意の他のワイヤレス技術などである。

0091

メモリ23は、プロセッサ22により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、ネットワークノード20は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有する複数のUE(例えば、リリース13低複雑度UE)のために構成されるシステム情報ブロック(即ち、LC−SIB)を、1つ又は複数のUEへ(例えば、I/F21のTxを介して)送信する、ように動作可能であり、上記システム情報ブロックは、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのための物理制御チャネルル(即ち、LC−PDCCH)の共通サーチスペースの構成に関する情報を含む。

0092

<観点2>
図9は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限された(例えば、削減された)UE帯域幅を有するUE(例えば、リリース13低複雑度UE)により実行される、ランダムアクセス(RA)手続ベースの方法を概略的に示しており、当該方法は、ネットワークノード(例えば、eNB)から、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(即ち、LC−RAR)を受信すること9020、を含み、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。

0093

上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく又はさもなければ指し示してもよい。

0094

上記方法は、上記RARを受信すること9020に先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を上記ネットワークノードへ送信(即ち、送出)すること9010、をも含んでもよい。

0095

さらに、上記方法は、受信される上記DCIを使用9030し又はさもなければ利用して、初期のLC−PDCCHを受信すること、を含んでもよい。上記初期のLC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するPDSCHの受信に関する情報を含んでもよく又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。転じて、上記専用RRCは、完全なLC−PDCCH構成を提供してもよい。

0096

図10は、UE10の例示的な実施形態を概略的に示している。UE10は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有する(例えば、リリース13低複雑度UEである)。UE10は、ネットワークノード(例えば、eNB)から、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(即ち、LC−RAR)を受信するように適合される手段11を備え、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。

0097

上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく又はさもなければ指し示してもよい。

0098

UE10は、上記RARを受信することに先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を上記ネットワークノードへ送信(即ち、送出)する、ように適合される手段11、をも備えてもよい。

0099

さらに、UE10は、受信される上記DCIを使用し又はさもなければ利用して、初期のLC−PDCCHを受信する、ように適合される手段12、13を備えてもよい。上記初期のLC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するPDSCHの受信に関する情報を含んでもよく又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。転じて、上記専用RRCは、完全なLC−PDCCH構成を提供してもよい。

0100

1つの例示的な実装において、UE10は、プロセッサ12及びメモリ13を備える。また、UE10が他の装置(例えば、他のUE及び/又はネットワークノード)と通信することを可能とするなどの目的で、通信インタフェース11が提供され得る。この目的のために、通信インタフェース11は、送信機(Tx)及び受信機(Rx)を含み得る。代替的に、通信インタフェース11は、送信及び受信のケイパビリティの双方を組み合わせた送受信機(Tx/Rx)を含んでもよい。通信インタフェース11は、様々な無線周波数技術の使用を通じ、無線周波数帯域を通じてUE10が複数の装置などと通信することを可能にするRFインタフェースを含み得る。様々な無線周波数技術とは、LTE、WCDMA、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化された任意の他のセルラーネットワーク、又は、Wi−Fi若しくはBluetooth(登録商標)といった任意の他のワイヤレス技術などである。上記UEは、オプションとして、ユーザインタフェース(UI)14を含んでもよい。但し、UI14は必須ではない。例えば、MTC UE(MTCデバイスともいう)は、典型的にはUI14無しで提供される。

0101

メモリ13は、プロセッサ12により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、UE10は、ネットワークノード(例えば、eNB)から、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(即ち、LC−RAR)を(例えば、I/F11のRxを介して)受信するように動作可能であり、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく又はさもなければ指し示してもよい。

0102

通信インタフェース11(例えば、そのTx)は、上記RARを受信することに先立って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を上記ネットワークノードへ送信(即ち、送出)する、ようにさらに適合されてもよい。

0103

また、メモリ13は、プロセッサ12により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、UE10は、受信される上記DCIを使用し又はさもなければ利用して、後に続いて初期のLC−PDCCHを(例えば、I/F11のRxを介して)受信する、ように動作可能である。上記初期のLC−PDCCHは、専用RRCメッセージを搬送するPDSCHの受信に関する情報を含んでもよく又はさもなければ当該情報を指し示してもよい。転じて、上記専用RRCは、完全なLC−PDCCH構成を提供してもよい。

0104

図11に概略的に示しているように、eNBなどのネットワークノードにより実行される、ランダムアクセス(RA)手続ベースの方法11000もまた提供される。上記方法は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有するUE(例えば、リリース13低複雑度UE)へ、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(即ち、LC−RAR)を送信すること、を含み、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく又はさもなければ指し示してもよい。

0105

図12は、ネットワークノード20の例示的な実施形態を概略的に示している。ネットワークノード20は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有するUE(例えば、リリース13低複雑度UE)へ、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(即ち、LC−RAR)を送信する、ように適合される手段21、を備え、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく又はさもなければ指し示してもよい。

0106

図8に示したような1つの例示的な実装において、ネットワークノード20は、プロセッサ22及びメモリ23を備える。また、ネットワークノード20が他の装置(例えば、他のUE及び/又はネットワークノード)と通信することを可能とするなどの目的で、通信インタフェース21が提供され得る。この目的のために、通信インタフェース21は、送信機(Tx)及び受信機(Rx)を含み得る。代替的に、通信インタフェース21は、送信及び受信のケイパビリティの双方を組み合わせた送受信機(Tx/Rx)を含んでもよい。通信インタフェース21は、様々な無線周波数技術の使用を通じ、無線周波数帯域を通じてネットワークノード20が複数の装置などと通信することを可能にするRFインタフェースを含み得る。様々な無線周波数技術とは、LTE、WCDMA、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により標準化された任意の他のセルラーネットワーク、又は、Wi−Fi若しくはBluetooth(登録商標)といった任意の他のワイヤレス技術などである。

0107

メモリ23は、プロセッサ22により実行可能な命令群を含んでよく、それにより、ネットワークノード20は、通常のUE(例えば、より早いリリースのUE)と比較して制限されたUE帯域幅を有するUE(例えば、リリース13低複雑度UE)へ、上記制限されたUE帯域幅を有する複数のUEのために構成されるランダムアクセスレスポンス(即ち、LC−RAR)を送信する、ように動作可能であり、上記ランダムアクセスレスポンスは、上記制限されたUE帯域幅を有する上記UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を含む。上記DCIは、上記UEについての初期のLC−PDCCH構成に関する情報を含んでもよく又はさもなければ指し示してもよい。

0108

理解されるであろうように、装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合に、当該装置にここで説明した方法のいずれかを行わせ又は実行させる命令群、を含むコンピュータプログラムもまた提供されてよい。上記コンピュータプログラムを含む担体(carrier)もまた提供されてよい。担体は、電子信号光信号無線信号又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つであってよい。

0109

ここで説明した多様な実施形態は、MTCデバイスなどの低複雑度UEが、より広いシステム帯域幅を伴う例えばLTEシステムにおいて動作することを可能とし、及び初期化段階においてLC−PDCCHの構成を取得でき又はさもなければ獲得できるようにする技法を提供する。

0110

ここまでの詳細な説明において、限定ではなく説明の目的で、本開示において説明した多様な実施形態の綿密な理解を提供するために、具体的な詳細が説示されている。いくつかの例において、よく知られたデバイス、コンポーネント回路及び方法の詳細な説明は、不必要な詳細でここで開示した実施形態の説明を曖昧にしないように省略されている。ここで開示した原理、観点、及び実施形態、並びにそれらの具体例を述べているここでの全ての記述は、それらの構造的な均等物及び機能的な均等物の双方を包含することが意図される。加えて、そうした均等物は、現在のところ知られている均等物、及び将来において開発される均等物、即ち構造に関わらず同一の機能を果たす任意の開発される要素、の双方を含むものと意図される。よって、例えば、理解されるであろうこととして、ここでのブロック図は、実施形態の原理を具現化する例示的な回路又は他の機能ユニットの概念的な見方を表現することができる。同様に、理解されるであろうこととして、任意のフローチャートなどは、コンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているか否かによらず、コンピュータ読取可能な媒体において実質的に表現されそしてコンピュータ又はプロセッサにより実行され得る多様な処理を表現する。機能ブロックを含む多様な要素の機能は、回路ハードウェア及び/又はコンピュータ読取可能な媒体に記憶されるコーディング済みの命令群の形式のソフトウェアを実行可能なハードウェアなどといったハードウェアの使用を通じて提供されてもよい。よって、そうした機能及び図示した機能ブロックは、ハードウェア実装されるか及び/又はコンピュータ実装されるかのいずれかであって、よってマシン実装されるものと理解されるべきである。ハードウェア実装に関して言えば、機能ブロックは、限定ではなく、DSP(digital signal processor)ハードウェア、削減命令セットプロセッサ、限定ではないもののASIC(application specific integrated circuit)及び/又はFPGA(field programmable gate array)を含むハードウェア(例えば、デジタル又はアナログ)回路、並びに、(適切ならば)上記機能を実行可能なステートマシン、を含み又は包含し得る。コンピュータ実装に関して言えば、コンピュータは、概して、1つ以上のプロセッサ又は1つ以上のコントローラを含むものと理解される。コンピュータ、プロセッサ又はコントローラにより提供される場合、上記機能は、単一のコンピュータ、プロセッサ若しくはコントローラにより提供されてもよく、単一の共有型のコンピュータ、プロセッサ若しくはコントローラにより提供されてもよく、又は、複数の個別のコンピュータ、プロセッサ若しくはコントローラにより提供されてもよく、そのいくつかが共有され又は分散されてもよい。そのうえ、“プロセッサ”又は“コントローラ”との用語の使用は、上で述べた例示的なハードウェアなどの、上記機能を実行可能な及び/又はソフトウェアを実行可能な他のハードウェアをもいうものと解釈されるものとする。

0111

上述した説明及び関連付けられる図面において呈示した教示の利点を有する、説明した実施形態の修正例及び他の変形例が、当業者によって想起されるであろう。従って、理解されるべきこととして、上記実施形態は開示された具体的かつ例示的な実施形態に限定されるべきではなく、修正例及び他の変形例は本開示のスコープの範囲内に含まれるように意図される。ここでは具体的な用語が採用されているかもしれないが、それらは一般的かつ説明的な意味で使用されており、限定を目的としていない。

0112

略語
3GPP 3rd Generation Partnership Project
BW Bandwidth
DL Downlink
eNB Enhanced Node-B
EPDCCH Enhance physical downlink control channel
FDD Frequency Division Duplexing
FFTFast Fourier Transform
HARQHybrid ARQ
LTELong term evolution
MCS Modulation and Coding Scheme
MME Mobile Management Entity
MTC Machine Type Communication
PDSCH Physical downlink share channel
PDCCH Physical downlink control channel
PRB Physical Resource Block
PUCCH Physical Uplink Control Channel
PUSCH Physical Uplink Shared Channel
RAR Random access response
SIB System information block
DDTime Division Duplexing
TM Transmission mode
UE User Equipment
UL Uplink

0113

<背景となる文献>
以下は、読者背景情報を提供し、従って参照によりここに取り入れられる文献のリストである。これら文献は、本開示において説明した技術の1つ以上の観点の理解を手助けするであろう:
[1]3GPP TS 36.211 V12.0.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical channels and modulation (Release 12)
[2]3GPP TS 36.213 V12.0.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 12)
[3]3GPP TR 36.888 v12.0.0, Study on provision of low-cost Machine-Type Communications (MTC) User Equipments (UEs) based onLTE(Release 12)

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