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技術 MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する方法及び装置

出願人 サムスンエレクトロニクスカンパニーリミテッド
発明者 リム,ヨンクォン
出願日 2016年2月12日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2017-540821
公開日 2018年3月29日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2018-509060
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 無視モード ウェアラブル装置 視聴覚メディア フォーマット認識 プロセッシング装置 追加構成要素 中央集中化 異種混合
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題・解決手段

MPEメディア伝送ストリームをMPEG−2伝送ストリームに変換する方法及び装置が提供される。この方法は、MMTPストリームのMMTPパケットに制限を適用するステップを含む。また、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間ベースの値に変換するステップを含む。この方法は、0また、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する際、仮想受信機バッファモデルHRBM)を使用してデータを追加又は除去することなくMPEG−2 TS規則に基づいてMMTPストリームを生成する。また、この方法は、MMTPパケット値らからTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリームパケットのMPEG−2 TSパケットフィールド値を決定するステップを含む。

概要

背景

MTは、異種混合IPネットワーク環境を介したマルチメディアサービスのためにコーディングされたメディアデータの伝達のための技術に特化したデジタルコンテナ標準又はフォーマットである。伝達されたコーディングメディアデータは、指定された時間に特定のデータ単位同期化されたデコーディング及びプレゼンテーション(presentation)を要求する視聴覚メディア、すなわちタイムドデータ(timed data)と、ユーザによる相互動作又はサービスコンテキストに基づいて任意の時間にデコーディング及びプレゼンテーションされる他の類型のデータ、すなわちノンタイムドデータ(non−timed data)と、をいずれをも含む。

概要

MPEメディア伝送ストリームをMPEG−2伝送ストリームに変換する方法及び装置が提供される。この方法は、MMTPストリームのMMTPパケットに制限を適用するステップを含む。また、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間ベースの値に変換するステップを含む。この方法は、0また、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する際、仮想受信機バッファモデルHRBM)を使用してデータを追加又は除去することなくMPEG−2 TS規則に基づいてMMTPストリームを生成する。また、この方法は、MMTPパケット値らからTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリームパケットのMPEG−2 TSパケットフィールド値を決定するステップを含む。

目的

本開示の実施形態は、MPEG(moving picture expert group)メディア伝送(media transport、MMT)ストリームをMPEG−2伝送ストリーム(transport stream、TS)に変換する方法及び装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

MPEG(movingpictureexpertgroup)メディア伝送(mediatransport、MMTストリームをMPEG−2伝送ストリーム(transportstream、TS)に変換する方法であって、MMTPストリームのMMTPパケットに制限を適用するステップと、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時(coordinatgeduniversaltime、UTC)ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間(programclockreferencetime、PCR)ベースの値に変換するステップと、仮想受信機バッファモデル(hypotheticalreceiverbuffermodel、HRBM)を使用してデータを追加又は除去することなくMPEG−2TS規則に基づいて前記MMTPストリームを生成するステップと、前記MMTPパケットの値からTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリーム(packetizedelementarystream、PES)パケットのMPEG−2TSパケットフィールドの値を決定するステップと、を含む方法。

請求項2

前記MMTPパケットに適用される制限のうち1つは、前記メディアトラックデータ(mediatrackdata)がコーデック初期化情報(codecinitializationinformation)を含むことである、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記MMTPパケットに適用される制限のうち1つは、前記MMTPパケットのpacket_idフィールドの値が0x0010と0x1FFEの間であることである、請求項1に記載の方法。

請求項4

前記プレゼンテーション時間及び前記デコーディング時間を変換するステップは、プレゼンテーション順序におけるメディアプロセッシングユニット(mediaprocessingunit、MPU)中の初期サンプルのプレゼンテーション時間を提供するMPU_timestamp_descriptorに指定された値と、ムービーフラグメントボックスデータ(moviefragmentboxdata)で知られるプレゼンテーション順序における前記MPUの初期サンプルに対する相対的な構成時間とを組み合わせるステップを含む請求項1に記載の方法。

請求項5

前記プレゼンテーション時間及び前記デコーディング時間を変換するステップは、前記プレゼンテーション時間及び前記デコーディング時間を以下の式を用いて計算するステップをさらに含み、 ここで、TPCRは90KHzにおける現在のPCRサンプル値で、TUTCはUTCにおける現在時間値で、PPCRは90KHzにおけるメディアデータのプレゼンテーション時間値で、PUTCはUTCのプレゼンテーション時間値、DPCRはPCRを参照する90KHzにおけるメディアデータのデコーディング時間値で、DUTCはUTCにおけるデコーディング時間値である請求項4に記載の方法。

請求項6

固定レートRCを有するMMTPデカプセル化バッファから復元されたメディアデータを読み出すステップと、固定レートRDを有する転送バッファ(TBN)にMPEG−2TSパケットを伝達するステップとをさらに含み、ここで、RDは、前記プレゼンテーション時間及び前記デコーディング時間の変換によって決定されるMPEG−2TSパケットヘッダオーバーヘッドによって固定された量によってRCから増加された比率である請求項1に記載の方法。

請求項7

前記MMTPデカプセル化バッファは次のMMTPパケットからデータが前記MMTPデカプセル化バッファに変換のために伝達される前に1秒ごとに削除される請求項6に記載の方法。

請求項8

前記TSパケット層の前記MPEG−2TSパケットフィールドの前記値を決定するステップは、前記MPEG−2TSパケットが、f_iフィールド値として「00」又は「01」を有する前記MMTPパケットから変換された最初のパケットの場合、ペイロードユニット開始表示(payload_unit_start_indicator)フィールドを「1」の値に設定するステップと、前記MPEG−2TSパケットがしきい値より小さい優先順位フィールドを有するMMTPパケットから変換された場合、転送優先順位(transport_priority)フィールドを「1」の値に設定するステップと、PIDフィールドを前記MMTPパケットのpacket_idフィールド値に設定するステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。

請求項9

前記アダプテーションフィールドの前記MPEG−2TSパケットフィールドの値を決定するステップは、前記MPEG−2TSパケットが「R」フィールド値として「1」を有する前記MMTPパケットから生成された最初のパケットの場合、ランダムアクセス表示(random_access_indicator)フィールドを「1」の値に設定するステップと、前記MPEG−2TSパケットがしきい値より小さい優先順位フィールドを有する前記MMTPパケットから変換された場合、エレメンタリストリーム優先順位表示(elementary_stream_priority_indicator)フィールドを「1」の値に設定するステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。

請求項10

前記PESパケットの前記MPEG−2TSパケットフィールドの値を決定するステップは、ストリーム識別(stream_id)フィールドを前記MMTPパケットのアセットタイプ(asset_type)フィールド値に設定するステップと、前記MPEG−2TSパケットがしきい値より小さい優先順位フィールドを有する前記MMTPパケットから変換された場合、PES_priorityフィールドを「1」の値に設定するステップと、data_alignment_indicatorフィールドを「1」の値に設定するステップと、PTSフィールドをメディアデータの構成時間から算出された値に設定するステップと、DTSフィールドを前記メディアデータの前記デコーディング時間から算出された値に設定するステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。

請求項11

MPEG(movingpictureexpertgroup)メディア伝送(mediatransport、MMT)ストリームをMPEG−2伝送ストリーム(transportstream、TS)に変換する装置であって、前記MMPTストリームのMMTPパケットを格納するように構成されたメモリと、前記メモリに機能的に接続された処理回路と、を含み、前記処理回路は、MMTPストリームのMMTPパケットに制限を適用する動作と、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時(coordinatgeduniversaltime、UTC)ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間(programclockreferencetime、PCR)ベースの値に変換する動作と、仮想受信機バッファモデル(hypotheticalreceiverbuffermodel、HRBM)を使用してデータを追加又は除去することなくMPEG−2TS規則に基づいて前記MMTPストリームを生成する動作と、前記MMTPパケットの値からTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリーム(packetizedelementarystream、PES)パケットのMPEG−2TSパケットフィールドの値を決定する動作と、を行うように構成された装置。

請求項12

前記MMTPパケットに適用される制限のうち1つは、前記メディアトラックデータ(mediatrackdata)がコーデック初期化情報(codecinitializationinformation)を含む請求項11に記載の装置。

請求項13

前記MMTPパケットに適用される制限のうち1つは、前記MMTPパケットのpacket_idフィールドの値が0x0010と0x1FFEの間であることである請求項11に記載の装置。

請求項14

前記処理回路は、プレゼンテーション順序におけるメディアプロセッシングユニット(mediaprocessingunit、MPU)中の初期サンプルのプレゼンテーション時間を提供するMPU_timestamp_descriptorに指定された値と、ムービーフラグメントボックスデータ(moviefragmentboxdata)で知られるプレゼンテーション順序における前記MPU中の初期サンプルに対する相対的な構成時間を組み合わせる動作をさらに行う請求項11に記載の装置。

請求項15

前記処理回路は、前記プレゼンテーション時間及び前記デコーディング時間を以下の式を用いて計算する動作をさらに行う、 ここで、TPCRは90KHzにおける現在のPCRサンプル値で、TUTCはUTCにおける現在時間値で、PPCRは90KHzにおけるメディアデータのプレゼンテーション時間値で、PUTCはUTCのプレゼンテーション時間値、DPCRはPCRを参照する90KHzにおけるメディアデータのデコーディング時間値で、DUTCはUTCにおけるデコーディング時間値である請求項14に記載の装置。

技術分野

0001

本開示は、一般にメディアデータの変換に関する。さらに詳しくは、本開示は、MPEG(moving picture experts group)メディア伝送プロトコル(media transport protocol、MMTP)フォーマットをMPEG−2伝送ストリーム(transport stream、TS)に変換することに関する。

背景技術

0002

MMTは、異種混合IPネットワーク環境を介したマルチメディアサービスのためにコーディングされたメディアデータの伝達のための技術に特化したデジタルコンテナ標準又はフォーマットである。伝達されたコーディングメディアデータは、指定された時間に特定のデータ単位同期化されたデコーディング及びプレゼンテーション(presentation)を要求する視聴覚メディア、すなわちタイムドデータ(timed data)と、ユーザによる相互動作又はサービスコンテキストに基づいて任意の時間にデコーディング及びプレゼンテーションされる他の類型のデータ、すなわちノンタイムドデータ(non−timed data)と、をいずれをも含む。

発明が解決しようとする課題

0003

MMTPは、スーパーハイビジョン(super hivision)のために日本の放送産業によって採用され、また、ATSC(Advanced Television System Committee)によって次世代放送標準の開発のための標準の1つに選ばれた。MPEG−2 TSを使用する複数の放送インフラとサービスが依然として存在するため、MPEG−2 TSをMMTプロトコルストリームに変換する場合とその逆の場合があり得る。一例として、MPEG−2 TSを用いるケーブルTVサービスにMMTPに基づく地上波放送コンテンツ再分配する場合がある。

課題を解決するための手段

0004

本開示の実施形態は、MPEG(moving picture expert group)メディア伝送(media transport、MMT)ストリームをMPEG−2伝送ストリーム(transport stream、TS)に変換する方法及び装置を提供する。

0005

一実施形態によれば、MMTストリームをMPEG−2 TSに変換する方法が提供される。この方法は、MMTPストリームのMMTPパケットに制限を適用するステップを含む。また、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時(coordinatged universal time、UTC)ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間(program clock reference time、PCR)ベースの値に変換するステップを含む。この方法は、また、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する際、仮想受信機バッファモデル(hypothetical receiver buffer model、HRBM)を使用してデータを追加又は除去しない場合のMPEG−2 TS規則に基づいてMMTPストリームを生成する。また、この方法は、MMTPパケット値からTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリーム(packetized elementary stream、PES)パケットのMPEG−2 TSパケットフィールド値を決定するステップを含む。

0006

他の実施形態によれば、MMTストリームをMPEG−2 TSに変換する装置が提供される。この装置は、MMTPストリームのためのMMTPパケットに制限を適用する処理回路(processing circuit)を含む。処理回路は、また、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時(coordinated universal time、UTC)ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間(program clock reference time、PCR)ベースの値に変換する。処理回路は、また、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する際、仮想受信機バッファモデル(hypothetical receiver buffer model、HRBM)を使用してデータを追加又は除去しない場合のMPEG−2 TS規則に基づいてMMTPストリームを生成する。さらに、処理回路は、MMTPパケット値からTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリーム(packetized elementary stream、PES)パケットのMPEG−2 TSパケットフィールド値を決定する。

0007

他の技術的特徴は、以下の図面、説明及び請求範囲から当業者に十分に明白であろう。

0008

以下の詳細な説明に入る前に、本特許文書で用いられる特定の単語及び表現の定義を記載することが有利な場合がある。用語「結合」及びその類似語は、これらの要素が互いに物理的に接触しているか否か、2つ又はそれ以上の構成要素の間の直接又は間接通信を示す。用語「送信」、「受信」及び「通信」、並びにその類似語は、直接通信及び間接通信をいずれも含む。用語「有する」及び「含む」、並びにその類似語は、制限なく含むことを意味する。用語「又は」は、含む、すなわち「及び/又は」である。「〜と関連づけられた」という表現及びそれに類似している表現は、〜を含む、〜内に含まれる、互いに接続される、保有する、〜内に保有される、〜に又は〜と接続される、〜に又は〜と結合される、〜通信可能な、〜と協力する、インターリーブする、並べられる、〜に隣接する、〜に又は〜と結合された、有する、特徴を有する、関係を持つなどを意味する。用語「コントローラ(controller)」は、少なくとも1つの動作を制御する任意の装置、システム又はその一部を意味する。このようなコントローラは、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせ及び/又はファームウェアで実現される場合がある。任意の特定のコントローラと関連づけられた機能は、ローカル又は遠隔中央集中化又は分散化できる。「少なくとも1つ」という表現は、それが項目リストと共に用いられる場合、並べられた項目のうち1つ以上の互いに異なる組み合わせが用いられる場合もあり、リストで1つの項目のみが必要な場合もあることを意味する。例えば、「A、B、及びCのうち少なくとも1つ」は次の組み合わせ、すなわちA、B、C、AとB、AとC、BとC、さらには、AとBとCのうちいずれか1つを含む。

0009

また、後述する各種機能は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードで形成されコンピュータ読み取り可能な媒体で実現される1つ以上のコンピュータプログラムによって実現又はサポートできる。用語「アプリケーション」及び「プログラム」は、適したコンピュータ読み取り可能なプログラムコードで実現されるように適応された1つ以上のコンピュータプログラム、ソフトウェアコンポーネント命令セット、手順(procedures)、関数(functions)、オブジェクトクラス、インスタンス、関連データ、又はその一部を示す。「コンピュータ読み取り可能なプログラムコード」という表現は、ソースコードオブジェクトコード、及び実行コードを含むコンピュータコードのあらゆる種類を含む。「コンピュータ読み取り可能な媒体」という表現は、読み出し専用メモリ(read only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、ハードディスクドライブコンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、又はその他の任意のタイプのメモリのような、コンピュータによってアクセスできる媒体の任意の種類を含む。「非一時的な(non−transitory)」コンピュータ読み取り可能な媒体は、有線無線光学、一時的な電気的又は他の信号を伝送する通信リンクを除く。非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体は、再起録が可能な光ディスク(rewritable optical disk)又は消去可能なメモリ装置(erasable memory device)などのデータを記憶した後再記録できる媒体、及びデータが永続的に保存され得る媒体を含む。

0010

他の特定の単語及び表現に対する定義が本特許文書で提供される。本技術分野における通常の知識を有する者であれば、このような定義が大半の場合、そのように定義された単語及び表現の将来の使用だけでなく従来の使用にも適用されるということを理解するであろう。

発明の効果

0011

多様な実施形態によれば、MPEG(moving picture expert group)メディア伝送(media transport、MMT)ストリームをMPEG−2伝送ストリーム(TS)に変換する方法が提供される。本開示及びその利点に対するより完全な理解のために、以下、添付図面を参照して説明され、類似の符号は類似の部分を示す。

図面の簡単な説明

0012

本開示の多様な実施形態に係る演算システムの例を示す図である。
本開示の多様な実施形態に係る演算システムの例示的な装置を示す図である。
本開示の多様な実施形態に係る演算システムの例示的な装置を示す図である。
本開示の多様な実施形態に係るタイムド(timed)メディアデータパケットの例示的な図である。
本開示の多様な実施形態に係る仮想受信機バッファモデル(hypothetical receiver buffer model、HRBM)とMPEG−2 T−STDの関係を示す図である。
本開示の多様な実施形態に係るMMTPストリームをMPEG−2 TSに変換するプロセスを示す図である。

実施例

0013

以下、本開示の原理を説明するために用いられる図1乃至6及び多様な実施形態は、単なる例示であって、本開示の範囲を制限するものと解釈してはならない。当業者は、本開示の原理が任意の適切に配置されたシステム又は装置で実現できることを理解するであろう。

0014

MMTPパケットは、以下で図面に示すように、メタデータ及びシグナリングメッセージを含む多様なデータを運搬する。メタデータを運搬するMMTPパケットのペイロードデータは適切なMPEG−2セクションデータ又はMPEG−2TSパケット又はPESパケットフィールドの値を生成するように処理される。MFUデータを運搬するMMTPパケットのペイロードデータ、すなわちFTフィールド値が「2」であるMMTPパケットは、PESパケットに変換される。

0015

図1は、本開示による演算システム(computing system)100の例を示す。図1に示すコンピュータシステム100の実施形態は、単なる説明のためのものである。演算システム100の他の実施形態は、本開示の範囲から逸脱することなく用いられてもよい。

0016

図1に示すように、システム100は、システム100内の多様な構成要素間の通信が可能とするネットワーク102を含む。例えば、ネットワーク102は、インターネットプロトコル(IP)パケット、フレームリレーフレーム(frame relay frames)、非同期転送モード(asynchronous transfer mode、ATMセル又はネットワークアドレス間の他の情報を通信できる。ネットワーク102は、1つ以上のローカルエリアネットワーク(local area networks、LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area networks、MAN)、ワイドエリアネットワーク(wide area networks、WAN)、又はインターネットのようなグローバルネットワークの全体若しくは一部、又は1つ以上の位置で任意の他の通信システム若しくはシステムを含むことができる。

0017

ネットワーク102は、少なくとも1つのサーバ104及び多様なクライアント装置106−114の間の通信を可能にする。各サーバ104は、1つ以上のクライアント装置に対するコンピューティングサービスを提供できる適切なコンピューティング又は処理装置を含む。各サーバ104は、例えば、1つ以上のプロセッシング装置命令及びデータを格納する1つ以上のメモリ及びネットワーク102を介して通信を可能にする1つ以上のネットワークインタフェースを含むことができる。

0018

各クライアント装置106−114は、ネットワーク102を介して1つ以上のサーバ又は他のコンピューティング装置と相互動作する任意の適切なコンピューティング又は処理装置を示す。本例で、クライアント装置106−114は、デスクトップコンピュータ106、携帯電話又はスマートフォン108、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)110、ノートパソコン112及びタブレットコンピュータ114を含む。しかし、任意の他の又は追加的なクライアント装置が演算システム100で用いられてもよい。

0019

本例で、一部のクライアント装置108−114は、ネットワーク102を介して間接的に通信する。例えば、クライアント装置108−110は、セルラー基地局又はeNodeBのような、1つ以上の基地局116を介して通信する。また、クライアント装置112−114は、IEEE802.11無線アクセスポイントのような1つ以上の無線アクセスポイント118を介して通信する。以上は単なる説明のためのものであって、各々のクライアント装置は、任意の適切な仲介装置又はネットワークを介して、ネットワーク102と間接的に又はネットワーク102と直接的に通信できる。

0020

以下、本実施形態で、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する演算システム100についてより詳細に説明する。例えば、サーバ104又はクライアント装置108−114は、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換するために提供され得る。

0021

図1は、演算システム100の一例を示すが、図1に対する多様な変更が可能である。例えば、システム100は、任意の適切な配列で任意の数のそれぞれの構成要素を含むことができる。一般に、コンピューティング及び通信システムは、多様な構成が可能で、図1は本開示の範囲を特定の構成に制限しない。図1は本特許文献に開示された多様な機能を使用できる1つの動作環境を図示しているが、このような特徴は任意の他の適切なシステムで用いられてもよい。

0022

図2及び図3は、本開示による演算システムの例示的な装置を示す。特に、図2は、例示的なサーバ200を示し、図3は、クライアント装置300の例を示す。サーバ200は、図1のサーバ104をいう場合があり、クライアント装置300は、図1のクライアント装置106−114のうち1つ以上をいう場合がある。

0023

図2に示すように、サーバ200は、1つ以上のプロセッサ210間の通信をサポートするバスシステム205、少なくとも1つの記憶装置215、少なくとも1つの通信ユニット220、及び少なくとも1つの入力/出力(I/O)ユニット225を含む。

0024

プロセッサ210は、メモリ230に読み込まれ得る命令を実行する。プロセッサ210は、任意の構成で適切な個数と類型のプロセッサら又は他の装置を含むことができる。プロセッサ210の例示的な類型としてマイクロプロセッサマイクロコントローラデジタル信号プロセッサ(digital signal processors)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate arrays)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuits)及びディスクリート回路(discreet circuitry)を含む。プロセッサ210は、認証されたウェアラブル装置電子装置ロック解除動作を行うように構成される。

0025

メモリ230及び永続性記憶装置(persistent storage)235は、記憶装置215の例であって、情報(データ、プログラムコード、及び/又はその他一時的又は永久的な適切な情報)を記憶及び検索できるあらゆる構造物をいう。メモリ230は、ランダムアクセスメモリ又は任意の他の適切な揮発性又は不揮発性記憶装置をいう場合がある。永続性記憶装置235は、読み出し専用メモリ(read only memory)、ハードドライブフラッシュメモリ、又は光ディスクのようにデータの長期記憶をサポートする1つ以上の構成要素又は装置を含むことができる。

0026

通信ユニット220は、他のシステム又は装置との通信をサポートする。例えば、通信ユニット220は、ネットワーク102上の通信を可能にするネットワークインタフェースカード又は無線送受信機を含むことができる。通信ユニット220は、任意の適切な物理的又は無線通信リンクを介して通信をサポートできる。

0027

I/O装置225は、データを入力及び出力する。例えば、I/Oユニット225はキーボードマウスキーパッドタッチスクリーン、又は他の適切な入力装置を介してユーザ入力に対する接続を提供できる。I/O装置225は、ディスプレイプリンタ、又は他の適切な出力装置に出力を伝送できる。

0028

本例示的な実施形態で、以下、より詳細に説明するように、サーバ200は、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する装置を実現できる。図2は、図1のサーバ104を示すと説明されるが、同じ又は類似の構造がクライアント装置106−114のうち1つ以上で用いられてもよい。例えば、図2に示すようにデスクトップ又はラップトップコンピュータは同じ又は類似の構造を有してもよい。

0029

図3に示すように、クライアント装置300は、アンテナ305、無線(RF)送受信機310、送信(TX)処理回路315、マイクロホン320、及び受信(RX)処理回路325を含む。クライアント装置300は、スピーカ330、1つ以上のプロセッサ340、入力/出力(I/O)インタフェース(IF)345、タッチスクリーン350、ディスプレイ355、メモリ360を含む。メモリ360は、基本オペレーティングシステム(operating system、OS)361及び1つ以上のアプリケーション362を含む。

0030

RF送受信機310は、システムの他の構成要素によって送信された入力RF信号を、アンテナ305から受信する。RF送受信機310は、中間周波数(IF)又は基底帯域信号を生成するために受信RF信号ダウンコンバートする。IF又は基底帯域信号はRX処理回路325に送信され、基底帯域又はIF信号フィルタリング、デコーディング及び/又はデジタル化することによって処理された基底帯域信号を生成する。RX処理回路325は、処理された基底帯域信号を追加処理のためにスピーカ330に(音声データ等)、又は追加処理のためにプロセッサ340に送信する(ウェブブラウジングデータ等)。

0031

送信(TX)処理回路315は、マイクロホン320からアナログ又はデジタル音声データ又はプロセッサ340から(ウェブデータ電子メール、又は双方向ビデオゲームデータのような)その他出力基底帯域データを受信する。TX処理回路315は、出力基底帯域データをエンコーディング多重化及び/又はデジタル化して処理された基底帯域又はIF信号を生成する。RF送受信機310は、TX処理回路315から出力処理された基底帯域又はIF信号を受信し、基底帯域又はIF信号をアンテナを介して送信されるRF信号アップコンバートする。

0032

プロセッサ340は、1つ以上のプロセッサ又は他の処理装置を含み、クライアント装置300の全般的な動作を制御するためにメモリ360に格納された基本OSプログラム361を実行できる。例えば、プロセッサ340は、公知の原理に従ってRF送受信機310、RX処理回路325及びTX処理回路315による順方向チャネル信号の受信及び逆方向チャネル信号の送信を制御できる。一部の実施形態で、プロセッサ340は、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含む。

0033

プロセッサ340は、MMTストリームをMPEG−2 TSに変換する動作のようなメモリ360に常駐するプログラム及びその他プロセスを実行することもできる。プロセッサ340は、実行プロセスにより要求されたように、メモリ360に又はメモリ360からデータを入力又は出力して移動させることができる。一部の実施形態で、プロセッサ340は、OSプログラム361に基づいて又は外部装置又はオペレータから受信した信号に応じて、アプリケーション362を実行するように構成される。プロセッサ340は、ラップトップコンピュータ及び携帯用(handheld)コンピュータのような他の装置に接続する機能をクライアント装置300に提供するI/Oインタフェース345とも接続される。I/Oインタフェース345は、補助装置とプロセッサ340の間の通信経路である。

0034

プロセッサ340は、タッチスクリーン350及びディスプレイユニット355とも接続される。クライアント装置300のオペレータは、クライアント装置300にデータを入力するためにタッチスクリーン350を利用できる。ディスプレイ355は、液晶表示装置、又は、例えば、ウェブサイトからのテキストレンダリング及び/又は少なくとも制限されたグラフィックを表示できる他のディスプレイであってもよい。

0035

メモリ360は、プロセッサ340に接続される。メモリ360の一部は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含み、メモリ360の他の部分はフラッシュメモリ又は他の読み出し専用メモリ(ROM)を含むことができる。

0036

以下、より詳細に説明するように、本実施形態で、クライアント装置300は、ネットワーク102を介してサーバ104からエンコーディングされたビデオを受信してMMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する装置を実現する。図2及び図3は、演算システムの装置の例を図示するが、図2及び図3に対する多様な変更が可能である。例えば、図2及び図3の多様な構成要素が必要に応じて結合したり、追加的に細分化したり、省略及び追加構成要素が付加されてもよい。特定例として、プロセッサ340は、1つ以上の中央処理装置(central processing units、CPU)及び1つ以上のグラフィックプロセッシングユニット(graphics processing units、GPU)のように、複数のプロセッサに分割されてもよい。また、図3は、携帯電話又はスマートフォンで構成されたクライアント装置300を示すが、クライアント装置は、移動又は固定された他の類型の装置として動作するように構成されてもよい。また、コンピュータ及び通信ネットワーク、クライアント装置及びサーバのように多様な構成で提供され、図2及び図3は、本開示を特定のクライアント装置又はサーバに限定しない。

0037

上述のように、MPEG(moving picture expert group)メディア伝送(media transport、MMT)ストリームをMPEG−2伝送ストリーム(transport stream、TS)に変換する装置は、MMPTストリームに関するMMTPパケットを格納するように構成されたメモリ、メモリに機能的に接続された処理回路を含み、処理回路は、MMTPストリームのMMTPパケットに制限を適用し、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時(coordinatged universal time、UTC)ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間(program clock reference time、PCR)ベースの値に変換し、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換する際、仮想受信機バッファモデル(hypothetical receiver buffer model、HRBM)を使用してデータを追加又は除去することなくMPEG−2 TS規則に基づいてMMTPストリームを生成し、MMTPパケットの値からTSパケット層、アダプテーションフィールド及びパケット化エレメンタリストリーム(packetized elementary stream、PES)パケットらのMPEG−2 TSパケットフィールド値を決定する。

0038

また、MMTPパケットに適用される制限事項のうち1つは、メディアトラックデータがコーデック初期化情報を含むことにある。また、MMTPパケットに適用される制限事項のうち1つはMMTPパケットのpacket_idフィールドの値が0x0010と0x1FFEの間ということである。

0039

また、処理回路は、メディアプロセッシングユニット(MPU)のプレゼンテーション順序として初期サンプルのプレゼンテーション時間を提供するMPU_timestamp_descriptorに指定された値をムービーフラグメントボックスデータ(movie fragment box data)で知られるプレゼンテーション順序でMPUの初期サンプルらによって相対的な構成時間(composition time)と組み合わせる(combining)ように構成される。

0040

また、処理回路は下記式を用いてプレゼンテーション時間及びデコーディング時間を計算するように構成され、

0041

0042

ここで、TPCRは90KHzにおける現在のPCRサンプル値で、TUTCはUTCにおける現在時間値で、PPCRは90KHzにおけるメディアデータのプレゼンテーション時間値で、PUTCはUTCのプレゼンテーション時間値、DPCRはPCRを参照する90KHzにおけるメディアデータのデコーディング時間値で、DUTCはUTCにおけるデコーディング時間値である。

0043

また、処理回路は、固定レートRCを有するMMTPデカプセル化(decapsulation)バッファから復元されたメディアデータを判読し、MPEG−2TSパケットを固定レートRDを有する転送バッファ(TBN)に転送する。ここで、RDは、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間の変換によって決定されるMPEG−2 TSパケットヘッダオーバーヘッドによって固定される量だけRCから増加したレートである。

0044

また、処理回路は、次のMMTPパケットからのデータがMMTPデカプセル化バッファに変換のために伝達される前に、1秒ごとにMMTPデカプセル化バッファを空けるように構成される。

0045

また、処理回路は、MPEG−2TSパケットがf_iフィールド値として「00」又は「01」を有するMMTPパケットから変換された最初のパケットである場合、ペイロード単位開始表示(payload_unit_start_indicator)フィールドを「1」の値に設定し、MPEG−2 TSパケットがしきい値より小さい優先順位(priority)フィールドを有するMMTPパケットから変換された場合は、伝送優先順位(transport_priority)フィールドを「1」の値に設定し、PIDフィールドをMMTPパケットのパケットID(packet_id)フィールド値に設定するように構成される。

0046

また、処理回路は、MPEG−2TSパケットが「R」フィールド値として「1」を有するMMTPパケットから生成された最初のパケットの場合は、ランダムアクセスインジケータ(random_access_indicator)フィールドを「1」の値に設定するように構成され、MPEG−2 TSパケットがしきい値より小さい優先順位フィールドを有するMMTPパケットから変換されると、エレメンタリストリーム優先順位インジケータ(elementary_stream_priority_indicator)フィールドを「1」の値に設定するように構成される。

0047

また、処理回路は、ストリームID(stream_id)フィールドをMMTPパケットのアセットタイプ(asset_type)フィールド値に設定し、MPEG−2TSパケットがしきい値より小さい優先順位フィールドを有するMMTPパケットから変換される場合は、PES優先度(PES_priority)フィールドを「1」の値に設定し、データアラインメントインジケータ(data_alignment_indicator)フィールドを「1」の値に設定し、DTSフィールドをメディアデータのデコーディング時間から算出された値に設定するように構成される。

0048

図4は、本開示の多様な実施形態に係るタイミングメディアデータのパケット化を例示する図面400を示す。タイムドメディアを含むMPU(media processing unit)のパケット化は、MPUフォーマット認識(format−aware)及び/又はMPUフォーマット無視モード(format agnostic mode)で行われることができる。MPUフォーマット無視モードで、MPUは(大きさが異なる場合がある、最終データユニットを除いて)同じ大きさのデータユニットにパケット化されたり、一般ファイル伝送(generic file delivery、GFD)を使用して基本伝送ネットワークのMTUの大きさに応じてあらかじめ定義された大きさにパケット化される。換言すれば、MPUフォーマット無視モードのパケット化は、パケットで運搬されるデータの大きさのみを考慮してもよい。MMTPパケットヘッダタイプフィールド(type field)は、パケット化がフォーマット無視モードであることを示す0x00に設定される。

0049

MPUフォーマット認識モード(format−aware mode)におけるパケット化の手順は、MPUでデータの互いに異なるタイプの境界(boundaries)を考慮して、MPUモードを利用してパケットを生成する。生成されたパケットは、MPUメタデータ、ムービーフラグメントメタデータ(movie fragment metadata)、又はMFUの伝送データユニットを運搬する。生成されたパケットは、伝送データユニットの2つ以上の互いに異なるタイプを運搬することはできない。MPUメタデータの伝送データユニットは、DU_type 0x01に割り当てられる。MPUメタデータは、「ftyp」ボックス、「mmpu」ボックス、「MOOV」ボックス、そして全MPUに適用される他のボックスを含む。ムービーフラグメントメタデータの伝送データ単位は、「moov」ボックスと(メディアデータを除く)「mdat」ボックスヘッダで構成され、DU_type 0x02に割り当てられる。その後、メディアデータ、すなわち、MPUのmdatボックスのMFUは、フォーマット認識方式でMFUの多重伝送データ単位に分割される。これは、例えば、MMTヒントトラック補助を受けて行うことができる。MFUは、1)メディアデータのみ、2)シーケンス番号を有するメディアデータ、さらには、3)一部の制御情報を有するメディアデータ、を含むことができる。各MFUは、シンタックス(syntax)とセマンティックス(semantics)を有するMFUヘッダを付加する。MFUヘッダの後にMFUのメディアデータが続く。

0050

図5は、本開示の多様な実施形態に係る仮想受信機バッファモデル(hypothetical receiver buffer model、HRBM)とMPEG−2 T−STDの関係を示す。

0051

HRBMとMPEG−2 T−STDの関係を図5概念的に示す。図5において、MMTP MPEG−2 TSコンバータ510に付加される処理遅延はない。MMTP MPEG−2 TSコンバータ510は、固定レートRCを有するMMTPデカプセル化バッファ505から復元されたメディアデータを読み出して、固定レートRDを有する転送バッファ(TBN)にMPEG−2パケットを伝送する。ここで、RDは、変換動作に応じて導入されたMPEG−2TSパケットヘッダオーバーヘッドによる固定量だけRCから増加したレートである。TBn515は、1秒ごとに空にされ、これにより、次のMMTPパケットからデータがMMTPデカプセル化バッファ505に伝達される前には、各秒ごとにMMTPデカプセル化バッファ505には変換動作に利用可能なメディアデータは残っていない。

0052

MMTPデカプセル化バッファ505は、受信したMMTPパケットをデパケット化(de−packetize)してMPUを復元する。復元されたMPUは、MPEG02 TSコンバータ510に伝送される。MMTPパケット処理及びHRBMの固定終端の間の遅延に対する追加的な詳細事項は、本願に参照として引用された、2013年10月8日に出願された名称が「メディアデータ伝送制御のための方法及び装置(METHODANDAPPARATUS FORMEDIADATA DELIVERY CONTROL)」であるUS特許出願番号2014/0098811で確認できる。

0053

図6は、本開示の多様な実施形態に係る、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換するプロセス600を示す。

0054

動作605にて、システムは、MMTPストリームに対するMMTPパケットに対して制限を適用する。MMTPは非常にフレキシブルな動作を許容する。広い範囲の値を有するMMTPパケットの多数のフィールドを使用することができ、多くの機能を多様な方法で構成できる。MMTPパケットのフィールドがMPEG−2 TSの動作範囲を超える場合があるので、MPEG−2 TSへの効率的な変換のためにMMTPストリームに制限を適用する。MMTPパケットの制限の1つは、メディアトラックデータがコーデック初期化情報を含むことにある。例えば、高性能ビデオコーディング(advanced video coding、AVCビデオビットストリームを運搬するMPUは、当該AVCビデオストリーム内に、当該AVCビデオストリームをデコーディングするために必要な全てのシーケンス及び画像パラメータセット(sequence and picture parameter sets、SPS及びPPS)を運搬する。MMTPパケットに対する制限のさらに他の例は、MMTPパケットのパケットID(packet_id)フィールドの値が0x0010と0x1FFEの間ということである。

0055

動作610にて、システムは、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間を協定世界時(coordinatged universal time、UTC)ベースの絶対時間からプログラムクロック基準時間(program clock reference time、PCR)ベースの値に変換する。MMTPストリームで、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間が壁時計時間(wall clock time)、すなわちUTCベースの絶対時間で表現される。MPEG−2 TSのプレゼンテーション時間及びデコーディング時間はPCRをクロック基準として用いて表現されるので、MMTPストリームによって運搬されたメディアデータのプレゼンテーション時間及びデコーディング時間はPCRベースの値に変換される。変換のために、MMTPによって運搬されたメディアデータのUTCベースのプレゼンテーション時間及びデコーディング時間は、プレゼンテーション順序におけるMPU中の初期サンプルのプレゼンテーション時間を提供するMPU_timestamp_descriptorに指定された値と、ムービーフラグメントボックスデータ(movie fragment box data)により知られるプレゼンテーション順序におけるMPU中の初期サンプルに対する相対的な構成時間(composition time)と、を組み合わせて計算される。UTCのプレゼンテーション時間及びデコーディング時間は、PCRを参照するプレゼンテーション時間及びデコーディング時間に変換される。MPEG−2 TSを処理するクライアントクロック送信機のクロックに固定することを考慮して、プレゼンテーション時間及びデコーディング時間は、以下の式を用いて計算できる。

0056

0057

0058

ここで、TPCRは90KHzにおける現在のPCRサンプル値で、TUTCはUTCにおける現在時間値で、PPCRは90KHzにおけるメディアデータのプレゼンテーション時間値で、PUTCはUTCのプレゼンテーション時間値、DPCRはPCRを参照する90KHzにおけるメディアデータのデコーディング時間値で、DUTCはUTCにおけるデコーディング時間値である。

0059

動作615にて、システムは、MPEG−2 TSに変換される際には、MPEG−2 TS規則に従うように、HRBMを用いてデータを追加又は除去することなくMMTPストリームを構成する。MPEG−2 TSはMPEG−2 T−STDに関する規則に従うので、MMTPストリームは、当該MMTPストリームから変換されたMPEG−2 TSがMPEG−2 TSの規則に従うよう、MMTのHRBMを使用してデータを追加又は除去することなく構成されるべきである。HRBMはMMTPパケット間の距離を精密に制御することを可能にするので、換言すれば、HRBMバッファに接続された次のエンティティに各MMTPパケットのメディアデータが利用可能な場合、MMTPストリームは、HRBMを使用して各MMTPパケットのタイムスタンプを適切に決定することによってこのような要求事項満足させるように構成される。HRBMとMPEG−2 T−STDの関係は、図5のように概念的に表すことができる。図5において、MMTのMPEG−2 TSコンバータによって付加される処理遅延はない。MMTPのMPEG−2 TSコンバータは、固定レートRCを有するMMTPデカプセル化バッファから復元されたメディアデータを読み出して、固定レートRDを有するTBNにMPEG−2パケットを伝送する。ここで、RDは、変換動作に応じて導入されたMPEG−2TSパケットヘッダオーバーヘッドによる固定量だけRCから増加したレートである。TBnは1秒ごとに空となる必要があるので、次のMMTPパケットからデータがMMTPデカプセル化バッファに伝達される前に、1秒ごとにMMTPデカプセル化バッファには変換動作のために利用可能なメディアデータは残っていない。

0060

動作620にて、システムは、MMTPパケットの値からTSパケット層、アダプテーションフィールド及びPESパケットのMPEG−2 TSパケットフィールド値を決定する。下記の表に、MPEG−2 TSパケット及びPESパケットのフィールド値を決定するための基本規則を提供する。下記の表に明示されないフィールドの値は、MMTPパケットら又はシグナリング情報のフィールドの値から直接決定されない場合もあるが、ISO/IEC13818−1に定義されたセマンティックス(semantics)によって決定される。

0061

0062

0063

0064

図6は、MMTPストリームをMPEG−2 TSに変換するプロセスの例をそれぞれ示すが、図6に対して多様な変更が可能である。例えば、一連のステップで示し、それぞれ図面の様々なステップが重複して実行、並列に実行、互いに異なる順序で実行、又は複数回実行されてもよい。

0065

本開示が例示的な実施形態で記載されたが、多様な変更及び修正が当業者に提案できる。本開示は添付された請求の範囲内に属するそのような変更及び修正を含むことが意図される。

0066

本開示の記載のいずれも、任意の特定の構成要素、ステップ、又は機能が請求範囲に含まれる必須要素であることを意味すると解釈されるべきではない。特許の範囲は請求範囲によってのみ限定される。また、請求項は「手段」という明確な用語が修飾語に続かない限り、米国特許法35U.S.C.§112(f)条が適用されないように意図された。

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