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技術 植物の成長に利益をもたらす及び植物病害を治療するための微生物組成物及び使用方法

出願人 エフエムシーコーポレーション
発明者 タガビ、サフィヤファンデルレリー、ダニエルマックロード、ロデリックブロスト、ケビンロナルドジョンキビー、ジョンエドワード
出願日 2015年12月28日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2017-534821
公開日 2018年3月29日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-508471
状態 特許登録済
技術分野 播種・植付けの前処理 ペプチド又は蛋白質 植物の栽培 微生物、その培養処理 農薬・動植物の保存
主要キーワード 化学活性剤 非調和性 植物周囲 容量液 枯れ葉 ブッシェル 土壌有機物 ヒヨコ豆
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月29日)のものです。
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図面 (10)

課題・解決手段

成長促進活性及び植物病原体に対する活性を有する、新規バチルスアミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及び新規株バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の組み合わせにおける組成物及び方法を提供する。RTI301株及びRTI477株を含む組成物は、植物の根、種子、カルス組織移植片及び切断片に適用された時、植物の成長に利益をもたらす及び/又は病原体感染に対する保護を与えるために有用である。株の組み合わせについての相乗的な結果が観察され、株の組み合わせは大豆及びコーンを含む作物の収量の増加に有益である。株の組み合わせを含む組成物は、単独で、又は微生物学的生物学的又は化学的殺虫剤殺真菌剤殺線虫剤殺細菌剤除草剤植物抽出物植物成長調整剤及び肥料と組み合わせて適用することができる。

概要

背景

植物の成長及び健康に有益な効果を有する多くの微生物が知られており、それらは土壌中に存在する、特異的には根域中で植物と関連して生息する(植物成長促進根圏細菌“PGPR”)、又は植物内に内生植物として存在する。それらの有益な植物成長促進特性は、窒素固定鉄キレート化、リン酸塩可溶化、非有益な微生物の阻害有害生物への耐性誘導全身抵抗性(ISR)、全身獲得抵抗性SAR)、有用な土壌有機物を増加させるための土壌中の植物材料の分解、並びに、植物成長、発達及び干ばつ等の環境ストレスに対する応答刺激するインドール酢酸(IAA)、アセトイン及び2,3−ブタンジオール等の植物ホルモンの合成を含む。更に、これらの微生物は、前駆体分子である1−アミノシクロプロパン−1−カルボキシレートACC)を分解することにより植物のエチレンストレス応答を妨害することができ、それによって植物成長を刺激し、果実熟成をゆっくりとさせる。これらの有益な微生物は、土壌の品質、植物成長、収量及び作物の品質を改善することができる。種々の微生物は、植物病害防除するのに有用であるような生物学的活性を示す。そのような生物農薬生物及びこれらの生物によって天然に産生される化合物)は、合成肥料及び殺虫剤よりも安全で生分解性が高い。

これらに限定されないが、ボトリチス属種(Botrytis spp.)(例えばボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea))、フザリウム属種(Fusarium spp.)(例えばフザリウムオキシスポラム(F. oxysporum)及びフザリウム・グラミネアラム(F. graminearum))、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)(例えばリゾクトニア・ソラニ(R. solani))、マグナポルテ属種(Magnaporthe spp.)、マイコスフェレラ属種(Mycosphaerella spp.)、プッチニア属種(Puccinia spp.)(例えばプッチニア・レコンディタ(P. recondita))、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)及びファコプソラ属種(Phakopsora spp.)(例えばファコプソラ・パキリジ(P. pachyrhizi)を含む真菌植物病原体は、農業及び園芸産業における経済的損失を引き起こす可能性のある植物病害虫の1つ目の種類である。真菌の植物病原体を防除するために化学物質を使用することができるが、化学物質の使用は、高コスト効率性欠如菌類の耐性株の出現及び望ましくない環境影響を含む不利益を受ける。更に、そのような化学的処理は無差別である傾向があり、処理の標的とされる植物病原体に加えて有益な細菌、真菌及び節足動物に悪影響を及ぼし得る。植物病害虫の2つ目の種類は細菌病原体であり、エルウィニア属種(Erwinia spp.)(エルウィニアクリサンテミ(Erwinia chrysanthemi)等)、パントエア属種(Pantoea spp.)(パントエア・シトレア(P. citrea)等)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)(キサントモナスカンペストリス(Xanthomonas campestris)等)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)(シュードモナスシリンゲ(P. syringae)等)及びラルストニア属種(Ralstonia spp.)(ラルストニア・ソラナケアルム(R. soleacearum)等)を含むがこれらに限定されず、農業及び園芸産業における経済的損失を引き起こす。病原性真菌と同様に、これらの細菌病原体を治療するための化学物質の使用は不利益を受ける。ウイルス及びウイルス様生物は、防除が困難であるが細菌性微生物が誘導全身抵抗性(ISR)を介して植物に抵抗性を与えることができる3つ目の種類の植物病原性物質を含む。従って、病原性真菌、ウイルス及び細菌を防除するためのバイオ肥料及び/又はバイオ殺虫剤として適用され得る微生物が望ましく、農業の持続可能性を改善することが強く求められている。植物病原体の最後の種類は、植物病原性線虫及び昆虫が含まれ、これらは植物の重篤な損傷及び損失を引き起こし得る。

バチルス種(Bacillus)のうちのいくつかのものは生物防除株として報告されており、いくつかは市販の製品に適用されている(Joseph W. Kloepperら、2004年、Phytopathology Vol. 94, No. 11, 1259-1266頁)。例えば、現在市販されている生物防除製品に使用されている菌株は、BAYERCROP SCIENCEによって製造されSONATA及びBALLAD−PLUS中の活性成分として使用されるバチルスプミルス(Bacillus pumilus)QST2808株、BAYER CROP SCIENCEによって製造されYIELDSHIELD中の活性成分として使用されるバチルス・プミルス(Bacillus pumilus)GB34株、BAYER CROP SCIENCEによって製造されSERENADE中の活性成分として使用されるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)QST713株、HELENA CHEMICAL COMPANYによって製造されKODIAK及びSYSTEM3中の活性成分として使用されるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)GBO3株を含む。バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)及びバチルス・フィルムス(Bacillus firmus)の様々な株が線虫及びベクター昆虫に対する生物防除剤として適用されており、これらの株はBAYER CROP SCIENCEで製造されるNORICA及びPONCHO−VOTIVOを含む多数の市販の生物防除製品の基礎として機能する。更に、市販の生物刺激製品中に現在使用されているバチルス(Bacillus)株は、ABiTEP GmbHにより製造されるRHIZOVITAL 42中の活性成分として使用されるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42株、更にはJHBiotech Inc.により製造されるFULZYME等の生物刺激製品中の発酵抽出物を含む細胞全体として含まれている種々の他のバチルス・サブチリス(Bacillus subtilus)種を含む。

概要

成長促進活性及び植物病原体に対する活性を有する、新規株バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及び新規株バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の組み合わせにおける組成物及び方法を提供する。RTI301株及びRTI477株を含む組成物は、植物の根、種子、カルス組織移植片及び切断片に適用された時、植物の成長に利益をもたらす及び/又は病原体感染に対する保護を与えるために有用である。株の組み合わせについての相乗的な結果が観察され、株の組み合わせは大豆及びコーンを含む作物の収量の増加に有益である。株の組み合わせを含む組成物は、単独で、又は微生物学的、生物学的又は化学的な殺虫剤、殺真菌剤殺線虫剤殺細菌剤除草剤植物抽出物植物成長調整剤及び肥料と組み合わせて適用することができる。なし

目的

ここに開示される主題は、植物の成長に利益をもたらし植物の病気を治療する、微生物組成物及びそれらの使用方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物であって、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルスアミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、を含み、前記植物の種子、前記植物の根又は前記植物の周囲の土壌への当該組成物の適用は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす、組成物。

請求項2

植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性は、収量の増加、苗木活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の組成物。

請求項3

前記組成物は、液体油分散体粉剤乾燥水和性粉末剤展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態である、請求項1に記載の組成物。

請求項4

前記組成物は、液体の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。

請求項5

前記組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在する、請求項1に記載の組成物。

請求項6

前記組成物は、油分散体の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。

請求項7

前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、胞子又は栄養細胞の形態で存在する、請求項1に記載の組成物。

請求項8

担体分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項1に記載の組成物。

請求項9

植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるのに適切な量で存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な、殺虫剤殺真菌剤殺線虫剤殺細菌剤除草剤植物抽出物植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項1に記載の組成物。

請求項10

前記殺虫剤は、ビフェントリンを含む、請求項9に記載の組成物。

請求項11

前記組成物は、液体肥料と相溶性を有する製剤中にある、請求項10に記載の組成物。

請求項12

前記組成物は、水和ケイ酸アルミニウムマグネシウム及び少なくとも1つの分散剤を更に含む、請求項10に記載の組成物。

請求項13

前記ビフェントリン殺虫剤は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で存在する、請求項10に記載の組成物。

請求項14

前記ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で存在する、請求項10に記載の組成物。

請求項15

前記組成物は、植え付け用の基盤(matrix)の形態である、請求項1に記載の組成物。

請求項16

前記植え付け用の基盤は、鉢植え用の土の形態である、請求項15に記載の組成物。

請求項17

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物で被覆された植物種子であって、前記組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、を含む、植物種子。

請求項18

植物の成長及び/又は植物の健康への前記利益は、収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善又は病原体感染の減少のうちの1以上を含む、請求項17に記載の植物種子。

請求項19

前記植物病原体は、昆虫線虫植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含む、請求項17に記載の植物種子。

請求項20

前記植物病原体は、植物真菌病原体、植物細菌病原体さび病菌ボトリチス属種(Botrytis spp.)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、ボトリチス・スクアモサ(Botrytis squamosa)、エルウィニア属種(Erwinia spp.)、エルウィニア・カロトボラ(Erwinia carotovora)、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)、フザリウム属種(Fusarium spp.)、フザリウムコルラム(Fusarium colmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・オキシスポラムf属種キューベンセ(Fusarium oxysporum f. sp. Cubense)、フザリウム・オキシスポラムf属種リコペルシシ(Fusarium oxysporum f. sp. Lycopersici)、フザリウム・ビルグリフォルメ(Fusarium virguliforme)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)、キサントモナスアクソノポディス(Xanthomonas axonopodis)、キサントモナス・カンペストリス・パソバー・カロテ(Xanthomonas campestris pv. carotae)、キサントモナス・プルニ(Xanthomonas pruni)、キサントモナス・アルボリコラ(Xanthomonas arboricola)、キサントモナス・オリゼ・パソバー・オリゼ(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)、シュードモナスシリンゲ・パソバー・トマト(Pseudomonas syringae pv. Tomato)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、フィトフトラ・パラシチカ(Phytophthora parasitica)、フィトフトラ・ソジェ(Phytophthora sojae)、フィトフトラ・カプシシ(Phytophthora capsici)、フィトフトラ・シナモン(Phytophthora cinnamon)、フィトフトラ・フラガリエ(Phytophthora fragariae)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・ラモラム(Phytophthora ramorum)、フィトフトラ・パルバラ(Phytophthora palmivara)、フィトフトラ・ニコチアネ(Phytophthora nicotianae)、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾクトニア・ゼエ(Rhizoctonia zeae)、リゾクトニア・オリゼ(Rhizoctonia oryzae)、リゾクトニア・カリテ(Rhizoctonia caritae)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・クロコラム(Rhizoctonia crocorum)、リゾクトニア・フラガリエ(Rhizoctonia fragariae)、リゾクトニア・ラミコラ(Rhizoctonia ramicola)、リゾクトニア・ルビ(Rhizoctonia rubi)、リゾクトニア・レグミニコラ(Rhizoctonia leguminicola)、マクロフォミナ・ファソリナ(Macrophomina phaseolina)、マグナオルテ・オリゼ(Magnaorthe oryzae)、ピチウム属種(Pythium spp.)、ピチウム・ウルチマム(Pythium ultimum)、ピチウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)、ピチウム・イレギュラウム(Pythium irregularum)、ピチウム・ウロサム(Pythium ulosum)、ピチウム・ルトリアリウム(Pythium lutriarium)、ピチウム・シルバチウム(Pythium sylvatium)、ウスチラゴ属種(Ustilago spp.)、ウスチラゴ・ヌーダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)、ウスチラゴ・サイタミネア(Ustilago scitaminea)、クラセプス属種(Claviceps spp.)、クラビセプス・ププレア(Claviceps puprrea)、ティレチア属種(Tilletia spp.)、ティレチア・トリチシ(Tilletia tritici)、ティレチア・ラエビス(Tilletia laevis)、ティレチア・ホリド(Tilletia horrid)、ティレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、フォーマ属種(Phoma spp.)、フォーマグリシニコラ(Phoma glycinicola)、フォーマ・エキシグア(Phoma exigua)、フォーマ・リンガム(Phoma lingam)、コクリオボラス・サチバス(Cocliobolus sativus)、ガエウマノマイセス・ガミニス(Gaeumanomyces gaminis)又はコレトトリカム属種(Colleototricum spp.)のうちの1以上を含む、請求項17に記載の植物種子。

請求項21

前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×102CFU/種子から約1.0×109CFU/種子の範囲の量で存在する、請求項17に記載の植物種子。

請求項22

前記植物種子は、単子葉植物双子葉植物穀物コーンスイートコーンポップコーンシードコーン、サイレージコーン、フィールドコーン、米、小麦大麦ソルガムアブラナ科野菜ブロッコリーキャベツカリフラワー芽キャベツコラードケールマスタードグリーンコールラビ球根野菜玉ネギニンニク、エシャロットフルーツ野菜ペッパー、トマト、ナスグラウンドチェリー、トマティロ、オクラブドウハーブスパイスウリ科野菜キュウリカンタロープメロンマスクメロンスカッシュスイカカボチャ、ナス、葉野菜レタスセロリホウレン草パセリ、ラディッキオ、マメ科植物/野菜(多肉の乾燥した豆(bean)及びに入った豆(pea))、インゲン豆(又はソラ豆)、サヤインゲン、スナップ豆、シェルビーンズ大豆ドライビーンズ、ガルバンゾー豆、リマ豆、エンドウ豆ヒヨコ豆スプリットピー、レンズ豆油糧種子作物キャノーラキャスター、綿、亜麻ピーナッツ菜種ベニバナゴマヒマワリ、大豆、根/塊茎及び球茎野菜、ニンジンジャガイモサツマイモ、ビーツ、ショウガ西ワサビダイコン朝鮮人参カブサトウキビテンサイ、草(Grass)又は芝草(Turfgrass)の種子を含む、請求項17に記載の植物種子。

請求項23

前記植物は、大豆又はコーンの種子を含み、前記植物の成長の利益は、収量の増加により示される、請求項17に記載の植物種子。

請求項24

植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるのに適切な量で存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な、殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項17に記載の植物種子。

請求項25

前記殺虫剤は、ビフェントリンを含む、請求項24に記載の植物種子。

請求項26

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法であって、当該方法は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、を含む組成物を、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に送達することを含み、前記組成物の送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす、方法。

請求項27

植物の成長及び/又は植物の健康への前記利益は、収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせを含む、請求項26に記載の方法。

請求項28

前記植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含む、請求項27に記載の方法。

請求項29

前記植物病原体は、植物真菌病原体、植物細菌病原体、さび病菌、ボトリチス属種(Botrytis spp.)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、ボトリチス・スクアモサ(Botrytis squamosa)、エルウィニア属種(Erwinia spp.)、エルウィニア・カロトボラ(Erwinia carotovora)、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)、ディケヤ属種(Dickeya spp.)、ディケヤ・ダダンチイ(Dickeya dadantii)、ディケヤ・ソラニ(Dickeya solani)、アグロバクテリウム属種(Agrobacterium spp.)、アグロバクテリウムツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)、キサントモナス・アクソノポディス(Xanthomonas axonopodis)、キサントモナス・カンペストリス・パソバー・カロテ(Xanthomonas campestris pv. carotae)、キサントモナス・プルニ(Xanthomonas pruni)、キサントモナス・アルボリコラ(Xanthomonas arboricola)、キサントモナス・オリゼ・パソバー・オリゼ(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)、キシレラ属種(Xylella spp.)、キシレラ・ファスチディオーサ(Xylella fastidiosa)、カンジダタス属種(Candidatus spp.)、カンジダタス・リベリバクター(Candidatus liberibacter)、フザリウム属種(Fusarium spp.)、フザリウム・コルモラム(Fusarium colmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・オキシスポラムf属種キューベンセ(Fusarium oxysporum f. sp. Cubense)、フザリウム・オキシスポラムf属種リコペルシシ(Fusarium oxysporum f. sp. Lycopersici)、フザリウム・ビルグリフォルメ(Fusarium virguliforme)、スクレロチニア属種(Sclerotinia spp.)、スクレロチニア・スクレチオラム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチニア・マイナー(Sclerotinia minor)、スクレロチニア・ホメオカルパ(Sclerotinia homeocarpa)、セルコスポラ/セルコスポリディウム属種(Cercospora/Cercosporidium spp.)、ウンシヌラ属種(Uncinula spp.)、ウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)(うどんこ病菌)、ポドスフェラ属種(Podosphaera spp.)(うどんこ病菌)、ポドスフェラ・ロイコトリカ(Podosphaera leucotricha)、ポドスフェラ・クランスチン(Podosphaera clandestine)、ホモプシス属種(Phomopsis spp.)、ホモプシス・ビチコラ(Phomopsis viticola)、アルテルナリア属種(Alternaria spp.)、アルテルナリア・テヌイッシマ(Alternaria tenuissima)、アルテルナリア・ポーリ(Alternaria porri)、アルテルナリア・アルテルナート(Alternaria alternate)、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)、アルテルナリア・テヌイス(Alternaria tenuis)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)、シュードモナス・シリンゲ・パソバー・トマト(Pseudomonas syringae pv. Tomato)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、フィトフトラ・パラシチカ(Phytophthora parasitica)、フィトフトラ・ソジェ(Phytophthora sojae)、フィトフトラ・カプシシ(Phytophthora capsici)、フィトフトラ・シナモン(Phytophthora cinnamon)、フィトフトラ・フラガリエ(Phytophthora fragariae)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・ラモラム(Phytophthora ramorum)、フィトフトラ・パルミバラ(Phytophthora palmivara)、フィトフトラ・ニコチアネ(Phytophthora nicotianae)、ファコプソラ属種(Phakopsora spp.)、ファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)、ファコプソラ・メイボミエ(Phakopsora meibomiae)、アスペルギルス属種(Aspergillus spp.)、アスペルギルスフラバス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、ウロマイセス属種(Uromyces spp.)、ウロマイセス・アペンディキュラタス(Uromyces appendiculatus)、クラドスポリウム属種(Cladosporium spp.)、クラドスポリウムヘルバラム(Cladosporium herbarum)、リゾプス属種(Rhizopus spp.)、リゾプスアリザス(Rhizopus arrhizus)、ペニシリウム属種(Penicillium spp.)、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾクトニア・ゼエ(Rhizoctonia zeae)、リゾクトニア・オリゼ(Rhizoctonia oryzae)、リゾクトニア・カリテ(Rhizoctonia caritae)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・クロコラム(Rhizoctonia crocorum)、リゾクトニア・フラガリエ(Rhizoctonia fragariae)、リゾクトニア・ラミコラ(Rhizoctonia ramicola)、リゾクトニア・ルビ(Rhizoctonia rubi)、リゾクトニア・レグミニコラ(Rhizoctonia leguminicola)、マクロフォミナ・ファソリナ(Macrophomina phaseolina)、マグナオルテ・オリゼ(Magnaorthe oryzae)、マイコスフェレラ属種(Mycosphaerella spp.)、マイコスフェレラ・グラミノコラ(Mycosphaerella graminocola)、マイコスフェレラ・フィジエンシス(Mycosphaerella fijiensis)(ブラックシガトガ病)、マイコスフェレラ・ポミ(Mycosphaerella pomi)、マイコスフェレラ・シトリ(Mycosphaerella citri)、マグナポルテ属種(Magnaporthe spp.)、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea)、モニリニア属種(Monilinia spp.)、モニリニア・フルチコラ(Monilinia fruticola)、モニリニア・バクシニイコリムボシ(Monilinia vacciniicorymbosi)、モニリニア・ラクサ(Monilinia laxa)、コレトトリカム属種(Colletotrichum spp.)、コレトトリカム・ゴレオスポリオデス(Colletotrichum gloeosporiodes)、コレトトリカム・アクタタム(Colletotrichum acutatum)、コレトトリカム・カンジダム(Colletotrichum Candidum)、ディアポルテ属種(Diaporthe spp.)、ディアポルテ・シトリ(Diaporthe citri)、コリネスポラ属種(Corynespora spp.)、コリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora Cassiicola)、ギムノスポランギウム属種(Gymnosporangium spp.)、ギムノスポランギウム・ジュニペリバージニアネ(Gymnosporangium juniperi-virginianae)、シゾチリウム属種(Schizothyrium spp.)、シゾチリウム・ポミ(Schizothyrium pomi)、ゴレオデス属種(Gloeodes spp.)、ゴレオデス・ポミゲナ(Gloeodes pomigena)、ボトリオスフリア属種(Botryosphaeria spp.)、ボトリオスフェリア・ドチデア(Botryosphaeria dothidea)、ネオファブラエア属種(Neofabraea spp.)、ウィルソノマイセス属種(Wilsonomyces spp.)、ウィルソノマイセス・カルポフィラス(Wilsonomyces carpophilus)、スフェロテカ属種(Sphaerotheca spp.)、スフェロテカ・マキュラリス(Sphaerotheca macularis)、スフェロテカ・パンノサ(Sphaerotheca pannosa)、エリシフェ属種(Erysiphe spp.)、スタゴノスポラ属種(Stagonospora spp.)、スタゴノスポラ・ノドラム(Stagonospora nodorum)、ピチウム属種(Pythium spp.)、ピチウム・ウルチマム(Pythium ultimum)、ピチウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)、ピチウム・イレギュラウム(Pythium irregularum)、ピチウム・ウロサム(Pythium ulosum)、ピチウム・ルトリアリウム(Pythium lutriarium)、ピチウム・シルバチウム(Pythium sylvatium)、ベンチュリア属種(Venturia spp.)、ベンチュリア・イネキュアリス(Venturia inaequalis)、バーチシリウム属種(Verticillium spp.)、ウスチラゴ属種(Ustilago spp.)、ウスチラゴ・ヌーダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)、ウスチラゴ・サイタミネア(Ustilago scitaminea)、クラビセプス属種(Claviceps spp.)、クラビセプス・ププレア(Claviceps puprrea)、ティレチア属種(Tilletia spp.)、ティレチア・トリチシ(Tilletia tritici)、ティレチア・ラエビス(Tilletia laevis)、ティレチア・ホリド(Tilletia horrid)、ティレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、フォーマ属種(Phoma spp.)、フォーマ・グリシニコラ(Phoma glycinicola)、フォーマ・エキシグア(Phoma exigua)、フォーマ・リンガム(Phoma lingam)、コクリオボラス・サチバス(Cocliobolus sativus)、ガエウマノマイセス・ガミニス(Gaeumanomyces gaminis)、コレトトリカム属種(Colleototricum spp.)、リコスポリウム属種(Rhychosporium spp.)、リコスポリウム・セカリス(Rhychosporium secalis)、ビオポラリス属種(Biopolaris spp.)、ヘルミントスポリウム属種(Helminthosporium spp.)、ヘルミントスポリウム・セカリス(Helminthosporium secalis)、ヘルミントスポリウム・マイディス(Helminthosporium maydis)、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solai)又はヘルミントスポリウム・トリチシ−レペンチス(Helminthosporium tritici-repentis)のうちの1以上を含む、請求項27に記載の方法。

請求項30

前記組成物は、液体、油分散体、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態である、請求項26に記載の方法。

請求項31

前記組成物は、液体の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項26に記載の方法。

請求項32

前記組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在する、請求項26に記載の方法。

請求項33

前記組成物は、油分散体の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項26に記載の方法。

請求項34

前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301は、胞子又は栄養細胞の形態で存在する、請求項26に記載の方法。

請求項35

前記組成物は、担体、分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項26に記載の方法。

請求項36

前記植物は、単子葉植物、双子葉植物、穀物、コーン、スイートコーン、ポップコーン、シードコーン、サイレージコーン、フィールドコーン、米、小麦、大麦、ソルガム、アスパラガス、ベリー、ブルーベリーブラックベリーラズベリー、ローガンベリー、ハックルベリークランベリーグーズベリー、エルダーベリーカラント、カンベリー(Caneberry)、ブッシュベリー、アブラナ科野菜、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツ、コラード、ケール、マスタードグリーン、コールラビ、ウリ科野菜、キュウリ、カンタロープ、メロン、マスクメロン、スカッシュ、スイカ、カボチャ、ナス、球根野菜、玉ネギ、ニンニク、エシャロット、柑橘類、オレンジグレープフルーツ、レモンタンジェリンタンジェロ、ブンタン、フルーツ野菜、ペッパー、トマト、グラウンドチェリー、トマティロ、オクラ、ブドウ、ハーブ/スパイス、葉野菜、レタス、セロリ、ホウレン草、パセリ、ラディッキオ、マメ科植物/野菜(多肉の乾燥した豆(bean)及び鞘に入った豆(pea))、インゲン豆(又はソラ豆)、サヤインゲン、スナップ豆、シェルビーンズ、大豆、ドライビーンズ、ガルバンゾー豆、リマ豆、エンドウ豆、ヒヨコ豆、スプリットピー、レンズ豆、油糧種子作物、キャノーラ、キャスター、ココナッツ、綿、亜麻、オイルパームオリーブ、ピーナッツ、菜種、ベニバナ、ゴマ、ヒマワリ、大豆、ナシ状果類、リンゴクラブアップル、ナシマルメロサンザシ(Mayhaw)、根/塊茎及び球茎野菜、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、キャッサバ(Cassave)、ビーツ、ショウガ、西洋ワサビ、ダイコン、朝鮮人参、カブ、核果類、アプリコット、チェリー、ネクタリンプラムプルーンイチゴツリーナッツアーモンドピスチオピーカン、クルミハシバミクリ(Chestnut)、カシューブナ(Beechnut)、バタグルミ(Butternut)、マカダミア、キウイバナナ、(ブルー)アガペ、草(Grass)、芝草(Turfgrass)、観葉植物ポインセチア広葉樹伐採片(Hardwoodcuttings)、クリ、オークカエデ、サトウキビ又はテンサイを含む、請求項26に記載の方法。

請求項37

前記植物は、大豆又はコーンを含み、前記植物の成長の利益は、収量の増加により示される、請求項26に記載の方法。

請求項38

前記組成物は、植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるのに適切な量で存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な、殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項26に記載の方法。

請求項39

前記殺虫剤は、ビフェントリンを含む、請求項38に記載の方法。

請求項40

前記組成物は、液体肥料と相溶性を有する製剤中にある、請求項39に記載の方法。

請求項41

前記組成物は、水和ケイ酸アルミニウム−マグネシウム及び少なくとも1つの分散剤を更に含む、請求項39に記載の方法。

請求項42

前記ビフェントリン殺虫剤は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で存在する、請求項39に記載の方法。

請求項43

前記ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で存在する、請求項39に記載の方法。

請求項44

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法であって、当該方法は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第1の組成物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第2の組成物、の組み合わせを、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に送達することを含み、前記組み合わせの送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす、方法。

請求項45

植物の成長及び/又は植物の健康への前記利益は、収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせを含む、請求項44に記載の方法。

請求項46

前記植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含む、請求項45に記載の方法。

請求項47

前記植物病原体は、植物真菌病原体、植物細菌病原体、さび病菌、ボトリチス属種(Botrytis spp.)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、ボトリチス・スクアモサ(Botrytis squamosa)、エルウィニア属種(Erwinia spp.)、エルウィニア・カロトボラ(Erwinia carotovora)、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)、ディケヤ属種(Dickeya spp.)、ディケヤ・ダダンチイ(Dickeya dadantii)、ディケヤ・ソラニ(Dickeya solani)、アグロバクテリウム属種(Agrobacterium spp.)、アグロバクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)、キサントモナス・アクソノポディス(Xanthomonas axonopodis)、キサントモナス・カンペストリス・パソバー・カロテ(Xanthomonas campestris pv. carotae)、キサントモナス・プルニ(Xanthomonas pruni)、キサントモナス・アルボリコラ(Xanthomonas arboricola)、キサントモナス・オリゼ・パソバー・オリゼ(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)、キシレラ属種(Xylella spp.)、キシレラ・ファスチディオーサ(Xylella fastidiosa)、カンジダタス属種(Candidatus spp.)、カンジダタス・リベリバクター(Candidatus liberibacter)、フザリウム属種(Fusarium spp.)、フザリウム・コルモラム(Fusarium colmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・オキシスポラムf属種キューベンセ(Fusarium oxysporum f. sp. Cubense)、フザリウム・オキシスポラムf属種リコペルシシ(Fusarium oxysporum f. sp. Lycopersici)、フザリウム・ビルグリフォルメ(Fusarium virguliforme)、スクレロチニア属種(Sclerotinia spp.)、スクレロチニア・スクレロチオラム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチニア・マイナー(Sclerotinia minor)、スクレロチニア・ホメオカルパ(Sclerotinia homeocarpa)、セルコスポラ/セルコスポリディウム属種(Cercospora/Cercosporidium spp.)、ウンシヌラ属種(Uncinula spp.)、ウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)(うどんこ病菌)、ポドスフェラ属種(Podosphaera spp.)(うどんこ病菌)、ポドスフェラ・ロイコトリカ(Podosphaera leucotricha)、ポドスフェラ・クランデスチン(Podosphaera clandestine)、ホモプシス属種(Phomopsis spp.)、ホモプシス・ビチコラ(Phomopsis viticola)、アルテルナリア属種(Alternaria spp.)、アルテルナリア・テヌイッシマ(Alternaria tenuissima)、アルテルナリア・ポーリ(Alternaria porri)、アルテルナリア・アルテルナート(Alternaria alternate)、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)、アルテルナリア・テヌイス(Alternaria tenuis)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)、シュードモナス・シリンゲ・パソバー・トマト(Pseudomonas syringae pv. Tomato)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、フィトフトラ・パラシチカ(Phytophthora parasitica)、フィトフトラ・ソジェ(Phytophthora sojae)、フィトフトラ・カプシシ(Phytophthora capsici)、フィトフトラ・シナモン(Phytophthora cinnamon)、フィトフトラ・フラガリエ(Phytophthora fragariae)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・ラモラム(Phytophthora ramorum)、フィトフトラ・パルミバラ(Phytophthora palmivara)、フィトフトラ・ニコチアネ(Phytophthora nicotianae)、ファコプソラ属種(Phakopsora spp.)、ファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)、ファコプソラ・メイボミエ(Phakopsora meibomiae)、アスペルギルス属種(Aspergillus spp.)、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、ウロマイセス属種(Uromyces spp.)、ウロマイセス・アペンディキュラタス(Uromyces appendiculatus)、クラドスポリウム属種(Cladosporium spp.)、クラドスポリウム・ヘルバラム(Cladosporium herbarum)、リゾプス属種(Rhizopus spp.)、リゾプス・アリザス(Rhizopus arrhizus)、ペニシリウム属種(Penicillium spp.)、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾクトニア・ゼエ(Rhizoctonia zeae)、リゾクトニア・オリゼ(Rhizoctonia oryzae)、リゾクトニア・カリテ(Rhizoctonia caritae)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・クロコラム(Rhizoctonia crocorum)、リゾクトニア・フラガリエ(Rhizoctonia fragariae)、リゾクトニア・ラミコラ(Rhizoctonia ramicola)、リゾクトニア・ルビ(Rhizoctonia rubi)、リゾクトニア・レグミニコラ(Rhizoctonia leguminicola)、マクロフォミナ・ファソリナ(Macrophomina phaseolina)、マグナオルテ・オリゼ(Magnaorthe oryzae)、マイコスフェレラ属種(Mycosphaerella spp.)、マイコスフェレラ・グラミノコラ(Mycosphaerella graminocola)、マイコスフェレラ・フィジエンシス(Mycosphaerella fijiensis)(ブラックシガトガ病)、マイコスフェレラ・ポミ(Mycosphaerella pomi)、マイコスフェレラ・シトリ(Mycosphaerella citri)、マグナポルテ属種(Magnaporthe spp.)、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea)、モニリニア属種(Monilinia spp.)、モニリニア・フルチコラ(Monilinia fruticola)、モニリニア・バクシニイコリムボシ(Monilinia vacciniicorymbosi)、モニリニア・ラクサ(Monilinia laxa)、コレトトリカム属種(Colletotrichum spp.)、コレトトリカム・ゴレオスポリオデス(Colletotrichum gloeosporiodes)、コレトトリカム・アクタタム(Colletotrichum acutatum)、コレトトリカム・カンジダム(Colletotrichum Candidum)、ディアポルテ属種(Diaporthe spp.)、ディアポルテ・シトリ(Diaporthe citri)、コリネスポラ属種(Corynespora spp.)、コリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora Cassiicola)、ギムノスポランギウム属種(Gymnosporangium spp.)、ギムノスポランギウム・ジュニペリ−バージニアネ(Gymnosporangium juniperi-virginianae)、シゾチリウム属種(Schizothyrium spp.)、シゾチリウム・ポミ(Schizothyrium pomi)、ゴレオデス属種(Gloeodes spp.)、ゴレオデス・ポミゲナ(Gloeodes pomigena)、ボトリオスフェリア属種(Botryosphaeria spp.)、ボトリオスフェリア・ドチデア(Botryosphaeria dothidea)、ネオファブラエア属種(Neofabraea spp.)、ウィルソノマイセス属種(Wilsonomyces spp.)、ウィルソノマイセス・カルポフィラス(Wilsonomyces carpophilus)、スフェロテカ属種(Sphaerotheca spp.)、スフェロテカ・マキュラリス(Sphaerotheca macularis)、スフェロテカ・パンノサ(Sphaerotheca pannosa)、エリシフェ属種(Erysiphe spp.)、スタゴノスポラ属種(Stagonospora spp.)、スタゴノスポラ・ノドラム(Stagonospora nodorum)、ピチウム属種(Pythium spp.)、ピチウム・ウルチマム(Pythium ultimum)、ピチウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)、ピチウム・イレギュラウム(Pythium irregularum)、ピチウム・ウロサム(Pythium ulosum)、ピチウム・ルトリアリウム(Pythium lutriarium)、ピチウム・シルバチウム(Pythium sylvatium)、ベンチュリア属種(Venturia spp.)、ベンチュリア・イネキュアリス(Venturia inaequalis)、バーチシリウム属種(Verticillium spp.)、ウスチラゴ属種(Ustilago spp.)、ウスチラゴ・ヌーダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)、ウスチラゴ・サイタミネア(Ustilago scitaminea)、クラビセプス属種(Claviceps spp.)、クラビセプス・ププレア(Claviceps puprrea)、ティレチア属種(Tilletia spp.)、ティレチア・トリチシ(Tilletia tritici)、ティレチア・ラエビス(Tilletia laevis)、ティレチア・ホリド(Tilletia horrid)、ティレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、フォーマ属種(Phoma spp.)、フォーマ・グリシニコラ(Phoma glycinicola)、フォーマ・エキシグア(Phoma exigua)、フォーマ・リンガム(Phoma lingam)、コクリオボラス・サチバス(Cocliobolus sativus)、ガエウマノマイセス・ガミニス(Gaeumanomyces gaminis)、コレトトリカム属種(Colleototricum spp.)、リコスポリウム属種(Rhychosporium spp.)、リコスポリウム・セカリス(Rhychosporium secalis)、ビオポラリス属種(Biopolaris spp.)、ヘルミントスポリウム属種(Helminthosporium spp.)、ヘルミントスポリウム・セカリス(Helminthosporium secalis)、ヘルミントスポリウム・マイディス(Helminthosporium maydis)、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solai)又はヘルミントスポリウム・トリチシ−レペンチス(Helminthosporium tritici-repentis)のうちの1以上を含む、請求項45に記載の方法。

請求項48

前記第1の組成物及び前記第2の組成物は、液体、油分散体、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態である、請求項44に記載の方法。

請求項49

前記第1の組成物及び前記第2の組成物は、液体の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項44に記載の方法。

請求項50

前記第1の組成物及び前記第2の組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在する、請求項44に記載の方法。

請求項51

前記第1の組成物及び前記第2の組成物は、油分散体の形態であり、前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項44に記載の方法。

請求項52

前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、胞子又は栄養細胞の形態で存在する、請求項44に記載の方法。

請求項53

前記第1の組成物及び前記第2の組成物は、担体、分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項44に記載の方法。

請求項54

前記植物は、単子葉植物、双子葉植物、穀物、コーン、スイートコーン、ポップコーン、シードコーン、サイレージコーン、フィールドコーン、米、小麦、大麦、ソルガム、アスパラガス、ベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ローガンベリー、ハックルベリー、クランベリー、グーズベリー、エルダーベリー、カラント、カンベリー(Caneberry)、ブッシュベリー、アブラナ科野菜、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツ、コラード、ケール、マスタードグリーン、コールラビ、ウリ科野菜、キュウリ、カンタロープ、メロン、マスクメロン、スカッシュ、スイカ、カボチャ、ナス、球根野菜、玉ネギ、ニンニク、エシャロット、柑橘類、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、タンジェリン、タンジェロ、ブンタン、フルーツ野菜、ペッパー、トマト、グラウンドチェリー、トマティロ、オクラ、ブドウ、ハーブ/スパイス、葉野菜、レタス、セロリ、ホウレン草、パセリ、ラディッキオ、マメ科植物/野菜(多肉の乾燥した豆(bean)及び鞘に入った豆(pea))、インゲン豆(又はソラ豆)、サヤインゲン、スナップ豆、シェルビーンズ、大豆、ドライビーンズ、ガルバンゾー豆、リマ豆、エンドウ豆、ヒヨコ豆、スプリットピー、レンズ豆、油糧種子作物、キャノーラ、キャスター、ココナッツ、綿、亜麻、オイルパーム、オリーブ、ピーナッツ、菜種、ベニバナ、ゴマ、ヒマワリ、大豆、ナシ状果類、リンゴ、クラブアップル、ナシ、マルメロ、サンザシ(Mayhaw)、根/塊茎及び球茎野菜、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、キャッサバ(Cassave)、ビーツ、ショウガ、西洋ワサビ、ダイコン、朝鮮人参、カブ、核果類、アプリコット、チェリー、ネクタリン、桃、プラム、プルーン、イチゴ、ツリーナッツ、アーモンド、ピスタチオ、ピーカン、クルミ、ハシバミ、クリ(Chestnut)、カシュー、ブナ(Beechnut)、バタグルミ(Butternut)、マカダミア、キウイ、バナナ、(ブルー)アガペ、草(Grass)、芝草(Turfgrass)、観葉植物、ポインセチア、広葉樹の伐採片(Hardwoodcuttings)、クリ、オーク、カエデ、サトウキビ又はテンサイを含む、請求項44に記載の方法。

請求項55

前記植物は、大豆又はコーンを含み、前記植物の成長の利益は、収量の増加により示される、請求項44に記載の方法。

請求項56

前記第1の組成物及び前記第2の組成物の1つ又は両方は、植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるのに適切な量で存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な、殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項44に記載の方法。

請求項57

前記殺虫剤は、ビフェントリンを含む、請求項56に記載の方法。

請求項58

前記組成物は、液体肥料と相溶性を有する製剤中にある、請求項57に記載の方法。

請求項59

前記組成物は、水和ケイ酸アルミニウム−マグネシウム及び少なくとも1つの分散剤を更に含む、請求項57に記載の方法。

請求項60

前記ビフェントリン殺虫剤は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で存在する、請求項57に記載の方法。

請求項61

前記ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で存在する、請求項57に記載の方法。

請求項62

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法であって、当該方法は、適切な成長培地中に植物の種子を植え付けることを含み、前記種子は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、を含む組成物で被覆されており、前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及び前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する、方法。

請求項63

植物の成長及び/又は植物の健康への前記利益は、収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせを含む、請求項62に記載の方法。

請求項64

前記植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含む、請求項63に記載の方法。

請求項65

前記植物病原体は、植物真菌病原体、植物細菌病原体、さび病菌、ボトリチス属種(Botrytis spp.)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、ボトリチス・スクアモサ(Botrytis squamosa)、エルウィニア属種(Erwinia spp.)、エルウィニア・カロトボラ(Erwinia carotovora)、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)、フザリウム属種(Fusarium spp.)、フザリウム・コルモラム(Fusarium colmorum)、フザリウム・グラミネアラム(Fusarium graminearum)、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)、フザリウム・オキシスポラムf属種キューベンセ(Fusarium oxysporum f. sp. Cubense)、フザリウム・オキシスポラムf属種リコペルシシ(Fusarium oxysporum f. sp. Lycopersici)、フザリウム・ビルグリフォルメ(Fusarium virguliforme)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)、キサントモナス・アクソノポディス(Xanthomonas axonopodis)、キサントモナス・カンペストリス・パソバー・カロテ(Xanthomonas campestris pv. carotae)、キサントモナス・プルニ(Xanthomonas pruni)、キサントモナス・アルボリコラ(Xanthomonas arboricola)、キサントモナス・オリゼ・パソバー・オリゼ(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)、シュードモナス・シリンゲ・パソバー・トマト(Pseudomonas syringae pv. Tomato)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、フィトフトラ・パラシチカ(Phytophthora parasitica)、フィトフトラ・ソジェ(Phytophthora sojae)、フィトフトラ・カプシシ(Phytophthora capsici)、フィトフトラ・シナモン(Phytophthora cinnamon)、フィトフトラ・フラガリエ(Phytophthora fragariae)、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)、フィトフトラ・ラモラム(Phytophthora ramorum)、フィトフトラ・パルミバラ(Phytophthora palmivara)、フィトフトラ・ニコチアネ(Phytophthora nicotianae)、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)、リゾクトニア・ゼエ(Rhizoctonia zeae)、リゾクトニア・オリゼ(Rhizoctonia oryzae)、リゾクトニア・カリテ(Rhizoctonia caritae)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、リゾクトニア・クロコラム(Rhizoctonia crocorum)、リゾクトニア・フラガリエ(Rhizoctonia fragariae)、リゾクトニア・ラミコラ(Rhizoctonia ramicola)、リゾクトニア・ルビ(Rhizoctonia rubi)、リゾクトニア・レグミニコラ(Rhizoctonia leguminicola)、マクロフォミナ・ファソリナ(Macrophomina phaseolina)、マグナオルテ・オリゼ(Magnaorthe oryzae)、ピチウム属種(Pythium spp.)、ピチウム・ウルチマム(Pythium ultimum)、ピチウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)、ピチウム・イレギュラウム(Pythium irregularum)、ピチウム・ウロサム(Pythium ulosum)、ピチウム・ルトリアリウム(Pythium lutriarium)、ピチウム・シルバチウム(Pythium sylvatium)、ウスチラゴ属種(Ustilago spp.)、ウスチラゴ・ヌーダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)、ウスチラゴ・サイタミネア(Ustilago scitaminea)、クラビセプス属種(Claviceps spp.)、クラビセプス・ププレア(Claviceps puprrea)、ティレチア属種(Tilletia spp.)、ティレチア・トリチシ(Tilletia tritici)、ティレチア・ラエビス(Tilletia laevis)、ティレチア・ホリド(Tilletia horrid)、ティレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa)、フォーマ属種(Phoma spp.)、フォーマ・グリシニコラ(Phoma glycinicola)、フォーマ・エキシグア(Phoma exigua)、フォーマ・リンガム(Phoma lingam)、コクリオボラス・サチバス(Cocliobolus sativus)、ガエウマノマイセス・ガミニス(Gaeumanomyces gaminis)又はコレトトリカム属種(Colleototricum spp.)のうちの1以上を含む、請求項63に記載の方法。

請求項66

前記組成物は、植物の成長に利益をもたらす及び/又は感受性植物における病原体感染に対する保護を与えるのに適切な量で存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な、殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項62に記載の方法。

請求項67

前記殺虫剤は、ビフェントリンを含む、請求項66に記載の方法。

請求項68

前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及び前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×102CFU/種子から約1.0×109CFU/種子の範囲の量で存在する、請求項62に記載の方法。

請求項69

前記植物の種子は、単子葉植物、双子葉植物、穀物、コーン、スイートコーン、ポップコーン、シードコーン、サイレージコーン、フィールドコーン、米、小麦、大麦、ソルガム、アブラナ科野菜、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツ、コラード、ケール、マスタードグリーン、コールラビ、球根野菜、玉ネギ、ニンニク、エシャロット、フルーツ野菜、ペッパー、トマト、グラウンドチェリー、トマティロ、オクラ、ブドウ、ハーブ/スパイス、ウリ科野菜、キュウリ、カンタロープ、メロン、マスクメロン、スカッシュ、スイカ、カボチャ、ナス、葉野菜、レタス、セロリ、ホウレン草、パセリ、ラディッキオ、マメ科植物/野菜(多肉の乾燥した豆(bean)及び鞘に入った豆(pea))、インゲン豆(又はソラ豆)、サヤインゲン、スナップ豆、シェルビーンズ、大豆、ドライビーンズ、ガルバンゾー豆、リマ豆、エンドウ豆、ヒヨコ豆、スプリットピー、レンズ豆、油糧種子作物、キャノーラ、キャスター、綿、亜麻、ピーナッツ、菜種、ベニバナ、ゴマ、ヒマワリ、大豆、根/塊茎及び球茎野菜、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、ビーツ、ショウガ、西洋ワサビ、ダイコン、朝鮮人参、カブ、サトウキビ、テンサイ、草(Grass)又は芝草(Turfgrass)の種子を含む、請求項62に記載の方法。

請求項70

前記植物の種子は、大豆又はコーンを含み、前記植物の成長の利益は、収量の増加により示される、請求項62に記載の方法。

請求項71

植物の成長に利益をもたらすための組成物であって、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ビフェントリン殺虫剤、を含む、組成物。

請求項72

植物の成長に利益をもたらすための組成物であって、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ビフェントリン殺虫剤、を含み、当該組成物は、液体肥料と相溶性を有する製剤中にある、組成物。

請求項73

前記組成物は、水和ケイ酸アルミニウム−マグネシウム及び少なくとも1つの分散剤を更に含む、請求項72に記載の組成物。

請求項74

前記ビフェントリン殺虫剤は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で存在する、請求項72に記載の組成物。

請求項75

前記ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で存在する、請求項72に記載の組成物。

請求項76

植物の成長に利益をもたらすための組成物であって、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ルピナスアルブス・ドーセ(Lupinus albus doce)由来抽出物BLADポリペプチド又はBLADポリペプチドの断片のうちの1つ又は組み合わせを含む殺真菌剤、を含む、組成物。

請求項77

前記組成物は、前記BLADポリペプチド又は前記BLADポリペプチドの断片を約20%含む、請求項76に記載の組成物。

請求項78

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物で被覆された植物種子であって、前記組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ビフェントリン殺虫剤、を含む、植物種子。

請求項79

ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第1の組成物、微生物学的、生物学的又は化学的な、殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを含む第2の組成物、並びに、植物の枝葉、植物の樹皮、植物の果実、植物の花、植物の種子、植物の根、植物の切断片、植物の移植片、植物のカルス組織、植物の周囲の土壌若しくは成長培地、土壌若しくは成長培地中に植物の種子を播種する前の土壌若しくは成長培地、又は、土壌若しくは成長培地中に植物、植物切断片、植物移植片若しくは植物カルス組織を植え付ける前の土壌若しくは成長培地に、前記第1の組成物及び前記第2の組成物の組み合わせを、植物の成長に利益をもたらすのに適切な量で送達するための説明書、を含み、前記第1の組成物及び前記第2の組成物は、別々に包装されている、製品

請求項80

前記殺虫剤は、ピレスロイド、ビフェントリン、テフルトリンゼータシペルメトリン有機リン酸塩クロルエトキシホス、クロルピリホス、テブピリンホス、シフルトリン、フィプロールフィプロニル、ニコチノイド又はクロチアニジンのうちの1つ又は組み合わせである、請求項79に記載の製品。

請求項81

前記殺虫剤は、ビフェントリンを含む、請求項80に記載の製品。

請求項82

前記第2の組成物は、液体肥料と相溶性を有する製剤中にある、請求項81に記載の製品。

請求項83

前記第1の組成物は、担体、分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含む、請求項79に記載の製品。

請求項84

前記第1の組成物は、液体、粉剤、展延性粒剤、乾燥水和性粉末剤又は乾燥水和性粒剤の形態である、請求項79に記載の製品。

請求項85

前記第1の組成物は、液体の形態であり、前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及び前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項79に記載の製品。

請求項86

前記第1の組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり、前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及び前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の各々は、約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在する、請求項79に記載の製品。

請求項87

前記第1の組成物は、油分散液の形態であり、前記バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及び前記バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する、請求項79に記載の製品。

技術分野

0001

(関連出願の相互参照
本出願は、2014年12月29日に提出された米国仮特許出願第62/097287号の優先権の利益を主張しており、その開示はその全体において参照によりここに組み込まれる。

0002

(技術分野)
本開示の主題は、植物の成長に利益をもたらす及び植物病害治療するために、植物、植物種子及び植物の周囲の土壌に適用する単離された微生物株を含む組成物に関する。特定の場合には、微生物株は、抗菌特性を有する化学活性剤と組み合わせて、植物、植物種子及び植物周囲の土壌に送達される。

背景技術

0003

植物の成長及び健康に有益な効果を有する多くの微生物が知られており、それらは土壌中に存在する、特異的には根域中で植物と関連して生息する(植物成長促進根圏細菌“PGPR”)、又は植物内に内生植物として存在する。それらの有益な植物成長促進特性は、窒素固定鉄キレート化、リン酸塩可溶化、非有益な微生物の阻害有害生物への耐性誘導全身抵抗性(ISR)、全身獲得抵抗性SAR)、有用な土壌有機物を増加させるための土壌中の植物材料の分解、並びに、植物成長、発達及び干ばつ等の環境ストレスに対する応答刺激するインドール酢酸(IAA)、アセトイン及び2,3−ブタンジオール等の植物ホルモンの合成を含む。更に、これらの微生物は、前駆体分子である1−アミノシクロプロパン−1−カルボキシレートACC)を分解することにより植物のエチレンストレス応答を妨害することができ、それによって植物成長を刺激し、果実熟成をゆっくりとさせる。これらの有益な微生物は、土壌の品質、植物成長、収量及び作物の品質を改善することができる。種々の微生物は、植物病害を防除するのに有用であるような生物学的活性を示す。そのような生物農薬生物及びこれらの生物によって天然に産生される化合物)は、合成肥料及び殺虫剤よりも安全で生分解性が高い。

0004

これらに限定されないが、ボトリチス属種(Botrytis spp.)(例えばボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea))、フザリウム属種(Fusarium spp.)(例えばフザリウムオキシスポラム(F. oxysporum)及びフザリウム・グラミネアラム(F. graminearum))、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)(例えばリゾクトニア・ソラニ(R. solani))、マグナポルテ属種(Magnaporthe spp.)、マイコスフェレラ属種(Mycosphaerella spp.)、プッチニア属種(Puccinia spp.)(例えばプッチニア・レコンディタ(P. recondita))、フィトフトラ属種(Phytophthora spp.)及びファコプソラ属種(Phakopsora spp.)(例えばファコプソラ・パキリジ(P. pachyrhizi)を含む真菌植物病原体は、農業及び園芸産業における経済的損失を引き起こす可能性のある植物病害虫の1つ目の種類である。真菌の植物病原体を防除するために化学物質を使用することができるが、化学物質の使用は、高コスト効率性欠如菌類の耐性株の出現及び望ましくない環境影響を含む不利益を受ける。更に、そのような化学的処理は無差別である傾向があり、処理の標的とされる植物病原体に加えて有益な細菌、真菌及び節足動物に悪影響を及ぼし得る。植物病害虫の2つ目の種類は細菌病原体であり、エルウィニア属種(Erwinia spp.)(エルウィニアクリサンテミ(Erwinia chrysanthemi)等)、パントエア属種(Pantoea spp.)(パントエア・シトレア(P. citrea)等)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)(キサントモナスカンペストリス(Xanthomonas campestris)等)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)(シュードモナスシリンゲ(P. syringae)等)及びラルストニア属種(Ralstonia spp.)(ラルストニア・ソラナケアルム(R. soleacearum)等)を含むがこれらに限定されず、農業及び園芸産業における経済的損失を引き起こす。病原性真菌と同様に、これらの細菌病原体を治療するための化学物質の使用は不利益を受ける。ウイルス及びウイルス様生物は、防除が困難であるが細菌性微生物が誘導全身抵抗性(ISR)を介して植物に抵抗性を与えることができる3つ目の種類の植物病原性物質を含む。従って、病原性真菌、ウイルス及び細菌を防除するためのバイオ肥料及び/又はバイオ殺虫剤として適用され得る微生物が望ましく、農業の持続可能性を改善することが強く求められている。植物病原体の最後の種類は、植物病原性線虫及び昆虫が含まれ、これらは植物の重篤な損傷及び損失を引き起こし得る。

0005

バチルス種(Bacillus)のうちのいくつかのものは生物防除株として報告されており、いくつかは市販の製品に適用されている(Joseph W. Kloepperら、2004年、Phytopathology Vol. 94, No. 11, 1259-1266頁)。例えば、現在市販されている生物防除製品に使用されている菌株は、BAYERCROP SCIENCEによって製造されSONATA及びBALLAD−PLUS中の活性成分として使用されるバチルスプミルス(Bacillus pumilus)QST2808株、BAYER CROP SCIENCEによって製造されYIELDSHIELD中の活性成分として使用されるバチルス・プミルス(Bacillus pumilus)GB34株、BAYER CROP SCIENCEによって製造されSERENADE中の活性成分として使用されるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)QST713株、HELENA CHEMICAL COMPANYによって製造されKODIAK及びSYSTEM3中の活性成分として使用されるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)GBO3株を含む。バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)及びバチルス・フィルムス(Bacillus firmus)の様々な株が線虫及びベクター昆虫に対する生物防除剤として適用されており、これらの株はBAYER CROP SCIENCEで製造されるNORICA及びPONCHO−VOTIVOを含む多数の市販の生物防除製品の基礎として機能する。更に、市販の生物刺激製品中に現在使用されているバチルス(Bacillus)株は、ABiTEP GmbHにより製造されるRHIZOVITAL 42中の活性成分として使用されるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42株、更にはJHBiotech Inc.により製造されるFULZYME等の生物刺激製品中の発酵抽出物を含む細胞全体として含まれている種々の他のバチルス・サブチリス(Bacillus subtilus)種を含む。

発明が解決しようとする課題

0006

ここに開示される主題は、植物の成長に利益をもたらし植物の病気を治療する、微生物組成物及びそれらの使用方法を提供する。

課題を解決するための手段

0007

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、を含み、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への組成物の適用は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0008

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に組成物を送達すること(delivering)を含み、組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、を含み、組成物の送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0009

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第1の組成物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第2の組成物の組み合わせを送達することを含み、組み合わせの送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0010

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物で被覆された植物種子が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、を含む。

0011

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物で被覆された植物種子が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ビフェントリン殺虫剤、を含む。

0012

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、適切な成長培地中に植物の種子を植え付けることを含み、種子は組成物で被覆されており、組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、を含み、それらは、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすために適切な量で存在する。

0013

1つの実施の形態では、植物の成長に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ビフェントリン殺虫剤、を含む。

0014

1つの実施の形態では、植物の成長に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ビフェントリン殺虫剤、を含み、組成物は、液体肥料と相溶性を有する(compatible)製剤中にある。

0015

1つの実施の形態では、植物の成長に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ルピナスアルブス・ドーセ(Lupinus albus doce)由来抽出物BLADポリペプチド又はBLADポリペプチドの断片のうちの1つ又は組み合わせを含む殺真菌剤、を含む。

0016

1つの実施の形態では、製品が提供される。製品は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第1の組成物、微生物学的、生物学的又は化学的な殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤殺細菌剤除草剤植物抽出物植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを含む第2の組成物、並びに、任意にて、植物の枝葉、植物の樹皮、植物の果実、植物の花、植物の種子、植物の根、植物の切断片、植物の移植片、植物のカルス組織、植物の周囲の土壌若しくは成長培地、土壌若しくは成長培地中に植物の種子を播種する前の土壌若しくは成長培地、又は、土壌若しくは成長培地中に植物、植物切断片、植物移植片若しくは植物カルス組織を植え付ける前の土壌若しくは成長培地に、第1の組成物及び第2の組成物の組み合わせを、植物の成長に利益をもたらすために適切な量において送達するための説明書、を含み、第1の組成物及び第2の組成物は、別々に包装されている。

図面の簡単な説明

0017

本発明の1以上の実施の形態による、2つのバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)参照株であるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TrigoCor1448についての対応領域と比較した、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株に見られる独特ランチビオティック生合成オペロンを取り囲む及び含むゲノム機構の模式図である。
図2Aは、13日間の成長後の抽出された小麦植物の画像であり、コントロール植物を示す図である。この画像は、本発明の1以上の実施の形態による、小麦における早期植物成長についてのバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株のプラスの効果を示す。
図2Bは、13日間の成長後の抽出された小麦植物の画像であり、RTI477株を接種した植物を示す図である。この画像は、本発明の1以上の実施の形態による、小麦における早期植物成長についてのバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株のプラスの効果を示す。
図3Aは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472株の成育箇所(lawn)上にスポットされたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株を示す画像である。この画像は、本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株との間の調和性を示す。
図3Bは、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の成育箇所上にスポットされたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株を示す画像である。この画像は、本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株との間の調和性を示す。
図4Aは、本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の形態を示す画像である。
図4Bは、本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の形態を示す画像である。
図5Aは、コントロール植物を示す。図5Aは、本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301+バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の組み合わせでの大豆種子の接種及び8日間の成長後の抽出からもたらされる早期植物成長についてのプラスの効果を示す画像である。
図5Bは、106cfu/mlでRTI301+RTI477(比率3:1)を接種した植物を示す。図5Bは、本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301+バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の組み合わせでの大豆種子の接種及び8日間の成長後の抽出からもたらされる早期植物成長についてのプラスの効果を示す画像である。
本発明の1以上の実施の形態による、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)を含む微生物種により産生される従来に報告されたフェンシン型及びデヒドロキシフェンギシン型環状リポペプチドと、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301分離株及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株の1つ又は両方により産生される新しく同定された(太字で示す)フェンギシン型及びデヒドロキシフェンギシン型分子との両方を示す模式図である。

0018

特許請求の範囲を含む本出願で使用される場合、用語“a”、“an”及び“the”は、“1以上(one or more)”を指す。従って、例えば、“植物(a plant)”の言及は、文脈が明らかに矛盾していない限り、複数の植物を含む。

0019

本明細書及び特許請求の範囲を通して、用語“含む(comprise)”、“含む(comprises)”及び“含む(comprising)”は、文脈が他の意味を必要とする場合を除いて、非排他的意味で使用される。同様に、用語“含む(include)”及びその文法上の変形は非限定的であることを意図しており、リスト中の項目の列挙は、リストされた項目に置換又は追加可能な他の同様の項目を排除するものではない。

0020

本明細書及び特許請求の範囲では、1以上の数字又は数値範囲に関連して使用される時の用語“約”は、範囲内の全ての数字を含む全てのそのような数字又は数値範囲を指すと理解されるべきであり、記載された数値の上下の境界拡張することによりその範囲を変更する。終点による数値範囲の記載は、例えばその範囲内に包含される端数を含む全体整数である全ての数字を含み(例えば、1から5の記載は1、2、3、4及び5、並びにそれらの端数、例えば1.5、2.25、3.75、4.1等を含む)、及びその範囲内の任意の範囲を含む。

0021

本明細書及び特許請求の範囲では、用語“代謝物”及び“化合物”は、RTI301株又は他のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株により産生される抗菌活性を有する化合物に関連して使用される時、互換的に使用される。

0022

本発明の1以上の実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物及び方法が提供される。1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物が提供され、組成物は2以上の調和性を有する微生物を含み、抗菌特性を有する第1の微生物は、土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖及び発達を阻害することによりニッチを作り出すために用いられる。第2の微生物は植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を持っており、第1の微生物の増殖と調和性を有する。第2の微生物は、定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに十分な量で存在する。植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への組成物の適用は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。植物の成長及び/又は植物の健康に有益な第2の微生物の特性は、植物収量の増加、苗木活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせのうちの1つを含む。植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含み得る。

0023

別の実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に2以上の調和性を有する微生物を含む組成物を送達することを含む。組成物は、抗菌特性を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する第1の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物を含む。これは、第2の微生物が確立するためのニッチを確立するためである。組成物はまた、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物を含み、第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖と調和性を有し、第2の微生物は、定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する。植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への組成物の送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0024

第2の微生物の確立プロセスを促進するために、第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖よりも速くすることができ、第2の微生物はスウォーミング及び高運動性表現型により特徴づけることができる。

0025

組成物及び方法は、例えば、単子葉植物双子葉植物穀物コーンスイートコーンポップコーンシードコーン、サイレージコーン、フィールドコーン、米、小麦、大麦ソルガムアスパラガス、ベリー、ブルーベリーブラックベリーラズベリー、ローガンベリー、ハックルベリークランベリーグーズベリー、エルダーベリーカラント、カンベリー(Caneberry)、ブッシュベリー、アブラナ科野菜ブロッコリーキャベツカリフラワー芽キャベツコラードケールマスタードグリーンコールラビウリ科野菜キュウリカンタロープメロンマスクメロンスカッシュスイカカボチャナス球根野菜玉ネギニンニク、エシャロット柑橘類、オレンジグレーフルーツレモンタンジェリンタンジェロ、ブンタン、フルーツ野菜ペッパートマトグラウンドチェリー、トマティロ、オクラブドウハーブスパイス葉野菜レタスセロリホウレン草パセリ、ラディッキオ、マメ科植物/野菜(多肉の乾燥した豆(bean)及びに入った豆(pea))、インゲン豆(又はソラ豆)、サヤインゲン、スナップ豆、シェルビーンズ大豆ドライビーンズ、ガルバンゾー豆、リマ豆、エンドウ豆ヒヨコ豆スプリットピー、レンズ豆油糧種子作物、キャノーラキャスターココナッツ、綿、亜麻オイルパームオリーブピーナッツ菜種ベニバナゴマヒマワリ、大豆、ナシ状果類、リンゴクラブアップル、ナシマルメロサンザシ(Mayhaw)、根/塊茎及び球茎野菜、ニンジンジャガイモサツマイモキャッサバ(Cassave)、ビーツ、ショウガ西ワサビダイコン朝鮮人参カブ核果類、アプリコット、チェリー、ネクタリンプラムプルーンイチゴツリーナッツアーモンドピスチオピーカン、クルミハシバミ、クリ(Chestnut)、カシューブナ(Beechnut)、バタグルミ(Butternut)、マカダミア、キウイバナナ、(ブルー)アガペ、草(Grass)、芝草(Turf grass)、観葉植物ポインセチア広葉樹伐採片(Hardwood cuttings)、クリ、オークカエデサトウキビ又はテンサイを含む任意の種類の植物での使用を含む。

0026

本発明の組成物及び方法における使用のための抗菌特性を有する第1の微生物及び植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物は、バチルス属種(Bacillus spp.)の微生物であり得る。用語“拮抗性”及び“抗菌性”は、本明細書及び特許請求の範囲の目的のためにここでは互換的に使用される。第1の微生物はバチルス属種(Bacillus spp.)株であり得、バチルス属種(Bacillus spp.)株はバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)であり得る。植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物は、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)であり得る。植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性は、植物の病原体感染に対する保護を与える及び/又は植物の病原体感染の治療又は防除をするための、成長促進特性及び拮抗特性のうちの1つ又は両方であり得る。

0027

本発明の組成物及び方法における使用のための抗菌特性を有する第1の微生物及び植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物の例を以下に記載する。例えば、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)種に属すると同定された植物関連細菌が、ノースカロライナ州栽培されたモリンガオレイフェラの根から単離されて、続いて植物成長促進及び植物病原体拮抗特性について試験された。より具体的には、単離された細菌株は、高度に保存された16SrRNA及びrpoB遺伝子配列分析により、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の新しい株であると同定された(実施例1参照)。新しい細菌分離株(“バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477”と称する)の16SRNA配列は、3つの他の既知の菌株である、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NS6株(KF177175)及びバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)DSM10株(NR_027552)の16SrRNA遺伝子配列と同一であると判定された。更に、RTI477のrpoB配列は、既知であるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)PY79株(CP006881)若しくはバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)6051−HGW株(CP003329)(99%配列同一性;9bpの差異)、又はバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)BAB−1a株(CP004405)(99%配列同一性;10bpの差異)と最も高いレベルの配列類似性を有することが決定された。DNAレベルでのrpoB遺伝子の配列の相違は、RTI477がバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の新しい株であることを示している。バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株は、米国バージニア州マナッサスのアメリカンタイプカルチャーコレクションATCC)における特許手続きのための微生物寄託の国際承認に関するブダペスト条約の条件の下、2014年4月17日に寄託され、特許受託番号PTA−121167を有する。

0028

抗菌特性を有する第1の微生物の例として、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)種に属すると同定された植物関連細菌が、ニューヨークのブドウ園で生育するブドウのつるの根圏土壌から単離されて、続いて植物病原体の拮抗特性について試験された。より具体的には、単離された細菌株は、高度に保存された16SrRNA及びrpoB遺伝子の配列分析により、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の新しい株であると同定された(実施例2参照)。新しい細菌分離株(“バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301”と称する)の16SRNA配列は、3つの他の既知の菌株である、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NS6株(KF177175)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42株(NR_075005)、及びバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)DSM10株(NR_027552)の16SrRNA遺伝子配列と同一であると判定された。RTI301株のrpoB遺伝子配列は、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルム(Bacillus amyloliquefaciens subsp. plantarum)TrigoCor1448(CP007244)(99%配列同一性;3塩基対の差異)、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルム(Bacillus amyloliquefaciens subsp. plantarum)AS43.3(CP003838)(99%配列同一性;7塩基対の差異)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)CC178(CP006845)(99%配列同一性;8塩基対の差異)、及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42(CP000560)(99%配列同一性;8塩基対の差異)における同一遺伝子と配列類似性を有することも決定された。RTI301株は、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)として同定された。DNAレベルでのrpoB遺伝子の配列の相違は、RTI301がバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の新しい株であることを示している。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株は、米国バージニア州マナッサスのアメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)における特許手続きのための微生物寄託の国際的承認に関するブダペスト条約の条件の下、2014年4月17日に寄託され、特許受託番号PTA−121165を有する。

0029

バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株のゲノムの更なる配列分析では、この株が、ランチビオティック生合成に関連する遺伝子を有しており、該生合成のための相同器官(homologue)が、密接に関連する他のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301には欠けていることが明らかとなった(実施例3参照)。これは、図1に示される。図1は、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301に見られる独特なランチビオティック生合成クラスターのゲノム機構と、RTI301株の下に示されている2つの既知のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)参照株であるFZB42株(中央)及びTrigoCor1448株(下部)についての対応領域の概略図を示す。FZB42株及びTrigoCor1448株はこのクラスターに存在する多くの遺伝子を欠いており、存在する多くの遺伝子内において低い程度の配列同一性を有することが図1から観察することができる。NCBIにおける非重複(nr)ヌクレオチドデータベースに対するこのクラスターのBLAST分析は、B.アミロリケファシエンス(B. amyloliquefaciens)株に対する5’及び3’フランキング領域と高い相同性図1の高い%類似性と類似)を示した。しかしながら、ランチペプチド生合成クラスターはRTI301株に独特であり、NCBInrデータベース中の任意の従前に配列決定されたDNAと有意な相同性は観察されなかった。このデータは、新たに同定されたRTI301株が独特のランチビオティック生合成経路を有することを示している。

0030

更に、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株のゲノムの更なる配列分析では、この株が抗菌特性を有する分子の産生のための多数の生合成経路に関連する遺伝子を有することが明らかになった。これらには、サブチロシン、サーファクチンイツリン、フェンギシン、アミロサイクリシンジフィシジン、バシリシン、バシロマイシン及びバシラエンについての生合成経路が含まれる。広範囲抗菌生合成経路を有するRTI301株とは対照的に、RTI477株の更なる配列分析では、この株が抗菌特性を有する更に限定された分子群についての生合成経路に関連する遺伝子を有することが明らかになった。RTI477株は、サブチロシン、フェンギシン、サーファクチン、ジフィシジン、バシラエン、バシリシン及びバシロマイシンについての生合成経路を有するが、イツリン、ランチビオティック及びアミロサイクリシンについての完全な生合成経路は観察されなかった。

0031

RTI301株及びRTI477株の成長促進及び拮抗活性を決定するために実験を行った。種々の条件下での様々な植物におけるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の成長促進及び拮抗活性を決定するために行った実験は、ここでは実施例4−6に記載されている。実施例4には、プレートアッセイで測定した主要な植物病原体に対するバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株の拮抗活性を記載する。実施例5には、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株の様々な表現型形質の測定を記載しており、この分離株が急速に増殖し強いスウォーミング表現型を有することを示している。実施例6には、小麦におけるRTI477分離株の成長促進活性を記載する。発した小麦の種子をRTI477株の約2×107CFU/mlの懸濁液中で2日間接種し、続いてポットに植え付けた。13日成長させた後の抽出した植物の写真を図2に示す。図2Aはコントロール植物を示し、図2BはRTI477を接種した植物を示す。小麦苗木の乾燥重量を測定したところ、総平均乾燥植物で、非接種のコントロールでは33.38mgに等しい重量になったのに対し、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株を接種した植物では35.41mgに等しい重量になり、RTI477株で処理した植物では非接種のコントロールよりも乾燥重量で6%増加している。

0032

RTI477株と同様に、種々の条件下での様々な植物におけるアミロリケファシエンス(amyloliquefaciens)RTI301株の成長促進及び拮抗活性を決定するために実験を行った。これらの実験は、ここでは実施例4−5に記載されている。実施例4には、プレートアッセイで測定した主要な植物病原体に対するアミロリケファシエンス(amyloliquefaciens)RTI301分離株の拮抗活性を記載する。RTI301株は、RTI477株と比較して、広範囲の植物病原体微生物に対して優れた拮抗特性を示した。実施例5には、アミロリケファシエンス(amyloliquefaciens)RTI301分離株の種々の表現型形質の測定を記載する。注目すべきことに、RTI301株と比較して、RTI477株はより速く増殖し、強力なスウォーミングの表現型を有する。

0033

バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株と他のバチルス(Bacillus)分離株との調和性は、様々な他の株の成育箇所(lawn)にRTI301株をスポットすることによって試験した。これらのデータは実施例7に記載されている。この実験の結果は、図3A−3Bに示される。図3A−3Bは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株との間の増殖調和性、及びRTI301株と別のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株であるアメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)でPTA−121166として寄託されているバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472株との間の調和性の欠如を示す画像である。RTI301株をRTI472株の成育箇所にスポットした場合(図3A)、RTI472株の増殖について一掃された阻害領域が観察された。対照的に、RTI301株をRTI477株の成育箇所にスポットした場合(図3B)、RTI477株について、最小限の阻害のみであり細胞成育箇所の一掃は観察されなかった。従って、RTI301株及びRTI477株の増殖は調和性があると結論付けられた。

0034

いかなる特定の作用機序に限定されるものではないが、観察される菌株調和性の差異を説明するために、次のような1つの作用様式が提案される。試験した3つの菌株(即ち、RTI301、RTI472及びRTI477)のゲノム配列に基づき、これらの株は全て、拮抗化合物であるバシリシン、バシラエン、ジフィシジン及びバシロマイシンを産生することが予測された。しかしながら、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の両方はサブチロシンの合成のための遺伝子を有するが、この遺伝子はバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472のゲノムには存在しない。サブチロシンは、類似又は密接に関連する細菌株の増殖を阻害するために細菌によって産生されるタンパク質性毒素の1種であるバクテリオシンである。従って、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301により合成されたサブチロシンは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472の増殖の阻害剤であり得ると仮定された。対照的に、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株は、RTI477株が自身でサブチロシンを産生し、従って化合物に対して耐性であるため、RTI301によって阻害されない。

0035

バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株との間の菌株形態の差異も分析した。これらの菌株の各々の形態を示す画像を、図4において、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301(図4A)及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477(図4B)として示す。図4A図4Bにおいて示されるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株のコロニー形態は、運動性となる場合の菌株の挙動における潜在的差異を示す。運動性は、植物関連細菌による根圏コロニー形成にとって重要な特質である。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301は、輪郭のはっきりした円形のコロニーとして増殖する。対照的に、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477は、ふんわりとしたコロニーとして増殖し、スウォーミング及び運動性を示す形態である。スウォーミング及び運動性は、根圏及び植物根の表面の急速なコロニー形成に関連する表現型である。また、いかなる特定の作用機序に限定されるものではないが、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の形態に関連した強いスウォーミングの表現型により、この株がバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301よりも根圏でのより効率的なコロニー形成体(colonizer)となることが仮定された。

0036

増殖調和性及び表現型に観察される差異に照らして、RTI301株及びRTI477株の組み合わせを、植物の成長及び健康を促進するその能力について試験した。大豆種子に対する発芽、根の発達及び早期植物成長において、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の単独及び組み合わせにおける適用の効果を決定するために、実験を行った。RTI301及びRTI477の胞子を用いて実施例8に記載のように実験を行った。1:3、1:1及び3:1の比率におけるRTI301及びRTI477の胞子の組み合わせを種子に添加した。データを表Vに示す。1×106、1×107及び1×108の濃度におけるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301での大豆種子の接種は、植物成長並びに根の発達及び構造に影響を与えなかった。同じ濃度におけるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477での大豆種子の接種は、最も低い濃度で根の発達及び構造においてほんのわずかな改善をもたらした。しかしながら、RTI301及びRTI477の両方の組み合わせ(1:3の比率)での大豆種子の接種は、試験された全ての濃度において、根の発達及び早期植物成長に改善が生じた。根の発達における最良の結果は、RTI301及びRTI477を3:1の比率において1×106CFU/mlの濃度で適用した時に観察された。この3:1の比率におけるRTI301とRTI477の胞子での種子の接種のプラスの効果の画像を、図5A及び図5Bに示す(A−コントロール植物;B−106cfu/mlにおいてRTI301+RTI477(比率3:1)で接種した植物)。図5A−5Bに示すように、効果は根の形成及び構造に関して特にプラスであった。細根は、水、栄養分の摂取及び根圏の他の微生物との植物相互作用において重要である。これらの結果は、個々の株の適用はコントロール植物と比較して全く又はほとんど効果を示さなかった一方で、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の組み合わせの適用での種子処理は、大豆の早期成長及び樹立について期待される有益性よりも大きな有益性をもたらしたということを示す。バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の組み合わせの相乗効果が観察され、植物成長に予期せぬ利益をもたらした。

0037

収量におけるRTI301株及びRTI477株の組み合わせでの種子処理の効果を試験するために、大豆において更なる実験を実施した。実験は次のように設定した。1)未処理の種子。2)典型的な大豆種子処理であるCRUISERMAXX(チアメトキサムフルジオキソニルメタラキシル−M;SYNGENTA CROP PROTECTION,INC)及びチオファネートメチルの組み合わせで処理した種子(CRUISERMAXX及びチオファネートメチルの組み合わせは“CHEMコントロール”として示す)。3)CHEMコントロールで処理し、5.0×10+5cfu/種子でRTI301株を接種した種子。4)CHEMコントロールで処理し、5.0×10+5cfu/種子でRTI477株を接種した種子。5)CHEMコントロールで処理し、5.0×10+5cfu/種子で両方の株の組み合わせを接種した種子。10回の試験を10の独立したプロットとして実施し、大豆収量の結果(エーカー当たりのブッシェル)を表VIに示す。表VIの結果は、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477のいずれか単独での接種は、CHEMコントロール単独で処理した種子と比較した時、大豆の全収量に影響を及ぼさなかったことを示す。先の実験で観察されたように、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の組み合わせでの接種は相乗効果をもたらし、大豆収量の5%増加の結果となった(エーカー当たり58.2から61.1ブッシェル)。バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の組み合わせは、大豆収量に予期せぬ利益をもたらした。

0038

実施例9は、コーンにおけるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の組み合わせでの種子処理の利益を記載する。コーンの実験については、データを表VIIに要約し、設定は次の通りであった。1)未処理の種子(“UTC”)。2)“CHEMコントロール”又は“CC”として示される一般的に使用される化学活性剤の3つの組み合わせで処理した種子。3)CHEMコントロール+RTI301株及びRTI477株を各々5.0×10+5cfu/種子で組み合わせて処理した種子(“CC+RTI301/477 1:1”)。自然の病気圧力又はリゾクトニア(Rhizoctonia)での土壌の接種の条件下の2つの試験を行った。注目すべきことに、RTI301及びRTI477の1:1の組み合わせ+化学コントロールは、化学コントロール単独よりも、自然病原体圧力及びリゾクトニア(Rhizoctonia)接種野外試験の各々について、エーカー当たり10.7ブッシェル及びエーカー当たり59.8ブッシェルの収量増加が観察された。これらのデータは、これらの株の組み合わせでの種子の処理が、コーン収量において非常に大きな増強をもたらし得ることを示す。

0039

実施例10は、病原体防除のための化学活性剤に加えて、RTI301株及びRTI477株の組み合わせで種子を処理した時の大豆における出芽及び収量についての影響を示す実験を記載する。具体的には、大豆における実験は次のように設定された。1)未処理の種子(UTC)。2)“CHEMコントロール”として示される一般的に使用される化学活性剤の3つの組み合わせで処理した種子。3)VIBRANCE(活性成分セダキサン;SYNGENTA CROP PROTECTION,INC)で処理した種子。4)CHEMコントロール+RTI301株及びRTI477株を各々5.0×10+5cfu/種子で処理した種子。植え付け時にリゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)を植物種子に接種したものについて2つの試験を行った。表VIIIの結果は、CHEMコントロールに加えてバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の組み合わせで処理すると、CHEMコントロール単独の収量よりも、平均でエーカー当たり13.3ブッシェルの収量における増加をもたらすことを示す(エーカー当たり59.4から72.7ブッシェル)。従って、RTI301及びRTI477の組み合わせでの種子処理は、重大な病原体圧力の条件下でさえも、大豆における収量の有意な改善をもたらす。

0040

実施例11は、スカッシュ、トマト及びペッパーにおけるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の組み合わせでの点滴灌漑の有益性を記載する。土壌菌によって引き起こされる病害は、いずれの試験でも記録されなかった。スカッシュの試験では、植え付け時に根域のドレンチを介して、点滴灌漑による更なる適用をすることなく、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301については3.75×1012CFU/ヘクタール、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477については0.625×1012CFU/ヘクタールの割合で胞子を適用した。ACCOMPLISH LM(LOVELAND PRODUCTS)を商業用コントロールとして使用して、RTI301+RTI477の組み合わせについて記載したのと同じ方法で2340ml/Haの割合で適用した。この製品は、アシドボラックスファシリス(Acidovorax facilis)(1×103cfu/ml)、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)(1×103cfu/ml)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)(1×103cfu/ml)、バチルス・オレロニウス(Bacillus oleronius)(1×103cfu/ml)、バチルス・マリヌス(Bacillus marinus)(1×103cfu/ml)、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)(1×103cfu/ml)及びロドコッカス・ロドクロウス(Rhodococcus rhodochrous)(1×103cfu/ml)の混合を含有する。RTI301+RTI477胞子の添加は、細菌胞子がドレンチに含まれていない未処理のコントロール植物と比較して、並びに商業用コントロール植物と比較して、スカッシュについての総収量及び市場性収量 (marketable yield)の両方において増加をもたらした。具体的には、RTI301+RTI477で処理した植物は合計873.4kg/Haのスカッシュをもたらし、未処理のコントロール植物及びACCOMPLISHで処理した植物について、各々の838.3kg/Ha及び836.1kg/Haで比較すると、総スカッシュの重量において各々4.2%及び4.5%の増加を示す。未処理コントロール植物及び商業的基準で処理された植物と比較した、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301+バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477胞子で処理した植物の総スカッシュ重量の増加は、この処理によってもたらされるプラスの成長効果を示している。

0041

トマトの試験では、植え付け時における根域のドレンチを介して、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301については0.625×1012CFU/ヘクタール、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477については3.75×1012CFU/ヘクタールの割合で胞子を適用し、続いて移植後17日及び35日において同じ割合で2回滴下適用した。ACCOMPLISH LMを商業用コントロールとして使用して、2340ml/Haの割合でRTI301+RTI477の組み合わせについて記載したのと同じ方法で適用した。RTI301+RTI477胞子の添加は、細菌胞子がドレンチ及び灌漑に含まれていない未処理のコントロール植物と比較して、並びに商業用コントロール植物と比較して、トマトについての総収量及び市場性収量の両方において増加をもたらした。具体的には、RTI301+RTI477で処理した植物は合計21824kg/Haの市場性のあるトマトをもたらし、未処理のコントロール植物及びACCOMPLISHで処理した植物について、各々の16765kg/Ha及び21420kg/Haで比較すると、市場性のあるトマトの重量において各々30.2%及び1.9%の増加を示す。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301+バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477胞子で処理した植物の市場性のあるトマト重量の実質的な増加は、特に未処理のコントロール植物と比較して、この処理によりもたらされるプラスの成長効果を示している。

0042

ペッパー(ジャラペノペッパー)の試験では、植え付け時における根域のドレンチを介して、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の両方の株毎に1.25×1012CFU/ヘクタールの割合で胞子を適用し、続いて移植後17日及び35日において同じ割合で2回滴下適用した。ACCOMPLISH LMを商業用コントロールとして使用して、2340ml/Haの割合でRTI301+RTI477の組み合わせについて記載したのと同じ方法で適用した。RTI301+RTI477胞子の添加は、細菌胞子が適用されていない未処理のコントロール植物と比較して、並びに商業用コントロール植物と比較して、ペッパーについての収量の増加をもたらした。具体的には、RTI301+RTI477で処理した植物は合計4154kg/Haの市場性のあるペッパーをもたらし、未処理のコントロール植物及びACCOMPLISHで処理した植物について、各々の3455kg/Ha及び3930kg/Haで比較すると、市場性のあるジャラペノペッパーの重量において各々20%及び5.7%の増加を示す。未処理コントロール植物及び商業的基準で処理された植物と比較した、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301+バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477胞子で処理した植物の市場性のあるペッパーの重量の実質的な増加は、この処理によりもたらされるプラスの成長効果を示している。

0043

実施例12ではRTI301株及びFTI477株によって産生される抗菌代謝物が同定され、図6において示されている。実施例12は、RTI301株及びRTI477株によって産生される環状リポペプチド、フェンギシン及びデヒドロキシフェンギシンの研究、並びに驚くべきことにこれらの分子のいくつかの従来に報告されていない種類の同定を記載する。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301は、従来に報告されたフェンギシンA、B及びC化合物、並びにデヒドロキシフェンギシンA、B及びC化合物を産生することが決定された。予想外にも、これらの既知の化合物に加えて、RTI301株は、環状ペプチド鎖の8位のL−イソロイシン図6においてX3として示す)がL−メチオニンで置換された従来に同定されていないこれらの化合物の誘導体も産生するということが決定された。新しい種類のフェンギシン及びデヒドロキシフェンギシンはここではMA、MB及びMCとして示され、図6のX3のL−イソロイシンがL−メチオニンで置換されたA、B及びCの種類の誘導体を指す。新たに同定された分子を太字において図6及び表IXに示す。新しく同定されたフェンギシンMA、MB及びMC化合物はRTI477株でも観察されたが、対応するデヒドロキシフェンギシンMA、MB及びMC化合物はRTI477株には観察されなかった(表IX参照)。

0044

RTI301株は、従来に同定されていない更なる種類のフェンギシン及びデヒドロキシフェンギシンを産生することが更に決定された。この種類では、フェンギシンB及びデヒドロキシフェンギシンBのL−イソロイシン(図6の位置X3)がL−ホモシステイン(Hcy)で置換されている。これらの従来に同定されていないフェンギシン及びデヒドロキシフェンギシンの代謝物は、ここではフェンギシンH及びデヒドロキシフェンギシンHとして示され、図6及び表IXに示されている。新しく同定されたフェンギシンH化合物はRTI477株でも観察されたが、対応するデヒドロキシフェンギシンH化合物はRTI477株では観察されなかった(表IX)。

0045

RTI301株は、従来に同定されていない更なる種類のフェンギシン及びデヒドロキシフェンギシン代謝物を産生することが更に決定された。この種類では、環状ペプチド主鎖構造の4位のアミノ酸図6の位置X1)がL−イソロイシンで置換されている。これらの従来に同定されていない代謝物は、ここではフェンギシンI及びデヒドロキシフフェンギシンIとして示され、図6及び表IXに示されている。新しく同定されたフェンギシンI及びデヒドロキシフフェンギシンI化合物の両方は、RTI477株でも観察された(表IX)。

0046

従って、本発明の組成物及び方法では、抗菌特性を有するバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体であり得る。同様に、植物の成長及び/又は健康に有益な特性を有するバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)は、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体であり得る。本発明の組成物及び方法では、植物は、大豆又はコーンを含み得、植物の成長の利益は、収量の増加により示され得る。

0047

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための2以上の調和性を有する微生物を有する組成物が提供される。組成物は、抗菌特性を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する第1の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物と、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物とを含み、第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖と調和性を有し、第2の微生物は定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに十分な量で存在し、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への組成物の適用は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。植物の成長及び/又は植物の健康に有益な第2の微生物の特性は、植物収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせのうちの1つを含む。植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含み得る。

0048

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む。植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への組成物の適用は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0049

ここで使用される場合、“細菌株の生物学的に純粋な培養物”との語句は、細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の胞子、細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の栄養細胞、細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の1以上の生成物、細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の培養固体、細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の培養上清、細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の抽出物及び細菌株の生物学的に純粋な発酵培養物の1以上の代謝物のうちの1つ又は組み合わせを指す。

0050

1つの実施の形態では、組成物は、植え付け用の基盤(matrix)の形態である。植え付け用の基盤は、鉢植え用の土の形態であり得る。

0051

1つの実施の形態では、組成物は、担体分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含み得る。

0052

1つの実施の形態では、組成物は、植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるのに適切な量で存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む。

0053

1つの実施の形態では、植物の成長に利益をもたらすための組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ビフェントリン殺虫剤を含む。

0054

1つの実施の形態では、植物の成長に利益をもたらすための組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ビフェントリン殺虫剤を含み、組成物は液体肥料と相溶性を有する製剤中にある。液体肥料と相溶性を有する製剤は、水和ケイ酸アルミニウムマグネシウム及び少なくとも1つの分散剤を含み得る。ビフェントリン殺虫剤は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で存在し得る。ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で存在し得る。本明細書及び特許請求の範囲を通して使用される“液体肥料と相溶性を有する製剤中”との語句は、液体製剤において植物に送達される肥料との混合を可能にするために、製剤が水溶液中に溶解、分散又は乳化できることを意味する。

0055

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に組成物を送達することを含む。組成物は、抗菌特性を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する第1の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物と、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物とを含み、第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖と調和性を有し、第2の微生物は定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する。組成物の送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0056

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に組成物を送達することを含む。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含み、組成物の送達は植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0057

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第1の組成物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第2の組成物の組み合わせを送達することを含み、組み合わせの送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0058

微生物を含む組成物は、液体油分散体粉剤乾燥水和性粉末剤展延性(spreadable)粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり得る。微生物は、胞子又は栄養細胞の形態で存在し得る。組成物は、液体の形態であり得、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在し得る。組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり得、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在し得る。組成物は、油分散体の形態であり得、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在し得る。

0059

微生物を含む組成物は、担体、分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含んでもよい。

0060

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための2以上の調和性を有する微生物を有する組成物で被覆された植物種子を提供する。被覆組成物は、抗菌特性を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する第1の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物の胞子を含む。組成物は、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する第2の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物の胞子も含み、第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖と調和性を有し、第2の微生物は、定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすために十分な量で存在する。

0061

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物で被覆された植物種子を提供する。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子を含む。

0062

1つの実施の形態では、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301は、各々約1.0×102CFU/種子から約1.0×109CFU/種子の範囲の量で存在する。

0063

1つの実施の形態では、植物種子は、植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるために適切な量において存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含む。1つの実施の形態では、殺虫剤は、ビフェントリンを含む。

0064

1つの実施の形態では、植物種子が提供され、植物種子は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物で被覆されている。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ビフェントリン殺虫剤を含む。

0065

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、適切な成長培地中に植物の種子を植え付けることを含み、種子は組成物で被覆されており、組成物は、抗菌特性を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する第1の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、植物の成長及び/又は植物の健康の促進特性を有する第2の微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物の胞子を含み、第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖と調和性を有し、第2の微生物は、定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する。

0066

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、適切な成長培地中に植物の種子を植え付けることを含み、種子は組成物で被覆されており、組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子を含み、RTI301及びRTI477の胞子を含む被覆は植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0067

本発明の被覆された種子は、例えば、単子葉植物、双子葉植物、穀物、コーン、スイートコーン、ポップコーン、シードコーン、サイレージコーン、フィールドコーン、米、小麦、大麦、ソルガム、アブラナ科野菜、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツ、コラード、ケール、マスタードグリーン、コールラビ、球根野菜、玉ネギ、ニンニク、エシャロット、フルーツ野菜、ペッパー、トマト、グラウンドチェリー、トマティロ、オクラ、ブドウ、ハーブ/スパイス、ウリ科野菜、キュウリ、カンタロープ、メロン、マスクメロン、スカッシュ、スイカ、カボチャ、ナス、葉野菜、レタス、セロリ、ホウレン草、パセリ、ラディッキオ、マメ科植物/野菜(多肉の乾燥した豆及び鞘に入った豆)、インゲン豆(又はソラ豆)、サヤインゲン、スナップ豆、シェルビーンズ、大豆、ドライビーンズ、ガルバンゾー豆、リマ豆、エンドウ豆、ヒヨコ豆、スプリットピー、レンズ豆、油糧種子作物、キャノーラ、キャスター、綿、亜麻、ピーナッツ、菜種、ベニバナ、ゴマ、ヒマワリ、大豆、根/塊茎及び球茎野菜、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、ビーツ、ショウガ、西洋ワサビ、ダイコン、朝鮮人参、カブ、サトウキビ、テンサイ、草及び芝草の種子を含む、多種多様植物由来の種子であり得る。

0068

被覆された植物種子は、コーン又は大豆であり得、植物の成長の利益は、収量の増加により示され得る。

0069

被覆された植物種子について、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な第2の微生物の特性は、収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせのうちの1以上を含む。植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含み得る。

0070

植物種子を被覆する組成物の第1の微生物及び第2の微生物は、バチルス属種(Bacillus spp.)の微生物であり得る。第2の微生物の増殖は第1の微生物の増殖よりも速くなり得、第2の微生物はスウォーミング及び高運動性の表現型により特徴づけられ得る。第2の微生物は、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)であり得る。第1の微生物はバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)であり得、第2の微生物はバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)であり得る。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体であり得る。バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)は、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体であり得る。植物種子に被覆された組成物は、各々約1.0×102CFU/種子から約1.0×109CFU/種子の量で第1の微生物及び第2の微生物の各々の胞子を含み得る。

0071

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、適切な成長培地中に植物の種子を植え付けることを含み、種子は組成物で被覆されており、組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子、及び、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物の胞子を含む。

0072

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、抗細菌特性又は抗真菌特性の1つ又は両方を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する1以上の化学活性剤、及び、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物を含む。微生物の増殖は化学活性剤と調和性を有し、微生物は、定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすために適切な量で存在する。植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への組成物の適用は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0073

1つの実施の形態では、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための方法が提供される。方法は、抗細菌特性又は抗真菌特性の1つ又は両方を有し、周囲の土壌中に存在する又は植物と共同して生息する内因性微生物の増殖を阻害するのに適切な量で存在する1以上の化学活性剤、及び、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な特性を有する微生物の少なくとも1つの生物学的に純粋な培養物を含む組成物の組み合わせを、植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌に送達することを含む。微生物の増殖は化学活性剤と調和性を有するか、又は非調和性である場合には微生物は化学活性剤の送達後に送達される。化学活性剤及び微生物の組み合わせの送達が植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすように、微生物は、定着し、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすのに適切な量で存在する。1以上の化学活性剤と微生物が調和性を有する場合、1以上の化学活性剤は、微生物を含む組成物と共に製剤化され得る。植物の種子、植物の根又は植物の周囲の土壌への化学活性剤及び微生物の組み合わせの送達は、植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらす。

0074

1以上の化学活性剤を含む組成物及び方法では、植物の成長及び/又は植物の健康に有益な微生物の特性は、収量の増加、苗木の活力の改善、根の発達の改善、植物の成長の改善、植物の健康の改善、外観の改善、植物病原体に対する抵抗性の改善、病原体感染の減少又はそれらの組み合わせを含み得る。植物病原体は、昆虫、線虫、植物病原性真菌又は植物病原性細菌のうちの1つ又は組み合わせを含み得る。

0075

ニッチを作り出すための1以上の化学活性剤は、例えば、ストロビルリントリアゾール、フルトリアホールテブコナゾール、プロチアコナゾール(prothiaconazole)、エポキシコナゾール(expoxyconazole)、フルオピラムクロロタロニル、チオファネート−メチル、銅系殺真菌剤、水酸化銅殺真菌剤、EDBC系殺真菌剤、マンコゼブスクシナーゼデヒドロゲナーゼSDHI)殺真菌剤、ビキサフェンイプロジオンジメトモルフ又はバリフェナレートを含み得るが、これらに限定されない。別の例では、1以上の化学活性剤は、例えば、クロロピクリンダゾメット、1,3−ジクロロプロペン(Telone)、ジメチルジスルフィドメタナトリウムカリウム臭化メチル等の燻蒸剤を含むことができる。

0076

組成物は、液体、油分散体、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり得る。有益な微生物は、胞子又は栄養細胞の形態で存在し得る。有益な微生物は、バチルス属種(Bacillus spp.)であり得る。有益な微生物は、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)であり得る。微生物は、スウォーミング及び高運動性の表現型により特徴づけられるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)であり得る。微生物は、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体であり得る。組成物は、液体の形態であり得、有益な微生物は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在するバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477であり得る。組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり得、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477は約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在し得る。組成物は、油分散体の形態であり得、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在し得る。

0077

植物の成長及び/又は植物の健康に利益をもたらすための本発明の2以上の調和性を有する微生物を有する組成物及び方法では、組成物は、植物の成長に利益をもたらす及び/又は植物における病原体感染に対する保護を与えるために適切な量において存在する、微生物学的、生物学的又は化学的な殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを更に含むことができる。

0078

1つの実施の形態では、殺真菌剤は、ルピナス・アルブス・ドーセ(Lupinus albus doce)由来の抽出物を含み得る。1つの実施の形態では、殺真菌剤は、BLADポリペプチドを含み得る。BLADポリペプチドは、真菌細胞壁を損傷させ、内部細胞膜を破壊することにより感受性真菌病原体に作用するスウィトルピナス(Lupinus albus doce)由来の天然の種子貯蔵タンパク質の断片であり得る。組成物は、約20%のBLADポリペプチドを含み得る。

0079

1つの実施の形態では、殺虫剤は、ビフェントリンを含み得る。殺線虫剤は、カドサホスを含み得る。組成物は、液体、粉末浸潤溶解性顆粒又は展延性粒剤として製剤化することができる。殺虫剤は、ビフェントリン及びクロチアニジンを含み得る。殺虫剤はビフェンスリン及びクロチアニジンを含み得、組成物は液体肥料との相溶性のために製剤化することができる。殺虫剤は、ビフェントリン又はゼータシペルメトリンを含み得る。

0080

殺線虫剤は、カドサホスを含み得る。殺虫剤は、ビフェントリン及びクロチアニジンを含み得る。組成物は液体として製剤化することができ、殺虫剤はビフェントリン又はゼータ−シペルメトリンを含み得る。

0081

1つの実施の形態では、方法は、植物の周囲の土壌若しくは成長培地、土壌若しくは成長培地中に植物の種子を播種する前の土壌若しくは成長培地、又は、土壌若しくは成長培地中に植物を植え付ける前の土壌若しくは成長培地に、液体肥料を適用することを更に含み得る。

0082

実施の形態では、ビフェントリン組成物は、ビフェントリン、水和ケイ酸アルミニウム−マグネシウム、並びに、スクロースエステルリグノスルホネートアルキルポリグリコシドナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物及びリン酸エステルから選択される少なくとも1つの分散剤を含み得る。

0083

ビフェントリンは、好ましくは、組成物中の全成分の総重量に基づいて、1.0重量%から35重量%、より詳細には15重量%から25重量%の濃度で存在し得る。ビフェントリン殺虫剤組成物は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で液体製剤中に存在し得る。ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で液体製剤中に存在してもよい。

0084

分散剤又は複数の分散剤は、好ましくは、組成物中の全成分の総重量に基づいて、約0.02重量%から約20重量%の総濃度で存在し得る。

0085

いくつかの実施の形態では、水和ケイ酸アルミニウム−マグネシウムは、モンモリロナイト及びアタパルジャイトからなる群から選択されてもよい。

0086

いくつかの実施の形態では、リン酸エステルは、ノニルフェノールリン酸エステル及びトリデシルアルコールエトキシル化リン酸カリウム塩から選択されてもよい。

0087

他の実施の形態は、凍結防止剤消泡剤及び殺生物剤のうちの少なくとも1つを更に含んでもよい。

0088

1つの実施の形態では、植物の成長に利益をもたらすための組成物が提供される。組成物は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、殺虫剤を含み、組成物は液体肥料と相溶性を有する製剤中にある。殺虫剤は、ピレスロイド、ビフェントリン、テフルトリン、ゼータ−シペルメトリン、有機リン酸塩クロルエトキシホス、クロルピリホス、テブピリンホス、シフルトリンフィロールフィプロニル、ニコチノイド又はクロチアニジンのうちの1つ又は組み合わせであり得る。殺虫剤は、ビフェントリンを含み得る。組成物は、ビフェントリン殺虫剤、水和ケイ酸アルミニウム−マグネシウム及び少なくとも1つの分散剤を含み得る。ビフェントリン殺虫剤は、0.1g/mlから0.2g/mlの範囲の濃度で存在し得る。ビフェントリン殺虫剤は、約0.1715g/mlの濃度で存在し得る。

0089

更に、本発明の組成物及び方法の適切な殺虫剤、除草剤、殺真菌剤及び殺線虫剤は、次のものを含み得る。

0090

殺虫剤:A0)アグリガタ(agrigata)、アルホスフィドアンブリセイウス、アフェリヌス(apherinus)、アフィディウス、アフィドレテス、アルテミシニンオートグラファ・カリフォルニカNPV、アゾシクロチン、バチルス・サブチリス(bacillus subtilis)、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(bacillus-thur. aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス・クルスタキー(bacillus thur. kurstaki)、バチルス・チューリンゲンシス(bacillus thuringiensis)、ボーベリア(beauveria)、ボーベリア・バシアーナ(beauveria bassiana)、ベータシフルトリン生物学的製剤ビスタップブロフルトリネート、ブロモホス−e、ブロモプロピレート、Bt遺伝子組換トウモロコシ、Bt遺伝子組換大豆、カプサイシンカルタップセラトラス(celastrus)抽出物、クロルアントラリプロール、クロルベンズロン、クロルエトキシフォス、クロルフルアズロン、クロルピリホス−e、シニジアジン(cnidiadin)、クリオライトシアノホス、シアントラニリプロールシハロトリンシヘキサチン、シペルメトリン、ダクヌサ、DCIP、ジクロロプロペン、ジコホル、ジグリファス、ジグリファス+ダクヌサ、ジメタカルブジチオエーテル酢酸ドデシルエマメクチン、エンカルシア(encarsia)、EPN、エレツモセルス(eretmocerus)、エチレン−ジブロミドユーカリプトール脂肪酸、脂肪酸/塩、フェナザキンフェノブカルブ(BPMC)、フェンピロキシメート、フルブロシトリネート(flubrocythrinate)、フルフェンジン、ホルメタネート、ホルモチオンフラチオカルブ、ガンマ−シハロトリン、ニンニクジュース、グラニュロシス−ウイルス、ハルモニア(harmonia)、オオタバコガ(heliothis armigera)NPV、不活性細菌、インドール−3−イル酪酸ヨードメタン、鉄、イソカルボホス(isocarbofos)、イソフェンホス、イソフェンホス−m、イソプロカルブ、イソチオエート(isothioate)、カオリンリンダン、リウヤンマイシン(liuyangmycin)、マトリン、メホスホランメタアルデヒド、メタリジウム−アニプリエ、メタミドホスメトルカルブ(MTMC)、鉱物油、マイレックス、m−イソチオシアネートモノスルタップミロテシウム・ベルカリア(myrothecium verrucaria)、ナレド、ハモグリミドリヒメコバチ(neochrysocharis formos)、ニコチン、ニコチノイド、油脂、オレイン酸、オメトエート、オリウス(orius)、オキシマトリン、ペシロマイセス、パラフィン油パラチオン−e、パスツリア石油フェロモンリン酸フォトラブダスフォキシムフィトセイウルス(phytoseiulus)、ピリミホス−e、植物油プルテラ・キシロステラ(plutella xylostella)GV、多角体病(polyhedrosis)ウイルス、ポリフェノール抽出物オレイン酸カリウム、プロフェノホス、プロスレル(prosuler)、プロチオホス、ピラクロホス、ピレトリン、ピリダフェンチオン、ピリミジフェン、ピリプロキシフェンキラヤ(quillay)抽出物、キノメチオネート、菜種油ロテノンサポニンサポノジット(saponozit)、ナトリウム化合物フルオロケイ酸ナトリウム、スターチステイネルネマ(steinernema)、ストレプトマイセススルフルラミド、硫黄、テブピリムホス、テフルトリン、テメホス、テトラジホン、チオファノックス、チオメトン、トランスジェニクス(例えば、Cry3Bb1)、トリアザメート、トリコデルマ、トリコグランマトリフルムロンベルチシリウムベルトリン、殺虫剤の異性体(例えば、カッパ−ビフェントリン、カッパ−テフルトリン)、ジクロロメゾチアズ、ブロフラニリド、ピラジフルミドを含む様々な殺虫剤;A1)アルジカルブアラニカルブベンフラカルブカルバリルカルボフランカルボスルファンメチオカルブメソミルオキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル及びチオジカルブを含むカルバメート類;A2)アセフェートアジンホス−エチル、アジンホス−メチル、クロルフェンビンホス、クロルピリホス、クロルピリホス−メチル、デメトン−S−メチル、ジアジノン、ジクロルボスDDVP、ジクロトホスジメトエートジスルホトンエチオンフェニトロチオン、フェンチオン、イソキサチオンマラチオン、メタミダホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、オキシメトエート、オキシデメトン−メチル、パラチオン、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロンホスメットホスファミドン、ピリミホス−メチル、キナルホス、テルブホス、テトラクロルビンホストリアゾホス及びトリクロルホンを含むオルガノホスフェート類;A3)エンドスルファン等のシクロジエンオルガノクロリド化合物類;A4)エチプロール、フィプロニル、ピラフルプロール及びピリプロールを含むフィプロール類;A5)アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフランイミダクロプリドニテンピラムチアクロプリド及びチアメトキサムを含むネオニコチノイド類;A6)スピノサド及びスピネトラム等のスピノシン類;A7)アバメクチンエマメクチンベンゾエートイベルメクチンレピメクチン及びミルベメクチンを含むメクチン類由来のクロリドチャネルアクチベーター;A8)ヒドロプレン、キノプレン、メトプレンフェノキシカルブ及びピリプロキシフェン等の若年性ホルモン模倣物;A9)ピメトロジンフロニカミド及びピリフルキナゾン等の選択的同摂食ブロッカー;A10)クロフェンテジンヘキシチアゾクス及びエトキサゾール等のダニ成長阻害剤;A11)ジアフェンチウロン、フェンブタチン酸化物及びプロパルギット等のミトコンドリアATPシンターゼ阻害剤;クロルフェナピル等の酸化的リン酸化脱共役剤;A12)ベンスルタップ、カルタップヒドロクロリドチオシクラム及びチオスルタップナトリウム等のニコチン性アセチルコリン受容体チャネルブロッカー;A13)ビストリフルロンジフルベンズロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロンルフェヌロンノバルロン及びテフルベンズロンを含むベンゾイル尿素類由来のキチン生合成のタイプ0の阻害剤;A14)ブプロフェジン等のキチン生合成のタイプ1の阻害剤;A15)シロマジン等の脱皮攪乱剤;A16)メトキシフェノジド、テブフェノジドハロフェノジド及びクロマフェノジド等のエクジソン受容体アゴニスト;A17)アミトラズ等のオクトパミン受容体アゴニスト;A18)ミトコンドリア複合電子輸送阻害剤であるピリダベン、テブフェンピラドトルフェンピラド、フルフェネリム、シエノピラフェン、シフルメトフェン、ヒドラメチルノン、アセキシル又はフルアクリピリム;A19)インドキサカルブ及びメタフルミゾン等の電圧依存性ナトリウムチャネルブロッカー;A20)スピロジクロフェン、スピロメシフェン及びスピロテトラマット等の脂質合成阻害剤;A21)フルベンジアミドフタルアミド化合物(R)−3−クロル−N1−{2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル}−N2−(1−メチル−2−メチルスルホニルエチル)フタルアミド及び(S)−3−クロル−N1−{2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル}−N2−(1−メチル−2−メチルスルホニルエチル)フタルアミド、クロラントラニリプロール及びシアントラニリプロールを含むジアミド類由来のリアノジン受容体モジュレーター;A22)アザジラクチンアミドフルメト、ビフェナゼート、フルエンスホンピペロニルブトキシドピリダリルスルホキサフロル等の作用機序の不明又は不確かな化合物;又は、A23)アクリナトリンアレスリン、ビフェントリン、シフルトリン、ラムダ−シハロトリン、シペルメトリン、アルファ−シペルメトリン、ベータ−シペルメトリン、ゼータ−シペルメトリン、デルタメトリンエスフェンバレレートエトフェンプロックスフェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、タウフルバリネートペルメトリンシラフルオフェン及びトラロメトリンを含むピレスロイド類由来のナトリウムチャネルモジュレーター

0091

殺真菌剤:B0)ベンゾビンジフルピルアンチペロノスポリック(anitiperonosporic)、アメトクトラジン、アミスルブロム銅塩(例えば、水酸化銅、酸塩化銅、硫酸銅過硫酸銅)、ボスカリド、チフルザミド(thiflumazide)、フルチアニル、フララキシルチアベンダゾール、ベノダニル、メプロニル、イソフェタミド、フェンフラム、ビキサフェン(bixafen)、フルキサピロキサドペンフルフェン、セダキサン、クモシストロビン、エノキサストロビン、フルフェノキシストロビン、ピラオキシストロビンピラメトストロビン、トリクロピリカルブ(triclopyricarb)、フェナミンストロビン、メトミノストロビンピリベンカルブメプチルジノカップ(meptyldinocap)、酢酸フェンチン、塩化フェンチン、水酸化フェンチン、オキシテトラシクリン、クロゾリネート(chlozolinate)、クロロネブテクナゼン、エトジアゾールヨードカルブ、プロチオカルブ、バチルス・サブチリス・シノニム、バチルス・アミロリクエファシエンス(例えば、QST 713、FZB24、MBI600、D747株)、メラレウカアルテルニフォリア(Melaleuca alternifolia)抽出液、ピリソキサゾール(pyrisoxazole)、オキスポコナゾールエタコナゾール(etaconazole)、フェンピラザミンナフチフィンテルビナフィンバリダマイシン、ピリモルフ、バリフェナレート、フタリドプロベナゾールイソチアニルラミナリンレイノウトリア・サチャリネンシス(Reynoutria sachalinensis)抽出物、亜リン酸及び塩、テクロフタラム(teclofthalam)、トリアゾキシド(triazoxide)、ピリオフェノン、有機油、炭酸水素カリウム、クロロタロニル、フルオロイミド;B1)ビテルタノール、ブロムコナゾールシプロコナゾールジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エニルコナゾール、エポキシコナゾール、フルキンコナゾール、フェンブコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾールイミベンコナゾールイプコナゾールメトコナゾールミクロブタニル、ペンコナゾール、プロピコナゾールプロチオコナゾールシメコナゾールトリアジメホントリアジメノール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリチコナゾールプロクロラズペフラゾエートイマザリルトリフルミゾールシアゾファミドベノミルカルベンダジム、チアベンダゾール、フベリダゾール、エタボキサム、エトリジアゾール、ヒメキサゾールアザコナゾール、ジニコナゾール−M、オキスポコナゾール、パクロブトラゾールウニコナゾール、1−(4−クロロフェニル)−2−([1,2,4]トリアゾール−1−イル)−シクロヘプタノール及びイマザリルスルフェートを含むアゾール;B2)アゾキシストロビンジモキシストロビン、エネストロブリン、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、メトミノストロビン、オリサストロビンピコキシストロビンピラクロストロビントリフロキシストロビン、エネストロブリン、メチル(2−クロロ−5−[1−(3−メチルベンジルオキシイミノ)エチル]ベンジルカルバメート、メチル(2−クロロ−5−[1−(6−メチルピリジン−2−イルメトキシイミノ)エチル]ベンジル)カルバメート、メチル2−(オルト−(2,5−ジメチルフェニルオキシメチレン)−フェニル)−3−メトキシアクリレート、2−(2−(6−(3−クロロ−2−メチル−フェノキシ)−5−フルオロ−ピリミジン−4−イルオキシ)−フェニル)−2−メトキシイミノ−N−メチル−アセトアミド及び3−メトキシ−2−(2−(N−(4−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボキシイミドイルスルファニルメチル)−フェニル)−アクリル酸メチルエステルを含むストロビルリン;B3)カルボキシンベナラキシル、ベナラキシル−M、フェンヘキサミドフルトラニルフラメトピル、メプロニル、メタラキシル、メフェノキサム、オフレース、オキサジキシル、オキシカルボキシンペンチオピラドイソピラザム、チフルザミド、チアジニル、3,4−ジクロロ−N−(2−シアノフェニルイソチアゾール−5−カルボキサミド、ジメトモルフ、フルモルフ、フルメトベル、フルオピコリドピコベンズアミド)、ゾキサミドカルプロパミド、ジクロシメットマンジプロパミド、N−(2−(4−[3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−インイルオキシ]−3−メトキシフェニル)エチル)−2−メタンスルホニルアミノ−3−メチルブチルアミド、N−(2−(4−[3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−インイルオキシ]−3−メトキシ−フェニル)エチル)−2−エタンスルホニルアミノ−3−メチルブチルアミド、メチル3−(4−クロロフェニル)−3−(2−イソプロポキシカルボニル−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノプロピオネート、N−(4’−ブロモビフェニル−2−イル)−4−ジフルオロメチルメチルチアゾール−δ−カルボキサミド、N−(4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−イル)−4−ジフルオロメチル−2−メチルチアゾール−5−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−3’−フルオロビフェニル−2−イル)−4−ジフルオロメチル−2−メチル−チアゾール−5−カルボキサミド、N−(3,4’−ジクロロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロ−メチル−1−メチルピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−カルボキサミド、N−(2−シアノ−フェニル)−3,4−ジクロロイソチアゾール−5−カルボキサミド、2−アミノ−4−メチル−チアゾール−5−カルボキシアニリド、2−クロロ−N−(1,1,3−トリメチルインダン−4−イル)−ニコチンアミド、N−(2−(1,3−ジメチルブチル)−フェニル)−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−3’,5−ジフルオロ−ビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−3’,5−ジフルオロ−ビフェニル−2−イル)−3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ−ビフェニル−2−イル)−3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,5−ジフルオロ−4’−メチル−ビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,5−ジフルオロ−4’−メチル−ビフェニル−2−イル)−3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−(シス−2−ビシクロプロピル−2−イル−フェニル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(トランス−2−ビシクロプロピル−2−イル−フェニル)−3−ジフルオロ−メチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、フルオピラム、N−(3−エチル−3,5−5−トリメチル−シクロヘキシル)−3−ホルミルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンズアミド、オキシテトラサイクリン、シルチオファム、N−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)シクロプロパンカルボキサミド、2−ヨード−N−フェニル−ベンズアミド、N−(2−ビシクロ−プロピル−2−イル−フェニル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−5−フルオロピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1,3−ジメチル−ピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−フルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−5−フルオロ−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−フルオロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−5−フルオロピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−フルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−5−フルオロ−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−フルオロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’−クロロ−4’−フルオロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’−クロロ−4’−フルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4−ジフルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’−クロロ−4’−フルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−メチル−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−メチル−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−6−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−6−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−[2−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)−フェニル]−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−[4’−(トリフルオロメチルチオ)−ビフェニル−2−イル]−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド及びN−[4’−(トリフルオロメチルチオ)−ビフェニル−2−イル]−1−メチル−3−トリフルオロメチル−l−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを含むカルボキサミド;B4)フルアジナム、ピリフェノックス、ブピリメート、シプロジニル、フェナリモル、フェリムゾンメパニピリム、ヌアリモルピリメタニル、トリフォリン、フェンピクロニル、フルジオキソニル、アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフトリデモルフ、フェンプロピジン、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、ファモキサドンフェンアミドンオクチリノン、プロベン(proben)−アゾール、5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、アニラジン、ジクロメジン、ピロキロン、プロキナジド、トリシクラゾール、2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピルクロメン−4−オンアシベンゾラル−S−メチル、カプタホールキャプタン、ダゾメット、ホルペット、フェノキサニル、キノキシフェン、N,N−ジメチル−3−(3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール−1−スルホニル)−[1,2,4]トリアゾール−1−スルホンアミド、5−エチル−6−オクチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2,7−ジアミン、2,3,5,6−テトラクロロ−4−メタンスルホニル−ピリジン、3,4,5−トリクロロピリジン−2,6−ジ−カルボニトリル、N−(1−(5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−イル)−エチル)−2,4−ジクロロニコチンアミド、N−((5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)−メチル)−2,4−ジクロロ−ニコチンアミド、ジフルメトリムニトラピリン、ドデモルフアセテート、フルオロイミド、ブラストサイジン−S、キノメチオネート、デバカルブ、ジフェンゾクワット、ジフェンゾクワット−メチルスルフェート、オキソリン酸及びピペラリンを含む複素環式化合物;B5)マンコゼブ、マネブ、メタム、メタスルホカルブ、メチラムフェルバム、プロピネブ、チラム、ジネブジラムジエトフェンカルブイプロバリカルブベンチアバリカルブ、プロパモカルブ、プロパモカルブヒドロクロリド、4−フルオロフェニル−N−(1−(1−(4−シアノフェニル)−エタンスルホニルブト−2−イル)カルバメート、メチル−3−(4−クロロ−フェニル)−3−(2−イソプロキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)プロパノエートを含むカルバメート;又は、B6)グアニジン、ドジン、ドジン遊離塩基
イミノクタジングアザチン抗生物質カスガマイシンストレプトマイシンポリオキシン、バリダマイシンA、ニトロフェニル誘導体:ビナパクリルジノカップジノブトン硫黄含有複素環式化合物ジチアノンイソプロチオラン有機金属化合物:フェンチン塩、有機リン化合物:エジフェンホス、イプロベンホス、ホセチル、ホセチル−アルミニウム、亜リン酸及びその塩、ピラゾホス、トルクロホス−メチル、有機塩素化合物ジクロフルアニド、フルスルファミドヘキサクロロベンゼン、フタリド、ペンシクロン、キントゼン、チオファネート−メチル、トリルルアニド、その他:シフルフェナミドシモキサニル、ジメチリモールエチリモール、フララキシル、メトラフェノン及びスピロキサミン、グアザチン−アセテート、イミノクタジン−トリアセテート、イミノクタジン−トリス(アルベシレート)、カスガマイシンヒドロクロリド水和物、ジクロロフェンペンタクロロフェノール及びその塩、N−(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−N−エチル−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド、ジクロラン、ニトロタールイソプロピル、テクナゼン、ビフェニル、ブロノポールジフェニルアミン、ミルジオマイシン、オキシン銅プロヘキサジオンカルシウム、N−(シクロプロピルメトキシイミノ−(6−ジフルオロメトキシ−2,3−ジフルオロ−フェニル)−メチル)−2−フェニルアセトアミド、N’−(4−(4−クロロ−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−2,5−ジメチル−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジン、N’−(4−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−2,5−ジメチル−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジン、N’−(2−メチル−5−トリフルオロメチル−4−(3−トリメチルシラニル−プロポキシ)−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジン、並びに、N’−(5−ジフルオロメチル−2−メチル−4−(3−トリメチルシラニル−プロポキシ)−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジンを含む他の殺真菌剤。

0092

除草剤:C1)アセチル−CoAカルボキシラーゼ阻害剤(ACC)、例えば、アロキシジムクレトジム、クロプロキシジム、シクロキシジム、セトキシジム、トラルコキシジム、ブトロキシジム、クレフォキシジム若しくはテプラロキシジム等のシクロヘキセノンオキシムエーテル;クロジナホッププロパルギルシハロホップブチル、ジクロホップ−メチル、フェノキサプロップ−エチル、フェノキサプロップ−P−エチル、フェンチアプロップエチル、フルアジホップ−ブチル、フルアジホップ−P−ブチル、ハロキシホップ−エトキシエチル、ハロキシホップ−メチル、ハロキシホップ−P−メチル、イソキサピリホップ、プロパキザホップ、キザロホップ−エチル、キザロホップ−P−エチル若しくはキザロホップ−テフリル等のフェノキシフェノキシプロピオン酸エステル;又は、フランプロップ−メチル若しくはフランプロップ−イソプロピル等のアリールアミノプロピオン酸;C2)アセトラクターゼ合成酵素阻害剤ALS)、例えば、イマザピル、イマザキン、イマザメタベンズ−メチル(イマザメ(imazame))、イマザモックスイマザピック若しくはイマゼタピル等のイミダゾリノン;ピリチオバック酸、ピリチオバック−ナトリウム、ビスピリバック−ナトリウム、KIH−6127若しくはピリベンゾキシム等のピリミジルエーテルフロラスラム、フルメトスラム若しくはメトスラム等のスルホンアミド;又は、アミドスルフロンアジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、ハロスルフロン−メチル、イマゾスルフロン、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、プリミスルフロン−メチル、プロスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、トリフルスルフロン−メチル、トリトスルフロンスルホスルフロン、ホラムスルフロン若しくはヨードスルフロン等のスルホニル尿素;C3)アミド、例えば、アリドクロル(CDAA)、ベンゾイルプロップ−エチル、ブロモブチド、クロルチアミドジフェナミド、エトベンザニド、フルチアミド、ホサミン又はモナリド;C4)オーキシン除草剤、例えば、クロピラリド若しくはピクロラム等のピリジンカルボン酸;又は、2,4−D若しくはベナゾリン;C5)オーキシン輸送阻害剤、例えば、ナプタラメ又はジフルフェンゾピル;C6)カロテノイド生合成阻害剤、例えば、ベンゾフェナップクロマゾンジフルフェニカン、フルオロクロリドン、フルリドン、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、イソキサフルトール、イソキサクロルトールメソトリオンスルコトリオン(クロルメスロン)、ケトスピラドックス、フルルタモンノルフルラゾン又はアミトロール;C7)エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸合成酵素阻害剤(EPSPS)、例えば、グリホサート又はスルホサート;C8)グルタミン合成酵素阻害剤、例えば、ビアラホス又はグルホシネートアンモニウム;C9)脂質生合成阻害剤、例えば、アニロホス若しくはメフェナセット等のアニリド;ジメテナミド、S−ジメテナミド、アセトクロールアラクロール、ブタクロール、ブテナクロール、ジエタチル−エチル、ジメタクロール、メタザクロール、メトラクロール、S−メトラクロール、プレチラクロール、プロパクロール、プリナクロール、テルブクロール、テニルクロール若しくはキシラクロール等のクロロアセトアニリド;ブチレート、シクロエート、ジ−アレート、ジメピペレート、EPTC.エスプロカルブ、モリネート、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ(ベンチオカルブ)、トリ−アレート若しくはバーナレート等のチオ尿素;又は、ベンフレセート若しくはパーフルイドン;C10)有糸分裂阻害剤、例えば、アシュラム、カルベタミド、クロルプロファムオルベンカルブ、プロピザミド、プロファム若しくはチオカルバジル等のカルバメート;ベネフィン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、フルクロラリン、オリザリンペンジメタリンプロジアミン若しくはトリフルラリン等のジニトロアニリンジチオピル若しくはチアゾピル等のピリジン;又は、ブタミホス、クロルタール−ジメチル(DCPA)若しくはマレイン酸ヒドラジド;C11)プロトポルフィリノーゲンIXオキシダーゼ阻害剤、例えば、アシフルオルフェン、アシフルオルフェン−ナトリウム、アクロニフェン、ビフェノックス、クロミトロフェン(CNP)、エトキシフェン、フルオロジフェン、フルオログリコフェン−エチル、フォメサフェンフリロキシフェン、ラクトフェン、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン若しくはオキシフルオルフェン等のジフェニルエーテル;オキサジアルギル若しくはオキサジアゾン等のオキサジアゾール;アザフェニジン、ブタフェナシル、カルフェントラゾン、カルフェントラゾン−エチル、シニドン−エチル、フルミクロラックペンチル、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルプロパシル、フルチアセット−メチル、スルフェントラゾン若しくはチジアジミン等の環状イミド;又は、ET−751、JV 485若しくはニピラクロフェン等のピラゾール;C12)光合成阻害剤、例えば、プロパニル、ピリデート若しくはピリダフォル;ベンタゾン等のベンゾチアジアジノン;ジニトロフェノール、例えば、ブロモフェノキシム、ジノセブ、ジノセブ−アセテート、ジノテルブ若しくはDNOC;シペルクアット−クロリド、ジフェンゾクワット−メチルスルフェート、ジクワット若しくはパラコートジクロリド等のジピリジレンクロルブロムロンクロロトルロン、ジフェノクスロン、ジメフロン、ジウロン、エチジムロン、フェヌロンフルオメツロン、イソプロチュロン、イソウロン、リヌロン、メタベンズチアズロン、メタゾール、メトベンズロン、メトキスロン、モノリニュロン、ネブロン、シデュロン若しくはテブチウロン等の尿素ブロモキシニル若しくはイオキシニル等のフェノール;クロリダゾン;アメトリン、アトラジンシアナジン、デスメイン、ジメタメトリン、ヘキサジノン、プロメトンプロメトリンプロパジンシマジンシメトリンテルブメトンテルブトリンテルブチラジン若しくはトリエタジン等のトリアジンメタミトロン等のトリアジノン;ブロマシルレナシル若しくはテルバシル等のウラシル;又は、デスメジファム若しくはフェンメジファム等のビスカルバメート;C13)相乗剤、例えば、トリジファン等のオキシラン;C14)CIS細胞壁合成阻害剤、例えば、イソキサベン又はジクロベニル;C16)様々な他の除草剤、例えば、ダラポン等のジクロロプロピオン酸エトフメセート等のジヒドロベンゾフラン;クロルフェナック(フェナック)等のフェニル酢酸;又は、アジプロトリンバルバンベンスリド、ベンズチアズロン、ベンゾフルオール、ブミナホス、ブチダゾール、ブツロン、カフェストロール、クロルブファム、クロルフェンプロップ−メチル、クロロクスロン、シンメチリン、クミルロン、シクルロン、シプラジン、シプラゾール、ジベンジルロン、ジプロペトリンダイムロン、エグリナジン−エチル、エンドタール、エチオジン、フルカバゾン、フルオルベントラニル、フルポキサム、イソカルバミドイソプロパリン、カルブチレート、メフルイジド、モヌロン、ナプロップアミド、ナプロップアニリド、ニトラリン、オキサシクロメフォン、フェニソファム、ピペロホス、プロシアジン、プロフルアリン、ピリブチカルブ、セクブメトン、スルファレート(CDEC)、テルブカルブ、トリアジフラム、トリアゾフェナミド若しくはトリメツロン;又は、それらの環境適合性の塩。

0093

殺線虫剤又はバイオ殺線虫剤:ベノミル、クロエトカルブ、アルドキシカルブ、チルパート、ジアミダホス、フェナミホス、カズサホス、ジクロフェンチオン、エトプロホス、フェンスルホチオンホスチアゼート、ヘテロホス、イサミドホス(isamidofof)、イサゾホス、ホスホカルブ、チオナジン、イミシアホスメカルホン、アセトプロール、ベンクロチアズ、クロロピクリン、ダゾメット、フルエンスルホン、1,3−ジクロロプロペン(telone)、ジメチルジスルフィド、メタムナトリウム、メタムカリウム、メタム塩(全てMITC生成)、臭化メチル、生物学的土壌改善物(例えば、マスタード種子、マスタード種子抽出物)、土壌の蒸気燻蒸アリルイソチオシアネートAITC)、硫酸ジメチル、フルフアールアルデヒド)。

0094

本発明の適切な植物成長調節剤は、次のものを含む。植物成長調整剤:D1)クロフィブリン酸、2,3,5−トリヨード安息香酸等のアンチオーキシン;D2)4−CPA、2,4−D、2,4−DB、2,4−DEP、ジクロルプロップ、フェノプロップ、IAA、IBA、ナフタレンアセトアミド、α−ナフタレン酢酸1−ナフトールナフトキシ酢酸、ナフテン酸カリウム、ナフテン酸ナトリウム、2,4,5−T等のオーキシン;D3)2iP、ベンジルアデニン、4−ヒドロキシフェンエチルアルコールカイネチンゼアチン等のサイトカイニン;D4)カルシウムシアナミド、ジメチピン、エンドタール、エセフォン、メルホス、メトクスロン、ペンタクロロフェノール、チジアズロン、トリブホス等の枯れ葉剤;D5)アビグリシン、1−メチルシクロプロペン等のエチレン阻害剤;D6)ACC、エタセラシル、エテホングリオキシム等のエチレン放出剤;D7)フェンリダゾン、マレイン酸ヒドラジド等のガメトシド;D8)ジベレリンジベレリン酸等のジベレリン;D9)アブシジン酸アンシミドール、ブトラリン、カルバリル、クロルホニウム、クロルプロファム、ジケグラック、フルメトラリン、フルオリドアミド、ホサミン、グリホジン、イソピリモル、ジャスモン酸、マレイン酸ヒドラジド、メピコート、ピプロクタニル、プロヒドロジャスモン、プロファム、チアオジエアン(tiaojiean)、2,3,5−トリヨード安息香酸等の成長阻害剤;D10)クロルフルレン、クロルフレノール、ジクロルフルレノール、フルレノール等のモルファクチン;D11)クロルメコート、ダミノジド、フルルプリミドール、メフルイジド、パクロブトラゾール、テトシクラシス、ウニコナゾール等の成長抑制剤;D12)ブラシノリド、ブラシノリド−エチル、DCPTA、ホルクロルフェヌロン、ヒメキサゾール、プロスレル(prosuler)、トリアコンタノール等の成長刺激剤;D13)バクデシュ、ベンゾフルオール、ブミナホス、カルボンコリンクロリド、シオブチド、クロフェンセット、シアナミド、シクラニリド、シクロヘキシミドシプロスルファミド、エポコレオン、エチクロゼート、エチレン、フフェンチオウレア(fuphenthiourea)、フララン(furalane)、ヘプトパルギル、ホロスルフ、イナベンフィド、カレタザン、ヒ酸鉛、メタスルホカルブ、プロヘキサジオン、ピダノン、シントフェン、トリアペンテノール、トリネキサパック等の分類されていない植物成長調整剤。

0095

肥料は、液体肥料とすることができる。“液体肥料”という用語は、様々な割合の窒素、リン及びカリウム(例えば、10%の窒素、34%のリン及び0%のカリウム等があるが、これに限定されない)並びに微量栄養素を含む流体又は液体形態における肥料を示し、リンを多く含み迅速且つ強力な根の成長を促進するスターター肥料として一般的に知られている。

0096

本発明の化学製剤は、任意の適切な従来型の形態、例えば、乳剤(EC)、懸濁剤(SC)、サスポエマルジョン剤(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水分散性顆粒剤(WG)、乳化性顆粒剤(EG)、油中水型エマルジョン剤(EO)、水中油型エマルジョン剤(EW)、マイクロエマルジョン剤(ME)、油分散剤(OD)、油混和性フロアブル剤(OF)、油混和性液剤(OL)、可溶性濃縮剤(SL)、超低容量懸濁剤(SU)、超低容量液剤(UL)、分散性濃縮剤(DC)、水和剤(WP)又は農業上許容されるアジュバントと組み合わせた技術的に可能な任意の製剤であり得る。

0097

1つの実施の形態では、製品が提供される。製品は、ATCC番号PTA−121165として寄託されたバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物、及び、ATCC番号PTA−121167として寄託されたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477又はその全ての同定特徴を有するその突然変異体の生物学的に純粋な培養物を含む第1の組成物、微生物学的、生物学的又は化学的な殺虫剤、殺真菌剤、殺線虫剤、殺細菌剤、除草剤、植物抽出物、植物成長調整剤又は肥料のうちの1つ又は組み合わせを含む第2の組成物、並びに、必要に応じて、植物の枝葉、植物の樹皮、植物の果実、植物の花、植物の種子、植物の根、植物の切断片、植物の移植片、植物のカルス組織、植物の周囲の土壌若しくは成長培地、土壌若しくは成長培地中に植物の種子を播種する前の土壌若しくは成長培地、又は、土壌若しくは成長培地中に植物、植物切断片、植物移植片若しくは植物カルス組織を植え付ける前の土壌若しくは成長培地に、第1の組成物及び第2の組成物の組み合わせを、植物の成長に利益をもたらすために適切な量において送達するための説明書、を含む。第1の組成物及び第2の組成物は、別々に包装されている。

0098

1つの実施の形態では、第1の組成物は、担体、分散剤又は酵母抽出物のうちの1つ又は組み合わせを更に含む。

0099

1つの実施の形態では、第1の組成物は、液体、粉剤、展延性粒剤、乾燥水和性粉末剤又は乾燥水和性粒剤の形態である。1つの実施の形態では、第1の組成物は、液体の形態であり、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する。1つの実施の形態では、第1の組成物は、粉剤、乾燥水和性粉末剤、展延性粒剤又は乾燥水和性粒剤の形態であり、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の各々は、約1.0×108CFU/gから約1.0×1012CFU/gの量で存在する。1つの実施の形態では、第1の組成物は、油分散体の形態であり、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の各々は、約1.0×108CFU/mlから約1.0×1012CFU/mlの濃度で存在する。

0100

製品において、殺虫剤は、ピレスロイド、ビフェントリン、テフルトリン、ゼータ−シペルメトリン、有機リン酸塩、クロルエトキシホス、クロルピリホス、テブピリンホス、シフルトリン、フィプロール、フィプロニル、ニコチノイド又はクロチアニジンのうちの1つ又は組み合わせであり得る。1つの実施の形態では、製品の第2の組成物中の殺虫剤は、ビフェントリンを含む。1つの実施の形態では、製品の第2の組成物中の殺虫剤はビフェントリンを含み、液体肥料と相溶性を有する製剤中にある。

0101

以下の実施例は、本開示の主題の代表的な実施の形態を実施するための当業者への指針を提供するために含まれている。本発明及び当業者の一般的なレベルに照らして、当業者であれば、以下の実施例は単なる例示であり、多くの変更、変形及び改変が本開示の主題の範囲から逸脱することなく実施することができることを理解することができる。

0102

実施例1
配列分析によるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)としての細菌分離株の同定
ここにおいてRTI477と示される植物関連細菌株は、ノースカロライナ州で栽培されたモリンタ・オレイフェラの根から単離された。RTI477株の16SrRNA及びrpoB遺伝子を配列決定し、続いてBLASTを用いてNCBI及びRDPデータベース中の他の既知の細菌株と比較した。RTI477の16SRNA部分配列(配列番号1)は、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)BSn5株(CP002468)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NS6株(KF177175)及びバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)DSM10株(NR_027552)の16SrRNA遺伝子部分配列と同一であることが同定された。更に、RTI477のrpoB配列は、既知であるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)PY79株(CP006881)、バチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)6051−HGW株(CP003329)(99%配列同一性;9bpの差異)、及びバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)BAB−1a株(CP004405)(99%配列同一性;10bpの差異)に対して99%の配列同一性を有することが決定された。RTI477株はバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の株として同定された。DNAレベルでのrpoB遺伝子の配列の相違は、RTI477がバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の新しい株であることを示している。バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株は、米国バージニア州マナッサスのアメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)における特許手続きのための微生物寄託の国際的承認に関するブダペスト条約の条件の下、2014年4月17日に寄託され、特許受託番号PTA−121167を有する。

0103

実施例2
配列分析によるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)としての細菌分離株の同定
ここにおいてRTI301と示される植物関連細菌株は、ニューヨークのブドウ園で生育するブドウのつるの根圏土壌から単離された。RTI301株の16SrRNA及びrpoB遺伝子を配列決定し、続いてBLASTを用いてNCBI及びRDPデータベース中の他の既知の細菌株と比較した。RTI301の16SRNA部分配列(配列番号3)は、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)NS6株(KF177175)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42株(NR_075005)、及びバチルス・サブチリス亜種サブチリス(Bacillus subtilis subsp. subtilis)DSM10株(NR_027552)の16SrRNA遺伝子配列と同一であることが同定された。RTI301のrpoB遺伝子配列(配列番号4)は、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルム(Bacillus amyloliquefaciens subsp. plantarum)TrigoCor1448(CP007244)(99%配列同一性;3塩基対の差異)、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルム(Bacillus amyloliquefaciens subsp. plantarum)AS43.3(CP003838)(99%配列同一性;7塩基対の差異)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)CC178(CP006845)(99%配列同一性;8塩基対の差異)、及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42(CP000560)(99%配列同一性;8塩基対の差異)における同一遺伝子と配列類似性を有することも決定された。RTI301株はバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)として同定された。DNAレベルでのrpoB遺伝子の配列の相違は、RTI301がバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)の新しい株であることを示している。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株は、米国バージニア州マナッサスのアメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)における特許手続きのための微生物寄託の国際的承認に関するブダペスト条約の条件の下、2014年4月17日に寄託され、特許受託番号PTA−121165を有する。

0104

実施例3
バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477における抗菌化合物生合成関連遺伝子
バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株のゲノムの更なる配列分析では、この株が抗菌特性を有する分子の産生のための多数の生合成経路に関連する遺伝子を有することが明らかになった。これらには、サブチロシン、サーファクチン、イツリン、フェンギシン、アミロサイクリシン、ジフィシジン、バシリシン、バシロマイシン及びバシラエンについての生合成経路が含まれる。更に、RTI301株においてランチビオティック生合成に関連する遺伝子が発見されたが、これは他の密接に関連したバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株に同族体は存在しない。これについては、図1に示され、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株に見られるランチビオティック生合成オペロンを取り囲む及び含むゲノム機構の模式図を示す。図1では、一番上の組の矢印は、示された転写の相対的な方向を有するRTI301株のタンパク質コード領域を表す。比較のために、2つのバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)参照株であるFZB42及びTrigoCor1448についての対応領域を、RTI301株の下に示す。RTI301株におけるランチビオティック合成オペロンの遺伝子は、RASTを用いて最初に同定され、次いでそれらの同定はBLASTpを用いて精査された。2つの参照株と比較したRTI301株の遺伝子によってコードされるタンパク質のアミノ酸同一性の程度は、代表的な矢印の陰影の程度及び矢印内に示される同一性パーセントの両方によって示される。ランチビオティック合成オペロンを囲む領域の3つの異なる株由来の遺伝子には高い程度の配列同一性があるが、ランチビオティック合成オペロン内では低い程度の配列同一性しかない(即ち、ランチビオティック合成オペロン内では40%未満であるが、周辺領域では99%より大きい)ということが図1から観察され得る。NCBIにおいて非重複(nr)ヌクレオチドデータベースに対するこのクラスターのBLASTn分析を行うと、B.アミロリケファシエンス(B. amyloliquefaciens)株について5’及び3’フランキング領域中で高い程度の相同性(図1の高%相同性と類似)を示した。しかし、ランチペプチド生合成クラスターはRTI301に独特であり、NCBInrデータベースにおいて従来に配列決定された任意のDNAに対して有意な相同性は観察されなかった。従って、このランチビオティック合成オペロンは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の独特な特徴である。

0105

広範囲の抗菌生合成経路を有するRTI301株とは対照的に、RTI477株の更なる配列分析では、この株が抗菌特性を有する更に限定された分子群についての生合成経路に関連する遺伝子を有することが明らかになった。RTI477株は、サブチロシン、フェンギシン、サーファクチン、ジフィシジン、バシラエン、バシリシン及びバシロマイシンについての生合成経路を有するが、イツリン、ランチビオティック及びアミロサイクリシンについての完全な生合成経路は観察されなかった。

0106

実施例4
バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301分離株の抗菌特性
主要な植物病原体に対するバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301分離株の拮抗能力をプレートアッセイで測定した。植物真菌病原体に対する拮抗作用の評価のためのプレートアッセイは、4cmの距離で869寒天プレート上に細菌分離株及び病原性真菌を並べて培養することによって実施した。プレートを室温でインキュベートし、増殖阻害、ニッチ占有又は効果無し等の増殖挙動について、2週間まで定期的にチェックした。細菌性病原体に対する拮抗特性をスクリーニングする時、病原体は最初に869寒天プレート上に成育箇所として広げられた。続いて、分離株の各々の培養物の20μlアリコートをプレート上にスポットした。プレートを室温でインキュベートし、RTI477及びRTI301が適用された位置の周りの成育箇所の阻害領域について、2週間まで定期的にチェックした。拮抗活性の概要を、それぞれRTI477株及びRTI301株の各々について、以下の表I及びIIに示す。RTI301株は、RTI477株と比較して、広い範囲の植物病原性微生物に対する優れた拮抗特性を示した。

0107

表I.主要な植物病原体に対するバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株の拮抗特性




+++非常に強い活性有り、++強い活性有り、+活性有り、+−弱い活性有り、−活性観察されず

0108

表II.主要な植物病原体に対するバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301分離株の拮抗特性




+++非常に強い活性有り、++強い活性有り、+活性有り、+−弱い活性有り、−活性観察されず

0109

実施例5
バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301分離株の表現型形質
拮抗特性に加えて、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株についての様々な表現型形質も測定し、そのデータを以下の表III及びIVにそれぞれの菌株の各々について示す。分析は、表の下の文章に記載された手順に従って実施された。注目すべきことに、RTI477はRTI301と比較してより速く増殖し、強力なスウォーミング表現型を有する。

0110

表III.表現型分析:バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株のアセトイン及びインドール酢酸(IAA)の植物ホルモン生成、並びに栄養サイクル




+++非常に強い、++強い、+多少、+−弱い、−観察されず

0111

表IV.表現型分析:バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301分離株のアセトイン及びインドール酢酸(IAA)の植物ホルモン生成、並びに栄養サイクル




+++非常に強い、++強い、+多少、+−弱い、−観察されず

0112

アセトイン試験。869富培地中のスターター培養物20μlを、1mlのMethy Red−Voges Proskauer培地(Sigma Aldrich 39484)に移した。培養物を30℃、200rpmで2日間インキュベートした。0.5mlの培養物を移し、0.2g/lのメチルレッド50μlを添加した。赤色は酸生成を示す。残りの0.5mlの培養物を5%α−ナフトール(Sigma Aldrich N1000)0.3ml、次いで40%KOH0.1mlと混合した。30分のインキュベーション後にサンプルを解析した。赤色の進展はアセトイン生成を示す。酸性及びアセトイン試験の両方について、非接種培地ネガティブコントロールとして使用した(Sokolら、1979年、Journal of Clinical Microbiology. 9: 538-540頁)。

0113

インドール−3−酢酸。869富培地中のスターター培養物20μlを、0.5g/lトリプトファン(Sigma Aldrich T0254)が添加された1/10の869培地1mlに移した。培養物を30℃、200RPMで4−5日間暗所でインキュベートした。サンプルを遠心分離し、0.1mlの上清を0.2mlのSalkowski試薬(35%過塩素酸、10mM FeCl3)と混合した。暗所で30分間インキュベートした後、ピンク色を呈するサンプルはIAA合成について陽性と記録された。IAA(Sigma Aldrich I5148)の希釈液を陽性比較として使用し、非接種培地をネガティブコントロールとして使用した(Taghaviら、2009年、Applied and Environmental Microbiology 75: 748-757頁)。

0114

リン酸塩可溶化試験。細菌を、グルコース10g、三リン酸カルシウム5g、塩化カリウム0.2g、硫酸アンモニウム0.5g、塩化ナトリウム0.2g、硫酸マグネシウム七水和物0.1g、酵母抽出物0.5g、硫酸マンガン2mg、硫酸鉄2mg及びリットル当たり15gの寒天からなり、pH7であり、オートクレーブ処理されたPikovskaya(PVK)寒天培地上に播種した。透明となる領域を、リン酸塩可溶化細菌の指標とした(Sharmaら、2011年、Journal of Microbiology and Biotechnology Research 1: 90-95頁)。

0115

キチナーゼ活性。10%湿重量コロイド状キチンを、変性PVK寒天培地(グルコース10g、塩化カリウム0.2g、硫酸アンモニウム0.5g、塩化ナトリウム0.2g、硫酸マグネシウム七水和物0.1g、酵母抽出物0.5g、硫酸マンガン2mg、硫酸鉄2mg及びリットル当たり15gの寒天、pH7、オートクレーブ処理)に添加した。細菌をこれらのキチンプレート上に播種し、透明となる領域はキチナーゼ活性を示す(N. K. S. Murthy & Bleakley.、2012年、“Simplified Method of Preparing Colloidal Chitin Used for Screening of Chitinase Producing Microorganisms”、The Internet Journal of Microbiology. 10(2))。

0116

プロテアーゼ活性。細菌を10%ミルクを補充した869寒天培地に播種した。透明な領域がプロテアーゼ活性を示唆するタンパク質を分解する能力を示す(Sokolら、1979年、Journal of Clinical Microbiology. 9: 538-540頁)。

0117

実施例6
小麦におけるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477分離株の成長効果
小麦における早期植物成長及び活力についての細菌分離株RTI477の適用の効果を測定した。実験は、表面滅菌した発芽小麦の種子を、室温で暗所において曝気下で、約2×107CFU/mlの細菌懸濁液中において2日間接種することによって行った(コントロールも細菌無しで行った)。続いて、接種された種子及びコントロール種子を、砂で満たされた6インチのポットに植え付けた。1ポット毎に10の種子及び1つの処理当たり1つのポットで植え、必要に応じて水及び改変した(Modified)Hoagland溶液を交互に摂取させた。ポットを実験室用窓枠内で約21℃で自然の明/暗サイクルを提供して13日間インキュベートして、その時点で植物を回収し、パラメーターを測定した。9つの植物当たりの総重量として乾燥重量は測定され、総平均乾燥植物重量で、非接種のコントロールでは33.38mgに等しい重量になったのに対し、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株を接種した植物では35.41mgに等しい重量になり、非接種のコントロールよりも乾燥重量で6%増加している。13日成長させた後の抽出した植物の写真を図2に示す。図2Aはコントロール植物を示し、図2BはRTI477を接種した植物を示す。

0118

実施例7
バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の増殖調和性
バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株と他のバチルス(Bacillus)分離株との調和性は、様々な他の株の成育箇所にRTI301株をスポットすることによって試験した。この実験の結果は、図3A−3Bに示される。図3A−3Bは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株との間の増殖調和性、及びRTI301株と別のバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株であるアメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC)でPTA−121166として寄託されているバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472株との間の調和性の欠如を示す画像である。RTI301株をRTI472株の成育箇所にスポットした場合(図3A)、RTI472株の増殖について一掃された阻害領域が観察された。対照的に、RTI301株をRTI477株の成育箇所にスポットした場合(図3B)、RTI477株について、最小限の阻害のみであり細胞成育箇所の一掃は観察されなかった。従って、RTI301及びRTI477の増殖は調和性があると結論付けられた。

0119

いかなる特定の作用機序に限定されるものではないが、観察される菌株調和性の差異を説明するために、次のような1つの作用様式が提案される。試験した3つの菌株(即ち、RTI301、RTI472及びRTI477)のゲノム配列に基づき、これらの株は全て、拮抗化合物であるバシリシン、バシラエン、ジフィシジン及びバシロマイシンを産生することが予測された。しかしながら、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477の両方はサブチロシンの合成のための遺伝子を有するが、この遺伝子はバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472のゲノムには存在しない。サブチロシンは、類似又は密接に関連する細菌株の増殖を阻害するために細菌によって産生されるタンパク質性毒素の1種であるバクテリオシンである。従って、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301により合成されたサブチロシンは、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI472の増殖の阻害剤であり得ると仮定された。対照的に、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株は、RTI477株が自身でサブチロシンを産生し、従って化合物に対して耐性であるため、RTI301によって阻害されない。

0120

バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株との間の菌株形態の差異も分析した。これらの菌株の各々の形態を示す画像を、図4において、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301(図4A)及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477(図4B)として示す。図4A図4Bにおいて示されるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株のコロニー形態は、運動性となる場合の菌株の挙動における潜在的差異を示す。運動性は、植物関連細菌による根圏コロニー形成にとって重要な形質である。バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301は、輪郭のはっきりした円形のコロニーとして増殖する。対照的に、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477は、ふんわりとしたコロニーとして増殖し、スウォーミング及び運動性を示す形態である。スウォーミング及び運動性は、根圏及び植物根の表面の急速なコロニー形成について潜在的に重要な表現型である。また、いかなる特定の作用機序に限定されるものではないが、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の形態に示唆される強いスウォーミングの表現型は、この株がバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301よりも根圏のより効率的なコロニーとなり得ることが仮定された。

0121

増殖調和性及び表現型に観察される差異に照らして、RTI301株及びRTI477株の組み合わせを、植物の成長及び健康を促進する活性について更に試験した。

0122

実施例8
相乗的植物成長促進特性をもたらすバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301の組み合わせ
バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株の栄養細胞を接種又は胞子を被覆した様々な植物種子について、種子の発芽並びに根の発達及び構造におけるプラスの効果を観察した。これは、例えばここでは上記の実施例6での小麦において記載されている。更に、大豆種子に対する発芽、根の発達及び構造、並びに早期植物成長及び/又は植物健康において、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の適用の効果を決定するために、実験を行った。RTI301及びRTI477の胞子を用いて次に記載するように実験を行った。実験では、菌株を14L発酵槽中の2XSG中に胞子形成させた。胞子は洗浄されずに回収され、その後、1.0×108CFU/mLの濃度とされた。実験において胞子濃度を10倍又はそれより大きく希釈した。滅菌濾紙を個々の滅菌プラスチック成長チャンバーの底に置き、6つの種子を各容器内に置いた。RTI301又はRTI477の胞子の各希釈液3mLを成長チャンバーに加え、これを密封し、19℃で8日間インキュベートし、その後の苗木を画像化した。更に、1:3、1:1及び3:1の比率において添加されたRTI301及びRTI477の胞子の組み合わせも試験した。データを以下の表Vに示す。単独で適用した時、2つの菌株のいずれについても非接種のコントロールと比較して種子の発芽を阻害しなかった。

0123

1×106、1×107及び1×108の濃度におけるバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301での大豆種子の接種は、根の発達及び構造に影響を与えなかった。同様の濃度におけるバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477での大豆種子の接種は、最も低い濃度で根の発達及び構造においてほんのわずかな改善をもたらした。予想外に、RTI301及びRTI477の両方の組み合わせ(比率1:3)での大豆種子の接種は、試験された全ての濃度において、根の発達に改善が生じた。RTI301及びRTI477の組み合わせ(比率1:1)での大豆種子の接種は、1×106CFU/ml及び1×107CFU/mlの濃度で根の発達に改善をもたらし、1×106CFU/mlの濃度で最も一貫した結果が観察された。根の発達における最良の結果は、RTI301及びRTI477を3:1の比率において1×106CFU/mlの濃度で適用した時に観察された。

0124

更に、RTI301+RTI477の胞子(比率3:1)での種子の接種のプラスの効果の画像を、図5A及び図5Bに示す(A−コントロール植物;B−106cfu/mlにおいてRTI301+RTI477(比率3:1)で接種した植物)。図5A−5Bに示すように、効果は根の形成及び構造に関して特にプラスとなっていた。細根は、水、栄養分の摂取及び根圏の他の微生物との植物相互作用において重要である。これらの結果は、個々の株の適用はコントロール植物と比較して全く又はほとんど効果を示さなかった一方で、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)RTI477株及びバチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)RTI301株の組み合わせの適用での種子処理は、大豆の早期成長及び樹立について有意な利益を有し得ることを示す。

0125

表V.RTI301及びRTI477の胞子での処理についての大豆種子発芽分析




+++非常に顕著な成長有益性有り、++強い成長有益性有り、+成長有益性有り、+−弱い成長有益性有り、=影響は観察されず、−弱い阻害有り、−−強い阻害有り、n.d.測定せず

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