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技術 草の香りの処方およびその使用

出願人 アガンアロマアンドファインケミカルズリミテッド
発明者 アヴィダールヨアヴバー-ナフムイツィクシェメシュサッソン
出願日 2016年2月11日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2017-542043
公開日 2018年2月22日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2018-505282
状態 特許登録済
技術分野 造花、かつら、仮面、羽毛 脂肪類、香料
主要キーワード 部分組合せ 散布システム 潅漑システム スプリンクラーシステム 植物性エキス センターピボット 芳香材料 噴霧ボトル
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課題・解決手段

長期持続性の草の香りを付与する、香り付け濃縮物およびこれを含有する処方が開示される。人工草などの基材に草の香りを付与するための処方を利用する方法およびシステムも開示される。

概要

背景

芳香付与剤(本明細書および当技術分野では、香気付与剤、匂い付与剤香味付与剤芳香誘発剤とも言う)は、飲料、化粧品生理および衛生用品洗剤入浴剤医薬、および農薬などの分野で広く使用される。芳香付与剤は、香り、匂い、芳香、または香気製品に付与するために使用される。

香気(または香り、匂い、または芳香)は、香気性組成物中の様々な構成成分の組合せの結果である。通常、香気は、香気性の精油植物性エキス樹脂動物分泌物、および合成芳香材料などの材料(原料、構成成分)をブレンドすることによって創出される。これらの材料は、「トップノート」、「ミドルノート」、および「ボトムノート」の構成成分として知られるものを実現するためにブレンドされる。

「トップノート」は、着けた直後に知覚される性質である。「ベースノート」は、香気の本質である。これは典型的には、ゆっくりと蒸発する大きく重い分子からなる。一部のベースノートは、着けてから24時間を超えてから知覚される。「ミドルノート」は、トップノートからベースノートにかけて知覚される性質である。これは典型的には、トップノートの後に現れる。

近年、グリーンノートの香気/芳香付与薬剤が、香水の分野で特に関心が持たれている。切り取ったばかりの緑草の香気を付与する薬剤の爽やかな芳香が、蝋燭ポプリ入浴およびボディ製品、MPソープ(melt−and−pour soap)、冷製石けん、およびゲルワックスなどに使用される。

人工草(本明細書および当技術分野では、「人工芝」または「合成草」とも呼ぶ)は、1960年代初頭に販売され、当初は天然の草の代用としてスポーツ分野で使用された。人工草の適用分野および市場はその後著しく成長し、現在では、家庭造園ゴルフコースペット向けエリア、および運動場エリアなどを含む、さらなる大きなビジネスセクターを含んでいる。

人工草市場の成長は、水の高価格と、世界中の多くの地域における潅漑低減への需要、時には行政の要求とによって、主に推進されてきた。さらなる要因としては、天然の草に関連するアレルギーや、草用殺虫剤の制御の必要性が含まれる。

天然の草にその外観および感触がよく似ている人工草の製造および加工の分野には、著しい進歩がもたらされてきた。しかし、現在利用可能な人工草の典型的な問題点は、温度が上昇しやすい点と、さらに草の香りがないことである。

米国特許出願公開第2009/0035488号は、切り取ったばかりの草の香りを放出する香り成分を含む合成草を教示し、香り成分は、合成草の中で積層されているか、または合成草を構成するポリマー材料内に組み込まれている。

米国特許出願公開第2006/0040073号は、天然の草に似た、運搬可能な人工芝を教示するが、この人工芝は、草の香りを付与する芳香誘発剤で処理したストランドを含んでいてもよい。

さらなる背景技術として、米国特許第6,976,451号、米国特許出願公開第2004/0022966号および同第2008/0241371号が挙げられる。

概要

長期持続性の草の香りを付与する、香り付け濃縮物およびこれを含有する処方が開示される。人工草などの基材に草の香りを付与するための処方を利用する方法およびシステムも開示される。

目的

本発明の実施形態は、香り付け用のベース処方(濃縮物)と、それを含有する固体または液体の処方とであって、天然の草の匂いを人工草、その他の人工緑色植物、および草に関連した人工製品、さらには天然の植物にも付与することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

香り付け濃縮物であって、前記香り付け用濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%の濃度の、シス−3−ヘキセノールと、前記香り付け用濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%の濃度の、蒸発数が50超の、シス−3−ヘキセノールのエステルと、前記香り付け用濃縮物の全質量に対して少なくとも3質量%の濃度の、ガルバヌムレジノイドと、少なくとも1種のアルコールを含むアルコール担体とを含み、前記アルコールは、300℃超の沸騰温度、および/または少なくとも300時間の持続性、および/またはエチルエーテルと比較して、50超の蒸発数を特徴とする、香り付け用濃縮物。

請求項2

長期持続性の草の香りを有する、請求項1に記載の濃縮物。

請求項3

シス−3−ヘキセノールの濃度が少なくとも10質量%である、請求項1または2に記載の濃縮物。

請求項4

シス−3−ヘキセノールの濃度が10質量%から20質量%の範囲内である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項5

前記蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールのエステルの濃度が少なくとも10質量%である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項6

前記蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールのエステルの濃度が10質量%から20質量%の範囲内である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項7

前記シス−3−ヘキセノールのエステルが草の香りのベースノートを付与する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項8

前記蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールのエステルがサリチル酸シス−3−ヘキセニルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項9

前記ガルバヌムレジノイドの濃度が少なくとも3質量%である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項10

前記ガルバヌムレジノイドの濃度が5質量%から6質量%の範囲内である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項11

前記アルコール担体の濃度が、前記濃縮物の全質量に対して少なくとも30質量%である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項12

アトロンをさらに含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項13

前記アトラロンの濃度が1質量%から2質量%の範囲内である、請求項12に記載の濃縮物。

請求項14

草の香りを付与する、少なくとも1種の追加の香気性材料をさらに含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項15

前記追加の香気性材料が、(例えば、15未満、または10未満の蒸発数を特徴とし、)前記草の香りのトップノートを付与する、請求項14に記載の濃縮物。

請求項16

前記少なくとも1種の追加の香気性材料の濃度が、組成物の全質量に対して、1質量%から20質量%、または5質量%から15質量%の範囲内である、請求項14または15に記載の濃縮物。

請求項17

草の香りを付与する前記少なくとも1種の追加の香気性材料が、トランス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセノール、シス−2−ヘキセノール、1−ヘキサノール、1−ヘキサナール、シス−3−ヘキセナール、およびシス−3−ヘキセノールのエステルであって、蒸発数が15未満または10未満ものからなる群より選択される、請求項14〜16のいずれか一項に記載の香り付け用濃縮物。

請求項18

草の香りを付与する前記少なくとも1種の追加の香気性材料が、トランス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセノール、1−ヘキサノール、および蒸発数が15未満または10未満のシス−3−ヘキセノールのエステルからなる群より選択されるものである、請求項14〜16のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項19

前記シス−3−ヘキセノールのエステルが、酢酸シス−3−ヘキセニル、ギ酸シス−3−ヘキセニル、およびイソ酪酸シス−3−ヘキセニル(ベルデュラール)からなる群より選択されるものである、請求項17または18に記載の濃縮物。

請求項20

木質性の古草臭を付与する香気性材料をさらに含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項21

前記香気性材料が、前記木質性の古草臭のベースノートを付与する、請求項20に記載の濃縮物。

請求項22

前記香気性材料が、100時間超の持続性、および/または50超の蒸発数であることを特徴とする、請求項20または21に記載の濃縮物。

請求項23

木質性の古草臭を付与する前記香気性材料の濃度が、前記濃縮物の全質量に対して、2質量%から10質量%、または3質量%から7質量%の範囲内である、請求項20〜22のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項24

前記香気性材料が、バージニアシダウッドオイルおよびイソボルニルシクロヘキサノールからなる群より選択される、請求項20〜23のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項25

爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料をさらに含む、請求項1〜24のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項26

前記香気性材料の濃度が、前記濃縮物の全質量に対して、1質量%から10質量%または2質量%から6質量%の範囲内である、請求項25に記載の濃縮物。

請求項27

前記香気性材料が、ジヒドロミルセノール、酢酸リナライル、酢酸スチルアリルからなる群より選択される、請求項25または26に記載の濃縮物。

請求項28

グリーン系またはフローラル系のベースノートを付与する香気性材料をさらに含む、請求項1〜27のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項29

前記香気性材料が、持続性が200時間超、および/または蒸発数が50超であることを特徴とする、請求項28に記載の濃縮物。

請求項30

前記香気性材料の濃度が、前記組成物の全質量に対して、0.5質量%から5質量%の範囲内である、請求項28または29に記載の濃縮物。

請求項31

前記香気性物質が、デュピカルアドサル、リリアル、およびトランス−2−シス−6−ノナジエナールからなる群より選択される、請求項28〜30のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項32

ハーブ様の古草臭を付与する香気性材料をさらに含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載の濃縮物。

請求項33

ハーブ様の古草臭を付与する前記香気性材料の濃度が、前記組成物の全質量に対して、1質量%から10質量%の範囲内である、請求項32に記載の濃縮物。

請求項34

請求項1〜33のいずれか一項に記載の濃縮物と、液状担体とを含む、香り付け用処方。

請求項35

前記液状担体が、アルコール、水、またはこれらの混合物を含む、請求項34に記載の処方。

請求項36

前記液状担体がエタノールを含む、請求項34または35に記載の処方。

請求項37

前記処方中の前記濃縮物の濃度が、前記処方の全質量に対して、1質量%から50質量%の範囲内である、請求項34〜36のいずれか一項に記載の処方。

請求項38

前記濃度が5質量%から15質量%の範囲内である、請求項37に記載の処方。

請求項39

請求項1〜33のいずれか一項に記載の濃縮物と、固体マトリクスとを含む、処方。

請求項40

カプセル顆粒ビーズ、およびペレットなどの形態である、請求項39に記載の処方。

請求項41

請求項1〜33のいずれか一項に記載の濃縮物、または請求項34〜40のいずれか一項に記載の処方を含む、キット

請求項42

前記処方を基材に付着させるための手段をさらに含む、請求項41に記載のキット。

請求項43

基材への草の香りの付与方法に使用する、請求項1〜33のいずれか一項に記載の濃縮物、請求項34〜40のいずれか一項に記載の処方、または請求項41もしくは42に記載のキット。

請求項44

前記方法を、前記基材と前記処方との周期的な接触によって実施する、請求項43に記載の濃縮物、処方、またはキット。

請求項45

前記接触を、少なくとも3日の周期間隔内で実施する、請求項44に記載の濃縮物、処方、またはキット。

請求項46

前記接触を、前記処方の前記基材への噴霧または前記基材上に分配することによって実施する、請求項43〜45のいずれか一項に記載の濃縮物、処方、またはキット。

請求項47

前記接触を、潅漑によって実施する、請求項43〜45のいずれか一項に記載の濃縮物、処方、またはキット。

請求項48

前記基材が人工草である、請求項43〜47のいずれか一項に記載の濃縮物、処方、もしくはキット、または請求項42に記載のキット。

請求項49

草の香りを基材に付与するためのシステムであって、請求項34〜40のいずれか一項に記載の処方を、前記基材に周期的に付着させるよう構成されたシステム。

請求項50

前記処方を、少なくとも3日の周期間隔内で前記基材に付着させるように構成された、請求項49に記載のシステム。

請求項51

コンピュータ化されたシステムである、請求項49または50に記載のシステム。

請求項52

前記基材が人工草である、請求項49〜51のいずれか一項に記載のシステム。

技術分野

0001

本発明は、その一部の実施形態において、芳香付与処方に関する。より詳細には、しかしこれに限定するものではないが、草の香りがする処方、および合成または人工の草に切り取ったばかりの草の匂いを付与するためのその使用に関する。

背景技術

0002

芳香付与剤(本明細書および当技術分野では、香気付与剤、匂い付与剤香味付与剤芳香誘発剤とも言う)は、飲料、化粧品生理および衛生用品洗剤入浴剤医薬、および農薬などの分野で広く使用される。芳香付与剤は、香り、匂い、芳香、または香気製品に付与するために使用される。

0003

香気(または香り、匂い、または芳香)は、香気性組成物中の様々な構成成分の組合せの結果である。通常、香気は、香気性の精油植物性エキス樹脂動物分泌物、および合成芳香材料などの材料(原料、構成成分)をブレンドすることによって創出される。これらの材料は、「トップノート」、「ミドルノート」、および「ボトムノート」の構成成分として知られるものを実現するためにブレンドされる。

0004

「トップノート」は、着けた直後に知覚される性質である。「ベースノート」は、香気の本質である。これは典型的には、ゆっくりと蒸発する大きく重い分子からなる。一部のベースノートは、着けてから24時間を超えてから知覚される。「ミドルノート」は、トップノートからベースノートにかけて知覚される性質である。これは典型的には、トップノートの後に現れる。

0005

近年、グリーンノートの香気/芳香付与薬剤が、香水の分野で特に関心が持たれている。切り取ったばかりの緑草の香気を付与する薬剤の爽やかな芳香が、蝋燭ポプリ入浴およびボディ製品、MPソープ(melt−and−pour soap)、冷製石けん、およびゲルワックスなどに使用される。

0006

人工草(本明細書および当技術分野では、「人工芝」または「合成草」とも呼ぶ)は、1960年代初頭に販売され、当初は天然の草の代用としてスポーツ分野で使用された。人工草の適用分野および市場はその後著しく成長し、現在では、家庭造園ゴルフコースペット向けエリア、および運動場エリアなどを含む、さらなる大きなビジネスセクターを含んでいる。

0007

人工草市場の成長は、水の高価格と、世界中の多くの地域における潅漑低減への需要、時には行政の要求とによって、主に推進されてきた。さらなる要因としては、天然の草に関連するアレルギーや、草用殺虫剤の制御の必要性が含まれる。

0008

天然の草にその外観および感触がよく似ている人工草の製造および加工の分野には、著しい進歩がもたらされてきた。しかし、現在利用可能な人工草の典型的な問題点は、温度が上昇しやすい点と、さらに草の香りがないことである。

0009

米国特許出願公開第2009/0035488号は、切り取ったばかりの草の香りを放出する香り成分を含む合成草を教示し、香り成分は、合成草の中で積層されているか、または合成草を構成するポリマー材料内に組み込まれている。

0010

米国特許出願公開第2006/0040073号は、天然の草に似た、運搬可能な人工芝を教示するが、この人工芝は、草の香りを付与する芳香誘発剤で処理したストランドを含んでいてもよい。

0011

さらなる背景技術として、米国特許第6,976,451号、米国特許出願公開第2004/0022966号および同第2008/0241371号が挙げられる。

0012

本発明の一部の実施形態の態様によれば、香り付け濃縮物であって、香り付け用濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%の濃度のシス−3−ヘキセノールと、香り付け用濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%の濃度の、蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールのエステル(本明細書では「重い」エステルと記述する)と、香り付け用濃縮物の全質量に対して少なくとも3質量%の濃度のガルバヌムレジノイドと、下記特徴:沸騰温度が300℃超、持続性が少なくとも300時間、およびエチルエーテルと比較した蒸発数が50超の1種または複数種を特徴とする少なくとも1種のアルコールを含むアルコール担体とを含む、香り付け用濃縮物が提供される。

0013

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物は、長期持続性の草の香りを特徴とするものである。

0014

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールの濃度は少なくとも10質量%である。

0015

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールの濃度は、10質量%から20質量%の範囲内である。

0016

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールの(「重い」)エステルの濃度は、少なくとも10質量%である。

0017

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールの(「重い」)エステルの濃度は、10質量%から20質量%の範囲内である。

0018

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールの(「重い」)エステルは、草の香りのベースノートを付与する(例えば、対応する持続性を有する)。

0019

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、蒸発数が50超のシス−3−ヘキセノールの(「重い」)エステルは、サリチル酸シス−3−ヘキセニルである。

0020

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、ガルバヌムレジノイドの濃度は少なくとも3質量%である。

0021

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、ガルバヌムレジノイドの濃度は5質量%から6質量%の範囲内である。

0022

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、アルコール担体の濃度は、濃縮物の全質量に対して少なくとも30質量%である。

0023

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物はアトロン(atralone)をさらに含む。

0024

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、アトラロンの濃度は1質量%から2質量%の範囲内である。

0025

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物は、草の香りを付与する少なくとも1種の追加の香気性材料をさらに含む。

0026

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、追加の香気性材料は、草の香りのトップノートを付与する(例えば、本明細書に記述されるように、蒸発数が15未満もしくは10未満、および/または低持続性である)。

0027

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、少なくとも1種の追加の香気性材料の濃度は、組成物の全質量に対して、1質量%から20質量%、または5質量%から15質量%の範囲内である。

0028

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、草の香りを付与する少なくとも1種の追加の香気性材料は、トランス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセノール、シス−2−ヘキセノール、1−ヘキサノール、1−ヘキサナール、シス−3−ヘキセナール、およびシス−3−ヘキセノールのエステルであって、蒸発数が15未満または10未満のものからなる群より選択される。

0029

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、草の香りを付与する少なくとも1種の追加の香気性材料は、トランス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセノール、1−ヘキサノール、およびシス−3−ヘキセノールのエステルであって蒸発数が15未満または10未満のもの(および/または本明細書に記述されるように低持続性のもの)からなる群より選択される。

0030

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールのエステルは、酢酸シス−3−ヘキセニル、ギ酸シス−3−ヘキセニル、およびイソ酪酸シス−3−ヘキセニル(verdural)からなる群より選択される。

0031

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物は、木質性の古草臭を付与する香気性材料をさらに含む。

0032

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、香気性材料は、(持続性が100時間超または200時間超、および/または蒸発数が50超の)木質性の古草臭のベースノートを付与する。

0033

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、木質性の古草臭を付与する香気性材料の濃度は、濃縮物の全質量に対して、2質量%から10質量%、または3質量%から7質量%の範囲内である。

0034

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、香気性材料は、バージニアシダウッドオイルおよびイソボルニルシクロヘキサノールからなる群より選択される。

0035

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物は、爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料をさらに含む。

0036

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料の濃度は、濃縮物の全質量に対して、1質量%から10質量%または2質量%から6質量%の範囲内である。

0037

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料は、ジヒドロミルセノール、酢酸リナライル、酢酸スチルアリルからなる群より選択される。

0038

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物は、(例えば、持続性が200時間超および/または蒸発数が50超であることを特徴とする)グリーンまたはフローラルのベースノートを付与する香気性材料をさらに含む。

0039

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、香気性材料の濃度は、組成物の全質量に対して、0.5質量%から5質量%の範囲内である。

0040

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、香気性物質は、デュカル(Dupical)、アドサル(Adoxal)、リリアル(Lilial)、およびトランス−2−シス−6−ノナジエナールからなる群より選択される。

0041

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、濃縮物は、ハーブ様の古草臭を付与する香気性材料をさらに含む。

0042

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、ハーブ様の古草臭を付与する香気性材料の濃度は、組成物の全質量に対して、1質量%から10質量%の範囲内である。

0043

本発明の一部の実施形態の態様によれば、本明細書に記述される実施形態のいずれかの濃縮物およびこれらの任意の組合せを、液状担体と混合した、香り付け用処方が提供される。

0044

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、液状担体には、アルコール、水、またはこれらの混合物が含まれる。

0045

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、液状担体は、エタノールを含む。

0046

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、処方中の濃縮物の濃度は、処方の全質量に対して、1質量%から50質量%の範囲内である。

0047

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、上記濃度は、5質量%から15質量%の範囲内である。

0048

本発明の一部の実施形態の態様によれば、本明細書に記述される実施形態のいずれかの濃縮物およびこれらの任意の組合せと、固体マトリクスとを含む、香り付け用処方が提供される。

0049

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、香り付け用処方は、カプセル顆粒ビーズ、およびペレットなどの形態をとる。

0050

本発明の一部の実施形態の態様によれば、本明細書に記述される実施形態のいずれかの濃縮物または処方およびこれらの任意の組合せを含む、キットが提供される。

0051

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、キットは、濃縮物または処方を基材に付着させるための手段をさらに含む。

0052

本発明の一部の実施形態の態様によれば、基材への草の香りの付与方法に使用するための、本明細書に記述される実施形態のいずれかの濃縮物、処方またはキット、およびこれらの任意の組合せが提供される。

0053

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、方法は、基材と、本明細書に記述される実施形態のいずれかの処方およびこれらの任意の組合せとを周期的に接触させることによって実施する。

0054

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、接触を、少なくとも3日の周期間隔内で実施する。

0055

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、接触を、処方の基材上への噴霧または基材上に分配することによって実施する。

0056

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、接触を、潅漑によって実施する。

0057

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、基材は人工草である。

0058

本発明の一部の実施形態の態様によれば、草の香りを基材に付与するためのシステムであって、本明細書に記述される実施形態のいずれかの処方およびこれらの任意の組合せを、基材に周期的に付着させるよう構成されたシステムが提供される。

0059

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、システムは、処方を少なくとも3日の周期間隔内で基材に付着させるように構成される。

0060

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、システムは、コンピュータ化されたシステムである。

0061

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、基材は人工草である。

0062

他に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術および/または科学用語には、本発明が関係する技術分野の当業者により一般に理解されるものと同じ意味がある。本明細書に記述されるものと同様のまたは均等な方法および材料は、本発明の実施形態の実施または試験で使用することができるが、例示的な方法および/または材料を以下に記述する。矛盾が生じた場合は、定義も含めて特許明細書に従うこととする。さらに、材料、方法、および実施例は単なる例示であり、必ずしも限定を意図するものではない。

0063

本発明は、その一部の実施形態において、芳香付与処方に関し、より詳細には、しかし限定するものではないが、草の香りがする処方と、人工草などの基材に切り取ったばかりの草の匂いを付与するためのその使用とに関する。

0064

本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、下記の記述で述べられたまたは実施例により具体化された詳細に、その適用例を必ずしも限定するものではないことを理解されたい。本発明は、その他の実施形態が可能であり、また、様々な方法で実施または実行することが可能である。

0065

本発明の実施形態は、香り付け用のベース処方(濃縮物)と、それを含有する固体または液体の処方とであって、天然の草の匂いを人工草、その他の人工緑色植物、および草に関連した人工製品、さらには天然の植物にも付与することを目的とする処方に関する。

0066

本明細書に開示される処方は、長期持続性の草の香りを人工の草または製品に付与することから、人工草および草関連人工製品の分野における、長年にわたる要求に応えるものである。より詳細には、本明細書に開示される処方は、少なくとも2日間、好ましくは少なくとも3日間、少なくとも4日間、さらに少なくとも5日間またはそれ以上残る草の香りを付与する。本明細書で提供される処方は、環境条件(例えば、潅漑、降水)に対して化学的に安定である、即ち、その芳香付与(香り付け)効果は、処方が付着した基材(例えば、人工草)がそのような条件に供されたときにも残存するものである。

0067

本明細書で提供される処方は、公用土地フィールド、囲地(yard)、またはコートなどの広い面積や、私有の庭や囲地などの狭い土地にも、容易、且つ高い費用対効果をもって適用される。本明細書で提供される処方は、植物および動物(ヒトを含む)に対する刺激性および毒性がないことも特徴である。

0068

本明細書で提供される処方中の香り付け用濃縮物は、爽やかな草の香りを付与する主要な香気成分として、シス−3−ヘキセノール(シス−3−ヘキセン−1−オール、主に「青葉アルコール」としても公知)を含む。しかし、シス−3−ヘキセノールは揮発性化合物であり、蒸発数および持続性が比較的低いのが特徴であることから、本発明者らは、シス−3−ヘキセノールと共に、爽やかな草の香りを少なくとも48時間の期間にわたり維持するのに寄与する追加の構成成分を含む、濃縮物およびそれを含有する処方の調製および実施しに成功した。

0069

本明細書では全体を通して、「濃縮物」という用語は、「ベース処方」も指し、シス−3−ヘキセノールと、長期持続性の香り付け効果をもたらす追加の成分とを含む濃縮された処方である。

0070

本明細書の全体を通して使用される「処方」という用語は、ベース処方の希釈形態であり、本明細書に定義される基材に適用される最終製品である。

0071

「香り付け」とは、本明細書の全体を通して、香りを付与することを意味する。

0072

「香り」という用語は、本明細書では、芳香または香気または匂いともいう。

0073

「長期持続性の香り付け効果」とは、数時間を超える期間、即ち、24時間、37時間、48時間、60時間、72時間、84時間、96時間を超える期間、さらに100時間を超える期間にわたって香りを付与することを意味する。

0074

本明細書の全体を通して、本明細書に記述される濃縮物を形成するのに使用される一部の物質は、トップノートを付与するのか、ベースノートを付与するのか、またはミドルノートを付与するのかによって分類され、これらの用語は当技術分野で公知であり、且つ使用されるものである。

0075

一部の物質は、それらの揮発性および/または持続性によって同様に分類することができる。物質の揮発性は、例えば沸点および/または蒸発数によって決定することができる。

0076

本発明の実施形態によれば、一部の物質は、特徴的な揮発性(例えば、ノートタイプ、沸点、および/または蒸発数)、および/または持続性によって定義され、これらの特徴ごとに、またはこれら特徴の組合せごとに、検討することに留意されたい。

0077

「持続性」という用語は、本明細書、および香料や香水の分野において、それを適用した基材上での香気の永続性を表すのに使用する。この用語は、基材への物質の付着から、物質によって付与した香りが続く期間によって典型的には反映されるが、このとき、ビヒクルの除去、水との接触、摩擦などの条件が考慮される。当技術分野で提供される持続性の値は、通常、皮膚を基質とするものであり、皮膚基質が曝される条件、例えば、発汗水泳、入浴なども考慮する。香り付け用処方中の原料の持続性は、当技術分野で公知の方法、および/または公開データベースから見出すことのできる方法に従い計算することができる。例えば、www(dot)thegoodscentscompany(dot)com/data;Manuel Zarzo、Sensors、2013、13(1):463-483;および「Flavor, Fragrance and Odor analysis」、Ed. Ray Marsilli、CRCPress、29 Nov. 2001を参照されたい。ベースノートの持続性は、典型的には100時間超である。ミドルノートの持続性は、典型的には10〜100時間である。トップノートの持続性は、典型的には10時間未満である。

0078

本明細書および当技術分野で使用される「蒸発数」という用語は、物質の揮発性を実験により決定した、測定可能な値である。蒸発数(En)は、Enを1と決定した標準液体と比較した、液体物質の蒸発時間である。Enの測定は、典型的には、温度が293±2K、および相対大気湿度が65%±5%の測定中の条件で実施する。Enは、例えば、DIN 53249;1995−01に記載されるような規格に則った解析により決定することができる。一部のアッセイでは、Enを1とする標準物質ジエチルエーテルである。

0079

高揮発性物質(例えば、本明細書で定義したトップノートを付与するもの)は、Enが10未満であり、中揮発性物質(例えば、本明細書で定義したミドルノートを付与するもの)は、Enが10から35であり、低揮発性の物質は、Enが35から50であり、超低揮発性の物質は、Enが50超である。低揮発性および超低揮発性の物質は、典型的には、本明細書で定義したベースノートを付与するものである。

0080

本明細書で参照する蒸発数は、ジエチルエーテルと比較したものであり、DINアッセイまたはISOアッセイなどの標準アッセイによって、またはこれら標準アッセイに従って、測定することができる。

0081

本発明の一部の実施形態の態様によれば、シス−3−ヘキセノール、高い持続性および/または高い蒸発数により特徴付けられるシス−3−ヘキセノールのエステル、ガルバヌムレジノイド、およびアルコール担体を含む、香り付け用濃縮物(ベース処方)が提供される。

0082

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールは、濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%の濃度でベース処方中に存在し、一部の実施形態では、シス−3−ヘキセノールは、濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%の濃度でベース処方中に存在する。一部の実施形態では、ベース処方中のシス−3−ヘキセノールの濃度は、5質量%から30質量%、または10質量%から20質量%、または10質量%から15質量%、または12質量%から20質量%、または15質量%から20質量%の範囲内であり、それらの間の任意の部分範囲または中間値も含む。

0083

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールのエステルは、高い持続性および/または高い蒸発数をその特徴とする、シス−3−ヘキセノールの「重い」エステルである。一部の実施形態では、シス−3−ヘキセノールのエステルは、100時間、150時間、または200時間を超える持続性を特徴とするものである。その高い持続性ゆえに、このような「重い」エステルは、処方のベースノート、例えばグリーン、フローラル、または草の香りのベースノートを付与する。

0084

上記の代替として、または上記に加えて、シス−3−ヘキセノールの「重い」エステルは、その蒸発数が50超、または60超、またはさらに70超であることをその特徴とする。上記の代替として、または上記に加えて、シス−3−ヘキセノールのエステルは、200℃や250℃を超える、さらには300℃を超える沸騰温度をその特徴とする。

0085

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、シス−3−ヘキセノールの「重い」エステルの濃度は、濃縮物の全質量に対して少なくとも5質量%である、または組成物の全質量に対して少なくとも10質量%である。一部の実施形態では、上記範囲は、10質量%から20質量%、または10質量%から15質量%、または12質量%から16質量%である。

0086

例示的なシス−3−ヘキセノールの「重いエステル」は、サリチル酸シス−3−ヘキセニルである。

0087

本発明の実施形態のいずれかの一部によれば、長期持続性の香り付け効果をもたらすために、追加の「重い」物質がベース処方に含まれる。これらの物質は、持続性が100時間超、または200時間超、さらに300時間超であること、および/または蒸発数が50超、60超、または70超(あるいは35から100、または50から100)dえあることを特徴とする。一部の実施形態では、そのような原料は、合計で1質量%から10質量%、または合計で3質量%から7質量%の範囲内の濃度でベース処方中に存在する。

0088

例示的なそのような成分は、ガルバヌムレジノイドであり、これはフェルラガルバニフルアレジノイド[CAS NO.9000−24−2]としても公知である。これは、フェルラガルバニフルアと呼ばれる、(イランおよびアフガニスタンで栽培される)セリ科野草の根から見出されたガルバヌムガム抽出物である。

0089

ガルバヌムレジノイドは、3質量%から7質量%、または5質量%から7質量%、または5質量%から6質量%の範囲の濃度で、ベース処方中に存在することができる。

0090

本明細書に記述される実施形態のいずれかの一部では、ベース処方は、本明細書でアルコール担体またはアルコールベースとも呼ばれるアルコール物質を、少なくとも30質量%の濃度で、または30質量%から40質量%の範囲内の濃度で含む。

0091

一部の実施形態では、アルコールベースは、持続性が100時間超または200時間超、または好ましくは300時間超であること、および/または蒸発数が60超、70超、またはそれ以上(あるいは50から100)であることを特徴とする、1種または複数種の「重いアルコール」を含む。上記の代替として、または上記に加えて、1種または複数種の「重いアルコール」は、300℃超の沸騰温度を特徴とするものである。

0092

ベース処方のアルコールベースを形成し得る例示的なアルコール物質には、これらに限定されるものではないが、テトラエチレングリコールもしくはテトラプロピレングリコールなどのトリ−またはテトラアルキレングリコール、または高級アルキレングリコール、トリシクロデカンメチロール(TCDM)および/またはそのエステルもしくはエーテル誘導体トリシクロデカンジメチロール(TCD DM)またはそのエステルもしくはエーテル誘導体、イソボルニルシクロヘキサノール、およびアビエチン酸メチル[CAS No.127−25−3]、および/またはその誘導体が含まれる。

0093

本発明のこれらの実施形態において使用可能な例示的なアルコール物質としては、例えば米国特許第4,123,394号に記載されたもの、および/または下記一般式によって表されるものが挙げられる。

0094

0095

(式中、nは1から6の整数、好ましくは1〜3の整数、好ましくは2であり、
Rは、水素アルキル基アルケニル基アルキニル基、および/またはアシル基であり、これらの用語は本明細書で定義された通りである。)

0096

一部の実施形態では、アルコールベースは、本明細書に記述される「重い」アルコールの1種または複数種と、匂い処方の担体として一般に使用される追加の1種または複数種の物質とを含む。例示的なそのような物質としては、これらに限定されるものではないが、安息香酸ベンジル(BB)[CAS No.120−51−4]、フタル酸ジエチル(DEP)[CAS No.84−66−2]、ジプロピレングリコールDPG)[CAS No.2526571−8]、ミリスチン酸イソプロピルIPM)[CAS No.110−27−0]、およびクエン酸トリエチル(TIC)[CAS No.77−93−0]が挙げられる。

0097

本明細書に記述される実施形態のいずれかの一部によれば、ベース処方は、高い持続性および/または高い蒸発数の物質として、オークモスなどのコケ系の成分をさらに含む。

0098

オークモスは、アトラロン、エベルニルまたはムース・ドゥ・メートル(Mousse de Maitre)として、またはメチル2,4−ジヒドロキシ−3,6−ジメチルベンゾエート、CAS No. 4707−47−5としても知られるものである。

0099

アトラロンは、0.1質量%から3質量%、または1質量%から3質量%、または1質量%から2質量%の範囲内の濃度で、ベース処方中に存在することができる。

0100

本明細書に記述される実施形態のいずれか1つの一部では、ベース処方は、草の香りを付与する香気性材料、木質性の古草臭を付与する香気性材料、爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料、グリーンまたはフローラルのベースノートを付与する香気性材料、および/またはハーブ様の古草臭を付与する香気性材料の1種または複数種を含む追加成分(香料)をさらに含む。

0101

一部の実施形態によれば、ベース処方は、シス−3−ヘキセノールに加えて、草の香りを付与する少なくとも1種の香気性材料をさらに含む。

0102

一部の実施形態では、そのような香気性材料は、(例えば、100時間未満、24時間未満、または10時間未満の)中度から低度の持続性、および/または(例えば、35未満、15未満、または10未満の)中度から低度の蒸発数を特徴とするものであり、これによって草の香りのトップノートを付与することを目標とする。

0103

そのような香気性材料の例示としては、これらに限定されるものではないが、本明細書に記述される低い持続性および/または低い蒸発数(高い揮発性)を特徴とする、トランス−3−ヘキセノール(シス−3−ヘキセノールの配座異性体)、トランス−2−ヘキセナール(「青葉アルデヒド」としても公知である)、トランス−2−ヘキセノール、シス−2−ヘキセノール、1−ヘキサノール、1−ヘキサナール、シス−3−ヘキセナール、およびシス−3−ヘキセノールのエステルが挙げられる。

0104

これらの実施形態における使用に適切したシス−3−ヘキセノールの例示的なエステルとしては、これらに限定されるものではないが、酢酸シス−3−ヘキセニル、ギ酸シス−3−ヘキセニル、およびイソ酪酸シス−3−ヘキセニル(ベルデュラル)が挙げられる。

0105

一部の実施形態では、草の香りのトップノートを付与する追加の香気性材料には、これらの実施形態に関連して定義しトランス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセノール、1−ヘキサノール、およびシス−3−ヘキセノールのエステルの1種または複数種が含まれる。一部の実施形態では、草の香りのトップノートを付与する追加の香気性材料には、上記の全てが含まれる。

0106

一部の実施形態では、そのような1種または複数種の香気性材料の合計濃度は、組成物の全質量に対して、1質量%から20質量%、または5質量%から15質量%の範囲内であり、それらの値の間の任意の中間値および部分範囲が含まれる。

0107

本明細書に記述される実施形態のいずれかの一部によれば、ベース処方は、木質性の古草臭を付与する1種または複数種の香気性材料をさらに含む。

0108

一部の実施形態では、これらの材料は、木質性の古草臭のベースノートを付与するように選択され、本明細書に記述されるような(例えば、100時間超の)高い持続性および/または(例えば、50超の)高い蒸発数を特徴とするものである。

0109

例示的なそのような香気性材料としては、これらに限定されるものではないが、バージニアシダーウッドオイルおよびイソボルニルシクロヘキサノールが挙げられる。

0110

一部の実施形態では、そのような香気性材料の合計濃度は、濃縮物の全質量に対して、2質量%から10質量%、または3質量%から7質量%の範囲内である。

0111

本発明の一部の実施形態によれば、ベース処方は、爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料をさらに含む。

0112

例示的なそのような香気性材料としては、これらに限定されるものではないが、ジヒドロミルセノール、酢酸リナライル、および酢酸スチルアリルなどの、(例えば、100時間未満、24時間未満、または10時間未満の)中程度から低程度の持続性および/または(例えば、35未満、15未満、または10未満の)中程度から低程度の蒸発数のアルデヒドおよびアルコールが挙げられる。一部の実施形態では、処方は、そのような香気性材料の1種または複数種、あるいは全てを含む。

0113

一部の実施形態では、爽やかな香りのトップノートを付与する香気性材料の合計濃度は、濃縮物の全質量に対して、1質量%から10質量%、または2質量%から6質量%の範囲内である。

0114

一部の実施形態によれば、ベース処方は、グリーンまたはフローラルのベースノートを付与するように選択される1種または複数種の香気性材料をさらに含む。

0115

一部の実施形態では、そのような香気性材料は、本明細書で定義される高い持続性、および/または本明細書で定義される(例えば、50超の)高い蒸発数を特徴とするものである。

0116

例示的なそのような香気性材料としては、これらに限定されるものではないが、デュピカル、アドキサル、リリアル、およびトランス−2−シス−6−ノナジエナールなどの「重い」アルデヒドが挙げられる。

0117

一部の実施形態では、上記アルデヒドの1種または複数種が処方に含まれ、一部の実施形態では、上記アルデヒドの全てが処方中に含まれる。

0118

一部の実施形態では、グリーンまたはフローラルのベースノートを付与する「重い」香気性材料の合計濃度は、組成物の全質量に対して、0.5質量%から5質量%の範囲内である。

0119

一部の実施形態では、処方は、1種または複数種の追加の香気性材料またはその他材料、例えば、ハーブ様枯草の匂いを付与する芳香油やその他の植物エキス芳香族エステル芳香族アルコール、および香気性材料を含む。

0120

例示的なそのような追加の成分を、以下の表1に列挙するが、この表は、本発明の一部の実施形態における例示的且つ非限定的な処方を提示する。

0121

本明細書に記述されるベース処方または濃縮物は、担体またはビヒクルと混合されたときに最終的な香り付け用処方を形成するために使用することができる。

0122

本発明の一部の実施形態の態様によれば、本明細書に記述される濃縮物を含む、香り付け用処方が提供される。

0123

一部の実施形態では、処方は、濃縮物が混合される(希釈される)液状ビヒクルを含む。

0124

一部の実施形態では、そのような担体は、アルコール、水、またはアルコール水溶液を含む。

0125

一部の実施形態では、担体は、エタノールなどのアルコールを10%から100%、または50%から100%含む。

0126

一部の実施形態では、担体は、エタノールなどのアルコールからなる。

0127

一部の実施形態では、最終処方は、処方の全質量に対して1質量%から50質量%の範囲内の濃度で、若しくは処方の全質量に対して5質量%から50質量%、5質量%から20質量%、5質量%から15質量%、または10質量%から20質量%の範囲内の濃度で、濃縮物を含む。

0128

一部の実施形態では、最終処方は固体処方であり、ビヒクルは固体マトリクスである。

0129

一部の実施形態では、濃縮物は固体マトリクスに封入されている。濃縮物の封入に適切な任意のマトリクスは、これらの実施形態において使用可能である。固体マトリクスは、例えば破裂による即放性メカニズム徐放性メカニズム、拡散、または分解によって、濃縮物を放出するように選択することができる。

0130

固体処方の最終形態は、例えば、カプセル、顆粒、ビーズ、ペレットなどである。

0131

例示的な固体処方は、例えば、米国特許出願公開第2009/0035488号および同第2005/0153135号に記載されており、これらの記載は、本明細書に完全に記載したかのように参照により組み込まれる。

0132

本明細書に記述される実施形態のいずれかの一部では、最終処方そのものを提供する。あるいは、最終処方を調製するおよび/または使用するためのキットを提供する。

0133

一部の実施形態では、キットは、本明細書に記述される液体最終処方を含む。

0134

一部の実施形態では、キットは、濃縮物と、この濃縮物を本明細書に記述される液状ビヒクルと混合するための取扱い説明書とを含む。

0135

一部の実施形態では、キットは、それぞれが個別に包装された濃縮物および液状ビヒクルと、適切な量で当該濃縮物およびビヒクルを混合して本明細書に記述される濃縮物の濃度を達成するための取扱い説明書とを含む。

0136

一部の実施形態では、キットは、本明細書に記述される固体処方と、固体処方をどのように分配させるかに関する取扱い説明書とを含む。あるいは、キットは、処方を分配するための手段を含む。

0137

一部の実施形態では、キットは、本明細書に記述される処方のいずれかを分配するための手段、例えば、以下にさらに詳述されるような、噴霧ボトルおよびその他の装置またはシステムをさらに含む。

0138

キットに関して本明細書に記述される実施形態のいずれかの一部では、キットは、各実施形態およびそれらの任意の組合せにおいて、本明細書に記述される方法により当該処方を基材に付着させることによって、本明細書に記述される処方を使用するための取扱い説明書をさらに含む。

0139

本発明の一部の実施形態の態様によれば、実施形態の少なくとも1つに記述される濃縮物、処方、およびキットのいずれかは、草の香りを基材に付与する方法において使用するためのものである。

0140

基材としては、例えば、装飾用の草を含めた人工草、または任意のその他の人工の緑色植物、および人工草関連製品、または天然の草木(例えば、天然の草、天然の地被植物など)などの天然の緑色植物、ならびに任意のその他の天然または人工の植物が挙げられる。

0141

任意の市販またはその他の方法で入手可能な人工草またはその他の基材が考えられる。人工草は、例えば、公共の遊び場、運動場、家庭の庭などのものである。

0142

一部の実施形態では、本明細書に記述される方法は、本明細書に記述される人工草などの基材の処理を目的とする。

0143

一部の実施形態では、実施形態のいずれかの処方およびそれらの任意の組合せを基材を周期的に接触させるか、基材に付着させることによって当該方法を実施する。

0144

「周期的に」とは、繰り返される時間間隔内で、基材と処方との繰り返し接触、または処方の基材への繰り返し付着を行うことを意味する。

0145

一部の実施形態では、接触は、3日以上の周期間隔内、例えば3日ごと、4日ごと、または5日ごとに実施する。

0146

本明細書に記述される処方と基材との接触には、液状または固体上の処方を基材上に付着させるまたは分配するためのいかなる技法も使用することが可能であり、これらに限定されるものではないが、例えば、処方の噴霧または分配、および/または基材の潅漑が挙げられる。

0147

下記に、本明細書に記述される処方を基材上に付着させる(または基材と処方とを接触させる)のに適切な、非限定的な技法の一部を列挙する。

0148

1つの例示的な実施形態では、接触または付着は、噴霧を用いて実施する。

0149

処方を基材上に噴霧するための装置の非限定的な例は、噴霧ノズルを備えた手持ち式容器(例えば、ボトル形のもの)であって、処方で満たされたものである。装置は、動作すると噴霧ノズルを通して処方を分配する手動トリガーまたは弁を備えることができる。装置は、上記の代替として、または上記に加えて、噴霧ノズルを圧力源(例えば、加圧水または加圧空気の供給原などの流体源であるが、これに限定されるものではない)に接続するための手段を含み、圧力源により加えられる圧力を用いて、容器から噴霧ノズルを介して処方が分配されるようにすることができる。

0150

そのような手持ち式装置は、本明細書に記述されるキットの一部を構成することができる。例えば、処方で満たされ、噴霧ノズルを備えた容器を、手動トリガーまたは圧力源への接続によって噴霧ノズルを操作するための取扱い説明書と共にキット内に包装することができる。

0151

あるいは、ポンプを用いて液体処方を噴霧ノズルに通すことによって噴霧することもできる。したがって、本明細書に記述される装置であって、そのようなポンプをさらに含むことも考えられる。ポンプによって加えられた圧力の結果として、1つまたは複数の噴霧ノズルを通して液体処方を分配するための手段を有するホイール付きの機械も、これらの実施形態においても使用可能である。

0152

液体処方の散布は、任意でポンプに接続されたプロペラを用いて行うこともできる。

0153

小領域および大領域に固体処方を分配するための装置やシステムも考えられる。例えば、この目的には、顆粒、ペレット、またはビーズを分配するための手段を有するホイール付きの機械が使用可能である。例えば芝生の処理に使用される、顆粒状化学物質を分配するための任意の装置、機械、またはシステムが考えられる。

0154

液体または固体処方を、比較的広い領域(例えば、少なくとも10平方メートル)に散布するために配置するシステムも考えられる。そのようなシステムは、制御部と、液体または固体散布システムと、制御部と散布システムとの間に通信確立する通信チャネルまたはネットワークとを含むことができる。制御部は、任意で、散布システムを動作させるよう構成された電子回路を含むことが好ましい。

0155

上記にて論じたように、本明細書に記述される処方によってもたらされた長期持続性の香り付け効果によって、基材への処方の付着は3日以上の周期間隔で行うことができる。したがって、本明細書に記述される方法、システム、および装置のいずれかを、これらの時間間隔に従って使用することができる。このように、例えば本明細書に記述される例示的なシステム内の制御部は、3日以上の周期間隔で散布システムを動作させることができる。システムは、ある所定の基準または複数の基準の組み合わせに基づいて、制御部の使用する時間間隔を変えるように構成されたデータプロセッサを含むこともできる。

0156

散布システムは、例えば、液体散布システムであり、これらに限定されるものではないが、芝生用スプリンクラーシステムセンターピボット潅漑システム点滴潅漑システム、およびミスト噴霧器システムなどが挙げられる。

0157

本願に基づく特許の存続期間中には、特定の領域全体にわたって液体および固体の処方を散布するための多くの関連技術が開発されると予測され、液体散布システムという用語の範囲には、そのような新しい技術の全てが演繹的に含まれるものとする。

0158

本願に基づく特許の存続期間中には、多くの関連ある人工草が開発されることも予測され、人工草という用語の範囲には、そのような新しい技術の全てが演繹的に含まれるものとする。

0159

本明細書で使用される「約」という用語は、±10%を意味する。

0160

「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(having)」、およびそれらの活用形は、「含むが、これらに限定されない」ことを意味する。

0161

「からなる」という用語は、「含み、これに限定される」ことを意味する。

0162

「実質的になる」という用語は、組成物、方法、または構造が、追加の成分、ステップ、および/または部分を含んでいてもよいが、当該追加の成分、ステップ、および/または部分が、特許請求の範囲に記載された組成物、方法、または構造の基本的および新規な特徴を物質的に変化させない場合に限られることを意味する。

0163

本明細書で使用される単数形である「a」、「an」、および「the」は、文脈が他に明示しない限り、複数の対象を含む。例えば、「化合物」または「少なくとも1種の化合物」という用語は、複数の化合物と、それらの混合物とを含んでもよい。

0164

本出願の全体を通して、本発明の様々な実施形態を範囲の形で提示することができる。範囲の形の記載は、単なる便宜上および簡潔さのためであり、本発明の範囲の変更不可能な限定と解釈すべきではないことを理解されたい。したがって、ある範囲の記述は、その範囲に含まれうる全ての部分範囲のみならず、範囲内の個々の数値をも具体的に開示するものと見なすべきである。例えば、1から6などの範囲の記述は、1から3、1から4、1から5、2から4、2から6、3から6などの部分範囲のみならず、その範囲内の個々の数値、例えば1、2、3、4、5、および6を具体的に開示するものと見なすべきである。これは、範囲の幅とは無関係に適用される。

0165

数値範囲が本明細書で示される場合は、示される範囲内の任意の引用された数値(分数または整数)が常に含まれるものとする。第1指示数と第2指示数との「間の範囲」、さらには、第1指示数「から」第2指示数「の範囲」という文言は、本明細書では同義に使用され、第1および第2の指示数と、それらの間の全ての分数および整数を含むものとする。

0166

本明細書で使用される「方法」という用語は、所与仕事を実現するための手法、手段、技法、および手順を意味し、化学薬理学生物学、生化学、および医学の分野の当業者に公知の手法、手段、技法、および手順、または当該当業者が公知の手法、手段、技法、および手順から容易に開発可能な手法、手段、技法、および手順を含むが、これらに限定されるものではない。

0167

「アルキル基」という用語は、直鎖状および分岐鎖状の基を含む飽和脂肪族炭化水素である。好ましくは、アルキル基は1から20の炭素原子を有する。本明細書に数値範囲、例えば「1〜20」と記述されるときには、基(ここではアルキル基)は、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子など、最大で20個の炭素原子を含有してもよいことを示している。より好ましくは、アルキル基は、炭素原子数1から10の中サイズのアルキル基である。特に好ましくは、他の記載がない限り、アルキル基は、炭素原子数1から4低級アルキル基(C(1〜4)アルキル)である。

0168

本明細書で使用されるアルケンおよびアルキンは、本明細書で定義されるアルキルであって、それぞれ1つまたは複数の二重結合または三重結合を含有するものである。

0169

本明細書で使用される「アシル基」という用語は、−C(=O)−R’基(式中、R’は、本明細書で定義されるように、水素、アルキル基、アルケニル基、またはアルキニル基とすることができる)である。

0170

本発明の特徴であって、明確にするために個別の実施形態のとして記載したものは、組み合わせて1つの実施形態としても提供可能であることを理解されたい。逆に、簡潔にするために1つの実施形態として記載した本発明の様々な特徴を、個別に、または任意の適切な部分組合せで、または本発明で記載した他の実施形態との適切な組み合わせとして提供することもできる。様々な実施形態に関連して記載された特徴は、その特徴なしでは実施形態が動作不能でない限り、それらの実施形態の必須要件とは見なさない。

0171

上記で詳細に説明し、下記の請求の範囲内で請求する発明の様々な実施形態および態様について、以下の実施例で実験的裏付けを示す。

0172

実施例
次に、以下の実施例に参照するが、これらは上記説明と共に本発明の実施形態の一部を詳細に示すものであるが、本発明を限定するものではない。

0173

材料および方法
全ての原料を販売業者、例えば、Agan Aroma & Fine Chemicals社、Givaudan社、Firmenich社、Negev Aroma社などから購入した。

0174

ベース処方は、全ての原料を室温で混合することによって調製した。

0175

最終処方は、ベース処方をアルコール担体(例えば、エタノール、またはエタノールと水との混合物)で、少なくとも1:1の比率、好ましくは1:5から1:10の比率に希釈することによって調製した。

0176

例示的な最終処方は、10質量%〜20質量%のベース処方、および80%から90%のエタノールをそれぞれ含有していた。

0177

例示的なベース処方
例示的なベース処方は、表1に列挙する原料を室温で混合することによって調製した。

0178

0179

例示的なベース処方IおよびIIは、例示であり、非限定な、代表ではないベース処方として本明細書で提供する。処方IIでは、草の香りを付与する原料の一部、例えばシス−3−ヘキセノールおよびトランス−2−ヘキセノールの濃度は、処方Iに比べて増加させた。

0180

上記表1に列挙された原料を、規定の濃度範囲内で含有する例示的なベース処方を、10%の処方を構成するようにエタノールで希釈し、後者を30cm×50cmの面積の人工草に付着させた。

0181

草の香りは、希釈処方を付着させてから80時間の経過後、さらには90時間の経過後、および120時間の経過後にも認識可能であり、人工草への付着における、長期持続性の香り付け効果の成功を示す。

0182

本発明について、その特定の実施形態と併せて記述してきたが、当業者には多くの代替、修飾、および変法が明らかであることは明確である。したがって、添付の特許請求の範囲の精神およびその広い範囲に含まれる、上述のような全ての代替、修飾、および変法は、本発明に包括されることを意図する。

実施例

0183

本明細書で述べた全ての刊行物、特許、および特許出願は、当該刊行物、特許、または特許出願について具体的かつ個別に記載した場合と同様に、参照によりそれらが完全に本明細書に組み込まれるものとする。さらに、本願におけるいかなる参考文献の引用または記載も、そのような参考文献が本願に対する従来技術として存在することの自認と解釈すべきではない。セクションの見出しの使用についても、それらを必ずしも限定として解釈すべきではない。

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