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課題・解決手段

本開示は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩に関する。[式中、m、p、A、Ar1、Ar2、Ar3、R1、R2、およびR3は、本明細書に定義される]。式(I)の化合物は、CGRPアンタゴニストとして使用することができ、処置のために使用することができる。

概要

背景

片頭痛は、通常、悪心ならびに光および音に対する敏感性と共に、しばしば重度である拍動性頭痛再発性発作を特徴とする消耗性の状態である。片頭痛は、しばしば、前兆と呼ばれる限局性神経症状の後に起きる。片頭痛を処置するためのケアの現在の標準は、トリプタンクラスの薬物の使用である。しかしながら、患者のおよそ30%は、トリプタンから救済を見出していない。さらに、トリプタンは、心血管疾患(例えば、糖尿病肥満、および高コレステロール血症)のリスクが高い片頭痛患者には禁忌である。したがって、依然として、片頭痛の処置のための新たな治療パラダイムの必要性がある。

カルシトニン遺伝子関連ペプチドCGRP)は、カルシトニン遺伝子選択的スプライシングから生じる、37アミノ酸ペプチドである。CGRPは多くの生理学的状態および病態生理学的状態関与している。トランケート型ペプチド(例えば、CGRP(8〜37)またはCGRP(27〜37))がCGRP受容体アンタゴニストとして作用し得ることが発見された。これらのペプチドは研究ツールとして有用であったが、かかるペプチドは臨床試験においては探求されなかった。非ペプチド性分子焦点を当てる創薬の取り組みによって、オルセゲパントおよびテルカゲパントなど、臨床開発に進むいくつかの化合物が生成された。片頭痛を処置することにおける明らかな有効性にも関わらず、これらのプログラムは主に肝毒性の懸念によりすべて中止された。より最近では、片頭痛に向かうCGRP経路を標的とする薬物開発の取り組みは、CGRPまたはその受容体に対するモノクローナル抗体に再び焦点を当てている。

CGRP受容体は、RAMP1(受容体活性調節ペプチド1)と複合体になった7回膜貫通型CLR(カルシトニン様受容体)である。CGRPは、CGRP受容体の他に、より高濃度アドレノメデュリン(AM)受容体AM1およびAM2(それぞれCLR+RAMP2およびCLR+RAMP3)も活性化させる。AM受容体は、生殖心血管および腎機能;炎症および他の状態に対して影響を与えると考えられる。AM受容体での活性が低下した選択的なCGRP−Rアンタゴニストは、AMシグナル伝達破壊することによる有害事象のリスクを低下させるであろう。

概要

本開示は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩に関する。[式中、m、p、A、Ar1、Ar2、Ar3、R1、R2、およびR3は、本明細書に定義される]。式(I)の化合物は、CGRPアンタゴニストとして使用することができ、処置のために使用することができる。なし

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請求項1

式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩:[式中、mは、0、1、2、3、4、または5であり;pは、0、1、2、または3であり;Aは、炭素−炭素単結合または二重結合であり;Ar1は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基任意選択置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲンニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORa、またはN(RaRa')であり、ここで、各Raは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Ra'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;Ar2は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アミノアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORb、N(RbRb')、C(O)−N(RbRb')、またはNH−C(O)−N(RbRb')であり、ここで、各Rbは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rb'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;Ar3は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORc、またはN(RcRc')であり、ここで、各Rcは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rc'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;各R1は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アミノアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORd、またはC(O)−N(RdRd')であり、ここで、各Rdは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rd'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;R2は、−(CH2)n−Rであり、ここで、nは0、1、2、または3であり、Rは、置換または非置換グアニジノアミノアシル、C1〜C4アルキルアミノアシル、ORe、N(ReRe')、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(ReRe')、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−N(ReRe')、またはC1〜C4アルキルもしくはN(ReRe')で任意選択で置換された5員のヘテロシクロアルキルであり、ここで、各Reは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Re'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;各R3は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはORfであり、ここで、各Rfは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;ただし、nが0である場合、Rは、アミノまたはグアニジノでなく、Ar1C(O)に結合したアミノ酸残基がL−Valである場合、Ar1は、非置換フェニルでない]。

請求項2

Ar1が、フェニルピリジニルオキサゾリルチアゾリルイミダゾリルピリミジニルピロリル、またはトリアゾリルであり、そのそれぞれが、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基が、独立に、F、Cl、NO2、CH3、CH2OH、またはNH2である、請求項1に記載の化合物。

請求項3

Ar2がフェニルまたはピリジニルであり、そのそれぞれが1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基が、独立に、CH2NH2、C(O)NH2、OH、CN、CH2OH、NH2、またはNH−C(O)−NH2である、請求項1に記載の化合物。

請求項4

Ar3がピリジニルである、請求項1に記載の化合物。

請求項5

mが1である、請求項1に記載の化合物。

請求項6

R1がOH、C(O)NH2、またはCH2NH2である、請求項5に記載の化合物。

請求項7

nが0、1、または2である、請求項1に記載の化合物。

請求項8

Rが、N(ReRe')、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(ReRe')、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−N(ReRe')、NH2で任意選択で置換されたトリアゾリル、またはCNもしくはCH3で任意選択で置換されたグアニジノであり、各Reが、独立に、HまたはC1〜C3アルキルであり、各Re'が、独立に、HまたはC1〜C3アルキルである、請求項1に記載の化合物。

請求項9

Rが、NH2、N(CH3)2、N(CH2CH3)2、NH(CH(CH3)2)、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(CH3)2、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−NH2、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−NH(CH(CH3)2)、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール−5−イル、またはCNもしくはCH3で任意選択で置換されたグアニジノである、請求項1に記載の化合物。

請求項10

pが0である、請求項1に記載の化合物。

請求項11

オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2である、請求項1に記載の化合物。

請求項12

ピコリノイル−D−Val−Tyr−c(Cys−Dab(Et2)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル−D−Val−Tyr−c(Cys−Dab(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(Et2)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn−Asp−Val−Gly−Pro−Phe(4−CH2OH)−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(3,5−F2)−D−Val−Tyr−c(Cys−Arg−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−3Pal−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−3Pal−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−3Pal−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(3−CH2NH2)−Cys)−3Pal−NH2;1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボニル(3−Me)−D−Val−Tyr−c(Cys−Arg−Asp−Val−Gly−Pro−Phe(2−CH2NH2)−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−4Aph−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−4Uph−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe(4−CH2OH)−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(3,5−F2)−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(4−CH2OH)−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Pro−Phe(4−CH2OH)−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(3−Cbm)−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Phe(2−Cbm)−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(2−Cbm)−Cys)−3Pal−NH2;オキサゾール−2−カルボニル−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(3−Cbm)−Cys)−3Pal−NH2;ピコリノイル(5−F)−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(3−Cbm)−Cys)−3Pal−NH2;またはピコリノイル−D−Val−Tyr−c(Cys−Orn(iPr)−Asp−Val−Gly−Dhp−Phe(4−CH2OH)−Cys)−3Pal−NH2である、請求項1に記載の化合物。

請求項13

請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物

請求項14

水溶液を含む、請求項13に記載の医薬組成物。

請求項15

塩化ナトリウム水溶液を含む、請求項14に記載の医薬組成物。

請求項16

水溶液が、約0.9wt%の塩化ナトリウムを含む、請求項15に記載の医薬組成物。

請求項17

請求項13に記載の医薬組成物の有効量を、それを必要とする患者投与することを含む、片頭痛処置する方法。

請求項18

片頭痛の処置のためのまたは片頭痛の処置に使用するための、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物。

請求項19

片頭痛の処置のための医薬品の製造における、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物の使用。

技術分野

0001

本開示は、CGRPアンタゴニストペプチド、また関係する組成物および方法に関する。

背景技術

0002

片頭痛は、通常、悪心ならびに光および音に対する敏感性と共に、しばしば重度である拍動性頭痛再発性発作を特徴とする消耗性の状態である。片頭痛は、しばしば、前兆と呼ばれる限局性神経症状の後に起きる。片頭痛を処置するためのケアの現在の標準は、トリプタンクラスの薬物の使用である。しかしながら、患者のおよそ30%は、トリプタンから救済を見出していない。さらに、トリプタンは、心血管疾患(例えば、糖尿病肥満、および高コレステロール血症)のリスクが高い片頭痛患者には禁忌である。したがって、依然として、片頭痛の処置のための新たな治療パラダイムの必要性がある。

0003

カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は、カルシトニン遺伝子選択的スプライシングから生じる、37アミノ酸ペプチドである。CGRPは多くの生理学的状態および病態生理学的状態関与している。トランケート型ペプチド(例えば、CGRP(8〜37)またはCGRP(27〜37))がCGRP受容体アンタゴニストとして作用し得ることが発見された。これらのペプチドは研究ツールとして有用であったが、かかるペプチドは臨床試験においては探求されなかった。非ペプチド性分子焦点を当てる創薬の取り組みによって、オルセゲパントおよびテルカゲパントなど、臨床開発に進むいくつかの化合物が生成された。片頭痛を処置することにおける明らかな有効性にも関わらず、これらのプログラムは主に肝毒性の懸念によりすべて中止された。より最近では、片頭痛に向かうCGRP経路を標的とする薬物開発の取り組みは、CGRPまたはその受容体に対するモノクローナル抗体に再び焦点を当てている。

0004

CGRP受容体は、RAMP1(受容体活性調節ペプチド1)と複合体になった7回膜貫通型CLR(カルシトニン様受容体)である。CGRPは、CGRP受容体の他に、より高濃度アドレノメデュリン(AM)受容体AM1およびAM2(それぞれCLR+RAMP2およびCLR+RAMP3)も活性化させる。AM受容体は、生殖心血管および腎機能;炎症および他の状態に対して影響を与えると考えられる。AM受容体での活性が低下した選択的なCGRP−Rアンタゴニストは、AMシグナル伝達破壊することによる有害事象のリスクを低下させるであろう。

0005

一態様では、この開示は、式(I)の化合物またはその塩を特徴とする。

0006

[式中、mは、0、1、2、3、4、または5であり;pは、0、1、2、または3であり;Aは、炭素−炭素単結合または二重結合であり;Ar1は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基任意選択置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲンニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORa、またはN(RaRa')であり、ここで、各Raは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Ra'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;Ar2は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アミノアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORb、N(RbRb')、C(O)−N(RbRb')、またはNH−C(O)−N(RbRb')であり、ここで、各Rbは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rb'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;Ar3は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORc、またはN(RcRc')であり、ここで、各Rcは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rc'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;各R1は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アミノアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORd、またはC(O)−N(RdRd')であり、ここで、各Rdは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rd'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;R2は、−(CH2)n−Rであり、ここで、nは、0、1、2、または3であり、Rは、置換または非置換グアニジノアミノアシル、C1〜C4アルキルアミノアシル、ORe、N(ReRe')、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(ReRe')、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−N(ReRe')、またはC1〜C4アルキルもしくはN(ReRe')で任意選択で置換された5員のヘテロシクロアルキルであり、ここで、各Reは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Re'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;各R3は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはORfであり、ここで、各Rfは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;ただし、nが0である場合、Rは、アミノまたはグアニジノでなく、Ar1C(O)に結合したアミノ酸残基がL−Valである場合、Ar1は、非置換フェニルでない]。

0007

他の態様では、本開示は、本明細書に記載した式(I)の化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を特徴とする。

0008

さらなる他の態様では、本開示は、本明細書に記載した医薬組成物の有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、片頭痛を処置する方法を特徴とする。

0009

他の特徴、目的、および利点は、本説明および特許請求の範囲から明らかである。

0010

本開示は、全体的に、CGRPアンタゴニストペプチドおよび片頭痛を処置するためのそれらの使用に関する。特に、本開示は、いくつかのペプチドが、CGRP受容体に対して改良された効力を示し、片頭痛を処置するために有効に用いることができるCGRPアンタゴニストであるという予期しない発見に基づいている。いくつかの実施形態では、CGRPアンタゴニストペプチドは、AM2受容体と比して、CGRP受容体に対してより選択的である。いくつかの実施形態では、CGRPアンタゴニストペプチドは、溶解性が改良されている。いくつかの実施形態では、CGRPアンタゴニストペプチドは、バイオアベイラビリティが改良されている。

0011

いくつかの実施形態では、本明細書に記載したCGRPアンタゴニストペプチドは、式(I)のものまたは薬学的に許容されるその塩である。

0012

0013

式(I)中、mは、0、1、2、3、4、または5であり;pは、0、1、2、または3であり;Aは、炭素−炭素単結合または二重結合であり;Ar1は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン(例えば、F、Cl、Br、もしくはI)、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル(例えば、CH2OH)、ORa、またはN(RaRa')であり、ここで、各Raは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Ra'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;Ar2は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アミノアルキル(例えば、CH2NH2)、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORb、N(RbRb')、C(O)−N(RbRb')、またはNH−C(O)−N(RbRb')であり、ここで、各Rbは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rb'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;Ar3は、アリールまたは5員もしくは6員のヘテロアリールであり、そのそれぞれは、1つまたは複数の置換基で任意選択で置換されており、各置換基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORc、またはN(RcRc')であり、ここで、各Rcは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rc'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;各R1は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アミノアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ORd、またはC(O)−N(RdRd')であり、ここで、各Rdは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Rd'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;R2は、−(CH2)n−Rであり、ここで、nは、0、1、2、または3であり、Rは、置換または非置換グアニジノ、アミノアシル(すなわち、C(O)NH2)、C1〜C4アルキルアミノアシル(例えば、C(O)NHCH3)、ORe、N(ReRe')、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(ReRe')、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−N(ReRe')、またはC1〜C4アルキルもしくはN(ReRe')で任意選択で置換された5員のヘテロシクロアルキルであり、ここで、各Reは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり、各Re'は、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;各R3は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはORfであり、ここで、各Rfは、独立に、HまたはC1〜C4アルキルであり;ただし、nが0である場合、Rは、アミノまたはグアニジノでなく、Ar1C(O)に結合したアミノ酸残基がL−Valである場合、Ar1は、非置換フェニルでない。

0014

用語「アルキル」とは、飽和の、直鎖状もしくは分枝状の炭化水素部分、例えば、−CH3または−CH(CH3)2などを意味する。用語「シクロアルキル」とは、飽和の、環式炭化水素部分、例えば、シクロヘキシルを意味する。用語「ヘテロシクロアルキル」とは、少なくとも1個の環ヘテロ原子(例えば、N、O、またはS)を有する飽和の、環式部分、例えば、4−テトラヒドロピラニルを意味する。用語「アリール」とは、1つまたは複数の芳香族環を有する炭化水素部分を意味する。アリール部分の例には、フェニル(Ph)、フェニレンナフチルナフチレンピレニルアントリル、およびフェナントリルが含まれる。用語「ヘテロアリール」とは、少なくとも1個のヘテロ原子(例えば、N、O、もしくはS)を含む1つまたは複数の芳香族環を有する部分を意味する。ヘテロアリール部分の例には、フリルフリレンフルオレニルピロリル、チエニルオキサゾリルイミダゾリルチアゾリルピリジニルピリミジニルキナゾリニルキノリルイソキノリルおよびインドリルが含まれる。

0015

いくつかの実施形態では、Ar1C(O)に結合したアミノ酸残基は、D−Valとなり得る。

0016

いくつかの実施形態では、Ar1は、フェニル、ピリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピリミジニル、ピロリル、またはトリアゾリルとなり得、そのそれぞれは、F、Cl、NO2、CH3、CH2OH、またはNH2などの1つまたは複数の置換基で任意選択で置換される。

0017

いくつかの実施形態では、Ar2は、フェニルでもピリジニルでもよく、そのそれぞれは、CH2NH2、C(O)NH2、OH、CN、CH2OH、NH2、またはNH−C(O)−NH2などの1つまたは複数の置換基で任意選択で置換される。

0018

いくつかの実施形態では、Ar3は、ピリジニルとなり得る。

0019

いくつかの実施形態では、R1は、OH、C(O)NH2、またはCH2NH2となり得る。かかる実施形態では、式(I)中のmは、1となり得る。

0020

いくつかの実施形態では、式(I)中のR2におけるnは、0、1、または2となり得る。

0021

いくつかの実施形態では、Rは、N(ReRe')、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(ReRe')、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−N(ReRe')、NH2で任意選択で置換されたトリアゾリル、またはCNもしくはCH3で任意選択で置換されたグアニジノとなり得、各Reは、独立に、HまたはC1〜C3アルキルであり、各Re'は、独立に、HまたはC1〜C3アルキルである。例えば、Rは、NH2、N(CH3)2、N(CH2CH3)2、NH(CH(CH3)2)、NH−C(O)−CH(NH2)−(CH2)4−N(CH3)2、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−NH2、NH−C(O)−CH2−(OCH2CH2)2−NH(CH(CH3)2)、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール−5−イル、またはCNもしくはCH3で任意選択で置換されたグアニジノとなり得る。

0022

いくつかの実施形態では、式(I)中のpは、0である。

0023

式(I)の例示的化合物(すなわち、化合物1〜70)には、以下の表1に列挙したものが含まれる。

0024

0025

別段の指定がない限り、表1中のアミノ酸コードは、そのL−異性体を意味する。例えば、OrnはL−オルニチンを意味し、3Palは3−(3−ピリジル)−L−アラニンを意味し、Dhpは3,4−デヒドロ−L−プロリンを意味し、Phe(2−Cbm)は3−(2−カルバモイル)フェニル−L−アラニンを意味する。

0026

例示的化合物1〜70は、mは1であり、pは0であり、Ar3は3−ピリジニルであり、A、Ar1、Ar2、R1、n、およびRは以下の表2に示すものである、式(I)のものである。

0027

0028

式(I)の化合物は、当技術分野で公知の方法または本明細書に記載した方法により作製することができる。以下の実施例1〜5では、化合物1〜70が実際どのようにして調製されたかの詳細な説明を示す。

0029

本開示はまた、有効成分として、治療有効量の本明細書に記載したCGRPアンタゴニストペプチド(すなわち、式(I)の化合物)または薬学的に許容されるその塩の少なくとも1種(例えば、2種以上)を、少なくとも1種の薬学的に許容される担体(例えば、アジュバントまたは賦形剤)とともに含有する医薬組成物を特徴とする。薬学的に許容される塩の例には、酸付加塩、例えば、ハロゲン化水素酸塩酸または臭化水素酸など)、鉱酸硫酸リン酸および硝酸など)、および脂肪族、脂環式芳香族もしくは複素環式スルホン酸またはカルボン酸ギ酸酢酸プロピオン酸コハク酸グリコール酸乳酸リンゴ酸酒石酸クエン酸安息香酸アスコルビン酸マレイン酸ヒドロキシマレイン酸、ピルビン酸p−ヒドロキシ安息香酸エンボン酸、メタンスルホン酸エタンスルホン酸ヒドロキシエタンスルホン酸、ハロベンゼンスルホン酸、トリフルオロ酢酸トリフルオロメタンスルホン酸トルエンスルホン酸、およびナフタレンスルホン酸など)との反応により形成された塩が含まれる。

0030

医薬組成物中の担体は、組成物の有効成分と相溶性があり(好ましくは、有効成分を安定化することが可能であり)、処置しようとする対象に有害でないという意味において「許容され」なければならない。1種または複数の安定化剤を、活性CGRPアンタゴニストペプチドの送達のための医薬用担体として活用することができる。他の担体の例には、コロイド状酸化ケイ素ステアリン酸マグネシウムセルロースラウリル硫酸ナトリウム、およびD&C黄色#10が含まれる。

0031

本明細書に記載した医薬組成物は、崩壊剤結合剤滑沢剤矯味剤保存剤着色料および任意のその混合物から選択される少なくとも1種のさらなる添加物を任意選択で含むことができる。かかる添加物および他の添加物の例は、「Handbook of Pharmaceutical Excipients」;A.H.Kibbe編、第3版、American Pharmaceutical Association、USA and Pharmaceutical Press UK、2000年において見出すことができる。

0032

本明細書に記載した医薬組成物は、非経口、経口、局所経鼻直腸口腔、もしくは下の投与に適合することができ、または気道経由の、例えば、エアロゾルもしくは流動微粉〔air-suspended fine powder〕の形態の投与に適合させることができる。本明細書で使用される場合、用語「非経口」とは、皮下、皮内、静脈内、筋肉内、関節内、動脈内、滑膜内、胸骨内〔intrasternal〕、くも膜下腔内病巣内腹腔内、眼内、耳内、または頭蓋内の注射を、任意の適当な注入技法とともに、意味する。いくつかの実施形態では、本組成物は、錠剤カプセル剤散剤微小粒子顆粒剤シロップ剤、懸濁液剤溶液剤、点鼻剤経皮パッチ剤または坐剤の形態となり得る。

0033

いくつかの実施形態では、本明細書に記載した医薬組成物は、水溶液に溶解させた本明細書に記載したCGRPアンタゴニストペプチドを含有することができる。例えば、本組成物は、賦形剤として働くための(例えば、0.9wt%の塩化ナトリウムを含有する)塩化ナトリウム水溶液を含むことができる。

0034

さらに、本開示は、片頭痛を処置するためにまたはそのような処置用医薬品を製造するために、上記で概説した通りのCGRPアンタゴニストペプチドを使用する方法を特徴とする。本方法は、本明細書に記載した医薬組成物の有効量を、それを必要とする患者に投与するステップを含むことができる。「有効量」とは、処置される対象に治療効果を与えるために必要とされる医薬組成物の量を意味する。有効用量は、当業者によって認識される通り、処置される疾患、投与経路添加剤の使用、および他の治療上の処置との同時使用の可能性に応じて変わる。

0035

本明細書で使用される場合、用語「処置」〔treatment〕、「処置する」〔treat〕および「処置する」〔treating〕とは、本明細書に記載されているように、片頭痛または1種もしくは複数のその症状を回復させる、緩和する、それらの発生を遅らせる、またはそれら進行を妨げることを意味する。いくつかの実施形態では、処置は、1種または複数の症状が発症した後に施してもよい。他の実施形態では、処置は、症状の非存在下で投与することができる。例えば、処置は、症状の発生前に(例えば、症状の病歴に照らしておよび/または遺伝的因子もしくは他の感受性因子に照らして)感受性がある個体に投与することができる。処置はまた、例えば、これらの再発を防止するまたは遅延させるために、症状が解消した後に継続することもできる。

0036

本明細書に記載したCGRPアンタゴニストペプチドの典型的な投与量は、広い範囲内で変わることもあり、各患者の個別のニーズおよび投与経路などの様々な因子に依存する。(例えば、皮下投与用の)例示的な1日投与量は、少なくとも約0.5mg(例えば、少なくとも約1mg、少なくとも約5mg、少なくとも約10mg、または少なくとも約15mg)および/または最大でも約100mg(例えば、最大でも約75mg、最大でも約50mg、最大でも約20mg、または最大でも約15mg)のCGRPアンタゴニストペプチドとなり得る。当業者または医師は、目前にある状態に対応するために、この投与量の範囲および実用的な実施に関連する変形形態を考慮することができる。

0037

いくつかの実施形態では、本明細書に記載した医薬組成物は、1日1回投与することができる。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、1日1回より多く(例えば、1日2回、1日3回、または1日4回)投与することができる。

0038

本明細書で引用されたすべての刊行物(例えば、特許、出願公開、および論文)の内容は、その全体を参照により本明細書に組み込まれる。

0039

以下の実施例は、例示的なものであり、限定することを目的としない。

0040

一般的な合成方法
1.アミノ酸誘導体
アミノ酸誘導体を、Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OHを除いて、民間の提供業者(Aapptec社、Chem Impex International社、EMD Millipore社、PPL社、PepTech社およびPeptides International社など)から購入した。Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OHは次の通り調製した。

0041

Fmoc−Orn(Boc)−OH50.0g(105.8mmol)を、ジクロロメタン(DCM)100mLに溶解した。続いて、トリフルオロ酢酸(TFA)100mLを加えた。反応混合物を1時間磁力的に撹拌し、溶媒蒸発させた。過剰なTFAを除去するために、残留物をDCMで再構成し、数回蒸発させた。油性の残留物をMeOH400mLおよびアセトン100mLに溶解し、その後、酢酸30mLに溶解した。反応混合物を激しく撹拌し、Fmoc−Orn−OHが消費されるまで(約2時間、分析用HPLCによりモニターした)、固体のNaBH(OAc)3120.0g(0.57mol、5.4eq)を10gずつ加えた。次いで、溶媒を蒸発させ、得られた固形残留物を精製せずに次のステップに用いた。

0042

前のステップで得られた残留物を水100mLに溶解し、固体Na2CO3で溶液のpHを約9.5に調整した。続いて、t−BuOH100mLを、磁力的に撹拌した反応混合物に加えた。t−BuOH100mL中のBoc2O(60.0g、275mmol、2.6eq)を10時間にわたって少量ずつ加えた。飽和Na2CO3(aq)を加えて、反応混合物のpHを約9.5で維持した。Boc2Oの最後の部分を加えた後、反応混合物をさらに9時間撹拌した。反応混合物を水1Lで希釈し、ヘキサン2×200mLで抽出した。2M HClで水相酸性とし、生成物ジエチルエーテル(3×300mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を2M HCl(3×200mL)および水で十分に洗浄し、続いて、無水MgSO4で乾燥した。乾燥剤をろ過し、溶媒を蒸発させた。得られた固形残留物を、石油エーテルで処理し、デカントし、真空中で乾燥した。結晶性生成物をt−BuOH200mLに溶解し、凍結乾燥した。凍結乾燥した誘導体41.8g(84mmol、収率79.5%)を得た。

0043

2.ペプチド合成
樹脂は、民間の供給業者(例えば、PCAS BioMatrix Inc.およびEMD Millipore社)から購入した。N−末端アシル基を導入するためのカルボン酸は、AstaTech社、ChemBridge Corp.Frontier Scientific社、J&W Pharmalab社、Oakwood Products社およびTCIAmerica社から取得した。すべての追加の試薬化学薬品および溶媒は、Sigma−Aldrich社およびVWR社から購入した。

0044

本明細書に記載した化合物を、Fmoc法を利用する固相ペプチド化学において標準的な方法により合成した。ペプチドを、Tributeペプチドシンセサイザー(Protein Technologies Inc.、Tucson、Arizona)またはApplied Biosystems 433Aペプチドシンセサイザーを用いて手動でもしくは自動的に、または手動のおよび自動の合成の組み合わせにより構築した。

0045

分取HPLCは、PrepPackカートリッジDelta−Pack C18、300Å、15μm、47×300mmを用いたWaters Prep LC系で流速100mL/分で、および/またはPhenomenex Luna C18カラム、100Å、5μm、30×100mmで流速40mL/分で行った。分析用逆相HPLCは、Agilent Technologies 1200rrシリーズ液体クロマトグラフで、Agilent Zorbax C18カラム、1.8μm、4.6×110mmを用いて、流速1.5mL/分で行った。最終化合物分析は、Agilent Technologies 1200シリーズクロマトグラフで、Phenomenex Gemini 110Å C18カラム、3μm、2×150mm、流速0.3mL/分での逆相HPLCにより行った。質量スペクトルは、MAT Finnigan LCQエレクトロスプレー質量分析計で記録した。別段の記載がない限り、すべての反応は室温で行った。次の参考文献は、一般的な実験装置について、必要とされる出発原料および試薬の利用可能性についてとともに、さらなる指針を与える。Kates、S.A.、Albericio,F.編、Solid Phase Synthesis:A Practical Guide、Marcel Dekker、New York、Basel、2000年;Greene,T.W.、Wuts,P.G.M.、Protective Groups in Organic Synthesis、John Wiley Sons Inc.、第2版、1991年;Stewart,J.M.、Young,J.D.、Solid Phase Synthesis、Pierce Chemical Company、1984年;Biselloら、J.Biol.Chem.1998年、273巻、22498〜22505頁;Merrifield、J.Am.Chem.Soc.1963年、85巻、2149〜2154頁;およびChang and White P.D.、「Fmoc Solid Phase Peptide Synthesis:a Practical Approach」、Oxford University Press、Oxford、2000年。

0046

次の保護基を利用して、所与アミノ酸側鎖官能基を保護した。Argの場合、Pbf(2,2,4,6,7−ペンタメチルジヒドロベンゾフラン−5−スルホニル);TyrおよびAspの場合、tBu(t−ブチル);Dab、Orn、Orn(iPr)およびLysの場合、Boc(t−ブトキシカルボニル);およびCysの場合、Trt(トリチル)。

0047

DMF中のDIC/HOBtを用いてカップリングされたシステイン誘導体を除いて、TributeシンセサイザーにおけるFmoc保護アミノ酸のカップリングはDMF中のHBTU/NMMを介して行った。合成中、5倍の過量の活性化Fmoc保護アミノ酸による30〜60分の単回サイクルを用いた。Fmoc保護基の除去を、UVによりモニターした。DMF中の20%ピペリジンによるペプチド樹脂の複数回の(必要に応じて10回まで)2分間の洗浄を行った。

0048

Applied Biosystems社によって指定された周期プロトコールを、433Aシンセサイザーにおいて用いた。カップリングを、DMF/NMP中のHATU/DIPEAまたはDIC/HOBtを介して行った。4倍の過量の活性化Fmoc保護アミノ酸による35〜50分の単回のカップリングを使用した。Fmoc保護基の除去を、UVによりモニターし、20%ピペリジン/NMPによる単回の20分間の洗浄により達成した。

0049

手動モードではすべてのアミノ酸に対してDMF中でのDIC/HOBtを介したカップリングを使った。合成中、3倍までの過量の活性化Fmoc保護アミノ酸を用いる少なくとも2時間の単回サイクルを用いた。カップリングの完全性を、ニンヒドリンカイザー試験で評価した。Fmoc保護基の除去を、DMF中の20%ピペリジンによるペプチド樹脂の単回の30分間の洗浄で達成した。

0050

ペプチド合成の完了後、ペプチド樹脂をDCMで洗浄し、真空中で乾燥した。樹脂を、H2O(10%まで)およびジイソプロピルシラン(TIS;4%まで)の可変量を含有するTFAで2時間処理して、樹脂からペプチドを切断すると同時に側鎖保護基を除去した。ペプチドをろ過し、ジエチルエーテルで沈殿させ、デカントした。ジスルフィド架橋したペプチドを得るために、沈殿物ニートTFAまたはAcOHに溶解し、続いて、その溶液を水中の10%アセトニトリル中に注いだ。場合によっては、アセトニトリルの追加の量を加えて、基質可溶化した。直鎖ペプチドを、MeOHまたはAcOH中の0.1M I2で酸化した。酸化剤溶液は黄色が持続するまで滴下した。過量のヨウ素はアスコルビン酸で還元した。次いで、濃アンモニアでpHを約4に調整した。得られた溶液をHPLCプレップカラムに直接添加し、以下の表3に示す構成成分Bの勾配溶出させた。

0051

粗ペプチドを表3に示す緩衝液Tで精製した。逆相分析用HPLCにより決定された純度が90%を超える画分を、プールし、カラムに再び添加し、緩衝液Tで溶出させて、トリフルオロ酢酸塩を生成した。場合によっては、表3に示す緩衝液Cによる追加の精製を行った。塩酸塩を得るために、緩衝液TまたはCを流して得られた画分をカラムに再び添加し、カラムを1mM HCl中の0.1M塩化ナトリウム3〜5体積で洗浄した。最終生成物を表3に示す緩衝液Hで溶出させた。画分をプールし、凍結乾燥した。このようにして調製した化合物は概して、純度が少なくとも約90%になることが判明した。

0052

0053

本明細書に記載した式(I)のいくつかの例示的化合物の合成を以下に示す。

0054

[実施例1]化合物30の合成
Fmoc−RinkアミドMBHA樹脂(EMD Millipore社、カタログ番号855003、0.65mmol/g)3.0g(1.95mmol)から開始し、ペプチドを手動で構築した。DMF中のDIC/HOBtを介したカップリングを使った。合成中、3倍まで過量の活性化Fmoc保護アミノ酸による少なくとも2時間の単回サイクルを用いた。カップリングの完全性を、ニンヒドリン試験で評価した。Fmoc保護基の除去を、DMF中の20%ピペリジンによるペプチド樹脂の単回の30分間の洗浄で達成した。次のアミノ酸誘導体を、樹脂に結合されたペプチドを構築するために用いた。Fmoc−3Pal−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Phe−OH、Fmoc−Pro−OH、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Val−OH、Fmoc−Asp(tBu)−OH、Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Phe(2−Cbm)−OHおよびFmoc−D−Val−OH。1〜11のペプチド断片を構築した後、樹脂を、オキサゾール−2−カルボン酸/DIC/HOBt(4当量)でキャップし、DCMで十分に洗浄し、真空中で乾燥した。粗直鎖ペプチドを、TFA/H2O/TIS 96:2:2(v/v/v)の50mLで2時間、樹脂から切断した。溶媒を蒸発させた後、粗ペプチドを、ジエチルエーテルで沈殿させ、デカントした。沈殿物を、1%TFA水溶液1Lに溶解し、0.1M I2/MeOHで酸化させた。酸化剤溶液は黄色が持続するまで滴下した。過剰なヨウ素は固体アスコルビン酸で還元した。次いで、濃アンモニアでpHを約4に調整した。得られた溶液を、HPLCプレップカラムに直接添加し、緩衝液Tで精製した。逆相分析用HPLCによって決定された、純度>90%の画分を、プールし、カラムに再び添加した。カラムを、1mM HClで平衡化し、1mM HCl中の0.1mM NaCl 3体積で洗浄し、化合物を、緩衝液Hで溶出させて、塩酸塩を生成した。画分を、プールし、凍結乾燥した。白色のペプチド粉末(化合物30)1009.8mg(0.63mmol、ペプチド含有量89.6%に対して全体で32.3%)を得た。

0055

生成物の純度を、分析用HPLCにより90.7%と決定した。観測されたおよび算出されたMSデータ(すなわち、M+H)を、以下の表4に示す。

0056

[実施例2]化合物40の合成
本ペプチドの固相合成を、Fmoc−戦略を用いてTributeペプチドシンセサイザーで行った。出発樹脂は、Rink Amide MBHA樹脂(EMD Millipore社、カタログ番号855003、100〜200メッシュ、0.65mmol/g)0.23g(0.15mmol)であった。HBTU/NMMカップリング方法を必要とするN−末端オキサゾール−2−カルボン酸を除き、すべてのアミノ酸に対して、DMF中のDIC/HOBtを介したカップリングを使った。合成中、3倍の過量の活性化Fmoc保護アミノ酸による2時間の単回サイクルを用いた。DMF中の20%ピペリジンによる1×5分および1×25分の処理により、Fmoc保護基を除去した。次のアミノ酸誘導体を連続的に用いて、樹脂に結合されたペプチドを構築した。Fmoc−3Pal−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−3Pal−OH、Fmoc−Pro−OH、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Val−OH、Fmoc−Asp(tBu)−OH、Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Phe(2−Cbm)−OHおよびFmoc−D−Val−OH。DMF中のオキサゾール−2−カルボン酸(0.5mmol)、HBTU(0.5mmol)、およびDIEA(1.0mmol)の予め活性化された混合物で、樹脂に結合された(1〜11)ペプチド断片を4時間処理することにより、N−末端アシル基を導入した。最終の構築されたペプチド樹脂を、DCMで洗浄し、真空中で乾燥した。粗直鎖ペプチドを、TFA/H2O/TIS(94:3:3、v/v/v)25mLで2.5時間、樹脂から切断した。溶媒を減圧下で蒸発させ、粗ペプチドをジエチルエーテルで沈殿させた。沈殿物を、ろ過により収集し、次いで、5%ACN中の0.1%TFA400mLに溶解し、0.1M I2/AcOHで酸化させた。ヨウ素溶液を、黄色が持続するまで滴下した。過量のヨウ素を、アスコルビン酸の飽和水溶液で還元した。得られた溶液を、分取HPLCカラムに直接添加し、緩衝液Tで精製した。逆相分析用HPLCにより決定された、純度が>90%の画分をプールし、凍結乾燥機で凍結乾燥した。白色のペプチド粉末(化合物40)80.2mg(45.0μmol、推定ペプチド含有量80%に対して全収率で30%)を得た。

0057

生成物の純度を、分析用HPLCにより96.8%と決定した。観測されたおよび算出されたMSデータ(すなわち、M+H)を、以下の表4に示す。

0058

[実施例3]化合物62の合成
高温SPPS(75℃、Lauda E100水浴ジャケット付き50mL SPPS反応槽)を用いて、Rink amide MBHA樹脂(Novabiochem、カタログ番号8.55003、0.59mmol/g)3.0g(1.77mmol)から開始し、ペプチドを手動で構築した。合成中、4倍までの過量の予め活性化されたFmoc保護アミノ酸(HOBt、DIC、Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OHについては予め活性化させない)による少なくとも15分の単回サイクルを用いた。DMF中の25%ピペリジンによりペプチド樹脂を2×5分洗浄することによりFmoc保護基を除去した。次のアミノ酸誘導体を、樹脂に結合されたペプチドを構築するために用いた。Fmoc−3Pal−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Phe−OH、Fmoc−Pro−OH、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Val−OH、Fmoc−Asp(tBu)−OH、Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、およびFmoc−D−Val−OH。1〜11のペプチド断片を構築した後、樹脂を、3,5−ジフルオロピコリン酸/HATU/DIPEA(4eq)でキャップし、MeOHで十分に洗浄し、真空中で乾燥した。粗直鎖ペプチドを、TFA/H2O/TIS 96:2:2(v/v/v)の75mLで2時間、樹脂から切断した。溶媒が蒸発した後、粗ペプチドを、ジエチルエーテルで沈殿させ、デカントした。沈殿物を、0.5%TFA水溶液中の10%MeCN 1Lに溶解し、0.05M I2/AcOHで酸化させた。酸化剤溶液は黄色が持続するまで滴下した。過量のヨウ素は1Mアスコルビン酸で還元した。得られた溶液を、HPLCプレップカラムに直接添加し、改質された緩衝液T(構成成分A:0.01%TFA、構成成分B:0.01%TFA中の95%アセトニトリル)で精製した。逆相分析用HPLCによって決定された、純度>95%の画分を、プールし、カラムに再び添加した。カラムを、1mM HClで平衡化し、1mM HCl中の0.1mM NaCl 3体積で洗浄し、続いて、化合物を、緩衝液Hで溶出させて、塩酸塩を生成した。画分をプールし、凍結乾燥した。白色のペプチド粉末(化合物62)583mg(0.63mmol、ペプチド含有量87.3%に対して全体で20%、および純度98.8%)を得た。

0059

生成物の純度を、分析用HPLCにより98.8%と決定した。観測されたおよび算出されたMSデータ(すなわち、M+H)を以下の表4に示す。

0060

[実施例4]化合物65の合成
化合物を、手動および自動の合成の組み合わせにより固相で構築した。まず、C−末端トリペプチドを、Fmoc−Rink amide Chem Matrix樹脂(Biotage社、カタログ番号7−600−1310−25、0.48mmol/g)7.3g(3.5mmol)から開始し、手動で合成した。DMF中のHATU/DIPEAを介したカップリングを3PalおよびPhe(3−Cbm)の場合に使い、DMF中のDIC/HOBtを介したカップリングをCysの場合に使った。合成中、3倍まで過量の活性化Fmoc保護アミノ酸による少なくとも2時間の単回サイクルを用いた。カップリングの完全性をニンヒドリン試験で評価した。Fmoc保護基の除去を、それぞれ5分および25分の2回の洗浄を用いてDMF中の30%ピペリジンで達成した。次のアミノ酸誘導体を、樹脂に結合されたペプチドを構築するために用いた。Fmoc−3Pal−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OHおよびFmoc−Phe(3−Cbm)−OH。合成を、樹脂の8分の1(0.44mmol)で、433Aシンセサイザーで続けた。NMP/DMF中のHATU/DIPEAまたは(Cysの場合)DIC/HOBtを介したカップリングを使った。合成中、5倍まで過量の活性化Fmoc保護アミノ酸による少なくとも30分の単回サイクルを用いた。Fmoc保護基の除去を、NMP中の20%ピペリジンでペプチド樹脂の単回の30分間の洗浄で達成した。次のアミノ酸誘導体を、樹脂に結合されたペプチドの構築を終了するために用いた。Fmoc−Dhp−OH、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Val−OH、Fmoc−Asp(tBu)−OH、Fmoc−Orn(iPr,Boc)−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Phe(2−Cbm)−OHおよびFmoc−D−Val−OH。1〜11のペプチド断片が構築された後、樹脂を、オキサゾール−2−カルボン酸/HATU/DIPEA(4eq)で手動でキャップし、DCMで十分に洗浄し、真空中で乾燥した。粗直鎖ペプチドを、TFA/H2O/TIS 90:8:2(v/v/v)の50mLで2時間、樹脂から切断した。溶媒を蒸発させ、粗ペプチドをMTBAで沈殿させ、遠心し、デカントした。沈殿物を、AcOH15mLに溶解し、10%(v/v)アセトニトリル水溶液250mL中に注ぎ、0.1M I2/MeOHで酸化させた。酸化剤溶液は黄色が持続するまで滴下した。過量のヨウ素は固体アスコルビン酸で還元した。次いで、濃アンモニアでpHを約4に調整した。得られた溶液を、HPLCプレップカラムに直接添加し、緩衝液Tで精製した(上記の表を参照のこと)。逆相分析用HPLCによって決定された、純度>90%の画分をプールし、凍結乾燥した。白色のペプチド粉末(化合物65)116.2mg(0.06mmol、ペプチド含有量78.5%に対して全体で14.1%)を得た。

0061

生成物の純度を、分析用HPLCにより98.3%と決定した。観測されたおよび算出されたMSデータ(すなわち、M+H)を以下の表4に示す。

0062

[実施例5]化合物1〜29、31〜39、41〜61、63、64、および66〜70の合成
化合物1〜29、31〜39、41〜61、63、64、および66〜70を、実施例1〜4に記載の方法を用いることにより合成した。

0063

化合物1〜70の観測されたおよび算出されたMSデータ(すなわち、M+H)を、以下の表4にまとめる。

0064

0065

[実施例6]cAMPアッセイによって測定されたCGRP受容体アンタゴニスト活性
CGRP受容体アゴニストは、細胞内環アデノシン一リン酸(cAMP)を増加させる。CGRP受容体アンタゴニストは、アゴニスト効果を減少させることができる。アンタゴニスト活性を、hCGRP受容体を安定的に発現する細胞系(GeneBLAzer(登録商標CALCRL:RAMP1−CRE−bla Freestyle(商標)293F、Invitrogen社)を用いて、環式アデノシン一リン酸(cAMP)を測定することにより評価した。hCGRP受容体発現細胞を、加湿された雰囲気下、CO25%、37℃で、10%(v/v)FBS、0.1mM NEAA、25mMHEESブラストサイジン5ug/ml、ハイグロマイシン100ug/ml、およびジェネテシン400ug/mlを含有するGlutaMAX(商標)で、DMEM高グルコース中で維持した。cAMP測定のために、細胞を、1XPBS5mlで一度洗浄し、細胞維持培地を化合物緩衝液((CB):0.1% BSAおよび0.5mM IBMXを含有するDMEM)で置き換え、加湿された雰囲気下、CO25%、37℃で1時間、フラスコインキュベートした。細胞を、非酵素細胞解離緩衝液を用いて培養フラスコから除去し、CBで回収した。ウェル当たり10,000個の細胞の密度で384ウェルの白色少容量プレート(Greiner社)中で反応を行った。細胞を、固定濃度のアゴニスト(ヒトα−CGRP)の存在下で30分間、様々な濃度のアンタゴニスト化合物曝露した。cAMPレベルを、製造業者の指示に従ってHTRF(均一性時間分解蛍光〔homogeneous time resolved fluorescence〕)に基づく競合的cAMPイムノアッセイ(cAMP Dynamic 2 Kit、Cisbio社)を用いて測定した。665nmおよび615nmの比の時間分解蛍光読み取り(RFU)を算出し、単結合部位、4つのパラメーターの濃度反応モデル:(MIN+((MAX−MIN)/(1+((EC50/x)^Hill))))を用いて、非線形回帰分析を行い、濃度反応曲線を生成した。報告されたパラメーターには、アンタゴニスト力価IC50(アンタゴニスト化合物に対するアゴニストの応答を最大半量阻害する濃度)および効果(%MPE:最大可能効果のパーセント)が含まれる。

0066

化合物1〜70および3つの参照ペプチド化合物を、上記アッセイにおいて試験した。3つの参照ペプチド化合物は、(1)Bz(4−F)−D−Val−Tyr−c(Cys−Agp−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2(「参照化合物1」、すなわち、Yanら、J.Pept.Sci.2011年、17巻、383〜386頁中の化合物36)、(2)Bz−D−Val−Tyr−c(Cys−Dpr−Asp−Val−Gly−Pro−Phe−Cys)−3Pal−NH2(「参照化合物2」、Yanら、J.Pept.Sci.2011年、17巻、383〜386頁中の化合物33)、および(3)H−Val−Thr−His−Arg−Leu−Ala−Gly−Leu−Leu−Ser−Arg−Ser−Gly−Gly−Val−Val−Lys−Asn−Asn−Phe−Val−Pro−Thr−Asn−Val−Gly−Ser−Lys−Ala−Phe−NH2(「参照化合物3」、ヒトα−CGRP(8−37)−NH2アンタゴニスト)である。これらの結果を、以下の表5にまとめる。

0067

表5に示す通り、化合物1〜70は概ね、参照化合物1〜3に比べて改良された効力を示した。

0068

[実施例7]cAMPアッセイによって測定されたAM2受容体アンタゴニスト活性
アドレノメデュリン受容体AM2についてのアンタゴニスト活性を、以下のように修正した上で、上記実施例6に記載されている方法を用いて決定した。GeneBLAzer(登録商標)CALCRL:RAMP1−CRE−bla Freestyle(商標)293F細胞に替えて、GeneBLAzer(登録商標)CALCRL:RAMP3−CRE−bla Freestyle(商標)293F細胞を用いて、hAM2受容体における活性を試験した。アゴニストは、α−CGRPに替えて、ヒトアドレノメデュリンであった。

0069

化合物1〜70および実施例6に記載されている3つの参照ペプチド化合物を、本アッセイにおいて試験した。これらの結果を、以下の表5にまとめる。表5中、hAM2に対するhCGRPの選択比を、hCGRP−R IC50/hAM2−R IC50として算出した。

0070

表5に示す通り、化合物1〜70の大部分は、参照化合物1〜3に比べて改良された、hAM2受容体に対するhCGRP受容体への選択性を示した。

0071

実施例

0072

他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内である。

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