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技術 使い捨て防護服

出願人 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
発明者 サマニエゴミュリエル
出願日 2016年2月1日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2017-541084
公開日 2018年2月15日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2018-504232
状態 特許登録済
技術分野 呼吸装置;防護
主要キーワード 外側防 ファブリック片 液体飛沫 ころび 内部タブ 化学防護服 連続片 間隙長
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年2月15日)のものです。
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図面 (9)

課題・解決手段

本発明は、防護ファブリック(19)を含む使い捨て防護服(1)に関し、服(1)には、頸部開口部(4)から服(1)の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材(11)の少なくとも1つの連続線が設けられており、シーリング材(11)の連続線は、服(1)の防護ファブリック(19)の第1の部分(12)と第2の部分(13)との間に液体不透過性シールを形成し、シーリング材(11)は、防護ファブリック(19)の引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材(11)の連続線は、服(1)を脱ぐために着用者によって引きはがされて開くことができる。本発明は、また、フレキシブルシーリング材(11)の少なくとも1つの連続線が胴部開口部(37)から少なくとも1つのズボン開口部(38)まで延びる、使い捨て防護服(35)に関する。

概要

背景

米国特許第5,586,339号明細書(Latham)は、胴部被覆アセンブリズボンアセンブリとを含む使い捨ての薄いポリエチレン熱接合服を開示している。この特許は、胴部被覆アセンブリとズボンアセンブリとを引き離すためのリップコードを更に開示している。

米国特許第4,117,609号明細書(Helt)は、防水長靴つま先から上部までを1つの上方への弱々しい(puling)動きによって開くための、防水ズボンのためのリップコード安全装置を開示している。

概要

本発明は、防護ファブリック(19)を含む使い捨て防護服(1)に関し、服(1)には、頸部開口部(4)から服(1)の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材(11)の少なくとも1つの連続線が設けられており、シーリング材(11)の連続線は、服(1)の防護ファブリック(19)の第1の部分(12)と第2の部分(13)との間に液体不透過性シールを形成し、シーリング材(11)は、防護ファブリック(19)の引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材(11)の連続線は、服(1)を脱ぐために着用者によって引きはがされて開くことができる。本発明は、また、フレキシブルシーリング材(11)の少なくとも1つの連続線が胴部開口部(37)から少なくとも1つのズボン開口部(38)まで延びる、使い捨て防護服(35)に関する。

目的

好ましい実施形態では、シーリング材は、フレキシブルなシーリング連続線を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

防護ファブリックを含む使い捨て防護服であって、前記服が人によって着用されるときに人の胴部の少なくとも一部分を覆うための本体部分を有し、前記本体部分は、前記服を着用するための少なくとも1つの胴部開口部と、人の頭部及び頸部のための頸部開口部とを有し、前記本体部分は複数の開口部を更に有し、前記複数は、少なくとも、第1のにおいて終端する、人が前記服を着用するときに人の右腕の一部分を受け入れるための第1の開口部と、第2の袖において終端する、前記人が前記服を着用するときに人の左腕の一部分を受け入れるための第2の開口部とを含み、前記袖のそれぞれは、人の手首及び手のための開口部を更に有し、前記服は、前記人が前記服を着用するときに人の身体に面する内部表面と、潜在的に危険な環境又は脅威に面する外部表面とを有し、前記服には、前記頸部開口部から前記服の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線が設けられており、前記シーリング材は、前記防護ファブリックの第1の部分を前記防護ファブリックの第2の部分に取り付け、シーリング材の前記連続線は、防護ファブリックの前記第1の部分と前記第2の部分との間に液体不透過性シールを形成し、前記シーリング材は、前記防護ファブリックの引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材の前記連続線は、前記服を脱ぐために前記着用者によって引きはがされて開くことができる、使い捨て防護服。

請求項2

前記服に取り外し可能に取り付けられており、且つ前記頸部開口部から前記服の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の前記連続線を完全に覆うのに十分な幅及び長さを有する、前記防護ファブリックのテープを更に含む、請求項1に記載の使い捨て防護服。

請求項3

フレキシブルシーリング材の前記連続線の前記引きはがしを開始するための頸部開口部引きはがしタブの第1セットを更に含み、前記引きはがしタブは、少なくとも、防護ファブリックの前記第1の部分に取り付けられた第1の引きはがしタブと、防護ファブリックの前記第2の部分に取り付けられた第2の引きはがしタブとを含み、前記引きはがしタブのそれぞれは、第1端部と、第2端部とを有し、各タブの前記第1端部は、前記服の前記内部表面上において前記第1端部のそれぞれの防護ファブリックに取り付けられており、フレキシブルシーリング材の前記連続線は、前記第1のタブの取付箇所と前記第2のタブの取付箇所との間にあり、各引きはがしタブの前記第2端部は、前記頸部開口部を通して延び、及び前記第2端部が前記着用者によって把持され且つ引っ張られて、フレキシブルシーリング材の前記連続線を引きはがして開くことができるように固定されないままである、請求項1に記載の使い捨て防護服。

請求項4

フレキシブルシーリング材の前記連続線の前記引きはがしが開始されると、フレキシブルシーリング材の前記連続線の前記引きはがしを補助し且つ継続するための内部引きはがしタブのセットを更に含み、前記内部引きはがしタブは、少なくとも、防護ファブリックの前記第1の部分に取り付けられた第1のタブと、防護ファブリックの前記第2の部分に取り付けられた第2のタブとを含み、前記内部引きはがしタブは、前記頸部開口部から前記服の少なくとも1つの他の開口部までの距離の3分の1〜3分の2に配置されており、前記内部引きはがしタブのそれぞれは、第1端部と、第2端部とを有し、各タブの前記第1端部は、前記服の前記内部表面上において前記第1端部のそれぞれの防護ファブリックに取り付けられており、フレキシブルシーリング材の前記連続線は、前記第1のタブの取付箇所と前記第2のタブの取付箇所との間にあり、各内部タブの前記第2端部は、前記内部引きはがしタブがフレキシブルシーリング材の前記連続線の最初の引きはがしによって露出されるときに、前記着用者によって把持され且つ引っ張られるように固定されないままである、請求項3に記載の使い捨て防護服。

請求項5

前記服の前記少なくとも1つの他の開口部は、前記服を着用するために使用される前記胴部開口部である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て防護服。

請求項6

前記服の前記少なくとも1つの他の開口部は、人の手首及び手のための前記袖開口部である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て防護服。

請求項7

防護ファブリックを含む使い捨て防護服であって、前記服が人によって着用されるときに人の胴部の少なくとも一部分を覆うための本体部分を有し、前記本体部分は、前記服を着用するための少なくとも1つの胴部開口部と、複数の開口部とを有し、前記複数は、少なくとも、第1のズボン袖において終端する、前記人が前記服を着用するときに人の右脚の一部分を受け入れるための第1の開口部と、第2のズボン袖において終端する、前記人が前記服を着用するときに人の左脚の一部分を受け入れるための第2の開口部とを含み、前記ズボン袖のそれぞれは、人の足首及び足のための開口部を更に有し、前記服は、前記人が前記服を着用するときに人の身体に面する内部表面と、潜在的に危険な環境又は脅威に面する外部表面とを有し、前記服には、前記胴部開口部から少なくとも1つのズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線が設けられており、前記シーリング材は、前記防護ファブリックの第1の部分を前記防護ファブリックの第2の部分に取り付け、シーリング材の前記連続線は、防護ファブリックの前記第1の部分と前記第2の部分との間に液体不透過性シールを形成し、前記シーリング材は、前記防護ファブリックの引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材の前記連続線は、前記服を脱ぐために前記着用者によって引きはがされて開くことができる、使い捨て防護服。

請求項8

前記服に取り外し可能に取り付けられており、且つ前記胴部開口部から前記服の少なくとも1つのズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の前記連続線を完全に覆うのに十分な幅及び長さを有する、前記防護ファブリックのテープを更に含む、請求項7に記載の使い捨て防護服。

請求項9

前記胴部開口部から少なくとも前記第1のズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線と、前記胴部開口部から少なくとも前記第2のズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線とが設けられている、請求項7に記載の使い捨て防護服。

技術分野

0001

本発明は、危険な環境で使用するための使い捨て防護服に関し、この防護服は、着用者汚染曝露される可能性を低下させると考えられる特徴を有する。この防護服は、生物災害において使用するための防護服に特に有用であると考えられるものの、作業員を覆う及び/若しくは保護するために使用されるあらゆる化学防護服又は他の服に使用できる。

背景技術

0002

米国特許第5,586,339号明細書(Latham)は、胴部被覆アセンブリズボンアセンブリとを含む使い捨ての薄いポリエチレン熱接合服を開示している。この特許は、胴部被覆アセンブリとズボンアセンブリとを引き離すためのリップコードを更に開示している。

0003

米国特許第4,117,609号明細書(Helt)は、防水長靴つま先から上部までを1つの上方への弱々しい(puling)動きによって開くための、防水ズボンのためのリップコード安全装置を開示している。

発明が解決しようとする課題

0004

エボラ危機のような最近の生物災害の発生では、エボラ患者治療する際に医療従事者被る危険が強調された。これら従事者の安全性を強化すると考えられる防護服の改良が望まれる。服を着る(着用する)際及び服を脱ぐ(脱衣する)際のミスの危険性を低下する特徴を備える服が望まれる。特に望ましいのは、製造業者によって元々安全に閉じられているために着用のミス(開口部の不完全密閉など)の危険性がなく、また、ジッパー又はフラップ等の既存のクロージャを通じて汚染される潜在的危険性が限定されることが理由で、使用時の汚染の危険性が低下する服システムである。更に、従事者が過度に曝露されることなく汚染された服を脱ぐ又は脱衣するのを補助する改良も望まれる。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、防護ファブリックを含む使い捨て防護服であって、服が人によって着用されるときに人の胴部の少なくとも一部分を覆うための本体部分を有し、本体部分は、服を着用するための少なくとも1つの胴部開口部と、人の頭部及び頸部のための頸部開口部とを有し、本体部分は複数の開口部を更に有し、複数は、少なくとも、第1のにおいて終端する、人が服を着用するときに人の右腕の一部分を受け入れるための第1の開口部と、第2の袖において終端する、人が服を着用するときに人の左腕の一部分を受け入れるための第2の開口部とを含み、袖のそれぞれは、人の手首及び手のための開口部を更に有し、服は、人が服を着用するときに人の身体に面する内部表面と、潜在的に危険な環境又は脅威に面する外部表面とを有し、服には、頸部開口部から服の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線が設けられており、シーリング材は、防護ファブリックの第1の部分を防護ファブリックの第2の部分に取り付け、シーリング材の連続線は、防護ファブリックの第1の部分と第2の部分との間に液体不透過性シールを形成し、シーリング材は、防護ファブリックの引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材の連続線は、服を脱ぐために着用者によって引きはがされて開くことができる、使い捨て防護服に関する。

0006

いくつかの実施形態では、防護服は、フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを開始するための頸部開口部引きはがしタブのセットを更に含み、いくつかの実施形態では、防護服は、フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを補助し且つ継続するための内部引きはがしタブのセットを更に含む。

0007

別の実施形態では、本発明は、防護ファブリックを含む使い捨て防護服であって、服が人によって着用されるときに人の胴部の少なくとも一部分を覆うための本体部分を有し、本体部分は、服を着用するための少なくとも1つの胴部開口部と、複数の開口部とを有し、複数は、少なくとも、第1のズボン袖において終端する、人が服を着用するときに人の右脚の一部分を受け入れるための第1の開口部と、第2のズボン袖において終端する、人が服を着用するときに人の左脚の一部分を受け入れるための第2の開口部とを含み、ズボン袖のそれぞれは、人の足首及び足のための開口部を更に有し、服は、人が服を着用するときに人の身体に面する内部表面と、潜在的に危険な環境又は脅威に面する外部表面とを有し、服には、胴部開口部から少なくとも1つのズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線が設けられており、シーリング材は、防護ファブリックの第1の部分を防護ファブリックの第2の部分に取り付け、シーリング材の連続線は、防護ファブリックの第1の部分と第2の部分との間に液体不透過性シールを形成し、シーリング材は、防護ファブリックの引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材の連続線は、服を脱ぐために着用者によって引きはがされて開くことができる、含む使い捨て防護服に関する。

図面の簡単な説明

0008

服の前部に垂直に中央に配置されて示されるシーリング材の連続線を有する使い捨て防護服の図である。
服の前部におけるシーリング材の連続線のいくつかの代替的な位置を有する使い捨て防護服の図である。
防護ファブリックの第1の部分と第2の部分とを取り付けるシーリング材の連続線の可能な一表現の断面図である。
フレキシブルシーリング材の連続線を覆う防護ファブリックのテープの付加の可能な一表現の断面図である。
フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを開始するための頸部開口部引きはがしタブの第1セットのない、使い捨て防護服の及び頸部開口部の一表現の詳細である。
フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを開始するための頸部開口部引きはがしタブの第1セットのある、使い捨て防護服の襟及び頸部開口部の一表現の詳細である。
フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを補助し且つ継続するための内部引きはがしタブのセットの位置決めを示す、服の内部の図の一表現の詳細である。
服のウェイストバンド(wasteband)から服の前部においてズボン袖を下に延びる状態で示されるシーリング材の連続線を有する使い捨て防護服の一表現の図である。

実施例

0009

本発明は、着用者が汚染に曝露される可能性を低下させると考えられる特徴を有する使い捨て防護服に関する。これらの特徴は、限定されることなく、図面を参照することによって説明され得る。

0010

図1は、1つの可能な使い捨て防護服1の図である。使い捨て防護服1は、服の外部表面として防護ファブリックを含むとともに、好ましくは、服の内部にファブリックライナを有する。服は、人の胴部の少なくとも一部分を覆うための本体部分2を含み、本体部分2は、服を着用するための少なくとも1つの胴部開口部3と、人の頭部及び頸部のための頸部開口部4とを有する。本体部分は、複数の開口部を更に含み、複数の開口部は、第1の袖6において終端する、人が服を着用するときに人の右腕の一部分を受け入れるための第1の開口部5と、第2の袖8において終端する、人が服を着用するときに人の左腕の一部分を受け入れるための第2の開口部7とを含む。第1の袖の端部及び第2の袖の端部のそれぞれは、人の手首及び手のための開口部9及び開口部10を有する。必要に応じて、着用者(図示せず)の手首の周りで袖を閉じるためのフックファスナ及びループファスナなどのシンチングテープを袖に設けることができる。同様に、必要に応じて、開口部のいずれに対してもストリングタイ又は他のクロージャオプションを用いることができる。

0011

服1は、人が服を着用するときに人の身体に面する表面と定義される内部表面を有する。すなわち、服が着用されているときに着用者に最も近い服の任意の表面は、一般に、服の内側表面とみなされる。服の外部表面は、潜在的に危険な環境又は脅威に面する表面と定義され、すなわち、一般に、服の外側表面とみなされる。

0012

服には、頸部開口部4から服の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線11が設けられる。図1では、フレキシブルシーリング材の1つの連続線は、実線として示されるとともに、頸部開口部4から胴部開口部3まで延びる1つの好ましい配置で示されている。

0013

図1に示すように、シーリング材は、防護ファブリックの第1の部分12を防護ファブリックの第2の部分13に取り付ける。本明細書の目的では、「第1の部分」と「第2の部分」とは、一般に、2つの端部が単一片のファブリックの対向縁部であったとしても、接合されることになるファブリックの第1端部とファブリックの第2端部とを意味する。例えば、第1の部分12と第2の部分13とは、服の背中に縫い目がないように裁断された防護衣類ファブリックの連続片の対向縁部であり得る。2つの「部分」は、別個ファブリック片である必要はない。

0014

シーリング材の連続線11は、防護ファブリックの第1の部分と第2の部分との間の液体不透過性シールである。更に、シーリング材は、防護ファブリックの引張強さよりも低い引張強さを有する。これは、服を脱ぐために着用者がフレキシブルシーリング材の連続線を引きはがして開くことを可能にする。シーリング材及び防護ファブリックの機械強度破壊引張強さ)は、ASTMD−5034−95「布の破断強さ伸びについての標準試験法グラブ試験)(Standard Test Method for Breaking Strength and Elongation ofFabrics(Grab Test))」に従い決定され得る。

0015

或いは、図2は、フレキシブルシーリング材の連続線のいくつかの他の可能な位置を示す。例えば、フレキシブルシーリング材の連続線は、点線14によって示されるように、頸部開口部から胴部開口部まで角度をなして配置され得る。また、この図に示されるのは、点線15によって示されるように、頸部開口部から袖開口部まで延びるように配置されたフレキシブルシーリング材の連続線である。服にフレキシブルシーリング材の所望の複数の連続線が使用され得る場合、例えば、点線15及び点線16によって示されるように、両袖にフレキシブルシーリング材の連続線を組み込むことができる。

0016

図3は、防護ファブリックの第1の部分(12)と第2の部分(13)とを取り付ける、シーリング材の連続線の可能な一表現の断面詳細図である。この表現では、シーリング材17の連続線は、第1の部分及び第2の部分の表面上及び両側に、並びに実質的にシーリング材のみからなる部品間の接合部18内に、実質的に融解した樹脂として示されている。いくつかの実施形態では、第1の部分の縁部と第2の部分の縁部との間のこの接合部は、0.5〜3mm、好ましくは1〜1.5mmの間隙長さを有する。防護ファブリックの第1の部分(12)及び第2の部分(13)は、好ましくは、折りたたまれて示され、折り目は各部分の縁部を形成している。ほとんどの防護ファブリックは、ファブリックの1つの表面が他の表面と異なるいくつかの層の積層品又は複合構造体であるため、これは、使用される防護ファブリックの外部表面と相溶性のある単一シーリング材の使用を可能にする。

0017

この詳細は、接合部の両側に全般的に適用されるシームシーリングテープとシームシーリングマシン(後に熱及び圧力を用いてテープを融解し且つ付着させ、この2つの部品又は縁部をともに「封着する」)の使用によって実施され得る。この特定の詳細は好ましいものの、この部分の縁部が重ねられ、その後、重ねられた縁部間に配置されたシームテープによってともに封着される別の接合部も明らかに同様に機能し、且つシーリング材の連続線として好ましい。同様に、2つの縁部が完全に当接し、シームテープを両外部表面に適用するが縁部間の実際の接合部にそれほどの量がない場合、シーリング材の別の好ましい連続線が生じると考えられる。

0018

適切なシームテープは液体不透過性シールを作製し、防護ファブリックと同一の化学的バリア性能、又は少なくとも予想される環境的危険での使用に好ましいバリア性能のいずれかを有する。しかしながら、シームテープは、防護ファブリックと同一の機械的性能を有しない。好ましい実施形態では、シーリング材は、フレキシブルなシーリング連続線を提供する。この連続線は、切断されると直線に且つ容易に裂けるが、切断されたり切り込みが入れられたりしない場合には裂けたり容易に引きはがされたりしない。したがって、好ましい実施形態では、使い捨て防護服は、フレキシブルシーリング材の連続線内に小さい開始切れ目又は切り込みを更に含む。適切なシームテープマシンシステムは、日本国和山県に所在クインライト電子精工株式会社から入手可能なものを含む。

0019

1つの好ましい実施形態では、使い捨ての服は、服に取り外し可能に取り付けられており、且つ頸部開口部から服の少なくとも1つの他の開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の連続線を完全に覆うのに十分な幅及び長さを有する、防護ファブリックのテープを更に含む。この防護ファブリックのテープは、シーリング材の連続線の保護具として機能する。図4は、フレキシブルシーリング材17の連続線を完全に覆う防護ファブリックのテープ19の付加の可能な一表現の断面詳細図である。この図では、テープに使用されている防護ファブリックは部分12及び部分13に使用されているものと同一の材料であり、これは好ましい実施形態である。しかしながら、テープは、その性能が予想される環境に適している限り異なる材料のものとすることができる。

0020

防護ファブリックのテープは服に取り外し可能に取り付けられている。これは、フレキシブルシーリング材の連続線が引きはがされると、防護ファブリックのテープの少なくとも一部分がスーツの外側から外れ、フレキシブルシーリング材の連続線を必要以上の労力を伴わずに引きはがすことが可能になるような手法でテープが服に取り付けられていることを意味する。図4に示すように、防護ファブリックのテープを服に取り外し可能に取り付ける1つの方法は、両面粘着テープ23の使用によるものである。両面粘着テープは、まず、防護ファブリックのテープに、次いで、服に取り付けられたそのアセンブリに取り付けられ、シーリング材の連続線を完全に覆う。図4に示すように、両面粘着テープはシーリング材に重なり、防護ファブリックのテープを、服の外層として使用される防護ファブリックに取り付ける。表面に接着するがファブリックを引きはがすほど強くない(すなわち、表面への接着の強度がファブリックの強度よりも大きくない)任意の種類の両面粘着テープが好ましいと考えられる。また、図に示されるのは、外部表面を両面テープへの取り付けのために利用できるように、防護ファブリック自体を折り、折り目の端部を縫う(24)ことによってテープ19が組み立てられる有用な実施形態である。これにより、両面テープを防護ファブリックの外部表面のみに取り外し可能に接着することのみ必要とするという点で両面テープを簡略化することが可能になる。

0021

引きはがすことができるフレキシブルシーリング材の連続線の使用により、使い捨て防護服が、使用中、前部、側部又は背部に縫い目のほころびを有しないことを可能にする。服は、使用前、トレーナーのように服を頭からかぶって着ることにより着用することができる。使用後、着用者は、その後、その後、服を服のフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線に沿って引きはがし、服を脱ぐ又は出ることができる。

0022

図5は、使い捨て防護服の襟及び頸部開口部4の一表現の詳細である。一実施形態では、着用者は、両側20の襟を単に把持し、防護ファブリックの2つの部分を、フレキシブルシーリング材の連続線内に位置する好ましい小さい開始切れ目又は切り込み21を使用して分離することによって引きはがしを開始する。或いは、着用者は服の肩又は胸部領域を単に把持し、防護ファブリックの2つの部分を分離することができる。しかしながら、このような方法はすべての作業者に適さない場合がある。したがって、図6に示される詳細は、好ましい実施形態である。

0023

図6は、頸部開口部引きはがしタブ22の第1セットを更に含む使い捨て防護服の詳細である。頸部開口部引きはがしタブ22の第1セットは、フレキシブルシーリング材の連続線内に位置する好ましい小さい開始切れ目又は切り込み21を使用してフレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを開始するためのものである。頸部開口部引きはがしタブは、少なくとも、防護ファブリックの第1の部分に取り付けられた第1の引きはがしタブと、防護ファブリックの第2の部分に取り付けられた第2の引きはがしタブとを含む。引きはがしタブのそれぞれは、第1端部と、第2端部とを有する。各タブの第1端部は、好ましくは、タブをファブリックに縫い付けること、又は防護ファブリックとライナとを例えばシングルニードルロックスティッチを用いて組み合わせる一体型構造により、服の内部表面上においてその防護ファブリックに取り付けられている。タブの第1端部のそれぞれは、フレキシブルシーリング材の連続線が第1のタブの取付箇所と第2のタブの取付箇所との間に配置されるように内部表面に取り付けられている。換言すると、第1端部は、服の内部の、フレキシブルシーリング材の連続線の両側に取り付けられている。各引きはがしタブの第2端部は、頸部開口部を通って襟上に延び、及び第2端部が着用者によって把持され且つ引っ張られて、フレキシブルシーリング材の連続線を引きはがして開くことができるように固定されないままである。頸部開口部引きはがしタブは、材料が使用時に適切な強度を有する限り、多くの異なる種類の耐久性織布又は不織布又はウェビング材料から作製され得る。例えば、引きはがしタブは、フィルムを積層したTyvek(登録商標)ファブリックを特徴として備えるDuPont Tychem(登録商標)Fファブリックのようなファブリックから作製され得る。1つの有用な特徴は、引きはがしタブを容易に認識できるように、引きはがしタブを防護服のファブリックと異なる色を有するファブリックから作製することである。

0024

使い捨て防護服の全長は、典型的には、着用者の少なくとも中大腿部に達し、に達してもよい。このような例では、追加の引きはがしタブが所望されることが判明している。したがって、1つの好ましい実施形態では、使い捨て防護服は、フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしが開始されると、フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを補助し且つ継続するための内部引きはがしタブのセットを更に含む。

0025

これらの内部引きはがしタブは、少なくとも、防護ファブリックの第1の部分に取り付けられた第1のタブと、防護ファブリックの第2の部分に取り付けられた第2のタブとを含み、内部引きはがしタブは、頸部開口部から服の少なくとも1つの他の開口部までの距離の約3分の1〜3分の2に配置されている。換言すると、フレキシブルシーリング材の連続線が服内に垂直に配置されている場合、内部引きはがしタブは、フレキシブルシーリング材の連続線の両側の、頸部開口部から胴部開口部までの距離の約3分の1〜3分の2に配置されている。

0026

内部引きはがしタブのそれぞれは、第1端部と、第2端部とを有し、各タブの第1端部は、服の内部表面上において第1端部のそれぞれの防護ファブリックに取り付けられており、フレキシブルシーリング材の連続線は第1のタブの取付箇所と第2のタブの取付箇所との間にある。

0027

図7は、フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがしを補助し且つ継続するための内部引きはがしタブのセットの位置決めの一表現の詳細である。示されている図は、服の内部表面のものであり、防護ファブリックの第1の部分25と、防護ファブリックの第2の部分26とを示す。この実施形態では、防護ファブリックの部分は折り返され、ともに取り付けられるか縫い合わされて(明確化のために図示せず)、フレキシブルシーリング材29の連続線を使用してともに封着するための領域27及び領域28を形成する。更に、フレキシブルシーリング材の連続線の両側には内部引きはがしタブ30があり、内部引きはがしタブ30のそれぞれは、シングルニードルロックスティッチ32を用いて防護ファブリックの第1の部分及び第2の部分に取り付けられた第1端部31を有する。各内部タブの第2端部33は、内部引きはがしタブがフレキシブルシーリング材の連続線の最初の引きはがしによって露出されるときに、着用者によって把持され且つ引っ張られるように固定されないままである。内部引きはがしタブは、頸部開口部引きはがしタブと同じ材料から作製され得る。また、好ましくは、内部引きはがしタブは、第2の、すなわち自由端が(取り付けられた端部よりも)フレキシブルシーリング材の連続線の引きはがし開始点により接近するように取り付けられている。

0028

1つの好ましい実施形態では、使い捨て防護服のフレキシブルシーリング材の連続線は、頸部開口部から胴部開口部まで延びる。しかしながら、他の実施形態では、使い捨て防護服のフレキシブルシーリング材の連続線は、頸部開口部から袖開口部まで延びる。必要に応じて、及び予想される危険に適したフレキシブルシーリング材の連続線の複数の例を服内に使用することができる。

0029

その1つの態様が図8に示される別の実施形態では、防護ファブリックを含む使い捨て防護服35は、服が人によって着用されるときに人の胴部の少なくとも一部分を覆うための本体部分36を有し、本体部分は、服を着用するための少なくとも1つの胴部開口部37と、複数の開口部とを有し、複数は、少なくとも、第1のズボン袖39において終端する、人が服を着用するときに人の右脚の一部分を受け入れるための第1の開口部38と、第2のズボン袖41において終端する、人が服を着用するときに人の左脚の一部分を受け入れるための第2の開口部40とを含み、ズボン袖のそれぞれは、人の足首及び足のための開口部(42及び43)を更に有し、服は、人が服を着用するときに人の身体に面する内部表面と、潜在的に危険な環境又は脅威に面する外部表面とを有し、服には、胴部開口部から少なくとも1つのズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線が設けられており、シーリング材は、防護ファブリックの第1の部分を防護ファブリックの第2の部分に取り付け、シーリング材の連続線は、防護ファブリックの第1の部分と第2の部分との間に液体不透過性シールを形成し、シーリング材は、防護ファブリックの引張強さよりも低い引張強さを有し、及びフレキシブルシーリング材の連続線は、服を脱ぐために着用者によって引きはがされて開くことができる。

0030

図8は、点線44によって示されるように、服のウエストバンドから服の前部においてズボン袖を下に延びる状態で示されるシーリング材の連続線を有する使い捨て防護服35の一表現を示す。必要に応じて、服には、胴部開口部から少なくとも第1のズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線と、胴部開口部から少なくとも第2のズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の少なくとも1つの連続線とが設けられ得る。更に、この服は、必要に応じて、ズボン袖(図示せず)を閉じるためのフックファスナ及びループファスナなどのシンチングテープをズボン袖に設けることができることを含む、上記使い捨ての服について記載したすべての適切な特徴を有し得る。同様に、必要に応じて、開口部のいずれに対してもストリングタイ又は他のクロージャオプションを用いることができる。

0031

本明細書に記載するように、使い捨て防護服は、服に取り外し可能に取り付けられており、且つ胴部開口部から服の少なくとも1つのズボン袖開口部まで延びるフレキシブルシーリング材の連続線を完全に覆うのに十分な幅及び長さを有する、防護ファブリックのテープを更に含み得る。

0032

明細書中に記載される防護服の実施形態のいずれも、ライニングファブリックを更に含み得る。服において、ライニングファブリックは、着用者と任意の外側防護ファブリックとの間に配置されることが好ましい。ライニングは、肌に快適な任意の適切なファブリックであり得るが、特に有用なのは、織布又は不織布ファブリックである。好ましくは、ライニングは、合成ポリマーから作製された繊維若しくはフィラメントを含むスパンレース又はスパンボンド不織布ファブリックである。

0033

服は、防護衣服ファブリックを含むことが好ましい。「防護衣服ファブリック(protective apparel fabric)」という用語は、多様な防護服ファブリック、バリアファブリック、積層品及びフィルムを含むものである。「防護衣服ファブリック」という用語は、また、不織布及び/又は織布ファブリック、並びにそのような材料の、フィルム又は多層フィルムとの積層品を含む。いくつかの実施形態では、防護ファブリックは、耐薬品性外層を含む。いくつかの好ましい実施形態では、防護衣服ファブリックと、したがって服材料とは、多層フィルムと不織布との積層品である。いくつかの実施形態では、服材料は、Tyvek(登録商標)スパンボンドポリエチレン等の不織布など、液体及び/又は微粒子の透過を阻止する不織布である。1つの好ましい防護衣服ファブリックは、コーティングされたTyvek(登録商標)ファブリックを特徴として備えるDuPont Tychem(登録商標)Cファブリックである。これらのファブリックは、広範な無機化学的及び生物学的危険に対するバリア保護を提供するが、軽量且つ快適である。他の有用なファブリックは、フィルムを積層したTyvek(登録商標)ファブリックを特徴として備えるDuPont Tychem(登録商標)Fファブリックである。加えて、多様な脅威から保護する他の有用な防護衣服ファブリックを使用することができ、これには、米国特許第5,626,947号明細書(Hauerら)、米国特許第4,855,178号明細書(Langley)、米国特許第4,272,851号明細書(Goldstein)、米国特許第4,772,510号明細書(McClure)、米国特許第5,035,941号明細書(Blackburn)、米国特許第4,214,321号明細書(Nuwayser)、米国特許第4,920,575号明細書(Bartasis)、米国特許第5,162,148号明細書(Boye)、米国特許第4,833,010号明細書(Langley)に全般的に開示されているものが含まれるが、これらに限定されない。

0034

本明細書中に記載される服の特徴は、レベルA、B、C又はD防護服の一部として適用することができると考えられる。レベルAの服は、最高レベルの皮膚、呼吸及び目の防護を必要とする状況において使用され、一般に、完全密閉式蒸気防護服である。レベルBの服は、最高レベルの呼吸保護を必要とするが、より低いレベルの皮膚保護が必要な状況において使用される。レベルCの服は、大気汚染物質液体飛沫及び他の直接接触が露出した皮膚に悪影響を及ぼさない又は吸収されない状況において使用される。レベルDの服は、汚染が単に不快である状況において使用される。A、B、C又はDレベルに格付けされた防護服の組み合わせをともに使用してもよいいくつかの場合があり得る。いくつかの実施形態では、服は、密閉式化学防護スーツの一部であり、いくつかの実施形態では、服は、カバーオールの一部、或いは任意の種類のシャツ若しくはコート又はズボン若しくは組み合わせた服の一部である。

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