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図面 (20)

課題

労力を要せず開閉することができる家具ドアを提供する。

解決手段

折り畳み式スライド家具ドア(1)と、家具ドア(1)を収容するためのチャンバが形成されたキャビティ(2)を有する装置を提供する。この装置は、家具ドア(1)を、キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置と、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置との間で移動させるための機械的な駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)を有する。駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、前記家具ドア(1)を、前記キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置から、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置にまで移動せしめるように構成されている。

概要

背景

概要

労力を要せず開閉することができる家具ドアを提供する。 折り畳み式スライド家具ドア(1)と、家具ドア(1)を収容するためのチャンバが形成されたキャビティ(2)を有する装置を提供する。この装置は、家具ドア(1)を、キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置と、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置との間で移動させるための機械的な駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)を有する。駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、前記家具ドア(1)を、前記キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置から、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置にまで移動せしめるように構成されている。

目的

本発明の目的は、従来技術の装置に対し、改良された構成を提供し、それにより上述の問題を回避することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

折り畳み式スライド家具ドア(1)と、前記家具ドア(1)を収容するためのチャンバが形成されたキャビティ(2)を有する装置であって、家具ドア(1)を、キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置と、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置との間で移動させるための機械的な駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)を有し、前記駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、前記家具ドア(1)を、前記キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置から、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置にまで移動せしめるように構成されている、装置。

請求項2

前記家具ドア(1)の、キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置と、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置との間で成される移動は、駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)により成される、請求項1に記載の装置。

請求項3

前記駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、前記家具ドア(1)の、キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置と、キャビティ(2)の外側にもたらされた位置との間で成される移動を制御するための制御用屈曲部(3,4)を含む、請求項1または2に記載の装置。

請求項4

前記制御用屈曲部(3,4)は、互いに調整することができる2本のセグメント(10,11)で構成され、前記制御用屈曲部(3,4)を異なった奥行き(5,6,7,8,9)に適合させることができる、請求項3に記載の装置。

請求項5

前記駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、少なくとも1つの引っ張りバネで構成されるエネルギー蓄積部材(12,13,14)と、エネルギー蓄積部材(12,13,14)によって作用される制御部品(15,16)と、を含み、前記制御部品(15,16)は、エネルギー蓄積部材(12,13,14)の力によって制御用屈曲部(3,4)に支持され、前記制御部品(15,16)は、ローラー形態である、請求項3又は4に記載の装置。

請求項6

前記制御用屈曲部(3)は、前記キャビティ(2)を制限する側面(17)の上に固定して配置され、エネルギー蓄積部材(12,13)によって作用される制御部品(15)は、家具ドア(1)のベース固定部品(18)を介して家具ドア(1)に取り付けられる、請求項5に記載の装置。

請求項7

駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)に取り付けられた制御部品(15,16)は、制御用屈曲部(3,4)の上側(41)または下側に支持される、請求項5又は6に記載の装置。

請求項8

前記家具ドア(1)が前記キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置にあるとき、駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)に取り付けられた制御部品(15,16)は、制御用屈曲部(3,4)の最高点または最低点に位置する、請求項5から7のいずれか一項に記載の装置。

請求項9

家具ドア(1)がキャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置にあるとき、駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、家具ドアに駆動力を及ぼす、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。

請求項10

家具ドア(1)がキャビティ(2)の外側の位置にあるときに、駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)は、家具ドア(1)に抑制力を加える請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。

請求項11

キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置にある家具ドア(1)を解放可能にロックするロック装置(19,20)を備え、キャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置よりさらに後ろ押し込み位置に向けて家具ドア(1)を押し込むことによって、ロック装置(19,20)のロックを解除することができる、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。

請求項12

前記家具ドア(1)は、互いに蝶番式に連結された少なくとも2枚のドア片を含み、2枚のドア片は、折り畳まれた位置と広がった位置とを取ることができ、折り畳まれた位置から開始して少なくとも2枚のドア片を広げた位置に広げるための展開装置を含む請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。

請求項13

家具ドア(1)がキャビティ(2)内に完全に嵌まり込んだ位置に達する直前に家具ドア(1)の動き減衰させるためのダンパー装置(21)、および/または家具ドア(1)がキャビティ(2)の外側の位置に到達する直前に家具ドア(1)の動きを減衰させるためのダンパー装置(22)を備える請求項1から12のいずれか1項に記載の装置。

請求項14

更に、家具カーカス(25,26)を備えた家具部品(23,24)、好ましくは食器棚を有し、キャビティ(2)は、側部領域において、家具カーカス(25,26)内に形成され、家具の部品(23,24)は、家具ドア(1)によって閉じられることができる、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。

請求項15

請求項1から14のいずれか一項に記載の装置のための駆動装置(3,4,12,13,14,15,16)。

技術分野

0001

本発明は、家具ドア、特に折り畳み式スライドドアと、家具ドアを収容するための、特にチャンバ形成されたキャビティとを有する装置に関する。

0002

このような装置は、例えばEP特許EP043372B1号またはドイツ特許DE4308196A1号に開示されている。

0003

従来における装置の問題点は、特に重い家具ドアであるという事実である。例えば折り畳み式スライドドアがそうである。折り畳み式スライドドアは、複数のドア片から構成され、家具ドアの取り扱いに、ユーザは、肉体的労力を必要とする。特に、家具のドアをキャビティ内に格納する場合には、労力を使う。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の目的は、従来技術の装置に対し、改良された構成を提供し、それにより上述の問題を回避することである。

課題を解決するための手段

0005

この目的は、請求項1の構成によって達成される。

0006

本発明による装置は、キャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置とキャビティの外側にもたらされた位置との間で家具ドアを動かす機械的な駆動装置を含む。これにより、家具ドアをキャビティ内への移動や、キャビティから外への移動が容易になる。

0007

さらに、駆動装置は、家具ドアをキャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置からキャビティの外側にもたらされた位置に移動させるように構成されている。この場合、キャビティ内からの家具ドアの移動は自動的に行われる。

0008

本発明の好ましい実施形態では、駆動装置は、家具ドアをキャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置とキャビティの外側にもたらされた位置との間の全移動を駆動することができる。

0009

これは、キャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置とキャビティの外側にもたらされた位置との間で移動する家具ドアの全移動距離に亘って駆動装置が作用していることを意味する。これは、ユーザは、移動の開始を補助すること以外は、前記位置間で家具ドアを動かす必要がないので、非常に有益である。

0010

駆動装置が、キャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置とキャビティの外側にもたらされた位置との間で家具ドアの動きを制御するための制御用屈曲部を含むので、さらに有益である。このような制御用屈曲部を設けることは、駆動装置によって加えられる駆動力が計量された方法で所定の運動パターンに従って家具ドアに伝達され得るという利点を有する。このようにして、特に強弱調子を伴う運動シーケンスを実現することができる。たとえば、最初、キャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置にある家具ドアを高い力で駆動し、その後ブレーキが加わり、最終的には遅いスピードでキャビティの外側の位置に到達させる。このようにして、キャビティの近くにいる人への傷害およびキャビティの外側の位置に到達する直前に家具ドアの動きを減衰させるための制動装置の損傷が防止される。

0011

この実施形態の有利な改良は、制御用屈曲部をキャビティの深さ(奥行)に応じて適合させることができることである。この目的のための制御用屈曲部は、互いに調整可能な少なくとも2本のセグメントで構成される。この場合、奥行の異なるキャビティに対しても常に同じ制御用屈曲部を用いることができ、製造コストを低減することができる。

0012

代替的または追加的に、駆動装置は、好ましくは少なくとも1本の引っ張りバネの形態のエネルギー蓄積部材と、制御部品を含む。制御部品は、エネルギー蓄積部材によって作用され、制御部品は、エネルギー蓄積部材の力で制御用屈曲部に当接する。制御部品は好ましくはローラーの形態である。

0013

これにより、制御用屈曲部は、家具ドアに対して固定的に配置することができ、好ましくはキャビティを制限する面の上に配置する。エネルギー蓄積部材によって作用される制御部品は、好ましくは家具ドアのベース固定部品によって、またはその逆に、家具ドアに結合することができる。

0014

さらに、駆動装置における制御部品の取り付け位置は、制御用屈曲部の上側または下側で支持されるように、2つの基本的な構成が可能である。

0015

駆動装置における制御部品の取り付け位置を考慮したときや、家具ドアが完全に嵌まり込んだ位置に配置されているとき、制御部品が、制御用屈曲部の最上点または最下点を取るときに有益である。

0016

本発明の有益な改良は、家具ドアがキャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置に配置されているとき、駆動装置が家具ドアに駆動力を加えるという点にある。および/または、駆動装置は、家具ドアがキャビティの外側にもたらされた位置に配置されるとき、家具ドアに抑止力を加える。第1のケースでは、完全に嵌まり込んだ位置に配置されている家具ドアをキャビティから容易に移動させることができる。第2のケースでは、早期にキャビティ内への意図せぬ押し込み運動が防止される。

0017

また、この装置は、家具ドアをキャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置に解放可能にロックするロック装置を含む。ここで、ロック装置は、好ましくは家具ドアを、完全に嵌まり込んだ位置よりさらに後ろ押し込み位置に向けて家具ドアを押し込むことによって、ロック装置のロックを解除することができる。このようなロック装置は、公知であるが、キャビティ内にある家具ドアの解放可能な固定とは関連していない。このようなロック装置の提供は、家具ドアがキャビティ内に安全に保管されるとき、特に有利である。この場合、駆動装置は、キャビティの外側の位置に向かう方向に少なくとも駆動力を加えている。

0018

家具ドアは、互いに連結され、折り畳み位置および広げられた位置をとることができる少なくとも2枚のドア片を含む。少なくとも2枚のドア片を折り畳まれた位置から展開された位置に広げるための展開装置を含むときに有益である。

0019

このようにして、例えば、家具ドアが、折り畳まれた状態で、完全に嵌まり込んだ位置に配置されるように動作シーケンスを実現することができる。その後、駆動装置は、家具ドアをキャビティから移動させ、そして、駆動装置によって家具ドアは、キャビティから排出される。その後、少なくとも2枚のドア片を完全に開くため、すなわち、2枚のドア片が共通の平面内に位置させるため、または互いに平行な平面内に位置させるため展開装置が動作するが、ユーザは曲げ領域内の広がったドア片に小さな力を加えるだけでよい。ただし、ドア片は、レールシステムなどに支持される。

0020

有益な移動シーケンスは、次のようにして実現することができる。すなわち、ダンパー装置を用い、キャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置に達する直前に家具ドアの動きを減衰させるためのダンパー装置を含む。および/またはキャビティの外側の位置に達する直前に家具ドアの動きを減衰させるためのダンパー装置とを含む。

0021

好ましくは、家具カーカスを備えた家具の部品、好ましくは食器棚を含む。ここでキャビティは、好ましくは側部領域において家具カーカス内に形成され、家具の部品は家具ドアによって閉じることができる。

0022

本発明による装置のための駆動装置についても保護が求められる。

図面の簡単な説明

0023

第1実施形態に基づくキャビネットの斜視図。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、キャビネットの後壁に付けた駆動装置を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、家具を前方から見た場合の駆動装置の部分を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの斜視図で、家具の全体を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、キャビネットの後壁に付けた駆動装置を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、家具を前方から見た場合の駆動装置の部分を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの斜視図で、家具の全体を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、キャビネットの後壁に付けた駆動装置を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、家具を前方から見た場合の駆動装置の部分を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの斜視図で、家具の全体を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、キャビネットの後壁に付けた駆動装置を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、家具を前方から見た場合の駆動装置の部分を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの斜視図で、家具の全体を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、キャビネットの後壁に付けた駆動装置を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの部分斜視図で、家具を前方から見た場合の駆動装置の部分を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの斜視図で、家具の全体を示す。
第1実施形態に基づく収納式ドアの対向する部品の動きを示す概略図。
第1実施形態に基づく収納式ドアの対向する部品の動きを示す概略図。
第1実施形態に基づく収納式ドアの対向する部品の動きを示す概略図。
第1実施形態に基づく収納式ドアの対向する部品の動きを示す概略図。
第1実施形態に基づく収納式ドアの対向する部品の動きを示す概略図。
第1実施形態に基づく収納式ドアの駆動装置の分解図。
第2実施形態に基づく収納式ドアを備えた家具の部分の斜視図。
第2実施形態に基づく収納式ドアを備えた家具の部分の側面図。
第2実施形態に基づく収納式ドアの駆動装置の部品の拡大図。
第2実施形態に基づく収納式ドアを備えた家具の部分の側面図。
第2実施形態に基づく収納式ドアの駆動装置の部品の拡大図。
第2実施形態に基づく収納式ドアを備えた家具の部分の側面図。
第2実施形態に基づく収納式ドアの駆動装置の部品の拡大図。
第2実施形態に基づく収納式ドアの駆動装置の分解図。
第2実施形態に基づく制御用屈曲部が異なった深さのキャビティに対応する様子を示す、家具の側面図。
第2実施形態に基づく制御用屈曲部が異なった深さのキャビティに対応する様子を示す、制御用屈曲部の部分拡大図
第2実施形態に基づく制御用屈曲部が異なった深さのキャビティに対応する様子を示す、家具の側面図。
第2実施形態に基づく制御用屈曲部が異なった深さのキャビティに対応する様子を示す、制御用屈曲部の部分拡大図。
第2実施形態に基づく制御用屈曲部が異なった深さのキャビティに対応する様子を示す、家具の側面図。
第2実施形態に基づく制御用屈曲部が異なった深さのキャビティに対応する様子を示す、制御用屈曲部の部分拡大図。

実施例

0024

図1は、食器棚の形態で示される家具23としての第1のアイテムを示し、家具カーカス25を含む。家具カーカス25は、互いに平行に配置された複数の側壁29,17,30、部分的な部品31を含む後壁、カバープレート28、ベースプレート32(図2c参照)、及び家具23を閉めることができる家具用ドア1で構成される。互いに間隔を置いて配置された側壁17,30と、後壁の部品31は、空間を形成するキャビティ2を特定するための形成面を規定する。側壁17,30の幅、すなわち食器棚23の幅は、キャビティ2の奥行き5を特定する。家具用ドア1はヒンジ37を介してベース固定部品18に固定されている。ベース固定部品18は、以下の図に示すように、駆動装置に動作可能に接続されている。

0025

図8の分解図に示す様に、駆動装置はおよそ次の構成要素を含む。制御用屈曲部3は上面41を有し、この制御用屈曲部3は家具カーカス25の側面17、すなわちキャビティ2を限定する面に取り付けられている。駆動装置の取り付けは、ローラーの形態を有する制御部品15が制御用屈曲部3の上面41に支持され、このローラーはボルト40を介してスライダ42に取り付けられる。スライダ42は、2つのガイド部材43,45と支持部材44とから構成されたガイドに直線的に移動可能に取り付けられており、それによって、スライダとガイドを家具ドア用のベース固定部品18に取り付けることができる。スライダ42及び制御部品15は、エネルギー蓄積部材である2本の引っ張りバネ12及び13によって作用される。引っ張りバネ12及び13の第1の端部はそれぞれスライダ42に接続され、第2の端部はスプリングテンショナ46によって保持されている。スプリングテンショナ46は、支持部材47上に調節可能に配置されている。支持部材47にあるスプリングテンショナ46の調整により、ばね力を異なるように調整することができる。

0026

図2ないし図6のシーケンスを参照して、家具ドア1を開けたときに、家具ドア1をキャビティ2内に保管したい場合を説明する。

0027

図2cは、キャビティ2の外側に家具ドア1がある場合を示す。この位置では、駆動装置は家具ドア1に拘束力を加える。なぜなら、制御部品15は、キャビティ2内に完全にはまり込む位置の方向にある場合、制御用屈曲部3の上昇斜面に乗っているからである。また、引っ張りバネ12および13は、この状態ではわずかな予応力を有しており、従って、互いに引っ込む傾向にある。これは、家具ドア1をキャビティ2内に移動させるためには、操作者が駆動装置の抑制力に対向して最初に押す必要があることを意味する。対向して押す必要のある前記抑制力は、家具ドア1が初期段階でキャビティ内に勝手に移動することを防止する。初期段階とは、例えば家具ドア1がまだ完全に開かれていない状態にあるとき、すなわち、家具ドア1がキャビティ2の長手方向の平面にまだ完全に一致していない位置にあるときを言う。

0028

図2に示す位置から図3に示す位置に移行すると、制御部品15は、制御用屈曲部3の上昇斜面に沿って上方に案内され、それにより、エネルギー蓄積部に幾分かのエネルギー蓄積される。

0029

制御用屈曲部3のローカルの最上点を過ぎると、制御部品15は、最下点の位置の方向に移動し、図4に示す位置に到達する。

0030

図3に示す位置から始まり、図4に示す位置に至ると、エネルギー蓄積部に蓄積されたエネルギーは解放され、それによってベース固定部品18の加速支援し、それによって家具ドア1の加速も支持する。このようにして、家具ドア1のキャビティ2への押し込み運動が容易になる。

0031

図4に示す位置に来ると、エネルギー蓄積部である引っ張りバネ12および13は、エネルギーの蓄積量が最も低い程度の状態にもたらされる。慣性により、家具ドア1は、エネルギー蓄積部を続けてエネルギー蓄積動作に向けて働くようにさらに移動され、エネルギー蓄積動作は、家具ドア1がキャビティ内に完全にはまり込む位置に達すると終了する(図6参照)。図5は中間位置を示す。

0032

家具ドア1がキャビティ内に完全にはまり込んだ位置に達すると(図6参照)、エネルギー蓄積部に蓄積されたエネルギーの影響により家具ドア1がキャビティ2から直ちに引き戻されることを防止するために、家具ドア1のロックが一方で行われる。前記ロックを実現するために、前記ベース固定部品18上に配置された第1ロックユニット19と、それと協働する第2ロックユニット20とで形成されるロック装置を含む。第2ロックユニット20はカーカス側に配置されている。

0033

キャビティ2内に家具ドア1が完全にはまり込む位置にスムーズに到達するために、家具ドア1の動きを減衰させるためのダンパー装置21をさらに含む。ダンパー装置21はベース固定部品18上に配置されたストッパ39と協働する。

0034

図4から図6の遷移時に制御部品15が遭遇する上昇斜面は、家具ドア1の慣性によって生じる自然速度でわずかな抵抗しか感じないように構成されている。

0035

制御用屈曲部3は上面41を有し、制御用屈曲部3は、本実施形態では、家具用カーカス25の側面17、すなわち空洞2の制限面に取り付けられている。駆動装置の取り付け位置について説明すると、ローラーの形態で提供される制御部品15が制御用屈曲部3の上面41に支持され、該ローラーはボルト40を用いてスライダ42上に取り付けられる。この部分において、スライダ42は、直線的に移動可能にガイドに取り付けられている。ガイドは2つのガイド部材43,45と支持部材44とで構成されており、スライダのガイドは家具ドア1のベース固定部品18に取り付けられている。制御部品15と共にスライダ42は、2つの引っ張りバネ12,13の形態で提供されるエネルギー蓄積部材により作用される。これらの引っ張りバネ12,13の第1の端部はそれぞれスライダ42に接続され、スプリングテンショナ46によって保持される。スプリングテンショナ46は、支持部材47上に調整可能に配置される。支持部材47上のスプリングテンショナ46の位置調整により、異なるバネ力に設定することができる。

0036

図2から図6に示すシーケンス位置を参照して、家具ドア1を開けたときに、家具ドア1をキャビティ2内に保管する場合を説明する。

0037

図2cは、家具ドア1がキャビティ2の外側に位置する場合を示す。この位置では、駆動装置は家具ドア1に抑制力を加える。なぜなら、制御部品15は、キャビティ2の中に嵌まり込む方向に対し、制御用屈曲部3の上昇斜面に配置されているからであり、また、引っ張りバネ12,13は、この状態では、わずかな引っ張り力を有しており、いずれも収縮する傾向にあるからである。これは、家具ドア1をキャビティ2内に収納させるためには、ユーザが最初に駆動装置の抑制力を克服する必要があることを意味する。克服する必要のある抑制力を設けることにより、家具ドア1が早期の段階でキャビティ内に収納されてしまうことを防止する。早期の段階とは、例えば家具ドア1がまだ完全に開かれていないときや、家具ドア1がキャビティ2の長手方向の延長線で特定される平面内にまだ完全には位置合わせされていないときも含む。

0038

図2に示す位置から図3に示す位置に移行すると、制御部品15は、制御用屈曲部3の上昇斜面に沿って上方に案内され、それにより、エネルギー蓄積部にはわずかにエネルギーが蓄積される。

0039

制御用屈曲部3のローカルな最上点が克服された後、制御部品15は、更に最下点の方向に移動し、図4に示す位置に到達する。

0040

図3に示す位置から図4に示す位置に移行する間、エネルギー蓄積部に蓄積されたエネルギーは解放され、それによってベース固定部品18を加速し、それと共に家具ドア1の加速も追随する。このようにして、家具ドア1のキャビティ2への押し込み運動が容易になる。

0041

図4に示す位置では、エネルギー蓄積部である引っ張りバネ12,13は、最も低い引っ張り強度で引っ張っている。慣性により、家具ドア1は、さらに移動し、エネルギー蓄積部材によるエネルギー蓄積動作を行い、蓄積動作が完了するのは、家具ドア1がキャビティ内に完全に嵌まり込む位置に達するときである(図6参照)。図5は、それに至る中間位置を示す。

0042

キャビティ2内に完全に嵌まり込んだ位置に達すると(図6参照)、家具ドア1はロックされ、チャージされたエネルギー蓄積部材の影響により、家具ドア1が直後にキャビティ2から押し出されることを防止する。このロックを実現するために、ロック装置を有する。ロック装置は、ベース固定部品18上に配置された第1ロックユニット19と、それと協働する第2ロックユニット20とで形成される。第2ロックユニット20は、カーカス側に配置されている。

0043

キャビティ2内に完全に嵌まり込んだ位置に円滑に到達するために、家具ドア1の動きを減衰させるためのダンパー装置21をさらに含む。ダンパー装置21は、ベース固定部品18に配置されたストッパ39と協働する。

0044

さらに、制御部品15が図4の位置から図6の位置に至るまでの間に存在する上昇斜面は、ユーザがわずかな抵抗しか感じないように、すなわち、家具ドア1がその慣性動作による自然速度で動くように、構成されている。

0045

図7a〜図7eは、家具ドア1の移動シーケンス、すなわち、キャビティ2内に完全に嵌まり込んだ位置からキャビティ2の外側に送り出された位置に向かって移動する家具ドア1の動きを示す。この動きは、家具ドア1が完全に嵌まり込んだ位置から更に進んだ押し込み位置に家具ドア1を押し込むことによって開始される。これにより、ロックユニット19,20のロックが解除される。エネルギー蓄積部材に蓄積されたエネルギーは、ベース固定部品18に伝達され、このベース固定部品18に蝶番を用いて接続された家具ドア1が外向きに加速される。ここで、制御用屈曲部3の勾配は、最初の加速度が非常に高くなるように選択されている。このようにして、システムの動作を再現することができる。

0046

加速過程図7b参照)にある間、ユーザの関与は必要ではない。制御用屈曲部3の最下点に達すると、家具ドア1の飛び出し速度は最大に達し、そこからブレーキ操作が開始される。家具ドア1がキャビティ2の外側の位置に達すると速度を低下させるためにブレーキ操作は、必要である。

0047

これにより、キャビティ2の外側の位置に到達する直前に家具ドア1の動きを緩衝させるダンパー装置22の損傷を防止することができると共に、キャビティ2の辺りに居るユーザの危害を防ぐことができる。

0048

図7dの位置に達すると、ブレーキ動作が終了し、ダンパー装置22が作動する。

0049

図7eの状態に達すると、図2で示した初期位置と同じとなり、家具駆動装置1はユーザによって閉じられることができる。

0050

図9〜図13を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、制御用屈曲部を調整してキャビティの深さを調節することができる点で、第1実施形態と異なる。このため、制御用屈曲部は、互いに調整可能な少なくとも2つのセグメントから構成される。

0051

図9aは、第2実施形態の家具24の部分の斜視図で示す。家具24の基本構造は、図1に示す家具23に対応する。カバープレート33、ベースプレート34、側壁35および後壁の一部36が示されている。

0052

側壁35の奥行は、キャビティの奥行き6を規定する。キャビティは、側壁35、後壁の一部36、および側壁35と平行に存在する別の側壁(図示せず)によって特定される。この別の側壁は、この第2実施形態による構成を隠すことなく見ることができるようにするため、この図および以下の図において不図示である。家具のカーカスは、符号26で示されている。

0053

側壁35には、スライダ48を案内するためのガイド部材38が配置されており、ガイド部材38は、ベース固定部品27に接続されている。家具ドアは、ベース固定部品27に回動可能に取り付けられている。

0054

第2実施形態に係る駆動装置の基本的な構成要素は、図12の分解図で示されている。駆動装置は、第1レバー51を含み、その第1端はベース固定部品27に回転可能に取り付けられる。第1レバー51の第2端には、制御用屈曲部4が配置されており、制御用屈曲部4は、互いに調整可能な2つのセグメント10,11で構成される。この調整は、回転式調整であり、共通の回動軸60の周りを回転させて調整する。第2セグメント11に対し、第1セグメント10を所定の位置に固定するために、固定手段として複数の孔59と、対応する複数のねじ孔とが設けられており、そこにねじを収容する。

0055

レバー51の第2端には、別のレバー52の第1端が回転可能に接続され、レバー52の第2端は家具のカーカス26に回転可能に取り付けられている。

0056

レバー51,52をベース固定部品27および家具カーカス26にそれぞれ回転可能に取り付けるために、くさび状部材49,50が設けられている。

0057

駆動装置の動作しても、レバー51と制御用屈曲部4との相対位置は変化しない。対照的に、第2のレバー52と制御用屈曲部4の相対位置は変化する。

0058

第2のレバー52には、ハウジング53が設けられており、そこにエネルギー蓄積部材である圧縮バネ14を収容する。ハウジング53内には、エネルギー蓄積部材を介して摺動部材54が挿入され、エネルギー蓄積部材の作用によって摺動部材54はハウジング53内で移動可能である。摺動部材54の一端には軸受55が設けられ、そこに制御部品16であるローラーが配置されている。制御部品16は、エネルギー蓄積部材の力によって制御用屈曲部4に対して加圧される。より詳しくは、駆動装置が組み立てられた場合における制御用屈曲部4の上側に対して加圧される。

0059

図9,10,11のシーケンスに示すように、家具ドア1がキャビティの外側の位置からキャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置に向かって移動する場合、制御部品16は、第1実施形態の場合と同じように、同じ様な勾配を受ける、すなわち同じような最上点および最下点を通る。これは、当然、家具ドア1がキャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置からキャビティ外の位置に移動する際の移動シーケンスも、第1実施形態の場合と同様の動作をすることを意味する。また、キャビティ内に完全に嵌まり込んだ位置に達する直前の家具ドアの緩衝機能およびロック機能は、第1実施形態の場合と同様な構成で作用する。

0060

上述したように、この実施形態の主な特徴点は、制御用屈曲部4を異なる深さに適合させることができることである。図13a〜図13fは、奥行が異なるキャビティへの適合を示しており、それに伴い、奥行が異なる家具にも適合する。図13a、13cおよび13eでは、異なる奥行7,8,9を有するキャビティが示されている。制御用屈曲部4に対する制御部品16の開始位置および終了位置がそれぞれ同じであることを確保するため、セグメント10,11の相対角度位置56,57,58は、図13b、図13dおよび図13f に示したように、固定部材59によって適合な位置に固定されている。奥行7,8,9は、例えば、キャビティの深さが750mm,650mm,550mmの場合に対応する。

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