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技術 呼吸器インターフェース

出願人 トゥルーデルメディカルインターナショナル
発明者 グルカノエルバランジョージ
出願日 2016年1月13日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2017-537221
公開日 2018年1月25日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2018-501899
状態 特許登録済
技術分野 治療用噴霧、吸入、呼吸装置
主要キーワード 中空円筒形部材 拡張チャンバ 取り付け方式 受け入れスロット 平衡システム 遠隔供給源 内径部内 案内部品
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月25日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

エーロゾル送り出しシステムに用いられる患者呼吸器インターフェースが開示される。このインターフェースは、乳児期の問題、例えば新生児呼吸窮迫症候群治療する際に侵襲性挿管を必要とせずにエーロゾル化薬物を乳児に導入する機構を提供することができる。インターフェースは、おしゃぶりの形状をした外側本体を有するのが良く、この場合、おしゃぶりの挿入部分は、中空であり、かつインターフェースのフランジおよび挿入部分を貫通して通すことができるカテーテルまたは他の管を案内するための開口部を有するのが良い。カテーテルを挿入部分の先端部から引っ込めまたは僅かに伸長させることができ、その結果、噴霧化された薬物の流れをエーロゾル形態で患者の口腔咽頭に送り出すことができるようになっている。

概要

背景

新生児呼吸窮迫症候群は、肺サーファクタント肺胞表面活性物質)の欠乏によって引き起こされる場合がある。サーファクタント欠乏乳児治療のための現行やり方は、液体サーファクタント懸濁液を点滴注入することである。典型的なサーファクタント導入療法では、気管挿管が必要である。乳児に関して予想されるように、かかるサーファクタント導入療法には幾つかの課題があるとも言える。これら課題は、気管挿管が侵襲性であって乳児にとって潜在的な副作用をもたらすということを含むことがある。液体サーファクタントの導入により、乳児のの中に不均一な分布状態が生じることがある。加うるに、液体の導入により、乳児のための換気が一時的に遮断される場合がある。

概要

エーロゾル送り出しシステムに用いられる患者呼吸器インターフェースが開示される。このインターフェースは、乳児期の問題、例えば新生児呼吸窮迫症候群を治療する際に侵襲性挿管を必要とせずにエーロゾル化薬物を乳児に導入する機構を提供することができる。インターフェースは、おしゃぶりの形状をした外側本体を有するのが良く、この場合、おしゃぶりの挿入部分は、中空であり、かつインターフェースのフランジおよび挿入部分を貫通して通すことができるカテーテルまたは他の管を案内するための開口部を有するのが良い。カテーテルを挿入部分の先端部から引っ込めまたは僅かに伸長させることができ、その結果、噴霧化された薬物の流れをエーロゾル形態で患者の口腔咽頭に送り出すことができるようになっている。

目的

サーファクタント欠乏乳児の治療のための現行のやり方は、液体サーファクタント懸濁液を点滴注入することである

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

患者呼吸器インターフェースであって、患者の口腔内に部分的にしか延びないよう寸法決めされた挿入部分と、前記挿入部分に取り付けられたフランジとを有し、前記フランジは、前記挿入部分に実質的に垂直に差し向けられた表面を有し、前記挿入部分および前記フランジによって供給経路が形成され、前記供給経路は、前記挿入部分の長手方向軸線に沿って同軸位置決めされるとともに一回分供給量の加圧気体および物質運ぶ少なくとも1本のルーメン受け入れるよう寸法決めされ、前記挿入部分および前記フランジは、前記挿入部分の中央を通る前記患者の口腔咽頭へのエーロゾル形態での前記物質の導入を可能にする形状をなして配置されている、患者呼吸器インターフェース。

請求項2

前記挿入部分は、遠位端のところで中央に位置決めされた開口部を定める軟質外面を有する、請求項1記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項3

前記物質は、前記挿入部分の前記遠位端のところでエーロゾル化される、請求項1記載の新生児呼吸器インターフェース。

請求項4

前記少なくとも1本のルーメン内で運ばれる前記物質は、液体の形態をしている、請求項1記載の新生児呼吸器インターフェース。

請求項5

前記物質は、薬物である、請求項3記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項6

前記形状は、おしゃぶり形状である、請求項1記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項7

前記挿入部分は、前記挿入部分の遠位端から引っ込んで位置するとともに前記遠位端に対して同軸に位置決めされた開口部を有する中空軟質材料である、請求項1記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項8

前記挿入部分および前記フランジは、単一の軟質材料で作られ、前記患者呼吸器インターフェースは、前記フランジ内に位置決めされるとともに前記フランジを貫通して前記挿入部分中に通じる開口部を備えた硬質案内部材を更に有する、請求項1記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項9

前記案内部材の前記開口部内に位置決めされたひずみ逃がしスリーブを更に有し、前記ひずみ逃がしスリーブは、前記案内部材の一方の側に位置決めされている第1の端および前記第1の側と反対側の前記案内部材の第2の側に位置決めされている第2の端を備えた中空円筒形部材を有する、請求項8記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項10

硬質案内部材が、前記軟質外面の内面に沿って延びている、請求項2記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項11

患者呼吸器インターフェースであって、患者の口腔内に部分的にしか延びないよう寸法決めされた挿入部分と、前記挿入部分に取り付けられたフランジとを有し、前記フランジは、前記挿入部分に実質的に垂直に差し向けられた表面を有し、前記挿入部分および前記フランジによって供給経路が形成され、前記供給経路は、前記挿入部分の長手方向軸線に沿って同軸に位置決めされるとともに薬物を受け入れるよう寸法決めされ、前記挿入部分および前記フランジは、前記挿入部分の中央を通る前記患者の口腔咽頭へのエーロゾル形態での前記物質の導入を可能にする形状をなして配置されている、患者呼吸器インターフェース。

請求項12

一端が前記フランジ内に取り外し可能に位置決めされた拡張チャンバを更に有し、前記拡張チャンバは、別の端のところに位置するカテーテル受け入れ案内を有し、前記カテーテル受け入れ案内は、前記拡張チャンバ内のカテーテルの端部を保持するよう位置決めされている、請求項11記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項13

先端部に隣接して位置する前記挿入部分の端領域は、拡大された厚みを有し、前記挿入部分の前記端領域の直径は、前記挿入部分の任意他の領域の直径よりも大きい、請求項11記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項14

前記挿入部分は、遠位端のところの中央に位置する開口部を定める軟質外面を有する、請求項11記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項15

前記挿入部分は、前記軟質外面の内側に位置決めされるとともに前記軟質外面の長さの少なくとも大部分にわたって延びる硬質インターフェースコネクタを更に有する、請求項14記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項16

前記硬質インターフェースコネクタは、カテーテルを受け入れるとともに前記カテーテルの先端部を前記軟質外面の前記開口部から引っ込められかつ前記軟質外面の内壁から遠ざかった位置に維持するよう寸法決めされている、請求項15記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項17

前記フランジは、前記挿入部分を備えた前記フランジの側から前記挿入部分と反対側の前記フランジの側への前記患者の口からの空気の流れを可能にするよう位置決めされている一方向弁を備えた圧力逃がし弁を更に有する、請求項15記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項18

前記薬物は、エーロゾル形態のものである、請求項11記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項19

患者呼吸器インターフェースであって、患者の口腔内に部分的にしか延びないよう寸法決めされた挿入部分と、前記挿入部分に取り付けられたフランジとを有し、前記フランジは、前記挿入部分に実質的に垂直に差し向けられた表面を有し、前記挿入部分は、軟質材料で構成されていて前記フランジの第1の側に連結され、前記挿入部分と反対側の前記フランジの側は、柔軟性開口部を備え、前記挿入部分および前記フランジによって供給経路が形成され、前記供給経路は、前記挿入部分の長手方向軸線に沿って同軸に位置決めされるとともに前記柔軟性開口部を介して薬物をエーロゾル形態で受け入れるよう寸法決めされ、前記挿入部分および前記フランジは、前記挿入部分の中央を通る前記患者の口腔咽頭へのエーロゾル形態での前記物質の導入を可能にする形状をなして配置され、拡張チャンバを更に有し、前記拡張チャンバは、前記フランジの前記柔軟性開口部内に嵌まり込むよう寸法決めされた第1の開口部および前記拡張チャンバの内部の中央領域内にエーロゾルを受け入れるための第2の開口部を有する、患者呼吸器インターフェース。

請求項20

前記拡張チャンバの前記第2の開口部は、前記中央領域内に延びるとともに前記中央領域内にカテーテルの先端部を位置決めするよう構成されたカテーテル受け入れチャネルを有する、請求項19記載の患者呼吸器インターフェース。

請求項21

前記拡張チャンバの前記第2の開口部は、一回計量投与分の端を受け入れるよう寸法決めされた開口部を含む、請求項19記載の患者呼吸器インターフェース。

技術分野

0001

本開示内容、すなわち本発明は、呼吸器インターフェースに関する。特に、本発明は、エーロゾル化された物質乳児小児または成人送り出す際に用いられる呼吸器インターフェースに関する。

0002

〔関連出願の説明〕
本願は、2015年1月13日に出願された米国特許仮出願第62/102,813号の権益主張出願であり、この米国特許仮出願を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。

背景技術

0003

新生児呼吸窮迫症候群は、肺サーファクタント肺胞表面活性物質)の欠乏によって引き起こされる場合がある。サーファクタント欠乏乳児の治療のための現行やり方は、液体サーファクタント懸濁液を点滴注入することである。典型的なサーファクタント導入療法では、気管挿管が必要である。乳児に関して予想されるように、かかるサーファクタント導入療法には幾つかの課題があるとも言える。これら課題は、気管挿管が侵襲性であって乳児にとって潜在的な副作用をもたらすということを含むことがある。液体サーファクタントの導入により、乳児のの中に不均一な分布状態が生じることがある。加うるに、液体の導入により、乳児のための換気が一時的に遮断される場合がある。

0004

エーロゾル送り出しシステムに用いられる患者呼吸器インターフェースが開示される。このインターフェースは、例えば新生児呼吸窮迫症候群を治療するときなどに、侵襲性挿管を必要とせずにエーロゾル化薬物又はエーロゾル化液体を患者、例えば大人、子供、乳児に導入する機構を提供することができる。インターフェースは、おしゃぶりの形状をした外側本体を有するのが良く、この場合、おしゃぶりの挿入部分は、中空でありかつインターフェースのフランジおよび挿入部分を貫通して通すことができるカテーテルまたは他の管を案内するための開口部を有するのが良い。カテーテルを挿入部分の先端部から僅かに引っ込めまたは伸長させることができ、その結果、噴霧化された薬物の流れをエーロゾル形態で又は一部エーロゾル形態で患者の口腔咽頭に送り出すことができるようになっている。

0005

一観点では、患者呼吸器インターフェースは、患者の口腔内に部分的にしか延びないよう寸法決めされた挿入部分を有するのが良い。フランジが挿入部分に取り付けられ、フランジは、挿入部分に実質的に垂直に差し向けられた表面を有し、このフランジは、挿入部分が患者の口腔中に延びることができる距離を制限するのに役立つことが可能である。供給経路または噴霧化供給経路が挿入部分およびフランジによって形成されている。供給経路または噴霧化供給経路は、挿入部分の長手方向軸線に沿って同軸位置決めされるとともに一回分供給量の加圧気体および物質を運ぶ少なくとも1本のルーメン受け入れるよう寸法決めされている。物質は、液体の形態をした薬物または液体もしくは乾燥粉末の形態をした他の治療物質から成る場合があるが、これには限定されない。挿入部分およびフランジは、挿入部分の中央を通る患者の口腔咽頭へのエーロゾル形態の又は一部エーロゾル形態の物質の導入を可能にする形状をなして配置されている。他の適当な形状は、おしゃぶりまたはスムーザの形に似た形状であるが、これには限定されない。

図面の簡単な説明

0006

上気道または上部呼吸器系の解剖学的断面に関連した一実施形態としてのおしゃぶりの形態をした患者呼吸器インターフェースを示す図である。
図1の患者呼吸器インターフェースを含む一例としてのエーロゾル送り出しシステムを示す図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの平面図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの斜視図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの正面図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの側面図である。
ひずみ逃がしスリープおよびマルチルーメン型管を有する図1の患者呼吸器インターフェースの平面図である。
ひずみ逃がしスリープおよびマルチルーメン型管を有する図1の患者呼吸器インターフェースの斜視図である。
ひずみ逃がしスリープおよびマルチルーメン型管を有する図1の患者呼吸器インターフェースの正面図である。
ひずみ逃がしスリープおよびマルチルーメン型管を有する図1の患者呼吸器インターフェースの側面図である。
図4Cの患者呼吸器インターフェースの断面図である。
図5の患者呼吸器インターフェースの分解組立て側面図である。
逃がし弁を備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第1の変形実施形態の正面斜視図である。
逃がし弁を備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第1の変形実施形態の背面斜視図である。
逃がし弁を備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第1の変形実施形態の背面図である。
逃がし弁を備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第1の変形実施形態の側面図である。
図7Dの患者呼吸器インターフェースの断面図である。
図8の患者呼吸器インターフェースの分解組立て側面図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの第2の変形実施形態の正面斜視図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの第2の変形実施形態の平面図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの第2の変形実施形態の側面図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの第2の変形実施形態の正面図である。
図10Cの患者呼吸器インターフェースの断面図である。
図11の患者呼吸器インターフェースの分解組立て側面図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの第3の変形実施形態の断面図である。
図13の患者呼吸器インターフェースの分解組立て図である。
保持ストラップを備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第4の変形実施形態の正面斜視図である。
保持ストラップを備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第4の変形実施形態の平面図である。
保持ストラップを備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第4の変形実施形態の側面図である。
保持ストラップを備えた図1の患者呼吸器インターフェースの第4の変形実施形態の正面図である。
上気道または上部呼吸系の解剖学的断面に対する図1〜図15のおしゃぶり形実施形態の変形形態を有する患者呼吸器インターフェースを示す図である。
図16の患者呼吸器インターフェースの正面斜視図である。
図16の患者呼吸器インターフェースの平面図である。
図16の患者呼吸器インターフェースの側面図である。
図16の患者呼吸器インターフェースの正面図である。
ひずみ逃がしスリーブまたはマルチルーメン型管を含む図16の患者呼吸器インターフェースの正面斜視図である。
ひずみ逃がしスリーブまたはマルチルーメン型管を含む図16の患者呼吸器インターフェースの平面図である。
ひずみ逃がしスリーブまたはマルチルーメン型管を含む図16の患者呼吸器インターフェースの側面図である。
ひずみ逃がしスリーブまたはマルチルーメン型管を含む図16の患者呼吸器インターフェースの正面図である。
図17Cの患者呼吸器インターフェースの断面図である。
図19の患者呼吸器インターフェースの分解組立て図である。
図1の患者呼吸器インターフェースの変形実施形態の断面図である。
図21の患者呼吸器インターフェースの分解組立て図である。
図21および図22インターフェースコネクタおよび外側本体の断面図である。
図23のインターフェースおよび外側本体の変形形態の断面図である。
図21の患者呼吸器インターフェースの斜視図である。
図25の患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の正面図である。
図25の患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の斜視図である。
図26Aおよび図26Bの患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の正面図である。
図26Aおよび図26Bの患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の斜視図である。
拡大先端部を含む図25の患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の平面図である。
拡大先端部を含む図25の患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の正面斜視図である。
拡大先端部を含む図25の患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の正面図である。
拡大先端部を含む図25の患者呼吸器インターフェースの外側本体の変形実施形態の斜視図である。
拡張チャンバを備えた患者呼吸器インターフェースの斜視図である。
図29の患者呼吸器インターフェースの分解組立て断面図である。
図29の患者呼吸器インターフェースの断面図である。
図29の患者呼吸器インターフェースの変形実施形態の斜視図である。
図32の患者呼吸器インターフェースの分解組立て断面図である。
図32の患者呼吸器インターフェースの断面図である。
弁付き保持チャンバを含む患者呼吸器インターフェースの正面斜視図である。
弁付き保持チャンバを含む患者呼吸器インターフェースの背面斜視図である。
弁付き保持チャンバを含む患者呼吸器インターフェースの側面図である。
弁付き保持チャンバを含む患者呼吸器インターフェースの分解組立て図である。
図35A図35Dの患者呼吸器インターフェースの変形実施形態の側面図である。
図35A図35Dの患者呼吸器インターフェースの変形実施形態の分解組立て図である。
図36Aおよび図36Bの患者呼吸器インターフェースの変形実施形態の側面図である。
図36Aおよび図36Bの患者呼吸器インターフェースの変形実施形態の分解組立て図である。
ネブライザ器具を含む患者呼吸器インターフェースの正面斜視図である。
ネブライザ形器具を含む患者呼吸器インターフェースの分解組立て側面図である。
連結管を備えた図38Aおよび図38Bのネブライザ形器具を含む患者呼吸器インターフェースの正面斜視図である。
連結管を備えた図38Aおよび図38Bのネブライザ形器具を含む患者呼吸器インターフェースの分解組立て側面図である。

実施例

0007

図1を参照すると、仮想上の患者の頭部領域の断面が示されており、この断面図は、患者の呼吸器系に対する患者呼吸器インターフェース100の実施形態を示している。患者呼吸器インターフェース100(本明細書では新生児インターフェースまたは単にインターフェースとも呼ばれる)は、乳児または小児を落ち着かせるために一般的に用いられているおしゃぶりの形態を取った状態で示されている。患者インターフェース100は、以下に詳細に説明されているように、1本または2本以上のルーメンを備えた管、例えばカテーテルが、インターフェースの本体を完全に通ってインターフェースのおしゃぶり本体または他の本体形状物の先端部の中央と整列することができるようにする通路を備え、その結果、気体またはエーロゾル化物質、もしくは部分的にエーロゾル化された物質を患者の口のほぼ中央から患者の気道の口腔咽頭野または領域中に導入することができるようになっている。インターフェース100がおしゃぶりの形態をしている実施形態では、インターフェースの遠位端は、制限された距離に届くことしかできず、したがって、インターフェース100の先端部102は、どのような患者の不快感をも生じさせるように口腔を通り過ぎて先へ延びることはなく、しかしながら、エーロゾルが口腔咽頭に達することができ、その結果、エーロゾルを吸い込んで肺の表面を覆うことができるようになっている。インターフェースは、管の先端部を保護するとともに、過剰に侵襲性とせずに管の先端部をできるだけ患者の気道の近くに位置決めするよう寸法決めされている。

0008

図2を参照すると、患者呼吸器インターフェース100を含むエーロゾル送り出しシステム104が示されている。エーロゾル送り出しシステムは、液体容器およびマルチルーメン型管(106,108)を含むのが良い。液体容器106は、噴霧化される液体の自給式の補充可能な一回分供給量を保持することができ、マルチルーメン型管108は、気体供給源がエーロゾル送り出しシステムの端に取り付けられた状態で気体を運搬することができる。気体供給源への連結のための再封止可能な取り付け具110が液体容器106に隣接してエーロゾル送り出しシステムの一端に取り付けられた状態で位置決めされるのが良い。容器106は、液体リザーバおよび液体リザーバとは独立の気体通路を備えた本体を有するのが良く、この場合、液体リザーバおよび気体通路は、再封止可能な取り付け具110を介して気体供給源と連通状態にある。容器106は、再封止可能な取り付け具110が気体供給源に取り付けられると、気体供給源に隣接して位置決めされるよう構成されている。容器106の第2の端がマルチルーメン型管108に連結される。第2の端は、容器106内の液体リザーバからマルチルーメン型管108内の液体ルーメンまでの液体経路ならびに容器106内の気体通路からマルチルーメン型管108内の少なくとも1本の気体ルーメンまでの気体経路を構成するのが良い。インターフェース100用の1つの適当なエーロゾル送り出しシステムが米国特許出願公開第2012/0048264(A1)号明細書に示されており、この米国特許出願公開を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。

0009

一実施形態では、マルチルーメン型管108は、液体および気体をその長さに沿って患者呼吸器インターフェース100まで運ぶ。マルチルーメン型管108の長さは、必要に応じて、インターフェース100とエーロゾル送り出しシステム104の容器106との間に適当な距離を提供するよう選択されるのが良い。一実施形態では、管は、少なくとも1本の液体ルーメンおよび少なくとも1本の気体ルーメン、例えば1本の中央液体ルーメンを包囲した複数の気体ルーメンを有することが想定される。加うるに、管108の遠位端のところに設けられたオリフィスは、気体および液体が管を出るときに気体と液体が混ざり合ってエーロゾルになるようにするよう構成されているのが良い。別の具体化例では、管は、その長さの一部分の範囲内に複数のルーメンを有するとともに次に、気体と液体が管を出る前に混ぜ合わされる内部混合領域を有するのが良い。さらに別の実施形態では、管は、気体と液体の両方を運ぶたった1本のルーメンを有しても良い。ひずみ逃がし部分112が、管がインターフェース100に出会うマルチルーメン型管108の端のところに集中するはさみ潰しまたは過度の力を最小限に抑えるようインターフェース100の一端に取り付けられるのが良い。エーロゾル送り出しシステムおよびインターフェースを用いると、1平方インチ当たり50ポンド(50psi)の圧力状態にある気体が再封止可能な取り付け具110のところで受け取られた場合、10〜14マイクロメートル空気動力学中央粒子径(mass median aerodynamic diameter、MMAD)の範囲の粒径を有する連続的に生成されるエーロゾルを作ることができるということが想定される。

0010

図3A図3Dは、インターフェース100の実施形態の互いに異なる図である。インターフェース100は、フランジ部分114および挿入部分116を有するのが良い。挿入部分116は、乳児の口の中に挿入されるようになっており、フランジ114は、口腔内への挿入部材116の侵入可能距離を制限するための停止部材となる。挿入およびフランジ部分116,114は、同種の材料または異種材料で構成できる。挿入部分116は、口腔内接触にとって安全である軟質材料、例えば標準型おしゃぶりで用いられている軟質材料、例えばシリコーンで作られることが想定される。チャンバ状の領域が挿入部分の内側によって画定される。図3Bおよび図3Dに最も良く示されているように、挿入部分116は、挿入部分の中央を通っていて、インターフェース100の先端部102に隣接した凹み領域内に配置された同軸状に整列した開口部118を有するのが良い。挿入部分の寸法は、意図した患者の体型および年齢に応じて様々であって良い。乳児に用いられる一実施形態では、最大直径範囲Dおよび長さ範囲L(図3C)は、それぞれ、10〜20ミリメートル(mm)および15〜35mmであるのが良い。

0011

図4A図4Dを参照すると、挿入部分116から見てフランジの反対側に位置するフランジ114から延びるひずみ逃がしスリーブ112を備えた図3A図3Dのインターフェースが示されている。ひずみ逃がしスリーブは、インターフェースの挿入部分内からフランジ114を通って延びるとともにマルチルーメン型管108を保護するためにフランジ114の他方の側から短い距離にわたって遠ざかって延びるのが良い。図4Bおよび図4Dは、マルチルーメン型管108が挿入部分内のひずみ逃がしスリーブを越えて延びた後でマルチルーメン型管108がインラーフェース100の先端部102の近くで開口部118を貫通して延びている状態を示している。

0012

次に図5を参照すると、図2〜図4のインターフェース100の断面図が示されており、マルチルーメン型管108は、ひずみ逃がしスリーブ112を完全に貫通して挿入されて挿入部材116の開口部118を貫通して延びている。図6に最も良く示されているように、インターフェース100は、数個コンポーネントで構成されるのが良い。インターフェースの外側コンポーネントまたは本体126は、軟質材料、例えばシリコーンで作られたおしゃぶり部分である。挿入部分116は、中空であり、先端部102から折り返されるとともに引っ込められた領域に位置決めされた開口部118を備えている。先端部102は、挿入部分116の形状の維持を助けるよう本体126の先端部102の内側に位置決めされた支持リング124で支持されるのが良い。本体126は、これがフランジと出会う箇所のところの初期直径から先端部102のところの僅かに大きい直径まで湾曲するのが良い。締結具案内部品122は、本体126内に形成されるスロット128内に摩擦嵌め関係を作ることができる。締結具型案内122は、フランジとともにスロット128内に嵌まり込むよう寸法決めされ、摩擦嵌めまたは他の締結技術を用いてひずみ逃がしスリーブ112を受け入れるよう寸法決めされた中空中心軸線を有する。マルチルーメン型管108は、ひずみ逃がしスリーブ112の中空シャフトを貫通して嵌まるよう寸法決めされていて、このマルチルーメン型管は、ひずみ逃がしスリーブ112に固定的に取り付けられるかひずみ逃がしスリーブ112に取り外し可能に取り付けられ、例えば、摩擦嵌め関係をなして摺動可能に取り付けられるかのいずれかが行われるのが良い。

0013

一実施形態では、マルチルーメン型管またはカテーテル管108は、ナイロン材料または、気体、液体、および/または乾燥粉末に用いられかつその内部に1本または2本以上のルーメンを維持するのに適した他の多くの軟質材料のうちの任意のもので作られるのが良いことが想定される。ひずみ逃がしスリーブ112は、硬質材料、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)で作られても良い。締結具型案内インサート122ならびに支持リング124は各々、より硬質の材料、例えば熱可塑性樹脂で作られるのが良い。締結具型案内122および支持リング124は各々、おしゃぶり形インターフェース100の外側本体126に剛性および/または形状を提供する。図2図6の実施形態では、インターフェース100は、同軸に位置決めされた1本のマルチルーメン型管、例えばカテーテルを案内するよう寸法決めされている。このマルチルーメン型管108は、インターフェース100の中空本体126の先端部102内に僅かに引っ込められるよう位置決めされても良く、あるいは、先端部102を僅かに越えて延びるよう目に見えて位置決めされても良い。

0014

圧力逃がしポートを含む変形例としての患者呼吸器インターフェース実施形態が図7A図7Dならびに図8および図9に示されている。図7〜図9に示されたインターフェース200もまた、形状が僅かに異なる挿入部分216およびフランジ214を有する。インターフェース200というこの実施形態の挿入部分216は、互いに異なる区分またはテーパした輪郭(テーパプロファイル)の状態に分けられる連続的にテーパした輪郭(プロファイル)を有する。フランジ214内に位置決めされた圧力逃がし組立体215により、患者の体内で増大した過剰な圧力が挿入部分216を通ってフランジ214内の圧力逃がし組立体215から出ることができる。マルチルーメン型管108の位置もまた、図7Bおよび図7Cに示されており、ここでは、図2図6のインターフェース100の場合と同様、マルチルーメン型管108は、中央に配置されていてフランジ214および挿入部分216を通って患者の口腔内に延びるはずである。

0015

図8および図9は、図7A図7Dのインターフェース200を詳細に示している。圧力逃がし組立体215では、圧力逃がし弁217が締結具型案内222に設けられた圧力逃がしポート223を覆うよう締結具型案内222に嵌まり込む。圧力逃がし弁217は、圧力逃がしポート223を覆って可動的に位置決めされた弁フラップ221および締結具型案内222の受け入れ領域219内に嵌まり込むよう寸法決めされたアンカー部分225を有する。インターフェース200の外側部分は、幾分図2図5の実施形態の外側本体に類似しているが、図2図6のインターフェース100の先端部102よりも僅かに前に位置する凹み開口部118ではなくインターフェース200の先端部202のところに設けられた開口部218を備える単一のおしゃぶり外側本体226で形成されている。圧力逃がしポート223を備えた締結具型案内222は、おしゃぶり本体226の内径部内に環状に形成された受け入れスロット228に納まった状態でインターフェース200のフランジ部分214中に嵌まり込む。締結具型案内222は、ひずみ逃がしスリーブ212を受け入れる中央軸方向通路を有し、この中央軸方向通路は、この場合、カテーテルまたはマルチルーメン型管108を受け入れるよう寸法決めされている。図8に示されているように、完全に組み立てられて休止状態にあると、圧力逃がし弁215は、圧力逃がしポート223がフラップ221によって覆われるよう閉じられる。乳児の口腔内が高すぎる圧力を受けた場合、開口部218の内径部の空間は、余剰の圧力を挿入部分216に通し、圧力逃がしポート223を通し、そして圧力逃がし弁217のフラップ221から出るよう伝え、圧力逃がし弁217は、所定の圧力を超えるフランジ214の挿入部分側に加わる増大した圧力に応答して開くことになる。また、この実施形態では、マルチルーメン型管108は、挿入部分216の先端部202を通って伸長された状態で示されている。圧力逃がし弁217は、多くの軟質材料のうちの任意のもの、例えばシリコーンで構成できることが想定される。

0016

おしゃぶり形患者呼吸器インターフェースの挿入部分およびフランジについて多くの形状のうちの任意のものが想定される。例えば、図10A図10Dならびに図11および図12は、図1図6および図7〜図10の実施形態のインターフェースと比較して、インターフェース300の僅かに変更された形状を示している。例えば、挿入部分316は、先端部302のところで終端する丸形遠位端部307を有し、先端部302は、図1図6の実施形態の凹み開口部118とは異なり、この先端部と面一をなした開口部318を定めている。加うるに、図10A図10Dの開口部318は、図7〜図9の実施形態の先端部202のところの開口部218よりも小さな直径を示している。また、フランジ314の形状は、先のフランジの実施形態の場合とは異なっている。保持ストラップを受け入れるための開口部309が設けられている。加うるに、挿入部分316と反対側のフランジ314の側には、タブ305が設けられており、このタブは、インターフェース300を挿入しまたは取り出すために医療専門家または患者に対するグリップとして働くことができる。カテーテルまたはマルチルーメン型管108は、この場合もまた、挿入部分316内に同軸状に中央に設けられるものとして示されている。挿入部分316と反対側にかつタブ305に隣接したところで、ひずみ逃がしスリーブ312は、フランジ314から延び出るのが良い。

0017

図12に示されているように、図10A図10Dの実施形態の分解組立て断面図が示されている。この場合、インターフェース300のおしゃぶり部分の外側本体326は、先の実施形態と比較して、挿入部分の厚い壁を示し、締結具型案内322は、先の実施形態の場合よりも挿入部分316中により深く嵌まり込んでいる。先の実施形態の場合と同様、締結具型案内322を通る中心軸線は、ひずみ逃がしスリーブ312を摩擦嵌め方式でまたはこの実施形態の本体326の内径部に別の接着または取り付け方式で受け入れるよう寸法決めされている。ひずみ逃がしスリーブ312とカテーテルもしくはマルチルーメン型管108は、先の実施形態に関して説明したのと同じ仕方協働する。

0018

図13および図14を参照すると、おしゃぶり形外側本体426を有する患者呼吸器インターフェース400の更に別の実施形態が開示されている。図13および図14のインターフェース400は、幾分図1図9の挿入部分およびフランジと類似した挿入部分416およびフランジ414を有する。図1図9の実施形態とは異なり、挿入部分416内には、挿入部分の先端部の形状を維持するために用いられていた保持リングが設けられていない。マルチルーメン型管108を保持するための開口部418は、先端部402内に引っ込められていて図1図9の場合と同様な仕方でマルチルーメン型管またはカテーテルを受け入れている。保持スリーブ412が先の実施形態に関して説明したのと同じ仕方で締結具型案内422中に嵌まり込んでいる。図13および図14に示されている追加の特徴は、インターフェース400のフランジ414に取り付けられた状態でいったん患者に取り付けられると挿入部材416を所望の位置に維持するために患者の頭部周りに引き延ばし可能な保持ストラップ429の部分図である。図15A図15Dに示されているように、図10〜図12の実施形態の場合と類似する、完全に円形のフランジ514および挿入部分516を備えた本体526を有するインターフェース500と関連して、保持ストラップ529が詳細に示されている。保持ストラップをフランジ514内に設けられている穴509に通すことができ、そしてこれは、患者の頭部に弾性的に取り付けられるのに適した直径まで延びることができる。

0019

例えば図16図19に示されている他の実施形態では、より侵襲性の高いインターフェースが想定され、この場合、このインターフェースは、先の図の短い伝統的なおしゃぶり長さ形態よりも患者の口腔咽頭中に更に延びることができる。ここで図16を参照すると、湾曲した呼吸器インターフェース600が仮想上の患者の口の中に位置決めされた状態で示されている。図示のように、挿入部分は、口腔を越えて延び、そして口腔咽頭の開始部中に下方に湾曲し、かくして患者の気道中に更に延びている。図17A図17Dは、図16に示されているインターフェースの形態の例示の一実施形態を示している。先の実施形態の場合のようにおしゃぶりの形態ではないが、インターフェース600は、患者の体内中への挿入部分616の挿入可能距離を制限するフランジ614を有する。図示のように、挿入部分616は、患者の口の気道および咽頭口部を全体として辿り、そして患者の気道中に更に延びる湾曲した管を形成している。インターフェース600の外側本体626の端のところに設けられた開口部630の形状は、楕円形または円形であるのが良い。例えば、図17Cおよび図17Dに最も良く示されているように、開口部630の一断面(C1)は、10mm〜13mmの範囲であるのが良く、開口部630の他の断面(C2)は、7mm〜10mmの範囲にあるのが良い。一実施形態では、フランジ614に垂直な挿入部分616の長さ(L‐図17C)は、30mm〜50mmの範囲にあるのが良く、挿入部分の高さ(H)は、20mm〜25mmであるのが良い。寸法の他の組み合わせもまた、患者が成人であるか小児であるか乳児であるかに応じて想定される。

0020

図18A図18Dならびに図19および図20は、図16および図17A図17Dの実施形態の追加の図であり、ひずみ逃がしスリーブ612が締結型案内622から延びている。外側本体626は、熱可塑性樹脂またはPVC材料で形成されるのが良く、締結具型案内は、熱可塑性樹脂または他の硬質材料で作られるのが良い。本体626の挿入部分616は、この実施形態では、口咽頭気道とも呼ばれ、かかる挿入部分は、患者としての乳児の口腔を越えて延びるよう寸法決めされており、そしてこの挿入部分は、患者としての乳児の気道寸法および年齢向きに解剖学的に寸法決めされるのが良い。ひずみ逃がしスリーブ612は、真っ直ぐな部分613および湾曲した部分615で形成されるのが良く、このひずみ逃がしスリーブは、単一の部品であっても良くあるいは真っ直ぐな部分613と湾曲した部分615の接合部のところで連結可能な複数の部品であっても良い。ひずみ逃がしスリーブ612は、PVCまたは他の硬質もしくは軟質材料で形成でき、このひずみ逃がしスリーブは、マルチルーメン型管108によって作られまたは運ばれたエーロゾルを送り出すようマルチルーメン型管108を受け入れてこれを患者の気道に差し向けるよう寸法決めされた保護案内を形成する。

0021

次に図21図23を参照すると、患者インターフェース700の変形実施形態が示されている。インターフェース700のこの具体化例では、軟質柔軟性本体726の挿入部分716は、本体726を通る通路の内面727と、締結具型案内とも呼ばれるインターフェースコネクタ722の外面729との間にきつい締まり嵌め関係が生じるよう寸法決めされている。図21に最も良く示されているように、本体726内の通路の内面727は、インターフェースコネクタ722の外面729と密嵌め関係をなしている。一具体化例では、内面727と外面729との間の間隙は、内面727および外面729の長さに沿って約0.05mmである。他の実施形態と関連して上述したように、本体726または少なくとも挿入部分716は、軟質柔軟性材料、例えばシリコーンで作られるのが良い。インターフェースコネクタ722は、硬質材料、例えばプラスチックまたは熱可塑性樹脂材料で作られるのが良い。

0022

一実施形態では、図24を参照すると、本体726内の通路の内面727Aとインターフェースコネクタ722の外面729との間の間隙により、挿入部分の内面に対するインターフェースコネクタの隙間が約1.8mm〜3.15mm(他の具体化例ではこれ以上)の隙間725または隙間嵌めは、高い融通性の実現およびインターフェース700を用いた乳児に対するどちらかと言えば伝統的なおしゃぶりの感覚を実現可能にすることができる。例えば図21図23に最も良く示されている他の実施形態では、間隙は、0.05mm以下であるのが良い。本体の挿入部分の内壁とインターフェースコネクタの外面との間の間隙の減少は、挿入部分716の軟質材料壁を厚くし、インターフェースコネクタ722の壁を厚くしまたはこれら両方の組み合わせを行うことによって達成できる。2つのコンポーネント相互間の締まり嵌めを利用することによって、挿入部分716および本体726の側方かつ斜めの運動を全体として制限することができる。インターフェースコネクタ722に対する挿入部分716の側方かつ斜めの運動のこの制限により、カテーテル708の先端部710と本体726の挿入部分716の先端部の近くの内面727との潜在的な接触を阻止することができる(図25参照)。一実施形態では、軟質本体726の材料厚さおよび剛性の追加を補償するため、軟質本体726の材料ジュロメータを減少させて組み立て状態の新生児インターフェース700の挿入部分716を軟らかくするのが良い。例えば、インターフェースコネクタ722と本体726の内面727との間の隙間が大きい実施形態では(図24参照)、またはインターフェースコネクタ722が図21図23に示されているように本体726の挿入部分716に沿って遠くまで延びていない場合、ジュロメータは、55〜65ショアー硬度の範囲にあるのが良く、その公称値は、60ショアーA硬度である。患者インターフェース700の本体726が本体726とインターフェースコネクタ722との間に僅かな隙間、例えば0.05mm以下の隙間を有する実施形態の場合、本体726は、公称硬度が45ショアーAである35〜50ショアーAの範囲にあるジュロメータを有するのが良い。

0023

患者インターフェースの追加の特徴および追加の実施形態が図26Aおよび図26Bに示されている。新生児インターフェースの外側本体826のフランジ部分814内に設けられたタイストラップ(図示せず)を受け入れるための開口部809に加えて、フランジ部分814は、吸引カテーテルポート811を更に定めるのが良い。吸引カテーテルポート811は、一般に患者インターフェースを乳児の顔面に当てて保持するよう乳児の頭部周りに配置されるように使用できるタイストラップ(例えば、図15Aのタイストラップ529を参照されたい)のための開口部809のうちの1つの近くで挿入部分816の左側または右側に配置されるのが良い。変形例として、図27Aおよび図27Bに示されているように、外側本体926は、吸引管ポート911を収納配置すべき挿入部分916の下に広い表面領域を有する形状の異なるフランジ914を用いるのが良い。吸引ポート911は、吸引ルーメンを摺動可能に受け入れるよう寸法決めされた直径を有するのが良く、その結果、中央に位置決めされたカテーテルと組み立てられた患者インターフェースが挿入部分916の先端部902のところの中央に配置された開口部918を通ってエーロゾル化された薬物をまたは部分的にエーロゾル化された薬物を供給している間、別個の吸引カテーテルを吸引カテーテルポート911内に同時に位置決めして乳児の口から過剰な液体を吸い出すことができるようになっている。

0024

図28A図28Dに示されているような別の変形実施形態では、患者インターフェースの外側本体1026は、患者インターフェースに対する乳児のくわえ具合の増大を達成するよう拡大された乳首形状、換言すると挿入部分1016の端領域1030の形状を備えるのが良い。端領域1030の拡大は、外側本体1026の挿入部分1016の残部を構成する同種の軟質材料を厚くすることであっても良く、あるいは、この拡大は、挿入部分1016の端に取り付けられた同種または異種材料で構成されても良い。厚さの増大は、好ましくは、乳児が不快感を生じることなく挿入部分1016をしっかりとくわえることができるのに十分である。この拡径端領域1030は、この端領域1030のフランジ1014の側の最も近くに位置決めされた端領域1030の開始部から端領域のほぼ中心の最大直径まで直径が増大するのが良く、次に、端領域1030の先端部1002のところの最大直径よりも小さい直径のところまで細ってテーパするのが良い。端領域1030は、図28A図28Dに示されているように丸形であっても良くあるいはフランジの近くに位置する挿入部分1016の直径と端領域1030の開始部との間に斜めのまたは段付き変化のある急峻なまたは方形化した幾何学的形状で形成されても良い。他の具体化例では、端領域1030は、先端部1002のところまたは端領域1030のフランジ側のところにその最大直径を有するのが良い。

0025

図1〜図28を参照して説明した患者インターフェース実施形態の特徴のうちの任意のものを種々の実施形態において互いに組み合わせることができることが想定される。例えば、外側本体1026は、硬度における関連のばらつきとともにそれぞれインターフェースコネクタ722と締まり嵌めまたは隙間嵌め関係をなす内面727,727A(図23および図24)の特徴を備えても良い。拘束ストラップのための開口部1009の使用が行われても良くまたは行われなくても良く、吸引ポート811(図26Aおよび図26B)および圧力逃がし組立体215(図8および図9)のうちの1つまたは2つ以上が設けられても良い。これらの組み合わせは、一例として単に提供されているに過ぎず、開示した特徴の他の組み合わせもまた想定される。

0026

加うるに、患者インターフェース700および図21図28Dの変形例は、乳児または他の適当な患者に対する所望のエーロゾル療法を提供するために患者インターフェース700を用いるエーロゾル送り出しシステムの一部であるのが良い。例えば、患者インターフェースは、図示の患者インターフェース100の形態に取って代わった図2のエーロゾル送り出しシステム104の一部であって良い。同様に、図1〜図28に開示されている患者インターフェースの形態のうちの任意のものを図2のエーロゾル送り出しシステム104と組み合わせることができるということが想定される。

0027

次に図29図34を参照すると、患者インターフェース1100,1200の形態が図示されており、この場合、拡張チャンバ1122,1222が挿入部分722(図21および図22)に代えて外側本体1126,1226に取り付けられるのが良い。拡張チャンバ1122,1222により、カテーテル1108,1208によって生じたエーロゾル小滴が挿入部分1116,1216の中空通路1129,1229に入る前に速度および粒径に関して小さくなることができる。チャンバ1122,1222の容積は、一具体化例では30mLから150mLまでの範囲にあるのが良い。チャンバ1122,1222の各々は、ひずみ逃がし管1112,1212を受け入れてカテーテル1108,1208が組み立て時にチャンバ中に延びることができるようにするよう寸法決めされた案内1123,1223を有する。

0028

図29図31の実施形態は、図32図34の実施形態よりも短くかつ幅の広い輪郭(プロファイル)を有するチャンバ1122を示している。図29図31の患者インターフェース1100では、幅広のチャンバは、外側本体1126のフランジ1114に設けられた受け入れ開口部1115中に嵌まり込む幅広の口1121と組み合わされている。受け入れ開口部1115と口1121は、一実施形態では摩擦嵌め関係をなすよう寸法決めされている。他の連結手段、例えばスナップ嵌め許容可能である。また、挿入部分1116の通路1129は、図21および図22の実施形態の場合のように先端部の近くに形成されるエーロゾルとは異なり、チャンバ1129内で一層遠ざかって形成されるエーロゾルの衝撃を減少させるために例えば図21および図22に示されている他の実施形態の場合よりも大きい直径の状態に保たれる。挿入部分1116内の通路の内壁1127は、挿入部分の先端部に向かってテーパしているのが良い。図29図31の形態とは対照的に、図32図34の拡張チャンバ1222を備えた患者インターフェース1200は、長い長さおよび短い直径を備えた状態で示されている。したがって、小さな開口部1215および口1221を具体化することができる。図29図31の実施形態の場合と同様、通路1229および挿入部分1216の内壁1227は、エーロゾルが生成されていてインターフェース1200の挿入部分1216が患者の口の中に位置決めされているとき、患者の口の中に吸い込まれているエーロゾルに対する妨害を最小限度に抑えるよう寸法決めされるのが良い。

0029

次に図35A図35Dを参照すると、患者インターフェース1300の別の使用が示されている。上述した形態のうちの任意のもののおしゃぶり形に形作られた外側本体1326は、おしゃぶり形外側本体1326に設けられた中央開口部1329を経て薬物を送り出すよう計量投与吸入器(図示せず)に使用できる弁付き保持チャンバ1319の端に嵌まるようになっているのが良い。かくして、例えば図2のエーロゾル送り出しシステム104に代えて、自蔵式計量投与型吸入器が、計量投与型吸入器を受け入れて放出されたエーロゾル化薬物が拡張チャンバ1322内で膨張することができるように寸法決めされている開口部1305を備えた後側アダプタ1303に連結される。一方向弁および/またはバッフルが弁付き保持チャンバ1319の端キャップ1307組立体内に配置されるのが良い。図36Aおよび図36Bに示されているように、弁付き保持チャンバ1319をリクライニング状態にありまたは仰臥状態の患者に使用することができるようにするため、互いに異なる具体化例では硬質であっても良く軟質であっても良く関節連結状態であっても良い連結管またはエルボ1330が弁付き保持チャンバ1319と外側本体1326との間に位置決めされるのが良い。保持チャンバ1332およびおしゃぶり形外側本体1326の形態であって保持チャンバ1332が弁を備えていない形態が図37Aおよび図37Bに示されている。保持チャンバは、先の実施例のチャンバの弁を備えていないが、計量投与型吸入器を受け入れるよう寸法決めされた後側コネクタ1333を有する。この実施形態では、多くの保持チャンバのうちの任意のものを用いることができる。適当な一保持チャンバの例が2014年5月1日に出願公開された米国特許出願公開第2014/0116436号明細書(発明の名称:Medication delivery apparatus and system and methodsfor the use and assembly thereof )に見受けられ、この米国特許出願公開を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。

0030

他のエーロゾル送り出しシステムは、エーロゾル化薬物が患者の口に入ることができるようにするための中央開口部を備えた患者インターフェースに結合されても良い。例えば、ネブライザ1402がおしゃぶり形外側本体1326に取り外し可能に結合されるのが良く、それにより、ネブライザ1402内で局所的に生じたエーロゾルの送り出し分を外側本体の端のところに設けられた中央開口部1329から患者が受け取ることができる。患者インターフェースのおしゃぶり形外側本体は、図38Aおよび図38Bに示されているようにネブライザの出口に直接連結されても良く、あるいは、ネブライザ1402を外側本体1326に連結してネブライザが患者をリクライニングさせまたは仰臥位置に寝かせる状況において直立状態のままにすることができる湾曲した連結管またはエルボ1430とともに使用されても良い。この実施形態では、多くのネブライザのうちの任意のものを用いることができる。適当なネブライザの例が米国特許第5,823,179号明細書および同第6,929,003号明細書(それぞれの発明の名称は、“Nebulizer Apparatus and Method”)に見受けられ、これら米国特許の各々を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。

0031

図示のように、おしゃぶり形乳首に中央開口部を備えた患者インターフェースにより、若年患者は、不快感またはによる遮断を回避することができる仕方でエーロゾル化薬物を受け入れることができる。薬物は、薬物および加圧空気遠隔供給源に連結されたエーロゾル化カテーテルから来ていても良く、あるいは、薬物を他のエーロゾル発生器具、例えば計量投与型吸入器またはネブライザにより発生させても良い。薬物がエーロゾル化カテーテルから来る場合、カテーテルは、1本または2本以上のルーメンを備えたカテーテルであるのが良く、かかるカテーテルをフランジ付き改造型のおしゃぶりの形をした「チャンバ」を有するインターフェースの先端部の内側にまたはすぐ遠位側に位置決めされるのが良い。インターフェースのおしゃぶり形態の種々の実施形態では、代表的なおしゃぶり形先端部は、遠位端部のところが切頭されまたは開かれており、それにより開口した先端部導管が作られる。これにより、拡張チャンバの保護およびマルチルーメン型管の先端部から出るエーロゾル煙のための方向性支持が可能である。幾つかの実施形態では、おしゃぶり形外側本体は、おしゃぶり形外側本体よりも硬質の材料のものであって、エーロゾルを送りまたは発生させるカテーテルの端のための余剰の剛性または支持作用を提供するようインターフェースの挿入部分中に延びる隙間嵌めまたは締まり嵌めインターフェースコネクタを有するのが良い。エーロゾルは、幾つかの実施形態では患者の口または口咽頭野中に差し向けられても良く、あるいは、他の実施形態では最初に保持チャンバの拡張チャンバ中に差し向けられても良い。本特許出願の患者呼吸器インターフェースのフランジは、おしゃぶり形本体およびカテーテルの位置決めを助けることができ、フランジは、口の外側に位置決めされまたは種々の実施形態においての直ぐ後に嵌まるよう寸法決めされても良い。カテーテルまたは他の管の先端部もまた、フランジおよびおしゃぶり形本体の近位側に設けられたエーロゾル煙(プルーム)拡張チャンバ内に位置決めされても良い。圧力逃がしまたは平衡システムがカテーテルの気体流によって生じた患者への潜在的に過剰な圧力を抜きまたは違ったやり方で平衡させるよう挿入部分内に作られているチャンバ内に組み込まれても良くまたはこのチャンバと流体連通関係をなしても良い。例示の一送り出しシステムを上述したが、任意他の形式のエーロゾル送り出しまたは発生システム、例えば加圧液体スプレーノズル、乾燥粉末送り出しカテーテルまたは発生器を上述した患者呼吸器インターフェースのおしゃぶり形本体形態の挿入部分中に組み込んでも良い。変形実施形態では、挿入部分は、エーロゾルを所望ならば肺に向かって差し向けるよう口咽頭野中に下方に延びる延長かつ湾曲した要素として形成されても良い。

0032

上述の詳細な説明は、本発明が取ることができる選択された形態の例示として理解されるべきであって、本発明の定義として理解されてはならないことが意図されている。特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を定めるのは、全ての均等範囲を含む以下の特許請求の範囲の記載だけである。最後に、注目されるべきこととして、本明細書において説明した好ましい実施形態のうちの任意の実施形態の任意の観点を単独でまたは互いに組み合わせ用いることができる。

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