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技術 手持ち式エアロゾル発生装置および同装置と併用するためのカートリッジ

出願人 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
発明者 バティスタルイヌーノ
出願日 2015年12月15日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2017-529374
公開日 2018年1月25日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2018-501784
状態 特許登録済
技術分野 巻たばこ、フィルター、フィルターの製造 マッチ箱,マッチ容器 治療用噴霧、吸入、呼吸装置
主要キーワード サーモプラスチック材 前方端付近 微細チューブ 熱伝達メカニズム 金属ジャケット カップリング要素 管状構成要素 導体抵抗率
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重要な関連分野

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図面 (14)

課題・解決手段

軸方向長さを持つ細長管状構成要素を備え、かつ電源を収容する、手持ち式エアロゾル発生装置が説明されている。互いに連通する少なくとも一つの空気吸込み口および出口を持つマウスピース部分は、細長い管状構成要素に分離可能な形で接続されている。電源は、管状構成要素の軸方向長さの少なくとも主要部分の周りに延びる環状の構成であり、また1回分エアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジを収容するために、マウスピース部分に向けて開かれた細長い容器を囲む。

概要

背景

従来の技術から、手持ち式エアロゾル発生装置は、基本的に、電源を収容する細長い前方の構成要素と、電気的に動作する気化器を収容する中間の構成要素と、マウスピースを備えたものが周知である。普通、マウスピースは、1回分エアロゾル形成基体を持つカートリッジを備える。吸煙センサーおよび装置の電力管理を含む制御電子回路は、前方の構成要素の、または中間の構成要素の、またはさらにはマウスピースの部分としうる。また、エアロゾル発生システムは、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器の両方を備えたカートリッジ部を含むものが周知である。こうしたカートリッジは時には「カートマイザー」と呼ばれる。気化器は、一般に、液体エアロゾル形成基体に浸された細長い芯の周りに巻かれたヒーターワイヤーコイルを含む。カートリッジ部分は、一般にエアロゾル形成基体の補給品および電気的に動作する気化器だけでなく、エアロゾルを口内に引き出すためにユーザーが使用時に吸うことができるマウスピースも含む。本発明の目的から、エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生装置と、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器の両方を備えたカートリッジとを備える。

市場に存在する手持ち式エアロゾル発生システムの現在の実施形態は、一部の市場や顧客の要件対処できない寸法比を持つ。周知の手持ち式エアロゾル発生システムの多くは、特に、スリムさ、高級な見た目流行美的感覚魅力、それに対応した洗練されかつ贅沢な環境という点で、顧客の期待を満足しない、どちらかといえばかさばった構成を持つ。周知の手持ち式エアロゾル発生システムは、その技術的なアプローチの故に7.5mmを超える直径を持ち、周知の電池消耗品/カートリッジ、電子構成要素およびマウスピースの寸法が関与する。

したがって、本発明の目的は、市場および顧客の要件を満足する寸法が許容される手持ち式エアロゾル発生システムのための新しい構成を提供することである。

概要

軸方向長さを持つ細長い管状構成要素を備え、かつ電源を収容する、手持ち式エアロゾル発生装置が説明されている。互いに連通する少なくとも一つの空気吸込み口および出口を持つマウスピース部分は、細長い管状構成要素に分離可能な形で接続されている。電源は、管状構成要素の軸方向長さの少なくとも主要部分の周りに延びる環状の構成であり、また1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジを収容するために、マウスピース部分に向けて開かれた細長い容器を囲む。

目的

本発明の目的は、市場および顧客の要件を満足する寸法が許容される手持ち式エアロゾル発生システムのための新しい構成を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

軸方向長さを持ち電源を収容する細長管状構成要素と、互いに連通する少なくとも一つの空気吸込み口および出口を持つマウスピース部分とを備え、そのマウスピースが前記細長い管状構成要素に分離可能な形で接続されている、手持ち式エアロゾル発生装置であって、前記電源が、前記管状構成要素の前記軸方向長さの少なくとも主要部分の周りに延びる環状の構成であり、前記マウスピース部分に向けて開かれた細長い容器を囲んで1回分エアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジを収容できるようになっている、手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項2

前記電源が電池またはアキュムレーターのどちらか一方である、請求項1に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項3

前記電池またはアキュムレーターがリチウム硫黄ケミストリー、またはハイパーコンデンサケミストリー要素のどちらか一方に基づき構築される、請求項2に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項4

前記電池がハイパーコンデンサケミストリー要素に基づき、ナノカーボン構造内の酸化コバルトまたはグラフェン多孔性グラフェン構造内の水酸化ニッケルを含む、請求項3に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項5

前記細長い管状構成要素が、前記マウスピースに面した長軸方向の端と向かい合った前方端で開かれ、また前記環状電源に、前記細長い管状構成要素の前記前方端付近に位置し、前記細長い管状構成要素の前記前方端内に受けられうる2端子ミニジャックとの相互作用のために前記細長い容器に面した電気的な再充電接点が提供されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項6

前記細長い管状構成要素および前記マウスピース部分が管状カップリング部材によって分離可能な形で接続され、前記カートリッジを解除可能な形で固定するための機械的保持要素と、前記電気的に動作する気化器との電気的接続確立するための機械的接点とを備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項7

軸方向長さを持ち電源を収容する細長い管状構成要素と、相互に連通した少なくとも一つの空気吸込み口および出口を持つマウスピース部分とを備え、そのマウスピース部分が前記細長い管状構成要素に分離可能な形で接続されており、前記細長い管状構成要素および前記マウスピース部分が管状カップリング部材によって分離可能な形で接続され、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジを解除可能な形で固定するための機械的保持要素と、前記カートリッジ上の前記電気的に動作する気化器の対応する接点と電気的接続を確立するための機械的接点とを含む、特に請求項1〜6のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項8

前記機械的保持要素が、ばねおよびカップリング要素を含むプッシュ式ロックリリース機構の要素である、請求項7に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項9

前記機械的保持要素が、システム摩擦により保持する要素であり、少なくとも一つのOリングを備える、請求項7に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項10

前記細長い管状構成要素が、前記管状カップリング部材に面した長軸方向の端に向かい合った前方端で開かれ、その前方端から前記カートリッジを受けるように適合され、前記電気的に動作する気化器が前記カートリッジの先頭の長軸方向の端から突き出ている、請求項7〜9のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項11

前記電源に、前記細長い管状構成要素の前記前方端付近に位置し、前記細長い容器内に受け入れられうる前記カートリッジの後端付近にある対応する第二の電気接点との相互作用のために前記カートリッジの細長い容器に面した第一の電気接点が提供されており、第二の接点が前記カートリッジの前記後端に取り付けられるLEDと電気的に接続される、請求項10に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項12

吸煙センサーおよび前記装置の電力管理を含む制御電子回路をさらに含み、その制御電子回路が、前記細長い管状構成要素、前記管状カップリング部材、および前記マウスピース部分のうちどれか一つで提供されうる、請求項1〜11のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項13

前記制御電子回路が高分子フィルム上のプリント回路として提供されている、請求項12に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項14

前記細長い管状構成要素および前記管状カップリング部材が、金属、合金プラスチック、または1つ以上のそれらの材料を含む複合材料、またはサーモプラスチック(例えば、前記言及したプラスチックのPET、HDPE、PP、PEEK、PS、PVC、PEN共重合体など)、バイオプラスチック(例えば、PLAまたはPEF充填プラスチックなど)および前記言及したプラスチックの混合物で作製される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項15

前記細長い管状構成要素、前記管状カップリング部材、および前記マウスピース部分が柔軟なケーシングで囲まれる、請求項1〜14のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項16

前記柔軟なケーシングが積層の自己接着性紙箔で作製される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項17

5mm〜8mmの外径を持つ、請求項1〜16のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項18

前記細長い管状構成要素が2mm〜2.6mmの内径を持つ、請求項1〜17のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項19

80mm〜110mmの軸方向長さを持つ、請求項17または18に記載の手持ち式エアロゾル発生装置。

請求項20

請求項1〜19のいずれか1項に記載の電気的に動作するエアロゾル発生装置で使用するためのカートリッジであって、液体エアロゾル形成基体を保持するための管状容器であって、前記管状容器が開口部を持つものと、前記容器内に延びる第一の長軸方向のセクション、および前記容器の前記開口部を超えて軸方向に延びる第二の長軸方向のセクションを持つ、細長い円筒型の芯と、前記芯の前記第二の長軸方向のセクションに位置する電気的に動作する気化器の前記構成要素のうち少なくとも一つを備える、カートリッジ。

請求項21

前記電気的に動作する気化器のすべての構成要素が前記芯の前記第二の長軸方向のセクションに位置し、少なくとも前記芯の前記第二の長軸方向のセクションの周りに巻かれた電気コイルを含み、前記電気コイルが、前記芯の前記第二の長軸方向のセクション上の前記電気コイルよりも前記容器の前記開口部の近くに位置する2つの電気接点と接続された2つの端部を持つ、請求項20に記載のカートリッジ。

請求項22

前記2つの電気接点が、前記芯の前記第二の長軸方向のセクションの周りに配置され、かつ中間の重合体ジャケットにより相互に電気的に分離および単離されている2つの金属ジャケットである、請求項19に記載のカートリッジ。

請求項23

前記電気コイルが抵抗加熱コイルである、請求項21または22に記載のカートリッジ。

請求項24

前記電気コイルが誘導コイルであり、また前記芯の前記第二の長軸方向のセクションが、少なくとも前記誘導コイルの前記長軸方向の延長部分内でサセプタ材料を含む、請求項21または22に記載のカートリッジ。

請求項25

前記電気的に動作する気化器の前記少なくとも一つの構成要素がサセプタ材料を含む、請求項20に記載のカートリッジ。

請求項26

前記サセプタ材料が粒子状、またはフィラメント、またはメッシュ様の構成のうちどれか一つである、請求項24または25に記載のカートリッジ。

請求項27

前記管状容器が柔軟性を持つ、請求項20〜26のいずれか1項に記載のカートリッジ。

請求項28

前記管状容器に、前記開口部に向かい合った長軸方向の端部に、前記開口部に向かい合った前記容器の前記長軸方向の端に取り付けられたLEDに電気的に接続された2つの電気接点が提供されている、請求項20〜27のいずれか1項に記載のカートリッジ。

請求項29

前記円筒型の芯が毛細管材料で作製される、請求項20〜28のいずれか1項に記載のカートリッジ。

請求項30

請求項1〜19のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置と、請求項20〜29のいずれか1項に記載のカートリッジとを備えた、手持ち式エアロゾル発生システム

請求項31

請求項1〜19のいずれか1項に記載の手持ち式エアロゾル発生装置と、請求項25〜29のいずれか1項に記載のカートリッジとを備え、前記電気的に動作する気化器が、前記マウスピース部分または前記管状カップリング部材内に位置する誘導コイルを備えた、手持ち式エアロゾル発生システム。

技術分野

0001

本発明は、電気的に動作する喫煙装置などの、手持ち式エアロゾル発生装置に関連する。本発明はさらに、手持ち式エアロゾル発生装置と併用するためのカートリッジに関連する。

背景技術

0002

従来の技術から、手持ち式エアロゾル発生装置は、基本的に、電源を収容する細長い前方の構成要素と、電気的に動作する気化器を収容する中間の構成要素と、マウスピースを備えたものが周知である。普通、マウスピースは、1回分エアロゾル形成基体を持つカートリッジを備える。吸煙センサーおよび装置の電力管理を含む制御電子回路は、前方の構成要素の、または中間の構成要素の、またはさらにはマウスピースの部分としうる。また、エアロゾル発生システムは、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器の両方を備えたカートリッジ部を含むものが周知である。こうしたカートリッジは時には「カートマイザー」と呼ばれる。気化器は、一般に、液体エアロゾル形成基体に浸された細長い芯の周りに巻かれたヒーターワイヤーコイルを含む。カートリッジ部分は、一般にエアロゾル形成基体の補給品および電気的に動作する気化器だけでなく、エアロゾルを口内に引き出すためにユーザーが使用時に吸うことができるマウスピースも含む。本発明の目的から、エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生装置と、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器の両方を備えたカートリッジとを備える。

0003

市場に存在する手持ち式エアロゾル発生システムの現在の実施形態は、一部の市場や顧客の要件対処できない寸法比を持つ。周知の手持ち式エアロゾル発生システムの多くは、特に、スリムさ、高級な見た目流行美的感覚魅力、それに対応した洗練されかつ贅沢な環境という点で、顧客の期待を満足しない、どちらかといえばかさばった構成を持つ。周知の手持ち式エアロゾル発生システムは、その技術的なアプローチの故に7.5mmを超える直径を持ち、周知の電池消耗品/カートリッジ、電子構成要素およびマウスピースの寸法が関与する。

0004

したがって、本発明の目的は、市場および顧客の要件を満足する寸法が許容される手持ち式エアロゾル発生システムのための新しい構成を提供することである。

0005

本発明の一つの態様によれば、軸方向長さを持つ細長い管状構成要素を備え、かつ電源を収容する、手持ち式エアロゾル発生装置が提供されている。互いに連通する少なくとも一つの空気吸込み口および出口を持つマウスピース部分は、細長い管状構成要素に分離可能な形で接続されている。電源は、管状構成要素の軸方向長さの少なくとも主要部分の周りに延びる環状の構成であり、また1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジを収容するために、マウスピース部分に向けて開かれた細長い容器を囲む。

0006

本発明による手持ち式エアロゾル発生装置は、従来の技術で周知のスリムな紙巻たばこに非常によく似ている。従来的な紙巻たばことは反対に、エアロゾル発生システムは、紙巻たばこの煙ではなくエアロゾルを生成するが、これが一般に、ただし実際には不正確蒸気と呼ばれている。エアロゾルは、エアロゾル形成基体を加熱することにより発生される。エアロゾル形成基体は、プロピレングリコールグリセリンおよび/またはポリエチレングリコールおよび濃縮または抽出した香料から成る液体混合物としうる。随意に、エアロゾル形成基体は、たばこ由来ニコチン可変濃縮物を含んでもよい。環状の構成の電源を提供することで、エアロゾル発生装置の細長くスリムな造りが許容される。電源が環状構造であることから、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジのための細長い容器が提供される。この構造的な特徴は、そのスリムな構成にも関わらず、エアロゾル発生装置の全長を制限する。組み立てられた状態では、カートリッジは細長い容器内に位置し、細長い管状構成要素を貫いて、周囲の電源とほぼ同軸にマウスピース部分に向けて延びる。

0007

電源は、管状の金属または高分子の構成の電池またはアキュムレーターのうち一方としうる。エアロゾル発生装置の、特に電気的に動作する気化器の電力要件を満足するために、高い電力密度および容量の電池またはアキュムレーターが採用されうる。本発明による手持ち式エアロゾル発生装置の実施形態では、電池またはアキュムレーターは、リチウム硫黄ケミストリー、またはハイパーコンデンサケミストリー要素のうち一つに基づき構築されうる。ハイパーコンデンサケミストリー要素に基づく電池またはアキュムレーターの例は、ナノカーボン構造内の酸化コバルトまたはグラフェン多孔性グラフェン構造内の水酸化ニッケルを含みうる。電源はまた、例えばコンデンサーなど別の形態の充電貯蔵装置でもよいことが注目されるべきである。電源は、1回以上の喫煙体験のための十分なエネルギー貯蔵が許容される容量を持ちうる。例えば、電源は従来型の紙巻たばこ1本を喫煙するのにかかる一般的な時間に対応する約6分間、または6分の倍数の時間にわたるエアロゾルの連続的な生成を許容するのに十分な容量を持ちうる。別の実施形態で、電源は所定数の吸煙または不連続的な電気的に動作する気化器の起動を許容するのに充分な容量を持ちうる。

0008

エアロゾルを生成するエアロゾル発生装置に提供される電力量は、使用される発熱体のタイプ、発熱体の抵抗、電池の電圧、および電池によって生成されるアンペア数を含む多数の要因に依存する。さらには、電池の電圧および電池によって生成されるアンペア数は、電池の幾何的性質、電池の寸法、および電池ケミストリー(例えば、LiCo、LiFePo、リチウムポリマーケミストリー)に依存する。エアロゾル発生装置に供給可能な電力はミリアンペア時(mAh)で表現されうるが、これは電池が充電された時の総電力量である。エアロゾル発生装置のための電力は、90mAh〜3000mAhとしうる。

0009

管状構成要素の軸方向長さの主要部分に要求される寸法の決定は、エアロゾル発生装置にとって望ましい電力に基づき計算されうる。ナノカーボン構造内の酸化コバルトまたはグラフェン/多孔性グラフェン構造内の水酸化ニッケルを含みうる、ハイパーコンデンサケミストリー要素に基づく高い電力密度および容量の電池またはアキュムレーターが使用されない場合、エアロゾル発生装置に供給可能な電力は、利用可能な寸法によって閉じ込められることになり、その一方で直径5mm〜8mmおよび長さ80mm〜110mmといった望ましいサイズが維持される。したがって、電力は15mAh〜40mAhに限定されうる。本発明の目的で定義される管状構成要素の軸方向長さの主要部分という用語には、管状構成要素の軸方向長さの75%の最小長さが含まれ、最長その100%まで延びうる。この目的での管状構成要素の軸方向長さには、マウスピース部分の接続要素と共に提供されるチューブのその部分は含まれない。

0010

手持ち式エアロゾル発生装置の別の実施形態では、細長い管状構成要素は、マウスピースに面したその長軸方向の端と向かい合った前方端で開いたものとしうる。環状電源、例えば環状の構成の電池またはアキュムレーターは、細長い管状構成要素の前方端付近に位置する2つの電気的な再充電接点と共に提供されうる。電気的な再充電用接点は、カートリッジ用の細長い容器に面するように提供されている。それらは、例えば、ばね式の金属レバーとして、または金属ばねクリップとして構築されうる。カートリッジが取り外された時、2端子ミニジャックが細長い管状構成要素の前方端に挿入されて、2つの電気的な再充電用接点を持つ電気接点が提供される。2端子ミニジャックは、例えばヘッドホンまたはこれに類するものに一般的に使用されるミニジャックと類似した構造としうる。この構造では、環状電源の再充電は、エアロゾル発生装置を一切分解することなく達成されうる。細長い管状構成要素の開かれた前方端によっても、その前方端からのカートリッジの挿入が許容される。従って、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えるカートリッジは、それを一切分解することなく、エアロゾル発生装置に挿入されうる。カートリッジが正しく挿入され、電気的に動作する気化器のある端がまず細長い管状構成要素内の容器に確実に入っているようにするために、例えば、カートリッジの後端にあるキャップなどの構造上の特徴が提供されうる。カートリッジの特定の内容物およびそのブランド識別ができるように、カートリッジの後端にあるキャップは、例えば異なる色を持ちうる。

0011

なお別の発明の実施形態では、カートリッジの長さは、細長い管状構成要素に完全に挿入された時にその後端が管状構成要素から出ないように選択されうる。従って、カートリッジの突き出した部分の偶発的な破損が回避されうる。

0012

細長い管状構成要素およびマウスピースは、互いに直接分離可能な形で接続されうる。接続は、例えば、ねじ接続またはバヨネット結合としうる。本発明による手持ち式エアロゾル発生装置の別の実施形態では、細長い管状構成要素およびマウスピース部分は、2つの構成要素の間に配置されている管状カップリング部材によって、分離可能な形で接続されうる。管状カップリング部材を対応するねじ部とともに提供して、それぞれ細長い管状構成要素およびマウスピース部品との分離可能な接続を可能にしうる。管状カップリング部材は、カートリッジを解除可能な形で固定するための機械ロッキング要素と、カートリッジ上の電気的に動作する気化器との電気的接続確立するための機械的接点とを備えうる。挿入されたカートリッジを解除可能な形で固定するための機械的ロッキング要素は、プッシュロックリリースタイプでもよく、またばねおよびカップリング要素を備えてもよい。カートリッジが細長い管状構成要素の細長い容器に挿入された時、電気的に動作する気化器のあるその先端が機械的ロッキング要素に押し付けられ、従ってカートリッジが解除可能な形でロックされる。カートリッジをマウスピース部分に向けて押すことによって、機械的ロッキング機構が再び起動され、カートリッジが解除される。細長い管状構成要素がマウスピース部分に直接接続されている場合、カートリッジを解除可能な形で固定するための機械的ロッキング要素と、カートリッジ上の電気的に動作する気化器との電気的接続を確立するための機械的接点とが、マウスピース部分内に提供されうる。

0013

別の方法として、ロッキング機構は、挿入された時にカートリッジの壁を摩擦によって掴むような適切な寸法の少なくとも一つのOリングまたはその他の保持媒体を備えうる。Oリングは例えば、マウスピース部分または管状カップリング部材内に配置されうる。その後、ユーザーは、壁が保持媒体によって掴まれてカートリッジを引き出し装置から取り外されるように、カートリッジを装置内に押し込むことにより、カートリッジの挿入または取り外しができる。保持媒体の使用により、漏れ防止手段として作用し、使用時に液体を保持するという追加的な利益がある。カートリッジが簡単に再び引き出されるように、カートリッジの後端の小部分が細長い管状構成要素から突き出してもよい。この小部分はユーザーの指によって掴まれるのに十分長く、カートリッジに対する何らかの偶発的な損傷を防止するのに十分に短くてもよい。カートリッジの突き出した部分は、例えば、カートリッジの後端に取り付けられたLEDとしうる。カートリッジの突き出した部分(例えば、LEDを備えうる)の外径は、細長い管状構成要素の外径に対応しうる。これにより、剪断力によるカートリッジの偶発的な破損の危険性が低減され、手持ち式エアロゾル発生装置の均質な見た目に貢献する。

0014

手持ち式エアロゾル発生装置の細長い管状構成要素とマウスピース部分を分離可能な形で接続するための管状カップリング部材の割当は、本発明の別個の態様を構成しうるか、または上述し記載したエアロゾル発生装置の実施形態との組み合わせで提供されうる。

0015

手持ち式エアロゾル発生装置のなおさらなる実施形態では、電源に、細長い容器内で受けられうるカートリッジの後端部付近の対応する第二の電気接点との相互作用のために、細長い管状構成要素の前方端付近に位置しカートリッジ用の細長い容器に面した第一の電気接点が提供されうる。第二の電気接点は、カートリッジの後端に取り付けられたLEDと電気的に接続されうる。第二の電気接点は、カートリッジの周囲に金属ジャケットとして構成されうる。電源上の第一の電気接点は、例えば、再充電用接点と同一であるか、または別個の接点でもよい。それらは、例えば、ばね式の金属レバーとして、または金属ばねクリップとして構築されうる。

0016

手持ち式エアロゾル発生装置はさらに、吸煙センサーおよび装置の電力管理を含む制御電子回路を備えうる。制御電子回路は、カートリッジがエアロゾル発生装置に挿入された際に、電源に接続され電気的に動作する気化器と電気的に接触する能力を持つ。制御電子回路は、気化器の電気抵抗監視し、検出された気化器の電気抵抗に応じて気化器への電力供給を制御するように構成されうる。制御電子回路はマイクロプロセッサを備えうるが、これはプログラム可能マイクロプロセッサでもよい。制御電子回路は、気化器への電力供給を調節するよう構成されうる。電力は、吸煙センサーの信号に応じて、システムの起動後に気化器に連続的に供給されてもよく、毎回の吸煙ごとになど断続的に供給されてもよい。制御電子回路は、細長い管状構成要素、マウスピース部分、および適用される場合、管状カップリング部材のうちどれか一つの上に提供されうる。手持ち式エアロゾル発生装置のスリムな造りに対処するために、制御電子回路は、高分子フィルム上のプリント回路として提供されうる。

0017

手持ち式エアロゾル発生装置の細長い管状構成要素および管状カップリング部材は、剛直な材料で作製されうる。本明細書で使用される場合、「剛直な」という用語は、細長い管状構成要素および管状カップリング部材が自立することを意味する。剛直な材料は、金属、合金プラスチック、もしくは1つ以上のそれらの材料を含む複合材料、または食品または医薬品の用途に適したサーモプラスチック(例えば、言及したプラスチックのPET、HDPE、PP、PEEK、PS、PVC、PEN共重合体など)、バイオプラスチック(例えば、PLAまたはPEF充填プラスチック、および言及したプラスチックの混合物から選択されうる。材料は軽量であり、脆くないことが好ましい。これらの材料は要求される剛性を持ち、またユーザーの快適さを損なわないように比較的軽い。言及したサーモプラスチック材料は、例えば射出成形プロセスで、製造しやすい。

0018

手持ち式エアロゾル発生装置のなお別の実施形態では、細長い管状構成要素、管状カップリング部材(適用される場合)、およびマウスピース部分は、柔軟なケーシング囲みうる。ケーシングは、機械的バリアおよび浸透性バリアを提供する。本発明の一つの実施形態では、手持ち式エアロゾル発生装置の柔軟なケーシングは、自動接着性積層紙箔で作製される。紙箔はソフトな感触を与え、また従来の技術で周知のスリムな紙巻たばこに類似した仕上げを手持ち式エアロゾル発生装置に付与するようにデザインしうる。

0019

周知のエアロゾル発生システムまたは従来の技術の「パーソナルヴェポライザー」は、比較的大きな外径を持つ一方、本発明による手持ち式エアロゾル発生装置はその外径が5mm〜8mmとなるように構成されうる。手持ち式エアロゾル発生装置のなお別の実施形態では、外径はわずか4mm〜6mmとしうる。80mm〜110mmの軸方向全長とあわせて、本発明による手持ち式エアロゾル発生装置は非常にスリムで軽量な装置である。その外観は非常にエレガントで魅力的であり、洗練された高級な製品を求める顧客の要求に一致する。細長い管状構成要素は、65mm〜81mmとなる軸方向長さを持ちうる。細長い管状構成要素内の細長い容器は、2mm〜2.6mmの直径を持ちうる。細長い容器の直径は、細長い管状構成要素の内径に対応する。管状カップリング部材は、4mm〜9mmとなる軸方向長さを持ちうる。マウスピース部分は、11mm〜20mmとなる軸方向長さを持ちうる。手持ち式エアロゾル発生装置が細長い管状部材およびマウスピース部分のみを備える場合、マウスピース部分の軸方向長さは、管状カップリング部材の長さを含み、その結果、手持ち式エアロゾル発生装置の規定全長は80mm〜110mmとなる。

0020

本発明の別の態様によれば、本発明による電気的に動作するエアロゾル発生装置で使用するためのカートリッジが提供されており、液体エアロゾル形成基体を保持するための管状容器であってその管状容器が開口部を持つものと、容器内に延びる第一の長軸方向のセクションおよび容器の開口部を超えて軸方向に延びる第二の長軸方向のセクションを持つ細長い円筒型の芯と、芯の第二の長軸方向のセクションに位置する電気的に動作する気化器とを備える。カートリッジは、再充填可能としうる。その目的で、芯は管状容器の開口部内にしっかりとかつ分離可能な形で固定されうる。管状容器から芯を取り外した後、例えば、管状容器の開口部を通して導入しうるシリンジを使用して再充填を達成しうる。再充填の後、芯は、第一の長軸方向のセクションが容器内に延び、第二の長軸方向のセクションが開口部から突き出た状態で、管状容器の開口部内に再び固定されうる。例えば、芯は、管状容器の開口部内にシールするように、かつ分離可能なように挿入されるプラグを貫いて突き出してもよい。

0021

本発明による手持ち式エアロゾル発生装置のスリムな構成は、エアロゾル発生装置内にフィットするように構成されるカートリッジの同様にスリムなデザインを必要とする。芯は、絶えず一定量の液体エアロゾル形成基体を電気的に動作する気化器に移動し、これがエアロゾルを生成する。挿入された位置での電気的に動作する気化器は、少なくとも一つの空気吸込み口からマウスピース部分の出口に向けた空気の流れが喫煙中に芯の周りをほぼ横方向に、また消費者の口に向けてほぼ長軸方向に移動するように位置する。芯の周りをほぼ横方向に移動する空気は、喫煙中に電気的に動作する気化器によって生成されるエアロゾルを取り込む。通常、マウスピース部分には、要求される大きさの空気の流れを提供するために複数の空気吸込み口が提供される。マウスピース部分内部の長軸方向の空気経路は、ラバールノズルの形状に類似したジェットノズルの形状を持ちうる。この形状により、芯上で電気的に動作する気化器によって生成されるエアロゾルを含む空気の流れは、消費者の口に入る直前加速される。

0022

本発明の模範的な実施形態で、電気的に動作する気化器は、芯の第二の長軸方向のセクションの少なくとも一部の周りに巻かれた電気コイルを備えうるが、電気コイルは、芯の第二の長軸方向のセクション上の電気コイルよりも容器の開口部の近くに位置する2つの電気接点と接続された2つの端を持つ。エアロゾル発生装置内に挿入された時、芯上の電気接点は、自動的にマウスピースまたは管状カップリング部材内の対応する電気接点と接触する。

0023

芯上の2つの電気接点は、芯の第二の長軸方向のセクションの周りに配置され、かつ中間の重合体ジャケットにより相互に電気的に分離および単離された、2つの金属ジャケットとしうる。電気接点のこの構成は、エアロゾル発生装置内に挿入された際にカートリッジの特定の回転位置であることを必要としない。金属ジャケットは芯の周りに360度延び、カートリッジの回転の向きに関わらず、マウスピース部分、または適用する場合に管状カップリング部材内の対応する接点と自動的に接触する。電源と接続されているマウスピース部分または管状カップリング部材内の2つの対応する電気接点は、例えば、ばね式の金属レバーとして、または金属ばねクリップとしての構造としうる。カートリッジがエアロゾル発生装置内に自動的に挿入された後、芯上の2つの電気接点とマウスピース部分または管状カップリング部材内の対応する2つの接点とが電気的に接触する。

0024

本発明の別の実施形態では、電気的に動作する気化器の電気コイルは抵抗加熱コイルとしうる。電気コイルは、生成されるエアロゾルに対して事実上不活性ステンレス鋼から作製されうる。

0025

カートリッジのなお別の実施形態では、電気コイルは誘導コイルとしうる。カートリッジのこの実施形態では、芯の第二の長軸方向のセクション、誘導コイルの少なくとも長軸方向の延長部内には、サセプタ材料を含む。誘導コイルは、LC回路などのAC源から交互の電磁場を発生する能力を持つ。渦電流を発生する熱がサセプタ材料内で生成される。サセプタ材料は、芯によって運ばれるエアロゾル形成基体と熱的に近接している。加熱されたサセプタ材料は次に、エアロゾルを形成できる揮発性化合物を放出する能力のあるエアロゾル形成基体を含む芯の第二の長軸方向の端を加熱する。

0026

カートリッジの別の実施形態では、サセプタ材料は、粒子状、またはフィラメント、またはメッシュ様の構成のどれか一つまたはそれらの混合物としうる。例えば、サセプタ材料の構成は、熱伝達を向上するために、エアロゾルを形成できる揮発性化合物を放出する能力があるエアロゾル形成基体を含む芯に広い表面積を与えるものが選択されうる。従って、例えば、サセプタ材料は粒子状の構成としうる。粒子は、等価な球体の直径10 μm〜100 μmを持ち、芯の第二の長軸方向のセクション全体に、少なくとも誘導コイルの長軸方向の延長部分内に分布しうることが好ましい。等価球体直径不規則な形状の粒子と組み合わせて用いられ、等価体積の球の直径として定義される。選択したサイズで、粒子は、必要に応じて芯の第二の長軸方向のセクション全体に分布することができ、その中にしっかりと保持されうる。さらなる実施形態では、サセプタ材料はフィラメント構成としうる。フィラメント構造は、その製造の点で、またおよびそれらの幾何学的な規則性および再現性の点で有利な場合がある。カートリッジのなおも別の実施形態では、サセプタ材料は、例えば、芯の第二の長軸方向のセクションの枠を少なくとも部分的に形成するメッシュ様の構成としうる。「メッシュ様の構成」という用語には、それを通じて不連続性を有する層を含む。例えば、層はスクリーンメッシュ格子、または穿孔のある箔であってもよい。

0027

カートリッジのなお別の実施形態では、芯の第二の長軸方向のセクションは、上述の種類の構成のサセプタ材料のみを含む。この実施形態では、誘導コイルは、芯の第二の長軸方向のセクション上には位置しない。むしろ、エアロゾル発生装置のマウスピース部分内または管状カップリング部材内に統合されうる。カートリッジがエアロゾル発生装置内に挿入された時、サセプタ材料を備える芯の第二の長軸方向のセクションは誘導コイル内に位置し、エアロゾルを生成するためのその加熱が達成されうる。誘導コイルは、LC回路などのAC源から交互の電磁場を発生する能力を持つ。渦電流を発生する熱がサセプタ材料内で生成される。サセプタ材料は、芯によって運ばれるエアロゾル形成基体と熱的に近接している。加熱されたサセプタ材料は次に、エアロゾルを形成できる揮発性化合物を放出する能力のあるエアロゾル形成基体を含む芯の第二の長軸方向の端を加熱する。

0028

カートリッジが細長い管状構成要素内の細長い窪み内部で保持されるという事実から、管状容器は一定の柔軟性さえも持ちうる。これにより、管状容器が作製されうる材料の選択肢が増える。

0029

カートリッジのなお別の実施形態では、管状容器には、開口部に向かい合った長軸方向の端部に、開口部と向かい合った容器の長軸方向の端に取り付けられうるLEDと電気的に接続された2つの電気接点が提供されうる。LEDは顧客がマウスピース部分を吸っている間は稼働しうるが、これは紙巻たばこの赤く燃える先端を模倣するものである。エアロゾル形成基体の内容物に応じて、LEDは異なる色を持ちうる。

0030

カートリッジの管状容器から突き出した円筒型の芯は、毛細管材料で作製されうる。毛細管材料は繊維質または海綿状の構造を有する場合がある。毛細管材料は一束の毛細管を含みうる。例えば、毛細管材料は複数の繊維もしくは糸、またはその他の微細チューブを含む場合がある。毛細管材料の構造は複数の小さな穴またはチューブを形成し、それを通して液体が毛細管作用によって移動しうる。適切な毛細管材料の例としては、海綿体または発泡体材料、繊維の形態のセラミック系またはグラファイト系の材料、発泡性の金属またはプラスチックの材料、例えば紡がれたかまたは押し出された繊維(酢酸セルロースポリエステル、または結合されたポリオレフィンポリエチレンテリレンまたはポリプロピレン繊維ナイロン繊維またはセラミックなど)でできた繊維性材料がある。毛細管材料は、粘性表面張力密度熱伝導率沸点および蒸気圧圧力を含むがこれに限定されない異なる液体の物理的特性で使用されるように、適切な任意の毛細管現象および空隙率を有しうるが、これにより液体が毛細管作用により毛細管材料を通して移動されるようになる。

0031

手持ち式エアロゾル発生装置および適切なカートリッジの上述の実施形態は、下記の詳細な説明によって一層明白となり、正確な縮尺ではないが添付の概略図が参照されている。

図面の簡単な説明

0032

図1は、本発明によるエアロゾル発生装置の実施形態を示す。
図2は、エアロゾル発生装置の別の実施形態を示す。
図3は、図2のエアロゾル発生装置を部分的に「分解された」状態で示す。
図4は、エアロゾル発生装置の軸方向断面図を示す。
図5は、エアロゾル発生装置の異なる実施形態の軸方向断面図を示す。
図6は、本発明によるエアロゾル発生装置と組み合わせて使用するためのカートリッジを示す。
図7は、電気的に動作する気化器のあるカートリッジの端部の軸方向断面図を示す。
図8は、カートリッジが挿入された状態の図2によるエアロゾル発生装置の図を示す。
図9は、図8のカートリッジを備えたエアロゾル発生装置の軸方向断面図を示す。
図10は、エアロゾル発生装置内の空気の流れを示す、図9に対応する図である。
図11は、再充電機能を持つエアロゾル発生装置の軸方向断面図を示す。
図12は、図11による再充電中のエアロゾル発生装置の図を示す。
図13は、図7に類似した、サセプタ材料および誘導コイルを備えた電気的に動作する気化器のあるカートリッジの端部の軸方向断面図を示す。

実施例

0033

手持ち式エアロゾル発生装置の実施形態の概略図では、単純化の目的で、類似した要素および構成要素は同一の参照番号を持つ。

0034

図1に図示した手持ち式エアロゾル発生装置の第一の実施形態は、一般的に参照数字1で表す。これは、電源を収容する細長い管状構成要素2と、互いに連通する少なくとも一つの、好ましくは複数の空気吸込み口4、5と出口6とが提供されているマウスピース部分3を備える。マウスピース部分3は、選択したエアロゾルを口内に吸い込むために、消費者が吸うことになるエアロゾル発生装置の端部である。管状カップリング部材7は、細長い管状構成要素2とマウスピース部分3との間に配置され、2つの部分を分離可能な形で結合する。細長い管状構成要素2は、65mm〜81mmとなる軸方向長さを持つ。管状カップリング部材7は、4mm〜9mmとなる軸方向長さを持つ。マウスピース部分3は、11mm〜20mmとなる軸方向長さを持つ。手持ち式エアロゾル発生装置1の全長は、80mm〜110mmとなる。手持ち式エアロゾル発生装置1は、5mm〜8mmとなる外径を持つ。

0035

図2は、エアロゾル発生装置の変形を示すが、これも一般的に参照数字1を持つ。図示した通り、エアロゾル発生装置は、例えば、エアロゾル発生装置の個別の構成要素の周りを包む積層紙箔としうるケーシング8を備える。ケーシング8は、エアロゾル発生装置1に、ソフトな感触とエレガントでスリムな紙巻たばこの外観を与える。

0036

図3は、自己接着性の積層紙箔8が装置1の構成要素、すなわち細長い管状構成要素2、管状カップリング部材7、およびマウスピース部分3の周りで包まれている状態のエアロゾル発生装置1を示す。紙箔は、エアロゾル発生装置にソフトな感触やエレガントな外観を与えるだけでなく、機械的な保護および浸透性のバリアも提供する。

0037

図4では、図1のエアロゾル発生装置1の実施形態が軸方向断面図で示されている。細長い管状構成要素2、管状カップリング部材7、およびマウスピース部分3は、分離可能な形で互いに接続される。空気吸込み口4、5および出口6が図面に示されている。細長い管状構成要素2と管状カップリング部材7との間の分離可能な接続、および管状カップリング部材7とマウスピース部分3との間の分離可能な接続は、例えば、それぞれねじ接続またはバヨネット結合としうる。図4で分かる通り、細長い管状構成要素2は、管状カップリング部材7およびマウスピース部分3に向かって面した長軸方向の後方端に向かい合った長軸方向の前方端に開口部9を持ちうる。細長い管状構成要素2の内側には電源10が配置されている。電源10は、細長い管状構成要素2の75%からほぼ全長に沿って延び、環状の構成である。電源10は、管状の金属または高分子の構成の電池またはアキュムレーターでもよく、または例えばコンデンサーなどの別の形態の充電貯蔵装置でもよい。電源10が環状の構成であることから細長い容器11が形成され、これはカップリング部材7およびマウスピース部分3に向けて開かれている。細長い容器11は、1回分のエアロゾル形成基体および電気的に動作する気化器を備えたカートリッジを収容するよう適合される。主にエアロゾル発生装置1の断面に応じて、細長い容器11は円筒型の形状とすることができ、ほぼ円形断面を持ちうる。細長い容器11の内径は2mm〜2.6mmとなる。手持ち式エアロゾル発生装置1はさらに、吸煙センサーおよび装置の電力管理を含む制御電子回路(図示せず)を備えうる。制御電子回路は、細長い管状構成要素2、マウスピース部分3、および管状カップリング部材7のうちどれか一つの上に提供されうる。手持ち式エアロゾル発生装置1のスリムな造りに対処するために、制御電子回路は高分子フィルム上のプリント回路として提供されうる。

0038

図5に示すエアロゾル発生装置1の実施形態では、高分子フィルム上のプリント回路の形態である制御電子回路12はマウスピース部分3内に統合される。エアロゾル発生装置1のこの実施形態には次に、ケーシング8(図2)が提供されうるが、これは例えば、エアロゾル発生装置1の個別の構成要素、すなわち細長い管状部材2、管状カップリング部材7およびマウスピース3の周りに包まれた積層紙箔でもよい。ケーシング8はこうして、制御電子回路12のための機械的保護を提供する。

0039

図6では、手持ち式エアロゾル発生装置に挿入するためのカートリッジ20が示されている。カートリッジ20は、液体エアロゾル形成基体を保持するための管状容器21を備える。一方の長軸方向の端にある管状容器21は開口部22があり、そこから細長いほぼ円筒型の芯23の第二の長軸方向のセクション25が突き出ている。芯23の第二の長軸方向のセクション25には、電気コイル26を含む電気的に動作する気化器がある。開口部22に向かい合った長軸方向の端部では、カートリッジに発光ダイオード(LED)30と電気的に接続された2つの電気接点が提供されうる。

0040

図7は、芯23を含むカートリッジ20の部分の断面図を示す。芯23は、容器21内に延びる第一の長軸方向のセクション24を含む。そこで、芯は通常は液体エアロゾル形成基体と接触している。芯23の第二の長軸方向のセクション25は、軸方向に容器21の開口部22を超えて延びる。電気的に動作する気化器は、少なくとも芯23の第二のセクション25の一部の周りに巻かれた抵抗加熱式の電気コイル26を備える。電気コイル26は、ステンレス鋼から作製され、芯23の第二のセクション25上の電気コイル26よりも容器21の開口部22に近くに位置する2つの電気接点27、29に接続された2つの端を持ちうる。芯23の第二の長軸方向のセクション25上の2つの電気接点27、29は、芯の第二のセクションの周りに配置され、かつ中間の重合体ジャケット28により相互に電気的に分離および単離された、2つの金属ジャケットとしうる。電気接点のこの構成は、エアロゾル発生装置内に挿入された際にカートリッジ20の特定の回転位置であることを必要としない。金属ジャケットは芯23の周りに360度延び、電源と接続されている対応する2つの接点と自動的に接触し、またカートリッジ20の回転の向きに関わらず、例えば、管状カップリング部材7(図5)内に位置しうる。管状カップリング部材内の2つの対応する電気接点は、例えば、ばね式の金属レバーとして、または金属ばねクリップとして構築されうる。カートリッジ20がエアロゾル発生装置1内に自動的に挿入された後、芯23上の2つの電気接点27、29と管状カップリング部材内の対応する2つの接点とが電気的に接触する。本発明による手持ち式エアロゾル発生装置のスリムな構成は、細長い管状構成要素2(図4)内の細長い容器11内にフィットするように構成されるカートリッジ20の同様にスリムなデザインを必要とする。

0041

図13では、図7と非常に類似したカートリッジの図が示されている。カートリッジはここでも、一般的に参照数字20で示されている。芯23はここでも、容器21内に延びる第一の長軸方向のセクション24を含む。そこで、芯は通常は液体エアロゾル形成基体と接触している。芯23の第二の長軸方向のセクション25は、軸方向に容器21の開口部22を超えて延びる。電気的に動作する気化器は、参照数字36で示されている誘導コイルを備える。誘導コイル36は、少なくとも芯23の第二の長軸方向のセクション25の一部分の周りに巻かれる。誘導コイル36は、芯23の第二のセクション25上の電気コイル36よりも容器21の開口部22に近くに位置する2つの電気接点27、29に接続された2つの端を持ちうる。芯23の第二の長軸方向のセクション25上の2つの電気接点27、29は、ここでも、芯の第二のセクションの周りに配置され、かつ中間の重合体ジャケット28により相互に電気的に分離および単離された、2つの金属ジャケットとしうる。電気的に動作する気化器はさらに、芯の第二の長軸方向のセクション25全体に、少なくとも誘導コイル36の長軸方向の延長部分内に分布された、サセプタ材料31、32、33を備える。使用時に、誘導コイル36は、サセプタ材料31、32、33内で熱を発生する渦電流を誘導する交流電磁場を発生する。サセプタ材料31、32、33は、芯23によって運ばれるエアロゾル形成基体と熱的に近接している。加熱されたサセプタ材料31、32、33は次に、エアロゾルを形成できる揮発性化合物を放出する能力のあるエアロゾル形成基体を含む芯23の第二の長軸方向のセクション25を加熱する。

0042

誘導加熱ファラデー電磁誘導の法則およびオームの法則により説明される公知の現象である。さらに具体的に言えば、ファラデーの電磁誘導の法則は、導体内の磁気誘導が変化する場合に導体内に変化する電場が作り出されると述べている。この電場が導体内に作り出されるため、電流(渦電流として知られる)はオームの法則に従って導体内を流れる。渦電流は電流密度および導体抵抗率に比例した熱を発生させる。誘導加熱される能力のある導体はサセプタ材料として公知である。本発明は、LC回路などのAC源から交互の電磁場を発生する能力を持つ誘導コイルを採用する。熱を発生する渦電流は、芯23によって運ばれ、エアロゾル形成基体の加熱に伴いエアロゾルを形成できる揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体と熱的に近接したサセプタ材料内で生成される。サセプタ材料31、32、33からエアロゾル形成基体への主要な熱伝達メカニズム伝導放射および場合によっては対流である。サセプタ材料は、粒子状31、またはフィラメント32、またはメッシュ様33の構成のどれか一つ、またはそれらの混合物としうる。図13では、図示目的のみであるが3つすべての構成が示されている。ただし当然ながら、カートリッジは、言及したサセプタ幾何学的構成のうち1つのみまたはそれらを混合したものも含みうる。

0043

最後に、当然ながら、さらには芯の第二の長軸方向のセクション内にサセプタ材料のみを含むカートリッジが提供されうる。芯上の誘導コイルは省略されてもよい。代わりに、誘導コイルは、マウスピース部分内に、またはエアロゾル発生装置の管状カップリング部材内に統合されうる。カートリッジがエアロゾル発生装置内に挿入された時、サセプタ材料を備える芯の第二の長軸方向のセクションは誘導コイル内に位置し、エアロゾルを生成するためのその無接触の加熱が達成されうる。

0044

図8では、カートリッジ20が挿入された手持ち式エアロゾル発生装置1が示されている。こうした構成は、顧客による使用準備が整った手持ち式エアロゾル発生システムを構成する。エアロゾル発生装置1は、約80mm〜110mmの軸方向の全長を持つ。エアロゾル発生装置1の外径dは7.5mmよりも小さい。好ましい一つの実施形態で、エアロゾル発生装置1の外径dはわずか約4mm〜6mmとなる。

0045

図9は、カートリッジ20が挿入されたエアロゾル発生装置1の軸方向断面図を示す。エアロゾル発生装置1は、細長い管状部材2の開口部9を通してカートリッジ20を軸方向に挿入するように構成されている。カートリッジ20は、芯23および電気コイル26を先頭位置にして挿入される。管状カップリング部材7は、カートリッジ20をエアロゾル発生装置1内に解除可能な形で固定するための機械的ロッキング要素を備えうる。挿入されたカートリッジを解除可能な形で固定するための機械的ロッキング要素は、プッシュロック/リリースタイプでもよく、またばね13およびカップリング要素14を備えてもよい。カートリッジ20が細長い管状構成要素2の細長い容器11に挿入された時、電気コイル26のあるその先端が機械的ロッキング要素13、14に押し付けられ、それらが順に起動され、カートリッジ20と解除可能な形で噛み合いロックされる。カートリッジ20をマウスピース部分3に向けて軸方向に押すことによって、機械的ロッキング機構が再び起動されてカートリッジ20が解除されうる。管状カップリング部材7はさらに、カートリッジ20が細長い容器11内に挿入された時に、芯23上の2つの電気接点27、29と自動的に接触する2つの対応する電気接点15、16を備える。管状カップリング部材7内の2つの対応する電気接点15、16は、例えば、ばね式の金属レバーとして、または金属ばねクリップとして構築されうる。

0046

細長い管状構成要素が修正したマウスピース部品と直接的に接続されるエアロゾル発生装置の実施形態が提供される場合、カートリッジを解除可能な形で固定するための機械的ロッキング要素と、カートリッジの芯上の2つの電気接点との電気的接続を確立するための対応する機械的接点とが修正されたマウスピース部品内に提供されてもよい。マウスピース部品の修正は、主にその造りを軸方向に長めにすることから成る。

0047

図10も、カートリッジ20が挿入されたエアロゾル発生装置1の軸方向断面図を示す。さらに具体的には、図面は装置1内の空気の流れを示す。カートリッジがエアロゾル発生装置1内に完全に挿入され、その中に解除可能な形で固定された時、電気コイル26のあるカートリッジの芯23は、マウスピース部分3にある空気吸込み口4、5のすぐ近くに位置する。消費者がマウスピース部分3を吸うと空気が空気吸込み口4、5を通して装置1に入るが、これは矢印Tで示される。マウスピース部分3の出口6に向かう途中、空気は電気コイルを有する芯23の部分にほぼ横方向に移動し、芯23の加熱によって発生するエアロゾルを取り込む。空気とエアロゾルの混合物は次に、消費者の口に向かってほぼ長軸方向に吸い込まれるが、これは矢印Lで示される。マウスピース部分3の内部の一般に長軸方向の空気経路は、ラバールノズルの形状に類似したジェットノズルの形状を持ちうる。この形状により、エアロゾルを含む空気の流れは消費者の口に入る直前に加速される。

0048

図11では、エアロゾル発生装置1の実施形態が示されているが、これは再充電されるものとして構成されている。その目的から、細長い管状構成要素2内の環状電源10には、細長い管状構成要素の前方端付近に位置する2つの電気的な再充電用接点18、19が提供されうる。電気的な再充電用接点18、19は、カートリッジ用の細長い容器11に面するように提供されている。それらは、例えば、ばね式の金属レバーとして、または金属ばねクリップとして構築されうる。カートリッジが取り外された状態で、2端子ミニジャック40は細長い管状構成要素2の前方端の開口部9に挿入されて、2つの電気的な再充電用接点18、19を持つ電気接点が提供されうる。2端子ミニジャック40は、例えばヘッドホンまたはこれに類するものに一般的に使用されるミニジャックと類似した構造としうる。この構造では、環状電源10の再充電は、エアロゾル発生装置1を一切分解することなく達成されうる。

0049

図12は、再充電中の手持ち式エアロゾル発生装置の図を示す。2端子ミニジャック40は、細長い管状構成要素内の細長い容器内に挿入される。再充電用接点は外側からは見えない。細長い管状構成要素内部にある電源を充電するための接続ソリューションにより、装置1のどの部品も一切分解することなく直接接続できるようになる。これは非常に信頼性が高く、カートリッジの正常な使用を妨げない。むしろ、再充電用接点は、例えば、カートリッジの後端にあるLEDに電源供給するためなど、電源とカートリッジ上の追加的接点との間の電気接点を提供するためにさえも使用されうる。

0050

本発明による手持ち式エアロゾル発生装置は、非常にスリムで軽量の造りである。その外観は非常にエレガントで魅力的であり、洗練された高級な製品を求める顧客の要求に一致する。

0051

本発明の異なる実施形態について添付図面を参照しながら記述してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。種々の変更および改変が本発明の全体的教示から逸脱しない範囲で想定される。従って、保護の範囲は添付の請求の範囲によって定義される。

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