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技術 調理器

出願人 タイガー魔法瓶株式会社
発明者 阪田雅之木野伸哉
出願日 2017年5月31日 (3年8ヶ月経過) 出願番号 2017-108068
公開日 2018年12月27日 (2年1ヶ月経過) 公開番号 2018-201666
状態 未査定
技術分野 ベイキング、グリル、ロースティング
主要キーワード 固定支持脚 仮固定機構 収納ホルダー 切除箇所 式取っ手 収納スタンド 温度目盛 正面側部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年12月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

別体の付属品を伴わず、蓋体肉厚にしたり蓋体の一部を補強したりする必要もなく、縦置き時に斜めに傾けずとも転倒しにくい縦置き可能な調理器を提供すること。

解決手段

調理器100は、調理板150,160、載置台110および可動支持脚116を備える。載置台は、調理板を載置する。可動支持脚は、載置台の側面に設けられる。そして、この可動支持脚は、調理板側に突出する突出状態と、収納状態とを切り換えることができる。

概要

背景

過去に「縦置き可能なホットプレート」が提案されている。このような縦置き可能なホットプレートとしては、例えば、本体および蓋体の両方に縦置き用の固定支持脚が設けられるもの(以下「両側縦置き用固定脚付きホットプレート」という。)(例えば、特開2014−100284号公報、特開2013−255652号公報、特開2013−252337号公報、特開2013−248214号公報、特開2013−208209号公報等参照。)や、本体にのみ縦置き用の固定支持脚が設けられるもの(以下「本体側縦置き用固定脚付きホットプレート」という。)(例えば、特開2004−313259号公報等参照)、縦置きにしたときに蓋の反対側に傾斜させる固定支持脚が本体に設けられるもの(以下「本体側斜め縦置き用固定脚付きホットプレート」という。)(例えば、特開2006−247408号公報、特開2004−350723号公報等参照)、収納スタンド収納ホルダーを利用するもの(以下「縦置き収納部材付きホットプレート」という。)(例えば、特開2005−224260号公報、特開2005−211556号公報等参照)が存在する。

概要

別体の付属品を伴わず、蓋体を肉厚にしたり蓋体の一部を補強したりする必要もなく、縦置き時に斜めに傾けずとも転倒しにくい縦置き可能な調理器を提供すること。調理器100は、調理板150,160、載置台110および可動支持脚116を備える。載置台は、調理板を載置する。可動支持脚は、載置台の側面に設けられる。そして、この可動支持脚は、調理板側に突出する突出状態と、収納状態とを切り換えることができる。

目的

本発明の課題は、別体の付属品を伴わず、蓋体を肉厚にしたり蓋体の一部を補強したりする必要もなく、縦置き時に斜めに傾けずとも転倒しにくい縦置き可能な調理器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

調理板と、前記調理板を載置する載置台と、前記載置台の側面に設けられ、調理板側に突出する突出状態と、収納状態とを切り換えることができる可動支持脚とを備える、調理器

請求項2

前記可動支持脚が収納状態にあるとき前記可動支持脚の側方に隣接するように前記載置台の側面に設けられる固定支持脚をさらに備える請求項1に記載の調理器。

請求項3

前記可動支持脚の前記突出状態を仮固定する仮固定機構をさらに備える請求項1または2に記載の調理器。

請求項4

前記調理板は、底板部と、前記底板部の縁から上側に向かって延びると共に平面視において前記底板部を囲うように設けられる周壁部とを有し、前記周壁部に載置可能な蓋体をさらに備え、前記可動支持脚は、前記突出状態であるとき、前記調理板の前記周壁部には当接するが、前記蓋体には当接しない請求項1から3のいずれか1項に記載の調理器。

請求項5

前記可動支持脚は、収納状態であるとき、前記載置台の下面よりも上側に位置する面を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の調理器。

技術分野

0001

本発明は、調理器に関する。

背景技術

0002

過去に「縦置き可能なホットプレート」が提案されている。このような縦置き可能なホットプレートとしては、例えば、本体および蓋体の両方に縦置き用の固定支持脚が設けられるもの(以下「両側縦置き用固定脚付きホットプレート」という。)(例えば、特開2014−100284号公報、特開2013−255652号公報、特開2013−252337号公報、特開2013−248214号公報、特開2013−208209号公報等参照。)や、本体にのみ縦置き用の固定支持脚が設けられるもの(以下「本体側縦置き用固定脚付きホットプレート」という。)(例えば、特開2004−313259号公報等参照)、縦置きにしたときに蓋の反対側に傾斜させる固定支持脚が本体に設けられるもの(以下「本体側斜め縦置き用固定脚付きホットプレート」という。)(例えば、特開2006−247408号公報、特開2004−350723号公報等参照)、収納スタンド収納ホルダーを利用するもの(以下「縦置き収納部材付きホットプレート」という。)(例えば、特開2005−224260号公報、特開2005−211556号公報等参照)が存在する。

先行技術

0003

特開2014−100284号公報
特開2013−255652号公報
特開2013−252337号公報
特開2013−248214号公報
特開2013−252337号公報
特開2004−313259号公報
特開2006−247408号公報
特開2004−350723号公報
特開2005−224260号公報
特開2005−211556号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、両側縦置き用固定脚付きホットプレートは、縦置きした際に、比較的薄く作られている蓋体にも相当の荷重がかかるため、蓋体の変形が懸念される。このため、このようなホットプレートでは、蓋体の肉厚を適度に厚くしたり、荷重がかかりやすい箇所を補強したりする必要があり、原料コストが嵩むおそれがある。また、通常、ホットプレートではプレート調理板)が本体よりも重く、縦置きしたときに重量バランスが悪くなる。特に、平形状のプレートや、焼き肉用の波板プレート、たこ焼きプレート等、複数種類のプレートが付属されるものは必然的にその傾向が強くなる。このため、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートは、プレート側に転倒しやすいという欠点がある。また、本体側斜め縦置き用固定脚付きホットプレートは、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートを改良したものであって、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートよりも転倒しにくくなっているが、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートよりも縦置時の幅が広くなるため、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートよりも広い収納スペースを必要とする欠点がある。また、縦置き収納部材付きホットプレートでは、収納スタンドや収納ホルダーが別体として付属されているため、収納スタンドや収納ホルダーを紛失するおそれがある。

0005

本発明の課題は、別体の付属品を伴わず、蓋体を肉厚にしたり蓋体の一部を補強したりする必要もなく、縦置き時に斜めに傾けずとも転倒しにくい縦置き可能な調理器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一局面に係る調理器は、調理板、載置台および可動支持脚を備える。載置台は、調理板を載置する。可動支持脚は、載置台の側面に設けられる。そして、この可動支持脚は、調理板側に突出する突出状態と、収納状態とを切り換えることができる。なお、この可動支持脚は、収納状態から突出状態になるとき又は突出状態から収納状態になるとき、回動してもよいし、スライドしてもよい。また、この可動支持脚は、複数個設けられることが好ましいが、1つであってもかまわない。また、この調理器が平面視において略長方形である場合、可動支持脚は長手側の側面に設けられるのが好ましいが、短手側の側面に設けられてもよい。さらに、この可動支持脚は、横置き時の調理器の最高点よりも前に出ないことが好ましい。これは、調理器の収納幅の拡張を避けるためである。

0007

この調理器では、載置台(本体)に可動支持脚が設けられる。このため、この調理器では、支持脚を設けるために別体の付属品を用いる必要がない。また、この調理器では、可動支持脚が調理板側に突出する突出状態をとることができる。このため、この調理器では、調理板(プレート)の荷重を可動支持脚のみで受けることができると共に、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートよりも転倒しにくくなっている。したがって、この調理器では、蓋体に支持脚を設ける必要もなければ、縦置き時に斜めに傾ける必要もない。よって、この調理器では、蓋体を肉厚にしたり、蓋体の一部を補強したりする必要がない。以上より、この調理器は、別体の付属品を伴わず、蓋体を肉厚にしたり蓋体の一部を補強したりする必要もなく、斜めに傾けなくても安定的に縦置きすることができる。

0008

なお、上述の調理器は固定支持脚をさらに備えることが好ましい。固定支持脚は、可動支持脚が収納状態にあるとき可動支持脚の側方に隣接するように載置台の側面に設けられることが好ましい。固定支持脚が存在することにより調理器の蓋体側と載置台側の重量バランスを分散して受けることができるからである。

0009

また、上述の調理器は仮固定機構をさらに備えることが好ましい。仮固定機構は、可動支持脚の突出状態を仮固定する。可動支持脚の仮固定が可能であることにより、使用者が調理器を収納場所に縦置きする際、使用者は、可動支持脚を突出状態に維持するために手を使う必要がなく、簡便に調理器を縦置きすることができる。

0010

また、上述の調理器において、調理板は、底板部および周壁部を有することが好ましい。周壁部は、底板部の縁から上側に向かって延びると共に平面視において底板部を囲うように設けられる。また、この際、調理器は、周壁部に載置可能な蓋体をさらに備えることが好ましい。可動支持脚は、突出状態であるとき、調理板の周壁部には当接するが、蓋体には当接しない。このため、この調理器では、調理板(プレート)の荷重を可動支持脚で受けることができ、より安定な縦置き構造を形成することができると共に、調理板(プレート)の荷重により蓋体が変形するおそれをなくすことができる。

0011

また、上述の調理器において、可動支持脚が収納状態であるとき、可動支持脚は、載置台の下面よりも上側に位置する面を有することが好ましい。可動支持脚が収納状態において調理器を持ち上げることなく可動支持脚の下側に指を入れて可動支持脚を引き出すことができるからである。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施の形態に係るホットプレートの外観斜視図である。本図では、可動支持脚が収納状態となっている。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの外観斜視図である。本図では、可動支持脚が突出状態となっている。
本発明の実施の形態に係るホットプレートを縦置きしたときのホットプレートの外観斜視図である。
本発明の実施の形態に係るホットプレートを縦置きしたときのホットプレートを背面側から見たときの図である。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの右側面図である。本図では、可動支持脚が収納状態となっている。
図5のA−A断面図である。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの右側面図である。本図では、可動支持脚が突出状態となっている。
図7のA−A断面図である。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの可動支持脚付近ケース本体の上側部分を一部切除した際の枠体切除箇所付近の部分拡大平面図である。本図では、可動支持脚が収納状態となっている。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの可動支持脚付近のケース本体の上側部分を一部切除した際の枠体切除箇所付近の部分拡大平面図である。本図では、可動支持脚が収納状態から突出状態または突出状態から収納状態に遷移する途中の状態が示されている。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの可動支持脚付近のケース本体の上側部分を一部切除した際の枠体切除箇所付近の部分拡大平面図である。可動支持脚が突出状態となっている。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの2つの可動支持脚のうち1つの可動支持脚のみを突出状態にして縦置きしたときのホットプレートの外観斜視図である。
変形例(A)に係るホットプレートの2つの可動支持脚のうち1つの可動支持脚のみを突出状態にして縦置きしたときのホットプレートの外観斜視図である。
変形例(A)に係るホットプレートの2つの可動支持脚のうち1つの可動支持脚のみを突出状態にして縦置きしたときのホットプレートを背面側から見たときの図である。

実施例

0013

<本発明の実施の形態に係るホットプレートの構成>
本発明の実施の形態に係るホットプレート100は、縦置き収納することができるホットプレートであって、図1図5および図6に示されるように、主に、本体110、平形プレート150、プレート枠160、穴開き波形プレート163、たこ焼きプレート165、温度調節器(図示せず)および蓋体190から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。

0014

(1)本体
本体110は、図1図5および図6に示されるように、主に、本体ケース115、温度調節器接続部119、ヒータ112、遮熱板113、一対のロックレバー114、回動式取っ手(図示せず)、縦置き用可動支持脚116および縦置き用固定支持脚117から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。

0015

(1−1)本体ケース
本体ケース115は、図1および図4に示されるように、主に、ケース本体115aおよび横置き用固定支持脚115bから構成される。ケース本体115aは、上方に開口する略直方体樹脂成形体であって、その内部に遮熱板113およびヒータ112を収納する。また、このケース本体115aには、正面側に温度調節器接続部119が取り付けられ、左側面に回動式取っ手が回動自在に取り付けられている。また、このケース本体115aには、正面側および背面側それぞれに(奥行方向の両側に)ロックレバー114が回動自在に取り付けられている。また、このケース本体115aには、右側面に2つの縦置き用可動支持脚116が回動自在に取り付けられていると共に、2つの縦置き用固定支持脚117が形成されている。横置き用固定支持脚115bは、ケース本体115aの底壁裏側四隅に配置されており、図4に示されるように、ケース本体115aの底壁裏側面から下方に向かって延びている。

0016

(1−2)温度調節器接続部
温度調節器接続部119は、主に、一対の端子部(図示せず)、差込口(図示せず)および感熱棒挿通孔(図示せず)から構成される。一対の端子部は、ヒータ112に連結されると共に、差込口の奥から外方に向かって延びている。なお、この温度調節器接続部119は、ヒータ112と共に、本体110から取り外すことができるようになっている。なお、温度調節器が温度調節器接続部119に接続されるとき、感熱棒挿通孔には、温度調節器から延びる感熱棒(図示せず)が挿通される。

0017

(1−3)ヒータ
ヒータ112は、M字型ヒータである。なお、このヒータ112は、上述の通り、その両端部が温度調節器接続部119の端子部に連結されている。また、このヒータ112は、設置状態において略水平な仮想平面に沿って配置されている。

0018

(1−4)遮熱板
遮熱板113は、ヒータ112により生じる熱からテーブル等を保護する板であって、図6に示されるように、ヒータ112の下方に配置されている。また、この遮熱板113は、ヒータ112の輻射熱を積極的に反射する形状とされている。

0019

(1−5)ロックレバー
ロックレバー114は、図1および図4に示されるように、略門形状の部材であって、本発明の実施の形態に係るホットプレート100を収納する際に利用される。このロックレバー114は、上述の通り、ケース本体115aの正面側および背面側それぞれに回動自在に取り付けられており、ホットプレート100が横置きされている状態において水平方向に延びる軸を中心として上下方向に回動することができる(図5に示されるホットプレート100の両脇に表示される円弧矢印参照)。

0020

また、このロックレバー114には、天板114aの幅方向両端部の裏側に受け部(図示せず)が形成されている。そして、この受け部が蓋体190の係止部(図示せず)の爪部(図示せず)に係り止めされることによって、ロックレバー114と蓋体190の係止部とがロック構造を形成する。なお、以下、説明の便宜上、ロックレバー114の受け部と蓋体190の爪部とを合わせて「ロック機構」と称する場合がある。なお、このロック機構のロック方向は、平面視において奥行方向と平行である。ちなみに、このロック機構では、蓋体190の係止部側に押し込もうとする方向の外力がロックレバー114に対して付加されると比較的容易にロック構造が形成され、逆に外方に倒そうとする外力がロックレバー114に対して負荷されると比較的容易にロック状態解除される。

0021

(1−6)回動式取っ手
回動式取っ手は、使用者が本発明の実施の形態に係るホットプレート100を縦状態図3参照)にして持ち運ぶときに利用されるものであって、上述の通り、ケース本体115aの左側面に回動自在に取り付けられている。この回動式取っ手は、上下方向に回動することができる。

0022

(1−7)縦置き用可動支持脚
縦置き用可動支持脚116は、上述の通り、ケース本体115aの右側面側に2つ設けられている。この縦置き用可動支持脚116は、図9図11に示されるように主に本体部116a、軸部116bおよび補強リブRbから形成されており、図2および図7に示されるように一対の縦置き用固定支持脚117の間に回動可能に配設されている。なお、この縦置き用可動支持脚116は、縦置き時のホットプレート100の姿勢定性を考慮して奥行き方向(長手方向)の両端付近に配設されている。

0023

本体部116aは、略三角柱形状中空構造体である。そして、この本体部116aの内部には、縦置き時のホットプレート100からかかる荷重を十分に受けることができるようにするために補強リブRbが設けられている。本体部116aの正面上部には凹部CVが形成されている。この凹部CVは、このホットプレート100が横置きされている場合において、縦置き用可動支持脚116が収納状態(図1に示される状態)であるとき下側を向き、縦置き用可動支持脚116が突出状態(図2に示される状態)であるとき上側を向く。縦置き用可動支持脚116が収納状態(図1に示される状態)であるとき、使用者は、この凹部CVに指を差し込むことができる。このため、このホットプレート100の使用者は、横置きにしたまま、縦置き用可動支持脚116を回動して突出状態にすることができる。また、縦置き用可動支持脚116が完全に突出状態になったとき、本体部116aの段付部位が、プレート枠160の囲い壁部160bの上端の側面および上面に当接する(図4参照。)。すなわち、縦置き用可動支持脚116が完全に突出状態になった際、本体部116aは、プレート枠160を直接支えることになる。なお、この本体部116aは、縦置き用可動支持脚116が完全に突出状態になった際、蓋体190には一切接触しない形状とされている(図4参照。)。また、図4に示されるように、本体部116aの下部では、先端部分が下側に突起している。このため、ホットプレート100が縦置きされているとき、本体部116aの下側の先端部位のみが接地することになる。また、図4に示される通り、縦置き用可動支持脚116の本体部116aの最前箇所は、蓋体190の取っ手193の最高点よりも奥まっている。

0024

軸部116bは、円柱状の部位であって、図9図11に示されるように本体部116aの上端部位から左右方向に向かって延びている。この軸部116bは、図9図11に示されるように縦置き用固定支持脚117の軸受け部(図示せず)に挿通されている。このため、この縦置き用可動支持脚116は、縦置き用固定支持脚117に対して回動自在となっている。また、各軸部116bには、図9図11に示されるように切り欠き部RC1,RC2が2箇所形成されている。なお、これらの切り欠き部RC1,RC2は、各軸部116bの先端の2つの角部分切り落とされたような形状となっている。これらの切り欠き部RC1,RC2には、図9および図11に示されるように、縦置き用固定支持脚117の内部に配設される爪付き板バネ部118a(後述)の爪部Npが嵌め込まれる。なお、以下、説明の便宜上、RC1の符号で示された切り欠き部を「第1切り欠き部」と称し、RC2の符号で示された切り欠き部を「第2切り欠き部」と称する。図9に示されるように、縦置き用可動支持脚116が完全に収納された状態になったとき、第1切り欠き部RC1に爪付き板バネ部118aの爪部Npが嵌め込まれ、縦置き用可動支持脚116が係止(仮固定)される。一方、図11に示されるように、縦置き用可動支持脚116が完全に突出した状態になったとき、第2切り欠き部RC2に爪付き板バネ部118aの爪部Npが嵌め込まれ、縦置き用可動支持脚116が係止(仮固定)される。すなわち、縦置き用可動支持脚116の軸部116bの切り欠き部RC1,RC2と、縦置き用固定支持脚117の内部の爪付き板バネ部118aは、係止機構(仮固定機構)Mhを形成していると言える。

0025

補強リブRbは、図7に示されるように縦方向に沿って一つ、横方向に沿って三つ形成されている。

0026

(1−8)縦置き用固定支持脚
縦置き用固定支持脚117は、上述の通り、ケース本体115aの右側面側に2つ形成されている。なお、各縦置き用固定支持脚117は、縦置き用可動支持脚116を挟んで両側に設けられている。この縦置き用固定支持脚117には、上述の通り、軸受け部が形成されていると共に爪付き板バネ部118aが内蔵されている。

0027

軸受け部は、上述の通り、縦置き用可動支持脚116の軸部116bを受けている。

0028

爪付き板バネ部118aは、樹脂製の部位であって、主に、爪部Np(図9図11参照。)およびアーム部Sg(図6および図8参照。)から形成されている。爪部Npは、上述の通り、縦置き用可動支持脚116の軸部116bに形成される切り欠き部RC1,RC2と係合することにより縦置き用可動支持脚116の収納時および突出時に縦置き用可動支持脚116を係止(仮固定)する。なお、この爪部Npは、アーム部Sgの先端に形成されている。このアーム部Sgは、下側の台座BS図6および図8参照。)から上方に向かって延びており、上述の通り、爪部Npを縦置き用可動支持脚側に向かって付勢する板バネとして機能する。すなわち、縦置き用可動支持脚116の軸部116bの切り欠き部RC1,RC2が爪部Npと対向しない間は、爪部Npは、図10に示されるように縦置き用可動支持脚116の軸部116bの先端面まで後退するが、縦置き用可動支持脚116の軸部116bが、切り欠き部RC1,RC2が爪部Npに対向するまで位置まで回転されると、アーム部Sgが爪部Npを初期位置に戻し、その結果、爪部Npが切り欠き部RC1,RC2に係止される(図9および図11参照。)。

0029

また、図4に示されるように、縦置き用固定支持脚117の下面は、底面側から上側に向かうに従って上側に傾斜している。このため、ホットプレート100が縦置きされているとき、縦置き用固定支持脚117の後端部位のみが接地することになる。

0030

(2)プレート類
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、上述の通り、プレート類として、平形プレート150、プレート枠160、穴開き波形プレート163、たこ焼きプレート165が用意されている。

0031

平形プレート150は、平面視において略長方形状を呈する金属板であって、図6に示されるように、主に、底壁部150aおよび囲い壁部150bから形成されている。囲い壁部150bは、図6に示されるように、底壁部150aの外縁から上側に向かって延びている。この平形プレート150の長手方向の端部には握り手151aが設けられている。

0032

プレート枠160は、平形プレート150と同じ大きさの枠体であって、図6に示されるように、主に、枠壁部160aおよび囲い壁部160bから形成されている。囲い壁部160bは、図6に示されるように、枠壁部160aの外縁から上側に向かって延びている。このプレート枠160は、内部に穴開き波形プレート163およびたこ焼きプレート165を交換可能に収納する。このプレート枠160の長手方向の端部には握り手161aが設けられている。なお、このホットプレート100が収納状態とされるとき、図6に示されるように、平形プレート150の上にプレート枠160が載置され、穴開き波形プレート163およびたこ焼きプレート165は、プレート枠160に載置される。このとき、穴開き波形プレート163は、図6に示されるようにたこ焼きプレート165の上側に配置される。

0033

(3)温度調節器
温度調節器は、略直方体の部品であって、本体部(図示せず)、感熱棒(図示せず)、電源コード(図示せず)および差込プラグ(図示せず)から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。

0034

(3−1)本体部
本体部は、主に、筐体、一対の端子受け部(図示せず)、電源スイッチ(図示せず)、可変抵抗器(図示せず)、ダイヤル式温度調節ツマミ(図示せず)、インジゲータランプ(図示せず)、感熱棒接続部(図示せず)およびサーモスタット(図示せず)から構成されている。なお、端子受け部、電源スイッチ、可変抵抗器、インジゲータランプ、感熱棒接続部およびサーモスタットはいずれも筐体に収められており、温度調節ツマミは筐体の外部に露出するように設けられている。

0035

端子受け部は、本体部の感熱棒側に設けられる。そして、この端子受け部には、温度調節器接続部119の端子部が挿入される。なお、端子受け部に温度調節器接続部119の端子部が挿入されると、ヒータ112が通電可能な状態となる。

0036

可変抵抗器のシャフトには、温度調節ツマミが取り付けられている。そして、温度調節ツマミには温度目盛が表示されており、使用者は、温度調節ツマミを回転させて温度目盛をインジゲータに合わせることによりヒータ112の出力を調節する。

0037

また、可変抵抗器のシャフトには筐体内においてスイッチ片が取り付けられており、使用者が温度調節ツマミを少し回したところで電源が入ると共にインジゲータランプが点灯するようになっている。

0038

感熱棒接続部には、感熱棒が接続されている。感熱棒接続部は、サーモスタットに通信接続されており、感熱棒から送信される温度検知信号をサーモスタットに定期的に送信する。

0039

サーモスタットは、感熱棒により検知される温度(以下「検知温度」という)が温度調節ツマミの温度目盛に対応する温度(以下「設定温度」という)に達すると電源スイッチをオフにすると共にインジゲータランプを消灯し、検知温度が設定温度を下回ると再び電源スイッチをオンにすると共にインジゲータランプを点灯させる。

0040

(3−2)感熱棒
感熱棒は、いわゆるサーミスタであって、本体部から突出している。なお、温度調節器が温度調節器接続部119に差し込まれた状態では、感熱棒の先端はプレート類の下に位置する。

0041

(3−3)電源コードおよび差込プラグ
電源コードは、本体部から延びている。そして、その電源コードの先端には、外部電源接続用の差込プラグが取り付けられている。

0042

(4)蓋体
蓋体190は、図5から図11に示されるように、主に、本体195、一対の係止部197(図示せず)および取っ手193から構成される。

0043

本体195は、平面視において略矩形を呈する鋼板等の金属製の板材であって、図5に示されるように側面視において奥行き方向の両端側に向かうに従って下方に湾曲し、図4に示されるように背面視において幅方向の両端側に向かうに従って下方に湾曲している。また、この本体195の中心部194は、図1に示されるように窪まされている。

0044

係止部197は、主に、本体部197aおよび爪部(図示せず)から構成されており、本体195の正面側部分および背面側部分に配設されている。なお、本体部197aおよび爪部は、一体成形されている。ところで、この本体部197aは、本体195の裏側から当板(図示せず)を介してビス(図示せず)により本体195に固定されている。また、本体部197aは、平面視において、爪部が本体195の縁の外に位置するように位置決めされている。

0045

取っ手193は、図1に示されるように、本体195の中心部194に配設されている。この取っ手193は、本体195の裏側からビス(図示せず)により本体195に固定されている。

0046

<本発明の実施の形態に係るホットプレートの収納方法
本発明の実施の形態に係るホットプレート100は、以下の通りにして収納状態とされる。
先ず、本体110に平形プレート150が載置される。かかる場合、平形プレート150に穴開き波形プレート163か、たこ焼きプレート165が収納されていてもよい。

0047

次に、平形プレート150の上側にプレート枠160が載置される。かかる場合、プレート枠160に穴開き波形プレート163か、たこ焼きプレート165が嵌め込まれていてもよく、さらにそのプレート163,165の上に残りのプレート163,165が載置されていてもよい。

0048

そして、プレート枠160に蓋体190が載置された後、両方のロックレバー114が持ち上げられ、ロックレバー114の第1受け部が蓋体190の係止部197の爪部に係止される(すなわち、ロック機構がロック状態となる)。このとき、本体110、平形プレート150、プレート枠160および蓋体190が一体化される。そして、使用者は、収納状態となっている縦置き用可動支持脚116を引き出して、縦置き用可動支持脚116を、突出状態すなわち図2に示される状態にした後、回動式取っ手を把持してホットプレート100を立て(図3図4等参照。)、その状態でホットプレート100を収納場所に収納する。なお、このとき、縦置き用可動支持脚116は係止機構Mhにより係止されているため、縦置き用可動支持脚116が逆側に戻ってしまうことがない。

0049

なお、このホットプレート100では、図12に示されるように、片側の縦置き用可動支持脚116が突出状態とされているが、もう片方の縦置き用可動支持脚116が収納状態のままである場合であっても縦置きが可能とされている。

0050

<本発明の実施の形態に係るホットプレートの特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、本体ケース115に縦置き用可動支持脚116が設けられている。このため、このホットプレート100では、縦置き用支持脚を設けるために別体の付属品を用いる必要がない。また、このホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116がプレート側に突出する突出状態をとることができる。このため、このホットプレート100では、プレートの荷重を本体110のみで受けることができると共に、本体側縦置き用固定脚付きホットプレートよりも転倒しにくくなっている。したがって、このホットプレート100では、蓋体190に縦置き用支持脚を設ける必要もなければ、縦置き時に斜めに傾ける必要もない。よって、このホットプレート100では、蓋体190を肉厚にしたり、蓋体190の一部を補強したりする必要がない。以上より、このホットプレート100は、別体の付属品を伴わず、蓋体190を肉厚にしたり蓋体190の一部を補強したりする必要もなく、斜めに傾けなくても安定的に縦置きすることができる。

0051

(2)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100には、縦置き用固定支持脚117が設けられる。このため、このホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116と縦置き用固定支持脚117とで蓋体側と本体側の重量バランスを分散して受けることができる。

0052

(3)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100には、縦置き用可動支持脚116の係止機構Mhが設けられている。このため、このホットプレート100の使用者は、ホットプレート100を収納場所に縦置き収納する際、縦置き用可動支持脚116を突出状態に維持するために手を使う必要がなく、簡便にホットプレート100を縦置き収納することができる。

0053

(4)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116が突出状態にあるとき、縦置き用可動支持脚116の本体部116aの段付部位が、プレート枠160の囲い壁部160bの上端の側面および上面に当接する。このため、このホットプレート100では、プレートの荷重を縦置き用可動支持脚116で直接受けることができ、より安定な縦置き構造を形成することができる。

0054

(5)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116が完全に突出状態になった際、縦置き用可動支持脚116の本体部116aが蓋体190に一切接触しない。このため、このホットプレート100では、プレートの荷重により蓋体190が変形するおそれをなくすことができる。

0055

(6)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116の本体部116aの正面上部には凹部CVが形成されている。このため、このホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116が収納状態であるとき、使用者は、この凹部CVに指を差し込むことができる。このため、このホットプレート100の使用者は、横置きにしたまま、縦置き用可動支持脚116を回動して突出状態にすることができる。

0056

(7)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116を突出状態とした際、縦置き用可動支持脚116の本体部116aの下側の先端部位が接地すると共に、縦置き用固定支持脚117の後端部位が接地することになる。このため、収納スペースの床に少々の凹凸があってもこのホットプレート100を安定的に縦置き収納することができる。

0057

(8)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、縦置き用可動支持脚116の本体部116aの最前箇所は、蓋体190の取っ手193の最高点よりも奥まっている。このため、このホットプレート100は、縦置き収納時の収納幅の拡張を避けることができる。

0058

<変形例>

0059

(A)
先の実施の形態に係るホットプレート100では特に言及されなかったが、図13および図14に示されるホットプレート100Aのように、縦置き用可動支持脚116の正面上部に突起部116cを設けてもよい。この突起部116cは、縦置き用可動支持脚116の収納時において、縦置き用固定支持脚117の底面から突出する。このように縦置き用可動支持脚116に突起部116cを設けることにより、片側の縦置き用可動支持脚116Aのみが突出状態とされている場合に、使用者がホットプレート100の縦置きすることができないようにすることができ、使用者に対して両方の縦置き用可動支持脚116Aを突出状態にするように促すことができる。

0060

(B)
先の実施の形態に係るホットプレート100では縦置き用可動支持脚116が収納状態である際、各縦置き用可動支持脚116が一対の縦置き用固定支持脚117で挟まれていたが、縦置き用可動支持脚の収納状態において縦置き用固定支持脚が一対の縦置き用可動支持脚に挟まれてもよい。かかる場合、縦置き用可動支持脚は独立していてもよいし(この場合、4つの縦置き用可動支持脚が存在することになる。)、連結棒等で連結されて互いに連動するようにしてもよい。

0061

(C)
先の実施の形態に係るホットプレート100では平形プレート150、プレート枠160、穴開き波形プレート163およびたこ焼きプレート165が用意されていたが、プレートは平形プレート150のみであってよいし、プレート枠160、穴開き波形プレート163およびたこ焼きプレート165のセットのみであってもよいし、プレート枠160および穴開き波形プレート163のセットのみであってもよいし、プレート枠160およびたこ焼きプレート165のセットのみであってもよい。かかる場合、ロックレバー114の高さを調整するだけでよい。

0062

(D)
先の実施の形態に係るホットプレート100では縦置き用可動支持脚116および縦置き用固定支持脚117は補強リブ付きの中空構造体であったが、縦置き用可動支持脚116および縦置き用固定支持脚117は中実体であってもよい。

0063

(E)
先の実施の形態に係るホットプレート100には縦置き用可動支持脚116が設けられたが、本体ケースの右側面側に垂直面を形成する等して、縦置き用固定支持脚117を省いてもよい。

0064

(F)
先の実施の形態に係るホットプレート100では縦置き用可動支持脚116および縦置き用固定支持脚117が各2つ設けられたが、縦置き用可動支持脚116および縦置き用固定支持脚117は各1つ設けられてもよいし、各3つ以上設けられてもよい。なお、縦置き用可動支持脚116および縦置き用固定支持脚117が各1つ設けられる場合、それらは本体ケース115の奥行き方向(長手方向)中央に設けられるのが好ましい。

0065

(G)
先の実施の形態に係るホットプレート100では回動により縦置き用可動支持脚116が収納状態から突出状態、突出状態から収納状態となることができたが、縦置き用可動支持脚が本体110の底面側から蓋体側に向かってスライド移動することにより収納状態から突出状態になってもよい。

0066

(H)
先の実施の形態に係るホットプレート100では2つの縦置き用可動支持脚116が独立していたが、連結棒等を介して2つの縦置き用可動支持脚を連結して連動するようにしてもよい。

0067

100ホットプレート(調理器)
110 本体(載置台)
116縦置き用可動支持脚(可動支持脚)
117 縦置き用固定支持脚(固定支持脚)
150平形プレート(調理板)
160a枠壁部(底板部)
160b囲い壁部(周壁部)
160プレート枠(調理板)
190蓋体
Mh係止機構(仮固定機構)

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