図面 (/)

技術 乾式マット清掃装置

出願人 KE・OSマシナリー株式会社
発明者 山本幸信
出願日 2017年5月30日 (3年8ヶ月経過) 出願番号 2017-106186
公開日 2018年12月20日 (2年2ヶ月経過) 公開番号 2018-199117
状態 未査定
技術分野 清浄化一般
主要キーワード 圧搾空気源 エアー供給圧 単板形状 最大揺動位置 エアー噴射ノズル 水平リンク 洗浄構成 マット受け
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年12月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

洗浄力を高めることができる乾式マット清掃装置を提供する。

解決手段

マット18が挿入され、その先端部が搬送ローラ対33により挟持されるとリミットスイッチ42がオンし、清掃手段27がマット18にエアー噴射するとともに吸引しながらマット18の搬送方向と交差する方向に往復動作する。清掃手段27はエアーを噴射して吸引する吸引穴を2つ備えており、部分的に清掃を行いながら、往復動することによりマット18の幅方向全体を清掃する。

概要

背景

ガソリンスタンドなどにおいて、自動車フロアに敷くマット清掃するサービスが行われている。この種のマット清掃装置としては、水や洗浄液を用いる湿式と、エアーを用いる乾式とがある。乾式のマット清掃装置では湿式のマット清掃装置に比べて乾燥工程が不要なため、短時間で清掃ができるという利点を有している。

特許文献1には、マットの搬送方向と直交する方向に複数のエアー噴射ノズルを配置し、エアー噴射ノズルから噴射されたエアーでマットからゴミを除去し、除去されたゴミをエアーで吸引する吸引式自動車用マット洗浄機が提案されている。吸引面積は、全てのエアー噴射ノズルを囲む広さとなっている。

概要

洗浄力を高めることができる乾式マット清掃装置を提供する。マット18が挿入され、その先端部が搬送ローラ対33により挟持されるとリミットスイッチ42がオンし、清掃手段27がマット18にエアーを噴射するとともに吸引しながらマット18の搬送方向と交差する方向に往復動作する。清掃手段27はエアーを噴射して吸引する吸引穴を2つ備えており、部分的に清掃を行いながら、往復動することによりマット18の幅方向全体を清掃する。

目的

本発明はこのような現状に鑑みて創案されたもので、洗浄力を高めることができる乾式マット清掃装置の提供を、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

マットを搬送する搬送手段と、搬送されるマットの被清掃面に対向して配置され前記被清掃面にエアー噴射しながら吸引する清掃手段とを有し、前記清掃手段はマットの搬送方向と交差する方向に往復動することを特徴とする乾式マット清掃装置

請求項2

請求項1に記載した乾式マット清掃装置において、前記清掃手段は、前記被清掃面にエアーを噴射するエアーノズルと、エアー噴射でマットから分離したゴミを吸引する吸引部材と、該吸引部材に接続された吸引源と、前記エアーノズルと前記吸引部材とを一体に往復動させる往復駆動手段とを有していることを特徴とする乾式マット清掃装置。

請求項3

請求項2に記載した乾式マット清掃装置において、前記吸引部材が、前記被清掃面に沿うスライドテーブルと、該スライドテーブルに設けられた吸引穴と、該吸引穴の前記被清掃面側と反対側において前記スライドテーブルに一体に設けられた吸引筒とを備え、前記エアーノズルは前記吸引筒内に設けられていることを特徴とする乾式マット清掃装置。

請求項4

請求項3に記載した乾式マット清掃装置において、前記スライドテーブルに複数の吸引穴が設けられ、それぞれの吸引穴に対応して前記吸引筒及び前記エアーノズルが設けられていることを特徴とする乾式マット清掃装置。

請求項5

請求項3または4に記載した乾式マット清掃装置において、前記搬送手段が、マットの搬送方向上流側に設けられた入り口ローラと、マットの搬送方向下流側に設けられ駆動ローラ従動ローラとを備えた搬送ローラ対と、前記駆動ローラを回転駆動する駆動源とを有し、マットの先端部が前記搬送ローラ対に進入したことを検知するマット進入検知手段が設けられ、該マット進入検知手段による検知に基づいて前記清掃手段が動作することを特徴とする乾式マット清掃装置。

請求項6

請求項5に記載した乾式マット清掃装置において、前記マット進入検知手段がリミットスイッチであり、該リミットスイッチは、マットの先端部が前記搬送ローラ対に進入して前記従動ローラが前記駆動ローラから離れるように変位することによってオンすることを特徴とする乾式マット清掃装置。

請求項7

請求項6に記載した乾式マット清掃装置において、前記入り口ローラと前記従動ローラの回転軸フレームで連結されてマットの厚み方向に揺動可能に設けられ、マットの先端部が前記搬送ローラ対に進入して前記従動ローラが前記駆動ローラから離れるように変位するに伴い、前記入り口ローラはマットを押圧する方向に変位することを特徴とする乾式マット清掃装置。

請求項8

請求項5から7のいずれかに記載した乾式マット清掃装置において、前記往復駆動手段が、前記スライドテーブルの往復動を支持するガイドレールと、前記スライドテーブルを往復動させるためのリンク機構と、該リンク機構に接続された往復駆動源と、該往復駆動源の駆動をオン・オフする往復動リミットスイッチとを有し、前記往復駆動源は前記マット進入検知手段の検知でオンし、前記搬送ローラ対をマットの後端が抜けて前記リミットスイッチがオフしても前記往復駆動源は往復動リミットスイッチのオンによりオン状態を維持され、前記スライドテーブルが往復動の中央に位置したときの前記リンク機構で前記往復リミットスイッチがオフすることにより前記往復駆動源が停止することを特徴とする乾式マット清掃装置。

技術分野

0001

本発明は乾式マット清掃装置係り、特に自動車フロアに敷くマット等を清掃する乾式マット清掃装置に関するものである。

背景技術

0002

ガソリンスタンドなどにおいて、自動車のフロアに敷くマットを清掃するサービスが行われている。この種のマット清掃装置としては、水や洗浄液を用いる湿式と、エアーを用いる乾式とがある。乾式のマット清掃装置では湿式のマット清掃装置に比べて乾燥工程が不要なため、短時間で清掃ができるという利点を有している。

0003

特許文献1には、マットの搬送方向と直交する方向に複数のエアー噴射ノズルを配置し、エアー噴射ノズルから噴射されたエアーでマットからゴミを除去し、除去されたゴミをエアーで吸引する吸引式自動車用マット洗浄機が提案されている。吸引面積は、全てのエアー噴射ノズルを囲む広さとなっている。

先行技術

0004

特開2005−118610号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に記載された洗浄構成は、マットの搬送方向と直交する幅方向全域を一度に(一斉に)エアー噴射洗浄し、且つ幅方向全域を一度に吸引する方式であるため、1つのエアー源、1つの吸引源の圧力が分散することになり、部分的な洗浄力は弱く、そのため全体としての洗浄力も弱かった。

0006

本発明はこのような現状に鑑みて創案されたもので、洗浄力を高めることができる乾式マット清掃装置の提供を、その目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、上記目的を達成するために為されたものであり、請求項1の発明は、マットを搬送する搬送手段と、搬送されるマットの被清掃面に対向して配置され前記被清掃面にエアーを噴射しながら吸引する清掃手段とを有し、前記清掃手段はマットの搬送方向と交差する方向に往復動することを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0008

請求項2の発明は、請求項1に記載した乾式マット清掃装置において、前記清掃手段は、前記被清掃面にエアーを噴射するエアーノズルと、エアー噴射でマットから分離したゴミを吸引する吸引部材と、該吸引部材に接続された吸引源と、前記エアーノズルと前記吸引部材とを一体に往復動させる往復駆動手段とを有していることを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0009

請求項3の発明は、請求項2に記載した乾式マット清掃装置において、前記吸引部材が、前記被清掃面に沿うスライドテーブルと、該スライドテーブルに設けられた吸引穴と、該吸引穴の前記被清掃面側と反対側において前記スライドテーブルに一体に設けられた吸引筒とを備え、前記エアーノズルは前記吸引筒内に設けられていることを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0010

請求項4の発明は、請求項3に記載した乾式マット清掃装置において、前記スライドテーブルに複数の吸引穴が設けられ、それぞれの吸引穴に対応して前記吸引筒及び前記エアーノズルが設けられていることを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0011

請求項5の発明は、請求項3または4に記載した乾式マット清掃装置において、前記搬送手段が、マットの搬送方向上流側に設けられた入り口ローラと、マットの搬送方向下流側に設けられ駆動ローラ従動ローラとを備えた搬送ローラ対と、前記駆動ローラを回転駆動する駆動源とを有し、マットの先端部が前記搬送ローラ対に進入したことを検知するマット進入検知手段が設けられ、該マット進入検知手段による検知に基づいて前記清掃手段が動作することを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0012

請求項6の発明は、請求項5に記載した乾式マット清掃装置において、前記マット進入検知手段がリミットスイッチであり、該リミットスイッチは、マットの先端部が前記搬送ローラ対に進入して前記従動ローラが前記駆動ローラから離れるように変位することによってオンすることを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0013

請求項7の発明は、請求項6に記載した乾式マット清掃装置において、前記入り口ローラと前記従動ローラの回転軸フレームで連結されてマットの厚み方向に揺動可能に設けられ、マットの先端部が前記搬送ローラ対に進入して前記従動ローラが前記駆動ローラから離れるように変位するに伴い、前記入り口ローラはマットを押圧する方向に変位することを特徴とする乾式マット清掃装置である。

0014

請求項8の発明は、請求項5から7のいずれかに記載した乾式マット清掃装置において、前記往復駆動手段が、前記スライドテーブルの往復動を支持するガイドレールと、前記スライドテーブルを往復動させるためのリンク機構と、該リンク機構に接続された往復駆動源と、該往復駆動源の駆動をオン・オフする往復動リミットスイッチとを有し、前記往復駆動源は前記マット進入検知手段の検知でオンし、前記搬送ローラ対をマットの後端が抜けて前記リミットスイッチがオフしても前記往復駆動源は往復動リミットスイッチのオンによりオン状態を維持され、前記スライドテーブルが往復動の中央に位置したときの前記リンク機構で前記往復リミットスイッチがオフすることにより前記往復駆動源が停止することを特徴とする乾式マット清掃装置である。

発明の効果

0015

本発明によれば、洗浄力の高い乾式マット清掃装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施の形態に係る乾式マット清掃装置の斜視図である。
図1で示した乾式マット清掃装置の横からの概要断面図である。
図1で示した乾式マット清掃装置の要部斜視図である。
搬送ローラ対の駆動構成を示す要部側面図である。
マットに対する清掃手段の清掃状態を示す要部断面図である。
清掃手段の往復動作の工程を示す図である。
乾式マット清掃装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
従動ローラと入り口ローラのシーソー構成とその動作を説明するための図である。

実施例

0017

本発明の実施の形態に係る乾式マット清掃装置1を図面にしたがって説明する。図1に示すように、乾式マット清掃装置1は、キャスター3を備えた架台5と、架台5の上部に支持された装置本体部7と、架台5の左側に支持された吸引源としての掃除機9とを有している。装置本体部7は、主要部11、左サイド部13及び右サイド部15とから成っている。左サイド部13の内側にはメイン電源のスイッチが配置され、右サイド部15には運転スイッチ17が配置されている。
マット18は、起毛された表面材18aと、表面材18aの裏面を覆うゴム製の裏地18bとの重ね合わせ構成を有し、これらは留め金18cで一体に固定されている。マット18は表面材18aを下にして主要部11の手前側から挿入される。

0018

図2に示すように、主要部11は、フロントカバー19と、上部カバー21と背面カバー23で覆われている。主要部11内には、搬送手段25と清掃手段27等が設けられている。
搬送手段25は、マット18を挿入するときの支持面となるマット挿入台29と、マット18の搬送方向上流側においてマット挿入台29の上方に配置された入り口ローラ31と、マット18の搬送方向下流側に配置された搬送ローラ対33とを有している。搬送ローラ対33は、駆動ローラ33aと従動ローラ33bとを備えている。駆動ローラ33aは、後述するように、右サイド部15に配置された駆動源としてのギヤモータ35で駆動される。
オペレータが手で持って挿入するマット18は、マット挿入台29と入り口ローラ31との間の隙間に挿入され、その先端部が回転している搬送ローラ対33のニップで挟持されて搬送される。この際、後述するシーソー構成でマット18の上流側も入り口ローラ31とマット挿入台29との間で挟持され、横ずれすることなく安定して搬送される。
マット18の先端部が搬送ローラ対33に挟持されると同時に、清掃手段27が清掃動作(往復清掃動作)を開始し、清掃されたマット18は表面材18a側を紫外線ランプ37で殺菌され、斜めに配置されたマット受け部材39上に落下して表面材18a側を上にして滑り装置正面(操作面)側から取り出せる状態となる。

0019

図3に示すように、搬送ローラ対33の駆動ローラ33aはゴムローラであり、周方向間欠的に溝を有する摩擦力の大きいコロを複数有している。また、従動ローラ33bの両端の軸と入り口ローラ31の両端の軸は、帯板状のフレーム43で連結されており、マットの厚み方向に揺動可能となっている。この点については後述する。従動ローラ33bの一方の回転軸の近傍には、マット18の先端部が搬送ローラ対33に進入したことを検知するマット進入検知手段としてのリミットスイッチ42が配置されている。
このリミットスイッチ42によるマット18の進入検知に基づいて清掃手段27が動作するようになっている。
また、一対の帯板状のフレーム43の従動ローラ33bと入り口ローラ31との間の位置には取付け軸40が設けられている。取付け軸40にはコイルバネ41が取り付けられ、このコイルバネ41の付勢力によって従動ローラ33bは駆動ローラ33aに圧接されている。

0020

清掃手段27は、マット18の被清掃面にエアーを噴射するエアーノズル(後述)と、エアー噴射でマット18から分離したゴミを吸引する吸引部材45と、この吸引部材45にエアーホース47で接続された上記吸引源としての掃除機9と、吸引部材45をマット18の搬送方向と交差する方向(ここでは直交方向;マット18の幅方向)に往復動させる往復動手段49とを有している。

0021

吸引部材45は、マット18の被清掃面に沿うスライドテーブル51と、このスライドテーブル51に設けられた吸引穴53と、この吸引穴53の被清掃面側と反対側においてスライドテーブル51に一体に設けられた吸引筒55とを備えている。
往復動手段49は、スライドテーブル51の往復動を支持する2本のガイドレール57と、スライドテーブル51を往復動させるためのリンク機構59と、このリンク機構59に接続された往復駆動源としてのギヤモータ61と、このギヤモータ61の駆動(通電)をオン・オフする往復動リミットスイッチ63とを有している。

0022

リンク機構59は、ギヤモータ61の回転軸に固定された回転プレート65と、主要部11の固定フレーム67に下端を支持されて左右方向に揺動可能に設けられた揺動リンク69と、回転プレート65と揺動リンク69とを連結する水平リンク71とを有している。
揺動リンク69の上端部には上下方向に延びる長孔69aが形成され、この長孔69aはスライドテーブル51の側面の中央部位で水平方向に突出する軸ピン72(図6参照)に係合している。揺動リンク69の左右方向への揺動によってスライドテーブル51が左右に往復動する。

0023

図4に示すように、右サイド部15に配置されたギヤモータ35の回転軸にはスプロケット73が固定されており、駆動ローラ33aの回転軸にはスプロケット73よりも大径のスプロケット75が固定されている。これらのスプロケットはチェーン77で連結されており、この構成によりギヤモータ35の回転が駆動ローラ33aに伝達されるようになっている。

0024

図5に示すように、吸引部材45の吸引筒55の内部は2重管構造となっており、内管79内には、清掃手段27を構成するエアーノズル81が配置されている。エアーノズル81は不図示の圧搾空気源エアーコンプレッサー)に接続されたエアー導入管83に支持されている。
エアーノズル81は柔軟性を有するチューブを少なくとも一部分に有しており、このチューブ部分が噴射の反力座屈変形して噴射方向が変わり、さらにエアー供給圧で元に戻る動作をランダムに繰り返す。すなわち、エアーノズル81は暴れるような挙動をしながらマット18の表面材18aに高圧エアーを噴射する。
このエアー噴射によってマット18の表面材18aに付着していたゴミが分離・除去され、分離したゴミはエアーホース47を介して掃除機9に吸引されて掃除機9内のフィルタ捕集される。

0025

家庭内で掃除機を用いて絨毯等を掃除する場合、ブラシローラを有するヘッドを付けた状態では吸引できないゴミでも、ヘッドを外してパイプの先端で直接吸引すれば吸引力が大きいためにゴミが取れる場合がある。
本発明は、この経験則に基づいてマットの幅方向全体を一度に清掃するのではなく、清掃領域を限定して清掃能力を高め、清掃手段27をマット18の幅方向に往復動させることでマットの幅方向全体をカバーするという思想下に開発されたものである。

0026

図6は清掃手段27の往復動作の工程を示した図である。図6(a)はスライドテーブル51が主要部11の中央位置、換言すればマット18の搬送方向と直交する幅方向の中央位置にある状態を示している。この位置では、往復動リミットスイッチ63が回転プレート65で押されており、往復動リミットスイッチ63はオフとなっている。しかしながら、従動ローラ33bの変位でオン・オフするリミットスイッチ42がオンとなっているため、リミットスイッチ42が優先する回路構成により、ギヤモータ61は通電が遮断されず回転する。

0027

ギヤモータ61が回転(時計回り)すると、図6(b)に示すように、スライドテーブル51は右方向にスライドし、回転プレート65が水平になる位置が右方向における最大揺動位置となる。この場合、往復動リミットスイッチ63は回転プレート65で押されておらず、オンとなっている。
回転プレート65が更に時計回りに回ると、図6(c)に示すように、スライドテーブル51は中央に位置し、往復動リミットスイッチ63は回転プレート65によって押されてオフとなるが、上記のようにリミットスイッチ42による通電が継続しているため、ギヤモータ61は回り続け、図6(d)に示すように、スライドテーブル51は左側にスライドする。回転プレート65が水平になる位置が左方向における最大揺動位置となる。この場合、往復動リミットスイッチ63は回転プレート65で押されておらず、オンとなっている。

0028

スライドテーブル51の1回の往復動による清掃範囲は、図6に示すように、Wとなる。清掃手段27が清掃動作を開始してからのマット18の被清掃面に対する清掃にムラが無いように、マット18の搬送速度とスライドテーブル51の往復動作の速度が調整される。具体的には、ギヤモータ35とギヤモータ61のギヤ比が上記の条件を満たすべく設定される。

0029

スライドテーブル51の往復動作に伴って、スライドテーブル51で支持されずに垂れたマット18にスライドテーブル51の端縁が引っ掛かる可能性がある。この懸念を無くすために、本実施の形態では、スライドテーブル51は、図3に示すように、少なくともマット18の挿入側と左右の端面を斜め下方曲げている。
これによりマット18の垂れた部分はスライドテーブル51の往復動作に伴い引っ掛かることなくスムーズに起こされ、マット18の位置がずれたり、マット18の搬送が阻害されたりすることもない。

0030

図7のタイミングチャートに基づいて、乾式マット清掃装置1の動作を説明する。
装置本体部7の左サイド部13に設けられたメイン電源(不図示)がオンされると、紫外線ランプ(UVランプ)37が点灯する。次に右サイド部15の運転スイッチ17をオンすると、右サイド部15に配置されたギヤモータ35が回転し、これに伴って駆動ローラ33a及び従動ローラ33bが回転する。
この状態でオペレータがマット18を手で持って入り口ローラ31とマット挿入台29の隙間に挿入する。マット18の先端部が搬送ローラ対33のニップに挟持されると、マット18の厚みで従動ローラ33bが上側に駆動ローラ33aから離れるように変位する(図8(b)参照)。従動ローラ33bの回転軸の近傍(ここでは下側)に配置されているリミットスイッチ42は、マット18の先端部が挟持される前、すなわち従動ローラ33bが駆動ローラ33aに圧接しているときは従動ローラ33bの回転軸で押されてオフとなっている。

0031

搬送ローラ対33のニップにマット18の先端部が進入して挟持され、従動ローラ33bの回転軸が上側に変位すると、リミットスイッチ42が押え状態から解放されてオンする。すなわち、マット18の先端のニップへの進入から僅かに遅れてリミットスイッチ42がオンする。
リミットスイッチ42がオンすると同時に、清掃手段27が動作する。すなわち、エアーノズル81からのエアー噴射及び掃除機9による吸引(図7では省略)、往復動手段49によるスライドテーブル51の往復動作が開始する。
往復動手段49では、リミットスイッチ42がオンすると同時に、左サイド部13に配置されているギヤモータ61が回転し、図6で説明したスライドテーブル51の往復動作が始まる。

0032

本実施の形態では、マット18の清掃が終わったら、必ずスライドテーブル51が中央位置に位置した状態で清掃工程が終了するようになっている。その理由は、スライドテーブル51が右端(又は左端)で止まると、マット18を入れたときに先端の左側(又は右側)が下がり搬送ローラ対33に水平に挟持されずにマット18にしわがより、きれいに清掃できなくなるのを防止するためである。
ギヤモータ61のオン・オフは、リミットスイッチ42がオンした後はこのリミットスイッチ42がオフするまでは、往復動リミットスイッチ63に優先する回路構成となっている。
従って、マット18の後端が搬送ローラ対33のニップを通過すると、やや遅れてリミットスイッチ42がオフするが、リミットスイッチ42がオフしたら上記優先条件解除され、ギヤモータ61の駆動のオン・オフは往復動リミットスイッチ63によって支配される。

0033

図7の往復動リミットスイッチ63のチャートにおける符号Rはスライドテーブル51の右行動作期間を示し、Lは左行動作期間を示している。ここでは、リミットスイッチ42がスライドテーブル51の左行動作中にオフした例を示している。
この場合、往復動リミットスイッチ63はオンとなっているので、リミットスイッチ42がオフしてもギヤモータ61は停止せずに回転を続け、往復動リミットスイッチ63が回転プレート65で押されてオフした時点、すなわち中央位置で停止する。スライドテーブル51の右行動作の途中でリミットスイッチ42がオフとなった場合にも同様に、ギヤモータ61は停止せずに回転を続け、次に往復動リミットスイッチ63がオフした時点、すなわち中央位置で停止する。
リミットスイッチ42のオフのタイミングと往復動リミットスイッチ63のオフのタイミングが一致した場合には、ギヤモータ61はリミットスイッチ42のオフと同時に停止する。従って、リミットスイッチ42のオフのタイミングに拘わらず、スライドテーブル51は中央で停止することとなる。

0034

上記のような回路構成とすれば、マイクロコンピュータによるフィードバック制御をすることなく、スライドテーブル51を中央に位置付けて清掃工程を終える構成とすることができ、製造コストの低減を実現できる。勿論、リミットスイッチ42、往復動リミットスイッチ63に代えて光学式センサを用い、マイクロコンピュータで制御する構成としてもよい。

0035

図8に基づいて、従動ローラ33bと入り口ローラ31のシーソー構成について説明する。
図8に示すように、フレーム43には、従動ローラ33bの回転軸と入り口ローラ31の回転軸との間で従動ローラ33b寄り支点軸85が固定されている(他の図では省略)。また、従動ローラ33bの回転軸と支点軸85及び入り口ローラ31の回転軸は、固定フレーム87の上下方向に延びる長溝87a、87b、87cにそれぞれ収容されている(他の図では省略)。
マット18が挿入される前は、図8(a)に示すように、従動ローラ33bがコイルバネ41によって駆動ローラ33aに圧接されているため、入り口ローラ31は支点軸85を支点として上方に持ち上げられた状態となっている。このため、入り口ローラ31とマット挿入台29との間にはマット18の厚みよりも大きい隙間が存在し、オペレータはスムーズにマット18を挿入できる。

0036

マット18が挿入されてその先端部が搬送ローラ対33のニップに挟持されると、マット18の厚みで従動ローラ33bが上方に変位し、入り口ローラ31は支点軸85を支点として下方に変位し、マット18を押圧する。
このため、マット18は、その先端部が搬送ローラ対33のニップに進入すると同時に搬送方向の上流側と下流側の双方を挟持される状態となり、清掃手段27による往復動作等で位置ずれしない安定な状態となる。換言すれば、マット18の搬送方向の前後が挟持されて安定となった状態で清掃手段27による清掃が開始される。
マット18の後端部が入り口ローラ31による挟持を抜けた後は、下流側のみが搬送ローラ対33で挟持される状態となるが、マット18は下面(表面材18a側)を吸引されているので、スライドテーブル51が動いても安定した搬送状態が維持される。

0037

上記のように、マット18の先端部が搬送ローラ対33に挟持された時点でリミットスイッチ42がオンして清掃手段27が動作を開始するため、マット18の先端部は未清掃状態となる。
マット18の端縁、特に自動車マットにおける運転席のマットの先端部は殆ど踏まれないために汚れは少ない。マット18の先端部が清掃手段27の清掃領域に達した時点で清掃するようにしてもよいが、この場合、マット18は搬送ローラ対33で挟持されていないために清掃手段27の動作で位置ずれする可能性が高い。

0038

そこで、本発明は、マット18の先端部は汚れにくいという事実認識に鑑み、マット18の安定搬送を優先すべく、マット18の先端部が搬送ローラ対33で挟持されてから清掃手段27が動作するようにしたものである。マット18の先端部の未清掃が気になる場合には、マット18の前後位置を変えて再度清掃を行えばよい。
なお、リミットスイッチ42は、実際には従動ローラ33bの回転軸の真下に配置されているが、分かりやすくするために図8では横にずらして表示している。

0039

以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記ではスライドテーブル51を単板形状としたが、各吸引筒55毎に独立のプレートを有する構成とし、両構成を一体に連結した、いわゆるデュアルタイプとしてもよい。

0040

1…乾式マット清掃装置9…吸引源としての掃除機18…マット
18a…被清掃面としての表面材25…搬送手段
27…清掃手段 31…入り口ローラ33…搬送ローラ対
33b…従動ローラ35…駆動源としてのギヤモータ
42…リミットスイッチ 45…吸引部材49…往復動手段
51…スライドテーブル53…吸引穴55…吸引筒
57…ガイドレール59…リンク機構61…往復駆動源としてのギヤモータ
63…往復動リミットスイッチ 81…エアーノズル

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ