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技術 アダプタ

出願人 カナレ電気株式会社
発明者 小室聡
出願日 2017年5月15日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2017-096159
公開日 2018年12月6日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2018-195395
状態 特許登録済
技術分野 嵌合装置及び印刷回路との接合 中間接続器
主要キーワード オスコンタクト メスコンタクト 信号受信端 かみ合い部 中継アダプタ 圧入接続 締め付けナット バヨネット式
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

高い電気的性能及び信頼性が要求される放送機器ケーブル配線に適したアダプタにおいて、アダプタ本体にコネクタを接続したときの組立長さを短くする。

解決手段

アダプタにおいて、第1の嵌合部R1の筒状外コンタクト17は、筒状外部コンタクト17の外周面OP1の下端E2を規定するボトムサーフェスS2が、アダプタ本体11の内部で、かつアダプタ本体11の一端のトップサーフェスS1からアダプタ本体11の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成され、また、第1のコネクタが第1の嵌合部R1に嵌合されるとき、第1の嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1が、第1のコネクタが有する外部コンタクト内周面かみ合うよう構成されている。

概要

背景

アダプタは、放送機器もしくは伝送機器(以下、単に「放送機器」ということがある。)において、機器盤内外ケーブル配線を互いに接続する等のために広く使用されている(例えば、特許文献1(特開平9−199240号公報)、特許文献2(特開2005−50752号公報))。

特許文献1が開示するアダプタは、両端部がそれぞれ、対向する同軸コネクタ外部導体角変位可能に摺動接触する、パイプ状の外部導体接続端子と、両端部がそれぞれ、対向する同軸コネクタの中心導体と角変位可能に摺動接触する、径の小さいパイプ状の中心導体接続端子と、を有し、外部導体接続端子と中心導体接続端子とが同軸上に配置されている。

特許文献2が開示するアダプタは、同軸ケーブルを接続する接続部をアダプタ本体から突出させた中継アダプタであって、中心導体接続用中心コンタクトは、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクトと、接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクトとからなり、中央部コンタクトの両端部が圧入接続構造にされている。

概要

高い電気的性能及び信頼性が要求される放送機器のケーブル配線に適したアダプタにおいて、アダプタ本体にコネクタを接続したときの組立長さを短くする。アダプタにおいて、第1の嵌合部R1の筒状外コンタクト17は、筒状外部コンタクト17の外周面OP1の下端E2を規定するボトムサーフェスS2が、アダプタ本体11の内部で、かつアダプタ本体11の一端のトップサーフェスS1からアダプタ本体11の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成され、また、第1のコネクタが第1の嵌合部R1に嵌合されるとき、第1の嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1が、第1のコネクタが有する外部コンタクト内周面かみ合うよう構成されている。

目的

これらインタフェース規格において、機器配線システムに高い電気的性能や信頼性が要求されるようになり、これらの要求を満たすアダプタの開発が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

2つのコネクタを互いに接続するためのアダプタであって、一端に第1のコネクタ用の第1の嵌合部を有し、他端に第2のコネクタ用の第2の嵌合部を有するアダプタ本体と、前記アダプタ本体の内部で、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部との間に延びる中心コンタクトと、少なくとも前記第1の嵌合部に設けられ、前記中心コンタクトに対して同軸的に配置される、筒状外コンタクトとを含み、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、前記筒状外部コンタクトの外周面下端を規定するボトムサーフェスが、前記アダプタ本体の内部で、かつ、前記コネクタ本体の前記一端のトップサーフェスから前記アダプタ本体の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成され、前記第1のコネクタが前記第1の嵌合部に嵌合されるとき、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトの前記外周面が、前記第1のコネクタが有する外部コンタクト内周面かみ合うよう構成されている、アダプタ。

請求項2

前記アダプタ本体の前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部は、それぞれ種類の異なる前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタが嵌合されるよう構成されている、請求項1に記載のアダプタ。

請求項3

前記アダプタ本体の第1の嵌合部は、ケーブル長手方向に対して所定角度傾けた嵌合部を有する、ライトアングルコネクタプラグ適合するよう構成されている、請求項1または2に記載のアダプタ。

請求項4

前記アダプタ本体の前記一端の前記トップサーフェスは、複数の凸部または複数の凹部を放射状に配列してなる凹凸面を有し、前記ライトアングルのコネクタプラグを、前記第1の嵌合部に嵌合したとき、前記複数の凸部または凹部の内の1つが、前記コネクタプラグの本体に設けられた凹部または凸部とかみ合うよう構成されている、請求項3に記載のアダプタ。

請求項5

前記第1の嵌合部の外部コンタクトの先端が、前記一端の前記トップサーフェスと同一面内に、または前記トップサーフェスよりも前記アダプタ本体の内側もしくは外側に位置するよう構成されている、請求項1に記載のアダプタ。

請求項6

2つのコネクタを互いに接続するためのアダプタであって、一端に第1のコネクタ用の第1の嵌合部を有し、他端に第2のコネクタ用の第2の嵌合部を有するアダプタ本体と、前記アダプタ本体の内部で、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部との間に延びる中心コンタクトと、少なくとも前記第1の嵌合部に設けられ、前記中心コンタクトに対して同軸的に配置される、筒状外部コンタクトとを含み、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、前記第1のコネクタが前記第1の嵌合部に嵌合されるとき、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトの前記外周面が、前記第1のコネクタが有する外部コンタクトの内周面とかみ合うよう構成されており、かつ、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、前記筒状外部コンタクトの前記外周面と前記外部コンタクトの前記内周面とのかみ合い部分の一部または全部が、前記アダプタ本体の内部で、かつ、前記コネクタ本体の前記一端のトップサーフェスから前記アダプタ本体の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成されている、アダプタ。

請求項7

前記アダプタ本体の前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部は、それぞれ種類の異なる前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタが嵌合されるよう構成されている、請求項6に記載のアダプタ。

請求項8

前記アダプタ本体の第1の嵌合部は、ケーブルの長手方向に対して所定角度傾けた嵌合部を有する、ライトアングルのコネクタプラグに適合するよう構成されている、請求項6または7に記載のアダプタ。

請求項9

前記アダプタ本体の前記一端の前記トップサーフェスは、複数の凸部または複数の凹部を放射状に配列してなる凹凸面を有し、前記ライトアングルのコネクタプラグを、前記第1の嵌合部に嵌合したとき、前記複数の凸部または凹部の内の1つが、前記コネクタプラグの本体に設けられた凹部または凸部とかみ合うよう構成されている、請求項8に記載のアダプタ。

請求項10

前記第1の嵌合部の外部コンタクトの先端が、前記一端の前記トップサーフェスと同一面内に、または前記トップサーフェスよりも前記アダプタ本体の内側もしくは外側に位置するよう構成されている、請求項6に記載のアダプタ。

技術分野

0001

本発明はアダプタに関し、特に、2つのコネクタを互いに接続するためのアダプタに関するものである。

背景技術

0002

アダプタは、放送機器もしくは伝送機器(以下、単に「放送機器」ということがある。)において、機器盤内外ケーブル配線を互いに接続する等のために広く使用されている(例えば、特許文献1(特開平9−199240号公報)、特許文献2(特開2005−50752号公報))。

0003

特許文献1が開示するアダプタは、両端部がそれぞれ、対向する同軸コネクタ外部導体角変位可能に摺動接触する、パイプ状の外部導体接続端子と、両端部がそれぞれ、対向する同軸コネクタの中心導体と角変位可能に摺動接触する、径の小さいパイプ状の中心導体接続端子と、を有し、外部導体接続端子と中心導体接続端子とが同軸上に配置されている。

0004

特許文献2が開示するアダプタは、同軸ケーブルを接続する接続部をアダプタ本体から突出させた中継アダプタであって、中心導体接続用中心コンタクトは、同軸ケーブルに接続される接続側コンタクトと、接続側コンタクトの内部側端部に接続される中央部コンタクトとからなり、中央部コンタクトの両端部が圧入接続構造にされている。

先行技術

0005

特開平9−199240号公報
特開2005−50752号公報

発明が解決しようとする課題

0006

現在、4K放送/8K放送に対応する種々の放送機器の開発が進められている。これら放送機器間を接続するインタフェース規格として、伝送速度3Gb/sの3G−SDI(Serial Digital Interface)や、伝送速度12Gb/sの12G−SDIが標準化されている。これらインタフェース規格において、機器配線システムに高い電気的性能信頼性が要求されるようになり、これらの要求を満たすアダプタの開発が望まれている。

0007

特許文献1が開示するアダプタは、同軸コネクタの外部導体及び中心導体が、球面状滑り面となっており、これら滑り面が、パイプ状の外部導体接続端子及び中心導体接続端子に嵌合されるよう構成されている。したがって、アダプタと同軸コネクタの接続が、パイプ状の導体内面と球面状の滑り面との角変位可能な摺動接触という、ごく限られた接触によるため、高い電気的性能及び信頼性が要求される放送機器のケーブル配線には必ずしも適さないという問題がある。

0008

特許文献1が開示するアダプタは、角変位可能に摺動接触する、細長いパイプ状の外部導体接続端子及び中心導体接続端子を使用する。また、特許文献2が開示するアダプタは、接続部をアダプタ本体から突出させる構成を有する。このため、アダプタ本体にコネクタを接続したときの組立長さが長くなってしまうという問題がある。

0009

他方、アダプタとコネクタとの固定機構が、バヨネット式ロック機構や、ねじ締め機構による場合は別として、コネクタは通常、アダプタの嵌合軸に対して回転自在である。したがって、特に、ケーブル長手方向に対して所定角度傾けた嵌合部を有する、ライトアングルコネクタプラグを、アダプタの嵌合部に嵌合した状態において、アダプタのコンタクトとコネクタプラグのコンタクトと接触部において、回転による摩耗が生じ、電気的性能や信頼性が低下するという問題がある。

0010

したがって、本発明の一つの目的は、高い電気的性能及び信頼性が要求される放送機器のケーブル配線に適したアダプタにおいて、アダプタ本体にコネクタプラグを接続したときの組立長さを短くすることのできる技術を提供することにある。

0011

本発明の一つの目的は、高い電気的性能及び信頼性が要求される放送機器のケーブル配線に適したアダプタにおいて、アダプタのコンタクトとコネクタプラグのコンタクトとの接触部において、コネクタプラグが回転するのを有効に阻止することのできる技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記した課題を解決するために、本発明に係るアダプタは、2つのコネクタを互いに接続するためのアダプタであって、一端に第1のコネクタ用の第1の嵌合部を有し、他端に第2のコネクタ用の第2の嵌合部を有するアダプタ本体と、前記アダプタ本体の内部で、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部との間に延びる中心コンタクトと、少なくとも前記第1の嵌合部に設けられ、前記中心コンタクトに対して同軸的に配置される、筒状外部コンタクトとを含んでいる。前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、前記筒状外部コンタクトの外周面下端を規定するボトムサーフェスが、前記アダプタ本体の内部で、かつ、前記コネクタ本体の前記一端のトップサーフェスから前記アダプタ本体の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成され、前記第1のコネクタが前記第1の嵌合部に嵌合されるとき、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトの前記外周面が、前記第1のコネクタが有する外部コンタクト内周面かみ合うよう構成されている。

0013

本発明に係るアダプタの好ましい実施の形態において、前記アダプタ本体の前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部は、それぞれ種類の異なる前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタが嵌合されるよう構成されていると良い。

0014

また、本発明に係るアダプタの好ましい実施の形態において、前記アダプタ本体の第1の嵌合部は、ケーブルの長手方向に対して所定角度傾けた嵌合部を有する、ライトアングルのコネクタプラグに適合するよう構成されていると良い。なお、当業界において明らかなとおり、ライトアングルのコネクタプラグは、L型に形成されたコネクタ本体を有する「L型」コネクタプラグを当然に含む。

0015

さらに、本発明に係るアダプタの好ましい実施の形態において、前記アダプタ本体の前記一端の前記トップサーフェスは、複数の凸部または複数の凹部を放射状に配列してなる凹凸面を有し、前記ライトアングルのコネクタプラグを、前記第1の嵌合部に嵌合したとき、前記複数の凸部または凹部の内の1つが、前記コネクタプラグの本体に設けられた凹部または凸部とかみ合うよう構成されていると良い。

0016

また、本発明に係るアダプタの好ましい実施の形態において、前記第1の嵌合部の筒状外部コンタクトの先端が、前記一端の前記トップサーフェスと同一面内に、または前記トップサーフェスよりも前記アダプタ本体の内側もしくは外側に位置するよう構成されていると良い。

0017

さらに、本発明に係るアダプタは、2つコネクタを互いに接続するためのアダプタであって、一端に第1のコネクタ用の第1の嵌合部を有し、他端に第2のコネクタ用の第2の嵌合部を有するアダプタ本体と、前記アダプタ本体の内部で、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部との間に延びる中心コンタクトと、少なくとも前記第1の嵌合部に設けられ、前記中心コンタクトに対して同軸的に配置される、筒状外部コンタクトとを含んでいる。前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、前記第1のコネクタが前記第1の嵌合部に嵌合されるとき、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトの前記外周面が、前記第1のコネクタが有する外部コンタクトの内周面とかみ合うよう構成されており、かつ、前記第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、前記筒状外部コンタクトの前記外周面と前記外部コンタクトの前記内周面とのかみ合い部分の一部または全部が、前記アダプタ本体の内部で、かつ、前記コネクタ本体の前記一端のトップサーフェスから前記アダプタ本体の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成されている。

0018

加えて、本発明に係るアダプタは、2つコネクタを互いに接続するためのアダプタであって、一端に第1の嵌合部を有し、他端に第2の嵌合部を有するアダプタ本体と、前記アダプタ本体の内部で、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部との間に延びる中心コンタクトと、少なくとも前記第1の嵌合部に設けられ、前記中心コンタクトに対して同軸的に配置される、筒状外部コンタクトとを含んでいる。前記アダプタ本体の前記一端のトップサーフェスは、複数の凸部または複数の凹部を放射状に配列してなる凹凸面を有し、ケーブルの長手方向に対して所定角度傾けた嵌合部を有する、ライトアングルのコネクタプラグを、前記第1の嵌合部に嵌合したとき、前記複数の凸部または凹部の内の1つが、前記コネクタプラグの本体に設けられた凹部または凸部とかみ合うよう構成されている。

発明の効果

0019

本発明に係るアダプタにおいて、第1の嵌合部の筒状外部コンタクトは、筒状外部コンタクトの外周面の下端を規定するボトムサーフェスが、アダプタ本体の内部で、かつ、コネクタ本体の一端のトップサーフェスからアダプタ本体の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成され、また、第1のコネクタが第1の嵌合部に嵌合されるとき、第1の嵌合部の筒状外部コンタクトの外周面が、第1のコネクタが有する外部コンタクトの内周面とかみ合うよう構成されている。あるいは、本発明に係るアダプタにおいて、第1の嵌合部の前記筒状外部コンタクトは、第1のコネクタが第1の嵌合部に嵌合されるとき、第1の嵌合部の筒状外部コンタクトの外周面が、第1のコネクタが有する外部コンタクトの内周面とかみ合うよう構成されており、かつ、第1の嵌合部の筒状外部コンタクトは、筒状外部コンタクトの外周面と外部コンタクトの内周面とのかみ合い部分の一部または全部が、アダプタ本体の内部で、かつ、コネクタ本体の一端のトップサーフェスからアダプタ本体の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成されている。したがって、本発明に係るアダプタにおいて、高い電気的性能や信頼性を確保しながら、組立長さの短いアダプタを実現することができる。

0020

また、本発明に係るアダプタにおいて、アダプタ本体の一端のトップサーフェスが、複数の凸部または複数の凹部を放射状に配列してなる凹凸面を有し、ライトアングルのコネクタプラグを、第1の嵌合部に嵌合したとき、複数の凸部または凹部の内の1つが、コネクタプラグの本体に設けられた凹部または凸部とかみ合うよう構成されている。したがって、トップサーフェスの適宜位置においてコネクタプラグを固定することができ、アダプタのコンタクトとコネクタプラグのコンタクトとの接触部における、コネクタプラグの回転を有効に阻止できるアダプタを実現することができる。

0021

上記した本発明の目的および利点並びに他の目的および利点は、以下の実施の形態の説明を通じてより明確に理解される。もっとも、以下に記述する実施の形態は例示であって、本発明はこれに限定されるものではない。

図面の簡単な説明

0022

アダプタの一例の断面図である。
コネクタプラグの一例の断面図である。
嵌合前の状態にあるアダプタとコネクタプラグの斜視図である。
嵌合後の状態にあるアダプタとコネクタプラグの断面図である。
嵌合後の状態にあるアダプタとコネクタプラグの斜視図である。
嵌合前の状態にある比較例のアダプタとコネクタプラグの斜視図である。
嵌合後の状態にある比較例のアダプタとコネクタプラグの斜視図である。
嵌合前の状態にあるアダプタの他の例とコネクタプラグの他の例の斜視図である。

実施例

0023

以下、本発明に係るアダプタの好ましい実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。

0024

図1は、本発明を適用したアダプタの一例の断面図、図2は、アダプタに嵌合されるコネクタプラグの一例の断面図、図3は、嵌合前の状態にあるアダプタとコネクタプラグの斜視図、図4は、嵌合後の状態にあるアダプタとコネクタプラグの断面図である。

0025

以下に説明する本実施の形態に係るアダプタは、一端に12G−SDI規格に適合するライトアングルのコネクタプラグが嵌合され、他端にBNC型のコネクタプラグが嵌合される変換アダプタに、本発明を適用した例である。なお、これは、嵌合される2つのコネクタの組み合わせの一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。

0026

図1を参照して、アダプタ10は、一端に12G−SDI規格に適合するライトアングルのコネクタプラグ用のプラグ嵌合部R1(第1の嵌合部に相当する。)を有し、他端にBCN型のコネクタプラグ用のプラグ嵌合部R2(第2の嵌合部に相当する。)を有するアダプタ本体11と、アダプタ本体11の内部で、プラグ嵌合部R1とプラグ嵌合部R2との間に延びる中心コンタクト13と、少なくともプラグ嵌合部R1に設けられ、中心コンタクト13に対して同軸的に配置される、筒状外部コンタクト17とを含んでいる。

0027

アダプタ本体11は、プラグ嵌合部R1寄りの外周にねじ部19とフランジ21を有し、プラグ嵌合部R2寄りの外周に、バヨネット式ロック機構のための突起22を有する。アダプタ本体11は、放送機器のパネル100に設けられた穴を貫通した状態で、かつ、フランジ21と、ワッシャ23及びナット25を含むねじ締め機構との間に、パネル100を挟むようにして固定される。

0028

中心コンタクト13は、絶縁体15により、アダプタ本体11及び筒状外部コンタクト17に対して電気絶縁的に支持されている。中心コンタクト13は、プラグ嵌合部R1側にオスコンタクト部31、プラグ嵌合部R2側にメスコンタクト部32をそれぞれ有する。

0029

プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17は、筒状外部コンタクト17の外周面OP1の下端E2を規定するボトムサーフェスS2が、アダプタ本体11の内部で、かつ、コネクタ本体11の一端のトップサーフェスS1からアダプタ本体11の軸方向内側に引っ込んだ位置にくるように形成されている。また、筒状外部コンタクト17は、図2に示すコネクタプラグ40がプラグ嵌合部R1に嵌合されるとき、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1が、図2に示すコネクタプラグ40が有する外部コンタクト47の内周面IP4とかみ合うよう構成されている。なお、図1に示す例では、筒状外部コンタクト17の先端E1が、アダプタ本体11の一端のトップサーフェスS1と同一面内に位置するよう構成されているが、トップサーフェスS1よりもアダプタ本体11の内側に位置するよう構成されていて良い。

0030

図2を参照して、図示のコネクタプラグ40は、アダプタ本体11の一端のプラグ嵌合部R1に嵌合される、ライトアングルのコネクタプラグであり、L型に形成されたプラグ本体41と、中心コンタクト43と、中心コンタクト43をプラグ本体41に対して電気絶縁的に支持する絶縁体45と、プラグ本体41の先端側の外部コンタクト47とを有する。

0031

コネクタプラグ40の中心コンタクト43は、L型に形成されており、一端はケーブル50の中心導体53に電気的に接続されている。中心コンタクト43の他端は、メスコンタクト部を有している。

0032

コネクタプラグ40の外部コンタクト47は、4つの分割部分の外周面OP4を板ばね48が巻き締める構造を有する。

0033

コネクタプラグ40のプラグ本体41の後端側は、締め付けナット49を有している。この締め付けナット49を用いて、中心コンタクト43の一端とケーブル50の中心導体53との電気的接続と、プラグ本体41とケーブルの外部導体51との電気的接続を保った状態で、ケーブル50の端部を、プラグ本体41の後端に締め付け固定することができる。なお、コネクタプラグ40の後端側のこのような締め付け固定構造は、アダプタ本体11のプラグ嵌合部R1との嵌合に関係せず、したがって本発明のアダプタの構成を何ら限定するものではない。

0034

図1図2及び図4を参照して、コネクタプラグ40が、アダプタ本体11のプラグ嵌合部R1に嵌合されるとき、プラグ嵌合部R1の中心コンタクト13のオスコンタクト部31が、コネクタプラグ40の中心コンタクト43のメスコンタクト432と嵌合する。

0035

また、コネクタプラグ40が、アダプタ本体11のプラグ嵌合部R1に嵌合されるとき、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1が、コネクタプラグ40の外部コンタクト47の内周面IP4とかみ合う。より具体的には、コネクタプラグ40の外部コンタクト47の内周面IP4上の凸部が、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1上の凹部に食い込んだ状態で、コネクタプラグ40の外部コンタクト47の内周面OP4と、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1とが互いに接触する、かみ合い状態となる。なお、コネクタプラグ40の外部コンタクト47の周囲に設けられた板ばね48の弾性力は、このかみ合い状態を保持するのに役立つ。

0036

このように、コネクタプラグ40が、アダプタ本体11のプラグ嵌合部R1に嵌合されるとき、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1が、コネクタプラグ40の外部コンタクト47の内周面IP4とかみ合い、互いに接触するので、プラグ嵌合部R1の中心コンタクト13のオスコンタクト部31が、コネクタプラグ40の中心コンタクト43のメスコンタクト432と嵌合するのと相まって、高い電気的特性と信頼性を確保することができる。

0037

加えて、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1とコネクタプラグ40の外部コンタクト47の内周面IP4とのかみ合い部分の全部が、アダプタ本体11の内部(トップサーフェスS1とボトムサーフェスS2との間)に引っ込んだ位置にくるので、その引っ込んだかみ合い部分の長さだけアダプタ10とコネクタプラグ40との組立長さを短くすることができる。

0038

図4及び図5を参照して、本実施形態のアダプタ10において、アダプタ本体11のプラグ嵌合部R1にコネクタプラグ40が嵌合された状態での、パネル100からコネクタプラグ40の背までの距離を、L1とする。図6及び図7を参照して、比較例のアダプタ60(当該アダプタ60は、図6に示すようにアダプタ本体61の一端のプラグ嵌合部R6が、トップサーフェスS6上から軸方向外側に延びる外部コンタクト67を有するよう構成されている。)において、アダプタ本体61のプラグ嵌合部R6にコネクタプラグ40が嵌合された状態での同様の距離を、L2とする。両者を比較すると、L1は、アダプタ本体11の内部に引っ込んだかみ合い部分の長さだけ、L2よりも有意に短いことがわかる。

0039

なお、プラグ嵌合部R1の筒状外部コンタクト17の外周面OP1とコネクタプラグ40の外部コンタクト47の内周面IP4とのかみ合い部分の一部が、アダプタ本体の11の内部に引っ込んだ位置にくる場合にも、その引っ込んだ部分の長さだけ組立長さを短くする効果が得られることは、勿論である。

0040

さて、図4及び図5からわかるように、ライトアングルのコネクタプラグ40は、アダプタ10の嵌合軸に対して回転自在である。したがって、コネクタプラグがアダプタの嵌合部に嵌合した状態において、アダプタ10の外部コンタクトの外周面OP1とコネクタプラグ40の外部コンタクトの内周面IP4と接触部分において、回転による摩耗が生じ、電気的性能や信頼性に影響を及ぼすことが考えられる。この課題を解決するアダプタの他の例とコネクタプラグの他の例を、以下説明する。

0041

図8は、嵌合前の状態にあるアダプタの他の例とコネクタプラグの他の例の斜視図である。図3に示す、嵌合前の状態にあるアダプタ10とコネクタプラグ40との相違点を述べると、図8に示すアダプタ80は、特に、アダプタ本体81の一端のトップサーフェスS1が、複数の凸部83または複数の凹部85を放射状に配列してなる凹凸面を有し、ライトアングルのコネクタプラグ90には、プラグ本体91のケーブル寄りの位置に、嵌合部とほぼ同じ方向を向いた凸部93が設けられている。そして、ライトアングルのコネクタプラグ90を第1の嵌合部R1に嵌合したとき、トップサーフェスS1上の複数の凹部85の内の1つが、コネクタプラグ90のプラグ本体91に設けられた凸部93とかみ合うよう構成されている。したがって、トップサーフェスS1の適宜位置においてコネクタプラグ90を固定することができ、アダプタ80の外部コンタクトの外周面OP1とコネクタプラグ40の外部コンタクトの内周面IP4と接触部分における、コネクタプラグの回転を有効に阻止できるという効果が得られる。

0042

なお、ライトアングルのコネクタプラグ90は、プラグ本体91に凸部93が設けられている例であるが、凸部に代えて凹部が設けられて良く、コネクタプラグ90を第1の嵌合部R1に嵌合したとき、トップサーフェスS1上の複数の凸部の内の1つが、コネクタプラグのプラグ本体91に設けられた凹部とかみ合うよう構成されて良い。

0043

本発明のアダプタは、伝送線路を使用して信号や電力を伝送する様々な装置(放送機器、映像音響機器信号送信端末信号受信端末、中継装置等)の入力端あるいは出力端において、コネクタプラグを低背に接続する必要がある場合等に、特に有効である。

0044

本発明は、2つのコネクタを互いに接続するためのアダプタに広く適用することができる。

0045

10、80アダプタ
11、81 アダプタ本体
13中心コンタクト
15絶縁体
17筒状外部コンタクト
R1、R2プラグ嵌合部
S1トップサーフェス
S2ボトムサーフェス
OP1外周面
40、90 コネクタプラグ

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