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技術 メッセージ表示用プログラム、メッセージ表示装置、及びメッセージ表示方法

出願人 菅井雅俊
発明者 菅井雅俊
出願日 2017年5月15日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2017-096817
公開日 2018年12月6日 (4ヶ月経過) 公開番号 2018-194976
状態 特許登録済
技術分野 交通制御システム 車両外部の荷台、物品保持装置 音声入出力 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 鏡文字 無線通信コントローラ 表示対象情報 表示用メッセージ 方向属性 メッセージ表示装置 オートドア 位置属性
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバーがコミュニケーションを取りたい相手に向けてメッセージを適切に表示させることができるようにする。

解決手段

コンピュータを、車両の異なる複数の位置に設けられた複数のディスプレイ1に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する指示取得部281、及び複数のディスプレイ1のうち、指示取得部281が取得した指示に対応する一以上の表示用メッセージに関連付けられたディスプレイ1に、一以上の表示用メッセージを表示させる表示制御部282、として機能させるためのメッセージ表示プログラム

概要

背景

従来、ユーザが入力したメッセージを車両の後方に設けられた表示部に表示させるシステムが知られている。特許文献1には、ユーザが発する音声によって入力されたメッセージを車両の後方に設置された表示部に表示させる技術が開示されている。

概要

自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバーがコミュニケーションを取りたい相手に向けてメッセージを適切に表示させることができるようにする。コンピュータを、車両の異なる複数の位置に設けられた複数のディスプレイ1に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する指示取得部281、及び複数のディスプレイ1のうち、指示取得部281が取得した指示に対応する一以上の表示用メッセージに関連付けられたディスプレイ1に、一以上の表示用メッセージを表示させる表示制御部282、として機能させるためのメッセージ表示プログラム

目的

本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバーがコミュニケーションを取りたい相手に向けてメッセージを適切に表示させることができるようにするためのメッセージ表示用プログラム、メッセージ表示装置、及びメッセージ表示方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンピュータを、車両の異なる複数の位置に設けられた複数の表示部に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する指示取得部、及び前記複数の表示部のうち、前記指示取得部が取得した前記指示に対応する前記一以上の表示用メッセージに関連付けられた表示部に、前記一以上の表示用メッセージを表示させる表示制御部、として機能させるためのメッセージ表示プログラム

請求項2

前記表示制御部は、前記車両の前方、後方、左方又は右方のいずれかに設けられた前記複数の表示部のうち、一以上の表示部に前記一以上の表示用メッセージを表示させる、請求項1に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項3

前記表示制御部は、左右が反転した鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させる、請求項1又は2に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項4

前記表示制御部は、前記車両の速度に基づいて、前記鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させるか否かを判定する、請求項3に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項5

前記表示制御部は、前記車両の位置に基づいて、前記鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させるか否かを判定する、請求項3又は4に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項6

前記表示制御部は、前記指示取得部が取得した前記指示に基づいて、前記鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させるか否かを判定する、請求項3から5のいずれか一項に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項7

前記コンピュータを、前記車両の動きを検出する動き検出部、及び前記動き検出部が検出した前記車両の動きに基づいて、記憶部に記憶された複数のメッセージから前記複数の表示用メッセージを選択するメッセージ選択部、としてさらに機能させる、請求項1から6のいずれか一項に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項8

前記コンピュータを、前記車両の位置を検出する位置検出部としてさらに機能させ、前記メッセージ選択部は、前記位置検出部が検出した前記車両の位置に基づいて、前記複数のメッセージを選択する、請求項7に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項9

前記コンピュータを、周囲の一以上の車両との距離を検出する距離検出部として機能させ、前記メッセージ選択部は、前記距離検出部が検出した前記周囲の一以上の車両との距離に基づいて、前記複数のメッセージを選択する、請求項7又は8に記載のメッセージ表示用プログラム。

請求項10

車両の異なる複数の位置に設けられた複数の表示部に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する指示取得部と、前記複数の表示部のうち、前記指示取得部が取得した前記指示に対応する前記一以上の表示用メッセージに関連付けられた表示部に、前記一以上の表示用メッセージを表示させる表示制御部と、を有するメッセージ表示装置

請求項11

車両の異なる複数の位置に設けられた複数の表示部に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得するステップと、前記複数の表示部のうち、取得した前記指示に対応する前記一以上のメッセージに関連付けられた表示部に、前記一以上のメッセージを表示させるステップと、を有するメッセージ表示方法

技術分野

0001

本発明は、車両に設けられた表示部にメッセージを表示するためのメッセージ表示プログラムメッセージ表示装置、及びメッセージ表示方法に関する。

背景技術

0002

従来、ユーザが入力したメッセージを車両の後方に設けられた表示部に表示させるシステムが知られている。特許文献1には、ユーザが発する音声によって入力されたメッセージを車両の後方に設置された表示部に表示させる技術が開示されている。

先行技術

0003

特開1995−104677号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来の技術を用いることで、例えば、車両を車線変更した場合、後続車に向けてメッセージを表示させることが可能となる。しかしながら、車両の後方に位置する他車両の他に、前方若しくは側方に位置する他車両のドライバー又は歩行者に対して、表示部を介してコミュニケーションを取ることは困難であった。

0005

そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバーがコミュニケーションを取りたい相手に向けてメッセージを適切に表示させることができるようにするためのメッセージ表示用プログラム、メッセージ表示装置、及びメッセージ表示方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第1態様に係るメッセージ表示用プログラムは、コンピュータを、車両の異なる複数の位置に設けられた複数の表示部に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する指示取得部、及び前記複数の表示部のうち、前記指示取得部が取得した前記指示に対応する前記一以上の表示用メッセージに関連付けられた表示部に、前記一以上の表示用メッセージを表示させる表示制御部、として機能させる。

0007

前記表示制御部は、前記車両の前方、後方、左方又は右方のいずれかに設けられた前記複数の表示部のうち、一以上の表示部に前記一以上の表示用メッセージを表示させてもよい。

0008

前記表示制御部は、左右が反転した鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させてもよい。

0009

前記表示制御部は、前記車両の速度に基づいて、前記鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させるか否かを判定してもよい。

0010

前記表示制御部は、前記車両の位置に基づいて、前記鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させるか否かを判定してもよい。

0011

前記表示制御部は、前記指示取得部が取得した前記指示に基づいて、前記鏡文字を含む前記一以上の表示用メッセージを前記車両の前方に設けられた表示部に表示させるか否かを判定してもよい。

0012

前記コンピュータを、前記車両の動きを検出する動き検出部、及び前記動き検出部が検出した前記車両の動きに基づいて、記憶部に記憶された複数のメッセージから前記複数の表示用メッセージを選択するメッセージ選択部、としてさらに機能させてもよい。

0013

前記コンピュータを、前記車両の位置を検出する位置検出部としてさらに機能させ、前記メッセージ選択部は、前記位置検出部が検出した前記車両の位置に基づいて、前記複数のメッセージを選択してもよい。

0014

前記コンピュータを、周囲の一以上の車両との距離を検出する距離検出部として機能させ、前記メッセージ選択部は、前記距離検出部が検出した前記周囲の一以上の車両との距離に基づいて、前記複数のメッセージを選択してもよい。

0015

本発明の第2態様のメッセージ表示装置は、車両の異なる複数の位置に設けられた複数の表示部に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する指示取得部と、前記複数の表示部のうち、前記指示取得部が取得した前記指示に対応する前記一以上の表示用メッセージに関連付けられた表示部に、前記一以上の表示用メッセージを表示させる表示制御部と、を有する。

0016

本発明の第3態様のメッセージ表示方法は、車両の異なる複数の位置に設けられた複数の表示部に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得するステップと、前記複数の表示部のうち、取得した前記指示に対応する前記一以上のメッセージに関連付けられた表示部に、前記一以上のメッセージを表示させるステップと、を有する。

発明の効果

0017

本発明によれば、自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバーがコミュニケーションを取りたい相手に向けてメッセージを適切に表示させることができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0018

第1実施形態に係るメッセージ表示用システムの概要を示す図である。
第1実施形態に係るディスプレイを設置した車両の外観の一例を示す図である。
第1実施形態に係るメッセージ表示装置の構成を示す図である。
第1実施形態に係るディスプレイに表示された鏡文字を示す図である。
第1実施形態に係る記憶部が記憶している表示用メッセージデータベースを示す図である。
第1実施形態に係るメッセージ表示装置が表示用メッセージをディスプレイに表示させる処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態に係るメッセージ表示装置の構成を示す図である。
第3実施形態に係るメッセージ表示装置の構成を示す図である。
第4実施形態に係るメッセージ表示装置の構成を示す図である。

実施例

0019

<第1実施形態>
[メッセージ表示用システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係るメッセージ表示用システムSの概要を示す図である。メッセージ表示用システムSは、ディスプレイ1及びメッセージ表示装置2を備える。メッセージ表示用システムSは、メッセージ表示装置2の操作に応じて、自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバー(以下、ユーザという)がコミュニケーションを取りたい相手側に設置されているディスプレイ1に表示用メッセージを表示するためのシステムである。

0020

ディスプレイ1は、少なくとも、メッセージ表示装置2と通信可能な表示部である。ディスプレイ1は、メッセージ表示装置2から受信したメッセージを表示する。ディスプレイ1は、車両の外側から表示内容を確認できる位置であって、当該車両の異なる複数の位置に複数設置されている。ディスプレイ1は、例えば、車両の前方、後方、左方又は右方のいずれかの位置に設置されている。

0021

メッセージ表示装置2は、例えば、スマートフォンタブレット端末、又はPC(Personal Computer)等の通信端末である。メッセージ表示装置2は、予めインストールされた専用のアプリケーションを実行することにより、ユーザが入力した指示に対応する位置に設置されているディスプレイ1に表示用メッセージを表示させる。したがって、ユーザは、自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、ユーザがコミュニケーションを取りたい相手側に設置されているディスプレイ1に表示用メッセージを表示させることができる。

0022

図1に示す車両Aのユーザが、車線を変更して車両Bの前に割り込みをしたいとする。この場合、車線変更前の動作として、メッセージ表示装置2は、まず、複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための表示用メッセージ選択指示をユーザから取得する。図1の場合、ユーザが「左に入れて」と話すと、メッセージ表示装置2は、ユーザが発した音声を認識し、当該音声から表示用メッセージ選択指示として「左」及び「入れて」を取得する。

0023

メッセージ表示装置2は、取得した表示用メッセージ選択指示に基づいて、予め記憶されている複数の表示用メッセージから「車線を間違えたので入れてください」という表示用メッセージを選択する。また、メッセージ表示装置2は、ユーザの表示用メッセージ選択指示に基づいて選択された表示用メッセージと関連付けられている後方のディスプレイ1及び左方のディスプレイ1を表示対象として特定する。

0024

メッセージ表示装置2は、表示用メッセージ及び表示対象ディスプレイ1を示す情報を音声出力により通知し、ユーザに確認を求める。選択した表示用メッセージ及び表示対象ディスプレイ1がユーザの意図した内容である場合、ユーザは、肯定を示す確認指示を入力する。

0025

メッセージ表示装置2は、入力された肯定を示す確認指示に基づいて、後方のディスプレイ1及び左方のディスプレイ1それぞれに表示用メッセージを送信する。後方のディスプレイ1及び左方のディスプレイ1は、受信した表示用メッセージを表示する。
このようにすることで、車両Bのドライバーは、車両Aの左斜め後ろ走行している場合であっても、後方のディスプレイ1及び左方のディスプレイ1のいずれかから表示用メッセージを見ることができる。

0026

続いて、車両Bに譲ってもらった車両A(図1における車両A’)の車線変更後の動作として、ユーザが「どうも」と話すと、メッセージ表示装置2は、ユーザが発した音声を認識し、当該音声から表示用メッセージ選択指示として「どうも」を取得する。

0027

メッセージ表示装置2は、取得した表示用メッセージ選択指示に基づいて、予め記憶されている複数の表示用メッセージから「ありがとう」という表示用メッセージを選択する。また、メッセージ表示装置2は、ユーザの表示用メッセージ選択指示に基づいて選択された表示用メッセージと関連付けられている後方のディスプレイ1を表示対象として特定する。

0028

メッセージ表示装置2は、ユーザが通知内容を確認した後に、後方のディスプレイ1に表示用メッセージを送信する。後方のディスプレイ1は、受信した表示用メッセージを表示する。
このようにすることで、メッセージ表示装置2は、表示用メッセージと当該メッセージを表示するディスプレイ1とを関連付けておくことで、表示用メッセージを適切なディスプレイ1に表示させることができる。
以下、ディスプレイ1及びメッセージ表示装置2の詳細について説明する。

0029

[ディスプレイ1の構成]
図2は、第1実施形態に係るディスプレイ1を設置した車両の外観の一例を示す図である。図2(a)の車両前方の斜視図、及び図2(b)の車両後方の斜視図に示すように、車両には、前方にディスプレイ1aが備えられており、左方にディスプレイ1bが備えられており、右方にディスプレイ1cが備えられており、後方にディスプレイ1dが備えられている。

0030

ディスプレイ1は、防水機能を有する場合を除き、車内側に設置される。また、ディスプレイ1は、ドライバーの運転に支障が生じない位置に設置される。例えば、ディスプレイ1は、窓ガラスの上方に設置される。なお、ディスプレイ1は、窓ガラスに重ねて設けられた透過性のディスプレイであってもよい。これにより、ディスプレイ1は、ドライバーの運転に支障が生じないように、より多く、かつ、より大きく表示用メッセージを表示することができる。

0031

[メッセージ表示装置2の構成]
図3は、第1実施形態に係るメッセージ表示装置2の構成を示す図である。メッセージ表示装置2は、操作部21と、集音部22と、位置情報取得部23と、記憶部24と、通信部25と、表示部26と、音出力部27と、制御部28とを備える。

0032

操作部21は、ユーザの操作を受け付け入力デバイスである。操作部21は、例えば、表示部26に重ねて設けられたタッチパネルである。
集音部22は、周囲の音波を集めることが可能なマイクロフォンである。
位置情報取得部23は、GPS(Global Positioning System)受信機である。位置情報取得部23は、GPS衛星から現在位置を示す情報を受信する。

0033

記憶部24は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部24は、制御部28が実行する各種のプログラムを記憶する。また、記憶部24は、ディスプレイ1に表示可能な複数の表示用メッセージを表示用メッセージデータベースに記憶する。表示用メッセージデータベースの構成については後述する。

0034

通信部25は、表示用メッセージをディスプレイ1に送信するための無線通信コントローラを含んでいる。
表示部26は、テキスト及び画像を表示するディスプレイである。
音出力部27は、音及び音声を出力する。
制御部28は、例えばCPUである。制御部28は、記憶部24に記憶されているプログラムを実行することにより、メッセージ表示装置2に係る機能を制御する。制御部28は、プログラムを実行することにより、指示取得部281、表示制御部282として機能する。

0035

指示取得部281は、車両の異なる複数の位置に設けられた複数のディスプレイ1に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する。具体的には、指示取得部281は、ユーザからの入力を受け付けることにより、表示用メッセージデータベースに記憶されている複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する。

0036

例えば、ユーザが「左に入れて」と話すと、指示取得部281は、集音部22が収集した音声を認識し、当該音声から「左」及び「入れて」の2つの指示を取得する。また、車両が停車中の場合、ユーザは、指示する文字手動で入力してもよい。この場合、指示取得部281は、操作部21を介して、「左」及び「入れて」の2つの表示用メッセージ選択指示を取得する。

0037

また、指示取得部281は、一以上の表示用メッセージを表示対象のディスプレイ1に送信するための確認指示を取得する。具体的には、まず、後述する表示制御部282が、表示対象のディスプレイ1に一以上の表示用メッセージを表示させる内容を、音出力部27から音声出力して、ユーザに確認を求める。そして、例えばユーザが「はい」と話すと、指示取得部281は、集音部22が収集した音声を認識し、肯定を示す確認指示を取得する。このようにすることで、メッセージ表示装置2は、ユーザの意図しない内容がディスプレイ1に表示されるのを防ぐことができる。

0038

表示制御部282は、複数のディスプレイ1のうち、指示取得部281が取得した表示用メッセージ選択指示に対応する一以上の表示用メッセージに関連付けられたディスプレイ1に、一以上の表示用メッセージを表示させる。具体的には、まず、表示制御部282は、指示取得部281が取得した確認指示に応じて、車両の前方、後方、左方又は右方のいずれかに設けられた複数のディスプレイ1のうち、指示取得部281が取得した表示用メッセージ選択指示に対応する一以上の表示用メッセージに関連付けられた一以上のディスプレイ1に、一以上の表示用メッセージを送信する。そして、一以上のディスプレイ1は、受信した一以上の表示用メッセージを表示する。

0039

ところで、通常、前方車両のドライバーは、バックミラー又はサイドミラーを介して後方車両を見る。前方車両のドライバーが、後方車両のディスプレイ1aに表示された表示用メッセージを視認する場合、ミラーに写る表示用メッセージが左右反転した鏡文字となるため、前方車両のドライバーは、当該表示用メッセージを瞬時に読むことが困難である。そこで、表示制御部282は、鏡文字を含む一以上の表示用メッセージを車両のディスプレイ1aに表示させる。

0040

図4は、第1実施形態に係るディスプレイ1aに表示された鏡文字を示す図である。図4(a)に示すように、車両の前方を直接見た場合は、ディスプレイ1aに表示される文字が左右反転して鏡文字になっていることが確認できる。これに対し、図4(b)に示すように、前方車両のバックミラーから見た場合は、ディスプレイ1aに表示される文字が通常の文字になっていることが確認できる。
このようにすることで、バックミラー又はサイドミラーを介して後方車両を見る前方車両のドライバーは、ディスプレイ1aに表示される表示用メッセージが通常の文字として写るため、瞬時に表示用メッセージを読むことができる。

0041

図5は、第1実施形態に係る記憶部24が記憶している表示用メッセージデータベースを示す図である。図5に示す表示用メッセージデータベースは、ディスプレイ1に表示するメッセージと、ユーザから表示用メッセージを選択するために入力される指示と、表示用メッセージを表示させる対象のディスプレイ1を示す表示対象情報と、鏡文字で表示させる対象であるか否かを示す鏡文字対象情報とを関連付けて記憶している。

0042

鏡文字を含む表示用メッセージはディスプレイ1aに表示されるが、ディスプレイ1aに表示させる表示用メッセージが、車両に向けたメッセージであるとは限らない。例えば、ユーザが、信号機の無い横断歩道を渡ろうと待っている歩行者に対して横断譲りたい状況のように、車両が低速又は停車している場合に表示される表示用メッセージは、歩行者に向けたメッセージである可能性が高いことが想定できる。一方、車両が高速で走行している場合にディスプレイ1aに表示される表示用メッセージは、歩行者に向けたメッセージではなく、車両に向けたメッセージであることが想定できる。

0043

そこで、表示制御部282は、例えば、車両の速度に基づいて、鏡文字を含む一以上の表示用メッセージをディスプレイ1aに表示させるか否かを判定する。具体的には、表示制御部282は、位置情報取得部23が出力する位置情報の変化に基づいて車両の速度を計測し、当該速度に基づいて、ディスプレイ1aに表示させる表示用メッセージを鏡文字にするか通常の文字にするかを判定する。

0044

より具体的には、表示制御部282は、車両の速度が、歩行者が表示用メッセージを視認可能な所定の速度閾値未満であると判定した場合、ディスプレイ1aに通常の文字で表示用メッセージを表示させる。反対に、表示制御部282は、車両の速度が所定の速度閾値以上であると判定した場合は、ディスプレイ1aに鏡文字の表示用メッセージを表示させる。所定の速度閾値は、例えば時速10kmである。

0045

このように、表示制御部282が車両の速度に基づいて表示用メッセージの表示態様を制御することで、メッセージ表示装置2は、車両の運転状況に応じて、コミュニケーションを取りたい相手に適切な態様で表示用メッセージを表示させることができる。

0046

表示制御部282は、ディスプレイ1aに表示させる表示用メッセージが前方車両のドライバーに向けたメッセージであるか歩行者に向けたメッセージであるかを車両の速度以外の要素に基づいて判定してもよい。例えば、車両が高速道路を走行している場合は、ユーザが歩行者に向けたメッセージを表示したいとは考えにくく、ユーザは他の車両のドライバーに向けたメッセージを表示したいということが想定できる。

0047

そこで、表示制御部282は、車両の位置に基づいて、鏡文字を含む一以上の表示用メッセージをディスプレイ1aに表示させるか否かを判定してもよい。具体的には、表示制御部282は、位置情報取得部23が出力する位置情報の変化に基づいて車両の現在位置を特定し、当該現在位置に基づいて、ディスプレイ1aに表示させる表示用メッセージを鏡文字にするか通常の文字にするかを判定する。

0048

そして、表示制御部282は、選択した表示用メッセージが歩行者に向けたメッセージである場合において、歩行者が存在し得る場所に車両が位置していると判定した場合は、ディスプレイ1aに通常の文字で表示用メッセージを表示させる。反対に、表示制御部282は、歩行者が存在し得ない場所に車両が位置していると判定した場合は、ディスプレイ1aに鏡文字で表示用メッセージを表示させる。
このようにすることで、メッセージ表示装置2は、車両が存在する位置に応じて、コミュニケーションを取りたい相手に表示用メッセージを適切に表示させることができる。

0049

また、例えば、図5で示す「急いでいるので譲ってください」というメッセージを表示する相手は、前方車両に向けたメッセージである可能性が高い。つまり、表示用メッセージの内容によってディスプレイ1aに表示させる文字が鏡文字か通常文字かを判定することができる場合がある。そこで、表示制御部282は、指示取得部281が取得したメッセージ選択指示に基づいて、鏡文字を含む一以上の表示用メッセージをディスプレイ1aに表示させるか否かを判定してもよい。表示制御部282は、例えば、表示用メッセージに関連付けて記憶されている鏡文字対象情報が鏡文字対象の表示用メッセージであることを示している場合に、鏡文字の状態で表示用メッセージをディスプレイ1aに表示させる。

0050

このように、表示制御部282が表示用メッセージの内容に基づいて表示用メッセージの表示態様を制御することで、メッセージ表示装置2は、前方車両のドライバーが見る可能性が高い表示用メッセージを前方車両のドライバーがバックミラーで視認しやすい態様でディスプレイ1aに表示させることができる。

0051

[表示用メッセージをディスプレイ1に表示させる処理]
以下、メッセージ表示用システムSにおける処理の流れについて説明する。図6は、第1実施形態に係るメッセージ表示装置2が表示用メッセージをディスプレイ1に表示させる処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、メッセージ表示装置2を使用するユーザが、表示用メッセージをディスプレイ1に表示させるためのアプリケーションソフトウェア起動する操作を行ったことを契機として開始する(S10)。

0052

指示取得部281は、複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示をユーザから取得する(S20)。具体的には、指示取得部281は、集音部22を有効化して、ユーザから表示用メッセージ選択指示の入力を受け付ける。そして、指示取得部281は、集音部22を介して入力された、ユーザが発する音声を認識して表示用メッセージ選択指示を取得する。例えば、ユーザが「前を譲って。お願い。」と話すと、指示取得部281は、集音部22を介して、ユーザが発した音声を認識して、「前」、「譲って」、及び「お願い」という3つの表示用メッセージ選択指示を取得する。

0053

続いて、表示制御部282は、表示用メッセージデータベースを参照し、指示取得部281が取得した表示用メッセージ選択指示と関連付けられている表示用メッセージを取得する(S30)。例えば、表示制御部282は、図5に示す「譲って」という表示用メッセージ選択指示に対応する表示用メッセージ「急いでいるので譲ってください」と、「前」及び「お願い」という表示用メッセージ選択指示に対応する表示用メッセージ「お願いします」とを取得する。なお、1つの表示用メッセージ選択指示に対して表示用メッセージが複数存在する場合、表示制御部282は、該当する複数の表示用メッセージを表示部26に表示し、ディスプレイ1に表示させる表示用メッセージをユーザに選択させてもよい。

0054

続いて、表示制御部282は、一以上の表示用メッセージを表示させるディスプレイ1を特定する(S40)。具体的には、表示制御部282は、表示用メッセージデータベースを参照し、指示取得部281が取得した表示用メッセージ選択指示と関連付けられている一以上の表示対象を特定する。例えば、表示制御部282は、図5に示す選択した2つの表示用メッセージと関連付けられているディスプレイ1aを特定する。

0055

続いて、表示制御部282は、表示対象がディスプレイ1aか否かを判定する(S50)。表示制御部282は、表示対象がディスプレイ1aでないと判定した場合、表示対象のディスプレイ1に一以上の表示用メッセージを表示させる内容を、音出力部27から音声出力する(S80)。具体的には、表示制御部282は、選択した一以上の表示用メッセージの内容、表示対象として特定した一以上のディスプレイ1の位置、及び鏡文字対象であるか否かを音出力部27から音声出力する。一方、表示制御部282は、表示対象がディスプレイ1aであると判定した場合、表示用メッセージを鏡文字にするか否かを判定する(S60)。表示制御部282は、表示用メッセージと関連付けられている鏡文字対象が「対象外」の場合、処理をS80に進める。

0056

表示制御部282は、表示用メッセージと関連付けられている鏡文字対象が「対象」の場合、表示用メッセージを左右反転して鏡文字に変換し(S70)、処理をS80に進める。音声出力された内容がユーザの意図しない内容であり、例えばユーザが「いいえ」と話した場合、指示取得部281は、集音部22を介して入力された否定を示す確認指示を取得する。表示制御部282は、否定を示す確認指示に基づいて、処理をS20に戻す(S90)。一方、音声出力された内容がユーザの意図する内容であり、例えばユーザが「はい」と話した場合、指示取得部281は、集音部22を介して入力された肯定を示す確認指示を取得する。表示制御部282は、肯定を示す確認指示に基づいて、処理をS100に進める(S90)。表示制御部282は、通信部25を介して、一以上の表示用メッセージを表示対象の一以上のディスプレイ1に送信する(S100)。そして、一以上の表示用メッセージを受信した一以上のディスプレイ1は、表示用メッセージを表示する。

0057

[第1実施形態における効果]
以上説明したとおり、第1実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、ユーザが入力した表示用メッセージ選択指示に基づいて、表示用メッセージを取得し、表示対象のディスプレイ1に鏡文字を含む表示用メッセージを送信して、ディスプレイ1に表示用メッセージを表示させた。このようにすることで、メッセージ表示用システムSは、ユーザの表示用メッセージ選択指示に基づいて、一以上のディスプレイ1のうち、適切なディスプレイ1に適切な文字の態様で表示用メッセージを表示させることができる。その結果、ユーザは、自車両の周囲に位置する他車両のドライバー又は歩行者のうち、自車両のドライバーがコミュニケーションを取りたい相手に向けてメッセージを適切に表示させることができる。

0058

<変形例>
なお、本実施形態におけるメッセージ表示用システムSは、一般車両のみならず、タクシーにおいても採用することができる。例えば、利用状況を車両の前後左右に備えられたディスプレイ1に表示することで、タクシーに乗りたいと考えている利用者が車両の前方のみならず、後方又は左右方のディスプレイ1から空車か否かを認識することができる。また、乗車する際に「どうぞお乗りください」とディスプレイ1に表示されると、利用者として認識されていることを確認することができる。

0059

メッセージ表示装置2は、タクシーに備えられている利用状況を示すタクシー表示機、又はオートドア等の車両に備えられた装置において行われた操作に応じて表示用メッセージを表示させる装置であってもよい。この場合、指示取得部281は、車両に備えられている装置において行われた操作に基づいて、車両の異なる複数の位置に設けられた複数のディスプレイ1に表示可能な複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択するための指示を取得する。例えば、タクシー表示機で「空車」が選択されている場合、指示取得部281は、「空車」という表示用メッセージ選択指示をタクシー表示機から取得する。

0060

表示制御部282は、複数のディスプレイ1のうち、指示取得部281が取得した表示用メッセージ選択指示に対応する一以上の表示用メッセージに関連付けられたディスプレイ1に、一以上の表示用メッセージを表示させる。例えば、表示制御部282は、表示用メッセージデータベースを参照し、取得した表示用メッセージ選択指示に基づいて、車両の前後左右に備えられたディスプレイ1に「空車です」という表示用メッセージを表示させる。また、タクシー表示機で精算タンが押下されてから所定の時間(例えば、顧客が精算に要する時間に基づいて定められる時間)が経過するまでの間、表示制御部282は、左方のディスプレイ1bに「ありがとうございました」という表示用メッセージを表示させてもよい。

0061

<第2実施形態>
[車両の動きに基づいて表示用メッセージを選択する]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、ユーザの表示用メッセージ選択指示に基づいて表示用メッセージを取得した。しかし、車両の運転状況によって表示用メッセージを選択することが可能な場合もある。そこで、第2実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、車両の動きに基づいて表示用メッセージを選択する。以下、第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。

0062

図7は、第2実施形態に係るメッセージ表示装置2の構成を示す図である。図7に示すように、第2実施形態に係るメッセージ表示装置2は、加速度検出部29をさらに備える。加速度検出部29は、スマートフォンの加速度を検出する加速度センサーである。また、第2実施形態に係る制御部28は、動き検出部283、及びメッセージ選択部284をさらに備える。

0063

動き検出部283は、加速度検出部29が検出した加速度に基づいて、車両の動きを検出する。例えば、ユーザが前方車両に対して先を譲ってほしいと思い、前方車両に対して接近及び離反を繰り返している場合、動き検出部283は、車両が加速及び減速を繰り返す動きを検出する。

0064

メッセージ選択部284は、動き検出部283が検出した車両の動きに基づいて、記憶部24に記憶されている複数の表示用メッセージから一以上の表示用メッセージを選択する。例えば、表示用メッセージデータベースには、車両が「加速及び減速を繰り返す」動き属性に対して「急いでいるので譲ってください」という表示用メッセージが関連付けて記憶されているとする。

0065

メッセージ選択部284は、表示用メッセージデータベースを参照し、動き検出部283が検出した車両の動き属性に対応する表示用メッセージを選択する。具体的には、メッセージ選択部284は、動き検出部283が「加速及び減速を繰り返す」動きを検出した場合、「急いでいるので譲ってください」という表示用メッセージを選択する。

0066

続いて、メッセージ選択部284は、表示対象のディスプレイ1に一以上の表示用メッセージを表示させる内容を音出力部27から音声出力し、ユーザに確認を求める。音声出力された内容がユーザの意図する内容であり、例えばユーザが「はい」と話した場合、指示取得部281は、集音部22を介して入力された肯定を示す確認指示を取得する。そして、表示制御部282は、肯定を示す確認指示に基づいて、一以上の表示用メッセージを表示対象の一以上のディスプレイ1に表示させる。

0067

[第2実施形態における効果]
以上説明したとおり、第2実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、車両の動きに対応する表示用メッセージを選択し、表示対象のディスプレイ1に表示させる。このようにすることで、メッセージ表示用システムSは、車両の運転状況に応じて表示用メッセージを選択することができる。これにより、メッセージ表示用システムSは、ユーザによる表示用メッセージ選択指示を省略することができるので、表示用メッセージを表示させるまでの時間が短くなり、適切な表示タイミング表示メッセージを表示させることができる。

0068

<第3実施形態>
[車両の位置に基づいて表示用メッセージを選択する]
続いて、第3実施形態について説明する。第1実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、ユーザの表示用メッセージ選択指示に基づいて表示用メッセージを取得した。これに対して、第3実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、車両が走行している位置に基づいて表示用メッセージを選択する点で異なる。

0069

図8は、第3実施形態に係るメッセージ表示装置2の構成を示す図である。図8に示すように、第3実施形態に係る制御部28は、メッセージ選択部284、及び位置検出部285をさらに備える。
位置検出部285は、位置情報取得部23が出力した位置情報に基づいて、車両の位置を検出する。例えば、車両が高速道路を走行している場合、位置検出部285は、車両の現在位置が高速道路であることを検出する。

0070

メッセージ選択部284は、位置検出部285が検出した車両の位置に基づいて、複数のメッセージを選択する。例えば、表示用メッセージデータベースには、「高速道路」という位置属性に対して「入れてください」という表示用メッセージが関連付けて記憶されているとする。

0071

メッセージ選択部284は、表示用メッセージデータベースを参照し、位置検出部285が検出した位置属性に対応する表示用メッセージを選択する。具体的には、メッセージ選択部284は、位置検出部285が「高速道路」位置を検出した場合、「入れてください」という表示用メッセージを選択する。

0072

続いて、ユーザが「右に入れて」と話すと、指示取得部281は、「右」及び「入れて」という2つの表示用メッセージ選択指示を取得する。表示制御部282は、メッセージ選択部284が選択した2つの表示用メッセージの中から、「右」及び「入れて」の表示用メッセージ選択指示に対応する表示用メッセージ「入れてください」を取得する。そして、表示制御部282は、取得した表示用メッセージに関連付けられている右方のディスプレイ1c及び後方のディスプレイ1dに表示用メッセージを表示させる。

0073

メッセージ選択部284は、位置検出部285が検出した車両の位置が高速道路の合流点である場合に、高速道路の合流点に対応する表示用メッセージとして、「入れてください」を選択してもよい。さらにメッセージ選択部284は、位置検出部285が検出した位置に対応する合流点の手前における車両の走行位置に基づいて、「右に入れてください」及び「左に入れてください」のうち、どちらの表示用メッセージを選択するかを決定してもよい。

0074

[第3実施形態における効果]
以上説明したとおり、第3実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、車両の位置に対応する表示用メッセージを選択し、表示対象のディスプレイ1に表示させる。このようにすることで、メッセージ表示用システムSは、車両の位置に応じて表示用メッセージを選択することができる。これにより、メッセージ表示用システムSは、ユーザによる表示用メッセージ選択指示を省略することができるので、表示用メッセージを表示させるまでの時間が短くなり、適切な表示タイミングで表示メッセージを表示させることができる。

0075

<第4実施形態>
[周囲の車両との距離に基づいて表示用メッセージを選択する]
続いて、第4実施形態について説明する。第1実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、ユーザの表示用メッセージ選択指示に基づいて表示用メッセージを取得した。これに対して、第4実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、周囲の車両との距離に基づいて表示用メッセージを選択する点で異なる。第4実施形態に係る車両は、周囲の車両との距離を計測するためのカメラをさらに備える。

0076

図9は、第4実施形態に係るメッセージ表示装置2の構成を示す図である。図9に示すように、第4実施形態に係る制御部28は、メッセージ選択部284、及び距離検出部286をさらに備える。
距離検出部286は、車両に設けられたカメラの映像に基づいて、周囲の一以上の車両との距離を検出する。具体的には、距離検出部286は、まず、通信部25を介して、カメラの映像を取得する。そして、距離検出部286は、取得した映像に基づいて、周囲の一以上の車両との距離を検出する。

0077

メッセージ選択部284は、距離検出部286が検出した周囲の一以上の車両との距離に基づいて、メッセージを選択する。例えば、表示用メッセージデータベースには、「5m以内」という距離属性に対して「お先にどうぞ」という表示用メッセージが関連付けて記憶されているとする。距離検出部286が後方車両との距離が5m以内であることを検出すると、メッセージ選択部284は、表示用メッセージデータベースを参照し、距離検出部286が検出した距離に対応する「お先にどうぞ」という表示用メッセージを選択する。

0078

メッセージ選択部284は、接近している車両の方向に応じてメッセージを選択してもよい。例えば、表示用メッセージデータベースには、「2m以内」という距離属性、及び「左方、右方」という方向属性に対して「入れてください」という表示メッセージが関連付けられて記憶されているとする。距離検出部286が右方車両との距離が2m以内であることを検出すると、メッセージ選択部284は、表示用メッセージデータベースを参照し、距離検出部286が検出した距離に対応する「入れてください」という表示用メッセージを選択する。

0079

[第4実施形態における効果]
以上説明したとおり、第4実施形態に係るメッセージ表示用システムSは、周囲の車両との距離に対応する表示用メッセージを選択し、表示対象のディスプレイ1に表示させる。このようにすることで、メッセージ表示用システムSは、周囲の状況に応じて表示用メッセージを選択することができる。これにより、メッセージ表示用システムSは、ユーザによる表示用メッセージ選択指示を省略することができるので、表示用メッセージを表示させるまでの時間が短くなり、適切な表示タイミングで表示メッセージを表示させることができる。

0080

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。

0081

例えば、以上の説明においては表示用メッセージが日本語から構成される例を示したが、表示用メッセージの言語は任意である。

0082

1ディスプレイ
2メッセージ表示装置
21 操作部
22集音部
23位置情報取得部
24 記憶部
25通信部
26 表示部
27音出力部
28 制御部
29加速度検出部
281 指示取得部
282表示制御部
283動き検出部
284メッセージ選択部
285位置検出部
286距離検出部

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