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技術 髪質改善剤

出願人 オリザ油化株式会社
発明者 長井宏樹岡部繁直村井弘道
出願日 2017年5月19日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2017-099714
公開日 2018年12月6日 (1年2ヶ月経過) 公開番号 2018-193344
状態 未査定
技術分野 化粧料 植物物質含有医薬 化合物または医薬の治療活性
主要キーワード 流水洗浄後 ヘアカラー剤 かたさ 髪質改善 傷処理 純曲げ シリコーンRTVゴム ビューラ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

ジュンサイ粘質物新規の用途を見出し、さらに、毛髪ハリ、及びコシを改善する作用を有する新規の成分を提供することを目的とする。

解決手段

記課題を解決するための本発明の技術的特徴は以下のとおりである。1.ジュンサイ粘質物を有効成分とする髪質改善剤。2.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪ハリ改善剤。3.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪コシ改善剤。4.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪引張強度強化剤。5.上記1.〜4.のいずれかの剤を含有する毛髪化粧料原料。6.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪化粧料原料。7.上記6.毛髪化粧料原料を含有する毛髪化粧料。

概要

背景

毛髪は、日常ヘアケアヘアメイク行動により多くの損傷を受けている。

特にヘアカラーパーマブリーチ等の化学的処理により毛髪の構成蛋白質溶出構造変化を促進し、又はシャンプー等の洗髪行為でも主成分である界面活性剤により毛髪の脂質や毛髪構成蛋白質までが溶出され、毛髪損傷拍車をかけている。

このような弱体化した毛髪や加齢による変化で細く柔らかくなった毛髪は、ハリコシボリューム感がないためスタイリングしづらいという問題を有している。

そこで、毛髪に対して、外部からシステインシスチンや類似の含硫化合物を与えハリやコシを改善する試みがなされている。

シスチン及びシステインは硫黄原子をその化学構造中に含むため、他のアミノ酸とは異なる毛髪のハリ・コシ改善作用などの物理化学的性質生物活性等を示すことが期待されている。

特許文献1には、アセチルシステインと2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン単量体を含有する共重合体との組み合わせが毛髪の損傷を防御し、ハリやコシのあるつややかでまとまりのある髪とする効果にも優れた毛髪化粧料を提供する技術が開示されている。

一方、ジュンサイ(Brasenia schreberi)は,田県三種が一大産地食材である。じゅんさいに大きなたらいを浮かべ若芽を摘む姿は初風物詩になっている。ジュンサイは多糖類富むゲル粘液質に覆われていることから食感が良く,高級料亭の食材としても珍重されています。またカロリーが低いことから,ヘルシー食材としても認知が進みつつある。

概要

ジュンサイ粘質物新規の用途を見出し、さらに、毛髪のハリ、及びコシを改善する作用を有する新規の成分を提供することを目的とする。記課題を解決するための本発明の技術的特徴は以下のとおりである。1.ジュンサイ粘質物を有効成分とする髪質改善剤。2.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪ハリ改善剤。3.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪コシ改善剤。4.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪引張強度強化剤。5.上記1.〜4.のいずれかの剤を含有する毛髪化粧料原料。6.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪化粧料原料。7.上記6.毛髪化粧料原料を含有する毛髪化粧料。なし

目的

このような背景の下、本発明者は、ジュンサイ粘質物に毛髪のハリ、コシ、引張強度、くしすべり感、及び光沢を改善する作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ジュンサイ粘質物の新規の用途を見出し、さらに、毛髪のハリ、コシ、引張強度、くし通り、すべり感、及び光沢を改善する作用を有する新規の成分を有効成分とする髪質改善剤を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ジュンサイ粘質物を有効成分とする髪質改善剤

請求項2

ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪ハリ改善剤

請求項3

ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪コシ改善剤

請求項4

ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪引張強度強化剤

請求項5

請求項1〜請求項4のいずれかの剤を含有する毛髪化粧料原料

請求項6

ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪化粧料原料。

請求項7

請求項6の毛髪化粧料原料を含有する毛髪化粧料。

技術分野

0001

本発明は、毛髪ハリコシ等を改善する髪質改善剤等に関する。本発明は、毛髪用化粧品等に広く利用される。

背景技術

0002

毛髪は、日常ヘアケアヘアメイク行動により多くの損傷を受けている。

0003

特にヘアカラーパーマブリーチ等の化学的処理により毛髪の構成蛋白質溶出構造変化を促進し、又はシャンプー等の洗髪行為でも主成分である界面活性剤により毛髪の脂質や毛髪構成蛋白質までが溶出され、毛髪損傷拍車をかけている。

0004

このような弱体化した毛髪や加齢による変化で細く柔らかくなった毛髪は、ハリ・コシ、ボリューム感がないためスタイリングしづらいという問題を有している。

0005

そこで、毛髪に対して、外部からシステインシスチンや類似の含硫化合物を与えハリやコシを改善する試みがなされている。

0006

シスチン及びシステインは硫黄原子をその化学構造中に含むため、他のアミノ酸とは異なる毛髪のハリ・コシ改善作用などの物理化学的性質生物活性等を示すことが期待されている。

0007

特許文献1には、アセチルシステインと2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン単量体を含有する共重合体との組み合わせが毛髪の損傷を防御し、ハリやコシのあるつややかでまとまりのある髪とする効果にも優れた毛髪化粧料を提供する技術が開示されている。

0008

一方、ジュンサイ(Brasenia schreberi)は,田県三種が一大産地食材である。じゅんさいに大きなたらいを浮かべ若芽を摘む姿は初風物詩になっている。ジュンサイは多糖類富むゲル粘液質に覆われていることから食感が良く,高級料亭の食材としても珍重されています。またカロリーが低いことから,ヘルシー食材としても認知が進みつつある。

先行技術

0009

特開2006−282532公報

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、ジュンサイは多糖類に富むゲル状粘液質についての機能についての報告がない。

0011

このような背景の下、本発明者は、ジュンサイ粘質物に毛髪のハリ、コシ、引張強度、くしすべり感、及び光沢を改善する作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ジュンサイ粘質物の新規の用途を見出し、さらに、毛髪のハリ、コシ、引張強度、くし通り、すべり感、及び光沢を改善する作用を有する新規の成分を有効成分とする髪質改善剤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

上記課題を解決するための本発明の技術的特徴は以下のとおりである。
1.ジュンサイ粘質物を有効成分とする髪質改善剤。
2.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪ハリ改善剤
3.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪コシ改善剤
4.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪引張強度強化剤
5.上記1.〜4.のいずれかの剤を含有する毛髪化粧料原料
6.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪化粧料原料。
7.上記6.の毛髪化粧料原料を含有する毛髪化粧料。

図面の簡単な説明

0013

リーブオン毛髪における毛髪のハリの評価結果を示すグラフである。
リーブオン毛髪における毛髪のコシの評価結果を示すグラフである。
リーブオン毛髪における毛髪のまとまり感の評価結果を示す写真である。
リンスオフ毛髪における毛髪のハリの評価結果を示すグラフである。
リンスオフ毛髪における毛髪のコシの評価結果を示すグラフである。
リンスオフ毛髪における毛髪の引張強度の評価結果を示すグラフである。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下に本発明を詳細に説明する。
本発明は、ジュンサイ粘質物を有効成分とすることを特徴とする。
ジュンサイ(Brasenia schreberi)は,秋田県三種町が一大産地の食材である。じゅんさい沼に大きなたらいを浮かべ若芽を摘む姿は初夏の風物詩になっている。ジュンサイは多糖類に富むゲル状の粘質物に覆われていることから食感が良く,高級料亭の食材としても珍重されている。またカロリーが低いことから,ヘルシー食材としても認知が進みつつある。本発明ではジュンサイのゲル状の粘質物を毛髪化粧料原料として用いる。

0015

ジュンサイから、粘質物を分離して、毛髪化粧料原料を得る方法は特に限定されず、例えば、オートクレーブ処理遠心分離法等が挙げられる。
オートクレーブ処理を用いた場合、その温度は特に限定されないが、好ましくは、110℃〜125℃とすることができる。
更に、オートクレーブ処理の時間は特に限定されないが、5〜30分、好ましくは10〜20分とすることができる。

0016

上記粘質物は、そのままでも用いることもできるが、エタノール沈殿行うことが好ましい。より高濃度の粘質物を得ることができるからである。

0017

本発明の毛髪化粧料は主として上記毛髪化粧料用原料を有効成分とすることを特徴とする。ここで、毛髪化粧料はシャンプー、リンス、トリートメント等に用いることができる。

0018

ここで、本発明の毛髪化粧料をシャンプーとして用いる場合、上記毛髪化粧料用原料と、洗浄剤コンディショニング剤等を配合することが好ましい。

0019

洗浄剤として、以下の成分を用いることができる。
アニオン性界向活性剤脂肪酸セッケン、α−アシスルホン酸塩アルキルスルホン酸塩アルキルアリルスルホン酸塩アルキルナフタレンスルホン酸塩アルキル硫酸塩POEアルキルエーテル硫酸塩アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩アルキロイルアルキルタウリン塩N−アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸ナトリウムアシル化加水分解コラーゲンペプチド塩パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。両性界面活性剤カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型アミノカルボン酸塩型、イミタゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤プロピレングリコール脂肪酸エステルグリセリン脂肪酸エステルポリグリセリン脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステルPOEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE・POP共重合体、POE・POPアルキルエーテルポリエーテル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミドアルキルアミンオキシド水素添加大豆リン脂質等が挙げられる。

0021

本発明の毛髪化粧料をヘアリンスヘアトリートメントとして、上記毛髪化粧料用原料と用いる場合、通常、油剤、コンディショニング剤、乳化剤等を用い、更に増粘剤安定化剤保湿剤防腐剤等を配合することが好ましい。

0022

このとき、油剤として、高級アルコール高級脂肪酸エステル油炭化水素油天然油シリコーン油等をもちいることができる。具体的には、以下のものを用いることができる。
(1)高級アルコールの例
ラウリルアルコールミリスチルアルコールセチルアルコールステアリルアルコールイソステアリルアルコールオレイルアルコールベヘニルアルコール、2−エチルヘキサノールヘキサデシルアルコールオクチルドデカノール等が挙げられる。
(2)高級脂肪酸の例
カプリル酸カプリン酸ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸パルミチン酸パルミトレイン酸ステアリン酸イソステアリン酸オレイン酸リノール酸リノレン酸アラキン酸アラキドン酸ベヘン酸エルカ酸2−エチルヘキサン酸等が挙げられる。
(3)エステル油の例
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチルミリスチン酸イソプロピルミリスチン酸ブチルパルミチン酸イソプロピルステアリン酸エチルパルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピルオレイン酸エチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、セバシン酸ジエチルアジピン酸ジイソプロピルネオペンタン酸イソアラキル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、カプリル酸セチル、ラウリン酸デシルラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチルミリスチン酸セチルステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシルジオタンエチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコールジカプリル酸プロピレングリコールジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコールトリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オクチル、ネオデカン酸ヘキシルデシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルデシル、ポリグリセリンオレイン酸エステルポリグリセリンイソステアリン酸エステル炭酸ジプロピル炭酸ジアルキル(C12−18)、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、乳酸ラウリル乳酸ミリスチル乳酸セチル、乳酸オクチルデシル、クエン酸トリエチルクエン酸アセチルトリエチルクエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、リンゴ酸ジイソステアリルヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシルコハク酸ジ2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチルセバシン酸ジイソプロピルセバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられる。
(4)炭化水素油の例
スクワランスクワレン流動パラフィンα−オレフィンオリゴマーイソパラフィンセレシンパラフィン流動イソパラフィンポリブテンマイクロクリスタリンワックスワセリン等が挙げられる。
(5)天然油の例
牛脂硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミンク油、オレンジラフィー油、魚油硬化魚油卵黄油等の動物油およびその硬化油アボカド油アルモンド油オリーブ油カカオ脂杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油小麦胚芽油コメ胚芽油、コメヌカ油サフラワー油シアバター大豆油月見草油シソ油実油、ツバキ油トウモロコシ油ナタネ油硬化ナタネ油パーム核油、硬化パーム核油、パーム油、硬化パーム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油ヒマワリ油ブドウ種子油ホホバ油、硬化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油およびその硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン還元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。
(6)シリコーン油の例
ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサンメチルシクロポリシロキサンオクタメチルポリシロキサンデカメチルポリシロキサン、ドデカメチルシクロシロキサンメチルハイドロジェンポリシロキサンポリエーテル変性オルガノポリシロキサンジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガノポリシロキサン末端変性オルガノポリシロキサンアミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロキサンジメチコノールシリコーンゲルアクリルシリコーントリメチルシロキシケイ酸シリコーンRTVゴム等が挙げられる。

0023

コンディショニング剤として、カチオン系界面活性剤、シリコーン油等を用いることができる。
カチオン系界面活性剤として、上述したシャンプーと同様の成分を使用することができる。更に、シリコーン油についても上述した油剤に使用するものと同様のものを使用することができる。

0024

乳化剤として、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤等をもちいることができる。ここで、カチオン系海面活性剤として、上述したシャンプーに使用したものと同様のものを用いることができる。
またノニオン系界面活性剤として、PEG-80水添ひまし油、POEセチルエーテル等のPOEアルキルエーテル、POEプロピレングリコール、モノステアリン酸ソルビタン等を用いることができる。

0025

増粘剤としては、例えば、ヒドロキシエチルセルロース等を用いることができるが、これに限定されない。

0026

安定剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコールエタノールプロパンジオール等の多価アルコールを用いることができる。

0027

尚、本発明の毛髪化粧料は、これらの他に、整髪剤ヘアジェルヘアワックスヘアクリームヘアスプレー等)、ヘアカラー剤酸化染毛剤酸性染毛剤、非酸染毛剤等)、育毛剤等にも用いることができる。

0028

本発明の毛髪用化粧料調整法は、特に限定されず、各用途に応じた成分と、上記毛髪化粧料用原料とを配合して、均一になるように攪拌・混合等を行なえばよい。

0029

以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例:ジュンサイ粘質物の作製
ジュンサイ Brasenia schreberi (Cabombaceae) 葉周りのゲル状粘質物を抽出するに際して、はじめにジュンサイに水を加え、オートクレーブ処理(121℃、15分)後、ろ過によりろ液を得た。ろ液を濃縮し、濃縮液冷エタノール中にゆっくり加え、粘質物をエタノール沈殿により析出させた。析出した粘質物を回収、乾燥させ、ジュンサイ粘質物を得た。得られたジュンサイ粘質物を水に溶解後、プロパンジオールを最終濃度30%になるように加えて、ジュンサイ粘質物の最終濃度が0.5%のジュンサイ粘質物溶液を得た。

0030

試験例:ジュンサイ粘質物の髪質改善作用の評価
1.試験方法
(1)毛髪試料の作製
人毛黒毛束(1g×10cm、ビューラクス)をポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液(固形分2.0%)に40℃で30分間浸漬し、流水洗浄後ドライヤーで乾燥したものを健常毛髪とする。
傷処理として上記の洗浄処理を行った毛髪サンプルを1.5%アンモニア含有1.5%過酸化水素水に30℃で40分間浸漬し、流水洗浄後、ドライヤーで乾燥させる。この損傷処理を3回繰り返し、損傷毛髪を作成した。

0031

(2)試料溶液について
本試験例では試料溶液として以下のものを使用した。
実施例1:上記実施例によって作成されたジュンサイ粘質物溶液を5%配合した30%プロパンジオール水溶液
比較例1:ヒドロキシエチルセルロース(HEC)を0.025%配合した30%プロパンジオール水溶液
実施例2:上記実施例のジュンサイ粘質物溶液
比較例2:ヒドロキシエチルセルロース(HEC)を0.5%配合した30%プロパンジオール水溶液

0032

(3)リーブオン毛髪の作製
上記実施例1の試料溶液に損傷毛髪を40℃、10分間浸漬し、ドライヤーで乾燥し、一晩室温で吊るして各試料毛髪を作成した。また、対照として損傷毛髪は水に浸漬し、ドライヤーで乾燥した。

0033

(4)リンスオフ毛髪の作製
損傷毛髪を上記試料溶液に40℃、10分間浸漬し、流水洗浄後、ドライヤーで乾燥し、一晩室温で吊るして各試料毛髪を作成した。また、対照として損傷毛髪は水に浸漬し、流水洗浄後、ドライヤーで乾燥した。

0034

(5)毛髪のハリ・コシの測定方法
上記リーブオン毛髪及びリンスオフ毛髪におけるハリ及びコシは以下の方法で評価した。
即ち、毛髪を1mm間隔に20本並べ、純曲げ試験機KES-FB2を用いて曲げかたさ(ハリ)、曲げ回復性(コシ)を測定した。

0035

(6)まとまり感観察方法
リーブオン毛髪のまとまり感は以下の方法で評価した。
即ち、それぞれの毛束を吊るし、目視で観察し、写真撮影した。

0036

(7)引張強度測定方法
リンスオフ毛髪における引張強度は以下の方法で評価した。
引張試験機オートグラフAG-500Cを用いて毛髪1本あたりの引張強度を測定した。測定に際し、毛髪1本ずつの太さを測定し、断面積あたりの強度を算出した。

0037

2.結果及び実施例の効果
リーブオンの毛髪についての結果を図1(ハリ)及び図2(コシ)に示す。また、リーブオンの毛髪の毛束の写真を図3に示す。図1及び図2に示すように、損傷処理を行うことにより、毛髪のハリ・コシは低下したが、ジュンサイ粘質物溶液3%水溶液に浸漬することにより、ハリ・コシが改善した。また、目視による観察でも、図3に示すように、損傷毛髪は毛髪の広がりが大きいが、ジュンサイ粘質物溶液3%水溶液により、広がりが抑えられた。
リンスオフの毛髪についての結果を図4(ハリ)、図5(コシ)及び図6(引張強度)に示す。図4及び図5に示されるように、ジュンサイ粘質物溶液5%溶液は毛髪のハリ・コシを改善した。また、さらに図6に示されるようにジュンサイ粘質物溶液は毛髪の引張強度を改善した。また、増粘剤であるHECと比較したところ、ジュンサイ粘質物溶液はHECより毛髪の質を改善した。
以上により、ジュンサイの粘質物は、優れた髪質改善剤として使用することができ、毛髪化粧料原料として使用することができることが確認された。

0038

本発明による毛髪化粧料用原料(ジュンサイ粘質物)の配合例を示す。
配合例1:シャンプー
POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム30.0wt%
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド4.0
グリセリン1.0
フェノキシエタノール0.2
安息香酸ナトリウム3.0
メチルパラベン0.1
ジュンサイ粘質物 0.1
乳酸適量
精製水適量
合計 100.0wt%

0039

配合例2:リンス
ジメチコン3.0wt%
グリセリン3.0
セチルアルコール1.5
ステアリルアルコール1.0
流動パラフィン1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム0.7
フェノキシエタノール0.2
メチルパラベン0.1
プロピルパラベン0.1
ジュンサイ粘質物0.1
精製水適量
合計 100.0wt%

0040

配合例3:トリートメント
ベヘントトリモニウムメトサルフェート2.50wt%
セテアリルアルコール2.50
ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル10.00
水添ポリイソブテン5.00
酸化防止剤0.05
ブチレングルコール 5.00
メチルパラベン0.20
ジュンサイ粘質物0.10
精製水適量
合計 100.00wt%

0041

配合例4:ヘアジェル
カルボキシビニルポリマー0.7wt%
ポリビニルピロリドン2.0
グリセリン3.0
エチルアルコール20.0
ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル2.0
ジュンサイ粘質物0.1
香料0.3
キレート剤0.3
水酸化ナトリウム適量
精製水適量
合計 100.0

0042

配合例5:ヘアワックス
ステアリン酸5.0wt%
ミリスチン酸イソプロピル4.0
コハク酸ジ2エチルヘキシル4.0
キャンデリラロウ3.0
マイクロクリスタリンワックス5.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル0.3
高重合ポリエチレングリコール0.3
ジュンサイ粘質物0.5
香料0.3
キレート剤0.1
フェノキシエタノール0.5
水酸化ナトリウム適量
精製水適量
合計 100.0

0043

以上、説明したように、本発明は、ジュンサイ粘質物の新規の用途を見出し、さらに、毛髪のハリ、コシ等を改善する作用を有する新規の髪質改善剤を提供することができる。

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