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技術 集合型煙突の解体方法

出願人 太平電業株式会社
発明者 古市昌久須山尚貴
出願日 2017年5月2日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2017-091688
公開日 2018年11月29日 (1年7ヶ月経過) 公開番号 2018-188859
状態 特許登録済
技術分野 既存建築物への作業 塔;農工業用築物;大型貯蓄容器の建設
主要キーワード 移動架台 飛散防止板 連結梁 集合型 エレベ 所定段 切断撤去 大型クレーン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年11月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、集合型煙突の解体方法を提供する。

解決手段

集煙部を撤去した後、筒身2の上部を筒身ブロック2aに切断し、次いで、筒身ブロック2aを、下端縁切りしたエレベータシャフト1を中心として回転させ、次いで、筒身ブロック2aを外方に移動させ、次いで、エレベータシャフト1の下部を切断し、撤去し、次いで、エレベータシャフト1を吊り下ろし、そして、筒身ブロック2aを吊り下ろす工程を繰り返し行う。

概要

背景

煙突解体方法の一例が特許文献1に開示されている。この煙突は、鉄塔支持型煙突である。この煙突の解体方法を従来解体方法といい、図面を参照しながら説明する。

図17は、従来解体方法を示す説明図であり、(a)は、筒身11Aを撤去した図、(b)は、筒身11Bを撤去した図、(c)は、クローラクレーンにより鉄塔の中間部12Bを撤去した後、筒身11Cと筒身11Dを撤去した図、(d)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(e)は、筒身11Eから筒身11Iを撤去した図、(f)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(g)は、筒身の頂部を解体する図である。

従来解体方法は、以下の工程からなっている。

(第1の筒身部分解体工程)
先ず、図17(a)に示すように、筒身11を部分解体する。すなわち、鉄塔12の第2支持点S2にジャッキ15を取り付け、ジャッキ15により筒身11を支持しつつ筒身11の下端部を切断位置20で所定長さだけ切断し、切断した筒身11Aを搬送台車21に搭載して撤去した後、筒身11をジャッキダウンする。この際、安定に自立している鉄塔12に設けられているガイドローラ16によって筒身11のジャッキダウンを支持案内することによって、ジャッキダウン作業を容易にかつ安全に行うことができる。なお、図中の17、18は、補強材、22は、搬送台車21が走行するためのレールである。そして、上記のような、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンを行って、図17(b)に示すように、筒身11Bを切断撤去して、筒身11をほぼ第4支持点S4の高さとなるまで解体する。

(鉄塔の中間部解体工程)
次に、鉄塔12の上部12Aを筒身11に保持させた状態で、図17(b)に示すように、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の中間部12Bを解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の上部12Aは、第3支持点S3と第4支持点S4の間の部分であり、鉄塔12の中間部12Bは、第2支持点S2と第3支持点S3の間の部分である。

(第2の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図17(c)に示すように、筒身11C、11Dを切断撤去して、鉄塔12の上部12Aが鉄塔12の下部12Cに近づく位置になるまで解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の下部12Cは、第2支持点S2から下方の部分である。

(鉄塔の上部解体工程)
次に、図17(d)に示すように、ジャッキ15による筒身11の吊り位置を変え、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の上部12Aを解体撤去する。

(第3の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程及び第2の筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図17(d)、図17(e)、図17(f)に示すように、筒身11Eから11Mを順次切断撤去する。

(鉄塔の下部解体工程)
最後に、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の下部12Cと、残った筒身11を解体撤去する。これによって、図17(g)に示すように、鉄塔支持型煙突10の解体が完了する。

概要

大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、集合型煙突の解体方法を提供する。集煙部を撤去した後、筒身2の上部を筒身ブロック2aに切断し、次いで、筒身ブロック2aを、下端を縁切りしたエレベータシャフト1を中心として回転させ、次いで、筒身ブロック2aを外方に移動させ、次いで、エレベータシャフト1の下部を切断し、撤去し、次いで、エレベータシャフト1を吊り下ろし、そして、筒身ブロック2aを吊り下ろす工程を繰り返し行う。(a)

目的

従って、この発明の目的は、大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、集合型煙突の解体方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

エレベータシャフトと、前記エレベータシャフトの周囲に構築された複数本筒身とからなり、前記筒身同士は、所定高さ毎に連結梁により連結され、頂部には、前記筒身を集合させることによって集煙部が形成されている、集合型煙突解体方法において、下記(a)工程から(n)工程、(a)前記集煙部を撤去する。(b)前記エレベータシャフトの上部に、前記エレベータシャフトを中心として前記筒身方向に延びるレールを設置する。(c)前記レールに、前記筒身の上部を切断したものからなる筒身ブロックを吊り下ろす第1ジャッキを備えた移動架台を設置する。(d)所定高さの前記連結梁に、ターンテーブルにより前記エレベータシャフトを中心として回転可能な、前記エレベータシャフトを昇降させる第2ジャッキを設置する。(e)前記エレベータシャフトの下端縁切りする。(f)前記移動架台に前記筒身を仮吊りした状態で、前記筒身の上部を切断する。(g)前記第2ジャッキにより前記エレベータシャフトを、前記筒身ブロック、前記レール、および、前記第1ジャッキを備えた前記移動架台とともに回転させる。(h)前記移動架台を前記第1ジャッキとともに前記レールに沿って外方に移動させる。(i)前記筒身ブロックを前記第1ジャッキに吊り替える。(j)前記エレベータシャフトの下部を切断し、撤去する。(k)前記第2ジャッキにより前記エレベータシャフトを、前記レール、および、前記筒身ブロックを吊り下げた前記第1ジャッキを備えた前記移動架台とともに下降させる。(l)前記第1ジャッキにより前記筒身ブロックを地上まで吊り下ろす。(m)前記移動架台を前記第1ジャッキとともに内方に移動させる。(n)前記エレベータシャフトを、前記レール、および、前記第1ジャッキを備えた前記移動架台とともに元の位置に回転させる。を備え、前記(f)工程から前記(n)工程を繰り返し行うことを特徴とする、集合型煙突の解体方法。

請求項2

前記筒身は、3本からなっていることを特徴とする、請求項1に記載の、集合型煙突の解体方法。

請求項3

前記第1ジャッキおよび前記第2ジャッキは、ワイヤジャッキング装置からなることを特徴とする、請求項1または2に記載の、集合型煙突の解体方法。

技術分野

0001

この発明は、集合型煙突解体方法、特に、大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、集合型煙突の解体方法に関するものである。

背景技術

0002

煙突の解体方法の一例が特許文献1に開示されている。この煙突は、鉄塔支持型煙突である。この煙突の解体方法を従来解体方法といい、図面を参照しながら説明する。

0003

図17は、従来解体方法を示す説明図であり、(a)は、筒身11Aを撤去した図、(b)は、筒身11Bを撤去した図、(c)は、クローラクレーンにより鉄塔の中間部12Bを撤去した後、筒身11Cと筒身11Dを撤去した図、(d)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(e)は、筒身11Eから筒身11Iを撤去した図、(f)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(g)は、筒身の頂部を解体する図である。

0004

従来解体方法は、以下の工程からなっている。

0005

(第1の筒身部分解体工程)
先ず、図17(a)に示すように、筒身11を部分解体する。すなわち、鉄塔12の第2支持点S2にジャッキ15を取り付け、ジャッキ15により筒身11を支持しつつ筒身11の下端部を切断位置20で所定長さだけ切断し、切断した筒身11Aを搬送台車21に搭載して撤去した後、筒身11をジャッキダウンする。この際、安定に自立している鉄塔12に設けられているガイドローラ16によって筒身11のジャッキダウンを支持案内することによって、ジャッキダウン作業を容易にかつ安全に行うことができる。なお、図中の17、18は、補強材、22は、搬送台車21が走行するためのレールである。そして、上記のような、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンを行って、図17(b)に示すように、筒身11Bを切断撤去して、筒身11をほぼ第4支持点S4の高さとなるまで解体する。

0006

(鉄塔の中間部解体工程)
次に、鉄塔12の上部12Aを筒身11に保持させた状態で、図17(b)に示すように、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の中間部12Bを解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の上部12Aは、第3支持点S3と第4支持点S4の間の部分であり、鉄塔12の中間部12Bは、第2支持点S2と第3支持点S3の間の部分である。

0007

(第2の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図17(c)に示すように、筒身11C、11Dを切断撤去して、鉄塔12の上部12Aが鉄塔12の下部12Cに近づく位置になるまで解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の下部12Cは、第2支持点S2から下方の部分である。

0008

(鉄塔の上部解体工程)
次に、図17(d)に示すように、ジャッキ15による筒身11の吊り位置を変え、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の上部12Aを解体撤去する。

0009

(第3の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程及び第2の筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図17(d)、図17(e)、図17(f)に示すように、筒身11Eから11Mを順次切断撤去する。

0010

(鉄塔の下部解体工程)
最後に、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の下部12Cと、残った筒身11を解体撤去する。これによって、図17(g)に示すように、鉄塔支持型煙突10の解体が完了する。

先行技術

0011

特許第4559313号公報
特許第5563697号公報

発明が解決しようとする課題

0012

上記従来解体方法によれば、煙突の高さ相当の超大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を安全かつ確実に解体することができるが、高所部分の鉄塔12A、12Bの撤去に大型クレーンを必要とするといった問題があった。

0013

従って、この発明の目的は、大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、集合型煙突の解体方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0014

この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。

0015

請求項1記載の発明は、エレベータシャフトと、前記エレベータシャフトの周囲に構築された複数本の筒身とからなり、前記筒身同士は、所定高さ毎に連結梁により連結され、頂部には、前記筒身を集合させることによって集煙部が形成されている、集合型煙突の解体方法において、下記(a)工程から(n)工程、
(a)前記集煙部を撤去する。
(b)前記エレベータシャフトの上部に、前記エレベータシャフトを中心として前記筒身方向に延びるレールを設置する。
(c)前記レールに、前記筒身の上部を切断したものからなる筒身ブロックを吊り下ろす第1ジャッキを備えた移動架台を設置する。
(d)所定高さの前記連結梁に、ターンテーブルにより前記エレベータシャフトを中心として回転可能な、前記エレベータシャフトを昇降させる第2ジャッキを設置する。
(e)前記エレベータシャフトの下端を縁切りする。
(f)前記移動架台に前記筒身を仮吊りした状態で、前記筒身の上部を切断する。
(g)前記第2ジャッキにより前記エレベータシャフトを、前記筒身ブロック、前記レール、および、前記第1ジャッキを備えた前記移動架台とともに回転させる。
(h)前記移動架台を前記第1ジャッキとともに前記レールに沿って外方に移動させる。
(i)前記筒身ブロックを前記第1ジャッキに吊り替える。
(j)前記エレベータシャフトの下部を切断し、撤去する。
(k)前記第2ジャッキにより前記エレベータシャフトを、前記レール、および、前記筒身ブロックを吊り下げた前記第1ジャッキを備えた前記移動架台とともに下降させる。
(l)前記第1ジャッキにより前記筒身ブロックを地上まで吊り下ろす。
(m)前記移動架台を前記第1ジャッキとともに内方に移動させる。
(n)前記エレベータシャフトを、前記レール、および、前記第1ジャッキを備えた前記移動架台とともに元の位置に回転させる。
を備え、前記(f)工程から前記(n)工程を繰り返し行うことに特徴を有するものである。

0016

請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記筒身は、3本からなっていることに特徴を有するものである。

0017

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1ジャッキおよび前記第2ジャッキは、ワイヤジャッキング装置からなることに特徴を有するものである。

発明の効果

0018

この発明によれば、集煙部を撤去した後、筒身の上部を筒身ブロックに切断し、次いで、筒身ブロックを、下端を縁切りしたエレベータシャフトを中心として回転させ、次いで、筒身ブロックを外方に移動させ、次いで、エレベータシャフトの下部を切断し、撤去し、次いで、エレベータシャフトを吊り下ろし、そして、筒身ブロックを吊り下ろす工程を繰り返し行うことによって、大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる。

図面の簡単な説明

0019

集合型煙突を示す正面図である。
図1(a)のX−X線断面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、レール、第1ジャッキを備えた移動架台および第2ジャッキを設置した後、8段目の筒身を切断するとともに、エレベータシャフトの下端を縁切りする工程を示す平面図である。
集合型煙突の解体方法によって、レール、第1ジャッキを備えた移動架台および第2ジャッキを設置した後、8段目の筒身を切断するとともに、エレベータシャフトの下端を縁切りする工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキによりエレベータシャフトを、レール、および、第1ジャッキを備えた、8段目の筒身ブロックを仮吊りした移動架台とともに若干、上昇させた後、回転させる工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキによりエレベータシャフトを、レール、および、第1ジャッキを備えた、8段目の筒身ブロックを仮吊りした移動架台とともに若干、上昇させた後、回転させる工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、移動架台を第1ジャッキとともにレールに沿って外方に移動させる工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、移動架台を第1ジャッキとともにレールに沿って外方に移動させる工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、エレベータシャフトの下部を切断し、撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、エレベータシャフトの下部を切断し撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキによりエレベータシャフトを、レール、および、8段目の筒身ブロックを吊り下げた第1ジャッキを備えた移動架台とともに下降させる工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキによりエレベータシャフトを、レール、および、8段目の筒身ブロックを吊り下げた第1ジャッキを備えた移動架台とともに下降させる工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第1ジャッキにより8段目の筒身ブロックを地上まで吊り下ろす工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第1ジャッキにより8段目の筒身ブロックを地上まで吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、移動架台を第1ジャッキとともに内方に移動させるとともに、エレベータシャフトを元の位置に回転させる工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、移動架台を第1ジャッキとともに、内方に移動させるとともにエレベータシャフトを元の位置に回転させる工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキを下段の連結梁に据え替えた後、7段目の筒身を切断するとともに、エレベータシャフトの下部を切断し、撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキを下段の連結梁に据え替えた後、7段目の筒身を切断するとともに、エレベータシャフトの下部を切断し、撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、2段目の筒身を切断後、2段目の筒身ブロックを回転させ、この後、外方に移動させ、エレベーの下部を切断し、撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、2段目の筒身を切断後、2段目の筒身ブロックを回転させ、この後、外方に移動させ、エレベーの下部を切断し、撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、エレベータシャフトを2段目の筒身ブロックとともに下降させる工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、エレベータシャフトを2段目の筒身ブロックとともに下降させる工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、2段目の筒身ブロックを撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、2段目の筒身ブロックを撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、レール、および、第1ジャッキを備えた移動架台を撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、レール、および、第1ジャッキを備えた移動架台を撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、エレベータシャフトを全て撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、エレベータシャフトを全て撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキを撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、第2ジャッキを撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、1段目の筒身ブロックを撤去する工程を示す平面図である。
この発明の、集合型煙突の解体方法によって、1段目の筒身ブロックを撤去する工程を示す正面図である。
従来解体方法により筒身11Aを撤去した図である。
従来解体方法により筒身11Bを撤去した図である。
従来解体方法によりクローラクレーンにより鉄塔の中間部12Bを撤去した後、筒身11Cと筒身11Dを撤去した図である。
従来解体方法によりジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図である。
従来解体方法により筒身11Eから筒身11Iを撤去した図である。
従来解体方法によりジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図である。
従来解体方法により筒身の頂部を解体する図である。

実施例

0020

この発明の、集合型煙突の解体方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。

0021

図1(a)は、集合型煙突の正面図、図1(b)は、図1(a)のX−X線断面図、図2(a)、(b)から図16(a)、(b)は、この発明の、集合型煙突の解体方法を示す工程図である。

0022

図1(a)、(b)から図16(a)、(b)において、1は、エレベータシャフト、2は、エレベータシャフト1の周囲に構築された複数本の筒身である。この例では、筒身は、3本であり、120°間隔で配されている。筒身2同士は、地上から所定高さ毎に1段目の連結梁3a、2段目の連結梁3b、3段目の連結梁3c、4段目の連結梁3d、5段目の連結梁3e、6段目の連結梁3f、7段目の連結梁3g、8段目の連結梁3hにより連結されている。連結梁を3aから3hにより連結されている筒身の1段目をA、2段目をB、3段目をC、4段目をD、5段目をE、6段目をF、7段目をG、8段目をHという。また、切断された各段の筒身を筒身ブロック2aという。

0023

4は、煙突の頂部に形成された集煙部であり、筒身2を集合させることによって構成されている。

0024

5は、6段目の連結梁3fに設置された第2ジャッキであり、エレベータシャフト1を筒身ブロック2a、および、後述するレール、第1ジャッキを備えた移動架台とともに昇降させる。第2ジャッキ5は、複数個、ターンテーブル6上に設置され、エレベータシャフト1を中心として水平回転可能になっている。第2ジャッキ5としては、例えば、特許文献2に記載のジャッキを使用する。なお、第2ジャッキ5の設置位置は、6段目の連結梁3fに限定されない。

0025

7は、各段の連結梁3aから3h間に設置された作業用エレベータである。

0026

8は、集煙部4が撤去されたエレベータシャフト1の上部に設置されたレールであり、エレベータシャフト1を中心として120°間隔で筒身2方向に水平に延びている。なお、エレベータシャフト1は、レール8、および、後述する第1ジャッキ10を備えた移動架台9の設置、および、筒身ブロック2aの吊り下ろし等の作業が可能になるように、所定段の筒身2の撤去の毎に補強される。

0027

9は、レール8に設置された、レール8上を走行可能な移動架台である。移動架台9には、筒身ブロック2aを吊り下ろす第1ジャッキ10が設置されている。第1ジャッキ10としては、第2ジャッキ5と同様に、特許文献2に記載のジャッキを使用する。

0028

31は、各段の連結梁3aから3hに設置したガイドローラであり、昇降時のエレベータシャフト1をガイドする。

0029

次に、この発明による、集合型煙突の解体方法について説明する。

0030

先ず、図1(a)に示すように、煙突の頂部に足場32を組んで、集煙部4を切断し、撤去する。集煙部4の撤去は、集煙部4の切断片を筒身2内に投棄することにより行う。投棄された切断片は、筒身2の地上部分に形成した開口部(図示せず)から回収する。

0031

次に、図1(a)、図2(a)、(b)に示すように、エレベータシャフト1の上部にレール8を水平に設置し、レール8に、筒身ブロック2aを吊り下ろす第1ジャッキ10を備えた移動架台9を設置し、6段目の連結梁3fに第2ジャッキ5を設置する。

0032

次に、同図に示すように、エレベータシャフト1の下端を縁切りし、移動架台9に筒身2を連結部材(図示せず)を介して仮吊りした状態で、筒身2の最上段、すなわち、8段目の筒身Hを筒身ブロック2aに切断する。この際、7段目の連結梁3gの周囲には、切断片の飛散を防止するための飛散防止板33を設置する。

0033

次に、図3(a)、(b)に示すように、第2ジャッキ5によりエレベータシャフト1を、レール8、および、第1ジャッキ10を備えた、8段目の筒身ブロック2aを仮吊りした移動架台9とともに若干、上昇させた後、60°回転させる。

0034

次に、図4(a)、(b)に示すように、移動架台9を第1ジャッキ10とともにレール8に沿って外方に移動させる。この際、8段目の連結梁3hを切断して、後述する8段目の筒身ブロック2aを吊り下ろす際の連結梁3hの干渉を阻止する。

0035

次に、図5(a)、(b)に示すように、筒身ブロック2aを第1ジャッキ10に吊り替え、エレベータシャフト1の下部を切断し、撤去する。

0036

次に、図6(a)、(b)に示すように、第2ジャッキ5によりエレベータシャフト1を、レール8、および、8段目の筒身ブロック2aを吊り下げた第1ジャッキ10を備えた移動架台9とともに下降させる。

0037

次に、図7(a)、(b)に示すように、第1ジャッキ10により8段目の筒身ブロック2aを地上まで吊り下ろす。この際、筒身ブロック2aが風で煽られないように、ワイヤ34によりガイドしながら吊り下ろす。

0038

次に、図8(a)、(b)に示すように、移動架台9を第1ジャッキ10とともに内方に移動させ、エレベータシャフト1を、レール8、および、第1ジャッキ10を備えた移動架台9とともに元の位置に回転させる。この際、飛散防止板33を6段目の連結梁3fに盛り替える。飛散防止板33は、以下の各段においても順次、盛り替える。

0039

次に、図9(a)、(b)に示すように、第2ジャッキ5を5段目の連結梁3eに据え替えた後、7段目の筒身Gを切断するとともに、エレベータシャフト1の下部を切断し、撤去する。

0040

上記工程を繰り返し行って、3段目の筒身Cまで撤去したら、図10(a)、(b)に示すように、2段目の筒身Bを切断後、エレベータシャフト1を2段目の筒身ブロック2aとともに回転させ、この後、外方に移動させる。次いで、エレベータシャフト1の下部を切断し、撤去する。この際、エレベータシャフト1をガイドするジャッキ35を設置して、エレベータシャフト1の下降を安定化させる。

0041

次に、図11(a)、(b)に示すように、エレベータシャフト1を2段目の筒身ブロック2aとともに下降させる。この場合もワイヤ36によりガイドしながら吊り下ろす。

0042

次に、図12(a)、(b)に示すように、2段目Bの筒身ブロック2aを撤去する。

0043

次に、図13(a)、(b)に示すように、レール8、および、第1ジャッキ10を備えた移動架台9を撤去する。

0044

次に、図14(a)、(b)に示すように、エレベータシャフト1を全て撤去する。

0045

次に、図15(a)、(b)に示すように、第2ジャッキ5を撤去する。

0046

そして、図16(a)、(b)に示すように、最下段である1段目の筒身A、すなわち、1段目の筒身ブロック2aを撤去して、集合型煙突の解体が終了する。

0047

以上、説明したように、この発明によれば、集煙部4を撤去した後、筒身2の上部を筒身ブロック2aに切断し、次いで、筒身ブロック2aを、下端を縁切りしたエレベータシャフト1を中心として回転させ、次いで、筒身ブロック2aを外方に移動させ、次いで、エレベータシャフト1の下部を切断し、撤去し、次いで、エレベータシャフト1を吊り下ろし、そして、筒身ブロック2aを吊り下ろす工程を繰り返し行うことによって、大型クレーンを使用することなく、集合型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる。

0048

1:エレベータシャフト
2:筒身
2a:筒身ブロック
3aから3h:連結梁
4:集煙部
5:第2ジャッキ
6:ターンテーブル
7:作業用エレベータ
8:レール
9:移動架台
10:第1ジャッキ
31:ガイドローラ
32:足場
33:飛散防止板
34:ワイヤ
35:ジャッキ
36:ワイヤ

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