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技術 振動型リニアアクチュエータ、体毛処理機及び振動型リニアアクチュエータの製造方法

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 村上智亮小林昇井上弘幹森口雅嗣
出願日 2017年4月19日 (3年0ヶ月経過) 出願番号 2017-082964
公開日 2018年11月15日 (1年5ヶ月経過) 公開番号 2018-182978
状態 未査定
技術分野 乾式カミソリ及びバリカン 往復動・振動型電動機
主要キーワード 磁性ブロック 連結バネ ガイド柱 溶着位置 電動バリカン 性能ばらつき 振動性能 電動シェーバ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年11月15日)のものです。
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図面 (11)

課題

部品個体差があったとしても、永久磁石コアとの位置決めの正確性を高めて、振動型リニアアクチュエータの個体ごとの性能ばらつきを抑制する。

解決手段

振動型リニアアクチュエータ100は、電磁石電磁部210)を有する電磁コアブロック200と、電磁石に対して所定の間隔をあけて対向するように永久磁石301、302を保持する磁性ブロック300とを備えている。電磁コアブロックは、電磁石をなすコア240及びコイルボビン220と、これらを保持する基台250とを一体的に備えている。磁性ブロックは、永久磁石301、302と、永久磁石を揺動自在に保持するとともに、電磁コアブロックを保持するフレーム400とを備えている。フレームには、永久磁石と電磁石との位置関係が調整されるように電磁コアブロックを案内するためのガイド部450が形成されており、ガイド部内で基台がフレームに固定されている。

概要

背景

従来、電動バリカン及び電動シェーバーなどには、可動刃振動させるための振動型リニアアクチュエータが備えられている。振動型リニアアクチュエータには、コアコイルボビン及び巻線を備えた電磁石である固定子と、固定子に対して可動する可動子とが設けられている。ここで、コアには外方に突出した複数の突部が形成されており、この突部を、可動子と一体化された支持部に嵌め込むことで、可動子が保持している永久磁石とコアとを位置決めしている。

概要

部品個体差があったとしても、永久磁石とコアとの位置決めの正確性を高めて、振動型リニアアクチュエータの個体ごとの性能ばらつきを抑制する。振動型リニアアクチュエータ100は、電磁石(電磁部210)を有する電磁コアブロック200と、電磁石に対して所定の間隔をあけて対向するように永久磁石301、302を保持する磁性ブロック300とを備えている。電磁コアブロックは、電磁石をなすコア240及びコイルボビン220と、これらを保持する基台250とを一体的に備えている。磁性ブロックは、永久磁石301、302と、永久磁石を揺動自在に保持するとともに、電磁コアブロックを保持するフレーム400とを備えている。フレームには、永久磁石と電磁石との位置関係が調整されるように電磁コアブロックを案内するためのガイド部450が形成されており、ガイド部内で基台がフレームに固定されている。

目的

本発明は、部品に個体差があったとしても、永久磁石とコアとの位置決めの正確性を高めて、振動型リニアアクチュエータの個体ごとの性能ばらつきを抑制することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電磁石を有する電磁コアブロックと、前記電磁石に対して所定の間隔をあけて対向するように永久磁石を保持する磁性ブロックとを備え、前記電磁コアブロックは、前記電磁石をなすコア及びコイルボビンと、前記コア及びコイルボビンを保持する基台とを一体的に備え、前記磁性ブロックは、前記永久磁石と、前記永久磁石を揺動自在に保持するとともに、前記電磁コアブロックを保持するフレームとを備え、前記フレームには、前記永久磁石と前記電磁石との位置関係が調整されるように前記電磁コアブロックを案内するためのガイド部が形成されており、前記ガイド部内で前記基台が前記フレームに固定されている振動型リニアアクチュエータ

請求項2

前記コアには、前記ガイド部による案内方向に対して交差する方向に突出した第一爪部が形成されており、前記基台には、前記第一爪部に係合して前記コアの前記案内方向における移動を規制するように前記交差する方向に吐出した第二爪部と、前記第一爪部を、前記第二爪部に係合する係合位置まで案内する係合経路とが形成されている請求項1に記載の振動型リニアアクチュエータ。

請求項3

前記コイルボビンには、前記コアと前記基台との間に嵌合して、前記第一爪部が前記係合位置から移動しないように当該コアの移動を規制する規制突起が形成されている請求項2に記載の振動型リニアアクチュエータ。

請求項4

請求項1〜3のいずれか一項に記載の振動型リニアアクチュエータと、前記振動型リニアアクチュエータに接続された可動刃とを備える体毛処理機。

請求項5

請求項1〜3のいずれか一項に記載の振動型リニアアクチュエータの製造方法であって、前記コア及び前記コイルボビンを前記基台に組み付けることで前記電磁コアブロックを組み立ててから、当該電磁コアブロックを前記フレームの前記ガイド部によって案内させることで、前記永久磁石と前記電磁石との位置関係を調整した後に、前記基台を前記ガイド部内で前記フレームに固定する振動型リニアアクチュエータの製造方法。

技術分野

0001

本発明は、振動型リニアアクチュエータ体毛処理機及び振動型リニアアクチュエータの製造方法に関する。

背景技術

0002

従来、電動バリカン及び電動シェーバーなどには、可動刃振動させるための振動型リニアアクチュエータが備えられている。振動型リニアアクチュエータには、コアコイルボビン及び巻線を備えた電磁石である固定子と、固定子に対して可動する可動子とが設けられている。ここで、コアには外方に突出した複数の突部が形成されており、この突部を、可動子と一体化された支持部に嵌め込むことで、可動子が保持している永久磁石とコアとを位置決めしている。

先行技術

0003

特開2009−268251号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、各部品個体差によって寸法にばらつきが生じているのが実状であり、単にコアの突部を支持部に嵌め込んだとしても、永久磁石とコアとの位置決めにもばらつきが発生してしまう。永久磁石とコアとの位置関係ばらつくと、振動型リニアアクチュエータの個体ごとの性能ばらつきの原因となる。

0005

そこで、本発明は、部品に個体差があったとしても、永久磁石とコアとの位置決めの正確性を高めて、振動型リニアアクチュエータの個体ごとの性能ばらつきを抑制することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る振動型リニアアクチュエータは、電磁石を有する電磁コアブロックと、電磁石に対して所定の間隔をあけて対向するように永久磁石を保持する磁性ブロックとを備え、電磁コアブロックは、電磁石をなすコア及びコイルボビンと、コア及びコイルボビンを保持する基台とを一体的に備え、磁性ブロックは、永久磁石と、永久磁石を揺動自在に保持するとともに、電磁コアブロックを保持するフレームとを備え、フレームには、永久磁石と電磁石との位置関係が調整されるように電磁コアブロックを案内するためのガイド部が形成されており、ガイド部内で基台がフレームに固定されている。

0007

また、本発明の一態様に係る体毛処理機は、上記振動型リニアアクチュエータと、振動型リニアアクチュエータに接続された可動刃とを備える。

0008

また、本発明の一態様に係る振動型アクチュエータの製造方法は、上記振動型リニアアクチュエータの製造方法であって、コア及びコイルボビンを基台に組み付けることで電磁コアブロックを組み立ててから、当該電磁コアブロックをフレームのガイド部によって案内させることで、永久磁石と電磁石との位置関係を調整した後に、基台をガイド部内でフレームに固定する。

発明の効果

0009

本発明によれば、部品に個体差があったとしても、永久磁石とコアとの位置決めの正確性を高めることができ、振動型リニアアクチュエータの個体ごとの性能ばらつきを抑制することができる。

図面の簡単な説明

0010

図1は、実施の形態に係る体毛処理機の概略構成を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す斜視図である。
図3は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す正面図である。
図4は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す側面図である。
図5は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す背面図である。
図6は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す分解斜視図である。
図7は、実施の形態に係るコアと基台との組立前の状態を示す分解斜視図である。
図8は、実施の形態に係るコアと基台との組み立て後の状態を示す部分断面図である。
図9は、実施の形態に係る磁性ブロックの組立方法の一工程を示す斜視図である。
図10は、図9と同工程での実施の形態に係る電磁コアブロックの状態を示す部分断面図である。

実施例

0011

以下では、本発明の実施の形態に係る体毛処理機及び振動型リニアアクチュエータについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。

0012

また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。

0013

[体毛処理機]
まず、実施の形態に係る体毛処理機について説明する。図1は、実施の形態に係る体毛処理機1の概略構成を示す斜視図である。体毛処理機1は、例えば電動バリカンであり、ケース2と、ブレードユニット3と、スイッチ4とを備えている。ケース2には、ブレードユニット3を駆動するための振動型リニアアクチュエータ100(図2等参照)が収容されている。

0014

ブレードユニット3は、ケース2の先端部分に取り付けられている。ブレードユニット3は、髪をカットする役割を持つ。具体的には、ブレードユニット3は、固定刃31及び可動刃32を含む。固定刃31は、ケース2の先端部分に固定されている。可動刃32は、振動型リニアアクチュエータ100の出力軸500(図2等参照)に接続されている。また、固定刃31及び可動刃32は、対向する面で相互に接触している。可動刃32は、振動型リニアアクチュエータ100により、固定刃31に対して往復運動する。この往復運動によってブレードユニット3が髪をカットする。

0015

[振動型リニアアクチュエータ]
次に、振動型リニアアクチュエータ100について詳細に説明する。

0016

図2は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す正面図である。図4は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す側面図である。図5は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す背面図である。図6は、実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータの概略構成を示す分解斜視図である。

0017

なお、図2図6では、X軸方向を可動刃32の振動方向とし、Y軸方向を可動刃32と固定刃31との並び方向とし、Z軸方向を出力軸500の軸方向とした三次元直交座標系で各部を図示している。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。

0018

図2図6に示す振動型リニアアクチュエータ100は、電磁コアブロック200と、磁性ブロック300とを備えている。

0019

[電磁コアブロック]
電磁コアブロック200は、電磁石をなす電磁部210と、電磁部210を保持する基台250とを備えている。

0020

電磁部210は、コイルボビン220と、コイル230と、コア240とを備えている。

0021

図6に示すように、コイルボビン220は、絶縁体によって角筒状に形成されている。このコイルボビン220には、導電性のコイル230が巻き付けられている。コイルボビン220の下端部には、コア240と基台250との相対的な移動を規制する規制突起221が形成されている。具体的には、規制突起221は、コイルボビン220の下端部における一縁辺に形成されている。規制時における規制突起221と、各部との位置関係については、後述する。

0022

図7は、実施の形態に係るコア240と基台250との組立前の状態を示す分解斜視図である。図8は、実施の形態に係るコア240と基台250との組み立て後の状態を示す部分断面図である。なお、図8においては、電磁部210におけるコイルボビン220とコイル230との外形二点鎖線で示している。

0023

図7及び図8に示すように、コア240は、基部241と、三本の柱部242、243、244と、二本の脚部245、246とを備えており、これらが磁性体によって一体的に形成されている。

0024

基部241は、平板状に形成されており、この基部241の上面には、三本の柱部242、243、244が所定の間隔をあけて設けられている。他方、基部241の下面には、二本の脚部245、246が所定の間隔をあけて設けられている。三本の柱部242、243、244のうち、両端の柱部242、244は、二本の脚部245、246に対して上下方向(Z軸方向)で対向している。また、中央の柱部243には、コイルボビン220が取り付けられる。この状態で、コイル230に交流電流が供給されると、コア240の各柱部242、243、244には磁力が発生する。ここで、コイル230には交流電流が供給されているので、各柱部242、243、244の先端面242a、243a、244aでは、N極とS極とが周期的に入れ替わることになる。

0025

また、二本の脚部245、246のそれぞれの外側面には、Z軸方向に交差するように外方に向けて突出した複数の第一爪部247が形成されている。具体的には、複数の第一爪部247は、Y軸方向に所定の間隔をあけて配置されて、X軸方向に沿って突出している。

0026

基台250は、例えば絶縁体から形成されており、コア240を支持する台座260と、台座260から立設する四本のガイド柱270とを一体的に備えている。

0027

台座260には、コア240の二本の脚部245、246を係止する係止部261が形成されている。具体的には、係止部261は、二本の脚部245、246が挿通される挿通部262と、コア240の基部241を下方から支持する支持部263とを備えている。挿通部262内においては、二本の脚部245、246の各第一爪部247のZ軸方向の経路となる複数のスリット264が形成されている。複数のスリット264は、Z軸方向に貫通している。複数のスリット264の間の部分は、第二爪部265である。複数の第二爪部265は、Z軸方向に交差するように内方に向けて突出している。具体的には、複数の第二爪部265は、Y軸方向に所定の間隔をあけて配置されて、X軸方向に沿って突出している。

0028

図8に示すように、複数の第二爪部265の下方には、各第一爪部247の水平方向の経路となる空間266が形成されている。組立時に複数の第一爪部247が空間266内を水平方向に移動する際には、コア240の基部241も支持部263の上面に沿って移動する。この移動によって、複数の第一爪部247と複数の第二爪部265とが対向することで、第二爪部265が第一爪部247に係合した状態となる。この第一爪部247が第二爪部265に係合する位置を係合位置とする。係合位置まで第一爪部247を案内する係合経路は、スリット264と空間266とによって形成されている。つまり、基台250には、係合経路が形成されている。

0029

第二爪部265が第一爪部247に係合した状態では、コア240が第二爪部265と支持部263とによってロックされるため、コア240の上下方向への移動が規制されている。この状態で、コイルボビン220がコア240に組み付けられると、コア240と基台250との間に規制突起221が嵌合する。具体的には、規制突起221は、コア240の基部241と、基台250の台座260との、Y軸方向における間に嵌合する。これにより、規制突起221は、第一爪部247が係合位置から移動しないようにコア240の移動を規制している。

0030

四本のガイド柱270は、上面視で仮想的な矩形の各角部に対応する位置に配置されている。四本のガイド柱270は、Z軸方向に沿うように台座260から立設している。四本のガイド柱270は、後述する磁性ブロック300に備わるフレーム400によって案内される部位である。

0031

[磁性ブロック]
図2図6に示すように、磁性ブロック300は、フレーム400と、出力軸500と、一対の永久磁石301、302と、一対のバックヨーク303、304と、一対の305、306と、接続部309とを備えている。

0032

フレーム400は、出力軸500と、一対の永久磁石301、302と、一対のバックヨーク303、304と、一対の錘305、306と、接続部309とを保持するとともに、電磁コアブロック200を保持する。具体的には、フレーム400は、例えば樹脂により一体成形されており、互いに異なる位相で揺動する第一保持部410及び第二保持部420と、第一保持部410及び第二保持部420を連結する一対の連結バネ431、432と、電磁コアブロック200を保持する第三保持部440とを備えている。

0033

第一保持部410は、一組の永久磁石301、バックヨーク303及び錘305と、出力軸500とを保持している。具体的には、第一保持部410は、X軸方向に延在する長尺板状の第一固定部411と、第一固定部411の両端部から垂れ下がり、第三保持部440に連結された一対の第一バネ部412、413とを備えている。

0034

第一固定部411には、下方から永久磁石301、バックヨーク303、出力軸500という順でこれらが載置されて、ネジ止めされている。具体的には、第一固定部411には、長板状の永久磁石301を第一固定部411とで挟んで固定するように、バックヨーク303がネジ止めされている。この第一固定部411を介して、永久磁石301と電磁部210とが上下方向に所定の間隔をあけて対向している。

0035

出力軸500は、本体部510と、軸部520と、錘支持部530とを備えている。

0036

本体部510は、第一固定部411に連結される部位であり、クランク状に形成されている。本体部510の中央部には、開口部511が形成されている。

0037

軸部520は、本体部510の上側の一端部から上方に向けて突出した略円柱状の部位である。この軸部520には、可動刃32が接続されているので、第一保持部410の揺動に連動して可動刃32も連動することになる。

0038

錘支持部530は、本体部510の他端部から下方に向けて垂れ下がった部位である。この錘支持部530は、錘305を支持している。

0039

第二保持部420は、他の組の永久磁石302、バックヨーク304及び錘306を保持している。また、錘306は、接続部309を介してバックヨーク304に接続されている。

0040

第二保持部420は、X軸方向に延在する長尺板状の第二固定部421と、第二固定部421の両端部から垂れ下がり、第三保持部440に連結された一対の第二バネ部422、423とを備えている。第二保持部420は、第一保持部410に対してY軸方向で隣り合っている。

0041

第二固定部421には、下方から永久磁石302、バックヨーク304、接続部309及び錘306という順でこれらが載置されて、ネジ止めされている。具体的には、第二固定部421には、長板状の永久磁石302を第二固定部421とで挟んで固定するように、バックヨーク304がネジ止めされている。この第二固定部421を介して、永久磁石302と電磁部210とが上下方向に所定の間隔をあけて対向している。なお、永久磁石301と永久磁石302とは、互いの極性反転するように配置されている。例えば、X軸方向において、永久磁石301の負側端部がN極、正側端部がS極の場合、永久磁石302の負側端部がS極、正側端部がN極となるように、永久磁石301、302を配置する。

0042

また、接続部309はバックヨーク304に対してネジ止めされている。また、接続部309は、出力軸500の開口部511を通過するように延在しており、その先端部に錘306がネジ止めされている。これにより、錘306は、第一保持部410の第一固定部411に対向した位置に配置されている。

0043

一対の連結バネ431、432は、偏平湾曲した板バネであり、第一保持部410と第二保持部420とを揺動自在に連結している。具体的には、一対の連結バネ431、432のうち、一方の連結バネ431は、第一保持部410の第一固定部411の一端部と、第二保持部420の第二固定部421の一端部とを連結している。また、他方の連結バネ432は、第一保持部410の第一固定部411の他端部と、第二保持部420の第二固定部421の他端部とを連結している。

0044

第三保持部440は、上面視矩形状の開口441を有する枠体である。この第三保持部440における開口441をなす部分が、電磁コアブロック200を案内するためのガイド部450である。具体的には、ガイド部450は、開口441をなす内壁面であり、Z軸方向に沿って連続して形成されている。矩形状の開口441の各角部には、基台250の各ガイド柱270が対応する。つまり、開口441の各角部において、各ガイド柱270は、ガイド部450である内壁面に沿ってZ軸方向に案内されることになる。Z軸方向は案内方向に相当する。そして、組立時においては、ガイド部450に沿って電磁コアブロック200の基台250が案内されることで、永久磁石301、302と、電磁部210(電磁石)とのZ軸方向での位置関係を調整することが可能である。そして、このガイド部450内において、基台250がフレーム400に固定されている。

0045

第三保持部440には、第一保持部410の第一バネ部412、413と、第二保持部420の第二バネ部422、423とが連結されている。このため、第一バネ部412、413及び第二バネ部422、423は、第三保持部440との連結箇所を起点にして揺れ動く。

0046

[動作]
次に、振動型リニアアクチュエータ100の動作について説明する。

0047

電磁石をなす電磁部210のコイル230に交流電流が供給されると、コア240の各柱部242、243、244の先端面242a、243a、244aでは、N極とS極とが周期的に入れ替わる。

0048

一方、第一保持部410で保持された永久磁石301と、第二保持部420で保持された永久磁石302とは、互いの極性が反転するように配置されている。このため、電磁部210と永久磁石301、302との電磁力によって、永久磁石301と永久磁石302とには、X軸方向に沿った互いに逆方向の移動力が周期的に作用する。これによって、第一保持部410と第二保持部420とが逆位相で揺動する。そして、第一保持部410に保持されている出力軸500も同様に揺動するために、可動刃32もX軸方向に往復運動することになる。

0049

[製造方法]
次に、振動型リニアアクチュエータ100の製造方法について説明する。

0050

まず、電磁コアブロック200の組み立て手順について説明する。図9は、実施の形態に係る電磁コアブロック200の組立方法の一工程を示す斜視図である。また、図10は、図9と同工程での実施の形態に係る電磁コアブロック200の状態を示す部分断面図である。なお、ここでは、作業者が組み立てを行う場合を例示するが、組立装置が組み立てを行ってもよい。

0051

まず、作業者は、基台250に対してコア240を組み付ける。具体的には、作業者は、図7に示す状態から、コア240の各第一爪部247が、基台250のスリット264を通過するように、コア240の脚部245、246を、基台250の挿通部262に挿通する。これにより、基台250とコア240とが図9及び図10に示す状態となる。

0052

次いで、作業者は、コア240をY軸方向にスライドさせると、各第一爪部247が空間266内を移動して係合位置に到達する(図8参照)。係合位置では、第二爪部265が第一爪部247に係合することにより、コア240が第二爪部265と支持部263とによってロックされるため、コア240の上下方向への移動が規制される。

0053

その後、作業者は、コイル230が巻き付けられたコイルボビン220を、コア240の柱部243に取り付けると、コイルボビン220の規制突起221が、コア240と基台250との間に嵌合する。これにより、規制突起221は、第一爪部247が係合位置から移動しないようにコア240の移動を規制する。また、規制突起221がコア240と基台250との間に嵌合することで、コイルボビン220と、コイル230と、コア240とが一体化されて、電磁部210をなす。

0054

次いで、電磁コアブロック200と磁性ブロック300との組み立て手順について説明する。

0055

まず、作業者は、フレーム400に対して、出力軸500と、一対の永久磁石301、302と、一対のバックヨーク303、304と、一対の錘305、306と、接続部309とを組み付ける。

0056

その後、作業者は、フレーム400の第三保持部440の開口441内に、電磁コアブロック200を挿入する。このとき、開口441の各角部において、電磁コアブロック200の各ガイド柱270を、ガイド部450である内壁面に沿ってZ軸方向に案内させる。つまり、電磁コアブロック200は、ガイド部450によって水平方向の移動が規制された状態で、Z軸方向に案内される。作業者は、電磁コアブロック200をガイド部450によってZ軸方向に移動させることで、電磁部210と一対の永久磁石301、302とのZ軸方向における位置関係を調整する。これにより、各部品に個体差があったとしても、電磁部210と一対の永久磁石301、302とのZ軸方向の位置決めを正確に行うことができる。

0057

位置決め後においては、作業者は、フレーム400における第三保持部440と電磁コアブロック200とを固定する。具体的には、第三保持部440と、電磁コアブロック200の基台250とが重なる部分(図3及び図5における溶着位置S)を、例えばレーザー溶接などによって溶着する。これにより、フレーム400のガイド部450内で基台250がフレーム400に固定される。なお、フレーム400とガイド部450との接合には、溶着以外にも、接着または圧着などを採用することが可能である。

0058

ここでは、フレーム400と電磁コアブロック200との組付け前に、フレーム400に対して、一対の永久磁石301、302と、一対のバックヨーク303、304と、一対の錘305、306と、接続部309とが組み付けられている場合を例示した。しかしながら、フレーム400と電磁コアブロック200とが固定された後に、フレーム400に対して、一対の永久磁石301、302と、一対のバックヨーク303、304と、一対の錘305、306と、接続部309とを組み付けてもよい。

0059

[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータ100によれば、電磁石(電磁部210)を有する電磁コアブロック200と、電磁石に対して所定の間隔をあけて対向するように永久磁石301、302を保持する磁性ブロック300とを備え、電磁コアブロック200は、電磁石をなすコア240及びコイルボビン220と、コア240及びコイルボビン220を保持する基台250とを一体的に備え、磁性ブロック300は、永久磁石301、302と、永久磁石301、302を揺動自在に保持するとともに、電磁コアブロック200を保持するフレーム400とを備え、フレーム400には、永久磁石301、302と電磁石との位置関係が調整されるように電磁コアブロック200を案内するためのガイド部450が形成されており、ガイド部450内で基台250がフレーム400に固定されている。

0060

また、本実施の形態に係る体毛処理機1によれば、上記振動型リニアアクチュエータ100と、前記振動型リニアアクチュエータ100に接続された可動刃32とを備えている。

0061

本実施の形態に係る振動型リニアアクチュエータ100の製造方法によれば、コア240及びコイルボビン220を基台250に組み付けることで電磁コアブロック200を組み立ててから、当該電磁コアブロック200をフレーム400のガイド部450によって案内させることで、永久磁石301、302と電磁石との位置関係を調整した後に、基台250をガイド部450内でフレーム400に固定する。

0062

この構成によれば、組立時において、フレーム400のガイド部450で電磁コアブロック200を案内することで、永久磁石301、302と電磁石とのZ軸方向の位置関係を調整することができるので、各部品に個体差があったとしても、電磁石と一対の永久磁石301、302との位置決めを正確に行うことができる。したがって、振動型リニアアクチュエータ100の個体ごとの性能ばらつきを抑制することができる。

0063

また、電磁石と一対の永久磁石301、302とのZ軸方向の位置関係を調整することで、振動性能も所望のものに調整することが可能である。

0064

また、コア240には、ガイド部450による案内方向(上下方向、Z軸方向)に対して交差する方向に突出した第一爪部247が形成されており、基台250には、第一爪部247に係合してコア240の案内方向における移動を規制するように前記交差する方向に吐出した第二爪部265と、第一爪部247を、第二爪部265に係合する係合位置まで案内する係合経路(スリット264、空間266)とが形成されている。

0065

この構成によれば、コア240の第一爪部247を、係合経路を介して係合位置まで移動させれば、基台250の第二爪部265が第一爪部247に係合して、コア240の案内方向(Z軸方向)への移動を規制することができる。これにより、コア240と基台250とのZ軸方向への位置関係が安定化する。したがって、基台250をフレーム400に固定するだけで、コア240と一対の永久磁石301、302とのZ軸方向の位置関係を維持することができる。

0066

また、コイルボビン220には、コア240と基台250との間に嵌合して、第一爪部247が係合位置から移動しないように当該コア240の移動を規制する規制突起221が形成されている。

0067

この構成によれば、規制突起221は、第一爪部247が係合位置から移動しないように当該コア240の移動を規制する。つまり、コイルボビン220をコア240に取り付けるだけで、規制突起221によってコア240の移動を規制することができる。したがって、コア240のガタツキを抑制することができる。

0068

また、規制突起221がコア240と基台250との間に嵌合しているので、コア240、基台250及びコイルボビン220の一体性を高めることができる。

0069

[その他]
以上、本発明に係る体毛処理機及び振動型リニアアクチュエータについて、上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。

0070

例えば、上記実施の形態では、体毛処理機として電動バリカンを例示して説明したが、体毛処理機は、体毛を処理する機器であれば如何なるものであってもよい。電動バリカン以外としては、例えば電動シェーバーなどが挙げられる。

0071

その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。

0072

1体毛処理機
2ケース
3ブレードユニット
4 スイッチ
31固定刃
32可動刃
100振動型リニアアクチュエータ
200電磁コアブロック
210電磁部(電磁石)
220コイルボビン
221規制突起
230コイル
240コア
241 基部
242、243、244 柱部
242a、243a、244a 先端面
245、246 脚部
247 第一爪部
250基台
260台座
261係止部
262挿通部
263 支持部
264スリット(係合経路)
265 第二爪部
266 空間(係合経路)
270ガイド柱
300磁性ブロック
301、302永久磁石
303、304バックヨーク
305、306錘
309 接続部
400フレーム
410 第一保持部
411 第一固定部
421 第二固定部
412、413 第一バネ部
422、423 第二バネ部
420 第二保持部
431、432連結バネ
440 第三保持部
441 開口
450ガイド部
500出力軸
510 本体部
511 開口部
520 軸部
530 錘支持部
S 溶着位置

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