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技術 自動車用ヘッドレストカバー構造

出願人 株式会社ホンダアクセス
発明者 後藤剛清水隆彦高橋真志
出願日 2018年8月27日 (1年8ヶ月経過) 出願番号 2018-158216
公開日 2018年11月15日 (1年5ヶ月経過) 公開番号 2018-177228
状態 特許登録済
技術分野 車両用座席 椅子の脚、座部、背もたれ及び付属物
主要キーワード 左右ベルト 右ベルト 底面カバー 後面カバー ヘッドサポート スポンジシート ヘッドレストカバー カバー構造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年11月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

解決手段

ヘッドレストカバー13は、ヘッドレスト12の前面12aを覆う前面カバー部13aと、ヘッドレスト12の後面12bを覆う後面カバー部13bと、ヘッドレスト12の左右の側面12cから斜め前方に延びる左右一対の袋状のヘッドサポート部13cとを備える。ヘッドサポート部13cの内部には芯材23が挿入され、芯材23にはヘッドレスト12の前面12aの車幅方向外端部および側面12cに沿う形状のヘッドレスト当接面23cが形成され、芯材23はヘッドサポート部13cおよびヘッドレスト12間に挟まれて保持され、芯材23の前面23dとヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cとの間に、ヘッドレストカバー13から独立したクッション部材24が配置される。

概要

背景

車両用シートヘッドレストを覆うように装着されるヘッドレストカバーの左右両側部に鍔状のサイドサポートパッドを設け、このサイドサポートパッドで乗員の頭部の側面をホールドするものが、下記特許文献1により公知である。

概要

ヘッドレストカバーのヘッドサポート部のホールド性および感触両立させる。ヘッドレストカバー13は、ヘッドレスト12の前面12aを覆う前面カバー部13aと、ヘッドレスト12の後面12bを覆う後面カバー部13bと、ヘッドレスト12の左右の側面12cから斜め前方に延びる左右一対の袋状のヘッドサポート部13cとを備える。ヘッドサポート部13cの内部には芯材23が挿入され、芯材23にはヘッドレスト12の前面12aの車幅方向外端部および側面12cに沿う形状のヘッドレスト当接面23cが形成され、芯材23はヘッドサポート部13cおよびヘッドレスト12間に挟まれて保持され、芯材23の前面23dとヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cとの間に、ヘッドレストカバー13から独立したクッション部材24が配置される。

目的

本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ヘッドレストカバーのヘッドサポート部のホールド性および感触を両立させることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シートバック(11)の上部に設けられたヘッドレスト(12)を覆うように装着されるヘッドレストカバー(13)が、前記ヘッドレスト(12)の前面(12a)を覆う前面カバー部(13a)と、前記ヘッドレスト(12)の後面(12b)を覆う後面カバー部(13b)と、前記ヘッドレスト(12)の左右の側面(12c)から斜め前方に延びる左右一対の袋状のヘッドサポート部(13c)とを備え、前記ヘッドサポート部(13c)の内部には芯材(23)が挿入され、前記芯材(23)には前記ヘッドレスト(12)の前記前面(12a)の車幅方向外端部および前記側面(12c)に沿う形状のヘッドレスト当接面(23c)が形成され、前記芯材(23)は前記ヘッドサポート部(13c)および前記ヘッドレスト(12)間に挟まれて保持され、前記芯材(23)の前面(23d)と前記ヘッドレストカバー(13)の前記ヘッドサポート部(13c)との間に、前記ヘッドレストカバー(13)から独立したクッション部材(24)が配置されることを特徴とする自動車用ヘッドレストカバー構造

請求項2

前記芯材(23)の前記ヘッドレスト当接面(23c)は、前記ヘッドレスト(12)の前記前面(12a)の車幅方向外端部に当接する第1当接面(23a)と、前記側面(12c)に当接する第2当接面(23b)とを有してJ字状断面に構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用ヘッドレストカバー構造。

請求項3

前記第1当接面(23a)および前記第2当接面(23b)の境界が、前記ヘッドレスト(12)の前記前面(12a)および前記側面(12c)を縫製する縫製部(12e)に当接することを特徴とする、請求項2に記載の自動車用ヘッドレストカバー構造。

請求項4

前記ヘッドレストカバー(13)の前記前面カバー部(13a)の下端あるいは前記後面カバー部(13b)の下端に貫通孔(22a)を有する板状部材(22)が設けられ、前記貫通孔(22a)に前記ヘッドレスト(12)の支柱(14)を挿入した状態で前記ヘッドレストカバー(13)が前記ヘッドレスト(12)に固定されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車用ヘッドレストカバー構造。

技術分野

0001

本発明は、シートバックの上部に設けられたヘッドレストを覆うように装着されるヘッドレストカバーに関する。

背景技術

0002

車両用シートのヘッドレストを覆うように装着されるヘッドレストカバーの左右両側部に鍔状のサイドサポートパッドを設け、このサイドサポートパッドで乗員の頭部の側面をホールドするものが、下記特許文献1により公知である。

先行技術

0003

特開2002−325650号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上記従来のものは、サイドサポートパッドが弾性を有するクション材で構成されているため、サイドサポートパッドの剛性不足して頭部のホールド性が不充分になる可能性があった。これを回避すべくサイドサポートパッドを硬質の部材で構成すると、今度はサイドサポートパッドに頭部が接触したときの感触が悪くなる可能性がある。

0005

本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ヘッドレストカバーのヘッドサポート部のホールド性および感触を両立させることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、シートバックの上部に設けられたヘッドレストを覆うように装着されるヘッドレストカバーが、前記ヘッドレストの前面を覆う前面カバー部と、前記ヘッドレストの後面を覆う後面カバー部と、前記ヘッドレストの左右の側面から斜め前方に延びる左右一対の袋状のヘッドサポート部とを備え、前記ヘッドサポート部の内部には芯材が挿入され、前記芯材には前記ヘッドレストの前記前面の車幅方向外端部および前記側面に沿う形状のヘッドレスト当接面が形成され、前記芯材は前記ヘッドサポート部および前記ヘッドレスト間に挟まれて保持され、前記芯材の前面と前記ヘッドレストカバーの前記ヘッドサポート部との間に、前記ヘッドレストカバーから独立したクッション部材が配置されることを特徴とする自動車用ヘッドレストカバー構造が提案される。

0007

また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記芯材の前記ヘッドレスト当接面は、前記ヘッドレストの前記前面の車幅方向外端部に当接する第1当接面と、前記側面に当接する第2当接面とを有してJ字状断面に構成されることを特徴とする自動車用ヘッドレストカバー構造が提案される。

0008

また請求項3に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、前記第1当接面および前記第2当接面の境界が、前記ヘッドレストの前記前面および前記側面を縫製する縫製部に当接することを特徴とする自動車用ヘッドレストカバー構造が提案される。

0009

また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記ヘッドレストカバーの前記前面カバー部の下端あるいは前記後面カバー部の下端に貫通孔を有する板状部材が設けられ、前記貫通孔に前記ヘッドレストの支柱を挿入した状態で前記ヘッドレストカバーが前記ヘッドレストに固定されることを特徴とする自動車用ヘッドレストカバー構造が提案される。

発明の効果

0010

請求項1の構成によれば、シートバックの上部に設けられたヘッドレストを覆うように装着されるヘッドレストカバーが、ヘッドレストの前面を覆う前面カバー部と、ヘッドレストの後面を覆う後面カバー部と、ヘッドレストの左右の側面から斜め前方に延びる左右一対の袋状のヘッドサポート部とを備えるので、乗員の頭部を左右のヘッドサポート部で支え横加速度に対するホールド性を高めることができる。ヘッドサポート部の内部には芯材が挿入され、芯材にはヘッドレストの前面の車幅方向外端部および側面に沿う形状のヘッドレスト当接面が形成され、芯材はヘッドサポート部およびヘッドレスト間に挟まれて保持されるので、芯材でヘッドサポート部の剛性を高めて乗員の頭部のホールド性を確保しながら、ヘッドサポート部が乗員の頭部により後方に押されたときに、ヘッドレストの側面が芯材からの荷重を受けて撓むことで、ヘッドサポート部に適度の弾性が与えられて感触が向上する。

0011

また、芯材の前面とヘッドレストカバーのヘッドサポート部との間にクッション部材が配置されるので、乗員の頭部がヘッドサポート部に当接したときのクッション性を確保できるだけでなく、クッション部材はヘッドレストカバーから独立しているので、クッション部材をヘッドレストカバーに縫製する際にクッション部材が圧縮されてヘッドレストカバーに皺が寄るのを回避することができる。

0012

また請求項2の構成によれば、芯材のヘッドレスト当接面は、ヘッドレストの前面の車幅方向外端部に当接する第1当接面と、側面に当接する第2当接面とを有してJ字状断面に構成されるので、乗員の頭部がヘッドサポート部を後方に押したとき、芯材がヘッドレストに対して位置ずれするのを阻止してヘッドレストカバーを強固に固定することができる。

0013

また請求項3の構成によれば、第1当接面および第2当接面の境界が、ヘッドレストの前面および側面を縫製する縫製部に当接するので、乗員の頭部がヘッドサポート部を後方に押したとき、比較的に剛性が高いヘッドレストの縫製部に芯材の第1当接面および第2当接面の境界が引っかかることで、ヘッドサポート部の位置ずれを一層効果的に防止することができる。

0014

また請求項4の構成によれば、ヘッドレストカバーの前面カバー部の下端あるいは後面カバー部の下端に貫通孔を有する板状部材が設けられ、貫通孔にヘッドレストの支柱を挿入した状態でヘッドレストカバーがヘッドレストに固定されるので、ヘッドレストに対してヘッドレストカバーを正確に位置決めして強固に固定することができる。

図面の簡単な説明

0015

自動車用シートの部分斜視図。
図1の2−2線断面図。
図2の3−3線矢視図。
図2の4−4線断面図。
ヘッドレストカバーの分解斜視図。
ヘッドレストカバーの装着時の作用説明図。

実施例

0016

以下、図1図6に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、本明細書において前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席着座した乗員を基準として定義される。

0017

図1に示すように、自動車用シ−トのシートバック11の上部にヘッドレスト12が設けられており、このヘッドレスト12を覆うようにヘッドレストカバー13が着脱自在に装着される。ヘッドレスト12は合成皮革や布等のシート材でクッション部材を覆うように被覆したもので、そのシート材は前面12a、後面12b、左右の側面12c,12cおよび底面12dで構成される。ヘッドレスト12は底面12dから下向きに延びる2本の支柱14,14を備えており、2本の支柱14,14がシートバック11の上面に挿入されて固定される。

0018

図1および図5に示すように、ヘッドレストカバー13は合成皮革や布等のシート材を縫製したもので、ヘッドレスト12の前面12aを覆う前面カバー部13aと、ヘッドレスト12の後面12bを覆う後面カバー部13bと、ヘッドレスト12の左右の側面12c,12cから車幅方向外側かつ前方に斜めに突出する左右一対の袋状のヘッドサポート部13c,13cとを備え、前面カバー部13aの上縁および後面カバー部13bの上縁は車幅方向に延びる縫製部S1で縫製され、前面カバー部13aの車幅方向両側縁は左右のヘッドサポート部13c,13cの開口部前縁に上下方向に延びる縫製部S2,S2で縫製される。ヘッドレスト12の前面12aおよび後面12bに当接する前面カバー部13aおよび後面カバー部13bの内面と、左右のヘッドサポート部13c,13cの内面とには、比較的に薄いスポンジシートよりなるクッション部材16(図5網掛け部参照)が重ね合わされた状態で固定される。

0019

前面カバー部13aの車幅方向左側縁および左側のヘッドサポート部13cの開口部前縁を縫製する縫製部S2に、三角形補強布17の一辺が同時に縫製されており、この補強布17の前記一辺から遠い頂点左ベルト18の一端が縫製により固定される。同様に、前面カバー部13aの車幅方向右側縁および右側のヘッドサポート部13cの開口部前縁を縫製する縫製部S2に、三角形の補強布17の一辺が同時に縫製されており、この補強布17の前記一辺から遠い頂点に右ベルト19の一端が縫製により固定される。左右ベルト18,19の他端どうしは、バックル20により締結可能である。

0020

後面カバー部13bの左側縁と左側のヘッドサポート部13cの開口部後縁とに、それぞれファスナー21の半部が固定されており、このファスナー21を閉じることで、左側のヘッドサポート部13cの開口部後縁に後面カバー部13bの左側縁が結合される。同様に、後面カバー部13bの右側縁と右側のヘッドサポート部13cの開口部後縁とに、それぞれファスナー21の半部が固定されており、このファスナー21を閉じることで、右側のヘッドサポート部13cの開口部後縁に後面カバー部13bの右側縁が結合される。このとき、左右のファスナー21,21の下端は、後面カバー部13bの下端および左右のヘッドサポート部13c,13cの下端を超えて下方に突出する。

0021

図2図3および図5に示すように、シート材よりなる接続部26の前縁が前面カバー部13aの下縁および左右のヘッドサポート部13c,13cの開口部下縁に縫製部S3により縫製されており、この接続部26に合成樹脂製の板状部材22が重ね合わされてコ字状の縫製部S4(図3参照)により縫製される。また後面カバー部13bの下縁にシート材よりなる台形状の底面カバー部27が車幅方向に延びる縫製部S5により縫製される。板状部材22および底面カバー部27は、三分割された面ファスナー25…により結合され、ヘッドレスト12の底面12dを覆うことが可能である。板状部材22には、ヘッドレスト12の一対の支柱14,14が挿通される一対の貫通孔22a,22aが形成される。

0022

図2および図4に示すように、袋状に形成された左右のヘッドサポート部13c,13cの内部には、硬質の合成樹脂製の芯材23,23が挿入される。芯材23の車幅方向内端には、ヘッドレスト12の前面12aの車幅方向端部に当接する第1当接面23aと、ヘッドレスト12の側面12cに当接する第2当接面23bとからなるJ字状に湾曲するヘッドレスト当接面23cが形成される(図4の拡大円内参照)。芯材23には、その剛性を確保できる範囲で、重量を軽減するための肉抜きを形成することができる。芯材23をヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cに挿入した状態で、ヘッドサポート部13cの前面と芯材23の前面23dとの間に、比較的に厚いスポンジシートよりなるクッション部材24が配置される。

0023

上記構成を備えたヘッドレストカバー13は、以下の手順でヘッドレスト12に装着される。すなわち、図5に示すように、ヘッドレストカバー13のファスナー21,21を開いた状態で、左右のヘッドサポート部13c,13cの前面の裏側にクッション部材24,24を挿入した後に、そのクッション部材24,24の後部に芯材23,23を挿入する。続いて、図6に示すように、予めシートバック11から取り外したヘッドレスト12の2本の支柱14,14をヘッドレストカバー13の板状部材22の貫通孔22a,22aを貫通させた状態で、後面カバー部13bを上方に捲くり上げた状態のヘッドレストカバー13の内部に、ヘッドレスト12を前面12a側から挿入することで、ヘッドレスト12の前面12aをヘッドレストカバー13の前面カバー部13aに裏面に当接させ、ヘッドレスト12の左右の側面12c,12cを芯材23,23のヘッドレスト当接面23cに当接させる。

0024

続いて、左右ベルト18,19をヘッドレスト12の後面12b上でバックル20により締結した後、上方に捲くり上げたヘッドレストカバー13の後面カバー部13bを下方に下ろしてヘッドレスト12の後面12bに重ね合わせ、左右のファスナー21,21を閉じて後面カバー部13bおよび左右のヘッドサポート部13c,13cを結合する。そして板状部材22に底面カバー部27を面ファスナー25…で結合する際に、はみ出したファスナー21,21の下端を上方に折り返し、底面カバー部27とヘッドレスト12の底面12dとの間に挿入することで、外部から見えないようにする。そしてヘッドレストカバー13を装着したヘッドレスト12をシートバック11の上部に取り付けることで、装着作業を完了する。

0025

図4に示すように、ヘッドレスト12に装着されるヘッドレストカバー13が、ヘッドレスト12の左右の側面12c,12cから斜め前方に延びる左右一対の袋状のヘッドサポート部13c,13cを備えるので、乗員の頭部を左右のヘッドサポート部13c,13cで支えて横加速度に対するホールド性を高めることができる。

0026

このとき、ヘッドサポート部13cの内部に挿入される芯材23にはヘッドレスト12の前面12aの車幅方向外端部および側面12cに沿う形状のヘッドレスト当接面23cが形成され、芯材23はヘッドサポート部13cおよびヘッドレスト12間に挟まれて保持されるので、芯材23でヘッドサポート部13cの剛性を高めて乗員の頭部のホールド性を確保しながら、ヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cが乗員の頭部により後方に押されたときに、ヘッドレスト12の側面12cが芯材23からの荷重を受けて撓むことで、ヘッドサポート部13cに適度の弾性が与えられて感触が向上する。

0027

特に、図4の拡大円内に示すように、芯材23のヘッドレスト当接面23cは、ヘッドレスト12の前面12aの車幅方向外端部に当接する第1当接面23aと、側面12cに当接する第2当接面23bとを有してJ字状断面に構成されるので、乗員の頭部がヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cを後方に押したとき、芯材23がヘッドレスト12に対して位置ずれするのを阻止してヘッドレストカバー13を強固に固定することができる。しかも第1当接面23aおよび第2当接面23bの境界が、ヘッドレスト12の前面12aおよび側面12cを縫製する縫製部12eに当接するので、乗員の頭部がヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cを後方に押したとき、比較的に剛性が高いヘッドレスト12の縫製部12eに芯材23の第1当接面23aおよび第2当接面23bの境界が引っかかることで、ヘッドサポート部13cの位置ずれを一層効果的に防止することができる。

0028

またヘッドレストカバー13の左ベルト18および右ベルト19をヘッドレスト12の後面12b上でバックル20により締結することで、ヘッドレストカバー13がヘッドレスト12に固定されるので、ヘッドサポート部13cが乗員の頭部により押されても、ヘッドレストカバー13がヘッドレスト12に対して移動することがない。

0029

またヘッドレストカバー13の前面カバー部13aおよびヘッドサポート部13c,13cを縫製する縫製部S2に三角形の補強布17,17の一辺が接続され、補強布17,17の一辺から離れた頂点に左右ベルト18,19の一端が接続されるので(図5参照)、左右ベルト18,19に作用する張力を補強布17,17を介してヘッドレストカバー13に分散することで、左右ベルト18,19をヘッドレストカバー13に強固に接続することができる。

0030

このとき、仮に左右ベルト18,19の一端がヘッドサポート部13c,13cの開口部後縁に接続されていると、乗員の頭部により押されたヘッドサポート部13c,13cが後方に移動したときに、左右ベルト18,19の他端が相互に接近する方向に移動して左右ベルト18,16の締結が緩んでしまう虞がある。しかしながら、本実施の形態によれば、左右ベルト18,19の一端が補強布17,17を介してヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13c,13cの開口部前縁、すなわち前面カバー部13aおよびヘッドサポート部13c,13cの縫製部S2に接続されているため、乗員の頭部により押されたヘッドサポート部13c,13cが後方に移動しても、左右ベルト18,19の一端の位置が移動しないために左右ベルト18,19の締結が緩むことはない。

0031

また芯材23の前面23dとヘッドレストカバー13のヘッドサポート部13cとの間にクッション部材24が配置されるので(図4参照)、乗員の頭部がヘッドサポート部13cに当接したときのクッション性を確保できるだけでなく、クッション部材24はヘッドレストカバー13に縫製されずに独立しているので、比較的に厚いクッション部材24をヘッドレストカバー13に縫製する際にクッション部材24が圧縮されてヘッドレストカバー13に皺が寄るのを回避することができる。

0032

またヘッドレストカバー13の前面カバー部13aの下端に挿入孔22a,22aを有する板状部材22が設けられ(図5参照)、挿入孔22a,22aにヘッドレスト12の支柱14,14を挿入した状態でヘッドレストカバー13がヘッドレスト12に固定されるので、ヘッドレスト12に対してヘッドレストカバー13を正確に位置決めして強固に固定することができる。

0033

以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。

0034

例えば、実施の形態ではヘッドレストカバー13の前面カバー部13aの下端に板状部材22を設けているが、ヘッドレストカバー13の後面カバー部13bの下端に板状部材22を設けても良い。

0035

11シートバック
12ヘッドレスト
12a 前面
12b 後面
12c 側面
12e 縫製部
13ヘッドレストカバー
13a前面カバー部
13b後面カバー部
13cヘッドサポート部
14支柱
22板状部材
22a貫通孔
23芯材
23a 第1当接面
23b 第2当接面
23c ヘッドレスト当接面
23d 前面
24クッション部材
S2 縫製部

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