図面 (/)

技術 情報配信システム、携帯通信端末装置、サーバ装置及びビーコン装置、並びにプログラム

出願人 株式会社イーアールアイ
発明者 三浦淳
出願日 2017年3月31日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2017-071083
公開日 2018年11月8日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2018-173783
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 電話通信サービス 計算機間の情報転送
主要キーワード 施設所有者 地権者 移動体通信ユニット 店舗施設 発信周期 アプリ識別子 アプリ管理テーブル マスター機器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年11月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

1つのビーコン装置を用いて複数の携帯無線通信端末装置に異なった情報を無駄なく配信することのできる情報配信システムを提供することである。

解決手段

ビーコン装置と、携帯通信端末装置と、第1サーバ装置及び複数の第2サーバ装置とを有し、携帯通信端末装置は、ビーコン装置からの暗号化ビーコンIDと、アプリ識別子とを第1サーバ装置に送信し、第1サーバ装置は、更に、携帯通信端末装置からの前記アプリ識別子が正規のアプリ識別子であるときに、暗号化ビーコンIDを復号して得られるビーコンIDを携帯通信端末装置に送信し、携帯通信端末装置は、更に、前記ビーコンIDを受信したときに、前記ビーコンIDをアプリに対応した第2サーバ装置に送信し、第2サーバ装置は、携帯通信端末装置からの前記ビーコンIDに基づいて管理される情報を携帯通信端末装置に送信する構成となる。

概要

背景

従来、特許文献1において、ビーコン装置を利用して配信されるコンテンツ情報携帯通信端末装置にて受信するコンテンツ取得システム情報配信システム)が提案されている。このコンテンツ取得システム(情報配信システム)では、車両等の吊り広告に対してビーコン識別情報IDbを含むビーコン信号発信するビーコン装置が設けられ、管理サーバが、ビーコン識別情報IDbに対応づけて配信すべき前記吊り広告に記載された情報に関するコンテンツ情報や詳細情報を得るためのサイトアドレス情報(URL)を管理している。そして、前記吊り広告の近傍の者が所持する携帯通信端末装置は、ビーコン装置からビーコン信号を受信すると、そのビーコン信号からビーコン識別情報IDbを抽出し、そのビーコン識別情報IDbを管理サーバに所定のネットワークを介して送信する。管理サーバは、携帯通信端末装置から受信したビーコン識別情報IDbに対応して管理しているコンテンツ情報やアドレス情報をそのビーコン識別情報IDbの送信元携帯端末装置に送信する。

これにより、車両等の吊り広告の近傍の者が所持する携帯通信端末装置は、管理サーバから配信される吊り広告に記載された情報に関するコンテンツ情報やアドレス情報を受信することができる。そして、その携帯通信端末を操作することにより、その所持者は、その携帯通信端末の表示画面を通して吊り広告の記載情報に関するコンテンツ情報や、アドレス情報に基づいてアクセスしたサイトが提供する詳細情報を見ることができる。

概要

1つのビーコン装置を用いて複数の携帯無線通信端末装置に異なった情報を無駄なく配信することのできる情報配信システムを提供することである。ビーコン装置と、携帯通信端末装置と、第1サーバ装置及び複数の第2サーバ装置とを有し、携帯通信端末装置は、ビーコン装置からの暗号化ビーコンIDと、アプリ識別子とを第1サーバ装置に送信し、第1サーバ装置は、更に、携帯通信端末装置からの前記アプリ識別子が正規のアプリ識別子であるときに、暗号化ビーコンIDを復号して得られるビーコンIDを携帯通信端末装置に送信し、携帯通信端末装置は、更に、前記ビーコンIDを受信したときに、前記ビーコンIDをアプリに対応した第2サーバ装置に送信し、第2サーバ装置は、携帯通信端末装置からの前記ビーコンIDに基づいて管理される情報を携帯通信端末装置に送信する構成となる。

目的

そして、その携帯通信端末を操作することにより、その所持者は、その携帯通信端末の表示画面を通して吊り広告の記載情報に関するコンテンツ情報や、アドレス情報に基づいてアクセスしたサイトが提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

暗号化されたビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置と、前記近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置と、それぞれネットワークを介して前記携帯通信端末装置と情報の送受を行う第1サーバ装置及び複数の第2サーバ装置とを有し、前記第1サーバ装置は、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段を有し、前記携帯通信端末装置は、前記ビーコン装置から放送される前記暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを前記第1サーバ装置に送信する第1端末送信手段を有し、前記第1サーバ装置は、更に、携帯通信端末装置から受信した前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する第1サーバ送信手段とを有し、前記携帯通信端末装置は、更に、前記暗号化ビーコン識別情報を送信した後に前記第1サーバ装置から当該暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに、前記ビーコン識別情報を前記複数の第2サーバ装置のうち、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に送信する第2端末送信手段を有し、前記複数の第2サーバ装置のそれぞれは、携帯通信端末装置から情報配信の要求とともに前記ビーコン識別情報を受信したときに、該ビーコン識別情報に基づいて管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する第2サーバ送信手段を有する、情報配信システム

請求項2

近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行ない、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置であって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを第1サーバ装置に送信する第1送信手段と、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに前記ビーコン識別情報を、複数の第2サーバ装置のうち、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に送信する第2送信手段とを有し、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報に基づいて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信する携帯通信端末装置。

請求項3

ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を受信し、アプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置とネットワークを介して情報の送受を行うサーバ装置であって、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報としての情報及び暗号化ビーコン識別情報を受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られたビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する送信手段とを有するサーバ装置。

請求項4

近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行う通信部を有する携帯通信端末装置における情報配信を受けるための処理をコンピュータに行わせるためのアプリケーションプログラムであって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記携帯通信端末装置が前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記通信部に、前記暗号化ビーコン識別情報と、当該アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを前記第1サーバ装置に向けて送信させる第1送信制御ステップと、前記携帯通信端末装置が、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、前記通信部に、情報配信の要求とともに前記ビーコン識別情報を、複数の第2サーバ装置のうち、当該アプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に向けて送信させる第2送信制御ステップとを、前記コンピュータに実行させ、前記携帯通信端末装置が、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報に基づいて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信するためのアプリケーションプログラム。

請求項5

暗号化されたビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置と、前記近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置と、ネットワークを介して前記携帯通信端末装置と情報の送受を行うサーバ装置とを有し、前記サーバ装置は、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応づけられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段と、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段とを有し、前記携帯通信端末装置は、前記ビーコン装置から放送される前記暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応するアプリ対応情報とを前記サーバ装置に送信する端末送信手段を有し、前記サーバ装置は、更に、携帯通信端末装置から受信した前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報と受信した前記アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理されている情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信するサーバ送信手段とを有する、情報配信システム。

請求項6

近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介してサーバ装置と情報の送受を行ない、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置であって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報を前記サーバ装置に送信する送信手段を有し、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記サーバ装置に送信した後に、前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られるビーコン識別情報と前記アプリ対応情報に対応づけて配信されるべき情報として管理される情報を前記サーバ装置から受信する携帯通信端末装置。

請求項7

ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を受信してアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置とネットワークを介して情報の送受を行うサーバ装置であって、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段と、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段と、携帯通信端末装置から前記暗号化ビーコン識別情報を受信したときに、該暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報としての情報を受信したときに、該情報が前記アプリ管理手段にて管理される正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報と受信した前記アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理されている情報を前記携帯通信端末装置に送信する送信手段とを有するサーバ装置。

請求項8

近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介してサーバ装置と情報の送受を行う通信部を有する携帯通信端末装置における情報配信を受けるための処理をコンピュータに行わせるためのアプリケーションプログラムであって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記携帯通信端末装置が前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記通信部に、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、当該アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを前記サーバ装置に送信する送信制御ステップを、前記コンピュータに実行させ、前記携帯通信端末装置が、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記サーバ装置に送信した後に、前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られるビーコン識別情報と前記アプリ対応情報に対応づけて配信されるべき情報として管理され情報を前記サーバ装置から受信するためのアプリケーションプログラム。

請求項9

暗号化されたビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置と、前記近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置と、それぞれネットワークを介して前記携帯通信端末装置と情報の送受を行う第1サーバ装置及び第2サーバ装置とを有し、前記第1サーバ装置は、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段を有し、前記携帯通信端末装置は、前記ビーコン装置から放送される前記暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載されたアプリケーションプログラムに対応するアプリケーション対応情報とを前記第1サーバ装置に送信する第1端末送信手段を有し、前記第1サーバ装置は、更に、携帯端末装置から受信した暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する第1サーバ送信手段とを有し、前記携帯通信端末装置は、更に、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリケーション対応情報を送信した後に前記第1サーバ装置から当該暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに、前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信する第2端末送信手段を有し、前記第2サーバ装置は、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を受信したときに、当該ビーコン識別情報及び当該アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理されている情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する第2サーバ送信手段とを有する、情報配信システム。

請求項10

近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行ない、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置であって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けされたアプリ対応情報とを第1サーバ装置に送信する第1送信手段と、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに、前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を第2サーバ装置に送信する第2送信手段とを有し、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報に対応づけて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信する携帯通信端末装置。

請求項11

ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を受信してアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置とネットワークを介して情報の送受を行うサーバ装置であって、ビーコン識別情報及び複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段と、携帯通信端末装置から、情報の配信要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報の復号により得られたビーコン識別情報と前記携帯通信端末に搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを受信したときに、当該ビーコン識別情報及び当該アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する送信手段とを有するサーバ装置。

請求項12

近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行う通信部を有する携帯通信端末装置における情報配信を受けるための処理をコンピュータに行わせるためのアプリケーションプログラムであって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記携帯通信端末装置が前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記通信部に、前記暗号化ビーコン識別情報と、当該アプリケーションプログラムに対応付けされたアプリ対応情報とを前記第1サーバ装置に向けて送信させる第1送信制御ステップと、前記携帯通信端末装置が、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、前記通信部に、情報配信の要求とともに、前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信させる第2送信制御ステップとを、前記コンピュータに実行させ、前記携帯通信端末装置が、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報に対応づけて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信するためのアプリケーションプログラム。

請求項13

前記ビーコン装置は、前記ビーコン識別情報を変化アルゴリズムに従って時間的に変化させて変化ビーコン識別情報を生成する暗号化第1手段と、前記変化ビーコン識別情報を所定の暗号化アルゴリズムに従って暗号化して前記暗号化ビーコン識別情報を生成する暗号化第2手段とを有し、前記復号手段は、前記暗号化アルゴリズムに対応した復号アルゴリズムに従って前記暗号化ビーコン識別情報を復号して元の変化ビーコン識別情報を生成する復号第1手段と、該変化ビーコン識別情報から前記変化アルゴリズムに対応した戻しアルゴリズムに従って前記ビーコン識別情報を生成する復号第2手段とを有する請求項1、5及び9のいずれかに記載の情報配信システム。

請求項14

ビーコン識別情報を変化アルゴリズムに従って時間的に変化させて変化ビーコン識別情報を生成する暗号化第1手段と、前記変化ビーコン識別情報を所定の暗号化アルゴリズムに従って暗号化して暗号化ビーコン情報を生成する暗号化第2手段とを有し、前記暗号化ビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置。

技術分野

0001

本発明は、ビーコン装置を利用して情報配信を行う情報配信システム、また、その情報配信システムにおいて用いることのできる携帯通信端末装置サーバ装置及びビーコン装置、更に、その携帯通信端末装置で実行されるアプリケーションプログラムに関する。

背景技術

0002

従来、特許文献1において、ビーコン装置を利用して配信されるコンテンツ情報を携帯通信端末装置にて受信するコンテンツ取得システム(情報配信システム)が提案されている。このコンテンツ取得システム(情報配信システム)では、車両等の吊り広告に対してビーコン識別情報IDbを含むビーコン信号発信するビーコン装置が設けられ、管理サーバが、ビーコン識別情報IDbに対応づけて配信すべき前記吊り広告に記載された情報に関するコンテンツ情報や詳細情報を得るためのサイトアドレス情報(URL)を管理している。そして、前記吊り広告の近傍の者が所持する携帯通信端末装置は、ビーコン装置からビーコン信号を受信すると、そのビーコン信号からビーコン識別情報IDbを抽出し、そのビーコン識別情報IDbを管理サーバに所定のネットワークを介して送信する。管理サーバは、携帯通信端末装置から受信したビーコン識別情報IDbに対応して管理しているコンテンツ情報やアドレス情報をそのビーコン識別情報IDbの送信元携帯端末装置に送信する。

0003

これにより、車両等の吊り広告の近傍の者が所持する携帯通信端末装置は、管理サーバから配信される吊り広告に記載された情報に関するコンテンツ情報やアドレス情報を受信することができる。そして、その携帯通信端末を操作することにより、その所持者は、その携帯通信端末の表示画面を通して吊り広告の記載情報に関するコンテンツ情報や、アドレス情報に基づいてアクセスしたサイトが提供する詳細情報を見ることができる。

先行技術

0004

特開2016−218925号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述した従来のコンテンツ取得システム(情報配信システム)は、1つのビーコン装置から発信されるビーコン識別情報IDbを受信する複数の携帯通信端末は、全て同じ情報(同じコンテンツ情報、同じアドレス情報)の配信しか受けることができない。このため、従来のシステムでは、管理サーバが、1つのビーコン識別情報IDbに対応づけて複数種のコンテンツ情報を管理し、そのビーコン識別情報IDbを送信した携帯通信端末装置に前記複数種のコンテンツ情報を配信している。そして、複数種のコンテンツ情報を受信した携帯通信端末装置では、複数種のコンテンツ情報から選択される所望のコンテンツ情報が表示画面に表示される。これにより、携帯通信端末装置の所持者は、複数種のコンテンツ情報から自分が所望するコンテンツ情報だけを携帯通信端末の表示画面を通して見ることができる。

0006

しかし、上述したように1つのビーコン識別情報IDbに複数種のコンテンツ情報を対応づけて管理し、要求のあった携帯無線通信端末にその複数種のコンテンツ情報を配信するシステムでは、携帯通信端末装置の所持者が必要としない多くのコンテンツ情報も管理サーバから配信しなければならず、携帯通信端末装置と管理サーバとの間の通信トラフィックが無駄に増大してしまう。また、複数のコンテンツ情報を受信した携帯通信端末装置では、多くの無駄なコンテンツ情報が装置内に残ってしまい、その無駄な情報の廃棄処理について考慮しなければならない。

0007

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、1つのビーコン装置を用いて複数の携帯無線通信端末装置のそれぞれに異なった情報を無駄なく配信することのできる情報配信システムを提供するものである。

0008

また、本発明は、そのような情報配信システムにおいて用いることのできる携帯通信端末装置、サーバ装置及びビーコン装置に関する。

0009

更に、本発明は、前記携帯通信端末装置で実行されるアプリケーションプログラムに関する。

課題を解決するための手段

0010

本発明に係る情報配信システムは、暗号化されたビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置と、前記近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置と、それぞれネットワークを介して前記携帯通信端末装置と情報の送受を行う第1サーバ装置及び複数の第2サーバ装置とを有し、前記第1サーバ装置は、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段を有し、前記携帯通信端末装置は、前記ビーコン装置から放送される前記暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを前記第1サーバ装置に送信する第1端末送信手段を有し、前記第1サーバ装置は、更に、携帯通信端末装置から受信した前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する第1サーバ送信手段とを有し、前記携帯通信端末装置は、更に、前記暗号化ビーコン識別情報を送信した後に前記第1サーバ装置から当該暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに、前記ビーコン識別情報を前記複数の第2サーバ装置のうち、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に送信する第2端末送信手段を有し、前記複数の第2サーバ装置のそれぞれは、携帯通信端末装置から情報配信の要求とともに前記ビーコン識別情報を受信したときに、該ビーコン識別情報に基づいて管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する第2サーバ送信手段を有する構成となる。

0011

このような構成により、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置は、ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を当該近距離無線通信規則に従った無線通信により受信すると、前記暗号化ビーコン識別情報と前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを第1サーバ装置に送信する。第1サーバ装置は、前記携帯通信端末装置から前記暗号化ビーコン識別情報と前記アプリ対応情報とを受信すると、その受信されたアプリ対応情報が第1サーバ装置において正規のアプリ対応情報として管理されているか否かを判定し、受信された前記アプリ対応情報が正規のアプリ対応情報として管理されているものであると、受信された前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する。その後、第1サーバ装置は、復号により得られたビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する。前記携帯通信端末装置は、第1サーバ装置からビーコン識別情報を受信すると、複数の第2サーバ装置のうち、搭載されたアプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に、情報配信の要求とともに、前記ビーコン識別情報を送信する。そのビーコン識別情報を受信した第2サーバ装置は、受信したビーコン識別情報に基づいて管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する。その結果、携帯通信端末装置は、複数の第2サーバ装置のうちの、搭載されたアプリケーションプログラムに対応した第2サーバ装置からビーコン識別情報に基づいて管理されている情報の配信を受けることができる。

0012

前記情報配信システムによれば、複数の第2サーバ装置においてビーコン識別情報に基づいて管理される情報が異なるようにすれば、1つのビーコン装置から放送される暗号化ビーコン識別情報(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置に対して、当該携帯通信端末装置において情報配信を受けるために実行されるアプリケーションプログラムに応じて異なる情報を配信することができる。

0013

上述した情報配信システムにおける携帯通信端末装置として用いることのできる本発明に係る携帯通信端末装置は、近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行ない、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置であって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを第1サーバ装置に送信する第1送信手段と、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに前記ビーコン識別情報を、複数の第2サーバ装置のうち、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に送信する第2送信手段とを有し、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報に基づいて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信する構成となる。

0014

また、上述した情報配信システムにおける第1サーバ装置として用いることのできる本発明に係るサーバ装置は、ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を受信し、アプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置とネットワークを介して情報の送受を行うサーバ装置であって、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報としての情報及び暗号化ビーコン識別情報を受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られたビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する送信手段とを有する構成となる。

0015

更に、上述した携帯通信端末装置で実行されるアプリケーションプログラムは、近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行う通信部を有する携帯通信端末装置における情報配信を受けるための処理をコンピュータに行わせるためのアプリケーションプログラムであって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記携帯通信端末装置が前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記通信部に、前記暗号化ビーコン識別情報と、当該アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを前記第1サーバ装置に向けて送信させる第1送信制御ステップと、前記携帯通信端末装置が、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、前記通信部に、情報配信の要求とともに前記ビーコン識別情報を、複数の第2サーバ装置のうち、当該アプリケーションプログラムに対応して予め定められた第2サーバ装置に向けて送信させる第2送信制御ステップとを、前記コンピュータに実行させ、前記携帯通信端末装置が、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報に基づいて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信するように構成される。

0016

本発明に係る他の情報配信システムは、暗号化されたビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置と、前記近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置と、ネットワークを介して前記携帯通信端末装置と情報の送受を行うサーバ装置とを有し、
前記サーバ装置は、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応づけられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段と、
ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段とを有し、前記携帯通信端末装置は、前記ビーコン装置から放送される前記暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応するアプリ対応情報とを前記サーバ装置に送信する端末送信手段を有し、前記サーバ装置は、更に、携帯通信端末装置から受信した前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報と受信した前記アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理されている情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信するサーバ送信手段とを有する構成となる。

0017

このような構成により、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置は、ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送されるビーコン識別情報を当該近距離無線通信規則に従った無線通信により受信すると、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とをサーバ装置に送信する。サーバ装置は、前記携帯通信端末装置から前記暗号化ビーコン識別情報と前記アプリ対応情報とを受信すると、受信されたアプリ対応情報がサーバ装置において正規のアプリ対応情報として管理されているか否かを判定し、受信された前記アプリ対応情報が正規のアプリ対応情報として管理されているものであると判定すると、前記受信された暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する。そして、サーバ装置は、復号により得られたビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報に対応づけて管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する。その結果、携帯通信端末装置は、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて管理されている情報の配信をサーバ装置から受けることができる。

0018

前記情報配信システムによれば、1つのビーコン装置から放送される暗号化ビーコン識別情報(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置に対して、当該携帯通信端末装置において情報配信を受けるために実行されるアプリケーションプログラム(アプリ対応情報)に応じて異なる情報を配信することができる。

0019

上述した情報配信システムにおける携帯通信端末装置として用いることのできる本発明に係る携帯通信端末装置は、近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介してサーバ装置と情報の送受を行ない、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置であって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報を前記サーバ装置に送信する送信手段を有し、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記サーバ装置に送信した後に、前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られるビーコン識別情報と前記アプリ対応情報に対応づけて配信されるべき情報として管理される情報を前記サーバ装置から受信する構成となる。

0020

また、上述した情報配信システムにおけるサーバ装置として用いることのできる本発明に係るサーバ装置は、ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を受信してアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置とネットワークを介して情報の送受を行うサーバ装置であって、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段と、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段と、携帯通信端末装置から前記暗号化ビーコン識別情報を受信したときに、該暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報としての情報を受信したときに、該情報が前記アプリ管理手段にて管理される正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報と受信した前記アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理されている情報を前記携帯通信端末装置に送信する送信手段とを有する構成となる。

0021

更に、上述した携帯通信端末装置で実行されるアプリケーションプログラムは、近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介してサーバ装置と情報の送受を行う通信部を有する携帯通信端末装置における情報配信を受けるための処理をコンピュータに行わせるためのアプリケーションプログラムであって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記携帯通信端末装置が前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記通信部に、情報配信の要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報と、当該アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを前記サーバ装置に送信する送信制御ステップを、前記コンピュータに実行させ、前記携帯通信端末が、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記サーバ装置に送信した後に、前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られるビーコン識別情報と前記アプリ対応情報に対応づけて配信されるべき情報として管理され情報を前記サーバ装置から受信するように構成される。

0022

本発明に係る更に他の情報配信システムは、暗号化されたビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送するビーコン装置と、前記近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置と、それぞれネットワークを介して前記携帯通信端末装置と情報の送受を行う第1サーバ装置及び第2サーバ装置とを有し、前記第1サーバ装置は、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報を管理するアプリ管理手段を有し、前記携帯通信端末装置は、前記ビーコン装置から放送される前記暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載されたアプリケーションプログラムに対応するアプリケーション対応情報とを前記第1サーバ装置に送信する第1端末送信手段を有し、前記第1サーバ装置は、更に、携帯端末装置から受信した暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する復号手段と、携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報として受信した情報が前記アプリ管理手段により管理されている正規のアプリ対応情報であるか否かを判定するアプリ判定手段と、前記アプリ対応情報として受信された前記情報が前記アプリ判定手段により正規のアプリ対応情報であると判定されたときに、前記復号手段により得られるビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する第1サーバ送信手段とを有し、前記携帯通信端末装置は、更に、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリケーション対応情報を送信した後に前記第1サーバ装置から当該暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに、前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信する第2端末送信手段を有し、前記第2サーバ装置は、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて配信すべき情報を管理する配信情報管理手段と、携帯通信端末から前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を受信したときに、当該ビーコン識別情報及び当該アプリ対応情報に対応づけて前記配信情報管理手段により管理されている情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する第2サーバ送信手段とを有する構成となる。

0023

このような構成により、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置は、ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を当該近距離無線通信規則に従った無線通信により受信すると、前記暗号化ビーコン識別情報と前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを第1サーバ装置に送信する。第1サーバ装置は、前記携帯通信端末装置から前記暗号化ビーコン識別情報と前記アプリ対応情報とを受信すると、その受信されたアプリ対応情報が第1サーバ装置において正規のアプリ対応情報として管理されているか否かを判定し、受信された前記アプリ対応情報が正規のアプリ対応情報として管理されているものであると判定すると、受信された前記暗号化ビーコン識別情報を元のビーコン識別情報に復号する。その後、第1サーバ装置は、復号により得られたビーコン識別情報を前記暗号化ビーコン識別情報の送信元の前記携帯通信端末装置に送信する。このビーコン識別情報を第1サーバ装置から受信した携帯通信端末装置は、情報配信の要求とともに、前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を第2サーバ装置に送信する。第2サーバ送信装置は、前記携帯通信端末装置から前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を受信すると、前記ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報に対応づけて管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する。その結果、前記携帯通信端末装置は、ビーコン識別情報及びアプリ対応情報に対応づけて管理されている情報の配信を第2サーバ装置から受けることができる。

0024

前記情報配信システムによれば、1つのビーコン装置から放送される暗号化ビーコン識別情報(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置に対して、当該携帯通信端末装置において情報配信を受けるために実行されるアプリケーションプログラム(アプリ対応情報)に応じて異なる情報を配信することができる。

0025

上述した情報配信システムにおける携帯通信端末装置として用いることのできる本発明に係る携帯通信端末装置は、近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行ない、搭載されたアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置であって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記暗号化ビーコン識別情報と、搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けされたアプリ対応情報とを第1サーバ装置に送信する第1送信手段と、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、情報配信の要求とともに前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を第2サーバ装置に送信する第2送信手段とを有し、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報に基づいて前記アプリ対応情報に対応づけて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信する構成となる。

0026

また、上述した情報配信システムにおける第2サーバ装置として用いることのできる本発明に係るサーバ装置は、ビーコン装置から所定の近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を受信してアプリケーションプログラムの実行により情報配信を受けるための処理を行なう携帯通信端末装置とネットワークを介して情報の送受を行うサーバ装置であって、複数のアプリケーションプログラムのそれぞれに対応付けられたアプリ対応情報に対応付けられる配信すべき情報をビーコン識別情報に基づいて管理する配信情報管理手段と、携帯通信端末装置から、情報の配信要求とともに、前記暗号化ビーコン識別情報の復号により得られたビーコン識別情報と前記携帯通信端末装置に搭載された前記アプリケーションプログラムに対応付けられたアプリ対応情報とを受信したときに、前記ビーコン識別情報に基づいて前記配信情報管理手段により前記アプリ対応情報に対応づけて管理される情報を情報配信の要求元の前記携帯通信端末装置に送信する送信手段とを有する構成となる。

0027

更に、上述した携帯通信端末装置で実行されるアプリケーションプログラムは、近距離無線通信規則に従って無線通信を行う機能を有するとともに、ネットワークを介して第1サーバ装置及び第2サーバ装置と情報の送受を行う通信部を有する携帯通信端末装置における情報配信を受けるための処理をコンピュータに行わせるためのアプリケーションプログラムであって、ビーコン装置から前記近距離無線通信規則に従って放送される暗号化ビーコン識別情報を前記携帯通信端末装置が前記近距離無線通信規則に従った無線通信により受信したときに、前記通信部に、前記暗号化ビーコン識別情報と、当該アプリケーションプログラムに対応付けされたアプリ対応情報とを前記第1サーバ装置に向けて送信させる第1送信制御ステップと、前記携帯通信端末装置が、前記暗号化ビーコン識別情報及び前記アプリ対応情報を前記第1サーバ装置に送信した後に、前記第1サーバ装置から送信される前記暗号化ビーコン識別情報を復号して得られたビーコン識別情報を受信したときに、前記通信部に、情報配信の要求とともに前記アプリ対応情報及び前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信させる第2送信制御ステップとを、前記コンピュータに実行させ、前記携帯通信端末装置が、前記ビーコン識別情報を前記第2サーバ装置に送信した後に、前記第2サーバ装置により前記ビーコン識別情報に基づいて前記アプリ対応情報に対応づけて管理され、該第2サーバ装置から配信される情報を受信する構成となる。

0028

上述した各情報配信システムにおいて、前記ビーコン装置は、前記ビーコン識別情報を変化アルゴリズムに従って時間的に変化させて変化ビーコン識別情報を生成する暗号化第1手段と、
前記変化ビーコン識別情報を所定の暗号化アルゴリズムに従って暗号化して前記暗号化ビーコン識別情報を生成する暗号化第2手段とを有し、前記復号手段は、前記暗号化アルゴリズムに対応した復号アルゴリズムに従って前記暗号化ビーコン識別情報を復号して元の変化ビーコン識別情報を生成する復号第1手段と、該変化ビーコン識別情報から前記変化アルゴリズムに対応した戻しアルゴリズムに従って前記ビーコン識別情報を生成する復号第2手段とを有するように構成することができる。

0029

このような構成によれば、ビーコン装置から放送される暗号化ビーコン識別情報は、時間的に変化するので、その暗号化ビーコン識別情報自体をビーコン装置の固定的な設置位置に対応付けられた情報として不正に利用することを防止しつつ、適正なビーコン識別情報に復号することができる。

0030

また、上述した情報配信システムのビーコン装置として用いることができるビーコン装置は、ビーコン識別情報を変化アルゴリズムに従って時間的に変化させて変化ビーコン識別情報を生成する暗号化第1手段と、前記変化ビーコン識別情報を所定の暗号化アルゴリズムに従って暗号化して暗号化ビーコン情報を生成する暗号化第2手段とを有し、前記暗号化ビーコン識別情報を所定の近距離無線通信規則に従って放送する構成となる。

発明の効果

0031

本発明に係る情報配信システムによれば、1つのビーコン装置から放送される暗号化ビーコン識別情報(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置に対して、当該携帯通信端末装置において情報配信を受けるために実行されるアプリケーションプログラム(アプリ対応情報)に応じて異なる情報を配信することができるので、1つのビーコン装置を用いて複数の携帯通信端末装置のそれぞれに異なった情報を無駄なく配信することができる。

0032

また、本発明に係る携帯通信端末装置、サーバ装置及びビーコン装置によれば、本発明に係る情報配信システムに用いることのできる携帯通信端末装置、サーバ装置及びビーコン装置を実現させることができ、更に、本発明に係るアプリケーションプログラムによれば、本発明に係る携帯通信端末装置で実行されるアプリケーションプログラムを実現させることができる。

図面の簡単な説明

0033

本発明の第1の実施の形態に係る情報配信システムを示す説明図である。
情報配信システムに用いられるビーコン装置の構成例を示すブロック図である。
情報配信システムに用いられる携帯通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
アプリ管理テーブルの一例を示す図である。
図1に示す情報配信システムにおける情報受信アプリAに対応するコンテンツサーバが有するコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
図1に示す情報配信システムにおける情報受信アプリBに対応するコンテンツサーバが有するコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
図1に示す情報配信システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
ビーコン装置で実行されるビーコンIDの暗号化処理の流れを示すフローチャートである。
ビーコンIDから生成される変化ビーコンIDのフォーマットの一例を示す図である。
変化ビーコンID(平文)、暗号化ビーコンID(暗号化文)、及び暗号化ビーコンIDの復号により得られる変化ビーコンID(平文)の関係を示す図である。
暗号化ビーコンIDの復号処理の手順を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施の形態に係る情報配信システムを示す説明図である。
図11に示す情報配信システムにおける管理サーバが有するコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
図11に示す情報配信システムにおける管理サーバが有するコンテンツ管理テーブルの他の一例を示す図である。
図11に示す情報配信システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
本発明の第3の実施の形態に係る情報配信システムを示す説明図である。
図14に示す情報配信システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。

実施例

0034

以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。

0035

本発明の第1の実施の形態に係る情報配信システムは、図1に示すように構成される。

0036

図1において、この情報配信システムは、店舗等の施設公共施設電車内等の情報配信を受けるための場所に設置されたビーコン装置10と、管理サーバ30(第1サーバ装置)と、コンテンツサーバ40(A)、40(B)を含む複数のコンテンツサーバ(複数の第2サーバ装置)とを備えている。なお、図1において、コンテンツサーバ40(A)、40(B)以外のコンテンツサーバの図示は省略されている。そして、ビーコン装置10から後述するように放送される暗号化ビーコンIDを受信する携帯通信端末装置(例えば、スマートフォン)20(A)、20(B)、20(C)を含む複数の携帯通信端末装置のうち、後述する一定の条件を満たす携帯通信端末装置に対して情報(コンテンツ)配信が行われる。なお、図1において、携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)以外の携帯通信端末装置の図示は省略されている。

0037

ビーコン装置10は、例えば、図2に示すように構成されている。図2において、ビーコン装置10は、CPU等で構成される処理ユニット11と、BL通信ユニット12と、記憶ユニット13とを有している。BLE通信ユニット12は、処理ユニット11の制御のもと、BLE(ブルートゥース登録商標)・ロー・エナジー)の近距離無線通信規則に従って無線通信を行う。このビーコン装置10側のBLE通信ユニット12は、ペリフェラル側機器スレーブ側機器)として機能し、アドバタイジングにおいてビーコン情報を放送する。また、記憶ユニット13は、処理ユニット11での処理に必要な情報や、当該処理の結果得られた情報を記憶する他、このビーコン装置10に付与されているビーコンID(例えば、ID=001:ビーコン識別情報)を記憶している。

0038

携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれは、例えば、図3に示すように構成されている。図3において、携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれは、CPU等で構成される処理ユニット21、移動体通信ユニット22、無線LAN通信ユニット23、BLE通信ユニット24、表示部25、操作部26及び記憶部27を有している。処理ユニット21は、記憶部27に記憶されたプログラム(アプリケーションプログラムを含む)を実行し、操作部26での操作に従って、移動体通信ユニット22、無線LAN通信ユニット23及びBLE通信ユニット24それぞれの動作制御を行う。記憶部27は、処理ユニット21が実行する前記プログラムのほか、処理ユニット21での処理に利用される各種情報や処理ユニット21での処理により得られた各種情報等を格納する。表示部25は、処理ユニット21による制御のもと、各種情報を表示する。移動体通信ユニット22は、処理ユニット21による制御のもと、移動体通信網を介して他の通信端末電話通信端末等)と音声やデータの送受を行なったり、移動体通信網を介して他の通信端末(PCや管理サーバ30、コンテンツサーバ40(A)、40(B)等のサーバ装置)とデータ通信を行なったりする。無線LAN通信ユニット23は、処理ユニット21による制御のもと、無線LANを介して各種情報機器(PCや管理サーバ30、コンテンツサーバ40(A)、40(B)等のサーバ装置を含む)とデータ通信を行う。

0039

BLE通信ユニット24は、処理ユニット21による制御のもと、BLEの近距離無線通信規則に従って他のBLE機器と無線通信を行う。各携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)側のBLE通信ユニット24は、セントラル側機器マスター機器)として機能し、前述したビーコン装置10から前記アドバタイジングにおいて放送されるビーコン情報を受信することができる。

0040

携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれは、移動体通信ユニット22または無線LAN通信ユニット23によるインターネット上のサイト(サーバ装置)へのアクセスにより情報配信を受ける処理を行なうために実行すべきアプリケーションプログラム(以下、情報受信アプリという)をダウンロードすることが可能である。ダウンロードされた情報受信アプリは、処理ユニット21の制御のもと、記憶部27に格納される。そして、処理ユニット21は、このダウンロードした情報受信アプリの実行により後述するような情報配信を受けるための処理を行なう。

0041

なお、情報受信アプリは、インターネット上のサイトからのダウンロード以外にも、他の手法、例えば、記録媒体CDROM、USBメモリ等)に保存された情報受信アプリを、処理ユニット21を介して、記憶部27に格納することもできる。

0042

携帯通信端末装置20(A)は、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設で利可能なクーポン情報の配信(クーポン発券)を受けるための情報受信アプリAを取得し、記憶部27にこの情報受信アプリAを格納する。また、携帯通信端末装置20(B)は、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設周辺観光施設についての案内情報の配信を受けるための情報受信アプリBを取得し、記憶部27にこの情報受信アプリBを格納する。更に、携帯通信端末装置20(C)も、例えば、クーポン情報の配信(クーポン発券)を受けるための、上記情報受信アプリAとは異なる情報受信アプリCを取得し、記憶部27にこの情報受信アプリCを格納する。

0043

図1に戻って、上述した情報配信システムにおける管理サーバ30は、インターネット内に設けられており、携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれ(移動体通信ユニット22、無線LAN通信ユニット23)と、インターネットを含む所定のネットワークを介して情報の送受を行う。管理サーバ30は、例えば、図4に示すようなアプリ管理テーブルを備えている。このアプリ管理テーブルには、この情報配信システムにおいて利用が許可された複数の情報受信アプリのそれぞれに対応づけられたアプリ対応情報としてのアプリ識別子AP・ID)が登録されている。具体的には、携帯通信端末装置20(A)に搭載された前記情報受信アプリAのアプリ識別子AP(A)、携帯通信端末装置20(B)に搭載された前記情報受信アプリBのアプリ識別子AP(B)等が、アプリ管理テーブルに登録されている。そして、管理サーバ30は、このアプリ管理テーブルを用いて、この情報配信システムにおいて利用が許可された情報受信アプリのアプリ識別子(AP・ID)を管理する(アプリ管理手段)。

0044

なお、この例の場合、図1に示す携帯通信端末装置20(C)に搭載された情報受信アプリCのアプリ識別子AP(C)はアプリ管理テーブルに登録されていない。

0045

この実施の形態では、情報受信アプリに対応付けられたアプリ対応情報として、情報受信アプリ固有のアプリ識別子を用いているが、これに限定されない。複数の情報受信アプリに同じアプリ対応情報を対応づけることも可能である。例えば、この情報配信システムにおいて利用が許可されたことを表す許可情報を共通のアプリ対応情報として複数の情報受信アプリに対応づけることも可能である。この場合、管理サーバ50は、この許可情報をアプリ対応情報として保存して管理する。

0046

図1に示す情報配信システムにおけるコンテンツサーバ40(A)、40(B)を含む複数のコンテンツサーバのそれぞれは、当該情報配信システムにおいて利用が許可された複数の情報受信アプリのいずれかに対応するものとしてインターネット内に設けられている。例えば、コンテンツサーバ40(A)は、情報受信アプリAに対応するものとして、また、コンテンツサーバ40(B)は、情報受信アプリBに対応するものとして、それぞれ設けられている。そして、情報受信アプリAは、対応するコンテンツサーバ40(A)から情報配信を受けるようにプログラミングされており、情報受信アプリBは、対応するコンテンツサーバ40(B)から情報配信を受けるようにプログラミングされている。

0047

コンテンツサーバ40(A)、40(B)を含む複数のコンテンツサーバのそれぞれは、ビーコン装置10から放送されるビーコンIDに対応づけて配信すべき情報(コンテンツ)を管理している。例えば、コンテンツサーバ40(A)は、図5Aに示すようなコンテンツ管理テーブルを備えており、このコンテンツ管理テーブルを用いて、ビーコンID(001、002、・・・、nnn)に対応する配信すべき情報(コンテンツA1、コンテンツA2、・・・、コンテンツAn)を管理している。また、例えば、コンテンツサーバ40(B)は、図5Bに示すようなコンテンツ管理テーブルを備えており、このコンテンツ管理テーブルを用いて、ビーコンID(001)に対応する配信すべき情報(コンテンツB1)を管理している。

0048

なお、図5Aに示すコンテンツ管理テーブルを備えるコンテンツサーバ40(A)は、複数のビーコン装置10(複数のビーコンID)に対応させて複数種のコンテンツを管理する。この場合、情報受信アプリAを搭載した携帯端末通信装置20(A)に対して、複数のビーコン装置10に対応させて複数種のコンテンツを配信することが可能である。また、図5Bに示すコンテンツ管理テーブルを備えるコンテンツサーバ40(B)は、単一のビーコン装置10(ビーコンID=001)に対応させて単一種のコンテンツB1を管理する。この場合、情報受信アプリBを搭載した携帯端末通信装置20(B)に対して、単一のビーコン装置10に対応させて単一種のコンテンツを配信することが可能である。

0049

上述した情報配信システムでは、図6に示す手順に従って情報配信が行われる。

0050

図6において、ビーコン装置10は、記憶ユニット13に格納されたビーコンIDの暗号化により得られる暗号化ビーコンIDをBLEの近距離無線通信規則に従って所定の発信周期で放送する。このビーコン装置10の処理ユニット11は、例えば、図7に示す手順に従ってビーコンIDの暗号化処理を行なう。

0051

図7において、処理ユニット11は、内部のタイマ初期値リセットしてスタートさせた(S101、S102)後に、後述する変化ビーコンIDの可変部分ランダム更新する(S103)。処理ユニット11は、記憶ユニット13に格納されたビーコンIDと、更新した可変部分とを用いて、例えば、図8に示すようなフォーマットの変化ビーコンIDを生成する(S104:暗号化第1手段)。この変化ビーコンIDは、ビーコンID(000001:図1では001で示される)に所定の定形部分(AABBCCDD)と所定の固定部分(000000000000)と可変部分(例えば、023345)とを連結させた32ケタ文字列で構成される。処理ユニット11は、上記のようなフォーマットの変化ビーコンIDを生成すると、この変化ビーコンIDを所定の暗号化アルゴリズム(例えば、AES(Advanced Encryption Standard)のAES128bit)に従って暗号化し、暗号化ビーコンIDを生成する(S105:暗号化第2手段)。処理ユニット11は、生成した暗号化ビーコンIDを所定の発信周期にてBLE通信ユニット12にBLEの近距離無線通信規則に従って放送させる。

0052

なお、図8に示すフォーマットの変化ビーコンID(例えば、000001AABBCCDD000000000000023345)をAES128bitの暗号化アルゴリズムに従って暗号化すると、図9に示すように、32ケタの全くランダムな文字列の暗号化ビーコンID(例えば、B43F157653B8B3C2C6070FBBAF4BB875)が生成される。

0053

処理ユニット11は、上述のようにして暗号化ビーコンIDを生成すると、所定の終了条件スイッチオフ等)が満たされるか否かを確認しつつ(S107)、タイマTが所定の時間To(例えば、1分)に達したか否かを判定する(S106)。そして、所定の終了条件が満たされていない状態で(S107でNO)、タイマTが所定の時間Toに達すると(S106でYES)、処理ユニット11は、再びタイマを初期値にリセットしてスタートさせた(S101、S102)後に、既に作成した変化ビーコンIDの可変部分をランダムに更新し(S103)、その更新された可変部分により新たな変化ビーコンID(=ビーコンID+定形部分+固定部分+可変部分)を生成する(S104:暗号化第1手段)。処理ユニット11は、更新された可変部分により新たな変化ビーコンIDを生成すると、その新たな変化ビーコンIDを所定の暗号化アルゴリズム(例えば、AES128bit)に従って暗号化し、新たな暗号化ビーコンIDを生成する(S105:暗号化第2手段)。そして、処理ユニット11は、BLE通信ユニット12から放送される暗号化ビーコンIDを新たな暗号化ビーコンIDに変える。

0054

終了条件(スイッチオフ)が満たされるまで、上述した処理(S101〜S106)が所定周期To(例えば、1分)にて繰り返し行われる。その結果、ビーコン装置10から所定周期To(例えば、1分)で変化する暗号化ビーコンIDが、所定の発信周期にて放送される。

0055

変化ビーコンIDがAES128bitの暗号化アルゴリズムで暗号化される場合、図9に示すように、変化ビーコンIDは最終6ケタの可変部分がランダムに変化するだけであっても、暗号化ビーコンID全体は、再現性なくランダムに変化する。このため、その再現性なくランダムに変化する暗号化ビーコンIDから元の変化ビーコンIDを再現することは実質的に不可能となる。また、1つのビーコン装置10に特定の暗号化ビーコンIDを対応づけることもできない。

0056

図6に戻って、搭載される情報受信アプリの実行により情報配信を受けるための処理を行なっている携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれが、上述したようにビーコン装置10から配信される暗号化ビーコンIDを受信すると(P1)、例えば、情報受信アプリAの実行により情報配信を受けるための処理を行なっている携帯通信端末装置20(A)が前記暗号化ビーコンIDを受信すると、その携帯通信端末装置20(A)は、前記暗号化ビーコンIDと、搭載された情報受信アプリAのアプリ識別子AP・ID(=AP(A))とを、インターネットを含む所定のネットワークを介して管理サーバ30に送信する(P2:第1端末送信手段、第1送信手段)。具体的には、携帯通信端末装置20(A)では、処理ユニット21が、移動体通信ユニット22または無線LAN通信ユニット23に、アプリ識別子AP(A)とBLE通信ユニット24によって受信した前記暗号化ビーコンIDとを、管理サーバ30に向けて送信させる(第1送信制御ステップ)。

0057

管理サーバ30は、携帯通信端末装置20(A)から前記暗号化ビーコンID及びアプリ識別子AP(A)を受信すると、受信したアプリ識別子AP(A)がアプリ管理テーブル(図4)により正規に管理されているアプリ識別子であるか否かを判定する(S1:アプリ判定手段)。前記受信したアプリ識別子AP(A)がアプリ管理テーブル(図4参照)により正規に管理されているアプリ識別子であると判定すると(S1でOK)、管理サーバ30は、受信した暗号化ビーコンIDの復号処理を行なう(S2:復号手段)。なお、前記受信したアプリ識別子がアプリ管理テーブル(図4参照)に登録されておらず、正規に管理されているアプリ識別子でないと判定されると(S1でNG)、管理サーバ30は、暗号化ビーコンIDの送信元の携帯通信端末装置にアプリ不適切通知(NG通知)を送信する(P3)。

0058

暗号化ビーコンIDの復号処理は、図10に示す手順に従って行われる。図10において、受信された暗号化ビーコンIDが暗号化アルゴリズム(例えば、AES128bit)に対応した復号アルゴリズムに従って復号され、ビーコンID(6ケタの文字列)、定形部分(8ケタの文字列)、固定部分(12ケタの文字列)及び可変部分(6ケタの文字列)で構成される元の変化ビーコンID(全32ケタ)が生成される(S201、S202:復号手段、復号第1手段)。そして、所定の文字列(例えば、AABBCCDD)となる定形部分が正常に復号されているか否かに基づいて変化ビーコンIDの復号処理が成功したか否かが判定される(S203)。前記定形部分が正常に復号されたことにより変化ビーコンIDの復号処理が成功したと判定されると(S203でYES)、復号処理により得られた前記変化ビーコンIDの先頭の6ケタの文字列(000001)がビーコンID(以下、図1と同様に001と記す)として抽出される(S204:復号手段、復号第2手段)。なお、定形部分が正常に復号されておらず、暗号化ビーコンIDの復号処理が成功しなかったと判定されたときは(S203でNO)、ビーコンIDは抽出されることなく、復号処理はそのまま終了する。

0059

図6に戻って、管理サーバ30での暗号化ビーコンIDの復号処理(S2)が終了すると、管理サーバ30は、前記復号処理で得られたビーコンIDを暗号化ビーコンIDの送信元の携帯通信端末装置20(A)に送信する(P4:第1サーバ送信手段)。そして、携帯通信端末装置20(A)は、管理サーバ30からビーコンID(=001)を受信すると、搭載した情報受信アプリAに対応して予め定められたコンテンツサーバ40(A)に、情報配信の要求とともに前記ビーコンID(=001)を送信する(P5:第2端末送信手段、第2送信手段)。具体的には、携帯通信端末装置20(A)では、処理ユニット21が、移動体通信ユニット22または無線LAN通信ユニット23に、情報配信の要求とともに、管理サーバ30から受信したビーコンID(=001)を、コンテンツサーバ40(A)に向けて送信させる(第2送信制御ステップ)。携帯通信端末装置20(A)から情報配信の要求とともに前記ビーコンID(=001)を受信したコンテンツサーバ40(A)は、コンテンツ管理テーブル(図5A参照)を参照して、受信したビーコンID=001に対応するコンテンツA1(例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設で利用可能なクーポン情報)を携帯通信端末装置20(A)に送信する(P6:第2サーバ送信手段)。

0060

携帯通信端末装置20(A)は、上述したように情報配信の要求とともにビーコンIDをコンテンツサーバ40(A)に送信した後、コンテンツサーバ40(A)から配信されるコンテンツA1を受信すると、そのコンテンツA1を表示部25に表示させる。表示部25には、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設で利用可能なクーポン情報(コンテンツA1)が表示される。これにより、携帯通信端末装置20(A)の所持者は、表示部25に表示されるクーポン情報を店舗施設内で利用することが可能になる。

0061

この情報配信システムにおいて利用が許可されて管理サーバ30のアプリ管理テーブル(図4参照)にアプリ識別子AP(B)が登録されている情報受信アプリBを搭載した携帯通信端末装置20(B)がビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを受信した場合、上述したのと同様の手順に従って処理が行われる。その結果、携帯通信端末装置20(B)は、情報受信アプリBに対応して予め定められたコンテンツサーバ40(B)からビーコンIDに基づいて管理されるコンテンツB1(図5B参照)、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設周辺の観光施設についての案内情報の配信を受けることができる。コンテンツサーバ40(B)からのコンテンツB1を受信する携帯通信端末装置20(B)では、表示部25にコンテンツB1、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設周辺の観光施設の案内情報が表示され、携帯通信端末装置20(B)の所持者は、その観光案内を利用することが可能になる。

0062

このように、上述した情報配信システムでは、1つのビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンID(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置20(A)、20(B)に対して、当該携帯通信端末装置に搭載された情報受信アプリA,B(アプリ識別子AP(A)、AP(B))に応じて異なる情報を配信することができるので、1つのビーコン装置10を用いて複数の携帯通信端末装置のそれぞれに異なった情報を無駄なく配信することができる。

0063

一方、この情報配信システムにおいて利用が許可されておらず管理サーバ30のアプリ管理テーブル(図4参照)にアプリ識別子AP(C)が登録されていない情報受信アプリCを搭載した携帯通信端末装置20(C)がビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを受信した場合、仮に、その暗号化ビーコンID及びアプリ識別子AP(C)を管理サーバ30に送信(図6におけるP2参照)したとしても、管理サーバ30では、受信されたアプリ識別子AP(C)が正規に管理されているアプリ識別子でないと判定され(図6に示すS1でNG)、管理サーバ30から携帯通信端末装置20(C)にアプリ不適切の通知(NG通知)がなされる(図6におけるP3参照)。その結果、携帯通信端末装置20(C)は、この情報配信システムにおいて、ビーコン装置10から放送されるビーコンID(実際には暗号化ビーコンID)に基づいた情報配信を受けることができない。従って、この情報配信システムにおいて、許可なく不正に情報配信を受けることを防止することができる。

0064

また、ビーコン装置10から放送されるビーコンIDは暗号化されているので、そのビーコンID(暗号化されていない)を利用して、例えば、正当な情報受信アプリになりすまして(図6におけるP5参照)、いずれかのコンテンツサーバから不正に情報配信を受けることを防止することができる。

0065

更に、ビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDが時間的に変化しているので、1つのビーコン装置10に特定の暗号化ビーコンIDを対応づけることができない。このため、ビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを利用して、ビーコン装置10の特定の設置場所に対応付けた情報を配信する別の情報配信システムを不正に構築することも防止することができる。

0066

上述した情報配信システムは様々な運用形態が考えられる。例えば、システム管理者(例えば、管理サーバ30の運営会社)が、種々の場所にビーコン装置10を設置し、各ビーコン装置10の設置場所を提供する者(施設所有者地権者等)に設置場所の使用料電気料金等のビーコン運転費用を支払う。この情報配信システムを利用する者、即ち、情報配信者は、システム管理者にシステム使用料を支払って、システム管理者からアプリ識別子の提供を受け、そのアプリ識別子を埋め込んで作成した情報受信アプリを利用者(携帯通信端末装置)に、無料または有料で提供する。

0067

このようなシステムの運用によれば、ビーコン装置10の設置場所を提供する者にも利益を還元することができ、多くのビーコン装置10を利用した大規模な情報配信システムを実現し易くなる。

0068

本発明の第2の実施の形態に係る情報配信システムは図11に示すように構成される。この情報配信システムは、前述した情報配信システムにおける複数のコンテンツサーバ40(A)、40(B)の機能を管理サーバ30に集約したものである。

0069

図11において、この情報配信システムは、ビーコン装置10及び管理サーバ30を有している。ビーコン装置10は、前述した情報配信システム(図1参照)において用いられるものと同様の構成(図2参照)となっている。管理サーバ30は、図4に示すようなアプリ管理テーブル(アプリ管理手段)を備える他、例えば、図12Aに示すようなコンテンツ管理テーブルを備えている。このコンテンツ管理テーブルは、ビーコンID毎に、複数の情報受信アプリのそれぞれのアプリ識別子に対応する配信すべきコンテンツを表している。また、コンテンツ管理テーブルは、図12Bに示すように構成することもできる。このコンテンツ管理テーブルは、アプリ識別子毎に、複数のビーコンIDのそれぞれに対応するコンテンツを表している。図12Aに示すコンテンツ管理テーブル及び図12Bに示すコンテンツ管理テーブルのいずれも、ビーコンID及びアプリ識別子に対応する配信すべきコンテンツを表しており、管理サーバ30は、このコンテンツ管理テーブルを用いて、ビーコンID及びアプリ識別子に対応付けられた配信すべきコンテンツを管理している(配信情報管理手段)。

0070

この情報配信システムでは、図13に示す手順に従って情報配信が行われる。

0071

図13において、ビーコン装置10は、前述したのと同様(図7図9参照)にビーコンIDを所定の暗号アルゴリズム(AES128bit)に従って暗号化して得られる暗号化ビーコンIDを所定の発信周期にてBLEの近距離無線通信規則に従って放送している。この状況において、搭載される情報受信アプリの実行により情報配信を受けるための処理を行なっている携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれが、前記暗号化ビーコンIDを受信すると(P11)、例えば、情報受信アプリAを搭載した携帯通信端末装置20(A)が前記暗号化ビーコンIDを受信すると、その携帯通信端末装置20(A)は、情報配信の要求とともに、その受信した暗号化ビーコンIDと、搭載された情報受信アプリAのアプリ識別子AP(A)を管理サーバ30に送信する(P12:端末送信手段)。

0072

管理サーバ30は、携帯通信端末装置20(A)から前記暗号化ビーコンIDと前記アプリ識別子AP(A)を受信すると、その受信したアプリ識別子AP(A)がアプリ管理テーブル(図4参照)により正規に管理されているアプリ識別子であるか否かを判定する(S11:アプリ判定手段)。前記受信したアプリ識別子AP(A)がアプリ管理テーブル(図4参照)により正規に管理されているアプリ識別子であると判定すると(S11でOK)、管理サーバ30は、前述した情報配信システムの場合と同様(図10参照)に、前記暗号化アルゴリズムに対応した復号アルゴリズムに従って、前記受信した暗号化ビーコンIDの復号処理を行なう(S12:復号手段)。なお、前記受信したアプリ識別子がアプリ管理テーブルにより正規に管理されているアプリ識別子ではない場合(S11でNG)、管理サーバ30は、暗号化ビーコンIDの送信元の携帯通信端末装置にアプリ不適切の通知(NG通知)を送信する(P13)。管理サーバ30は、前記復号処理によりビーコンIDが得られると、コンテンツ配信テーブル図12A図12B参照)において前記ビーコンIDとアプリ識別子AP(A)とに対応付けられたコンテンツA1を配信すべきコンテンツとして決定する(S13)。そして、管理サーバ30は、その決定されたコンテンツA1を情報配信の要求元の携帯通信端末装置20(A)に送信する(P14:サーバ送信手段)。

0073

携帯通信端末装置20(A)は、上述したように情報配信の要求とともに、ビーコンID及びアプリ識別子AP(A)を管理サーバ30に送信した後、管理サーバ30から配信されるコンテンツA1を受信すると、そのコンテンツA1を表示部25に表示させる。例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設で利用可能なクーポン情報(コンテンツA1)が表示部25に表示され、携帯通信端末装置20(A)の所持者は、そのクーポン情報を前記店舗施設で利用することが可能になる。

0074

この情報配信システムにおいて利用が許可されて管理サーバ30のアプリ管理テーブル(図4参照)にアプリ識別子AP(B)が登録されている情報受信アプリBを搭載した携帯通信端末装置20(B)がビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを受信した場合、上述したのと同様の手順に従って処理が行われる。その結果、携帯通信端末装置20(B)は、管理サーバ30からビーコンID及びアプリ識別子AP(B)に基づいて管理されるコンテンツB1(図12A図12B参照)、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設周辺の観光施設についての案内情報の配信を受けることができる。そして、携帯通信端末装置20(B)の所持者は、その観光案内を利用することが可能になる。

0075

上述した情報配信システムによれば、1つのビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンID(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置20(A)、20(B)に対して、当該携帯通信端末装置に搭載された情報受信アプリA,B(アプリ識別子AP(A)、AP(B))に応じて異なる情報を配信することができるので、1つのビーコン装置10を用いて複数の携帯通信端末装置のそれぞれに異なった情報を無駄なく配信することができる。

0076

一方、この情報配信システムにおいて利用が許可されておらず管理サーバ30のアプリ管理テーブル(図4参照)にアプリ識別子AP(C)が登録されていない情報受信アプリCを搭載した携帯通信端末装置20(C)には、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合と同様に、情報(コンテンツ)の配信は行われず、アプリ不適切の通知(NG通知)がなされる(図13におけるP13参照)。従って、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合と同様に、この情報配信システムにおいて、許可なく不正に情報配信を受けることを防止することができる。

0077

また、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合と同様に、ビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDが時間的に変化しているので、ビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを利用して、ビーコン装置10の特定の設置場所に対応付けた情報を配信する別の情報配信システムを不正に構築することも防止することができる。

0078

更に、本発明の第3の実施の形態に係る情報配信システムは図14に示すように構成される。この情報配信システムは、第1の実施の形態に係る情報配信システムにおける複数のコンテンツサーバ40(A)、40(B)の機能を1つのコンテンツサーバ40に集約したものである。

0079

図14において、この情報配信システムは、ビーコン装置10、管理サーバ30(第1サーバ装置)及びコンテンツサーバ40(第2サーバ装置)を有している。ビーコン装置10は、前述した各情報配信システム(図1図11参照)において用いられるものと同様の構成(図2参照)となっている。管理サーバ40は、第1の実施の形態に係る情報配信システム(図1参照)の場合と同様に、図4に示すようなアプリ管理テーブルを備えている。管理サーバ40は、このアプリ管理テーブルを用いて、複数の情報受信アプリのそれぞれに対応付けられたアプリ識別子を管理する(アプリ管理手段)。コンテンツサーバ40は、前述した図12A及び図12Bのいずれかに示すようなコンテンツ管理テーブルを備えている。コンテンツサーバ40は、このコンテンツ管理テーブルを用いて、ビーコンID及びアプリ識別子に対応づけて配信すべきコンテンツ(情報)を管理する(配信情報管理手段)。

0080

この情報配信システムでは、図15に示す手順に従って情報配信が行われる。

0081

図15において、ビーコン装置10は、前述したのと同様(図7図9参照)にビーコンIDを所定の暗号アルゴリズム(AES128bit)に従って暗号化して得られる暗号化ビーコンIDを所定の発信周期にてBLEの近距離無線通信規則に従って放送している。この状況において、搭載される情報受信アプリの実行により情報配信を受けるための処理を行なっている携帯通信端末装置20(A)、20(B)、20(C)のそれぞれが、前記暗号化ビーコンIDを受信すると(P21)、例えば、情報受信アプリAを搭載した携帯通信端末装置20(A)が前記暗号化ビーコンIDを受信すると、その携帯通信端末装置20(A)は、その受信した暗号化ビーコンIDと、搭載された情報受信アプリAのアプリ識別子AP(A)を管理サーバ30に送信する(P22:第1端末送信手段)。

0082

管理サーバ30は、携帯通信端末装置20(A)から前記暗号化ビーコンIDと前記アプリ識別子AP(A)を受信すると、その受信したアプリ識別子AP(A)がアプリ管理テーブル(図4参照)により正規に管理されているアプリ識別子であるか否かを判定する(S21:アプリ判定手段)。前記受信したアプリ識別子AP(A)がアプリ管理テーブル(図4参照)により正規に管理されているアプリ識別子であると判定すると(S21でOK)、管理サーバ30は、前述した情報配信システムの場合と同様(図10参照)に、前記暗号化アルゴリズムに対応した復号アルゴリズムに従って、前記受信した暗号化ビーコンIDの復号処理を行なう(S22:復号手段)。なお、前記受信したアプリ識別子がアプリ管理テーブルにより正規に管理されているアプリ識別子ではない場合(S21でNG)、管理サーバ30は、暗号化ビーコンIDの送信元の携帯通信端末装置にアプリ不適切の通知(NG通知)を送信する(P23)。

0083

管理サーバ30での暗号化ビーコンIDの復号処理(S22)が終了すると、管理サーバ30は、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合(図6参照)と同様に、前記復号処理で得られたビーコンID(=001)を暗号化ビーコンIDの送信元の携帯通信端末装置20(A)に送信する(P24:第1サーバ送信手段)。携帯通信端末装置20(A)は、管理サーバ30からビーコンID(=001)を受信すると、コンテンツサーバ40に、情報配信の要求とともに、前記ビーコンID(=001)と、アプリ識別子AP(A)を送信する(P25:第2端末送信手段)。携帯通信端末装置20(A)から情報配信の要求とともに、前記ビーコンID及びアプリ識別子AP(A)を受信したコンテンツサーバ40は、コンテンツ管理テーブル(図12A図12B参照)を参照して、受信したビーコンID(=001)及びアプリ識別子AP(A)に対応するコンテンツA1を配信すべき情報として決定する(S23)。そして、コンテンツサーバ40は、その決定されたコンテンツA1を情報配信の要求元の携帯通信端末装置20(A)に送信する(P26:第2サーバ送信手段)。

0084

携帯通信端末装置20(A)は、上述したように情報配信の要求とともに、ビーコンID及びアプリ識別子AP(A)をコンテンツサーバ40に送信した後、コンテンツサーバ40から配信されるコンテンツA1を受信すると、そのコンテンツA1を表示部25に表示させる。例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設で利用可能なクーポン情報(コンテンツA1)が表示部25に表示され、携帯通信端末装置20(A)の所持者は、そのクーポン情報を前記店舗施設で利用することが可能になる。

0085

この情報配信システムにおいて利用が許可されて管理サーバ30のアプリ管理テーブル(図4参照)にアプリ識別子AP(B)が登録されている情報受信アプリBを搭載した携帯通信端末装置20(B)がビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを受信した場合、上述したのと同様の手順に従って処理が行われる。その結果、携帯通信端末装置20(B)は、コンテンツサーバ40からビーコンID及びアプリ識別子AP(B)に基づいて管理されるコンテンツB1(図12A図12B参照)、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設周辺の観光施設についての案内情報の配信を受けることができる。コンテンツサーバ40からのコンテンツB1を受信する携帯通信端末装置20(B)では、表示部25に、例えば、ビーコン装置10が設置された店舗施設周辺の観光施設の案内情報(コンテンツB1)が表示され、携帯通信端末装置20(B)の所持者は、その観光案内を利用することが可能になる。

0086

上述した情報配信システムによれば、1つのビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンID(ビーコン識別情報)を受信する種々の携帯通信端末装置20(A)、20(B)に対して、当該携帯通信端末装置に搭載された情報受信アプリA,B(アプリ識別子AP(A)、AP(B))に応じて異なる情報を配信することができるので、1つのビーコン装置10を用いて複数の携帯通信端末装置のそれぞれに異なった情報を無駄なく配信することができる。

0087

一方、この情報配信システムにおいて利用が許可されておらず管理サーバ30のアプリ管理テーブル(図4参照)にアプリ識別子AP(C)が登録されていない情報受信アプリCを搭載した携帯通信端末装置20(C)には、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合と同様に、情報(コンテンツ)の配信は行われず、アプリ不適切の通知(NG通知)がなされる(図15におけるP24参照)。従って、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合と同様に、この情報配信システムにおいて、許可なく不正に情報配信を受けることを防止することができる。

0088

また、ビーコン装置10から放送されるビーコンIDは暗号化されているので、そのビーコンID(暗号化されていない)を利用して、例えば、正当な情報受信アプリになりすまして(図15におけるP25参照)、コンテンツサーバ40から不正に情報配信を受けることを防止することができる。

0089

更に、第1の実施の形態に係る情報配信システムの場合と同様に、ビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDが時間的に変化しているので、ビーコン装置10から放送される暗号化ビーコンIDを利用して、ビーコン装置10の特定の設置場所に対応付けた情報を配信する別の情報配信システムを不正に構築することも防止することができる。

0090

上述した各実施の形態において、管理サーバ30及びコンテンツサーバ40、40(A)、40(B)のそれぞれは、単一の機器で構成されるものであっても、機能を分担する複数の機器で構成されるようにしてもよい。

0091

以上、本発明の実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。

0092

本発明に係る情報配信システムは、1つのビーコン装置を用いて複数の携帯無線通信端末装置のそれぞれに異なった情報を無駄なく配信することができるという効果を有し、ビーコン装置を利用して情報配信を行う情報配信システムとして有用である。

0093

10ビーコン装置
11処理ユニット
12BLE通信ユニット
13記憶ユニット
20、20(A)、20(B)、20(C)携帯通信端末装置
21 処理ユニット
22移動体通信ユニット
23無線LAN通信ユニット
24 BLE通信ユニット
25 表示部
26 操作部
27 記憶部
30管理サーバ
40、40(A)、40(B) コンテンツサーバ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ