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技術 鉄塔支持型煙突の解体方法

出願人 太平電業株式会社
発明者 古市昌久須山尚貴
出願日 2017年3月30日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2017-066939
公開日 2018年11月1日 (1年6ヶ月経過) 公開番号 2018-168601
状態 特許登録済
技術分野 塔;農工業用築物;大型貯蓄容器の建設 既存建築物への作業
主要キーワード 小型ジャッキ 切断撤去 大型クレーン ジャッキダウン 支持案内 エレベータシャフト 次切断 ヒンジ部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年11月1日)のものです。
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図面 (20)

課題

大型クレーンを使用することなく、エレベータが設置された鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、鉄塔支持型煙突の解体方法を提供する。

解決手段

鉄塔2の1段目と、鉄塔の2段目とをヒンジ8により連結した後、鉄塔2の1段目を2つの鉄塔ブロック2aに切断し、次いで、鉄塔ブロック2aをヒンジ8を支点として鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とにより下方に倒し、次いで、ヒンジ8を鉄塔2から切り離した後、鉄塔ブロック2aを鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6と、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して吊り下ろし、次いで、筒身1の下部を切断した後、筒身1を筒身吊り上げ用ジャッキ4により吊り下ろす工程を繰り返し行うことによって、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる。

概要

背景

鉄塔支持型煙突解体方法の一例が特許文献1に開示されている。以下の、この鉄塔支持型煙突の解体方法を従来解体方法といい、図面を参照しながら説明する。

図9は、従来解体方法を示す説明図であり、(a)は、筒身11Aを撤去した図、(b) は、筒身11Bを撤去した図、(c)は、クローラクレーンにより鉄塔の中間部12Bを撤去した後、筒身11Cと筒身11Dを撤去した図、(d)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(e)は、筒身11Eから筒身11Iを撤去した図、(f)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(g)は、筒身の頂部を解体する図である。

従来解体方法は、以下の工程からなっている。

(第1の筒身部分解体工程)
先ず、図9(a)に示すように、筒身11を部分解体する。すなわち、鉄塔12の第2支持点S2にジャッキ15を取り付け、ジャッキ15により筒身11を支持しつつ筒身11の下端部を切断位置20で所定長さだけ切断し、切断した筒身11Aを搬送台車21に搭載して撤去した後、筒身11をジャッキダウンする。この際、安定に自立している鉄塔12に設けられているガイドローラ16によって筒身11のジャッキダウンを支持案内することによって、ジャッキダウン作業を容易にかつ安全に行うことができる。なお、図中の17、18は、補強材、22は、搬送台車21が走行するためのレールである。そして、上記のような、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンを行って、図9(b)に示すように、筒身11Bを切断撤去して、筒身11をほぼ第4支持点S4の高さとなるまで解体する。

(鉄塔の中間部解体工程)
次に、鉄塔12の上部12Aを筒身11に保持させた状態で、図9(b)に示すように、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の中間部12Bを解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の上部12Aは、第3支持点S3と第4支持点S4の間の部分であり、鉄塔12の中間部12Bは、第2支持点S2と第3支持点S3の間の部分である。

(第2の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図9(c)に示すように、筒身11C、11Dを切断撤去して、鉄塔12の上部12Aが鉄塔12の下部12Cに近づく位置になるまで解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の下部12Cは、第2支持点S2から下方の部分である。

(鉄塔の上部解体工程)
次に、図9(d)に示すように、ジャッキ15による筒身11の吊り位置を変え、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の上部12Aを解体撤去する。

(第3の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程及び第2の筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図9(d)、図9(e)、図9(f)に示すように、筒身11Eから11Mを順次切断撤去する。

(鉄塔の下部解体工程)
最後に、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の下部12Cと、残った筒身11を解体撤去する。これによって、図9(g)に示すように、鉄塔支持型煙突10の解体が完了する。

概要

大型クレーンを使用することなく、エレベータが設置された鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、鉄塔支持型煙突の解体方法を提供する。鉄塔2の1段目と、鉄塔の2段目とをヒンジ8により連結した後、鉄塔2の1段目を2つの鉄塔ブロック2aに切断し、次いで、鉄塔ブロック2aをヒンジ8を支点として鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とにより下方に倒し、次いで、ヒンジ8を鉄塔2から切り離した後、鉄塔ブロック2aを鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6と、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して吊り下ろし、次いで、筒身1の下部を切断した後、筒身1を筒身吊り上げ用ジャッキ4により吊り下ろす工程を繰り返し行うことによって、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる。(a)

目的

この発明の目的は、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、鉄塔支持型煙突の解体方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数本筒身の周囲に、前記筒身を支持する鉄塔構築された鉄塔支持型煙突解体方法において、下記(a)工程から(h)工程を備え、(a)前記鉄塔の下部に、前記筒身を吊り上げ可能な筒身吊り上げ用ジャッキを設置し、前記筒身の頂部に、切断された鉄塔ブロックヒンジ支点として倒す鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、前記鉄塔ブロックを吊り下ろす鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキとを設置し、地上に、前記鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキにより吊り下ろされる前記鉄塔ブロックをガイドする鉄塔ブロックガイド用ジャッキを設置するジャッキ設置工程、(b)前記鉄塔の上段の下部と、前記鉄塔の次段の上部とをヒンジにより連結する連結工程、(c)前記鉄塔の上段を複数個の鉄塔ブロックに切断する鉄塔切断工程、(d)前記鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、前記鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを操作して、前記鉄塔ブロックを前記ヒンジを支点として下方に倒す鉄塔ブロック倒し工程、(e)前記ヒンジを前記鉄塔から切り離すヒンジ切り離し工程、(f)前記鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、前記鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、前記鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを操作して、前記鉄塔ブロックを吊り下ろす鉄塔ブロック吊り下ろし工程、(g)前記(b)工程から前記(f)工程によって、前記鉄塔の上段を解体した後、前記筒身吊り上げ用ジャッキに前記筒身の荷重預けた状態で、前記筒身の下部を切断し、撤去する筒身切断撤去工程、(h)前記筒身吊り上げ用ジャッキにより前記筒身を吊り下ろす筒身吊り下ろし工程、前記(b)工程から前記(h)工程を、前記鉄塔の上段から下段に亘って順次、繰り返し行うことを特徴とする、鉄塔支持型煙突の解体方法。

請求項2

前記筒身は、4本であることを特徴とする、請求項1に記載の、鉄塔支持型煙突の解体方法。

請求項3

請求項1または2に記載の発明において、前記鉄塔は、平面形状が正方形であることを特徴とする、請求項1または2に記載の、鉄塔支持型煙突の解体方法。

請求項4

前記鉄塔ブロックは、平面形状コ字形をなし、2つからなっていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の、鉄塔支持型煙突の解体方法。

技術分野

0001

この発明は、鉄塔支持型煙突解体方法、特に、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、鉄塔支持型煙突の解体方法に関するものである。

背景技術

0002

鉄塔支持型煙突の解体方法の一例が特許文献1に開示されている。以下の、この鉄塔支持型煙突の解体方法を従来解体方法といい、図面を参照しながら説明する。

0003

図9は、従来解体方法を示す説明図であり、(a)は、筒身11Aを撤去した図、(b) は、筒身11Bを撤去した図、(c)は、クローラクレーンにより鉄塔の中間部12Bを撤去した後、筒身11Cと筒身11Dを撤去した図、(d)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(e)は、筒身11Eから筒身11Iを撤去した図、(f)は、ジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図、(g)は、筒身の頂部を解体する図である。

0004

従来解体方法は、以下の工程からなっている。

0005

(第1の筒身部分解体工程)
先ず、図9(a)に示すように、筒身11を部分解体する。すなわち、鉄塔12の第2支持点S2にジャッキ15を取り付け、ジャッキ15により筒身11を支持しつつ筒身11の下端部を切断位置20で所定長さだけ切断し、切断した筒身11Aを搬送台車21に搭載して撤去した後、筒身11をジャッキダウンする。この際、安定に自立している鉄塔12に設けられているガイドローラ16によって筒身11のジャッキダウンを支持案内することによって、ジャッキダウン作業を容易にかつ安全に行うことができる。なお、図中の17、18は、補強材、22は、搬送台車21が走行するためのレールである。そして、上記のような、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンを行って、図9(b)に示すように、筒身11Bを切断撤去して、筒身11をほぼ第4支持点S4の高さとなるまで解体する。

0006

(鉄塔の中間部解体工程)
次に、鉄塔12の上部12Aを筒身11に保持させた状態で、図9(b)に示すように、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の中間部12Bを解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の上部12Aは、第3支持点S3と第4支持点S4の間の部分であり、鉄塔12の中間部12Bは、第2支持点S2と第3支持点S3の間の部分である。

0007

(第2の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図9(c)に示すように、筒身11C、11Dを切断撤去して、鉄塔12の上部12Aが鉄塔12の下部12Cに近づく位置になるまで解体撤去する。なお、ここで、鉄塔12の下部12Cは、第2支持点S2から下方の部分である。

0008

(鉄塔の上部解体工程)
次に、図9(d)に示すように、ジャッキ15による筒身11の吊り位置を変え、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の上部12Aを解体撤去する。

0009

(第3の筒身部分解体工程)
次に、上述した筒身部分解体工程及び第2の筒身部分解体工程と同様にして、筒身11の下端部に対する切断撤去とジャッキダウンとを繰り返して、図9(d)、図9(e)、図9(f)に示すように、筒身11Eから11Mを順次切断撤去する。

0010

(鉄塔の下部解体工程)
最後に、クローラクレーン30を用いて、鉄塔12の下部12Cと、残った筒身11を解体撤去する。これによって、図9(g)に示すように、鉄塔支持型煙突10の解体が完了する。

先行技術

0011

特許第4559313号公報
特許第5563697号公報
特許第2828430号公報

発明が解決しようとする課題

0012

上記従来解体方法によれば、煙突の高さ相当の超大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を安全かつ確実に解体することができるが、高所部分の鉄塔12A、12Bの撤去に大型クレーンを必要とするといった問題があった。

0013

従って、この発明の目的は、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる、鉄塔支持型煙突の解体方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0014

この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。

0015

請求項1記載の発明は、複数本の筒身の周囲に、前記筒身を支持する鉄塔が構築された鉄塔支持型煙突の解体方法において、下記(a)工程から(h)工程を備え、
(a)前記鉄塔の下部に、前記筒身を吊り上げ可能な筒身吊り上げ用ジャッキを設置し、前記筒身の頂部に、切断された鉄塔ブロックヒンジ支点として倒す鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、前記鉄塔ブロックを吊り下ろす鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキとを設置し、地上に、前記鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキにより吊り下ろされる前記鉄塔ブロックをガイドする鉄塔ブロックガイド用ジャッキを設置するジャッキ設置工程、
(b)前記鉄塔の上段の下部と、前記鉄塔の次段の上部とをヒンジにより連結する連結工程、
(c)前記鉄塔の上段を複数個の鉄塔ブロックに切断する鉄塔切断工程、
(d)前記鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、前記鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを操作して、前記鉄塔ブロックを前記ヒンジを支点として下方に倒す鉄塔ブロック倒し工程、
(e)前記ヒンジを前記鉄塔から切り離すヒンジ切り離し工程、
(f)前記鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、前記鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、前記鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを操作して、前記鉄塔ブロックを吊り下ろす鉄塔ブロック吊り下ろし工程、
(g)前記(b)工程から前記(f)工程によって、前記鉄塔の上段を解体した後、前記筒身吊り上げ用ジャッキに前記筒身の荷重預けた状態で、前記筒身の下部を切断し、撤去する筒身切断撤去工程、
(h)前記筒身吊り上げ用ジャッキにより前記筒身を吊り下ろす筒身吊り下ろし工程、
前記(b)工程から前記(h)工程を、前記鉄塔の上段から下段に亘って順次、繰り返し行うことに特徴を有するものである。

0016

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記筒身は、4本であることに特徴を有するものである。

0017

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記鉄塔は、平面形状が正方形であることに特徴を有するものである。

0018

請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記鉄塔ブロックは、平面形状コ字形をなし、2つからなっていることに特徴を有するものである。

発明の効果

0019

この発明によれば、鉄塔の上段の下部と、鉄塔の次段の上部とをヒンジにより連結し、次いで、鉄塔の上段を複数個の鉄塔ブロックに切断し、次いで、鉄塔ブロックをヒンジを支点として下方に倒し、次いで、ヒンジを鉄塔から切り離し、次いで、鉄塔ブロックを吊り下ろし、次いで、筒身の下部を切断した後、筒身を吊り下ろす工程を繰り返し行うことによって、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる。

図面の簡単な説明

0020

この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキと、鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを設置した鉄塔支持型煙突を示す平面図である。
鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、鉄塔ブロックガイド用ジャッキとの設置部分の拡大図である。
筒身吊り上げ用ジャッキの設置部分の拡大図である。
煙突を示す平面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の1段目(最上段)の鉄塔ブロックを吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の1段目を解体した後、筒身の下部を切断し、撤去し、この後、筒身を吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキを据え替える工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の2段目の鉄塔ブロックを吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の2段目を解体した後、筒身の下部を切断し、撤去し、この後、筒身を吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキを据え替える工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の3段目の鉄塔ブロックを吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の3段目を解体した後、筒身の下部を切断し、撤去し、この後、筒身を吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキを据え替える工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の4段目の鉄塔ブロックを吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の4段目を解体した後、筒身の下部を切断し、撤去し、この後、筒身を吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキを据え替える工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、クレーンにより、鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身の下部を切断した後、撤去し、この後、筒身を吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキを据え替える工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身の下部を切断した後、撤去し、この後、筒身を吊り下ろす工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身頂部を撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、クレーンにより、筒身吊り上げ用ジャッキを撤去する工程を示す正面図である。
この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、鉄塔の最下段(5段目)を解体する工程を示す正面図である。
ヒンジ部分を示す正面図である。
ヒンジ部分を示す側面図である。
鉄塔ブロックをヒンジを支点として下方に倒した状態を示す正面図である。
従来解体方法により筒身11Aを撤去した図である。
従来解体方法により筒身11Bを撤去した図である。
従来解体方法によりクローラクレーンにより鉄塔の中間部12Bを撤去した後、筒身11Cと筒身11Dを撤去した図である。
従来解体方法によりジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図である。
従来解体方法により筒身11Eから筒身11Iを撤去した図である。
従来解体方法によりジャッキによる筒身の吊り位置を変えた図である。
従来解体方法により筒身の頂部を解体する図である。

実施例

0021

この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。

0022

図1は、この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法によって、筒身吊り上げ用ジャッキと、鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、鉄塔ブロックガイド用ジャッキとを設置した鉄塔支持型煙突を示す平面図、図2は、鉄塔ブロック倒し用ジャッキと、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキと、鉄塔ブロックガイド用ジャッキとの設置部分の拡大図、図3は、筒身吊り上げ用ジャッキの設置部分の拡大図、図4は、煙突を示す平面図である。

0023

図1から図4において、1は、複数本(この例では、4本)の筒身、2は、4本の筒身1の外側に構築された、筒身1を支持する鉄塔である。この例では、図1に示すように、鉄塔2を、5段階、すなわち、1段目(最上段)、2段目、3段目、4段目、5段目(最下段)に分割して解体、撤去する。鉄塔2は、図4に示すように、平面形状正方形をなしている。

0024

3は、4本の筒身1の中央部に設置されたエレベータシャフト図4参照)であり、エレベータは、例えば、足場の構築時等において使用する。

0025

4は、鉄塔2の下部に設置された、筒身1を吊り上げ可能な筒身吊り上げ用ジャッキである。筒身吊り上げ用ジャッキ4としては、例えば、特許文献2に開示された大形ジャッキを使用する。

0026

5は、筒身1の頂部に設置された鉄塔ブロック倒し用ジャッキであり、後述する切断された平面形状コ字形をなす鉄塔ブロック2aを、後述するヒンジ8を支点として倒す際に使用するジャッキである。

0027

6は、筒身1の頂部に設置された鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキであり、鉄塔ブロック2aを吊り下ろす際に使用するジャッキである。

0028

7は、地上に設置された鉄塔ブロックガイド用ジャッキであり、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6により吊り下ろされる鉄塔ブロック2aをガイドする際に使用するジャッキである。

0029

鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7としては、例えば、特許文献3に開示された小型ジャッキを使用する。

0030

8は、鉄塔ブロック2aの下部と、未切断の鉄塔2の上部とを連結するヒンジである。

0031

次に、この発明の、鉄塔支持型煙突の解体方法による煙突の解体方法について説明する。

0032

(a)工程(ジャッキ設置工程)
先ず、図5(a)、図2図3に示すように、鉄塔2の下部に、筒身1を吊り上げ可能な筒身吊り上げ用ジャッキ4を設置し、筒身1の頂部に、切断された鉄塔ブロック2aをヒンジ8を支点として倒す鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロック2aを吊り下ろす鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6とを設置し、地上に、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6により吊り下ろされる鉄塔ブロック2aをガイドする鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7を設置する。

0033

(b)工程(連結工程)
次に、図5(a)、図2に示すように、鉄塔2の1段目、すなわち、鉄塔2の最上段の下部と、鉄塔2の2段目、すなわち、次段の上部とをヒンジ8により連結する。

0034

(c)工程(鉄塔切断工程)
次に、鉄塔2の1段目を2つの平面形状コ字形の鉄塔ブロック2aに切断する。すなわち、図2、図5(a)中、切断線(A−A)で示すように、鉄塔2の1段目をその高さ方向に切断し、図6中、切断線を(B−B)で示すように、ヒンジ8部分の鉄塔を水平方向に切断する。

0035

(d)(鉄塔ブロック倒し工程)
次に、図5(a)に示すように、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して、1段目の鉄塔ブロック2aをヒンジ8を支点として下方に倒す。

0036

(e)(ヒンジ切り離し工程)
次に、ヒンジ8を鉄塔2から切り離す。このときの切断線を、図8中、(C−C)で示す。

0037

(f)(鉄塔ブロック吊り下ろし工程)
次に、図5(a)に示すように、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6と、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して、1段目の鉄塔ブロック2aを地上に吊り下ろす。すなわち、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6と、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5とを調整しながら鉄塔ブロック1aを吊り下ろしていき、地上近くで鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7を張って、徐々に鉄塔ブロック1aを水平状態に戻して、地上に着座させる。

0038

(g)(筒身切断撤去工程)
次に、前記(b)工程から前記(f)工程によって、鉄塔2の1段目を解体した後、筒身吊り上げ用ジャッキ4に筒身1の荷重を預けた状態で、筒身1の下部を切断し、撤去する。このときの切断線を、図5(b)中、(D−D)で示す(後述する工程においても同様)。

0039

(h)筒身吊り下ろし工程
次に、図5(b)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4により筒身1を、その切断撤去毎に地上に吊り下ろす。なお、エレベータシャフト3は、筒身1の切断時に切断して、撤去する。以下の工程においても同様である。

0040

このようにして、鉄塔2の1段目の解体が終了したら、前記(b)工程から前記(h)工程を、鉄塔2の2段目から4段目に亘って順次、繰り返し行う。

0041

すなわち、鉄塔2の1段目の解体が終了したら、図5(c)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4を据え替えた後、図5(d)に示すように、鉄塔2の2段目の下部と、鉄塔2の3段目の上部とをヒンジ8により連結する。

0042

次に、鉄塔2の2段目を2つの平面形状コ字形の鉄塔ブロック2aに切断する。

0043

次に、図5(d)に示すように、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して、2段目の鉄塔ブロック2aをヒンジ8を支点として下方に倒す。

0044

次に、ヒンジ8を鉄塔2から切り離す。

0045

次に、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6と、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して、2段目の鉄塔ブロック2aを地上に吊り下ろす。

0046

次に、上記工程によって、鉄塔2の2段目を解体した後、筒身吊り上げ用ジャッキ4に筒身1の荷重を預けた状態で、筒身1の下部を切断し、撤去する。

0047

次に、図5(e)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4により筒身1を、その切断撤去毎に地上に吊り下ろす。

0048

次に、図5(f)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4を据え替えた後、図5(g)から図5(j)に示すように、鉄塔2の3段目から4段目についても同様な工程を繰り返し行って、3段目から4段目の鉄塔2を解体する。

0049

このようにして、鉄塔2の1段目から4段目の解体が終了したら、図5(k)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4により筒身1を、その切断撤去毎に地上に吊り下ろす。

0050

次に、図5(l)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4を据え替える。

0051

次に、図5(m)に示すように、クレーン9により、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6とを地上に吊り下ろす。

0052

次に、図5(n)に示すように、筒身1の下部を切断した後、撤去し、この後、筒身吊り上げ用ジャッキ4により筒身1を吊り下ろす。

0053

次に、図5(o)に示すように、筒身吊り上げ用ジャッキ4を据え替える。

0054

次に、図5(p)に示すように、筒身1の下部を切断した後、撤去し、この後、筒身吊り上げ用ジャッキ4により筒身1を吊り下ろす工程を繰り返し行う。

0055

次に、図5(q)に示すように、筒身頂部1aを撤去する。

0056

次に、図5(r)に示すように、クレーン9により、筒身吊り上げ用ジャッキ1bを撤去する。

0057

次に、図5(s)に示すように、鉄塔2の5段目を解体する。

0058

以上のようにして、この発明により鉄塔支持型煙突を解体することができる。

0059

この発明によれば、鉄塔2の1段目と、鉄塔の2段目とをヒンジ8により連結した後、鉄塔2の1段目を2つの鉄塔ブロック2aに切断し、次いで、鉄塔ブロック2aをヒンジ8を支点として鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とにより下方に倒し、次いで、ヒンジ8を鉄塔2から切り離した後、鉄塔ブロック2aを鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ6と、鉄塔ブロック倒し用ジャッキ5と、鉄塔ブロックガイド用ジャッキ7とを操作して吊り下ろし、次いで、筒身1の下部を切断した後、筒身1を筒身吊り上げ用ジャッキ4により吊り下ろす工程を繰り返し行うことによって、大型クレーンを使用することなく、鉄塔支持型煙突を容易に安全かつ確実に解体することができる。

0060

1:筒身
1a:筒身頂部
2:鉄塔
2a:鉄塔ブロック
3:エレベータシャフト
4:筒身吊り上げ用ジャッキ
5:鉄塔ブロック倒し用ジャッキ
6:鉄塔ブロック吊り下ろし用ジャッキ
7:鉄塔ブロックガイド用ジャッキ
8:ヒンジ
9:クレーン
11:筒身
12:鉄塔
15:ジャッキ
16:ガイドローラ
17:補強材
18:補強材
20:切断位置
21:搬送台車
22:レール
30:クローラクレーン

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