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技術 情報出力装置、情報生成装置、情報出力方法及び情報生成方法

出願人 株式会社ゼンリンデータコム
発明者 高山敏典大槻知彦
出願日 2017年3月17日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2017-052526
公開日 2018年10月4日 (11ヶ月経過) 公開番号 2018-156377
状態 未査定
技術分野 検索装置 教示用装置
主要キーワード 近隣施設 ヘッダ情報領域 インデックス順 関連情報ファイル 関連情報データ ジオコーディング 領域識別子 緯度方向
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年10月4日)のものです。
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図面 (9)

課題

データ量の増加を抑制したうえで、指定された地点に関連する情報を迅速に出力可能とする、情報出力装置を提供する。

解決手段

情報出力装置20は、所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを記憶する記憶部23と、地図上の地点を特定する座標情報受け付け、座標情報で指定される地点が含まれるメッシュ領域を特定するメッシュ領域特定部24と、関連情報データを参照し、メッシュ領域特定部により特定されたメッシュ領域における可変情報及び共通情報を出力する関連情報出力部25と、を備える。

概要

背景

携帯情報端末パーソナルコンピュータカーナビゲーション装置等の情報処理装置では、利用者が指定した地点に関連する情報を表示することが行われることがある。例えば、地図上で指定された地点の住所を表示したり、この地点の近辺にあるコンビニエンスストアレストラン等の情報を表示したりすることが行われている。例えば、特許文献1には、行政区画を規定したポリゴンや、地図を矩形状に分割したメッシュ領域のうち、利用者から指定された地点が含まれるポリゴンやメッシュ領域を判定することにより、指定された地点に関連するエリア情報を提供する方法が開示されている。なお、指定された地点の座標位置からその地点に関連する情報を検索することは、逆ジオコーディングと呼ばれる。

概要

データ量の増加を抑制したうえで、指定された地点に関連する情報を迅速に出力可能とする、情報出力装置を提供する。情報出力装置20は、所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを記憶する記憶部23と、地上の地点を特定する座標情報受け付け、座標情報で指定される地点が含まれるメッシュ領域を特定するメッシュ領域特定部24と、関連情報データを参照し、メッシュ領域特定部により特定されたメッシュ領域における可変情報及び共通情報を出力する関連情報出力部25と、を備える。

目的

例えば、特許文献1には、行政区画を規定したポリゴンや、地図を矩形状に分割したメッシュ領域のうち、利用者から指定された地点が含まれるポリゴンやメッシュ領域を判定することにより、指定された地点に関連するエリア情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、前記複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを記憶する記憶部と、地図上の地点を特定する座標情報受け付け、前記座標情報で指定される地点が含まれるメッシュ領域を特定するメッシュ領域特定部と、前記関連情報データを参照し、前記メッシュ領域特定部により特定されたメッシュ領域における前記可変情報及び前記共通情報を出力する関連情報出力部と、を備える情報出力装置

請求項2

前記関連情報データは、前記複数のメッシュ領域をグループ化することで得られるメッシュ領域のグループについて、前記グループごとに前記可変情報と前記共通情報とを格納する、請求項1に記載の情報出力装置。

請求項3

前記共通情報は、地図上の所定の地点に存在するオブジェクトに関する情報であり、前記可変情報は、前記メッシュ領域から前記オブジェクトまでの距離と所要時間と方向のうち少なくとも1つを示す情報である、請求項1又は2に記載の情報出力装置。

請求項4

前記記憶部は、前記関連情報データを、前記所定範囲の領域ごとに1つのファイルとして記憶する、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報出力装置。

請求項5

前記所定範囲の領域を識別する領域識別子が前記ファイルのファイル名に含まれている、請求項4に記載の情報出力装置。

請求項6

前記関連情報データは、前記複数のメッシュ領域におけるメッシュ領域の数を格納するヘッダ領域と、メッシュ領域ごとの前記可変情報を格納する可変情報領域と、前記共通情報を格納する共通情報領域と、メッシュ領域ごとの前記可変情報領域の開始位置を示すポインタを格納する領域とを含み、前記可変情報領域は、前記可変情報ごとに、該可変情報に対応する前記共通情報が格納されている前記共通情報領域の開始位置を示すポインタを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報出力装置。

請求項7

所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、前記複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを生成する生成部と、生成した前記関連情報データを出力する出力部と、を備える情報生成装置

請求項8

情報出力装置が実行する情報出力方法であって、所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、前記複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを記憶部に記憶し、地図上の地点を特定する座標情報を受け付け、前記座標情報で指定される地点が含まれるメッシュ領域を特定し、前記関連情報データを参照し、前記特定されたメッシュ領域における前記可変情報及び前記共通情報を出力する、情報出力方法。

請求項9

情報生成装置が実行する情報生成方法であって、所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、前記複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを生成し、生成した前記関連情報データを出力する、情報生成方法。

技術分野

0001

本発明は、情報出力装置情報生成装置情報出力方法及び情報生成方法に関する。

背景技術

0002

携帯情報端末パーソナルコンピュータカーナビゲーション装置等の情報処理装置では、利用者が指定した地点に関連する情報を表示することが行われることがある。例えば、地図上で指定された地点の住所を表示したり、この地点の近辺にあるコンビニエンスストアレストラン等の情報を表示したりすることが行われている。例えば、特許文献1には、行政区画を規定したポリゴンや、地図を矩形状に分割したメッシュ領域のうち、利用者から指定された地点が含まれるポリゴンやメッシュ領域を判定することにより、指定された地点に関連するエリア情報を提供する方法が開示されている。なお、指定された地点の座標位置からその地点に関連する情報を検索することは、逆ジオコーディングと呼ばれる。

先行技術

0003

特開2008−89815号公報

発明が解決しようとする課題

0004

利用者から指定された地点に関連する情報としては、指定された地点の近隣施設名称や、これらの近隣施設までの距離など、様々な情報が存在する。そして、指定された地点に関連するこれらの情報は、情報ごとに異なる方法で検索・算出が行われる。例えば、指定された地点から半径10km以内に存在する近隣施設を検索する場合、各近隣施設の位置情報をもとに、指定された地点から半径10km以内にある施設が検索され、近隣施設までの距離については、指定された地点から各施設の位置までの距離が、施設ごとに算出される。

0005

このように、指定された地点に関連する様々な情報を取得する際に情報ごとに検索・算出を行うと、利用者がある地点を指定してから全ての情報が提供されるまでに時間がかかるという問題がある。また、検索時間を削減するために、例えば、全てのメッシュ領域について、関連する複数種類の情報をあらかじめデータベースに格納しておくことも考えられるが、メッシュ領域を細かくした場合にデータ量が膨大となるという問題がある。

0006

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、データ量の増加を抑制したうえで、指定された地点に関連する情報を迅速に出力可能とすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一実施形態に係る情報出力装置は、所定範囲の領域をメッシュに分割して得られる複数のメッシュ領域のそれぞれについて、メッシュ領域ごとに異なる可変情報と、複数のメッシュ領域の全部又は一部において共通である共通情報とを各メッシュ領域に対応づけて格納する関連情報データを記憶する記憶部と、地図上の地点を特定する座標情報受け付け、座標情報で指定される地点が含まれるメッシュ領域を特定するメッシュ領域特定部と、関連情報データを参照し、メッシュ領域特定部により特定されたメッシュ領域における可変情報及び共通情報を出力する関連情報出力部と、を備える。

発明の効果

0008

本発明によれば、データ量の増加を抑制したうえで、指定された地点に関連する情報を迅速に出力することが可能となる。

図面の簡単な説明

0009

本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
生成装置機能構成例を示す図である。
出力装置の機能構成例を示す図である。
メッシュ領域の一例を示す図である。
分割数の異なる複数の3次メッシュ領域の一例を示す図である。
関連情報ファイルフォーマットの一例を示す図である。
出力装置が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。
関連情報ファイルの具体例を模式的に示す図である。

実施例

0010

添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。

0011

システム構成
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。本実施形態に係る情報処理システムは、生成装置10と、出力装置20と、携帯端末30とを含む。出力装置20及び携帯端末30は、インターネット等のネットワークNを介して通信可能に接続されている。

0012

生成装置10及び出力装置20はそれぞれ、例えば、サーバ等の情報処理装置であり、プロセッサメモリ及び記憶装置を含んで構成される。携帯端末30は、利用者が使用する情報処理装置であり、出力装置20から提供される各種情報を表示することができる。なお、利用者が使用する情報処理装置は携帯端末30に限られず、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーション装置等であってもよい。

0013

なお、生成装置10及び出力装置20は、一つの情報処理装置として実現されていてもよいし、それぞれ独立した1又は複数の情報処理装置として実現され、ネットワークを介して通信可能であってもよい。

0014

このような構成の情報処理システムにおいて、出力装置20は、地図情報に加えて、地図上で指定された地点に関連する様々な情報(以下、「関連情報」と言う。)を携帯端末30に提供する。なお、関連情報は、例えば、指定された地点の周辺に存在する近隣施設の名称や、指定された地点からこれらの近隣施設までの距離等である。具体例として、図1に示す携帯端末30のディスプレイには、利用者により地図上で指定された地点(星印)の周辺に存在するコンビニの名称(コンビニA、B、C)と、各コンビニまでの距離(コンビニAまで110m、コンビニBまで535m、コンビニCまで1163m)が表示されている。

0015

本実施形態に係る情報処理システムでは、出力装置20から関連情報を高速に出力することを可能にするため、地図上の各地点における関連情報が含まれるファイル(以下、「関連情報ファイル」と言う。)を予め生成装置10で生成しておく。出力装置20は、指定された地点に対応する関連情報を、関連情報ファイルから読み出して携帯端末30に出力する。

0016

機能構成
図2は、生成装置10の機能構成例を示す図である。本実施形態に係る生成装置10は、入力部11と、メッシュ領域生成部12と、関連情報生成部13と、出力部14とを含む。入力部11と、メッシュ領域生成部12と、関連情報生成部13と、出力部14とは、生成装置10においてメモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。

0017

入力部11は、本情報処理システムにおいて、関連情報として携帯端末30に表示すべき情報の入力を受け付ける。例えば、携帯端末30に、日本地図の中で指定された地点の周辺に存在するコンビニの名称、及び指定された地点からこれらのコンビニまでの距離を表示させる場合、入力部11は、日本における全てのコンビニの名称及び全てのコンビニの位置を示す情報(緯度経度など)の入力を受け付けてもよい。

0018

メッシュ領域生成部12は、地図上における所定の領域を、所定の大きさのメッシュに分割することで複数のメッシュ領域を生成する。

0019

関連情報生成部13は、入力部11で入力された情報とメッシュ領域生成部12で生成された複数のメッシュ領域の範囲を示す情報とを用いて、ある特定のメッシュ領域が選択された際に表示すべき関連情報を生成し、これを全てのメッシュ領域の各々について繰り返すことで、全てのメッシュ領域についての関連情報を含む関連情報ファイルを生成する。

0020

出力部14は、関連情報生成部13で生成された関連情報ファイルを、出力装置20に送信する。

0021

図3は、出力装置20の機能構成例を示す図である。本実施形態に係る出力装置20は、地図情報記憶部21と、地図情報出力部22と、関連情報記憶部23と、メッシュ領域特定部24と、関連情報出力部25とを含む。地図情報出力部22と、メッシュ領域特定部24と、関連情報出力部25とは、出力装置20においてメモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。また、地図情報記憶部21及び関連情報記憶部23は、出力装置20が備えるメモリや記憶装置を用いて実現される。

0022

地図情報記憶部21は、携帯端末30のディスプレイに表示可能な地図画像を含む地図データを記憶する。当該地図データの範囲は任意であるが、例えば、地球全体であってもよいし、日本など特定の国に限定した範囲であってもよい。また、地図データは複数のレイヤ(例えば、鉄道道路行政境界河川建物等のレイヤ)から構成されていてもよい。

0023

地図情報出力部22は、携帯端末30において要求されたエリアの地図画像を含む地図データを携帯端末30に送信する。

0024

なお、地図情報記憶部21及び地図情報出力部22の一方または双方は、出力装置20とは別の情報処理装置によって提供されることとしてもよい。

0025

関連情報記憶部23は、生成装置10で生成された関連情報ファイルを記憶する。

0026

メッシュ領域特定部24は、携帯端末30から、地図上の地点を特定する座標情報を受け付け、この座標情報で指定される地点が含まれるメッシュ領域を特定する。座標情報には、例えば、経度及び緯度を示す情報が含まれており、メッシュ領域特定部24は、例えば、経度及び緯度とメッシュ領域との対応関係を規定する関数に基づいて、経度及び緯度からメッシュ領域を特定する。

0027

関連情報出力部25は、メッシュ領域特定部24で特定されたメッシュ領域における関連情報ファイルを関連情報記憶部23から読み出し、読み出した関連情報ファイルから、携帯端末30に出力すべき関連情報を抽出して携帯端末30に出力する。

0028

(メッシュ領域及び関連情報ファイル)
次に、本実施形態で用いるメッシュ領域について具体的に説明する。図4は、メッシュ領域の一例を示す図である。メッシュ領域とは、緯度経度に基づいて地図上の領域をメッシュ状に分割して得られる領域であり、仕様や設計に応じて適宜分割領域の形状やサイズを設定することができる。以下の説明では、メッシュ領域の形状は四角形である前提で説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、メッシュ領域の形状を、六角形ひし形等の多角形や、円等の曲線で囲まれた領域とすることもできる。

0029

本実施形態では、地図上の領域を3段階のメッシュに分けて定義する。まず、緯90度及び西経180度を起点として、緯度方向に300秒ごと及び経度方向に450秒ごとの領域に分割することで生成されるメッシュ(図4上段)を、1次メッシュ領域として定義する。なお、起点とする緯度経度及び分割単位については一例でありこれに限定されるものではない。

0030

次に、1次メッシュ領域を、緯度方向及び経度方向に所定の数で分割することで生成されるメッシュ(図4中段)を、2次メッシュ領域として定義する。緯度方向の分割数及び経度方向の分割数は、同一数でもよいし異なる数でもよい。

0031

このように定義された2次メッシュ領域は、メッシュコード一意に特定される。図4の例では、「A」で示される2次メッシュ領域のメッシュコードは、「0001−0001−001−000」である。メッシュコードのうち、「0001−0001」の部分は、1次メッシュ領域を特定するコードであり、南緯90度及び西経180度を起点として、「経度方向(右方向)の通し番号−緯度方向(北方向)の通し番号」で表現される。「001−000」の部分は、1次メッシュ領域の中での2次メッシュ領域を特定するコードであり、南西を起点として、「経度方向(右方向)の通し番号—緯度方向(北方向)の通し番号」で表現される。

0032

次に、2次メッシュ領域を、南西を起点として、緯度方向及び経度方向に所定の数で分割することで生成されるメッシュ(図4下段)を、3次メッシュ領域として定義する。緯度方向の分割数及び経度方向の分割数は、同一数でもよいし異なる数でもよい。

0033

このように定義された3次メッシュ領域は、メッシュインデックス(x、y)で一意に特定される。x及びyは正の整数であり、xは経度方向(右方向)の通し番号、yは緯度方向(北方向)の通し番号を示す。例えば図4の「B」で示される3次メッシュ領域のメッシュインデックスは、(1、0)である。本実施形態における1つの3次メッシュ領域は、概ね1m〜数m四方(例えば、1m四方、3m四方など)程度のサイズであることを想定しているが、あくまで一例であり、これに限定されるものではない。

0034

また、本実施形態では、2次メッシュ領域に対して、分割数の異なる(すなわち各メッシュ領域のサイズが異なる)3次メッシュ領域を複数定義することができる。図5に、分割数の異なる3次メッシュ領域の一例を示す。図5(a)は、2次メッシュ領域を、y方向及びx方向にそれぞれ8分割することで生成された3次メッシュ領域の例を示しており、図5(b)は、2次メッシュ領域を、y方向及びx方向にそれぞれ4分割することで生成された3次メッシュ領域の例を示している。なお、y方向及びx方向の分割数は任意であり、更に大きな数(例えば数万)で分割することも可能である。

0035

次に、本実施形態における関連情報ファイルについて説明する。本実施形態における関連情報ファイルは、生成装置10の関連情報生成部13において、2次メッシュ領域ごとに1つのファイルとして生成され、生成された2次メッシュ領域ごとのファイルは出力装置20の関連情報記憶部23に格納される。

0036

本実施形態における関連情報ファイルは、複数の3次メッシュ領域のそれぞれについて、関連情報のうち3次メッシュ領域ごとに異なる情報(以下、「可変情報」と言う。)と、関連情報のうち3次メッシュ領域の全部又は一部において共通である情報(以下、「共通情報」と言う。)と、を格納する。例えば、出力装置20から出力すべき関連情報が、「指定された地点の周辺に存在する近隣施設の名称、及び指定された地点からこれらの近隣施設までの距離」である場合、「指定された地点からこれらの近隣施設までの距離」が可変情報に該当し、「指定された地点の周辺に存在する近隣施設の名称」が共通情報に該当する。具体的な共通情報としては、例えば、地図上の所定の地点に存在するオブジェクト(例えばコンビニ名、飲食店トイレ、道路、路線等)に関する情報(名称や住所等の文字列、アイコン記号等)が挙げられる。また、具体的な可変情報としては、例えば、各3次メッシュ領域から上述のオブジェクトまでの実世界における距離、所要時間及び/又は方向等が挙げられる。

0037

また、関連情報ファイルは、2次メッシュ領域をメッシュに分割することで得られる複数の3次メッシュ領域を1つのグループとして扱い、グループごとに関連情報(可変情報及び共通情報)を格納することができる。例えば、ある特定の2次メッシュ領域に対し、図5(a)に示すサイズの3次メッシュ領域、及び図5(b)に示すサイズの3次メッシュ領域の両方を定義する場合、1つの関連情報ファイルに、図5(a)に示すサイズの3次メッシュ領域のグループについての関連情報(可変情報及び共通情報)、図5(b)に示すサイズの3次メッシュ領域のグループについての関連情報(可変情報及び共通情報)を格納することができる。

0038

図6は、関連情報ファイルのフォーマットの一例を示す図である。関連情報ファイルは、関連情報をバイナリ形式で格納することを想定しており、ヘッダ情報領域と、1以上の関連情報領域とを含む。また、関連情報領域は、個別ヘッダ領域と、3次メッシュ領域ごとに可変情報格納領域へのポインタが格納されているポインタ領域と、3次メッシュ領域ごとに可変情報が格納されている可変情報格納領域と、共通情報を格納する共通情報格納領域とを含む。なお、関連情報ファイルのファイル名には、メッシュコードが含まれるようにしてもよい。

0039

ヘッダ情報領域には、3次メッシュ領域のグループの数と、グループごとの「関連情報領域」の開始位置を示すポインタとが含まれる。例えば、図5(a)及び図5(b)に示す2つの3次メッシュ領域のグループが定義される場合、ヘッダ情報領域には、グループ数として“2”が格納され、図5(a)に示す3次メッシュ領域についての関連情報が格納される「関連情報領域」へのポインタと、図5(b)に示す3次メッシュ領域についての関連情報が格納される「関連情報領域」へのポインタとが格納される。

0040

個別ヘッダ領域には、3次メッシュ領域数と、3次メッシュ領域ごとに、その3次メッシュ領域に対応づけられるポインタ領域の開始位置を示すポインタとが含まれる。例えば、図5(a)に示す3次メッシュ領域が定義される場合、3次メッシュ領域数には“64”が格納され、64個の3次メッシュ領域ごとに、その3次メッシュ領域に対応づけられるポインタ領域の開始位置を示すポインタが、予め定められたメッシュインデックス順に列挙されて格納される。

0041

ポインタ領域は、3次メッシュ領域の数分繰り返されており、1つのポインタ領域には、可変情報格納領域へのポインタが1つ含まれる。例えば、図5(a)に示す3次メッシュ領域が定義される場合、64個のポインタ領域が予め定められたメッシュインデックス順に格納される。

0042

可変情報格納領域は、3次メッシュ領域の数分繰り返されており、1つの可変情報格納領域に格納されている可変情報数と、可変情報ごとに、具体的な数値(例えば100m、10分など)と、当該可変情報に対応づけられる共通情報(例えばコンビニAの名称、住所などの文字列)が格納されている共通情報格納領域の開始位置を示すポインタが含まれる。なお、1つの可変情報領域には、複数の可変情報が格納されてもよい。例えば、各3次メッシュ領域からコンビニAまでの距離及び所要時間を格納したい場合、1つ目の可変情報には距離を示す数値を格納し、2つ目の可変情報には所要時間を示す数値を格納することで対応可能である。

0043

共通情報格納領域は、共通情報数分繰り返されており、1つの共通情報格納領域に1つの共通情報が格納されている。なお、共通情報格納領域は、ポインタ領域及び可変情報格納領域のように3次メッシュ領域の数分繰り返されるのではない。

0044

(動作例)
続いて、本実施形態に係る出力装置20の動作を具体的に説明する。本動作例では、図1に示すように、利用者が携帯端末30の画面において星印の地点を指定し、星印の地点の周辺(例えば星印の地点から半径10km以内など)に存在するコンビニの名称(コンビニA、B及びC)及び星印の地点からコンビニA、B及びCまでの距離を携帯端末30に表示する動作を想定して説明する。

0045

図7は、出力装置20が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、出力装置20のメッシュ領域特定部24は、携帯端末30から送信される座標情報を受け付ける(S101)。なお、携帯端末30は、例えば、携帯端末30においてGPS(Global Positioning System)機能により取得された位置情報で指定される地点の座標情報、携帯端末30において利用者が入力した住所で指定される地点の座標情報、携帯端末30のタッチパネルに表示される地図において利用者が指定した地点の座標情報などを出力装置20に送信することとしてもよい。

0046

続いて、メッシュ領域特定部24は、受信した座標情報に含まれる経度及び緯度に基づいて、指定された地点が含まれる2次メッシュ領域のメッシュコードを特定する(S102)。メッシュ領域特定部24は、例えば、経度及び緯度と2次メッシュ領域との対応関係を規定する関数に基づいて、経度及び緯度から2次メッシュ領域のメッシュコードを特定する。

0047

続いて、関連情報出力部25は、特定された2次メッシュ領域に対応する関連情報ファイルを開く(S103)。具体的には、特定された2次メッシュ領域のメッシュコードに対応づけられた関連情報ファイルが開かれる。

0048

続いて、メッシュ領域特定部24は、ステップS101で受信した座標情報に含まれる経度、緯度、及び個別ヘッダ領域に含まれる3次メッシュ領域数に基づいて、指定された地点が含まれる3次メッシュ領域のメッシュインデックスを特定する(S104)。メッシュ領域特定部24は、例えば、経度、緯度及び3次メッシュ領域数と3次メッシュ領域との対応関係を規定する関数に基づいて、経度及び緯度から3次メッシュ領域のメッシュインデックスを特定する。

0049

続いて、関連情報出力部25は、ステップS103で開いた関連情報ファイルを参照し、ステップS104で特定されたメッシュインデックスの3次メッシュ領域における関連情報(可変情報及び共通情報)を取得し、取得した関連情報を携帯端末30に出力する(S105)。

0050

ここで、関連情報出力部25が、ステップS105で行う動作を、図8を用いて具体的に説明する。図8は、関連情報ファイルの具体例を模式的に示す図である。図8において、ステップS104で特定された3次メッシュ領域のメッシュインデックスは(1、5)である前提とする。

0051

関連情報出力部25は、個別ヘッダ領域及びポインタ領域を参照することで、メッシュインデックス(1、5)に対応する可変情報格納領域へのポインタを取得する。続いて、関連情報出力部25は、取得したポインタで示される可変情報格納領域に含まれる可変情報を取得する。図8に示すように、メッシュインデックス(1、5)に対応する可変情報格納領域には、3つの可変情報として、{110m、共通情報Aへのポインタ}、{535m、共通情報Bへのポインタ}、{1163m、共通情報Cへのポインタ}が格納されており、関連情報出力部25は、これらの3つの可変情報を取得する。

0052

続いて、関連情報出力部25は、これらの3つの可変情報に含まれる、共通情報格納領域へのポインタ(共通情報Aへのポインタ、共通情報Bへのポインタ、共通情報Cへのポインタ)で示される共通情報格納領域を参照することで、共通情報を取得する。図8に示すように、共通情報A、共通情報B及び共通情報Cに対応する共通情報格納領域には文字列として、それぞれ「コンビニA」、「コンビニB」及び「コンビニC」が格納されており、関連情報出力部25は、これらの3つの共通情報を取得する。

0053

続いて、関連情報出力部25は、ステップS104で特定された3次メッシュ領域における関連情報として、コンビニAまでの距離は110mであり、コンビニBまでの距離は535mであり、コンビニCまでの距離は1163mであることを示す情報を、携帯端末30に出力する。

0054

次に、利用者が携帯端末30の画面において他の地点(メッシュインデックス(6、1)の地点)を指定したとする。この場合も、上述したステップS101〜ステップS105の処理が行われ、関連情報出力部25は、ステップS104で特定された3次メッシュ領域における関連情報として、コンビニAまでの距離は310mであり、コンビニBまでの距離は1105mであることを示す情報を、携帯端末30に出力する。

0055

ここで、図8において、メッシュインデックス(6、1)の可変情報格納領域には、メッシュインデックス(1、5)の可変情報格納領域と異なり、コンビニCまでの距離及び共通情報Cへのポインタが存在していない。このように、関連情報ファイルには、一部の3次メッシュについて、一部の共通情報(コンビニA、B、C)に対応する可変情報のみを格納するようにしてもよい。これにより、例えば、メッシュインデックス(6、1)の地点からコンビニCまでの距離が遠すぎるために携帯端末30の画面に表示させたくないといった場合に、表示させる必要のない情報を関連情報ファイルに格納しないようにすることができ、関連情報ファイルのデータ量を削減することが可能である。

0056

以上、本実施形態について説明した。本実施形態では、3次メッシュ領域に対応する関連情報を予め生成装置10で生成して関連情報ファイルに格納し、出力装置20は、携帯端末30から指定された地点に対する関連情報を関連情報ファイルから取得するようにした。これにより、本実施形態に係る出力装置20は、指定された地点の関連情報を迅速に出力することが可能となる。

0057

また、本実施形態では、関連情報ファイルに、3次メッシュ領域ごとに異なる情報については3次メッシュ領域ごとに格納し、複数の3次メッシュ領域で共通である情報については1つの情報のみを格納するようにした。これにより、共通情報を3次メッシュ領域ごとに格納する必要がなく、関連情報ファイルのデータ量の増加を抑制することが可能になる。

0058

また、本実施形態では、2次メッシュ領域単位で1つの関連情報ファイルを保持するようにした。これにより、出力装置20は、地図上で指定された地点に対応する関連情報ファイルを1つ参照することで、携帯端末30に送信すべき関連情報を取得することができ、指定された地点の関連情報をより迅速に出力することが可能となる。

0059

また、本実施形態では、関連情報ファイルの個別ヘッダ領域に3次メッシュ領域数を格納するようにしたことで、1つの3次メッシュ領域のサイズを任意に変更可能にした。例えば、コンビニまでの距離を1mメートル粒度で表示させたい場合は3次メッシュ領域を1m四方程度のサイズとし、100mの粒度で十分である場合は、3次メッシュ領域を100m四方程度のサイズとするといった対応が可能になる。これにより、可変情報に要求される情報の粒度(精度)がそれほど要求されない場合、3次メッシュ領域数を減らすことができ、関連情報ファイルのサイズを削減することが可能になる。

0060

また、本実施形態では、3次メッシュ領域のグループが複数定義される場合、1つの関連情報ファイルに、これらのグループごとに関連情報領域を用意して可変情報と共通情報を格納するようにした。これにより、例えば、指定された地点の関連情報として、可変情報の粒度(精度)が異なる複数種類の情報を携帯端末30に表示させたい場合、情報の種類ごとに、必要な粒度(精度)に合わせたサイズの3次メッシュ領域を生成しておき、関連情報ファイルに、情報の種類ごとに関連情報領域を用意することで、粒度(精度)の異なる可変情報と共通情報とを1つの関連情報ファイルに格納することができる。

0061

なお、関連情報出力部25は、複数種類の情報を全て携帯端末30に出力することとしてもよいし、利用者から指定された種類の情報のみを携帯端末30に出力することとしてもよい。例えば、一部の種類の情報を出力する場合、出力する情報の種類の指定は、携帯端末30から送信されてくることとしてもよいし、出力装置20にあらかじめ登録しておくこととしてもよい。出力する情報の種類をあらかじめ登録しておく場合、例えば、利用者または携帯端末30の識別子と対応づけて、出力対象とする情報の種類を示す情報を記憶しておくことができる。そして、携帯端末30から送信されてくる座標情報を含むパケットに設定された、利用者または携帯端末30の識別子に基づいて、出力対象とする情報の種類を判別することができる。

0062

本実施形態では、携帯端末30に表示する関連情報として、指定された地点の周辺に存在するコンビニの名称、及び指定された地点から各コンビニまでの距離を表示する場合を具体例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、地図の表示を省略すると共に、携帯端末30に表示する関連情報として、指定された地点(例えば現在位置等)から周辺に存在する近隣施設への方向を示す情報を表示するようにしてもよい。携帯端末30の画面に表示される近隣施設への方向を示す情報とは、例えば、所定の方向を基準として近隣施設が存在する方向(方位)を示す矢印又は角度であってもよい。この場合、近隣施設が存在する方向を示す情報を可変情報として関連情報ファイルに格納しておくことで対応可能である。また、方向を示す情報に加えて、指定された地点から周辺に存在する近隣施設までの距離及び移動時間も表示するようにしてもよい。この場合、近隣施設が存在する方向を示す情報、近隣施設までの距離及び移動時間を可変情報として関連情報ファイルに格納しておくことで対応可能である。

0063

また、他の例として携帯端末30に表示する関連情報として、指定された地点の周辺の駅名及び路線名、及び指定された地点から各駅までの距離を表示することもできる。

0064

また、他の例として、携帯端末30に表示する関連情報として、遊園地を含む所定のエリアに対し、指定された地点が遊園地の中なのか外なのかを示す情報に加えて、指定された地点が遊園地の外側であれば遊園地の出入口までの距離を表示し、指定された地点が遊園地の内側であれば各アトラクションの名称及び各アトラクションまでの距離を表示することも可能である。この場合、遊園地の中なのか外なのかを示す情報(フラグ)、及び、遊園地の出入口又は各アトラクションまでの距離を可変情報として関連情報ファイルに格納しておき、各アトラクションの名称については共通情報として関連情報ファイルに格納しておくことで対応可能である。

0065

以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。

0066

なお、本実施形態において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。

0067

なお、実施形態における3次メッシュ領域は、「所定範囲の領域」の一例である。メッシュコードは、「領域識別子」の一例である。

0068

10…生成装置、20…出力装置、30…携帯端末、11…入力部、12…メッシュ領域生成部、13…関連情報生成部、14…出力部、21…地図情報記憶部、22…地図情報出力部、23…関連情報記憶部、24…メッシュ領域特定部、25…関連情報出力部

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