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技術 文字入力装置、文字入力方法、および、文字入力プログラム

出願人 オムロン株式会社
発明者 市川慧
出願日 2017年3月15日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2017-049550
公開日 2018年9月27日 (10ヶ月経過) 公開番号 2018-152818
状態 未査定
技術分野 キーボード等からの入力 機械翻訳
主要キーワード キー種類 外観平面 学習データベース 携帯型情報通信端末 一致回数 抵抗型 きょう 圧電式
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年9月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

文字の誤入力が発生しても、適正な変換候補登録できる。

解決手段

文字入力装置10は、入力キー判定部13、入力文字処理部14、および、変換候補処理部16を備える。入力キー判定部13は、入力されたキーの種類を判定する。入力文字処理部14は、入力されたキーに基づく入力文字の操作および入力文字の確定を実行する。変換候補処理部16は、入力文字に関連付けされた変換候補の学習を実行する。変換候補処理部16は、変換候補の学習として、入力文字の確定前に削除キーの入力があったことを検出すると、削除キーの入力前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定する。

概要

背景

従来、特許文献1、特許文献2に示すように、文字入力の際の学習技術が各種提案されている。

従来の学習技術では、入力文字と、当該入力文字に基づく変換文字とが、抽出される。従来の学習技術では、入力文字を読みとして、変換文字を変換候補として、互いに関連付けされる。そして、この関連付けられた文字と変換候補とは、変換学習データベースに記憶される。この後、学習された文字が入力されると、変換学習データベースが参照され、この文字に対応した変換候補が読み出される。

概要

文字の誤入力が発生しても、適正な変換候補を登録できる。文字入力装置10は、入力キー判定部13、入力文字処理部14、および、変換候補処理部16を備える。入力キー判定部13は、入力されたキーの種類を判定する。入力文字処理部14は、入力されたキーに基づく入力文字の操作および入力文字の確定を実行する。変換候補処理部16は、入力文字に関連付けされた変換候補の学習を実行する。変換候補処理部16は、変換候補の学習として、入力文字の確定前に削除キーの入力があったことを検出すると、削除キーの入力前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定する。

目的

本発明の目的は、誤入力が発生しても、適正な変換候補を登録できる文字入力技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

入力されたキーの種類を判定する入力キー判定部と、前記入力されたキーに基づく入力文字の操作および前記入力文字確定を実行する入力文字処理部と、前記入力文字に関連づけされた変換候補の学習を実行する変換候補処理部と、を備え、前記変換候補処理部は、前記変換候補の学習として、前記入力文字が確定し、前記入力文字の確定前に削除キーの入力があったことを検出すると、前記削除キーの入力前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定する、文字入力装置

請求項2

前記変換候補処理部は、前記入力文字の確定の前の最後の前記削除キーの直前の入力文字を、前記確定した入力文字の読みに設定する、請求項1に記載の文字入力装置。

請求項3

前記削除キーの入力前の入力文字を、入力確定後に記憶する入力履歴記憶部を備え、前記変換候補処理部は、前記削除キーの入力前の入力文字が前記入力履歴記憶部にある文字と一致するかを検出して、一致する回数閾値を超えたときに、前記変換候補の学習を実行する、請求項1または請求項2に記載の文字入力装置。

請求項4

前記削除キーの入力前の入力文字を記憶する入力履歴記憶部を備え、前記変換候補処理部は、前記入力文字が確定すると、前記入力履歴記憶部を参照して前記学習を実行する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文字入力装置。

請求項5

前記入力文字と前記変換候補とを記憶する変換学習データベースを備え、前記変換候補処理部は、前記削除キーの入力前の入力文字を読みとし、前記確定した入力文字を変換候補として、互いに関連付けし、前記変換学習データベースに記憶する、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の文字入力装置。

請求項6

演算処理装置が、入力されたキーの種類を判定し、前記入力されたキーに基づく入力文字の操作および前記入力文字の確定を実行し、前記入力文字に関連付けされた変換候補の学習を実行し、変換候補の学習では、前記入力文字が確定し、前記入力文字の確定前に削除キーの入力があったことを検出すると、前記削除キーの入力前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定する、文字入力方法

請求項7

入力されたキーの種類を判定し、前記入力されたキーに基づく入力文字の操作および前記入力文字の確定を実行し、前記入力文字に関連付けされた変換候補の学習を実行する処理を、演算処理装置に実行させ、変換候補の学習では、前記入力文字が確定し、前記入力文字の確定前に削除キーの入力があったことを検出すると、前記削除キーの入力前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定処理を、前記演算処理装置に実行させる、文字入力プログラム

技術分野

0001

本発明は、入力された文字の読みと変換候補とを関連づけする変換学習機能を有する文字入力技術に関する。

背景技術

0002

従来、特許文献1、特許文献2に示すように、文字入力の際の学習技術が各種提案されている。

0003

従来の学習技術では、入力文字と、当該入力文字に基づく変換文字とが、抽出される。従来の学習技術では、入力文字を読みとして、変換文字を変換候補として、互いに関連付けされる。そして、この関連付けられた文字と変換候補とは、変換学習データベースに記憶される。この後、学習された文字が入力されると、変換学習データベースが参照され、この文字に対応した変換候補が読み出される。

先行技術

0004

特表2004−536369号公報
特開平9−101949号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来の学習技術では、文字入力の途中、すなわち、入力文字の未確定時には、入力文字は学習されない。例えば、入力途中に削除が行われた場合、すなわち、入力文字を確定する前に文字の誤入力が発生した場合には、当該入力文字は学習されない。したがって、ユーザが意図する正確な文字が入力されるまで、学習ができなかった。

0006

この場合、再度、同様の誤入力を発生してしまうと、ユーザは、再度、削除と正確な文字の入力を行わなければならなかった。

0007

したがって、本発明の目的は、誤入力が発生しても、適正な変換候補を登録できる文字入力技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

この発明の文字入力装置は、入力キー判定部、入力文字処理部、および、変換候補処理部を備える。入力キー判定部は、入力されたキーの種類を判定する。入力文字処理部は、入力されたキーに基づく入力文字の操作および入力文字の確定を実行する。変換候補処理部は、入力文字に関連付けされた変換候補の学習を実行する。変換候補処理部は、変換候補の学習として、入力文字が確定し、入力文字の確定前に削除キーの入力があったことを検出すると、削除キーの入力前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定する。

0009

この構成では、文字入力が確定する前の入力文字が読みに設定され、確定した入力文字が変換候補に設定される。なお、本発明の文字とは、1字の文字も、複数文字からなる文字列も含むものである。

0010

また、この発明の文字入力装置では、変換候補処理部は、入力文字の確定の前の最後の削除キーの直前の入力文字を、確定した入力文字の読みに設定する。

0011

この構成では、文字入力が確定する前の最後に間違った文字が読みに設定される。

0012

また、この発明の文字入力装置は、削除キーの入力前の入力文字を、入力確定後に記憶する入力履歴記憶部を備える。変換候補処理部は、削除キーの入力前の入力文字が入力履歴記憶部にある文字と一致するかを検出して、一致する回数閾値を超えたときに、変換候補の学習を実行する。

0013

この構成では、同じ入力ミスが何度も繰り返されたときに、すなわち、間違え易い入力文字が学習される。

発明の効果

0014

この発明によれば、文字の誤入力が発生しても、適正な変換候補を登録できる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の実施形態に係る文字入力装置の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る文字入力装置の外観平面図である。
本発明の実施形態に係る第1の文字入力方法フローチャートである。
本発明の実施形態に係る第2の文字入力方法のフローチャートである。
本発明の実施形態に係る学習の流れの第1態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る学習の流れの第2態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る学習の流れの第3態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る学習の流れの第4態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る学習の流れの第5態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る学習の流れの第6態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る第3の文字入力方法のフローチャートである。

実施例

0016

本発明の第1の実施形態に係る文字入力技術について、図を参照して説明する。なお、特別に区別する必要の無い限りは、本発明の文字とは、1字の文字も、複数文字からなる文字列も含むものである。

0017

図1は、本発明の実施形態に係る文字入力装置の機能ブロック図である。図2は、本発明の実施形態に係る文字入力装置の外観平面図である。

0018

図1に示すように、文字入力装置10は、表示部11、入力検出部12、入力キー判定部13、入力文字処理部14、入力文字出力部15、変換候補処理部16、変換学習データベース(変換学習DB)17、および、入力履歴記憶部18を備える。表示部11は、キーボード表示部111、入力文字表示部112、および、変換候補表示部113を備える。表示部11と入力検出部12とは、タッチパネル120を構成している。

0019

図2に示すように、文字入力装置10は、例えば、携帯型情報通信端末等の情報処理端末である。文字入力装置10は、通常、OS、および、各種のアプリケーションが記載されたプログラムと、これらを実行するハードウェアとによって実現されている。そして、当該プログラムの1つとして、本願に係る文字入力プログラムが含まれている。

0020

文字入力装置10の表面には、表示部11が設けられている。表示部11の表示画面に、キーボード表示部111、入力文字表示部112、および、変換候補表示部113が実現されている。

0021

キーボード表示部111は、所謂ソフトウェアキーボードユーザインターフェース部分を実現している。表示画面におけるキーボード表示部111には、各種のキーが表示される。ユーザが表示されたキーをタッチすることによって、キーの選択が実現可能になる。

0022

入力文字表示部112は、未確定の入力文字、確定の入力文字を表示する部分である。入力文字表示部112では、図2に示すように、入力確定文字211と入力未確定文字212とが識別可能に表示されている。例えば、入力確定文字211には、下線が付けられておらず、入力未確定文字には、下線が付けられている。また、入力文字表示部112には、文字の入力位置を示すカーソル210が表示されている。

0023

変換候補表示部113は、未確定入力文字に対する変換候補310を表示する部分である。変換候補表示部113では、変換候補310が複数抽出されると、複数の変換候補310は優先順位を付けて表示される。

0024

入力検出部12は、静電式タッチセンサ抵抗型タッチセンサ、圧電式タッチセンサ等のいずれかのタッチセンサによって形成されている。入力検出部12は、表示部11の表示画面を用いた入力および入力位置を検出する。具体的には、キーボード表示部111がタッチされれば、入力検出部12は、このタッチによるキーボード表示部111への入力を検出するとともに、キーボード表示部111に対する入力位置を検出する。入力検出部12は、この入力検出と入力位置を入力キー判定部13に出力する。入力検出部12は、入力文字表示部112への入力および入力位置も検出する。入力文字表示部112への入力位置の検出は、カーソル210の移動、入力文字の選択等に利用される。なお、入力検出部12は、変換候補表示部113への入力および入力位置も検出する。変換候補表示部113への入力位置の検出は、変換候補310の選択等に利用される。

0025

入力キー判定部13は、キーボード表示部111内のキー配置と、各キーに割り当てられたキーボード表示部111内の領域とを記憶している。入力キー判定部13は、入力位置から、入力キーの種類を判定する。入力キー判定部13は、入力キーの種類の判定結果を、入力文字処理部14に出力する。言い換えれば、入力キー判定部13は、キーイベントを検出して、入力文字処理部14に出力する。

0026

入力文字処理部14は、キーイベントに基づいて、文字の追加、削除等の文字の操作を実行し、入力文字を形成する。例えば、入力文字処理部14は、文字キーが順次入力されれば、入力された1字ずつの文字を順に並べ、入力文字を形成する。入力文字処理部14は、削除キーのキーイベントが入力されれば、文字を削除して、新たな入力文字を形成する。文字の削除とは、1文字であれば、当該文字を削除するものであり、文字列であれば、文字列中の1文字または複数文字を削除するものである。

0027

入力文字処理部14は、キーイベント等によって入力文字の確定処理を行うまでは、未確定入力文字とし、入力文字の確定処理が行われれば、確定入力文字として処理する。

0028

入力文字処理部14は、キーイベントによって、入力文字が形成される毎に、形成後の入力文字を、入力文字出力部15および変換候補処理部16に出力する。すなわち、入力文字処理部14は、未確定入力文字であっても確定入力文字であっても、入力文字が更新される毎に、当該更新された入力文字を、入力文字出力部15および変換候補処理部16に出力する。

0029

入力文字処理部14は、削除キーのキーイベントが入力されたとき、削除される直前の入力文字を、入力履歴記憶部18に記憶する。

0030

入力文字出力部15は、入力文字を、入力文字表示部112に表示させる。この際、入力文字出力部15は、未確定文字であれば、下線を付けて、入力文字表示部112に表示させ、確定文字であれば、下線を付けずに、入力文字表示部112に表示させる。

0031

変換候補処理部16は、入力文字が取得されると、当該入力文字の変換候補310を、変換学習データベース17に対して検索する。変換候補処理部16は、変換候補310を抽出し、変換候補表示部113に表示させる。

0032

変換候補処理部16は、未確定文字の時に入力履歴記憶部18に記憶された入力文字と、当該入力文字を含む一連文字入力処理における削除キーのキーイベント後で確定のキーイベントによって確定された入力文字とを関連付けする変換学習を実行する。具体的には、変換候補処理部16は、この確定入力文字を変換候補310とし、入力履歴記憶部18に記憶された未確定入力文字を読みとして設定し、これらを関連付けする。変換候補処理部16は、これら関連付けされた確定入力文字と入力履歴記憶部18に記憶された未確定入力文字とを、変換学習データベース17に登録する。

0033

このような構成および処理によって、文字入力装置10は、文字の誤入力が発生しても、変換学習データベース17に、適正な変換候補310を登録できる。

0034

また、このような構成および処理によって、文字入力装置10は、この変換学習データベース17への登録後には、削除キーのイベントの前の入力文字、すなわち、誤入力の入力文字であっても、当該誤入力が生じなかった場合の正確な入力文字を変換候補310として抽出できる。そして、文字入力装置10は、この変換候補310を、変換候補表示部113に表示できる。

0035

上述の説明では、文字入力の各処理を、変換学習データベース17および入力履歴記憶部18を除く各機能部によって実現する態様を示した。しかしながら、上述の各処理をプログラムにして記憶しておき、CPU等の演算処理装置で当該プログラムを実行してもよい。この場合、次のフローチャートに示す文字入力方法を用いればよい。図3は、本発明の実施形態に係る第1の文字入力方法のフローチャートである。なお、各処理の具体的な内容は、上述されており、同様の内容を示す箇所の説明は省略する。

0036

演算処理装置は、文字入力の開始時に、後述の各処理に対する初期化を実行する(S11)。演算処理装置は、キー入力を検出する(S12)。演算処理装置は、キー種類を判定する(S13)。

0037

演算処理装置は、入力キーが削除キーであるか否かを検出する。演算処理装置は、削除キーであれば(S14:YES)、現在の入力文字(未確定入力文字)を誤入力履歴として登録する(S21)。すなわち、演算処理装置は、現在の入力文字(未確定入力文字)を入力履歴記憶部18に記憶させる。演算処理装置は、この登録後、該当する文字の削除を行う(S22)。

0038

演算処理装置は、削除後の新たな入力文字の変換候補310を抽出する(S16)。演算処理装置は、この入力文字と変換候補310とをそれぞれ表示部11に出力する(S17)。

0039

演算処理装置は、削除キーでなければ(S14:NO)、入力文字が確定されているか、未確定の状態でカーソル210の移動があるかを判定する(S15)。

0040

演算処理装置は、入力文字の確定またはカーソル210の移動でなければ(S15:NO)、変換候補310を抽出し(S16)、この入力文字と変換候補310とをそれぞれ表示部11に出力する(S17)。

0041

演算処理装置は、入力文字の確定処理が行われていれば(S15:YES且つS30:YES)、入力文字を確定する(S31)。なお、確定処理とは、確定キーの入力や候補選択によって検出される。一方、確定処理が実行されていなければ(S30:NO)、すなわち、確定を伴わないカーソル210の移動であれば、誤入力履歴の初期化を実行する(S35)。

0042

演算処理装置は、入力文字の確定後、誤入力履歴があれば(S32:YES)、誤入力履歴として登録された入力文字を読みとし、確定入力文字を変換候補310とする誤入力学習を実行する(S33)。そして、演算処理装置は、誤入力履歴の初期化を行う(S35)。一方、演算処理装置は、誤入力履歴がなければ(S32:NO)、既知の通常学習を実行する(S34)。

0043

図3のフローに示す文字入力方法では、削除が行われる毎に誤入力履歴が記憶されるが、連続で削除キーが入力される場合を考慮し、図4のフローに示す文字入力方法を用いることもできる。図4は、本発明の実施形態に係る第2の文字入力方法のフローチャートである。図4に示す文字入力方法は、図3に示す文字入力方法に対して、削除キーが入力されたときの処理が異なる。図4に示す文字入力方法は、その他の点においては、図3に示す文字入力方法と同様であり、同様の箇所の説明は、省略する。

0044

演算処理装置は、入力されたキーが削除キーであれば(S14:YES)、直前のキーイベントを参照する(S51)。なお、直前のキーイベントは、キーイベント毎に、入力履歴記憶部18にキーイベントの内容を記憶しておくことで参照できる。

0045

演算処理装置は、直前のキーイベントが削除キーの入力でなければ(S52:NO)、現在の入力文字(未確定入力文字)を誤入力履歴として登録する(S21)。そして、演算処理装置は、この登録後、該当する文字の削除を行う(S22)。

0046

一方、演算処理装置は、直前のキーイベントが削除キーの入力であれば(S52:YES)、文字の削除のみを行う(S22)。

0047

上述の構成および処理を実現することによって、次に示す各種の学習が実行される。なお、以下に説明する各態様は、図4のフローチャートに基づいて処理された場合を示す。

0048

(第1態様)
図5は、本発明の実施形態に係る学習の流れの第1態様を示す図である。図5に示すステップ11からステップ14は、「ありがとう」を確定入力文字として文字入力する際の一連の処理過程である。

0049

ステップ11として、「ありがてう」が入力される(「て」の誤入力)。ステップ11における「ありがてう」は、未確定入力文字である。

0050

ステップ12として、2文字の連続削除が行われ、「ありが」となる。ステップ12における「ありが」は、未確定入力文字である。この時点で、ステップ11の「ありがてう」が入力履歴記憶部18に記憶される。

0051

ステップ13として、追加の文字入力が行われ、「ありがとう」となる。ステップ13における「ありがとう」は、未確定入力文字である。

0052

ステップ14として、確定処理が実行され、「ありがとう」は確定入力文字となる。そして、この確定をトリガとして、削除前の「ありがてう」を読みとし、確定入力文字である「ありがとう」を変換候補310とする学習が実行される。

0053

(第2態様)
図6は、本発明の実施形態に係る学習の流れの第2態様を示す図である。図6に示すステップ21からステップ26は、「ありがとう」を確定入力文字として文字入力する際の一連の処理過程である。

0054

ステップ21として、「ありがてう」が入力される(「て」の誤入力)。ステップ21における「ありがてう」は、未確定入力文字である。

0055

ステップ22として、2文字の連続削除が行われ、「ありが」となる。ステップ22における「ありが」は、未確定入力文字である。この時点で、ステップ21の「ありがてう」が入力履歴記憶部18に記憶される。

0056

ステップ23として、追加の文字入力が行われ、「ありがたう」となる(「た」の誤入力)。ステップ23における「ありがたう」は、未確定入力文字である。

0057

ステップ24として、2文字の連続削除が行われ、「ありが」となる。ステップ24における「ありが」は、未確定入力文字である。この時点で、ステップ21の「ありがたう」が入力履歴記憶部18に記憶される(上書き更新)。

0058

ステップ25として、追加の文字入力が行われ、「ありがとう」となる。ステップ25における「ありがとう」は、未確定入力文字である。

0059

ステップ26として、確定処理が実行され、「ありがとう」は確定入力文字となる。そして、この確定をトリガとして、削除前の「ありがたう」を読みとし、確定入力文字である「ありがとう」を変換候補310とする学習が実行される。

0060

この処理では、一連の処理内における複数のステップで誤入力と削除とが行われる。この処理を用いた場合、確定入力文字の入力タイミングに対して時間的に最も近いタイミングで入力履歴記憶部28に記憶された文字が読みとなる。

0061

なお、上述の処理において、上書き更新を行わずに、誤入力文字を追加してもよい。この場合、1つの変換候補310に対して複数の読みが登録される。

0062

(第3態様)
図8は、本発明の実施形態に係る学習の流れの第3態様を示す図である。図8に示すステップ31からステップ34は、「有り難い」を確定入力文字として文字入力する際の一連の処理過程である。

0063

ステップ31として、「ありがてい」が入力される(「て」の誤入力)。ステップ31における「ありがてい」は、未確定入力文字である。

0064

ステップ32として、2文字の連続削除が行われ、「ありが」となる。ステップ32における「ありが」は、未確定入力文字である。この時点で、ステップ31の「ありがてい」が入力履歴記憶部18に記憶される。

0065

ステップ33として、追加の文字入力が行われ、「ありがたい」となる。ステップ35における「ありがたい」は、未確定入力文字である。

0066

ステップ26として、漢字変換および確定処理が実行され、「有り難い」が確定入力文字となる。そして、この確定をトリガとして、削除前の「ありがてい」を読みとし、確定入力文字である「有り難い」を変換候補310とする学習が実行される。

0067

この処理では、入力文字の確定の際に漢字変換が行われる。この処理を用いた場合、このような漢字変換が行われても、誤入力文字を用いた変換学習が確実且つ正確に行われる。

0068

(第4態様)
図8は、本発明の実施形態に係る学習の流れの第4態様を示す図である。図8に示すステップ41からステップ44は、「ありがとう」を確定入力文字として文字入力する際の一連の処理過程である。

0069

ステップ41として、「うりがとう」が入力される(「う」の誤入力)。ステップ21における「うりがとう」は、未確定入力文字である。

0070

ステップ42として、全削除が行われる。この時点で、ステップ42の「うりがとう」が入力履歴記憶部18に記憶される。

0071

ステップ43として、追加の文字入力が行われ、「ありがとう」となる。ステップ43における「ありがとう」は、未確定入力文字である。

0072

ステップ44として、確定処理が実行され、「ありがとう」は確定入力文字となる。そして、この確定をトリガとして、削除前の「うりがとう」を読みとし、確定入力文字である「ありがとう」を変換候補310とする学習が実行される。

0073

この処理では、一連の処理内において全削除が行われる。この処理を用いた場合、このような全削除が行われても、誤入力文字を用いた変換学習が確実且つ正確に行われる。

0074

(第5態様)
図9は、本発明の実施形態に係る学習の流れの第5態様を示す図である。図9に示すステップ51からステップ56は、「ありがとう」を確定入力文字として文字入力する際の一連の処理過程である。

0075

ステップ51として、「あらがとう」が入力される(「ら」の誤入力)。ステップ51における「あらがとう」は、未確定入力文字である。

0076

ステップ52として、入力位置の移動が実行される。これにより、カーソル210は「ら」と「が」との間に位置する。

0077

ステップ53として、1文字の削除が行われ、「あがとう」となる。ステップ53における「あがとう」は、未確定入力文字である。この時点で、ステップ51、52の「あらがとう」が入力履歴記憶部18に記憶される。

0078

ステップ54として、追加の文字入力が行われ、「ありがとう」となる。ステップ54における「ありがとう」は、未確定入力文字である。

0079

ステップ55として、入力位置の移動が実行される。これにより、カーソル210は「う」の次の位置になる。

0080

ステップ56として、確定処理が実行され、「ありがとう」は確定入力文字となる。そして、この確定をトリガとして、削除前の「あらがとう」を読みとし、確定入力文字である「ありがとう」を変換候補310とする学習が実行される。

0081

この処理では、一連の処理内に文字入力位置の移動が行われる。このような文字入力位置の移動が行われても、誤入力文字を用いた変換学習が確実且つ正確に行われる。

0082

(第6態様)
図10は、本発明の実施形態に係る学習の流れの第6態様を示す図である。図10に示すステップ61からステップ67は、「今日と」を確定入力文字として文字入力する際の一連の処理過程である。

0083

ステップ61として、「きょおと」が入力される(「お」の誤入力)。ステップ61における「きょおと」は、未確定入力文字である。

0084

ステップ62として、入力位置の移動が実行される。これにより、カーソル210は「お」と「と」との間に位置する。

0085

ステップ63として、1文字の削除が行われ、「きょと」となる。ステップ63における「きょと」は、未確定入力文字である。この時点で、ステップ61、62の「きょおと」が入力履歴記憶部18に記憶される。

0086

ステップ64として、追加の文字入力が行われ、「きょうと」となる。ステップ64における「きょうと」は、未確定入力文字である。

0087

ステップ65として、漢字変換が実行され、「今日と」となる。ステップS65における「今日と」は、未確定入力文字である。

0088

ステップ66として、部分的な確定処理が実行され、「今日」は確定入力文字となり、「と」は未確定入力文字のままです。

0089

ステップ67として、確定処理が実行され、「今日と」は確定入力文字となる。そして、この確定をトリガとして、削除前の「きょおと」を読みとし、確定入力文字である「今日」を変換候補310とする学習が実行される。

0090

この処理では、一連の処理内に部分確定が行われる。このような部分確定が行われても、誤入力文字を用いた変換学習が確実且つ正確に行われる。

0091

上述の説明では、誤入力文字が1度でも発生すると変換候補310への登録が行われるが、所定回数、同じ誤入力が行われた場合に限り、変換学習を行うようにしてもよい。図11は、本発明の実施形態に係る第3の文字入力方法のフローチャートである。なお、図11では、第3の文字入力方法の主要処理のみを記載し、図3図4に示す処理との関係性については記載を省略しているが、図11に示す方法は、図3図4に示す方法とリンクしている。

0092

演算処理装置は、誤入力履歴に文字があり、入力文字が確定していることを検出する(S61)。演算処理装置は、入力履歴記憶部18へ参照し、学習候補である読みと変換候補310とのペアが記憶されているか否かを検出する(S62)。

0093

演算処理装置は、今回の入力文字と、入力履歴記憶部18に記憶されているペアが存在すれば(S63:YES)、一致回数カウントアップを行う(S64)。一方、演算処理装置は、今回の入力文字と、入力履歴記憶部18に記憶されているペアが存在しなければ(S63:NO)、読みと変換候補310とのペアを入力履歴記憶部18に登録する(S67)。

0094

演算処理装置は、カウント値が閾値を超えれば(S65:YES)、誤入力文字を読みとする誤入力学習を実行する(S66)。演算処理装置は、カウント値が閾値を超えていなければ(S65:NO)、誤入力学習を保留する。

0095

このような処理を行うことによって、ユーザが誤入力しやすい文字のみを変換学習でき、突発的に生じた誤入力文字を変換学習しない。したがって、より使い勝手のよい文字入力が可能になる。

0096

なお、誤入力文字による変換候補310は、優先度における3番目から5番目までの範囲程度であるとよい。学習された誤入力文字の読みは、学習された変換候補310とは別の意味の文字の読みに用いられる可能性があり、この方法を用いることで、高い優先度で表示されず、使い勝手が向上する。

0097

10:文字入力装置
11:表示部
12:入力検出部
13:入力キー判定部
14:入力文字処理部
15:入力文字出力部
16:変換候補処理部
17:変換学習データベース
18:入力履歴記憶部
111:キーボード表示部
112:入力文字表示部
113:変換候補表示部
120:タッチパネル
210:カーソル
211:入力確定文字
212:入力未確定文字
310:変換候補

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