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技術 電子音響装置および音色設定方法

出願人 ヤマハ株式会社
発明者 三浦右士
出願日 2017年3月2日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2017-039667
公開日 2018年9月20日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2018-146682
状態 特許登録済
技術分野 電気楽器
主要キーワード オーナーズ 電子音響装置 サンプリングデータ列 代表音 色カテゴリ 分散和 音色指定情報 発音指示信号
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

適切な音色をより簡単な操作で設定可能な電子音響装置および音色設定方法を提供する。

解決手段

所定の機能の不実行時に、設定操作子4の操作ごとに予め定められた第1の代表音色と予め定められた第2の代表音色とが音色設定部84により交互に設定される。所定の機能の実行時に、予め定められた第3の代表音色が音色設定部84により設定される。発音指示信号応答して、音色設定部84により設定された音色を有する音響信号音源回路16により生成される。

概要

背景

電子音響装置においては、設定された音色を有する音響信号が生成される。非特許文献1には、種々の音色を音響信号に設定可能な電子キーボードが記載されている。なお、非特許文献1のpdfファイルは、URLアドレス(http://download.yamaha.com/api/asset/file/?language=fr&site=fr.yamaha.com&asset_id=67660)から取得可能である。

非特許文献1の電子キーボードにおいては、使用者は、特定のボタンを操作することにより、複数の音色カテゴリのいずれかを選択し、選択された音色カテゴリの第1番目の音色を設定することができる。また、音色カテゴリが選択された状態で他のボタンを操作することにより、使用者は、当該音色カテゴリに属する他の番数の音色を任意に選択し、設定することができる。

概要

適切な音色をより簡単な操作で設定可能な電子音響装置および音色設定方法を提供する。所定の機能の不実行時に、設定操作子4の操作ごとに予め定められた第1の代表音色と予め定められた第2の代表音色とが音色設定部84により交互に設定される。所定の機能の実行時に、予め定められた第3の代表音色が音色設定部84により設定される。発音指示信号応答して、音色設定部84により設定された音色を有する音響信号が音源回路16により生成される。

目的

本発明の目的は、適切な音色をより簡単な操作で設定可能な電子音響装置および音色設定方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

音色の設定を予め定められた第1または第2の代表音色に切り替えるための設定操作子と、所定の機能の実行時に、予め定められた第3の代表音色を設定し、前記所定の機能の不実行時に、前記設定操作子の操作ごとに前記第1の代表音色と前記第2の代表音色とを交互に設定する音色設定手段と、発音指示信号応答して、前記音色設定手段により設定された音色を有する音響信号を生成する生成手段とを備えた、電子音響装置

請求項2

前記所定の機能は、練習機能を含み、前記音色設定手段は、前記練習機能の実行時に予め定められた音色を前記第3の代表音色として設定する、請求項1記載の電子音響装置。

請求項3

前記所定の機能は、自動伴奏機能を含み、前記音色設定手段は、前記自動伴奏機能の実行時に自動伴奏音の種類に応じてそれぞれ定められた音色を前記第3の代表音色として設定する、請求項1または2記載の電子音響装置。

請求項4

前記所定の機能は、自動設定機能を含み、前記音色設定手段は、前記自動設定機能の実行時に演奏曲の種類に応じてそれぞれ定められた音色を前記第3の代表音色として設定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子音響装置。

請求項5

電子音響装置における所定の機能の不実行時に、設定操作子の操作ごとに予め定められた第1の代表音色と予め定められた第2の代表音色とを交互に設定し、前記所定の機能の実行時に、予め定められた第3の代表音色を設定するステップと、発音指示信号に応答して、設定された音色を有する音響信号を生成するステップとを含む、音色設定方法。

技術分野

0001

本発明は、音色を設定する電子音響装置および音色設定方法に関する。

背景技術

0002

電子音響装置においては、設定された音色を有する音響信号が生成される。非特許文献1には、種々の音色を音響信号に設定可能な電子キーボードが記載されている。なお、非特許文献1のpdfファイルは、URLアドレス(http://download.yamaha.com/api/asset/file/?language=fr&site=fr.yamaha.com&asset_id=67660)から取得可能である。

0003

非特許文献1の電子キーボードにおいては、使用者は、特定のボタンを操作することにより、複数の音色カテゴリのいずれかを選択し、選択された音色カテゴリの第1番目の音色を設定することができる。また、音色カテゴリが選択された状態で他のボタンを操作することにより、使用者は、当該音色カテゴリに属する他の番数の音色を任意に選択し、設定することができる。

先行技術

0004

2016ヤマハ株式会社(2016 Yamaha Corporation)、「PSR-A350オーナーズマニュアル(PSR-A350 Owner's Manual)」、2016年3月、p.16

発明が解決しようとする課題

0005

使用者は、電子音響装置の使用状態または電子音響装置が実行する機能に応じて適切な音色を適宜選択し、音響信号に設定する。しかしながら、非特許文献1の電子キーボードにおいては、音色を選択するための操作が煩雑である。そのため、適切な音色をより簡単な操作で設定可能な電子音響装置が望まれる。

0006

本発明の目的は、適切な音色をより簡単な操作で設定可能な電子音響装置および音色設定方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る電子音響装置は、音色の設定を予め定められた第1または第2の代表音色に切り替えるための設定操作子と、所定の機能の実行時に、予め定められた第3の代表音色を設定し、所定の機能の不実行時に、設定操作子の操作ごとに第1の代表音色と第2の代表音色とを交互に設定する音色設定手段と、発音指示信号応答して、音色設定手段により設定された音色を有する音響信号を生成する生成手段とを備える。

0008

この電子音響装置においては、使用者は、所定の機能の不実行時に、設定操作子を操作するごとに設定される音色を第1の代表音色と第2の代表音色とで交互に切り替えることができる。これにより、使用者は、電子音響装置の使用状態に応じて第1および第2の代表音色のうちより適切な音色を判断し、設定することができる。一方で、所定の機能の実行時には当該機能に対応する第3の代表音色が設定されるので、使用者は煩雑な操作を行う必要がない。これらの結果、より適切な音色を簡単な操作で設定することができる。

0009

所定の機能は、練習機能を含み、音色設定手段は、練習機能の実行時に予め定められた音色を第3の代表音色として設定してもよい。この場合、練習機能の実行時に、練習機能に適した第3の代表音色を煩雑な操作を行うことなく容易に設定することができる。

0010

所定の機能は、自動伴奏機能を含み、音色設定手段は、自動伴奏機能の実行時に自動伴奏音の種類に応じてそれぞれ定められた音色を第3の代表音色として設定してもよい。この場合、自動伴奏機能の実行時に、自動伴奏機能に適した第3の代表音色を煩雑な操作を行うことなく容易に設定することができる。

0011

所定の機能は、自動設定機能を含み、音色設定手段は、自動設定機能の実行時に演奏曲の種類に応じてそれぞれ定められた音色を第3の代表音色として設定してもよい。この場合、自動設定機能の実行時に、自動設定機能に適した第3の代表音色を煩雑な操作を行うことなく容易に設定することができる。

0012

本発明に係る音色設定方法は、電子音響装置における所定の機能の不実行時に、設定操作子の操作ごとに予め定められた第1の代表音色と予め定められた第2の代表音色とを交互に設定し、所定の機能の実行時に、予め定められた第3の代表音色を設定するステップと、発音指示信号に応答して、設定された音色を有する音響信号を生成するステップとを含む。この音色設定方法によれば、適切な音色をより簡単な操作で設定することができる。

発明の効果

0013

本発明によれば、適切な音色をより簡単な操作で設定することができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施の形態に係る電子音響装置の構成を示すブロック図である。
図1の音色設定制御部の機能的な構成を示すブロック図である。
伴奏スタイルカテゴリと第3の代表音色との対応関係の一例を示す図である。
音色設定制御部により行われる音色設定処理を示すフローチャートである。
音色設定制御部により行われる音色設定処理を示すフローチャートである。
音色設定処理により設定される音色の例を示す図である。

実施例

0015

以下、本発明の実施の形態に係る電子音響装置および音色設定方法について図面を用いて詳細に説明する。

0016

(1)電子音響装置の構成
図1は本発明の一実施の形態に係る電子音響装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子音響装置1は、演奏操作子2、検出回路3、設定操作子4、検出回路5、ディスプレイ6および表示回路7を備える。

0017

演奏操作子2は、鍵盤またはドラムパッド等を含む。演奏操作子2は、検出回路3を介してバス18に接続され、使用者の演奏動作に基づく演奏データが演奏操作子2により入力される。設定操作子4は、オンオフ操作されるスイッチ、回転操作されるロータリエンコーダ、またはスライド操作されるリニアエンコーダ等を含み、検出回路5を介してバス18に接続される。この設定操作子4は、音色の切り替え、音量の調整、電源のオンオフおよび各種設定を行うために用いられる。

0018

ディスプレイ6は、表示回路7を介してバス18に接続される。ディスプレイ6には、楽曲名、楽譜、またはその他の各種情報が表示される。ディスプレイ6がタッチパネルディスプレイであってもよい。この場合、使用者は、ディスプレイ6を操作することにより各種操作を指示することができる。

0019

電子音響装置1は、RAM(ランダムアクセスメモリ)9、ROM(リードオンリメモリ)10、CPU(中央演算処理装置)11、タイマ12、記憶装置13および通信I/F(インタフェース)14をさらに備える。RAM9、ROM10、CPU11、記憶装置13および通信I/F14はバス18に接続され、タイマ12はCPU11に接続される。外部記憶装置15等の外部機器が通信I/F14を介してバス18に接続されてもよい。RAM9、ROM10およびCPU11が音色設定制御部8を構成する。

0020

RAM9は、例えば揮発性メモリからなり、CPU11の作業領域として用いられるとともに、各種データを一時的に記憶する。ROM10は、例えば不揮発性メモリからなり、制御プログラムおよび音色設定プログラム等のコンピュータプログラムを記憶する。CPU11は、ROM10に記憶された音色設定プログラムをRAM9上で実行することにより後述する音色設定処理を行う。タイマ12は、現在時刻等の時間情報をCPU11に与える。

0021

記憶装置13は、ハードディスク光学ディスク磁気ディスクまたはメモリカード等の記憶媒体を含む。この記憶装置13には、一または複数の楽曲データが記憶される。楽曲データは、曲を表す音響信号(オーディオデータ)である。ここで、音響信号は、音の波形を表すサンプリングデータ列である。演奏操作子2から入力される演奏データに基づいて楽曲データが生成され、記憶装置13に記憶されてもよい。演奏データおよび楽曲データは、発音指示信号を含む。

0022

上記の音色設定プログラムが記憶装置13に記憶されてもよい。外部記憶装置15は、記憶装置13と同様に、ハードディスク、光学ディスク、磁気ディスクまたはメモリカード等の記憶媒体を含み、楽曲データ等の各種データまたは音色設定プログラムを記憶してもよい。なお、本実施の形態における音色設定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された形態で提供され、ROM10または記憶装置13にインストールされてもよい。また、通信I/F14が通信網に接続されている場合、通信網に接続されたサーバから配信された音色設定プログラムがROM10または記憶装置13にインストールされてもよい。

0023

電子音響装置1は、音源回路16およびサウンドシステム17をさらに備える。音源回路16はバス18に接続され、サウンドシステム17は音源回路16に接続される。音源回路16は、演奏操作子2から入力される演奏データまたは記憶装置13から与えられる楽曲データ等に基づいて音響信号を生成するとともにその音響信号に音響効果を付与する。サウンドシステム17は、D/A(デジタルアナログ変換回路増幅器およびスピーカを含み、音源回路16から与えられる音響信号に基づく楽音を発生する。

0024

(2)音色設定制御部8の機能的な構成
図2図1の音色設定制御部8の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、音色設定制御部8は、機能選択部81、音色切替部82、音色取得部83、音色設定部84および処理部85を含む。図1のCPU11がROM10または記憶装置13に記憶された音色設定プログラムを実行することにより図2の音色設定制御部8の各部の機能が実現される。

0025

機能選択部81は、設定操作子4の操作に基づいて、電子音響装置1において実行する所定の機能(以下、特定機能と呼ぶ。)を選択する。特定機能は、例えば練習機能および自動伴奏機能を含む。ここで、練習機能は、練習用の楽曲の進行に合わせて操作すべき演奏操作子2をガイドすることにより、楽曲の演奏を使用者に習得させるための機能である。自動伴奏機能は、伴奏スタイルのカテゴリに対応して設けられた伴奏データと与えられたコードとに基づいて伴奏音を自動的に出力する機能である。

0026

音色切替部82は、特定機能が実行されないとき(特定機能の不実行時)には、設定操作子4が操作されるごとに予め定められた第1の代表音色と予め定められた第2の代表音色との間で音源回路16に設定されるべき音色を切り替える。本実施の形態では、特定機能が実行されないときとは、練習機能および自動伴奏機能を用いない通常の演奏時をいう。

0027

ここで、中東インドまたは中国等の民族音楽を演奏する場合、使用者には、民族楽器の音色が好まれることがある。したがって、本実施の形態では、第1の代表音色として音色カテゴリ「オリエンタル」の第1番目の音色(例えば「ウード音色」)が予め定められる。一方で、演奏の経験が少ない使用者には、発音開始の認識が容易であること、他のパート再生中でも聴き分けが容易であること、およびなじみがあること等の理由から、演奏音の認識が容易な「ピアノ音色」が好まれることがある。したがって、本実施の形態では、第2の代表音色として「ピアノ音色」が予め定められる。

0028

音色取得部83は、特定機能の実行時に音源回路16に設定されるべき第3の代表音色と当該特定機能の種類との対応関係を予め記憶している。音色取得部83は、特定機能の実行時に、記憶された対応関係に基づいて当該特定機能に対応する第3の代表音色を取得する。練習機能の実行時においては、第3の代表音色は、例えば「ピアノ音色」である。自動伴奏機能の実行時においては、第3の代表音色は、伴奏スタイルのカテゴリに対応する音色カテゴリの第1番目の音色である。

0029

図3は伴奏スタイルのカテゴリと第3の代表音色との対応関係の一例を示す図である。図3の例では、伴奏スタイルのカテゴリが「アラビック」である場合、音色カテゴリ「オリエンタル」の第1番目の音色である「ウード音色」が第3の代表音色に該当する。伴奏スタイルのカテゴリが「バラード」である場合、音色カテゴリ「ピアノ」の第1番目の音色である「グランドピアノ音色」が第3の代表音色に該当する。伴奏スタイルのカテゴリと第3の代表音色との対応関係は、図3の例に限定されず、所定の法則により他の対応関係が決定されてもよい。

0030

図2の音色設定部84は、使用者による設定操作子4の操作に基づいて、任意の音色を設定する。練習用の楽曲データには、音色を指定するための音色指定情報が含まれる。音色設定部84は、処理部85により練習用の楽曲データが取得された場合には、当該楽曲データの音色指定情報により指定された音色を設定する。

0031

また、音色設定部84は、使用者による設定操作子4の操作に基づいて、音色切替部82により切り替えられた第1もしくは第2の代表音色、または音色取得部83により取得された第3の代表音色を設定する。したがって、特定機能の実行時に設定操作子4が操作されると、第3の代表音色が設定され、特定機能の不実行時に設定操作子4が操作されると、操作ごとに設定される音色が第1の代表音色と第2の代表音色との間で切り替わる。

0032

処理部85は、特定機能を実行するための種々の処理を行う。具体的には、機能選択部81により練習機能が選択された場合、処理部85は、設定操作子4の操作に基づいて練習用の楽曲データを記憶装置13から取得し、取得した楽曲の進行に合わせて操作すべき演奏操作子2をガイドする。機能選択部81により自動伴奏機能が選択された場合、処理部85は、設定操作子4の操作に基づいて伴奏データを記憶装置13から取得するとともに演奏操作子2からコードを取得する。

0033

演奏操作子2が鍵盤である場合、処理部85は、音色の設定が変更されることに伴い鍵盤に割り当てられるスケールを変更してもよい。例えば、処理部85は、平均律により定められるスケールを特定の民族音楽に適する他のスケールに変更してもよい。また、処理部85は、音色の設定が変更されることに伴いピッチベンド時のピッチ変化幅を調整してもよい。

0034

音源回路16は、例えば演奏操作子2により与えられる発音指示信号に応答して、音色設定部84により設定された音色を有する音響信号を生成する。また、音源回路16は、自動伴奏機能の実行時に、処理部85により取得された伴奏データおよびコードに基づいて伴奏用の音響信号を生成する。

0035

(3)音色設定処理
図4および図5は音色設定制御部8により行われる音色設定処理を示すフローチャートである。図6は音色設定処理により設定される音色の例を示す図である。図4および図5の音色設定処理は、図1のCPU11がROM10または記憶装置13に記憶された音色設定プログラムを実行することにより行われる。

0036

まず、音色設定部84は、使用者による設定操作子4の操作に基づいて音色が指示されたか否かを判定する(ステップS1)。音色が指示されない場合、音色設定部84はステップS3に進む。この場合、現時点の音色の設定が維持される。なお、初期時点において、使用者が音色を指示しない場合、既定の音色の設定が維持される。一方、ステップS1で音色が指示された場合、音色設定部84は、指示された音色を設定する(ステップS2)。

0037

次に、処理部85は、機能選択部81により練習機能が選択されたか否かを判定する(ステップS3)。練習機能が選択されない場合、処理部85はステップS6に進む。練習機能が選択された場合、処理部85は、自動伴奏機能を不実行にするとともに(ステップS4)、練習機能を実行する(ステップS5)。

0038

次に、処理部85は、使用者による設定操作子4の操作に基づいて練習用の楽曲が選択されたか否かを判定する(ステップS6)。楽曲が選択されない場合、処理部85はステップS9に進む。楽曲が選択された場合、処理部85は、記憶装置13から選択された楽曲を示す楽曲データを取得する(ステップS7)。音色設定部84は、処理部85により取得された楽曲データの音色指定情報に基づいて音色を設定する(ステップS8)。

0039

次に、処理部85は、使用者による設定操作子4の操作に基づいて自動伴奏データが選択されたか否かを判定する(ステップS9)。自動伴奏データが選択されない場合、処理部85はステップS13に進む。自動伴奏データが選択された場合、処理部85は、記憶装置13から選択された自動伴奏データを取得する(ステップS10)。また、処理部85は、練習機能を不実行にするとともに(ステップS11)、自動伴奏機能を実行する(ステップS12)。

0040

次に、音色設定部84は、使用者により設定操作子4が操作されたか否かを判定する(ステップS13)。設定操作子4が操作された場合、音色設定部84は、自動伴奏機能が実行中であるか否かを判定する(ステップS14)。自動伴奏機能が実行中である場合、音色設定部84は、自動伴奏機能に対応して音色取得部83により取得された第3の代表音色を設定する(ステップS15)。本実施の形態では、図6に示すように、第3の代表音色として伴奏スタイルのカテゴリに対応する音色カテゴリの第1番目の音色(例えば「ウード音色」)が設定される。

0041

自動伴奏機能が実行中でない場合、音色設定部84は、練習機能が実行中であるか否かを判定する(ステップS16)。練習機能が実行中である場合、音色設定部84は、練習機能に対応して音色取得部83により取得された第3の代表音色を設定する(ステップS17)。本実施の形態では、図6に示すように、第3の代表音色として例えば「ピアノ音色」)が設定される。

0042

練習機能が実行中でない場合、音色設定部84は、第1の代表音色が設定されているか否かを判定する(ステップS18)。第1の代表音色が設定されていない場合、音色設定部84は、音色切替部82により第1の代表音色を設定する(ステップS19)。本実施の形態では、図6に示すように、第1の代表音色として音色カテゴリ「オリエンタル」の第1番目の音色(例えば「ウード音色」)が設定される。第1の代表音色が設定されている場合、音色設定部84は、音色切替部82により第2の代表音色を設定する(ステップS20)。本実施の形態では、図6に示すように、第2の代表音色として「ピアノ音色」が設定される。

0043

ステップS13で設定操作子4が操作されない場合、またはステップS15,S17,S19,S20のいずれかが実行された後、処理部85は、他の操作が受け付けられたか否かを判定する(ステップS21)。他の操作は、演奏、音量の調整、楽曲データの取得または録音等のための種々の操作を含む。操作が受け付けられた場合、処理部85は、操作に対応する処理を実行する(ステップS22)。ステップS21で操作が受け付けられない場合、またはステップS22が実行された後、処理部85はステップS1に戻る。

0044

(4)効果
本実施の形態に係る電子音響装置1においては、使用者は、特定機能の不実行時に、設定操作子4を操作するごとに設定される音色を第1の代表音色と第2の代表音色とで交互に切り替えることができる。これにより、使用者は、電子音響装置1の使用状態に応じて第1および第2の代表音色のうちより適切な音色を判断し、設定することができる。一方で、特定機能の実行時には当該特定機能に対応する第3の代表音色が設定されるので、使用者は煩雑な操作を行う必要がない。これらの結果、より適切な音色を簡単な操作で設定することができる。

0045

(5)他の実施の形態
(a)上記実施の形態において、電子音響装置1において実行される特定機能は練習機能および自動伴奏機能を含むが、本発明はこれに限定されない。特定機能は、これらの機能に加えて、またはこれらの機能に代えて他の機能を含んでもよい。他の機能は、例えば、自動設定機能またはアルペジオ機能を含んでもよい。

0046

自動設定機能は、演奏曲の種類に応じてそれぞれ定められた音色を第3の代表音色として設定する機能である。アルペジオ機能は、演奏操作子2の操作に基づいて分散和音を発生させる機能である。自動設定機能の実行時には、設定操作子4が操作されるごとに各音色カテゴリの第1番目の音色が第3の代表音色として順次設定されてもよい。

0047

また、複数の特定機能が同時に実行可能であってもよい。例えば、練習機能と自動設定機能とが同時に実行される場合、演奏曲により定められる番数の「ピアノ音色」が第3の代表音色として設定されてもよい。あるいは、自動伴奏機能と自動設定機能とが同時に実行される場合、第3の代表音色は、伴奏スタイルのカテゴリに対応する音色カテゴリに属しかつ演奏曲により定められる番数の音色が第3の代表音色として設定されてもよい。

0048

(b)上記実施の形態において、特定機能の実行時に設定操作子4が操作されることに応じて第3の代表音色が設定されるが、本発明はこれに限定されない。設定操作子4が操作されない場合でも、特定機能が実行されることに応じて第3の代表音色が設定されてもよい。

0049

(c)上記実施の形態では、図2の音色設定制御部8がCPU11等のハードウエアおよび音色設定プログラム等のソフトウエアにより実現されるが、音色設定制御部8の各構成要素が電子回路等のハードウエアにより実現されてもよい。

0050

(6)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることができる。

0051

上記実施の形態では、音色設定部84が音色設定手段の例であり、音源回路16が生成手段の例である。

0052

1…電子音響装置,2…演奏操作子,3,5…検出回路,4…設定操作子,6…ディスプレイ,7…表示回路,8…音色設定制御部,9…RAM,10…ROM,11…CPU,12…タイマ,13…記憶装置,14…通信I/F,15…外部記憶装置,16…音源回路,17…サウンドシステム,18…バス,81…機能選択部,82…音色切替部,83…音色取得部,84…音色設定部,85…処理部

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